はてなキーワード: 楽屋とは
男役絶対上位の世界で、娘役さんは不憫だなあって、その卒業を見送ってみてしみじみと思った。
男役だったら、それなりにファンがいて、賑やかに卒業を見送ってもらえるのに、娘役だとそうはいかない。
最後の日の楽屋入りも、なんとか人数をかき集めて体裁を整える。
それっぽっちの人数を仕切る経験もスキルもないから、退団した同期のファンクラブスタッフに頼るしかない。
卒業する時になって初めて経験したという彼女は、感極まったかのように嗚咽した。
フェアウェルもとても簡素で、同日開催の他の会場に比べると見劣りするのは仕方なく、もっともっと盛大に見送ってあげたかったなって想いが募った。
愛と夢の世界である筈の宝塚で現実を目の当たりにして、残酷だなって改めて思った。
うんざりするほどのファンに囲まれて華々しく卒業していく人、ごく限られた身内に近い人間に見送られて卒業していく人。
残酷だな。
もっともっと評価されて、もっともっと重用されるべき人だったと今でも思う。
きっと過酷な世界を渡っていくには足りないものがたくさんあったんだろう。
それでも彼女がまだ舞台に立つことを見据えて、そのために卒業を決めたのだということは希望だった。
みずからを「役者」だと言ったこともそうだし、有限だと分かっている中でこんなことをしてる場合ではないと見切りをつけたその潔さに惚れ惚れした。
多くの人に未だ気づかれない彼女のことをちゃんと見つけることの出来た自分を褒めてあげたい。
私は今を輝く関西ジャニーズJr.のひとりに夢中になっている。今年に入ってから急に関西の波が来た。何故だかは分からない、でも今まで干されていた関西かやっと世間からのスポットライトを当てられた。物凄く嬉しい事だった。1月の後半頃急に関西ジャニーズJr.のRIDE ON TIMEの密着が決まった。ツイッターでは「嬉しい」「キンプリの流れに乗れてる」そんな風に書いてあった。私もそう思った中のひとりだった。
2月8日第一回目の放送。私は胸を弾ませながらしっかりと視聴した。関西らしい雰囲気、関西ならではの家族感が伝わってきて微笑ましくなった。次回も楽しみだな、早く来週にならないのかそう思った。
2月15日第二回目の放送。やっと観れる、今回は推しが多く映るかな。そう思いながら放送時間になるのをそわそわしながら待った。案の定私の推しが映るのは多かった。可愛いなそう純粋に思った。エンドロールと共に流れた次回予告の映像。誰かが怒られている。そこから雲行きが怪しくなった。私の心もザワザワしていた。
2月22日第三回目の放送。やっとあの場面の真相が分かる。心の奥にあるザワザワをスッキリさせたい、そう思いながら見始めた。その場面がやってきた。3人が怒られている。そしてその中に私の推しもいた。怒られていた内容は彼らの練習に対する意欲についてだった。私は単純に「やらせ感」が見えた気がした。どうせ番組側が起承転結を求めてるのだろう。きっと台本があるのだろう。そう思った。でもどんな形でも怒ってくれる人がメンバー内にいてよかったねとも思った。そして怒られてすぐそれぞれに行動を起こし始めた3人を見て感動した。放送を見てスッキリした私はそのまますぐに寝た。次の日いつも通りに起きてツイッターを開いた。一番に目に止まった推しの名前。皆んなが私の推しの事を話していた。なんだろうそう疑問に思ってすぐ検索を掛けた。名前を打ってすぐ、横に「やる気」「態度」と書かれていた。半分状況に追いつけないまま私はその文字をタップした。タップした瞬間並ぶ私の推しに対しての不満、いや大半が悪口だった。怒られた後楽屋から出てくる3人を写した場面についての話。どうやら私の推しの態度が悪かったらしい。私はそれを見て「たったそれだけの事で」と最初はそう思った。でも時間が経つに連れ段々ヒートアップしていく彼への意見。私は2つのツイートに怒りを覚えた。1つはいつもダンスにやる気がないと言うツイート。これに関しては怒られた話とは全く関係がない。確かに彼はスカしたダンスをする。けれどそれは大先輩からの意見をしっかりと活かして健気にそれを守っているからこそのダンスだ。それを知らない他グループから「やる気がない」そう思われるのは正直覚悟していた事で仕方ない事だと思っていた。けれどそれをツイートしていたのは彼のファンだった。彼のダンスの理由を知っているはずなのにどうしてそんな事が言えるのか。意味が分からなかった。2つ目は彼が出てくるとき舌打ちをしていたと言うツイート。私はすぐに見直した、何度も何度も巻き戻した。けれどそんな事実はなかった。どうしてこんな嘘をつかれなきゃいけないのか。腹が立った。それと同時に悔しくもなった。そして3人の中の2人(此処ではA君B君と記載する)A君は楽屋から出てくる態度が物凄くよかった。側から見た私でもそう思った。でもB君と私の推しはさほど変わらない態度だった。それなのにネット上に名前が乗るは私の推しだけ。自分の推しを褒める為だけに彼が利用されていた。「B君は○○より態度悪くないよね」なんて比べられた。普段からチャラい彼だからこそ此処まで偏見を持たれるのか。正直自分の推しを煽てる為だけに彼が非難されている。その事実が私にとっては精神を不安定にさせる材料でしかなかった。いつの間にか頬に伝う雫。その雫は止まる事を知らなかった。この涙は悲しい涙、みんなはそう思うかもしれない。そして私以外に泣いた彼のファンが流した涙は悲し涙だったのかもしれない。けど私の涙は悔し涙だった。その日私は学校を休んだ。一日中泣けばこの悔しさは消えると思った。何も変わらないのに。思った通り何も変わらなかった寧ろ悔しさは募った。編集側の悪意までも感じた。彼への非難は止まらない毎秒毎秒誰かが彼を悪く言う。ついには彼のファン、私たちの事も悪く言われた。「○○のファンは甘すぎる」私は疑問に思った。何処が甘いんだ。確かに彼には悪い部分が無かったとは言い切れない、けど普段の性格からの偏見を持たれて思う存分叩いて自分の推しを煽てて楽しんでいたのはお前らだろ。それに対して私たちが意見を言うのは許されないのか。頭沸きすぎだろ。そう思った。それは何日間も続いた。
そして迎えた3月1日最終回放送日。彼への偏見を持たれたまま始まるストーリー。そしてメンバー2人が遠くへ行ってしまう。私の感情はごちゃごちゃだった。そして終わったRIDE ON TIME。結局番組は何を伝えたかったのか。私にはそれが分からなかった。今まで観て来た番組の中で一番意図が掴めなかった。
その夜私は彼が初めて雑誌の丸々1ページをひとりで飾った時の文を読んだ。そこに書いてあった彼の「グループの否定的な意見を背負うのは自分」その言葉に余計胸が苦しくなった。顔が良いから運良くグループに入れて運良く此処にいるなんて言ってる人もいたが、いつ消えてもいつ干されてもおかしくない。数が多いが故埋もれるJr.もいる。そんなジャニーズJr.の中で彼が此処まで来たのは、スポットライトを浴びる事が出来ているのは確実に彼の努力があっての事だ。もちろん私如きの人間が彼の努力を分かっている。そんな偉そうな事を言う気はない。だけど努力なしではどう考えても此処まで来る事は出来ない。それは関西ジャニーズJr.を見てきた全員が分かっているはずだ。私の推しは偶に儚く脆い表情を浮かべる時がある。何を思っているのか分からない。けれど彼の中にはなにか強いものがある。それだけは分かった。メンバーとの別れ、泣きながらも必死に最後まで歌い切った。お客さんにぎこちないけど笑顔を見せ続けた。そして自分のグループを「家族は俺が守らないとダメ」なんて言い切る彼は必ずここから成長する。しないわけが無い。私はそんな彼を見守っていたい。一緒に成長して行きたい。誰が何と言おうと所詮私は自担至上主義だ。偏見を持たれる事がこれから先も他のメンバーよりも多いと思う。でもその度に泣いて欲しい。悔しい思いをして欲しい。弱みを見せて欲しい。マイナスな事だらけじゃ無い。泣いた君は強くなれる。誰よりも強くなれる。いつか彼が輝けるステージへ。私にはそう願う事しかできない。
逆張りって言われるかもしれないし、たむけんをもともと嫌いだからだろ?って言われるかもしれない。
どっちもその通りのところがあるのは否定しないけど、それでもなんか世間の雰囲気が違くない?と思ったので久しぶりに増田を書いてみる
まず、前提知識というか、私のたむけんへのイメージを列挙する。
1)そもそもたむけんは特に関西においてはいじられキャラとしての位置づけである
2)松○家の休日などの番組でたむけんはおもんないなどの発言はよく耳にする
3)たむけんのTwitter歴はおおよそ9年であり慣れてないという言い訳は通用しない
4)これまでもたむけんはTwitterで個人攻撃をして相手を炎上させた経験を持つ
5)さらに言えばTwitterで相手を恫喝するような言動もしたことがある
次に、私の把握している今回の流れ
2)ラーメン店店主が記念撮影を依頼・Twitterに同写真を公開
3)公開したTwitterに対し店主自身が「カメラなかったらおもろ無い奴」とリプライ
5)そのツイートに「ショックです」という返しをたむけんがする
6)たむけんフォロワーらによってラーメン店店主のTwitterが炎上
さて、そもそもなんだけどこれってさ、本当にたむけんが大人の対応してる?
まず5の段階で「ショックです」ってリプライしたら、対象店舗が燃えるのは分かるでしょ?
それをあえて、ショックですってリプライしたんだよね?
自分で燃やしたんだよね?なのに、それをやめましょうって呼びかけたら大人の対応なの?
マッチポンプって知ってる?
確かにショックなのかも知れんけど、だとしてもそこは何も言わなければ燃えることもないし
何らかいうにしても「次は笑かしに行きますでー!」とか言えばそれこそ芸人、大人の対応って気もする。
いやいやいやいや、本当にこれがTwitterに慣れてないとかね
燃えることが想像できそうにありませんでした。とか言うなら分かるよ
でもTwitter9年やってきてて、しかも相手を炎上させることを何度もやったことがあるたむけんが
そんなつもりはありませんでした。って言われて信じられる?
なんか風通しが悪いなぁ。とか言ったら子分が消しに行くって言う
そういう雰囲気と何ら変わらん気がするんですけど、考えすぎですか?
あと「カメラがなかったらおもろ無い奴」って言うのは
割とテレビで楽屋裏を語るときに出てくる頻出ワードの一つだと思うんです。
眼の前に有名人が来た、そして、見聞きしていた通りおもんなかった。
なら、おもんないって言えば笑いが起きるんじゃないかな?って
いやいや、そこはちゃんと考えて発言しろよって言うのは十分分かる。
だけどそれに対してここまでひどい嫌がらせをされなければならないほどでしょうか?
なんか、たむけんだけが株をあげてお店はずっと実害を受けているって
今回のこの件を見ていて、ものすごくバランスが悪いというか座りが悪いというか
もうちょっとなんとかなりませんかねぇ?という気持ちになります。
■参考URLなど
たむけんのいじられっぷりの一部
https://twitter.com/matsumotokeno/status/1068791959467126784
これは一部だが、大喜利して面白くない回答をいじられてるシーンの一部
https://twitter.com/matsumotokeno/status/1048498893288177664
「奈良バーガー」に使うことが決められているという「郷ポーク」とはどこで作られているのか。
https://togetter.com/li/973536
たむらけんじさんのツイート: "@tonden2 @sakuray277 自分らこの発言必ず大変な事になるからね。事は進んでるよ。真実が明らかになった時大変な事になるよ。"
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/tamukenchaaaaa/status/730754316504457218
どうも、矢沢です。昔、キャロルで矢沢が日比谷でワオワオやってたころにさ、あの、なんていうのスライム?それが流行ってたわけ。
楽屋でさジョニーなんかとスライム欲しいよね、つってたらボーヤが気を利かせて「買ってきましょうか」っていうわけ。
「おおサンキュ」つって買いにいかせたら街中売り切れだったみたいでさ
「すいません、コンニャクで代わりで」ってそいつ、こんにゃく買ってきたわけよ。
しょうがないから代わりにこれで遊ぶかあ、と思ってさ、オレやジョニーでこんにゃく顔に乗っけたり、ぶつけ合ったりしてね遊んでたんだ。
そしたらさ。ムッシュっていうの?かまやつがバーンと楽屋入ってきてさ
「おまえら何してんの?」。オレ「いやあ、かまやつさんコレだよ噂のスライム!」
オレ、まだ駆け出しだったし、向こうはもうビッグネームでしょ?「はあ?」みたいな感じ。
「おまえ、矢沢、これはこんにゃくだろ?」って。ちぎって床に捨てた。
オレはそれを黙ってみてたね。しばらくしてムッシュが帰ってさ。
そしたらジョニーがそのちぎられたこんにゃく持って震えてんのよ。
「エーちゃん、これ弁償モンだよ!」って。「こんにゃく弁償してもらうべ!」ってさあ。
「あのさっきのこんにゃくだけど、絶対そのうち弁償してもらいますんで」バッキリいってきた。
それから、1週間くらい後かな、モノホンのスライムが届いたよ。ムッシュから。
そのとき思ったね。「ああ、これがスーパースターのやることだな」って。
途中で汗すって粘液になってたーらたーらいと引いて落ちてくんのよ。
いまから十数年前、高校生の頃に「M-1甲子園」というイベントに出た。
よしもとが主催、イオンが協賛の高校生の漫才コンテストであり、吉本が素人の高校生の中から未来のスター発掘するという意図がある大会なのだが、いろいろ不可解な思いをしたので書こうとずっと思っていて、昨年末のとろサーモン久保田の上沼恵美子への暴言、立川志らくのM-1での審査を評したブログがホッテントリになったタイミングで書きたかったが師走の忙しさで書く時間がなく無下にしてしまった。
もうタイミングを逃したのだが、今年のM-1まで取っておいても書くのを忘れてしまいそうなので、今このタイミングで書かせてもらう。
俺が高校生だった十数年前、地元のイオンでM-1甲子園なるイベントの予選があるので出場しようと友人から誘われた。
俺は中学の文化祭で、生徒が体育館でステージで催し物を披露するコーナーで中2から2年連続漫才をし、2年連続投票の結果優勝した。それまでギター覚えたてのヤンキーが稚拙な演奏を披露しイキがる場でしかなく、ヤンキー以外の出場は暗黙の了解で禁忌とされていた雰囲気の中において、ヤンキーの許可なくそこに割って入った俺の漫才が優勝したのだ。
中1の頃はオタク扱いされスクールカースト最底辺だった俺が、中2の文化祭からは学校の人気者となれたのだ。その年頃の女子というのはスポットライトを浴びた男だったら誰でも良いようで、それまで俺のことをゴミのような目で睨みつけ忌み嫌っていた女子どもが急に俺のことをチヤホヤしていたが、俺は奴らのことを恨んでいたので硬派気取ってまるで無視していた。今考えたらやれたかもしれない。
高校生になってから文化祭の時の相方とは違う高校に進んでしまい、相手も部活に勉学に励みたいとのことで漫才は続けられなかったところ、別の漫才をやりたかったという友人が俺をM-1甲子園に誘ってくれた訳だ。
予選通過したら東京で決勝があり、優勝したら賞金20万円貰えるらしいのだが、まあ、中学の時の相方は笑いのセンスもよく、俺の書いたネタに文句も言わずそのまま受け入れてくれ、相性もよかったので満足いくネタが披露でき爆笑をかっさらうことができたのだが、M-1甲子園に誘ってきた奴は笑いのセンスがまるで無いどころか俺の作ったネタにいちいち文句を出し、その割に自分でネタは書かず俺のネタをベースにまったくつまらない方向に改変を要求し、お笑いをやるっつってんのに道化を演じるのが嫌なようでかっこつける言動ばかり取りたがり、人を笑わせたいというよりスポットライトを浴びてただ女子にモテたいだけという性欲しか感じられない奴で、ああこりゃあクソ滑りするなあ予選絶対通過しねえなという未来しか見えなかったが既にM-1甲子園にエントリーしてしまったので後の祭りだった。
俺は学生ながらに雑誌の読者投稿コーナーや深夜ラジオでネタが採用され、ネット大喜利で優勝を経験している職人だったので、ネタ作りに関しては自信があったのにも関わらず俺の意図した笑いどころが全却下された挙句ただ男子高校生ふたりつまらない立ち話をするだけの漫才とは言えない地獄のような内容しか用意できずM-1甲子園の予選の日はやってきた。今もその日を鮮明に記憶している。
当日、そいつは気になっている女子をつれてきて、もうすぐ始まるつってんのに、つまらない内容だがネタ合わせだけはしておきたい俺を尻目に女子と2人でイチャイチャとイオンのゲームコーナーでずっと太鼓の達人をしていた。
高校生なので楽屋などなく、これから始まるショッピングモールの広場に用意された舞台周辺に出場するっぽい高校生がぞろぞろ現れ始めた。俺も1人そこで待っていると、出場するっぽい奴が近づいてきて「あれ?見ない顔ですね?普段どこでやってるんですか?」と声をかけられた。
見ない顔?普段どこで?純粋な素人の高校生が集まっていると思っていたのだが、こいつら普段どっかの舞台出てんのか?
質問の意味がわからないので「人前で漫才やるのはこれが初めてですね〜」と答えると、「あっ…」といった顔をしてそいつは離れていった。
通りすがりの子連れ家族の父ちゃんに「これから漫才やるんですか〜?誰が出るんですか〜?」と聞かれ「高校生の漫才コンテストです」と答えると、「なんだ〜素人か〜絶対つまんねえな〜誰が見るんだそんなの」と吐き捨てられた。俺がこれから出るんだよ!という不快になる一幕もあった。
するとイオンのイベント担当みたいな人が出てきて「これから始めます」と胸につける番号札みたいなのを配りだしたので、急いでゲームコーナーから相方を引っ張り込んできた。
審査員は吉本芸人だ。各地方に吉本の事務所があり、うちの地元の吉本芸人が審査員として招かれており、イベント開始直前に腰を低くしたイオンのスタッフに先導されながら会場へとやってきた。
すると、それまで会場でそれぞれバラけてダラダラしていた、これから出場する高校生達が一斉に一列に並び、もう夕方なのに「おはようございます!」と業界丸出しの挨拶で綺麗にお辞儀をした。
それに対し審査員の吉本芸人は「おう、頑張れよ」と一言いうと審査員席に着座した。
そんなん知らん俺はもちろん並ばず業界の挨拶もせず、ポカーンですよ。こいつら、全員吉本の息かかってるやんけ!
その瞬間、この大会の意図を把握した。これは、吉本の息がかかっている、将来吉本所属が決まっている高校生を集めて、あくまで素人として吉本が世間に紹介するイベントなんだと。
予選出場の高校生コンビは全部で10組、俺の他にポカーンとしていたのは1組だけだったので、確実に素人と言えるのは俺とその1組のみで、残り8組は吉本の息がかかってる連中なのだ。
じゃあ、どう転んだって完全な素人は絶対に予選通過しねえじゃねえか。これから俺が滑るのはわかりきっているとはいえ、一気に冷めてしまった。
いざ漫才が始まると、さすが審査員の芸人におはようございますと礼する連中だけあって普段から仕込まれているのだろう、みんなしっかりとしたネタをして、横で観ている俺は笑ってしまった。
けど、他の吉本の息がかかってると思われるコンビは、他のコンビのネタには一切笑わず鬼のような目で睨みつけていた。怖っ。
で、いざ俺の出番がきたが、ボケもなく笑いどころのないネタがウケるはずもなく、少数集まった観客が舞台に目を向けず全員が手元の携帯を見ているという、生きた心地のしない地獄のような時間だった。死ぬかと思った。
漫才が終わり、審査員が苦笑いをしながら「独特な世界観ですね」とだけ言った。
その後の出番だった「おはようございます」を言わなかったコンビもやっぱり面白くなかった。
もちろん吉本高校生の中から東京行きが決まり、もうこいつとは二度と漫才しねえと決めて、素人であるはずの高校生たちの不可解な行動に疑問を持って帰った。
次の日エゴサーチをしてみると、2ちゃんねるの芸人板で俺がクソつまんねえとボロクソに叩かれていた。死ぬかと思った。
その数週間後。
深夜に何気なくテレビをつけていると、地元ローカル番組で吉本若手芸人のネタを見て笑ったら罰ゲームというコーナーが始まった。
ローカルタレントがニヤニヤしながら口に牛乳を含み、そこに出てきたのはイオンで漫才をやった高校生たちだった。
えー!?もう「吉本若手芸人」って言い切っちゃってるじゃん!!じゃあもうこいつら素人じゃないじゃん!!
高校生という紹介もなく、あの日イオンで見た連中全員がその番組で「吉本芸人」としてネタを披露していた。
息かかってるどころか、地元ローカル局とはいえテレビの仕事受けちゃってる時点でプロだよね!俺の予想は正解に近かったのだ。
ええ、こいつらプロじゃんと思った俺は地元吉本の所属芸人一覧をネットで確認したが、あの高校生達は誰も所属芸人に名を連ねていない。
なんなの?やっぱり素人なの?どっちなの?謎は深まるばかりである。
その数日後、この連中は「素人なのかプロなのか」の事実が判明する。
学校から帰ってきてバイトに行く準備をしながら夕方のローカルワイドショーを見ていると、地元の芸人を夢見る高校生に密着した特集がはじまった。
そこで特集されている高校生は漫才コンビではなくピンなのだが、ただつまらないダジャレやギャグをするのみで舞台では滑り続け、ライブで勝ち上がれなく悩んでいるという。
仕組みはこうだ。吉本の事務所には芸人を夢見る高校生が次々駆け込んできており、ライブで勝ち上がれば晴れてプロとして吉本に所属できる仕組みで、そのピン高校生はプロを目指しているがライブで滑り続けてなかなか勝ち上がれないのだという。
吉本の稽古場みたいなところでネタ見せをして、社員なんだか作家なんだかわからないがその様子を見ていた大人からつまらない、それじゃ勝ち上がれないぞと叱責されそのピン高校生は悔し涙を流していた。
そのシーンで、あのイオンで見た高校生たちも映り込んでいた。特集は「頑張れ○○くん!未来のスターとして応援します!」と締めくくられた。
つまり、吉本所属のプロとは言い切れないが、「吉本預かり」として普段から吉本の舞台に出演していて、稽古場では吉本の人間からも指導されている。それで、たまにテレビにも「吉本芸人」として出演しちゃう。
もうこれは素人とはいえないのではないか。完全に吉本の息かかっちゃってるんだもん。
その当時、M-1甲子園で決勝を勝ち進んだコンビが実は松竹芸能所属(事務所ページにもプロフィールが記載されていた)だとわかり、M-1甲子園の「プロは出場不可」というルールを破っているのではないかとお笑いファンの掲示板で炎上していたのだが、それ言ったら出場している高校生の大半が半分プロみたいなもんじゃねえかと思った。
やっぱり、この大会は「素人の高校生の中から未来のスターを発掘」なんて意図じゃなくて、「吉本預かりの芸人を世間に認知してもらう」大会でしかなかったのだ。
その頃は世間で圧倒的な若手お笑いブームだったこともあり、素人の大会と銘打ったM-1甲子園ですらネットではちょっとした話題になっていたのだが
俺が高校を卒業する頃には審査内容の不透明性などが指摘され盛り下がる一方で、ネットで話題になることが全くなくなってしまった。
高校を卒業したら芸人になりたいと漠然と思っていたが、こんな経験をしたので絶対に吉本に入ることだけはないなと考えていた。
高校卒業後、イオンで見た彼らのコンビ名でググって現状を調べてみたのだが、そこから吉本に所属することなく芸人の道を諦めそれぞれ大学に進学したり就職したりしているようだった(そいつらのブログを見つけたのだが解散報告などをしていた)
そんな俺も相性の良い面白い相方を見つけることもできず、ピンでやる度胸もなく、そのまま普通にサラリーマンとなった。
その後M-1甲子園は「ハイスクールマンザイ」というダサいイベント名に改名し、一時はその様子が全国放送などされていたようだが全く話題になることがないのでもうとっくに終わったイベントかと思っていたら、今調べたら去年もやってたみたいだ。
これ書いた増田なんだけど、シュガーラッシュ・オンラインめちゃくちゃ面白かった!!
ディズニー映画が嫌いな人ほど見て損はしない映画なのではと思う。
まずね、ディズニー映画にGTA(グラセフのことね)が出てくるってだけで面白すぎる。そりゃあ、未就学児も見れるレートの映画だからストリップ小屋も立ちんぼも出てこないけど、やったことあるやつならニヤニヤしちゃうようなどうしようもなくGTAな世界が描かれてる。しかも、最終的にはそこにヒロインが住みついちゃうって展開も、是非は置いといてポリティカルにコレクトを追求した結果感があって良かった。
あと、主人公ラルフの気持ち悪いおっさん部分を取り出した分身がヒロインのベネロペに執着するシーンなんか見てられないくらいに良かった。
あ、そうそう。プリンセス全員集合のシーンも予想に反して良かったです。プリンセス達がインターネット内のディズニーサイトで働いてる設定なんだけど、その楽屋でスウェットのパジャマになってるところがキャバ嬢感しかなくて良かった。パジャマ姿を満喫した後、ドレスに着替えて出勤してくとこなんか最高。
そして、物語の最後ではラルフとベネロペが別々の場所で暮らすことを決める。劇中で2人の関係は親友として描かれてたけど、新しい生活を選んだ女が新鮮味のない男を捨てるための「前向きな(笑)離婚」にも見えた。しかも男側が未練タラタラの自分の執着心に向き合って、「俺だってめちゃくちゃ悲しいし嫌だけど、そんな姿キモいくて見苦しいだけだからやめろー!!」って説得までするんだからめちゃくちゃ泣いてしまった。
正直、子供向け映画としてはそんなに高く評価出来ないと思う。ファインディング・ドリーでさえ、最後はドリーに家族を見つけさせてあげてたのを踏まえれば。
コミュ障でキモいおっさんが新しい世界に行っちゃう幼女に執着して結局は捨てられちゃう身もふたもない映画だけど、俺にとってはめちゃくちゃ刺さって好きになってしまった作品です。
詩織「新たな愛を見つけるラブ発見型新感覚ラブリーラジオです」
詩織「ここでもちょくちょく話してたと思うけど。運転免許をとったのよ」
詩織「そのね…… テレビのお仕事で私服を何着も持ち込む企画があったのよ。それで、服をたくさん持って電車乗るのも嫌だったから、事務所の社用車を借りて、テレビ局まで行ったのね……」
詩織「そうあれね…… 楽屋で同じ事務所のみんなと雑談しているときに、その日車で局まできたことを話したりして……」
詩織「ゼッケンズとダークイルミネイトと月虹の導き手と羽衣小町とPCSと蒼ノ楽団とC5…… あたしはときめきオーシャンとして参加していたわ」
詩織「このフリートーク、登場人物がわかるとオチが割と読めるのよね……」
愛海「なんですかのそのミステリみたいな。えーっとかなり大人数ですね。というかこの番組、ユニット跨いでる人がたくさんいて、大変ですね。人数をすぐ計算できないですけど、詩織さん入れて二十人以上いるかな?」
詩織「そうね…… そうなのよ…… そのせいもあって、まあ失敗とまでは言わないけれど…… 大成功とも言い難い収録だったのよ……」
詩織「なのだけど…… 菜々ちゃんがちょっと怒った…… いや怒ったという言葉は違って、彼女のプロ意識に合致しなかった場面が多かったから反省会をしようという流れになったのね……」
詩織「そうなの…… ただ、この大人数で反省会しても何にもならないからって、各ユニットの最年長で集まろうということになったの……」
詩織「それで、その最年長メンバー全員で事務所まで移動するときに、楓さんが「詩織さん、送迎はSO OKですか?」って……」
詩織「あなたはわからないかもだけどね。免許とりたてで他人を乗せるの緊張するのよ!」
愛海「そんなもんですか……」
愛海「けどこれ断るのも、少し気まずいですよね」
詩織「そうなのよ、菜々さんはピリピリしてるわりに、楓さんはいつもの調子だし……」
愛海「あの二人仲いいですしね」
詩織「それで…… 仕方なく嫌々…… 各ユニットの最年長を乗せてテレビ局から事務所までを運転していたのだけど……」
愛海「えーっと、どなたがいるんでしたっけ。さっきユニットの名前だけ言われたから、誰がいるかちゃんと把握してなかったんですよね」
詩織「ゼッケンズとダークイルミネイトと月虹の導き手と羽衣小町とPCSと蒼ノ楽団とC5、最後にときめきオーシャン。これは私ね……」
愛海「ゼッケンズは愛梨さんですね。うひひっ、愛梨さんはこの時期お山が溢れちゃいそうな格好をしててうひひうひひ……」
愛海「蘭子ちゃんお洋服は黒で収縮色だからお山が小さく見えるはずなのに自己主張が強い立派なお山ですよね!」
愛海「凛さんって年上と絡むとき、同世代と絡むとき、年下と絡むときでお山の魅せ方が変わるんですよね。年下の子と絡むときは母性を感じさせる優しいお山になるんですよ」
愛海「この世界線の周子さんのお山はある人の占有地なので冗談でもアプローチかけると怒られるのでノーコメントです」
愛海「卯月さんって私には笑顔しかないなんて言ってましたけど、その笑顔で誰かを笑顔にできるその力こそがスマイルオブパワーなんですよね」
詩織「急にお山じゃない話で褒めるのなによ……」
愛海「あれ、そうえばこれってメンバーが跨いでるときはどうするんですか? C5とPCSって両方卯月さんが最年長ですよね」
詩織「まあそこは、別に柔軟によ。C5代表は菜々ちゃんね。言い出しっぺだし、リーダーだし」
愛海「そうですか。それで蒼ノ楽団は楓さんで、C5はさっき言った通り菜々さん」
愛海「みなさん素敵なお山の持ち主ですね!」
詩織「……私は運転して初めての信号で止まるときに気づいたわ」
愛海「なんでしょう」
愛海「……あー」
愛海「そこまですか」
詩織「私がここで事故したら、アイドル業界のパワーバランスが変わるのよ……」
愛海「パワーバランスより前に、詩織さんの人生が変わりますけどね」
詩織「もうね、道中後ろで菜々ちゃんがみんなに色々話していて、それはとてもとてもためになる話だったのだろうけど。
私はもう一切聞いてなかったわ」
愛海「そこまでですか」
詩織「言い方変なのはわかっていうけど…… あのとき私は運転失敗してたらみんな死んでたのよ!」
愛海「そりゃそうですけど」
アニメの感想の言い合いっこを夢見つつ感想を書き溜めていたら、夢は醒めないまま8月を迎えそうなので、増田に書いてみた。まだ観ていない作品もあるけれど、このままだと一つも完走できなさそうなので切り上げる。風呂敷の広げ過ぎはやっぱり良くない。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。
~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信。
~のみ最新話無料…対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信。
私はTVでアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。
なお、囲い込みをしているサイトの中ではAmazonPrimeVideoがゆるいみたい。他サイトでは有料配信しているか、放送後しばらくしたら見放題になったりする事がある。
特殊なアクション作画のスポ根アニメ。OPだけ既に10回以上見てるかも。ストーリーは高校のバド部を舞台にした群像劇で、「灼熱の卓球娘」や「響け!ユーフォニアム」に似てるけど、本作のバドは個人競技として描かれてる側面が強く、先の2作品とは違うキツさがある(灼熱の卓球娘は部内でランクマッチしてたけど)。また、主人公がとても卑屈な性格なのも輪をかけて強烈なストーリーに仕上がっている。そんな彼女らを含むバド部の子達がバドミントンを通じて変わっていく姿を描く作品。3話のエレナすごい良かった。バド部と関係ないメガネちゃんは、その「変わらなさ」が対比関係になってるのかな。
本作のアクションシーン(バドミントン)のクオリティが異常。バド独特のスナップを効かせた打ち方、ジャンプをする時の太ももの筋肉隆起、まるで実写のような(バストアップではなく)全身の動き、バレットタイムと3DCGを駆使して描かれるバドのシャトル等。インタビューによると、本作の作画工程は
とのこと(バドミントンは独特の動きが多く、想像だけでアクション作画をするのは限界があったため、実写を取り入れたらしい)。結果、まるで実写のような生々しい動きでありつつ、作画特有の柔らかさがある特殊な映像になっている。特に2話Bパートの試合はコマ数も非常に多く、「なにこれヤバイ」という感想しか出てこない。OPでアクションアニメーターが3人クレジットされていることからも、相当ガチの模様。
また先のアニメ「宝石の国」では、作画アニメが得意な演出と3DGCアニメが得意な演出の違いがちょっと話題になっていたけれど、本作ではそんな3DCGアニメが得意としていた「カメラが回り込むような演出」を作画でちょくちょくやってて、これがめちゃくちゃすごい。宝石の国が「作画アニメの良さをうまく取り入れた3DCGアニメ」とすると、本作は「VFX(ロトスコープ)の良さをうまく取り入れた作画アニメ」という感じかも。
あと、全体的に映画のような仕上がりになってるのが好き。強めの陰影や風景描写を使って心情を表現したり、オケ主体のBGMを効果的に使ってたり。加えてキャラデザがすごく好き。上記のアクションを綺麗に表現するための体格だし、加えて群像劇のシリアスさをうまく強調してる。
- 私が、聖地だ - でお馴染み日常系お仕事アニメ。体の中で起こっていることをエンタメ風に紹介していく内容。人の体は概ね、平和かつ物騒だった。
とにかくキャラデザが良い。メインの舞台は血管なので、白血球、赤血球、血小板(血液の45%くらいがこの3種)が主要な登場人物なのだけれど、赤血球は静脈にいるときと動脈にいるときで服の赤味が違うという謎のこだわり。白血球はマンガ→アニメの過程で着色されない(何故か肌の色も白)というデザインを返り血で彩るというすげえ発想、そして血小板ちゃんかわいい。血小板は1話で何をするわけでもないのに非常に作画熱量が高く、すごく惹き込まれた。自傷行為で血小板にいたずらしたい。それぞれの大きさは概ね、赤血球は7-8μm、白血球は10-15μm、血小板は2-4μmなので、その大きさも反映したデザインだとすると非常に3キャラとも完成度が高い。
そして、思った以上に専門用語のオンパレード。特に1話冒頭の「血管内皮細胞がぁあああああ」が好き。ただし作中で文字付き解説に加えて能登さんのナレーションが容赦なく入ってくるので、たとえ白血球が雑菌と殺し合いをしていてもあの声でナレーションがすべてを持っていく。エンタメとしてとても面白い。高校で生物を習っていればもうちょっと楽しかったのかな。
また、体というのは誰でもある程度関心のある分野なので、私も「あれをアニメでやってくれないかなぁ」がたくさんある。ガンとかアルコールとかインフルエンザ(ワクチン)とか骨折とか。
これまでの集大成。スタッフは2期のチーム。夏は終わっても山を登るお話。
これまでのストーリーを踏襲しながら進んでいく物語にグッと来た。教室での編み物とか、富士山の話とか、ロープウェーを普通に乗るとことか。筑波山頂のシーンなんかBGMが「スタッカート・デイズ」のアレンジったりしてすごく良かった。山の風景も引き続きムクオスタジオの綺麗な絵が見れるので、この先も非常に楽しみ。
「メイドインアビス」でおなじみキネマシトラスによる、闇のアイカツ。ミュージカル科に通う女の子たちの物語。2017年から同名のミュージカル(ライブ?)が行われている、アイドルアニメ。
アイドルアニメを殆ど観たことがないのだけれど、こういう登場人物が多い作品は、なるべく早い段階で各キャラの印象を視聴者に与えるため「ほぼ全キャラの自己紹介パートを設ける」とか「各キャラ同士の関係性を描くため、楽屋みたいなところでやいのやいのする」という描き方が多いのだけれど、その辺りの演出がとても控えめ。名前を言う流れも、表示する白文字のフォントもすごく良い。また「メインのストーリーをメインキャラ同士の会話で進めながら、音声なしの映像でその他のキャラ同士のやり取りを描く」等、声だけではなく身体表現によるキャラ紹介がすごくうまくて、各キャラを覚えるのが楽だった。
同様に、心象風景や陰影表現を使ってキャラクターの心の機微を描くというか、行間を読ませるような演出がすごく決まってて、まるで映画みたい。キャラ紹介に尺を取られるとこういう演出が難しいので、ほんとすごい。特に東京タワーから落ちるシーンとかほぼ静止画だし、演出の引き算がめちゃくちゃ優れた作品になっている。
演出の緩急が優れているといえば、特に1話ラストのミュージカルシーン。あそこまで劇的な転調は殆ど見たことがないかも。「輪るピングドラム」とか「天元突破グレンラガン」くらい?このパートでは、リアルでミュージカルを観ているときに感じる「五感が全て奪われるような不思議な魔力のようなもの」を、非常に高い作画熱量によって見事に映像化している。起きている事自体はファンタジーだけど、実際ミュージカルって超現実的な体験なので、もし映像化するなら本作のような感じが一番近いのかもしれない。マジですごい。
本作の音楽を担当するのは、「宝石の国」「宇宙よりも遠い場所」でお馴染み藤澤慶昌。題材が歌劇なので、劇的なオケがメインなのだろうか。もう劇伴だけでご飯3杯はいける。
Netflix独占
100年くらい前の日本を舞台にした、殺し屋家業の日常アニメ。ヨルムンガンドみたいな?ゴリッゴリのP.A.Works作品。
まず戦闘シーンの熱量がヤバイ。京アニの作品「境界の彼方」の戦闘シーンくらいすごい。純粋にアクションがぬるぬるというのもあるけど、加えて出血表現がめちゃくちゃ美しい(境界の彼方も出血表現きれいだよね)し、SEが圧倒的にヤバイ。一撃を防いだ三節棍の音とか、マシンガンの弾丸が石畳に刺さる音とか、横転した車が鉄橋のフレームにぶつかる音とか(やっぱり音響効果:小山恭正だった)。挙げるとキリがない。ヨルムンガンドやGGOみたいに純粋な銃撃戦ではない(強いて言えば異能バトル系)ので、色々な戦闘音が発生する。これはこれで耳が幸せ。横山克の音楽も最高にかっこいいし、とても戦闘シーンの中毒性が高い作品。
また、舞台となる大正〜昭和の町並みがめちゃくちゃ丁寧に描かれている。東京駅から始まり、看板建築の町並み(ということは震災後。新聞を見る限り1930年頃っぽいけど)、和洋入り混じった街ゆく人々、自動車、路面電車。主人公たちの向かった邸宅も和洋の融合した、時代を感じる日本邸宅。ちゃんと道場、和室、洋室、洋風庭園など網羅していて強いこだわりを感じる。その後出てくる、街灯に照らされた夜の町並みも非常に美しい。背景美術を担当しているのはスタジオなや(有限会社GREENが解散後、事業を継承した会社)。モブで言えば、特に日本の警官の描き方がすごい活き活きしててめちゃくちゃ好き。あと邸宅の主人も、葉巻に火をつける仕草がすごく良いのでぜひ見てほしい。
AmazonPrimeVideo独占
いろんな愛の形を描く、狂人の手記。ガンガンJOKERという雑誌は魔境かなにかなのだろうか。子煩悩な主人公が愛のためにあらゆる受難と戦う話なので、概ねハートウォーミングなストーリー。久野美咲(先のアニメ「ひそねとまそたん」では甘粕ひそねを好演)のグロい演技もあってしおちゃんマジ天使。
1話ではヤバイ主人公がバイト先のヤバイ店長を打ち負かす話なので、ともすれば勧善懲悪ならぬ勧悪懲悪、ダークヒーローみたいな話っぽい?のだけれど、ちゃんと1話のなかで「その限りではないからこその狂人」であることが描かれているのが好き。
狂人の話でいえば「殺戮の天使」も狂人の話だけど、あっちは狂人であることに対して自覚的な登場人物の話で、ディケンズの短編「狂人の手記」も『実は私、狂人だったんです!』みたいな話。対して本作は無自覚な狂気を描く作品なので、めちゃくちゃ怖い。また彼女は非常に器用な女の子なので、あらゆる困難を自力で乗り越えてしまいそうな悪寒があって非常に良い。主演の花澤香菜といえば、物語シリーズではヤンデレ子ちゃんこと千石撫子を演じていて、あっちも後者(無自覚)の話だけど、物語シリーズが「恋に恋する女の子の話」に対して、本作は「愛に目覚めた女の子が、愛の力で頑張る話」みたいな、ステージの違うヤンデレ物語になっている。どっちも好き。
主人公の心にフォーカスを当てた、とても静かな演出が印象的。彼女の感じた穏やかさ、満たされた感じ、燃えるような敵意が、とてもかわいいキャラデザや演出によって描かれているのでなおさら強烈に仕上がっている。
制作のEzo'laは初元請けっぽいので、ぜひうまく行ってほしい。
AmazonPrimeVideoのみ見放題
アニメで観るOUTLAST。原作の脱出ゲームのシナリオを踏襲したストーリー。とはいえパニックホラーでもなく(1話は結構その気があるけど)、主人公の心情を丁寧に描いている。また「主人公だけがマトモ」ではなく全員やばい人なので割とツッコミ不在のブラックユーモアボケ合戦みたいになってる。
ストーリーの縦軸はフロア移動→その階のやべーやつに気をつけながら謎解き→フロア移動なのでやや単調になりがちだけど(ずっと室内だし)、全体的に凝った演出が多いのでずっと緊張感があるし観ていて飽きない。OUTLASTみたい。ゲームの雰囲気をそのままに「主人公の視線」をうまく映像化していて好き。音作りが岩浪美和と小山恭正なので、バトルシーンもとても良い。大鎌がシンクの金属板に刺さる音とか。
昨日、信じられないニュースを見ちまった。
イラストサイトとして有名な『Pixiv』の現社長が、当時未成年だったアイドルにセクハラしちまったらしい。(これね https://www.buzzfeed.com/jp/takumiharimaya/2zicon-01?utm_term=.mdkm9NPZr#.tiVAJWPN1)
・京都旅行に強引に同行し、同じ宿の同じ部屋に泊まることを強要した
の三つらしくて、上二つについては社長本人も認めてるらしい。
うえー、気持ち悪い。
気になって社長のことを調べてみたら、こんな記事も出てきた。(https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20180506-00084885/)
どうやらこの永田寛哲っていう社長は、前の取締役だった伊藤さんとか片桐さんとかを追い出して自分に都合の良い人事とかもしていたらしい。
いつの間にかトップが変わってたのね、Pixiv・・・・・・。
いや、間違いなくセクハラだからマズいに決まってるんだけど、そうじゃなくてオタク社会的に。
知らない人向けに言っておくと、Pixivってイラスト系のSNSでアニメとかマンガの絵が日本一投稿されてるサイトなのね。
要するに俺みたいなオタク御用達のサイトってわけ。実際、ログインしない日なんかほぼないし。
そこを運営してるトップが、こんなゲスいセクハラ事件を起こしちまった。
っていうのは、Pixivっていうサイトは割と「偏見」が持たれやすくって。
やっぱりR-18の作品・・・・・・要するにエロいイラストとかエロい小説も投稿できるから、「青少年にとって有害」だとか「女性軽視を助長している」とか言われやすいサイトなんですよ。
実際こんなこともあったし(https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/jsai2017-r18?utm_term=.enLGEK2kl#.moWmNvP56)
分かりやすく言えば「オタクは犯罪者予備軍=そいつらが多く集まっているPixivは性犯罪の温床」って感じ?
俺自身はオタクなので、正直そういう「偏見」は「勘弁してくれ」って思う。
例えばエロいマンガでもロリコン向けの『コミックLO』とか、その手のことに関してけっこう努力してるんですよ。
「実際の児童には手を出すな」的なニュアンスの広告を作って読者に訴えたりね(http://news.livedoor.com/article/detail/3705689/)。調べればもっと出てくるよ。
一番有名なのは『YESロリータNOタッチ』っていう標語かな?
ともかく、「現実の女性に危害を加えない」っていうのがオタク社会の暗黙のルールなんですよ。
いや普通に社会的なルールなんだけど、オタク、特にエロい表現に足をつっこんでいるような人間は、そのことに人一倍気をつけてるわけ。
なにせ、内容が内容なもんなので。
正直、知らない人から見たら「グロくて見るに堪えないマンガやイラスト」もたくさんあります。
現実だったらセクハラは問われて当たり前、性犯罪に当たる描写だってごまんとあります。
そんなものがどうして許されるのかっていうと、もちろん「現実じゃないから」。
どんだけ「作品」の中で女キャラにひどいことしても「これはフィクションだから、二次元の世界の話だから」っていう意識が俺らオタクの中には常にあるの。
聞いたこともあるかな? 「二次元のキャラに人権はない」って言葉。そういうことね。
逆に言えば「二次元の世界で好き放題する分、現実の人権ある女性に一切危害は加えません」っていうのが、俺たちオタクが世間を説得するために使ってた理屈なわけ。
それが俺たちオタクのルールで、そうやってコツコツ地道に信頼を積み上げてきたわけ。
それなのに、今回の事件。
オタク御用達のイラストSNS最大手の現社長が「現実の」アイドルにセクハラだってさ。
旅館の同室宿泊やマッサージの強要、それどころか着替え盗撮の疑いまでアリ?
やってくれたな永田寛哲。
お前、一番「オタクは犯罪者予備軍」っていう偏見に対抗しなきゃいけない人間だろうが。
なのに対抗するどころか、あたかも「やっぱりその通りでした」みたいな行動しやがって。
ふざけんな。
どうすんだよ。
これじゃ「やっぱりオタクは現実の女性に危害を加えるんだ」って世間から思われても仕方ないぞ。
「経営のトップがこれなんだから、やっぱりPixivは危ないサイトなんだよ」って言われかねないぞ。
バカヤロー。
もう実際に事件が起こってしまった以上、Pixivが取るべき行動は一つしかない。
今回の一件を理由に社長を解任することで、Pixivは企業として「実在の女性へのセクハラを断固として許さない」という姿勢なのだと世間に示すべきだ。
きちんとトップを入れ替えることで、3000万を超えるPixivユーザーが「セクハラに荷担する人々ではない」と擁護するべきだ。
それがオタク御用達のイラストSNS最大手として果たすべき責任だし、信頼を回復するための唯一の方法だ。
こんなニュースが出たのに社長を続投させれば「企業としてセクハラを容認するのか」なんてバッシングを受けるのは必至だし、何より「オタク向けのアイドル」っていう文化への悪影響も出かねない。
こんな気持ち悪いセクハラがまかり通る世界で誰が「アイドルをやろう」なんて思う?
脱衣所にカメラを仕掛けた疑惑のある男の自宅を改良した「アイドル寮」なんて誰が入りたいと思う?
誰もいなくなるよ、そのうち。
現実のアイドルにセクハラ行為を働いた永田寛哲社長を、俺は一人のオタクとして許しません。
もしも今回の一件を見逃してしまえば、「オタクは犯罪者予備軍」っていう散々言われてきた偏見を「真実」にしかねない。
きちんと声をあげることで「二次元の世界でどれだけひどいことをしても、現実の女性には危害を加えない」というオタクの大前提を少しでも取り戻したい。
余談だけど、被害者のAさんだってこんな思いをしたくてアイドルになったわけじゃなかったはずだ。
大勢のファンに夢と希望を届けるステージに立つことに憧れてアイドルになったはずだ。
この一件に関して「アイドルなんて商売をしてればセクハラの一つや二つあって当然なんだから目くじらを立てるな」みたいに言ってる人もいるみたいだけど、少なくとも俺は同調できない。
もしも輝かしいアイドルの楽屋裏がセクハラまみれなのが「現実」だったとしたら、なおさら声をあげなきゃいけない。
「夢物語」にあふれるマンガやアニメの文化で育ったオタクなら、セクハラを糾弾することで現実に反抗して、Aさんのいた世界を「理想」のそれに近づけていくべきだと思うからだ。
アーティスト本人がライブの度にライブ前にツアートラックに会場名と日付を書いてるらしい
それをヲタクが見ててもよくてその時撮影も可能で、楽屋に戻るアーティストがハイタッチもしてくれると
ただ別段どこで何時に行いますという告知もない(搬入口で開場の1時間前ぐらいにやることが多いとは参加し続けてる友人談)
それに友人が必死になって参加してて朝から並ぶんだだの、今日貼る位置からみて中央になるように陣取るんだ等熱弁中
第三者からみてるとツアーのはじめの方に勝手にヲタクが集まってしまって仕方ないからイベント風味で開催してる気がしてならないんだけど
友人にしてみると「立派なイベント」で「大々的に告知もされてる」と主張してて困ってる
たしかに公演終わりに「今日もツアトラに落書き!こんなに集まってくれてありがとうございます」って公式Twitterには書いてはいる
でも終わったあとのことは告知とは言わないし
搬入口という会場の裏側でやってるなら一般参加の人たちが当日その場で気付く術はないし
もし公式Twitterを見てて事前にあることを知っていたとしても開催場所は分からないし
後から知ったところでツアーに何回も参加するヲタクじゃないんだから次参加できるわけじゃない
全然効果ないどころか聞く耳塞がれてしまった挙句、一方的にこっちが悪者として仕立て上げられてしまった
なんで諭してるかっていうとそんな友人に誘われてそのアーティストのFCツアーに参加することが決まってるから
迷惑行為してる友人をみたくないしそれの隣にいたくもないしそもそも悪者になってるから友人の知り合いのヲタクにも毛嫌いされてそうでほんとどうしよう。。。
FCツアー行かなきゃいいじゃんって話なんだけどさすがに参加費十数万円かかってるから出来たら無駄にしたくない
禿げそう
そこまで言うなら俺がデレアニに失望した点に反論してみてくれんか?
結局最後まで、運だけでシンデレラになり大企業の庇護下でぬくぬくやってる連中の話でしかなかった。
このアニメでアイドルが必死で頑張ったりファンのことを考えた描写なんてほとんどないよね。
健くんがラジオで毎日楽屋挨拶をするように伝えてくれたお陰でjrもきっと反省していると思います。
もしかしたら初日・千秋楽しか挨拶をしない習慣だったのかもしれないし、座長が毎日挨拶をしなくて良い派だったからそれに倣ったのかもしれない。だけどもそれは外に出たら非常識なことだから、今までのなんとなくをぶち破ってでも、誰かが教えなきゃいけないこと。健くんが後輩に反省する機会を与えられる存在になったこととても嬉しく思います。
だけど私はそんなこと知りたくありませんでした。
これから舞台を見る時、健くんが楽しそうにjrと話していても内心どこかモヤモヤがあるのかもしれないだとか、この子が挨拶した子でこっちがしなかった子だとか、この三宅担は昨日jr担を叩いてたのかもしれない、このjr担は健くんを批判してたかもしれないだとか舞台に集中したいのに雑音がたくさん入ってきてしまいます。さらにjr担は挨拶が出来ない子を応援しているという罪悪感を持って劇場に入らなければならないかもしれない。
健くんが後輩に教えたかったことは、観客にわだかまりを残し、周囲に傷をつけないと教えられないようなことですか?
健くんが挨拶が出来なかった時は先輩のファンにも、自分のファンにも、まったく無関係な一般人にも怒られましたか?
あなたが大切にしている後輩とそのファン、さらには健くん自身のファンすらも軽率に辛い状態に追い込んでいることが悲しくて仕方ないです。
座長が作り続けてきたエンターテイメントに汚点を作ったのは間違いなく健くんです。
健くんがファンに叱ってもらいなさいというから私は心を鬼にして健くん宛にこのブログを書いています。
これから健くんにファンレターを書くどなたかにおねがいです。健くんにこういう感想もあったと伝えてあげてください。
そしてjrを叩いてるV担へ。
あなたが今叩いてる人達は何年も滝沢秀明の舞台をバックjrではなく、一人の出演者として舞台で戦い続けてきた人たちです。滝沢歌舞伎においては、健くんの先輩です。きっとDVDすらも見たことないだろうけど座長が育てたパフォーマーです。見もせずに、見るつもりもないのに知った気になって、人様の舞台の出演者を叩くことは恥だと思います。
詳しいことを書いて身バレでもしたら辛いので特には書きませんが地下アイドルをやっていました。これから書くことは軽い気持ちで地下アイドルになろうとしている人、そしてドルオタに捧げます。
正直活動はかなり辛かった。
わたしは程々に街で声をかけられる程度の顔ではあったけど、正直そんなに可愛いわけではなかった。面倒臭がりだからメンバーのやる配信などもろくにやらず、レッスンも面倒だし、いつも現場に来てわたしを推してくれる人は0~1人。
でもやめる間際になってから垢抜けたのか(開放感?)可愛いと言って物販に来てくれる人もいた。もっと早く出会っておけばよかった。そんな言葉を聞いていたらなんだか腹が立った。どうせ早く会ってても主現場が忙しいって言って来なかっただろうに。
顔がまあまあかわいい。自分に自信がある。レッスンも辛くないから真面目にできる。運営と上手にやっていける確信がある。そういう人しか向いていないのだと思った。
楽屋でずっとオタクの悪口をいうアイドル、人数が多いくせに荷物を広げて通行を妨げるアイドル。男かどうか知らないけどいつまでも電話をしながら「殺すぞ」「死ねよ」などと言ってるアイドル。全部私が遭遇してきたアイドル。
裏の顔なんて知らない方がやっぱりいいと思うしアイドルと繋がろうなんて思わない方がいいと思うよ。わたしはそんな気一切なかったけど。
もう多分二度とアイドルはやらないと思います。チェキ1枚撮って貰えるお金は300円。まじで地下アイドルなろうとしてる人は覚悟決めた方がいいよ。
支離滅裂な読みにくい文章でごめんなさい。やめてからしばらく経つけど思い出すとほんとに色々書きたいことがあったんですよね。とにかく私の言いたいことは以上です。
あと、在宅オタクの「応援してます」ほど頼りない言葉はないので1度だけでも無理して現場来てくださいよ。それだけでこっちの気持ちは救われるから。
詩織「新たな愛を見つけるラブ発見型新感覚ラブリーラジオです」
詩織「愛海ちゃんと前のお仕事で一緒だった晴ちゃんがついてきて…… ブースにまで入ってきたんだけど…… どうしたの?」
晴「しんじらんねー!」
愛海「誤解なんだよお…… 本当にただただ誤解なんだよお……」
晴「お前なにしてたか言えよ。正直に言えよ」
愛海「ほんとに…… 誤解なんです…… 何もしてません……」
晴「いえっつうの」
愛海「もおおおおお!!!! 楽屋で仕事してただけだよ!!! 何してたっていうのさ!!!!!」
愛海「だから! 楽屋で! ノートパソコンで! 資料の映像見てただけだってば!!!!!」
詩織「……普通じゃない。振り付け覚えたりでしょ。晴ちゃんも見るでしょ」
晴「雫とくるみと里美がきわどい服装で体操してるやつだぞ! なんの参考にすんだよ!!!!」
愛海「推薦文! 帯の推薦文書くお仕事なの!!! お山の伝道師棟方愛海推薦なの!!!」
晴「じゃあ周りに散らばった湿ったティッシュは!!!! なんなんだよ!!! 俺らのライブの楽屋で!!! 乳をぷるんぷるんさせた映像見ながら!!! なにしてたんだよ!」
愛海「花粉症なの!!!! 鼻かんだだけで何もしてないから!!!!」
晴「はあ? なんでだよ! 楽屋でこんなことする方がどうかしてるだろ!」
詩織「……いや、しないでしょ」
晴「だろお!」
詩織「そうじゃなくて…… そういう行為をしたと勘違いしないでしょ……
きわどい映像とティッシュを見ただけで…… すぐそれって…… 思春期にも程があるわよ……」
晴「……え?」
愛海「そうだよ!」
晴「いやいやいやいやいやいや! だ、だって、女のエロい格好の映像見てティッシュ使って、明らかだろ! 兄貴とか毎日してるんだぞ!!!」
詩織「……」
愛海「……」
晴「……あれ?」
詩織「……恥ずかしい子」
晴「……だ、だって」
詩織「……そもそもなによ。なにと勘違いしたか言って見なさいよ……」
晴「い、いや、だから、その……」
愛海「いえいえー!」
晴「その…… なんだ…… あ、あそこを……」
詩織「にやにや」
愛海「にやにや」
詩織「……というわけで、ゲストが来てるのでコーナーを一緒にやりましょう」
晴「もういい! 帰る!」
愛海「まあ、してたんだけどね」
詩織「……そりゃねえ」