はてなキーワード: 力学とは
ブコメ読みました。どうもありがとうございます。
トラバは伸びすぎてまだ全部読めていません。(スレッドたためないのかな?)
行列いらないよという方が意外と多いですね。専門によってずいぶん意見が変わるようです。
抽象代数をめざすので2x2の泥臭い計算練習などいらん、ということですね。
確かに数学を使う応用分野に進む子と数学自体を研究対象にする子では必要な勉強が異なるでしょうね。
数学科のことを考えていませんでした。
最後「高校で線形代数を教えろ」じゃなくて「行列をなくせ」になるのですか?
同じようなことを言っている人が何人かいらっしゃいました。(ゲーム業界?)
私にはちょっとピンとこないのですが、その業界の人たちがそういうのなら何か事情があるのでしょうね。
線形代数は大学で教えるでしょ?というのは確かにそうなのですが、1年生に教える物理の授業内容に影響が出ます。
物理科で1年生に教える科目は主に「力学」「電磁気学」、大学によっては「相対論」の入門を教えていたりするのですが
行列がなくなると座標変換が使えません。行列を使わないで無理やり書き下すこともできますが式の見通しが悪くなりますね。特に相対論。
逆行列を知らない。回転行列を知らない。座標変換のイメージがつかめないという子に対応しなければなりません。
2024年に文系からベクトルがなくなります。(復活した数Cに入ります。数Cは理系科目)
それに対応しておそらく物理基礎はベクトルが使えなくなります。
実は1997年にも似たようなことがありまして
微分方程式が消滅、文系から微積が削除された際に高校物理で数式が扱えなくなりスッカスカになりました。
物理科ではずっと問題視されているのですが現在に至るまで救済されず。
さらに削減が進むということですね。
数学では「データの分析」が大幅に増えました。現在の学習指導要領はこちら
次期学習指導要領(高等学校、数学、情報)について思うこと - とね日記
数学Bに 確率変数と確率分布/二項分布/正規分布/母集団と標本/統計的な推測の考え などが入っています
次期学習指導要領では数学Iに 四分位偏差/分散/標準偏差/相関係数 などが入ります
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学I,数学II,数学III,数学A,数学B,数学活用(←new!) |
(1) 数学と人間の活動 数学が人間の活動にかかわってつくられ発展してきたことやその方法を理解するとともに,数学と文化とのかかわりについての認識を深める。
数量や図形に関する概念などと人間の活動や文化とのかかわりについて理解すること
イ 遊びの中の数学
数理的なゲームやパズルなどを通して論理的に考えることのよさを認識し,数学と文化とのかかわりについて理解すること。
社会生活において数学が活用されている場面や身近な事象を数理的に考察するとともに,それらの活動を通して数学の社会的有用性についての認識を深める。
図,表,行列及び離散グラフなどを用いて,事象を数学的に表現し考察すること。
行列残っているじゃん、とおっしゃる方がいましたがこれ残っていると言えます??
少なくとも1年生の過半数が行列を習ってないというのですから実質ないも同然なのでしょう。
次期学習指導要領では廃止して「理数探究(仮称)」が新設予定だそうです
数学ではないのですがはてなー的には気になる話題だと思うので書いておきます。
2003年から数学や国語に並んで「情報」という教科ができました。扱う内容はかなり本格的で
高校で使われているプログラミングの教科書を全部購入して比較 (情報の科学) - Yusuke Ando a.k.a yando
情科306 コーディングはHTML、CSS、VBA。SQLも例が示されている。ドリトルという日本語のタートル言語も。 pic.twitter.com/Cn8O0vPWG3— Yusuke Ando@プログラミング教育 (@yando) 2018年7月29日
「学習指導要領から○○が消えたー。あり得ない。」は、教わった世代のノスタルジーを含むケースが多い。
「ベクトルが消えた!物理が教えられない!」 → 「力の合成くらい物理教師が頑張れ。どうせ微積を使わない高校物理なんか制限だらけだ。」
「行列が消えた!3DCGや機械学習が理解できない!」 → 「大学の線形代数で頑張らせろ。どうせ高校の行列なんてタダの計算練習かパズル。行列式も固有値も教えない程度だ。」
「数学Cがなくなっていた時代がかわいそう」 → 「数学Ⅲ 3単位と数学C 2単位を新しい数学Ⅲ 5単位として教えていただけ。どうせ数学C取ってる奴はほぼ数学Ⅲやってたんだし。」
と個人的には思うのだが、「理工系人材には高校数学の○○が必要だ」というのは高校数学に期待しすぎ。
あとは90%以上の人間が高校まで進学する時代に、共通の教養として必要な内容が高校数学でしょ?
ちなみに新しい学習指導要領でも復活する数学Cまで学習すればベクトルあるよ? 高校物理の力学に間に合わないだけで。
今の学習指導要領で数学Iに統計が入り、箱ひげ図や四分位図が必修だけど、40代以下はこんなのやってないっしょ。
今度はそれらは中学数学に下りていく。統計の検定まで高校数学に入ってくる。
新しい学習指導要領で学ぶ内容は、これら。
数学Ⅰ:① 数と式 ② 図形と計量 ③ 二次関数 ④ データの分析(仮説検定の考え方を含む)
数学A:① 図形の性質 ②場合の数と確率 (期待値を含む) ③数学と人間の活動(整数、ユークリッドの互除法、2進数など)
数学Ⅱ:① いろいろな式 ② 図形と方程式 ③ 指数関数・対数関数 ④ 三角関数 ⑤ 微分・積分の考え
数学B:① 数列 ② 統計的な推測(区間推定及び仮説検定を含む) ③数学と社会生活(散布図に表したデータを一次関数などとみなして処理することも扱う)
数学C:① ベクトル ② 平面上の曲線と複素数平面 ③ 数学的な表現の工夫(工夫された統計グラフや離散グラフや行列などを取り扱う)
ベクトルあるよ?
行列あるよ?
今は、一般受験以外に多様な方法で大学に入学してくる。既習範囲の理解度確認や基礎の定着のために、まともな理工系大学なら昨今は非一般受験組にはe-ラーニングなどで補習や指導をしている。
一番最初に攻略対象になる。(力学以外から攻略しようとすると詰む)
他キャラのルートにもちょこちょこ顔出してくるし好きな人も多いと思う。
もう一人のメインヒロイン。でも攻略対象になるのは終盤になってから。
高校からポッと出の波動 熱力学と違って中学校時代にも習っているので幼馴染ポジションでもありながら、出会い始めはかなりきついツンデレタイプ。髪の色は間違いなく金色になるだろう。
他の4人と比べると掴みやすいから多分主人公大好きの妹系キャラ。でもあまりcgが用意されてない不遇キャラでもある。問題集とかだとよく電磁気とセットになってるから電磁気とは仲が良さそう。髪の色は多分茶色
あんまり物理っぽくない不思議ちゃん系。力学と仲よさそう。波、音、光といろいろタイプがあるから頭良い、お嬢様、男が苦手と色々タイプを加えよう。
https://employment.en-japan.com/engineerhub/entry/2018/05/15/110000
こういう記事、何億回目だよって感じだけど、もうなんかこういう話見るたびに子供作る気がどんどん無くなっていくわ。
不自然なんだよ。女はまだしも男が子供生まれただけで子供子供子供子供ーうおー子供ー!!!!みたいな脳になるというのはさ。それは社会的な「正解」を内面化しただけで、全然生物的じゃないし、生物的じゃなさの自由度もない(「答え」がひとつしかない!)。
別に自然にそういう価値観を内面化してった人は好きにしたらいいけど、そういうわけでもないのにわざわざそんなもんに後付けで無理矢理染まってまで子供欲しくはないわな。
本当はそんなもんに染まれない人間も子供作らないと社会としては困るんだけどな。そういう意味でも不自然なんだわ。社会の力学としても。
思い出について語る。始めに、筆者は2014年前後からいわゆる地下アイドル界隈で仕事をしてきた。すぐに身バレするので一切詳しく書く事は出来ないが今は実家に戻り、別の仕事をしている。大体カラフルスターライトの発売前後からcheaky paradeのライブを見る機会に恵まれていた。
思えば、C.P.U!?が当時圧倒的なキラーソングとして東京近郊のオタクの間で語られていて、いわゆるチキパMIXを打つオタクをみて楽しそうだなぁと感じていた。
各社の思うところがあるにせよ、やはりいわゆる地上のアイドルとしてのプロデュースを優先するあまりにイベントを選び、出演費をとって活動するというのは厳しい部分もあるように思える。例えば、今月先月のライブイベントが合わせて4本というのは回収するとかそういう話ではない。解散の発表があったにも関わらず5月のスケジュールが白紙のまま、というのは大変つらい。
予算配分についても近年大変つらいと見てて感じていた。露骨に予算が狭まったなというのがhands up以降だ。スタジオ撮影を中心にシフトし、美術の予算も薄くなりかつてのクオリティを担保できていないように感じる。(もちろん新しいことにチャレンジしていて素晴らしいが)
この辺りからcheaky paradeのイベント出演は減りアーティストとして一度上がった形になる。かといって地上波の番組出演やグラビアといった活動が伸びている訳でもなく、別の姉妹グループで精一杯という感じだ。
とは言え、終わった話を書くのは置いておいて、今の頑張りを見てほしい。ここ最近はMVを作らずにストックされていた曲を数週間おきにアップロードしている。リリースイベントやレコーディングスタジオ、おそらくゲリラ撮影と思えるロケを行いMVを出しているが、これらのものは制作陣はほぼ無給に近いものだと考えられる。考えれば考えるほど涙が出そうになる。marigoldのPVなんて、本当にゲリラを中心にディレクターのセンスだけで最低限以上のものを作ることに成功している。
かつてイベントのラストを飾りみんなが盛り上がる曲を歌っていた彼女たちが、夢をまっすぐに歌い、仲間と離れてそれでもcheaky paradeを守ってきた彼女たちが、その活動を終える。 閉めるタイミングミスったのかなーとは思っていたがもうちょっとなかったか...
Answerなんて歌わせないでほしい。あんなに元気溌剌に跳ねていた少女たちが、狭いダンススタジオでこれからのことを歌っているなんてつらすぎる。予算規模も社内のカメラに照明レンタルで5万もかからないだろう。組織の力学でも、周囲の大人がそれでも、と頑張っているのがありありとわかってしまう。社外の人間として見れば、一連のMVの予算規模は5本で100万グロスでみたいなレベルにしか思えない。
実際にどうなのかは知ることができないのだけど、頑張ってるように見えるのでよかった。
最後の時はまだ先だけど、これから少しでも彼女たちとその関係者に幸運があることを願っている。
そしてa社のグループを応援している人たちは忘れてはならない。
それでは、赤坂blitzで会いましょう。
こんばんは、磁石のS子さん。
SとNの間には、引力が働くのは当然のことです。どっちがどっちを引っ張ってるってこともないんですよ。
とにかく磁石が並んだら互いに引き合う力学が存在して、それを否定しても始まりません。
そういう風にできているのです。なんでって、宇宙の法則ですからね。
大切なのは、S子さんがどうしたいのかを自覚して、磁界をうまく渡ってゆくことだと思うのです。
この人は、と思う磁石と出会うまで、身を固くしているのもよし。まずは磁力を知るために、磁束に身をゆだねるのもいいでしょう。
その方針に見合った作戦を立てることが幸福への近道だと思います。
とはいえ、自分がどうしたいかなんて、すぐにわからないのは当然です。
時にはお母さんの言葉が参考になるかもしれません。
でもあなたはお母さんのために生きているわけではないのだから、お母さんの意見のすべてを受け入れないとならないわけではないはずですよ。
増田の文章を読んでいると、とにかく自分を責めているのが気になりました。
反省はいいでしょう。しかしどうにもならないものを悔いても辛いだけで意味ないんじゃないかと思うのです。
自然現象に例えることで、しょーがねーじゃんという気持ちになって、自分を責めるのをやめて、楽になるんじゃないかと思って、書いてみました。
見当違いのことを書いたような気もします。そんときは笑ってください。
ちなみに、男性の方でも強力な磁力をもてあまして、どうしてよいのか…ということは常に思い悩むものです。
多くの場合、成り行きに任せるばかりで、どうしたらいいのかなんか、誰も(お母さんも)わかってないんじゃないかと思う次第です。
何らかの政治的力学が働いたと疑われる箇所が認可と値引きの主に二カ所、恐らくは独立事象として存在していて、
やっぱり安倍政権やら維新やら何やらに疑惑があるのは確認できたけれど、世間一般で言われる程単純な忖度云々のみではないこともわかったかな。
あくまで個人的な感想としては、近畿財務局がそれまでの損失の埋め合わせとして籠池さんらをカモろうとした結果、
逆に脅されてカモられてしまったようにも見えなくもない。
近畿財務局が、事前調査なしに土地を売っぱらいまくったのを、色んなことで後付でフォローしようとしたのが原因だ。
外部から普通に考えると、一回瑕疵のある土地を売った近畿財務局は
二度目の交渉からはきちんと事前調査を行って売買契約を行うだろう
しかしそれは行われなかった。原因はおそらく、土地契約を行う担当と事前調査を行う担当と財務規律を守る担当が別々だから
察するに土地契約担当はとにかく決まった期間に手持ちの土地を売却するノルマがある
彼らの力が強く、事前調査チームが間に入ることを嫌う力学が働いた
売買契約だけ決まってしまえば、後で損害賠償を払うことにノルマは関係ない
森友で売買が成立した後クレームを受けて値引きした経緯もこれで説明可能だ
(3/17追記)<字数制限に引っかかってしまったようなので、追記はこちら( https://anond.hatelabo.jp/20180313000607 )にまとめました。>
1.森友学園問題前史 ― 近畿財務局による国有地売却トラブルの数々
まず森友学園問題を見る際にまず忘れてはならないのは、それが「国有地売却」に係る不正疑惑だということです。
本当に「不正」だったのはどの時点かを、見極める必要があります。
そこでまず押さえておくべきは、森友問題には前史があるということです。
近畿財務局 国有地取引の調査ずさん 廃棄物発覚相次ぐ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170421/k00/00m/040/173000c
記事を読んでもらえれば早いですが、取引の主体となった近畿財務局は2004~2015年にかけて、森友以外で3件、国有地売却に係るトラブルを起こしています。
どのケースも売却契約後に地下のゴミや土壌汚染が発覚し、30億の契約が破棄されたり1億円の損害賠償請求を起こされたりしたものです。
(1)野田中央公園(森友学園隣接地)からもゴミ ― ゴミ判明前の土地評価額は14億、補助金でタダ同然に
その中には森友学園が取得した土地の隣接地(野田中央公園)も含まれています。
当初14億2300万円で豊中市が購入したものが、その後、国交省と内閣府から補助金14億が出て、市は実質たったの2300万で購入したというものです。
さらには、土壌汚染や地下に廃棄物などが埋まっていることが後から判明し、近畿財務局は「地表を盛り土で覆う費用として」2300万円を支払っています。
*補助金の中身はそれぞれ、「住宅市街地総合整備事業補助金(防災公園の役割にかんがみて・1/2を補助)」7億1193万円、「地域活性化公共投資臨時交付金(単年度・国の経済危機対策)」6億9069万円です。
補助金自体は防災公園という目的にかんがみた、正当な手続きを経たものなのでしょうが、私が不思議に思ったのは、次の2点です。
森友学園取得地は8770平方mで、評価額は約9億円でした。一方の豊中市取得地は9492平方mで、評価額は約14億円です。
隣接した土地で、たったこれだけの面積差で、5億もの価格差はおかしい。
くりかえしますが、売却額ではありません。評価額について、なぜこんな差がつくのか。
国有財産近畿地方審議会の議事録などを読んでも、合理的な理由が見当たりません。
もう1点は、毎日新聞の記事によれば「地下の廃棄物については国に責任を認めない」にも関わらず、近畿財務局が盛り土代2300万円を支払ったのはなぜか。
これは、先に挙げた事例のように、損害賠償請求を恐れたことが原因でしょう。
関連して、近畿財務局が国有地売却に係る損失にいかに敏感になっていたかを示すものに、審議会で挙げられた「売却困難財産」の問題があります。
第117回 国有財産近畿地方審議会 議事録 http://kinki.mof.go.jp/content/000014846.pdf
「売却困難財産」とは、地下の埋蔵物や土壌汚染の問題により、複数回入札に出しても落札に至らない国有地のことを指します。
「これらの財産につきましては、管理経費の軽減などを考える必要があり、暫定的な一時貸付けや管理委託に積極的に取り組んでいく予定でございます。」
この「売却困難財産」の問題は、その後、近畿財務局が森友学園と交渉した際の基本姿勢にも、大きな影響を与えていると言えそうです。
最後に残る疑問としては、なぜ野田中央公園の場合はゴミを撤去しようという話にならなかったのか、です。
防災公園という用途から必要ないとの方針でしょうが、もしゴミ撤去費用を見積もっていたら、いくらだったのでしょうか。気になります。
また先の記事にはありませんでしたが、似た事例として、豊中市が新関西国際空港株式会社から購入した給食センター用地の問題があります。
こちらは豊中市が約7200平方mの土地を、評価額7億7700万円で購入したものですが、購入後になってアスベストなどを含む多数のガレキが埋まっていることが明らかになり、見積もられた撤去費用14億3000万円を、豊中市が議会に上程することになります。
豊中市議会の議事録を読めば分かりますが、これは議会でも新関空会社の瑕疵担保責任を問うべきとの声が上がり、これから交渉に入る旨が記されています。
森友学園が計上したゴミ撤去費用8億円と比べて14億と高額なのは、ゴミの内訳がアスベストなど有害物質を含むためなのでしょうが、それにしても高い。
撤去費用の正当性は、森友学園取得地と同様に問われるべきなのではないでしょうか。
ちなみに野田中央公園と給食センターについては、国会における自民党葉梨議員と民進党玉木議員のあいだでのやり取りでも有名になりました。
やはり、森友学園に売却された国有地の値段は安すぎる 玉木雄一郎
http://agora-web.jp/archives/2025216.html
以上の経緯を踏まえた上で言わせてもらえば、森友追及派の玉木議員も、森友擁護派?の葉梨議員も、比較の対象を間違っています。
お2人とも、森友学園側については2016年6月に決定したゴミ撤去費用8億円を値引きした後の負担額1.4億円で残り2者と比較なさっていますが、間違っているのです。
(3/17追記)<森友学園の土地取引には2段階あるのです。>
3者の取引を比較するなら、<近畿財務局の対応を比較する観点からは、野田中央公園の売却は2010年3月、給食センター用地の売却は2015年1月ですから、>森友学園側の取引としては2015年5月に締結された「定期借地契約」と比較されるべきなのです。
2.「定期借地契約」をめぐる攻防
(1)異例だが、森友にも厳しい「定期借地契約」
森友学園をめぐる議論の中で、あまりに軽視されているのがこの契約の中身です。
ざっくりまとめると、
1.10年以内、7~8年をめどに、森友学園は時価約9億で土地を買い取る、
2.それまでの賃料は2730万/年である、
3.森友は瑕疵担保責任を放棄、国だけが契約解除や損害賠償を求めることができる、
以上の 32点です。
この内容を、先に挙げた野田中央公園と給食センターの事例と比較してみて下さい。
いかにこの契約が、近畿財務局有利、森友学園不利なものであったかが分かると思います。
これはよく言われるように、近畿財務局が政権に忖度し、森友学園に便宜をはかったというような内容ではまったくありません。
(後述しますが、のちに安倍昭恵付き職員への手紙などで籠池氏が口にすることになる不満・怒りとは、何を隠そうこの定期借地契約の内容の1と2に向けられたものなのです)
ちなみに森友学園取得地は、既に2010年に国土交通省が土壌調査を行っており、鉛やヒ素による土壌汚染、地下3メートル以内のゴミの存在が明らかになっていました。
それを見越しての、瑕疵担保責任放棄です。近畿財務局としては、損害賠償請求の可能性を少しでも小さくしたかったものと思われます。
<(3/17追記)契約時に瑕疵担保責任条項は付けられていましたので、近畿財務局としては、地下ゴミと土壌汚染を理由に損害賠償請求を起こされるリスクはあったわけです。>
こうしてみると <それでも、時価9億と賃料の面からは、>近畿財務局がこれを結ぶ動機は十分にあります。
何しろゴミが埋まっている曰くつきの土地が、時価そのままで売却できる上、それまで賃料まで入ってくるのですから。
さきの近畿財務局の議事録にあった、売却困難財産については「暫定的な一時貸付けも積極的に行っていく」との方針が、そのまま当てはまるものです。
それでは、こんな不利な内容の契約を結んだ、森友学園側の理由とは何でしょうか。
それははっきりしています。
2014年10月に森友学園は大阪府私学審議会に瑞穂の国小学校の設置認可申請を行いますが、なかなか認可がおりない。
なぜなら、府の審査基準では、私立小・中学校の設置認可申請には
⑵20年以上の借地権を取得している
国と大阪府は、先に認可が必要だ、いや先に借地契約が必要だと揉めたあげく、最後は大阪府が折れて、明けた2015年1月、今後かろうじて⑶に当てはまる(ことになるだろう)ということで、条件付き認可というかたちで認可が下ります。
(ちなみに当初森友学園は2016年4月の開校を目指していましたが、この時に2017年4月開校に延期しています。)
https://mainichi.jp/articles/20170302/ddp/041/100/023000c
つまり、ひとえに森友学園理事長、籠池氏は焦っていたわけです。
たとえ条件の悪い契約でも、たとえ地下3メートル以内には廃棄物が埋まっていることが分かっていても、間もなく土地の借地権(および将来の所有権)を取得する予定ですよと私学審議会に言えなければ、最大の関門である小学校の認可が下りないからです。
以上述べたように、定期借地契約については、よく報道がなされるように「森友学園に便宜がはかられた」という意味をはるかに超える、むしろ逆の意味での「異例」の処置があったと言うしかないのです。
もちろんこの異例ずくめの流れの中で、何らかの政治的力学が働いた可能性はゼロではありません。
(とくにこの時期、大阪維新の会は足しげく大阪府に足を運んでいたようです。もちろん安倍昭恵の線もありえるでしょう)
(1)安倍昭恵付き職員に送った手紙の中で、籠池氏は何を要望していたか
さて、一度は自身に不利な定期借地契約を結んだ籠池氏でしたが、間もなく契約に対して強烈な不満を表明するに至ります。
この定期借地契約に向けられた籠池氏の不満が、例の安倍昭恵付き職員に送られた手紙などに表明されるのです。
昭恵氏が瑞穂の国小学校の名誉校長に就任した2015年9月の1か月後、10月26日に籠池氏は昭恵付き職員に手紙を送ったことが分かっています。
周知の通り、内容は陳情で、
1.立替払いしたゴミ撤去費用を2015年度中に支払ってほしい、
2.月200万超(2730万/年)の賃料は高すぎるので負けてほしい、
の3点です。
籠池氏「買い取り価格もべらぼうに高いのでびっくり」契約延長や賃料値下げ要望…政府が陳情手紙公開
https://www.zakzak.co.jp/smp/society/domestic/news/20170404/dms1704041530014-s1.htm
まあ、ですが、これに対する昭恵付き職員の返答FAXも国会で話題になりました。
それはここではあえて検証いたしませんが、野党が主張するように、籠池氏が昭恵付きに送った手紙に力があったとすれば、その影響はいつになったら現れてくるのでしょうか。
(2)籠池氏、財務省に乗り込む/財務省田村氏とのやり取り(音声記録から)
籠池氏の動きを追ってみると、年が明けた2016年3月になって、籠池夫妻は財務省の田村課長を訪ね、昨年手紙で昭恵付きに述べたのとまったく同じ不満を田村氏に対して爆発させます。
内容は、ゴミ撤去費用の立替払い分早く払え、その間の賃料高すぎる、地価の9億も高すぎるの3点、手紙の内容とほとんど同じです(ソースは菅野完氏が提出した音声データの書き起こしです)。
つまり、少なくとも16年3月の時点までは、籠池氏の不満は何一つとして解消されていない。
籠池氏が昭恵付き職員に送った手紙の効力は、少なくとも2016年3月時点ではまったくなかったというしかないのです。
籠池泰典氏と財務省のやり取り録音、音声データ及び文字起こしデータを全編完全公開!
*ちなみにこの時、田村さんにもお子さんがいますよね、と脅迫を匂わせるような発言もあります(賃料や買取額への不満は前編、田村氏の子どもへの言及は後編です)。
また音声データの中では、安倍昭恵の名前も出てきますし、副大臣までやった政治家が「言うこときくんじゃないや、言うこときかんすんじゃと思うてたんやけど」「馬鹿にしてるなぁ!」とえらい怒っていた、との発言もあります。誰のことでしょう?
つまり、
⑵また2015年10月に籠池氏が昭恵付き職員に手紙を送っても(+FAXの返信があっても)なお、
名誉校長就任から半年も経った2016年3月まで、籠池氏の要望は何一つ実現していないのですから、この時期の安倍昭恵関係の政治的力学は非常に限られたものであったというしかないでしょう。
(くり返しますが、2015年5月の定期借地契約に向かった際の政治的力学については、その限りではありません。そちらについては、2014年に昭恵夫人は森友学園の塚本幼稚園で4月と12月に2回講演をしており籠池夫妻との関係はすでに深まりはじめているので、大いにありえる話です)
で、籠池氏が行き詰った2016年3月に出てくるのが例の「新たなゴミが発見された」という報告です。
もし安倍昭恵に力があり、何らかの意味での「神風が吹いて」いたのなら、わざわざそんな策を弄する必要がありません。
知っての通りこの策は成功し、財務局の安倍政権への忖度か、政権もしくはどこぞの議員からの圧力か、定期借地契約締結の不透明さについて指摘されることを恐れた近畿財務局が算盤をはじいた結果か、はたまたゴミ撤去費用の算出が正当だったのか、は分かりませんが、みごとゴミ撤去費用8億が値引きされることになります。
(ちなみにこの時に、なぜか工事業者である中道組が酒井弁護士を籠池氏に紹介しています)
私が言いたいのは、8億値引きの真相、ではなく、コトが動いたタイミングです。
つまり何らかの政治的力学が働いたとすれば、2016年3~6月の、このタイミングにしかないのです。
なので真相を知りたければ、その期間に動いた人物を当たれば良いわけですが、そういった界隈を取材したり聴取したという話をまったく聞くことができません。
誰もそこに手を付けない理由は何なのでしょうか。
(4)結論その2「学園側弁護士、損害賠償請求をちらつかせ言い値での買い取りを迫る」
(3/17追記)<定期借地契約には瑕疵担保責任条項が付いていたと訂正しましたが、それを根拠に、近畿財務局が損害賠償をタテに値引きを迫られたのは事実のようです。
近畿財務局 森友交渉の文書開示 内部で検討の詳細な記録 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180120/k00/00m/040/188000c
1.の前提に戻って考えれば、近畿財務局はこれ以上の損害賠償沙汰は避けたかったに違いありません。
これをもって政治家の圧力がなかったという証明にはなりませんが、8億値引きの真相はこれと言って良いのではないでしょうか。
政権に対する忖度を安直に考える前に、近畿財務局はまず自身の利益と正当性を念頭に動いていたのではないか、というのが私の推測の核になっています。>
*籠池夫妻の証言について
籠池夫妻の証言をそのまま事実と受け止めるのはどうしても躊躇われましたが、彼らが唯一嘘を付かないとすれば、それは学園の利益に直結する問題であろうと思われました。それらは、近畿財務局ほかの行政に対する不満となり表れています。この不満は一貫してブレ
私はオタクだ。いわゆる漫画とかアニメとかゲームが好きなやつ。
私は特に漫画が好きで、とにかく漫画を時代ジャンル問わず読み漁って、漫画でいろんなことを学び、人生観を養われたと言っても過言ではないくらい影響を受けた。
この素晴らしい作品を描く人たちは、こんな大変なことをしてまで何を残したかったんだろう。それを読み取り、その作品が在った意味があったと、私がよりよい人間になって証明しようと心に決めるくらい漫画が好きだ。
そのせいでキャラ萌えシチュ萌えで終わる短絡的なオタクが無理になった。
そういう2次元を崇拝する信者の暴言です。私の個人的な意見です。異論は認めます。
たくさん良い漫画がある。よい名言がある。ここから学べる社会的なことがある。
なのになんか公式厨名乗りながら付き合ってない2人をくっつけてどうたらとか、逆カプがどうとか、公式と解釈違い起こしたとか……
なに?!なんなの?!
品性なさすぎじゃない?!
そりゃあ私もファンアートは好きですし、二次創作も読みますし、その内容に関して解釈がどうとか言いませんよ。好きだし。
人それぞれ好みによりけりがあるし、そこは固定だの雑食だのは追求しません。
ただね、
・公式厨名乗りながらも付き合ってない2名を、公式公式言いながら付き合わせ、いかにも自分が正しいように振る舞うカプ厨
・二次創作で承認欲求を満たさないと生きてけない絵師(一次創作にもいるけど)
・公式と解釈違い起こしたとか言って公式を叩き始める自称ファン
公式じゃねえ!!!!!!!目を覚ませ!!!いかにもお似合いだろうが付き合ってはいねえ!!!!
二次創作で付き合わせるのは良いと思うし、そういうファンアートは私も見たいけど、公式じゃねえ!!!
お前は公式の直属の部下でもなんでもねえ!!!!!ただの!!ファンだ!!!
いいか?私たちは恐れ多くも好きな作品のキャラを""""お借りして""""絵を描いたり小説を書いたりしてるわけ!!
反応がなかったからどうとかで沼変えするなぶっ飛ばすぞ?!?!お前の承認欲求を満たすための作品じゃないんですよ。
ていうか、あなたの好きなキャラは恐らく少なからずとも努力してるキャラが多いと思うんですけど、あのね、見習えよ。全てにおいて好きというなら見習えよ。学習して。メンタル面も。
ファンがワーギャー騒げば騒ぐほど、作品の印象が悪くなるんだよ黙れ!!!!!!!
公式とソリが合わないなら黙ってファンやめろ!!本当に迷惑だ!!お前のせいで新規ファンを獲得し損ねてるようなもんだよ!!!
良いところを話そう?本当にファンなら良いところを見つけ出して布教しよ?それで新規ファン増えたら商品展開も広がるんだよ?文句言うだけ不毛じゃない?問題は好きなコンテンツに人が集まるかどうかだよ?
原作がどうなろうが原作の自由だし、まずお前は原作者じゃないし、本当なんなんだこの人種。
作品が面白くなくなったら投資する価値はねえ!見切りをつけろ!
そしてさぁ、最近語彙力ないことをステータスにするっていうか、語彙力ないことを面白がって
っていうのやめない?
お前推しのために語彙力学び直すことすらできねえの?国語学び直せよ。好きな作品のために。そのくらいやれよ。
作者が命がけで作品作ってるんだから、ファンも命がけなんだよ。
いい加減にしてほしい。
自分の好みと近しい作品を貪り漁って、その場の快楽を満たそうとするオタクが死ぬほど嫌い。
そもそもオタクってその分野で専門性があるからオタクなんじゃなかった?
オタクですらねえよ。そんなん。
ファンは作品の印象を背負ってるんだよ。ほんと、これだけは分かって。
ああいう人があのジャンルにはいるんだなぁって思われたくないでしょ?
全てにおいて公式が、原作が、作者が、最優先事項だから。ファンのための作品じゃなくて、作品のためのファンだから。
身分をわきまえて欲しい。
まじで。なんなんだ。
皆いろいろと憤っている。当然だ。完全なる著作権侵害、知財の無断利用で金を儲けている奴など断じて許してはならぬ。別に違法サイトを擁護しようというつもりはさらさら無い。
が、それを前提にちょっと皆に聞いて欲しいことがある。どうしても言いたい事がある。
あそこの配信サイトもこの電子書籍ビューアも、お前ら全員もっと漫画村を見習えクソが!!
いやもう正直言って今更サイト名伏せる意味もそこまで無いやろと思うので特に伏せずに発言する。
漫画村は確かに違法サイトであり、「タダで漫画が読める」というのが一番大きなセールスポイントだ。しかし、だ。ハッキリ言うが漫画村は「タダで漫画が読める」という点を差っ引いても、下手な正規ルートよりよっぽどユーザーに優しい作りになっている。その事については強く主張したい。
私が漫画村という名前を知ったのは半年ほど前だ。確か「ギリギリアウト」か「金の彼女、銀の彼女」か「町田くんの世界」辺りでググった時だったように記憶している。この頃から多少マイナーな漫画をタイトル検索すると検索結果の1ページ目に頻繁に出力されるようになったように思う。
いい加減よく見かけるので違法サイトのくせによっぽど人気あるのか、と興味本位で実際にサイトを覗いてみたのが2ヶ月ほど前のことだ。
ここでまず誓って言うが、私はあくまで「どんなサイトか」を知るためだけに見たのであって、決して「タダで漫画を読む」ためにサイトを見た訳ではない。その時に試しに読んだ漫画はいずれもその時手元にあった漫画だけだ。
勿論、動機がどうあれサイトの閲覧数に貢献し、運営者の懐に入る広告料に寄与してしまったのは事実である。そういう意味では一度でも漫画村にアクセスしてそこで漫画を読んでしまった時点で罪になっているとも言える。が、そのへんは一旦棚に上げて頂きたい。
で、だ。漫画村で違法にアップロードされた漫画を読んだ私の感想は
「ああ、これはそりゃ読まれるわ」
だった。
まず誤解している人も多いみたいなのだが、漫画村は違法ダウンロードサイトでは実は無い。あくまで漫画村の漫画はブラウザ上で読むことが出来るようになっている。(ひょっとしたらDLも出来たかも知れないがそこは置いとく)
ハッキリ言ってこれはデカい。ダウンロードとブラウザ上で読むのとでは圧倒的に後者の方が「読む」に至るまでの心理障壁が低い。違法サイトと知りながら読む場合の「罪悪感」的な面でもそうであるし、単純に「暇つぶしに漫画でも読むか」と思った人に漫画を読ませる場合、下手すると金銭以上の差がそこには生まれる。
で、実はこの点をちゃんと分かっていない人が電子書籍を売る側でも未だにかなり多いように思う。
最近はかなりの配信サイトでブラウザで電子書籍が読めるようになってきたが、肝心要のAmazon Kindleが未だに 購入→配信先端末の指定→Kindleアプリ起動→ダウンロード の行程を踏まなくては書籍が読めない。最近この煩わしさがとみに鬱陶しいのだが、できるだけ電子書籍管理を一本化したいので、結局品揃えと継続性に最も信頼がおけるKindleでしぶしぶ購入しているのが現状だ。もちろんサーバの問題もあるのでなかなか一気に移行はできないと思うのだが、なんとかAmazonのwebページ上で読めるようにできないものか。
(ついでに言うと、ダウンロード形式の場合についても、macPCに対応していない専用ビューアを使っている所そろそろ滅べという気分になってきている。DLsiteとフランス書院お前らのことだよ。いやまあそこの2つはブラウザビューも出来るから別に良いんだけどさあ)
この問題は同人誌に関してより深刻で、メロンブックスでは電子書籍を購入しても専用ビューアでしか読めないようになっている。あまり同人誌は買う方では無いのでアレだが、私のパソコンにはある一冊の同人誌を読むためだけにメロンブックスの専用ビューアがインストールされている。正直言って絵がかなり好みだったから購入したものの、あと少しでも購買意欲が低ければ面倒になって購入を断念していたと思う。おそらく「まあでもわざわざビューアDLインストールしてまで読みたい訳でもないしな」と思って同人誌の購入を見送った人は相当数いるのではないかと思う。
この辺同人誌は昔ながらの「買いたい人は多少高かろうが買う」という考え方が割と幅を効かせていて、「買おうかな?と思った人に如何に心変わりの隙を与えず買わすか」という観点にかなり乏しいように感じる。
そしてそうして購入を見送った先には、タイトルで検索した時に検索結果の1ページ目に出力される違法アップサイトが存在している訳である。
もちろんそこには「二次創作」という権利関係的に危ういものを簡単に売りづらい、という面もあるのだろうが、どうにかならんもんかいな、という溜息はどうしても出てしまう。
ついでに言えば私が購入した件の電子同人誌に関してはpixivの紹介ページからは紙書籍版の通販ページにしかリンクされておらず、メロンブックスで改めて検索してようやく発見したレベルなので、本気で売る気があるのか、「印刷費は回収できたし、小金になれば御の字」程度なのかが非常に怪しい所であった。
勿論同人誌なんて趣味でやってるのだからどう売ろうが個人の自由なのには違いないが、プロの漫画家が本気の収入源として描いてる割には売る気があまり感じられない、という事例もかなり多い。違法アップロードする方が100%悪いのは大前提ではあるが、コミケ当日の半月後にメロンブックスだけで電子販売とまでなると、「違法アップロードと競うつもりは無い」という宣言に等しいように思う。勿論繰り返すが、競おうが無視しようがそれは個々人の自由意思なので、そうしない作家が悪いなどと言い出すつもりは毛頭無い。
閑話休題。
とにかく、そうしたダウンロード形式限定の電子書籍に、煩わしさ鬱陶しさを感じている身としては、漫画村がブラウザ上でストリーミング読書できるのは相当に大きいと感じざるを得ない。これが漫画村の強みの中でもかなり大きな点だ。
勿論、漫画村の良さはそれだけに限らない。(というか上にも書いたが、最近ではかなりのサイトがブラウザ上で購入した書籍を読めるようになっているので、そこまで大きく差別化されるものでもないのだが)
端的に言うと、とにかくサイトデザインが良いのだ。ジャンルごとの区分けも明瞭で、文字情報も最低限なので目が滑ることなく見やすい。読みたい漫画が非常に探しやすいようにできている。
中でも関心したのが検索結果の出力についても巻数ごとの表示とタイトルごとの表示の両方をユーザーが自由に切り替えれるようになっている点で、この機能は今すぐにでもあらゆる電子書籍販売サイトに丸パクりして頂きたい。
検索ページだけでなく、実際に漫画を読むページも実に良い。1つ漫画を読むと、同じページに必ず同タイトルの全巻が表示されるようになっている。当たり前のようだが、実はAmazonですら時折この「他の巻も全部表示」に対応していない漫画があって、正直「正気かお前ら」と出版社に対して暗澹たる気持ちになることが少なくない。他のサイトでも「同じ作者の他の本」や「この購入者は他にもこんな本を」などの情報が10件程度出力されるが、肝心の次の巻が見当たらない、というページが普通に存在する。漫画村、何という親切設計。
実際のビューページも実に親切な設計だ。まず単純に1ページずつと見開きページの両方を選べるようにできている。これも当たり前のようで対応していないサイトが未だにあったりするのだ。特にスクロール形式で配信している所などは、見開きページだけ急に画像の幅が大きくなってただただ見づらいだけというケースも多い。(これに関してはニコニコ静画がマジで酷い)
そしてさらに関心したのがビューページ上の「ずらす」というチェックボックス。最初は一体何のことか分からなかったのだが、ここにチェックを入れると、偶数ページと奇数ページが見開きの左右どちらに来るかを変えることができるのだ(左右が入れ替わる訳ではない。簡単に言うと3,4ページが見開きになっていたのが4,5ページに変わるのだ)。これは漫画のアップロード者にとって非常に助かる機能だ。漫画村のアップロード者がどういう集団なのかはよく分からないが、投稿者は見開きの順序やページ数の偶奇など気にせず、とにかく表紙などを含めて単ページずつ全部アップしてしまえば良いのだ。見開きズレは読者側がワンクリックで対応すれば良い。この機能も今すぐにでもpixiv含めてあらゆる漫画投稿サイトに丸パクリして頂きたい。
ハッキリ言ってしまうが、「Amazonで買った本を漫画村で読みたい」まである。
話はまだまだ続ける。ここからは漫画村1サイトの話でなく、業界全体の問題に関わる話もする。
1年ほど前知人と「最近は漫画でも小説でも帯のデザインが良いのが多いですよね。帯巻いたままで保管したくなるものも少なくないじゃないですか」という話で盛り上がった。その折に「電子書籍ってそういうの全く対応してないんですよね」と不満を漏らすと、その場でその知人はとある違法サイトを見せてくれた(こちらは漫画村ではなく、名前は覚えていないが英語サイトだった)。
そこにあった違法アップロードされた漫画は、1ページ目が普通の表紙、2ページ目が帯付き表紙、3ページ目が折り返し、4ページ目が帯付き折り返し。さらに5ページ目が表紙と裏表紙の見開きで、6ページ目がその帯付き、というものだった。
これはかなり衝撃的で、私が常々不満に思っていた点を完全に解消してくれていたのだ。帯の話だけではない。近年は漫画の表紙も凝ったデザインが多いのはご存知の通りだと思うが、裏表紙含めて見開きでデザインになっているものも少なくない。であるにも関わらず表紙と裏表紙を見開きでしっかり表示する電子書籍は皆無と言って良い(明らかにカバー全体で背景絵繋がってるのに裏表紙ポツンと最終ページに持ってくる所業、やっつけ仕事にも程があんだろ)。それどころか裏表紙をそもそも載せていない、という電子書籍もかなり多い(むしろ裏表紙のある場合の方が少ないレベルだ)。折り返しや背表紙などに至っては、全て揃っている電子書籍などほとんどないのではないだろうか? 紙の書籍の方には作者コメントの1つでもあったんちゃうんかボケえ。
(ついでに言うが、某タイムスリップTSおねショタ漫画で作者が「カバー全体で絵描いてたけど電子版だと反映されないから今度から辞める」ってツイートしてて「逆じゃねえ!?」って驚愕したんすよね。どういう力学が働けば「電子版にも対応してもらう」じゃなく「見開き絵描くの辞める」になるんだ。そんなに電子書籍担当の腰が重いのか......。)
さらに重ねて言うと、これは私自身で確認した訳ではないが、どうやらその違法アップ漫画にはしっかり店舗特典もついているのだそうだ。
地方在住の身として私は、かねてから「東京のオタク向け専門書店で購入した紙の本」に比べて電子書籍が同じ金額にも関わらず著しく商品価値が低下している点について、ずっと納得いっていない。ポストカードやイラスト1枚程度ならともかく、4ページ描き下ろし短編漫画とかまで行くと、「俺に一体どうしろと言うんだ……。」と暗澹たる気持ちになる。
店舗特典に関しては私は書店と出版社の間の営業マターに過ぎないと考えている。ハッキリ言えばあんな物は読者に対するサービスではなく書店に対するサービスだ。出版社の営業が書店に対して「特典つけてサービスするんでもっと部数とって下さいよ」とアピールするためだけに、我々地方の読者がその度に「ああ、これには特典ついてないんだ…」とガッカリしながら購入させられなくてはいけなくなっている。滅びろ。
(ファンならそのために往復3時間かけて新宿まで行けよ。書店通販で送料割増して買えよ。電子書籍で買うの諦めろよ。というのはまあ「正論」ではあろう。)
特典商法についての恨み節が長くなったが、とにかくその出版社や書店の業界事情により電子書籍には本来つかない「特典」が、違法サイトに無料でアクセスすれば読めてしまうのだ。
「こりゃ違法サイトに勝てないね」「同じ金払うとしてもこっちに払いたいよ」
(もう一度誓って言うが、だからと言って違法サイトを活用はしていない。シスターブリーダーのとらのあな特典もツリメスのメロンブックス特典もこちとらお行儀よく諦めてんだよクソがあ)
(ちなみに上でも述べた通り以上はどっかの海外サイトの話で、漫画村は私が覗いた範囲だとこうした特典や帯の対応はしてなかった。あのUIでそこまでされたら本格的に勝ち目が無くなるのだが...)
帯や特典の有無を超えてさらに問題なのが、違法サイトでしか読めない絶版本の存在だ。
一度転居時に手放してしまったとあるエロ漫画をもう一度読みたいと思っているのだが、再販も電子書籍化の気配も無いまま、グーグルの検索結果に違法サイトが表示されるのを眺めたまま悶々とする日々がかれこれもう3年目に突入している。出版社にも一度メールは送ったが「予定無し」であえなく轟沈した。
勿論、物を売るにはリスクがある。電子書籍と言えど再販が難しい書籍があるのは確かに仕方無い。しかしだからと言って「読みたい本が現状読めるの違法サイトでだけ」という状態を放置し続けられると、こちとらいつ魔が差してもおかしかないぞ、と思ってしまう訳だ。
(まあこれに関しては「流石に誰がどう「使った」か分かったもんじゃない中古エロ漫画を買う勇気が足りない」という私自身の心の問題が実はまずあるのだが)
違法アップロードサイトなど本来百害あって一利無し、であるべきなのだが、将来的に違法サイトが同人誌含めて絶版本など漫画資料の貴重なストレージ先になってしまう可能性はかなりあるのではないだろうかと思う。10年後くらいに漫画研究家が2000年代の同人文化研究をしようとした時に、違法サイトが唯一の資料源だった、という状況は下手すると十分ありえる。
個人的な提案であるが、同人作家は再販予定も無ければそもそもデータが手元にない自分の同人誌については、自ら違法サイトからガシガシデータ吸いとってpixivに上げてしまう、というのはやっても良いと思う。勿論そんなものは個々人の自由だし、何か拘りや主義があるならそちらを優先すべきだが、特に思う所が無いのであれば是非やって頂きたい。
とにもかくにも、だ。
公式出版社らが手間や契約や利害関係でまごついてる間に、反社辺りが運営してるであろう、その辺の浮世の煩わしさガン無視した違法サイトが、正規ルートよりもはるかにユーザーフレンドリーなプラットフォームで、商品クオリティも圧倒的に高い状態のものを無料でばら撒いてるんだから、そりゃ勝てるはずないんだよ。
せめて違法サイトが勝ってる所は「無料」の一点だけであってくれよ。それ以外でもボロ負けしてんの恥ずかしくないのかよ。
嘘かまことかは知らないが、AppleがiTunesを始めた時に当時のCEOが「われわれは違法ダウンロードと戦う。訴えるつもりも、無視するつもりもない。競争するつもりだ」と言ったそうだ。iTunesは確かに凄い。検索購入視聴までがストレスフリーでスムーズに行える。出版界もそこに追いつけないと話にならんのではないか。(「訴えるつもりはない」を真似する必要はさらさらないが)
重ねて繰り返すが、違法サイトは違法である時点で擁護の余地は一欠片も無い。
しかし、だ。出版関係者が「違法サイトのせいで本が売れない。出版界の危機なんだー」と騒いでるのを見ると、勢い
「お前らそんな事の前に他にもっとやれる事がいくらでもあんだろうが。ちっとは漫画村を見習ってみろクソがあ!」
と喚きたくもなるのだ。
(あいつは違法サイト擁護してる、みたいなこと言われるのが嫌で増田で書いたけど、私を知ってる人は私が誰か即分かると思う。まあ分かっても黙ってスルーしてくれると助かる)
追記
>いやKindleはブラウザですぐ読めるんだが…スマホからは知らんけど。PCで買ったら今すぐ読むみたいなのクリックしてすぐに読み始められるよ(まあ漫画のみで小説は無理だったはずだけど)
> Amazonは5年前くらいからブラウザで読めるので、正確にはスマホのブラウザで読めないとすべき
ぐげええええええ!ホンマや! アレですよ...多分新書か何かで読めなかったのずっと勘違いしてたんですよ....。電子書籍に本格的に移行した時にまずブルーバックス大量に購入したから、多分その時に...。Kindleについての箇所は誤りがあったことを謹んで訂正させて頂きます。
さらに追記
Amazonのブラウザ上で読むページ、マジで購入直後のページでしかワンクリックでリンク貼ってねえのな。
既に買った本をブラウザ上で読むのどうすりゃ良いんだってマイページの中延々探し回った挙句クラウドリーダーにログインすれば良いことにようやく気づいた。
Kindleやっぱクソアンドクソアンドクソだわ。(自分の無知を盛大に棚に上げつつ
あとまあ、Kindleが中でも特にクソなのはわかってるんですよ。けど結局本文中にも書いたように出来るだけ一本化したいってのと信頼性との兼ね合いがあって今更別のに乗り換えて2つのビューア使い分けるのも何かなあ...というので渋々使い続けてる訳です。購入冊数300行く前に思い切って切り替えてたら良かったなあ、と後悔の日々。
もいっちょ追記
いくつかの批判対応も含めてちょこちょこ書き足したけど元のバージョンが飛んだせいでどこが加筆だったか細かく分からんくなってしまった。
ひょっとしたら「いや本文に説明あるじゃん」な批判コメがあったとしても、単に私がそれに合わせて加筆修正しただけの場合があるのでそこは申し訳ない。
ただ、初手で「無料なのが一番デカイけどそれだけやないで」って書き始めたはずの記事に「言うて一番デカイのは無料なとこやろ」ってコメントがちょいちょい集まるの、本当にリテラシーの難しさを痛感するぞ。
提言としては悪くはねんじゃね?
当然みんな知ってて前から言ってたって人も多いワケだが、それだけ可能性や興味はあるって話だろ。
https://macaro-ni.jp/6064?page=2
https://matome.naver.jp/odai/2138189755689271201
「アレが悪い」「コレが悪い」じゃなく「こうしたらどうだろう」ってのは大事だよ。
仮想通貨を国民背番号とヒモ付けて、スマホ(役所で官製端末を支給してもいい)で電子決済とかもおもしろいな。
生体認証なんかも上手い事使って、住む場所と食いモンくらいならイイ線いくんじゃねーかと思う。尤も、そうなるとほぼ共産主義や社会主義だけどなw
役所やコンビニに本人確認と通貨配布のできる端末を置くとしたら、どこの業者とどこの省庁とどこの企業が――、みたいの。
現場SEが営業と企画に翻弄されてデスマーチ(https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29495.html)ってのは国営じゃ起こらないが、力学としては同じ働きが掛かるんで延々と予算や時間だけが投入されてその間に技術や世相は変わり、結局なに一つ役に立たねーってワケさw
俺はもうそういうクソに擦り切れさせられてボランティアするのは二度とごめんだから、口しか出さない。増田もITギョーカイも役所も同じ病を抱え始めてる。
力を入れたほうがいいと思ったところは、「まずいかなと思ったところ」に書いておいた。
下に行くにしたがって細かい話になるので、読みたいところまで読んで切り上げてもらってOK
・全体的に動きが分かりにくいと思うところはあるけど、そこは慣れなのでがんばってという感じ。
・掛け合いはちゃんと面白い。
読者が疲れてドロップアウトしていく感じはないので、十分だと思う。
・情報の分量的にはちょうどいいのでは。詰め込む感覚はつかめているように思う
・全体的に説明がわかりにくい。説明パートに入ると難航している気がする。
・吹き出しの形が違うから区別はつくが、誰が話しているのかがわかりにくい
一人が複数話すなら吹き出しはつなぐ。基本的に会話している二人にもう一人が割り込むなら、割り込む人間の表情を書かないとわかりにくい。
・用語はなるべく統一。違う言葉でも属性が近い言葉は似たような用語にした方が、系統立てて頭に入るのでわかりやすい。(敵性体周りの用語はもう少し練って欲しい)
・理屈付けが弱い。読者に「そんなことあるか?」って思わせてしまったら負け。
「かつて魔導は釜となり…」
それが釜になるというのはどういうことなのか。
ミスリードでもいいので、読者が推測できるような文章にしたほうがいい。
・魔方陣
なぜこの形になったのか、何らかの力学の帰結でこの形になったのかという感覚を、
作中で説明しないまでも、作者は把握している程度には持っておいたほうがいい。
細かいことを言うと、体の文様は浮かぶ途中を書いたほうが変身の様子が想像できるので読者のテンションが上がる。
索敵魔方陣は、索敵する様子(指先の陣の方から通路に光が伸びるとか)を見せた方が動きがあっていいと思う。
通貨のレートの説明はここでせずとも、おいおい明かしていけば「こいつら稼いでるんじゃん!」と見直す間を与えられていいのではないかと思う。(実際にお金をもらっているシーンで書いたほうが効果的)
序盤は必要最低限の説明以外はしないほうが、読者の思考力をストーリーに専念させられていい。
逆に、チカの名前がいつまでも出てこないと読者に名前を覚えてもらえない。
2ページ目くらいで、ミユキにもう呼ばせてしまって欲しい。
貯金やぞ
恐らく、「カジノで磨ってるのは先行投資で、いずれ取り返す」という意味なのだろうけど、
この一言だけでは伝わりにくいというのと、
交互に発言している吹き出しで、いきなり片方の発言が連続してしまうと混乱するので、
「あれは貯金や」「戻ってこない貯金?」くらいのほうがわかりやすいかも。
悪態の口は開く
なんらかの比喩に聞こえてしまうので、「悪態言う元気はあんのな」くらいのほうがいいのでは
高いんや!
…と「じゃあいっとく?」の方向性が同じなので、落ちてないというか締めを引きずってしまっている。
「魂ナシとアンノウンじゃ、もらえる金○倍やで!」とかミユキに言わせて、
逆にチカが「じゃあいっとく?」と言うことで、おまえも結局金か!みたいな二段落ちにしてはどうだろう。
ヒト多すぎ
見た感じだと言うほど多い感じに思えないので、正面の人ごみ突っ込んで埋もれながら言ってみてはどうか
ヘンな名前やねんな
・ヒロムが押し売りを追っ払うシーン
なぜ追っ払えたのかわからない。警察だとふかすくらいしてもいいのでは。
ほんまはなんも売る気無かったんちゃうんか……
もう少し照れるか怒るか拗ねるかしないと、自分がお子様扱いされてくやしい様子が伝わらないと思う。
お前ほんとひねくれてんのな
さすがにここは察してると思うので、チカに「そ、そんなことは無いとおもうよぉ」とか言わせておいたほうがチカが萌えている表現もできるし自然に流せるのでは
枯れ葉のみの呪殺が横行し
さすがにここまでカジュアルでは、今までに横行していないほうが不思議になってしまうので、
術式が凝ってるとか、術師が特別とか、コストは掛からないけど真似はできないという説明はないと
説得力がなくなりそう。
読者が理由を想像しづらいように思う。「自立活性魔導素子」という言葉を作ったのだから、
「自立成長」ではなく「自立活性」「活性化」のほうが分かりやすいのでは
「経年・信仰による素子の蓄積、存在意義獲得による活性化、そして他者の魂の直接摂取です」
(「社会性」というのは、集団の思惑による魂の発生と解釈したので「信仰」と言い換えた)
漫画の肝であるルールの提示はなるべく分かりやすく、あとから見返えせば理解できるようにしたい。
・発端の説明が少し雑すぎる
「教えて」を「殺して」と書き間違えることは「さすがにない」と読者に思わせてしまう
手引き
「手続き」か「手順」の間違いでは?
ここは「自立活性魔導素子」という用語を使ったほうがいいのでは
「足がかり」「希」
どちらも通じるが、あえて通じにくい方の言葉を使う意味はなぜなのか
嫌っているのは現地民として、助けにきたところをなぜわざわざ殺すのか。
全滅しているような状態なら、誰かを嫌っている余裕はないのでは?
行方不明てなに?
先の行方不明22名への対応なのだが、読者は流す部分なので伝わりにくい。
「行方不明22てなに?全滅ちゃうん?」とか、もう少し説明がほしい。
もしくは「行方不明22名」と書いてあるシーンで、ミユキになんらかの反応をさせてほしい。
授業で言う「ここ、テストに出ますよ」みたいなガイドがほしい。
煙に巻くべく
行政のごまかしはありとして、住人の不信感に警察が屈するというのもおかしい。
捜査が棚上げになったというなら、臭いものに蓋をしたい政府側の思惑か、
これ以上関わって欲しくない住人の非協力的態度による迷宮入りでは?
本体と遭遇し~
この辺りに説得力を持たせたいなら、呪術的なアプローチで調査をするなどの説明が必要なのでは。
・死の条件について
「窒息」と明言されているのだから、「息を吸ったらアウト」ではなく、「酸素が切れたらアウト」では。
「水中にいるのと同じです」といった説明をしたほうが、読者には想像しやすいのでは。
解呪は?
生還者0でこのやり取りは無理があるかと。
・落ち
さすがに無理矢理すぎるのでは…
・3話に関しては、2話でのルール設定が固まってないので、話が転がらなくなってしまっているように思う。
6年という月日が流れているなら、主人公たちが存在をしらないのはおかしいし、
今更カルトが暗躍したところで、シャットアウトは完了しているのだから、
話が行き詰ってしまった印象を受けた。
すごくリアリティのある増田だなあ。自分は増田みたいな立位置と接点持ちつつ、中には入らず仕事する人間だけれども、中の細かな力学がとても良く分かった。けもフレ一期は既に言われてる様に、期待値ゼロでまともなスポンサーも付かず、完全放置されたからこそクリエーターの力が出せたのだろうね。都度のコンテチェック的な段取りも全て省略されてた的な話しも聞いた事もあるし。で。当たった結果。二期以降は相当有利にスポンサー付けられそうなので、中の人達が(彼等として本来レベルの)介入を打診した所、ヤオヨロズ側が「それだと監督が力を出せないのでNo」と答えた。って感じなのかしら?まあ、そこから落し所を見付けて擦り合せるのが大人の仕事な気もするけど。全体最適視点で判断を下せる巧者がいなかったのかな?ヒットに至った構造を誰も理解出来なかったんだろうね。ブコメでも色々書かれているけど、この辺が制作委員会的な仕組みの限界点なのかもね。クラウドファウンディングもまだまだ難しそうな気がするし、もうネットフリックスみたいな外資の財布に期待する意外は無いのかも。本当はこの課題の先に、未来のコンテンツプロデュースのカタチが見えてくる様な気がするのだけれども。とても惜しいな。多分全員がちょとずつやり様をミスった結果なのだと思うのだけれども。これは大きな損失だなあ。