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2024-04-27

女性管理職として育休後に退職する女性社員に対して思うこと

増田が勤めている会社産休、育休、介護休暇や傷病休暇にも理解があり、良い組織だと思う。

ただ、産休育休を取得するほとんどの女性社員は、第一子の育休明けには第二子妊娠していて2ヶ月も働かないうちにまた産休育休に入る。そして時短復帰すると半年程度働いて義理を果たしたというように辞める。

そのような選択が今後の女性採用女性管理職の登用に二の足を踏ませるのでは、と彼女たちは一度でも考えただろうか?と思う時がある。

増田管理職なのでたまに面接もする。同じレベル大学卒業している学生場合、男女で比較すると女子学生の方がエントリーシート面接対応も優れていることが多い。

それでも会社人事部は男女同数ないし男子学生を多く採用する。大きな声では言えないが、女子社員産休後に辞めるからだ。

時短リモートワーク、半休制度フレックス制度、どんなに整えても辞める。

増田2011年大学卒業した。子供の頃は「団塊の世代が大量退職する頃に就職する世代なので、就職簡単」と言われていたけれど、リーマン・ショック、その後は東日本大震災もあり内定取消や自宅待機があった世代だ。

就職活動は大変だった。就職活動する上で、女性差別にも直面した。

から仕事を頑張ろう、女性からと思われないように成果を出そう、私の力は小さいけれど、後の女性たちが少しでも生きやす社会にしたい。

そう思って仕事に打ち込んだ。成果主義会社なので、数年で管理職になれた。

子供も産んだが産後2ヶ月半でフルタイム復帰した。夫婦で話し合い、保育園に入所出来るまで夫が育休を取ることにした。

今は男性育休制度も取りやす制度設計になっている。でも、辞めていく女子社員の夫たちは子供が何人産まれても育休は取らないし、もちろん時短も取らない。話を聞くと、そもそもどちらが育休をとるかなんて相談すらしないらしい。

これでは女性が生きにくい社会のままだなと思う。身近な夫とも今後のキャリアのことを相談しない。盲目的に前時代的な生き方を選んでいる。

そして経済力を手放す。相手モラハラDV野郎でも離婚できない。

やっと離婚できた、再就職しかないというときにはパートしかない。女性差別だと嘆く。

それ、全部自分選択だよね?

先人たちの声や努力のおかげで、いまの私達には様々な選択肢がある。

女性たちよ、ちゃんと考えようよ。パートナーと話そうよ。先人たちの知恵、失敗、あるいは呪詛を糧にしようよ。

次の世代には、いまより少しでも良い社会で生きてもらえるように。

2023-12-07

anond:20231207141649

産休育休介護休暇などは私企業でも実現されているので、学校でも同じように実現すれば良い話。

もちろん、失業保険に代わる金の出所必要にはなるだろうけど、それは私学でも国公立でも同じ話で。

2023-12-01

やっぱり独身って自分のことしか考えられない視野の狭い人達なんだな

主語デカ釣りタイトルでごめん、タイトル独身は『子供病気で休む親を身勝手な子持ち様と揶揄する独身』と読み替えてください。

https://togetter.com/li/2266144

https://anond.hatelabo.jp/20231130140859

まず育児介護、あとは病欠とか冠婚葬祭仕事を休むのは労働者権利として当たり前のことだし、どうしようもないことじゃん。ちなみに子の看護休暇と介護休暇は通常の有給と違って時季変更権対象にならないからね。君らが言ってる迷惑から子持ちは急に休むなってのは有給取らせないクソブラック企業と同レベルの言説だし、もし直接本人に言ったなら即コンプラ案件ってことを理解してくれ。そして当たり前だけどネットでも行儀の良い行動じゃない。

もしもそれに対抗したいのであれば法改正必要だけど、現状全ての政党がなんらかの少子化対策必要と主張している。つまり、現状ですら不十分と考えているし国民もそれを支持している。これを変えるためには『少子化なんてどうでもいい、将来よりも今を楽しんで滅びよう』とか、『和人は滅びるけど移民日本人になってくれれば大丈夫!』っていう政党をつくるしかないだろうね、政権取れるといいね。こういう話をすると、『お国のために子供を産めなんて時代錯誤だ』とか言い出すやつが出てくるけどめちゃくちゃ見当外れ。現状、子供を産む産まないの選択肢個人に委ねられているし、国は少子化対策方針に沿って制度を作って支援しているだけ。これが駄目なら起業支援しますとか特定研究分野を支援しますみたいなのも全部駄目になる。

会社にしたって日本経済活動をする以上法律は守らないといけない。もちろんそれだけじゃなくて育児介護離職が増えれば人材が不足するし、変な噂が立つと新卒中途採用も難しくなる。君らが『育児趣味』だから他人迷惑をかけず勝手にすべき主張するのは好きにすればいい。でも国も会社育児をする人がいることを前提に回っているし、社会育児をする人間がいないと持続できない。持続性のない社会では誰も投資しないし、企業健全経済活動はできない。そこを無視してデモデモダッテ僕は気に入らないと子持ちを叩くのは自分のことしか考えられない身勝手で恥ずかしい行為だし、現状に不満があるならば社会制度を変えるように動くべきであって特定属性個人を叩くのはお門違い。

俺もリードしてるプロジェクトで急に休まれたり、育休や珍しい理由だとボランティア行ってくるとかで長期離脱されたりで仕事が増えることはあるけど別に俺が休ませてやったという気持ちにはならない。彼らが当然の権利行使しただけだと思ってる。独身でも風邪引いて休みがちな人もいれば、子持ちでも子供も本人も元気でなかなか休まない人もいる。人によって、あるいはその人のライフステージによって仕事に対する優先度や取り組み方も違う。そういった違いを吸収して、欠点を補い合ってそれぞれの長所を活かし皆で成果をあげるために会社という組織がある。それが嫌で自分の面倒だけをみて仕事をしたいなら会社員じゃなくてフリーランスのほうが向いてるから、さっさと退職して自営業になろう。

2023-07-12

父が死んだ。葬式もした。

喪主ではないし長々としゃべっても飽きられるだけだからここで自分の整理がてら、書いておこう。

父という人間のことはなんといって表現していいかいまだによくわからない。というのは母が強烈すぎるからである

 

父は1940年代まれ日本人男性である出身地は西の方の川沿いの豊かとはいえない田舎である

6番目の息子である工業高校に通うために下宿がてら養子に出されるまでは、兄の一人に小遣いや親の愛を搾取されていた。

 (おそらくそのせいで自分へのいじめにはとてもドライであるいじめが嫌いだし、「ズルイ」という言葉も苦手である。)

工業高校卒業後は、工場のあった景気のいい化学メーカー就職した。読書が好きで(速読で)すこし本で勉強すればペーパーテストはたいてい受かる。

職場ではじまった国内留学のような制度の初年度生にえらばれて会社のカネで大学化学科に進学した。

学費の足りない分や生活費は賭けマージャンで補っていたという。のんびり無口なくせにダマテンかメンタンピンか即降りの雀風である

趣味登山で、安くて黒いカメラも一応持っていた。(父が人生もっともイケイケだった時代かもしれない)

そこで一学年年上にあたる女性出会った(大学では同学年)。九州で育って浪人して偏差値で選んで入った教育学部にいた女性は、はきはきとしゃべり美人笑顔が気さくだった。

怒るとまくしたてて手が付けられないが、おこっていなくても気を許した人間の前では延々とラジオのようにしゃべっている。

話すうちに多少の脚色も入って来る。それを父はわかっているのだがいちいち訂正しない程度にはおおらかな父と女性は気が合ったようだ。

1960年代?の大学には学生闘争が(東京でとくに盛んに)あった。田舎大学にも多少の余波はあったが、両方とも危うきに近寄らずで敬遠していた。

父は卒業化学企業にもどり、女性は数か月だけ「印刷会社腰かけ事務職」をして寿退社初任給洋裁用ハサミと広辞苑を買ったという。

二人は親へ挨拶をすませ神前式結婚式をあげた。新婚旅行国内)ではパンタロンネッカチーフなど流行の服をきたイケメンの父が観光名所の立て札の前でまぶしそうに笑っている。

1970年代。m市の社宅に二人暮らし妊娠。里帰り出産でまるまるとふとった増田を生んだ。ぴかぴかの母の笑顔は(そのころまだモノクロ写真しかなかったので)モノクロームである。(追記:よく考えてると写真現像紙の質が悪くて色褪せてただけで新婚旅行出産も一応カラーだ)

夏だが一般家庭にはクーラーがないころだ。産院にはあったそうだが、おくるみでぎっちりくるんだ写真をみるに母には赤ん坊を薄着にするという考えがなかったようだ。

(なお増田は今も超絶汗かきである。失うはずの汗腺が全部残っている)

二人目もm市在住で西に里帰り出産した。このとき増田も母実家に連れていかれた。

このころ叔父浪人してから医大に入って実家から通っていた。叔父マンドリン部に入ったといって増田になにかを弾き語りしてくれた。あと本好きの増田学研漫画植物百科を買ってくれた。

三人目を生む前に父は関東のk市に転勤になった。おそらくこのへんで、父は化学から離れたようだ。(父、転身)

というのは、データベースで父の名を探したことがあるのである。染料の特許論文かに1-2件だけ名前があってぷつりと途切れた。

というわけでk市で三人目が生まれた。そうして5人乗り自家用車を買っていろんなところにつれていってもらった(なおそのころベビーシートはない)。

だが車内で父はタバコを吸った。車内はひどい匂いでひどく揺れ、子供たちはぐったりしていたし従兄弟などはゲロを吐いたこともある。あまりいい思い出はない。

(母は父に「ニヒルなくせに私にだけやさしい大人男性」というイメージを抱いていた。一時期はタバコ容認~勧めたことがあったようだ。実際は父のほうが年下で気弱ですらある)

そうしているうちに二人目がアレルギーという未知の病気にかかって(そう、1980年代にはアレルギーによる気管支喘息すら新規だった。父も母も本を買いあさった)、

そのころの(無鉛ガソリンとも限らない)車の排気ガスアレルギーのもとだ、という説にすっかり怯えてしまい、「もっと田舎っぽい場所に家を買いましょう」となった。

とはいえ社宅だって、そこそこ郊外で、隣は竹の子がとれる竹林だったのだが。

まあ、3人の子育ての忙しさの中で狭い金魚鉢みたいな社宅でのハイソ自慢、愛され自慢だの、昇進自慢に母が飽き飽きしたんだろう。

1980年代、父はチバラギの片隅に土地を買って家を建てた。

そこで知ったのだが父はいつのまにか一級建築士になっていたそうだ。意気揚々と自宅を設計現場監督がてら家族をつれてわくわくとみせにいった。

(このへんで、のこり全部の西にいる親類から東京叔父さん」と呼ばれはじめる。後日つくば万博ディズニーランド成田への前泊などで宿をお貸ししたこともあるようだ。)

お礼にとめてくれる親戚をたどってお盆に西をめぐったこともあったがそう回数は多くない。いつも核家族の5人が一緒であった。

 

増田と父と電車記載を削除)

 

そのあと増田はなんとか就職して、ひきとめたがる母親喧嘩しながら「自分の金で」一人暮らしをはじめ、あまつさえ恋人ができたというと、

母が「空の巣症候群」というやつでいろいろとヒステリックになりはじめた。

子供が「いやもう自分大人から口出しをするな、するなら人生最後まで口出しする覚悟しろ恋人よりよい伴侶候補がいるならいますぐつれてこい」とブチ切れてやると、

父親に「ウエーンくやしい!」と子供のようになきついていた母を思い出す。

その後も「恋人を家につれてこい紹介しろ」というからそのとおりにしたところ「こんにちははじめまして」の二言目に「うちの教育方針は!」とはじめたのでみんなでドードーしたのをおぼえている。

子供教育することが母の生きる目標だった。母には並列処理はできないのである教育となったら教育だけをするのだ。

「もういいか子供にかかわらず好きなことをしな」というと……。

しばらくしてようやく、母は広い庭をいじりたいから、もう一軒家を建てて引っ越すといいだしたのだ。

庭で草花をそだてていれば嫌なことはすべてわすれられるという。

父は母のことを浪費家だと数度指摘した由来はこの辺にもあるとおもう。

(ほかにファッションや作り付け家具など、彼女なりの「上質な暮らしイメージを達成するために骨身をおしまなかった母だ。

今で言う「お値段以上」なのだろう、「モノはいいモノだから3人の子供に使うのならこの値段は惜しくない」という言葉を母から何度も聞いた。

学校の縄跳びなんか子供向けのすぐ切れるプラスチックじゃなくてボクサーが訓練に使うようなものをもたされ重かった。)

母にしてみれば教育費を払いきれたのは自分の塾のおかげもあり、父はケチだというのである。どちらが正しいかは…。

ところがしばらくすると、父自身が肺の難病にかかった。タバコは肺にはよくないということはわかっていた。

父は早期退職制度で、ただ社外顧問で数回きてくれればという職だけをのこして闘病に入った。

幸い年金ももらえる。子供への仕送りもぱったりとまってお金には余裕がある。

郊外というよりもはや森の中を切り開いてつくった庭の広いおしゃれハウス建築中)は、たちまち父の療養ハウスに方向転換となった。

手すりやら風呂やら改築し、母は断捨離をし、こだわりより健康を優先し…。

そこで難病なのに20年も生き延びたのは確かに母のおかげであろう。

 

ただ母はだんだん父が自分より弱い生物になりさがっていくことがなかなか納得できなかったようだ。

母にとっては子供庇護すべきで、父は母を庇護すべきだったのに、すべてが逆転してしまったのだ。

母の癇癪は昔からものすごく、感情の嵐の生のままの奔流であって、いうことがよくまとまっていない。

Aといった直後にいいかえすとじゃあ反Aだと躊躇なく言えてしまう。もちろんきっかけはあるのだが。

母がなんでタバコを吸ったの!と責めて、理由をはっきりいわないと納得しないので父は「母も勧めたではないか」と言い返すのではなく「社内政治に参加するためだ」と説明した。

「なんで私を浪費家だというの!」「なんで感謝してくれないの!」には、

それぞれ「幼少より母の愛に飢えていたため」などの適当理由がつけられ、反省書となった。

反省書はなんども日記にかきつけられ、こどもたちへも父がこんなに反省したとメールで送った(母もいつでも読めるようccつき)。

まるで自首後の犯人動機を言えと迫る刑事のようなやり取りである。さしずめ母は愛情刑事であった。

 

この「なんで」期の母は2人だけの蜜月のはずがいきなり愛情が枯れ果てたかのようなふるまいをしたので子供たちにも影響があった。

あるときなど増田が呼び出されて母と東京カフェであった遠かったねよく来たねの二言めで「今日ね、おとうさんをいじめてきたの」というのである

どのように苦しめたか。それがどれだけ自分の恨みを買った人間の正当な末路なのか。話はじめると30分以上いきつぎもしないでとうとうとやる。

増田や父は、そういう手の付けられない母をどうしていいかいつもわからないで黙っている。

ただただ、ああ、となりのテーブルの客が居心地悪くて逃げたなあときときょとしながら口をはさむ隙を探す。

まるで楽園のなかの地獄であった。

やめてくれ。あなたたちは善良で努力家で思いやりある人間だっただろう。泣きたかった。

カフェの次は庭園つきフランス料理で父もいるときニコニコと「お父さんに遺言をかかせたの。私に全部残させるって」というのである

増田遺産も愛も父からはあたえられない子供になったのだと、増田当人にむかって心から嬉しそうにいうのである

理由を聞いてほしかったようだが「ふーんそう」というのがせいぜいだった。

後日やっぱり何十回もしつこく聞かされた。あれもこれも、…、わたしケチといわれたのよ!!父は母に愛情がない!

父は平謝りするしかなかったらしい。

増田ボケがきたか気がくるっているとしかおもえなかった。

でもその場で諭そうにも耳も悪い。

「その話は今聞きたくない」と穏やかに告げるとまるっと無視された(なんなら常にセリフを母にカブせられているし慣れてるけど)。

もう一度はっきり言うと「え?」といわれ、もっと大きい声でいうと「大きな声を出さないで!心臓がどきどきする!」と泣き出すのである

補聴器をすすめたけど、ぼわんぼわんして不快だとつけたがらない。

それに庭に出ている間も補聴器をつける必要がない(むしろつける必要がないから庭がすき)だから悪くなる一方だ。

子供たちは私を味方してくれない、おとうさんばかり味方して、おとうさんがだましているからだ!ということで本当に手が付けられなかった。

  

でも素直な母は、父をいじめるだけではなくまっとうに、増田子供たちに直接説得も試みた。

ところが増田子供がうまれて送迎などで忙しいのに、携帯業務用)に電話をかけることがつづいたのである

運転中は出られない。うるさくて運転に集中もできない。ガチャギリするしかない。それでもかけてくるのでやむを得ず「固定電話にかけて」と携帯ではブロックをした。

このことは増田子供の送迎がいらなくなりガラケーアイフォンをのりかえるまで続いた(のりかえたときブロックは解除した)が

ボケ?もとから機械音痴?の母は下の兄弟増田の伴侶に「増田ちゃんわたしブロックしたの!解除するようにいって」と何年も頼み続けた。

   

父はじわじわと悪くなった。3年に一回ほどのペースで入院するたびに母から死にそうな声で「おとうさんが入院したの、もうだめかも」といわれて子供たちが全国から新幹線などでとんでいった。

父は母に「浪費家だ」といったことを老後一生かけて平謝りし続けた。

酸素マスクが一日中必要になっても、下の世話はしないからと母にいいわたされると一回30分かけてでも一人で家のトイレにいった。

母はトイレにいく父の血中酸素モニターが鳴る音だけはよくきこえたらしくて「いつもピーピーうるさいから本当に止めさせたかった」のだそうである

かにもブザー音がなると死んでいるかもしれないし、地震があると停電したら酸素送風がとまってしまう。そうすればすぐに酸素濃度がさがって窒息死だ、ということで不眠ぎみであったという。

なるほど不眠であれば気が狂うほど老々介護はつらいだろうというのはさっせられた。

途中で増田は「あなた(母)はもう後期高齢者だし、父はさっさと介護認定を受けるべきだ。他人を入れろぜひ入れろ、入院介護施設はないのか」とアドバイスをしたりもした。

父も早く「介護認定を」といえばよかったのだが母だけに甘えていたかったのかもしれない。

母親認識は古くて「介護認知症施設にいれられ毎朝チーチーパッパと歌わせられる」というなんかアレな印象しかなかったのだが、

父も「自分=強い=介護うけられない」とおもってた節がある。いいコンビだよあんたら。

まあ、実際、肺病で介護認定がそんなに高くなった父という存在チバラギ地方では珍しく、認知症むけばかり取り揃えられている施設からは選びづらかったようだ。

 

母は一度、「もうすべてをほうりなげたい。お父さんなんか死んで良い」と増田ドライに告げたので増田市役所を通じてケアマネに緊急電話をした。

実際病状がすすんでいるのも理由にあったようだ。

父は身の回りを手に取ることすらおぼつかない。あれをとって、かわりにこれを置いて、の命令の繰り返しの24時間。そりゃ気が狂う。

頭がはっきりしているだけに介護をうけておきながら「あの礼状は出したか」などと口うるさいこともこまごまという。

ケアマネ介入後はデイステイのできる施設をいくつかめぐって、母に介護休暇をあたえ父の入浴はステイ先で複数人介護をうけることにして解決となった。

  

他人の手が入ったあとはなんとか母の忍耐がたもったようだ。

ラインでこまめに連絡をとると、お互い聞き取れない・聞いてもらえない長話のストレスと徒労感も解消された。

コロナのおかげで世の中全体が肺病に警戒しており、

ストレスのたまった母親の消費欲やお出かけ欲も「コロナは怖いから」と唱えるだけでだいぶ抑制された。

母はユーチューブをおぼえた。

コロナワクチンふたりともいち早くうけられた。怪我の功名である

 

増田の残りの二人の兄弟子育てに忙しい中でガス抜きに付き合ったらしい。なんとか二人の生活はつづいた。

  

そうして2*年の闘病、*年の介護認定酸素マスク、90日の入院のあげく父は体重が半分になって逝去した。

母は感情が高ぶると耳が全くなにも聞こえなくなるので、増田葬式の打ち合わせに逐一ついていってすべてをメモにして渡してやった。

 

父がなくなって重荷が下りても母はやはり理不尽であり、やはり葬式相談のあとにも爆発した。

かねて希望していたように「全部の遺産を母の元に相続させつつ凍結などの不愉快事態にさせない」ためにはなるべく資金を動かさないほうがよいのに、

はいます資金をすべて自分の口座に動かそうというのである

それなら司法書士とか頼んだ方が楽だよというと、母の感情は爆発するのである。「高いでしょう!?」3万でいける「デモデモダッテ」。

今すぐにでもATMにいってお金おろしてあつめたいというのである。(父は箪笥貯金を高額な葬式分くらいはおいてあったし互助会にも入っていたか葬式費用ではない。)

なぜと問うと、「子供たちに私からお金を送りたいから」。はあ~~~???だよ。じゃあ法定相続割合でよくない?父もそれが一番簡単からのぞんでいたんでしょう。

anond.hatelabo.jp/20230712024305

2023-05-01

anond:20230501104325

と言うか、もう退職予定。付き合ってられるかという気持ち

コロナ禍になる前からテレワークリモートワークの仕組みを作ろうって話を提案し続けた。これはうちに介護必要な弟がいて、どんどん状態が悪くなってる事もあったんだが。

一部が通って、実験スタートさせるも予算つけて貰えない。業務の合間でやれということで、自分勉強してオープンシステム研究していた。

そこで、コロナ禍になる。コロナ禍になったら、今度はまだ完成してないのかと謎の反発になるも、予算が出て、一気に構築した。とは言ってもモダンものではない。単なるVPNだが、地域IP網の折り返し通信を使うとかでかなり低コストで快適な仕組みになったと自負している。

が、ITシステム担当システムが動かなかった時にフォロー必要であるという謎の理由で出社強制コロナ禍でもテレワーク許可される事はなかった。

そうこうしているうちに、弟がデイでコロナをもらってきて、俺も含めて罹患。親と弟は入院、俺は自宅待機となってようやくテレワークを使ってもよいことになったが、一時的もので、出社に切り替えられる。

親は1カ月ほどで退院できたが、弟はリハビリ必要になり、一年かかってようやく退院

より重い介護必要になる状態になってしまうが、施設での受け入れ先がない。

退院にあたってテレワーク申請介護休暇をちらつかせてようやく許可を取って、週3日テレワークでやっていたが

先日、全社で無条件出社の御触れがでた。

もう付き合ってられるかと言う気持ち

転職活動したら、在宅中心、週1出勤、年収2割UPの条件で内定出たのでもう辞めるところ。

それでも、GW返上して、有休消化期間もとらずに引き継ぎしている俺は愚か者である

もう自分自身にも付き合ってられない。

2023-04-04

anond:20230403161217

自分で担おうとして働き方を見直したりすると、のちのち介護離職につながることが報じられています

介護休暇をとって、プロにつなぐことを全力でやってください。

https://www.works-i.com/research/paper/discussionpaper/2020/DP_0038.html

anond:20230403224851

んだんだ。自分人生を捨てるな。

もう既に実践なさっているようだけど、介護離職しないように介護休業や介護休暇の制度が法にあるし、最近地域の包括センター介護サービスケアマネージャーも心得ているので、介護保険使って子供が離職しなくとも回るように相談しましょう。

2023-01-31

私が今の会社に居続ける理由だった諸々を再確認してみる

・変わることへの恐怖と負荷

なんでも変わることにはリスクが伴う

今より良い環境待遇を求めて変えたが悪化した、なんて話はありふれている

調べるのも転職活動億劫

惰性でずるずるとやる気なく働き多少の金が入るなら悪くないのかも

・ここまで働き続けたことへのリターンを受け取っていないという意識

コンコルド効果というやつ?

真面目に社員として働いて組織に貢献したからには、長期休みを伴う人生の諸問題について保障を受け取っておきたい 育休しか介護休暇しか

・弊社の退職金が勤続年数により受け取れる割合が変わる制度だった

確定拠出年金移管されたため、この理由は無くなった

2023-01-25

anond:20230125162619

NZにもアーダーン首相にも興味はないのでお門違いかもしれないが、妊娠周りについて気になる記述が多いなと思った

2017年8月半ばに妊娠しているということになるので、妊娠の最も不安定な時期に選挙活動をしていた

医学的にはいわゆる安定期というのは無い。妊娠12週までの初期流産は全妊娠の15%前後に上るのだが、初期流産染色体異常等による不可抗力場合が大多数であって、重労働をしたか流産になるわけではない。この時期の行動が流産規定することはほぼない(事故に遭ったとかは例外として)。

多くの妊婦とそのパートナーは、妊娠してから出産まで非常に慎重になることが求められている

誰に?

6週間という産休だが、日本人にとっては「そんなにとったの」と驚くべき期間だろうか?

日本でも産後6週は絶対で、しかほとんどは産後8週とるのが慣例と思われる(原則8週、場合により6週に短縮してもよい)ので、日本人にとっても驚くべき長期間ではないと思う。首相からという意味だろうか。

育休をくっつけて伸ばすと最長約3年になる。

身重な状態選挙に出るなんて言うのはおそらく本来であれば受け入れられない

日本でも受け入れられるようになってほしい。

ことさら美談にする必要はないと思うが、どんな人でも適切に産休や病休、介護休暇を取れるようになるとよいと思う。

2022-11-14

anond:20221114135217

いずれ在宅介護休暇制度必要とされるだろうんw

福祉医療機構融資金を山分けして倒産する介護施設スキームがありそうなので

在宅介護が増える

2022-10-16

anond:20221016172135

介護休暇とか、実家神社・お寺をつぐために30日間精進潔斎とか。

ようは「家庭の事情」でええんやで<休みが取れない

2022-09-28

育児介護の違い

子持ち女性ターミネーターなのか?

https://anond.hatelabo.jp/20220927205318

に関連して、

ヨッピーの「赤ちゃんは何を基準に親を判別してるか」の記事を見て思ったこ

https://magazine.cainz.com/article/97602

赤ちゃん」という生き物はたいへん面白く、とにかく成長が早いので日々驚かされる。

寝がえりを覚えてハイハイをはじめたかなーと思ったら、すぐにつかまり立ち、つたい歩きまでするようになった。出来ることがどんどん増えてゆくのだ。

これ今5歳児を育ててる身としてはまったく同感で、

特に誕生直後~3歳くらいまでは、できる事がどんどん(それこそ一日ペースで)増えて、「もうこんな事ができるようになったのか!」と驚かされる毎日なのだ

自分食事できるようになったり、着替えられるようになったり、歯磨きできるようになったりと、どんどん親の手がかからなくなっていく。

(これが4歳を過ぎると、ウソつくようになったり、言う通りに動かなかったり(あえて逆らって親の反応みて楽しむ)、少し思い通りにならないと癇癪起こしふて腐れたりたりと、自我が発達するにつれ手がかかる部分も出てくるが、全体的には手がかからず楽になっていく)

 

育児しながらフルタイムで働いてて、保育園は6時までに迎え行かんといけんので残業できないし、(最近はなくなったが)頻繁に発熱して自宅で看ないといけず休みとったりで、子の誕生以来は周りの子無し職員よりもだいぶパフォーマンスが落ちて(なにより仕事より育児のほうが楽しくやりがいがあるので、仕事に対するモチベーションが落ちてる)周りに負担かけてる部分もあるが、

組織トップ育児支援・少子化対策を唄ってることもあり、「子を育ててるから」という大義名分がたち配置や仕事量で考慮してもらいなんとかなっている。

 

同僚に年老いた親を自宅で介護してる職員がいて、彼女はとても大変そうだ。

うちの職場には有給休暇別に「子の看護休暇(上限年間5日)」があるが介護休暇は無く、育児に比べて上司組織から配慮も少ないように見える。

自分の両親は健康で、たまに子(孫)の世話を見てもらってるくらいなので、老親の介護がどのくらい大変なのかはわからないが、とにかくいつも疲れてるように見えるので、大変なのだろう。(体だけ悪かったり、体と認知とも悪かったりで、人によるんだろう)

 

育児は子の笑顔生命力に触れてかわいさに癒され楽しいこともあるが、介護・・・どうなんだろう?楽しいこともあるんだろうか?わからない。

プロ介護士が90歳の老婆から「そんなこともできないのか、バカ」と憎まれ口を叩かれカッとき暴行殺害して捕まったというニュースがつい先日あり、子の憎まれ口など幼稚で笑って受け流せるが、高齢者の憎まれ口はそれなりに刺さるところがありダメージが大きいのだろうなと想像する。

大きな違いと思うのが、育児毎日子が成長して手がかからなくなり楽になっていくが、介護はどんどん親の健康状態悪化してやらなければならない事が増えていくので先が暗いんだろうなということ。

先に楽になっていくのは希望になるが、先に大変になっていくのは絶望になるのではないだろうか。

子が成長したタイミングで、親がポックリいかなければ介護必要になってもおかしくない年齢で、自分は耐えられるのだろうかと不安になってしまう。

2022-05-29

介護

介護必要度合いによって自治体から補助出たりするだろうから、まずそれを調べる

地元老人介護施設を探す、費用確認する

自宅で介護する場合ヘルパーなどの業者確認する

自分会社制度で、介護休暇などの制度があればそれを利用する

公的サービスや補助があれば利用、勤め先の制度があれば利用

それくらいしかからない

2022-01-11

anond:20220111232006

いくらなんでも無断欠勤だと首になるでしょ。

正式福利厚生制度を使っているだけじゃないの?時間年休とか介護休暇とか。制度としてはあるけど、全員規定通りに取ると現場破綻するパターンなだけじゃないの?昔から家族持ちは子供をダシに年休取るけど独身喪女には盆も正月もねえんだわ話なだけでは。

2021-11-01

事務職です。

コロナが拡大しているときは、リモートでは難しい業務も工夫してリモートワークをしろ!と言っていたのに、収束してきたらリモートはしない方針になりました。

親の通院介助のために午前中介護休暇で午後はリモートでできる作業があるのでリモートワークで、とお願いしたら、リモートワークはそういう風に使うものじゃないと言われました。

でも営業部システム部は今でも週1出社のリモートワーク。

けがからない。

2021-10-04

anond:20211004030155

親に仕送りしてるっていう人を、しばしばネットとかで見るけど、そんなことある??

してる。

親の介護してるとかもそう。

なぜ?あなたは働かなくていいの?

脳の血管が切れて片手片足が動かなかった期間、有給休暇介護休暇を兄妹で入れ替わりで取った。

「なぜ?」という疑問は意味がよくわからないけど、保護責任者遺棄罪で捕まりたくないから、と言うのが納得してもらいやすいだろうか。

2021-05-09

親のいる施設コロナが発生した親族より[追記・続報あり]

[B! 医療] 神戸市 施設で25人感染死職員が証言 “見殺しではないか”|NHK 関西のニュース

この記事とぶら下がってるコメントを読んで、ちょっと書きたくなった。

 

この施設ではないが、自分の親も介護施設にお世話になっている。

先日、地方都市にある入所施設から職員コロナ感染確認された」と連絡があった。

今のところ入所者への感染確認されていないが、今後のこともあって発覚直後に連絡をくれたようだった。

 

「遺族から人殺しのように恨まれると思うとやりきれない 」ってコメントが書いてあったけど、まず、最初に述べたいのは、介護医療関係者への感謝とお見舞いだ。

 

私のところは職員感染までなので、自分の親が感染したり、亡くなっているわけではない。

だが、介護を担う親族としては、介護施設がなければ、自分は今まで通りの生活を送ることはできなかった。下手をすれば共倒れである

そうならなかったのは、大きな負担となる介護部分を担ってくれたおかげだ。

 

コロナ以降、多くの施設が様々な対策を取った。

それでも、人が行き来をし、濃厚接触になりやす特性がある以上、発生は避けられなかったと思われる。

親族立場だったとしても、すべてを施設のせいにするのは酷すぎる。

 

今のところ施設が矢面に立たされているが、本来は、政府政治家が重く受け止めねばならない事案だ。

責められるべきは、感染が発生しクラスターを起こしてしまった施設職員ではなく、無為無策政府政治家なのだ

 

そもそも政府政治家は何をやってるんだろうという怒りを感じている。

 

介護を含め、医療を支える関係者責任感と献身にいつまでタダ乗りするつもりなのか?

グダグダ政争をするのは勝手だが、国を救うために悪者にもなりきれない人間は「政治家」ではなく、くだらん「政治屋」だ。

 

だって高い税金を払うのは嫌だ。

しかし、救われるべき人たちが救われるなら納税した価値はある。

 

現在、救われるべき人は救われず、自称政治家」は有権者に味方ズラするだけでなにもしない。

国を救うことができる有効手段と思えるならば、一時的悪者になってもよいと考える政治家日本存在しないのか?

しょうもない相手税金が垂れ流されているかと思うと本当に腹が立つ。

 

自分のこと

自分には、後期高齢者になった父親がいる。数年前に脳梗塞発症した。

本人がどう思っているか知らないが、私と父親関係性はよくない。

だが、兄弟親族もなく、どうにかできる人間自分だけなので、最低限の対応をしている感じだ。

 

父は脳梗塞から驚異的な回復をしたものの、アタマのネジは数本抜け落ち、契約重要事項に対する判断ができなくなった。

訪問ヘルパーを利用しても、住まいの周囲にサポートする親族もいないので、元の生活に戻すのは自殺行為だ。

その後、幸運にも特別養護老人ホームへの入所ができたので、施設職員に助けられながら現在に至る。

 

入所施設コロナには非常に警戒をしていた。

父親が入所している特別養護老人ホームは、障害者支援施設ケアハウスデイサービスなど複数福祉事業を行っており、階数によってエリアが分かれている。

昨年の3月以降、デイサービスは中止、対面はシャットアウト、外部との接点を絶たない工夫がされた催し物は内部の人間だけで少人数で行うなど、出来る限り接触の機会を減らしていた。

そして、先日知ったのだが、職員PCR検査が毎月実施されていた。今回の感染も定期検査で発覚したものと思われる。

 

唯一、残念と思ったのが、ワクチン接種が間に合わなかったこである3月に入った頃、ワクチン接種の確認書類が届き、承諾していたからだ。

施設からは、いつから開始になるか分からないので、先に承諾書を欲しいと言われていた。

もし、4月中に施設全体が接種を受けられていたら、コロナの発生を防げたかもしれない。

 

今後、自分の親が感染者の列に並び、最悪死ぬことになったとしても施設を責める気にはなれない。

自分生活を守ってくれ、入所した父親にできる限りのことをしてくれた施設職員感謝する気持ちの方が強いからだ。

 

介護老人保健施設(老健)とは

親が介護状態になるまで、老人ホームの種類を知らなかった。世間の多くの人もそうだと思う。

 

ニュースになっていた「介護老人保健施設(老健)」というところは、いわゆる「終の住処」ではない。

通常の生活に戻るためのリハビリ施設で、3ヶ月に1度行われる会議継続か退所が決まるのだが、基本的には3ヶ月が上限だ。

ある施設見学に行った際に伺った話では、継続するにしても最大2年が限度とのことだった。

そのため、入所者の入れ替わりが比較的多い。

 

ニュースになっている施設公式サイトでは定員は150名。

規模が大きいし、「認知専門棟」もある。

また、単体施設では運営が難しいので、複数介護施設があったり、病院母体になってるのもよく見かける特徴だ。

コロナが収まる様子を見せない現状では、いか施設が万全の対応をしていたとしても、入・退所者の動きは止められず、感染者を出してしまうのは必然だったとも言える。

 

この施設医師看護師複数常勤しているようだが、そもそも病院ではないので対応は難しい。

コロナ対応病院でさえも難しいのだから介護施設対応しろと言うのがそもそもの間違い。

施設男性職員実態を知ってほしいと訴えるのも当然だろう。医療崩壊し、無理をさせられた上でのクラスターなのだから

 

そんな状況でも施設職員の責であると言うなら、医療体制を整えられる可能性のあった時期を無策のまま押し通した政府責任を問い質さなければならない。 

そもそもオリンピックなんてやってる場合じゃない。

こんな時期に開催したら、日本から海外コロナ蔓延させることになる。

後世の歴史本に「あの時、日本がばら撒きました」って書かれたい人、どのくらいいるんですかね?

我が国首相は、そこに名前を連ねたいのかな?悪評でもいいか歴史に残りたいっていうなら、まあお好きにどうぞだけど、我々を道連れにするのはやめて欲しい。

 

本来政府政治家もっと責任を持つべなのだ

でも、なぜか決定権のない立場の弱い人に責任論が集中する。

施設然り、スポーツ選手然り。

 

介護老人保健施設(老健)の実像

ここからは完全な蛇足

 

自分ものすごく運が良かったが、介護を担う多くの家族が救われていない現状がある。

仕事内容に比べて給与水準が低いのが一番大きい問題だと思うが、在宅介護を促進しようとする政府には疑問を持っている。

 

我が家は両親が離婚しているため、最終的に私一人で、二人をそれぞれ看取らなければならない。

一人で老人二人ですよ?

看取ったら今度は自分の番だけど、独身子なし、両親のおかげで親族とは没交渉自分の後始末はどうすりゃいいのさ?と考えている。

今のところ思いつかないので、自分を始末できるお金を貯めて、相応の互助会に入ろうと計画してるけど、現時点でも積みな家族は多いわけで、正直在宅介護は「金・人・運」がある人じゃないと無理だと思ってる。

 

さっきの項で「老健(介護老人保健施設)」は「3ヶ月に1度行われる会議継続か退所が決まる」と説明したが、これは建前だ。

 

本来の「老健(介護老人保健施設)」は、通常の生活に戻るためのリハビリ施設位置付けられている。

当然リハビリ効果で症状が改善されれば、それぞれの家に戻っていく。

 

だが、実際はそうでもない。

 

父が退院直後に入所した「老健」には、半年、年単位で入所しているらしき方が同室にいた。

間違いなく「訳あり」の入所者なのだ

 

「終の住処」たり得る「特養(特別養護老人ホーム)」への入所を希望する人は多いが、入所は非常に難しい。

居室の種類は個室(従来・ユニット)と多床室に分けられるが、比較費用を抑えることのできる「多床室」の入所ハードルが異常に高い。

父がいる地方都市場合、多床室は1012万円、個室なら14万円以上の月額費用がかかる。

利用料は年金の有無でも変わってくるので、あくまでも父親場合だが、2〜4万円以上差が出る。

 

この「多床室」というのは、古い制度下で設置された特養老健にはあるものの、近年新設された施設にはほとんど存在しない。

プライバシーを優先するため、居室タイプは「個室」が推奨されているからだ。

まり「多床室」は増えていない。むしろ、このままだと今後減っていく運命にある。

そのため「特養が増えたから入所しやすくなった」というのは、やや正確性に欠ける。

 

なにせ「個室」は高い。

他の人と比べて年金をもらっている父親でさえ、それだけでは賄えず幾らかの持ち出しが必要になる。

中にはギリギリ賄えそうな施設もあったが、日用品の購入や今後の入院などに備えるためには、施設年金の全額をブチ込むわけにはいかない。

 

介護において、絶対にやってはいけないのは「仕事を辞める」「自分お金を持ち出す」ことである

そのため、やや古い施設であったとしても「多床室」のある施設に申し込みが殺到するのも当然だろう。

 

私は「多床室」のある10施設以上に申し込みをしたが、介護度5で優先度が高めな父であっても待機順位20番以内が多く、待機人数は100人を超えているのがざらだった。

また、部屋は性別で分かれている。女性の方が全体数が多いので割り当てられる部屋数も多く、男性はやや不利になる。

そもそも特養に入所するには、ほとんどの場合既存入所者の「死」を待たなければならない。なんとも複雑な気持ちになる。

 

では、自宅で看ることが難しい待機中の人々はどうしているかというと、本来長期滞在ができない「老健」「ロングショートステイ」で待っているのだ。

 

老健」で集中的にリハビリができるのは入所から3ヶ月以内。

だが、ひと月ほど退所期間があれば、集中的リハビリが受けられる3ヶ月の権利を再び得ることができる。

そのため、一旦退所した後、空白期間を作って再入所するという技が使われている。

それができない「ワケあり」入所者は、なんだかんだと理由をつけて入所期間を延長するが、集中リハビリは受けられないので、施設内をブラブラすることになるらしい。

 

ロングショートステイ」もだいたい同じ。

自分も「老健」の退所期間が迫った頃、申し込みをしていた別の「特養からロングショートステイ」を提案されたことがある(もう少ししたら枠が空きそうだったからだ)。

特養」は「ショートステイ」を併設しているところも多い。枠が空きそうで入所できる可能性が出てきた時や、家で看るのが難しい場合に利用され、最大30日連続で利用できる。

こちらも数日の空白期間を作ることで長期間利用を可能とする。

 

そうやって裏技的な方法を使いつつ、なんとか介護を回している現状を見ていると「自宅で介護する」なんて絶対不可能である

 

親を施設に入れるなんて…という人もいないわけではない。

でも、現実問題自分生活を守りつつ、フルタイムで自宅介護をするのは不可能だ。

もちろん、介護休業や介護休暇を付与する会社もある。

介護休暇は年5日付与されるけど、遠距離介護をしている自分全然足りなかったし、介護休業中は無給になるので、相当の理由がないと使いたくない。

親の年金を利用して家に入ってしま子供もいるが、親が亡くなった後、相当の資産がない限り100%路頭に迷う。

から仕事を辞めてはいけない」し、「親の介護は親のお金でやる」が最低限のルールなのだ

そのルールを守ろうとすると、自宅介護はほぼ不可能になる。

 

また、最後になったが、施設への対応運命の分かれ道だ。

両親は離婚しているが、母親介護施設ケアマネージャーをしていた。当然、施設の持つ裏事情役所施設間の駆け引きを知っている。

そこから得た知識自分が調べた情報を使って、施設本音を聞き出したことがある。相手も「わかっている」と認識するので、下手な対応には出てこず、いろいろな提案をしてくれたり、施設事情を教えてくれたりもする。

私が申し込みした「特養」に関していえば、親切に応対してくれた相談員が大半で、無茶苦茶だったのは退院直後にお世話になった「老健」の相談員である

相談員の中には、自分利害関係を持つ、あまり質の良くない施設に送り込もうとする人もいるので、施設の種類や介護のことを全く知らないと危険なことになる。

 

コロナ対策グダグダ、今後爆増するであろう介護グダグダ

悪者になってもいい、多くの人たちを救って見せると言う気概のある政治家はいないのか…。

少なくとも、今そういう政治家政府内に見当たらない。

追記 

追記書いたんだが、長すぎるので切れたw

無茶苦茶だったのは退院直後にお世話になった「老健」の相談員

これの件は誤解されちゃってるので、別の日記に書いた。

簡単に言うと「希望する特養への入所を妨害するような真似をして、個人情報ダダ漏れするちょっとアレな施設に送り込もうとした」相談員が「無茶苦茶だった」という話です。

 

老健自体は良い施設で、介護士さんや療法士さんには大変お世話になった。

施設は良くても、相談員のあたりが悪いこともあるって話で。

 

あと一部のコメントに対して返事した内容もちょっと書いた。

 

それにしても、こんなに長いの初めて書いたよ…。

https://anond.hatelabo.jp/20210510164413

続報

「その後、施設はどうなったの?」って話があるので、それも別のところで書く。

タイトル落ちです → https://anond.hatelabo.jp/20210513204359

2021-02-15

anond:20210215090900

「男女関係なく優秀」の優秀さってどうやって判断するんだろうね。

それを判断するのが今のまま=男社会だとすると、男に都合の良い人しか昇進できなくない?

たとえば結果を出してるか否かでいえば、時短勤務をしていたりメイン子育て担当仕事にフルコミットできない母親は成果も出しづらいし昇進しづらい。そもそもそういう仕事を振られない。そうなると結局男選ぶよね〜しか時短育休とらない男だよね〜って永遠に再生産にならない?

別に女性産休育休に限らず、介護休暇とか傷病休暇とか、人生いつ休むことになるかわからないじゃん。そういう可能性をみんなが持ってるって価値観が共有された社会が生きやすいじゃん?そのためにもまずは、アファーマティブアクション的にさ、強制的に組み込むのが良いんじゃないかって思うのね。ああ、あの人時短だけどなんとか組織回ってるじゃん。あの人次休暇入るんだ〜(産休、育休、介護、傷病etc)じゃあ引き継ぎしなきゃね、とか。

男性が悪いとかじゃなく今までの社会価値観というか構造問題から、ここはいっちょ、フラット状態にするのがいいんじゃない

2020-12-29

2020年愚痴2020年に流す。

2020年も終わるし、今年の愚痴は今年のうちに流すのがいいかなって思った。

正確に言うと2019年から痛い状況は始まっていて、2年越しで踏んだり蹴ったりな状態が続いている。

2019年

 

この経験で分かったことは、病院結構だらしないと言うこと。

予めスケジュールを告げていたにもかかわらず、平気で予定外のことをいろいろぶっ込んでくる。

中には、数週間前から問題を把握していたのに、突然告げてきて解決せよと言われたこともあった。

はっきり言って、わかった時点で教えてもらえれば帰省前に解決できたのに。

 

会社会社で、介護帰省から戻ってみれば、大小の問題が起きていて、毎回自分の出社待ちとかになっていた。

親一人子一人、助けになる親戚皆無で飛行機びゅんびゅんだって言ってあるのに、容赦無く仕事をブチを込んでくれていた。おまけに面倒もブチ込んでくれていた(怒)。

 

もう、2019年はこんな風に始まり、こんな風に暮れた。

正直体調が悪くなっていたが、休めば仕事が積み上がるので、騙し騙し仕事をしていた。

進捗悪すぎて、嫌味言われたけど。

2020年

 

産休・育休というのは権利なので、取得自体にはなんの問題はないのよ。

でも、そこに人を補充する・しないの問題が出てきて、現場疲弊すると、休暇を取得した人間非難が向かうのは世の中では良くある話。

うちはマタハラで訴えられるのが怖いので、なにもかもがまんして!って人事に言われてますwww

ただ、産休・育休・時短…どれを取るにせよ、取得者の性質によっても対応は変わってくるんだよね。

 

本人が望むので、復帰がうちの部署になった人は、

「私は子供たちも育てて頑張っている。なぜ、みんなわかってくれないの?なぜ、褒めてくれないの?わたしの子かわいいよね?」

という意識が極めて強くて、毎回産休・育休から復帰するたびに、復帰先の管理職疲弊させている。

 

共働き子供を育てるのは立派だけど、我々は結婚しろとも子供を産めともお願いしていない…。

自分が望むからこそ結婚したのだろうし、子供複数人産んだんだと思うんだけど、そこに「なぜ、理解してくれないの?褒めてよ、配慮してよ、わたしの子供は可愛いって言ってよ」と思うのはお門違いだと思うんだけどなあ…。

 

もう、クソ面倒なので「本当に頑張ってるよねー。頑張ってるねー」って面談するたびに言ってる。

そのせいか自分部長三者面談した時に、「うちの会社で、こんなに気遣ってもらって、評価されたのは初めて」って泣かれた。

泣くな、こんなところで。クソ面倒くさい。それに、他の部署だって、できる限り気遣って評価もしてるぞ。

そもそも管理職なので、気持ちよく仕事してくれるなら、心にもない歯の浮くセリフだって平気で言えますよ。

他の部署でも適当に言ってやればよかったのに、ほかの管理職偽善者になり切れないのが、うちの会社の良いところでもあり悪いところでもあるよね。

 

ただ、何度も育休・産休取得したせいもあって、お給料が驚くほど少なかったのは気になっていた。

クソ面倒なやつだけどさ、持っている技能評価したいわけさ。

新人よりずっと仕事もできるし、新人と組まされる率も高くて新人教育だってしてきてるのに、時短とは言え、給料新人ほとんど同じ(か、それ以下)と言うのはどうかと思うんだよね。

原資が決まってるから、より仕事をしている人に渡すのは間違ってないんだけど、それにしたって…ねえ。

 

自分偽善を演じるのは平気だけど、性別や年齢、育休・産休取得を理由にして給料控えめにするのは嫌だった。

もちろん、無理な時もあるよ。でも、可能な限り評価はしたいわけさ。

クソ面倒な性格仕事評価別に考えなきゃならない。

から、うちの部に異動してきたのを機に、昇給制度MAXまでお給料を上げた。

能力のわりに給料が少なすぎると判断たからだ。

 

コロナ経営が傾かない限りは、今後もそうやってばんばん上げるつもりでいるんだけど、社長以下全従業員注視しているところで

子供を育てながら仕事をするのは大変でした。周りの協力も得られないし、理解もないけど頑張ってます」って言われたんだよなあ。

まあ、うちの部署に入る前からそうなんだけどさ、いい気分はしないよね。がんばって給料上げたのにw

 

こちらは本人が望まない残業はさせないし、時間内に終わらなかったものスケジュール変えたり、他のメンバーに振り返るなんかしてやってる…それでも配慮不足って言うのかー。

それじゃ、人事も苦い顔して要望シャットアウトするよね…って思った。

  

  

2020年は、とにかくこういうストレスが多かった。

自分も体調が悪くて、とても他人の面倒見ている場合じゃなかったんだが、部長が全部ぶん投げてくれたおかげで、2019年同様、部署メンバーの不満を聞きまくる羽目になった。

 

からしたら、育休・産休時短の他、介護休暇なども付与してくれるので、中小企業の割には頑張っている方だと思う。

第一就職氷河期世代なので、若干の生存バイアスかかってる可能性があるけど、自分と同年代女性たちは、妊娠を機に辞めざるを得なかったことが多かったので、世の中的にもだいぶマシになってきたと思うんだけどなあ。

 

まあ、不満をぶつけてくるメンバー新卒採用組で、うちの会社しか知らないから、制度があっても使えなかったり、制度自体がなかったり…っていう中小企業が多いのも知らないんだなあって思う。

自分は色々転職してるので、ひっどいブラックからホワイトまで知ってるけど、うちの会社はなかなかの白さだと思うよ。問題ないわけじゃないし、愛社精神は全くないけどなw

 

最終的には「他社はやってるのに…」って話になるのだが、それこそ「うちはうち、他所他所」で、転職すればいいじゃんって結論出てしまう。

それを口にすると「パワハラだ!」って話になりかねないので黙っているけど。

世の中には、どんなにわがまま言っても、できることとできないことあるんだよ…。

 

そうこうしてるうちに、コロナが猛威を振るうようになって、我々も在宅勤務になった。

他のメンバーは定時で終われるのだが、自分はかなり長時間労働を強いられた。

最近管理職は、管理してるだけじゃなくて、プレイングマネージャーを求められるからな。

めちゃくちゃ具合は悪かったが、産休・育休・時短には配慮しても、手術するかしないか瀬戸際人間には配慮ないんだよね。

まあ、法的に「配慮しなさい」って言わないと、会社配慮しないけどさ。

 

で、年末に入る頃。

自然治癒は無理と言うことになって、年明けに手術することになった。

この病気はさ、ある程度自然治癒するのさ。

過去に同じように経過観察になった時は自然に治ったんだけど、今回はダメだった。

理由免疫力の低下らしいので、年齢もさることながら、去年から続いていた肉体的・精神負担が大きかったんだと思うんだよ。

年1回のストレスチェックも、あり得ないほど悪くて、産業医面談行きになったくらいだから

 

手術自体全身麻酔で30分程度なんだが、放っておくと癌化する病状だ。

他にも婦人科系に関する部分が思わしくなくて、子宮取ることも考えようか?って言われてる。

元々、子供は欲しいと思ったことないし、年齢的に子供は無理だから、取ってしまっても問題ないと思う反面、あるものがなくなるっていう事には一種抵抗があるんだよね。

面白い事に、医者には「子宮取っちゃう?」ってカジュアルに言われたけどw

 

この件については、自分よりも母親抵抗を見せていて「子供欲しくなるかもしれないのに!」って言ってきた。

 

いやいや。

今産んだとしても、子供20歳になる頃には還暦を大きく過ぎてるんですよ。

無理無理。大人になった途端に親の介護とか、子供がかわいそすぎるだろうが。

それに、御体満足じゃない可能性もかなり高いぞ。

お互いに支え切れないじゃん。無理無理。

 

母親は、ショックが大き過ぎて、なんでもないと思い込んでるに違いないと思ってるみたいなんだけど…

認識としては、ちょっと違うんだよね。

 

例えば。

大切なもの、人、仕事…とかあったら、やっぱり驚くと思うし、手術が怖い、どうしようって考えると思う。

でも、全くないんだよねえ…。

手術が本決まりになった後、何をしたかというと保険下りるかどうかの確認だった。

これとは無関係身の回りも整理してたから、もうちょっと所持品減らしたいという思いも強くなったし。

 

多分、自分には「手放したくない幸せ」が全くないからだと思うんだよ。

不幸ではないけど、手放したくないものもないというのが現状なので、「もう、どうにかなってしまったら仕方ない」という心境に飛んじゃってる気がする。

あとストレスたまってるのかもねえ。本当に疲れたからさ。この2年くらい。

 

終活に向けてゆっくり動き出したばかりだったので、どのくらいお金があれば自分の始末をしてもらえるかなというのも考えてるし、終わりへ終わりへゆるやかに向かっていたのも影響してるのかもなあ。

 

明日仕事納めだ。

 

みんなお疲れ様。みんながんばった。

2020年中に愚痴を流せば、きっと2021年はいいことあるよ。

 

2021年は、部長血祭りにあげられるように頑張るわw

2020-01-20

anond:20200120181217

・昇進してその金で中距離列車(かな)の指定席特急券買って早朝勤務かつ早帰りでがんばってみる

・「長男無職なので自分が結局親をひきとることになり介護が大変なので絶対昇進できません。

昇進させるなら裁量介護休暇とれます?」あたりの角のたたない嘘

かなー

2019-08-27

身内の不幸に対して冷たい社会

身内が急病になったり、亡くなったりした時に感じる、上司の冷酷さ。

就業規則で忌引や介護休暇あるのに、いざ請求して言われた言葉

気持ちは分かるけど、今、人が足りないの。」

通夜だったら、早出できるよね。」

「で?」

「あさって休みでしょ。夜勤までやってって。」

「死んだのじいちゃんでしょ。親がいるからいいでしょ。」

「あのね、家庭の事情なんてそれぞれあるの。あなたけが特別じゃないの。」

あの…私、今まで急な勤務変更にも柔軟に対応してきましたよね。

だいたい、私1人いないだけで、代わりがいない組織ってヤバくない?

身内に不幸があった時に冷静になれない人もいるんですけど。

医療業界患者さんに対して親身に対応するけど、職員家族に対しては非情に冷たいです。

2019-01-16

anond:20190116183611

自分が愛されるよう努力するという発想がなく、ただ無条件で愛してほしいってなら誰からも愛されなくて当然だと思うけど

Aさんの介護休暇は同僚皆温かく見守るけど、Bさんの出産休暇はさっさと辞めろと陰口三昧、ってごくごく普通にあるから

それは普段のAさんBさんの行動や人柄が反映されてるだけで。

2018-08-06

社畜自慢うざ

SNS社畜自慢がうざい。

君が会社から必要とされているのはとてもよくわかった。

生理でも体調が悪くても働かされているんだね。

大変だよね。

生理痛は自分の都合じゃないし制御できないもんね。

残業も多そうだから大変だね。

まり込みとかしちゃうんだ?

大変な業界だね。

でもね、男性女性生理痛がない人間生理休暇は与えられないんだ。だから少し謙虚さは必要だと思う。

これは社会人としてのマナーね。

喚き散らしたら誰も同情してくれない。

喚き散らすってことは

『本当にご迷惑おかけします』<<<『仕様がないだろ!』

って印象だからね。

あと残業を辛そうにやってる人で仕事ができる人見たことないよ。

ダラダラと効率悪くやってないかな?

多分仕事の仕方間違ってるよ。

子育てママの代わりに残業やらさらてる?

それはかわいそうに。

でも結婚して子供作ってみ?

子育てお金が足りないのに働く時間が限られてるんだ。

本当に本当にお金が欲しいのに働けないんだ。

可能なら目一杯残業してお金稼いで帰りに弁当買って一人で食べたいな、なんて思ってる。

独身者残業してるのを見て『すまんね』って思う。

それと同時に『稼げるうちに稼いでおけ』って応援しつつ、その身軽さに嫉妬しつつ帰り支度をしてる。

それに何よりその働き方を会社が認めているんだ。

勝手に産んだんだから迷惑かけるなって?

育児休暇を知っているなら介護休暇があるのも知ってよね?

君の親に介護必要になったとき、きっと必要になるよ。

家族の看病が必要ときも、君自身インフルエンザになったとき会社の事は会社のみんなが君の代わりにちゃんとやってくれる。

困ったときは助け合おうよ。

生きていく上で寛容さってのは必要ものだと思うよ。

からさ、自分社畜であることの原因を勘違いするなよ。

生理休暇が認められないなら、

誰かの残業押し付けられてるなら、

不満を解消したいなら、

上司相談するか

労働組合相談するか

労働基準監督署相談する

べき。

それも嫌で仕事社畜であることも嫌ならやめていいと思う。

もちろん、残業してるのに残業代が出ないなら大問題から労組や労基に相談だ。

君の人生を決めるのは君自身だし、君自身幸せにするのは君しかいないから、

嫌なものからは逃げようよ。

その嫌な会社に努めてるのは他の誰でもない君自身だ。

大丈夫

君がやめても会社は潰れたりしない。

君はただのサラリーマンから

代わりはいくらでもいる。

最後に。

君の不満の原因を見極めずに、

不満を解消するための行動も起こさずに、

安易に敵を作り出し、

SNS社畜自慢すのやめろ。

『誰かに必要とされる忙しく働く自分』に酔ってんのが見え見えで寒いんだわ。

本当の鬱はSNSなんか出来ねーよ。

2018-07-24

諸悪の根源はワーママ旦那

産休育休テロとかで疲れた同僚だけど、一番悪いのはワーママ旦那ってことにすれば良くね?って最近気付いた

会社は働くキラキラ女性推進とかで女性活躍推進してて、ワーママ批判はしにくい状況(それでも女性社員フォローする立場に立たされると不満がすごかったらしくて最近男性フォローさせてる、それも酷い話)なので見えない相手を叩くしかない

子育てしながら外で働かせるなんて甲斐性がないっていうのはワーママの大部分もそう思ってそうだからそういえばみんな幸せになる気がする。

なおこれで男性結婚意欲が下がるなら、結婚絶対数が減ってワーママフォローする機会が減るし、男性も妻子を養う事から逃げられるし良いんじゃないか?って思う。

少子化がーとか言ってるけど今から少子化政策したところで我々が受ける事ができる恩恵ほど出生率が上がることはないから。どっちでも一緒だから

あ、ワーママフォローしなくて良いような政策なら大歓迎。

女性だって誰が一日中働いて家事して育児してなんて望んでるのかね?

製糸場の工女さん以下じゃない?あゝ野麦峠

専業で子育てするか仕事コミットしたい人が大半と思う。両立するにしてもパートくらいだよね。

会社も一旦寿退社してもらった方が絶対良いと思う。子供が生まれたらパート契約社員責任が重くないかつ、時間調節できる形態できてもらうか。

一番痛いのは辞められるよりも産休育休テロの方だから。3人産んだら10年近く穴を開けることになるけど、それでも残って欲しい人そこまでおらんから。代わりの派遣さん社員にしたいっちゅーねん。

お互い様っていうけど、子育ては好きでやったんでしょ、責任全うできないなら子作りなんてやるな!

あと、子供を持つご縁にも恵まれいか全然お互い様じゃないから。介護休暇病気休暇もそんなに手厚くないから。

なんて生産性のないことを考えつつ今日帰宅するのです。

2018-05-28

anond:20180528130037

子供産む前は子供産む女ウザい仕事出来ないなら辞めりゃいいのにと言ってたけど

いざ自分が産んだら大変!だから同僚は皆私をフォローしてくれて当たり前なはずなのにしてくれないの!

って言ってるバカ見た事ある

そりゃ誰も相手にしないだろとしか

だって介護とかで仕事休む可能性あるんだから!とか言ってたけど

他人育児で休んでいるのを愚痴一つ言わずフォローしたAさん」が介護休暇取ったらフォローは喜んでするけど

他人育児で休んだのを叩きまくってたお前」のフォローはしたくないと言う同僚がいても当たり前だろ、としか思えなかった

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