はてなキーワード: 選挙戦とは
現代日本で、衆議院が解散されて総選挙になっても、そこまで熱の入った選挙戦になるような気がしない。
多分、今回の統一地方選における分裂選挙とか、北海道知事とかのほうがよほど熱が入る。でもそれは地域限定だ。
かつては、選挙というより株主総会と言われたAKB系の選挙があったが、それも中止となってしまった。
そして、そんな風潮の中、シンデレラガールズ総選挙が開催される。
しかし、早速出回る怪文書、選挙アピールの数々。さまざまな投票行動の分析。
おそらく選挙期間中、様々なことが起こるのだろう。増田への怪文書やらぐちやらも増えるのだろう。
選挙戦はほぼ一週間だが、それよりもっと前から、候補者の奴隷になった人がいる。
知人の話なので話半分で聞いてほしい。
その人はデザイナーで、今回立候補する候補者の一人のポスターや掲示物、印刷物を制作する仕事を請け負った。
ポスター用の撮影、画像修正、デザイン作成、修正の繰り返し、諸々の仕事を行っていた。
仕事内容は全く問題無いのだが、限りなくブラックな労働環境だったという。
まず、正月も休めなかった。
「どうでもいいだろ」という顔写真の修正などが深夜に直接本人から連絡が来る。
その対応を翌日朝までにやれ、と言われる。
電話に出ないわけにもいかない(このへん断ればいいと思っているのだが、難しい理由があるのだろう)
知人の精神はかなりけずられていて、会社を辞めるかどうかも考えていたようだ。
大前提として、会社自体がブラックだという話ではあるかもしれないが。
俺は、その話を聞いて心底その候補者が嫌いになった。
表では「子育て環境を良くします」「若者に向いた政策を」とか抜かしてんのに、
子育て真っ最中の知人を奴隷のようにこきつかって矛盾にもほどがあると言いたい。
正月まともに家族とも過ごせていない、夜中も仕事でおそらく子育てで大変であろう母親のフォローもできていない。
自分に関係している人の家庭を壊しておいて、何をきれい事を言ってるんだ、と思う。
そりゃ、あんたを応援したい支援者は沢山いるだろうし、その人達なら喜んで時間や労力を差し出すだろう。
ただ、知人は支援者ではない。単なるビジネス上の関係だ。こき使われる権利は無いはず。
その中に、知人の作ったポスターも貼られてあった。
そうして数日が経った。
「技は覚えてきたか?」
「エンドウ、タマゴ、シラスもどきは出来るようになりました。あと、月歩と無重力も一応」
「まあ、よかろう」
ウサク流選挙術を会得した市長は、実践がてら子供の多い集会場でその成果を試すことになった。
子供の周りにいる大人たちには投票権があるし、将来的な話をすれば等しく有権者ともいえる。
つまりこの演説の目的は、チェーン店のお子様ランチと同じ理屈なのだろう。
「本当にこんな見せ掛けの方法で良い印象を与えられるでしょうか……」
「問題ない。投票する人間の半分は政治のことなんてロクに分かってないからな」
ウサク直伝の技を試すには持ってこいってわけだ。
「ほら市長、早く行ってこいよ。子供は子供だから大人しく待てないぞ」
俺は市長の背中を物理的に押して、半ば無理やりステージに立たせた。
「むむ……よしっ、それ!」
意を決した市長は、押された勢いのまま高く飛び上がる。
そして空中で宙返りをして捻りも加えつつ、マイクのある場所で着地を決めた。
「おおっ、すげえー!」
本場の体操選手とは比ぶべくもない完成度ではあったが、ガキ共の視線を集めるには十分な出来だ。
会場からは感嘆に近いどよめきが漂った。
『お集まりの皆さん、こんにちは。この度は耳よりな情報をお届けに参りました』
注目してもらったところで、次は耳を傾けてもらう。
『勉強嫌いな子も、給食は楽しみの一つでしょう。でも、その給食で嫌いなものや、美味しくないものが出てきたら嫌ですよね? 食べたくありません。そのせいで栄養が足りなくて、元気が出ないまま午後の授業を過ごしてしまう。皆さんにとっても、それを作った人にとっても嬉しいことではありません』
「確かにー!」
喋りは一定のテンポで、低く落ち着いた声でストレスなく耳に届きやすい。
そして子供に共感してもらえるようなテーマで話を進めつつ、単純な表現を使って自身の制作体制を説明していく。
『そこで好き嫌いをせず食べようと言うだけなら簡単です。或いは栄養のある食べ物なんだよ~なんて説明をしたり。でも、そんなことで食べられるようになるわけもありません』
「いえてるー!」
『皆が好きなものを食べても、栄養が足りていればいいんです!』
「そーだ、そーだ!」
市長の演説は陳腐だが分かりやすくはあり、徐々に子供たちの心を掴んでいく。
『私が市長ならば、皆さんの給食にカレーやハンバーグが週一でやってくるでしょう』
そして、ここで必殺の一撃、公約を炸裂させた。
「うおおー、いいぞー!」
俺は幕の陰から、その状況をヒき気味に眺めていた。
かなり懐疑的だったが、ここまでウサクの思惑にハマるものなのか。
「ウサク、お前将来は政治家にでもなるつもりか?」
「つまらん茶化しはよせ。宗教学者に『新興宗教でも始めるつもりか?』なんて質問はしないだろう」
なんだ、その例え。
「お疲れ様。手ごたえは感じられたようだな」
「ええ……少々、複雑な心境ですが」
「お前もお疲れ」
「うげえーっ、自分で言ってて吐きそうだったよ……」
そして俺は弟に労いの言葉をかける。
何を隠そう、先ほど客席からたびたび相槌を打っていたのは弟だ。
意見を先鋭させるため、盛り上げ役も用意していたんだ。
子供ウケを狙うのはアレだと思うが、実際その効果は明らかだった。
「よし、この調子で明日は票集めの主戦場、老人の溜まり場に行くぞ」
今回の選挙戦を冷めた目で見ていたのは俺だけじゃなかった。
二人はそれぞれ愛用の銘柄を吹かしながら、どちらに投票するかという雑談を交わしていた。
「センセイ、あんたはどっちに投票する? オレは『禁煙法』の件があるから、現市長は絶対イヤだが……」
「私も市長には投票したくないですね。あれのせいで余計な対立を生みましたし……でも、そうですねえ……」
市長は以前、『禁煙法』を作って市内のタバコの流通と使用を止めたことがある。
結局、それは上手くいかなかったが、対立や重税などの遺恨を残した。
市長の政策によって引っ掻き回されるのは今に始まったことではないが、喫煙家である二人は特にこの一件を根に持っていたのである。
だが、それにつけても歯切れの悪い言い方しかできない。
「ふぅむ、今の市長がアレなのは確かですが、ではフクマという人物が市長であるべきかというと……」
権威の象徴がいれば、得てしてそれをやっつけようとする者も登場する。
これが冒険活劇モノならば権威の象徴は分かりやすい悪役で、やっつけようとする者はヒーローだ。
しかし現実はそう単純じゃないことをマスターたちは分かっていたのである。
「そうなんだよなあ、フクマの演説は『今の市長はダメ』っていう批判ばっかで、『自分こそが市長にふさわしい』って内容じゃないからなあ」
市長が日々どのように働いているかなんて知らないし、何を考え、何を食べているかなんて知らない。
ただ、市民が実感できるような何かをやると、大抵は顔をしかめる人々で溢れるのは確かだ。
それを指摘するフクマの主張も尤もだろうが、だからといってフクマに投票するのが賢明な判断だとも思えなかった。
投票の期日は刻々と迫る。
『現市長は地に足をつけずブラブラさせながら、綺麗な歌を口ずさむ。歌詞やメロディのおかげで今まで気にならなかったけれど、実は音痴なんです』
人は変化を恐れる生き物らしい。
変化で得られるメリットよりも、そのままでいるメリットを重く見る。
市長がこれまで市長でい続けられたのも、人々が変化を恐れていたからだろう。
逆にいえば、いま変化がおきようとしているのは、それだけ皆が市長にウンザリしてきていることの証明でもある。
市長はこれまでも変な政策を打ち出してきて、それはいずれも空回り。
その気づきによる快感のせいで、他にもある重要な事柄を見逃していると気づかずに。
そして俺はその様子を冷笑気味に静観していた。
どうせ、どう転ぼうが、俺には大して関係がないと思っていたからだ。
しかし、転機は不意に訪れる。
その日の俺は、部屋で弟とテレビを観ていた。
俺は他に観るものもなかったため、キトゥンの世話をする合間に流し観していただけだ。
「観てないよ。第2シーズンのキャストで声を録り直してるし、作画の細かい修正もされてるんだから」
「いや、つまり同じだろ」
そうしてダラダラと観ていたアニメも終わり、次の番組の間に挟まる地元の日報ニュースが流れた。
『フクマ氏は、市長になった暁には現政策の全てを見直すことを語っています』
内容は選挙戦についてであり、俺は「またこれか」と舌打ちした。
チャンネルを変えようとリモコンに手を伸ばしたその時、フクマが演説する映像、その音声が耳に入った。
『市長の考えた外来生物保護法についても、大幅に作り直すか、まるごと廃止するつもりだ』
フクマの存在は市役所の人間たちも知るところであったが、草の根から花が咲こうとしているのなら穏やかではいられない。
「市長、近隣でフクマという人物が、演説をしているのはご存知ですね? 彼が、次の市長は自分がなると宣言しました」
「え? 何ですか、それ」
学校の委員会みたく「やりたいという人間がいるのだからそいつにやらせよう」というノリで決まったのが今の市長なのである。
他に市長をやりたがる者が誰一人いなかったため、これまで必然的になっていたに過ぎない。
「この町の掟らしいです。立候補者が出た以上、しっかり選挙戦をしなければなりません」
「それで……私は一体どうすればいいのでしょう?」
「……投票の期日までに、何かやれることをやりましょう」
こうして俺たちの町は、久々に市長を選挙で決めることになったんだ。
前半戦は、フクマが大きく有利といえた。
『現市長は無能です。例えば『超絶平等』。社会における平等という概念を拡大解釈し、無理やり人々の足並みを揃わせるという無意味な政策でした』
「そうだ、そうだ!」
今まで市長がやってきたヘマを挙げて、彼が如何に市のトップとして不適格かということを述べていくのである。
やや悪意と脚色の混じる主張ではあったが大本は事実なため、市長に対して不満のある人たちの心根をくすぐった。
対して、市長も自身の理念を語っていくが民衆からの評価は芳しくなかった。
「ざけんな! あんたの言ってる“差別のない社会”ってのは、普通に歩ける人間に松葉杖をつかせることだろうが!」
演説の内容は彼が普段からやっていることの延長線上でしかなく、逆にフクマの市長批判を裏付けるものにすらなっていた。
更に市長には選挙戦のノウハウもなく、周りに適格なアドバイザーも存在しないという状態。
それはフクマも同様だったが、市長のこれまでのマイナスイメージが大きなハンディキャップとなっていたんだ。
市長側が選挙活動で何をすればいいか右往左往している間に、フクマはどんどんリードを奪っていった。
「むぅ、フクマという人物。富裕層でもないのに何であそこまで活動資金があるんでしょう」
「どうやら支持者が彼に投げ銭しているようですね」
「そんな金あるなら、税金ちゃんと払ってくれればいいのに……」
そんな事態を一市民の俺はどう見ていたかというと、漫然と澄ました顔で見ていた。
明け透けに言うなら、政治のことがよく分からないのでどうでもよかったんだ。
この町の歴史の1ページに載るであろう出来事だとは思うんだが、選挙ってものにイマイチ関心がもてない。
総体的に見て一人一人の一票や、それに対する意識が大事というのを理屈の上では分かってるんだが、どうにもピンとこなかったんだ。
ちなみに投票権のない弟はというと、圧倒的にフクマ支持者だった。
「だって市長の『親免許制度』のせいで、俺たち家族は数ヶ月間バラバラだったんだよ。市長に投票なんて有り得ないね。兄貴だってそうだろ?」
「まあ、それはそうなんだがな……」
フクマの言うことには頷く部分も多いが、それが彼を支持する理由にはならない。
弟は政治の理解度がメロス並だったので、その分別ができないのだろう。
だけどずっと感情的になっていても仕方がないだろう。
政治のことばかり考えていれば生きていけるわけじゃない。
市長が誰になったところで日々の勉強が捗るわけでも、シーズン毎の休みが増えるわけでもない。
食べる飯の味は変わらないし、バイトは楽しくないままだ。
秤に乗せるまでもなく、俺の日常にそれを思考する余地はないといえる。
だから俺はごく個人的かつ意識の低い理由で、投票する権利を放棄するという権利を行使するつもりだった。
http://www.jicl.jp/old/hitokoto/backnumber/20180702.html
松尾のIoTを駆使した協同組合による自主管理社会主義に一時期大きく関心を持っていたものではあるが、
今更ながら一新潟県民として、県政潮流の理解に誤りが見られるので色々突っ込みどころを挙げていこう。
初めに言っておくが、泉田裕彦は知事時代紙幣発行と消費増税を論じて「アクセルとブレーキを同時に踏むようなもの」と評するなど明らかなリフレ派だった。
円安誘導を目玉とするアベノミクスは、彼が最後まで自民との縁を切らなかった口実になっていたと言える。
まず、加茂は泉田の出身地である。地元の小池清彦市長は反原発派でもあり、
新潟日報の報道攻撃に一番最後まで抵抗していた人物であるため、後継格であった米山隆一の得票が高いのは極めて自然である。
共産のみの推薦であった福山和人の京都府知事選と比較しているが、池田千賀子の主たる推薦政党である社民党と(新潟は鳩山政権崩壊後も連立政権からの離脱に最も否定的だったなど右派的特徴があるとはいえ)世間一般の印象がどれが違うのか。
実は、この大型開発公共事業か地域密着公共事業かのスローガンは、前回の新潟県知事選挙での米山の言葉とほぼ同じである。それは、「公共事業のための公共事業の森候補か、人と暮らしのための公共事業の米山か」というものであった。
と紹介する。そもそも福山は新潟に倣って種子条例の制定を訴えるなど意識的に真似ていた。京都独自の戸別所得保障制度を作ることにも引き合いに出していた。
米山の公共事業観も知事時代の泉田をほぼ踏襲したものである。彼は大型開発に消極的で、原発で尖る自身への懐柔のため自民党県議の地盤でもある中小土建に利益の多いものを中心にしていたとされる。
原発に対する三つの検証というものが泉田県政を野党目線で整理したものという視点を踏まえ、特に東日本大震災以降の保革を超えた政策の系譜上これが池田に引き継がれているはずだ、と概ね考えることも可能だろう(それでも建設票を崩せたわけではないのだが)。米山県政は超少数与党であり、自民党時代(すなわち泉田時代)と予算編成方針を大きく変えることは出来なかった点もこれを傍証する。
そもそも日本維新の会出身の米山が「反緊縮」の騎手に見えたかかなり疑問である。選挙戦当初の米山隆一の街頭演説は毎回ほぼ同じ内容であり、「公共事業をしないなんて嘘ですよ」とどこでも言っていた。建設業界に警戒されていたということなのだ。松尾は池田が小泉純一郎の応援を受けたことを批判しているが、そもそも米山は小泉チルドレンであったし、池田の出身労組である自治労は、維新の公務員削減路線を警戒して米山に対しては自主投票で望んでいた。公務員の人減らしは中小土建向け予算同様、泉田が自民をつなぎとめる重要政策でもあった。
何より、根本的に、去年の県知事選でも課題となった人口流出に悩む状況下で、35歳までの自覚的に政治的な層への浸透を図ることは有意義だが効果が薄いはずだ。
最後に、現在の新潟県、そして新潟市も、そのような状況下でも財政難に陥っている。にも拘わらず、公共事業予算の切り詰めは甘かった。泉田―米山―落選した池田の系譜を考慮する限り、リフレ派の「反緊縮」は、政治的にはその経済政策の中核をなす日銀を介した市中紙幣の強制増を第二次安倍政権への支持にすり替えられ、実際には「人々のための公共事業」へ、たとえば、森民夫・花角英世における大型クルーズ船誘致や建設予算充当などに対する緊縮路線と言うレッテルを張ることに奉仕している。不幸にも、これが結論である。
みんなどう思う?
愚作も愚作だったしか思えない
立民を中心に野党がこれと同じことを言って選挙戦ってたがそりゃ負けるわなとしか言いようがない
経済学の素養があれば低所得者がちょっとお金を持つくらいのことで経済が動かないことはわかる
むしろ、体力のない中小企業が疲弊してより強者が勝つ構造を明確にするのだから格差はむしろ広がると考えるのが当然
じゃあ、どうすればいいのかというとインフレ気味で物価が高くなってもたくさんモノ、サービスが売れる社会を作るしかない
単純じゃないし難しいがこれしかないんだよ
これは政治や経済政策というよりもむしろ国民意識によろところが多い
経済はもっと良くなる社会はもっと良くなるこれを政治家や影響力のある人間がアピールして国民に信じてもらうしかない
だから、日本をディスカウントしてるような政治団体やその界隈を支持して日本オワタポルノで自慰してる連中には本当に海外に言ってもらった方がいい
選挙戦がはじまったんだなぁと感じる
三選して史上最長の任期を持ってしても9条改正は「やるフリ」だけで未だにやってない、という事実を皆さんはどう見てるんですかね…。保守派を気取って右寄りB層の支持集めに利用しただけで、安倍は最初から憲法改正をやるつもりなんて毛頭無かったのでは?と、少しでも考えた事はないんでしょうか。
一方で、外国人材受け入れ・働き方改革など、経団連からのお願いだけは強行採決してでも通そうとしてきた、その現実の姿は見えてないんでしょうか。
誰もその効果を実感してない「戦後最長・いざなぎ越えの好景気」、このタイミングで消費増税してもよい根拠だったはずの好景気は、不正な統計操作による虚構に過ぎなかった。
「戦争反対!」だなんて声高に叫べば叫ぶほど自民党の巧みな選挙戦略の思う壺で、本来焦点にされねばならない経済政策から目を逸らされるだけ。憲法改正を論点にしてしまった時点で、賛成派も反対派も丸ごと欺かれてる。「Bどもには丁度いい目眩ましだ」というわけです。乙ですね。
三選して史上最長の任期を持ってしても9条改正は「やるフリ」だけで未だにやってない、という事実を皆さんはどう見てるんですかね…。保守派を気取って右寄りB層の支持集めに利用しただけで、安倍は最初から憲法改正をやるつもりなんて毛頭無かったのでは?と、少しでも考えた事はないんでしょうか。
一方で、外国人材受け入れ・働き方改革など、経団連からのお願いだけは強行採決してでも通そうとしてきた、その現実の姿は見えてないんでしょうか。
誰もその効果を実感してない「戦後最長・いざなぎ越えの好景気」、このタイミングで消費増税してもよい根拠だったはずの好景気は、不正な統計操作による虚実に過ぎなかった。
「戦争反対!」だなんて声高に叫べば叫ぶほど自民党の巧みな選挙戦略の思う壺で、本来焦点にされねばならない経済政策から目を逸らされるだけ。憲法改正を論点にしてしまった時点で、賛成派も反対派も丸ごと欺かれてる。「Bどもには丁度いい目眩ましだ」というわけです。乙ですね。
翁長県政時代の流れを見ていれば辺野古への基地建設が遅らせこそすれ止めようがないことは誰だって少しは分かる。(そんなことは誰も口には出さないだろうが。)
それでも、玉城候補はおそらく事前の予想より差をつけて当選したことになるだろう。
自民の支援を受けた佐喜真候補は辺野古を争点にすることを避けた。或いは、受け入れることを明言して、論戦になれば、選挙戦の展開はまた変わっていたのではないか。
基地問題と一言で言っても普天間以外にも、嘉手納や名護だって基地や関連施設は存在するし、辺野古に移せば沖縄から米兵がいなくなるわけではない。
結局のところ、本当に米軍とその基地から生ずる沖縄の歪みを解決するためには、行き着く先は日本とアメリカ、その関係のあり方を問いただすほかにないのだ。米軍の傘の下冷戦にあっても経済の発展を成し遂げ平和を享受してきた日本にとって、あまりにも難しい問いかもしれない。沖縄県民だってその傘の下で生きてきたことは事実だ。
それでも我々はメッセージを発してきたし、これからも発し続けていくのだろう。我々の訴え方にもおかしなところもあるように見えるかもしれないが、それは県民それぞれの心のうちにも葛藤を抱えていて、立場が変われば抱える事情も異なるからこそである。
自民党支持者だからといって安倍首相支持者に限らんと思うのだけど、
なんで反自民じゃなく反アベでずっとキャンペーンやってるんだろう。
最近の次期総裁の世論調査とかでも小泉、石破、安倍って人気順だし、
自民党が選挙で勝ってるのも別に有権者の安倍政権人気が理由じゃなくて
与党としての自民党を支持してる感じで、誰が首相かはあまり気にして無いのでは?
昨年の衆院選とかを見ても、仮にモリカケ問題とかで安倍首相が辞任したって
自民内の他の人がやればいいやくらいの感じで、それが野党の支持には繋がらない気が。
「叩けそうなところを叩く」「それがトップならなおさら」ということかもしれないけど、
現政権発足以来ずっとそのやり方でやってるのに、未だに効果が殆どないところを見ると
それって選挙戦略として間違ってるんじゃ無いのかな…ってなことを、
……今年の総選挙が終わった。本田未央陣営、未央Pの今回の敗因は、一言で『油断』だろう。昨年2位。あの高垣楓に肉薄できたという自信、あるいは驕りが無かったと言えばやはり嘘になるはずだ。まさか昨年12位からウサミンが、文字通り跳んで来るとは思わなかった。鮮やかだった。見事だった。
……嫌な予感がする。今後、来年もまた「もうライバルはいないから大丈夫」などという油断が続かないだろうか? いるぞ。今年のウサミンや加蓮のように、"安定"していたと思っていた順位がアッという間に変動するのは意外でも何でもない。このままでは、来年も未央は2位に甘んじるだろう。いやまあ、楓さん―"かえ姉さま"のように『2代目"無冠の女王"』として記念CDに出まくるというのも悪くはないんだけど、それでも、まあ、悔しいよ。
もう今からでいいじゃないか。来年の選挙戦を今から始めよう。やってることの質や内容自体は今年と同じで構わない。問題は早さだ。量だ。「本田未央を一番星に!」を改めてスローガンに、ここからまたスタートしていかなければ来年も敗北する未来しか見えない。
センターの子が完全に大人に与えられたキャラに乗っ取られて人格変わってしまってる
サイレントマジョリティとか不協和音って曲で反体制というか反権力的なメッセージを込めた楽曲の影響っぽい
不協和音の方は立憲民主の枝野が持ち出したりして選挙戦ってたからはてなでも結構知ってる人多いだろ
今年辺りからバラエティでもあまり笑わず、テレビの生ライブですら笑顔を見せずにパフォーマンスするようになった
一応みんな歌ってるって設定でやってるのでそれすらしないって前代未聞だろ
スタンフォード監獄実験で与えられた役割通りに人格が変わっていくってのが証明されたそうだがまさにそれかもしれない
大人の言うことを聞く必要はない、やりたいことをやればいい、自分を貫けみたいなものを表現することが求められてる内に
今後が心配だ
トランプ氏は、集中力・行動力がずば抜けて強い人物ではあるようだ。しかし軸がないように見える。理想とする思想を持っていないように見える。エゴイスティック極まりない。民衆の醜い面を前面に出して恥じるところがない。尋常な男ではない。サイコパスである。大ネジが外れていて、それでいて大統領となり、まだ生き延びている。凄いことだ。
当の米国人が、トランプは米国の恥だと言うのだ。しかしそう言った人は大企業幹部でありトップ1%に位置する男だった。トップ1%の有権者は敵に回しても残る99%の支持を取り付けられれば勝てると踏んでの選挙戦略だったのか。恥知らずでなければできたものではない。恥という感覚そのものがないようにすら見える。
世界全体への災厄になるかと思いきや、1年たってもそうはなっていない。凶暴な米国が新たな戦争を始めていない。株価は大きく上がっている。
米国が内部分裂状態で他国にちょっかいを出せないような状態のお蔭でこうなっているのかもしれない。
尊敬できず信用もできない大統領なので、米国の影響力は低下しないわけにはいかない。中国、ロシアの存在感が相対的に高まっていくのは当然のこと。日本もそうだろう。
個人的には良い面もあった。世の中の出来事は秘密の委員会やら影の支配者らがコントロールしているのだという陰謀論は正しくはないのだということが分かった。そういう面がないこともないのだろうが、そう極端なものではないのだ。力を持っているのは民衆なのだ。
もしかしたら、超大国の狂った指導者を演じているのかもしれない。古代中国の晋や楚にそういう君主がいたような気がする。あとで調べてみよう。
思想・信条のない空虚な政治家であるだけに民の求めるものを無心に追求することができる可能性もある。結果的に優れた指導者だったといわれることになる可能性もゼロではない。しかしその可能性は極端に低い。
就任して1年、ここまでトランプ政権がもつとは思わなかった。トラブルの種、紛争の火種はまき散らしつつも(まだ)開戦には至っていない。そして巨額の減税も成し遂げようとしている。現状をみるに、日本国民にとって、意外なことに悪くない。