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2020-12-13

地方都市はいいぞ(茨城県日立市編)

就職でなんとなく日立市に流れ着いて永住することになりそうな身として、淡々生活感想を書いてみる。

中核市でも農村でもない、日本中に沢山ある人口20万人弱の地方都市の一生活者の記録です。

環境

3年ほど前に建売4LDKを購入。

働き方改革が始まる数年前までは残業して帰る時間に空いている店も少なく、娯楽が少ない環境で、他に使い道もなかったので、20代で新築する夫婦は同期の中で珍しいほうはなかった。

田舎人間は、家を転売可能資産などとは思っていない。

掛け捨てのアパート代よりマシぐらいの気持ちで35年ローンを組む。

マンション…はJR駅の近くに新築分譲マンションが1棟ぐらい出ていたが、駅の近くに何もない街並みなので、価格ほどの魅力は感じなかった。

でも某H社の関係転勤族単身赴任の人も多いので、マンションは主にそういう方に需要があるのだと思う。

客間が在宅勤務の仕事部屋になり、将来の子ども部屋は物置部屋になっている。

もともと私は物を増やす性質で、夫は物持ちが良くあまりものを増やさないので、ほとんど私の荷物占領しているのはいちおう申し訳なく思っている。

アパート暮らしとき電子書籍一択だったのが、紙の本を買えるようになって嬉しい(ほとんど漫画だが)

徒歩5分圏内には、コンビニ24時間営業のチェーン系飲食店が1件。

決して充実はしていないが、孤独を感じるほど何もないわけではないのが良いなあと思っている。

10分歩くと砂浜。

まれ育ったところは海まで2~3時間盆地だったので、移住したての頃はどこまでも続く水平線結構感動した。

今ではすっかり見慣れてしまい、インドア人間なので夏でもいちいち海に行ったりはしないが、それでも晴れの日は通勤中に海が見えるとちょっと爽快な気持ちになる。

オーシャンビューな感じのカフェにもたまに行く。

国道沿いにはスーパーとかホームセンターとかニトリとかチェーン系のファミレスが一通り揃っているので、日常的な買い出しはそこに車で行く。

しかに車がないとかなり不便。

うちは夫婦ともバス通勤なので、車は1台で充分なんだけど、うちも含めて周辺の物件には3~4台の駐車スペースが確保されている。

そのくらい車社会なのだ

私は元々かなり運転に苦手意識があったのだけれど、前職を辞めて1年ほど在宅パート生活をしていた期間があり、時間に余裕があって必要にも迫られていたので、生活に困らない程度には運転できるようになった。

慣れると運転楽しい

あと、夜でも気兼ねなく出かけられるのは、特に女性にとってはかなり大きなメリットなんじゃないかと思っている。

娯楽

市内に娯楽施設らしいものはないが、最近話題公立動物園はなかなか立派なものがあり、子どもが出来たら連れて行ってあげたいと思う。

今にも逃げだしそうなゆるい囲いのカピバラと近距離で触れ合えるのと、珍しいヘビとトカゲがいっぱいいる。

週末何してるかというと、夫はゲームラズパイ開発か資格勉強してるし、私はネット漫画か知り合いのサイト開発などしていて、自宅を謳歌している。

たまには30分ほど海沿いを運転して隣の市のショッピングモール(withシネコン)に行く。

あと、土曜の夜は隔週で、やっぱり30分ほど運転して絵画教室に通っている。

先生が昼は喫茶店マスターをしている気軽な教室で、デッサン楽しいが、半分くらいは先生高校生たちの明るい雑談を聞きに行っている気分。

数年前、インドア人間のくせに、思い立ってSUP(スタンドアップパドルボード)に行ったことがあった。

独身時代に住んでいたアパートの近くに、体験プランをやっているショップがあったのだ

ちょうど今くらいの季節で、めちゃくちゃ寒かった。

そのときは海じゃなく流れが穏やかな川で、インストラクターに促されてボードの上に仰向けに寝そべってみると、川の上に寝ている感じが心地よかった。

川で獲れた(?)という鮭のイクラ載せ放題の昼食と、1日SUP体験合わせて5千円。

かなり満足度の高い体験だったが、当時は趣味に投入する色々な(主に精神的な)リソースが足りていなくて、続けるには至らなかった。

でもまあ、その気になればそういうウォータースポーツができる環境もあるし、釣り好きな人には最高の環境だと思われる。

車に乗れない人や学生は遊ぶところがなくて寂しさを感じるかもしれない。

私はこの町で青春を過ごしておらず、余計なお世話ではあるのだが、そのあたりの寂寥感日立市出身の人気ラノベ作家ヤマグチノボル氏(ゼロの使い魔で有名)の著作からも伺えた。

若くして亡くなった氏の作品には衰退しつつある故郷への愛が込められていて、よそ者の私が後から読んでも、何というか非常にしんみりしてしまものであった。

これも隣のひたちなか市だけど、邦楽好きとしてROCK IN JAPANに気軽に行けるのは最高。

今年はコロナでなくなっちゃったけど。

ネモフィラコキアも良いのだけど、最近は人気で人が多すぎてあまり行っていない。

仕事

ぽんこつプログラマとしてまあまあ楽しく働いている。

某H社様のおかげで市内の同業種求人はいつも需要供給を上回っている印象。

1回辞めた既婚アラサー女の私でも再就職できたし。

通勤バス使ってドアtoドア30分弱。

バス乗車が10分で、公園のカモを数えながら15分ほど歩く。

全部歩いても45分くらいなので、気が向いたら音楽を聴きながら歩いて帰る。

バスは、2005年に廃線になった日立電鉄線路跡をバス専用道路にしたBRTというものが開通して、かなり便利になった。渋滞に巻き込まれないバスは良いものだ。

(ローカル線好きとしては、電鉄に残ってて欲しかった気もするが)

BRTは自動運転試験運行も始まったりしていて、ちょっとクワクしている。

雇用がある町は強いなと思う。私は地元がかなり好きだけど、就きたい仕事の枠が無くて地元を出たので。

正直最初に越してきた頃は、工業都市特有の無機質な景観沿岸部らしい雨風の強さに冷たい印象も受けたのだけど、ここは働くための町なんだと思う。おかげで図書館とか病院とかも新しくて綺麗。

教育

まだ子ももいないので何とも言えないが。

子どもの興味と合致したら将来は茨城大か茨城高専か筑波大に行ってくれたら経済的には嬉しいかな、ぐらいには思っている。

東京に出たとしても、週末気軽に行き来できる距離なのは良い。特急で片道1時間半、高速バスで片道2時間半。

東京(というか上京)に対して北東北民ほどの執着が無さそうだもの

需要全然ないと思うけど、生まれ育った岩手県盛岡市についてもそのうち書きたいと思います

2020-12-10

それでも生育環境文化資本が低いことを盾に取ってくる奴って

「〇〇という本で読んだけどさあ」「あーウチ貧乏で本買えなかったからなあ」「あっはい(県立図書館ボロボロのを借りたんだが😅)」

みたいなことあって、うぜえなと思った

読書習慣には恵まれた家庭だったが(俺は残念ながら身に付かなかったが)、両親や兄弟が読むのはほぼほぼ図書館図書室の本だったし金のあるなし関係なくね

言うならせめて「親がバカで本読む習慣なかったから読んでねンだわ」とか言ってくれればまだ納得できる

それにしたってティーンになってから読書なんて本人が読むか読まないかだし、別に読書なんか娯楽の一つなんだから好きなら読んで嫌いなら読まなきゃいいだけの話だし、勝手コンプを抱えて貧乏のせいにしてくるのはウザすぎる

学歴格差が出るのはわかる。予備校かい学校とか金かかるもん。親の方針の影響も受けるし。知識とか読書量とかその辺はコンプがあるなら人のせいにしてないで大人になってから身につけりゃいいんでねえのと思った

そしてそいつんち、言うほど貧乏じゃない。

ど根性ガエルの娘を読んだ感想

ど根性ガエルの娘について

ど根性ガエルを書いた漫画家の娘が、ドラマ化を期に書いた漫画。大ヒットしたど根性ガエル以降スランプに陥り連載を放り出して逃亡し、ギャンブル依存家族へのDVモラハラなどを繰り返した父とその家族を作者である娘(大月悠祐子)の視点から描いている。当初連載を開始したヤンマガでは、大月が描きたい機能不全家庭の話を書かせてもらえず、いい話風のものを求められたため、連載途中で白泉社web連載に移行したという経緯を持つ。

大月悠祐子について

絵がとても下手。作者の回想では、本人のことを「漫画家になるしかない人間」「漫画家になるために生まれ人間」などと形容しているのに絵が下手。七光がなきゃ連載取れなかっただろと思った。絵が子供の頃から好き、らしいが、絵に全然惹かれなかった。

話も時系列意味不明ですごくわかりにくい。あと、お話構成もわかりにくい。見切り発車すぎる。

作者は漫画に拘るが、漫画に才能を感じないので読んでるこっちははてなマークが浮かぶ

最近流行りの毒親エッセイカテゴリで言うと、ぶっちぎり最下位だった。援護するとするなら、親との問題が未解決で、現在進行の問題だったからああなったのかもしれない。なら、漫画にできるぐらい落ち着いてから書けと無責任な読者としては思ってしまう。読み物として完成させられないなら、それは漫画ではなく作者の自己満足しかない。

出版社からの扱いが悪かったと言う話も、一部実力不足が原因なのではと思ってしまった。

大井昌和について

作者の夫で漫画家

小学校教科書を一日で読み終えたので、授業を聞く意味がわからず隠れて図書館の本を端から端まで読んでいた、というイキリはてなーのような逸話を持つ人物自分の才能の限界を知り、科学者になることを諦め、漫画家として生きることを決めたらしい。作者同様、漫画しかない・漫画以外では生きていけない人間だと自称する。

作中で作者と共依存に陥り問題行動を起こしまくる。何やら心に傷があるせいだそうだが、作中でその傷の確信には触れられないので謎。キレたり泣いたりと読んでて結構気持ち悪かった。

漫画しかない人間

大井昌和は、科学漫画を融合させる的なことを作中で話していたのに、描いてる漫画は「おくさん」。人形の国的なものを書いてるのかと勘違いしてたが、調べて「おくさん」が出てきた時は失笑した。エ○漫画家一種じゃん…。

大月悠祐子については、上に書いた通り、普通に漫画が読みにくくて絵も下手だった。心を病んでいなければ今頃荒川弘ぐらいのヒットは飛ばしてたんだろうか……。そうは思えないが、これからに期待である。ともかく、2人とも漫画しかないと言う割に漫画が大して凄くないのでなんとも言えない気持ちになる…。

作者の漫画への異常な拘りの理由については作中で明かされるが、理解できなかった。父の漫画への執着についても作中で語られるが、ど根性ガエル世代でない自分にとっては、昔ヒットしただけの数ある作品の一つでしかないしピンと来なかった。

2020-12-06

今日俺何したか

目が覚めてスマホを2時間くらい触って

テレビ見ながら朝飯食ってパソコン触って

図書館に本返しに行って借りてきて

この辺ももう少ししたら雪降るだろうから雪囲いして

風呂入って飯食って

またパソコン触ってる

何をしたかきっと

記憶に残らない日

ですのでここに書きました。

2020-12-05

オタクなら最後まで傾き通せ

俺がアニメだろうがITだろうがオタクに言えることといえばこれしかねえ

何ぃ?恋愛がしたい?青ブタみたいに江ノ島女子高生と付き合いたいだぁ?

ならオタクやめろ、そんで最寄りの大使館にでも行って僕をスパイにしてくださいと土下座でもして訓練受けさせてもらうか

図書館スパイの本でも探して独力でベトコンスパイCIAモン族みたいに丸木弓なり手作りナイフなり作ってスパイとして独学して起業でもしてから付き合うためにスキルで探してこい

オタクだけどオタク以外の物にならないとできないものを捨て去ってでもオタクで生きていく道を貫き通すぉとこそオタク馬鹿にされない方法じゃねえのか?

そこまでいけば誰もお前をオタクバカにはしねえよ

2020-12-04

田舎工場はいいぞ

田舎工場がかっこ悪いみたいな風潮マジファックだね。

記事と同年代Uターン就職の俺が田舎工場の良さ教えたる、後半は工場関係ない。

1.サボれる場所豊富

工場は複雑でベテランですら場所を把握できてないとこも多い。

それもそのはず生き物みたいに配置が変わり続けてるから

例えば〇〇製造部と会議しまーすとか言って抜け出したら早めに切り上げて、工場の奥地の休憩所でサボっててもまず見つからない。

11月サボり時間だけで愛の不時着を完走した。

2.人種サラダボウル

高卒だの院卒だの障害者だのなんでもござれ。

休憩所や食堂では若い女作業着スルメかじりながらインスタ見てたり、Apexだのゴルフだのインデックスファンドがどうだの、

色んな話が盗み聞きできる。小遣い万歳の駅みたいな遊び方ができる。ドキュメント72hとか好きならおすすめ

3.休日仕事できない

PC持って帰れないので、工場で何が起こっていても何もしなくていい。持って帰れても持って帰らないけど。

4.優待券みたいなのが転がってる

地元スキー場だの釣り堀だのどこでも安く行ける。

5.工場自体もそれなりに面白い

新人でもベテランでも同じようにできるように設計されている工程ちゃんと見ると色々感心する。

6.車社会っていいよね

車が一番楽。買うものが決まってるなら商店街なんていらないでしょ。

都会人様も休日にはくら寿司ユニクロにごった返してるのを俺は知ってる。

ぶっちゃけ電車なんて面倒だろ。駅近は高いし、新宿なんて乗り換えでどんだけ歩かされんだよ。

7.図書館田舎の方がいい

田舎図書館は広いし勉強席も十分あって借りたいものは大体借りられる。無料駐車場もある。

都会の図書館は俺の知る限りでは狭いし謎に分散してる、欲しい本もブームがさった後でも借りれなかったりする。駐車場は当然ない。

anond:20201204170620

これが案外対面とオンライン授業が混じってたりするから本末転倒図書館ノートPC開いて授業受けてる人とかもいるんだよね...

2020-12-03

anond:20201203221618

こんなところで聞くよりいい方法を教えてやるよ

図書館にでもいけ

2020-12-02

公的支出なんていらんかったんや

病院図書館インフラも全部民営化! え、災害時は他の自治体に補助を求めればオッケー! 看護師なんか地面から生えてくる。いやだ? 人が死んでんねんで、それでも人間か!

地方都市はいいぞ

田舎増田が揉めているが、地方都市はほんとうに最高です。

私は大阪田舎まれ。皆さん大阪田舎想像しにくいかと思うけど、田園風景広がってて、コンビニも近くにない、車社会

社会人になって家を出て、横浜に住んでいたこともあるけど、今住んでるのは地方都市

地方都市と言っても、田舎県の三番目に栄えている市で、繁華街と言われる場所まで出るのに、公共交通機関使っても車でも1時間以上かかる。

でも、もう繁華街行く気もしないくらい充実してます

公表されているコロナ感染者は現時点で片手で数えられる程度なので、毎日そんなに怖くない。スーパーですら、人との距離は2メートル以上空いている。

外で飯を食うにしても、行く店を選べるぐらいには店があって、飽きることもない。

最寄駅のエリアには大きなショッピングモールもあって、映画館もある。最近やっとKALDIが入ったので、さら繁華街に行く気が起きない。

市役所警察署通勤経路(車)にあって、転入時は本当に助かった。図書館大学もあるので、読書趣味なら何も怖くない。近所付き合いも回覧板くらい。

ネットで注文した物もすぐに来るし、田舎で映らないテレビ番組ネットでも見ることができるし、夜空を見上げたら天の川が見えるし、同僚と「ほぼ仕事と家の往復だけど、出る気力が湧かないくらいに充実してるよね」と言っている。

大阪田舎に住んでいた頃は、学生だったこともあり、毎週末に繁華街へ出ていた。

横浜に住んでいた時も、なぜか毎週末出かけたくなった。電車でわざわざ日本橋まで行って、電車で揉まれ疲弊して帰ってきた記憶がある。

地方都市に閉じ込められてから、年齢のせいもあるが、ぬくぬくストレスフリー暮らしている。

なかなか都会の人は住む機会がないかもしれないけれど、一つの選択肢として、地方都市はいいぞ。

最近コンピュータ環境は複雑なので初学者には理解しづらい可能性がある

例えば、黒い画面に白い1ドットの点を打つとする

ここでハードウェアのVRAMと画面が直結していれば分かりやす

VRAMのメモリ領域の中で1ビット立てればいい

Cで言うなら、メモリを確保するとポインタが取得できる

ポインタには確保したメモリ領域の先頭のアドレス番地が入っている

ちょっと語弊があるけど、そのアドレス番地に1を入れれば画面に白い点が表示される、みたいな感じである

自分子供の頃のMSXとかZX Spectrumだったらそうだった

あと、PC-9801文字のためのVRAMと画像のためのVRAMがあったんだったか

98も同じようにメモリに何か直接書けば画面に表示されたはず

あと、その画像のVRAMの上に文字のVRAMを表示させることで、

例えば背景を輝度を下げて表示させ、その上でテキストエディタ作業するとかできたはず

ファミコンとかのカートリッジも挿入すればあれは何らかのメモリ空間に格納されるのだと思われる

カートリッジが挿入されていれば、そのメモリ空間最初からCPUに実行させればいい

そうすればカートリッジの中のROMに書かれているゲームが動くはずだ

しかし、近年のOSで例えば生のVRAMを直接いじるなんてことはあり得ない

生のVRAMはグラフィクスカードの中などに入っており、それは近年のグラフィクスカード上のGPUOSによって複雑に管理されている

からWindowsなどでゲームを作るときは、まずOSにお願いして、仮想的なVRAMのような領域をもらわなければならない

何をするにもまずはOSのお伺いを立てて、OSメモリなどのリソースを切り出して与えてくれる

返すとき図書館のように返すのが礼儀であるが、ぶち切りしてもOSは尻拭いをしてくれる

が、尻拭いをしてくれない可能性もあるため、ぶち切りした後に挙動おかしくなることもあるかもしれない

そう、なんかよく分からん調子悪いなあ、みたいなことが起こりやすくなった気がする

マシンが重いなあと思ったら、別のプロセスWindowsで言うタスクマネージャーをチェックする

そして、CPU使用率やメモリを食っているプロセスを見つけ、殺していい場合はkillしてみる

成功すればマシンは軽くなる

こんなことは子供の頃のMSXファミコンではなかった

マルチプロセス動作することで重くなることもあるし、何か共通リソースファイルなどを奪い合う、デッドロックとかそういうことも起こり得る

からってMSXに戻りたいとも思わない

できることは現在コンピュータとは段違いだから

しかし、プログラムから直接ハードウェアを動かしている、と実感することは減っている気がする

それはそれで良いことなのだけど、その実感がないことが初学者を混乱させていないだろうかと思った

ハード寄りと言っても、Arduinoでもラズパイでも自分にはあまりそういう実感がない

特にラズパイLinuxが動いている時点でLinuxが良きにはからってくれるためことさら実感がない

しかし、Z80制御ボードを使っていた頃はかなり実感があった

OSも何も入っていなかったし、基本アセンブラ(とC)だったからだろう

2020-12-01

東京まれ東京育ちの若者田舎に転勤になって死ぬほど辛い話 追記2

※ページ最下部に追記しました。



当方20代後半、都下(いわゆる23区外の多摩)に生まれ、22歳で都内大学文系学部卒業し、ストレート大手メーカー総合職として就職。配属は社内情シス

その俺が、入社数年して突如地方転勤を言い渡された。

転勤先は東海道新幹線とある駅まで数km田舎工場で、工場情シスということで仕事の内容自体東京本社とあまり変わらない。サポートデスク的なあまり難しくない仕事だ。

が、転勤して半年ほどたって耐えられなくなってきた。本当につらいし、地方転勤を心の底から舐めていた。東京生活できることのすばらしさを舐めていた。住環境というもの過小評価していた。

就活してる時に戻れるなら、地方転勤があり得るメーカーなんて絶対に受けない。なまじ偏差値高い大学だったため、同期も大手企業バンバン内定を決めていることが焦りにつながり、俺もブランド重視で大手メーカーを選んでしまったが激しく後悔している。面接で「地方転勤もあるかもしれないけど、いい?」と聞かれ、都会の生活に飽きが来ていたと思っていた自分は「地方生活経験してみたい、東京以外の生活面白そうだ」というぼんやりした理由で承諾してしまった。今は転職エージェントを使って全力で転職活動している。

俺と同じように実家東京でずっと東京生活していて地方生活も悪くないかもと考えている都内大学生は多いと思う。そいつらに全力で警告したい。

ぼんやりした理由地方転勤を絶対承諾するな。

東京生活に飽きたか地方生活してみたい、は絶対後悔する

そもそも地方転勤がある会社を受けるな。もし受けるなら40歳平均年収が1000万円以上のところだけにしておけ。平均年収600万円程度の会社地方転勤させられたら都内勤務で平均年収600万円の会社絶対勝てないし自分の愚かさを心の底から呪う羽目になる。

地方転勤は年収換算マイナス300~500万円くらいだと覚えておけ。つまり年収300万円上乗せするから地方に転勤してくれない?と言われて初めてフェアな交渉になるという意味だ。給料据え置きで地方転勤を打診されたら速攻で転職活動しろ

新幹線から見える工場

これを読んでいる都内在住の人は、新幹線に乗って遠出したことが一度はあると思う。東京から新幹線に乗車し、富士山を眺めつつ、新大阪名古屋に到着し、旅行を楽しむ。ありふれた旅行の一つだ。

都会から都会を結ぶ線路の途中でふと窓の外を見ることもあると思う。眠くなるような代り映えのない田んぼだらけの景色

そう、そこに田舎工場がある。

想像できるだろうか、新幹線の窓辺から見える田舎工場で働く人の生活を。俺はまともに想像もしていなかったのに安易に転勤を受け入れてしまった。

地方転勤の想像現実ギャップありがちな勘違いを、東京育ちの若者目線でつらつら書き残しておく。

23区外、いわゆる多摩だって田舎だし、東京から離れた田舎だって同じ日本なんだから大して差はないだろ、という勘違い

23区外に住んでいると、しばしば「ここは田舎から」と自虐を宣う人を良く見かける。

こんなのは嘘だ。本当の田舎を知らないから言える虚言そのものだ。

駅までせいぜいバス自転車、徒歩で心理的負担なく気軽に出かけられて、駅周りの喫茶店カラオケネカフェ松屋吉野家なんでもありの活気がある場所にすぐ行ける。

この「心理的負担なく気軽に」行けるかどうかの違いは東京郊外と、本当の地方田舎じゃ天と地との差がある。

地方に住んでいると、駅までちょっと出かける、というのは遠足みたいな準備と気合必要になってくる。

明日は何時に家出て駅まで行って、そこから~時の電車に乗ってでかける、といったようにだ。

東京に住んでいたら、休日時間を気にする必要なんて全くと言っていいほどない。終電逃しても最悪タクシーがすぐに拾えるし、どんな時間バス停や駅につこうがすぐに乗車できるからだ。

東京場合は、財布とケータイだけもって適当にぶらぶら歩きつつ思いのままに東京タワー行ったり新宿で買い物したり美味しいラーメン屋とか書店で思う存分休日を楽しめる。

コンビニも近いかちょっとビール飲みたいなと思ったら思ってすぐに家出て買いに行ける。

それが田舎では全くできない。

田舎に住んでいると、外出するのにかなり気合必要になる。というか、外出する目的必要になる。東京に住んでいる時には外に出る理由なんて一切必要なかった。外に行きたいから行く。これだけで十分だった。

だが田舎は違う。目的も無しに玄関出て外に出たところで、何も起こらないのだ。田んぼだらけの道をふらふら歩いてコンビニまで30分かけて行って弁当飲み物買って帰ってくるくらいだ。田んぼの田園風景引っ越し初日で飽きる。何にも面白ものなんてない。だって変化がないんだもの。当たり前。

ネットAmazonもあるし、もともと休日に頻繁に外出するタイプじゃないか地方だろうと部屋の中でのQOLは都会と大差ない、という勘違い

俺は思いっきりこの勘違いにハマっていた。もともと友達もあまりいないし、ネットサーフィンしたりPCネトゲやったり読書したりとインドア趣味が多かったので、東京に住もうが田舎に住もうが大した変わりは無いと思っていた。むしろ田舎の方が光回線の帯域を占有できるからネットスピードに関しては東京より快適だった。

だけど、田舎の周りが田んぼだらけのアパートの一室でゲームやったりネットサーフィンやっていると、孤独感が本当に半端ない東京に居たときレベルが違う。東京の外で生活したことがなかった俺は、これが一番堪えた。逆に、東京にただ住んでいるだけで孤独感がほとんど無かったというのは新しい発見だった。実家が近いとか、地元の友人にすぐ会えるからとかじゃなくて、人が多いところにただ住んでいるというだけでこれほどまで孤独を感じないものなのかと再発見した。日中玄関から出れば東京だと絶対人間に出くわす。ママチャリで買い物してる奥さん学校帰りの子供、スーツ着たサラリーマン作業服した作業者、とにかく人間がいる。

対して田舎は本当に人がいない。外に出ても出なくても人がいない。部屋の中で心臓痛くなって倒れても助けは呼べないだろう。俺はアパート住まいだが、隣の部屋は空き室で、数室離れたところによくわからん人が住んでるという感じだ。俺がゲーム中にくらっと来て倒れても誰も気にかけちゃくれないだろう。地方田舎の、新幹線から見える工場に勤めてる若造が、周りが田んぼアパートの一室で倒れて苦しんでるなんて、誰にとってもどうでもいいことに違いない。そういう絶望的な孤独を、田舎では強烈に実感することができる。それはインターネットアマゾンでは全く埋め合わせることができない。

アマゾンは確かに配達される。だけど物欲自体が無くなるわけよ、田舎に住んでると。だって自慢したい相手がいないんだものいくら高価なグラボを買ってTwitterで自慢しようにも、自分が惨めな田舎アパートぐらしってだけで気持ちが強烈に萎える。

田舎で成り上がる意味はない。田舎で成り上がったその先は、都会への移住

で、これ。

住めば都って言うじゃん。どんな田舎でも何年か暮らしてみたらそこが故郷になるって話。あれは絶対嘘。まあ実家がもともと他の田舎にあって田舎田舎の転勤ならそうなるかもしれない。

だけど東京育ちの若者田舎に何年住んだって絶対都になんかならない。人がほどんどいない無人の都なんてあるか?何年たっても田舎田舎だし、人は増えない。当然都にふさわしい店や活気、おしゃれな建築物なんて絶対に作られない。都なんかになるわけがない。

から、上昇志向のある人間必然的により良い環境へのクラスチェンジというか移住目標になる。田舎工場工場長や支社長になったって、多分東京で平社員やってる方が圧倒的にQOL高いよ。

田舎トップになるより、東京底辺の方が100万倍マシ。なぜなら優秀な人はみんな都会を目指すわけで、田舎で昇進を重ねて偉くなろうが、部下になる奴は救いの無い田舎者とか上昇志向の無い現状維持の変化を嫌う奴らだけ。優秀な奴は結局東京みたいな都会を目指すわけよ。

から田舎で昇進して成り上がるなんて人生目標になるわけがない。偉くなれば東京に上がれるかも、って希望けが向上心の持っていき場になる。

偉くなって、東京に行くんだ、ってなるくらいなら、最初から東京会社キャリア積んだ方が100,000,000倍マシ。地方転勤は本当に虚無。

東京実家に戻ってさらに実感

お盆休み実家に一週間ばかり帰ったが、田舎暮らしには何の意味もないことをさらに実感することになる。

しろ何もかもが最高なのだ

UberEatsとか、なんだよこの便利なサービスは。外出しなくてもレストランメニュー注文できて自宅で食えるとか神かよ。

図書館はそこら中にあるし、本屋もまだまだたくさんある。ふらっと気軽に家から出て本屋立ち読みしたり気に入った本を買って喫茶店で3時間くらいコーヒー飲みながら読書したりとか、最高かよ!!

映画館も多くて、プロスポーツ観戦もちょっと気が向いたらすぐに行ける。ラーメン屋地方と違ってめちゃくちゃレベルが高い。

「生き物のようにぐにゃぐにゃ生きて動いている街」のど真ん中に自分がいるということがどれだけ楽しく活気に満ち溢れている状態なのかとても強く実感する。

東京戻ってきて思ったのは、東京って行こうと思えばすぐに、海、山、湖、川、都心、港、渓谷、果ては島にすら日帰りで気軽に行けちゃうっていう、人が多くて買い物し放題なだけじゃなくて東京近郊でアウトドアレジャーも超簡単に楽しめちゃう最高の地域だってこと。

箱根富士五湖横浜の港、アクアライン千葉に行ってマザー牧場とか海岸線ドライブとか、狭山とか五日市秋川高尾山も超気軽に行ける。調布飛行場行けば日帰りで伊豆大島にすら行ける。井の頭公園代々木公園新宿御苑みたいな緑にあふれたところもさくっと行って帰ってこれる。つまり東京に住んでれば自然も楽しめるし都会も楽しめるし、文化芸術スポーツも最高に楽しめる。

東京で不足する要素が本当に見当たらないのだ。

お盆が終わり、誰も待っていない田舎アパートに戻ると半端ない孤独感が波のように押し寄せてくる。同じ大学の同期で東京勤務の奴は、田舎暮らしの辛さなんかこれっぽっちも知らないんだろうなあ、と思い心底うらやましく感じる。都会のおしゃれな店で貴重な20代合コン会社の先輩とかとの飲み会で楽しんでる中、自分は音のしない孤独アパートの一室でやることはネットサーフィンやネトゲだけ。

大手企業から20代なのに残業代込みで500万円近くもらえてはいるのだが、ぶっちゃけ20代なんて年収300万円の都会住まい全然十分だし、早くこの地獄から脱出したくてたまらない。。。

東京育ちで地方転勤ありの会社を悩んでる人へ

あなたと同じ東京育ちの人間として親切に忠告する。

地方転勤がある会社絶対選ぶな。

年収600万円での地方生活 = 年収300万円の東京生活だ。

地方転勤命令なんて人権無視非人道的行為のものだ。好きなところに住む権利基本的人権の一つだ。

転勤命令を出すなら、最低でも年収300万円は上乗せしないとフェアじゃない。それを会社側の負担がせいぜい数十万円の引っ越し代でほぼノーリスクで転勤命令出せるなんてありえない。

俺と同じ無知による悲劇はもう起こってほしくないし、何よりノーリスクで転勤命令出そうとするクソ企業を心底呪っているので、転勤ありの会社新卒が全く集まらないような社会になってほしい。

転勤ありの会社地元から社員募集するか、年収300万円以上給料上げて募集しないと人が集められない、そういう社会になってほしいと思ってこのエントリーを書いている。

だっておかしくないか企業企業土地代の安い田舎工場事業所を作るわけだから土地負担額は数十億円単位セーブできているわけだ。だったらそのセーブした分を人件費に積みかえることで地域活性化してお金地方にも回るのに、都会で人を集めといてそのまま地方にぶん投げる、こんなのありえないだろ。せめて金銭的に地方に行ったら得になるようなインセンティブを出せよと。

どうか、人の人生をなんとも思っていないクソ企業にまともに人が集まらず、人事が苦しんで苦しみ抜いてバッタバッタ倒産しまくりますように。


追記

コメント拝読させていただいております賛否両論あるようで、共感いただけるかた、いただけないかた様々なようです。いくつか共通する提案質問があったので回答させていただきます

■車を買ってはどうか

  この質問とても多かったですね。ですが、車を買ってしまうと少なくとも数年は田舎居住することを自分の中で追認してしまう気がして買っていません。

  なので、転勤の引っ越し先も工場から徒歩30分ほどの場所アパート借りています。なお東京に住んでいる時は親の車を借りたりレンタカー使ったりしていました。免許自体は持っています

  田舎で数か月勤務して東京実家に戻った時の衝撃があまりにも強く、「これ以上田舎で生活するのは無理だ」と白旗を上げたので車は今後も買う気はありません。

新幹線駅が数km

  すみません、訂正させてください。一番近い新幹線駅に繋がっている最寄り駅まで数kmですね。

  新幹線駅までの距離ちゃんと測っていないですが、20km離れているほどではないので数km~十数kmの間です。

田舎というざっくりした言葉

  地方田舎、という言葉が聞く人によってだいぶイメージが違うんだなと実感しています観光しか行ったことはありませんが大阪名古屋仙台あたりの地方都市に住んでいれば

  今回みたいな田舎絶望は無かったと思います。少なくともそれらの地方都市東京郊外匹敵する人の往来や活発さがあると思うので。

  新幹線に乗って、田んぼだらけの眠くなる景色にたま~に見える工場、そこに自分が勤めるとしたらどういう生活になるだろう、というのをイメージしていただければと思います


追記2

大阪名古屋仙台あたりの地方都市

これが一部の人琴線に触れてしまったようで恐縮しています

ずっと東京に住んでいた身としては、首都以外の都市は全て地方都市だという認識でした。

決して大阪名古屋仙台を低くみているのではなく、東京以外の都市という意味地方都市と書いていました。

こんなに地方都市という言葉に反応があるとは思いもよらず驚いています

2020-11-29

村上春樹小説に登場するヒロイン図鑑

 ギャルゲーのオープニングムービーのノリで紹介していきたいと思う。含ネタバレ


ノルウェイの森

ミドリ

「私なんかね、髪の長い下品女の子二百五十人くらい知ってるわよ、本当よ」

 ノルウェイの森はご存知ダブルヒロインシステムで展開する物語であり、正ヒロインの直子に対する反ヒロインミドリであるミドリは深い自己反省を行う直子とは正反対キャラクターとして描かれているものの、要所で当を得た優れた知性の持ち主でもある。物語の途上、直子との恋愛に疲れ果てていく主人公のワタナベに対して次第に親しみを募らせていき、最終的には恋に落ちる。明るくユーモラスだが苦労人でもあり、「人生ビスケットの缶のようなもの」という独自哲学披露する。

・直子

「たぶん私たち、世の中に借りを返さなくちゃならなかったからよ」

 正ヒロインヤンデレの先駆け。高校時代に亡くなった恋人記憶を延々引きずり続けており、その代償行為としてワタナベとの関係を求めた結果、人生が取り返しのつかないほどこじれてしまった。曰く「自分自身が二つに分裂して木の周りで追いかけっこしている」。物語の中盤から京都サナトリウムにて療養生活を送ることになるが、最終的にワタナベの魂を深淵へと引きずりこむこととなる。

レイコさん

私たちがまともな点は、自分たちがまともじゃないってわかっていることよね」

 ダブルヒロインと銘打ちつつも、中盤以降登場するサブヒロイン

 若い頃は有能なピアニストであったが、演奏ストレスにより精神に不調をきたしてしまい、それ以来人生に振り回れされ続ける。挙げ句の果てに、教師としてピアノ指導していた美少女レズレイプされそうになるなど、人生が取り返しのつかないほどこじれてしまった。主人公とのラストシーンで読者を激しく混乱させる。


海辺のカフカ

さくら

「なんかさ、うまく言えないけど、本当の弟みたいな気がしてるんだ」

 『海辺のカフカ』はドイツにおける「フランツ・カフカ賞」やイスラエル文学賞であるエルサレム賞」の獲得への原動力となった作品であり、ギリシャ悲劇の色彩とインスピレーションを帯びたポップな文体が特徴である主人公は十五歳の少年で、田村カフカという偽名を名乗っており、作中においてその本名は明かされない。

 作中一番最初主人公が邂逅する他者さくらであり、彼女もまた苦労人。幼少期から両親との折り合いがつかず、一刻も早く自立し一人で生きていくことを人生方針にしていた。職業美容師

 主人公はかつて姉と両親の四人暮らしをしていたが、その途上で母と姉は家を去っている。主人公はその、顔もろくに覚えていない姉の姿を、さくらへと重ねるのであるヒロインというか擬似的な姉とも言うべき存在

佐伯さん

あなたは誰なの? どうしていろんなことをそんなによく知っているの?」

 正ヒロイン。五十代の美しい女性であり一切が知的に洗練されているが、巨大なオブセッション強迫観念)によって人生を摩耗させている。

 彼女人物設定は『ノルウェイの森』をなぞる形となっており、先に紹介した直子の鏡写しのような存在である彼女が勤めている私立図書館は、かつての恋人父親の所有であり、話がややこしくなるのだけれどこの父親物語中には登場しない。問題はその恋人とのことで、彼女は幼少期から恋人と親密な関係を築くのだけれど、最終的に死別する。それから三十年以上もの間、彼女自身空虚人生に苦しみ続けた結果、主人公出会う。

大島さん

「いつそれを言ってくれるか、ずっと待っていたんだ」

 ヒロイン欄にこの人物名前を記すこと自体が既にネタバレなのだけれど、とにかくヒロインの一人。ボーイッシュ枠。


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

・美しい太った娘

「お願い、このままじゃ世界が終わっちゃうのよ」

 美しい太った娘。村上春樹1979年デビューして以来、1987年に至るまで十年近くキャラクター名前を付けるのが恥ずかしかったとのことで、一部の例外あだ名を除いてキャラクター無名である。よって1985年出版された本作においても、一切の登場人物名前は明かされない。

 幼い頃に家族を全て交通事故で失って以来、祖父である天才科学者の「博士」の元で純粋培養された少女。十七歳。教育方針によって学校には通わず英才教育を受ける傍ら、適度に脂肪を取らされ、適度に太らされている。性欲一般に関してあまり理解しておらず、主人公に何かと性的質問を向けては困らせる。

 「博士」による教育の結果、語学などの現実生活を送るための技術複数習得している才女。決断力というか胆力があるが、どこかしら世間知らずな面は否めない。

図書館の娘(表)

「それが何かはわからないけれど、どこかで昔感じたことのあるもの空気とか光とか音とか、そういうものよ」

 多重世界の表の側であるハードボイルドワンダーランド』に登場する娘。なお裏の世界である世界の終り』においても、同一存在として主人公の前に現れる実に因縁深い存在でもある。図書館リファレンス係をしており、主人公一角獣に関するテキスト請求したことから親しくなる。大食漢であり給料の大半が食費に消えるが、上記の娘とは違い極めて均整の取れたスタイルの持ち主である

図書館の娘(裏)

「――私の心をみつけて」

 多重世界の裏の側である世界の終り』に登場する娘。リファレンス係の娘の多重存在。「古い夢」と呼ばれる一角獣の頭蓋骨を、図書館管理している。

 『世界の終り』においては心は動き回る影の形で存在しており、影は人が大人に成長する前に特殊器具によって切り離され、埋葬される。その儀式を経た後は全ての人間は「完全」となり、年を取ることもなく何かに怯えることもない。彼女もまたそのようにして心を喪う中、やがて外の世界からやってきた主人公出会う。

・影(主人公

「俺は君をどうしても外につれだしたかったんだ。君の生きるべき世界ちゃんと外にあるんだ」

 おまけ。

 『世界の終り』に登場する主人公の影。頭の回転が速く機転が利くが、主人公と切り離されてしまったため大きく体力を奪われており、ほぼスペランカーと化している。

 『世界の終り』において門番の男に幽閉され、真綿で締め上げられるような虐待を受け続ける。


などなど

 俺は『騎士団長殺し』を除いて全ての長編読破しているんだけれど、まだまだヒロインはたくさんいる。あるいは続編を書くことになるかもしれない。

 村上春樹ネットで言われてるほどひどい作家じゃないので、皆も読もう。チャオ。

結局行動力のある人間が勝つ

大学にすげえ先輩がいた

サークル立ち上げて、新聞に載って、自主研究でいいとこまで行って、メチャいい会社に行った

縁あってちょいちょい話す仲だったんだけど、とにかくバイタリティが高いというか、行動力がある

俺は精力の弱さにはちょっと自負があって、「郵便局にいって封筒を送る」くらいのしょぼいタスクに1週間以上助走がいるし、実行した日はそれで満足してほかのことを何もしなくなる

先輩は違った

午前中に別々の数人と会ったあと午後は図書館にこもって勉強、夜に東京に出発、みたいなスケジュールガンガンこなしてた

俺が一日0.5回行動くらいなのに対して4回行動くらいある感じだった

いまもまたすげえ会社ブラック部署に行って、7〜23時とかでキリキリ働き、すげえ額稼いでいるらしい 一方で休日にはGOTOを使っていいホテルに泊まったりもしてるらしい

俺はプー太郎やりつつGOTO使いてえなと思ってまだ一度も使ってないのに!

優秀な人間、行動力が違いすぎる

どうやってんだ?あれ

俺なんて保育園ときから既にやる気がなくて、毎朝登園を渋って泣き喚いてたんだよな

なんかこう生まれつき巨大な不利を抱えてる気がしてならない

動力障害みたいな概念出てきてくんねえかなあ

子どもができてしまった親の元に生まれ

私には1歳終わりごろから記憶がある。もちろんハッキリしたものでは無い。1歳半で引っ越したはずの部屋の間取りやそこでのできごとなどをいくつか覚えているだけ。

両親は若くしてデキ婚したので、父は慣れないサラリーマン生活で土日も関係なく働き、ほぼ家にいなかった。母は平日昼間はなんとか家事をこなし、午後は夕飯の支度の時間までほとんどずっと誰かと電話していた。何を話していたのかは言葉が分からなかったので分からなかったが、電話する母の背中を見ながらいつも「おやつまだかな?」と考えていた。

2歳を過ぎて幼稚園入園準備を始める頃には、母が何を話しているのかほとんど理解するようになっていた。母は相変わらず友人との電話呪詛愚痴を話していたの。「夫が仕事ばかりで育児を手伝わない」「子どもいるから遊びに出かけられない」「まだ学校勉強たかった」「自分時間が取れない」

母は学校が好きなんだと勘違いし、近所の小学校の隣にあった図書館に行きたいとねだって機嫌をとろうとした。しかし母の電話に「毎日毎日図書館に連れて行けってうるさい」という愚痴が加わっただけだった。母に好かれたくて図書館をねだったので、とても悲しくてその夜はなかなか寝つけず。また母を怒らせ「夜も寝ないからたいへんだ」と愚痴らせる結果になった。

父も卒業式を経ずに学校を出て、突然社会人になったのでそれなりに大変だったんだろうと思うが、父についての記憶ほとんどない。たまに3人揃って夕飯を食べるとき、母がウキウキしたりイライラしたり、空気ちょっと変わるのを感じていたくらい。今より「育児母親仕事」が当たり前だったので、私の世界ほとんどは母が占めていた。

幼稚園の終わりごろに弟が生まれると、母は弟のママになった。私のことは相変わらず「学校に通えなくなった原因」と捉えているようで、結婚生活で生まれた弟には甘い声をかけ、私には「大きくなって去年の服が入らない」「体重が増えたか自転車に乗せて行くのがしんどい」など、八つ当たりに近い愚痴を私本人に言うようになった。この頃から私は母に愛されたいと期待するのをやめた。

反対に父は、キャッチボールができる年齢になった私に興味を持ちはじめたようだったが、私は親に何かを期待するのを諦めていたので、どこか少し距離を起きながら接していた。

今では私も成人を超え家庭を持っている。親とは程よい距離感で接する普通大人になった。言葉は分からなくても、子ども空気を覚えてる。

デレマスキャラ鷺沢文香担当Pが9周年に思うこと「交代を」

先に結論を書くと、「アイドルマスターシンデレラガールズデレマス)」に登場する鷺沢文香というキャラクター声優を交代してほしい、という話。

たぶんなんのこっちゃな人が多いと思うので、デレマスというコンテンツを知っている人や、自分のような文香Pに刺さればと思いながら書く。


11月28日アイドルマスターシンデレラガールズは9周年を迎えた。

それに伴い、特別生放送番組YouTubeニコニコ動画配信されて、全体的にいい番組だった。

一点を除いて。


私は鷺沢文香というキャラクター担当だが、ある部分がずっと引っかかっていた。

中の人声優M・A・Oが、番組上で一切出演しなかったことだ。

比較スケジュールが忙しい(と筆者は勝手に思っている)早見沙織竹達彩奈ビデオメッセージという形であれど、9周年を祝った。

祝った祝わなかったが良い悪いとかではなく、「あれ、出てないんだ」と。

そこに、ここしばらくの鷺沢文香というキャラへの扱いもあって、それが番組終了までずっと引っかかった。


デレステ内でイベントもされなければ、声優ライブに来ることもない。

文香Pはそろそろ来るのではないか、と思いながら、毎回ライブ出演者を見ては肩を落としているのではないか

まあライブはレッスンも生じるので、多忙ならオファーを断っても仕方ない、と割り切れる。

しかしながら、ゲーム内のイベントにまで滅多に出さないというのはどういうことか。

ゲームに出なければ、何をするのか。


人気キャラ(最新の第9回シンデレラガール総選挙では2位だった)の扱いにしては、あんまりだと思う。

総選挙イベントには定期的に出ているけど、あれは票の力で出ているものなので、イベントに出させた、という方が適切だろう。

運営の采配としてイベントに出たのは、デレステの2周年曲イベント最後となっている。


あれからもう3年過ぎた。

いくらなんでも間の期間が長すぎるし、他の多忙と思われる声優キャラでも新曲を出している。

リリースされていくCDジャケットを眺めながら、これでは何のために鷺沢文香に声が付いているのかと、疑問に思うばかりだ。


なぜ鷺沢文香に「出番」は与えられないのか。

よく聞く話は鷺沢文香を演じている声優M・A・O問題だ。

本人のスケジュール多忙契約上の問題共演NG…など、ゴシップレベルの話は絶えず、真相不明のまま。

運営側も事務所側も明らかにしないだろうし、そこは期待していない。


だが声優が足を引っ張ってキャラクター活躍の場を与えられないのでは、本末転倒ではないか

声が付き、さらに躍進するための手段を与えられたのに、それが逆にキャラクターの扱いを蔑ろにさせている。

期待されて声が付いたのに、期待に応えられない状態になっている。


BRIGHT:LIGHT」の営業コミュが出たときも、5周年が明けてそろそろユニット新曲が出てくるという噂を聞いたときも、

何度も何度も、あらゆる機会で期待して、そして何も起こらず、裏切られたような気持ちになった。

ようやく久々に「出番」があったと思えば営業コミュだ。まあ嬉しいのだが。


そして今回の生放送では、第9回総選挙上位の声優が軒並み出演している中、唯一何かしらの形でも出演しないという始末だ。

鷺沢文香はいるのに見られていないのか、運営は「いないもの」として扱わざるを得ないのか。

事実が明らかにならない限りは、やはり声優に関する疑念は晴れない。

存在しないものとして扱われるくらいなら、何のためにキャラクターを愛し、票を入れ続けるのか。

言わないだけで腫れ物として扱われることを理解した上で、なぜ無垢でいられようか。


これらの問題解決するには、声優の交代が解決方法になると思っている。

そうでなければ、あらゆる方面で文香に「出番」が与えられないのは、あまりにも不自然からだ。


反発の声はあるだろう。

Twitterでもすでに声優交代論について議論が交わされており、この論に対する否定的意見があることも承知している。

私もM・A・O憎しでこうして書いているわけではない。

銀河図書館」は彼女でなければあの仕上がりにならなかったと思うし、演技については文句一つ言えない素晴らしさだ。

特定声優に対する交代を期待しているわけでもない。

しかし、鷺沢文香活躍させるための手段として、交代しかないと考える。


どんな手段であっても、否定されたとしても、鷺沢文香というキャラクターの枷になるのであれば、それは排除すべきだ。

M・A・O鷺沢文香の役ではあるが、鷺沢文香ではない。

輝ける逸材をいつまでも部屋の中に封じ込めたとして、誰も幸せにはならない。

2020-11-28

anond:20201128231235

イタい人ってこういうところにいるんだね

図書館司書に憧れてそう

就労移行支援事業所

私は約10年程前に、発達障害自閉症スペクトラムADHD)と診断をされた。

その頃の職場は某大学図書館で、司書として勤めていたが、

何故こんなに同僚の司書達と比べて、仕事が出来ないのだろう?と

気持ちの沈む日々だった。

あんなに憧れて、手に入れた大学図書館での勤務だったのに。


発達障害が発覚してから10数年の間に起きたことは、

統合失調症発症してしまたことを筆頭に、

ここには書ききれない程に膨大だったので省略。


現在の私の職場(?)と言うか、

通う先は、就労移行支援事業所である

名前の通り、就職を目指す為の場所


涙がこぼれそうになる程、悔しい思いもする。

他の利用者の態度に、腹が立つこともある。

でも、今の私にはここしか無い。

歯を食いしばって、ここに通っている。

いつか、図書館に復帰する日を思い描いて。

2020-11-27

図書館って夜中無人対応で開けられないんだろうか

ネットで調べものが済んでいた数年間はよかったが、書籍を頼らざるを得なくなってきた。

平日だと図書館の開館時間の利用が難しく、夜中開けてほしい。

貸出も自動でできそうなものなのに。

2020-11-25

全く予想しなかったところで研究者適性が無いのが分かった話

私はブラック研究室所属する修士1年だ。

研究職に就くつもりで大学入学し、研究室に配属された後もバリバリ頑張るつもりだった。

でも研究室に所属して初めて、全く予想しなかったところで、研究職への道を挫折しかけている。

それは「同じメンツ人達毎日時間過ごすことが苦痛」ということだ。

研究室に配属される前から大学12時間滞在して勉強していることはままあった。

からコアタイム12時間でもやっていけると思っていた。

でも1人で過ごす12時間と、ほとんど他人と一緒に過ごす12時間は全く異なるものだった。

閉じた研究室では自分一挙一動他人監視下にある。

別に自分の行動に難癖を付けるヤツがいるとかじゃない。むしろ皆いい人なんだと思う。

でも、なんかもう自分の行動や表情が他人に何か思われるというのが苦痛なんだ。

しんどそうな顔をした時「大丈夫?」と心配されるのも、楽しそうな顔をしている時に「楽しそうだね!」と言われるのも、どちらも心に負荷がかかってしまう。

大丈夫?」は、相手気遣いであり有難いこと(あるいはただの社交辞令)だし、「楽しそうだね!」は話の種か見たままを言っているだけだと思う。

でも他人に表情をチェックされて管理されているような居心地の悪さがある。

ひねくれた人間だと思った方、申し訳ない。

自己弁護を重ねてしまうが、私は昔から変だったように思う。

思えば小学校から高校にかけて、休み時間になれば教室から出て行き、1人で校内をフラフラしたり図書館に行って過ごすことばかりだった。

他人と一緒に過ごすことを無意識に避けていたのだろう。

もうすぐ就活しなくてはいけないが、本当に困っている。

大学入学以前から研究職として働くつもりだったのが、この有様。

研究室はおろか内勤さえ向いていない性質で、何が出来るのか分からない。

毎日しんどいさを抱えながら、研究室に足を運ぶばかりです。

anond:20201125114939

ホントダメ猥褻美術品は公開作品としては表にほぼ出てこないからな

よく考えたらおかしいだろ、人類はこの数千年えんえんハダカの像や絵を作ってるのに射精シーンひとつねえんだぞ


アスペ増田様へ:無論あります普通にあります図書館所蔵の本にすら載ってますしか美術品として公にされないという意味

minata卓、回せるやつまとめ(CoC7編③)

COC7で現状ある程度読み込んでいて、回せるものになります。初回しまだなのもあるよ。

COC6のシナリオもいくつかありますが、こちらはminataによって7版へコンバートしてあります

基本的にはステータス面と戦闘面あたりを弄っているくらいです。

ソロタイマンシナリオhttps://anond.hatelabo.jp/20201125114727

2人以上→https://anond.hatelabo.jp/20201125023249

【星間逃避行天体

あなた達は何かにいかけられている、ずっとー

しかしそれを知る頃には、あなた達はもうー

探索者は夢を見る。どういった夢だったのかも思い出せず。

目を開けばそこに広がる景色はいつも頭上に広がるあの夜空。

何かから追われ続け、やがて走り出す。

その先は、希望絶望か。

プレイ人数 2人固定
想定プレイ時間2~3時間
形式クローズド
ロスト率 高。
推奨技能 なし
舞台宇宙
探索者について 継続新規わず。 仲の良い二人であること。ロスト探索者もロスト経緯によっては特殊救済可能なので要相談

【誰が為の最終定理天体

生きる苦しみは、この世に生を受けると同時に背負うものである

そしてこの苦しみは”死”以外で逃れることはできない。

もし、生きている内にこの苦しみから逃れることが出来たのであれば---

シナリオ名:誰が為の最終定理タガタメノサイシュウテイリ)

プレイ人数 2人固定
想定プレイ時間1~2時間
形式 半シティ
ロスト率 高。(理不尽ロスト有)
推奨技能目星図書館
舞台現代日本
探索者について SAN値推奨。新規継続は問わないが、探索者同士は必ず初対面であること。
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