はてなキーワード: 死亡フラグとは
野良生活中は喧嘩に明け暮れていたようで、頰の皮膚は硬く、おたふく風邪のようにぶっくり膨らんでいる。
体の皮膚には生々しい傷跡がイッパイアッテナだ。彼が少年漫画のキャラなら確実に元傭兵だし、暗い過去を背負っているだろう。
ビジュアル的にはかのスプラトゥーンに登場するジャッジくんに激似なので、そんな感じでイメージしてほしい。
彼の名前はそのままブチ。
祖母の家にはミーコというメス猫(手術済み)がおり、彼女を追っかけて庭先に来たのがきっかけらしい。
祖母は大の動物好きなので、ブチが来るたびに喜んで餌を与えていた。
野良生活には安定した餌場が必要なのだろう。この家は安全だと判断したブチは、そのうち毎日来訪するようになった。
先述したようにブチは大変凶暴そうな顔をしているため、当初は祖母と猫好きの伯父以外の親族に恐れられていた。
ブチ自身も人を警戒していたし、家に上がり込んでも人の姿をみるとすぐに逃げていた。
しかし時間が経つにつれブチは家の奥の方まで入ってくるようになり、一昨年あたりからついにリビングで家族と一緒にくつろぐまでになった。
少しずつ接触を図っているうちに、背中を撫でてやればゴロン、と寝転んで腹を見せるようになった。
猫好きの伯父は、ブチが撫でるのを許した頃からフロントライン(ダニノミ駆除薬)を施してやっていた。
ここに来ると良いことがあると学習したのだろうか。
徐々にブチは祖母宅に居る時間が増え、ついに去年(2016年)、祖母宅で寝起きをするようになり、ほとんど敷地から出なくなった。
人間に「ブチちゃん」と呼ばれると、くるりとふりかえって目を細め、ニャーンニャーンと鳴く。
祖母いわく「もうウチの子」だそうで、元野良でトイレをなかなか覚えられないブチの粗相の始末をせっせとしている。
辛い目にもイッパイアッテナだろうにニャーンと嬉しそうに鳴いてくれるブチを見ると、何だか抱きしめたいような気持ちになる。
年始の挨拶に祖母宅に行ったとき、重ねた毛布の上でまったり牢名主しているブチを見て書いてみた思い出話。
余談だが、祖母宅のミーコはブチとは対照的にクール&バイオレンスな猫猫しい女子なのだが、ブチは彼女が非常に好きでいつもそばに居ようとする。
ミーコが居なくなるとナオーンナオーンと鳴いて呼ぶ。
基本2匹はとても仲良しだが、ミーコは気分次第でブチを猫パンチで殴ったり、ヘッドロックをキメて首筋に甘噛みしたりして、その都度祖母に叱られている。
ブチ自身は幸せそうなので良かったが、古傷だらけの暗い過去背負い男が気の強い女と長い交際を経て同棲ってパーフェクト死亡フラグやないかいと思ってしまう自分がいるのだった。
(ブログを書くと文章力上がってプログラミングうまくなるって聞いたから)
最近不眠だったり、会社から帰ってきてすぐに寝てしまい夜中に目が覚めてそのまま朝に~ってことが多かったのだけど、ゆうべは久しぶりにいい時間に眠りにつけた。(と言っても結局入眠したのは2時頃)
たぶん一昨日眠れなくて貫徹したからだと思うけど。
とにかく本当に体調が良くない。今日も11時半ぐらいに出勤。道中、ずっと吐きそうだった。お昼ごはんも本当は何も喉を通りそうになかったけど、無理やりパックゼリーを流し込んだ。上司はいつも「無理すんなよ」と優しく言ってくれるものだけど、自分自身は罪悪感でいっぱい。ちなみに、前期休みすぎて今期分の有給を支給してもらえていないので、休めば休むだけ給料が減る。今月の給料は(1万円の通勤手当を含めて)5桁だった。多分来月もそれぐらいになるだろう。
---
10/1のイベント合わせで友人と共同作業していた原稿がゆうべ11時頃にやっと入稿できた。当初、締切を9/18と取り決めていたのだけど、自分が早々に原稿を仕上げておいただけに、まさか約1週間も遅らされるなんて思いもしなかった…。
「8日間仕上げ」と書いてあったのでまだ間に合うだろう…と思っていたが、同人印刷所によくある「イベント合わせ締切」のページ。それを見たら9/21AMだったんだって。笑っちゃう。元々の9/18締切を遵守できていたら、入稿用データへの変換込みでも余裕で間に合っただろうに。でもきっと、あそこの印刷所は優しいから指定納入日に間に合わせてくれる。以前自分が営業事務をしていたときに、顧客要望の規格外の納期に困らされていたことが幾度となくあったので、それをよもや自分(たち)がやってしまうなんて、胸が痛む。「短納期で申し訳ございませんが宜しくお願いします」なんて謝罪文を入れても、業者の窓口担当者の神経を逆撫でするだけなんで、何も書かなかった。
イベント当日に向けて、まだまだやらなくてはいけないことが山積みだ。他に作るグッズは缶バッジ2種、缶バッジ型のボトルオープナー、ポストカード、ダイカットステッカー、トートバッグ、フリーペーパー。あとそれから、展示ブースを飾り付けるためのポスターを何枚か。
人の心配ばっかりしてしまう。ただでさえカレンダーの納期を1週間も遅らされたんだ。上に書いたグッズ類の原稿データは、まだ友人はほとんど完成していないだろう。特に気をつけなくてはいけないのが缶バッジ系のグッズとトートバッグだ。
缶バッジはこれも印刷所への発注が必要で、納期が4~5日かかる。友人は上記のものに付け加えて缶バッジミラーも1種類作りたいという。ぶっちゃけ57mmサイズの350dpiなので原稿サイズはそんなに大きくなく、作成は困難ではないと思うけど… 日曜までには入稿するから間に合わせてくれ、と連絡し、自分は3種中の2種ゆうべのうちに終わらせておいた。今日帰宅したら残りの1種も完成させ、他のグッズ原稿に取り掛かるつもりだ。
それから、トートバッグ。友人の希望で合作イラストにしたいという。これは業者への発注ではなく、自分達で無地のトートを購入してアイロンで転写する方法で製作するのだが、材料が何も用意できてない。原稿イラストも、合作するならするで個人で作るものよりも早めの話し合いが必要だと思う。今日まで全く話題に出していないけど……。
それ以外でも、各自家で印刷できるとはいえど結局それぞれ原稿データを作成しなくてはいけない。果たしてこんな物量が当日までに間に合うのか?
最悪、間に合いそうに無ければ自分が手伝うと声もかけてあるし、助けることも出来るが、なにせ自身の状況(忙しいとか、体調がどうとか)を話してくれないし、どこかで言及しているわけでもないので、手の差し伸べようがない。
昨日も似たようなことをしたけど、こうして現状を書き出してみると改めて危機感を持てるので、相方のケツ叩きもできるし自分の筆も乗ってくる。相方から見えない場所ではあるけど、毎日進捗をまとめてみようか。
2日に渡るイベントが終わったら、一緒に晩ごはんを食べながら反省会をしよう、なんて死亡フラグみたいな約束をした気がするけど、増田に書いてることをやんわりと伝えてみようか。その前に、フラグ回収して本当に死ななければいいんだけど。
---
23歳になってようやく、10歳頃からの慢性的疾患であるところの厨二病が治りかけてきたと思っている。
中二病にも、邪気眼系、暗黒微笑系、尾崎系等色々種類はあるが、ここでは、
「俺みたいな中3でグロ見てる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは
あの流行りの曲かっこいい とか あの服ほしい とか
ま、それが普通ですわな
it’a true wolrd.狂ってる?それ、誉め言葉ね。
的類いのものと捉えてくれていい。
2016年6月の終わり頃、Twitterのトレンドに乗じて、「上半期に観た映画ベスト」なるものを自分も投稿したのだが、1位は、「ズートピア」とした。「ディズニーを敢えて1位として褒める、一周回って「アリ」」みたいなひねくれた気持ちでなく、これは純粋に、1位だと思ったからだ。
なので、先日公開された「シン・ゴジラ」も、事前の絶賛感想、また、「庵野…俺の負けだ…」という島本和彦氏のアツいツイートなどを見て、本当に愉しみにしていた。わざわざIMAXの席を取り、また一刻も早く観たいので平日の夜に、そして、若き日の庵野氏が登場する「アオイホノオ」も復習せねば、と息巻いていたくらいである。
という具合に、完全に、自分も、後でツイッターに、「シン・ゴジラ素晴らしかった!!」と書くつもり満々で(観てもないうちから…)、わくわくしていた。
が。
どこもかしこも大絶賛の理由がである。先程の中二病云々の前置きを入れたのは、これは決して、「流行りに反発する俺カッケー」的精神で言っているのではないという但し書きである。
特に不思議なのは、日頃、人権意識の高かったり、リベラル寄りの人も、「日本の戦い方というのを見せて貰った!!」みたいな論調で褒めていることだ。
いいのかそういう着地で?
多数の有名人たちが登場する中で主役として据えられているのは、内閣官房副長官である「矢口」(ハセヒロ)という人物である。
会議会議で誰もビシっと決断出来ない割にはその会議は最初から「想定内」の結論ありきな形式的なものにすぎないという悪しき日本の慣習に侵された人物が多数を占める中、この矢口という人物だけは、最初から、巨大生物の存在(後にゴジラと名付けられる)の可能性を指摘し、会議と、国民の反感や国際社会からの非難を怖れた日和見で政府が迅速な対応が取れなかったことを悔やみ、
派閥争いとか出世から外れた異端者たちを集めたチームや、石原さとみ演じる米国大統領特使(「意識の高いルー大柴」とか書かれていて笑った)と交渉、根回しすることで、何とか、米国などの言いなりの帰結としての「最終解決法」――「原爆投下」――日本にとっては三度目の――を阻止した上で、ゴジラの被害を食い止めるための解決策へと動く。
これは重大そうで重大でないネタバレだが、私が、ごく少ない素晴しい点だと喜んだのは、中盤あたりで、総理大臣(とその他閣僚数名)が躊躇なくあっけなく死ぬところだ。やな奴だと思っていた総理大臣が、突如矢口に、「君のことは、本当に買っているんだ…」みたいなことを言い始めたり(※補足:これはあくまで死亡フラグの例えで、別に私も劇中で嫌な奴だったとは全然思っていません)、「俺、この戦いが終わったら娘の結婚式に…」みたいな死亡フラグメロドラマもクソもない。あれ、死んだ?程度のタイミングで死ぬ。
「新しいリーダーがすぐに見つかるのがこの国の良いところだな」という劇中の自虐じみたないしは皮肉めいた台詞にあるように、この全然劇的でない死亡劇は、映画の一つのテーマともリンクしていて、国のトップである総理大臣でさえこの国にとっては唯一無二でないところは、しかしある意味では強みになり得るという着地だ。
超越的なカリスマ性や能力を持った人物のみの力で成り立っていたり、「その人だけにしか出来ない事」を抱えた人物が各々バラバラにいる組織は、リーダーや、「その人」がいなくなった途端崩壊してしまう。だから、組織や集団の恒久的な存続の為には、「その人だけにしか出来ない事」「その人でなければならないこと」といった唯一無二性を特定の人物に集中させない仕組み作りが重要なのであり、総理大臣が死んでも替わりがいるというのは、逆に言えば、そうした仕組みが機能しているからこそとも言える。
ゆえに本映画や主人公たる矢口は、徹底して「独占」を否定する。まず通常であればフィクションにとってかなり重要と思われる<キャラクター>の独占の否定。総勢300何人だかのキャストということで、ナントカ大臣とかかんとか色々次々に出てくるが、実質的には3つか4つくらいしかキャラクターは存在していない。誰が文部大臣で誰が防衛大臣でというのはこの映画にとってはどうでもいいことで、口調等微妙にキャラ付けされてはいるものの、「大臣」という一つの役割と行動原理と台詞が、10何人に与えられているに過ぎない。(多分普通の映画だったら2、3人にセリフをまとめるはずである)
「はみ出し者の集まり」とされる、ゴジラの正体究明班だってそうで、「学者っぽいないしはオタクっぽい探究心でゴジラについて調べる人たち」という一つの役割を4人くらいで分担しているだけである。(多分これも通常であれば一人にまとめられる)
これは、多数の人物たちが台詞を次々に言うことでテンポ感を出すという演出上の意味もあるだろうけれど、「チームで一つの役割」を持つべしという価値観の現れでもあろう。
更に、情報や知識の独占の否定。矢口は、本来ならば国の重要機密として扱われるであろう、ゴジラの細胞データサンプルなどの情報を様々な機関や国にばらまくことで、問題の早期解決を導く。三人寄れば文殊の知恵、これは自分ないしは自分たちだけが知っていると独占機密化することで情報の価値を上げるよりも、広く共有することでなるたけ沢山の協力を集めた方が得策である、という姿勢だ。
<超越的>存在であるゴジラに対峙した時、この国を救うのは、同じく超越的な存在や飛び道具ではない。目標を同じくする協力集団であり集合的知識であり、つまり<集合>こそが<超越>を「超える」
でもこれって前半あれだけ揶揄していた、「日本には決定を下せる人がいない」っていうのと紙一重であるから前半部の否定と統合性が取れていないし、
むろんこういうのは、思想的な好き嫌い、価値観の問題で、私は所謂ネット上ではブサヨと呼ばれる方の考えに近いから、ともすれば個の否定に繋がるような着地点に、なんだかなーと思ってしまうわけだけれど、問題なのは、というより、問題だと思うのは、「シン・ゴジラ」は、単なる、「集合バンザイ」を主張しているわけではなく、ともすればっていうかともしなくても命に関わる「有事」に遭遇した際について描いているという点である。
矢口は、一刻も早いゴジラの正体究明に必死になっているチームメンバー達が、カップラーメンのみで食事を済ませ滅多に家に帰らず連日泊まり込み、また帰ったとしても翌朝早く来る様子を見て、満足げに、
「この国もまだまだ捨てたもんじゃないな」
とか微笑み(正直、これだけで元・社畜の自分からしてみれば、けっっっっ、って感じなんだけど)
ラストシーン近く、ゴジラを倒す最終的な作戦の前に、自衛隊その他に向けた、
「今回のヤシオリ作戦遂行に際し、
ここにいる者の生命の保証はできません。
だがどうか実行してほしい!
わが国の最大の力は、この現場にあり、
っつー半ば特攻精神的とも取れる演説。(でほんとに作戦決行中戦車みたいなのが幾つかバカスカやられているような)
そして、国連(だっけか)で決定された、「ゴジラには核落とせ」という判断を、何とか食い止めるための水面下交渉について、アメリカ人(のたぶん偉い人)が発する台詞、
「まさか日本がこんな狡猾な外交手段を取れるとは、危機は日本でさえ成長させるのかもな」(詳細は違うと思うがこんな感じ)
映画の素晴らしさは「共感」にあるわけではない。だからこれが、「完全なフィクション」であれば、私もうるさく言わない。
ファンタジーであれば――たとえば、『進撃の巨人』での出撃前の演説、「心臓を捧げよ!」は確かにアツいシーンである。
しかし、「シン・ゴジラ」の場合は、完全に、フィクションの世界観にあるフィクションの人物の行動原理として切り離すことはできない。明らかに、現在の日本を物語に取り込みそして、あるべき日本の姿を提示しているものだからである。
繰り返すが、断っておくと、これはあくまで個人的な価値観の問題である。
しかし私としては、リベラル寄りの人までも、結構絶賛しているのがよく分からんのだ。
もちろん、放っといたらもっと大勢の人が死ぬっていうのは分かるけど、それでいいじゃないか。それでいいというのは大勢の人が死ねばいいということではなく、多くの命が失われるのを防ぐための方法を、という行動原理で十分じゃないか?
それが、いや、登場人物が内閣とか政治家とかだから仕方ないかもしれないが、国のためとか国民のとかこの国はとかやたらと、まあーーーーうっるさい、しつこいのだ。
国のために個や生活を犠牲にして働くのが美徳で命を落とす覚悟が礼賛されるべきもので、何より、「有事」「危機」こそが、国を成長させる、みたいな価値観?
いいのかそれが「これぞ日本の戦い方」で飲み込んで
っていう些か判断や解釈の分かれる思想的な話の他にも、単純にひとつの作品として、映画やプロットの作りとして、鼻につくポイントは少なくないと思う。
これは多くの人が指摘するように、「シン・ゴジラ」の欠点ないしは一部の人にとっては美点の一つは、
「たぶん(本来怪獣映画を喜びそうな)小中学生が見ても分からない」
ことであろう。
次々に入れ替わり立ち替わり出てくる人物、やたらと専門用語や政治用語を並べ、理解させる気あるのか?というくらい早口の会議、応酬、ゴジラを倒すというよりメインは政治劇
「会議が冗長でなくムダがない」「予告では、おっさん達がやたらと会議して退屈そうだと思ったがいざ観てみたら会議もっとってなった」という内容の感想をよく目にするが、
そうか?
前半部の会議会議会議は勿論、指示手続き実行までのリアリティを出すためとかこれだけのプロセスを踏むことの提示とか必要な部分もあるが、社会的風刺になっているシーンも幾つか存在している。主人公が指示を出すと、「それどこの部署に言ったの?」と返されるタテ割り行政とか、とりあえず識者を集める時間の無駄とか、直前までスーツだったのに記者会見を前にして、総理「防護服を持ってきて」というあざといわざとらしさとか、面白いものもあるけれど、風刺したいなら、別に、それだけで、つまり、そういう戯画化したシーンを見せれば十分ではないか。
が、本作では、<その上で>、また、「この国では~」とかいちいち誰かが台詞で言うのだ。これもしつこい。
いや、分かったよ、わかるよ。だって、それさっき見たって。
「難しくて分からないだろうな」とは言うが、わざわざ台詞で補足してくれているところも結構あって、中途半端に親切なのである。その半端な親切さが観客の理解を助けるという方向ではなく、「この国ではあの国ではうるせえ!!」って感じに作用している。自分は、筒井康隆なんかが好きなので社会風刺物はむしろ好物な方なのだが、こういう見せ方はぜんぜん、スマートではないように思う。
更に、後半の最終作戦までの会議やり取り部分は、もっと無駄なような気がする。
物語として分解したときに、小難しい専門用語でなんか凄いものを観た気にさせるないしは(本当はよく分からないが分からないというとバカだと思われるので)褒めておこう!という方向に感想を誘導させる効果しか持っていない。
というのは、2時間映画の構造基本には、
が組み込まれていることこそが、フィナーレのカタルシスを呼ぶ。
小・トラブルとは、物語の世界観を示したり、人物たちの関係性を深めるためにプロット上に用意される障害だが、「根本的に解決されねばならない」問題は別にある。物語として最後に乗り越えるための壁が大・トラブルである。まやかしの勝利、からの喪失とは、今まで向き合ってきた、そして倒して喜んでいた障害が単なる「小・トラブル」で、大・トラブルは別にあることに気付いてしまったり、大・トラブルを解決したないしはできそうだと一旦は歓喜するものの実は全然間違っていたり、
「シン・ゴジラ」の場合、自衛隊が次々に攻撃することが小・トラブル、そして米軍がやってきてダメージを与えられたように見えるのがまやかしの勝利のように見えるが、そうではない。っていうか見えるがって書いたが見えない。
だってあれ見て、誰も「米軍やってきたやったー勝てる」とは思わんだろう。
突き詰めると日本は最終的に日本が守らなきゃねって映画なんだしっていうのがなかったとしても、
根本的なプロット上の問題として、主人公矢口とそのチームが、比較的最初の方で、最終的解決方法にほとんど気が付いてしまっているのである。
ゴジラの動力源が核融合であること、そのために生まれる熱を放熱するために冷却が必要なこと、おそらく血液の循環が冷却として作用しているので、血液を固めてしまえば、ゴジラは活動を停止するのでは……
っていうのが主人公サイドから割と早めに示されてしまって当初は矢口プランとか呼ばれている以上、
「これが正解なのだな」
と思う。思ってしまう。
だから、どんなに自衛隊とか米軍とかミサイルとか出てこようが、それでやっつけられるわけはない。それだと主人公が出てきた意味がない。
これは我々に組み込まれてしまった、フィクション鑑賞時のルールである。
故に、制作者は、その予定調和的思い込みを覆さねばならない。むろん、米軍が出てきて解決しちゃいましたチャンチャンという方向でなく、だ。
というプロット構造に則って言えば、ゆえにこの、当初気付いた解決策は後半部で本来、「覆される」べきなのだ。主人公ないしは主人公サイドは、「解決策」を握り、幾つかの妨害や無理解そのほかに合いながらも、なんとか実行直前ないしは実行に漕ぎつける。やった!!というつかの間の悦びを得るが、そのうち、それが無意味・不正解、根本的解決ではないことを悟り、絶望に陥る。
で、
からの。この、「で、」からが、ラストに向けた助走なのである。
これが、例えば、当初は主人公たちは全然別の方法を思いついてしかし失敗、再度のなんとか成分がとか原子構造がとか動力源がとか分析のアイディアの出し合いにより、「血液固めればいいんじゃね」ということに気づく…とか、苦労してバトルして血液凝固剤注入したけど無駄でした⇒博士の残したデータの解析⇒凝固だけじゃ足りないのかもとか注入方法の工夫が足りないとか試行錯誤して最終決戦、
など少なくとも順番が入れ替わっていれば、
専門用語を並べ立てた応酬、会議会議、チーム内の協力…の配置が、物語に機能していると言えるし、純粋に映画としてのカタルシスと、内容を理解できる者にとっては、そうだったのか!と、謎解き的、知的カタルシスをも生む。
しかし最初に、後半の最終作戦までの部分は、もっと無駄、と書いたように、実際はそういう構造ではない。
主人公たちが序盤の方で気付いた最終解決策がほぼそのまま最終作戦なのだ。博士の残したデータの分析で抑制剤がプラスされはするが大方まあ正解なのだ。そしてちょっとやられたりはするが成功しちゃうのだ。
だったら後半部の、なんとか成分がとか原子構造がとかなんとか博士の分析が云々という難しげなやり取り、本当はいらないじゃん。だって序盤に示された正解が正解ということを補強しているだけである。
つまりほとんど、「米国が核爆弾落としちゃうかもヤバい!どうする!」という物語の都合上、(間に合わないかも!)という時間稼ぎに配置されているだけだが、そんなの、間に合うのは分かる。フィクション鑑賞時のルールとして。
ラストの作戦がショボい、という感想はちらほら見かけるが、本当は、作戦がショボいことがカタルシスを生んでいないのではない。ほぼ最初に示された正解通りのまま終わるから、あれ?となるんである。かつ、人物たちの早口の分析から判明していく真相に、なるほど、そういうことだったのか!という知的快楽も得られない。
以上の理由から、「難しいから子どもには面白くないかも~」と言っている人こそ、本当に理解しているのだろうか、煙に巻かれているだけじゃないの、という感じだが、
「小難しい」というだけで、煙に巻かれて何か凄いものを観た気になる一部の人間、ないしは、凄いものを観た、観客に媚びてない=芸術的=作品の価値が高い と「思いたがる」(言いたがる)(だってつまらないと言ったら理解できなかったと思われる、バカだと思われる)類いの鑑賞者にとっては、演出上の効果はあるのかもしれない。いや、あった。
けれど、
やれ家族の絆だ恋愛だお涙頂戴だ感動だの分かりやすい浅い作りにしなくても、クリエイターが作りたいものを大衆に媚びずに作っても、観客はちゃんと素晴らしいものを評価できることが~
みたいな、自分が一番「一般人」(こういう言い方をする映画マニア、てめえもただの一般人だろって感じだよなマジで)を馬鹿にしている上から目線の物言いで、無邪気にキャッキャッと、ハリウッドに勝ったとか邦画も捨てたもんじゃないとか喜んでいる場合だろうか。いまだに。
同時に、分かりやすいことは必ずしも、「浅い」ことを意味しない。
むしろ、近年、「マッド・マックス」とか、「ズートピア」のような、戯画化によって現在蔓延る社会問題の構造を鋭く炙った作品でありつつ、かつ、子どもでも純粋に楽しめるくらい映画として高いエンターテイメント性を持った作品が海外から出て話題を呼んだ中で、
まだ、大衆に媚びてないから一般人は難しくてついてけないだろうけど~チラッチラッ みたいなことを言ってはしゃいでいる段階って、それこそ完全に「敗北」だと思いますけどね。
うまく言語化が出来ない
例えばガッシュのキャンチョメの本が燃えるシーンの会話。泣きながら「おい…魔界に帰るなんて嘘だろキャンチョメ!?まだ紙粘土の工作も完成してないし、お前の買ったアイスだって残ってるぞ!」「そうだねフォルゴレ…じゃあそれを作ってから帰らなきゃ…」みたいな会話→からの2人の大泣きに繋がる流れが、普通に別れるより一層の悲壮感が漂って好きだ
後勇者のくせになまいきだってゲームの会話もそんな感じで好み。
EDでサポートキャラだった魔王がプレイヤーに語りかけるシーンがあるんだがその時の「またアソビに来てください。私たちは、いつでもココにおりますので!その時は、ふたたび世界をせいふくいたしましょう!!ふふふ、たのしみですなあ!ふふふ……………」て台詞に悲しさを感じる。「ふたたび世界をせいふくしましょう!」の部分とか。この台詞からなんとなくだが魔王はふたたびプレイヤーがゲームの世界に来る確率が高くないことを察しているようにみえる。ゲームはクリアされてしまったからかもしれない。だがそれでもあえて魔王は「ふたたび」を語る…
後最後の三点リーダーとか。別れが悲しいのに無理して元気出してる感がして更に切ない
理不尽だったりわざとらしく悲しい展開は好きじゃないんだけど、こういうほのかな悲しさ、鬱を感じさせる展開は良いと思う
追記
死亡フラグとはまた違う
キャンチョメとフォルゴレとかの例は登場人物が絶望的な未来を知ってるにも関わらず、明るい未来を語ってる
その無理してる感が悲しくて好き
いつもは本ブログで映画批評はしているのだが、今回は匿名ダイアリーにした。本ブログをリア友に教えるのは絶対に嫌だし。
<以下ネタバレを含みます。本作視聴済み以外の方は戻ってください>
映画館にぎりぎりで到着。実は女の子を1人誘ったんだけど体よく断られたので泣く泣く1人で来た。
さて今回の映画だが、結論から言ってまったく駄作である。もう見終わってびっくらこいた。ここまでつまらなく作れるのは逆に才能だと感じる。
まずコナンファンとしていわせてもらうと、映画の冒頭カーチェイスは紺碧の棺で、記憶喪失ネタは瞳の中の暗殺者で既にやっているではないか!!もうこの時点で興ざめである。
また驚いたのがキャラクターの薄っぺらさだ。黒の組織、FBI、公安の三すくみが今回のテーマだったようだが、FBIは冒頭にコナンにタクシー代わりに使われたのち出てこないし、公安の観覧車に同乗していたモブはキュラソーの太ももプレスで簡単にイってしまうような腰抜けである。赤井は赤井でブンブン回るオスプレイを前に「難しい…」とつぶやくばかりでなかなかライフルを撃とうとしないし、安室に至ってはいきなりキレはじめてストリートファイトをおっぱじめたのである。この安っぽい韓国映画のような作風はどうにかならないのだろうか。
つまり1人として魅力的なキャラクターが描けていないのである。これで喜んでいるのは格好良ければ何でもいいような脳みそ高野豆腐の女子だけであろう。
キャラクターといえば新キャラ「キュラソー」にも触れなければならないだろうが、こいつは一体何だったのであろうか。せっかくの美貌とオッドアイという個性を持ち合わせているのに、さっさと記憶を消され、満足に活躍する間もないままダンプの中でプチッである。まあ生かしておくと赤井を超えるチートキャラになるので死亡フラグは登場時点でビンビンに張っていたわけだが、それにしても作中ずっと「わからない…」を繰り返すだけの痴呆女に成り果ててしまった…これには俺もベルモットもがっかりである。
ベルモットで思い出したが、黒の組織もあほすぎる。ヘリやオスプレイをぶんぶん飛ばしまくっているようだが、あれは暗殺と言えるのだろうか。ちなみにオスプレイは上空200mを飛行していても90デシベルの騒音が響く。彼らは水族館の照明を落としただけでご満足のようだが、地上の人間には丸わかりである(はずである)。あとちょっと笑ったのが、オスプレイに乗りながらズラかるとき、ジンが「空自が来る前にずらかるぞ」と言っていたが、あまりに航空自衛隊を舐めた発言である。国籍不明の未確認機をレーダーが捉えていないとでも思っているのだろうか、それとも首都高大爆破事件をもみ消した「大きな力」とやらがここでも働いているのだろうか。謎は深まるばかりである。
ジンの話をもう少しさせてもらうと、驚いたのは以前より精細さを欠いた哀れなジンの姿である。爆弾を仕掛けたはいいもののあえなく解除され、空しく起爆スイッチを連打する姿は面白すぎるし、いきなりオスプレイからガトリング砲をぶちまける姿はまるでクールとは正反対だ。実はこいつは非常にアホなのでは?そもそも組織内にFBIだのCIAだのがガバガバに潜入しているのもこいつの責任なのかもしれない。しかも倉庫でバーボンとキールを追い詰めたのにも関わらず、メール一本で「まあいい…」って、あなたあの残酷なまでのポリシーはどこに行ったのでしょうか。
と、ここまで残念続きのキャラクターたちであるが、キャラクターを作ったのは主に青山剛昌である、しかし今回の駄作映画の戦犯はやはりお涙ちょうだいの情けないB級ストーリーであろう。これは原作者ではなく映画制作班の責任も大きいと思う。
まず全体としてロジックの筋道が立っていないのは本当にやめて頂きたい。ゆっくり視聴しているのに、いちいち思考する必要が出てきて非常にしんどいのである。映画は時間に厳しく制限をつけることで視聴者に解釈の余地を与えないことが利点であるのに、僕が映画中に女の子のことを考えているようでは失格である。
特に頭をひねるのが、映画終盤、ベルモットが「あのメールを送ったのはあなた?」とキュラソーに電話で聞いたのに対し、キュラソーが一瞬の躊躇のあと「えぇ、そうよ…」と答える場面。
コナンによってメールが送信されたのはキュラソーが記憶喪失中で、その後もメールの送信に関してキュラソーが何らかの情報を得た、ような描写は存在していない、つまりこの電話の時点でキュラソーはメールのことなどまったく知らないのである。ではキュラソーはなぜこのような返答をしたのであろうか。考えられる説としては、
1.キュラソーが送ったと答えたのはカーチェイス中に送ったメールのことだった
1の場合ならば返答の説明はつくが、一瞬の躊躇の説明がつかない。あれは別に思い出すのに時間がかかったのではないだろう。
2の場合もどうであろうか。彼女が少年探偵団を頭が切れる集団だと捉えていたとは到底思えないし、クールキッドとは特に絡みもなかったのでこれもあり得ないだろう。
どちらにせよ心理描写が描けない監督なのは間違いがないようである。
さて、数々の爆破と死傷者を出し、屍を踏み越えてきた黒の組織。さらにNo.2であるRUMの存在も示唆され、物語は紛糾を極めている。作者は「原作100巻までに物語を完結させる」と息巻いているが、果たしてこのペースで間に合うのであろうか。物語は始まったばかりである。
そろそろ録画を見ない奴を消して整理しようと思ったのでまとめ
ダンジとオーリス死亡
クーデター、三日月VSクランク、クランク死亡、鉄華団結成、クーデリア護衛依頼
面白い、死ぬ前にクランクの背景を見たかった気もするが三日月の乾いたヒットマンっぷり怖いし格好良い
マクギリスと三日月が会う、ガエリオ首を絞められる、ヒューマンデブリ解放、三日月とクーデリアが仲良くなる
普通、マッキーロリコンの手腕が見事、ガエリオこんなにへたれで活躍できるのか
宇宙戦コーラルアインVS三日月昭弘コーラル死亡、ガエリオマクギリスVS三日月、ユージン死亡フラグから生き残る
普通、マッキーはもう少し三日月を苦戦させても良かったしガエリオが弱い
クーデリア先生、アインがマクギリスとガエリオの部下になる、オルガ病む、タービンズ登場
鉄華団VSタービンズ、アジーアミダVS昭弘、ラフタVS三日月、タービンズと和解
めっちゃ面白い、珍しい三日月の苦戦最高、戦闘が熱いしモビルスーツ破壊描写燃える
タービンズと仲良くなる
普通、ラフタが良い子になってがっかり、三日月とオルガのお互いの認識のすれ違いが話の肝なのは解るが話し合え
タカキと昭弘に死亡フラグが立つが三日月が間に合う、メリビットが来る、三日月とアトラの過去、アトラが一夫多妻を思い付く、ペドロ死亡
面白い、アホみたいに死亡フラグ乱立してからのラスト付近の緊迫感からの救済燃えるし、三日月が格好良すぎるしヒロインどっちも可愛いのでアトラが一夫多妻OKな子で安心した
三日月VSクダルとヒューマンデブリ、昭弘と昌弘が再会、タカキが死にかける、アルミリア登場
タービンズ鉄華団VSブルワーズ、三日月VSクダルとヒューマンデブリ、昭弘は昌弘を説得失敗、ビトー死亡
めっちゃ面白い、三日月が敵をどんどん殺していくシーンが血生臭くて怖い、昌弘登場シーン少ないけど印象的に殺られた
三日月がクーデリアにキス、クダルと昌弘死亡、マクギリスアルミリア婚約パーティー、葬式
面白い、まさか昌弘が生きてて昭弘救済措置があるとは思わなかった生き残らせるなら前回壊しすぎでは、短い普通の台詞でマッキーがイケメンで悪い男だとはっきり解る声優の演技がイカす
普通、まったりし過ぎだし前回昌弘が死んだこのタイミングでビスケットの兄を出してもなぁ
マクギリスが変な仮面をつける、アトラが誘拐拷問される、フミタンの正体がばれる、ビスケットとサヴァランが決裂する
普通、マッキーがギャグキャラに転落、唐突にフミタンとクーデリアが百合で萌える
面白くない、展開が雑すぎる、ここまで引っ張った謎多き女スパイフミタンの背景もろくに明かされず死がこれでは勿体ない、ついでに次回予告でアインのキャラが訳がわからなくなるし次回に期待
経理をできるという義兄派のおねーさんが乗組員となって加わるが、リーダーは反発。
イカちゃんの過去が明らかになる。
妹を学校に行かせたいんです、と言っていた仲間が、やる気をだして哨戒任務に志願。
しかし案の定襲われて瀕死に。
マサヒロも、幼いころに生き別れていた弟がいると思いだした矢先に、襲ってきた相手がその弟だと知る。
瀕死だったやつが医療の知識ももっていたおねーさんのおかげで助かったこともあり、
相棒はすぐに鉄火段リベンジに打って出ようというが、ドブネズミの処理はドブネズミにまかせるっつって放置。
まさひろはみんなが弟のためにがんばってくれると知って静かに感激。
海賊がわなをはってるのを逆に利用して不意打ちくらわせてやる作戦をすることに。
作戦どおりまさひろと弟は一対一で話をするが、弟を懐柔できなかった。
しかし弟は、敵モビルスーツ隊長の攻撃からまさひろを守るように突き飛ばし、スペースデブリである自分の散りざまをまさひろに見せつけて逝く。
俺、妹学校に行かせるのが夢なんすよ、からの普段やらない哨戒任務志願とか典型的な死亡フラグやめてくれませんかね・・・
結局死ななかったからいいけど。
まさひろの弟はなあ・・・
そんな自分が歪んでることもわかってるから、最後はああするしかなかったと。
悲しいなあ・・・
それにしてもガンダムがこんなにわかりやすくていいのかと不安になる。
ラインハルトはクーデター考えてる?っぽいけど、それがどう絡んでくるのか、とか、
地球まであとどれくらいの距離なのかの説明がないから、今物語がどういう位置にあるのかがわかんなくてふわふわしてなんか居心地悪い。
そうねー
世界観がまだわかんないとこが多いんだよなー
メインキャラの身の回りレベルの局所的な話がほとんどで、あとは序盤にほんのちょこっと口頭で世界情勢の説明あっただけだもんなー
俺が頭悪いせいでセリフだけで何か言われても理解できなかっただけかもだけど
マザー3の世界観ネタバレみたいにダラダラしゃべるだけで説明されるのも嫌だなあ
いろんな場面転換とかで自然と相補的に世界観を補強してくれる形が、個人的にはベストなんだけど
でも、作中キャラたちは当然のようにわかってることを、改めて説明するってのも入れ方難しいよなあとも思う
その点、ラインハルトは相棒との会話で、わかりきってることをわざわざ口に出して話してくれてたりしたけど。
あとはミカヅキとクーデリアアイナバーンスタイン(毎回フルネームで呼ばれるからいい加減覚えた)の世間知らずっぷりがもっと発揮されてくれれば、いろいろと作中で不自然にならないレベルで説明がなされるとは思ってる
みんな、家でペペロンチーノを作ったことはあるだろうか。
うっかり挑めてしまうラスボスのような存在と言っても過言ではないだろう。
この自炊界のラスボス(ペペロンチーノ)の攻略に挑んでみたいと思う。
●鍋 4~6リットル容量
家庭用のある程度深さのある4リットル以上は入る鍋が好ましい。
パスタ鍋じゃなくても問題ない。小さい行平鍋でパスタを茹でるのは無謀。
作る分量にもよるが26センチサイズあれば300gぐらいまで対応可能だ。
●包丁
●ザル
麺を開けるのに使う。麺がこぼれないサイズなら何でもいい。
高いけど、これは金かけると味変わる。
●パスタ 200g
海外のモノであれば「バリラ」が旨い。手に入らなければポポロスパで上等。
●オリーブオイル 大さじ3
なんでもいい。グレープシードオイルで作れば、なお良い。
ぺペロンチーノ感は減るが、太白ごま油で作る者もいるみたいだ。
●鷹の爪 2本
ホールであれば何でもいい。
●塩 適量(水の分量に応じて調整)
なんでもいい。安いので十分。
●水 適量(鍋のサイズに合わせて調整)
なんでもいい。水道水で十分。
●お湯 適量
麺を洗うのに使う。鍋で沸かすのとは別に、やかんで予め沸かしておく。
【倒し方(つくり方)】
1)まず、挑む前に準備をしよう。
ニンニクは2つに割り芯を抜いてみじん切り、
鷹の爪は半分に割って種を抜いておこう。
鍋にたっぷりの水をはり、お湯を沸かそう。
2)お湯が沸いたら3%くらいの濃度になるまで塩を入れよう。
120gで約大さじ6杯半も入れる事になるぞ!
この塩加減をビビると塩分を調整しなければならなくなり死亡フラグだ。
ビビらず分量通り入れよう。
塩が溶けたら、ふたをして火を一旦止めておく。
3)ここからがメインの攻略だ。第1形態のソースから倒していく。
フライパンの中にオリーブオイルを大さじ3を入れる。まだ火はかけない。
ユックリと揚げていくように火を入れる。
(どうしても焦げそうなら火から外す)
ニンニクが良い感じできつね色になったら、火を止める。
(余談だが、電磁調理器使って泡が立ち始めたら「保温」モードで作ると、
じっくりニンニクに火が通った時点で3割くらいは成功に近づいている。
2)の鍋の蓋を取り、火にかけ再び沸騰させよう。
沸騰したら、予め測っておいた麺を
ぎゅっと押し込みながら2)の鍋に入れよう。鍋に全部麺が入ったら、
菜箸などで麺と麺が絡まないように、ほぐそう。そこまでできたら
(ゆで時間8分の麺だったら6分にセット)
パスタをゆで汁を「お玉1杯分」入れて
フライパンを良くふるう。
油と水を混ぜるようなイメージでぐるぐると菜箸で混ぜる。
油がゆで汁と混ざり、白く濁ったらOK。
ちょっと「しょっぱいけど旨い」と感じたら上手く行っている証拠だ。
6)そうこうしている間に、タイマーがなると思う。
そうしたら、麺を1本食べてみよう。おそらくかなり堅い。
うわ、これこのままじゃ食えねーなというレベルだったら
まぁ食えなくはないけど、店で出てきたら固すぎて怒るな。
麺をザルに開けよう。
7)ザルに開けた麺に、あらかじめ、
やかんで沸かしておいたお湯をかけて麺を洗おう
(お湯は60度以上ぐらいだったら、沸騰してなくても十分)
これは3%の塩水でゆでると麺がかなりしょっぱく仕上がる。
そのままソースと合わせてしまうと、大概しょっぱくなり過ぎるので、
麺に着いた余分な塩分を落としてあげるために洗う。
そのお湯で洗ってもOKだ。
フライパンの火をもう一度入れよう。
なんだかんだ言っても、パスタはアツアツが旨い。
麺がじゅーじゅー焼けないないように
全体が熱くなったら出来上がり。
お皿に盛って食べよう。上から黒胡椒をかけても旨いぞ!(荒岩風)
【レシピ開発までの参考文献】
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40181
http://matome.naver.jp/odai/2137723413390389201
http://cooking-recipe.info/archives/159
他多数。
(反響いただいたので追記)
頂いていたので返信と追記。
でも、個人的にはあのシンプルな純粋な味が上手く作れれば最強に旨いので
「洗い」の工程を省くと簡単になる。手軽で旨いもの」を狙うならありだ。
<うま味調味料系>
・出汁の素
・コンソメ
<具材>
・ハム
・きのこ類
・魚貝類
<ハーブ類>
・パセリ
・オレガノ
・バジル
食べる人を無言にさせられるくらい旨い。
腕に自信のある人は試してほしい。
●オリーブオイルこだわれよ。
高いオリーブオイルを使わなくて十分だし、
熱し過ぎると苦くなる。
入れる油の分量が難しかったり(入れすぎると油っぽくなる)、
慣れてないとワタワタする原因になるので省いた。
●男のパスタ道すぎだろ
土屋さんの「男のパスタ道」はマジで良い本だから読んだ方が良い。
というか、しょっぱい濃度でゆでても洗えばイイだろ。
という考え方は新しすぎて目から鱗だった。
●やかんでお湯沸かしたらコンロの口がたりねーよ。
どこかに退かしておこう。作ってる間に湯温下がるが
洗うだけなので、だいたい大丈夫。
<さらに追記>
●乳化警察だっ!!
ガコガコやってもいいけど、これでも十分乳化します。
より高みを目指すなら乳化のYouTubeとかを
見て研究してみて。
●200gも食うと死ぬぞ。
俺は死なないでぶー。
ちょうどよく美味いで調整する。
●ディチェコのゆで方
ザラザラしている。この影響で、バリラよりも
味見しながら、火を入れていい感じまで
仕上げるイメージ。ちとムズイ。
●麺の洗い方
もう少し細かく書くと、結構しっかり洗っていい。
ザルにジャーって思い切りお湯かけながら
菜箸でよくほぐす感じ。
10秒くらいかな。
単純に忘れました。なんか変だなーと
思ってたけど気付かなかった。指摘サンクス!
●ペペロンチーノ論争
良いと思うけど、俺のも相当トライアンドエラーくりかえした
レシピなのでやってみて。
今じゃ、娘の1番人気パパ手料理が、
まあ、塩と油の塊だから滅多に作らないけど。
「手に職を付けたい」程度の薄っぺらい理由でIT系ブラック企業の正社員を志望するのは絶対にやめた方がいい
そんな程度の情熱しか持ち合わせないなら絶対に「手に職が付く」事は無い。
よっぽど優秀なら話は別ですが、ブラック企業にしか就職できなかった貴方ですよ?無理ですね。
システムは能力が低い人、脳みそがそっち系用に構築されていない人にとって最初は相当つらいです。
耐え切れなくて100%逃げるでしょう。「手に職を付ける」だけなら他の仕事でもいいはずです。
理由2 体力的に耐えられない
IT系ブラック企業の場合、マニュアルなんて無いから投入時間に成果が比例しないです。その場合、一定の能力以下の方は、9時出社の25時帰宅になります。
成果の方程式は「投入時間 × (能力ー最低限必要な能力) ≒ 成果」ですから、無能だと成果はマイナスになります。デスマーチの発生ですね。
そして、大抵の場合ブラックIT企業のプロジェクトはリーダーがこれに当てはまります。デスマーチ確定ですね。
技術の変遷速度が速いため、常に学び続けないと時代遅れになってしまうからシステム屋さんなら常に付きまとう問題です。これは、ブラック企業だけの話ではないですね。
javaを極めてもphpを極めてもmysqlを極めてもlinuxを極めてもどーせ、5年後にはもっと良いものが使われて主流になっているでしょう。
でも、考えてみてください。システムの業務なんて理数系の勉強と似たようなものです。
新しい技術が来たとしても論理的に考える事が得意な人ならば文型理系関係なくこなせると思いますが問題は、貴方は、学生時代そういう人でしたか?無理ですね。
理由4 金銭面の見返りはほぼ皆無
頑張って成果をあげたところでブラック企業なんて金銭面の見返りはほぼ皆無です経営者に搾取されるだけです。
適度に手を抜いてある程度の成果が出せる人にしかおススメしません。3でも書いたとおりである程度能力があって、手抜きできる人にとってはブラック企業はヘルプがない代わりに放任に近いので凄く楽だと思います。ネット閲覧規制などもないですし。
福利厚生もちゃんとしてないくせに、正社員だから引継ぎするのが義務とかなんとか言われます。辞める時にめんどくさいですよ。
まずはバイトで様子見を見ましょう。「あ~ブラックだな」って思ったら適当なところでフェイドアウトするのがおススメです。
ブラック企業なので人間的にどうかと思う人がたくさんいます。上司の失敗は部下の失敗です。
良心……社会常識…人を信頼する気持ち……プライベートの時間……心と体の健康など、失うものはあまりに大きいです。
管理体制や教育制度が整っている会社はブラック企業にはなりません。つまり自力で学ぶしかないんです。
貴方は学校の勉強は良く出来た方ですか? もしそうでないならこの業界は茨の道ですよ?
人材が不足しているだけで人手が不足している訳ではありません。
システム業界は、正直にいえば人材不足です。人材が不足しているだけで人手が不足している訳ではありません。あなたが求められているわけではないのです。
サークル1 そこそこ慣れているから何とかなる。個人作業。各々分担を自分一人でで全部やるやつ。アポは取れているのであとは実行してレポート。実行がちょっと怖くてビビってるんだけど死にはしないと言い聞かせるので大丈夫。
サークル2 現在頭を悩ませているうちの一つ。チーム作業。組織のメンバーの顔名前ポジション把握していないのにまとめなきゃいけない。その上しっかり自分の担当分もある。上と下からのサンドイッチとはこういうことだ。何か伝えるときLINEを前に10分考え込んでしまう。
バイヨ 優越感で補ってる。他の平均的学生と比べれば緩いバイト。 イノベイティブな場なので時間はあまり守られないし急な呼びかけもある。なんかできる人になった気がするし楽しいから許そう。たまに私とは人種が違うことを全力で思い知らされるけど。そういう意味でたまに精神的に来る。今はそれどころじゃないし大丈夫。
予備校 週2。時間吸い取り機。一番インセンティブがないからここから崩れると思われ。冬の予備校は精神に悪い。
演習1 そこそこ。講義概要詐欺。グループワークなんて言葉、一言も書かれていなかったぞ!だからとったのに!皆考えることは同じなのか集まりは集まらない。終わり。
演習2 がちがち。課題があろうが時間あるならあるといわないと逆に時間が無駄になるとわかった。こっちはわかってて自分で申し込んで取ったししょうがない。がんがれ。
まだ見ぬチーム 馬鹿だからキャパ考えずに入った。近々コンペするらしいけど話がまだ回ってきません。というか来たらいよいよ死亡フラグたちそう。
授業 地雷大杉内 今までの授業が軒並み当たりだったのだろうか……こんなにつまらない話する人いるんだ(ブーメラン)って講師が2人くらい。まだ1欠席の私を誰かほめてくれ。
http://anond.hatelabo.jp/20151022141318
わかる。
いまのままいけば小物極まりない性格がそのままでもみのほどにあったそこそこの幸せを得られそうだしな。
まだお仕事募集の時の態度やはてな外との人との接し方などで多少は思いあがりあるようだがさすがにあと1、2年もすりゃ大人になるだろ。
その間にリアルの人脈に軸足を移して脱はてなを成し遂げれれば今みたいにちやほやはしてもらえなくなるがくっていけるようにもなるかもだし。
たしかこいつは親が生活費全部面倒みてくれてるはずだからここ数年で野垂れ死にみたいなことにはならんはずだ。
一時期は高圧的な態度を続けた挙句誰からもそっぽ向かれて自殺するかもなって心配してたがそれはもうなさそうだし安心してる。
見えてる死亡フラグは
・あの夢売りイケダハヤトですらリミットと定めていた3年を越えてまだ食って行けてないのにブログだけで食っていけるようにという幻想に囚われ続けること
・ピークは確実に越えてしまい今ではどんどん地位が落ちていってるにもかかわらずはてなでそこそこ力を持っている俺っていう唯一のプライドの拠り所ににしがみつこうとして尊大に振る舞ってスルーされること
・仕事しない俺格好いいだとか俺にあった仕事以外はしないだとかこだわりを持ってる俺かっこいいみたいな妄執にとらわれて貴重なチャンスを逃すこと
・ブログのネタになると思っているのか知らんがいつまでも独学で躁うつ病のことを語りつづけて30になっても状況が改善しないこと
などだがさすがにそこまでアホではないと信じてる。
今から1年から2年がはてな依存から抜けだして自力で生計を立てられるようになるラストチャンスだってことさえわかってるなら黙って見守るのがよいかと。
http://anond.hatelabo.jp/20151019191815
http://blog.livedoor.jp/hirosato31/archives/44375656.html
まじかよ。月のPV数俺の5倍以上あるのに、収益俺より少ないってヤバ過ぎるだろ。他人事ながら少し心配だ。大丈夫なのかこれ。結構ブログ頑張ってるように見えるけどこれだけじゃダメなのかね。
確かにイケダハヤトさんは月200~400本記事書いてる。この人はまず記事3倍書かないとダメだろう。それでも20000円。できんのか?
でもこの人がポシャるとイケダハヤト以外の人間は成功しない。高知にいって失敗したら人生詰む、ということがわかってるはずだからイケダハヤトさんもきっちり応援するはずなのだが。
いまんところのアニメ感想。3話までは余裕で変動するのであんまり気にすんな。
★★★★★
おそ松さん(1話限定ならこれ最強だろ。神谷さんが出てるのが不安でしか無くて不安の通り酷かったがゲロはいたところで全て許した。メタメタメタメタメタメタ放題もここまでいけば笑える。「すいません今ヒエログリフを解読中なので」は時々使いたい。でもこれ2話以降どうすんの)
★★★★
蒼穹のファフナーEXODUS (いきなり死亡フラグを乱立しすぎだろいいかげんにしろ。総司どうなるんだ)
今からでもこれだけ押さえとけば問題なく見れるゾ。むしろ俺見てたけど微妙に把握できてなかったところあるからすごい。
3分で解る?蒼穹のファフナーEXODUSまでの歩み ‐ ニコニコ動画:GINZA
3分で振り返る!蒼穹のファフナーEXODUS前半 ‐ ニコニコ動画:GINZA
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(全く期待してなかったけどめっちゃええやん。「あ」でくっそワロタ。ちょっと詰め込み過ぎな感じするけど従来のガンダム1話フォーマットを標準点以上でクリアでしょ)
★★★
うたわれるもの偽りの仮面 (正直がっかりしてるが期待しすぎたかもしれない。冷静に考えると普通に面白い)
★★
ワンパンマン(OP格好いい。ただ原作通りな感じで大きな驚きはなさそう。B級トップの姉さん出てくるまでは飛ばしてもいいぞ)
ustam まあ何を基準に見ても自由だけど、なんでヌルヲタってストーリーと設定(あと声優キャスト)しか見ねえなかなあ。ワンパンマンの演出は尋常じゃないぜ。天才が生まれる瞬間に立ち会ってると言っても過言ではない。
だってさ。この手の自称ガチオタのいうことってどこまで信用していいのかわかんないけど実際映像はすごいですよ。
コンクリート・レボルティオ(おっさんホイホイすぎる。1話に詰め込み過ぎだしウルトラマンを萌え化したみたいなノリもちょっと抵抗有るし構成もぐちゃぐちゃだしで文句しかないのに絶対続きみちゃうやつだ悔しすぎる)
終物語 (一度に二話やるのやめてくれ。一話みるのですらだるいのに)
学戦都市アスタリスク (テンプレはテンプレだが落第騎士よりは面白い)
ヤングブラックジャック(手塚作品らしさがみじんも感じられないのは逆に清々しい。単体で見たらそこそこ)
コメット・ルシファー(世界観評価だけど今のところジブリの腐ったようなようにしか見えない。ちゃんと頑張って)
★
ヘビーオブジェクト(1話あまりにもラノベのダメなところ結集した感じでひどすぎたけどかまちーは設定厨すぎて序盤くっそつまらないのは恒例なのでさすがにこれで終わりではないと思いたい)
進撃の巨人中学校 (話は超つまらないが映像は意外と頑張ってるニコニコでやるなら2倍速で見る)
ルパン三世 (面白くないわけではないのでまったり見ようとは思う)
ランス・アンド・マスクス(1話はひどすぎて耐久勝負だったがわざわざアニメ化したんだからこれで終わりじゃ無いだろなにげに期待してる)
ノラガミ (俺は全然面白くないけどヨザクラカルテットやら青のエクソシストみたいに人気でたりするのかな?)
いとしのムーコ (何がやりたいんだよ。犬好きだったら楽しいのか?)
K Return of the kings (抜刀!抜刀!抜刀!乳!乳!乳!スタイリッシュ!スタイリッシュ! なんだこのアニメ意味わからん中身スッカスカだけどいちいち格好つけて笑わせに来るのやめろよテニミュかよテニミュしらんけど) → すんません。これも1期があるアニメだったらしい。
スタミュ (頭おかしすぎる。腹抱えて笑った。アイカツ的スメル。うたプリは無理だったけどこれは見れそうだ)
ゆるゆりさんはい (日常アニメで唯一全くついていけないやつ。未だにどう見ていいのかわからん)
ここたま (ごめんジュエルペットプリキュアアイカツプリパラ系はカルマが高すぎて私には無理)
DIABOLIK LOVERS (1期見ていないので)
JKめし (てさぐれ系?トマト味噌汁は普通にあり。当然だけど声優さんも作ってtwitterにアップしてくれるんだよね?)
ハッカドール (つかみうまい。眼鏡っこいじめたい。7分半だしこれは見続けたい)
小森さんは断れない! (4分アニメ。胸でかすぎて気持ち悪い)