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はてなキーワード: 責任者とは

2024-02-10

anond:20240210194603

説教ってよくなってほしいからするわけで、その店によくなってほしいなら責任者にそっと教えるとかでいいじゃんな。

他の客の見てる前で客が下っ端にそれやるの、そいつちょっと怒鳴って気分がよくなる以外には誰も得してないよな…

漫画編集者の端くれだったことがある


青年向け漫画編集者をしていた。といっても若い頃の話だ。都内にある編集プロダクションを辞めて田舎に帰ったのが36の時だから、おじさんの入り口に立った頃か。今では完全なるおじさんである

本日記は『セクシー田中さん』の件とは関係ありません。

働いていた会社というのは、講談社とか小学館とか秋田書店とか、そういう大手出版社ではない。あくま編集プロダクションである出版社編プロがどう違うのかって……ざっくり言うと元請け下請けだ。出版社出版事業(今回だと青少年向けの漫画作りや商業展開)の企画をして、漫画家が作品のものを作って、編プロ雑誌本体を作って、その制作過程印刷所やデザイン事務所といった専門集団関係することになる。

イマイチ説明になってしまった。一般社会の例で説明する。民法でいうところの委託(準委任契約)に当たる。公共建築の分野でいうと、公共機関の建築技師が新しい建築物のマンガ絵を作り、建築事務所が基本設計~詳細(実施)設計をして、出てきた成果物を元に大手建設会社施工監理し、地元にある中小事業者が実際の土木建築作業をする。

自分が勤めていたのは、この例でいうところの建築事務所だ。受益者(国民=漫画読者)の希望に応えたい組織があって、そこから依頼を受けて動いている関係会社ひとつ。そういうアナロジーだ。

出版社との役割分担は、そこまで分離しているわけでもない。漫画編集者といえば、昔の手塚治虫ほかの自伝みたいに、漫画家とアツいやり取りをしているイメージがある。ああいう、企画経営制作現場の間にあるような仕事は、出版社社員が直接することもあれば、編プロ出版社(編集部)のオフィスを間借りして行うこともある。

前者の例だと、マガジンサンデーチャンピオンなどだ。コンビニ書店にほぼ必ず置いてあるレベル漫画誌。大手出版社総合職コース入社した人が、(編集取材制作、資材、宣伝マーケティング、総務経理人事その他事務)といった多くの部門ひとつである漫画編集部に割り振られて其処に居る。

後者の例だと、大手出版社が出している漫画誌でも、あなたが聞いたことのないやつもけっこうあると思う。そういうのは、編プロ出版社(編集部)の仕事を丸ごと請けて実施していることが多い。自分は、そういう会社で働いていた。職場自体大手出版社の中にあるが、いわゆる委託先の社員だった。別の言い方をすると、親雑誌に対する子雑誌関係

ほかの長文増田記事を見るに、あまりたくさん書けない仕様のようである。何文字までかは知らないが、文字制限があると思う。本当は何万字でも書きたいのだが、あくま自分が書きたいだけであって、あなたが読みたいとは限らない。一万字以内になるよう心掛ける。以下に、自分が関わった漫画家を2人だけ紹介しよう。最後に所感を述べて終わりにする。

その2人(A先生とB先生。どちらも若手)と私は、分水嶺のような関係追記;わかりにくい表現ですいません。ブクマカのBuchicatさんコメントのとおりです)だった。ある日、私が担当していた漫画家のA先生が新作の企画提案に来ていて、同じタイミングで別の編集者のところに持ち込みをしたのがB先生だった。その別の編集者が不得手なジャンルだったこともあり、A先生との話が終わった後で、私も一緒にB先生作品を読んだ。

その後、編集部責任者を交えた会議で、私が引き続きA先生の新作の担当者に決まった。新人であるB先生担当になる可能性もあったが、そうならなかったのは、今の漫画界の一界隈にとって幸運なことだった。



A先生について

A先生は、雰囲気が暗めだった。人間性まで暗いというわけではなく、心を開くと明け透けになるタイプだった。モードに入ると饒舌になる。

弊誌では、読み切りを何度か掲載したことがあった。アシスタント経験あり。小さい賞を取ったことがある。ヒット作はないが、若き漫画家としてはキャリアがあった。

画力が抜群だった。小学校中学校で、学習ノートフシギダネの絵とかをソラでゲームパッケージそのまんまに描く子がいただろう。とにかく天賦の才を持っていた。最小限の画量で、それでいて迫力と感情に溢れた1枚1枚を描く。そういう人だった。

難点は、マジメすぎるところか。少し前にやっていたアニメだと、チェンソーマンに登場するアキくんか(少し前……?)。とにかくマジメだった。いや、やはり『直向き』に訂正する。

A先生は、少年誌に見合わない重たいテーマに挑むことがあった。今でもそうだ。彼のマンガには『緩さ』がない。それもいいところなのだが。私は好きだった。はっきりいって。が、読者の傾向に合っているか微妙だった。

子どもの頃から漫画が好きだったらしい。中学生の頃のイラストを見せてもらうと、俄然キャラクターへの愛に溢れる作画を見ることができた。中学生らしい、プロには程遠いクオリティなのだが、しかし見ていて違和感がないというか、自然にくっきり入ってくる。

私という人間は、具体例で物事説明する癖がある。上の「中学生らしいイラスト」を別の事例で表現すると……「うるせ~!!知らね~!!FINALFANT ASY」(短縮URLhttps://x.gd/L5cc4)だろうか。以前、いつぞやかのid=pptppc2さんのブックマークコメントきっかけで元ネタを知ることになった。

あの時のA先生イラストは、ベルセルクセルピコだったと思うが、力強い表現だったのを覚えている。セルピコファルネーゼを抱きかかえて、

申し訳ありません 道案内を頼まれまして 少し席を外していましたもので」

と言うシーンの模写だった。

さて、そんなA先生だったが、ある時これまた重量級のテーマで描きたいものがあるという。先ほどの、編集部での新企画提案の話だ。

その際、A先生からプロットをもらい、私のデスクで拝見させてもらったところ……うちの雑誌では持て余しそうだった。作品の質が低ければ普通に打ち切りになりそうで、作品の質が高くても――弊誌の売上規模だと会社グループ全体の機会損失になりそうだった。私の前でパイプ椅子にかけているA先生は、不安げな面持ちだった。

内部の話で悪いが、例えば「甲」という雑誌亜流「乙」という雑誌があるとする。ビッグコミック(オリジナルスピリッツスペリオール)みたいな感じだ。この時、甲と乙に明確な上下関係があった場合、乙誌に掲載された漫画が甲誌に引き抜かれることがある。その際、甲誌の編集部から言われるのが、

「なぜうちの編集部に見せなかった?」

という意見だ。これは、ストレートに言われる場合もあれば、暗に言われる場合もある。だが、事前に上流の雑誌に見せていたとして、多くの場合玉虫色の返事があるだけだったりする。

話を戻そう。この時の自分は、編集部自分デスクのあたりでA先生次回作を見せてもらっている。確か缶コーヒーを飲んでいた。

自分としては、A先生マンガを弊誌に載せたいと思っていたが、先ほど述べたとおり、後ろ髪を引かれる思いもあった。社会派少年漫画というのは扱いが難しい。その作品が「あしたのジョー」の影響を受けているのは明白だった。「A先生であれば、きっと面白い作品にしてくれるのだろうな」という期待はあった。

うーん、大いに悩むところだ。どうしよう。思いあぐねていたところで、別の編集者から声がかかった。要約するとこんなところか。

「持ち込みに来た人がいる。私の専門じゃないので判断が難しい。門前払いにするレベルではないので、あなた判断を仰ぎたい。上の人間は今出かけている」

要するに、自分の専門外なので判断できないよ、と言っている。ここも会社なので、編集者の上には当然上司がいる。その人達がいなければ同輩に相談するのが基本だ(余談だが私は後輩だった)。こういう原則一般会社と変わらない。

その『別の編集者』というのは、儚い感じの純文系が得意なタイプだった。一番わかりやすい喩えは……『はちみつクローバー』みたいなやつだ。ああいうのが得意な人だった。

その時は、A先生との話が終わったら行くと告げた。それで、しばらくそのまま話を続けた。

「この作品はい意味で重たいねちょっと考える時間がほしい」

と言って、その日は解散した。A先生は、「お願いします!」と言ってパイプ椅子を立ち、そのまま帰っていった。いつもだったら喫茶店ご飯をおごっている。

A先生は、『いい子』だった。あまり感情は出さないけれど、人間に対する愛を持っている。そういう子だった。私が当時、A先生ご飯を奢って、彼がおいしそうな表情で食べている時、私は幸せだった。A先生幸福だと、自分幸福だと思えた。A先生漫画という手段で自らを表現している時、まるで自分もそれに劣らぬような喜びを得ていた。

ヘンな表現かもしれないが、例えば読者がA先生を褒めている時、自分A先生との区別がなくなっているというか。彼のことが、自分ことみたいに嬉しかった。これは愛なのだろうか。



○ B先生について

持ち込み部屋に行くと、別の編集者と、持ち込みに来た子が対面で座っていた(ちょこんと挨拶をしてくれた)。自分が座る席には作品が置いてあった。綴じられていない原稿用紙がある。ページ数にして30枚ほどだった。もっと多かったかもしれない。記憶あやしい

実際、B先生作品面白かった。コテコテの学園ものかと思いきや、登場人物それぞれに適度な制約があって、キャラクターも立っていた。これまでのキャリアを聞き取ったところ、作品雑誌掲載されたことがあるようだ。アシスタント経験もある。

絵の方は、自分がこういうのも大変失礼だが、上手な方ではなかった。どちらかというと、脚本や設定、キャラ作りが得手のように映った。当人情熱を注いでいる箇所はすぐにわかる。キャラ絵が有名漫画家の影響を受けているとか、キャラクター台詞回しがハリウッド映画風とか、背景や小物を手を抜くことなく全部描いているとか、そんな具合に。

光るものがある作家だった。これを見抜けないようなのはモグリ――そんなレベルで輝いていた。

私は作品を読み終えた後で、「ちょっと待ってね」と自席に戻り、少し残っていた缶コーヒーを飲み干して、思案を重ねつつ持ち込み部屋に戻った(どうするのが最良かわからないケースだった……)。

それで、テーブルではこういうやりとりをした。

私「イイ作品だと思います特にセリフ回しにセンスを感じます掲載ができるとかここでは言えないけど、話は通してみますね」

B「ありがとうございます

私「それで、担当はね……縁なので。あなたがするのがいいのでは?」

編「私よりもほかの人がいいと思いますもっと才能を引き出せる人が……」※小さい声で

私「いや、でも恋愛描いてるよ。エンタメだけどいいんじゃない」(こいつ、作家の前でアホなこと抜かしよって)

編「難しいです」

私「でもこれ、縁だよ」(意識が低すぎる……)

編「ほかの作家さんも抱えてるので。いっぱいいっぱいです」

私「わかりました」(トラブル回避のため後で編集長に説明しとこう)

B「すいません。僕の作品はどうなるんですか?」

私「後日連絡しますね。必ずしまから、それまでは他誌への持ち込みは待っていただけますか」

B「あの、はい。できればですが、早めでお願いします。一週間くらいでなんとかなりますか」

私「なんとかしてみます

作品のものと、作家プロフィールと、付属資料コピーを取らせてもらって、彼には外で缶コーヒーを奢った。ビル入り口まで送ったところまではいい気分だったが、正直、身に余る事態だった。

持ち込み作家の才能がありすぎるのも考えものだ。嬉しい悲鳴というやつ。誰が担当に付くかで今後の雑誌の売り上げに影響がある。重大な意思決定ということになる。

最悪、『進撃の巨人』の時みたいに優れた作家を逃してしま可能性がある。あれも、実際は諌山先生門前払いではなく、週刊少年ジャンプ担当が付くか付かないか微妙ラインだったらしい。それで、誰が担当になるかを押し付けあっている間に諌山先生が他雑誌に持ち込んでしまった、という話が業界団体公的飲み会で囁かれていた。



○ その後~

B先生についてだが、一週間後に担当編集が決まった。「別の編集者」でもなく私でもない。当時、若手のひとりだった20代の子が任されることになった。編集部トップを交えてB先生原稿コピーを読んだのだが、「若い感性が光る。年齢が同じくらいの人と組ませる方がいいのでは?」という結論になった。

その20代の子は、上の組織からこっちに出向してきている子で、いわば武者修行の身だった。一流大学出で、本社プロパー社員。いわゆる総合職である

最初は、私に選択権があった。B先生担当になる道もあった。だが当時の私は多忙であり、月に何度も会社に寝泊まりするレベルだった。新人は抱えるべきではない。しかし、才能のある子だから迷いがある。

A先生のこともあった。彼のあの作品を世に出してやりたい。もっと有名にしてあげたい。そんな想いがあった。

私が悩んでいるうちに、例の20代の子が手を挙げたのだ。私としても、彼のやる気と知性と直向きさは買っている。諸手を上げて賛成した。

今思えば、正しい選択だった。もし私がB先生担当になっていたら、面白い恋愛エンタメを楽しめる読者の数は減っていただろう。これでよかったのだ。

以後のB先生は、例の持込漫画ブラッシュアップを続けた。翌年には、晴れて弊誌に第一話が掲載されることになった。さらに以後は、担当編集とともに二人三脚で躍進を続け、イケイドンドンの勢いを保ったまま、一度も息切れすることなスターダム上り詰めた。今では漫画家として世に知られている。

一方で、私が担当を続けたA先生は地道な努力を続けた。

上で挙げたA先生の意欲作は、読者層に合っていなかった。それでも、高い画力シナリオ構成の上手さがあったのだろう。その意欲作は、連載期間を積み重ねる度にファンの数が増えていった(業界的には、Amazon第一巻のレビュー数が人気の代替変数になることが知られている)。

今では、A先生は親雑誌で連載を勝ち取るまでになった。去年だったか。彼の作品コンビニ立ち読みする機会があったのだが、やはり突き抜けた画力だった。週刊連載であそこまでの画力というのはまずない。



2024年現在、私は東京を離れて田舎暮らしている。地元町役場Uターン就職して、実家農業を手伝いながらスローライフに近い生活を送っている。

実は、編集者だった当時、働きすぎて病気になった。ある日、下腹部の辺りに違和感を覚えて、血の塊のようなものが血管を這っている感覚があった。病院に行くと、「遅くても明日中に入院しなさい」という医者から指導があった。

それなりに重い病気にかかってしまった。一応は死亡リスクもある。数か月ほど入院した後、どうしようかと考えて、考えて、考えて……編集部に復帰後は、労働を最小限にしつつ転職活動スタートした。

A先生については、幸いだった。彼の意欲作とは最終回まで付き合うことができた。私が退院した後、無事完結を迎えることができた。あしたのジョーに比べればハッピーエンドだった。

入院中に、A先生とB先生がお見舞いに来てくれたのを覚えている。ほかの編集仲間も来てくれた。A先生は、テンションが低めで、何を考えているのかわからないこともあるのだが、人間への基本的な愛というか、思いやりがある人だった。

もう40才を過ぎている。はてなユーザーの中では平均的な年齢か。思えば齢を重ねたものだが、当時の日々は今でも夢の中に出てくる。

若いから編集者をやってきた。身体を壊さなければ続けていたのかというと、多分そうだろう。でも、今の生活も悪くないと感じている。自分語りはここまでにして、締めにしよう。

もしあなたが、Webでも紙媒体でもいい。気になる漫画作品を見つけたとする。面白いものを見つけたと感じたら、ひとまず買ってみるのがいい。Webだと1話単位で売っている。

ひとかどの漫画家というのは、自らが産み出すモノを本気で高めにいっている。あなたフィーリングが合ったのなら、ひとまず1巻だけでも読んでみる方がQOL高まると思う。ハズレを引くことはあるだろうが、アタリだってちゃんとある人生は運試しである

2024-02-08

統一教会関係のあった議員文科省大臣という異常性

北朝鮮拉致問題対応する責任者北朝鮮と仲いい」とかそういうレベルの話だよこれ。

統一教会被害者は完全にキレていいレベル

2024-01-30

anond:20240130110804

納得しますた

元ツイ見た時から、そんなアホみたいな対応してる店員いたら責任者シバき倒されて一瞬でクビにならない…?

営業目標とかあって金銭管理シビア業界なのに、数万円の新品ポイッと渡すとかありえる…?と疑問だったのですが、

責任者もそこまで今後のリスク勘案した上で損切りという選択肢容認してることもあるのですね

接客業やってたので、そういうお客さんの厄介さはほんと良く分かります

anond:20240130175539

責任者を逃げさせないためにも脚本家真実を話してほしいんだけどね

黙っていたら責任者の得になるだけなのになんで脚本家は何も話さないんだろう

責任者責任逃れするのはどこでも起こるんだなぁ

脚本家原作無視のクソ脚本書いたとして、それを通した上役ではなく脚本家やり玉に挙がる。

大根役者のクソ演技はそれをキャスティングした人ではなく大根役者やり玉に挙がる。

裏金作りで末端の会計担当者を蜥蜴の尻尾切りする対応に対して議員本人の責任を問う声と同じくらい他の事案でも責任者をもっと追求する声が上がってもいいのになぁ、と思う。

2024-01-29

テレビドラマスタッフポストについて詳しい人いませんか?

映画には、プロデューサー監督演出脚本というのがいますよね。

監督演出脚本責任を持っていて、プロデューサー資金調達興行監督に対して責任を持っていますよね。

テレビドラマはどうなんですか?

監督ポストがないんですよ。そしてドラマの出来に関しては脚本が顔になっている。

でも脚本あくま脚本だけで、ドラマ作品の出来の責任をとれるわけではないですよね。

テレビドラマではプロデューサー監督仕事もしているの?

それとも、伝統的にそのポストがなく、プロデューサーテレビドラマの納品に関して責任を負っていて、脚本演出はそれぞれの仕事責任を負っていて、ドラマ作品の出来に関する責任者は不在なんですか?

まり漫画ドラマ化などで脚本演出暴走して全体のコントロールが上手くいっていないことがあるけれども、それぞれがスタンドアローン雰囲気仕事になっているんじゃないか?って疑っています

詳しい人教えて

2024-01-28

TVでやってましたけど段ボールベッドを断った避難所責任者もいるらしい。

避難所責任者になってる「強くて前向きで競争社会的価値観人間」が個人的自分思想でああすべきこうすべきと押し付けちゃってる話をそこかしこで聞くんですけど、かなりまずいことになってるんじゃないですか?

これ「強くて前向きで競争社会的価値観人間」が一概に悪いという話ではなくて、そういう人でも被災して平時精神状態じゃないんだから、その点重々考えて運用しないとただの弱者切り捨てになるという話だと思います危機に際して元気になるタイプは重用されがちですが。

2024-01-26

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

コネ利権政治って安倍もさることながら森喜朗が一番の癌っぽい

あの傲慢爺いオリンピックの時もやらかしたのに逃げ切ったし

権力基盤である安倍派(元森派)の責任者陣離党させないとダメだろ

2024-01-25

パルワールドアーティストに寄せられたという殺害予告ツイートが見つからない

Takuro Mizobe | Craftopia, Palworld

@urokuta_ja

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現在、弊社のアーティストに対して誹謗中傷が届いており、殺害予告に近いようなツイート散見されます

パルワールドに関して様々な意見を頂いておりますが、パルワールドに関する制作物の監修は全て私を含めた複数人で行っており、制作物の責任は私にあります

パルワールドに関わったアーティスト誹謗中傷するのはお辞め頂けると幸いです。

午後7:27 · 2024年1月22日

·

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彼の言い分は一見極めて真っ当に見える

ゲームに対して不満を抱いたからといって、作者たちへの誹謗中傷殺害予告をするのは恥ずべきことだ

国内外メディアでこの毅然とした態度と過激批判者の異常性が報道されている


しかし、肝心の「(2024年1月22日の午後7:27までに書き込まれた)アーティストに対する殺害予告に近いようなツイート」を見たという人が今までに1人も出てきていない

溝辺氏のツイートを受けて多くの人がそれっぽいワードTwitter(現X)検索を行ったが誰も見つけることができなかったようだ

Twitter散見されたというのであれば、仮に投稿者が全部ツイ消ししたのだとしてもリツイートや返信などが残っているはず

スクショ魚拓を取った人が見当たらないというのも不自然

他のSNSにはあったとしてもそれはツイートではない

また、溝部拓郎氏のツイートでは溝辺氏自身に対する誹謗中傷はあまりなかったかのように見えるのだが、SNSで湧きあがった怒りの声はほとんど責任である溝辺氏や会社などに向いていて、顔も名前も人数もわからないアーティスト氏(そもそもアーティストとは何の役職?)など他の面々をことさら批判している人は見た記憶がない。殺害予告者がもしいるとしたらやはり溝辺氏に矛先を向ける人が多いのではないだろうか?

本当に殺害予告に近いようなツイートはあったのか? ブクマカたことある

2024-01-23

役場名前まで書くか?

今日役所にひどい対応を受けたので告発したい。ただ、役所が悪いわけではなく、上の方針に従っただけとのこと。

から日記にまとめるが、しか役場名前まで書くかを迷っている。

書くデメリット
  • 万一首尾よく広まったとき誤読した人が役場に凸ったりするかも知れん。
  • 何かがトチ狂って、対応してくれた職員さんが叱責される怖れもある。

現場の人々を保護するために入念にエクスキューズを入れるつもりだが…

それでも一般社会の人々は暴挙に出ないと確信できるか?

だけど訴訟リスクを恐れていたら女性AEDだって使えなくなる。ある程度は覚悟を決める必要がある。

…後に撤回ができない以上、そういうのはトラウマになる。日記を書くたびの血の味がするだろう。

書くメリット
  • AIの発展目覚ましい昨今、増田でも真実性が要求されるようになってきた。

増田たちにノーリスク釣りのためのデマを垂れ流してると思われたら、時間の浪費になってしまう。

役所事情全然知らない俺には判断が付かない。現場ウソを付いてるかは、同じ経験を持つ増田ブクマカには判るはずだ。もしウソを付いていたら、所在をボカしたとき役場は逃げおおせることになる。

しかし、ウソ責任は追求されないかもしれないが、告発が広まれ対応修正されるだろう。

今回、俺には責任者を責めたい気持ちはない。問題修正されればそれでいい。

何故そう思うんだろう? 俺自身はかなりキモを冷やしたが、誰かに謝罪してもらいたいとはあまり思わないんだよな…。

野党に求められるのは「机上の空論」か「自民党猿真似

それを「こんな簡単なことすれば支持得られるのにやらない無能ばかり」みたいな感じで主張する自称現実派多過ぎ。

最終責任者がこんな感じで腐ってんだから、そりゃ代理人も腐って裏金作りに精を出すわな

穴水高校自販機破壊事件でなぜか読売新聞のほうを叩いている異常者達

穴水高校自販機破壊事件で続報がでて破壊者の一人がコカ・コーラに直接謝罪を行ったことが明らかになった。今回の続報でわかったことは以下のとおり。

・当日、誰の許可も得ずに自販機破壊した。

・「責任者許可を取った」という北国新聞記事はまったくの虚報

自販機の中の金がどこに消えたか(あるいは消えていないのか)については続報なし

地震ときでも自販機破壊するのは犯罪(弁済は求めないだけ)

で、この記事に対する反応はなぜか読売新聞報道批判するコメスターが集まっている。

なんで?本当にわからん。

全部、読売新聞のいってたとおりだったじゃねえか。

新聞社としての責任が問われるのは北国新聞のほうだろうが。

責任者許可を取った」ってなんだよ。加害者擁護たかったのかもしれないが、嘘書いてるじゃん。あるいは北国新聞も騙されたのかもしれないが、いずれにせよ虚報を報じたのは北国新聞のほうだ。謝罪するってのなら北国新聞のほうだろ。

それで、なんで読売新聞バッシング

誰の許可も得てないのに勝手自販機壊したんだよ。それも巨大なチェーンソーバラバラにしたんだよ。避難住民不安がったってのもそのとおりだろうが。読売は何も間違ったこと書いてねえじゃん。

でよ、読売北国新聞の両方に言いたいことなんだけどよ、金はどうなったんだよ。どっちの新聞もなんでそこを追求しねえんだ。読売最初、「金は消えた」って書いてたよな。これが真実なのかどうか読売ははっきりしろ

読売が書いたとおりなら、今回の加害者義賊でもなけりゃ緊急避難でもねえ。金盗んでないんなら、読売謝罪しろ

ここが今回の事件の一番重要ポイントなのに、両新聞コカ・コーラ増田も争点にしようとしねえ。なんでだ。

2024-01-22

サイレント削除しつこい

[B! 災害] 避難先の自販機破壊は計3台、責任者の許可得ず…カギ開ければ無料で取り出せる「災害支援型」

記事削除にそこまで粘着する理由わからん

新聞社記事を出して、それを取り下げるのの何が悪いんだ。

誤報をシレッと削除したなら問題だが、別に誤報と言うほどでも無かったわけで。

落ち着きなよ。

ブックマーカー達は、一度「記事誤報だ」と罵ってしまたから、引くに引けなくなってるだけだと思う。

実際は誤報じゃないのに誤報だと叱ったのだから、言うべきは「ごめんなさい」であって、

続報が出るたびに無限粘着して目に付いた最初の失点を責め続けるのは…、ただ己の間違いを認められずにイヤイヤしてるようにしか見えん。

2024-01-21

官僚には、出世好きな人脈派と、わりとはぐれ雲の誠実派がおり

一般国民はまあ後者を期待するわけだが

上級国民経済団体は、前者を飼う

 

ここで何らかの衝突がおきなければおかしいが、やや距離を開けて並立しており、メディア司法は前者の立場擁護に回る

 

そうなると、メディア司法是正キモである

海保機を破壊したJAL機長とか、遅い自衛隊活動責任者は、いつ糾弾されるんだろうなあ

2024-01-20

anond:20240120132236

いやいや、他人意見に対する反応は聞いてからしか出来ないだろ。

党全体で裏金づくりをシステム化しててそれがバレてる時点で明確に自民党がクソでしょ。


ただ、自民党をそんなクソにしたのが一体だれかというと、やっぱり無責任責任者のせいなんだよな。

不平不満は考えなしに投げつけるが票は出さないからまとまった票田を求めてカルト宗教に手を出さざるを得なくなり

票を出す連中も直接的な見返り求めるクズしか残ってないか大金必要になって裏金作りに精を出さざるを得ない。

こんなクソな仕事そりゃ誰もやりたくないよな。

国会議員一人当たり税金が6000万円ぐらい支給されてるっつっても、手取りじゃなくて自営業の売り上げみたいなもんだからな。

そこからいろんな経費出してたらそりゃ足らんし、年商6000万円なんて一般企業でいえば中小企業もいいとこだから

苦労して人の支持集めて選抜を潜り抜けて得られる待遇中小企業経営者レベルってんじゃ、真っ当な人材政治家なんか目指すわけない。

結果、一度政治家として名を成してしまうと周りがその家に政治家というドブ掃除押し付けて甘い汁絞り取る体制が組みあがっちゃう

政治家の家に生まれしまえば最後政治家に向いていようといまいと関係なく回りに甘い汁ばら撒く役割押し付けられる。

そうやって政治家を担う人材が固定されてずっと社会のドブ掃除続けることで、世の不平不満を浴び続けて性根が腐っていく。

政治家自身メンタルヘルスのためにも、定期的に入れ替えてドブから出してやらないとダメなんだけど、そうはならないんだよな。


ホントにどこから手を付ければいいのか分からんぐらい腐りきってるから脳死自民党に票を投じるようになっちゃうのも仕方ないな。

クレーム入れたら大変なことになった話

anond:20240117144901

せっかくいい話を聞けたんで、僕のエピソードも書きますね。

ある飲食店モバイルオーダーで注文したら、商品は間違いないけど品質的に標準ではないだろうなあという商品提供された。

例えるなら「味噌田楽頼んだら味噌汁が出てきた」くらい凄い勢いが来た。

自分基本的には従業員個人に言いたいことはないんで本部のご意見に送るわけ。

「すごい商品来ました味は美味しかったです。次は普通のが食べたいな。返信不要」(要約)と出した。

そしたら翌々日くらいにメール来てさ。

「当時のオペレーション確認したところ、明らかに品質基準を逸脱した調理が行われていました。当店舗従業員への指導不足を深く反省し、店舗責任者へ報告の上、該当者への指導徹底、再発防止に努めて参る所存でございます。あと商品券送るよ」(要約しきれてない)

ビックリしたね。いや……飲食店として過敏になるのは分かる。

分かるけどちょっと萎縮しちゃったよね。

こうやって書こうか3日迷うくらいには圧があった。まあでも書いちゃった!

同じことやるにしてもみんながハッピーになった感じで教えてくれたら嬉しかったなあ……。

脱税にグズグズ文句言っても結局自民党投票するか投票放棄するんだろ

政治家がクソなのは、それを選ぶ責任者がクソだからだよ。

マイクロソフト Surfaceって発音設定まちがえた臭いよね

サーフェスって設定らしいけど英語的にはサーフィスが正しい。

15年くらい前が初出だから、当時の判断責任者がいま70代以上ってとこかな。

そして一度決めたら簡単には変えられない。

この15年でえらく日本人英語力も上がったかしょうがないといえばしょうがない・・・

経営の誤りが何十年も悪影響をおよぼしてしまう一例。

さーへす カッコワルイ

2024-01-19

派閥解散ってミスリードだろ

そうじゃなくて裏金作ってたそれぞれの派閥責任者議員辞職しろ

でも騙されるんだろうなアホは

ああやだやだ

2024-01-17

突っ込まれたら名目上はとか言い出した

それなんでもありじゃん

名目上は男性責任者で前にでてるけど実際は女性がメインでやってるってケースもあるのではw

2024-01-16

フェミニストの行いって弱者女性立場からすると敵だと思っている。

男女平等女性の権利向上のために活動している人達のこと全てをフェミニストと呼ぶけど、今回はXや増田で見かける「男性優遇されているからその分女性有利にしよう」みたいな女性優遇を主に主張しているフェミニストに物を申したい。アダルト表現規制問題だとかは今回は除外ということで。

まず私の立場増田でよく言われている弱者男性女性版だ。

容姿擬態のできていない女オタクと聞いて想像される一つ結びで触覚が太くて小太りなブス、あんな感じ。色々自分なりに変わろうとしても清潔感が無い、男で言うところの足掻いている低身長チー牛みたいな残念な存在だ。チー牛の方ごめんなさい。

そしてADHDASD障害があってコミュニケーションに難がある。中学から不登校高卒バイトは続けられない引きこもり現在障害年金と親に養われて暮らしている。

勿論、増田にいる貧困で苦しんでる弱者男性と比べるとすごい恵まれていることは間違いない。どこが弱者だと思われるだろう。ただ売春結婚といった逃げ道は選びたくとも選べないという点から一般的社会人と比べると弱者女性と名乗っても許されると思ってる。

本題に入るけど、最近フェミニストフェミニストアンチ一般にも広がっていると感じる。前までは一部のネットの内輪向けみたいな深い意味のない女叩き・男叩きが多かったのに、今は連日至る場所フェミニストやアンフェの炎上騒ぎが起きている。それも一部の同じ人間がというより、身近な友達とか声の大きな知らない人とかが平気で女叩き・男叩きにいいねを押したり積極的に主張したりしているのを見て、私は遅くも危機感と恐怖を感じた。

おそらく最初は真面目に男女平等を訴えていただろうフェミニストも、男女平等ならば女性の不遇だけでなく男性の不遇も正さなくてはいけないというアンフェも、双方に紛れ込んだ女叩き・男叩きの連中によって、もはや個人ではどうしようもなく男女対立が治らなくなってしまった。

双方の主張を穏やかに擦り合わせ男女平等を近づけるべきなのに、議論最中に平気で暴言を吐き、それを軽率に持ち上げる今の風潮は何の未来のためにもならないし余計にストレスが溜まり対立が激化する一方だ。

お互い冷静でないからより過激権利主張がもてはやされる。男女平等とは何だったのか、一方が得をする分もう片方の性別全体が不遇に沈むのは差別で不当だ。

明らかにおかしいじゃないか

どっちもどっちだが特に私は女性なのでフェミニストに怒りを覚える。彼女らが過激なことを言えばいうほど、また彼女らの女性優遇案にデメリットを考えず軽くいいねを押す一般女性の姿によってアンフェでない男性さえも女性に対して失望するのだ。勿論性別を入れ替えても同じことが言える。

若者結婚否定派が増えたのもこの悪目立ちする男女対立が大きな要因になっていると私は思っている。

そして資本主義日本階層社会とまではいかなくても学歴とか属している社会かによって同じような人と関わることが多い。

私の場合障害病気のある人、支援する仕事をしている人、引きこもりニート人生に強い不満を抱えている人が多い。当然その人たちは余裕が無いし普段ネットを見ている人が多い。

一般の人は多分公の場では大っぴらに性別叩きはしないだろうけど、私が関わる人たちはお構いなしに性別叩きをしだすし、何なら皆コミュニケーション経験が少ないせいかネットが異性の現実だと思っているのかもしれない。男性に仲良くしようと声をかけると、昔より意地悪なことや卑猥なことを言われることが多い気がする。ソースなしの感覚論で申し訳ないけど。

私は経験していないが、あるいは弱者男性女性に意地悪や不都合押し付けられたりされているのだと思う。ただでさえ色々足りない私達弱者が、周囲は敵ばかりと思ってしまうと自立の道が遠のき社会お荷物状態がずっと続いて、普通の人の負担も増えると思う。

それに弱者こそ団結し世の中をサバイブするべきだと私は思う。結婚とか、友達とか。

フェミニストの行いで特になのは女性管理職を増やすために昇格の際女性下駄を履かせろ、ただし育児中は周囲に仕事を任せろ、ってやつ。管理職で休んでばかりの上司なんて不公平問題になるに決まっている。性別でそんなことを決められたら不当だし下駄を履くぐらい実力がない人が責任者になるのって女性にとっても不幸だ。

難しいかもだけど育児をするって決めた人は妊娠から子供小学生ぐらいに育つまではサポート体制が整った責任が軽めの仕事でそのあとはまたキャリア積みに戻るようにすれば良いと思う。子供小学生超えても責任が軽めの仕事が良いって人は非正規に移るとか。

子供出世か選ぶ女性と比べて男性はどちらも選ぶことがずるいっていう意見もあるだろう。その場合キャリア積みに戻った際出世やすくする補正とかをつけるように国が命令すればいいんじゃないのかな。出世したくない男性女性出世を断る権利があるかわりに会社は今より意欲のないいらない人材は辞めさせやすいように変えたら平等じゃないの。

子供仕事も選べて能力や意欲ある女性管理職になれる道が当然にあるのなら、管理職の人数に性差があっても男女平等であると考える。機会が平等から

人によって対応が変わるのは管理する人にとっては大変でも、行きすぎた女性優遇は後世での火種になるから避けたい。

勿論まともな社会人経験無い人が考えたわけだから実用性は低いと思うけど、改善案があったら欲しいです。

私の長いお気持ち文読んでくれてありがとうございました。

anond:20240116003349

正しく富を分配すれば平等で公正な社会になる、というのは社会主義につながるのだけど

今のところ歴史的社会主義がその社会を実現した例はない、というのが前提。

人間人間である以上、平等は無理で。

国や民間団体個人がそれぞれの切り口でばらばらに、時に共同で活動をすることで、

平均値的な平等と公平に近づけていくのが人間のできるせいぜいの事だと思ってる。

最初の話に戻すと、ポメラニアン大型犬がいたら。

自分は両方に100円を渡すか、責任者用途指定せず100円を渡すかするタイプだけど

からってポメラニアンだけに寄付をした人を責める事はない。

ポメラニアン寄付金が集中したらしたで剰余金大型犬やほかの犬たちに回って名もなき犬たちが救われると信じてる。

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