2019-07-26

おそらく同じ市の同じ選挙で、他候補(現職)を応援していた(いわゆるカラス)してた増田です。

父が市議会選挙に落ちた代償はお金だけじゃなかった

https://note.mu/monchi0911/n/nf86fe567821d

先の選挙、本当におつかれさまでした。

本文を頭から引用しながら、うちがどんな感じだったとか、雑感とか、を。

言及された部分等、追記してます

そんな仲間がいるんだ。さすが超社交スキルのある父だ。立候補者にとって選挙戦を手伝ってくれる人たちの支えなしではとてもじゃないができないだろう。それを手伝ってくれる仲間がいるのは、人徳に他ならない。

ホントそう。人がたくさん必要。お父さん人徳あります

アナウンサードライバー事務所留守番。仮に、各2人ずつ、朝から晩までで3交代だとしても、告示から投票日まで1週間で、延べ40人以上必要になる。

自分は、フリーランスなので比較仕事に融通をきかせて手伝えた。現役を退いたおじいちゃんや、主婦の方達もいた。

けど、仕事を休んで手伝ってる人も多くいた。そういう人達を、ほぼ無償で集めなきゃいけない。(増田は、弁当飲み物手袋しかもらってない。)

かなりハードル高いよね。

あんたよく帰ってきたね。もうお母さん疲れたよ。お父さんから必死のお願いがあって手伝いをしているけれど、お父さんが嫌われないようにゴミを捨てにいくにも誰かに会えば頭を下げて、会う人会う人すべての人に頭を下げてお願いしてる。選挙手伝ってくれてる人たちにも気を悪くしないように気を抜けないの。こんなことなら全力で反対すべきだったんだ。」

これもホントそう。候補者本人だけじゃなくて、家族覚悟めっちゃ要求される。

うちの候補奥さんも、長年(文字通り、何年も)地域の様々なボランティア積極的に参加していて、町のいろんなところでよく見かける。頭が下がります

新人候補さんが、投票日前日に、奥さんと一緒に、支援者に泣いて土下座してた。ってのも聞いたことある。これはキツい。

併設している幼稚園に隣の地区への統合による「閉園」が政策として突如として上がった。「待機児童がいる」にも関わらずだ。当然町の人々は「閉園」に賛成するものなどいなかったため「3000票」もの反対署名が集まった。すごい数である。どう考えても閉園に対して「民意」はなかったのに、議会では「賛成可決」となりわたしの母校に併設されていた幼稚園はあっけなく歴史の幕を閉じた。政治の闇というのは本当に恐ろしい。

しかに、待機児童はいる。

我が家共働きで、わが子を預ける為に「保育園」や「こども園保育園児」枠に応募したけど、外れて途方に暮れた経験あり。

けど、「幼稚園」や「こども園幼稚園児」枠は、比較的余ってるのでは?

市役所公式サイトで、幼稚園募集状況が確認できるけど、筆者さんが言及してる閉園された幼稚園は、

統合された後の幼稚園(正確には、統合後はこども園になったので、同園の幼稚園児枠)ですら、定員割れを起してる。

地元愛着などは分かるけど、例え民意が募っても、現実として、子どもが集まらない幼稚園を閉園するのは、仕方がないことじゃないかなと。

市の財源も限られてるし。

それを「政治の闇」って言うのは、ちょっとなぁ。

「選挙」とは「絵空事政策をのべる人」ではなく自分たちの声を真に届けてくれる人を、町のために本当にできることが何かを真剣に考えてくれる人を自分の目で慎重に選ぶべきなのだしかし今の選挙法では「真実」を見極めることは難しい点が相当にあるのも現実

うちの候補に「立候補してなかったら、誰に投票します?」って聞いたら、少し笑いながら「投票したい人、あんまりいないなぁ。」って言われた。

どういう基準で言っているのか分からないけど、言うなれば、一番近くで市議さん達を見てきた人の言葉がこれだからね。

わが市政には、ろくな人材がいないなのか。それとも、選挙に出るような人は、やっぱ変わり者(うちの候補含む?)なのか。はたまた、皆が「政治の闇」に染まっているのか。

議会議員立候補であれば、極限まで安く抑えれば70万円ほどに抑えられるのではないかといった予算感を持った。もちろんのことお金は使えれば使えるほど、広報お金をかけることができるので100万円は最低かけたほうが良いというのがわたし見解だ。

しかに、新聞に折込広告出してる候補さんとかもいるからね(効果のほどは分からんけど)。

うちがいくらかかかったは、出納係ではなかったので、把握できなかったし、聞けなかった。

みんなが知りたいところだと思うけど、ごめんなさい。

わたしが今回みた選挙戦では「ネット」を使っていない候補者が多かった。

うちの候補も、ネットは使ってないし、たしかに、周りもあんまり使ってない印象。

実際、うちの場合は、そこまでリソースが割けなかったってのもあると思う。

手伝ってくれてた人に、SNSとかが分かる人もそんなにいない感じだった。

ただ、他候補さんで、地域のお店にgoogleで星5つけまくってる人がいて、笑った。

公職選挙法違反」になってしま可能性を孕むということもあり、非常に神経を尖らせた。

選挙違反は程度によるけど、厳密に適用したら、多かれ少なかれ、ほぼ候補の皆さんアウトだと思う。

かいので自分もそこまで詳しく理解しているわけじゃないけど、

公共物にポスターのぼりつけてたり、マイク禁止の所でマイク使ってたり、認められてないビラ配ったりだとか。たくさん見かけました。

自分も、見せてもいいけど、渡してはいけないビラを使って話してたら、相手の方が持っていっちゃうことがあった。

父は社交性は抜群なのに人前で喋ることが「超」がつくほど苦手なため、自転車で市内を駆け回り、一人一人と話しながら回った。

一人一人と話す(&握手)というのは、実際は、結構効果があるから、これはそんなに悪くない手だと思う。

うちの候補も、道端に立って、いろんな人と話してた。知らない人からも、結構しかけられたと言ってた。

ただ、自転車は危ないんだよね。

声援に応えながらで、よそ見とかしちゃうからね。小学生とか面白がって追いかけてきたりするし。

あと、「市内」ってのが、文字通り市内全域であったなら、もっと地元地域に密着してやった方がいいと思う。

うちの候補は、地元地域からほとんど出てない。選挙も、ランチェスター戦略重要なんだと思う。

選挙カーはうるさい。それは候補者も市民もよくお分かりだろう。でもやらないわけにはいかないのだ。街宣カーでの選挙活動を嫌う候補者もいるが街宣カーを使わず独自選挙法に走ると総じて当選率が低くなるデータがある。

選挙カー、うるさいよね。増田は、法律禁止して欲しいと思ってるよ。

これ、候補名前の浸透の為って言うけど、実際は、支援者の為なんだよね。

選挙カーが聞こえてくると、「○○候補、頑張ってるな。」って、一番分かりやすいからね。

車内からは、音量のほどがよく分からず、大き過ぎないか、冷や冷やしてアナウンスしてた。

けど、音量下げると、支援者からクレームが来るんだよね(^^;

そもそも候補者との接点がない」というのが「誰に入れていいかからない」という理由の1つになるだろう。ネットだけの情報では信用できるかなんてわからないし、そもそも仕事に疲れて関心が向かない。いか候補者と市民の接点を作ることができるかを国として支えることができる仕組みが欲しいと思った。

「誰に入れていいかからない」状態は、現職にとって有利な状態

現職がルールを作っているのだから、現職有利になる流れを打破するのはなかなか難しいよね。

ただ、公開されてる市議会だよりを見ると、

この議案にだれが賛成して誰が反対したって、ちゃん広報されてるからね。

市民側も、情報を拾いに行こうと思えば、それなりに拾えるとは思うよ。

ただ、少し話がそれるけど、

今回の市議選、現職で「議席削減」を訴えている人が何人かいたけど、

「あの人達全然本気じゃないよ。口だけだよ。」って、うちの候補が言ってた。

まぁ、そりゃそうだよね。自分達の食い扶持だもんね。

「このままではまずい。敵対候補応援演説国会議員県議会議員市長を味方につけて行っている。うちらを潰す気だ。だけどうちは無所属だ。どこかの政党に属してしまうと政党方針に従わなければならない。票を集めるには政党を味方につけた方がいいけど俺たちは自分たちの力で町を守りたい。悔しい。悔しいんだよ。だから明日から演説幼稚園問題本質を話さないか?」

お父さんやその支援者さんは、もともと反市長でやってるんだろうから相手関係ないんじゃないかな。

党によって、市議県議国会議員密度も違うとは思うけど、

政党候補が、同系列県議国会議員応援を受けるのは、別に相手をつぶすとかじゃなく、普通のこと。

市民が困ってる声を、一番市民と接点が持てる、市議議員が吸い上げ、市で対応できない部分は、県や国で対応するってのが政党役割の一つだからね。

また逆に、他市や他県、都が独自でやった地域限定の政策や、上手くいった事例を、党を通じて、全国の県市町村に広めるってのもあるし。

例えば、うちの市は、UR団地の老朽化高齢化、空室等が問題になってるけど、この問題を一市議議員が、一人でどうにかするってのは、相当タフな仕事だと思うよ。

けど、政党を動かせば、国交大臣に直接訴えられるし、UR関係者とのミーティングも設定できるからね。(某大臣の例があるから、例えが悪かったかもだけど(^^;)

まぁ、うちの市議でずっとトップ当選してた方は、無所属ながらも、

新人時は、民主の推薦で当選して、いつの間にか自民に移って、気が付いたら県議なっちゃってたわけです。

しかに、上手い人は、上手いんだけどね。

一方で、自民国会議員が、選挙カーに乗って応援してた現職候補さんは、今回落ちてたけど。

夫と一緒に行う演説はいく先々で暖かい拍手が湧き上がっていた。涙をこらえるのに必死だった。こんなにも暖かい人たちがいる。応援してくれる人がいる。この時、1人の拍手が、声が、どれだけ重みがあるかを真に感じることができた。今でもこの文章を泣きながら書いている。

いやいや、無所属新人で、演説を聞いてくれる人が集まってくるっていうのは、それだけでも割とすごい。

もっと、早い段階で演説に力を入れていれば、また結果も違っていたと思いますマジで

現職でも、どこの新人ロックバンドライブだよ。って位に人が来ないことがあるからね。

来てるの関係者だけじゃんって(涙)

現職の演説は、実績を話すのが中心だから、報告してる風で、聞いててもつまんないのかもね。

最終確定票、916票。38人中33位。わたしたちは、戦いに破れた。

結果は残念だったけど、無所属新人で、準備期間3ヵ月、手探りでの選挙活動で、900票ていうのは本当にすごい。

現職達は、半年上前から準備してるからね。当選ラインの1200票、きちんと準備していれば、受かったと思います

女性たちの間で愚痴大会が始まっていた。

ぶっちゃけ、これは、どこでもあるんじゃないかな。

うちの候補も、皆から結構ダメ出しされてたし、文句も言われてた。

これから選挙戦に臨む方やお手伝いする方に知っておいてほしいのは「基本はボランティア」だということ。これは選挙上の規則でもある。これを理解せずにバイト代目当てで手伝いをすると「やってらんない」となる。手伝う側にもそれ相応の覚悟がいるのだ。

そう。手伝う方も、真剣からね。言いたいことは言うって感じで。特に終盤になると、疲れもたまってくるし、皆ピリピリしてるよ。

うちの候補もそれが分かってるから、まぁ、大人対応をしてたよね。候補も、めっちゃ疲れてるだろうにね。

どうか、考えの違いで誰かを攻撃しないでください。政治人間関係が崩れる瞬間というのは、見ていて本当に痛ましいものです。

正直、ここが一番共感した。

実際、普段はとても感じのいい人が、対立候補さんに対して、攻撃的になるのを見ると本当に悲しくなるんだよね。

政治って、全員に対して行っていくものから立場によって、意見が違う人が出てきてしまうのは、仕方ないんだけど、

理想を言えば、どうやって納得し合えるかを、探ることだと思うんだよね。

ある人が、「最高の勝ち方とは、相手を味方にすることだ。」って、言ってたんだけど、

最初から相手攻撃的に捉えていたら、上手くいくわけないよなぁ。って。

人間が、お互いに分かり合いたいと思えるようには設計されてないの、何でだろうね。

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ちょっと調べてみたら、市議の中で、元の人が言及してた幼稚園に対し、廃園反対を訴えていた人が見つかった。

こういった市議さんを探して、連携していれば、廃園について、少しは市から譲歩が引き出せたかもしれないね

しかしたら、連携済みで、その過程で「政治の闇」を感じてしまい、自分達でやらなきゃダメだって、なったのかもしれないけど。

連携した方が、口先だけだったとか、バーターで、のめない条件を出されたとか。完全に増田想像ですけど。)

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  • 父親が出馬して大変だったって増田があったな noteかも https://anond.hatelabo.jp/20190726021213

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