先に結論を書くと、「アイドルマスターシンデレラガールズ(デレマス)」に登場する鷺沢文香というキャラクターの声優を交代してほしい、という話。
たぶんなんのこっちゃな人が多いと思うので、デレマスというコンテンツを知っている人や、自分のような文香Pに刺さればと思いながら書く。
11月28日にアイドルマスターシンデレラガールズは9周年を迎えた。
それに伴い、特別生放送番組がYouTubeやニコニコ動画で配信されて、全体的にいい番組だった。
一点を除いて。
私は鷺沢文香というキャラクターの担当だが、ある部分がずっと引っかかっていた。
中の人、声優のM・A・Oが、番組上で一切出演しなかったことだ。
比較的スケジュールが忙しい(と筆者は勝手に思っている)早見沙織や竹達彩奈もビデオメッセージという形であれど、9周年を祝った。
祝った祝わなかったが良い悪いとかではなく、「あれ、出てないんだ」と。
そこに、ここしばらくの鷺沢文香というキャラへの扱いもあって、それが番組終了までずっと引っかかった。
デレステ内でイベントもされなければ、声優がライブに来ることもない。
文香Pはそろそろ来るのではないか、と思いながら、毎回ライブの出演者を見ては肩を落としているのではないか。
まあライブはレッスンも生じるので、多忙ならオファーを断っても仕方ない、と割り切れる。
しかしながら、ゲーム内のイベントにまで滅多に出さないというのはどういうことか。
ゲームに出なければ、何をするのか。
人気キャラ(最新の第9回シンデレラガール総選挙では2位だった)の扱いにしては、あんまりだと思う。
総選挙のイベントには定期的に出ているけど、あれは票の力で出ているものなので、イベントに出させた、という方が適切だろう。
運営の采配としてイベントに出たのは、デレステの2周年曲イベントが最後となっている。
あれからもう3年過ぎた。
いくらなんでも間の期間が長すぎるし、他の多忙と思われる声優のキャラでも新曲を出している。
リリースされていくCDのジャケットを眺めながら、これでは何のために鷺沢文香に声が付いているのかと、疑問に思うばかりだ。
なぜ鷺沢文香に「出番」は与えられないのか。
本人のスケジュールが多忙、契約上の問題、共演NG…など、ゴシップレベルの話は絶えず、真相は不明のまま。
運営側も事務所側も明らかにしないだろうし、そこは期待していない。
だが声優が足を引っ張ってキャラクターに活躍の場を与えられないのでは、本末転倒ではないか。
声が付き、さらに躍進するための手段を与えられたのに、それが逆にキャラクターの扱いを蔑ろにさせている。
期待されて声が付いたのに、期待に応えられない状態になっている。
「BRIGHT:LIGHT」の営業コミュが出たときも、5周年が明けてそろそろユニット新曲が出てくるという噂を聞いたときも、
何度も何度も、あらゆる機会で期待して、そして何も起こらず、裏切られたような気持ちになった。
ようやく久々に「出番」があったと思えば営業コミュだ。まあ嬉しいのだが。
そして今回の生放送では、第9回総選挙上位の声優が軒並み出演している中、唯一何かしらの形でも出演しないという始末だ。
鷺沢文香はいるのに見られていないのか、運営は「いないもの」として扱わざるを得ないのか。
事実が明らかにならない限りは、やはり声優に関する疑念は晴れない。
存在しないものとして扱われるくらいなら、何のためにキャラクターを愛し、票を入れ続けるのか。
言わないだけで腫れ物として扱われることを理解した上で、なぜ無垢でいられようか。
これらの問題を解決するには、声優の交代が解決方法になると思っている。
そうでなければ、あらゆる方面で文香に「出番」が与えられないのは、あまりにも不自然だからだ。
反発の声はあるだろう。
Twitterでもすでに声優交代論について議論が交わされており、この論に対する否定的な意見があることも承知している。
私もM・A・O憎しでこうして書いているわけではない。
「銀河図書館」は彼女でなければあの仕上がりにならなかったと思うし、演技については文句一つ言えない素晴らしさだ。
しかし、鷺沢文香を活躍させるための手段として、交代しかないと考える。