「拡散」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 拡散とは

2021-07-26

五輪反対派が日を追うごとにクレーマーの域に落ちてる件

家に居てもTVをつけたらテレ東まで五輪五輪から外に出ざるを得ず、ネットでは一生懸命五輪反対派のインフルエンサー発言をあさって拡散を図り、開会式にモヤっとするとかの五輪の不出来な部分を批判しているニュース記事を漁り、力及ばず敗退した日本代表選手には罵声ツイートを飛ばす。

・・・クレーマーだな。

今の日本人の大半は「反クレーマー志向」なのに、自分達がクレーマーとなってますます周りから白眼視されていく自覚がないのだろうか。

それとも、反主流でいたいかクレーマーになっているのかね。

増田検針員です

今月のあなたヘイト拡散量は500kWhです。

使用料金は15000円です。

2021-07-25

五輪代表選手容姿を褒めるツイートに何万もいいねがついていた

昨今、容姿が本職じゃない人の容姿に強く焦点を当てる言説(ルッキズム言葉定義ぶれるのでできれば使いたくない)はそのニュアンスの正負を問わず批判対象となっている。はてなでもそうなのでこの前提は共有してもらえると思う。

で、私も素朴にそう思ってたんだけど、今日ちょっと疑問が生じて色々考えてみた。

タイトルツイートはこんな感じ↓

「xx(競技名)のyy選手めっちゃ可愛い……(画像4枚)」みたいな。今日のTLにはこんな感じで色々な競技の色々な選手のものが流れてきた。

念のため言っておくと私はそれらの意見肯定否定もしていません

本題

容姿に着目することは人格や本職を無視することを必ずしも意味しない。

これ系の話題でよく見るのが「人格無視した性的消費」みたいな非難

しかし、例えば私が実際に見たツイートなんかは「名前」「競技名」がきちんと記されていて、選手本人を容姿から置き去りにしていない。(理想を言えば「世界ランクヤバイ」「zz技術ヤバイ」なんかの情報感想があるのが一番いいのかもしれませんが。)

この場合もやっぱり不適切なんだろうか?

②「jobとabilityはどのような関係にあるのか?」

例えばあるプロスポーツ選手が良い環境トレーニングに専念したり家計を成り立たせるためには、単にその競技の実力・実績があればよいというわけではない。賞金や年俸ヤバイ一部の競技トップ選手を除けば、多くの選手企業勤めをしたりスポンサーを獲得して仕事支援を受けたりグッズ収入を得たりする必要がある。これらの収入金メダルの賞金500万円と異なり、競技の実力によってのみ得られるわけではない。

このとき選手競技能力以外の要素を肯定的に拡散することは不正義となるのか。スポーツ選手に限らず一般企業社員アーティストやは?容姿に限らず知性や人格や逆?

③「スポーツ選手」は常に「スポーツ選手」でしかないのか?

上でも軽く触れたが、選手人生競技に限らない。競技者を容姿(など競技関係ない部分)で称揚することが悪であるとした場合、その人間が「選手」でない瞬間であれば容姿に触れても良いのか?ある人が職業である瞬間とそうでない(あるいは別の職業である)瞬間はどのようにして区別されるのか?

例えばスポーツ選手の中にはモデル業を兼任している人がいる。モデル仕事スポーツと同様に全身が商売道具なわけで、体のメンテナンスには多くのコストをかけるという。「本番」「トレーニング」「コンディション調整」の時間必要でありそれは食事睡眠まで含めた24時間の大部分にわたる……となるとそれはもうそれぞれの状態が一人の人間の中に同居していることにはならないだろうか。

わからんなんもわからん

他者評価する際相手属性によって触れることが適切な項目とそうでない項目が変化するというなら、どの項目がどの属性と結びつくのか、どの瞬間にどの属性を有する状態となるのか、その辺の議論ってどこかで体系化されてたりするんですかね

あと私の頭がパンクしたので今回触れませんでしたが、そもそもいついかなるときでも他者容姿言及すること自体不正であるという主張も当然あると思います。(それはそれで能力主義等との検証必要になるとは思いますが……)

皆許さな

結局の所、SNS上の反応を見ると過ちを犯した人を皆許す気無いよね(殺人とか非道犯罪を除いて)。

スーパーネガティブ意見拡散されやすいのもあるけど。

広大なインターネットと、人智の並列化を行うSNS

0と1で構成されたインターネットが編み出す表現力は、人智表現するに十分ではなかったし、

多くの人々が持つ人智への解像度は、インターネット表現力よりも低かったという結論

Twitterに関していえば、言語画像動画のみで構成されている。

個人認識として、人々が他者へ何かを伝えるには言語化が必要となるが、

言語化は他者との共通ルール自分認識している何か(以降、"認識"と表記)を落とし込んでいる。

したがって、言語化を行う過程で、"認識"の解像度言語限界へ下げている。

この上で、高精度に情報の伝達を行うには、言語を学ぶ必要が出てくる。

一方で、言語を学ぶことは"認識"におけるルールの追加である

ルールの追加を行うことで、"認識"の解像度を下げる代わりに言語化が実現する。

したがって、言語を学ぶことで、何人も世界への解像度が下がっている点に注意されたい。

では、この言語化を実現する能力が違う人がSNS出会うと何が起こるか。

(以降、言語化を実現する能力が高い人を"高位者"、能力が低い人を"低位者"と表記

"高位者"が言語を用いて"認識"の発信を行った場合、"低位者"にとってその情報は、

"低位者"の言語能力凌駕した次元で"認識"が言語表現されている。

したがって、"低位者"が仮に近しい"認識"を得ていた場合

"低位者"は"高位者"によって発信された"認識"を自己の"認識"と錯覚してしまっているのではないだろうか。

そして、SNSは"高位者"による情報の発信を"低位者"によって拡散する機能が搭載されている。

結果として、インフルエンサーのような"高位者"が誕生し、"低位者"は"認識"の言語化を"高位者"へ依存していく。

上述のように、インフルエンサーを十把一絡げに括ることができるかは不明だが、

俗にいるバズるなどは前述の現象であろう。

更に言えば、SNSでこういった"高位者"による"認識"を摂取し続けることで、

"低位者"の言語能力は"高位者"と並列化されていく。

自身のTLに耳障りの良い情報が溢れ、共感できるようなツイートが多く流れるようになってきた時、

自身言語能力SNSによって並列化されてしまったと言わざる得ない。

本来100人いたら100通りの"認識"が存在する。しかし、現代SNS上においてそれは実現し難いと言わざる得ない。

SNSは、他者言語化された"認識"しても尚、自分の"認識"との差異を捉えられる人だけが扱うべきツールだ。

"低位者"は言語能力さえも並列化され、自己の"認識"さえも維持できずに、

SNSによって整えられた"認識"を自己の"認識"と錯覚するだけの生物に成り下がる。

2021-07-24

小山田圭吾、早くも“いばら道” いじめ問題五輪音楽制作辞任も「世界中醜聞拡散」 放送中止楽曲差し替えがぞくぞく

「陰惨な、しか障害者へのいじめということもさることながら、分別がつくはずの大人になってから、それを面白おかしく語ったことでアウト。その後、何の謝罪もなく、この期に及んで謝罪したところで、世間は納得しないでしょう。税金が投入される公のイベント名前を連ねるのが厳しいのは当然」

https://news.yahoo.co.jp/articles/491b5e1678db42f406a7f072365f21ed5153706f

anond:20210724112533

おまえへの反論

(1)北尾氏は当時インタビュー現場にいた人間

よって、何も知らない第3者のお前が語る主張の方が偏りよろしく主観的である

北尾氏は自業自得といってるし、「小山田圭吾村上清は悪くない」とは結論づけてないだろ笑)

(2)26年前の過去記憶を辿って推測するしかないのは当然であり、

良い解釈もなにも拡散される内容と自己記憶イメージ乖離があるから本音を語ってるだけ。

「M氏」と表現するのは、炎上攻撃が続く中で芸能人でもない名前公表することは控えておこうという

プライバシーへの最低限のマナーとか配慮かもね。(悪意持って都合よく切り取り攻撃される恐れもあるからね)

デビルマン」については、理性と冷静さを失ったお前らのような身勝手独りよがり怨念が、

あのデーモン達のように小山田に集中砲火を浴びせているこの惨劇を例えているんだろ。

迫害されてる?は?デビルマン読めよ。

(3)お前は当時のライターじゃないだろ?そしてその界隈にすらいないだろ?北尾氏以上に村上氏の何が語れるの?

あと、拡散されている「孤立無援のブログ」については、確かに切り取りと巧妙な順番の入れ替えによって

悪意ある印象のミスリードが行われているのは明らか。北尾氏を批判する前にまずそこ認めろよ。

(どうせお前もあのブログに乗せられて被害妄想膨らませて叩いてたんだろ?)

(4)「既成事実化」って単語ばっか使ってうるさいけど、適切じゃないから使うのやめろ。

北尾氏の内容は、状況を見てあの記事が書かれた経緯を「推測」しているだけ。

事実化しようとしてねーよ。(どっちが印象操作してんだよ)

美化してるというよりも、書き手にそういう意図があったのだろうとプロ視点解釈してるだけだろ。

実際に北尾氏のブログが出る前から、原文読んだ勢からもそういう意見あったし、自分も同じように捉えていた。

(5)はぁ、、しょうもな。村上はいじめられていた側だよね?

この「いじめ紀行」ってのは、いじめられていた側の視点からまれ企画なんだよ。

当時もいじめはアウトだし、「いじめ自慢」なんか小山田サイドからしたら断られるはずなのに(現に最初は渋っていた)

許可した背景には、村上氏なりの強いコンセプトがあった。それを小山田も受け取ったからあの記事ができた。

いじめ紀行」の冒頭でも、世間はいじめは悪と言いつつ綺麗事ばかりで、

世の中からいじめが無くなることはないというようなことが書いてるだろ。

から村上氏なりの視点いじめ問題を紐解くきっかけを模索していたんだろ?

いじめっ子といじめられっ子の対談」という手法は見る角度によっては悪趣味で間違っていたし、

いじめエンターテイメントだと自虐的表現しながらも、決していじめ肯定しているような企画ではないんだよ。

当時の鬱屈した社会の中で、未熟なライターデビュー記事であの小山田圭吾過激だけどかつて誰もやっていなかったことを企画して実現しようとしていた。

その熱い思いに小山田も動かされた。結果的に考えが甘く、いじめられっ子との対談企画も失敗したわけだが、

2人がやろうとしていた実験的試みは、露悪的だけどほんの少しだけ社会に風穴を開けるきっかけになったのかもしれない

(今は違う形で穴をあけてるが、、)

そういったものライター目線で振り返れば宝石と例えてるだけ。お前のサブカル偏見単純化するな。

(6)当時を知る北尾氏の証言と推測が出てきてくれたおかげで、一部だけど冷静な意見もでてはきていて、

少しは全国民が共有してしまった「鬼畜いじめ妄想」を止めるような方向へ進んだようにも見える。

が、同時にいまだお前のように被害者を傷つけたーとか妄想を繰り広げ、拡散助長するようなバッシングを続けるやつもいて、

逆に独りよがりお気持ち正義マンあぶり出してくれたのかもしれない。悪態ついているブコメとか見るとよくわかるよ。

北尾氏には感謝しか言いようがない。ある意味北尾から村上氏へバトン

このアンフェア建設的じゃない状況から早く脱して前に進めということ。

おまえはどうしても小山田鬼畜にしたくてしょうが無いんだろうけどね。

ヒステリック自分お気持ちぶつけて、こういうの垂れ流してる方が二次被害です。

2021-07-23

anond:20210723212157

竜が突然東京上空に現れて東京タワーに突き刺さって魔素が世界拡散するんだっけ

この4連休東京圏から地方に移動している奴ら多いじゃん?

コロナ拡散計画かよ

もう何回も同じことを

雑誌映画秘宝』の記憶(56)

 元ラーメンズ小林賢太郎が、過去に行ったお笑いコント公演の中でナチスによるユダヤ人虐殺ジョークネタにした事が発覚し、この情報海外にも拡散してサイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)の知るところとなり、東京五輪閉会式総合演出担当を解任されましたね。

 小山田圭吾障害者虐待世間一般に広く認知された結果、小山田東京五輪閉会式音楽担当を辞任した際には、一部の人間が「90年代には、悪趣味鬼畜カルチャー存在を許されていた、時代の空気存在して云々」と小山田擁護し、それに対して町山智浩は「小山田圭吾悪趣味鬼畜系とは無関係(だから自分[町山智浩]たちには責任は無い)」と反駁しました。

 では、今回の小林賢太郎の件については、どうでしょうか?

 ラーメンズ悪趣味鬼畜系ではないと思いますが、間違い無くサブカル領域に属する芸能人です。また、今回問題視された90年代半ば当時の彼らの芸風が、当時の、いや、今もサブカル界隈に根強く蔓延る「不謹慎なことを言う/するのがオモシロイ/カッコイイ」と云う風潮の下に成立していたことも明らかでしょう。そして、この風潮を作り出すことには、旧体制映画秘宝』界隈も関与していたと言えます。たとえば『キネマ旬報』の編集部を襲撃して同誌の編集部員に暴力をはたらいたことを、町山智浩パイ投げ事件などと称して矮小化して面白おかしく笑い話扱いしていますが、アレは「言論の自由を脅かす暴力事件」以外の何物でもありません。しかし、サブカル界隈の身内贔屓の体質は、町山智浩の仕出かしたことに対して真摯批判反省を行うことを忌避する道を選びました。昔からサブカル業界人は身内贔屓が大好きで、これは松江哲明性的強要搾取ダンマリを決め込んだのを見ても判るように、今も変わりません。

 ラーメンズお笑いコントの中でナチスユダヤ人迫害虐殺ジョークネタしたことに関して、擁護として「米国サウスパーク英国モンティ・パイソンジョークネタにしているのに、何故、彼我に批判の差が有るのか?」と言う人もいましたが、個人的には、連合国側の人間枢軸国側の人間では、それをジョークネタにする資格に差が有るのではないかと思います。何か死傷者を伴うような事件があって、それをジョークネタにするのは、被害者親族が言うならまだしも、加害者親族が言ったらアウトになるのと同じです。

 一般的な傾向として多くの日本人は、自分たちが枢軸国側であったこと、戦時中にはナチス政権ドイツ同盟国だったことについて、自覚が稀薄だと私は思います。だからナチスドイツポップカルチャーの一部として、エンターテイメントとして、カジュアルに消費するのだと思います

 さて、エンターテイメントとしてナチスドイツの残虐行為を楽しむといえば、長年に渡って率先してそれを実行し続けてきた人間が、旧体制映画秘宝』に1名いますナチス強制収容所ネタエクスプロイテーション映画が大好きと公言し、自ら「所長」と名乗ってそれらの作品の"素晴らしさ"を布教している、赤毛入れ墨だらけのオジサンが1名。そう、高橋ヨシキです。高橋は、間違い無く、悪趣味鬼畜系の範疇に属する人間です。高橋ヨシキによる布教活動は、日本において「ナチスドイツによるユダヤ人迫害虐殺を、カジュアルに楽しんで消費しても許されるのだ」と云う風潮を作ることに寄与し続けてきました。

 もちろん、高橋ヨシキ存在布教活動が、ラーメンズを生み出した訳ではないでしょう(ラーメンズネタ公表よりも、高橋ヨシキ布教活動開始の方が時期的に後だと考えられますし、世間的に認知されたのも、ラーメンズの方が高橋ヨシキよりも先でしょうから)。しかし、ラーメンズネタ世間に発表されてしまった後、長年に渡ってそれが見過ごされたのは、観客である一般人たちの中に「コントネタなのだから(批判するのはおかしい)」「たかフィクションネタに何をマジになってるの?」と云う間違った考えや言い訳の口実が存在たからです。これは、ナチスドイツによるユダヤ人迫害虐殺と云う出来事が"エンターテイメントコンテンツ"として、誤った"市民権"を獲得していたからでしょう。そして、高橋ヨシキによる「ナチス強制収容所エクスプロイテーション映画は素晴らしい!」という布教活動は当に、その誤った"市民権"を獲得するための活動でした。だから、次のようには言えると思います

 「高橋ヨシキによる『ナチス強制収容所エクスプロイテーション映画は素晴らしい!』と唱える布教活動は、ラーメンズネタの"誕生"には影響を与えなかったかもしれないが"生存"には影響を与えたであろう。したがって、その点については、高橋ヨシキ及び彼に同調した人間責任が有る」と。仮に時代の空気と呼ぶべき何かが有ったとしても、それは勝手に生まれたのではなく、それを意図的に作り出した人間がいるのです。この場合、それを作り出した人間の一人は、間違い無く高橋ヨシキです。

 SWCの人たちも驚愕するのではないでしょうか。21世紀日本で、ナチスドイツによるユダヤ人迫害虐殺ネタにしたエクスプロイテーション映画を「面白い!素晴らしい!」と公言賞賛し、他人にも観るように推奨活動している人間存在して、しかも堂々とメディアに登場し続けていると知ったら。誰か英語が得意な人がいたら、高橋ヨシキがしていることをSWCに報告すると良いかもしれませんね。もしもそうなった時、町山智浩SWCに対して「悪趣味鬼畜カルチャーをやっていたのは、電通ホイチョイフジテレビに対する対抗心が有ったから」と弁明できるのでしょうか。見ものです。

 それと、SWCといえば思い出しましたが、長年に渡る町山ウォッチャーならばご存知のとおり、過去町山智浩自身他人に対して「オマエのことSWC通報しといたからな」と言ったことがありました。その矛先が自分の近しい人間に向けられた時、町山智浩はどうするでしょうか。

 この投稿は以上です。

anond:20210723063526

ほんと、拡散するメディアも影響力ある著名人、そしてここで偉そうに叩いている小山田批判者たち

誰ひとり原文読まずにあそこまで炎上させたことは猛省するべき。

小山田の行いは決して擁護できるものではないが、

あの時代背景や嘘か本当かもわからん雑誌記事など様々な観点から冷静に検証すべきであり

障害者全裸ぐるぐる巻きしてオナニーさせてウンコ食わせてバックドロップした」という

真偽の程もわからない過激さをまとったテキストだけをベース

お気持ち正義マン世界を巻き込んで激しく叩いている方がグロテスク

世論ってこうも簡単に火をつけ炎上させ全体主義に導けるのかと考えると、

今後もこいつら反省せずあらゆるものを焼き付くすんだろうな。

ディストピア未来しか見えん。

anond:20210721172728

ロッキンの座談会比較すると、

ネット拡散している「ぐるぐる巻きにしてうんこ食わせた」という部分は

クイックジャパン記事で書かれている村田くん(仮名)との修学旅行についてのことなんだろうな(増田では7と8のページ)

 

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 8

https://anond.hatelabo.jp/20210721001207

 

クイックジャパンでどう書かれているかというと、修学旅行でなぜか小山田村田くん(障害児)、留年した怖い先輩の3人で班を組まされ、宿舎で村田くん相手プロレスごっこをして(小山田立場で)じゃれていると、先輩が入ってきて村田くんをぐるぐる巻きにして好きな女子名前を言わせながらオナニーさせたかドン引きしてしまった(笑)とある小山田本人の行為ではない。ウンコ食わせたという事実があるのなら、それをやったのも先輩なんだろう。

障害児童との修学旅行といえば↓の話が思い出されるが、はてな民はこれと自分感想比較してくれ。教室から障害児童排除すべきか、排除するなら子供はどこで障害者と接して多様性を持つことができるようになるのか。生活の場で接しなければ障害者はテレビの画面越しで見る架空の生き物と同じだしね。

[B! 教育] 泡盛とらこ(心ない介護職員) on Twitter: "中学生の子ども(女子)が、 修学旅行キャンセルしました。 実行委員長班長でしたので、 田舎中学では前代未聞の事態。 私も何度も担任と話し合いました。 キャンセル理由は、 「まったく交流のない障害学級の男子(保護者意向で診断… https://t.co/QegfQmAhbh"

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/torakoawamori/status/1411113159046270980

 

村田くんをロッカーに閉じ込めてガンガン蹴ったり、日常イジメ行為クイックジャパン告白されている)

小山田はもう1人の障害児の沢田くん(仮名)については良い思い出のように語っており会いたいとも答えているが、村田くんとはそうではないと言っている。

もう1人、朝鮮人の生徒をからかっていたとネット拡散あるが、クイックジャパン記事では「家出したならうちに泊まりに来い」と小山田が誘って実際に泊めてあげており、いい思い出としか書かれていない。

anond:20210722225029

バイデン曰く反ワクチン人殺しらしいのでワクチン懐疑的だった人たちも人殺しの顔をして欲しいね

まあ現代人はそんな風に何気ない言動無責任拡散することで普段から人を殺していると思うし皆人殺しの顔をしておけばいいんじゃないかな。

2021-07-22

オリンピック開会式問題

最近テレビ話題といえば、コロナオリンピックかの2択だろう。

そして今日1日においてのオリンピック話題といえば小林賢太郎さんの解任問題だろう。

 

 

私は現在四捨五入すれば20歳の年齢である。彼の1番輝かしかった時代リアルタイムで知ってるわけではないが、私は彼が、ラーメンズが、大好きであるオタクなら誰でも“千葉滋賀佐賀”のネタは辿りつくものだろう。私もそのオタクのうちの1人なのだ出会ってから好きになるのは早かった、ネット動画を探しては見て笑い、気づけば帝王ホテル応援歌を口ずさんだりもした。

彼たちの描くコントという芸術に私は夢中になった。

 

 

のちに大学生になった私はあのネットで見た動画違法ものと知り今さらながら本公演や演劇作品PotsunenDVDを集めている。そのうち戯曲集もほしいなと思っている。

 

 

さて、上記の通り私は彼の作品ファンであるしかし、彼の人間性イマイチ知らない。少しクサイ言い方になるが私は彼の才能に惚れたのだ。だから彼が問題を起こしても何をしても私が惚れた彼の才能というものがなくなるものではない。だからずっと大丈夫なのだと思っていた。

 

彼が芸能界引退して彼の作品を見ることが出来なくなって数ヶ月、オリンピック開会式スタッフに彼の名前が並んでるのを知った。嬉しかった。彼の作品がまた見れる、と。

 

 

 

しかし、どうだ。作曲家は辞任、世間はその作曲家を痛烈に批判した。それ以前にもオリンピック運営側人間には少々問題があったり、コロナ世間混沌としていた。次々に関係者炎上や辞任……いつ彼に炎上聖火リレーが回ってくるのか気が気でなかった。しかし、もう開会式は目の前、今さらディレクターである彼が辞任される訳がないと高を括っていた。

 

 

 

7時21分金曜日午後11時頃、Twitterの某アカウントラーメンズの“できるかな”というコントの切り抜きを上げ、批判した。動画は瞬く間に拡散されそのTwitter投稿された動画は30分ほどで数千回も再生された。

 

 

翌朝起きてTwitterトレンド確認すると彼の話題で埋まっていた。あぁ、彼の名前がこんな形で広がっている………とても悲しい気持ちになった。

 

 

 

ここまで読んでくれは物好きの皆さんに念の為注意書きをしておくと、この文章は彼を擁護するものではない。(これは擁護しないという意ではなく、擁護するのが本題ではないという意味である。)

 

 

当然、彼の発言自体擁護することは出来ない。あのセリフ自体擁護するなら擁護した側のほうが言った側より問題である

しか23年前の、公式YouTubeに上がっている訳でもないコントだ。9分あるコントの2秒もないセリフだ。

 

おそらく以前の作曲家問題がなければ彼のこのような物は出てくることがなかっただろう。なぜこうなったのが。民衆オリンピックに対して大きな不信感があるからだろう。どうにか粗を探して叩く。そういう流れになってしまったのだ。

何かを批判するのは楽しいんだ。自分正義を振りかざして悪を糾弾する。まるで正義ヒーローではないか。だから悪いと思わないし、むしろ気分が良くなる。だから表面だけを見て叩く人や、オオゴトにしてなにか大きな力に圧制されるのを望む人も多く居る。

 

批判する投稿内容には「日本の恥だ」「こんなことが海外に広まったら…」なんて、世界誰にでも見れるSNSで書く輩が居た。

日本人日本人恥部晒しあげて日本の印象を悪くする様子は滑稽でならなかった。

 

 

 

だんだん文章収集がつかなくなってきたので結論へ移るとしよう。

私が何を言いたいのか。他人の揚げ足をとるのはやめにしないか

悪いことを悪いというのはとても大切なことであるしかし、大人数がそれを行うのは大きな危険が伴うということは今までのあなた達の人生ネットで起きた事件などで十分に分かっているはずなのだ表現の自由はあるし、何を思うかは個人自由だ。しかし、その思想が、そして思想に乗った言葉がどのような影響を与えるかは考えるべきなのだ

今回のことでネットSNS世間に物凄い影響を与えることを私たちは学んだ。その上で上手く付き合っていくべきである

 

 

 

 

蛇足だが、彼は過去を悔い改め徐々に笑いの形態を変えて行った。過去は変えられないけれど彼は未来を変える努力をしていたように見える。それがこのような形になってしまったのは残念な限りである

見つかっちゃった炎上

例えば小山田さんは例の件が露見してから音楽仕事はできたけど、オリンピック炎上したし、そのおかげでEテレその他も降ろされた

今後各方面で干されることだろう

小林賢太郎さんは小山田さんの件が無ければここまで掘られなかっただろうし解任も微妙なところだっただろう

そもそもラーメンズをやってた時にオリンピック仕事するなど予想してなかったに違いないし、彼もこのコントのワンシーンなど覚えてないに違いない

 

現代社会においては人の過去など簡単に暴かれる

暴かれるんだけど、大抵は注目度が上がった時に暴かれるし、注目度が高くなければ暴かれても痛手が少ない

 

こういうのって第一安倍内閣大臣でも起きた

政治家では暴かれないが大臣になると暴かれる

そこにボーダーラインがあった

Eテレでは暴かれないし、オリンピックでも暴かれないが、コロナ下のオリンピックでは暴かれる

そこにボーダーラインがあった

その瞬間、タガが外れたかのように炎上して拡散して、元は大丈夫だったものも燃やし尽くしてしま

出る杭は打たれるというか、出る杭はよく燃える

炎上ネタを持ってる人は見つからないようにひっそり生きなければならない

今度は演出担当者五輪潰れかねない」 開会式前日の衝撃

こうしてみると

オリンピックを語る前に

日本人低脳さが滲み出てきてるな

面白ければ何でもいいという理性も知性も持ち合わせてない国民

23日の開会式でショーの演出担当を務める元お笑い芸人小林賢太郎氏(48)が、過去ユダヤ人大量虐殺ホロコースト)をコントの題材にしていたとみられる動画拡散し、SNSネット交流サービス)で批判されている。大会組織委員会事実確認情報収集に追われている。

https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/050/057000c

anond:20210722113334

ワクチンが決め手だけど、コロナワクチン副反応を見ると、多分日本が一番乗りだったらそれはそれで揉めてた気はする。医療関係者デマ打ち消しや、副反応の正しい情報必死でツィートしているけど。

一番乗りで、きちんと科学データを集める体制を作って公開し、正しい情報必死拡散するか、やはり2年延長しかなかった感じはする。

2021-07-21

増田のやべーやつ番付2021年7月場所幕内

(3大関が優勝を競った今場所。誰にするか正直悩みました。→前回の【幕内】【十両以下】→【今回の十両以下】

横綱(触れてはならぬ人たち)

昭和時代イオン女装子などの例外を除き、森羅万象罵倒して回る増田自身の経歴からか、特に法や行政裁判所を目の敵にしている。

何度も削除を食らっては毎回戻ってきており、かつての安倍bot低能先生に劣らぬ危険人物

ここ最近投稿頻度が若干低下しており、増田では影が薄くなっている印象もあるが、自分語りによれば殺害予告による二度の逮捕歴に加え、今なお各所でトラブルを起こしているらしい。

仮に事実なら、リアルでの迷惑度ではかつての低能先生に次ぎ、未だ他の現役増田追随を許さな存在である

文頭をスペースで空けるため、「字下げ増田」と呼ばれる(ごく稀に空けないこともある)。得意技は怪文書じみた判決文やセルフ精神鑑定

なお、増田で本格的に暴れ始めたのは2019年からだが、実は超ベテランで、ネットのそこかしこ活動痕跡が見られる。

異常なまでの自己顕示欲ユーモアが全く追いつく様子のない、THEクソ増田。人呼んで増田のチンフェ。一時期消えていたが復帰し、相変わらずくだらない造語遊びばかりやっている。

本人らしき投稿によると、ひょっこり男の真似事をしていて交通事故に遭い、惜しくも生還した模様。



大関

子供山笠ポルノ認定しているらしい)・トーチトワリング組体操などをやたらと敵視し、地方ヘイトを連発する増田

何らかのネタがあるたびに地方叩きコピペの文面が次々と追加されていき、もはや落語寿限無みたいなことになっている。

名前自称だが、この名で呼ばれることはほぼなく、最初に噛みついた子供山笠からアンチ山笠増田」「子供山笠増田」などの呼び名の方が有名。

他、音楽教育一家言ある通称ピアノ増田」や「赤チャート先生」、少子化理由民主主義否定し、中国全体主義称揚する増田など、同一人物疑惑のある増田複数存在する。

追記 8月現在、この増田と思われる過去書き込みが消えていることを確認。何に引っかかったのかは謎。

どういうわけか発達障害の男女を「ハッタショ」呼ばわりし、異様に憎んでいる増田

イスラム国行け」「大使館に駆け込んで『僕をスパイにしてください』って言え」「B型作業所でハナクソ入りのパンとかクッキーでもこねてろ」などの表現がなんとも厨二臭く痛々しい。

理由不明だが、↑にあるようにスパイネタがやけにお気に入りらしく、よく繰り出す。

当該人物粘着する内容のコピペ爆撃を繰り返す増田。詳しくはこちら意図のわからない増田シリーズ)やこちらを参照。

定期的に過去投稿が消える(消される?)ため、出現頻度が高い割には痕跡が残りづらい。



関脇

パンティー

無駄に長い語りに過剰な自意識を挟んだクソエモ長文増田ひとつバズると便乗して同じような長文が次から次へと湧いてくる、まさにゴキブリのような存在

毎年恒例のアイマス総選挙クソ長文も「もう飽きた」風を気取りつつ、なんだかんだでしぶとく生き残っている。

なお、アニメ第7期放映により予想されていたヘタリア長文の襲来は意外にも少なく、なぜかヒプマイの方が多いという結果に。

ナニがきっかけでそうなったか知らないが、男叩きや特定個人誹謗中傷目的としたTogetterのまとめを複垢で作りまくっては、それを増田はてブ拡散しようと企む某ツイフェミ

すでにTwitterTogetterはてブのいずれにおいても凍結や垢BAN、404化を経験している札付きの悪質ユーザーで、処分されるたびに別垢を取り直して復帰し、

ビョーキの人特有の執念深さを発揮している。まさにヘイトモンスター。ここまで足取りがわかりやすいのには理由があり、「Twitter」「Togetterコメント」「ブコメ」「トラバ

のそれぞれで一字一句全く同じ文章を使い回すという、なんともオマヌケ習性があるため。一時は自分Twitterの男叩きをそのまま増田に垂れ流し、ツイ垢(後に凍結)を特定されていた。

はてブでも前述の通り、複垢利用で404化を食らった前科があるが、その後も次々とidを取り直しては404化という流れを繰り返している模様。

なお、最近ではPINKちゃんねるえっちねた板などに入り浸っては削除依頼を連発したり、特定スレのまとめみたいなことをやったりしている。わざわざネット臭いところにばかり首突っ込みたがる根性もアレだが、それにしてもなぜ今更BBSPINKなのか。

🍊

突然現れては規約違反を厭わずブクマカや増田をグッサリ刺してくる、通り魔のような増田

左派リベラルidや界隈の人物を叩くことが比較的多いが、他にも様々なものに噛みついており、思想以前に「バカが偉そうに語っているのが許せない」らしい。

超長文で口も悪いものの、文章のキレに関しては一定の評価を得ており、出てくるたびにブクマを稼いでいる。

うっかり変なブコメをすると長い追記で晒されボコボコにされるため、全く油断ができない。

なお、中の人は某idとの噂。実際、この増田と同様の主張をしているブコメがいくつかある他、近頃は増田への書き込み公言する、おそらく本人と思われる増田無言ブクマを残すなど、あまり隠す気もないようである

最近、一連の投稿「国語力増田」としてまとめられたが、おそらくハズレも混ざっているので注意。



小結

左翼フェミ叩きに対して憎悪を燃やすベテラン増田

「711」「R30のところにコピペしないの?」「いつもの地ならし」「○時まで寝ていたんだ」「見つかりそうか」「ということにしたいのですね」「おばさんはいいんだよ」などと、意味不明クソリプ飛ばしてばかりいる。

R30」というのはどうやら大昔のブロガーのことらしいが、そのブログ2008年更新が止まっている。仮にこの人物であった場合粘着歴の長さはもはや言語に絶する。そしておばさんというのはどこの誰なのか。

また「プライベートで○ブクマwww」「自演リー」などと、むやみやたらに自作自演を疑うのも特徴。

左右問わずこの手の人物にありがちだが、「自分の気に食わない奴は全員同一or特定人物」という思い込みが非常に激しい。

id:Ereniおよびid:iteau両氏の名前を出すことも度々あり、本人の脳内では毎回特定相手粘着しているようだが、実際には明らかに政治思想無関係増田因縁をつけることも多く、結局のところ噛みつく基準は謎。

↑のカテゴリー毎日のように、ほぼ全く同じ内容の投稿JRに対する要求のような何か)を繰り返す増田さながら昔の飯塚増田のような執念深さである

何の話題でも強引に新自由主義叩きを展開し、毎度おなじみの長文を投下する。さながら青汁CMのような増田

反緊縮を唱えており、れいわや自民党安藤裕議員などをしきりに推していたが、後者はいろいろあって次の選挙に出るか微妙らしい。

女性下方婚しない」を筆頭に様々な持ちネタを操る反フェミ増田キャリアも長く、反フェミの中ではおそらくこいつが最大勢力と思われる。

その名の通り私大理系叩きのコピペを垂れ流す増田高専に比べて何一ついいことがないらしい。しかしあからさまに自演トラバしてるのはさすがにどうかと思う。



前頭

社長(2代目)が牛丼を食うことに対して、ひたすら不満を垂れ流す増田。本人は3代目(予定)らしい。

ガイを○○するのはガイ」という定型トラバを繰り返すクソリプ増田。多様なバリエーションがあるあたりは昔の「ゴミを貼るな」に似ている。

カテゴリー参照。あらゆる事象を「ってマ?」という語尾で検証するが、大半はくだらないダジャレ。質より量の増駄。

やたらとクンニに執着する増田変な絵文字を使うのが特徴で、ウィー増田後継者存在

何の前触れもなく「ワイは~」と誰も聞いてない自分語りトラバ爆撃を繰り返すなんJ臭い増田。正確には何人いるのか不明

特定増田として、体重100kgという設定の増田カテゴリー今日のワイの餌」で日々の食事を記録する増田などがいる。

こちらも「非モテの女は『いないこと』にされている」というのが大好きな青汁増田の一人。同様の主張をしているidがあり、現在はてブ活動中。

男女の産み分けを提唱し、「産まれる男を減らすべき」という同じ内容の投稿を何度も何度も執拗に続けるフェミ増田

左翼右翼・ツイフェミ老害など、とにかくいろんな集団の特徴をひたすら挙げている増田

ホモソーシャル」「アジア主義」「共同体主義」「パリピ」「団子鼻」など様々な用語を多用するが、それらの意味が合っているのかよくわからない。というか、なぜ団子鼻?

めぐみん罵倒されたいらしい増田。他にも低能先生の語尾をパクりつつドM性癖披露する「低能ドM先生」など、この手の増田が妙に多い。

集団トーカーの被害者自称し、報道法整備を求めている増田。お察し。

トラバでやたらと市民ミュージカルおすすめしてくる増田

以前は『コモンビート』という、ピースボートかそこら系のNPOURLを添えていたこともあったが、これが規約に引っかかったのか投稿が全て消えたことがある。

潰れそうな企業などのネタを拾ってきては、デリヘルなどの風俗ネタダジャレで締める、落語のような釣り増田

中の人っぽいネタ」「風俗」そして「ダジャレ」と、ブクマカの急所気持ち悪いほどの正確さで突いてくる。

この手の釣りがあまりに乱発された結果、無関係増田までもが「で、いつ風俗ネタに移るの?」と疑われるという、深刻な風評被害を及ぼしている。

anond:20210721132442

だが、「5Gの電波新型コロナウイルス拡散している」を否定できるエビデンスはどこにもないですし。

anond:20210719195613

漫画より前に例の事件があったじゃん

漫画のバズりと比べものにならないほど拡散したじゃん

その事件糖質がやったとは言われなかったけど、漫画で描かれている程度の情報報道されてたじゃん

まずそっちに抗議すべきでは?(報道機関に対してか事件を犯した本人に対してか知らんけど)

糖質事件を犯した時に、その事件を犯した糖質報道機関に他の糖質が抗議したり風説の流布で訴えることができるのかな

でもさ、なら男が事件を犯した時に他の男は男という情報を流した報道機関やその男のものに抗議していいのかな

anond:20210719195613

荻上です。ラジオOPで、2、3分ほどのフリートーク時間があります。僕はそこで、『ルックバック』現象について簡単に触れました。

https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496401369355

内容は、「『ルックバック』というすごく良い漫画話題になっていた。漫画クラスターなどを含めてさまざまな反響があった。「過去を振り返る」「前を向く」ことについて読み手に考えさせる作品であるが、打ちのめされたようなツイートをしている人も。詳細は、社会的出来事に関わる漫画でもあり、触れるとネタバレになりそうなため、ひとまず読んでいない方は是非」というものです。

受け止め難い理不尽出来事を前に自分を責め、「あり得たかもしれない別の世界」あるいは「イマジナリーな救済」に一時避難するが、それでもなお「自分の席」に座り直すというストーリー主人公たちが過ごした時間サイレント手法リズミカルに描くことで、読者を、他者感情解釈理解へと誘う力強い漫画だと思い、紹介しました。

ここで割愛した評の一つが、加害者キャラクター描写についてでした。サイレントでも感情が豊かに表現される主人公描写に対し、加害者悪魔化・患者化された記号として登場し、その背景は描かれません。もちろん、加害者実相主人公理解可能かどうか、あるいは物語時間の中で必要情報が取得できるかなど、物語の制約上の限界がそこにはあります。それでも、悪魔化・患者化された記号としての加害者描写は、本作がモデル漫画であるか否かに関わらず、幻聴に関連する特定の疾病群に対する偏見助長する可能性は気になりました。同様の指摘は、複数精神福祉関係者が行っています

作中では犯人像について詳しく語られておらず、あくまメディア上に提供された定型的な警察発表のみが紹介されています主人公の浸る仮想or空想世界での犯行シーンは、実際におきた風景再現にあたるものなのか、あくま警察発表などの断片情報から作られた主人公想像のものなのかは、解釈に委ねられています個人的には後者であるという理解です。そのため、作品のものが「特定の病名について断定的な描写を行なっている」というより、「定型的なメディア事件報道を描き、またそれを元にイマジナリー加害者像を作り上げる主人公を描いた」という構図だと捉えています

このような描写が、特定精神疾患群に対して、「対話不能凶悪犯罪者」であるというステレオタイプ的な読解を生み、補強しうるというのは、その通りだと思います。作中の描写が、「従来の事件報道が各種疾患へのステレオタイプ拡散してきたことの再現」であり、主人公もそのイメージトレースしているからこそです。

そのことについての批評注釈割愛し、「ひとまず読む」ことを推奨するだけでよしとした判断の背景に、疾患に対する無理解や鈍感さ、語り手としての怠慢があるのではないかと言われれば、そうなのだと思います。僕のラジオ経由で漫画を知り、漫画を読んだということは、僕の発言一定の信頼をおいてくださっていたのでしょう。それが不意打ち的に、当事者性ゆえの脅威を強く味わうことになったのは、僕の言論責任だと思います

なお一部のブクマやツリーでは、元増田氏の投稿に対して、疾病名に絡めて嘲笑するものも多くありました。そのような非難には賛同できません。また、面白い作品、読むことが強く勧められる作品であると感じたからといって(実際、「ルックバック」は優れた作品であると思います)、その作品への懸念批判を一括して否定する必要はないでしょう。優れた作品も、推敲可能性が常に検討できますし、読者との応答を通じて描写が変化することもあります。「このようなレスポンスが確かにある」ということが読み手間で交わされることもまた、作品に対する同時代的な注釈にもなります

ところで、同趣旨荻上(および杉田俊介氏)を名指しする投稿は、ツイッター上の @YANA1952 ( https://twitter.com/YANA1952 )氏のアカウントでも行われていました。追記部分では、元増田氏とツイート主は同一人物であるように読めます。実際に @YANA1952 氏は、最初増田投稿17分後に、追記とされる増田については、投稿1分後に、ツイッターでそのURLリンクしています

@YANA1952 というアカウント名には見覚えがあります。以前は「矢那やな夫」( @YANA1945 )と名乗っておられたのですが、その後「障害者雇用の働き方」という名前に変わっていました。昨夜までも同アカウント名だったのですが、今日になって、IDを @CHL1952 ( https://twitter.com/CHL1952 )に、名前を「障害者雇用で働く人」に変えられました。

IDの推移

https://idtwi.com/63462725

リネームが続いておられるので、 @YANA1952 宛、あるいは @CHL1952 宛にリプライした場合、再度リンク切れになってしま可能性があると思い、増田にてレスポンスすることにいたしました。ウェブ上のテキストのみのコミュニケーションであるため、元増田氏、ツイート主含めて、どこまでその内容が事実であるのか、その当事者性がどういうものなのか、僕にはわかりません。ただ、特定投稿の真偽や有無にかかわらず、補足・応答の必要は感じていたため、こちらに投稿したいと思います

↓本人証明のためにリンク貼っておきます

https://twitter.com/torakare/status/1417636459775811591?s=20

anond:20210721013325

悪魔の証明とか言ってごまかすなよ。

わたしは原文を読まずに拡散されている過激テキストだけ見て怒り狂ってます、許せないんです、って正直に言えばいいじゃん。

しか当事者たちが話さない限り真実はわからないよ?

ただ、小山田謝罪文の中で、

記事の内容につきましては、発売前の原稿確認ができなかったこともあり、事実と異なる内容も多く記載されておりますが、」と答えている点、

ロキノンクイックジャパン記事中で言ってることが食い違っている点

ロキノンでは「自分アイディア」と言っているが、クイックジャパンでは先輩がやっていて「ヤバい」と語ってるし、ウンコ食わせる描写はどこにも出てこない)

を考えると、ロキノン編集サイドが過激さを演出するためにネタ的に盛っている可能だって否定できないよね?なんでここを都合よくスルーするんだよ。

もし仮にウンコ食わせた事実があるのなら、いじめを詳細に語っているクイックジャパンでそのエピソードが語られていないはおかしいのだけど?

あんたらが求めているとっておきの鬼畜の部分なんだからさ。

少なくとも、クイックジャパンを読んだ限りにおいては、小山田障害者ウンコ食わせてオナニーさせてその上でバックドロップはしていない。

怒り狂う前に、事実なのかを本人たちに徹底的に追求するべきだろ。

あん事実確認もできていないネタみたいなセリフだけでよくここまで炎上させて、正義マンもいいところだよ。

2021-07-20

炎上に対するカウンターテロ的なやつ

小山田さんのケースみたいに大きな仕事をやる際に、過去失言や失態を理由炎上する事が増えてきた。

炎上させてやろうと普段から虎視眈々と狙っている人物にとって、ターゲットとなる人物社会的に注目を集めている時は絶好の機会だ。

通常の炎上とは比べ物にならない社会的ダメージターゲットに与える事ができる。

逆に言えば一定以上の社会的地位のある人物にとっては戦々恐々というところだろう。

記憶の片隅にすら残っていない様な過去の行いが火種となり、人々が共有する無責任正義感に引火する事でとんでもない火力の炎上案件になりえるのだ。

それが因果応報と言えるかどうかはさておくとして、なんとかそうなる前に対処したい、防げるなら防ぎたいと考えるのが人情というものだろう。

こういった炎上を防御的な手法で防ぐ事はかなり難しい。

全くなんの瑕疵も無い清廉潔白人物というのはそうはおらず、過去を遡っていけば大抵なんらかのやらかしは見つかる。

過去価値観ではさほど問題視されていなかった事柄でも、現代価値観では致命的な過ちとして扱われる事もある。

炎上を仕掛ける側はタイミングを選べるが、炎上を防ぐ側は事が起こってからしか対処できない。

となると炎上を仕掛ける人物特定し。そういった人物炎上させる、炎上まではいかなくとも発言の信用や信頼を毀損させる事が重要になるのだと思う。

要はテロに対するカウンターテロ的な手法だ。

「こいつの発言は信用できない」とネット上で評価される様にしてしまえば良いのだ。

世間では発言の内容よりも誰がそれを発言したのかが重要で、ネット上でもそれは変わらない。

信用されていない人物他人炎上火種となる事は難しい(流石に小山田さんの様なケースは火種が大きすぎて炎上してしまうとは思うが)。

それが拡散する前に件の人物アンチが現れ、その発言内容を無効化しようと動くからだ。

これもまた無責任正義感の現れであり、人々の共有する無責任正義感を如何に自分達に都合の良い形に留めおくかが重要になるのだと思う。

これから時代自分達を如何に良く見せるか? よりも如何に対立する相手を悪く見せるかが重要になっていくのではないだろうか。

日本よりもネット社会において先行しているアメリカの事例を見ても、これから他者に悪を擦り付ける事を重視する時代がしばらく続くのだと思う。

小山田圭吾氏と「公正世界信念」と「防衛帰属」(7/19 Session #ss954)

荻上チキ・Session | TBSラジオ | 2021/07/19/月 15:30-17:50 https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210719160547

荻上チキ氏)

この小山田圭吾氏が過去に行っていた、いじめに関する露悪的なまぁ、発信。

1回のインタビューでぽろっと答えたということではなくて、複数回インタビューで詳細にそのいじめの中身を語って、しかも悪びれる様子がないというような様子というのは、Web上でも20年以上前からたびたび話題とはなっていたわけです。

そうしたようなことがずっと棚上げされたまま、今回オリンピックパラリンピック楽曲提供をするという風になった際に、この名前がでてきたことに対して、これは明らかにちょっとミスマッチだろうというような非難さらに盛り上がり、また今回の報道などによってその出来事、そういった発言過去にしていたということを初めて知ったという方も多くいると思うんですよね。

90年代音楽などに触れている人などにとっては、コーネリアス小山田圭吾氏というのはとてもあの馴染みのあるミュージシャンだと思うんですけれども、でも日本全体でどれだけの認知度かというと、そこはちょっと分からないところがあるので、むしろ今回の件で小山田氏を初めて知った人にしてみれば、オリンピックなどで楽曲提供しようとしていたけれども過去にとんでもない犯罪的な差別を行っていた人物だったっていう情報だけ与えられると、当然ながらそんな人物不適格でしょ、となるのはこれまた当然ということになりますよね。

この件っていうのは、過去にじゃあ行っていたいじめ加害が発覚した場合に、その人の仕事までキャンセルする必要があるのか?というような問題として理解される向きも一部あるんですけど、その問題とこの問題は別だと思うんですよね。

今回のは、過去いじめ加害というのが何かのきっかけで「発覚」した事案、ではないんです。

そうではなくて、小山田圭吾氏が繰り返し過去インタビューの中で攻撃的、露悪的な仕方でいじめ手法というものを赤裸々に語っていた、それを読んだ人たちに対して当然不快感を与えるかもしれないけれども、それを一つのエンターテイメントとして味わって欲しい、読んで欲しいという感覚文脈で内容を提供しているということになるわけですよね。

そうすると、いじめとか差別というものを軽視するような発信というものを、アーティストになってから行っていた問題ということが、ここに関わってくるわけです。

過去いじめ加害という点でいうと、国立教育政策研究所データなどだと、小学校から中学校の間にいじめ加害を行っていない児童というのは1割程度しかいないんですよね。

やはり誰かしら、何かしらのタイミングで、誰かに否定的あだ名を呼びかけたりとか、誰かを無視したりとか、誰かを叩いたりとか、そうしたようなことを一定期間行うということはしてしまうところがある。

ただそれが持続的にどこまで行うのか、何年間も行い続けるのか、ずっと行うポジションにいるのかということで見ると、どんどん数が絞られていって、継続的加害者になっていくという人はその中でもまた一部になっていくっていう状況があるわけですね。

ところがこの小山田氏の様々な発言というものは、そのいじめ文脈というものを超えた、性暴力でもあるし、障害者差別でもあるし、いろんな問題を含んでいるわけです。

インタビューの中でも紹介されている加害行為というのは(先程「たまむすび」の中でも少し紹介されたりしていましたけれども)たとえば人前でマスターベーションすることを強要するとか、あるいは女子達が見ている中でわざと服を脱がして人前を歩かせるであるとか、あるいはぐるぐる巻きにしてバックドロップをしたり、あるいはまた大便を食べさせたりとか、そうしたようなことを繰り返していたんだということを言ってるわけです。

他にも様々なダウン症児童などに対する侮蔑的発言というものを仲間内で繰り返していたことなど、いろいろなことを自ら発信されてるんですけど、インタビューの中だと(笑)とかそうしたような文言を用いて、非常に露悪的な仕方で発信されていたということになるわけですね。

こういったような事態というものは、このインタビューを読んだ人たちに対しては大変なストレスを与えることには当然なるわけですね。

なぜこれがストレスなのか、ということも改めて振り返っておきたいと思うんですけど、僕がたまに紹介している概念で「公正世界信念」という概念があります。「公正世界仮説」と呼ばれることもあります

これはどういうことかというと、「この社会というのは、正しいことをすれば報われるんだ」というような考え方、これが公正世界信念ですね。「この世界は公正にできていて、人々が適切に振る舞えば、世界はそれに応えてくれる」という一つの信念というのがあって、多くの人たちはこれを内面化しているんですね。

内面化するからこそ「努力は報われる、だから頑張ろう」というようにモチベーションを維持することができる、動機づけを保つことが出来るわけです。

逆に言えば「正しくないことをすれば懲罰を受けるよ」というような考え方でもあるので、これがまた社会から逸脱をするのではなくて適応しようというモチベーションに繋がるところがあるんですね。

良くも悪くもこういった信念を持っているという人はとても多いんだけれども、ただこういった信念が揺らぐような悪いニュースというのがしばしば飛び交ってくるわけですね。

そうすると「あれ?今起きた事件って公正世界信念を揺るがしてしまうじゃないか」誰かが例えばいじめられていた、誰かが性暴力を受けた、そうしたような、バッドニュースが入ってきた時に、人はとっても不安感を抱くわけです。

その不安感は、要は「もしかしたら自分努力しても報われないこともあるかもしれないし、気をつけていても被害に遭うかもしれない」っていうこと、ってなるとすごいストレスなんですよね。

その時に取られがちな手段が二つありまして、そのうちの一つというのが「被害非難被害者が悪いというんですね。

どういうことかというと「これは公正世界信念が揺らいだのではない、世界は変わらず公正だ、と。だけれどもあの被害者に落ち度があったから、あの被害者は適切に努力してなかったからそうした目に遭ったんだ、つまり過去に正しくない事をしていたからその懲罰として被害にあっただけなんですよ」っていうふうに矮小化をする。

こういったような仕方で、貧困当事者を叩いたり、被災した方を叩いたり、性暴力被害にあったことを叩いたりということで、むしろ弱者を叩くっていう方向で解消しようとしてしまうのも、公正世界信念のもたらす現象なんですね。

でも、同じく公正世界信念が揺らぎそうになった時に起きがちな方略のもう一つが「加害者に対するバッシング加害者に対する過剰な懲罰や"悪魔化"ということになるわけです。

要は加害者に対して因果応報というものをもたらしたい、因果応報をもたらすことによって、このモヤモヤした感覚をなんとか治めたい、って感じるものなんですね。

この感覚のものはとても重要ではあるんだけれども、場合によっては「加害者がまだ謝ってないじゃないか加害者はきっともっと碌でもない奴だ」っていうことで、悪魔のような存在として描かれるようなことがあって、そうなるとどう対処してもこの信念が回復されないっていうことになってしまうわけです。加害者がどれだけ謝罪をしても、なかなか対処が困難だということにもなりうるわけですね。

一般的にこうした公正世界信念というものは、人々にとても重要動機づけを与えるし、社会適応しようという努力を与えるものではあるけども、しばしばそれがコントロール不能攻撃に向かうような側面というのも当然あるわけです。

ただ、こうしたような「被害非難」とか「加害者非難」が全部悪いのかというと、そう単純に語れないというところもあるんですね。

加害者非難」などに通じることによって、一定の抑止効果かいうのを社会拡散したいという人もいるでしょう。いろんな動機がそこにあるわけなんです。

今回の件についてはどうなのかというと、明らかにやっぱり小山田氏が発言していたことが明らかになったら、大変多くの人達不愉快に思うし、また非常にこの世界を不公正だという絶望感を味わうことになる。だから何かしらな仕方で公正さを回復したいと思う。ここまではもう多くの人たちの望むところだと思うんです。

ではその回復手段がどうすればいいのかというと、今回のようなケースって、回復手段ほとんど難しいんですね。

例えばすでに被害を受けていた当事者はいて、その人はその後いろんな後遺症とか様々なものを味わって生きてきたかもしれない、それを例えば今更謝罪たからといって回復できるとは限らない、つまり加害者被害者に謝罪をすればそれで治まるような案件ではどうも無さそうということも分かっている。

一方で社会に対して、多くのこの不公正があったことについて、あるいは不公正があるということをアーティストとして発信したことについて謝罪すればそれで治まるのかというと、なかなか治まらないでしょう。

少なくともパラスポーツとかオリンピックなどのテーマソングを書くという役割は適任ではないということは言えると思うんですね。

一方で別に小山田圭吾氏に今後ミュージシャンとして二度と活動をするな、みたいなことを言ってるわけではない。

そこはあの今後どういう風にやって行くのか、今後小山田氏の振る舞いとか応答責任を通じて、多くの人たちが「なるほど、まあそう言うんだったら」という風に安全感覚を取り戻せるかどうかにかかっています

から今回のペライチで出した謝罪文で多くの人達が納得できるというわけでは当然無いわけなので、今後の様々な発信において、その問題にどう取り組んでいくのか、どう向き合っていくのか、その姿勢を見せ続けることによって、人々の「加害者避難」でも「被害非難」でもない、ある種の「修復的公正」と言うんですけど、公正感覚修正されていくというか、取り戻されている感覚というものを、ひとりの発信者としてもたらすことができるかどうか、それが小山田氏に問われてるポイントひとつになるわけなんですよね。

で、これはとても難しいことではあるんだけれども、アーティストとしていじめ加害の手法などについて露悪的に語って、それが障害者差別などをさら助長して、なおかつ多くのいじめ被害者に対しても二次加害をインタビューを通じて行った、という点について、同じアーティストとしてどういう風にその後自分責任を取るのかということはこれからも出てくると思うんです。

から今回テーマソングを作るか作らないか、これは作らない方がいいと思います。そしてその仕事を降りた方がいいでしょう。

ただその後二度と活動するなという話ではなくて、それに対して活動者としてどういう風に向き合っていくのかということを多くの人たちが見ていきますよ、ということに応答責任というのが出てくるということになるわけですね。

これ、見ている側もやってはいけないのは、「防衛帰属」という言葉があるんですけど、何かの問題をどこに帰属させるか、どこに責任所在をおくかっていうのが、その人達の考える倫理観とか道徳観とは別に、その人の考える将来の損得で左右されるところがあるんです。

例えば今回小山田氏を擁護してる人がいるんですね。たとえば「そんな過去の話」とか「その当時はいじめを露悪的に語るのが当然だったんだ」みたいな仕方で擁護する人たちがいる。

それを見ると、結構典型的な「防衛帰属」だなって思うわけです。

どういうことかというと「彼が悪いことになると、自分も悪いことにさせられてしま可能性がある。だから『彼が悪くない』っていう風に言うことによって、自分が叩かれるリスクを下げたい」。つまり自分防衛するために、責任所在を「彼ではない」「ここではない」「そこではない」というふうに位置づけたがるということなんですね。

そういうふうに、どこに責任帰属させるのかっていうようなこと自体が、人々にとって損得を左右されるような問題になってるわけです。

からネット上などでも、実はその、小山田氏のあり方というもの擁護する声というのも、まちまちあって、しばしばあって、そうしたかたちを見ると、たぶんその自分の振る舞いとか、自分メディアの振る舞いとか、90年代表現かいものまで堀り返されると問題だなっていう風に思われると色々発表がしにくくなるとか、そうしたようなことが場合によっては関わってくる可能性もあるわけですね。

そういうような「防衛帰属」を繰り返していると、結局、今回どうすればいいのかっていう議論が前に進まないことになるんですよ。

そうして「自分が叩かれたくないから、この人は擁護しとこう」みたいな損得勘定議論されてしまうと、結局、「被害感情にはどうすればいいの?」とか「こういったものを再発しないためにはどうすればいいの?」っていう議論が出てこないことになるんですね

ちょっと遠回りした言い方になりましたけれども、今回インタビューによって多くの人たちが非常に不公平世界だっていう感覚を突きつけられた、それに対してなんとか回復したいっていう強烈な動機に突き動かされているという状況がある。

それをやったのは何かの暴露とかではなくてミュージシャン本人のインタビューの中での発言だったから、ミュージシャン本人として今後の発信などでどう応答するのかということは当然問われてくるだろうと。

それが行われてない現段階においては、このオリパラテーマソングを受けるというのは不適格だことに当然判断されることにはなるだろう、と思うわけですね。

ではその後どうするのか。

これ一朝一夕に本人が反省しましたって言って何とかする話ではないでしょうし、反省云々ということするためには基礎知識かいろんなことが必要になりますよね。

どう誤っていたのかを言語化できないと、応答はできないということになるので、今回の本人のメッセージ云々でおそらくなかなか納得しがたいようなところがある中で、どうそれに向き合っていくのかということが問われていくのかな、という風には思います

いろんなものを浮き彫りにした一件でもありますよね。

80年代90年代当時というのは、特にいじめ対策というものは今より脆弱でした。今は随分といじめ対策で、科学的に何が必要なのかということもわかってきました。

今回、多くのメディアがこのいじめ問題を取り扱うのであれば、いじめ対策として今どういった知見がより重要で、よりどういった教育こそが必要なのか、という話も、いろんな現場に広げてきてほしいなと思います

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん