「戦火」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 戦火とは

2023-02-03

anond:20230203083940

他国ってアメリカ韓国しかない世界にお住まい差別主義者とは話すことがありませんが…

ここで想定されてるのはどうみてもウクライナとかだろ

平和でそれしかない日本と違って戦火の中でもゲーム開発しててやべえやつだぜってこと

日常生活大丈夫

2023-01-08

台湾中国戦争が始まったら、俺らどうすればいいの?

台湾の味方をしてやれ!って景気がいいことは言えるけどさ。

いや、俺も味方すべきだとは思うよ。

でも日本戦火が及ぶんだろ?

沖縄中国攻撃するところから始まって。

アメリカ軍がいるけど、中国自身が「日本が泣いても核をぶっ放し続ける」とか言ってたよな。

で、俺らはそのときどうすればいいの?

日本滅びる?

2023-01-06

「金がない」って戦火に巻き込まれてるようなもんだよね

「金がある」は「戦火に巻き込まれてない」に近い状態で、それが幸せかは分からないけど幸せになるための土台としてはほとんどの人にとってその方がいい。

でも一部の野心家や火事場泥棒にとっては戦争をしている状態こそが理想的で、そういう価値観の人が「お金がないからこそのハングリー精神」「恵まれていない環境で育ったたくましさ」みたいな事を言い出す。

危険人物から近づかないほうが良いよ「金がない方がある意味幸せ」って口にしてる人は。

2022-12-21

アーマードコア二次創作について語る

前書き

かつてアーマードコア二次創作コミュニティーファンにとって分かりやす構造になっていた。


どこか有名どころのサイトアクセスすれば、そのサイトから別の有名どころへとアクセスできるネットワークが発達していた。インターネットってそういうものよね。古き良きインターネット

当初はそのような「有名どころ」について幾つか紹介しようと思っていたのだが、あんまり面白くなさそうなのでやめた。結局、ある一つの有名なAC小説について語ることにする。

タイトルは『人間世界である。今はもう削除されてしまっているが、ネット上のアーマードコア二次創作フリークの中にはこの小説を目にした者も多いであろう。冒頭で説明した通り、AC小説の有名どころに当時は簡単アクセスできるようになっていたからだ。『人間世界』が掲載されていたサイトもまた、そのような有名どころの一つだった。


人間世界

小説人間世界』は、とあるアマチュア小説家によって書かれたアーマードコア二次創作である

主人公黒人男性で、かつては妻子を儲けていたが今は独り身である。また、アーマードコアを操る"レイヴン"を生業としている。彼はある任務ブリーフィングにて、同じく黒人の、若い女レイヴンと待機室で出会う。

レイヴンには人格破綻者が多く搾取主義的な人間も多いことから、二人は出会うなり警戒心を抱き、一触即発のような状態になる。しかし、最終的に主人公の次の言葉が、二人の諍いを鎮めることとなった。

あんたは俺の妻に似ている。

毒気を抜かれた女性レイヴンは、彼が今回の任務市街地に潜伏したテロリスト殲滅する二人のレイヴンの片割れであることを知り、改めて協力関係を構築しようとする。二人はブリーフィングを経て、AC輸送するキャリアに搭乗すると、任務が行われる当該地域へと移動することとなるのであった。

これが本小説のあらすじである


この小説の特徴は、死人が出る度にその数をカウントすることである


例えばこんな具合だ。男のACの肩部からナパーム性の弾頭が発射され、検問詰所に直撃した。加熱された半固体状の燃料を浴びて、検問所にいた二人の男性が死んだ。といった具合に。

男と女はそれぞれのACを駆り、テロリストの陣地奥深くへと侵攻していく。ACは作中世界――『大破壊』と呼ばれる破滅戦争によって文明恩寵を大きく失い、地下へと追放された人々によって構築された黙示録世界――における最強の戦闘兵器であり、その前に立ちふさがった者は次々と死んでいった。老齢の戦士、二人の手練れのパイロット若い兵士女性子供。それらが死ぬ度に作者は死者をカウントしていく。"MTAC廉価版兵器)に乗ったパイロットが二手に別れ、一方が囮としてACの背後に回り込もうとするものの、ACパイロットである男はその目的を悟っていた。男は冷静に正面に立ちふさがるMT破壊する。その後、回り込もうとしたもう一体のMT破壊した。二人の男が死んだ。”といった具合に。

最終的に、二人はテロリストの陣地の最奥部へと侵攻する。その時二人が見たものは、ゲートの前に立ちふさがる複数の子供と女性たちであった。手には旗を掲げ、『Don’t fire !』と文字を書きつけている。


『こんなの聞いていない!』と女性レイヴンが叫ぶ。

それに対して男は淡々と答える。

レイヴンだろ、お前も』

テロリスト排除するのが仕事だって聞いていたのに、こんなのって』

繰り返し攻撃を打診する男性レイヴンに対し、女性パイロット否定言葉を連ね、最終的にこう告げていた。

『こんなこと、人間のすることじゃない!』

その瞬間、男は溜息を吐き、突如として女性レイヴンの駆るACへと攻撃を開始するのであった。


フロムソフトウェアの描く悪意

男は逃げ惑う四脚型ACフロート部位に攻撃を集中させ、AC回避行動を停止させる。もう逃げることのできなくなったACを前に、男はゆっくり距離を詰めていく。女性レイヴンは絶叫する。

私はあんたの妻に似てたんじゃないの

しかし、それに対して男は冷たく答える。

俺にはACしか見えん

男は女性の駆る四脚AC破壊する。作者はその淡々とした描写に更に付け加える。女が一人死んだと。

そして、男は周囲一帯にナパーム弾頭をばら撒き続ける。男たちが暮らす地下世界において空気循環は最重要インフラである。男は炎の巡りが十分であることを確認すると、ACでゲートを突破し、区画の最奥部にある空気循環装置破壊する。男は全ての仕事を終え、燃え盛る地下区画にてACを停止させた。

その後、男の過去についての描写が、あっさりと挿入される。

男はかつて妻と娘がいたが、一緒に暮らすにつれて妻は男に対して憎悪を抱くようになってきた。妻はレイヴンである男を憎んだ。あんたみたいな男は人間じゃない、と。

叫ぶ妻を前に溜息を吐くと、男は妻を殺害し、ガレージの土壌がむき出しになった部分に埋めた。

更に年月が経ち、娘は男に対して反抗的になってきた。

ある時、男はふとしたきっかけで娘を殺し、再び妻を埋めたガレージ一角に娘を埋めることになった。男は溜息を吐いた。また一人になってしまった、と。


そして、物語ラストシーン。再び男のAC炎上する町に佇んでいるシーンに合流する。そして、次のように語られる。

街が炎に包まれていた。

30679人死んだ。

そこにACが佇んでいた。パイロットは暫く死ぬ予定に無い。その男は優れた人間からだ。そしてその男世界中の全ての愚者を嘲っていた。


ArmoredCore6 Fires of Rubicon

これはあくまフロムソフトウェアの手を離れた創作であり、あるいは、フロムソフトウェア作品であるAC世界観とは、直接何の関係も無いと、そう断じることもできると思う。しかし、フロムソフトウェアACという作品を通じて描こうとしていたテーマに、底無しの悪意があるということは明らかである

ACには二十五年前から次のような場面が時折現れる。

市街地を襲撃して護衛の兵器破壊する任務鉄道インフラを襲撃しモノレール破壊する任務。多数の民間人の乗る航空ユニット破壊する任務

それらのゲーム中の要素はフロムソフトウェアが二十年以上前から描き続けてきたテーマであった。つまりは悪だ。

人間は容易に悪になることはできない。ある種の人間にとっては、それは息の詰まる事実である。そこで、フロムソフトウェアはその息苦しい現実に僅かばかりの空気穴を設けようとしてくれたのである。それは、例えば有名なソウルシリーズにおける、聖女アストラエアを自殺に追い込む一連のストーリーなどがそれに当たる。

崇高な目的を以て活動する聖女の、護衛役である男性殺害し、その事実を告げることで女性自殺に追い込むというストーリーデモンズソウルには存在している。このように、フロムソフトウェアは明らかに暴力や悪意や、煎じ詰めれば悪そのものを描き、時にそのテーマプレイヤーたちが演じられるように取り計らってさえくれているのである


先日発表された最新作、アーマードコア6の副題は『ルビコンの炎』である。つまり、かの英雄カエサルが渡ったルビコン川の存在を、象徴的に用いている。

そして恐らくは、そのタイトル原初戦火を、つまり暴力の始まりを指しているのであろうと推察される。


先日公開されたティザームービーでは、凍結し白化した地球映像と、人工の構造物の映像ばかりが流れる中で、川や森といった自然の造形物は映し出されなかった。一方で、過剰なほどにクローズアップされていたのは、ACの頭部に映ったカメラアイの赤い光である

人間を模した頭部の、瞳を模した部分に絶えず映り続ける、赤い光。暴力目的とした兵器の頭部に映り続ける、赤い炎。

恐らく、ルビコンの炎とはそれのことだ。人の瞳の奥底に映る、仄暗い暴力と、憎悪と、悪意を秘めた炎。

古代における戦争の端緒は、兵器にあったのではなく、人間のそのような悪意にあったのではないだろうか。ルビコンの炎とは、我々の中に巣食う原初の悪意と暴力を名指しているのではないだろうか。そのような印象は、前作タイトルAC5のキャッチコピーが、『全てを焼き尽くす暴力』であったこからも無理なく推察できると思われる。

我々人間は悪意を時に成す。我々の瞳の奥底には仄暗い炎が灯っている。それは、いずれ戦火の発端となるだろう。この世界のどこかでは、そのような炎は未だ燃え広がり、人を殺し続けている。

灰の最後の一片に至るまで燃やし尽くす、暴力と悪意の火を焚べること。それが、AC6の描こうとしているテーマであろうと私は推察している。

2022-12-17

anond:20221216193839

抑止できるに越したことはないが、仮に抑止できなくても防衛力の整備には十分な意味がある

防衛力というのは実際に日本が侵攻されたときに発揮する事態対処能力のものから

そして防衛力の整備を止めれ戦火が遠のくというわけでもない

中国北朝鮮も軍備増強の手を緩める気はないのだから日本が何もしなければバランスが崩れて不安定さが高まることになる

2022-11-27

anond:20221127123131


「第12戦火覇道

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  レオニードが率いる軍と戦うユーディル一行。

  シェスを舌戦で引かせた上で、フォレスティアや水上都市の面々が援軍に駆けつけたことで辛くも勝利するのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  シャノン「あの頃、おれたちにはあなた希望だったんだ!」

  敵であるレオニードを昔は希望だったと言い切るシャノンの台詞

  レオニードもユーディルとは異なるだけで王の資質を持っていることが良くわかる良いシーンだった。

 ・印象に残ったキャラ

  レオニード。

  ドラゴンは隣人ではなく支配者だという価値観は驚き。

  散々シナリオでもシステムでもドラゴン恩恵に預かってきただけにプレイヤーとしては納得し難いけど、確かに支配者でもあるなあ。

 ・感想

  兄弟との戦い編でまずは長兄のレオニードから

  ドラゴンによる支配を良しとしせず、人間人間支配すべきと言う価値観の元戦うレオニードが格好いい。

  格好いいだけにそれを希望と言い切るシャノンにも納得で、敵ながら悪い奴じゃないのがよく伝わる良いシナリオだった。

  最後にはファルエスがもう一人の兄弟を引き連れて奇襲を仕掛けてくる展開で次章へ続く。

「第13章闇より還りし者」

 ・5段階評価:1

 ・あらすじ

  封印されていた第五王子ベベットが黒いマナを使いドラゴンを従えどこかへ行ってしまう。

 ・印象に残ったセリフ

  特になし。

 ・印象に残ったキャラ

  特になし。

 ・感想

  第五王子ベベット登場回にして完全なる繋ぎの回。

  特に話が動いておらず、ベベットとファルエスが手を組んで何かを始めたことがわかるだけ。

  感想の書きようもないなあ。

「第14章動乱の王都

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  ラキシがジェノサイドモード超えたガンエデンモードになることで、ゼシアの元にたどり着いた一行。

  モルトメサイアはユーディル身体差し出せばゼシアを解放するという。

  しかしその隙をついてモルトメサイアベベットが吸収する。

  さらにゼシアを逃したところをネデウに襲われて再びゼシアを奪われてしまう。

 ・印象に残ったセリフ

  ゼーナ「ゼーナ——なんて、どうでしょうか。」

  もう一人のゼシアが新たな名前を名乗るセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  エミュール。

  全員が敵と戦うことに一生懸命な中、普通に王様を始めた。

  憎めない奴だなあ。

 ・感想

  当面のボスだったモルトメサイアがあっさり吸収され、更に新キャラネデウとその部下たちも現れと、新しい展開がスタートした感じ。

  ただ、モルトメサイアとの戦いがスッキリしてないし、ラキシの新能力雑魚敵にしか使ってないし。

  なんかどうにも乗り切れてない展開が多い。

  ただ、ゼーナが自身名前を名乗るシーンは挿入歌と綺麗な背景のおかげで感動できた。

「第15章光を覆う影」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  ネデウとその部下アギトたちとの戦いの中で、ユーディル自分の出生の秘密を知る。

  王家人間でないことを知りながらもゼシアを救出しようとするが、叶わずネデウに連れていかれる。

 ・印象に残ったセリフ

  ジュリエッタ「そ、それは……。ついお姉様のことが頭をよぎってしまい……。軽率でしたわ……。」

  敵に捕まった時に思わずエルフィリスの名前を読んでしまジュリエッタセリフ

  好きの気持ちしょうがないよ。

 ・印象に残ったキャラ

  アヤハとオトハ。

  僕はこういう年端の行かない小さい女の子が、成人男性を罵って男性が負ける展開が好きなんだ。

 ・感想

  ネデウと部下のアギトたちが揃い、ユーディルの主生の秘密は明らかになるなど、新しいシーズンの幕開け感。

  ただ、まーたゼシアを救出するのかあ、感もあるので悩ましい。

  ゼーナの励ましでユーディルが元気を出すところはよかった。

「16章新しき絆、進むべき道」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  ネデウと戦うため北へ向かう一行だが、聖城ではユーディル魔神のものであるという噂が蔓延っており、一触即発の情勢。

  噂を流した元凶がいたが、根本的には国家運営が上手くできていないことがあった。

  そこにレオニードが食料、水、家財の修理などを手伝ってくれ、さらにユーディル達の決着がつくまで統治を手伝ってくれることになる。

  今度こそ心置きなく北へ向かうのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  レオニード。

  普通に優秀だなあ。

 ・感想

  さあ新しいストーリーだ! と生き込んだところで急に一息入れる展開。

  ただ、王族として民を統治するというのがユーディルの本懐であることを踏まえると、確かに今の敵と戦ってばかりの情勢は良くないのも納得がいった。

  レオニードが急に出て来て手伝ってくれたという解決方法唐突だし無理矢理感あるけど、こういうエピソードがあること自体が、システム部分はバトルが主軸のスマホゲームらしくなくて面白かった。

  メインストリーの中でもかなり好きな章だ。

17章聖都グラムス」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  グラムスの貧民街を豊かにするため武力だけでない様々な活動をするガトフに感銘を受けるランサーヴ。

  彼の決意によりアギトを倒し、妖精国へ足を踏み入れる一行だった。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「誰かを助ける時は、長い時間をかけて、対話や行動で、信頼を得ることこそが大切なんだ」

  散々イベント人助けをして来ているが、ああい例外的ものじゃなく、生活に根ざした根本的な苦悩を助けるときの教訓を得たユーディル

 ・印象に残ったキャラ

  シーラ

  喋れない子、という第一印象だけなんだけど、デザインが好き。

 ・感想

  前話に続き政策とは? みたいな主人公王様からこそのエピソード

  食糧だけじゃなく自立するための教育必要など、やりたいことがよくわかる。

  ただ、悲しいかなバトルがシステムの基盤にあるスマホゲームなので結局は武力なのがなあ。

  けど好きは好きなシナリオ

「18章妖精たちの森」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  妖精の森へ向かう道中で、リュカナームが新たな力に覚醒する。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  ナーム

  おっぱいまで大きくなるのは解釈違いですが、よき。

 ・感想

  リュカナームのお当番回で二人のフェスバージョン誕生の経緯のお話

  ただ本当にそれだけで、キャラのやりとりも良いと思えるところが薄く、覚醒したなーって感じなだけ。

「19章秘されし真実

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  ナーム記憶を消して王家に送り込まれており、彼女の目や耳を通うじてユーディル監視ししていた。

  そしてユーディルの正体はモルトメサイアの肉体から作られた人造人間だった。

 ・印象に残ったセリフ

  タルタロス「王は烏合など必要としない。王は絶対にして唯一なのだ

  アルベリウスはそうじゃなかったと思うけど、タルタロスにとってはそうなんだね。寂しいね

 ・印象に残ったキャラ

  ユーディル

  悩むタイプ主人公だけに、自身の正体を知っての落ち込みがかわいそう。

 ・感想

  ユーディルの正体が明らかになり、そしてコレまたメーネの采配が絡んでるのが、根が深い。

  仲間との繋がりの描写はありつつも程々で、設定開示のコーナーが長く、お話としては普通な感じ。

20章聖なる樹」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  聖なる樹を登る中、亡くなったはずのアルベリウス、アローラスの思念体出会う。

  ゼシアはイリアと過ごした日々、ネデウの言う真実のために結界を解く。

 ・印象に残ったセリフ

  アルベリウス「正しい道を選ぶのではなく、選んだ道を正しくするためにな。」

  その結果300年続く王家が生まれたんだから、確かに正しいなあ。

 ・印象に残ったキャラ

  アローラス。

  戦いばかりで父親らしい描写ほとんどなかったけど、微笑ましい家族のシーンがあって良き。

 ・感想

  ネデウがバハムート契約していることがわかり、サイゲ世界お馴染みの世界創造みたいな話になってきた。

  死んでるキャラ思念体で復活するのはちょっとご都合的だけど、家族の話は好き。

「21章二柱の造物主

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  エリュシオン目的人間から可能性という未来を消して全てを管理することだった。

  ネデウとユーディルエリュシオン否定するために一時的共闘する。

  エリュシオンを打ち倒しバハムートとの契約をやり直すネデウ。

  そこにゼシアがイリアと共に介入し、ゼシアもバハムート契約を果たし、一時的ではあるがネデウの目的妨害する。

  ネデウの思惑はバハムートの力を借り全人類が竜化の力を使えるように世界を改変することだった。

  その過程で亡くなる人のことを考えユーディルはネデウと対立する。

 ・印象に残ったセリフ

  イリア「血の繋がりなんて関係ないさ」

  メーネの育て方が良かったんだなあ……

  マジでどいつもこいつもなアローラスは見習ってほしい。

 ・印象に残ったキャラ

  メーネ。

  1ミリも登場してないんだけど、メーネがイリアを好きだったから、ここに辿り着けた感が凄くて。

 ・感想

  イリアとメーネが好きなので、たった一言だけど、イリアが血の繋がりよりも大事なことをユーディルに教えるところすごい良かった。

  メーネ偉大すぎる。

「22章ふたり契約者」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  物語の発端たるアローラスがモルトメサイアを復活させた原因はネデウをバハムートから解放するためだった。

  それを知ったネデウはユーディルと手を組むことになった。

 ・印象に残ったセリフ

  ヴァルクス「お前たちが救うと口にする、力なき者。その、ひとりひとりの顔が見えているのか?」

  実直なヴァルクスらしいセリフ。こういう王族の話好き。

 ・印象に残ったキャラ

  ゼーナ。

  若干蚊帳の外で置いてきぼりなのかわいそう。

 ・感想

  ネデウと和解してアローラスが消えて、物語はセイクリッドロストへ続くと言った感じ。

  かなり大きな節目なのだけど、どうしてもアローラスが好きになれないまま終わってしまった。

  王子達も悲しんではいるけど、あっさりしててそりゃさすが王族だなあといった趣。

  もう少しこう王子達の平和日常パートも見たかったなあ。

23章はじまりの人」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  はじまりの人ゼノスが復活してしまう。

  そこにエミュールが救出に現れる。

  諦めることの才能を発揮したエミュールによって一旦の窮地を抜け出すのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ディアネル兵「はっ! どこまでも陛下にお供いたします!」

  今までのダメダメエミュールが遂に覚醒したことを、エミュールのセリフではなくモブ兵士から伝える良いセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  エミュール。

  今回の主役。

 ・感想

  エミュールが遂に覚醒して全員を助けて、ユーディル背中を押す。

  今までの色々なしょうもないイベントシナリオなでもひっくるめたエミュールのダメさがあったからこそな良いシナリオだった。

  特に名もなきモブ兵士エミュールを陛下と言いどこまでもついていくことを宣言するところは、今までの紆余曲折があったからこその、シンプルセリフながら遊んできた人には意味が出るいいシーンだった。

24原初の力」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  ガトフとシーラが仲直りしてシーラが復活する。

  五大竜バハムートエリュシオン関係値が高まって強くなった。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  シーラ

  今回の主役だけあって可愛いシーン多かった。

 ・感想

  ガトフとシーラエピソードの完結編。

  それとムム達五大竜覚醒して、最終決戦が近づいてきた。

  ようやくネデウとも仲良くなって来たし、もう終わりなのが寂しくなってもきた。

  メインストリーはあと二話、イベントストーリーも同じくあと二話。終わるんだなあ。

「25章人と竜の契約の証」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  ゼーナの因果を断つため、ユーディル魔神王となった世界へ向かう。

  モルトメサイアを倒すも、魔神王ユーディルは、はじまりの人に操られていた。

  ゼーナは自身の兄を倒す。

  しかし、ゼノスによる世界リセットが実行されてしまう。

 ・印象に残ったセリフ

  ゼーナ「ああ……! はい、私です、兄さま! ゼシアです!」

  ゼーナがゼシアを名乗れる唯一の相手との再会。

  長かったけど、最後悲劇で終わってしまう。

 ・印象に残ったキャラ

  ゼーナ。

  頑張ったなあ……

 ・感想

  若干置いてきぼりだったゼーナの完結編。

  アギト編とかネデウ編の前にこれをやるべきだったのでは? 感もあるっちゃあるけど、ちゃんとやってくれて満足。

  破滅未来から来たもう一人のゼシア、改めゼーナというアイデンティティが、ゼシアと名乗るところは泣けた。

「26章ドラガリアロスト」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  絆の力と可能性の力でゼノスを倒す。

  しかし、ゼノスの心であるユーディルも一緒に消えてしまう。

  再構成された世界で再会する二人、記憶はないはずなのに何故か涙が……

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「それが何もないおれの…… 伽藍洞の役目だ。」

  空っぽであることを肯定しながら前に進んできたユーディルの行き着いた言葉

 ・印象に残ったキャラ

  みんな。

 ・感想

  大団円。完結でした。

  血筋とか立場で始まったユーディル冒険が、それでなく人やドラゴンとの絆で実在性を持って肯定される。

  ドラガリアロストらしさが最後最後ちゃんと綺麗に畳まれ……

  いや、ロキとか、悪魔とか、結社とか、十二竜氏とか、プリコネコラボドラゴンの姉とか、なんか結構ほったらかしなような……

  まあでもユーディル、ゼシア、ゼーナ、ネデウの関係性についてはやりきったのかな。

  楽しかったです。

2022-11-16

anond:20221116085012

別の大陸でも戦火が起こらなければ世界大戦とはいえない

台湾海峡では、中国バスに乗り遅れるなって感じよりは、自分タイミングでことを起こしたいだろうし

北朝鮮はあるかもしれない

中東アジアって言えばアジア(てか本家アジア)だけど、局地戦の感じが強い

2022-11-14

リベラル弁護士、今度はONE PIECE批判日本社会絶望

弁護士神原

@kambara7

娘の付き合いで「ワンピース」なる映画を初めて観たが、「民衆平和を望むと逆の結果になる」という、右翼の大好きな反革命思想に満ちた映画であった。

 

ボディビルダーみたいな男性がわんさと出てきて、ひたすら暴力を振るうだけのストーリー。作者はアンチフェミニズムアンチ民主主義なんでしょう

 

映画の冒頭に戦火に苦しむ民衆の姿が描かれても、結局なんの解決も示されない。この映画思想らしき思想があるとすれば、せいぜい任侠道であり、つまり暴力団員の思想ではないか

 

反革命思想任侠道アンチフェミニズムと反民主主義。こんなアニメに人気が集まる日本社会は、本当に絶望的だ。

 

ディズニー子ども向きでも大人の鑑賞に耐える作品が沢山あるのに、日本アニメは本当にダメ。作り手の価値観昭和で止まっているからだろう。

 

国が衰退する過程では、思想価値観レベルでも後退し腐敗するんだろう。

 

アニメだけの問題ではなく、日本社会全体が衰退している問題なのだろう。

https://twitter.com/kambara7/status/1591642204875149313

2022-11-05

おおきなオミクロン株とキー太郎(R4)

むかしむかし、とある志摩スペイン村におじいさんとおばあさん、そしてSPY×FAMILYが住んでいました。

ある日、おじいさんが畑に行くと、そこにはおおきなおおきなオミクロン株ができていました。

おじいさんは喜んで株をてまえどりしようとしましたが、株はうんともすんともいいません。

「これは令和の怪物じゃ」

おじいさんは家に戻ると、一家のBIGBOSSとして宗教2世たちに言いました。

「お前たち、株を抜くのを手伝いなさい」

しかし2世たちは丁寧な説明を求めるばかりで、古谷一行にヌン活しようとはしてくれません。

「それってさぁ! 株がぬけない…ってコト⁉」

「おハーブ生えますわ!

アーニャピーナッツが好き」

今日けつなあな確定な」

好き放題勝手なことをオーディオブックするばかりのこどもたちを前にして、とうとうおじいさんの堪忍袋の緒はメタバース

「お前たち、いい加減にヤクルト1000か! こども家庭庁は黙ってOBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)のいうことをきくものじゃ。それが我が家大谷ルールだと言っておるじゃろう。知らんけど」

ガチ中華ギレするおじいさんの剣幕に圧倒された鎌倉殿の13人は、我先にNURO光の速さでM八七から地球グミに飛んで行きました。

「よし、それじゃ誰が抜く?」

畑に着いたおじいさんと13人はみっちり顔パンツを突き合わせてみんなで順番を相談します。青春って、すごく密なので。

「わしはもう疲れたのう……」

「それじゃあ、私が」

「まてまて、拙者が」

「いやいや、オレが」

アーニャピーナッツが好き」

「待たれよ、某が」

「ぼくが行くッピ!」

「じゃ、じゃ、じゃあ、やっぱりわしが」

「「「「「「どうぞどうぞ」」」」」」

こうして、結局おじいさんが再挑戦することになりましたが、もちろん株はピクリとも動きません。

仕方がないのでFAMILYたちは、おじいさんのスマホショルダーをがっしりと掴み、みんなで力を合わせて株をリスキリングすることにしました。

司会の善良な円楽長男)と、共産党と深い繋がりのある座布団運びの悪い円安(三男)が、お腹の底から大きな大きなインボイス制度を張り上げて、みんなを一所懸命鼓舞します。

「ヤー!パワー! ヤー!パワー!」

すると、なんということでしょう

土の中から、大きな大きなキーウが2つ、ぽぽんと飛び出したではありませんか。

逃げたら1つ、進めば2つ、手に入る。

おじいさんたちは、見事なルッキズムキーウが収穫できたことを喜び、国葬儀を開いて村神様感謝のきつねダンスを踊ることに決めました。

「大量だ、大量だ!」

喜ぶFAMILYたちの姿に、おじいさんもインティマシー・コーディネーターとして鼻高々です。

国葬儀を終えたFAMILYは、早速お家に帰って#ちむどんどん反省会がてら、収穫したキーウを食べてみることにしました。

ひとつ目のキーウはとてもとても美味しいヤミーでFAMILYたちは感謝感謝ハッピースマイル)。

続けて2つ目のキーウを割ってみると、なんと中には、とてもとても元気で玉のような男の電通が入っていました。

キー太郎」と名付けられた電通は、おじいさんとおばあさん、そしてFAMILYたちに愛されスクスクと大きく成長していきました。

やがて青年になったキー太郎は、志摩スペイン村の人々を苦しめているネットワークビジネスを成敗するため、AOKIが立ち並ぶKADOKAWAを舟で下って、鬼ヶ島へと国賊退治に行くと宣言します。

おじいさんとおばあさんは餞別としてなけなしの蓄えを渡そうと思いましたが、預金してあるみずほ銀行システム障害のため仲本工事中でお金を下ろすことができません。

仕方が無くふたりは、家宝だった大層なご利益がある(と言われて買った)高価な高価な壺案件キー太郎に授け、その旅立ちを見送ります

ルパン。俺はそろそろずらかるぜ。あばよ。」

おじいさんとおばあさんは、渋い声で別れを告げて去っていくキー太郎の後ろ姿を、いつまでもいつまでも名残惜しげに眺めていましたとさ。

おしまい

追記

本文中でキーウの中に電通が入っていたとお伝えしましたが、これは事実ではありませんでした。

お詫びして訂正いたします。

///

安倍晋三氏、上島竜兵氏、小林清志氏、三遊亭円楽氏、仲本工事氏、古谷一行氏、ウクライナおよびロシア戦火に見舞われ亡くなられた方々ならびに2022年不幸に遭われたすべての方々とご遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます

2021年 https://anond.hatelabo.jp/20211104225143

2020年 https://anond.hatelabo.jp/20201105222726

2019年以前分は記載を省略)

2022-10-13

ベトナム戦争時代沖縄

アレンネルソンネルソンさん、あなたは人を殺しまたか?』より。

貧困黒人差別から抜け出すために海兵隊に入り、ベトナム戦闘と残虐行為に明け暮れた著者が、帰国後に深刻な後遺症に悩まされることになった回想録

実戦さながらのはげしい訓練をのぞけば、沖縄わたしたちアメリカ兵にとって毎日カーニバルのような楽しい島でした。

ただし、それはあくまでもアメリカ兵にとってであり、沖縄の人々にとっては悲しく屈辱的な島だったはずです。

ベトナム戦火が拡大していた時代でしたから、沖縄のどの基地も、ベトナムに行く兵士ベトナムから帰ってきた兵士

あふれかえっていました。明日には死んでしまうかもしれない兵士たちは、ありったけのお金を使って酒を飲み、

女性と遊ぼうとします。そんな兵士たちが遊ぶことができる場所がたくさんあった沖縄は、まるで巨大な遊園地のようだったのです。

 

アメリカ学校海兵隊で、沖縄のことは学んでいました。

太平洋戦争最大の激戦地であったということ。多くのアメリカ兵がそこで戦死したこと

しか最後にはアメリカ勝利したこと。その結果、沖縄アメリカのものになったこと。

わたしたちが教えられるのは、そんな勝者の視点から見た沖縄であり、何万人もの沖縄の人々が死んだことについては

いっさい教わりませんでした。

当時、沖縄はまだ日本返還されておらず、アメリカのものでしたので、アメリカ兵は沖縄自分たちの国の一部という感覚でいました。

しかし、そこに住む人々は、アメリカの島でありながらアメリカ人ではなく、それは東洋人であり、

まりベトナム人と同じ人種で、住む国がちがうだけなのだと思っていたのでした。

わたしたち東洋人の一人一人を見分けることができませんでした。みんな、同じ顔に見えましたし、それでもまったく問題はなかったのです。

なぜなら、わたしたち東洋人を、そして沖縄の人々を人間として見てはいなかったからです。

アメリカ兵はベトナム人のことを「グークス(gooks)」という言葉でよんでいました。

それは東洋人をバカにして言う言葉です。サーカスの見せ物小屋にいる異形の人間。そんな意味もあります

アメリカ兵が沖縄の人々をよぶときは、この「グークス」ではなく、「ジャップ」という日本人をさげすんで言うとき言葉を使っていましたが、

その意味するところは「グークス」とそれほど変わりません。そこからも、わたしたち沖縄の人々を

どんなふうに考えていたかがわかるでしょう。

たとえば、街にくり出して飲んだくれたときなど、キャンプ・ハンセンにもどるにはタクシーを使いましたが、

料金をふみたおすのはしょっちゅうでした。タクシー運転手が支払いを催促しても、わたしたちはニヤニヤ笑って無視します。

それでも、運転手がしつこく請求すれば、わたしたち運転手を車の外に引きずり出し、気絶するまでめちゃくちゃになぐるのです。

それは女性と遊ぶときも同様です。女性お金要求しても、はらう気がなければ無視しましたし、

それでもしつこく要求してくれば、女性でもようしゃなくなぐりつけました。

街を歩いていても、わけもなく沖縄の人々をバカにしたり、おどしたりしました。

そんな悪行のかぎりをつくしても、アメリカ兵は逮捕されることはありませんでした。

基地のゲートをひとたびくぐってしまえば、わたしたち安全であり、沖縄警察の手がおよぶことはなかったのです。

軍にとがめられることもありませんでした。

アメリカ兵一人一人は莫大な国のお金によって兵士として育てられ、そして戦場に送られるべく沖縄にいるのですから

わたしたち牢屋に入れられるのはアメリカにとって割に合わない、ばかばかしいことなのです。

どんなことがあっても、わたしたちには戦場に行ってもらわなければならないのです。

そのためには、わたしたちの犯した罪ですら、アメリカは見て見ないふりをしたのです。

しろアメリカは、わたしたちがじゅうぶんに暴力的兵士に改造された証だと、沖縄の人々へのアメリカ兵による犯罪

大いに満足していたはずです。

そういうわけで、基地フェンスの中に逃げもどることさえできれば、どんなにひどい犯罪を犯したとしても、それを笑い話や手柄話にできたのです。

そこには、沖縄の人々を、大事家族もいるひとりの人間として見る視点が欠けていました。

わたしたち若い兵士沖縄の人々に対して残忍で冷酷でした。荒くれ者とよばれ、獣とおそれられる海兵隊はとくにそうでした。

2022-10-12

ろくさんの言葉を読んでもまだ暴力はいけないと君は言うのか

小学6年生[4]の少女・ふうちゃんは、神戸海岸に近い下町にある沖縄料理店「てだのふあ・おきなわ亭」の一人娘。両親は沖縄出身で、店には母の遠戚に当たるオジやん、鋳物工場で働く青年のギッチョンチョンとその先輩の昭吉くん、左腕のない溶接工のろくさん、父の親友のゴロちゃんといったやはり沖縄出身の人々、そして神戸まれで艀乗りのギンちゃんといった常連が集まっていた。神戸で生まれ育ったふうちゃん自分ふるさと神戸沖縄のどちらなのだろうかという思いを抱いていた。

初秋のある日、ふうちゃん一家神戸の山の方にいた。ピクニックの趣だったが、それは神経科受診する父の付き添いだった。ふうちゃんの父はこの半年の間に精神を病んで家族ともほとんど会話しなくなった。父は発作を起こすと「ふうちゃんが殺されるやろが」とつぶやいたり、ふうちゃんを抱きしめて泣いたりした。ふうちゃんを気にした担任梶山先生は、沖縄の草花遊びの載った雑誌を贈る。ふうちゃんは草花遊びを店に飾って父を喜ばせようと考える。

ギッチョンチョン沖縄出身のキヨシという少年を店に連れてくる。キヨシに沖縄言葉を教えようとしたギッチョンチョンは、言葉問題自殺した沖縄出身者を軽蔑したギンちゃんを殴った。店で喧嘩した罰としてふうちゃんは二人に草花遊びづくりを手伝わせた。ギッチョンチョンは、キヨシが金を持って出ていったことや親と離れて育ち「捨てられた」と誤解していることを明かし、「肝苦(ちむぐ)りさ」[注 3]だと話す。草花遊びで店を飾ると常連客は歓迎したが、ろくさんは店の外でアダンの葉で作った風車を握って泣いていた。ふうちゃんは母からろくさんが戦争子どもを亡くしたと聞く。だが、それ以上の戦争の話は「悲しいことは一日も早く忘れてしまいたいやろ」と教えてもらえない。ふうちゃんはギッチョンチョンに頼んで沖縄戦の写真の載った本を見せてもらう。しか集団自決写真を見て嘔吐してしまう。

ふうちゃんはキヨシが勤めていた料亭で「オキナワ」と蔑まれいたことを知る。ギッチョンチョンの金を返しにきたキヨシを追いかけたふうちゃんは右足のアキレス腱を切って入院した。ふうちゃんは父がなかなか見舞いに来ないことを不審に思う。病院で付き添ったキヨシはおきなわ亭で働くことになる。沖縄出身若い女性が孤独死したという新聞記事きっかけに、キヨシは自分の姉が19歳で自殺したことをふうちゃんに打ち明ける。それ以来、キヨシは進んで沖縄料理を覚えたりするようになった。

全快後、ふうちゃん自分入院中に発作を起こした父が同級生の家に現れ、警察通報されたあと病院に5日間入れられたことを知る。キヨシはふうちゃんを元気づけようと、沖縄菓子を作ったり、ギッチョンチョンからふうちゃんが付き添いを頼まれデートを実行するなどした。

梶山先生が授業で自分たちの歴史をたどる勉強をしようと呼びかけたのに応じて、ふうちゃんはもう一度沖縄歴史を調べようとする。だが周囲の人に話を聞けば相手の辛い部分に触れてしまうことに悩み、先生手紙を書く。先生はふうちゃん気持ちを思いやれなかった自分を恥じる、いっしょに勉強したいと返事に記した。

ふうちゃんの父が一人で外出して不審な行動をしているという話があり、その現場である明石市海岸に行ったふうちゃんの母やゴロちゃんは、その場所が父が少年時代に戦火にあった沖縄本島南部海岸に似ていることに気づく。父の発症の原因が戦争関係しているとわかったことに周囲の人々はショックを受ける。キヨシは自分の姉の死や母が家を出て行った理由を考えるようになる。キヨシは所在のわかった母親にふうちゃんと会いに行き、その疑問をぶつけた。母は今は話せないが必ず手紙説明すると涙ながらに答える。まもなく手紙が届くが、キヨシはいもの通りだった。

その矢先キヨシはかつての不良仲間からグループを抜けた制裁として殴打を受ける。キヨシは抵抗せずに耐えていたが、沖縄侮辱する言葉を聞いて相手を傷つける。重傷を負ったキヨシは入院して二度にわたる手術を受けた。キヨシが回復に向かうと警察事情聴取病院に来る。過去前科があり、今度も相手に傷を負わせているという理由だった。居合わせたろくさんは「警察は公平な立場」「沖縄関係なく法の前には平等」という警官に根元しかない左手を見せ、日本兵命令で幼いわが子をこの手で殺し集団自決に参加したことを告げて、これでも平等と言えるのかと尋ねると警官沈黙した。その夜、ふうちゃんの母は父が幼少期に辛い目に遭ってきたことをふうちゃんに話す。翌日、キヨシは自分で書いた手紙をふうちゃんに渡した。その中にはキヨシの母の過去について触れられていた。

ふうちゃん卒業とキヨシの退院に合わせ、ふうちゃんの母は一家とキヨシで父の故郷である波照間島に行くことを決める。だが、出発前夜、父は急逝する[注 4]。物語は、ふうちゃんがキヨシと冒頭の「ピクニック」の場所にもう一度来た場面で幕を閉じる。

2022-09-15

16歳の女の子が駆け抜けた戦争

飛び散る女性の頭、自らも死のうとした元従軍看護師戦後72年…激戦地で生き、戦後助産師で赤子抱く

2017年8月14日埼玉新聞

もう歩けない。何度も死を覚悟した。ジャングルの川の中で力尽き、このまま流されて死ぬんだと思った。「同級生2人のお骨は私が内地の両親に届けなくちゃいけない。絶対に死んじゃいけないと自分約束した。けれども、かなわずに死のうとしたの」

 元従軍看護師木村美喜さん(89)=桶川市=は激戦地フィリピンルソン島で約1年、敵の爆撃機砲弾が四六時中頭の上を飛び交う中、傷病兵や患者の救護に従事しながら生き抜いた。食べるもの、飲むもの、薬もない。無数の死体が転がる山の中を逃げ回り、行軍した。仲間や兵士たちは次々に命を落とした。

 生まれも育ちも桶川日本赤十字社埼玉県支部看護師だった1944年7月、召集を受けてマニラ郊外陸軍病院派遣された。当時16歳。埼玉班26人で最年少だった。歯科外来に勤務し、当初は不自由のない生活をしていた。

 9月、マニラ空襲。次第に戦火が拡大し、12月に病院解散。絶え間ない空襲の下、部隊マニラから北に約250キロバギオに移動した。

 悲劇が襲ったのは、45年1月23日。正午前に大編隊の爆撃機が襲来し、病棟は瞬く間に火の海になった。がれきの中で「助けて」とさけぶ声。焼け落ちた梁(はり)が目の前で女性に直撃し、頭が飛び散った。外に逃げた人々は次々と機銃掃射で撃たれて犠牲になった。

 埼玉班も9人が戦死。「今夜は夢でいいからお父さん、お母さんに会いたいね」。前日に梅干しをしゃぶりながら古里の話をした同期2人は骨だけの状態と、顔や手足、内臓がない状態で見つかった。

 4月、バギから撤退。山の中で終わりなき逃避行を続けた。昼間は空から見つかるため移動できず、夜は砲弾が飛んでくる。草のしとねに横たわり、古里の歌を口ずさむと、歌声はいしか涙声に変わっていった。「みんな『白いご飯をおなかいっぱい食べたい』『死にたくない』と言いながら死んでいったの」

 埼玉班の仲間も一人、また一人と病気栄養失調で亡くなった。「今度死ぬのは自分の番だ」。どんなときも肌身離さず持っていた親やきょうだい手紙写真日の丸の寄せ書きを河原で焼いた。死んでから人に見られたくなかった。

 終戦を知らされたのは8月17日。途端にマラリアで40度の高熱が出た。捕虜収容所に行くまでの山を下りられず、同僚3人と部隊から取り残された。もう半歩も動けない。道の両側は腐臭を放つ死体の山。うじが団子になって、ハエが真っ黒にたかっていた。ゲリラ先住民足跡を見つけるたびに背筋が凍った。

 ジャングルの川の中で先輩に泣きながら懇願した。「お世話になりました。私はここに座っていたら流されてしまう。待たないで先に行ってください」。そのたびに言い聞かされた。「一足歩けば一足日本に近づく。一足歩けば一足お母さんに近づく。日本に帰りたかったら、お母さんに会いたかったら歩きなさい」。その言葉背中を押され、何とか収容所にたどり着いた。

 約4カ月の捕虜生活の末、12月に復員日赤病院に同期2人の遺骨と遺髪を届けた。桶川駅で母の胸に抱かれてわんわん泣いた。17歳だった。

 戦後助産師として働いた。「もし日本に帰れたら、たくさんの兵隊さんの亡きがらを葬ってきた分、この手で新しい命を取り上げよう」。収容所で毎晩、誓った夢をかなえた。抱いた赤ちゃんは数え切れない。3分間に4人取り上げたこともある。自らも子ども3人、孫5人に恵まれた。

 今は子や孫のため、社会のために一日でも長く生きていたいと願う。戦争経験した人が減り、自分の代わりがいないと思うから。多くの講演を引き受け、本も出版した。戦争を知らない若い人たちみんなに、一度でいいからこれまでの話を伝えたい。「戦争は人の殺し合い。もう二度としては駄目。命は本当に大切。一つっきりしかないんだから。かけがえがないんですよ。」


https://www.saitama-np.co.jp/news/2017/08/14/07_.html

2022-07-12

anond:20220712214146

ああ、グルジアは立地が良いかロシア戦火を交えずに済んでいると言いたいのかな?

2022-07-03

選挙が始まって 改憲だの護憲だの言うてるけども

戦後からずっと戦争はおきてないか平和憲法だってのもお花畑だけど、実際のところ戦後77年経過してまだ日本戦火に晒されていない

ならばどうして海外の脅威が増しているというのか、その脅威が増した理由は何なのか? それを政治家ちゃん説明してくんねぇとな

北朝鮮調子コイて核開発しちゃったのはなんでなのか? 中国超大国になるまで指くわえて見てたのはなぜか?

韓国のよくわからん屁理屈放置して国益残ってたはなぜなのか? これらを止められなかったのは誰のせいなのか

まずはここを明らかにしてだな、今後どうして行くべきなのか、そのうえで改憲必要なのかって説明してくんねーと

現状維持を望むジジババや停滞で満足するZ世代からしたらわからんわけよ

与党野党もなんでこの説明をわかりやすくしてくれんの? 

ロシアウクライナ戦争で、やる気になったら国連国際法世論関係ないってのは思い知ったわけで

なんで非武装だと日本攻撃されないって断言できるのか、逆もしかり、ちゃんと筋の通った説明をしてくれ

2022-06-22

anond:20220622141458

ブコメオデッサ作戦なるほど。ガンダムか。

ロシア軍の「オデッサ作戦」にガンダムファン激怒のワケ

拡大画像を見る

 2月24日ウクライナへの軍事侵攻を開始したロシア軍プーチン大統領分離独立を支持した同国東部ベラルーシ国境を接する北部さら黒海に面した南部から部隊上陸。3方向からの同時進行に加え、圧倒的な戦力差もあり、首都キエフ陥落も時間問題と言われていた。

 なかでも南部から侵攻する部隊港湾都市オデッサ近郊から上陸したことからオデッサ作戦」とも呼ばれている。だが、これに噛みついたのがガンダムファンだ。

 実は、オデッサ作戦は初期シリーズの「機動戦士ガンダム」にも登場。物語前半、現在ウクライナがある地域を実行支配していたジオン軍奪回を目論む連邦軍の間で激しい戦闘が繰り広げられている。主人公アムロ操るガンダムが、ドム3機による「ジェットストリームアタック」を武器にするジオン軍の「黒い三連星」を撃破した戦いと言えば覚えている人も多いかもしれない。

 

 そのため、ネット上には《ガンダムへの冒涜だ!》や《物語の中だけの話にしといてほしかった》といった怒りや悲しみのコメントが多数投稿現実に起きているのはアニメでの2つの勢力による均衡した戦いではなくロシア軍による侵攻。ウクライナ側には民間人にも多数犠牲者が出ており。憤りを感じている人も多いだろう。

ガンダム戦記物ロボットアニメですが、同シリーズの数多くの作品原作脚本監督を務めている富野由悠季氏は、一貫して戦争美談にはしていません。戦争が持つ不条理さや人々の悲しみを描き、インタビューでも『戦争なんてかっこよくないし、あっちゃならない』と語っています自身が手がけた作品と同じ場所戦争が始まったことに心を痛めているのではないでしょうか(エンタメライター

 ガンダムではわずか3日で戦闘終結したが、今回のロシアによる軍事侵攻は長期化も懸念されている。28日には停戦交渉が持たれる予定たが、これ以上戦火が広がらないよう祈るばかりだ。https://jp.news.gree.net/news/entry/4241127

2022-06-10

マーベリックみたらククルス・ドアンの島は見なくていいかなと思ってしまった

だってまりにもククルス・ドアンの島じゃん?

いや実際はぜんぜん違うのかも知れないけど近い要素が沢山有る。

ベテランパイロットが旧世代の機体で戦う

・戦いの舞台はド田舎

ベテラン新世代のエースがダチに

いや違うな。

やっぱぜんぜん違うわ。

決定的な違いがあった。

マーベリックは飛び続けることを誇りに思う

・ククルス=ドアンは戦いの匂いを疎ましく思う

全く逆だ。

表向きは平和時代危険地帯DANGER ZONE)に舞い降り世界に降りかかる火の粉と戦うことを選んだマーベリック

戦火の吹き荒れる世界の中で安全地帯引きこもり自分たちに降りかかる火の粉だけを払い除けるククルス=ドアン。

何が違ったんだろうか。

まあ、作られた国でほぼ間違いないだろうな。

戦勝国アメリカ軍人肯定ハクトウワシ意匠を崇拝する、敗戦国日本軍人軽蔑旭日辟易する。

国家国民が持つ戦争兵士に対するイメージの違いだ。

ジオン公国兵士は偽りの権威にヘコヘコしているだけのシミッタレの勘違い共であり、トップガンは偉大なる勝利者達を先導する人類エースだ。

その絶対的な差が生き残り続けたベテランの魂に全く違った姿を映し出す。

鍛え抜いた力に誇りを感じ背筋を伸ばして後進を育てるマーベリック

戦いののおろかを恥じ丸め背中ごしに敗戦国史観を伝えるククルス=ドアン。

世代機を狩る二人のベテランパイロット、その背中から伝わる世界観があまりにも違う。

かたや実写のマッチョな男たち、かたやアニメ主人公ウラナリだ。

俺たちにとって母国語で作られたのはどちらだ?

悲しくなるぜ。

負けた国に産まれたというだけで、悲しくなる。

2022-06-01

anond:20220601115431

表面上はそうするしかいからなぁ。

ロシア本土戦火広げるならそれこそ電撃戦クレムリンさないといけないし

そこをミスる第三次世界大戦やで。

2022-05-31

anond:20220530111154

脳をハックして乗り切ろう

人間の脳というか感情は意外に厳密な判断をしない

幸・不幸もわりとアバウトに判断してる

から不幸な事がちょっと続くとめちゃくちゃ不幸って気分になってしま

まれた時からカウントすれば総じて幸運人生だったとしても

不幸なことにフォーカスしてしまうと人生まるごと不幸という気分になってしま

俺がオススメするのはその逆で幸運フォーカスする方法

どんな些細なことでもいいので

自分が人より幸福だと思えること

過去自分に起きた幸運なできごと

などを列挙するんだ

世の中にはとんでもなく不幸な人が沢山いるので

「この人達にくらべれば」みたいに下と比較するのもいいぞ

最初馬鹿らしくてやってられないかもしれないが

騙されたと思って50個も数えたら本当に元気が湧いてくるぞ

人間の脳って単純だな

人間自分が不幸だと思ってると

生き方乱暴になって、ますます不幸になることが多い

おそらく、サイコロをふって悪い目ばかりが続くと

「次こそは良い目がでるぞ。そうじゃなきゃ許されんぞ」

リスク・リターンを度外視して雑に運試しを続けてしま心理からくるのだと思う

自分幸運だと思ってると、視野が広がり、雑な運試しを避けるようになるので

より幸福になりやすい。

出目が悪くても、受け身が取れるのでリカバリーが効く

(無理矢理にでも)自分幸福だと思っていること。それが大事なのだ

なんか溺れてるみたいだから急いで使えそうなものを投げなきゃと、推敲せずに投げちゃったけど色々雑だったね。

幸運幸福不運不幸はちゃんと使い分けるべきだったかも。以下多かったご意見への返信など

散歩規則正しい生活をするべきだ

それは他の人が既に伝えていたし、あとここは即効性が必要とされる場面だと思った。

(ハテブの人たちは目に触れるあらゆる文章自分への私信に見えてるフシがあるよな)

他人との比較はいかん

「国が戦火でめちゃくちゃになってる人たちに比べたら……」レベル

自分の恵まれた状況を思い出すだけでも効果があるんだけど

書き方が悪かったせいで「他人を見下して生きるのか」みたいな引っかかりかたをする人が多かったみたい。

そんな方法で辛い人生を誤魔化し続けてはいけない

かに。でもこれは即効性のある気分転換方法にすぎないよ。

別に頭がおかしくなるわけではないし、痛みが快感に変わるわけでもなくて、ただ気分が変わるだけ。

だけど正しい判断を行うためには有用だと思ってる。

最後の文は「自分幸運だと思っている ”時と近い精神状態でいる” こと。それが大事なのだ。」と書くべきだったかも。

2022-04-29

音声の書き起こし&本人による英訳&増田による和訳

Приветствую всех и с добрым временем суток. Меня зовут Юра. Я из России. Это не моё настоящее имя, действую в целях анонимности, прошу любить и жаловать. В мире, как мы все знаем, 24 февраля началась и продолжается по сей день "Спецоперация на Украине". Воистину это ужасное событие, которое влечёт за собой тысячи и тысячи жертв с обеих сторон конфликта. Цель "Спецоперации на Украине" - Денацификация Украины. Если вам в новостных каналах и в средствах массовой информации говорят, что цель спецоперации - не денацификация - значит таковы новости, таковы их источники, ничего не поделать. Каково моё мнение на этот счёт? Начну с того, что лично я против любой войны. Для меня война - это зло, это насилие. И то, что всю Россию и россиян в целом считают агрессором и просто ужасными людьми - это плохо, потому что ужасные люди и аггресоры - это те люди, которые ведут себя подобным образом и хотят тем самым разжигать пламя войны ещё сильнее дабы получить с этого удовлетворение в виде ещё одного убийства, прощения со стороны жертв, которые молят о пощаде и прочего. В России и так находятся миллионы людей, которые категорически против войны и которые не хотят, чтобы их считали последними тварями только потому, что так всё получилось. У меня, например, есть несколько друзей с Украины, которые сейчас находятся там и переживают эти взрывы, бомбы, ракеты и всё остальное, что перечислять не хочу. Я продолжаю держать с ними контакт и мы, слава богу, не думаем обо всём этом и стараемся поддерживать друг друга благодаря весёлым мемам, смешным видео, просто хорошим новостям из разных индустрий, чтобы хоть как-то разрядиться. Ведь самое главное, самое главное - война не изменила наши умы потому, что мы знаем что война не должна быть тем препятствием, благодаря которому наша дружба должна рухнуть. За это я их и ценю. Что держатся и не падают духом даже в такие тяжёлые дни и не "ищут предателей среди своих друзей, только потому что они русские", так сказать. Конечно же, есть и обратные примеры, что с начала войны некоторые мои знакомые начали отстаивать свою позицию как русских, что украинцы не люди и вообще спецоперация всё сделает к лучшему, что "мы сравняем города с землёй" и "денацифируем всё"... К сожалению, с такими людьми уже и общаться стыдно, что уж говорить, всё очевидно. В моём городе, например, я пока не наблюдаю сильной пропаганды, что "мы должны верить в то, что мы следуем справедливой цели", что всё образуется именно так как надо. Ну, даже если пропаганда и существует у нас, то я её и не наблюдаю. Да и не хочу наблюдать, потому что, как мне кажется, такую информацию стоить игнорировать и жить дальше, следуя своей цели в жизни. Я никогда не считал себя патриотом своей страны. Это звучит странно, да, но и врать мне нет смысла в этом. Я родился в России - значит так должно было случиться. Тем более я б хотел, что бы один из моих друзей на Украине, вот как раз один из них, смог пережить эту войну и смог поиграть в ту же самую Kingdom Hearts 4, т.к. я его с этой серией игр и познакомил. Я бы очень хотел, чтобы он увидел продолжение данной серии игр, чтобы он смог это вё увидеть. Я очень на это надеюсь. Ведь я, он, и многие другие такие же обычные люди - ходим на работу, спим, едим, играем, отдыхаем. И также я просто хочу, чтобы те, кто слушает меня сейчас не считали всех русских и россиян плохими, потому что я в вас верю, абсолютно всех. И неважно какой вы расы, неважно какой религии верите, это неважно. Главное, что вы остаётесь теми людьми, в которых можно верить, на которых можно надеяться и которые продолжают думать о том, что всё будет хорошо. И даже если у кого-то есть силы на то, чтобы исправить эту всю ситуацию, у кого есть эти возможности - то они смогут это изменить к лучшему и всё сделать мирно, что очень очень важно для нас сейчас. Поэтому я верю в мир, который обязательно наступит. И он наступит именно таким, что украинцы, что русские смогут пожать руки и сказать, что "Всё. У нас будет мир, у нас будет всё." Спасибо за внимание.


Greetings to all and with a good time of day. My name is Yura. I'm from Russia. This is not my real name, I act for the purposes of anonymity, I ask you to love and favor. In the world, as we all know, on February 24, the "Special Operation in Ukraine" began and continues to this day. Truly, this is a terrible event that entails thousands and thousands of victims on both sides of the conflict. The purpose of the "Special Operation in Ukraine" is the Denazification of Ukraine. If you are told in the news channels and in the media that the purpose of the special operation is not denazification, then this is the news, these are their sources, nothing can be done. What is my opinion on this? To begin with, I personally am against any war. For me, war is evil, it is violence. And the fact that the whole of Russia and Russians as a whole are considered an aggressor and just terrible people is bad, because terrible people and aggressors are those people who behave in this way and thereby want to kindle the flames of war even more in order to get satisfaction from this in the form of another murder, forgiveness from the victims who beg for mercy and other things. There are already millions of people in Russia who are categorically against the war and who do not want to be considered the last creatures just because everything turned out that way. For example, I have several friends from Ukraine who are currently there and are experiencing these explosions, bombs, rockets and everything else that I do not want to list. I continue to keep in touch with them and, thank God, we don't think about all this and try to support each other through funny memes, funny videos, just good news from different industries to somehow discharge. After all, the most important thing, the most important thing is that the war has not changed our minds because we know that war should not be the obstacle through which our friendship should collapse. That's why I appreciate them. That they hold on and do not lose heart even in such difficult days and do not "look for traitors among their friends, just because they are Russians," so to speak. Of course, there are also reverse examples that since the beginning of the war, some of my friends have begun to defend their position as Russians, that Ukrainians are not people and in general the special operation will do everything for the better, that "we will level cities to the ground" and "denazify everything"... Unfortunately, it's already a shame to communicate with such people, what can I say, everything is obvious. In my city, for example, I have not yet observed strong propaganda that "we must believe that we are following a fair goal," that everything will work out exactly as it should. Well, even if propaganda exists here, I don't observe it. And I don't want to watch, because, as it seems to me, such information should be ignored and live on, following my goal in life. I have never considered myself a patriot of my country. It sounds strange, yes, but there's no point in lying to me about it. I was born in Russia - so it had to happen. Moreover, I would like one of my friends in Ukraine, just one of them, to be able to survive this war and be able to play the Kingdom Hearts 4, because I introduced him to this game series . I would really like him to see the continuation of this game series, so that he could see it. I really hope so. After all, I, he, and many others are just ordinary people - we go to work, sleep, eat, play, relax. And also I just want those who are listening to me now not to consider all Russians and Russians bad, because I believe in you, absolutely everyone. And no matter what race you are, no matter what religion you believe, it doesn't matter. The main thing is that you remain the people in whom you can believe, on whom you can hope and who continue to think that everything will be fine. And even if someone has the strength to fix this whole situation, who has these opportunities, they will be able to change it for the better and do everything peacefully, which is very very important for us now. Therefore, I believe in peace, which will surely come. And it will come exactly like that, that Ukrainians, that Russians will be able to shake hands and say that "Everything. We will have peace, we will have everything." Thanks for attention.


この良き日に、皆さんにご挨拶します。

私はロシア出身のЮраです。{増田注:この「ゆ」にちょっと似た形の文字はなんと発音も「ゆ」に近い……つか英語と違って一文字で「ゆ」の発音になるんだなあ面白い}これは名無しとしてふるまうための仮名です。あなたの愛と好意を願います。ご存じのとおり、世界では「ウクライナでの特別作戦」が2月14日に始まり今も続いています。本当に恐ろしい出来事です。この衝突で双方が膨大な死者を出しています。この「ウクライナでの特別作戦」の目的ウクライナの非ナチ化です。もし「この作戦目的は非ナチ化ではない」とメディアが言ったらそれこそニュースです。これが彼らの情報源です。どうにもなりません。

これについての私の意見は何か? まず、私は個人的にあらゆる戦争に反対します。私にとって戦争は悪で、暴力です。また、ロシア全体やロシア人全体を侵略者や単に悪人のようにとらえるのはよくないことです。なぜなら悪人侵略者とは、このように行動して戦火さら燃え上がらせることで殺人被害者の命乞いから満足感を得る人々のことだからです。

断固として戦争に反対したり、全てが今のようになったからという理由だけで最低の生物だと思われたくないと思ったりしているロシア人がすでに何百万人もいます。たとえば私には、今もウクライナで爆発や爆撃やミサイルなど、書き並べたくもないような目にあっている友人が数人います。私はいまも彼らと連絡を取り続けており、そして、神よ、ありがたいことに私たちはそのような恐ろしいことについて考えず、面白いミーム動画、別の分野からのいいニュースを交換しています

結局、大切なこと…一番大切なことは、戦争私たち友情の妨げになってはならないと知っているので、私たちはこの戦争によって心を変えられていないということです。これが彼らに感謝している理由です。彼らはあのような辛い日々の中でも耐え、心を失わず、「ロシア人だからと言うだけの理由で、友の中から裏切り者を探さない」のです。もちろん戦争が始まる時には逆の例もありました。私の友人の一部はロシア人としての立場を守り始め、「ウクライナ人は人ではなく、特別作戦ですべてはよくなる。あの街を地ならしし、すべてを非ナチ化する」と言っていました。不幸なことに、このような人々と会話することはすでに恥です。何が言えるだろう、全ては明らかです。

たとえば私の街ではまだ「我々は公正な目標に従っている、そう信じればすべてはうまくいく」のような強いプロパガンダは見ていません。いいえ、もしそのようなものがあったとしても私は見ません。見たくもありません。そのようなものは私が自分人生目標に近づくためには無視しなければならないもののように思えるからです。私は自分自身が愛国者だと思ったことはありません。奇妙に聞こえるでしょうが、この点において嘘はありません。私はロシアに生まれました。だからこうならなければいけなかったのです。また、私はウクライナの友人の1人に、そう1人に生き延びてキングダムハーツ4をやってほしいです。私が彼に勧めたシリーズからです。どうしても彼にこのシリーズの続きを見てほしい。本当にそう願います。結局、私も彼も、他の皆もただの普通の人々です。私たちは働き、眠り、食べ、遊び、安らぎます

この話を聞いているみなさん、どうかすべてのロシア人を悪と考えないでください。私はあなたがた全員を絶対に信じていますあなたがどんな人種であろうと、どんな宗教を信じていようと、関係ありません。重要なのは自分自身を信頼でき、自分自身に期待でき、全てがうまくいくと考えられるような人間であり続けることです。この状況を修復する力と機会をもつ人間がいれば、彼らはこれをよりよくし、全てを平和的に行うことができるでしょう。これが私たちにとって重要なことです。

したがって私は平和が必ず来ると信じます。そしてウクライナ人とロシア人が手を握り合い「私たち平和を得る。全てを得る」と言えることを信じます。ご清聴ありがとうございました。



ちなみに増田はtoeic700くらいしかありません。訳文の精度はお察しください。

あと原文からして意味が通ってないとこがあるっぽいですがご愛嬌ということで。

2022-04-13

J.デビッドブリマーって誰だよ

機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096

シーズン1 (300)7.7 2016 すべて

宇宙世紀0096年。『シャアの反乱』から3年、工業コロニーインダストリアル7〉に住むバナージ・リンクスは、オードリー・バーンと名乗る謎の少女出会う。戦争火種となるビスト財団ネオ・ジオン残党組織『袖付き』による、『ラプラスの箱』の取引を止めようと行動しているという彼女に対し、協力するバナージ。しかし、同じく取引の阻止のため乗り込んできた地球連邦軍と『袖付き』との戦闘により、コロニー戦場と化してしまう。オードリーを探して戦火を走り抜けるバナージは、『ラプラスの箱』の鍵となる純白のモビルスーツ、『ユニコーンガンダム』と運命的な出会いを果たす。『ラプラスの箱』とは何か、それが抱く秘密とは何か……。宇宙世紀100年の呪いが、解かれようとしていた。※各話の初公開日は本作品の第1話放送開始日となります。(C)創通・サンライズ

出演 J.デビッドブリマー, トロイ・ベイカー, ウェイン・グレイソン

ジャンル アニメ

オーディオ言語 日本語

2022-04-12

持ち家は絶対やめとけ

先輩がコロナ前に会社アクセスやすいようにと都内に家を買った。コロナ前にだ。

その数ヶ月後、コロナは発生し、会社リモートワークに突入し、今後もリモートワークしたい人は継続していいそうだ。

先輩はこんなことになるなんて夢にも思わず都内に家を買ったことを後悔するなんて、想像もしていなかったそうだ。

できることな田舎暮らしがしたかったらしい。

これには自分も賛成で、完全に田舎派。

リモートワーク継続会社から許可されているので、自分は昨年、北海道に家を買った。

のんびりしたいいところだ。

ところが、今年に入り、ロシアウクライナ侵略し始めた。

安倍との外交によって、完全に日本を格下国家と見下しているのだろう。日本から制裁にもかなりピリピリしている。

そして、こともあろうか、北海道権利まで主張し始めた。

一度戦争を始めた国が二度始めることにどれだけ躊躇するというのか。北海道戦火舞台になるかもしれない。

家を買って大後悔していた先輩を思い出した。今まさに同じ状況にある。

声を大にして言いたい。ライフスタイルはいろいろな要因に起因して最適なものが変化する。

これから激動の時代に入るかもしれない。

持ち家は絶対に、絶対に、絶対にやめておけ。

2022-04-08

戦後反戦教育無防備礼賛を受けた熟年老年は今何を想う

私自身、親兄弟のない天涯孤独の身なので熟年老年へ聞くことが難しいし、配偶者のご両親へ質問するのも何だか失礼だよなと

ただ、配偶者のご両親、特に義父は無防備礼賛な気があり、沖縄米軍問題について問答無用米軍非難に回ったり、自民党領土拡大主義だと言わんばかりに野党投票民主党政権誕生したときは大喜びしたり、原発事故から自民党への不審を高めて野党共闘しかないと言ってみたりと、言ってしまえば典型的な「その世代」な人なんだ

この辺りに触れなければ普段は優しい方で、人生経験豊富勉強になるし、孫へ甘々な好々爺なのだけれど、どうも戦争が絡むと途端に頑固というか戦争を考えること自体が良くないみたいな思想がある

クリミア半島侵攻の際、私は航空機免許を取得しているためボソッと「日本自衛隊員足りなくなったら僕へは真っ先に赤紙届いちゃいますね」なんて言ったら「憲法9条があるのだから戦争は起きない!」と叱られてしまった

いや憲法9条とかそういうの関係がなく戦争へ行く人の順番の話なんだけどなと。日本であれば順番はこうだ

  1. 現役自衛官
  2. 予備役自衛官
  3. 志願入隊者
  4. 航空機船舶資格保有
  5. 医療資格保有
  6. 健康的な成人
  7. その他

当然、4番目と5番目は逆かも知れないが、4番目以降は徴兵となるので法整備必要になるけど、自衛隊員足りなくなって侵略され国土が無くなりましたじゃ話にならないので、徴兵しなきゃいけない情勢下になれば徴兵法案は容易に通るだろう

自分徴兵されてしまタイミングを知らずに反戦意識から徴兵法の成立をどうやって阻害する活動ができるのか私にはわからない

「そうならないため普段から外国平和的な対話云々」の大切さは理解しているけれどウクライナの現状を見て、平時は各国と平和的に経済交流して空気が悪くなると侵攻するなよとあれだけ警告されてたロシアのやり方を見たら、平和的な対話と同時に別の手も必要なんだなぁと思うわけじゃない?

それを魔法言葉憲法9条」で思考を遮るのはどうしてなんだろうか?戦後反戦教育条件反射なのだろうか?

条件反射だったとしてもロシアウクライナの現状を見て、熟年老年世代は今何を想って居るのか親の居ない私にはまったくわからない

ただ1つわかることは、日本が侵攻され徴兵法が成立してしまったとき、私は勝ち負けは別として我が子が戦火へ巻き込まれないよう私の世代戦争を終わらせるため徴兵へ仕方なく従うだろうと言うことだけだ

戦争へ行く順番があるのなら、我が子へ順番が回ってこないようにしたい

2022-03-22

anond:20220322175204

それは昔からそう。戦火ってのは一度燃えたら簡単に鎮火しない

2022-03-20

anond:20220320091547

1については一応悪手だったと思うが、後述するが、この時点で何を言っても結果は変わらなかったと思う。

2,3についてはそうは思えない。

2で腹をくくったのだろう。

3は2で決めた目的を達成するためだ。

一部ニュースによると、米国は去年末の段階で侵攻がほぼ決定してたという情報を得ていて、支援などのプランウクライナと詰めているそうだから、やることはちゃんとやってる。

ロシアを思いとどまらせようと最後まで外交努力をずっとしていたしね。

情報を公開して攻め込もうとしているのはわかってる、メリットいから止めとけとずっといってた。

でも相手利益じゃなくて大ロシア主義とかのわけわからん思想全面戦争するとは読みきれなかったのかも?

バイデン大統領失策としては、前任者から引き継いだアフガニスタン撤退を、止めずに実行してしまたことで、弱腰のように見せてしまたことだと思う。

これが結果的ロシア調子づかせてしまったように思う。

アフガニスタン撤退で得た利益ウクライナ支援で払った金額とでは、どっちか高いのかはまだわからんけど、おそらくまだ黒字な気もする。

この後戦闘が激しくなったり介入したりすると赤字になるのかも?

もちろん、一番恐れているのは自国領への核攻撃だろうけどね。これはどの国も一緒で自国戦火に焼かれるのを喜ぶ国家元首なんていないけどな。

2022-03-14

初めて橋下弁護士意見共感した

18歳〜60歳の国内男性国外移動を禁止したゼレンスキー政権の決定に対して「逃げたい人の逃げる自由尊重すべき(意訳)」だと言った橋下弁護士

西側ウクライナが求めているレベル支援には応えず、あくまロシア自国NATO戦火を交えない範囲限定的支援に留めている状況に対して「西側ウクライナが求めている支援には応えず、ロシア戦争にならない範囲においてのみ支援している。これは自己満足。(意訳)」だと言った橋下弁護士

彼がこんなに良い意味で青臭い感性を持っているとは思わなかった。

プーチンは目下自由主義陣営の敵として扱われているが、それならば戦争から国外に退避したいウクライナ男性の逃げる自由封殺したゼレンスキー政権に対して無批判自由主義陣営に俺は欺瞞を感じていた。

また西側限定的支援に対しても、結局西側は遅かれ早かれウクライナが陥落する未来については受け入れる心積もりなんだな、と欺瞞を感じていた。

俺は今なら橋下弁護士と酒を飲める。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん