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2021-09-21

農業自動化の行き着く先はどこか?

●過剰生産で需給バランスが崩れ豊作貧乏

作ればいいというものじゃない。買って食べてもらわないと意味がない。

今は、生産と消費と災害補助金高齢化による離農と参入、規模拡大がある意味よくバランスされていると思う。

ただちょっとした揺らぎでどこでどう転ぶか分からないので、とても不安ではあるが、

そのリスクを打ち消してくれるのが農業収入保険という制度。もはやこれは社会保険一種だとも思う。

ただその効果は3年程度だ。過去5年の売上を平均して収入補填をする仕組みなので、

3年目で立て直せないと廃業まっしぐらだろう。

●消費拡大を唱えるが、輸出はできない

長期的に消費は落ちていく。

今のところ、輸出で成功しているのは高級果物と肉と加工品(日本酒など)だと思う。それ以外はムリ。

そこには色々な事情があり、個別農家ではどうしようもない。一例をあげる。

コメ

国際価格が安すぎて話にならない。円換算で42円/kgだ。

1俵2500円、安い安いと騒がれている今年のJA仮渡金(販売額みたいなもの)の一番安い地域の1/3だ。

もし輸出前提で作るコメ補助金がつくのであれば、その大義国防だと思う。つまり過剰生産しても国民食糧を守るということ。

そもそもコメ生産国は、自国消費分を作っているのがほとんどであって、生産量に比して輸出量が少ない。

基本的にはほとんどの国が国内消費を前提としている。例外的生産超過しているのがタイインド

中国は現時点ではコメ生産力不足で輸入超過状態しかリン鉱石産出量世界一という農業上の最大のアドバンテージがあるので今後は未知数。

肥料について、すでに中国に首根っこを掴まれている状態のようだ。

野菜

日本には野菜を長期保管するように加工できる施設が十分にない。

なぜなら、日本国土が狭く生鮮品が生鮮のうちに目的地に着くため、加工施設必要ない。

アメリカと違って、ほうれん草缶詰にする必要はない。

その他冷凍長期保存技術の普及状態などは、おそらく勝ち目がない(たぶん)

投資をしたところで、ほとんど輸出前提の場合のみに使える技術となるので、元から加工が必要な国と比べると分が悪いだろう。

すまないが、これは想像も入っているので、気になる人はファクトチェックをお願いしたい。

●最終的なボトルネック人間である

全ての工程自動化することは不可能だ。必ずボトルネック存在し、そこには人間がいる。

農業は種籾を入れたらコメになるような機械存在するわけではないし、

この例えですら「種籾を入れる」というボトルネックになりうる工程存在する。

(#追記:籾を入れてコメにする機械存在し、それを精米機というが、ここでは主題から外れるのは理解してもらえるだろう)

自動化をすすめるというのは「どこまでコストをかけてボトルネックを解消するか」という問題に半分は置き換えられる。

もう半分の問題人間疲労だ。

残念ながら、機械が高度になればなるほど、人間作業環境過酷になっていくのではないだろうか。

例えば田植え機を自動化できたとして、今の速度の2倍の速さで作業ができるようになったとしよう。

田植え期間は限られるので、機械の性能向上と達成可能な規模拡大の最大値はイコールになるだろう)

しか田植え機を動かすには、苗の補給必要だ。

苗の補給はというかコメ栽培で最も重労働ものの一つ、田植え作業の半分は苗運びと言っても過言ではない。

さて、この前提で能力2倍の機械を導入して達成される成果は

・2倍の作業者を投入して2倍の面積をこなす田植え機をボトルネックになる)

作業者数を同じとして規模を1.33倍にする(苗運びがボトルネックになる)

である高齢化人不足の業界で前者が容易ではないのは想像つくだろうし、

後者機械に乗る時間が規模拡大前の0.67倍になるが苗運びの時間は1.33倍になっている。

多分体がもたない上に2倍のはずの機械能力が発揮されている気がしない。

これでは規模を拡大しない方が正解な気がする。

余談だけど、ヤンマー提唱した密苗は、この業界では珍しく苗運びの負担減までを考えた優れたパッケージだと思う。徒長やすいという問題は残ったが。

●最終的に農業自動化が行き着くところはどこだろうか

僕の予想は

機械化はもう少し進むけど自動化は止まる。結局は人間がやる方が応用がきく。AIの出る幕は全然ない。

・分業が少し進み、プロ農家仕事野菜・作物を作ることにフォーカスされていく。イメージとしては酒蔵の杜氏が近いと思う。

セミプロ農家としての収穫家(とでも言うべきか、収穫調整に特化した人、今はパートのおばちゃん担当)の登場

野菜農家は農作業者(正規雇用)1名あたり700万円程度の売上で4人程度で1経営体あたり年商3000万円程度(北海道を除く)

コメ農家は1経営体あたり15-30ha程度、農作業者(正規雇用)が1-2名程度

多分、このくらいがそこそこ機械投資もできて利益も上がる、最も競争力が上がる領域ではないだろうか。

そこから上は、規模拡大だけならハイリスクローリターンの領域なので、

踏み込むのは地域を守るなどの義務感とか、別の大義必要だ。

突き出るためには、余程の工夫を凝らすか、余程良いビジネスモデルを構築できたものだけだろう。

・きちんと対策を打っていかないと、セミプロ農家低賃金化していく。

需要があれば規模拡大を狙う農家は出る。田んぼ一枚増えたところで限界費用は低い。それゆえ食糧不足にはならない。

生産性の低い圃場は耕作放棄となる。

・60歳あたりで参入してくる人は相変わらずいて、80くらいになれば誰でも限界が来る。農業従事者の高齢化は高止まりしたまま動かず70歳あたりを維持する

も付け加えておく。

大規模ガチ農家ではなく、中規模ガチくらいがちょうどいいのだろう。

anond:20210921082503

はてなーがヤバすぎて辛い

[B! 教育] 「母はこの問題の意味を理解できませんでした…」小学3年生の子どもが解けなかった算数の問題は大人でも回答に詰まってしまう - Togetter より引用

daitokai1980 「もとにする数」は授業で踏まえたあとの宿題だろうからなんとも。ほんと「自分がわからなければ相手無能」扱いの空気蔓延はどうにかならないか

2021/09/21 リンク yellow262yellow

youichirou 問題自体の是非はさておき、こういう問題は授業でやってるはずだから、答えられないのはその授業を受けていないか(大人)、ちゃんと聞いてなかった(子供)からだよね。

2021/09/21 リンク yellow131yellow

mobanama 確かに問題文はわかりづらいが、そもそも授業で説明したものではないのか?意味を考えればその答えになるだろうし。 教育

タイトルと本文の画像だけ斜め読みしてるアホの多さが分かるねえ。

元のツイート主が

聖さん@LPデザイナー @hijiridesign

①100000

②100

ちなみに、問題意味理解できずこの問題を解けた子はほとんど居なかったそうです😅

と言ってるんだから「授業で教えていたはず」「答えられない奴がバカ」は当てはまらないよね。

漠然とこの辺が答えかな~~ってのは見えるんだけど「これが答えだ!」って確証をこの問題からつのは無理かな。

これで「答えは一意に決まる(難しい概念からからない人はググって勉強してね)」と言い切っちゃう人こそがヤバいよ。

もしもこの問題に対して「テストって答えが一意に決まる必要があるんですか?」とか言い出しちゃうならそれもヤバイよ。

もし上の文に「答えが一意に定まらないテストはある。たとえば美術試験なんかは~~~」とか言い出すなら超ヤバイよ。

算数テスト、それもこのレベル簡単計算公式確認テストであるなら答えは一意に定まるべきだよ。

この問題だけ例外的に回答のストライクゾーンを広く取るのならば「この問題の答えは多少曖昧でも許されます」と例外規定を書くべきだね。

少なくとも相手小学3年生という時期であり、「テストで間違いを書くとさらし者にされかねないから恥ずかしいよぉ(T_T)もういっそ白紙にしよ(T_T)」と考えちゃいがちなナイーブな時期であることも考えるとね。

ああだこうだ言ったけど結局の所はてなーって「本文もロクに読まずに脊髄反射相手に殴りかかって論破して調子に乗りたい」ってだけなんでしょ?

普通じゃないよね。

普通の日本人は「相手批判するなら、自分の側が間違っている可能性を考慮してもう一度じっくり相手意見を隅々まで確認する」よね?

それが出来ない奴らの多さがトップコメントに溢れているね。

いや凄いよ。

馬鹿で」「凶暴で」「頭が悪くて」「攻撃性が高く」「間抜けで」「暴力的な」メクラの集まりだったんだねええ

anond:20210921185253

基本的にはヤクザ反社会的勢力という特別例外的な「非清廉」のレッテルを貼られた存在から

それと比べたらそれ以外は実質清廉潔白みたいなものでもええんやないの

これが「マナーが悪い人」程度の話だったらわかるけど、ヤクザがどれだけ例外的存在かを踏まえるとなあ

2021-09-19

anond:20210919141407

生物ってのは、昔から筒状になってると相場がきまってちる。

ナマコとかミミズみたいに、口から肛門までの栄養が通過する筒。

哺乳類みたいな高度とされる生き物は、筒に脳や手足がくっついたり、筒が中でグネグネに曲がって臓器の形になってたりするわけだが、根本的にはやはり肉でできた筒だ。

筒だから入り口と出口がある。

そして出るものはだいたい出口から出る。

精液もうんこも卵も。

だって入り口から出すより楽だろ。

 

マンコと肛門が分割してんのはどちらかといえば例外的措置だと言える。

だがやはり、位置は隣接してないといけなかった。楽するために。

具体的には子供出すためにキバ筋肉ウンコだすためにキバ筋肉は同じの方がよかった。

 

まあだいたいそういうわけだ。

2021-09-16

anond:20210916190636

こういう例外的成功例を雄弁に語る奴の存在

ガチャによる格差是正の足かせになってるのが分からないんだなあ

あなたにずっと寄り添ってくれる人間がいることはすでに人生において恵まれているってことに気づかないと

それも運なんだよ?

2021-09-13

anond:20210911011552

言葉は足りないけど言いたいことは今までバズった言説や、フェミの言い分から読み取れるだろ。

>女がエロい格好をして練り歩き【それに性的視線を向けたら】エロい女が愛している男以外、男の腕や足が粉々になる

てことだろうが~~~

いきなりわからないふりすんなよ…。

思ってしまうのはOK

じろじろ見るのはNG

勃起、ひやかす、からかう、などはもってのほか

※ただし、本人が性的にみられたいと願ってることが明確な関係や、許される信頼があれば例外的に可(友人の立場から「きみの恋人幸せだね」というイイネ的反応等)

っていう常識、ごく普通に生きてればわかるだろう。

言葉が足りない相手嘲笑してスッとしたいのならまだわかるけど

マジでわかんないっていうなら、だから恋人友達もいないんだね……ってかんじ。

持ってる知識相手の願望加味して適度に推測しろよ……

2021-09-12

https://twitter.com/osaka_seventeen/status/1436740874730237960

単に、良く知らない&自分の財布にはあまり影響しない話なので関心が低いだけなんですが、

インボイス制度って、消費者としてはあまり関係がなくて、事業者政府関係があるのかな。だから会社経営者とかフリーランスかにとっては利益が減る。ただ会社経営者フリーランスも、同時に何らかの消費者であるのだけども。

消費者目線では、「支払うお金は変わらないが政府の税収が増える」という意味では間接的に国民全体が利益を得るという見方もできるけども、昨今の政治不信からするとその期待値は低いけども。あと「消費税として取られていたのに実は一部は国に渡ってないとか、おかしいじゃん。訴訟」という主張もまた正論だと思う。ていうか実際このツイートを見るまで「益税」の概念を知らんかった(サラリーマン人間なので)。

よくわからないんけど、収入が減るんなら単純に自分商品の料金相場を高くすればいいんじゃないですか?業界ごとに益税による利益はどのくらい差があるのかとか、わからないけど。もちろん差はあるのでしょうけど。

あと、単に消費税本来の納め方をされていない分の利益お目こぼし例外的イレギュラー収入依存していること自体に無理があるのではないでしょうか・・・自己責任論者ではないんですが。

たとえばサラリーマンであっても「残業しまくって残業代が入ってこないと成り立たない生活をしている」ケースなんかも、けっこう無理がある生活ですよね。現に時代の流れ的に残業禁止が厳しくなってきているので、以前みたいにバカみたいに派手に残業代をもらうようなことがやりづらくなって行きますカラ残業とかも難しくなるでしょうね。

あとは国に対して申し立てるとするなら、別の税制見直して減税することで収支のバランスをとるとかでしょうか。

そもそも、この経済状況で消費税を上げた(中止や延期をしなかった)こと自体狂気だと思うんですが・・・別の話ですが。

あとフリーランス救済になるようなちょっとした制度改革ありましたよね、何だっけ。忘れたけどなんかあった。労働時間に関するものだったかバランスは取ろうとしてるんじゃないんですかね国も。

自分はこの件についてあまりわかってないだけであって、話せばわかる人間なので、説明してもらえれば納得する人間なのでその辺よろしくお願いします。

益税が減った分を商品価格に転嫁しまーす。という業界商品がもしあるとするなら、それは消費者にも関わってくる話ではある。

サラリーマンだが副業をしてるとか、それこそ収益化しているYouTuberなんかだと影響ありそうな話ではある。

2021-09-09

ブルマー地帯ハンガリー代替としての野外レオタード

序文

ポーランドではブルマーを何と呼んでいたか調査が難航したため、僕は気分転換のためハンガリーについて調べた。そこで、思いがけない事実を見つけた。どうやらハンガリーではブルマーでは少数派で、レオタードが中心であったらしい。しかも、学校によっては今でも使われている形跡があるのだ。以下、ハンガリーレオタード事情について概説する。

ハンガリーの体育とレオタード歴史

Így tornázott a nagyi meg a dédi: az iskolai testnevelés története képekben - Dívány

ハンガリーでは、体育の授業は内務相や文化相を務めたKuno von Klebelsbergの時代に導入された。ウィキペディアによれば、彼は地方小学校を作り、大学近代化し、ハンガリー文化海外に紹介する機関を創設した。その一方で、彼はハンガリー至上主義者であり、かつてのハプスブルク帝国内の少数民族に対してその優位性を主張していた。また、トリアノン条約によるやブルジョア共産主義革命などの原因として、ユダヤ人非難していた。

さて、当時の体操着を見てみよう。男子制服は、写真を見ると白いシャツに短パンそれからおそらく革の靴であった。女子は、次のページを見る限り1930年代では、膝の上まであるワンピースタイプ運動着であった。初期のレオタードである

それ以降の写真を見ていると、女子は短パンになっていくように見える。

だが、次のサイトを見ると、30年間から40年前はレオタード使用されていた、と書かれている。2018年記事から1979年から1989年に該当する。

Ilyen volt a tornaóra régen! | nlc

男子ポーランドのようにノースリーブに短パンなのに対し、女子靴下ナイロン製のレオタードだった。また、お尻にゴムの跡がついて苦痛だった、男子がうらやましかった、とも書いてある。

この下の記事によれば色は青か黒、赤はめったになかった。また、素材のせいか汗をかくとべたついて嫌だったそうだ。

Ebben tornáztunk 30 éve! | nlc

学校のものかどうかはわからないが、60年代レオタードこちらで見つけることができた。

Terror Háza Fotó

以下は70年代レオタード

Május elseje régen – IV. | elekfoto

Tornaóra – 1976. – Szegvár Online

学校の外でのレオタード

ところで、次のページを見ていただきたい。

szeged.hu - Lányok, asszonyok a Tisza-parton és konflisban

こちらでは、レオタード姿の女子が外でジョギングしている写真がある。1981年のことであるレオタードが室内着だと思っていた自分は面食らった。よく、ブルマーで校外を走らされるマラソン大会苦痛だった、という女性の声をしばしば聞く。ましてや、より体型の出るレオタードというのは、率直なところ驚いてしまった。

現に、当時の苦痛を訴えるブログがヒットした。

Jobb nő - lesz - Faluság(短パン写真もあるが、おそらく例外的ものだろう)

身体を伸ばすバレエならともかく、高校の体育で伸縮性のあるレオタード不要ではないかしかも、それで市街地を走らなければならないとは。ブログの主はそう口にしつつ、じろじろ見られることを苦痛理由として挙げている。まったく、その通りだ。どうしてこんなことがまかり通っていたのかという疑問が浮かぶが、ブルマーが30年も通用していた国の人間が言えた義理ではない。繰り返すが、露出度の多い衣装強制には反対する。

しかし、だ。現在グーグルで「iskola testnevelés」(学校 体育)と検索すると、レオタード姿の女子が少しだけヒットするのである2010年代前半の記事が多い)。これが私立なのか公立なのかはわからない。おそらく例外だとは思う。上記レオタードとは色も違う。ほとんどが日本と同じようなシャツに短パンだ。だが、ハンガリージェンダー意識は、日本よりも保守的である可能性がある。

まとめ

今後の展望

気が向いたら、他の国の事情について調べる。

また、映画の中でブルマレオタードがどう表現されてきたか、についても調べたい。しかし、先日「フランス映画 ブルマー」と検索したら、なぜかフランス書院のページしか引っかからず、ずっこけた。

また、それとは別に20世紀の体育の授業を見ると、まるで軍事教練のように男子上半身裸の例が多い。このあたりの規範についても時間があればまとめたい。

それと、ウィキディア制服のページを見ると、日本統治下の台湾で、提灯ブルマーモンペ採用されているのが見えた。もしこれが提灯ブルマーならば、なぜ台湾韓国ではショーツブルマーにならなかったのか。最初からパンだったのならともかく、疑問である

School uniform - Wikipedia

服飾史、まったく沼が深くて驚いている。

anond:20210908170210

逆じゃん

日本平和になって大した事件も起きなくなったから、例外的外国でいつも起きてる程度の殺人事件が起きた程度の事でもマスコミ国民が大騒ぎする

2021-09-08

anond:20210908204547

好かれるとストーカーされるとか思うからできるだけよそよそしくしようとするのが女。

例外的な超イケメンだと女のほうから声をかけるけどそういうのはホント例外的

anond:20210908185819

わざわざ読みやすくしたんだから嘘っぽさも直したら?

完全に自称KKOと同じ感じなんだよなぁ

増田生活保護申請見て出したって設定で増田書いてたけどな

▼お礼と結果 (anond:20210817051552)

 

A:精神的充実を得られていないと感じている人

増田複数いる自称KKOは『A』

どれも一定以上の学問をおさめていて(使ってる言葉、作文のお作法)

いよいよとなったら公的手続き可能ラインの知能・解決能力は有してる

ネタでなくマジでけが必要なら病院カウンセリングを利用するべきだと思うし

(ネタでないのなら)おそらく既に利用してると思う

  

B:知的に困難を抱えていて問題解決能力が無い。虐待が原因で問題解決能力が無い。病気・外傷が原因で問題解決能力が無い。

理解ある彼くんとか求めちゃったり、殊更生理アピール・女大変アピールしたりするのは『B』だと思ってる

例外的にある程度の学問をおさめていて外資出版社に勤めていようが突如崩壊して

可哀想・怒ってるアピールのためだけに自分の子ども諸共死ぬことができる

アタシに寄り添ってくれない世界が悪い

anond:20210908093707

自衛隊クラスターでは135人中誰もワクチンしてないそうだしな

国民には接種推奨しているワクチン自衛隊は一部の例外的な人以外接種してない

2021-09-07

財務省と戦える(引き分けできる)のは自民党だけ

緊縮と増税財務省方針でどんな政党政権を取ってもこれを変えることはできない。

しかし、新型コロナという緊急事態なので、例外的財政出動が許されている。

コロナ終息後は、その分も含めて大緊縮・大増税になることは財務省の決定事項である

これに対抗するため、自民党コロナ収束させないという切り札を使った。

こんなことは他の政党にはとてもできない。

コロナ収束させたり、政権交代が起こると、大緊縮・大増税から大不況になることは間違いない。

(ただし、大不況株価が下がるという意味ではない)

2021-09-06

ブクマカダブスタ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/dailyportalz.jp/p/info/20210906.html

普段酒飲みがなにかやらかすと堰を切ったように酒はドラッグ依存性も高いし事故も多発する!みたいなコメントが溢れ、スターも集中するのに

なんで自家醸造については旧態依然のクソ法律!酒の食文化を守れ!自由自家醸造させろ!ってコメントで盛り上がってるの?

梅酒自体、これまでの慣習を踏まえて免許なしでも自宅での消費に限り醸造例外的に認めるという、どちらかというと食文化を守る側のルールなのだが、それについてはどう考えてるの?

2021-09-04

anond:20210903201547

リベラルがどうとかオタクがどうとか関係ないんよ。法なんやから。決まっとんのよ。表現の自由は21条に定められとって、リベラルがどう思うかなんて関係ない。

・国や自治体行政)が個人表現内容を審査して一般的網羅的に発表の禁止をすることは絶対ダメ

表現行為がなされる前に、公権力行政だけじゃなくて司法も)が表現内容を事前に審査し、表現行為禁止するのもごく例外的場合を除いてダメ

・その他、権力表現規制する場合は、表現内容に着目して規制するのか、それとも表現方法に着目して規制するのかで許される度合いが変わる。前者は許されにくい

表現内容に着目して規制する場合でも、内容が政治的主張なのか、それとも営利目的なのかで許される度合いが変わる。前者は許されにくい

と、決まっとるやん。判例批判もあるけど。

個人を含む私人他人表現の自由侵害うるかどうかも決まっとるよ。

規制しようとする私人公序良俗に反したり、不法行為になるような規制しとるなら、憲法違反

大企業みたいにもはや公権力に近いような力を持ってる者がいち個人侵害するような場合不法行為とかじゃなくてもアカンやろ、という批判が強いけど。

から誰か個人が「これこれの表現を表に出すなボケが」「行政ポスターに使うなボケが」「お前の表現不快なんじゃボケが」という表現表現の自由範疇で当然許される。法ですよ。

行政に対して「ヘイトスピーチわいせつ表現規制せよ」と意見を言うのも当然表現の自由範囲内で最大限尊重される

行政が実際にヘイトスピーチわいせつ表現規制する場合に限って、それがどの程度なら上述の憲法の縛りに引っかからいか問題になる。

何派とか、単に知識ないだけやん?

2021-09-02

憲法に詳しい俺がお前らバカに教えてやる【追記

何故か私人間のトラブル憲法上の権利を持ち出すアホが沢山いるけど、そもそも憲法が想定しているのは国家個人関係であって、個人個人はメインでは無いんですよね(例外について下記で詳述する。)。

憲法国家権力抑制するための物なんですよ。

から表現の自由を持ち出すとすれば、国や地方自治体個人表現を制約したという場面が基本。

あいつが自分表現文句を言った!これは憲法上認められている表現の自由の制約だ!というのは基本的に誤り。

表現に対しては反論をすることが出来る。

これが対抗言論の法理。

文句を言ってきたならそれに対して更に文句を言う。

それを繰り返せば最終的に真理に至るはずというのが思想の自由市場論。

国がその表現を辞めろ、辞めなければ逮捕すると言えば個人は対抗出来ない。

それを防ぐのが憲法だ。

例外的に私人間で憲法問題になるのは、巨大企業個人のような覆しようがない力を持った者と個人との争いの場面。

以上、増田憲法授業でした。

質問は受け付けます

追記

間接適用説について触れている方はある程度の知識があると思います

間接適用説というのは憲法私法一般規定(抽象的な規定)に読み込むことで、憲法を間接的に私人適用するという説です。

ただ、近年は何でもかんでも間接適用をすべきでないと言われていて、これまで間接適用説についての判例だと言われていた物もそうでは無いのではと言われつつあります

これに対して、間接適用説側から過去判例を再検討して、間接適用をするフェーズ限定的に解する説というのが有力になりつつあります

そもそも裏技的な間接適用を広範囲に認めるのは良くないのでは?という発想ですね。

そのため現在の間接適用説はとどのつまり適用説とあまり変わらないのでは無いかと言われています

あと憲法私人に直接適用するのを当初から想定した規定があるのは単純に書き忘れていました(奴隷拘束の禁止とか労働基本権とか。)。

お詫びして訂正いたします。

2021-09-01

zeromoon0とリア友になって俺の書いた増田だけ特別扱いで「増田タグ」つけないようにしてもらいたい

するとネット民は何万件も例外なく増田には増田タグをつけてきたzeromoonに突如起こった例外的行動とその対象である俺に対して物珍しい目で見てくることだろう

そういう目で見られてると思うと自尊心が満たされるだから俺はゼロムーンちゃん友達になりたいまあ友達というよりは利用するだけなんだけどw

2021-08-28

anond:20210828170320

血がつながってない子供が可愛くないなんて性犯罪者無関係でも普通そうじゃん

甥っ子が可愛くてどうとか言うのが幻想というか一部例外的な人だけだろ

2021-08-22

anond:20210822095522

島田珠代さんの例の相席食堂のやつは何回も見てる。

自分お笑いを何回も見るのってどうなん?って感覚はあるけれど

上記のやつだけは例外的に何度も見てる。

2021-08-21

アウシュヴィッツプールと『パサジェルカ』

ホロコーストは嘘」って主張自体が嘘である、と言うことは日本ではあまり知られていない。せいぜいが「ホロコースト否定してはいけない」程度の認識であるようだ。私ほどの物好きでもない限り、そのファクトチェックを行うという面倒なことをする人は滅多にいないから仕方ない。欧米否認論の本場なので、否認論に対抗する人もそれなりにいて「ホロコーストは嘘」自体が嘘であることはそこそこは知られているようであるTwitterなどで状況が意外と簡単にわかる。

 

だが「嘘」と言っても、その実態はややこしい。そのほとんどは事実を用いた印象操作のようなものであり、細かな具体的主張それ自体が嘘そのものであることは少ないかである。いわばホロコースト否定論はその主張をする人が意図的無自覚であるかは別として「詐術」なのであるしかし、あなたの知性が正しく働いているのならその詐術に騙されることはない。例をあげよう。

 

アウシュヴィッツプール

アウシュヴィッツには遊泳プール存在し、親衛隊員や囚人水球で楽しく遊んでいたという事実まで存在する。アウシュヴィッツ収容所地獄のような過酷収容所ではなかったのか?」というものである。後段の疑惑はともかく、これは事実であり、確かにアウシュヴィッツには遊泳プール存在し、元囚人の手記によると親衛隊囚人水球などで楽しんでいたようである

 

先に結論を言うと、遊泳プールがあったからと言って、アウシュヴィッツ収容所地獄のような過酷収容所であった事実は変わらない。登録囚人限定しても(登録されずに殺されたユダヤ人が圧倒的に多いが)、毎月数千人単位で死者が出る収容所だったのである。だけど、そう説明されたところで、遊泳プール存在は思っていたアウシュヴィッツイメージ全然違い、かなり違和感があると思う人もいると思う。実は肝心なことは「思っていたアウシュヴィッツ収容所イメージ」なのである。そしてこのプールの話は、実際、相当色々とよく知っていないと納得しづらい人もいて当然だと私も思う。

 

まりに何もかもをここで説明するのは無理なので、アウシュビッツ収容所のみに限定して簡単解説する。アウシュヴィッツ収容所ポーランドにあり、1940年5月ごろから実質的スタートした強制収容所である最初は、ユダヤ人のためではなく、政治犯主体として収容するための強制収容所であり、ドイツ人ポーランド人などが収容されていた。翌年1941年6月を過ぎると独ソ戦によって発生した赤軍捕虜が大量に収容されるようになっていく。が、この赤軍捕虜に対する扱いはあまりにも非道であり、特に政治将校はその大半が銃殺刑で処分された。いわゆる国際法ガン無視のコミッサール司令である。また、アウシュヴィッツで行われた最初ガス室での殺害犠牲者はこのソ連捕虜だった。そして、元のアウシュヴィッツ強制収容所からキロ離れたところにあるビルケナウ捕虜収容所建設が始まると、そのソ連捕虜建設労働に駆り出され、一万人くらいいたはずのソ連捕虜の大半は一年も経たずに大半が過労・餓死などで死んでしまったのである

 

ユダヤ人については、当初からユダヤ人も含めて政治犯として収容はされていたものの、囚人登録もせず収容もしないで収容所到着時にそのままガス室送りにしてしまう、いわゆる「ユダヤ人絶滅」がアウシュヴィッツで始まるのは1942年3月からであり、ビルケナウの敷地外にある農家を改造したガス室(ブンカーと呼ばれる)で最初一年くらいは実施されており、1943年3月にクレマトリウムと呼ばれる火葬場が完成すると、その後はビルケナウのクレマトリウムで行われるようになっていく。アウシュヴィッツの基幹収容所ガス室は併設された火葬場の火葬能力が低いこともあり、実は絶滅にはほとんど使われておらず、1942年末でガス室使用を終了している。ともかく、ビルケナウ収容所でのユダヤ人ガス室での大量殺害は、ヒムラーが中止命令を出す1944年10月末ごろまで続いた。ガス室ではトータルで100万人程度虐殺されたと言われている。

 

もちろんだが、ガス室での殺害は何も囚人にさえしてもらえなかった非登録ユダヤ人だけではない。最初の選別では老人や14歳以下の子供、子持ちの女性などが労働不適格としてガス室送りにされたが(概ね到着したユダヤ人の75%、ただし選別条件に当てはまるのに例外的囚人登録された人もいた)、囚人登録されたところでその大半は3ヶ月程度で役立たずになりガス室送りになるか病棟バラック注射で殺されたりもした。こうした収容所内での「選別」は常時行われており、その選別方法親衛隊の選別の担当長が適当恣意的に選んでいるだけなのが実態だった。親衛隊員による囚人への暴行日常茶飯事であり、殴り殺すことさえ珍しくなかった。些細なことでも見せしめ的に処刑されたし、収容所内での配給食料だけに頼っていたらすぐに死んでしまうほど食料の質も劣悪だったりもした。

 

……とまぁ、これだけ酷い話を聞いていたら、「プールで遊ぶなど考えられない」と思う人がいても全く不思議ではないと思う。プール存在に対する疑念はこのアウシュヴィッツ悲惨イメージとあまりにかけ離れているから生ずるのだ。だが……。

 

遊泳プール存在アウシュヴィッツ残酷場所だったことを示す

このプール詐術に引っかかる人は、人間が斯様にも残酷になれるということを理解出来ていないのである。ここで一つ解説を加えておくと、このプール絶滅の行われていた現場であるビルケナウではなく、アウシュヴィッツ基幹収容所の方にあったが、元々の目的防火用であり、完成したのは1944年8月ごろである推定される(フランクフルトアウシュビッツ裁判証言にある)。収容所親衛隊員は、ユダヤ人囚人に命じて飛び込み台を作らせ、遊泳プールとしても使えるようにした。で、このプールを利用して遊んでいたのは親衛隊員と、上級囚人だけだったのである上級囚人とはユダヤ人でない囚人のことであり、おそらくは過酷労働をしていなかった囚人であるカポなどであろう。つまりは、大半の囚人毎日酷い目にあっているそのすぐ側で、収容所生活を存分に謳歌している人たちがいたというのが事実なのであるビルケナウの方ではサッカーでさえ楽しんでいたそうだし、有名なアウシュヴィッツオーケストラ演奏会をさせたり、囚人劇団まで作らせて劇場で公演させたりもしていた。また親衛隊員は当然として上級囚人も、ユダヤ人ら下等囚人食事量・質とも全く違ったし、親衛隊員は恣意的食品などを横流しさえしていた。さらに、ユダヤ人が持ってきた私物(「再定住させられる」と言って騙されて連れてこられているのだから、それらはユダヤ人の全財産と言っていい)を全部収容所の方で掻っ攫うのであるけれど、そこから横領しない親衛隊員などいなかったと言われるほどである(ただし横領は発覚すると厳罰処分が下される)。

 

もちろん、囚人たちの多くはそうした私腹を肥やす親衛隊員たちの行動や、プールなどを楽しんで収容所生活謳歌している姿も知っていた。だから戦後地元法廷で、少ないとはいえ裁かれた親衛隊について証言者となった元囚人たちのほとんどは、それら親衛隊被告非道ぶりを存分に告発したのである

 

「単なる印象」にあまりに弱すぎるネット否定派達。

ほんとに否定論の細かい具体的な主張ってこの手の話があまりに多い。例えば「ガス室の扉が木製だなんておかしいじゃないかアメリカ死刑ガス室は鉄製の部屋でありドアだって厳重なハンドルまでついていて非常に厳しい毒ガス管理をしているくらいだ。あんな木製の簡易な扉だったらガス漏れして外にいる人まで死んでしまうに違いないから、あれがガス室だったなんてあり得ない」ってのがある。んでこの話、たくさんの米国死刑専用ガス室写真とともに出回っている。

 

えー、青酸ガス発生用に使っていたチクロンB害虫駆除用として当時一般に広く使われており、それなりに密閉処理さえすれば「どこでも」使えた。それなりの密閉処理とは空気漏れ起こしそうなドアの隙間などにダクトテープを貼る程度のものであるアウシュヴィッツ収容所にも、殺人ガス室以外に衣服などのシラミ駆除のための専用ガス室複数存在し、現在現存しているが、それらのガス室の扉も殺人ガス室と同じ木製扉であり、気密には隙間にフェルトが貼られているだけであるチクロンB製造であるディケシュ社の文書にも別に木製扉がダメだとは書いてない。専用の頑丈な鉄製のガス室しか青酸ガスを発生させられないような害虫駆除剤だったとしたら、当時一般的に広く使われたはずがないだなんて、少し考えればわかることなのに。

 

「じゃぁ何故米国処刑ガス室あんなに頑丈そうに出来ているのか?」と聞かれたって答えは知らないが、それなりの要求仕様があるとか昔からの慣習であるとか、何か理由があるからであろう。でもそーういうことは否定派さんは全く調べない。いずれにしても、実際にチクロンは当時広く使われていたのだから米国処刑ガス室構造は、アウシュヴィッツガス室に関しては何の参考にもならないのである。どうしてそんな見た目の単なる印象に過ぎないことが、アウシュヴィッツガス室否定する理由になるのか?

 

『パサジェルカ』

今年はホロコースト映画公開が少し多いようだけど、一つとして見に行こうとは思わなかった。あんまり興味が湧かなかったからだけど、しか最近、古い映画にすごいホロコースト映画があるのを発見した。YouTube全編上がっているのだけど、惜しいのはポーランド映画であり全編ポーランド語でさっぱり言語がわからなかったりすることだ。日本でもDVDは発売されてるけど、買ってまで見ようとは思ってない。しかし何が凄いって、何気に再現度が凄い。興味がなければ何のことはないシーンだけど、ガス室にガスを投入する作業のシーンが思ってた通りの再現だった。ガス室というかクレマトリウムはすでに破壊されてなかったからわざわざセットで作ったのかと思うと尚更すごい。何気にあのチクロン投入煙突位置が正確なのも素晴らしい。未完成監督が死んでしまい、友人達で残っていた映像繋ぎ合わせただけらしいけど、唐沢寿明の『白い巨塔』よりもずっと前にアウシュビッツ収容所ロケ地に使っていた映画存在したというのも発見だった。

PASAŻERKA - POLSKI FILM PSYCHOLOGICZNY HD, WYSTĘPUJĄ: ALEKSANDRA ŚLĄSKA (SOUS-TITRES FRANÇAIS)

2021-08-17

女性育児に向いてるのは歴史証明してる

ジェンダーバイアスでもなんでもない。

例外的に」男性の方が育児が得意な夫婦もいるだろうが、あくま例外

ジェンダー平等のために女性の秀でた能力否定するのは良くない。

女性価値を下げてる。

2021-08-15

ワクチンパスポートさー

ワクチン未接種者にはサービス提供しない」

みたいに言っちゃうと、反ワク勢がブーブー言うわよね。

全員にサービス提供するけど、ワクチン未接種者だけは除外。そんな不公平があるかと。

 

から、なので、逆によ?

ワクチン接種者だけに提供される限定サービス

っていう建て付けにすればいいんじゃね?

限定ですと。デフォルトでは受けられないサービスだけど、例外的に、ワクチン接種者だけは受けられますと。

 

これである程度の批判はかわせる気がする。

まさに朝三暮四故事の通りにね。あいつら猿並みだからね。

2021-08-05

小山田圭吾いじめ問題月刊カドカワ9月号(1991年9月1日発行)の記事の一部書き起こし

クイック・ジャパン』『ロッキンオンジャパン』以外で、小山田いじめ自慢していたとされる『月刊カドカワ9月号』の掲載記事について、

メディアが偏向的な切り取りで掲載して拡散され続けているのがずっと気になっていたんだけど、

案の定これを利用して、拡散元凶となった件のブログが『 小山田圭吾がいじめを語る理由 - 孤立無援のブログ 』という記事外山恒一氏のnote記事反論している。

また変な扇動しかねないので、記事の冒頭から関連する箇所(幼少期から高校時代)までをまるっと書き起こした。

なお、カドカワ記事フリッパーズ・ギター3rdアルバム「ヘッド博士世界塔」の発売直後に刊行されたもので、

アルバム発売を受けて、音楽への姿勢を掘り下げるために幼少期から振り返させた全19頁のインタビュー記事のようだ。

月刊カドカワ9月号(1991年9月1日発行)P348〜P352

きっと、ぼくの生い立ちなんて面白くないですよ。やっぱりこういう話が載るんだったら、波乱万丈の人生を歩みたかったですよ。

幼稚園ときに、巨人土井選手の娘がいてね。土井ヨウコちゃんていう子だったんだけど、餅つき大会があって、土井選手が餅ついててかっこいいって思ったのが最初記憶ですかね(笑)土井ヨウコちゃんの顔は覚えてないんだけど、土井選手の顔は覚えてる。今でもテレビ土井選手の顔を見るたびに、餅ついてたなということを思い出しますね。

すみれ三組だった。それは年長組で、その前は忘れちゃった。ぼくはお絵かきを習ってた。シンちゃんていうちょっと知恵遅れの子がいて、クレヨンを投げまくって先生にひっぱたかれていたのを思い出すな。

普通の子だった、おとなしくもないけど。すみれ三組の隣のクラスに「ひらけポンキッキ!」に出たヤツがいて、そういうヤツの悪口を陰で言ってた。出たからって威張るんです、そいつら。ぼくらはイジケたグループで、五人ぐらいいた。女の子もいたな。まだ人間できてませんからね。学芸会普通にこなしてたな。インディアンの歌を歌うその他大勢の役をやった。

小学校は遠かったんです。同じ世田谷区だったんだけど、私立だったから。それからぼくは高校まで同じ学校に通うわけなんだけど、もうシンちゃんはいなかったんだけど、二年のときにKという知恵遅れの子が転校してくるんです。ぼくらの学校身体障害者の人が多いんだけど、特別クラスは作らないで普通に入ってくる。Kは高三まで同じクラスだった。ぼくだけじゃなく、みんなにインパクトを与えたと思う。Kとは小学校ときはわりと距離を置いて付き合ってたんだけど、高校に入ってから意外に密接な関係が出てくる。

小学校ときは成績は良かった。運動会リーダーとか、班長とか。それから、物が流行るじゃない、スーパーカー消しゴムとか怪獣消しゴム流行ったしね。そういう物のコレクトに関してはいつでも一位にならないと気が済まない男でね。それで人気を博してたからね。相撲消しゴム流行った。貴ノ花とか高見山とか。ガチャガチャでも、十円入れてガチャガチャカプセルを出すと効率悪いのね。

ちょっと遠いところに駄菓子屋があって、その店では中身がドンと箱に出してあって、自分スーパーカー消しゴムを選べる。友達とその店を発見して、他の友達には言わないで、自分らだけでコレクトして・・・ジャーン!!(笑)

小学校ときって、足の早い人とか人気があるじゃない。そういうタイプじゃなかったから、物で誤魔化したり、人気のあるヤツの足ひっぱったりとか。陰で悪口言ったり、変な噂流したり。こすいヤツだったな(笑)。だからすごく嫌われたりすることもあったな。いちばんショックだったのが、小学校五年くらいのときに文集を作ったんだけど、みんな普通のことを書いてるのに、「小山田くんの嫌なこと」とかいタイトルで作文書かれてね(笑)別に人気者じゃないヤツに書かれたからね、よけいにムッときて。親にその文集はみせられなかった。ぼくがそいついかにして迫害たかっていうようなことが切々と書いてあってね。でも、事実なんです(笑)まさか文集にそんなタイトルで書かれると思っていない。ちゃん印刷されてるもので、先生が見るだけじゃないの。みんなに配られちゃうの。けっこう挫折だった。だからそいつには、小学校人生全部かけて復習した(笑)

運動会リーダーも五年のときかな。仕事はそんなにしなくて、自分の好きなようにやってた。学校に遅くまで残れたり、プリント刷ったりするのがすごく好きで、そういうことができたからやってた。運動が得意だったていうわけじゃなくて。

音楽幼稚園からアニメとかのコレクトがすごかった。幼稚園の頃はコレクトって意識じゃなかったけど。水木一郎って知ってるでしょ。あの人が近所に住んでたの。それで家族でどっかに旅行に行ったら仮面ライダー・ショーをやってて、司会が水木一郎で、うちのお母さんが仲良くなって、家に来たことがあった。そのときイナズマン』のLPサインしてもらった。やっぱり子門より水木だよ、とか言って。ウルトラマンからマイナーのものまでLP集めてた。「鉄人タイガーセブン」とか。よく一緒に歌ってた。その頃から歌手になる資質があったんですね、ねえよ、そんなもん(笑)

テレビっ子。家に帰ったら、ずっと。アニメ再放送とかゴールデンタイムも。でも三年生ぐらいから「ザ・ベストテン」が始まった。大好きだった。チャートを全部メモるの、点数まで。二十位から十一位まで久米さんが早口で言うんだけど「『いい日旅立ち山口百恵、九千何百何十点」とかいうのを、早くて書けないから「いい日、山」とか書いて後で清書する。それで学校で「昨日、何位だったよな」って言ってメモ見せて威張るというのが流行った。あとになって小沢もそれをやってたって話をきいて。他にもいろんなチャート番組きいて、どのチャート信憑性があるとかって。オリコンもずっと読んでる、細かいチャートまで。地方チャートだとフリッパーズ・ギター四国全然ダメなの。だからこれから四国を強化したいなと。

あと、「カリキュラマシーン」が好きだった。鉛筆ジョーとか宍戸錠とか吉田日出子とか藤村俊二とか。変な歌があった。「ねじれてねじれてシャシュショミャミュミョ」とか、そういうねじれる言葉があるでしょう。そういう言葉を覚えさせるためにその曲がある。一緒に歌ってた。それから、「三は嫌いだよ、いつもいつも、二人仲良くなると、ひとり仲間外れ〜」とか言い終わると、二人が真ん中のひとりをギターボコボコにしておしまいっていうような(笑)。強烈なの。コント55号はもう欽ちゃんソロでやってたけど、ぼくはダメだった。ドリフ志村のほうが好きだったけど、それより「カリキュラマシーン」のほうがずっと好きだった。よくギャグを覚えてる。ギャグともとれないようなギャグだったけど。きっと当時は笑ってはいなかったと思う。『天才バカボン』の第二巻もすごかった。

中学になると、人当たりが悪くなって。クラス友達があまりいなくて、すぐにイジケるタイプに変わったんだよね。あまりしゃべらなくなった。休み時間は仲のいい友達クラス出て、他のクラスの仲のいい友達と遊ぶみたいな感じ。中学になると音楽がすごく好きになって、そういう話もできる人としかさなくなった。

Kはね、体がでかくて、小学校ときは突然牛乳ビンで人を殴ったりしてたんだけど、中学になるとそういうことはしなくなった。大人になったみたいで。

同じクラスにひとり仲のいい子がいた。その子のお兄さんがパンク系が好きで、ぼくもその人の影響でそういう音楽が好きになっていった。その子テープ録ってもらったり、貸しレコード屋に行ったり。その頃、ウォークマンブームで、そういうのはいち早く察知して、お金なかったけど小六のときウォークマンⅡを買った。ボディが青くてヘッドホンオレンジ。すごく大事にしてたんだけど中一のとき電車に置き忘れちゃった。ショックだった。で、二台目はアカイやつ。電車の行き帰りで聴いてた。最初に行ったコンサートは、中二のときクイーンかな。

その頃、初めてエルヴィス・コステロインペリアル・ベッドルーム』を借りて、すごく好きで、そのちょっと後に『パンチ・ザ・クロック』ってアルバムが出た。音楽雑誌グラビア見るのも好きで、"イアン・マッカロクのお部屋"とかいって、奥さんと一緒に写ってる写真の中にレコードがダーッと並んでて、いちばん前にアズテックカメラの『ハイランド』が置いてあった。それで貸しレコード屋に行ってアズテックの「思い出のサニービート」の12インチシングルを借りて、その友達と二人で「いいね」って聴いてた。それからそっちの方面音楽にどっぷりいった。

そういうふうにして中学生のとき洋楽を聴いてると、みんな馬鹿自分は頭いいって思いがちでしょう。案の定、そういうふうになっていた。

ギターは中一から。いとこが弾いてて、クイーンとかディープ・パープルを教わった。教則本とか見て普通に弾けるようになったんだけど、アズテックカメラは弾けない、コーが難しくて。いろんなコードを知らないから、コピーして一生懸命した。だから我流で、コード名前なんて知らなくて、指の形で覚えた。

高校になると、すごく仲良かったヤツが違うクラスなっちゃった。そうしたらKが隣の席なの。アイウエオ順で、小山田の次がK(笑)クラスにいるときは、Kとしかさなかった。Kって特技がひとつだけあって、学校の全員の名簿を暗記してるの。バスの中で一緒になったとき、「あいつの住所は?」ってきくと、ペラペラペラって出てくるの。見たこともない下級生や上級生の電話番号とか兄弟もわかってる。で、高校になるとみんな色気づいて下敷きの中にアイドル写真とか入れてくるじゃん。Kも突然入れてきた。何かなと思って見たら、石川さゆりだった。「好きなの」って言ったら、「うん」。それから、Kは鼻炎だから、いつも鼻かんでるんだけど、ポケットティッシュだとすぐなくなっちゃう。だから購買部で箱のティッシュ買ってきて紐つけてあげた。それでKはいつも首から箱をぶら下げてた。難しい漢字にもすごく詳しかった。暗記には異常に強かった。俺はいつもビクビクしてたの。ある日、突然キリッとした顔して真面目なこと言い出したら怖いなって。「本当は俺は・・・」って。だって下敷きに石川さゆりを入れてるのも、ギャグなのか本気なのかわからないじゃない。ギャグだとしたらすごいじゃない。で、ずっと観察してたんだけど、そういうことはなかった。だけど風の噂だと、Kがどこかで森鴎外小説を読みながら歩いていたという話をきいた。

ぼくは浮きまくりっていうか、クラスのみんなが和気あいあいでやってるんだけど、クラスの集合写真にいなかったり。文化祭打ち上げとか、集まるときに呼ばれなかったり。でも別に平気。人に相談とかしないし。高校になると他の学校友達かいたから。

変な高校でさ。普通レベッカとかBOØWYコピーバンドとかが主流としてあるんだけど、先輩が変わってて、メテオーズのコピーバンドとかよくわかんないバンドが多くて、レベッカとかやってると迫害されて潰しにかかられる。学園祭体育館でやるコンサートにはオフコースとかニューミュージック系のコピーしか出られなくて、パンクニューウェイヴ系は音楽室。そこにアズテックとかスミスコピーやって出てた。授業中はウォークマンヘッドホンコードを袖に通して手のひらに隠してきいてたりね。

小沢中学だけ同じ学校だったんだけど、別に仲良くなくて。高一くらいのときたまたま友達の家で一緒になって、ぼくの持ってた編集テープ聴いてからそういう音楽を好きになったみたいで電話かかってきた。それから学校の帰りに待ち合わせて、お茶の水ジャニスって貸しレコード屋に行ったり。そこはイギリスインディーズとかヨーロッパものが置いてあって、泊まって、学校行かないでレコードを全部テープに取って、返しに行って・・・そういう生活してたな。その頃の経験てでかいかもしれないな。エスカレーター式だから大学試験はそんなに難しくないんだけど、遅刻とか欠席が多かったか一年生の時点でダメだとわかってた。だけど小沢学校に行くの。ぼくは小沢の家で寝てたり(笑)

※このあと、音楽の話からフリッパーズ・ギター結成までのエピソードアルバムに対する思いなどが語られるが、問題となっているいじめ関係する箇所は上記だけなので以降は省略。



読んでわかると思うのだけど、ここでも小山田外山恒一氏の読みどおり、過去を振り返るときは一貫して”自分自身自虐的で自嘲的なニュアンス”で語っているんだよね。

そして問題記事から遡ること3年前にもかかわらず沢田君の話が出てくることから、彼に対しての思い入れが深いのもわかるし、

自分自身を嫌なやつと言ながら、”イジメしていたことは認めたくないけど認めざるを得ない葛藤があったのではないか”とする外山氏の下記視点は、なるほどなと腹落ちする。

小山田圭吾問題の最終的解決|外山恒一|noteより

まず第一に、これは小山田氏が、自分いかに情けない人間か、いや、〝情けない〟を通りこして、もはや〝卑劣〟で〝ろくでもない〟と云ってよいぐらいの人間であるか、自虐的に語り続けている過程でこういう話になっているのだ、という点を見逃してはいけません。活字に起こすと単に「(笑)」となってしまますが、少なくとも小山田氏のセリフに付け加えられている「(笑)」は、ニュアンスとしては完全に自嘲的な「(笑)」です。イジメをやっていた当時の気持ちに戻ってしまって、「楽しかったなあ」と笑っているわけではありません。

ーーー(省略)

それにしても驚かされるのは、小山田氏がイジメの始まりエスカレート過程を、事細かによく記憶していることです。さんざん云われるように、イジメた側はそんなことはやがてすっかり忘れてしまって、これほどまでに、「ああ、そういう展開はいかにもありそうなことだ」と情景がまざまざと思い浮かぶような語り方をしうるほど詳細に覚えているというのは、イジメた側としては極めて例外的ことなのではないかと思うのです。このことはむしろ世間で云われているのとは逆に、小山田氏が自身イジメ加害経験真摯に向き合ってきたことを示しているのではないでしょうか? それも極めて稀なレベルで、です。小山田氏の云うとおり、そもそも最初は〝ちょっとフザケていただけ〟、〝ちょっとからかっていただけ〟なのでしょう。それがいつのまにかエスカレートして、ヒドいことになっていく。小山田氏は「決してイジメているつもりはなかった」という線を頑なに守ろうとしていますが、内心ではおそらく当時リアルタイムで、「これはもうイジメと云われても仕方がないレベルなのではないか?」と不安になってもいたように感じられます高校生になってイジメっ子を卒業してからか、あるいはイジメっ子時代の末期からことなのかもしれませんが、「どういう経緯でこんなことになってしまったのか?」ということに強くこだわって、よくよくそれを思い返し、もちろん少なくとも『ロッキンオンジャパン』や『クイック・ジャパン』でそれを語ることになる20代半ばの時期まで、何度となく反芻してみたのでなければ、なかなかここまで詳細に記憶していられるものではないように思うわけです。



また、件のブログの反論としては、”自分判断で「障害者虐待できる俺ってかっこいい」というブランディングを行っていたのである”ということだけど、

フリッパーズ・ギター解散前にそんなリスクの高いブランディングを行う必要はないでしょ、と。

下手したら、「障害者虐待アピールするから小沢に捨てられた」というような負の印象を残しちゃうわけで、ダメージの方が大きいことは想像できるし、いくらなんでも無理筋すぎる。

2021-08-04

anond:20210804142848

残酷だよね。

他の分野では、魚が好きなさかなクン植物が好きだった牧野富太郎

小さい頃からずっと好きなものを追い求めてきた人が研究者になればいいのに、現実ではそういう人は例外的

小学校時代SAPIX浜学園に通い詰めで、動物植物に興味もなかったような子が研究者になる。

昆虫少年に対し、研究者になりたきゃ東大に行けというのは残酷で、昆虫少年はそうである時点で専門コースに入れるようになったらいいのに。

ドイツマイスター制度みたいに、小さなから専門性を身につけるコースがあったらいいのにね。

2021-08-03

anond:20210803211218

そもそも世界的に見て日本異常性欲Hentai痴漢多発国家から

例外的に「異常」な車両を置くしかない訳。

海外の人も、あーあのHentai国家なら仕方ないねって呆れながら認めるよ。

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