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はてなキーワード: 沈黙とは

2015-03-22

[] 『ソーシャルリンク』 その9

  暴力効果は絶大だった。拳を三回腹の上にふり降りしてやると、先程までの騒動が嘘のように西織あいかはおとなしくなった。今ではソファの上でぴくりともしないでいる。

「手間かけさせやがって」

  肩で息をしながら、俺は言った。

「いいか、俺はお前のファンでもなけりゃストーカーでもない。ただお前の事務所の先輩が起こした事件を調べていて、お前に話を聞きたかっただけだ」

  彼女は、大人しく俺の話を聞いているようだ。うつろな瞳を天井に向けている。

「だから、大人しく話を聞けるならこれ以上暴力は振るわない。俺のことを黙っていられるなら、無事に家にも帰してやる。芸能活動も続けられる。いいか?」

  彼女の顔を覗きこむように言う。彼女は弱々しく頷いた。

「よし……」

  俺は彼女の口に貼ったガムテープをはずした。彼女自由になった口で、何度か深呼吸をした。はやり息苦しかったのだろう。呼吸を整えた後、大きく息を吸い込むと、

「きゃーー!!! 痴漢!! 変態!!」

  途端に叫び始めた。近所に響き渡るような大声だ。ここはアパートじゃないし夜に人通りが多いわけでもないが、もし人に聞かれるとまずい。

「犯されるーー!!! もがっ……」

  冷や汗をかきながら、俺は慌てて彼女の口を手で塞いだ。さっきと同じ展開だ。

「いでででで!!!

  だが今度は、彼女は俺の指に噛み付いてきた。親指を噛みちぎる勢いだ。俺はたまらず、自由な方の手を彼女下腹部に振り下ろす。

「がはっ」

  今までと違って、明らかに効いてる反応。ここか。ここが急所なのか。俺は全力を振り絞って彼女下腹部を殴打した。

「はぁ。はぁ。はぁ……」

  殴っている方も息切れするくらい繰り返し殴った。見れば、今度こそ彼女は完全に従順な目をしていた。後で考えてみれば殴ったのは調度、保健体育の時間に習った子宮のあるあたりだった。

「大人しくしろ

  噛まれ右手をさすりながら、俺は言った。

「うん……もう殴らない?」

「ああ、殴らないよ」

「じゃあ、大人しくする」

  体を縮こまらせて、彼女従順の意を示していた。ゾクソクした。こいつは、やばい

  いやいや、こんなことをしている場合じゃない。急にもたげたサディステックな欲望を胸の奥に仕舞いこむと、たいぶ遠回りしたが、俺はやっと本題に移った。まずは田中との関係を探る。

「こいつに見覚えはあるか?」

  彼女田中写真を見せた。

「しっ、知らない。誰……? この人」

  嘘は言っていないだろう。俺の目には彼女田中の間の関係が見えている。田中写真から彼女に伸びるのは弱々しい線一本。おそらく偶然に一度顔を合わせたことがあるといった程度か。

「お前、『光の華』って新興宗教に入信してるよな?」

「うん」

高橋圭一も入信してるよな?」

「うん」

  高橋圭一写真を見せながら、俺は問うた。彼女から写真の中の高橋圭一には、眩い光を放つ太い繋がりが伸びている。憧れ、尊敬。きっと芸能界の先輩として慕っていたのだろう。もしかしたら、男女の間の特別感情も持っていたのかもしれない。しかし逆に写真から彼女へは、細い関係しかなかった。

「じゃあお前と、『光の華』と、高橋圭一と、知っている限りのことを話せ」

  彼女はしばし沈黙し、考えをまとめているようだった。

「信じてくれないかもだけど……」

  ためらうように前置きした後、彼女は言った。

「先輩は無実なの。教団に濡れ衣を着せられたの」

  * * *

次 http://anond.hatelabo.jp/20150323031731

前 http://anond.hatelabo.jp/20150314111944

2015-03-13

久谷女子vsメメvs otsune炎上バトルロイヤル見どころ

燃えあがってますね!アンビバレント女々さんのブログエントリー「私はビッチ。@オチューンとセックスして振られてきた件」(http://mememememiti.hatenablog.com/entry/2014/11/09/054205)を発端にする炎上につぐ炎上。この話題の少しでも燃料の足しになればと思い、今後の見どころをまとめてみました。

久谷女子vsメメ

メメさんネタ久谷女子が9号で寄稿座談会掲載メメさんの知るところとなる→抗議メール→返信、ネットでの謝罪メメさんの追撃に返信なし ←イマココ のようですが。

id:topisyu さんが「久谷女子炎上」(http://topisyu.hatenablog.com/entry/flaming_on_school_caste)という記事の中で

id:mememememitiさんは、匿名専門卒無職実家暮らし過去DV経験ありの離婚経験済みの独身アラサーの個人

久谷女子の皆さんは、ほぼ実名大卒で、会社社長テレビコメンテーター出版関係者キラキラした感じでほぼ既婚者の集団

こんな感じです。圧倒的にid:mememememitiさんが弱者です。

と書いているのですが、これ本当にそうかなと。何をもって強者弱者としてるのかなって思うんですよね。

久谷女子のことを「イケてる女子たち」ってどうにも認識出来ない。だって女子高育ちな上に高学歴っていうのは学生時代の一時期はガリ勉してた訳で、モテ香りは一切しないじゃないですか。それでインターネットが好きで同人誌つくってるとか、女子カースト内でも中の下な感じがすごくするじゃないですか。

一方メメさんって本人はめいろま似っておっしゃってますけどかわいいとか書かれてるし、はてな村では割と新参だし。女子最初が一番ちやほやされますからね。オフ会で一回会っていいなと思ったおじさんともっかい会おうって流れになるあたりとか、割と「女子力(笑)」してるじゃないですか。「そんなんモテでも女子でもねーよ、ただのビッチだよ」って声も聞こえてきそうですが。本人もどこかで小学生ときカースト下位だったけど高校デビュー出来たみたいなこと書いてました。

メメさんの場合匿名であることも強みだと思うんですよね。さみしいとは思いますが、最悪アカウント消したら色々なかったことに出来るんだから久谷女子の方々は本名職業インターネット活動と紐づいている方も多いので、今頃会社で「ネット炎上してる人」扱いを同僚から受けてると思ったら胸が熱くなりますね。

メメさんの久谷女子に求めるものは明確で、ファイティングポーズバッチリとれてる。メンタルの不調を訴えてらっしゃる点は心配ですが、可能な限り頑張って頂きたい所存です。

久谷女子vs久谷女子

今回の久谷女子対応の遅さと手際の悪さから想像するに、特に代表も定めていないようですし、内部の統制ってあんまりとれていないと想像されます。女がグループでつるむとき、「私達仲良しだよねー☆」と表面的には見せてても必ずつきまとうのがグループ内での序列。また今回は同人誌という媒体での情報発信ということですが、メンバーそれぞれのアルファ力もそれぞれなんですよね。

メメさんのブログより引用すると、久谷女子メンバー

@hatoco 鳩岡桃子さん

@kansai_takako 閑歳孝子さん

@kobeni こべにさん

@kaorumba かとうかおるさん

@koeda こへださん

@negimiso YuriYamamotoさん

@okadaic 岡田育さん

@sisiodoc いがやちかさん

@the_makio まっきーさん

よーこさん

とのこと。

だれだよ「@the_makio まっきーさん」て。「よーこさん」とか全然ダメージないじゃん。それにひきかえ「岡田育さん」や「閑歳孝子さん」なんてその名前写真付きでメディアに出ていたりもするし、ダメージは段違いかと思われます

立場アルファ力も違う中、どう対処するとベストかってそれぞれで違うと思うんですよね。てゆーかそもそも、2014年に最も「はてな村界隈」を騒がせたあの人のスペシャルアノニマスダイアリー掲載させようぜ!って誰が言い出したのかだとか、座談会誰が記事起こししたのだとか、いいじゃんいいじゃんって誰がいっただとか。魔女達が魔女同士で魔女狩りしてるんじゃないかと想像されます

なんだかネットを見ていると岡田育さんが中心的に叩かれているようですが、そこらへん久谷女子の皆さん薄々気付きながら気付かないフリをしつつそれぞれが今後の対応についてポジショントークしていることでしょう。

今後、久谷女子メンバーそれぞれがどう動くか見物です。

メメvsオチューン

この2人に関しては、どっちもミスったなーって印象です。メメさんはですね、やって付き合うのを濁されたからっていってフラれたんだわーん!ネットに書いちゃえ!って何がしたいんだっていう。付き合いたいなら頑張れよ、全然ひっくり返せる範囲だったと思うのに泥試合にひきこんじゃって…って印象です。それにしても好きだと思っていた相手に対してここまでやれちゃうのがちょっと不思議です。

id:otsune に関しては、正直気の毒だなーとも思います。なんか色々予想外ですもん。ネット民オフラインでの暗黙のルール全然守られてないですからね。時代は変わりましたね。とはいオチューンさん、ネットウォッチャーなら時代が変わっていることも含めて色々見抜けなかったのかと。「ウォッチ先 さわらず荒らさず まったりと」とか懐かしいですね。ウォッチャーヲチられているというこの事態胸熱です。

個人的にはメメさんの

せめて岡田斗司夫に抱かれてたら…吉田豪さんにリツイートしてもらえたかもしれへんのに!

オチューンとか中途半端やねん!!!!!!!!!!!!

には笑いました。

ひたすら無言でブクマは続けるおおつねさんと要求を突きつけるメメさん、今後のそれぞれの動向が気になります

オチューンvs久谷女子

久谷女子から寄稿を持ちかけられたときおおつねさんはノリノリだった気がするんですよね。女子グループに誘われて舞い上がって浮かれちゃってキャッキャウフフだったからこそこんな落ち着いてきていたメメさんをヒートアップさせるという簡単に想像つく失態をおかししまったのかなと。もちろん紙だからっていう油断もあったかとは思いますが。

しかしこのような事態になって、オチューンさんと久谷女子の間ではどのようなやり取りが行われているのでしょうか。メメさんのブログには

寄稿者と直接連絡をとりたいということであれば、連絡先(メールアドレス)を教えることは可能(相手は許諾済)。

久谷女子から伝えられたということが書かれていましたが、久谷女子オチューンの今後の関係性も気になります

というわけで長々と書きましたが、おおつねさんや久谷女子から沈黙で乗り切ろうという意思を感じますが今後を気にしてるウォッチャーもいますよってことです!!

2015-03-11

雄弁は銀 沈黙は金

ソーシャルは銀 非ソーシャルは金

そう遠くない時代に実感することになるでしょう

2015-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20150307101008

めめ擁護の人を考えると、1/3くらいがオチューンと有名女子憎し、1/3くらいがあわよくばヤりたい、1/3くらいがバイラルの手先、という感じがする。

<騒動の根幹>

でもまぁ、騒動の最初から現在まで一貫して、

めめがオチューンに求愛している図式

は変わってない。これ根幹。

擁護者の目的

では、擁護者の目的とは?

オチューンと有名女子憎し

は、オチューンのヤリチン度を上げていくだけ

だろうし、

・ヤりたい

ってのは、イケメンを除いて、サイバーメガネのようにめめに晒しあげられ投棄される

だろうし

バイラル

はうぜぇ。

<どうすれば「めでたしめでたし」になるの?>

で、この物語の「めでたしめでたし」はどこになるのか。

今、「虚偽記載がー」「名誉がー」「紙ブログがー」「内容証明がー」てなことで盛り上がってるけど、

オチューンや有名女子がそれらすべてを認めて、謝罪し、幾ばくかの金銭を支払い、

めめ全面勝利、となったとして、まったくめでたくないだろう。

だって、めめがほしいのは、オチューンへの、やり場のない気持ちなのだからさ。

こんなもん、めめのとっての「ほんとうの幸せ」を自分なりにつかむしか無いだろ。

オチューンみたいなのに引っかかる自分

オチューンが有名女子自分ネタにして嗤っていることに腸が煮えくり返り深い絶望を抱いている自分

でも、オチューンと有名女子自分にしたことと同じことなのに、サイバーメガネには無慈悲な鉄槌を下せる自分

そういうのをそのままにして繰り返す限り「めでたしめでたし」にはならんだろ。

<打ち捨てられるブサメン

で、めめに晒しあげられて放置される「not イケメン」は、

本人がスッパリと、めめへの想いを断ち切らない限り、

めめがオチューンに絡めば絡むほど傷つくわな。

サイバーメガネ偉い>

からサイバーメガネ氏が沈黙しているのは、偉いと思う。変な女に関わってしまった、

自分の見る目のなさに直面して、生き方を変えたのだろう。良いことだ。

あとは、皇居の周りをジョギングして、早朝の御苑にでも行って瞑想すれば、きっと人生は変るよ。

バイラル死ね

バイラル的な「カオナシ」は、この騒動でどうやって儲けるつもりなのか考察中。

久谷女子9号を読んだ者です

今回の件でこのブログを見て衝撃をうけた。

http://d.hatena.ne.jp/kutabirehateko/20150306/1425602466

内容は昨年あるオフ会で知り合った男女のことで、男性女性ホテル代を借りたまま踏み倒しているという女性の主張に対し、男性側がそれは真っ赤な嘘だと主張するものだったようですね。


はてなブックマーカーとはこんなに愚かで簡単に声のデカイほうを信じてしま集団だったのかと。

このブログものすごい当てこすりとイヤミでできているのだが、肝心の一次情報にまったく当たっていない。

知らないだろうから教えておくと「久谷女子9号」に載っている匿名記事には

セックスしたことを否定
「金銭の貸し借りがあったことを否定

するようなことは、書かれていない。

事実関係として否定されていたことは

「手マンを神の手と自慢していたとあったが、あれは「鬼の手」だ」

ということだけだ。

それでこの写真にある「鬼の手」なのだろう。

https://twitter.com/otsune/status/564085317259362304

書かれている事情説明としては

さて。レストランを出たその後、予約していた安ホテルお話でもしようかと、平たく言えば夜の男女関係も辞さない構えを視野に入れて誘ったのではあるが。さすがの安ホテルフロントマン。全盛期の川口能活を超える鉄壁デリヘルガード力(ちから)を発揮して「ちょっとちょっとお客様。お一人様の予約ですから、目を盗んで他の人間を部屋に入れんなよ!!(意訳)」とその企てを阻止。仕方が無いので諸々のイイワケをして退散となりました。

とある。その後に別のホテルに行ったとか行ってないとか、そういうことは一切書いていない。そして

その後その出来事がなんらかの逆鱗に触れたのか、もしくはネタとしておいしいと判断したのか、相手はネットでの注目集めをすることにしました.

自分の予約していたホテルには入れなかった」から突然ブログへの暴露記事へと話が飛ぶのである

はっきりとはどこにも「やってない」とは書かれていないが「やっていない」とも受け取れるとてもずるい文章だった。

その後、ブログを読んだ「友人達」と矛盾点について「感想」を語り合ったのだが「真相はわかりません」と綴られている。

まり、あの紙増田を書いた人物は「セックスをしたかどうか」について真相をボカして書いてる。

まぁネットでは、話として面白いほうが色々と楽しめるので、真偽についてはどうでも良いと読者は考えがち

という結論でまとめられている。

まり

内容は昨年あるオフ会で知り合った男女のことで、男性女性ホテル代を借りたまま踏み倒しているという女性の主張に対し、男性側がそれは真っ赤な嘘だと主張するものだったようですね。

そんなことは書いてないのだ。

問題はこのずるい文章に「久谷女子」がひっかかったことだ。

ハトコ」という方は「もしかしてやらなかったから怒っているのでは」と発言してしまっている。それにブログを書いた女性が「セックスした」と憤慨しているのが今回の炎上の発端だ。それに関してはうかつな発言を載せたのだから謝罪はあってもよいと思った。

(と書いてるうちに謝罪が出ていた。それにしても発売を中止してしまっては、このような間違った要約がまかり通ったままなので、久谷女子対応としてはかなり悪手ではないか)

しかも、この座談会においては、この件に岡田育氏はまったく発言していない。

にもかかわらず、このようなブログの書かれよう。

まり、読者は全く持って公平に物事など見ていないということだ。

岡田育さんが当該の「久谷女子編集後記に並々ならぬ思い入れをお持ちであることをTwitterでつぶやいておられたのも読みました。

岡田育氏は編集後記など書いてない。

編集後記は「よーこ」という方が書かれており「文責」とも書いてある。

責任所在を問うのであれば「文責」のよーこ氏と座談会発言をしているメンバー(よーこ、ハトコ、かんさい、こへだ、ねぎみそ)について追求するべきなのではないかと思うのだが、このid:kutabirehatekoは一次情報に当たらず一方的に発信している片方の情報、またはその外野情報鵜呑みにし、まるで岡田育氏が主犯かのような書きようだ。

そもそも、この話は「ホテル代の踏み倒し」が事の発端ではない。女性男性との逢瀬の翌日に女性男性特定できる状態で「アナルセックスをした」という暴露記事を書いたことが発端だ。

男性ブログの取り下げを要求し、それが受け入れられないために以後無視をし、(お金の貸し借りがあったと仮定して)結果としてお金も返ってきていないという状態だ。逢瀬の翌日に暴露記事を書かれたのだから「踏み倒し」は時系列的に無理なのだ

id:kutabirehatekoの要約は間違っているどころか、出来事ロンダリングのようになっている。

一次情報である女性ブログが言い分をコロコロ変え、読み手ミスリードしたり混乱するような構造になっているために、まんまと「女性が周囲にそう思ってほしい」事情を書いてしまっている。

あと、内容証明についての誤解が甚だしい。

女性は「久谷女子」宛に内容証明を送りたい、ついては住所を教えてほしいと連絡したそうですが、このような深刻な事態であるにも関わらず、「久谷女子から久谷女子には代表者もなく、所在地と言える場所もない、メールでやりとりが出来れば内容証明と同じだという趣旨の返信が来たそうです。女性はかなり待たされたあげくのこの返信にとても落胆しており、見ていてたいへん気の毒です。

内容証明とは郵便局が行っているサービスで、法的な拘束力などは何もない。久谷女子メールを読んで返事をしているのだから内容証明郵便で同じ内容のものを送られても意味がない。何がどう気の毒なのか。女性内容証明理解してないことが気の毒なのか。訴状内容証明混同しているものと思われる。

http://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/syomei/

内容証明とは

いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって当社が証明する制度です。

事実に基づかない情報や誤った認識ブログを書き、これ見よがしにマウントを取った気になっているid:kutabirehatekoと、それを「今までのあらすじ」と思い込み賛美するコメントを綴る200以上のブックマーカー達を見て、これはまるで反日運動にまんまと載せられる反日韓国人のようだと思った。

ネットの争いは沈黙していれば良い」

「相手が間違った主張をしているのだから、正しいこちらは黙っていても良い」

と、スルーをしていると「被害者」として声を大きくする者の「そのように思わせたい情報」がこのように「既成事実化」するのだ。

id:komamix

岡田さんだけじゃなくこの件村長hagex氏もtopisyuさんもしの氏もきょうもえ氏もいつもの炎上時のブクマメンバーがだーれも言及しないのがとても怖い。たまたまみんな北朝鮮にでも行ってるのかな?斗司夫の時とは大違い

ここに名前が出ているような人達は「うかつ」ではないのだろう。

これらの人達北朝鮮に行ってるのではなく、ここにブックマークコメントを残している者達が反日運動中の韓国にいるのではないだろうか?

http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2015/03/06/145031

問題となっている作品があれば購入しチェックし、舞台現場に実際訪れたり、お金時間を費やさないとダメネット戦場になっているほど、ネット以外の証拠を見ないといけない。

一次情報に当たらずネットだけの恣意的情報を元にすると、このid:kutabirehatekoのような事実に基づかないブログを書くことになる。

そして、それを信じ、義憤燃え気がつかずに「煽り炎上要員」になってしまはてなブックマーカー達。おそらく日章旗を燃やす韓国人の心境とはこのようなものなのだろう。

とりあえず、id:kutabirehateko岡田育氏への事実に基づかない誹謗中傷を取り下げてみてはどうだろう。

それこそ、名誉毀損で訴えられたら負けるのではないか。事実と違うのだから

最後久谷女子9号の紙増田で気になったところを一つ。

とある地方都市旅行を兼ねて遊びに行くので、せっかくだからその地域在住のネット上で自分に興味を持っているという人と会って、一緒にご飯を食べてお話しましょうということに。

と冒頭にある。この一文から「向こうが自分に興味があると最初に言ったんですよ」という彼の内面が見て取れる。

向こうからアプローチされたことに好感と期待があったのだろう。

これが「ヤリ捨ての常習者だとピンときた」などと主張している女性に乗せられてフェミニストがわき上がるような男性だろうか。岡田斗司夫氏と違って、後から自分もヤリ捨てされた」と主張する女性が現れるどころか「誘われた」というような話も出てこない。元々はバツイチ独身の四十路男が「自分に興味がある」という年下の女性にのこのこと会いに行き、一晩逢瀬しただけのどこにでもあるような出来事なのだと思った。

今回は相手が悪かったのだろう。

しか久谷女子代理戦争させていないで、そろそろご自分で戦いませんか、おおつねまさふみさん。

このままダンマリだと竹島独島になりますよ。

※追記

id:tpircs これは酷い。顛末をたいして知らない自分でさえめちゃくちゃなことを書いてるのがわかる。関係者ステルス擁護かな?それとも擁護と見せかけて更に貶める逆擁護か?

なぜ顛末を知らないのにこれがめちゃくちゃだとわかるのか。洗脳されやすタイプだな。

id:white_cake 本筋じゃないけど、神の手しろ鬼の手にしろ寒くないすかとあらためて。まだ神の手のほうがましだよな、鬼の手って悪霊とか戦闘力高くて触るものみな傷つける印象だもの

元ネタは「地獄先生ぬ〜べ〜」だぞ。適当に書いて恥ずかしくないのか。

寒いというなら紙増田は全体的に寒く、書き起こすのが苦痛だ。

id:mememememitiに関しては己の名誉の為に戦うといい。性行為も金を借りたことも否定されていないということは、増田個人の印象としては事実なのだろうと推測している。

ただid:kutabirehatekoは便乗して個人を叩くのであれば正確な情報を元にすることを勧める。

2015-03-06

他人揉め事コメントしたがる人へ(或いはウォッチャーの心得)

ナマモノの扱いは基本的に超デリケートなので、迂闊に手を出さないのが鉄則。

看過できないブコメスターを集めているので、変に感化されて庶民が手を出さないように釘を差しておこう。

(id略) この種の揉め事を嬉々としてまとめ、コメントしてきた古参や有名どころが徹底無視のうえ沈黙しているのを見て癒着ぶりを思い知ったし、これまでとは違う意味で心底失望した。後ろ盾のない人を選んで叩いてるんだね。

http://b.hatena.ne.jp/entry/mememememiti.hatenablog.com/entry/2015/03/05/204424 略は引用者による

(id略) 岡(略)さんだけじゃなくこの件村(略)もh(略)氏もt(略)さんもし(略)氏もき(略)氏もいつもの炎上時のブクマメンバーがだーれも言及しないのがとても怖い。たまたまみんな北朝鮮にでも行ってるのかな?斗(略)の時とは大違い

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kutabirehateko/20150306/1425602466 略は引用者による

現実世界揉め事と、フェイクあり物語の違い

例えば、Wikipedia。存命中の人物に関しては慎重に取り扱われています

なぜなら、現行の日本法律は、例え事実であったとしても名誉毀損が成り立つし、有名な人ほど弁護士相談するからです。

対して、フェイクも含むいわゆる「ウォッチされる揉め事」は、どこまでいっても匿名架空物語です。

まり、それは「嘘かもしれないけどほっこりする」という物語であって、Facebookの感動系記事となんら変わりがないわけです。

というわけで、現在進行中の揉め事には当事者が居て、言及すれば当事者になってしまう状況下では、触らないのがお作法です。

踊り子さんには手を触れない、というよりも、踊り終わった後に「あの踊りはナカナカだった」と言及するのが基本です。

その意味で、とめとめしい人は、キチンとその旨を(迂遠な形ではあれ)ブログ記事にしておられましたね。

ウォッチャーコメンターの心得

まず裁判沙汰にしない。司法の手を煩わせない。大前提です。

例えば、夏目漱石こゝろに倣い、ここでは仮名として、MさんとOさんという2人の人物が居るとします。

と、言う仮定の話をしたとしても、「これは明らかに私を指してMと言っている」と裁判証言された時に、これに反論するのは非常に困難です。

伏せ字であっても誰もがそれを想像する場合裁判所は字句通りには解釈せず、基本的には理念に則って裁きます。(地裁適当だけど)

((被害者の氏名こそ明示してないが、第一審判決挙示の証拠を綜合するとそれがAに関して為されたものであることが容易にわか場合であることが認められる。だから記事被害者特定に欠くるところはないというべきである昭和27(あ)3760 昭和28年12月15日 最高裁判所第三小法廷 刑集 第7巻12号2436頁 理由より))

また、例えば「Xさんは私と同じく批判をしておられたので、是非賛同者として裁判に向けて一緒に戦ってくれないか」と依頼が来た時点で、ウォッチャーとしては死を迎えます

それは、当事者になってくれという依頼であって、受けようが断ろうが、既にウォッチャー立ち位置とは異なるからです。

炎上場合の一線の引き方

ここでは、最近人格的にも体格的にも丸くなられた、やまもとい<検閲されました>さんを引き合いに出しますが、

彼の関わり方が非常に参考になります

推測ですが、センシティブ話題に関しては、弁護士に軽く相談してからブログに上げておられるでしょう。

また、名誉毀損で訴えられてもたかだか50~100万円程度なら大したことないわ、と裁判慣れしておられる様子すら見えます

基本的ウォッチャーコメンターというのは、外野席に座ったオッサンのヤジと一緒です。

モノをグラウンドに投げ込めば警備員つまみ出されるし、レーザーポインターで目を狙えば逮捕されるでしょう。

ただ、いくら下世話な趣味だと後ろ指をさされようが、「あの起用は無いわ」と仲間内で話す分には問題ないわけです。

と、すると、相手の発言を拾ってきて論評するか、事実だと仮定すればどうなるか、と言う話しか当然出来ないわけです。

発言があれば、矛盾や、事実誤認や、考え方の残念さ、の指摘は出来ます

また、借金があったとし、その認識に双方問題ないのであれば、その金は返せ、という一般論しか話せないわけです。

現実法律お話

「仮に事実だとすれば」と明言したとしても、法律的には何ら関係がありません。

事実の有無、真偽を問わず相手の名誉を毀損すれば、刑法上の名誉毀損罪(ただし親告罪)にあたります

公共の利害に関し、公益目的でかつ真実である証明できた場合を除く)

また、民法上の不法行為にもあたり、民事上の損害の回復手段は、金銭による賠償が大原則です。

まり、ざっくり50~100万円程度の賠償額を負う可能性があるわけです。

(なお、相手の感情を害しただけでは名誉棄損にあたらないとされることが多い)

明らかに訴えられない自信がある場合から(例えばプロ野球選手がファンを相手取って裁判沙汰にするとは通常考えられないので)外野からヤジを飛ばせるのであって、火中の栗を拾うのは愚かな人間だけです。

まとめ

顧問弁護士に気軽に相談できないような庶民は、基本的君子危うきに近寄らずの精神で。

虎穴に入らずんば虎児を得ずとは言うが、その虎児(大抵PV)は割に合うの?という計算しましょう。

からウォッチャーなればこそ嗅覚距離感覚は鋭いですし、ある程度誰にでも一線はあるでしょう。

解決した揉め事外野からワイワイ言うのと、現在進行中の顔の見える事案に触れるのは、だいぶ違いますよ、というお話でした。

意外に絶対泣き寝入りしないとりあえず裁判からの人も居るので、気軽に一線踏み越えると大事になりますよ。

(そもそも真偽の定かでない情報を公に品評する事そのものリスクです)

蛇足

60万円以下の金銭の問題は、本人による少額訴訟で解決するのが一番早いです。

また、警察基本的相談事は受け付けてくれますし、法テラス無料相談できます

個人的にはプロには相応の対価を払ってアドバイスいただくのが良いとは思いますが)

なおフィクションでも、「石に泳ぐ魚」で最高裁判例が出ているので、慣れた弁護士なら示談まで持っていけるでしょう。

そして、そこで無理めだと言われたら、基本的にはそういう事例だ、という事です。

なお、この記事は運悪く法廷に立つことになっても一般論で押し通せると思って書いています

みんな裁判所に呼び出される覚悟を持ってコメントしてるかな?ナマモノ怖いよ。

http://oimoimomomo.sakura.ne.jp

 ねねは、清正の主たる秀吉の、糟糠の妻だ。

 清正がまだ虎之介と呼ばれた幼い頃から、正則と共に実の子のように可愛がってくれた、所謂母のような存在だった。

 ねねの存在があったからこそ、今この肥後25万石を納める加藤清正があると断言して良い。清正や正則と言った子飼いの将が、他の古参の将兵を差し置いて高禄を食める身分になれたのは、一重にねねによる推挙があったからだ。

 だからこそ清正は、大坂城登城する機会があればねね――いや、北政所となった彼女のご機嫌伺いを欠かさなかった。

 この度の出仕もそうだったはずだ。

 しかし、実はいつもといささか様子が違った。

「清正、今日あなたに紹介したい人がいるのよ」

 簡単な挨拶を済ませた(と言っても、ねね自身が堅苦しい挨拶を好まないので、形式だけのものでさえなかったが)すぐ後に、ねねが言った。

 一体なんだと訝る清正だが、それを面には出さずにただ頷くいた。

 ねねが名を呼ぶ。

 はい、と返事があって、軽い衣擦れの音が耳に入った。「……清正」

 聞いたことのない声が、清正の名を呼ぶ。しかも呼び付けで。

 何事だ、と眉をしかめて声の方向を無遠慮に見た清正は、ますます仏頂面になった。

 現れたのは、年若い娘だった。全くもって見覚えもなければ、呼び捨てにされる筋合いもない。

 とっさにねねの方に視線をやったが、彼女はただにこにこと笑っているだけで何の説明もなされない。

 そうこうしているうちに、娘が清正に駆け寄ってきた。

「清正!?え、本物…」

「おねね様」

 娘の手が清正の身体に触れようとした瞬間、耐えかねて清正は声を上げた。

 清正の拒絶する態度がわかったのか、そう言った瞬間娘は手を引っ込めてぴたりと止まる。

「…あの、説明していただけますか」

 少し不機嫌そうに清正が言うと、ねねはやや困ったような顔をした。ついで苦笑を浮かべて、おいで、と娘に向かって手を差し伸べる。

 すると娘は何の疑問もなくねねの隣に座った。ねねの隣…つまり上座だ。

 いよいよもって清正は訳が分からなくなる。

 恐らくこの天下で二番目に権力を持っているのは彼女関白秀吉の正室、北政所だ。

 余談ながら、秀吉が小身だった頃から夫をよく助けていた彼女に、秀吉は頭が上がらない。また、ねねは豊臣政権の内政や人事も把握し、秀吉によく助言している。秀吉の目に見えないところをねねがカバーしているような格好で、彼女によって取りたてられた者も少なくない。

 雌鳥歌えば家滅ぶという故事もあるが、ねねはそんなものは知らぬとばかりに、秀吉を、国政を支えたのだ。

 ともあれ。

 そんな女性の隣に、図々しくも座れるようなこの小娘とは一体何だ。清正の疑念ますます膨れ、とどまることを知らない。

 さまざまな想像をする清正に、ねねが弾けるように笑い声を上げた。

「やだよ、清正。そんなに怖い顔をしちゃ」

「いえ、…そのようなことは」

「ごめんね、何も説明しないで。紹介したかったっていうのは、この娘のこと。夢子っていうのよ」

 その夢子が一体何なのだと、清正は喉元まででかかった言葉を飲み込んだ。

 無意識視線を動かすと、娘が清正を凝視しているのが目に入る。

 居心地の悪さを覚えて目を逸らすと、清正はねねの次の言葉を待った。

 若干いらいらとする清正に、ねねはどこまでもマイペースかつ笑みすら浮かべて楽しげだ。

「実はね、清正。もの相談なんだけど――」

 紡ぎだされたねねの言葉に、清正は絶句した。

 *** ** ***

 意味が分からない。

 というのが清正の正直な本音だった。納得出来ない。出来るわけがない。

 何故こうなった、と清正は頭を抱え込みながら――隣を歩く娘をちらりと盗み見た。何も考えてなさそうに、少し楽しげに、弾むようにして歩くこの娘。

 着物が変だ。丈が短すぎる。しかし、貧しいから丈を詰めていると言う風でもない。汚れてもいないし擦り切れてもいないし、何より露出した肌には貧困を表すものが何一つとしてなかった。思えば、南蛮人着物の形に近いものがある。

 夢子、というこの娘。

 ねねによると、突如として光の中から現れたという。そこからしてまず、信じることが出来ない。しかし、ねねは清正の大恩人。ここは素直に信じることにした。

 しかし、百歩譲ってこの娘が光の中から現れたとしよう。問題はその次だ。

 この娘が、今から4、500年先の世界からやってきたということ。

 ねねは信じたらしいが、清正には無理だ。第一、4、500年の未来がどうなっているか想像もつかない。

 秀吉やねねは、その人柄と広すぎる懐ゆえか、この怪しすぎる娘を稀なる客人としてもてなしているらしいが、清正には無理だ。

 なのに現状、清正はねねからこの娘を押し付けられてしまった。いや、“押し付けられた”というのは表現が悪い。ねねは無理にとは言わなかった。『出来れば』という表現をした。そして、他ならぬねねの頼みだから断れなかったのは、清正だ。今更この決定を覆していては男が廃るどころか、大恩をあだで返すことにもなりかねない。

 とは言っても、薄気味悪いとは思った。

 なんの変哲もない娘であるが、口を開けばおかしなことしか言わない。

 清正とこの娘が来世では恋人である、とか

 娘は初めから、清正のことを知っていた。

 ねねや秀吉との会話から発展していったらしい。どのような詳細があったかは知らないが、ともかく、娘が“会ってみたい”と言ったそうだ。

 そして今日に至った。

 ねねの言い分としては、『故郷をとても懐かしんでいるから、かりそめとは言え、知った人間の元で過ごすのが一番だろう』とのこと。暗に、その恋人とやらの役をしろと命ぜられているかのようだ。

 何より、本人の希望が強かったらしい。

 今はおとなしいが、先ほどまではうるさいくらいだった。

 清正、清正、と全く見知らぬ人間(それも小娘)から呼び捨てにされるのは、少々我慢がならない。

 しかし、ねねの頼みを断ることは出来ないし、粗略に扱うことも出来ない。お願いよ、なんて手を合わせて頼まれたら断るなんてとんでもない。

 (まったく、人がいい)

 と思わないでもないが、そんなねねが好きだからと思えばそれ以上は何も言えない清正だった。

 ともあれ、“客人の接待”と思えば良い。

 屋敷に戻れば、部屋を確保し、家臣侍女に説明をしなければならないのだが、なんと言ったものか。

 色々と考えをめぐらして、改めて面倒なことになったと思いながら清正は屋敷を目指したのだった。

 ともあれ清正の行動は早く、“北政所から客人をお預かりした。丁重に扱うように”とし、あとは黙殺していようと考えた。

 ねねは、可能ならそばに置いてあげて欲しいと言ったが、機嫌を取れとは言っていない。

 清正には他にも仕事があるし、この娘にばかり構ってはいられないのだ。

 そうやって放置して、半月まりが過ぎたときだった。

 自室にて政務を執る清正は、こっそりと忍び寄ってくる気配を察知した。

 普通なら何者だと人を呼ばうところだが、こんな白昼堂々、しかも気配だだ漏れでやってくる諜者がいるものか。何より、戦時でもないというのに。

 何だ、と思っていると障子戸の向こうから声がかけられた。

 一応返事をすると、控えめに開けられる。暫くぶりに顔を見た、あの娘だった。

 文机に向かう清正を一瞥すると、どこか忍ぶようにして部屋に入ってくる。

政務中だ」

 一言断ると、分かっていると娘はしゃあしゃあと言った。だったら早く出て行けと心の中で思った清正だ。

 娘はそんな清正など構いもせず、部屋の隅にちょこんと腰掛けると、どこから取り出したのか本を膝の上に置いて読む体勢を作った。

邪魔しない、静かにしてるから。いいでしょ?」

「…勝手しろ

 出て行く気配がないところを見ると、清正は嘆息をついてそう答えた。

 初めは娘の視線が清正に寄せられていたが、暫くするとそれもなくなる。

 しかし時折思い出したように娘の瞳が清正を見つめ、逸らされる。

 当然のように会話はなく、わずかな物音さえ許さないそこは沈黙に包まれた。

 それは、次の日も、その次の日も、その次の日もずっと続いた。

 こっそりとやって来ては声をかけ、部屋の隅で本を読む。

 読み終わっても出て行かず、ぼうっとしているか清正の後姿を眺めている。

 そんな日が、続いた。

 (何だ?)

 と清正は訝ったが、その疑問をぶつけるわけでもない。

 別に何かの邪魔になるわけでもなし、放っておくことにした。

 一度など、あまりにも静かで動く気配さえないので振り返ってみると、娘は打掛を布団代わりに部屋の隅で丸まって眠っていた。

 清正は呆れる思いだったが、これを機にと思って気配を忍ばせて近寄ってみた。観察ばかりされているので、観察し返してやろうと。

 よほど寝入っているのか気配に疎いのか、清正が近づいただけでは起きる様子も見せない。

 畳の上に、短い(当代比)髪が散らばっている。

 肌は白く、身体には傷ひとつなく、教養はないくせに読み書きは出来る。行儀作法は全くできていない(どころか常識にも乏しい)が、やはり下層民ということはないらしい。

 小さい顔だと、清正は己の掌と比べて思った。清正のそれで顔面が覆えるのではないかと、興味本位でそろそろと手を伸ばした時。

 折悪しくも娘が目を覚ました。

 慌てて清正が手を引っ込めると、娘はゆっくりと身体を起こして何をしているのかと尋ねる。

 狼狽した清正が正直に答えると、一瞬娘は目を丸くし、ついで笑った。

「同じことしてる」

 誰と、と問えば清正、と娘は答えた。清正が変な顔をして困惑を示すと、娘は手を振って違うと言った。

「私の恋人。来世のあなた?かな」

 それを境に、清正と娘は少しずつ会話をするようになった。

 といっても、大体にして娘がしゃべり清正が相槌を打つという格好。内容も大したことはない世間話から、二人の共通の人物である秀吉やねねのこと。この話題になると、清正も少しばかり言葉を話した。

 だが、一番多いのは“清正”のことだ。――娘の恋人であるという、清正のこと。これは、半ば娘の独り言のようにして語られることが多い。

 回想するように、懐かしむように。

 そして、いとおしそうに。

「……清正、今何してるのかなぁ」

 最後はいつもそれで締めくくられる。

 初めは興味なさそうに聞いていた清正であったが、次第にどんな人間なのか気になりだしてきた。娘の言うことには、清正と同姓同名で背格好人相もそっくり、声まで似ていて性格も類似しているとか。

 そして何より、娘が“清正”を愛していると言う。

 単純に、どんな男なのか気になった。

 しかしある日から、娘が清正の居室に来なくなった。

 最初は放っておいたが、こない日が三日、四日と続くと何かあったのだろうか思うようになった。

 七日連続でそれが続いたとき、とうとう清正は立ち上がった。

 それとなく家臣の者に聞いてみると、屋敷の外に出ているとのこと。供もつけずに。

 放っておこうかとも思ったが、よくよく考えてみると、あの娘は北政所から預かった客人だ。白昼、秀吉のお膝元である大坂武家屋敷で、妙な物がいるわけはないが、万が一ということがある。何より

あんな調子で他の者に話しかけていては、それが事情を知らぬ人間だったら命がいくつあっても足りない。清正は慣れたが。

 考えあぐねた末、清正は娘の部屋を訪れることにした。事情を聞いて、必要があれば供をつけさせるよう、釘をさすつもりだった。

「供もつけずに、屋敷を抜けているらしいな」

 突然の清正の来訪に、娘は驚いたようだったが、開口一番の清正の言葉もっと驚いたようだ。

 しかし驚いたのも一瞬で、はて、と言うように首をかしげてみせた。

「お供ってつけなきゃダメなの?」

 この調子だ。

 清正がため息を吐くと娘は、何よ、と戸惑ったような顔をする。

「だめも何も、普通身分の高い女性は供回りをつけずに出歩いたりしないもんだ」

「でも、私別に身分が高いわけじゃないし」

「それでも、北政所から預かった客人だろうが。お前に何かあっちゃ困るんだ」

 どこまでも暢気そのものといった娘に呆れながら清正が言うが、彼女はまるで聞いてはいない。

 嬉しそうな顔で、

「清正、私のこと心配してくれたの?」

 などと言い出す始末だ。呆れ果てたヤツだ。

 そんな言葉黙殺して、清正は話を先に進めた。

「とにかく、今度から外へ出るときは供をつけろ。世話役侍女がいるだろ」

あやのさんとお絹さん?」

「お前が勝手にふらふら出歩いて、怠慢だと叱責されるのはその二人だからな」

「え?!そんな、怒らないでね!私が勝手に…」

「これからはそうするな言ってるんだ。大体、何しに行ってんだ」

 清正の問いに、娘は、どこかもじもじしてはっきりと答えない。

 答えたくないのなら、と踵を返そうとした清正の裾を捕まえて、娘が、犬!と答えた。

「…散歩してたら、子犬が捨てられてたの。かわいそうだから、餌やりに行ってただけ」

 別に怪しいことしてないよ、と娘は付け加えたが最初から疑ってはいない。

 そうすると、確かに家臣の言葉と一致する。屋敷を出る前に厨によって、弁当を作ってもらっているというから尚更だ。


 俺も焼きが回ったかな、なんて清正は歩きながら考えた。

 供回りはなし、私的な用事で家臣を連れまわすことは出来ない。ごく軽装に身を包んだ清正は(といって、普段から質素であるが)、娘と二人で通りを歩いている。

 どんどんと入り組んだ道に入って行き、しまいには神社のようなところについた。

 こんなところもあったのか、としげしげと周囲を見渡す清正の視界の中で、娘が境内に走っていく。

 清正が娘の後を追うと、太い木の根元に、布に包まれ子犬がいた。生後三月といったくらいか、すでに顔つきは成犬のそれに近づいている。

 娘はそれを撫で、声をかけた。すると子犬の方も懐いているのか、かがんだ娘に飛びつきじゃれ付いた。

 子犬と戯れる姿は、無邪気そのものだ。そしてその笑顔は、今まで見たこともないほど輝いている。本来はこのように笑うのだろうかと清正は思った。

 むっつりと考え込む清正の名を、娘が呼ぶ。

「ねえ、清正も触ってよ。もう、可愛いんだよ、人懐っこくて」

 懐いているのは餌をもらったからだろうと思ったが、清正がアクションを起こすより先に、子犬の方から清正の足元にじゃれ付いてきた。

 今まで特別犬猫に何か思ったことはなかったが、懐かれて悪い気はしない。

 清正が屈んで手をかざすと、子犬は喜んでそれを舐める

「ほら、可愛いでしょ!名前はね、黒いからクロ」

「…まんまだな」

「いいでしょ、別に

 つっこみを入れた清正に、娘は少しばかり頬を膨らませて抗議した。

 暫く無言で犬を眺めていた清正だが、立ち上がって帰るかと娘を促す。

 一瞬、娘がなんとも言えないような瞳で清正を見たが、何も言わなかった。最後にクロをひとつ撫でて、また来るねと呟く。

 清正は腰に手を当てて、そんな様子を見ている。

 名残惜しそうにする娘に、やれやれ嘆息を吐いてから

「飼うんじゃねえのか?」

 と一言尋ねた。

 すると、弾かれたように娘が顔を上げ、清正を凝視する。

 清正がそれ以上何も言わないところを見ると、娘はありがとうと叫んだ。

「クロ、今日は一緒に帰れるんだよ!」

 娘の言葉に、クロは分かっているのかいないのか、一声鳴いた。

 *** ** ***

 ふと、通りがかった清正の目に、縁側に座り込んだ娘の姿が入ってきた。

 わざと足音を立てて近付くが、娘がそれに気づいた様子はない。相変わらず気配に疎いヤツだと清正は思う。

 娘は、縁の下に座っているクロを撫でながらぼんやりと空を見上げている。

 その視線の先、見事な満月があった。

 ――月からやって来たナントヤラ、というわけでもあるまい。

 しかしその横顔には、そこはかとない哀愁があって、望郷の念に駆られているのは明白だ。

 清正はそんなことを思って、羽織を娘の頭からかぶせるように掛けた。

 それでようやく、娘は清正に気づき、こちらを向いた。

「こんなところでぼんやりしてると、風邪引くぞ」

 清正が声を掛けると、娘は羽織を肩から掛けなおしてありがとうと呟いた。

 そして清正を見上げて、微笑む。

「優しいね

「…別に。おねね様から託された客人に何かあったら事だからな」

 嘘は言っていない。清正がむっつりとして言うと、娘は肩をゆらしてクスクスと笑った。

 そんな笑顔にほっとした己に気づいた清正は、誰から指摘されたわけでも、ましてやその安堵を悟られたわけでもないのに、

 (別に

 と心中言い訳をしている。一体誰のための弁明か。

 そんな狼狽を誤魔化すようにして、清正はどうしたんだ、と言葉を紡ぐ。

「月なんか眺めて。ゲンダイ、とやらが恋しくなったのか」

 紛らわすために適当に吐いた言葉であったが、娘は頷いた。

「分かる?さすがは清正、一心同体ね」

 なんでそうなるんだ、と清正は呆れたように口を閉じた。

 一瞬でも心配した自分が損だ。

 むすっとした清正に構わず、娘は言葉を続けた。

「あのね、考えたことがあるのよ。聞いて。…今、目の前に居る清正と、…あなたのことね。あなたと、私の恋人の清正は、やっぱり違うなって」

「当たり前だ。俺は俺以外の何者にもなった覚えはない」

「それは、そうだけどさあ」

 彼女曰く、清正は“来世の恋人”らしい。

 そして彼女の住まうニジュウイッセイキとやらには、清正とそっくりの“清正”が居て。…なんて途方もない話。

「でも、やっぱり似てる」

「…前にも聞いた」

「しゃべり方もね、むっつりした顔もね、全部全部。ご先祖様かな?それとも前世の姿かしら。不思議だわぁ…」

「俺は、俺だ」

 伸ばされた手が、清正の手に触れた。

 控え目な手つきは、清正の手の重さを測るように軽く持ち上げたあとさっと撤退していった。

「やっぱり、ここは戦国時代なのかぁ…。そうよね、あなた戦国武将で、私のことをお世話してくれたおねね様っていうのも、…北政所様ってやつみたいだし」

「だから最初からそう言ってるだろ」

「そうね。あなたは、清正!っていうよりもはや清正様って感じだもの呼び捨てなんて恐れ多いわ」

 と言うものの、娘は清正を呼びつけにする。

 当初それに抵抗があったものの、慣れとは恐ろしいものだ。今の調子で娘が“清正様”なんて言おうものなら、かゆくて仕方がないだろう。

 娘の話は続く。

「私の“清正”は、なんかちょっと尻に敷かれてる感じはあるし、似ててもやっぱり別人ね」

 どこか苦笑気味に娘が言う。

 清正はどこか違和感を覚えた。清正を呼ぶときのそれと、彼女の。。。清正を呼ぶ声音はまるで違うのだ。

 心なしか、清正の顔から表情が消えた。

「…お前の清正とやらは、よほど腑抜けらしいな」

 違和感をかき消すようにそう呟くと、娘がくわっと睨みつけてきた。

「そんなこと言わないでよ!別に腑抜けじゃない」

「女の尻に敷かれる男なんて、腑抜けだろ」

「そんなことない!っていうか、秀吉さまだっておねね様の尻に敷かれてるでしょ」

「愚弄する気か?!」

「愚弄じゃないもん、本人が言ってたの!“わしゃあねねには頭が上がらんでの~”って」

「……」

 想像するだにかたくない。それゆえ、清正は反論言葉を失った。

 黙りこんだ清正に、娘はすこしばかり申し訳なさそうにした。

「まあ、気分を害したのなら謝るけど。…でも、“清正”を他の人からそんな風に言われるのは、いやだなって」

「悪かったな」

「いいよ。そりゃあ、大名あなたから見たら取るに足らないかも知れないけど、それでも“清正”はい旦那様なんだからね。恋愛面ではちょっとヘタレだけど、それ以外だったら男らしいし、指圧うまいし、ノート超きれいに取るんだから!」

「そーかよ」

「そうよ」

 少しばかり意味の分からない言葉もあったが、清正は適当に流した。

 しかしそんな清正に構わず、娘は大いに胸を張る。自分のことのように誇らしげだ。

「まあ、オカルトちょっと苦手でちょっと照れ屋だけど、料理は出来るし、朝も起こしてくれるし、本当に結婚したいくらい最高なのよ。清正の作るモヤシ炒め、食べたいなぁ…」

「清正は、俺だ」

「そーだけど、でもあなた料理できないでしょ」

料理なんて女の仕事だろ」

ジェンダー!“清正”はそんなこと言わないもん。むしろ『お前料理、味薄すぎるんだよ。俺が作る』とか言ってくれるんだから。最高よねえ、ホント

「だから、俺が清正だ!」

 鼓膜をびびりと揺るがすような清正の声に、娘はびくりと肩を揺する。娘どころか、縁の下のクロまでもピンと耳や尻尾を立てて驚いている。

 覚えず大声を出してしまった清正は、彼女の反応でわれに返った。口をつぐみ、たまらず目を逸らした。

「…悪い」

「いや、大丈夫

 (何を馬鹿なことを)

 清正の心中、後悔の大嵐だ。こんな詮無いことで怒鳴っても仕様がないというのに。

 大体何を苛立っているのだと自問しかけて、清正ははっとした。

 一方で娘は、清正の胸中など少しも知らず悩ましげなため息を吐き、帰りたい、とこぼしながらクロを撫でている。

「お前とのお別れはさびしいけどね。きっと清正が責任持って育ててくれるから安心しな。…清正は、何してるんだろうか」

 清正は、その瞬間意識がとんだように錯覚した。

 無意識に繰り出した手が、娘の手を掴んでいる。驚いて清正を振り返る彼女の肩を、もう一方の手ががっちりと掴んで離さない。

 目を丸くした娘が何事か言葉を紡ぐより先に、清正が言った。

「俺は、ここに居る」

 清正の正面の丸い瞳の中に、清正の姿が映りこんでいる。そして、恐らく清正のそれにも彼女の姿が。

 言葉も出せずに固まっていた娘であるが、子犬が膝にもっとと言うようにじゃれ付いてきた拍子に、金縛りが解けたようだ。

 少し恥ずかしそうに目を逸らしてから、苦笑し、娘はかぶりを振った。

「…参ったな。少しドキッとしちゃった」

「清正は、俺だ。俺が清正だ。。。。。」

「でも、…私は、“清正”じゃないとダメだ。だってね、私の好きな清正は、あなたみたいにびしっと決められない。でも、そういう清正が、私は好きだから

夢子、」

 恐らく初めて、名前を呼んだ清正に娘が目を見開いた。

「…名前、知ってたんだ」

 当然だと、清正が答えようとしたまさにその瞬間。

 すっと娘の身体の輪郭がぼやけた。ぎょっとする清正の前で、娘の身体は色を失い、後ろの風景が透けて見えるまでになった。

「あ、来た。タイムリミットだ」

「どういうことだ…?」

「帰れるみたい。清正“様”、これまでお世話になりました。豊臣ご夫妻にもよろしくお伝えくださいませ。…クロ、元気でね」

 もう随分と薄くなった身体で娘はクロの身体に触れる。感触がないのか、クロは不思議そうな顔をするだけで。

 羽織が、ばさりと音を立てて廊下に落ちた。

 清正は思わず捕まえようとして手を伸ばしたが、透き通るだけで掴むことは出来ない。

ありがとう。清正の所に、帰るね」

 その言葉最後に、清正の前から人一人が消えた。「…っオイ!」

 蛍がいっせいに飛び立ったような光の残像だけを残して。

 どこか呆然として、清正は廊下に落ちた己の羽織を拾った。確かに暖かい。――体温はほのかに残っていると言うのに。

 何もなくなった虚空を見つめていると、縁の下からクロが顔を覗かせて鼻を鳴らす。主の不在を嘆いているようにも見えた。

 無意識に手を伸ばしてそんな子犬の頭をなでると、清正はぽつねんと言葉をこぼした。

「…清正って誰だよ…」








 ~fin

2015-03-01

馬鹿馬鹿しいけど、世間話をするためのコミュニケーションについて真剣に悩んでいる話

私自身人見知りでコミュニケーションが下手くそだが、会社でいっしょにお昼を食べる同期もまた私と同等かそれ以上の人見知り人間である。そして当然のように会話が成立しない。もう1年以上毎日いっしょにごはんを食べているのに。

最初はたくさんいた同期でなんてことな雑談を交わしながらお昼を食べていたが、年々辞めていき気がつけばわたしと人見知りの同期のふたりきりになってしまった。

もともとその人見知り同期はグループでの会話も完全に聞き役にまわり、誰かが話を振らないと参加してこないタイプだった。よって今日からふたりきりでごはんを食べるとなった時に私は単純に不安になったし、案の定の日々を送ることとなっている。

私が悪いのか、向こうが悪いのか。いやどちらも悪いのだろうし冷静に考えればどちらも悪くないのだろう。

友達にはなれないタイプだというのはこの1年で十分に分かったのだし、適度な距離で付き合えば良いのだろう。

あくま会社人間なのだし、社交というやつだ。

でも何気無い一言を言うのも許されないのは辛い。

人見知りの同期は私が同意しないと落ち込む。Aだと思うという同期に私はBだと思うといえば、愛想笑いで「そうかもね〜」と棒読みを返してくれてそのまま黙り込んでしまう。

そうなると私はどうしていいかわからない。意見が一致しない話題だと、会話がとまってしまう。しかしどうにも私たち趣味や考え方が合わないらしい。よって会話はたいてい1.5往復くらいで終了してしまう。

私は意見が違うのは当たり前だし自分と違う人の意見を聞くのは楽しいと思うのだが同期には「返答の選択肢を間違えた」と思わせてしまうようだ。

毎日毎日天気の話をするのはうんざりだ。相手の服装を無理やり褒めあうの疲れた

たまに同時に会話を切り出してしまうことがある。「ごめん」「いいよ」などと言い合ったり雰囲気でどちらかが仕切り直して話し始めれば良いと思うのだが、その同期は物凄い勢いで「ごめんなさい!!」と謝ってくれる。初めて言われた時は吃驚して何も言えなかったしそんなに私は気を遣わせているのかとショックだった。「謝らなくてもいいよ、私がすごい怖い人みたいじゃん」と冗談っぽく言えば笑ってくれるかなと思ったが、その同期は沈黙してしまった。やっぱり私は怖いのか…?だが飲みに誘ってくれたり映画を観に行こうと誘ってくれたりもする。

私自身人見知りだからこそ彼女の言動はわからなくもないのだけど、でもわかるからと言ってこの日々を受け止められるかといえばそうではない。

物凄く馬鹿馬鹿しいとは思うのだが、この永久突破できない距離感は少しづつだが確実に、ストレスなのだ

それとも私の話し方が威圧的なのだろうか。その同期以外と話すと楽しく会話できてしまうので、もう自分でも混乱してきている。世間話とはどういう切り口でどういう話題を振ればいいのか最近本当にわからない。非常に馬鹿馬鹿しいと思いながら。

2015-02-28

増田に書けばフィクションって事で許されるよね!19

午後三時あたりになると見かける参拝者層。

中年男と、派手な女という組み合わせ。この組み合わせだけはこの時間帯に来る事が多い。

参拝者自体が少なくなる時間帯だけに余計に目立つのだが、当初はなぜこの組み合わせが多いのか理解できなかった。

不倫にしては人目を忍ぶ風でもなければ雰囲気に纏う後ろめたさもなく、あっけらかんとした軽さとノリはまるで若者のよう。厚い化粧。高いコート

しばらく相当な人数を観察し続けた結果、ようやくこいつらは「同伴出勤前」なのだという事に気付いた。

で。こういう水商売風の女と中年男という組み合わせはまず神社来てもおみくじ引いて年甲斐もなくはしゃいだり境内フラついて帰るだけでこの時間帯に祈願なんて頼みに来ないのだが、珍しく祈願申し込みに来る事があった。

おや珍しい、どういう風の吹き回しだ、出勤時間大丈夫なのかね、と思いつつ受付。



中年男「御祈願をお願いしたいのですが」

神主様「厄除けでいらっしゃいますか?」

中年男「いえ、厄年ではないです、普通ので」

神主様「(違うんかい)では家内安全でよろしいですか。それではご住所とお名前を」

中年男「〇〇市〇〇、〇〇…」

神主様「はい

派手女「……。」

神主様「お連れ様も御祈願お受けになりますか?」

派手女「…はい

中年男「せっかくだしね」

神主様「それではご住所とお名前を」

派手女「……。」

神主様「(? 何だこの沈黙?)」

中年男「………。(固い雰囲気)」

神主様「(? 何でこいつ変な集中してんの?)」

派手女「……〇〇市〇〇、〇〇番地〇〇〇」

神主様「はい(ああ、なるほど)」



何だっけ、どこぞの寺社に残されてる数百年前の祈願受付記録から前田利家父子あたりの生年がわかりましたみたいな話があったけど。

水商売女の住所やら名前やら割るのに、同伴持ちかけて、神社に誘って、祈願受けるよう話を運んで、とこういう手を使う奴もいるんだねえ。

おお俗世こわいこわい。










追記:

うわホッテントリ入りかよ。書いてて確かに、クズで下衆でゴミ増田どもが喜びそうな話だなとは思ったけど。

はいえ、ここで貼らないとこの事態で一つも得する事がないわけだし、一応貼っとくかね。

http://d.hatena.ne.jp/oramuda/



ブコメ返し:



sukekyo 一応は、神様に対するお願いごとだからウソの住所氏名をいうのもバチがあたるようで抵抗があるって心理をついた上手い方法だね。



A:一夜限りの夢を提供するお仕事プロに対して、神様の前で嘘はつけないだろうと考えるその浅慮さを考えると、とても上手い方法とは言えないだろう。ドラマとかの見過ぎじゃね?



kaerudayo ネタ 人生 日本 よいしょっと お役立ち



A:ネタじゃねーよゴミ野郎ネタならわざわざ匿名の場選んで書く必要ないわカス



sds-page 店の住所でも書いときゃええやろ



A:それが一番スマートだろうな。で、男に気付かれて「それ店の所在地じゃん!」って突っ込まれたとしても「あの店はもう、私の家のようなものから」みたいなイイ話を語り始める事によって切り返すのが、水商売の中の水商売だろうな。



anondwriter http://reisaiburoga-noakusesukojikinihakyouryokusinai で戦ってらした方?



A:戦う?(笑) 昔、大手に噛み付けばいいとでも考えたのか、アクセス乞食の零細ブロガーからブコメやIDコールを連発されたので、迷惑行為をやめるように諭したり自分が相手にしている事がどんな事か教えてあげたりした事はあったけど、戦った事なんてないなあ(笑)人違いじゃね?



anigoka 水商売だったら嘘住所とか候補として暗記してそうだけど もしかして実住所への躊躇と嘘住所の脳内検索が妙な間の正体かw



A:どうだか。相対した私の印象では、女は本当の住所を口にしたように感じたけど、でもこの状況下では十中八九嘘つくのが普通だろうしな。



toru-nakata 市役所に提出する書類ですら、年齢は鯖を読むのが、普通だ。それが世間というものである



A:この人は一体何を言っているのですか?



mrmt ライフハック



A:このエントリを読んでこういう感想が出てくるあたりが増田増田たる所以であり、そして、このようなブコメをつけていくスタイルこそクールだとか思っているあたりが糞ブックマーカーの糞たる所以だよな。



maturi 全部嘘だったんだぜ(斎藤



A:残念ながら実話。女の住所の真偽までは知らんが。



nibo_shi 前置き読まずにいきなり会話から読んだけど意味分かったわ。余計な前書きいらんかったね



A:前置きや状況設定書かずにいきなり会話だけ書くと「~かもしれない」「~かもしれない」って可能性を指摘するバカ大勢湧くんだわ。

エントリ執筆者のことを少しも考えもせずにただ書き散らす、実に浅慮極まりないお前のクソみたいなブコメなんていらんかったね



death6coin ↓信心深いと神様の前で嘘つけない。神様の前で嘘をついたなら、それはそれで責められそう



A:確かに水商売はかなり験をかつぐ方だが、そもそも本当に信心深いような人間水商売なんてやらないだろうよ。




aoi_tomoyuki 普通に嘘書くんちゃうか



A:それをさせない為に、「男だけ住所と名前を言う、と見せかけておいていきなり女にも尋ねさせる」という不意打ちをしたんじゃね?


Sediment このあとは坊主がおいしくいただきました



A:お前現国の成績悪かっただろ

2015-02-26

オチューン騒動に関する久谷女子岡田育発言ゲスくて引いた

この記事を読んで

オチューンさんの紙増田について、久谷女子さんに抗議文を送付しました。 - 一人暮らし・フリーターでも30歳までに1000万貯蓄出来たアンビバレント女々がはてなユーザーの力を借りて高学歴になるブログ。

正直この一件は、出歯亀根性丸出しで生暖かく見守っていた。たまに煽るようなブコメもしつつ。

だけど、前述の記事を読んで久谷女子という集団について知り、その情報を追ってみたところ、とんでもない発言に出くわした

《『久谷女子便り』第9号を隅々まで読んだ上で、あんな感想を抱かれるのなら私のほうこそ「失望」してしまうな。いやー、まさかとは思うが、本誌を買って読んでもいないのに、誌面のキャプチャ画像だけ見てWEBにあんなこと書き散らしたりはしてませんよね? 私がどんな想いで今号のコラム書いたか!》

岡田育 / Iku OkadaさんはTwitterを使っています: "『久谷女子便り』第9号を隅々まで読んだ上で、あんな感想を抱かれるのなら私のほうこそ「失望」してしまうな。いやー、まさかとは思うが、本誌を買って読んでもいないのに、誌面のキャプチャ画像だけ見てWEBにあんなこと書き散らしたりはしてませんよね? 私がどんな想いで今号のコラム書いたか!"

《続)この件について私が沈黙する理由は、『久谷女子便り』第9号掲載コラムを読んでいただければ十分わかるんじゃないかと思っていたんですが。皮肉なほど同じことの繰り返しだね。うんざりです。「私は私という立場を離れられないから」、これ以上はWEBに書きませんけど……これで伝わるでしょ?》

岡田育 / Iku OkadaさんはTwitterを使っています: "続)この件について私が沈黙する理由は、『久谷女子便り』第9号掲載のコラムを読んでいただければ十分わかるんじゃないかと思っていたんですが。皮肉なほど同じことの繰り返しだね。うんざりです。「私は私という立場を離れられないから」、これ以上はWEBに書きませんけど……これで伝わるでしょ?"

《続)私はTwitterを使い始めた当初から見ず知らずの相手に全レスなんかしないし。「購読する気のない奴に過剰なサービスする気はない」と宣言してtogetterにまとめ記事を作られ、その後わざわざイベントに足運んでくださった相手と和解したりもしたし。どう考えてもただの平常運行だろ。》

岡田育 / Iku OkadaさんはTwitterを使っています: "続)私はTwitterを使い始めた当初から見ず知らずの相手に全レスなんかしないし。「購読する気のない奴に過剰なサービスする気はない」と宣言してtogetterにまとめ記事を作られ、その後わざわざイベントに足運んでくださった相手と和解したりもしたし。どう考えてもただの平常運行だろ。"

なんだろう。この、他人名誉を貶めておきながら「俺はこういうルールからそれに従え」的な傲慢さ。

岡田育というのは比較人格者だと思ってたけど失望した。

久谷女子かいう糞同人誌廃刊になって欲しいし、岡田育にも消えてほしい。

この人はこれから先も、表現の自由を謳いながら誰かを傷付けては、その名誉回復させることを放棄し知らんぷりを決め込むのだろう。

その存在はもはや凶器しかないと思う。

なので岡田育さん。並びに久谷女子さん。

あなたが貶めた他人名誉回復させるか、それが嫌ならどうか筆を折ってください。

以上、よろしくお願いします。

追伸

セックスおじさんid:otsuneはさっさと金返してやれよ。お前が元凶なんだよ。

2015-02-25

[] 『ソーシャルリンク』 その2

  統合失調症。ありもしない幻覚や幻聴に悩まされる精神病気認知の歪みから被害妄想に陥ることもある……

  読んでいた本を机に投げ出し、俺はソファに横になった。アパートを兼ねた賃貸事務所だ。自殺未遂をしたアパートは追い出された。無事に退院した俺は、膨らんだ借金を返すべく新しい事業を始めたのだ。

  自殺未遂から生還してから、俺の目にはそれまで見えなかった物が見えるようになった。『人と人の間の関係』が見えるようになったのだ。なぜかは分からない。ただの幻覚かもしれない。なんと言ってもうつ病持ちだったのだ。他の病気になっても不思議ではない。

  人間の脳の神秘って奴かもしれない。自殺に使った洗剤からたまたま特殊化学物質が発生して、その影響で眠っていた能力が目覚めたのかも。あるいは、酸欠によって脳の一部が死ぬことで、今までと違う脳の回路が活動を始めたのかもしれない。事故きっかけに画家音楽家になった事例もある。

  いずれにせよ、俺は超自然的な能力を手に入れた。窓から通りを歩く人々を眺める。人間社会的な生き物だ。様々な人が様々な人と『繋がり』を持って生きている。今の俺には、それが見える。

  『繋がり』は実に多種多様な見た目をしている。あの看護婦医者の間は運命赤い糸で繋がっていた。同じ恋人同士と思しき男女でも、もっとぼんやりした、細く白い糸で繋がった仲もある。『繋がり』は二人の関係象徴した見た目をしているらしい。燃え盛る炎や、逆に黒光りする重々しい鎖で繋がった仲もある。

  通りを若い夫婦幼稚園ぐらいの子供の親子連れが歩いている。全員が淡く光る、クリーム色の光のリボンで全身が包まれている。概ね、良い関係は明るい色をしている。

  スーツ姿のサラリーマンが二人歩いている。先輩と後輩のようだ。先輩から後輩には、蜘蛛の糸のような細くもやもやした線が伸び、後輩の全身をふんわりと包んでいる。後輩から先輩へは汚水を滴らせるヘドロが伸びている。人間関係は非対称だ。一方が特別に悪い感情を持っていなくても、逆もそうとは限らない。

  髪の毛のような細い関係四方八方に伸ばす若いOL、胴体に太いロープを一本だけ結びつけた中年男性。本当に人それぞれだ。人とどのような関係を築くかこそ、生き方のものなのだ

  その時、事務所の呼び鈴が鳴った。客だ。慌てて机の上の読みさしの本を椅子の下に放る。カーテンを閉めて部屋を薄暗くした上で、俺はもったいぶった雰囲気を作って言った。

「お入りなさい」

  事務所の扉を開け、制服姿の学生が入ってきた。

こんにちは~」

「ここがねぇ」

「ほんとに当たるのかよ」

「ほんとだって! キョーコもここで占ってもらったって!」

  見覚えがある。近所の中学校制服だ。男女ペアで六人。

「悩める子羊達よ、プリンス佐々木占いの館にようこそ。あなたの恋の行方を占ってしんぜよう」

  俺はこの能力を生かして占い屋を始めた。恋愛占い專門だ。お互いに気があるかどうかなんて、見れば分かるのだからチョロい商売だ。リーダー格らしき女子が言った。

「私達の恋愛がどれくらい続くか占ってください! まずは……」

  すかさず手を上げ、続く言葉を制止する。

「皆まで言わずとも分かっています

  男女が二人づつで六人だ。当然カップル三組で来たということだ。強く想い合っているカップルは、今の俺には一目で分かる。それを言い当てることで、『ホンモノ』という評判を立てるのだ。噂が噂を呼び、俺の占い屋は連日長蛇の列ができることだろう。さあ、年端も行かぬ中学生どもめ。超自然的な体験をさせてやるぜ!

「お名前を聞かせてもらって、よろしいですか?」

田中です」

佐藤神奈

「ニシーって呼ばれてます

「トモっでーす」

鈴木元一郎です」

「ササで」

  めいめい名乗る中学生達。友情空色リボンだ。太さはまちまちで、所々ピンと張り詰めていたり、余裕があったりするが全員が中学生らしい爽やかな友情で結ばれている。とても健康的だ。

  俺は友情とは違う、もっとねちっこく強い繋がりを持つ男女を見つけていった。計三本。実に素直だ。分かりやすい。

田中さんとニシー君、佐藤さんと鈴木君、トモさんとササ君が恋人同士ですね。どのカップルもお互いがお互いを強く想っています。他の誰よりも特別に思っていますよ。恋愛は長続きするでしょう」

  リーダー格のポニーテールチャーミングな田中さんクールビューティっぽい佐藤さん、お調子者っぽいトモさん。野郎どもは、どうでもいいけどだいたいイケメンだ。中学生だと言うのに、みんな実にかわいい。こんなかわいい彼女がいるのが羨ましい。

  しかし、何か様子がおかしい。六人の男女は全員、時が止まったかのように黙りこくっている。俺の言った事が信じられないといった顔だ。

「どういうことよ……」

  次の瞬間、もの凄い事が起きた。六人の間にあったパーティの飾り付けみたいな華やかなリボンが、一瞬でバラバラにちぎれ飛んだ。残ったのはどろどろの愛憎。

「ニシー、私とは付き合えないって言ったよね!?

「そっ、それは、ササがお前のこと好きだと思ってたから……」

「は? 俺がいつそんな事言ったよ?」

「ササっち! ちゃんと言ってくれたら、私、ゲンなんかと!」

「ゲンなんか? なんか? 鈴木君のことを悪く言わないでくれる?」

「はあー!? お前が一番……っ! 俺のこと振ったじゃねぇかよ!」

  激しく罵り合う中学生達。一言ごとに六人の間の関係は波うち、尖り、断裂し、何か濁った関係が新たに生まれるのを繰り返し──

「…………」

  重苦しい沈黙があたりを支配する頃には、彼らの関係ウニのような針でお互いを刺しあう物に変わっていた。これは、もしかして、とんでもない事をしてしまったのでは……?

「あ、あの~」

  全員の視線が俺に向く。

青春してるとこ悪いんですが、占い代、一人千円……」

「はぁ?」

  ギンギンに睨みをきかせてくる田中さん

「払うわけないでしょ! ふざけてんの!?

  彼女事務所の戸を乱暴に開けて、外に出た。無言で牽制あいながら、それに続く残りの五人。

「あっれー。おっかしいなぁ」

  占いなんてチョロい商売だったはずなのに。何がまずかったんだろう?

  * * *

次 http://anond.hatelabo.jp/20150225123020

前 http://anond.hatelabo.jp/20150225042118

マインドマップ

上司からメール添付でマインドマップが送られてきた

ここ最近議論してる業務システム権限周りについてのこと・・・

らしいようだが、パッと見してから少し読み込んでみたけどさっぱりわからん

「こうやってまとめてみました。ドヤァ!!!!」

ということなんだけど、

残念ながら・・・

「いいたいことはわかります部長目線でこういう風に整理されたんですねー」

部長の頭ってこうなってるんだー」

皮肉特盛でいう程度でしか扱えない。

個々人の思考記憶が並列化できている状態なら、このマインドマップは簡単にメンバー間で共有化され、

作成者思考意図を寸分たがわずに全員が瞬時に共有できただろう。

誰もが部長の思いを齟齬なく受け入れられる[評価はまた別です]だろう・・・

でもね、そんなことまだまだ無理なんです。

脳みそナノマシンをたぷんたぷんに注入できないし、義体化とかしてないし・・・

からマインドマップみたいな自己満で「意識高くなりたい系」のツールをぶっこんできて思考意識集団記憶の統制をはかろうとする、

カスアイデア当て馬で挙げといた後で、これまで上がった案のいいとこどりをスナッチする

とくに弱気な部下は追従するしかないわけで、そういう子はしばらくして沈黙し、のちにうつ病になる

思いつきひらめきは大事なんだけど、それをすぐではなく、せめて一晩寝かしてから提案してほしい。

2015-02-24

ハッキング極意5】エディタを極める者がプログラミングを極める

やあ、今日は二回目だよ。

さっき書いた奴はどちらかというと実践的すぎて、つまらなかったかも知れないよね。

からちょっと為になる話をしておこうとおもってね

前回の記事

http://anond.hatelabo.jp/20150224002209

エディタ

神のOS LinuxにはWindows界では理解されないエディタについての戦争がある。

vimEmacs民主党共和党みたいな感じで戦っている。

それは少し生易しい表現だったかも知れない。

実際に戦って死人も出ているんだ。

2003年には武力闘争にまで発展し、PKOが介入することになったけれども

今はグローバル化して国境なき紛争として、様々な場所問題引き起こしている。

なぜこれまでに戦うのか?

それはプログラミング

プログラミングハッカーにとっては魔法なのだ

武器なのだ

なのだ

すべてなのだ

魔法思想であり、思想は戦い方のスタイルにつながっている。

よって、どのエディタを使うのかはどのようなイデオロギーを持ってそしてどのように戦うか、ハッカーにとってはアイデンティティに関わる重要なこと。

さて、僕はどの立場人間なのかということを明らかにする時が来たようだね。

僕のハッキングスタイルコーディングスタイル、そして思想がいま明らかになる。

最も実践的なエディタ

僕が使っているエディタジャポニカ学習帳だ。

かなり異端ジャポニカ派だ。

しかしこれはかなり実践的なデザインで、僕の攻撃スタイルにとてもあっている。

まず、コーディングシートを塗るときに素晴らしい下敷きになる。

2Bの鉛筆で力強く塗っても全く穴があかない下敷き。

かといって硬すぎずクッションのように包んでくれる。

強い武器でいて優しさにあふれている。

デバッグ

やばい攻撃の途中だがコーディングが間違っていたかも知れない!!

そういう時は素早くジャポニカ学習帳を開く。

ジャポニカ学習帳【じゆうちょう】を開くとそこには真っ白い無地のページが広がっている。

そこに一心不乱に0と1を書く。

0と1を書いて、自分コーディングシートに示していたアドレスメモして、どの値を入れていたのかを確認し、順次立ててメモリ空間の二進数がどう変化していくのか書いていくのだ。

機械語日本語と同じ、九九のように二進数計算を進めていく。

IBM研修でもらったフローチャート用定規もつかったりする。

すべてが分かった時に再びコーディングシートに移る。

実行

すべてが終わった。

すぐパンチャーに渡すんだ!

その時に役に立つのジャポニカ学習帳だ。

何枚ものコーディングシートをジャポニカ学習帳に挟む!ページを間違えないようにね。

そしてそれをフリスビーのようにパンチャーに投げるんだ。

ネイティブに直接効く摩訶不思議コードは即座に実行され、

現代っ子のハッカーにはわからない謎の攻撃で相手は完全に沈黙

そして今日秘密機関から報酬が貰える。。

2015-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20150223004537

先日、そんな感じで自分の話ばかりしてて、後で「相手するのしんどかった」と言ってたらしい。

しろ自分のことは話さず、適当話題振って聞き役に回ろうかと思ってる。というかすでに他の子実践してみた。

の子の内心はどうだか分からないけど、表面上は楽しそうに見えたな。

いや、前回の人も楽しそうに見えたし、分からないけどな。


音楽何聞くの?」って聞かれたら「最近聞かないけど、君はどう?」って感じで

それで少なくとも沈黙は避けられる

それでいってみる。

ありがとう

http://anond.hatelabo.jp/20150223004121

相手に質問される前に、増田の方から多少なりとも自分が興味ある分野について質問してみれば

結果的自分の喋りたいことばっか喋ってる男になるかも知れんが、割とそういう奴はよく見るしな

もしくは興味ない事でも相手に同じ質問をし返す

音楽何聞くの?」って聞かれたら「最近聞かないけど、君はどう?」って感じで

それで少なくとも沈黙は避けられる

2015-02-11

異性と会話が続かない

 たぶん僕の話はつまらない。

今日だってある女の子と食事に行ったんだけど、店選びまではよかった。けどたびたび来る沈黙がまあコワイコワイ。

別に沈黙が気まずさに直結するわけではないんですよ、あるじゃないですか、心地の良い沈黙。でもそうじゃなくて。

この会話のぶつ切れ感というか、いろんな話題の表面をなぞって一つの話題で盛り上がるってことがないんですよね。

 僕の会話は、その人が取り巻いてる”環境”を聞いて、掘り下げられる話題があれば掘り下げたい、みたいなイメージ

からどうしても、大学のこととか、アルバイトのことだったり、就活控えてるので就職のこととか聞いたりしちゃう

掘り下げられる話題がなかったら淡々と次のこと質問とかしちゃう

そこまではいいんだけどさ、話題尽きちゃう。どんなこと聞こうか思いつかないの。あーなに話そうかなどうしようって思ってるのだって多分バレバレ

異性にかかわらず同性に対してもたまにこういう面接会話やブツ切れ会話みたいなテンポの悪い運びになる

オマエは女の子面接でもしてんのかよ!?とツッコまれレベル

 別にすべての女の子に対してこういう調子になるわけでもない。

過去積極的に話しかけてくれる子とかは全然大丈夫だった。

ちゃんと話聞いてあげて、それに対して僕もある程度会話が続くようなキッカケを入れつつレスポンスをしさえすればよかったんだもん。

今思えば人任せだったんだよね、今度は自分主体というか、話を引き出す立場になったときには、何も満足行くもの提供できていないわけだ。

あるいは、同じサークルとか共通の友人の身内ネタが通用する人だったりするとまあ楽しく話せたりする。

結局会話の中でいかに共通の話題を見つけられるかということなんだろう、せっかくあったとしてもこっちがニワカすぎて取りこぼすって経験もあったけどさ。

 どうしたらお互い楽しめる会話が提供できるんだろう

一応ね、常にアンテナ張って色んな話題にも対応できるようにしたり、たとえ知らなくたって興味持って聞いてみたりはしてる。

話題アーティスト映画とかも抑えようとは試みてる。高校時代なんかよりはよっぽど喋れるようにはなったよ。

けどだめなんだよね、キャッキャウフフみたいな会話したいんだよ!ていうかキャッキャウフフがしたいんだよ!

なかなかこんなふうに女の子が笑う感じになってくれない。小ギャグとか挟めないっすよ。

ほんとは何はなそうなんて考えないで自然ポンポン会話をやりとりしたいんだ。ただの相性の問題?いやそんな言葉で片付けるのはみっともないか

うーん、みんなどうしてるの?

@mememememiti 氏ネットやめてしまうんもったいないで。

mememememiti 氏ネットやめてしまうんもったいないで。

まだまだコンテンツ力あるから来年受験失敗ぐらいまでは頑張って欲しい。

結局今年は受験すらしなかったんやろ。

やっぱコンテンツ的には一発受験しといて砕け散ってからネットやめたほうがいいと思う。

裁判頑張ってね

サイバーメガネvsコウモリotsune vs メメ、はてぶオフ会から半年たって

ウォッチ対象として面白い

いずれも2014年に開催されたはてぶオフ会なる集まりきっかけに急速に泥沼化した様相

最近の様子(2015年1月-2月

サイバーメガネ

https://twitter.com/miraihack

コウモリ

https://twitter.com/1984lee

otsune

メメ



いずれも結果、裁判、という流れのようだ。引き続きウォッチ

2015-02-06

反射的逆張り屋よ、滅びよ

詐欺師よ、滅びよ

愚者よ、沈黙せよ

2015-02-02

いい歳をして思わせぶり女だけど吐き出す




この歳まで少々気のある素振りをするだけで

大抵の男性を落とすことができてきたので

かなり勘違いしてきたと思う




思わせぶりというのは

普通に話していて好意を向けられた場合

告白させずじらしたり


落とせそうだなと思った男性に対し

こちらからニコニコしてみたり

嬉しそうに話してみたり

軽くボディタッチをするなど





最初自分がそうされたいからしはじめたことが

思ったよりも男性から好意を返してもらえるのが嬉しくて

どんどんのめり込んでしまった



理由あって家庭が複雑で鬱屈した思いをしてきた穴埋めなのか



思わせぶりな態度をとって

向こうが告白してきたら

突放す



ということが止められないできた




そうしている間に相手が病的になったり

付き纏いをしだして反省するのだが

ほとぼりが冷めるとまた繰り返してしま


振られた男性の方が辛いだろうが

私なりには悩んできた



結婚すると制約もあるしこういうこともできなくなるだろうと

思っていたのだけれど

実際は既婚者になってからのほうが誘いが多い

後腐れがないと思われているからだろう



だが思わせぶりではあるがビッチではないのでセックスはしない

だけどそれで余計に怒らせている感がある





これは長い前振り







最近年下の男の子から好意を向けられているのに気付いてしまった

職場新人男の子

理系で線の細い

凛としているようでどこか自信の無さそうな


こちらから笑いかけると照れて右斜めに目を伏せる仕草

用事もないのに側に来て手伝おうとしてきたり

慣れない様子で遠まわしに髪形や服装を褒めてきたり



先日は飲み会で私が結婚していなかったらよかったのにと

言われてしまった



 こういったことは今までも何度もあった

これまでももったいぶって好きにさせては振るを繰り返してきた



でもふと職場で気配を感じて振り返ると目が合って俯かれたり

質問してきたのに急に沈黙して濡れた眼でじっと見つめられたり



その熱っぽい仕草の一つ一つが毎晩想い起されて最近眠れない



夫とは幸せ結婚生活を送っている

不満もあるが相思相愛

何も壊したくない

でも


結婚していなかったら”

の続きが聞きたくなっている



これまでの人のように傷つけたくない何かが彼にはあるのに

気付くとまた思わせぶりに振舞っている気がする


職場では何人か彼の私への視線に気づいている人が出てき始めた


ここで先輩らしく線引きをしなくてはと思うのに

それを長引かせている自分がいる




付き合いたいとは思わない

後で面倒だしその時彼がうまく振舞えるとも思えない


けれど触れたいとは思う

でもそうするときっと自分がその後うまく振舞えないだろう




今まで思わせぶりに振舞って本気になったことはなかったのに

これがツケなんだろうか?

毎日夜胸が苦しくて辛い

2015-01-31

まどかさん

ブログの米で叩かれて心折れちゃったのかな…

ツイッターに不穏なひとこと残してそれ以降沈黙

わたしは彼女文章がすきなのでこのまま消えちゃったらやだな。

2015-01-22

http://anond.hatelabo.jp/20150122123214

なんだよ人気のアニメってようっぜーなこいつ、知らねえもんは知らねっつってんだよボケ

なーにが人気なんだよ、そりゃてめーの中じゃ人気かもしれねえけどな、これ聞いてるリスナーが皆が皆知ってるわけねーだろうが

これだからオタクってのはよー、手に負えねー人種だよなー

あーこいつらとっとと絶滅してくんねーかな

つかスタッフも大概にしろつんだ。てめーらが元ネタ知らねーからこっちに丸投げすんのかよ

んでこの場をどう収めろっつーんだよったくよー

っていう沈黙だよきっと

ハガキ職人モラル

昨晩の文化放送のリッスンでパーソナリティ女の子)のキャッチコピーリスナーが考えるというような趣旨のコーナーにて、

中3の女の子(中身はおっさんかもね)が元ネタSHIROBAKOの「どんどんドーナツどーんといこう!○○です!」というネタ投稿し、

パーソナリティはそれを読み上げたのだが、元ネタを知らないようで、「なにこれ、よくわかんなーい」というような感じのコメントをした。

コーナーは続き、それから2つ3つくらいのネタに「にっこにっこにー!○○です!」というネタを紹介していた。

このネタに対してはアニメ(ラブライブ)のキャラセリフということを知っているようで、「にこちゃんですよね」というコメントをしていた。

番組CMに入り、CM明けで、「どんどんドーナツどーんといこう!○○です!」を改めて言って、「なんだろうね、これー」という感じのコメントをまたした。

番組が終盤近くになって、元の投稿者(中3女子)とは別のリスナーから「どんどんドーナツSHIROBAKOというアニメ・・・」というネタ元を指摘するメールが届く。

そのメールを読み上げている途中からパーソナリティの声のトーンが動揺を感じているように変化し、読み終えた後に「え・・・」というとまどい、そして沈黙

指摘のメールには「人気のアニメ」という言葉が使われていたので、リスナーの受け取りようによっては自分のしコメントSHIROBAKOdisたかもしれないと感じたのか、

何も知らないでいたとはいえ、disるような表現をしてしまったことへの罪悪感なのか、パーソナリティの子は知らなかったことを釈明するようなコメントをした。

パーソナリティ元ネタを知らないのは仕方がないことだし、特定作品個人的評価したわけでもないし、責められることはないだろう。

スタッフについても、元ネタを知らないのなら、そういう投稿を選定してコーナーにのせてしまうのも、ある程度は仕方ないかもしれない。

投稿者パーソナリティの子に読ませたいフレーズからアニメセリフを選んだ、ということもネタ選びとして即座に否定されるものではないと思う。

はいえ、「パーソナリティ元ネタを知らないもの」を投稿して読ませるというのはどうなのだろうかと思う。

ネットラジオとが連動するようになって、番組への投稿は容易になり、敷居も低くなった反面、

お題に対する回答をろくに考えもせずに投稿するという弊害も起きているのかもしれない。

なんとも、後味の悪い展開だった。

2015-01-20

労働相談情報センター電話してみた

派遣で働いてるんだけど、派遣元の言ってることがどうもおかしい気がして労働相談情報センター電話してみた。

相談殺到してるのか知らないけど、何回かけてもつながらない。とにかく話し中。

民間とかの問い合わせ先みたいに「このままお待ちください」みたいなメッセージを聞きながら待ってればいいシステムじゃなくて、いちいち話し中になるから本当に切ってはかけ、切ってはかけの繰り返し。

最初面倒だからリダイヤル使ってたんだけど、何回か繰り返してたら全然違う一般の家かどこかにかかっちゃって、本当に申し訳なかった。

よく間違えられるって出た人も言ってた。

結局つながるまで冗談抜きで100回ぐらいかけたと思う。

それでもどうにかつながった。出た人が受話器越しでもやる気のなさが伝わってくるおばさんで、話を切り出すだけで結構勇気必要だった。

簡単にこっちの状況を説明する間もおばちゃんの言葉の端々になんとも言えない威圧感というか嫌々聞いてるみたいな雰囲気が漂ってる。

特に「それはあーた」(あなたって言ってるつもりなのかもしれないけど力が抜け過ぎているのか何回聞いてもそう聞こえた)と、人の話をまとめてぶった切るこのフレーズが強力だった。

話し始めて5分たつかどうかで、需給調整事業部にかけろと言われた。そっちの方が派遣問題に詳しいからって。ちなみにそのやりとりで印象的だったのは、こっちから聞かないとその事業部の受付時間を一切言わないこと。

「受付時間を教えてください」と聞いたらまず、昼間しかやってないと言う。その後ちょっと沈黙

なかなか具体的な時間を言ってくれそうにないのでしびれを切らして「夕方16時、17時ぐらいまでですかね?」と聞いたらやっと、17時までだと答える。

さらにこっちから「朝は9時ぐらいからですかね?」と聞いたらそうだと答えた。こんな感じで、具体的な時間を聞き出すのに会話が何往復かした。下手すると電話番号も言ってくれそうになかった。

自分問題はまだそんなに深刻じゃないかもしれないけど、もっともっと悩みに悩んで電話してきた人があの態度で受け答えされたらどうなんだろう。

それとも、深刻な人にはそれなりの対応をするんだろうか。

結局、お役所が聞く耳持ってるふりするための相談窓口()ということかね。

飲みの席で困った話。もしくは友人がハゲた話。

30歳にもなって友人と久しぶりに顔を合わせると、気まずいことに半分くらいが禿げ始めてくる

先日も10年ぶりくらいに友人数人と顔を合わせたのだけど、その内の一人がまた見事に禿げ上がっていた

最近突如として進行したのかまだ開き直れているほどの禿っぷりではなく、おでこから始まったそれはモーゼの十戒を思わせるように中心から左右に広がり、それでも中心部申し訳程度に残る毛髪がかろうじてヘアースタイル演出しようと意気込む姿が哀れだった

いわゆるヌクミズ型である

お互い触れないでおこうという暗黙の空気が流れる中、幸いながら地雷を踏むことなく食事は終わり近づいたところで彼が口を開いた

「久々にあってもみんな変わってなくて何よりだよ。ま、俺はちょっと禿げたけどね」

誰がどう見てもちょっとどころの騒ぎではない

しろ申し訳程度に残る未練が事態を更に悪化させている状況だ

おそらく誰にも触れられないことで気を病んでしまった末の一言だと思われるのだが、その一言によって周囲は完全に沈黙してしまった

結局誰一人として気の利いた返しも出来ず、重い空気のまま解散した

これからますます増えてくるシチュエーションを先回りして対策を用意しておかなくてはいけないと強く思わされる事件だった

あの時どんな返しをすれば彼も傷つけず場を和ますことが出来たのだろう

教えてはてなーの皆さん

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