2015-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20150717111517

銀英伝の門閥貴族も割とそのレベルで描かれてたよ。

よく考えずに突撃するのは、やられ役の宿命みたいなもんよ。

っつーか、多分あれ、帝国戦略は、最初から短期決戦だったんだと思う。

門が開くまで向こう側の様子が判らないから、少ない兵力を投入するってのは「相手が弱い事を前提にした作戦」で、はっきり言って愚策

先に偵察部隊を送り込めれば、そりゃその方が良かっただろうけど、見て分かる通り、門はかなりデカくて目立つので、

こっそり偵察とか送り込む時間をかけたら相手側が普通に気づいて対応してしまうと考えたのだろう。

かといって大戦力を長期間アルヌスに貼りつけにしたら、後方が脅かされかねないと警戒していたのは、後の属国軍への対応を見れば明らかだったから、

必然的に「相手が弱い事を期待して普通規模の軍を送り込んで長期戦」か「できるだけ戦力を集中させて短期決戦」しか選択肢が無い。

多分、帝国が取った戦略はこんな感じだと思う。

1:動員できる最大規模の兵力をアルヌスに集結

2:基本作戦は奇襲と短期決戦として、門が開くなりの第一撃に相当数の戦力を突っ込む。

3:初期に相手を混乱させて捕虜を捕まえたりする事に成功したが、手痛い反撃も受けたので、動かせる兵力を全力で門に投入して勝負に出る。


そこまでは戦術的に特に間違ってもいないだろ。

「相手方の戦力を見積もる期間が物理的に存在しない」んだから

その結果、相手が全力攻撃でも勝てないくらい強かったら目も当てられない事になるわけだけど。

それに加えて、帝国にせよ自衛隊にせよ、「逃げるにはあの狭い門を通らなければならない」という縛りがあるので、損害が拡大した面もあるのだろう。

多分自衛隊は相手の補給線をぶった切るためにも、途中で門の周辺を掌握したはずで、

そうなると帝国軍は逃げる事もできないんだよね。

まり、通常の戦闘で滅多に起こらない「一兵残らず全滅」という状況に近かったから、帝国は全軍の6割を失う結果になったのだろう。

と推測。

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