はてなキーワード: 選挙戦とは
おそらく同じ市の同じ選挙で、他候補(現職)を応援していた(いわゆるカラス)してた増田です。
先の選挙、本当におつかれさまでした。
本文を頭から引用しながら、うちがどんな感じだったとか、雑感とか、を。
そんな仲間がいるんだ。さすが超社交スキルのある父だ。立候補者にとって選挙戦を手伝ってくれる人たちの支えなしではとてもじゃないができないだろう。それを手伝ってくれる仲間がいるのは、人徳に他ならない。
アナウンサー、ドライバー、事務所の留守番。仮に、各2人ずつ、朝から晩までで3交代だとしても、告示から投票日まで1週間で、延べ40人以上必要になる。
自分は、フリーランスなので比較的仕事に融通をきかせて手伝えた。現役を退いたおじいちゃんや、主婦の方達もいた。
けど、仕事を休んで手伝ってる人も多くいた。そういう人達を、ほぼ無償で集めなきゃいけない。(増田は、弁当と飲み物と手袋しかもらってない。)
かなりハードル高いよね。
「あんたよく帰ってきたね。もうお母さん疲れたよ。お父さんから必死のお願いがあって手伝いをしているけれど、お父さんが嫌われないようにゴミを捨てにいくにも誰かに会えば頭を下げて、会う人会う人すべての人に頭を下げてお願いしてる。選挙手伝ってくれてる人たちにも気を悪くしないように気を抜けないの。こんなことなら全力で反対すべきだったんだ。」
これもホントそう。候補者本人だけじゃなくて、家族の覚悟もめっちゃ要求される。
うちの候補の奥さんも、長年(文字通り、何年も)地域の様々なボランティアに積極的に参加していて、町のいろんなところでよく見かける。頭が下がります。
新人他候補さんが、投票日前日に、奥さんと一緒に、支援者に泣いて土下座してた。ってのも聞いたことある。これはキツい。
併設している幼稚園に隣の地区への統合による「閉園」が政策として突如として上がった。「待機児童がいる」にも関わらずだ。当然町の人々は「閉園」に賛成するものなどいなかったため「3000票」もの反対署名が集まった。すごい数である。どう考えても閉園に対して「民意」はなかったのに、議会では「賛成可決」となりわたしの母校に併設されていた幼稚園はあっけなく歴史の幕を閉じた。政治の闇というのは本当に恐ろしい。
我が家も共働きで、わが子を預ける為に「保育園」や「こども園の保育園児」枠に応募したけど、外れて途方に暮れた経験あり。
けど、「幼稚園」や「こども園の幼稚園児」枠は、比較的余ってるのでは?
市役所の公式サイトで、幼稚園の募集状況が確認できるけど、筆者さんが言及してる閉園された幼稚園は、
統合された後の幼稚園(正確には、統合後はこども園になったので、同園の幼稚園児枠)ですら、定員割れを起してる。
地元の愛着などは分かるけど、例え民意が募っても、現実として、子どもが集まらない幼稚園を閉園するのは、仕方がないことじゃないかなと。
市の財源も限られてるし。
「選挙」とは「絵空事の政策をのべる人」ではなく自分たちの声を真に届けてくれる人を、町のために本当にできることが何かを真剣に考えてくれる人を自分の目で慎重に選ぶべきなのだ。しかし今の選挙法では「真実」を見極めることは難しい点が相当にあるのも現実。
うちの候補に「立候補してなかったら、誰に投票します?」って聞いたら、少し笑いながら「投票したい人、あんまりいないなぁ。」って言われた。
どういう基準で言っているのか分からないけど、言うなれば、一番近くで市議さん達を見てきた人の言葉がこれだからね。
わが市政には、ろくな人材がいないなのか。それとも、選挙に出るような人は、やっぱ変わり者(うちの候補含む?)なのか。はたまた、皆が「政治の闇」に染まっているのか。
議会議員の立候補であれば、極限まで安く抑えれば70万円ほどに抑えられるのではないかといった予算感を持った。もちろんのことお金は使えれば使えるほど、広報にお金をかけることができるので100万円は最低かけたほうが良いというのがわたしの見解だ。
たしかに、新聞に折込広告出してる候補さんとかもいるからね(効果のほどは分からんけど)。
うちがいくらかかかったは、出納係ではなかったので、把握できなかったし、聞けなかった。
みんなが知りたいところだと思うけど、ごめんなさい。
うちの候補も、ネットは使ってないし、たしかに、周りもあんまり使ってない印象。
実際、うちの場合は、そこまでリソースが割けなかったってのもあると思う。
手伝ってくれてた人に、SNSとかが分かる人もそんなにいない感じだった。
ただ、他候補さんで、地域のお店にgoogleで星5つけまくってる人がいて、笑った。
選挙違反は程度によるけど、厳密に適用したら、多かれ少なかれ、ほぼ候補の皆さんアウトだと思う。
細かいので自分もそこまで詳しく理解しているわけじゃないけど、
公共物にポスターやのぼりつけてたり、マイク禁止の所でマイク使ってたり、認められてないビラ配ったりだとか。たくさん見かけました。
自分も、見せてもいいけど、渡してはいけないビラを使って話してたら、相手の方が持っていっちゃうことがあった。
父は社交性は抜群なのに人前で喋ることが「超」がつくほど苦手なため、自転車で市内を駆け回り、一人一人と話しながら回った。
一人一人と話す(&握手)というのは、実際は、結構効果があるから、これはそんなに悪くない手だと思う。
うちの候補も、道端に立って、いろんな人と話してた。知らない人からも、結構話しかけられたと言ってた。
ただ、自転車は危ないんだよね。
声援に応えながらで、よそ見とかしちゃうからね。小学生とか面白がって追いかけてきたりするし。
あと、「市内」ってのが、文字通り市内全域であったなら、もっと地元地域に密着してやった方がいいと思う。
うちの候補は、地元地域からほとんど出てない。選挙も、ランチェスター戦略が重要なんだと思う。
選挙カーはうるさい。それは候補者も市民もよくお分かりだろう。でもやらないわけにはいかないのだ。街宣カーでの選挙活動を嫌う候補者もいるが街宣カーを使わず独自の選挙法に走ると総じて当選率が低くなるデータがある。
選挙カー、うるさいよね。増田は、法律で禁止して欲しいと思ってるよ。
これ、候補の名前の浸透の為って言うけど、実際は、支援者の為なんだよね。
選挙カーが聞こえてくると、「○○候補、頑張ってるな。」って、一番分かりやすいからね。
車内からは、音量のほどがよく分からず、大き過ぎないか、冷や冷やしてアナウンスしてた。
けど、音量下げると、支援者からクレームが来るんだよね(^^;
「そもそも候補者との接点がない」というのが「誰に入れていいかわからない」という理由の1つになるだろう。ネットだけの情報では信用できるかなんてわからないし、そもそも仕事に疲れて関心が向かない。いかに候補者と市民の接点を作ることができるかを国として支えることができる仕組みが欲しいと思った。
「誰に入れていいかわからない」状態は、現職にとって有利な状態。
現職がルールを作っているのだから、現職有利になる流れを打破するのはなかなか難しいよね。
ただ、公開されてる市議会だよりを見ると、
この議案にだれが賛成して誰が反対したって、ちゃんと広報されてるからね。
市民側も、情報を拾いに行こうと思えば、それなりに拾えるとは思うよ。
ただ、少し話がそれるけど、
今回の市議選、現職で「議席削減」を訴えている人が何人かいたけど、
「あの人達、全然本気じゃないよ。口だけだよ。」って、うちの候補が言ってた。
まぁ、そりゃそうだよね。自分達の食い扶持だもんね。
「このままではまずい。敵対候補が応援演説に国会議員と県議会議員と市長を味方につけて行っている。うちらを潰す気だ。だけどうちは無所属だ。どこかの政党に属してしまうと政党の方針に従わなければならない。票を集めるには政党を味方につけた方がいいけど俺たちは自分たちの力で町を守りたい。悔しい。悔しいんだよ。だから明日からは演説で幼稚園問題の本質を話さないか?」
お父さんやその支援者さんは、もともと反市長でやってるんだろうから、相手は関係ないんじゃないかな。
政党候補が、同系列の県議や国会議員の応援を受けるのは、別に相手をつぶすとかじゃなく、普通のこと。
市民が困ってる声を、一番市民と接点が持てる、市議会議員が吸い上げ、市で対応できない部分は、県や国で対応するってのが政党の役割の一つだからね。
また逆に、他市や他県、都が独自でやった地域限定の政策や、上手くいった事例を、党を通じて、全国の県市町村に広めるってのもあるし。
例えば、うちの市は、UR団地の老朽化、高齢化、空室等が問題になってるけど、この問題を一市議会議員が、一人でどうにかするってのは、相当タフな仕事だと思うよ。
けど、政党を動かせば、国交大臣に直接訴えられるし、UR関係者とのミーティングも設定できるからね。(某大臣の例があるから、例えが悪かったかもだけど(^^;)
まぁ、うちの市議でずっとトップ当選してた方は、無所属ながらも、
新人時は、民主の推薦で当選して、いつの間にか自民に移って、気が付いたら県議になっちゃってたわけです。
たしかに、上手い人は、上手いんだけどね。
一方で、自民の国会議員が、選挙カーに乗って応援してた現職候補さんは、今回落ちてたけど。
夫と一緒に行う演説はいく先々で暖かい拍手が湧き上がっていた。涙をこらえるのに必死だった。こんなにも暖かい人たちがいる。応援してくれる人がいる。この時、1人の拍手が、声が、どれだけ重みがあるかを真に感じることができた。今でもこの文章を泣きながら書いている。
いやいや、無所属新人で、演説を聞いてくれる人が集まってくるっていうのは、それだけでも割とすごい。
もっと、早い段階で演説に力を入れていれば、また結果も違っていたと思います。マジで。
現職でも、どこの新人ロックバンドのライブだよ。って位に人が来ないことがあるからね。
来てるの関係者だけじゃんって(涙)
現職の演説は、実績を話すのが中心だから、報告してる風で、聞いててもつまんないのかもね。
結果は残念だったけど、無所属新人で、準備期間3ヵ月、手探りでの選挙活動で、900票ていうのは本当にすごい。
現職達は、半年以上前から準備してるからね。当選ラインの1200票、きちんと準備していれば、受かったと思います。
うちの候補も、皆から結構ダメ出しされてたし、文句も言われてた。
これから選挙戦に臨む方やお手伝いする方に知っておいてほしいのは「基本はボランティア」だということ。これは選挙上の規則でもある。これを理解せずにバイト代目当てで手伝いをすると「やってらんない」となる。手伝う側にもそれ相応の覚悟がいるのだ。
そう。手伝う方も、真剣だからね。言いたいことは言うって感じで。特に終盤になると、疲れもたまってくるし、皆ピリピリしてるよ。
うちの候補もそれが分かってるから、まぁ、大人の対応をしてたよね。候補も、めっちゃ疲れてるだろうにね。
正直、ここが一番共感した。
実際、普段はとても感じのいい人が、対立候補さんに対して、攻撃的になるのを見ると本当に悲しくなるんだよね。
政治って、全員に対して行っていくものだから、立場によって、意見が違う人が出てきてしまうのは、仕方ないんだけど、
理想を言えば、どうやって納得し合えるかを、探ることだと思うんだよね。
ある人が、「最高の勝ち方とは、相手を味方にすることだ。」って、言ってたんだけど、
最初から相手を攻撃的に捉えていたら、上手くいくわけないよなぁ。って。
人間が、お互いに分かり合いたいと思えるようには設計されてないの、何でだろうね。
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ちょっと調べてみたら、市議の中で、元の人が言及してた幼稚園に対し、廃園反対を訴えていた人が見つかった。
こういった市議さんを探して、連携していれば、廃園について、少しは市から譲歩が引き出せたかもしれないね。
もしかしたら、連携済みで、その過程で「政治の闇」を感じてしまい、自分達でやらなきゃダメだって、なったのかもしれないけど。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 82 | 11200 | 136.6 | 50.5 |
01 | 58 | 7221 | 124.5 | 37.5 |
02 | 33 | 5857 | 177.5 | 86 |
03 | 38 | 5825 | 153.3 | 67.5 |
04 | 5 | 193 | 38.6 | 44 |
05 | 8 | 1108 | 138.5 | 116 |
06 | 27 | 2119 | 78.5 | 35 |
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08 | 43 | 5935 | 138.0 | 37 |
09 | 102 | 7395 | 72.5 | 34 |
10 | 128 | 13472 | 105.3 | 53.5 |
11 | 133 | 13103 | 98.5 | 60 |
12 | 196 | 15748 | 80.3 | 33 |
13 | 133 | 9998 | 75.2 | 45 |
14 | 135 | 16201 | 120.0 | 50 |
15 | 155 | 11112 | 71.7 | 34 |
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22 | 133 | 15113 | 113.6 | 36 |
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1日 | 2222 | 218801 | 98.5 | 41 |
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6479468(2773)
https://anond.hatelabo.jp/20190723004058
n番煎じ。
正直自分でも家族が投票に行けと言ってくれる環境は恵まれていると思う。れいわの話はあまりしない。
1.消費増税反対
これだけは言えるのはせめて就活が終わるまで増税は待ってほしい。個人的な利益だけど人生に関わる。
2.年金はどうでもよくない
年金廃止急進派。社会保障の一本化の議論に誰か踏み込んでくれよ。
同じく年金を受け取る番は回ってこないと聞いて育ってきた。負担してからやっぱあなたに回す分はありませんじゃ困るからいっそ負担する前に崩壊させてくれとさえ思う。一人当たり年金負担は増え続けるし財政支出のほとんどは社会保障だって中学生でも知ってるのに誰もこの議論しないの。野党もこの話題で与党批判してもどうにもできないってわかってるんだろうな。
年金やばいよの報告書は真正面から受け止めて議論しなきゃいけなかったのに握りつぶした自民党には票はあげない。
3.まとめブログの影響
中学生のころは首相が購読してることでおなじみの保守速報とか、あとは大艦巨砲主義とか好きだった。
ミリタリー好きだし日本すごいも読んだし韓国やばいの話でスカッとしたこともあった。中学生って染まりやすい。
ただ思考が侵される(政治的な意味ではない)ってのは感じていたので高校生のころにまとめサイト全部読まなくなった。
これはまとめブログの影響。よくよく考えたら人から聞いたレベル(それもまとめサイト)の根拠しか持ってなかったからこれはおかしいなと思ってこれは言わなくなった。それまでそもそも想像上の野党しか知らなかったかも。
野党のことも知らねばと枝野さんの演説とか聞いたらこの人には政治任せてもいいかもなと思った。
ただうちの選挙区の元民主党は北朝鮮との友好がアピールポイントみたいだったからどうでもいいなと思って衆院選では自民候補に投げた。
5.共産党
大学の目の前で年金の拡充を主張してたけど絶望的にセンスないなと思った。少なくとも今回と次くらいまでは投票しないと思う。シルバー民主主義反対。
9条とか平和とか基地とか叫ぶのやめて労働者の為の党に純化すればいいと思うのだけど支持者層は圧倒的高齢者らしい。どんまい。
共産党の看板を他のに変えることもできないし敬遠されるしで一種の呪いだと思う。
6.維新もない
橋下さんならまだしもまともな議員いるの?って知識しか持ってなかった。ごめん。
7.れいわ
山本太郎のカリスマとあなたを幸せにするんだのスローガンに惹かれた。
自己肯定感低いから人間の価値がどうとかいう社会になってほしくない。
つっこまれても淀みなく返答できるところとか重度障害者とかいうセンシティブすぎる話題を扱ってるのに失敗しないところとかは芯がしっかりしているんだろうなという判断材料になった。過去の悪評とかは聞いた話しか知らなかったので考慮しないことにした。
たしかに彼はポピュリストだろうけどポピュリズムは彼の価値をx0にするわけではないと思う。もし彼が危険な政治家になりそうだったらその時に私が自分で判断するだろう。
この人は私を代表してくれるんだって感じたから投票した。多分有権者のひとりとしてこういう政治家を待っていたんだっていう意見表明に一票を使えたのはどうせ変わらないの精神を考え直させてくれた。
多分れいわの未来はさほど明るくない。常に勝ち続けなければならないが勝ってもゴールは遠い一方で一回の失敗が命取りになる。山本太郎1人のカリスマで回しているというのはそういうことだ。
多分次の選挙では立憲の票を食いまくって結果与党の勝利ってなるだろうけどそれでも構わないとすら思う。それほどに政治を動かしにきた彼を評価してる。
7.1 N国
ギャグじゃん。選挙戦略は非常に上手いしおもしろいから話題性もあって政治の中で役割は果たした方だと思う。ここは叩いても正直どうしようもない無敵の政党。むしろ学ぶことは多いと思う。
8と9 社民
前回の衆院選、だーーーーーれも子育て少子化問題若者支援の話題出してなかったから比較的マシだった社民に比例票いれた。どうせ政権取れないでしょっていう安心感がある。
その割には支持者の8割が高齢者らしい。不憫。というかそれはそれでなにかを間違ってるような気がする。出口調査で社民共産に入れましたは言いづらいのかな。
公明なしには自民与党ではいられないだろうに立ち場弱すぎないかとは思う。
東京選挙区でガチンコ対決はいいろんな意味でおもしろい試み(票読み、話題性、創価との関係を周知させる)だと思ったけど学会の話題には興味なかったから適当な立憲に入れた。
野原さんに票が流れた気配もないし意味わからん強さだなって思う。
11.結びに
今回れいわを選んだのはきっと私の年齢ゆえだろうなと分析した。けどちゃんと考えて選んだので
池田信夫が言ってた、「愉快犯」に私は当てはまる。トランプが勝ったらおもしろいなって思ってたら大統領になっちゃったしEU離脱することになったらおもしろいなと思ってたら今イギリスでは大変なことになってるらしい。投票権ないけど。
自分で言うのもなんだけどゆるやかな現状絶望からくるこういう動きをナチスと対比して馬鹿にしてないで真面目に受け止めるべきなんじゃないかな。(っていう意味もちょっと一票に込めた)
N国で当選者が出た。なんでやねんと思いつつヤフーニュースで記事を読んで、意味が分かった。
ヤフコメに書き込みをしているN国支持者の声を見ると、「公約がシンプルで分かりやすい」ということで投票したそうだ。
twitterでは、党首が「NHKのスクランブル化と受信料廃止以外の政策は多数派の政党の案でいい」みたいなことをネット番組で言ったとかいうtweetも見た。
多分、N国に投票している人たちもそうなのだ。政治はどうでもいいけどNHKの受信料は払いたくないのだ。
そして、社会問題やら経済やら、そういう「難しいこと」は言われても分からない、考えたくない人たちなのだろう。
今回の参院選、個人的には「れいわ」の躍進を期待していた。確かに、既存政党にない切り口で政策を打ち出している。
でも、れいわの政策もN国に入れたような人たちにとっては「難しすぎる」し「多すぎる」のである。
れいわの支持層は40代以下が中心のようである。それなら年寄りを無視して若い世代(特にロスジェネの負け組)に全振りしたPRを考えても良さそうだ。
就職氷河期で職歴なし学歴なし財産なしみたいな人たちには、職業訓練や就業支援ではなく、住宅提供とベーシックインカムを与えて政府が面倒見てあげればいいんじゃない?
個人的にやってほしい③ 障がい者・社会的マイノリティ的な何か
議員歴の長いおじいちゃん政治家や「おっさん」「名誉おっさん」議員たちは未だに「産めよ増やせよ」「生産性のない人間に人権はない」と平気で言っているので滅びた方がいい。
多くても3つぐらいだろうな。
https://anond.hatelabo.jp/20171019192920
30代終わりの自民現職と、60代半ばの国民元職(統一候補)の一騎打ち。
自分は選挙区では若い方(諸派・政治団体を除く)に入れてるので、今回は自民へ。
表現規制への対応として、与党にこういう動きのできる人がいるのはデカいと思うので。
というかそっちの方が切実。
俺は、人間にとって自由は、命と同じくらい大切なものだと思ってる。だから自由を軽視する改憲案出してる自民党は論外、党内で自由な言論がない公明共産も到底支持できないと思っていた。
枝野は立憲民主党結党当初の演説で、自由の話に触れてくれた。メインの議題ではなかったけど、自由の重要さについて語ってくれる政治家の話聞いた事なかったからさ、感動したよ。その後旧民主党の連中が合流してきて、なんだかなーと思ったけど、一応パートナー登録して応援することにした。
で、今回の参院選。立憲は大阪選挙区で弁護士の亀石倫子さんを公認した。自由を守るために大活躍してきた人だ。その時の会見で枝野は亀石さんのことを、立憲民主党を体現する候補と言った。嬉しかった。やっぱり立憲を支持してきてよかった、俺は間違ってなかったと思った。選挙戦に突入すると、亀石さんは演説のたびに自由の重要さを訴えてくれた。立憲含めどの党にも他にそんな候補はいない(いたら教えてください)。俺が待ち望んでいた、自由のために戦う最高の政治家だ。絶対に当選してほしいと思った。
そして立憲の比例候補者がずらりと並んだ演説会。保育士、同性愛者、聴覚障害者、セクハラ被害者、おひとりさま世帯の福祉充実を訴えるアナウンサー、元アイドルもいたね。それぞれ充実した彼らの演説に続いて、枝野は言った。結党時に、立憲民主党はあなたですと訴えた、その声に応えて集まったのが、この多様な候補者たちだって。嬉しかった。立憲民主党は、本当に「草の根」の声を政治に反映しようとしてるんだって思った。この人たちが当選して、民主党の生き残りの影響力が徐々に小さくなって、立憲民主党内の雰囲気も変わる。野党第一党が変われば、この国も変わる。多様性を認め、自由を尊重する社会を作れる。
ところが蓋を開けてみればご覧の通り。立憲の比例上位当選者は、労組候補。多様性を象徴する候補、「あなた」の代表だったはずの候補たちは惨敗だ。立憲支持層は組織内候補を優先させて、多様性を望まなかった。そして何より、亀石倫子さんの落選。自民公明維新が強くて負けたんなら、まだ諦めがつく。でもそうじゃない。終盤情勢では「亀石氏は立憲民主党支持層の6割を固めた」って言われてた。大阪の立憲支持層の4割は、亀石さんを落選させる方に加担したんだ。立憲支持層の4割は、自由に価値を認めていないんだ。
初めて、「二回目の選挙」を迎えた。その選挙戦も終りを迎えつつある。日付が変わればもうこういう記事も書いてはいけないのだろう。
3年前、18歳の時、選挙権を得て初めて投票をしに行った。比例区の山田太郎に票を投じ、これで初めて政治を動かせるのかと思いきや、落選してしまった。
しかし、その票は無駄にはならず、これまでのロビイング活動に「活用」されていった。
薄っぺらいお説教のような投票に行けという言葉よりも、自分にとってはこの3年間の「30万近い得票の影響」こそが選挙に行こうと思える理由であった。
18歳のあの時から3年たち、衆議院議員やら、地元の市議会議員選挙やら、様々なものに投票した。そして、今回の参議院選挙は、初めて「再びの選挙」なのである。
ネットで見られる若者向けの政治家のアピールは、今まで投票をしてこなかった者相手が中心で、逆に言えば自分のような層の投票はのぞまれていないような気がする。
しかし、この初めて「再び」の選挙で、初めて「再び」同一人物に投票して、この声を国政に向けてやろうとの気持ちはむしろ高まる。
21歳になって、再び2枚目の投票用紙に山田太郎と書き、期日前投票を行った。再びこの票が、なんらかの力となることを願いながら。
なんだか野党批判みたいな感じになっちゃったけど、そういうわけではない。
安倍の「戦後レジームからの脱却」とは一体なんだったのか、とも言いたいわけで。
民主党の枝野さんだのなんだのって、ほんとに情けない選挙戦ではある。
それが選挙戦でのイシューにはなりにくいってのはポピュリスト山本太郎を見てるとよく分かるし、
仕方ないと諦めるしかないんだが、とは言ってもよ、日本会議色だけで染まる自民党という現状はマジでひどい。
国防、憲法、安保、日米同盟。選挙戦ではないがしろにされるこれらの臭いテーマを保留しつつ、
数万単位の規模の票が飛び交う選挙戦で自分の投じる一票がもたらす効用なんて限りなく0に近いのに、わざわざ投票へ行く奴はバカだ。自分の一票なら選挙結果や投票率を動かせると錯覚してるセカイ系だ。
望む人物を当選させたいのであれば、本当にするべきことは投票などではない。他人に投票させるように仕向けることだ。
自分で考えるのは億劫だけど、自分の一票が世界を変えると信じるがゆえに投票へ行かなければならないと盲目的に信じるピュワーなセカイ系の人たちが世には沢山いる。
お前のやるべきことはそいつらを利用することだ。持てるプレゼン能力全てを投じて、望む候補者が選ばれるような情報を作って公開しろ。政治を変えたいならちゃんと政治をやれ。投票した程度で政治に参加してるアピールをするな。思考プロセスを開示して他人の理解を獲得しろ。当選させたい奴が居なければ、落選させたい奴の足を引っ張るのもいい。何かしらやれることはあるはずだ。
候補者は人格的には良い人だろうし、一面では自民候補よりも能力がありそうとも言えるのに、選挙戦略がアホだからたぶん当選きびしい。
どういうところがアホかというと、第一声のアピールが「アベ政権の暴走を止めよう」であるところです。
あのですね、今の日本っていうのは内閣支持率が40%ぐらいで、不支持率が30%ぐらいなんですよ。
ということは「アベを止めよう!」という声に呼応して投票したくなる人は選挙区には30%しかいないんですよ。
しかもその人たちは創価学会員が公明党に投票するのと同じぐらい確実に、野党に投票するよね。
貴方がたが取らねばならない票ってのは、内閣支持はするけど消費増税はどうかと思ってる人達とか、政治とかわからないけど自分に補助金出す人に入れたい人達とか、今の野党は嫌いだけど野党を変革してくれるなら支持したいと思ってる人たちとか、だよ。
そこにアピールするためには、少なくとも選挙中は、安倍下ろしの話なんかすべきじゃない。
どうせそんなことはできないんだし。参議院の3分の1取るのが今回の野党の目標でしょ。
だから言うべきは、消費増税反対だしいつかは0%にする、だとか。
しかも、敵への批判を主眼とすることは、単純に印象も悪くなる。これは相手が政府でもなんでも変わらない。
ニュースの出陣演説で「安倍政権を止める」という一言を言っていたらもうそいつは政治家にしないほうがいい。
政治が出来てない。
増田のみなさまにおきましては、よりよい野党を創り出すためにも、選挙中は敢えて安倍批判のトーン抑えるタイプの候補者に投票していただきたい。
さて、今回の総選挙では、これまでにない形での広報活動が多く見られたと思っております。
特に、ボイスが未実装のアイドルに関しては、担当Pが様々な手段を講じていました。
そのため、今回の印象的な広報戦術を次回(があるのかどうかわかりませんが)に伝えることができればと思い、僭越ながらまとめさせていただきます。
特にナターリアP・こずえP・七海P・梨沙Pが多く使っていた戦術です。
具体的には、ダイマを募集しているツイートに同一アイドルを複数人がアピールする、というもの。
ダイマの数が多いと、それだけで陣営の活発度を計ることができますし、ダイマ募集のツイートは期間中多くの人が目にします。
沙理奈P(ブルナポP?)・ナターリアP・七海Pが多く用いていた印象です。
沙理奈Pは豆乳、ナターリアPはスネーク、七海Pはアーロン(ワンピース)と、一見何のことかわからなくなるメンツですね。
(沙理奈Pはアイドルが飲んでいるから、ナターリアPは後述、七海Pは魚つながり)
しかし、この真価は、Twitterでいいね をされたときにあります。
いわば、「囲まれた」ことが一目でわかる、視認性の良さ、さらには、一見すると、アイドルとどのようなつながりがあるのかわからない、といった点において、相手の興味を引くことができます。
なお、アイドルと関係がなさそうである、といったものとの勝手コラボや謎行動は他の陣営でも見られましたが、その中でもTwitterのアイコンまでに影響があったのは、この3陣営と判断しました。
・予想外のところからの協力
前半のナターリアP、後半の沙理奈Pと言ったところでしょうか(ただし本質は180°異なります)
ナターリアPは海外版メタルギアでソリッド・スネーク役の声優、及び大佐役の声優に依頼して、応援メッセージを送ってもらう、という方法でした。
メタルギアという知名度の高いゲーム、海外Pと海外声優という完全に予想外の範囲からの援護、そして声優に仕事を依頼できるアプリの存在。
結果は言わずもがな、中間発表で全体9位、パッション3位と、ボイス園内にランクインしました。
沙理奈Pは、中間発表直前の「セクシーデリバリー松本」がセクシーゾーンのファンの目にとまり、そこから完全新規の票田を開拓する、という、二次元と三次元がつながるというこの手の投票企画では前例を見ないパターンで協力関係が築かれました
これが最終結果にどのようにつながるのかは未知数ですが、これまでキャラ立ちがやや薄い(というよりも運営があまり積極的でなかった?)松本沙理奈というアイドルが、確固たる立ち位置を得た、というだけでも大きな出来事であります。
・一斉投票
ミリオンTBから始まったとされる、「短時間に特定アイドルへの投票を集中させて行う」一斉投票。
これは上位のアイドル陣営ならほとんどどこでも行っていた戦略です。
目的が明快(ツイッターなどのトレンド入り、他Pの目に留まりやすくする)で効果もわかりやすく、参加も簡単。
さてこれまで、中間発表で上位にランクインしたボイスなしアイドルで名前を挙げていないキャラが2名います。
この2名に関しては、項目外として扱うことが適当と思いました
まずは、佐城雪美。彼女に関してはボイスなしアイドルと言うよりは、安定した支持基盤のもとに選挙戦を戦っている、という印象でした。
ダイマも各所でみましたし、そもそものアイドル人気も高く、今年は上位に食い込むか、と思っているとなんと中間発表では全体4位、クール2位。
これはもう志希・智絵里・文香・楓と同じような安定した支持基盤があるといえるでしょう。
次に夢見りあむ。
これもうわけがわからないよ!
…失礼、取り乱しました。
ただ、今後の参考には「全く」ならないパターンです。
りあむを押し上げたのは、本人の個性ともいえる炎上キャラ、新規アイドルに対する運営の扱いの差などからなる、
「こいつがシンデレラガールになったら、ならなくてもボイス圏内に入ったら面白そう」という、愉快犯にも思える浮動票の大量流入です。
また、「お気持ち表明」に代表されるアンチの存在も、却って票を伸ばす要因になった、とも見ることができます。
何度も言いますが、今後の参考には全くなりません。(というか炎上で票を伸ばすという芸当ができるキャラが他にいない)
以上ですね。明日になればすべての結果が出ます。また、その結果によってはここに書いてあることが無用の長物と帰すことも考えられます。
それでも、次回以降の参考の一助になれば幸いです。
4일
4日目
チェックインした当日に見つけられなかったアメニティは、不注意で見落としていただけで、実は室内の革のバッグに収納されていた。
芸術の都らしく、こういったところもオシャレだ。
遅めに起きたが、チェックアウトが12:00なのでまだ余裕がある。
散歩と軽い朝食ついでにロッテマートでお土産のインスタント麺を買う。
広いとは言えない韓国は地域の対立意識が強く、特にこの光州の人達は他の地域の人々から嫌われているらしい。
曰く「手先が器用で芸術の才能がある。日本人に似ており、社交的でソツがないが、計算高く、最後には裏切る」
近世の新羅・百済・高麗の対立からともいわれているし、朴正煕時代の選挙戦の影響とも言われている。
観光でちょっと撫でただけ、その上言葉も不自由なので、深いところは全く分からないが、顔つきは日本人に似ている人が多いし、ソフトムードの人が多いなとは感じた。
韓国社会に深くコミットすれば、違う印象も持つのかもしれないし、逆にそれが偏見だと感じるのかもしれない。
男同士で楽しそうに談笑していたが、やがてオバちゃんの一団が乗り込んでくると、座っていた一人が席を譲る。
青年は非常に自然に席を譲ったが、オバちゃんは日本だったらまだ席を譲られるほどの歳ではない。
光州を出発したバスは東に向かい、窓の外の景色は再び緑豊かな山道となった。
バスの車内では、民主化運動に参加し、5.18の時には予備で拘束されたという現職の文大統領について調べる。
5.18民主化運動の地を訪れた後、テキストを読んで感じることは、韓国社会には「強者の韓国」と「弱者の韓国」の2つがあり、彼のアイデンティティが一貫して「弱者の味方」であるということだ。
日本・韓国双方の財閥や日韓間の慰安婦合意に否定的なのも、「弱者の韓国」にとっては日本や旧日本統治時代の流れをくむ財閥は「開発独裁主義で弱者を顧みなかった強者」であり、そこで立ち上がってくる彼の願いが「強者に虐げられた弱者を救う」事だからだろう。
大統領の権力集中にも否定的で、権限の縮小や任期の変更も主張しているというし、地域対立の解消も目指しているという。
上手くいけば、韓国行政の積弊である大統領の悲劇的な破滅の歴史に終止符がうたれ、光州の人達への差別意識も和らぐかも知れない。
うまくいかなければ、諸外国に振り回され、経済を停滞させ、反動で韓国社会の分断をさらに進めるかも知れない。
果たして彼を待っているのは、改革の英雄の未来か、理想主義者の蹉跌か。
実際に地域を訪れて、テキストの背景の感覚が色彩を帯びて見えてくることもある。
日本人にとってメジャーな観光地とは言えない光州だが、是非訪れて見たほうがいいと思う。
釜山へ
3時間半の乗車ののち、バスは最終目的地に到着したようだった。
乗客がどんどん降りていく。
「しまった、周りの動きに合わせて降りてしまったが、実は釜山に着く前に降りちゃったかな?」
さっぱり分からないので、チケットカウンターに行って、お姉さんに状況を説明した。
「I'm going go to Busan, but I had mistakes. I had put down bus.
Do you mind teach me How to go to Busan?」
お姉さんはキョトンとして下を指差して答えた。
「Busan.」
西部バスターミナルとのあまりの違いに驚いたが、自分が降りたのは釜山北部郊外の総合バスターミナルらしい。
比較的街中にあって小綺麗な西部バスターミナルと違って、総合バスターミナルは山間にあり、設備も古め。
ともあれ、釜山市内であれば地下鉄で市の中心部にアクセスできる。
東横インは日本語が通じるので、ホテルの免税の手順や、空港の早朝便に間に合うようなタクシーの手配など複雑なコミニュケーションを取ることができた。
これで不安はかなり減った。
夕食を食べに行こう。
地下鉄に揺られ、西面駅で降りる。
地上に出るとすごい活気だ、夜の西面は若者でごった返している。
そうか、そう言えば今日は金曜の夜だ。
対戦筐体を見ると、鉄拳では対戦が繰り広げられていた。
日本では下火になりつつあるゲーセンだが、韓国では若者の娯楽として健在だった。
西面のメインストリートの反対側、飲食店街を歩くと「ソンジョン3代クッパ」は見つかった。
韓国語で聞いてくるオバちゃんに「テジクッパ ジュセヨ」と伝えると、すぐにお盆に乗せられた一式がやって来た。
豚肉入りのスープご飯。小皿の薬味を混ぜて、自由に取れるキムチをつまみながら食う。
名店の名物だけに間違いなく美味かった。
美味くて一気に食ったために、詳細な味の分析は忘れた。
やっぱアレは特別辛かった。
一気に食い終わって、会計を済ますと、レジのおじさんがアメちゃんを勧めてくれた。
釜山は韓国の大阪と言われるらしいが、こんなところもなんだか似ている。
22:00を過ぎた西面はまだ若者でごった返している。
黒いマスクをした10代の若者から、ワンレン肩パットのお姉さん(マジでいる。しかも結構いる)、恋人たち、果ては迷彩服の青年兵まで、ありとあらゆる若者のエネルギーで通りは充満している。
日本で10代の特に少女に韓国カルチャーが人気な訳が少しわかった。
韓国社会では、まだ若者の存在感が大きく、ユースカルチャーを駆動しているエネルギーの絶対量が多い。
そのさきにあるものを少し思いながら西面の街を歩く。
メインストリートの入り口では、2人組デュオがストリートライブをしていた。
2人とも上手いのだが、太っているほうがより歌が上手かった。
私は近年の選挙戦でもういい加減うんざりしているので、ここらで溜まった鬱憤を吐き出したいと思います。
ただの愚痴ですし言ってることも滅茶苦茶だと思うので、適当に流し読みしてください。
これだけでもう御察しですね。
まず、モバデレ合同選挙はほんと辞めてほしい。
デレステユーザーにも配慮した結果こうなったんでしょうけど、現状唯一Pが能動的に声なしに声を付けることができる手段である総選挙が、ただの人気投票の色が濃くなってしまってるのが凄く嫌。
だったらもういっそボイス総選挙を復活してほしい。
声なし担当P同士だけで血みどろの争いをさせてほしい。
何が悲しゅうて強力な声付き人気アイドルに勝ち目の薄い戦いを挑まないといけないんですか。
私はただ担当の声が聞きたいだけなのに。
楓Pは正直自重してほしい。
2度目の栄冠をなんてのたまってる人もいますけど、正直迷惑なだけです。
既にシンデレラガールに選ばれてるのに、まだ足りないんですか?
どんだけ歌わせたいんですか?
こっちは担当が歌ってすらいないんですよ?
歴代シンデレラガールで中間に居座ってるの、彼女くらいですよ。
どうせ死票になるんですから、その票は声なしアイドルにでも投じてくれませんかね?
その方がまだ建設的だと思うんですけど。
あと、ただ彼女が好きってだけで票を投じてるプロデューサーもどきのファン。
彼らの存在が我々にとってどれだけ厚い障壁になっているか、彼らは知らないんですよね…
正直厄介な存在ですけど、そういったファン層も惹きつけてやまないのが彼女の魅力なのでしょう。
別に彼女が嫌いなわけではないです、むしろ逆で、大好きなキャラクターの一人です。
ただ、彼女を取り巻く環境は大っ嫌いです。そんなもの壊れてしまえばいい。
それと、前回とか前々回とかそのくらいで声がついたアイドルの担当たち。
他の担当Pの支援があってこその勝利だったことを忘れてませんか?
恩返しに他の声なしを支援しようと思わないんですかね?
一度でも担当が声なしから声付きになった事を経験したら、その辛さはわかっているはずです。
中間で微妙な位置にランクインしているのを見ると、正直「何やってんの?」という感想しか出てきません。
シンデレラガール目指して中途半端な位置にランクインするぐらいなら、いっそその票を声なしをランクインさせるのに回してほしいものですね。
現状を見てみれば上位人気アイドルの層が厚くて容易にシンデレラガールなんて目指せるはずもないのに、何を夢見てんですかね?
逆に声なしから声付きになったアイドルの担当で、今回の選挙では恩返しに他のアイドルの支援に回ってくれているありがたいPもいます。
彼らを見習おうとは思わないんですかね?
夢見りあむは面白いですね。
正直ここまで燃え上がって担ぎ上げられるとは思いませんでした。
このまま炎上しつづけても、飽きて捨てられても、どっちに転んでも面白いと思います。
まあいけるところまで突っ走ってほしいですね。
私は彼女のことは好きでも嫌いでも何でもないので、投票する気はありません。
私はシンデレラガールズを取り巻く停滞した環境が大嫌いですし、運営の方針も大嫌いです。
でもアイドルは好きです。
色々と救われたこともありますし、彼女たちは嫌いにはなれません。
だからこそ、なんで自分の担当に声がついてないのか、なんでCDやライブに出れないのか、なんで必死に選挙戦を戦わないといけないのか、毎回選挙が来るたびにどす黒い感情が溢れてくるんです。
まあこのままいけばアイドルに負の感情をぶつけるのは時間の問題かもしれません。
そうなる前に何かが変わってくれることを祈ります。(無理でしょうけど)
もう一度考えてみてください。
現代日本で、衆議院が解散されて総選挙になっても、そこまで熱の入った選挙戦になるような気がしない。
多分、今回の統一地方選における分裂選挙とか、北海道知事とかのほうがよほど熱が入る。でもそれは地域限定だ。
かつては、選挙というより株主総会と言われたAKB系の選挙があったが、それも中止となってしまった。
そして、そんな風潮の中、シンデレラガールズ総選挙が開催される。
しかし、早速出回る怪文書、選挙アピールの数々。さまざまな投票行動の分析。
おそらく選挙期間中、様々なことが起こるのだろう。増田への怪文書やらぐちやらも増えるのだろう。
選挙戦はほぼ一週間だが、それよりもっと前から、候補者の奴隷になった人がいる。
知人の話なので話半分で聞いてほしい。
その人はデザイナーで、今回立候補する候補者の一人のポスターや掲示物、印刷物を制作する仕事を請け負った。
ポスター用の撮影、画像修正、デザイン作成、修正の繰り返し、諸々の仕事を行っていた。
仕事内容は全く問題無いのだが、限りなくブラックな労働環境だったという。
まず、正月も休めなかった。
「どうでもいいだろ」という顔写真の修正などが深夜に直接本人から連絡が来る。
その対応を翌日朝までにやれ、と言われる。
電話に出ないわけにもいかない(このへん断ればいいと思っているのだが、難しい理由があるのだろう)
知人の精神はかなりけずられていて、会社を辞めるかどうかも考えていたようだ。
大前提として、会社自体がブラックだという話ではあるかもしれないが。
俺は、その話を聞いて心底その候補者が嫌いになった。
表では「子育て環境を良くします」「若者に向いた政策を」とか抜かしてんのに、
子育て真っ最中の知人を奴隷のようにこきつかって矛盾にもほどがあると言いたい。
正月まともに家族とも過ごせていない、夜中も仕事でおそらく子育てで大変であろう母親のフォローもできていない。
自分に関係している人の家庭を壊しておいて、何をきれい事を言ってるんだ、と思う。
そりゃ、あんたを応援したい支援者は沢山いるだろうし、その人達なら喜んで時間や労力を差し出すだろう。
ただ、知人は支援者ではない。単なるビジネス上の関係だ。こき使われる権利は無いはず。
その中に、知人の作ったポスターも貼られてあった。
そうして数日が経った。
「技は覚えてきたか?」
「エンドウ、タマゴ、シラスもどきは出来るようになりました。あと、月歩と無重力も一応」
「まあ、よかろう」
ウサク流選挙術を会得した市長は、実践がてら子供の多い集会場でその成果を試すことになった。
子供の周りにいる大人たちには投票権があるし、将来的な話をすれば等しく有権者ともいえる。
つまりこの演説の目的は、チェーン店のお子様ランチと同じ理屈なのだろう。
「本当にこんな見せ掛けの方法で良い印象を与えられるでしょうか……」
「問題ない。投票する人間の半分は政治のことなんてロクに分かってないからな」
ウサク直伝の技を試すには持ってこいってわけだ。
「ほら市長、早く行ってこいよ。子供は子供だから大人しく待てないぞ」
俺は市長の背中を物理的に押して、半ば無理やりステージに立たせた。
「むむ……よしっ、それ!」
意を決した市長は、押された勢いのまま高く飛び上がる。
そして空中で宙返りをして捻りも加えつつ、マイクのある場所で着地を決めた。
「おおっ、すげえー!」
本場の体操選手とは比ぶべくもない完成度ではあったが、ガキ共の視線を集めるには十分な出来だ。
会場からは感嘆に近いどよめきが漂った。
『お集まりの皆さん、こんにちは。この度は耳よりな情報をお届けに参りました』
注目してもらったところで、次は耳を傾けてもらう。
『勉強嫌いな子も、給食は楽しみの一つでしょう。でも、その給食で嫌いなものや、美味しくないものが出てきたら嫌ですよね? 食べたくありません。そのせいで栄養が足りなくて、元気が出ないまま午後の授業を過ごしてしまう。皆さんにとっても、それを作った人にとっても嬉しいことではありません』
「確かにー!」
喋りは一定のテンポで、低く落ち着いた声でストレスなく耳に届きやすい。
そして子供に共感してもらえるようなテーマで話を進めつつ、単純な表現を使って自身の制作体制を説明していく。
『そこで好き嫌いをせず食べようと言うだけなら簡単です。或いは栄養のある食べ物なんだよ~なんて説明をしたり。でも、そんなことで食べられるようになるわけもありません』
「いえてるー!」
『皆が好きなものを食べても、栄養が足りていればいいんです!』
「そーだ、そーだ!」
市長の演説は陳腐だが分かりやすくはあり、徐々に子供たちの心を掴んでいく。
『私が市長ならば、皆さんの給食にカレーやハンバーグが週一でやってくるでしょう』
そして、ここで必殺の一撃、公約を炸裂させた。
「うおおー、いいぞー!」
俺は幕の陰から、その状況をヒき気味に眺めていた。
かなり懐疑的だったが、ここまでウサクの思惑にハマるものなのか。
「ウサク、お前将来は政治家にでもなるつもりか?」
「つまらん茶化しはよせ。宗教学者に『新興宗教でも始めるつもりか?』なんて質問はしないだろう」
なんだ、その例え。
「お疲れ様。手ごたえは感じられたようだな」
「ええ……少々、複雑な心境ですが」
「お前もお疲れ」
「うげえーっ、自分で言ってて吐きそうだったよ……」
そして俺は弟に労いの言葉をかける。
何を隠そう、先ほど客席からたびたび相槌を打っていたのは弟だ。
意見を先鋭させるため、盛り上げ役も用意していたんだ。
子供ウケを狙うのはアレだと思うが、実際その効果は明らかだった。
「よし、この調子で明日は票集めの主戦場、老人の溜まり場に行くぞ」