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2024-08-31

知らなかったこ

・しょっぱいみたらし団子があること

関西人Suicaを持っていないこと

山本太郎芸能人だったこ

昭和インターネットがなかったこ

ドラえもんの作者は元々二人いたこ

コロ助存在

ネイルサロンは昔はこんなになかったこ

エレベーターガールという人がいたこ

任天堂トランプを作っていたこ

・昔はタッチパネルがなかったこ

・小さいCDがあったこ

ビデオテープというテープがあったこ

・録画予約するのも大変だったこと(テクニックがいる?)

カラオケは本を見て番号で予約していたこ

写メの由来(写真メールで送れるのがすごかった時代があったらしい)

・車の窓を開けるのに自動じゃなかったらしい

・外で電話するためのカードがあったこと(テレホンカード?)

レコードは知ってるけど雑誌レコードがついてたらしい

テレビの画面はガラスだった(重そう)

村上隆が嫌われる理由

「俺は海外オタク文化翻訳して伝えてあげているんだ」発言

村上がこの発言をした2010年頃であれば、ある程度は説得力のあった発言かもしれない。

しかし今や漫画アニメ複数言語翻訳され、日本海外時間差なく配信される事態であり、もはや村上のような中間業者必要ない。

そもそも村上知名度があるのは「海外アート業界」内だけなのに、「海外に向けて」は嘘・大げさもいいところだ。

アート業界転売ヤー界隈と同じ

現代アート作品投資対象であるコレクター作品が好きだから買うのではない。将来価値の上昇が見込めるから購入するのである

クリエイターゴミを作り、アート評論家ギャラリーアート雑誌神輿に担ぎ、投資家ぶりたい小金持ちが買う、というダサイクルだ。

近年のガンプラポケモンカード界隈のようなもので、作る側もグルになっている分より悪質だ。

海外転売ヤーにお前らの作品を売ったらみんな絶賛してくれたぞwww」と言われて喜ぶクリエイターが居るのか。

カオスラウンジを持ち上げた張本人

村上隆はpixiv,東浩紀と組み「彼らこそ日本ARTの新しい射程だ!」と言ってカオスラウンジを大々的に押し上げた張本人である

カオスラウンジ2011年ネット画像をパクったことを開き直ったのが原因でネット大炎上し、2020年には代表黒瀬陽平女性社員との不倫裁判沙汰になったことが原因で活動停止した。

黒瀬カオスラウンジ活動の中で「日本悪い場所であり、我々はそれを打破する新しい表現を~」と宣っていたが、結局女性スキャンダルという日本文系業界あるあるで失脚することになった。

黒瀬陽平こそが「悪い場所」の体現者であり、そんな輩を持ち上げていたのが村上隆なのであった。

魔法少女アニメ映画製作

オタク業界でも何かしらの実績が欲しくなったのか唐突アニメ映画を作りだしたが

出来たのはまどかマギカ流行に数年遅れて乗っかったような駄作アニメであった。

・他のアニメにない目新しさでもあれば良かったのだが、結局オタククリエイターとしてもダメ、という評価が固まってしまった。

2024-08-30

私の『産後の恨みは一生』エピソード

推敲してないので途中で口調が変わるけれど許して。ブームが去る前に公開しておきたい。

2000~2001年の話です。そのときまれた娘は健康に育ち独立して離れた場所生活。私は当時の夫とは娘が1際の時に離婚し、その後、娘の高校卒業と同時に別の相手再婚しました。

情報だけでおわかりの通り、産後の恨みが原因で離婚しました。そして産前から出産の時も含めて広い期間ダメダメだったので、『産後の恨み』どころか『出産前後およびその他諸々の恨み』が正しいかも。今はもう相手のことを恨んでいることはありませんが、それはスッパリと関係を断ち切ったからであり、今でも共同生活を送っていたなら、頭の中でグチグチと恨みを反芻させ骨髄に入るまで温存させていたでしょう。

当時の夫とはデキ婚でした。この時点で当時の自分説教したいのですが二十歳そこそこの世間知らずの恋愛脳だった自分には、説教したところで、どんな言葉右から左に貫通していったこと間違いなし。ほんとにしょうもない体験して失敗しないと脳に染み込まない。本当のうえで理解したのは全部が終わって数年たったころだったと思う。相手もまた1歳年上の二十歳過ぎたばかりのペーペーです。

この時点でアカンと思うでしょ。私も書いてて「こりゃ、アカンわ」と思ってる。

とにかく妊娠きっかけに結婚し、新居として安アパートを借り新生活開始。妊娠による体調不良であれよあれよと働けなくなり退職

田舎だったこともあり『育休産休』という制度はあっても実際に取っている人が周りに居なかったため、辞める以外の選択肢があるなんてその時の自分には思いもよらなかった。男性だって明らかな労災でも自己負担病院に行ったりしていたのが普通だったため、そういうものだと思ってました。

というより育休とる以前に、安定期入る前に何度も貧血を繰り返し、ホルモンバランスが崩れて顔・体全体にアトピーが出てしか赤ちゃんのために薬も飲めず、肌がグルート(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにでてくる木のやつ)みたいな見た目になって人前に出るのがまず精神的に無理になった。膿んで乾いたカサブタが、振り向くたび、お弁当を食べて大きく口を開くたびにこぼれてデスクの周りが汚れた。客前に出ることはおろか、お茶を淹れることも、書類仕事にも支障が出た。上司(女性)からはその都度迷惑そうに「もうお茶淹れなくていいから」「書類汚れてるので、長袖かつ手袋できないだろうか」「また貧血? もう帰ったら?」と言われた。

「働きたかったけれど、働けなくなった」という気持ち微塵もなく、逃げ出すように退職して、もう人前に出なくて済むと思ったのが当時の心境。自分視点で書いてるから被害者っぽい書き方になっちゃうけれど、上司視点から見て私は困った対象だったと思う。ギリギリ人員で回している仕事を私の都合で滞らせていたので、迷惑だっただろうなと。当時は優しい言葉をかけて欲しかったけれど、求め過ぎな気がする。今、自分は同じ立場になって、昔の自分のために当事者気遣い言葉をかけるようにしている。

ホルモンバランス不安定で誰にも会いたくない状態病院通いだけしていたころ、夫の友人がお祝い持って当日にアポ無しで現れた。

こんな顔で人になんて会いたくなかった。しかし部屋が汚かったので、リビングに座ってもらいながら大急ぎで片付け、その周りの掃除機をかけた。すごく迷惑そうな顔をしていたと思う。夫友人が少しだけ話しをして申し訳無さそうにお祝いを置いて帰ったあと、夫には「せっかくお祝い持ってきてくれたのに」と小言を言われた。自分自身も申し訳ない気持ちになって落ち込み、具合が悪いからと部屋で休んだ。

8時過ぎに目が覚め、夕飯を用意してなかったことを思い出して、「ごめん、夕飯用意してなかった」とキッチンへ行った。夫は優しい気遣う声で「気にしなくていいよ。もう食べたから」と。シンクにはカレーヌードルの汁だけ入った箸の刺さった容器と、お湯を沸かしただけなのに、そこら中にお湯が飛び跳ねている状態になっていた。もちろん外装フィルムもそこに横たわっている。なんならストックしてないはずのパックご飯のカラもあったし、ゲームしてる夫の脇にはポテチもあった。コンビニで買ってきたのだ。そして私の夕飯はもちろん買ってきておらず。

その光景だけ見て、私は脱力し再び寝室に戻った。夫から「〇〇(私)の分どうする?」という言葉もなく、朝起きたら、ゴミゴミのままそこにあった。私のことを気遣ってほしかったし、自分で出したゴミ自分で捨てて欲しかった。けれども、当時は言葉にするのも面倒で、ただ黙ってゴミを捨て、キッチンキレイにしてから朝ご飯を作った。

夜の生活も続いていた。妊娠のある期間は中出しOKボーナスタイムという知識はあったらしい。

それで妊娠はしないものの、出されたものがそのまま留まってくれるでもなく、しばらくして排出されたものトイレで流す必要があって億劫だった。ゴムをしているときより滑りが良いと判断したのか、回を重ねるごとに前工程が雑になっていって辟易した。ついにはキス、胸、即挿入になってビックリした。今、書いてて不思議に思うけれどグルート肌の女を良く抱けたな。

そして臨月お腹が大きくなって寝返りもうてなくなった。腰も痛いし、便秘になるし、車に乗れば車酔いするし、妊娠間中は種類の違うあらゆる不調が手を変え品を変え一身に降り掛かった。体型が変わって服も替えなければならなかったが、幸いなことにホルモンも安定期に入ったらしくこの頃には、「ちょっと肌荒れが酷い人」くらいまで回復した。買い物している時、重い荷物など明らかに大変なものは持ってくれたが、かがむ必要がある軽いダンボールなどは放置され、お願いすると「これくらいでも?」と言われ、「これくらいでも」と返した。夫のぺったんこのお腹が恨めしかった。

そして出産。予定日になっても生まれず、あらかじめ病院入院して陣痛促進剤を打って臨む運びとなった。前もって出産日がわかるというのはありがたい。夫は有給をとって分娩直前まで一緒に居てくれることとなった。(立ち会い出産は断られていた。このころ周囲でもテレビでも今のように「立ち会いがむしろデフォルト」のような時代でもなかったので、そういうものかと受け入れていた)

朝一番から付き添ってくれるハズが夫は来なかった。夫が居なくても処置は進む。促進剤を入れ、やがてジワジワと兆しらしい変化が現れ、そして昼過ぎには痛みは最高潮。それが夕方まで続いた。

夫が現れたのは14時過ぎ。あとで聞いたところ朝方までゲームしていて寝過ごしたそう。出産までの陣痛マックスの時も夫は病室の隅っこの椅子にちょこんと座り、手を握ることもしてくれなかった。原因不明子ども心音がとまり、慌ただしく右往左往する先生助産師さんの邪魔にならないようにしたかったのかも。メチャメチャ苦しがってる私に何をすればいいのかわからなかったのかもしれない。夫は部屋の隅で怯えていた。

原因不明心停止は、あるとき突然原因不明のまま復活。そして分娩。生まれた。

いざ、産み落とす!となった瞬間から急に助産師さんが鬼軍曹になって叱咤してきて、まじでビビった。命に関わることなので、それくらい追い立てなきゃスムーズにことが運ばないんだと思う。それは出産後の入院時期にも続き。いろんな助産師さんがいる中で、比較若い人は穏やかに経験値の高そうな人ほど厳しくビシビシと授乳や寝かしつけ、沐浴などの指導がされた。(そして点滴やらおっぱいマッサージやらは、そういう厳しい人ほど巧い) 結婚する以前までは、自分の目指すべきところは『プリンセス』にぼんやり置いていたけれど、出産した直後からは『ソルジャー』になることを求められた。そうしないと子供が死んでしまう。強く賢く逞しくならないといけない。生まれたての弱々しい我が子を抱いて、自分の目がカッと見開いたような気持ちになった。

入院中、夫はあまり見舞いに来なかった。義両親が来た時に案内して少し話してすぐ帰宅。2~3週間の入院期間の内、来たのは3回くらい。夫が毎日会社帰りに寄って、面会時間ギリギリまで一緒にいる同室の夫婦たちを眺めていたので羨ましかった。

退院の数日前、夫に「◯日の◯時に、車で迎えてにきて欲しい」とお願いしたら、「出産日に休んだので、会社申し訳なくてもう休めない」と言われた。は? 真冬に、新生児を抱えて、2週間分の入院荷物と、これからのためにと持たされたオムツやら何やらを一人で家に持ち帰れと???? 私、ついこの間、股が裂けて縫っているので、重い荷物とか持って踏ん張れないんですけど?

退院日なんて入院する前から決まってた。しか出産日に休みをとったって、お前現れたの午後じゃん! ゲームして寝坊してきて、来たあとも全っっっっ然、役に立たなかったじゃん! 実際の処置医療者じゃなきゃ無理にしても、励ましの言葉もかけてくれなかったじゃん。さすがにキレて怒った。そしたらキレ返された。「お前に俺の何がわかる!」

全然からない。苗字も体調も体型も仕事生活も変わらず、私がこれまで持っていて失ったものほとんど失わず健康体で子供のことを気にせず働けて、余った時間ゲームを楽しめる人の気持なんて何一つ。

結局、退院日は母にバスで来てもらい、帰りはタクシーを使った。

帰宅後、愕然とした。部屋が寒かった。お互い地元結婚し、新居を構えたのでそれぞれの実家が近い。私の入院中、夫は実家に帰ってご飯を食べそのまま寝泊まりをキメていた。人の住まない北国の部屋はひとき寒い。そしてうっすらとそこら中に積もった埃。休日は家でゲームを過ごしていたらしい場所だけ埃はなく、人型にそこだけ綺麗だった。ゲームドライヤーもコップも出しっぱなし。何かあればうっかり死んでしま新生児が私の腕の中に居た。「赤ん坊ウィルスから守って」と言われた退院していた。ストーブを焚き、母に子供をみてもらいながらそこら中を掃除をした。この件に関しては怒ったら素直に反省してくれた。キレ返さないだけでも嬉しかったのを覚えている。

さて、ここから季節が変わるまで記憶が定かじゃない。どうやって新生児期を乗り越えたのかとんと思い出せない。若くして子供を産んだこともあり、体力があった。「母親になった。子供を死なせちゃいけない」という、これまでにないプレッシャーアドレナリンみたいなものがドバドバ出ていたと思う。夜泣きも平気だったし、数時間おきの授乳も辛いとは思いながらも、病院で指示されたとおりにやれた。私は助産師さんから指導甲斐あって『ソルジャー』にクラスチェンジしてたのだ。ある時、友人に誘われコートを着て買い物に出たら、「え、なんで暑いの? 空気が張り詰めてなくて穏やかなんですけど!!?」となって春の訪れを知った。

夫は沐浴とか『これは父親役割』という分かりやすいことはやってくれた。混合で育てていたので、哺乳瓶での授乳もお願いすれば嫌な顔せずやってくれたし。夜泣き対応も、私の腕が限界になればやってくれた。当時はありがたいと思っていたけれど、今の価値観だと足りてないですね。

そして決定的に離婚の原因となった出来事が明るみになる。

ある時、子供に急な発熱があって、でも保険証は夫のカバンに入っていたため、職場に行って受け取り、その足で病院に行こうとした。夫の職場子供を抱えながら自己紹介し、夫を呼び出すようお願いしたら「この一週間、無断欠勤してます」と。

夫には結婚から借金があった。遊ぶ金欲しさにどうするアイフルしていたのが発端。会社に返済催促の電話がかかってきて、そこから居づらくなって行ってないと言う。どうして黙っていたのかと問いただしたら「◯◯(私)や、生まれてくる子供のことを考えたら言えなかった。二人を幸せにしないと……と思って、隠し通さなきゃと頑張ってた」と。当時、ニュースで取り上げられてた多重債務地獄に落ちていた。闇金だ。

それから義両親も巻き込んで話し合い、アパートは引き払って夫の実家で暮らすことになった。生まれ半年くらいの子供は私の実家に預けて私もパートに出た。

この時、社会問題化していたものの、今のように銀行個人ローンはお断り(家や車を買うのや学資はOK債務の一本化などは受け付けられませんと審査すらしてもらえなかった)、弁護士が『債務整理承ります!』と宣伝打つようになるのも、もっと何年も先の話。家族ぐるみでひたすらその月、その月の返済に追われた。

正直、アパートでのほぼ子供と二人きりのような暮らしに飽き始めていたので社会に出られることはありがたかった。新生児がいては気軽に出かけられず、夫は帰宅して夕飯を食べたら即ゲームこちからしかけないと会話が始まらないことがストレスだった。今のようにスマホがあったわけでもなく、重いデスクトップPCを起動して、ピーヒャラー電子音ならしてネットに繋いでいた時代世間とのつながりはほぼテレビで感じていた。『ダサいダンナ改造計画』とか、今となっては炎上しそうな内容ですら、貴重な娯楽となっていた。もともとソロ活が得意な方だったものの、自分から一人で過ごすのと、強制的社会から断絶させられるのとは違う。いつの間にか「外で働きたい人」になっていた。もちろん、子どもは可愛かったけれど、ほとんど寝るか泣くかご飯を食べるかの暮らしで、コミュニケーションが取れるようになるのはもう少し先だった。

それと専業主婦立場に居心地悪さも感じていた。自分お金で稼いだものじゃないので、ちょっとしたおやつ趣味雑誌を買うのも躊躇していたのだ。

自分の稼いだお金子供の服を買ったときちょっと感動すらしてしまった。結婚前は当たり前だったのに、自分の稼ぎで必要ものを買うことの『当たり前』に『誇らしさ』がオマケでついてきた。とはいえ、結局稼ぎの殆どは夫の借金返済に充てられていたのだが。

あと外に働きに出て、ある程度自分裁量物事を決め、今後の見通しが立てやす作業子育てに比べてとてもやりやすかった。

そして夫実家で近居の義兄からこっぴどく叱られたことがあった。義兄もまた夫の作った借金のため金策に励み、会社をクビになった夫の働き口を探してくれていたのだ。それを知らず、夫婦食材の買い物に行き、やってきた義兄に対して、義父が『二人で遊びに出かけてる』と伝え、激怒された。

こっちが苦労して東奔西走している間に、遊びに行くとは何事だと。家庭を持つことに対する自覚がなさ過ぎると。

遊びに行ってたわけではないのだが、自覚がないというのは最もだ。もっと『夫を』怒ってくれ……と思っていたら、私も一緒に叱られた。夫が私に黙ってこさえた借金は、親子三人の生活費にも使われていたため、周囲から見れば私も同罪だったのだ。今となっては「それはそう」と思うけれど、その当時の自分にとっては「そうなの?」という気持ちでいっぱいだった。私は自覚のないまま、分をわきまえない借金をこさえた大馬鹿者になっていたことにこのときようやく気付いた。一緒に買物に行って、私のカバン商品を入れて万引きした絶縁した友達を思い出した。夫は私が叱られている間、ずっと「カミナリこちらに降りかかりませんように」と空気になっていた。義兄の帰宅後もフォローはまったくなかった。この時、夫の中では「お前のせいで借金が膨らんだ」と思われていたのだ。

その後も夫は新しい職場でもうまくいかず、家出もした。もうこの頃には「怒って詰めたら、話し合いまで発展しない」と分かっていたので、諭すようにこれからのことを話した。……が、「もう無理。人間はそんな簡単に変わらない」と弱音しか吐かなくなり、ついには「お前、変わったよな」と言われた。私は出産をキッカケに『ソルジャー』になった。しかし夫はまだ私に『プリンセス』を求めていた。

家出中に何をしていたのか、今後のために携帯のチェックをさせてもらったら、出会い系登録していた。この頃は『メル友募集』とかそういうヤツだ。実際に出会うところまではいってなかったけれど、出会おうとしているところまでは確認した。夫は自分を慰めてくれる『プリンセス』を探していた。

そこから自分実家を頼り、出戻ってお互いの両親を交えて話し合い。養育費が払えるとは到底思えなかったので、最初から請求せず。代わりに面会もさせない運びとなった。夫はその頃にはもうとにかく「自分けがかわいそう。この世のすべてが自分を傷つけにくる敵」みたいな状態に陥っていたので、子供に執着もなく揉めることはなかった。生活の中で新しく二人で買った家電生活雑貨はすべてこちらで引き取ることとなった。ほとんどは私の独身時代貯金から出していたので異論はでなかった。しかプレステ2だけは譲ってくれなかった。それくらいの執着を私と娘にも向けてほしかったと思う。

若気の至りで周囲の人に迷惑をかけた。その恩返しではないけれどやがて訪れた実父の闘病生活はできる限り付き添い、実父が亡くなり一人暮らしになった実母にも、今も頻繁に実家を訪れ日常の買い物や困り事を解決したりしている。(義父除く)義実家は一緒に暮らしている間によくしてくれたので、今でも申し訳ないと思っている。孫の成長も見せたかったが、連絡を取らない取り決めに巻き込んで会わせていない。

いろいろ私視点から書いたので夫の言い分もあると思う。振り返ると二十歳過ぎたばかりのアンチャンには荷が重すぎたとも思う。

夫には良いところももちろんあったし、私にも至らない点が多々あった。さら離婚することで借金から逃げたとも言えるし、今の価値観判断すると、子どものために養育費請求するべきだったかもしれない。

長々と書き綴ったアレコレもそれぞれが離婚の原因にはなったものの今となっては大方許せる。時が経てば大抵のことはどうでも良くなるし、人を恨み続けるほどの胆力は、その後のシングルマザー人生で別のところで必要になったため雲散霧消した。

でもそれでも出産日に寝坊して遅刻してきて退院の時に迎えに来てくれなかったうえ逆ギレしてきたことと、借金を隠して、さらにその理由に「私と娘のため」と発言したことは、今でも絶対さないと思っている。

女子高生コンクリ詰め殺人事件

この前Xで、どういう虐待が行われたかみたいな話が流れてきたけど、昔2chで見たのより酷くなってたきがする。

2chで見たときも、それ以前に雑誌とかで報道された内容より酷くなってた気がした。

あれって猟奇趣味のやつがどんどん酷い話を付け加えていってないか?

2024-08-29

本屋はもう終わってしまった

金物屋をやってる叔父さんがいる。

久々にお盆帰省した時に聞いた話では、今一番売れているのは殺鼠剤らしい。

もはや金物でも何でもないのだが、どうやら足繫く通ってくる常連がいるので店を畳むに畳めないらしい。

元々は職人取引して仕入れてそれを売る、包丁を預かって研ぎに出して戻す、ご家庭で必ず必要になるし堅い商売だったと言っていた。

しかしもうコンビニホームセンターにほぼ需要は吸収されてしまった。広義の意味ではホームセンターこそが今の金物屋形態なんだろう。

書店員としては悲しい限りだが、「本屋」、というのはもう終わってしまったのだと思う。

いやいや残っている、と言われるかもしれないが、それはホームセンターを見て金物屋が残っているな、と思うのとほぼ同じだと思う。

金物屋の利点は、在庫が腐らないことだ。人が手を触れなければ金物は錆びないし、まあそうすぐ錆びるようなメンテが大変なものそもそも扱わない。

本屋の最大のメリットは、再販制度委託販売だ。定価を決める決断力も、在庫を抱える不安も無い。

古着屋の真逆ともいえる。最近はもう聞かなくなってしまったが、昔は潰れた店の在庫を大量にタダ同然で買い付けて、セール品として売るバッタ屋なんてものがいた。

これは、問屋から売れそうなものをどれくらい仕入れて、実際にどれくらいで売るか、在庫をどう抱えて値付けをどうするか、そこが商売キモからだ。

まり、商いがまずければ店がつぶれる、というのが客商売では普通だ。

本屋は、地域社会文化担い手を任される代わりに、その商売の基本を免除されてきた。

本屋に長いこと置いてある文庫シリーズものなんかは、たいてい出版社の社外在庫品として扱われている。

出版社在庫を店においてあげてる形なわけだ。リスク出版社が取っている。

最近も取次からの配本が遅いという話題がでていたが、まあそうだろうと思う。

新刊も既刊も、料率も冊数も、大手ショッピングモール内の大型書店が優先されて、街の本屋冷遇されている。

言いたいことはわかる。今まで地域社会文化の下支えをしてきたのは誰なのかと言う気持ちもあると思う。

自分書店員だったころに比べて、改善されたことも、そのままのところも、多々あると思う。

でも、商売として考えた時に、もはや「本屋」という形態相手にしてられない、というのも、そうだろうな、と思う。

大型書店駅前書店という形で、半ば強制的にお客さんが回遊してくれてやっと維持可能形態になった、という言い方もできる。

月商200万円いくかいかないか、という街の本屋だと、取次は月20万弱の売り上げしか見込めず、まあ話にならんだろうな、と。

だって月商千万いくかいかないか、という駅前書店なら、月100万弱の売り上げになるわけで。しかも大きい分取りまとめて対応できるし。

(その辺の肌感覚も、今は違うのかもしれないが、よりひどくなっているような気がする)

再販制度委託販売が見直されても、もう本という商品性質上どうしようもないと思う。

当時から、おおむねどこの本屋も客商売と言うことを忘れてしまい、「本屋」をやっているところが多かった。

自分がお世話になっていた本屋は珍しく客商売意識していたが、ある時ラノベ新刊が配本されず、潮時だとして店を畳んでしまった。

本屋」なら、取次や出版社文句を言うんだろうが、客商売としてやっている以上、お客が求める商品提供できないのは致命的だ。

それならば最初から駅前本屋に行ってくれ、というのがその時のオーナー決断だった。

英断だったと思う。

個人的には、雑誌に頼りだしたあたりから、もう限界だったのだと思う。

本屋は、究極的にはアニメイトになるべきだったんだろうな、と今はボンヤリと思う。

そこに行けば新刊は手に入る。そこになければネットにもないだろうという信頼を築けなかったのが、痛かったのだろうな、と。

いまは小さな本屋がある街に住んでいるが、そこの本屋話題になる漫画本が必ず置いてある。

地域大学に進学するために必要参考書が偏っておかれているし、話題になる賞レースの本も手に入る。

駅前から少し歩けば紙の本を持って帰れるな、バスは次の停留所で乗れば良いし、という気持ち地域住民がいる間は、たぶん潰れないだろう。

でもアニメ化される本はほぼ確実にあるという目利きがいつまで続くかわからないし、正直に言えばライフスタイルが変わって週末イオンに行く生活になれば、たぶん通うことは無くなる。

変わり続ける日本国内で、変わらずにいることはとても難しいのだろうと思う。

そんなことを思いながら、今日雑誌のようになってしまった本を読みおえて、メルカリに出品する。

anond:20240829173333

単行本の発売前に雑誌で読んでる人がいるということ

それを知らなかった時に読者投稿コーナーにその巻の内容が投稿されててびっくりした

麻原彰晃テレビに出していたから〜」 「面白がっていたから~」

麻原彰晃がかつて90年代前半にテレビ雑誌に出演していたことを何かメディアへの批判みたいに使う人をそれなりに見るけど

結局、麻原彰晃(的なもの自体メディアに出してはいけない・いけなかった具体的理由って何なの?

犯罪者だった」「その疑惑があった」というのは後出しだし、

カルト教祖から」というなら、その社会にどう受容されてるか否かを問わず宗教関係者全員メディアから追い出せ(NHKの「こころ時代」も廃止しろ)って規模ならまだ分かるが、「あそこだけはダメ」ってのはただの趣味じゃん

「麻原みたいなのをテレビに出して面白がっていたから〜」という良くある憤りのあとの接続が良くわからんのよ

面白かったから、実際ちゃん話題になるから出したんでしょ

麻原がテレビに出て「実は弁護士殺してました、すみません自首します」なんて言うわけないんだし

なんなら87年の片岡鶴太郎番組に出てた時点では(薬事法違反とかはあるが)大犯罪犯してなかったからセーフで、90年代生ダラ出演はアウトみたいな線引きでもするのかね

社会的影響力なんて、(麻原の対談相手でもあった)ビートたけしフライデー襲撃したがいくらでもテレビ出てるし、他の芸能人言わずもがなじゃん(オウムサンデー毎日TBSと揉めてたけど)

結局「サリン撒いた連中が、自分の身近にいた」と言う恐怖や複雑さに耐えられなくて、なんかメディアとか受容の問題にしてるんじゃないの?

「ある(発覚前の)犯罪者宗教指導者がメディアに出ていました」から導き出されるのが、「テレビはなんかあやしいあやふやな奴を出すな!」「なんか、こう、時代の空気を反省しろ!」なのって、発想が貧困過ぎんか?

anond:20240829173333

ワイは雑誌読み派やから最近漫画最終回のあとにコミックスで追加エピソード載せるのがムカつくやで。

2024-08-28

anond:20240828171141

社会規範をどこで手に入れるか?

テレビ広告漫画アニメ雑誌大人の言うこと、教師や親の言うこと、友達の言うこと、友達アニキの言うこと、色々だな

2024-08-26

anond:20240826030314

ナオミ・キャンベルになって戻って来るCMなつかしい

(実際の発音はネイオゥミだというのはバイクツーリング雑誌に載ってた短編小説で知った)

2024-08-25

anond:20240823165753

英語じゃないけど、俺ずっとジビエのこと「地冷え」だと思ってた。

なるほど~~~昔の猟師さんは地中に埋めて獲物を冷やしていたからそう呼ぶのか~~~って勝手に納得してた。ほら、氷室とかあるじゃん? ああいう感じのを勝手妄想してた。

ジビエという単語ネットとか雑誌とかの文字しか知らなかったのも誤解に拍車をかけていたと思う。人が発音してるのを聞いて「??? なんかアクセントおかしくね???」って思ったのが語源を調べてみるきっかけだった。なんでみんな「ジ『ビ』エ」じゃなくて「『ジ』ビエ」って発音してるんだろうなって思ったよ!

anond:20240825170709

白人男性中心主義だっていうのがニューシネマの特徴ってのがでっかく出てくるのがびっくりだわな。

お前がびっくりしたとかは本当にクソどうでもいい。それはお前が無教養なアホであることが原因であって、北村フェミニストは悪くないよ。

ブログにわかもそうだけれど、多くの映画好き・研究者がこう述べています・当時の新聞雑誌でこう紹介されています、という歴史事実の話をしているときに「いやそれは違う。ソースは俺感覚。お前は嘘つき」とかいい歳して大真面目に主張する"ホンモノ"が多すぎる。

白人男性中心主義と言われてびっくりした/嫌な気分になった」ことと「事実として白人男性中心主義であったのか」は切り分けられるようになろうね。感情事実判断を別個に行う大人になってくれ。

anond:20240825135042

お前ら暇なんだなあ

会ったこともない雑誌の誰かが何か言ってる?好みがどうこう批判合戦?1行でアホ?バカ罵倒合戦

レベル高すぎて天才ばっかりじゃないか

LGBT議論が盛んだけど、ふつうイケメンで嫌な思いしてきた側の話も聞いてよ

女性から

幼稚園因縁つけるように女の子が寄ってくる(○○ちゃんが話したいんだってー!ってお前だろ!)

母親からの溺愛どころか虐待自殺未遂のようなことをして気を引いてくるから半日飲まず食わずで慰め続けなければいけなかった)

一方的に話しかけてきてからの「イケメンなんてこんなもん」

男性から

些細なことで文句つけてきて捨て台詞が「まあ、イケメンだけどな!」

小学校男子3人組で仲良くしてたら、2人がキスの真似したり下腹部を触り合って、見せつけてくる、ハブられる

親友と思ってたやつが、なんと顔目当て!

おかげさまで、今友だちが居ないし対人恐怖症のようになっている

アイドルイケメン俳優と呼ばれて活躍してる人、メンタル強すぎだろう

特にジャニーズのあのドブネズミみたいな社長から性的虐待を受けてきてる人はきついと思う

被害現場らしき絵を書いてる人いもいるし、辛い人はすごくトラウマになっているだろう

LGBT議論には、いろんな視点が欠けていると思う

まず、こうして書いたような「美男美女差別」だ

人間をどのように区分けするか?

まずは遺伝子のXX、XYの分け方、そして次に精神的な分け方だろう

以下雑多に

ストレス耐性のこと

イケメンですごいアスリートでも、ストレスゲイになってしまったという人は多いらしい

こればっかりはどうしようもない、資本主義はみなに等しく強烈なストレスもの

ストレート自分には分らんが、過酷環境で心細いときに、そうなってしま心理理解できる

英才教育受けてるスリートなんて、競技場に監禁されてるようなもんだしな…

美男美女ブサイク

そりゃもう俺は嫉妬される側で、嫌なことたくさん言われた

今でも人と関わっていて、「ああ、この人は俺のような容姿の人に話しかけられて舞い上がってるんだな」と思うと悲しくなる

人々を見渡していると、「男か、女か?」よりも「美しいかブサイクか?」が前に来ているように見える、事実テレビ雑誌もそうだ

ルッキズムなんてやめちまえ!

ブサイクとされて辛い人は、美男美女コンテンツに一切金を落とすな!それが社会の豊かさにつながるはずだ

2024-08-24

同じぐらいの完成度なら

小説より絵の方が評価されやす

絵よりエロ絵の方が評価されやす現実があるよな

pixiv見てるとゲームファンアートでそれなりにうまいなと思うの結構見つかるけどブクマ数はほとんどの場合二桁程度(大半が50以下)なんだよな

エロ絵ってだけでよほどスケッチブックに殴り書きみたな発達障害クオリティでもないかぎり、画力は同程度が下手したらそれ以下の特殊性癖とかが、500ブクマ1000ブクマかっさらってるんだよなあ

ただのふたなりじゃなく信楽焼きみたいに極端にわざとでかくキンタマ描いてる絵もそれぐらいブクマとってるの見て戦慄したよ。

特殊性癖の方が健全絵よりブクマ数が多いのはどういうことなのか。

女にキンタマつけてでかく描くのは世間一般的快楽天exe等の雑誌には出ないシチュエーションから特殊だとするのはただの思い込みに過ぎず

実際の需要定義すれば全くリアルシチュエーションよりそういう多少ねじれたシチュエーション好きの方が多いぐらいで特殊でもなんでもないのかもしれないってことかな?

あるいは健全絵を見て楽しむというほうが特殊性癖=(嗜好)」ということなのかなあ。

anond:20240823210321

面会の時に一緒に本屋に行って、欲しがった本はマンガだろうが絵本だろうが雑誌だろうが実用書だろうが文句を言わずに買う

親が良いものを選んで読ませてやろうと思わないこと

anond:20240824091141

旅行人(ホッ、ウチの雑誌のことじゃなかった)

2024-08-23

anond:20240823144807

その200の雑誌オタクたちが満遍なく分布してるわけじゃなくて

ジャンプとかを中心に人口の多い領域があってそこから離れるほど過疎だったりするわけじゃん

その中心がいくつもあるとコミュニティは分裂するよねって話になる

anond:20240823013818

昔は男が犯されても強制猥褻程度だったしなあ

別にジャニに限らず上司が部下レイプするの普通だったし教師が生徒犯すのも普通だった

男女でやったらシャレにならないけど男同士ならお互い様だし別にいいじゃんってノリ

大人同士ならホモっぽいけど子供なら女と変わらんし子どものうちに多少はそういうこと知っといたほうが将来のためになるって風潮

ロリ雑誌きもいってたまに話題になるけど少年盗撮写真集とかも普通企業が売ってた時代

少年ハメ撮りは多少アングラ感あるけど別に普通にそこらのビデオ屋にあった

あの時代にはそれが普通だったのに遡ってキャンセルカルチャーすべきではない

2024-08-22

なにもかもうまくいかないこんな毎日じゃ

理想自分像がある。

だけど現実はそれに全然届かない。

その落差で暗澹たる気分になる。

俺ってつまんねーな。

youtube弾き語り動画みたいにカッコよくギターを弾きたいと思って練習するも全然ダメ

指痛くてコード押さえられねぇ。

実家マンションから気兼ねせず音が出せねぇ。

雑誌モデル俳優みたいにオシャレな髪型にしたいと思って工夫するも全然ダメ

湿度高くて天パが暴れる。

デコが広くてダセぇ。

メロドラマみたいに可愛い彼女作りたいと思って努力するも全然ダメ

周りに若い女いねぇ。

ネットの女にはフラれまくり

俺みたいに根気なくて金もないヤツは低い天井に阻まれてずっと窮屈な思いを抱えて生きていくしかない。

クソったれがバカヤロ!!!

ぼざろのテーマは「百合ハーレム」であって、「音楽」はサブテーママクガフィンしかないってことも読み取れない奴がおるのか・・・

結局、「ぼっち・ざ・ろっく!」って、音楽だけでは勝負できないからアニメという皮を被った、みたいな音楽の敗北を感じるんだよね

物を知らないとこんな勘違いも出来るのかと感心する。

老人すぎて「まんがタイムきらら」という雑誌性質を知らないんだろうな。

原作が載ってる雑誌カラーぐらい考慮してから語れよ。

まんがタイムきらら」というのは「女の子キャッキャウフフしてる4コマ漫画ばかりが載った雑誌」で基本的にはソフト百合(一部キャラのみハード百合)がコンセプトの作品が集まっている。

百合のものテーマにしたコミック百合姫のような雑誌ではなく、あくまで「女の子同士が楽しく過ごしてるのっていいよね。ちょっとエッチイベントもあると嬉しいしちょっと百合だと良いよね」ぐらいの百合

そんな雑誌に乗っているわけだからして、必然ぼざろもテーマソフト百合なのだよ。

さて、それでは何故ぼざろが「音楽」もテーマとして扱っているのかといえば、これは百合ハーレムを実現するためのマクガフィンなわけだ。

まんがタイムきららには20作ぐらいソフト百合美少女四コマが載っているのだが、これと同じコンセプトの雑誌が「まんがタイムきららシリーズ」だけで5つある。

まんがタイムきららまんがタイムきららフォワード、まんがタイムきららキャラットと言った感じの本がそれぞれが月間発売されているのだ。

まりまんがタイムきららの中だけで100作のソフト百合美少女4コマ漫画がしのぎを削っているわけで、当然それぞれにソフト百合を書き分けなければそもそも相手にされない魔のレッドオーシャンなわけだ。

たとえば主人公たちを凄い不運にするとか、カフェで働かせるとか、国際交流テーマにするとか、美術科を部隊にするとか、それぞれの漫画がなんらかの要素をサブテーマにすることでなんとか個性を出している。

サブテーマ選びで元められるのは、自然な流れで自分の出したい百合カラーに繋げるためのマクガフィン性能だ。

ぼざらの場合は「絶望的に陰キャ主人公が、実はインターネットではヒーローで、その凄さを知った超陽キャ美少女から惚れられてハーレム化してしまう」という百合ストーリーを目指して「実はギターヒーロー」というコンセプトを見出したわけだな。

結果として、虹夏や喜多ちゃんと言った陰キャのままだったら絶対に接点を作れなかったような相手といい感じに百合百合して過ごしているわけだ。

こうしたサブテーマ選びにおいて重要なのは作者が興味を持てること。

なぜならいくら百合がメインとはいえサブテーマが雑すぎるとツッコミ所が多すぎて目が滑るから

あと、まんがタイムきららなんて読んでるようなオタク性格が超陰湿から弓道警察みたいなことを凄い勢いでするので、ミスをするのが超リスキー

しか性格がやたら被害妄想的だから「俺の好きな分野を商業的に利用するために興味もないのに扱った!文化盗用!燃やすぞ!」と暴れ出してしまう。

から作者が既に詳しい分野、もしくはまだ詳しくなくても勉強が苦にならない分野が選ばれるわけだね。

まあこのへんの知識がなくても、作品を素直に読み解いていれば「ふーん。つまりは超絶陰キャ太陽の光でギラギラに溶けていく様子を描いて、オタクに優しいギャル系の成分を抽出したいのか」ってことはなんとなく分かると思うんだがなー。

感性が老化しきったジジイには無理だったかー。

憐れよな。

俺もいずれこうなるのかな。

悲しいなあ。

死ぬまでhttp://って無くならないのかな

家を整理してたら大昔の雑誌が出てきたんだけど、インターネット流行り始めてた時期のものだったみたいでいろんな広告デカデカと「http://www.なんたらかんたら.net」 みたいなURL記載されてて、わー懐かしいと思ってたのね。

けどよくよく考えたら令和になった今の広告やら名刺やらにもhttps://って載ってたりするな、ということに気が付いて、なんだかちょっと不思議気持ちになった。この表記思いの外長寿じゃない?

インターネット出始めの頃ってhttp://www.っていう部分がいかにも一般向けのことは考えずに作った仕組みです感があって、仮っぽいというか生っぽいというか、良くも悪くもちょっと怪しい感覚があって、まあそのうち仕組みも整えられるだろう位に思ってたんだけど、検索エンジンが出てきてもなおhttp://は生き残り続けてるわけだ。

インターネットを作った人は全世界の人が使うようになる前提で、ややこしいhttp://を決めたのかなぁ? こんなに使われることになるくらいならもっとシンプルものにしてた可能性が高かったんじゃないかなと技術ゼロ自分は思ってしまうわけです。このまま行くと自分死ぬ時までhttp://は(正確にはhttps://だけど)生き残り続けそうな気がする。人類にとっての腐れ縁感。

米国株本一覧

米国株本を年代順に並べてみた。書名に「米国株」「アメリカ株」(「米国投信」)が含まれているものに限ったが、葉山櫂「外国株投資入門」(1997年)はパイオニア的な本なので含めた。電子書籍は除いたが、Panさんのものは含めている。

1990年代】(6冊)

外国株投資入門: リッチマンへのバイパス (実日ビジネス) – 1997/7/1葉山櫂 (著)

1,000ドルから本気でやるアメリカ株式投資 : インターネットで始めよう! 荒井拓也 著 NTT出版 1998

インターネットを使った株式投資 : あなた日本株,それとも米国株 大和総研 監修,大村岳雄, 野口祥吾 著 中央経済社 1999 (CK books)

1,000ドルからアメリカ株式投資 : 徹底編 Coca-ColaからYahoo!まで 荒井拓也 著 NTT出版 1999

アメリカ株急落、日本株急騰する日 : なぜ日本が再び復活し、アメリカは沈むか 藤井厳喜日新報道 1999

デイ・トレード入門: インターネットインフラがもたらした究極の投資米国株投資 (WEBビジネスシリーズ) – 1999/11/1中谷 恒敏 (著)

2000年代】(9冊)

Nasdaq100社の徹底研究 : 米国株投資10倍株の宝庫 荒井拓也 著 講談社 2000

オンライントレード入門 : ダイレクトアクセストレード対応する : 米国株投資 西郷一輝 著 ソシム 2000 (Webビジネスシリーズ)

日本語だけでできるアメリカ株 : これが銘柄の全注文状況を把握できるリアルタイムトレードだ! 櫻井貴志アスカエフプロダクツ 2000 (CD book)

投機バブル根拠なき熱狂 : アメリカ株式市場暴落必然 ロバート・J.シラー 著,植草一秀 監訳,沢崎冬日ダイヤモンド社 2001

決定版 1000ドルから本気でやるアメリカ株式投資―長期資産形成!いま、原点から戦略

荒井 拓也 | 2002/11/1

米国株夜間トレードで儲ける方法 : 日本語だけで買える 宝島社 2004 (別冊宝島 ; 1034号)

米国株面白いほど儲ける本 : ネットで始める英語不要米国株投資入門 米国株トレードを楽しむ会 編 中経出版 2004

原油高騰でザクザク儲かる米国株を狙え! スティーブン・リーブ, ドナ・リーブ 著,盛岩外四 監訳 ランダムハウス講談社 2005

アメリカ投資完全マニュアル 基礎知識&口座開設編 麻生稔 著 パンローリング 2006 (本気の海外投資シリーズ ; 3)

2010年代】(8冊)

アメリカ株 長期投資入門―2022年NYダウは4万ドルへ上昇する 2010/6/18中丸友一郎 (著)

2011年はドル米国株で儲けなさい : アメリカ経済大復活! 中丸友一郎/著 徳間書店 2010

日本人が知らなかった海外投資 米国株 アメリカゲートウェイ世界中の成長市場に賭ける(ソフトカバー2012/1/12戸松信博 (著)

世界マーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由 松本大 著,マネックス証券株式会社 監修 東洋経済新報社 2013

米国株は3倍になる! : 日本株も上昇に転じた2018年投資戦略 江守哲 著 ビジネス2017

バカでも稼げる 「米国株」高配当投資ソフトカバー) – 2018/4/28バフェット太郎 (著), はるたけめぐみ (イラスト)

お金が増える 米国株超楽ちん投資術 – 2019/10/18たぱぞう (著)

40代資産1億円! 寝ながら稼げるグータ投資術~初心者でもできる、はじめての「米国株投資ソフトカバー) – 2019/10/19たぱぞう (著), アゲオカ (イラスト)

2020年】(5冊)

バリュ投資家のための「米国株データ分析―ひと握りの優良株が割安になるときの見分け方(ソフトカバー)– 2020/1/25ひろめ (著)

世界一やさしい 米国株教科書 1年生 – 2020/6/2はちどう (著)

金を買え 米国株バブル経済終わりの始まり2020/7/22江守哲 (著)

もみあげ米国株投資講座 – 2020/10/17もみあげ (著)

今こそチャンス! 資産を増やす米国株投資入門(ソフトカバー)– 2020/12/3岡元兵八郎 (著)

2021年】(17冊)

超ど素人がはじめる米国株ソフトカバー2021/1/18 20代怠け者(上本敏雅) 著 翔泳社

No.1ストラテジストが教える米国株投資の儲け方と発想法 = ADVANTAGES ASSOCIATED WITH LONG-TERM INVESTMENTS IN US STOCKS菊地正俊日本実業出版2021/1/26

はじめての米国株入門 : はじめ方から勝利のコツまでオールカラーでやさしく解説! 2021/2/2岸泰裕 著 成美堂出版

英語力・知識ゼロから始める!エル式米国株投資で1億円 = START FROM ZERO AND BECOME A MILLIONAIRE WITH US STOCKSエル 著 ダイヤモンド社 2021/2/10

増える! りんり式米国株投資2021-03-16 (TJMOOK)りんり 監修 宝島社

経済的自由をこの手に! 米国株で始める 100万円からセミリタイア投資2021/6/23たぱぞう (著)

図解でよくわかるたぱぞう式米国株投資 : 目指せ!資産1憶円! 2021/6/29たぱぞう(著)きずな出版

素人でも稼げる! まんがと図解で超カンタン 1億円をつくる米国株投資 2021/7/5エル (著), とも (著), 配当くん (著), はちどう (著), もみあげ (著), NUK (著), PAN (著)

【完全ガイドシリーズ325】米国株完全ガイド (100%ムックシリーズ) 2021/7/14晋遊舎 (著)

米国株 S&P500インデックス投資 2021/8/10堀越陽介 (著)

10万円以下からはじめる! 米国株超入門 (TJMOOK) 2021/9/13竹内弘樹 (監修)

今日から始める! 米国株投資超入門: 松本大がやっぱり勧めるこれだけの理由 2021/10/8松本大 (著)

世界一やさしい 米国ETF教科書 1年生 単行本 2021/11/19 橘ハル (著)

2022年度決定版! ゼロから始める 米国株投資入門 雑誌 2021/11/27たぱぞう (監修)

いちばんカンタン! 米国株の超入門書ソフトカバー2021/12/4安恒 理 (著)

33歳で年収300万円台でも 米国株投資爆速1億円 まーしー(著) 2021/12/8

80分でマスター! [ガチ速]米国株入門(ソフトカバー2021/12/17 金川顕教 (著)

2022年】(13冊)

株探 最強投資米国株FIREの達人が伝授! ほったらかしで1億円を作る! 2022/1/21 カロリーナ (著), たぱぞう (著), ふくと (著), まーしー (著), PAN (著)

めざせ1億円!米国株投資超入門 (COSMIC MOOK) 2022/2/21宮原晴美 (著)

米国株チャート最強の教科書ソフトカバー2022/2/23鎌田傳 (著)

米国株 長き宴の終わり 単行本ソフトカバー2022/3/1若林栄四 (著)

2022年米国株の稼ぎ技196 (SIB) 2022/5/2ループプロダクション (著, 編集), 松田遼司 (著), 伊藤亮太 (著), 伊藤キイチ (イラスト), たぱぞう (その他)

知識ゼロから米国株投資入門 2022/5/11岡元兵八郎 (監修)

米国株なんて買うな! インデックス投資も今はやめとけ! グローバル割安株投資ソフトカバー2022/5/21日野秀規 (著)

たぱぞう式 米国株お宝銘柄投資 たぱぞう 2022/7/15

【完全ガイドシリーズ355】米国株完全ガイド (100%ムックシリーズ)晋遊舎 2022/7/21

20万円の不労所得を手に入れる! おけいどん式ほったらかし米国ETF入門 桶井道 2022/8/12

めざせ「億り人」!マンガでわかる最強の米国株入門 安恒理2022/9/14

月3万円で3408万円の超安心資産をつくる! 毎月5分のシン・米国株投資レイチェル 2022/10/3

米国株「レバナス投資 月1万円の積み立てから狙う“悪魔的リターン” 風丸 2022/10/28

2023年】(5冊)

リアルガチ!3倍になる米国個別株の見つけ方 月収30万円ボーナスなしサラリーマンでも2.6億円つくった方法 チョコ (著) 2023/1/26

ほったらかし投資FIRE 手間なく7年で早期リタイアする「米国株」高配当投資単行本ソフトカバー)ゆうパパ (著) 2023/2/2

【完全ガイドシリーズ372】米国株完全ガイド (100%ムックシリーズ) – 2023/7/26晋遊舎 (著)

世界一わかりやすい「米国株投資」の教科書ゼロからわかる新NISA活用法~PAN | 2023/10/23Kindle版 (電子書籍)

最強の米国株2024 for Beginners (パワームック)大洋図書もみあげ | 2023/12/18

2024年】(4冊)(8月20日現在)

負けない米国株投資術 米ヘッジファンドの勝ち方で資産を増やす!まりーさん | KADOKAWA (2024/3/1)

NISAではじめる 米国株投資2024/6/10岸泰裕 (著)

米国株大全 2024-2025 NASDAQ100&配当スペシャル (パワームック) – 2024/7/16大洋図書 (その他)

NISA米国投信かんたんスタートガイド (100%ムックシリーズ) – 2024/7/24晋遊舎 (著)

注釈をつけだすと切りがないので、いくつか注釈するにとどめる。

葉山櫂「外国株投資入門: リッチマンへのバイパス」(1997年)が、たぶん米国株本のトップバッターである外国株投資入門を謳っているものの、ほぼ米国株についてしか書かれていない。著者略歴には「1958年横浜出身1981年上智大学法学部卒業後、大手タイヤメーカーに勤務。西はパキスタンから、南はインドネシアまで、ほぼアジア全域を行脚。85年より中国専門担当になり、香港拠点マーケティング活動、87年帰国。88年より大手証券会社転職、同年より93年まで再び香港駐在通算、7年半の香港駐在)、帰国後、東京本社外国株式を専門に分析プロモート開始。現在に至る。」とある。この本の他に「精霊たちの夏」という小説1994年刊行している。この二冊の本を刊行してから消息は分からない。

この頃はなかなか米国株を買うのは難しかったようである。もちろん、東証上場している企業の株は買えたのであるが、それ以外を買うには、日本証券会社は取り次いでくれないので、現地の証券会社に口座を作らなければならなかったようである東証アップルは買えたが、マイクロソフトは買えなかったらしい。

ツイッターでは、同書は十年に一度くらい言及されているようである

ki-iphone@kiiphone:「@furontorsan 尊敬します。マクロとか、ミクロとか、よく分からんです。「外国株投資入門 - リッチマンへのバイパス葉山櫂 もお勧めです。私のバイブル。分かりやすい。絶版だと思うので、アマゾンマーケットプレイスか。これを参考に投資して私は120cm水槽を買いました。」(20101月26日

KazooJr.@kazooJr:「相場は大荒れ、おっさんには手が出ないので、だって反射神経が若者と段違い。/初めて買った株の本、外国株投資入門、葉山 櫂著を引っ張り出して読んでいる。/1997年発行の古い本だが、中身は古くなっていないのに驚く。」(2020年3月20日

「中身は古くなっていない」というのはその通りであろう。これは日本アメリカも変わっていないかである。同書には、アメリカ開放的で、あらゆる人種の人がしのぎを削っているが、日本は閉鎖的であり、ハイテクのような新しい産業アメリカに敵うわけがない。日本はこれから没落していき、長期的には円安傾向になるであろうといったことが書かれているが、当たっていた。円安傾向はアベノミクスから始まるとはいえ成長産業がないので、遅かれ早かれそうなっていたはずである。この本が出たのは1997年であるが、この年は、山一証券拓銀が潰れて、危機的な経済状況に突入した年であり、そういう年に米国株本というジャンルが産声を上げたというのは象徴である

しかし、葉山櫂「外国株投資入門」はほとんど知られていないようである。むしろこの頃の米国株本を牽引したのは荒井拓也である荒井氏の「1,000ドルから本気でやるアメリカ株式投資」(1998年)はそれなりに売れたようで、それから何冊も米国株本を出している。しかし、アメリカITバブルであり、ここで買っていれば損をしたのかもしれない。

この頃はインターネット草創期でもあり、ネットで株が売買できるようになった(1998年松井証券が始めたらしい)。しかし、ネットで行われていたのは米国株の売買というより、FXなどのデイトレードであろう。迷惑ユーチューバー煉獄コロアキも、デイトレードで稼ぎ、3億くらい資産があったこともあった(誰にでもできることではない)。しかし、勝ち続けるのは難しく、現在では借金が1億くらいあるらしい。

ITバブル崩壊から立ち直った途端にリーマンショックが襲った。ここで買っていれば儲かったのであるが、買おうと思えるような状況ではなかったことも事実である。そんな中、2010年に中丸友一郎は2冊の米国株本を出しているが、これは今から見れば大当たりである中丸氏はウィキペディアにもページがあり、世界銀行エコノミストなどを歴任し、2004年から2021年にかけて28冊の本を出している(ウィキペディアの著書一覧は2017年までしか書かれていない)。発売当時のツイートに次のようなものがある。

たり@talisman1975:「2011年はドル米国株で儲けなさい:中丸友一郎 支店長にもらった本。浅井隆みたいなのかと思ってたけど、ものすごく Permalink | 記事への反応(0) | 09:48

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