私自身人見知りでコミュニケーションが下手くそだが、会社でいっしょにお昼を食べる同期もまた私と同等かそれ以上の人見知り人間である。そして当然のように会話が成立しない。もう1年以上毎日いっしょにごはんを食べているのに。
最初はたくさんいた同期でなんてことない雑談を交わしながらお昼を食べていたが、年々辞めていき気がつけばわたしと人見知りの同期のふたりきりになってしまった。
もともとその人見知り同期はグループでの会話も完全に聞き役にまわり、誰かが話を振らないと参加してこないタイプだった。よって今日からふたりきりでごはんを食べるとなった時に私は単純に不安になったし、案の定の日々を送ることとなっている。
私が悪いのか、向こうが悪いのか。いやどちらも悪いのだろうし冷静に考えればどちらも悪くないのだろう。
友達にはなれないタイプだというのはこの1年で十分に分かったのだし、適度な距離で付き合えば良いのだろう。
でも何気無い一言を言うのも許されないのは辛い。
人見知りの同期は私が同意しないと落ち込む。Aだと思うという同期に私はBだと思うといえば、愛想笑いで「そうかもね〜」と棒読みを返してくれてそのまま黙り込んでしまう。
そうなると私はどうしていいかわからない。意見が一致しない話題だと、会話がとまってしまう。しかしどうにも私たちは趣味や考え方が合わないらしい。よって会話はたいてい1.5往復くらいで終了してしまう。
私は意見が違うのは当たり前だし自分と違う人の意見を聞くのは楽しいと思うのだが同期には「返答の選択肢を間違えた」と思わせてしまうようだ。
毎日毎日天気の話をするのはうんざりだ。相手の服装を無理やり褒めあうの疲れた。
たまに同時に会話を切り出してしまうことがある。「ごめん」「いいよ」などと言い合ったり雰囲気でどちらかが仕切り直して話し始めれば良いと思うのだが、その同期は物凄い勢いで「ごめんなさい!!」と謝ってくれる。初めて言われた時は吃驚して何も言えなかったしそんなに私は気を遣わせているのかとショックだった。「謝らなくてもいいよ、私がすごい怖い人みたいじゃん」と冗談っぽく言えば笑ってくれるかなと思ったが、その同期は沈黙してしまった。やっぱり私は怖いのか…?だが飲みに誘ってくれたり映画を観に行こうと誘ってくれたりもする。
私自身人見知りだからこそ彼女の言動はわからなくもないのだけど、でもわかるからと言ってこの日々を受け止められるかといえばそうではない。
物凄く馬鹿馬鹿しいとは思うのだが、この永久に突破できない距離感は少しづつだが確実に、ストレスなのだ。
それとも私の話し方が威圧的なのだろうか。その同期以外と話すと楽しく会話できてしまうので、もう自分でも混乱してきている。世間話とはどういう切り口でどういう話題を振ればいいのか最近本当にわからない。非常に馬鹿馬鹿しいと思いながら。
ざっと読んだ感じだと、その同僚さんは増田とそこそこ仲良くしたいけれど、うかつなことを言って増田に嫌われたくないという気持ちの方が強いのかな。対応を誤ったなと思ったら、...
誠実そうに見せることには過敏なくせにやってることは揚げ足取りならそりゃ嫌われて当然だよね