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はてなキーワード: 老健とは

2019-10-20

anond:20191020223544

親がやらねえから祖父母介護やってるけど

パートナー介護させたくねえわ

親の頃には老健施設すら埋まってそうだけど

2019-09-19

anond:20190919092631

同じく老健勤めてるけど、子供たちが結婚しないで親を看取るケースがあった。子供たちが配偶者いない方が、親って楽しそうなのよな。その人は孫の顔見れなかったと言ってたけどね、そんなの些細なことじゃんって思うくらい、子供たちが休みの日は外食お茶に行ってたし、何かあったらすぐ駆けつけるし。

子供配偶者って、親から見たら他人なんだよな。娘がいたら、まだ気にかけてくれて安泰なケースが多いんだけど、悲惨なのが全員結婚してる子供たちが男兄弟だけの家族。いいとこの大学出て、一流企業弁護士などの家系だけど、顔を見に来ない、嫁も面倒見ませんと宣言しているのか、洗濯物を取りに来なかったりか、外部委託している。それでも、私は男の子を生んだ!子供を四人育てた、全員国立大学に行かせたと事あるごとに言っているから、何がその人の生き甲斐になるかはわからん

anond:20190918171908

老健施設で、親を押し込んで、親の戦死者の遺族年金などなどで、ウマウマしたあげく、転院拒否施設で看取り介護逃げ出来た家族がいるもんな。老健施設って、オムツも薬も施設持ちだから、家で見るより、手間も金もからんのよ。今後はそういうのもなくなるんだろうなと思うけどね。

2019-06-28

病院ソーシャルワーカーって

病院ソーシャルワーカー(男)に母親退院後の受け入れ態勢が整ってないので老健を紹介して欲しいと言ったら

「みなさん勘違いしているけど老健てそういう処じゃないんですよね」「医者診断書必要から勝手に入れるとか出来ませんよ」と言われた。

そうは言っても今のままだと自分仕事辞めて面倒みるしかなくなる、と言ったら「それを主治医に言ったらいいんじゃないですか?あの先生はそういう相談に乗ってくれる方だから

こいつ何の為にいるのかな。

2018-12-23

老健施設利用者を戦中派と戦後派で分けるべきだな

物心ついた頃には敗戦してた世代

気づけば戦争してたイケイケゴーゴー世代では分断がある

2018-09-08

就職氷河期世代はそろそろ開き直って老人福祉の充実を訴えるべき

自分は、数年前に嫁の年齢と持病から子供を諦めた者で、その時は子供がいない人生となったこ自体にはあまり苦しみは感じなくて、むしろ嫁と二人の生活を楽しめるようになったのだけど、そのうち、子供のいない老後は安楽死を迫られるんじゃないかという不安を抱えるようになってしまった。

今の日本は間違いなく老人優遇政策を取っているけど、おそらく俺たち就職氷河期世代団塊ジュニア世代)が老人になる頃に、いよいよ持たなくなって現役世代重視に反転するんだろうと予想している。

「人数の多い団塊ジュニア世代の老人を国はもう支えきれないので、老人福祉は削減して、老後は自分の子供か資産に面倒を見てもらうように、そして、どちらも持たない者には安楽死というオプションを与える。これで日本は復活する」

そういうことになるんだろう。

日本という共同体の持続可能性を考えるなら、資産形成家族形成に失敗したまま老人となった団塊ジュニア世代を切り捨てるのは正しいと思う。

自分が切り捨てられる側でなければ。

実のところ、生涯子なしが確定する前の俺は、自分自身も含めて次世代負債になるぐらいなら働けなくなったあたりで安楽死していいんじゃないか、と考えていた。

俺たち団塊ジュニア世代は、親世代団塊世代雇用を守るために就職氷河期に落とされ、団塊世代の老後のために今も毎月高い社会保険料を取られている、そういう被害を次の世代に繰り返すべきじゃない、という多くの同世代と同じ覚悟をしていた。

ところが、人間の脳の我が身の現状を肯定しようとする力は凄くて、もはや子供を育てる義務が発生することは無く、週末にちょっと良い外食をして、嫁の体調が良い時に年2回ぐらい休暇を取って海外旅行をして、それでも年に数百万は余裕で残り、それを全て二人だけの資産にできる嫁との生活が楽しくてたまらなくなった。

子供云々よりも、仕事が急に裁量が効いて楽しく働ける状況になったことと、ここ数年順調に昇給が続いていることの方が大きいかもしれない。

小学生の時以来かもというぐらい毎日生活を楽しむことができるようになった。

これから嫁の病状が悪化したり、俺の体にガタが来て多少不自由になったとして、それを負担することになる下の世代には本当に申し訳ないけど、手厚い年金介護を受け続けて、辛いことの多かった俺たち夫婦がやっと報われたこの実りの季節をできるだけ長く味わいたいという執着を二度と捨てられそうに無い。

そして、頭に書いた通り、子供のいない老後への漠然とした不安に取り憑かれてしまった。

どういうわけか楽しいだけの時間は長く続いてくれないようで。

そもそも、老後を待たずとも、嫁が動けないほど悪くなって、俺が介護のために仕事を辞めることになったら、今の生活はあっという間に吹っ飛ぶというどうしようも無さがある。

もちろん個人でできる対策として、子供がいない分資産を貯め込む努力はしているのだが、それだけではどうしても不安を鎮めることができず、統合失調症でも発症したんじゃないか心配になるぐらい、このまま黙っていたら殺される(安楽死に追いやられる)という焦りや怒りの発作に悩まされ続けた。

結局どうしたかというと、老人福祉の維持・充実を訴える政治活動を始めた。

具体的には、地元老健団体の賛助会員(年会費一万円)になって、その政治部門で週末に事務局ボランティアをしている。

その老健団体は、内規で不偏不党を掲げて政治活動には関わらないということになっているので、賛助会員の一部(実際は全員)が勝手にやっている「勉強会」という形の団体

そういう曖昧団体でも、わりと昔から活動しているからか、役所地元議員、たまに上京して中央官庁に行くと役人議員先生が向こうから頭下げて来るので、「いや、ああい人種有権者にはとりあえず頭下げる人たちなんだよ」と理性に囁かれながらも、所属欲求とか承認欲求のような感情簡単に満たされている。

こちらの○○さんが、若いのに手伝ってくれてるんですよ。長くお世話になりますので、どうぞよろしくお願いいたします」

先生最近うちに入ってくれた若い人です」

などと陳情に出向いた先で若手のホープのような紹介をされるとなにやら面映い。

60代後半から70代が主力の団体から、そりゃあ、比較すれば確かに若いんだろうが、組織に歓迎されるというのは良い気分だね。

60代後半から70代というのはつまり俺の親世代団塊世代で、「こいつらの雇用を守るために俺たちは就職氷河期を味わった、こいつらの老後のために給料から毎月高い社会保険料を取られている」とずっと憎んでいたのだけど、

実際に話を聞いてみると、こういう活動に熱心な人々は、当然ながら経済的にかなり期待外れな老後を過ごしている。

大企業で40年勤め上げたなら話は別なんだろうけど、自営業が長くて大した年金などもらっていないような例が多く、総じて俺と同じ不安と怒りを抱えている。

抽象的な理由で一つの世代を憎み続けるのにも疲れていたし、俺は彼らを許すことにした。

他人の子供やその親への感じ方も変わった。

以前は街中や行楽地にいる子連れを鬱陶しい連中としか感じなかったのが、

「ああ、この子が俺と嫁の(文字通り)尻拭いをしてくれるかもしれないんだな、そうでなくとも俺と嫁の尻拭いをする外国人介護士を雇う社会保険料を収めてくれるんだな。親切にしてあげないとな。お母さん、ご苦労様です」

肯定的に見れるようになった。

他人不安を分かち合い赦しと和解を与えて、ともに現状を改善するために微力とわかっていても行動する、

そういう前向きな姿勢でいることは俺の精神に良い影響を与えているように思う。

老後問題自分一人(と嫁)の解決不可能問題しか思えなかった時に比べて脳への負担が減って、頭と肩が軽くなった気がする。

そういうわけで、俺と同世代で老後に不安を抱えているなら、こういう政治活動セラピーとして効くかもしれないので試してみれば、程度の軽さでお勧めする。

こういう活動を、なんだフクシかサヨクオルグか、と毛嫌いする人が同世代には多いというのはわかっている。

だが、実際のところ老人福祉の拡充を訴える団体投票先で一番多いのは自民党なので、サヨク嫌いの人に向いた団体地元簡単に見つかると思う。

俺がいる団体がどの政党支持なのかは伏せるけど、与党系だろうが、野党系だろうが、老人福祉イシュー投票したり陳情しに来たりする有権者の数が増えて、政治家圧力になること自体重要から、みんな仲間だと思っている。

ひとつ人口統計予想として、数十年後俺たちが80歳になる頃には日本人口構造団塊ジュニア世代を唯一の頂点とする完全な逆ピラミッド型になる、という物がある。

この予想が当たれば、俺たち世代有権者の数が最も多く、つまり民主的には最強の世代になる。

さらに下の世代も同じく高齢になるほど人口が多いのだから政治家当選するには今以上に老人優遇にせざるを得なくなる。

俺は自分の現状を実りの季節だと言ったけれど、数十年後には同世代全てが実りを得られることになる。

から別に政治活動を始めなくていいけど、俺は同世代に老人福祉イシューにして投票することを考えて欲しいと思っている。

そして、何をしてでもいいからどうかあと数十年生き延びて欲しい。

2018-06-08

介護派遣をやりたい人へ

都内横浜介護福祉士持ちだと時給1600円で働ける派遣会社がいくつもある。

最近は時給1650円以上出している派遣会社も少しずつ出てきている。地方だとそれ

より多少時給が下がる

・「時給1800円」とか書いてある求人は、初回契約2か月間のみの場合が多いので派

会社電話を掛けて確認したほうがいい

ネット上にある時給の高い求人に釣られて電話すると、他の求人を案内される「釣

求人」もあるので注意

・「介護 派遣」と検索すると、はたらこねっとやリクナビ派遣などのサイトがヒット

するので、初めて介護派遣をする人は、まずはそれらのサイトを見まくって時給の

高い5社位に登録して比較する。登録しに行かないと教えてくれない就業条件などもあ

るので注意

・なぜ複数登録するかと言うと、派遣会社担当に付く営業さんにも当たり外れがあ

り、変な対応されたらすぐに他の派遣会社に乗り換えられるようにリスクマネジメント

するため

・ちなみに「介護 派遣」で検索すると、「介護派遣ランキング」などのサイトも表示

されるが、このようなランキングサイト作成者アフィリエイト報酬(1人登録すると

数千円)を目的にしているのであてにはならない

派遣社員法律上労働者派遣法第26条第7項)入職時の面接禁止されている。だ

から面接を「顔合わせ」や「施設見学」などと言う。建前上面接が禁止されている為、

面接時に根ほり葉ほりあれこれ聞いてくる施設は少ない。それでもいろいろ聞いてくる

施設ははあるのでその時は注意する。詳しくは「派遣 面接 禁止」などで検索して調べる

派遣社員は正職員と違ってその介護施設就業条件に縛られないので、ひと月に何日

間働くかはその施設ホーム長や主任との交渉次第。稼ぎたい人は公休7日とかにして

休日を減らして稼ぐ

・多く働きたくない人は、週3日出勤で夜勤なしとかも出来る。日勤のみ、遅番のみとか

もできる。ただ希望が多くなると、それだけ紹介できる施設も少なくなってくるので注意

有給休暇普通に使用しても良いが、稼ぎたい人は公休を減らしてそこに有給休暇をあ

てる。有給休暇の日はお金が出るので公休を減らして有給休暇にすると、その分月給が上がる

有給休暇を取得した時に、お金いくら出るのかは、以下のURLなどを参考にする

https://haken.en-japan.com/qanda/description_90/

ユニット特養などのひとり夜勤施設は仮眠も休憩も無いので、拘束時間全てに時給

が出るので稼ぎたい人には良い。ただブラック施設になると、休憩してなくても「休憩し

た事にしてタイムシートにそう書け」と言ってくる場合もある。その時はすぐに派遣会社

に苦情を入れる

・ちなみに夜勤時は夜10時~翌朝5時までは深夜時給といって、昼間の時給の1.25倍と

なる。例えば昼間の時給1600円だったら、深夜時給はその1.25倍の2000円となる。ただ

し休憩時間や仮眠時間は時給が出ない場合ほとんどなので、夜勤をやってもあまり稼げ

ない場合も多い

・時給1600円だと働く日数によっては正職員の月給を超える。正職員にそれを言ってしま

うと不満を持たれてトラブルになる場合があるので、職場では絶対に時給や月給の話をし

ない。 聞かれたら「派遣会社に口止めされてるんですよ~」などと言ってかわす

・あと契約期限についても職場では話さない。下手に話すと「辞める/辞めない」と揉めて

トラブルになることがある。辞める時は派遣会社営業さんから連絡してもらう

・辞める場合契約期限の1ヶ月前までに派遣会社営業さんに退職意思を伝える

派遣会社への登録は多い人は10社以上登録している。いますぐ働く予定がない状態で登

録しに行っても全然大丈夫派遣会社登録人数を欲しがっているので特に問題なし

派遣会社への登録へ行くとき普段着問題なし。ただ介護施設への面接(顔合わせ)

の時はスーツで行ったほうが良い

介護派遣での1回の契約期間は2~3か月間が多く、契約更新をして延長も出来るが、

ブラック施設ヤバいと感じたらすぐに派遣会社へ連絡。場合によっては契約期間の短縮

もできる

介護派遣で行く施設は、正職員パートさんもどんどん辞めていってしまうから派遣

社員を雇っているような「(人間関係労働環境などの)何らかの問題があるブラック

設」が多い。我慢して精神病みそうだったら無理せず契約終了にして次の施設へ移る。

求人はとても多いか施設を移るのは簡単

介護施設によっては閉鎖的な人間関係で、毎日同じ仕事の繰り返しで、仕事を頑張って

も頑張らなくても評価されず同じ給料場合、正職員やその他の職員人間的に腐ってし

まっている場合も多い。そういう施設派遣されてストレス過大になりそうだったら、無

理せず契約終了にして次の施設に移る

介護施設によっては施設職員知識技術が低レベルで、(オムツ2枚重ねてさら

パット重ねたりとかの)非合理的な慣習をやっているところも多い。やっても意味の無い

「おまじない」のような事を見直しもせず皆でやっている施設もある。外部の人間から

ると変な事でも施設職員たちは真面目にやってるつもりなので「これは間違っています

正しくはこうです!」なんて主張すると、激怒されて逆恨みされることもある。なのでそ

の様な事を見つけたら受け流すか、もし我慢できなかったら契約更新しないで次の施設

行ったほうがいい

・古い特養老健などの介護施設によっては、いまだに利用者さんを「ちゃん」付けで

呼んだり、上から目線命令して支配して管理しているような所もある。そういう施設

職員はゆがんだプライドが固まってしまっていて、矯正はもう「手遅れ」で出来ない場合

が多い。「手遅れ施設」、「手遅れ職員」でストレスたまる場合は、契約終了にして次

施設へ移ったほうがいい

派遣社員募集してるところは大抵人手不足なのでいろいろ大変。あまり研修を受けな

いで、すぐにひとり立ちする場合もある。仕事をする上で(自分利用者さんなどの)安全

上の問題などがあり危険場合はすぐに派遣会社に連絡する

現在介護職員初任者研修ホームヘルパー2級)で介護福祉士受験する予定の人は、

派遣で実務経験を積むこともできる。その場合派遣会社に実務経験証明書を書いてもら

う。派遣複数介護施設に勤めたら、その枚数分派会社にまとめて書いてもらう。

・実務経験証明書の用紙は「 http://www.sssc.or.jp/kaigo/tetsuzuki.htmlから請求

する『受験の手引』内にあるので、それを必要な枚数分コピーして派遣会社に渡す。詳し

くは派遣会社に問い合わせる

派遣会社担当営業さんも当たりはずれがある。問題のある営業さんだったら本社か支

店に直接電話して、「担当営業さんを変えて欲しいんですが~」と相談する

交通費は定期代のみを支給する派遣会社が多いが、「往復の切符代×働いた日数分」を支

給する派遣会社もたまにある

残業時間カウントも15分単位派遣会社が多いが、中には1分単位や5分単位残業

支給する派遣会社もある

給料の振り込みも銀行指定して口座を作ってくれと言ってくる派遣会社や、振り込み

手数料給料から天引きする派遣会社などもある

最近給料の日払い・週払いをしている派遣会社も多い。ただその場合振込手数料を数百

円ほど取られるケースが多い

派遣社員派遣会社社会保険健康保険厚生年金)に入れる。ただ最初の2か月は試

用期間で、3か月目から派遣会社社会保険に入れる事が多い

派遣社員病気やケガで働けなくなったら、「傷病手当金」というのが給料3分の2程度

出る。退職前に派遣会社健康保険継続して1年以上被保険者期間があったら、最大1年半

傷病手当金が出る。1年未満しか被保険者期間がなかったら、契約間内のみ傷病手当金が出る。

詳しくはネットで「傷病手当金 派遣」と検索して調べる

・(これは派遣とは関係ないが、)もし自分家族入院したら、すぐに「限度額適用認定証」

を入手するとよい。これを病院の窓口に提示すれば、請求される医療費高額療養費制度の自

負担限度額までとなる。具体的には年収370万円以下の人入院しても月額57,600円以上払わ

なくてよくなる。「限度額適用認定証」は各健康保険の窓口に申請をすると発行してもらえる。

詳しくは以下のURL等を参考にする

https://seniorguide.jp/article/1002198.html

介護派遣先での研修はあまり無い事が多いが、自分独自学習したい方は以下のフェイ

スブックのリンク先に書いてある「ケア技法」一覧などを参考にするとよい

https://www.facebook.com/kaigonews/posts/1016526061772036

2017-12-01

高齢者施設虐待がバレない方法

最近よく老人施設での高齢者虐待ニュースを目にします。

入所者が命を落とすケースもよく見かけるようになりました。

実は私の祖母も昔入所していた老健施設で変死?というか事故に遭いました。

ある日老健から職員が見回りで部屋に入ったら車いすごと床に倒れていた」と連絡があり救急で運ばれた病院に近くに住んでいた伯父が駆けつけたところ

祖母は顔の半分が腫れあがって意識朦朧としていました。

そして意識朦朧のまま肺炎にかかって亡くなりました。

施設は「職員が見ていない時に勝手車いすごと倒れていてその時に床で顔面を強打したのだろう」と言うのですが、運ばれた病院医者

「これは殴られた痕だよ」と言いました。

警察にも通報して捜査もしてもらいましたが施設側は「勝手車いすごとこけていた」との一点張り

医者の「殴られた痕」の診断があっても施設側と職員が「自分がやりました」と言っていないので警察は何もできないとのことでした。

からここ最近の老人施設での虐待ニュースを見て「ここの施設職員自分の非を認めてなんて素晴らしい」と思ってしまうのです。

最後まで「自分がやりました」と口を割らなければ捕まらないし施設だって職員庇って隠し通せば施設名に傷が付かなくて済むじゃない。

え?それは警察無能から、ですって?

じゃああの警察管轄施設なら口を割らなきゃ大丈夫なんだよ。

2016-04-16

保育園を殖やしましょう、と彼女は言った。

 翌朝、僕はもう童貞ではなくなっていた。


 さら十月十日後、保育園が産まれた。児童福祉法要件をつつがなく満たした、天使のような認可保育園だった。

 保育園はいつも僕のあとをついてまわり、「パパ、パパ」と抱きついて戯れた。


 さらに十年十ヶ月後、保育園は十歳になっていた。


「パパのバカっ! もう知らないっ!」

  保育園最近僕を避け始めた。というか、露骨に嫌うようになった。


「あー! パパ、また一緒にしちゃって!」

 保育園が両手にそれぞれ異なる下字をもって風呂から飛び出してくる。

 左手には『所』、右手には『園』。身体は「保育」の二文字状態

「もー! パパ、また『所』を洗濯カゴのなかに入れてたでしょ!? 私は『保育園だって何度言ったらわかるの!? 児童相談所と間違われたいの!? そうなったら困るのパパなんだから!? パパなんだから!?

 二度繰り返した。本気で怒っている。

 僕は伏し目がちに言った。

「どっちでもいいから、早く下をつけなさい……」

「どっちでもいいってどういこと!?

 しまった、と後悔したときにはもう遅い。

「どっちでもいい……って? どっちでもいいって何!? 私の名前なんかどっちでもいいってこと!? 私なんてどうでもいいってこと!?

「違う……違うんだ……」

「違わなくないでしょ!? パパは私のことなんか嫌いなんだ! いつもギャーギャー大騒ぎして迷惑保育園なんかもういらないって思ってるんだ!」

 保育園の顔は涙と鼻水でぐじゅぐじゅに濡れている。

 僕も泣き出しそうになる。どうすればいいのかわからない。

「そんなことない……そんなことはないんだよ……」

ウソウソウソ!!!


 バン、と居間のドアから飛び出し、そのまま玄関を突き破って保育園は――あいかわらずすっぽんぽんで「保育」状態のままだったが――雷のような激烈さで家を飛び出していった。


 僕はうろたえた。

 保育園はどこへ行ってしまったのだろう?

 なぜ僕はあんバカなことを言ってしまったんだろう? 

 保育園なしの生活なんて考えられない。

 保育園なしに、僕達の家庭に未来はない。

 わかっていたはずだったのに……でも。


「どうしたの? すごい剣幕だったけれどあの子

 妻が寝室から眠たげな目をこすりながら出てきた。

 僕は言葉に詰まる。どう説明すればよいのか。

 彼女はうなだれる僕と開け離れたドアを見比べながらやがて「ああ」と合点いったかのように頷いた。

しょうがないよ」と彼女は僕の頬を穏やかになでる。「頑張ったけど、しょうがなかったんだよ」


 屋内へふきつける夜の寒風が、取り残された僕と彼女を責めるように苛む。 

 結局、無理だったのだ。

 僕らに保育園を殖やすなんて、未来を繋ぐなんて最初からきっこなかったんだ。


 彼女あくまでやさしい。

「また殖やしましょう」 

保育園を?」 

「いえ、今度は葬儀場を。

 火葬場や墓地も殖やしましょう。

 あれらは産むだけなら簡単だから

 それと老人ホーム老健介護施設養老所、そういう子をどんどん殖やしましょう。


 小学校幼稚園が産まれたら、嬰児のまま縊りましょう。

 そういう子らは必要でないもの

 その場合だって墓地必要だわ。

 絶対必要とされる子だけを産みましょう。あなたや私のように、必要とされる子だけを。

 始まり必然ではないけれど、終わりだけは絶対なのだから


 僕は彼女を見つめたまま、呆然としていた。

 どう応えればいいのかわからなかった。


「……顔を洗ってくる」

 僕は妻を残し、風呂場の洗面台に立った。

 泣きはらした眼と一番上の文字を洗う。

 顔を上げると、濡れそぼった「刑」の字が鏡に映る。

 情けない二文字の男。


 そういえば、パンツ保育園にとられたままだった。

2016-03-06

終末期の病院

どこに入れるのか、そこで自分親族希望するような看取り看護をしてもらえるのか

栄養よりも身体の痛みを抑えて「その時」に苦しまずに逝けるような方針を立ててもらえるのか

もしあったとしても病院に空き室があるのか

今は、父の死を受け入れる準備期間だ

でもいきなり葬儀やお寺さんを姉弟2人で探してきめるなんて、

年金が1ヶ月11万円ちょっと。療養型の参考額が16万~10

確定申告で数千円が控除できなかったから、高額上限申請も通らず

オーバーする金額を、どうやって払っていったらいいのだろう

父の貯金は、この2年間の老健の入所費で消えた

地獄の沙汰も金次第というけれど、本当にお金なければ

見送るのもできない、お別れもできない

つらい、きめなきゃいけないことが、つらい

今日少し意識があるように見えた父。

触ると嫌がる父。おこりんぼの父。

それでも、コソコソだけでいいから触らせておくれよ

面会の5分が姉弟と父の接点なんだよ、頼むぜお父様

病院が決まったら、どこまで支払えるえだろう

支払えなくなったらどうするんだろう

不安ばかりが大きくなる、誰か助けてほしいよ

2015-07-30

http://anond.hatelabo.jp/20150730125943

あんま知られてないのか。

重度痴呆とかが入れられる病院があるんだよ。老健病院っていうんだけど。

当然、DNR(死にそうなことになっても、治療しません)っていうクッソやる気がない奴なんだけど。

あと、施設の待機っていうけど、あれ、とりあえず申し込んどけで申し込んでる層がたくさんいるから、いうほどでもないぞ。

あんま、ネットに感化されずに、ちゃんと調べてみろ。

http://anond.hatelabo.jp/20150730124833

一生寝たきりというが、老健病院とかでクッソ楽になってる

今時病院なんて精々数か月しか入院させて貰えない、施設も待機山ほどで入れない、入れないなら自宅介護しかない、って事すら知らんのか…?

http://anond.hatelabo.jp/20150730123142

育児負担だけど、さあ。それも親と同居してりゃよかったんだよ。子供見てもらえただろ。

今の時代、両親のほうが金持ってるんだから子供育児費用も親にたかるのが当たり前なんだよ。なのに、それできなくしてる時点で女って馬鹿だなって思うよ。

  

介護の話だが。医学的には、ADLの上昇や、ドネペジルなどのアルツハイマー対策なんかができてきて、老人の元気自体は昔より段違いによくなってる。

一生寝たきりというが、老健病院とかでクッソ楽になってる。介護自体難易度は昔より遥かに落ちてる。ちな、俺これ専門だからさw

ただ、一過性現在高齢化においついていないから、『介護している人』が増えているのは事実

昔より『介護経験する人数』は増えてるが、介護自体の大変さはクッソ減ってる。

http://anond.hatelabo.jp/20150730123142

育児負担だけど、さあ。それも親と同居してりゃよかったんだよ。子供見てもらえただろ。

今の時代、両親のほうが金持ってるんだから子供育児費用も親にたかるのが当たり前なんだよ。なのに、それできなくしてる時点で女って馬鹿だなって思うよ。

  

介護の話だが。医学的には、ADLの上昇や、ドネペジルなどのアルツハイマー対策なんかができてきて、老人の元気自体は昔より段違いによくなってる。

一生寝たきりというが、老健病院とかでクッソ楽になってる。介護自体難易度は昔より遥かに落ちてる。ちな、俺これ専門だからさw

ただ、一過性現在高齢化においついていないから、『介護している人』が増えているのは事実

昔より『介護経験する人数』は増えてるが、介護自体の大変さはクッソ減ってる。

2014-03-08

介護業界が不人気の理由って凡そ給与面の問題だよね

毎月60~100時間以上も残業してるのに「みなし残業」扱いのせいか、給与はいくら働いても額面では15~18万の間で、酷い所はそこから

某かの会費を徴収されて手元に残るのは10万を切る事態になってる。

これは正社員のケース。

バイトは更に酷い。

時給制パートの扱いだと、社保無しにも拘らず満額で8~10前後と異様に低い。

特養老健施設は凄く豪華なのに、働いてる介護士さん達は難しい試験パスしてやってきた専業介護士という奴で、それなりに貰えるはずの給与殆ど貰えず

望まない休出勤を余儀なくされてプライベートもままならない。

このような状況で人手不足だなんだと嘆かれても若者食指が動くはずがない。

もっと〇〇手当などを充実し契約書も交わして一般的労働者と同等額かそれ以上を支払う事が出来れば、この3Kと呼ばれる「きたない・くさい・きつい」にも耐えられるんじゃないか。または、更に敷居をもっと低くしなければならんと思う。

たとえば、介護士の資格

大卒相談員とか上級職になろうとすると社会福祉士のように社会福祉系の大学を出ていないと取れない免許が条件となると、

仮に法学部を専攻して卒業しても新たに介護関係大学ないし専門学校に通わないと行けない二度手間果たして給与が全く魅力的でない

社畜奴隷のような介護士に成りたいと思うだろうか。

そこまでのマゾ気質があるのは無理に止めはしない。

比較的簡単に取れると言われてる二級ヘルパーを取って3Kを味わうのも良し、か。

今の介護業界が不人気なのはそのきつさに見合う給与が全く支払われていないためなのだ

介護経営者が揃いも揃って拝金主義なのがいけないと思う。

若者は悪くない!

2012-08-11

老健で働いているんだが

1週間働いて課長のおばちゃんにこっぴどく説教された。

そこまではいいんだが、今まで社会人として俺が培ってきたモノがほぼゼロに等しいのもあるような気がする。

朝行って挨拶が出来ない、利用者のジジババとコミュニケーションが取れない、同じ失敗を繰り返す

極めつけは昼に寝る。すまん、初日から寝てしまった

クズだと自覚してるんだが、ちょいニート生活してしまったのかなんかの病気なのか

アスペなんかなぁ。社会人としての適性と言いますか何と言います

福祉に向いてないとは何度か言われたっていうかこれが3件目だ

とりあえず月曜日から働きに行くがまた何を言われるんだろうな

そしてどんな仕事で飯食っていけばいいかわからん

もうフリーターも楽な気がしてきた

2012-06-03

喪女看護師薬剤師工学系を目指せ

高校での文理分けで理系クラスでブスばっかりwwwとか男子に笑われるのなんてほんの一時だ。

学校卒業してから男の「資格バイアス」でスゲー底上げされるから選ぶ方に回れる。

もし成績が良くない&学費がないなら看護師

高校での内申が平均以上なら小論文面接試験は通る。

内申がそうでもなければ一般入試だけど日赤とかではない限り大丈夫

貸与ではなく給付の奨学金が充実しているから学費面も問題無い。

女子ばっかりで怖い→国家試験があるのでいじめなんてしてる暇がない。

病院人間関係が怖い→保健所老健施設で資格職として入るのもあり。

大卒資格が欲しい→四大の看護入学もしくは編入。保険資格もとると更にいい。

そこそこ成績ある&学費は工面できるor地元に国公立の薬学部がある

大学入試としてはそれほど激戦ではないが、ネックは学費と学校所在地

学費でout場合工学系か看護師

学生生活はほぼ女子校状態。勉強するのが普通環境

ただ他の学部と同じキャンパス場合はヤリ目のダメ男に振り回されて留年中退に気を付ける様に。


最後工学系。

大学入試偏差値で同じ大学内でも工学系の方が偏差値が低く女子率低い電子機械は避けられがち。

入学しても女の子扱いはされないが気のいい友達にはなれるし、どうせ他学科女子に目が釘つけだ。

ちなみにサークル部活動文科系よりワンゲルとか頭も体も使う方がいい。

さら就職においては理学部(=就職理学部)<<工学系。

大学入試偏差値では考えられない様な就職の楽さ。研究室に来た求人を見ていけばいい状態。

職種もSEとかIT系だと女子力必要だけど研究開発にいけば無問題パラダイス

就職理学部に行ってしまってSEという名のIT奴隷やっている高齢喪女からでした。

2011-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20110710160701

ケアマネージャーさんに連絡して、介護認定の手続きとって、介護用品の手配して、老健とかグループホームとかあたってもらって、落ち込むよりも楽しむ方向にもっていってあげてください。(家族を看取った者より)

2007-11-15

或る病院の一生

救急を取る病院がまだまだ少なかった頃。

地域の基幹病院は県立病院救急車で30分。救急対応も今ひとつ。

地域に「住民のための」新しい病院への欲求が高まった頃、200床程度の規模でその病院は開院した。

何もない開院したての病院外来の棚の中は空っぽ。買ったばかりの備品は全てダンボールの中。事務も看護もみんな初対面。場所によっては、誰かが梱包をあけて棚に備品を並べてくれていたりするけれど、どれもビニールがかかったまま。洗面台の水は妙にシンナー臭い。

新しい病院を立ち上げる仕事楽しい医師派遣元にも十分な人手はいないので、みんな交代で出張

新しい病院。新しい町。医局の引継ぎノートには、新しく作った約束処方、備品のありか、地元に詳しい事務の名前や電場番号、近所のコンビニの場所などが記載されていく。遊びに行くにもどこにいっていいのか分からないから、医局の冷蔵庫には魚肉ソーセージと酒の瓶。毎晩野郎ばっかりの飲み会

立ち上げ当初は、食事も宿泊も全て病院内。3食病院食は、2週間もすると飽きてくる。もっと身体に悪いものが食べたくなって、医局に周辺の出前リストがそろう頃には、外来にもだんだんと患者さんが増えてくる。

まず集まるのは、「主訴:腰痛」の整形外科の患者さん。理学療法室の常連を徐々に増やして、高血圧の人、咳のひどい人などを外科に紹介して、外来の人数はだんだんと増えていく。

そのうち、軽症の交通外傷の患者さんが救急車でやってくる。病院にも、若い患者さんが増える。もともとの設立の動機は「地元のための」病院病棟はきれいで、居丈高な公立病院反面教師に、時間外でも笑顔で診察。

開院2年目。待合室には若い人が増え、活気を帯びてくる。外科、内科とも常勤のドクターが増える。スタッフの数が充実すると、皆もっと高度なことがやりたくなる。

「24時間救急を取ろう」「研修医を育てよう」スタッフが若ければ、気合だけで施設が充実する。病院で行えることはだんだんと高度になって、救急車の数も増えていく。

「あの病院はよくやってくれる」。地域の信頼が集まると、もっと若い患者さんが通院するようになる。

病院は忙しくなる。患者さんの年齢層が変化して、皮膚科や耳鼻科といった、若い患者さんが得意な科も充実してくる。

眼科が入ると、病院経営は一気に好転する。白内障の手術の得意な眼科医は、内科医3人分の収益を一人で稼ぎ出す。黒字科が増えることで、病院にはもっと大規模な設備が導入される。

「カテ室を作ろう」。開院8年目。常勤できてくれる循環器のドクターも決まり、循環器外来が始まる。患者さんの数はますます増え、救急外来にも救急車の音が毎日鳴り響く。

病院は、名実共に地域の基幹病院になっていく。

雲行きが怪しくなるのは10年目頃。10年もすると、町にも高齢者の数は増えてくる。救急外来に来る患者さんも、外傷や脳出血、急性腹症といった年齢層の若い救急患者だけでなく、転倒による大腿骨骨折、近所の老健からの誤嚥性肺炎の紹介といった人が目立つ。

病棟の業務は変わる。夜間に不隠になる患者さんが増え、重症患者のための個室は、いつのまにか不隠部屋に。重症患者さんは大部屋。徘徊老人は個室。不隠の強い高齢者はなかなか退院しないから、若い患者さんの個室への移動希望はかなわなくなる。

「あの病院はうるさい」「いつも廊下で叫び声が聞こえる」。病院へのクレームが増える。

「四肢抑制」「不隠時セレネース静注」、今までは書かれることのなかった指示が指示簿に当たり前のように記載されるようになった頃、日中のナースルームは不隠の強い高齢者であふれ返り、医者は叫んで暴れる年寄りの相手をしながらカルテを書く。かつてラクテックがぶら下がっていた点滴台には、経管栄養のバッグが目立つ。PNツインもまだ棚に置いてあるけれど、滅菌期限寸前でほこりをかぶったまま。中心静脈栄養なんて、もう半年ぐらい処方してない。

病院が止めを刺されたのは、近所に新しい老健が出来てから。「○○病院がすぐそば」を宣伝文句にして人を集めたその施設は、嘱託医者が帰る5時以降になると患者をどんどん連れてくる。少しでも熱が上がると、「うちでは見られません」「入院させてください」の一点張り

もともと「24時間、患者さんを断ることはしません」との宣言を出していた施設。開院して12年、それでも気合で守ってきたそんな宣言は、病院とは縁もゆかりもない業者に美味しく利用される。外来には車椅子に拘束衣で来院する年寄りが増え、以前から通院していた若い人は外来からいなくなる。

地元の評判は、「あの汚い病院」にいつのまにか変わっていた。

夜中によく来る喘息お姉さんに「今度、午前中の私の外来に来てください」とお願いしたことがある。「私は○○病院にかかっているので、ここはちょっと…」と、マスコミによく出る施設の名前を出された。

市民のための病院市民に見放された病院。ここはいつのまにか賎民のための病院に変わっていた。

病棟はもはや、行き場のない高齢者でいっぱい。若い人の肺炎喘息といった病気外来で何とか診るしかない。病棟業務は連日の転院先探し。患者さんもご家族も、「一生ここにいさせてください」と願う人がほとんど。やっとの思いで転院させても、2週間もすると37度の発熱で救急車で帰ってくる。もう二度と転院に応じるものか、という決意を持って。

手術の症例も減った。病棟ナースにも離職者が相次ぐ頃、引き上げた医師にも後任が決まらなくなり、病院は慢性期疾患を細々と診るだけの施設へと変貌した。

地域の若い人たちはもっと新しい病院へ。

「あの病院に行くと死ぬ」。こんな評判が地元に立つ頃、病院は死に体になった。

間違ったことはしていないつもりだった。より高度な医療サービス。より簡単なアクセス。地域の医療需要に応えつづけた結果、病院は地域から見放された。

病院組織は、自己進化の果てに崩壊する。

より広い需要に応えたい。より高度な医療をしたい。患者さんのための医療をしたい。力をつけようと努力し、進化を続けた結果、「強い」病院にはより弱い立場の患者、慢性疾患の末期の人、行き場のない高齢者が集中するようになった。

90年代に救急外来一生懸命やっていた民間病院の大半は老人病院化し、急性期疾患を搬送する救急車は、以前は急患を断っていた市立病院日赤病院に集まるようになった。そして現在、そうした病院すらもだんだんとベッドが回らなくなり、一昔前なら救急車が素通りしていた大学病院にも、寝たきりの高齢者が搬送されるようになっている。

恐竜絶滅寸前の時代。爬虫類全盛期、さまざまな大きさの恐竜が覇を競い合った後、気候の変化とともに体の大きな恐竜しか生き残れなくなった状況。市中病院が高機能化し、救急外来を充実させて「恐竜」化する一方、「恐竜」化した大手市中病院は、進化の果てに絶滅しそう。

その影で数を増やしているのは、小さな哺乳動物。小規模病院老健業者。元気がなくなる恐竜達を尻目に、誕生したばかりの哺乳類きれいな施設、専門特化した医療技術武器にその勢力を増している。

時代は変わる。恐竜が闊歩していた時代は去ったあとは、小型ですばしこい哺乳動物の時代が来る。医療無駄は減り、効率のいい医療、効率のいい経営が実現できるようになる。

問題なのは「恐竜クラスの力がないとどうしようもない患者さんはいつの時代にも存在することで、哺乳動物を目指した施設は、最初からそうした人を相手にする意思は無い。

主役の交代は、すでに小児科、産科の領域では確実に進行している。産科のいない市は、もはや珍しくなくなった。

恐竜だって絶滅したくて進化したわけじゃない。医者だって絶滅する恐竜心中したくはない。結果として哺乳類が生まれ、「食べられない」患者は見捨てられる。

病院患者マスコミ。みんな死にたくないから頑張ってる。

誰かが悪くてこうなったというわけではないと思う。

2007-03-08

正義が大好きな人達

ペットブーム。高級品が売れているらしい。

久しく行っていなかったペット店が、以前は手広く商売していたのに、

今は犬の餌専門店に商売替え。

宮崎産地鶏のミンチとか、モンゴル直輸入の羊肉とか。どう見ても人間用の高級食材

うちの地域は普通田舎町で、その店だって有名なわけでも何でもないんだけれど、

こんなものがよく売れるらしい。

うちの犬に買って行った一番やすいフードが、レトルトで一食ぶん250円。

うちの病院で出している病院食が、常食で一食240円。これでも全然利益が出なくて、

何とかして食材を削ろうとして、栄養室は毎日頭を抱えてる。

お金がかかりすぎる」。老健施設なんかでは、コストに関するクレーム

後を絶たない。ペットの食事に250円を惜しまない人達は、家族が抱える老人には、240円を惜しむ。

大阪で、公園を占拠する浮浪者に退去勧告が出されたとき、大勢の市民が反対した。

公園に居座るのは、かわいそうな浮浪者の権利。」

みんな正義が大好き。でも、正義が好きなのと、問題を解決するのが好きなこととは話が別。

浮浪者の権利を声高に叫ぶ人達は大勢いても、浮浪者を自分の家に招く人は誰もいなかった。

かわいそうな老人が安らかに生きていくのも、人としての当然の権利。

正義感が強い家族の人は、入院中の寝たきり老人を点検して、すり傷ひとつ見逃さないけれど、

その人が「体の向きを変えて下さい」とお願いすると、手を出さないで黙ってナースコールを押す。

ペットブーム。犬の権利なんて主張しなくったって、かわいい犬には誰でもお金を払う。

お店大もうけ。ペットお腹いっぱい。飼い主大満足。みんな幸せ

浮浪者が臭くなかったならば、老人がもっと「かわいい」生き物であったならば、

問題は勝手に解決して、そこにはたぶん、正義の出番はなかったはず。

汚らしい浮浪者、寝たきりの老人みたいな存在には正義が集まる。正義を唱える人達は、

本当のところ、そんな人達を「どう」したいんだろう?

みんながぬくぬくと閉じこもっている、正義という自己欺瞞の箱。

正義の箱とダンボールハウス浮浪者を暖めるのに役に立つのは、どっちの箱なんだろう?

 
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