はてなキーワード: 誰にも言えないとは
僕の名前は孫悟空!冴えないハイスクールスチューデントさ。僕の日常?それはもう散々だよ。ジョックのベジータには馬鹿にされるし、最近は幼馴染のチチにまるで相手にされない。
でも、僕には誰にも言えないマーベラスな秘密があるんだ。なんでも願いを叶えるドラゴンボールを集めること!亀仙人のじっちゃんから託されたんだよ!すごいことだろ?まあ、冒険しながら、学生生活なんて正直辛いさ。ほんと、じっちゃんは人遣い粗いよね。だけど、僕がセルからドラゴンボール取り戻すために戦ってるところを、クラスメイトのヤムチャにみられたんだ!なんてこった!もう、この街にはいられないよ。でも、ここから僕の物語は動き出すんだ。みんな、この後は劇場でみてくれよな!
お値段も手ごろで、設備もよく、サウナまである初心者向けのジムです。
どんな人達か説明した後に、これに対する自分のモヤモヤを書きます。
「そっちのジムはそんなポケモン出るんだー」ぐらいに思ってもらえれば幸いです。
ちなみに、よく聞く「鏡前でボクシング」は私自身は見たことないです。
女「えーコレどうやって使うのお?」
男「ほら、やってみて」
女「んんん~~~~~」
女「ぅん、んんん~~~~~♥」
男「……さーん、しーい、……もぅ全然できてないじゃん(クスッ」
ドS彼氏に開発されちゃう系同人音声。ベッドでイヤホンして聴くやつ。
これ、もう、弱セックスじゃないですか?
広背筋だけでなく二人の関係に新しい刺激を~ってか、やかましいわ。
実際、補助とかで必要だったりするけど、5人は多いよ。
サッカーって高校の部活でも「ゴール前、塊になるな!」とか言われてるイメージあるけど、
サッカーする人ってそもそも群がる習性あるのかも、と思いました。
誰一人マシントレーニングのところに行こうとしないのも、なんか変なプライドを感じました。
しこってんじゃねえ!!
ここでの”しこ”とは四股踏みであり、その後、「はっけよい」の構えのまま動かないことを指します。
バーベルスクワット中、3セット目に入ろうと顔あげたら遭遇しました。
鏡越しに目が合う。合い続ける。
中年太りしたおじさんは気合の入った顔したまま、ずっと立会の構えで動かない。
営業部部長みたいな迫力の中年が不慣れな蛍光カラーのウェアを着て、四股しながら、ずっとこちらを見ている。
どういうこと?
え?え?しこられてる?なんで私でしこってるの?
新しいセクハラ?
休憩エリアで倒立すな。
以前通っていたジムにはお風呂の神様がいましたが、それは少し前の話。
昨今は筋トレ系やフィットネス系Youtuberがいて、トレーニングのみならず
それこそジムの使い方やマナー、あるある動画があふれてるはずなのに、
実際にはそんな環境お構いなしに、変わった人達がジムには生息しています。
そして、そういった人たちは筋力が上がったり体型が変わったりもせず、
同じことを繰り返していく。そう思うと少し愛おしい人達ですね。
「こっちのジムにはこんな人が」みたいな反応いただいて嬉しい?です。
初めて書いた拙い日記にありがとうございます。
でも、皆最低限のルールは守ってる。
もし「家でやれ!」という言葉を投げるなら、
それは他人に対して狭量な私にでしょう。
皆、だれも傷つけていないのだから。
モヤモヤが限界だけどせめて明るい感じ表現しようとしたのがこの日記です。
しかし、冷静になって読み返せば、
終わった後の罪悪感が凄いんだよな
最近のAVはちゃんと「これは合意の上で~フィクションで~」みたいなテロップ流れるけど罪悪感が拭いされない
プレイの種類に節操がないのでたぶん俺は酷い目にあってる女性が性癖なんだと思う
普通に女の子殺されたりするけど漫画はフィクションのキャラクターで生身の肉体と人格を有してないから罪悪感は特にないんだよな
結局3次には及ばない
俺の元父親が凄いDVする人だったんだけど子供の転から間近で母親殴られたり風呂桶沈められたりするとこ見てきた影響だったりするのかもしれないと責任を転嫁したくなる
でもそしたら俺の性癖って母親が殴られるとこ見て目覚めたってことになるから気持ち悪くて嫌だわ
承前 : Part-4 https://anond.hatelabo.jp/20201006121559
次回 : Part-6 https://anond.hatelabo.jp/20201011065246
前回、交渉すればL4になれたのに交渉しなかった学生の例を紹介した。あまりのnaiveさに周りのgrown upは頭を抱えたが、ある意味で微笑ましい事例とも言える。
今回紹介するのはその逆で、ダメな交渉をしてしまい彼自身を含め関係者に苦々しい思いを残した。この例は今でも自分に怒りと後悔を覚えさせる。
増田にこのシリーズを書いた動機にも関わる。長くなるが、事の始まりから書いていく。
ある時、自分はある会社のある部署で働いていた。高ランクの技術者ばかりがいる部署で、非常に刺激的、かつ全員がいい人であった。
自由な雰囲気で、ランクや年齢に関わりなく皆が家族のように親しんでいた。その時の同僚とは今でもつながっている。COVIDが来てもZoomで乾杯をする仲だ。
ある年、その部署に新人が来た。仮に彼をペーターと呼ぼう。ペーターの雇い方は稀とは言わないが少し特殊であった。
ペーターは、やたら押しの強い人が多い気がするある国の出身で、やたら社交的な気がするある国の有名工科大でポスドクをしていた。
そして、その部署のあるmanagerがあるプロジェクトで必要な技術下調べをしているとき、彼の論文が目に留まった。
その論文を皆で議論しているうちに、著者のホームページを見てみるとポスドクであることが判明した。ということは求職中の可能性がある。専門家がいるならその人にそのまま実装してもらえばいいし、その後も戦力になるだろう。
そのmanager、のちにペーターの上司となる、が早速彼と連絡を取り、面接をすることに。自分も面接に加わった。高ランクの技術者たちとの質疑でも物怖じせず、専門分野でもかなりいい線を行っているという感触を得た。
ほかの社員も同様だ。すぐさまL4でオファーが出され、彼は渡米することになる。
我々はペーターを温かく迎え入れた。家族の一員である。ビザやGCのことでいろいろと相談にも乗ってあげた。
彼の専門分野は自分も興味を持っていたところなので議論も多くした。彼から学ぶことも多く、利発で高生産性という印象を強めた。春秋に富む若者だ。
さて、そうこうしているうちに彼とは無関係にその部署であることが起き始めた。人が辞め始めたのだ。
その部署は非常に心地よいところだったが、高騰を続けるシリコンバレーの給与水準(と家の価格)についていけていなかった。
ある程度の期間であれば仕方がないが、長期間続けばやりがい搾取である。暖かい家族のような、アットホームな職場、日々新しいことを学べます、しかし給与は奮わない、ブラックフラグ満貫である。
最初に辞めたのはアメリカ人であった。彼は利に聡く、情勢に通じ、交渉も上手であった。多くのオファーを得て、その中からさらに値を吊り上げ、TCを大幅に上げて出て行った。
そして我々は家族なので、そういった情報が共有された。なんというoutside world! 一人、また一人と彼に続いた。みなL7付近のオファーを大量に得、上手な交渉をしていった。
彼らの情報や手法は我ら家族に惜しみなく共有され、非常に学ぶところが多かった。交渉の成功例として次回以降にいくつか取り扱いたい。
また、彼らがうまく各企業に散らばってくれたおかげで、自分はいろいろな企業の情報を得ることができている。
ペーターは、一人残された。
ひどいな、と思ったが新しい職場で忙しく、どうすることもできない。ただ、機会があれば何かしてあげたいとは思っていた。
さて、自分は次の会社で忙しく働いていたのだが、他部署のある技術者と知り合いになった。仮に彼をアルムさんと呼ぼう。
アルムさんは年季の入った技術者で、ちょっと頑固なところはあるが自分のコードに誇りと情熱をもつ好漢だ。
自分が長年L6であることに不満は覚えつつも、金は求めない、自分のプロジェクトを成功させたい、と邁進していた。肩書上managerではあるが、軸足は今もコードに置かれている。
そんなアルムさんが自分のプロジェクトを加速させたいと願い出、無事に追加のheadcountが付与された。そして、いい人いないか、と自分に尋ねてきた。彼のプロジェクトはペーターの専門分野と少々重なりがあったので、自分はすぐにペーターのことを思い浮かべ、彼に連絡した。彼は他に行きたがっていた。渡りに船だ。
この時、自分はペーターのreferを正式にはしなかった。大抵の会社ではreferral bonusがあるが、自分はそんなことよりペーターの
助けになりたかったのだ。単に知り合いの中継ということにしてペーターをアルムに引き合わせ、自分はそ知らぬふりでアルムからどんな面接を予定しているかどんな素養を見ているか聞き出し、秘密裏にペーターに面接対策を施した。もちろん面接者は何人もいるが、最も重要なのはアルムさんの心象だ。
それがどれぐらい奏功したかわからないが、無事にアルムさんはペーターを気に入った。彼がペーターのことを褒め称えているのを聞いて、自分の責務を果たした気がした。
オファーが出され、1週間ほどたった。さてどうなったか、アルムさんに聞いてみた。
彼は苦虫を噛み潰したような表情で言った。
一週間前とは真逆の反応である。何があったのだ?詳しい話を聞き、自分は非常に混乱した。
アルムさんが出したL4のオファーを、ペーターは報酬が低すぎるといって、最低でもRSUがこれだけなければ、という数字を出してきたのだ。
その数字というのがL7に相当するものであった。なんだそれは。
経験のない人によくある、4年分のRSUと1年分のRSUを取り違えたのでは?自分も若いころ勘違いして舞い上がり、その後でがっかりしたことがある。恥ずかしい。アルムさんに質したが、ペーターは確かにこの数字を出したという。
訳が分からないのですぐにペーターを捕まえ、なぜそんなことをしたのか聞いた。自分は聞き役に徹した。
「あのオファーは安すぎるよ」
そうは思わなかったが・・。彼はL5を希望していたのか?交渉次第ではありえなくもない。転職はランク上げの好機である。
「...だってRSUからの収入がサラリーよりも低いじゃないか」
聞き役に徹するまでもなく、この時点で自分は声を失った。
「TCの大部分はRSUになるんだろ?Xさんはサラリーなんてpeanutだって言ってたよ」
XはL7でAmazonに行ったんだ。Amazonはサラリーが早々に頭打ちするためにRSU-heavyの特殊な場所だ。大体お前はL4じゃないか。
この時点で全容が大体見えてきた。彼は高ランクの技術者に囲まれ、彼らの武勇伝を、分け隔てない風潮の中で
聞いているうちに、とんでもない期待を持ち始めたのだ。以前の回で書いたようにランクが上がれば確かにTCの大部分がRSUになる。しかしL4やL5の段階ではまだまだそんなことはない。そもそも彼はL4などという用語さえ知らなかった。
「わかってるよ、交渉が大事なんだろ?discountしたオファーを最初に出すのは交渉なんだ。」
そんなことはない。アルムさんがdiscountをする動機が全くない。彼は小さなチームのmanagerであってRSU depletionを心配するのはもっとずっと上の人々である。彼はheadcountを埋めてさっさと仕事に戻りたいだけだ。大体今回の件はrecruiterの関与が最小限の、ほぼ直接hiringである。お前はそもそもrecruiterとhiring managerの違いが分かっているのか。
「交渉の仕方はわかっているよ。買う方が$10っていったら、売るほうが$100って言って、買う方が$20って言って・・・徐々に双方の提示を近づけていくんだろ。常識だよ」
どこの常識だ。
大阪のおばちゃんの値切り方か。お前の国は確かに南のほうだが、ミナミと次元トンネルでつながってるのか。いつからだ。
「値切り交渉になるだろうから少し高めの額を言っておいたよ。返事を待ってるんだけどなかなかこないんだよね、せかしてくれない?」
もう二度とアルムさんはお前と連絡を取らないよ。
彼は自分が忙しい中でお前のために面接をこしらえて、上司と交渉して迅速にオファーを作ってきたんだ。
オファーの作り直しにどれだけ手間がかかるのかわかってるのか。なぜ交渉の向うに自分と同じ、忙しい一人の人間がいることに気付けない。
自分のfair valueを事前に調査しておくことすらしなかったひよっこ技術者になんでほかの人間が汗をかかなければならない。
交渉をするにしても相手に迷惑をかけないやりようがいくらでもあっただろうが。大体お前competing offerもないのに交渉することの意味を理解しているのか。
自分は怒りと絶望で頭がおかしくなりそうだった。なんなんだこいつは。自分を何だと思っているんだ。
Naive greedy ignorant selfish tard. Do ur f-ing DD or never leave your mom's basement!!!
そして、自分やほかのgrown upどもが転職未経験の彼に不完全な形で吹き込んでしまった情報が遠因であると知り、なんてやつを紹介してしまったんだ、自分が関わっていることを知られるとまずい、と思い始めた。
まず、アルムさんにはペーターと連絡を取っていることは以降も完全に秘密とした。馬鹿げたやつもいるもんだ、彼のことはよく知らないけどびっくりだね、と同調に回った。
アルムさんはペーターからのメールは全部無視するよ、と言っていたので多分ばれてはいない。
そして、ペーターには、以降連絡を取らなかった。残念だったね、どうしてだろうね、とだけ言っておいた。
その後、ペーターがある会社にL4で移ったのを知った。いい会社だし失敗しなければ彼ならL6まではいけるだろう。
今回L5になる可能性もあったのをふいにしたが、長い目で見れば大した影響はないのかもしれない。ただ、自分は彼と金輪際関わり合いになりたくない。
ペーターへの怒りは絶えないが、時間をおいて何が悪かったのか冷静に分析してみた。
自分にはあった。では違いは何だ。due diligenceだというのが私の結論だ。
分からないなら調べろ。levels.fyiでもTeamblindの糞に塗れた情報でもいいからとにかく集めて分析しろ。
どこで情報を集めるのかわからないなら人脈・Google何でもいいから駆使して聞きまわれ。
人生の重要な転機なんだから当然する。ペーターはしなかった。そしてそれがほかの要素と相まってこんな結果となったのだ。
こういったことに強いのはいつもアメリカ人だ。日本人やそのほか外国人は開始地点からして遅れている。悲しい。どうすればせめて開始地点を近づけられるか。
情報だ。自分はそれを伝えたかった。できれば不完全でない形で。相場も機微も常識も、USに行く前に最低限抑えておいて欲しい。
「TCの大部分がRSUになるのか、ふむふむ」とだけ受け取る人を少なくしたい。これが増田に投稿した理由の一つである。
もう一つの理由は、誰にも言えない怒りを周囲の誰も見ないところに便所の落書きとして吐き出したかったのだ。すっきり快感である。
純愛、浮気、不倫、出会い系、マッチングアプリ、フリーセックス…
性交渉の経緯は何でもいいんだけど、
※私がかかった当時に色々調べた知識と経験をもとに書くけど、数年前で記憶が曖昧なのと、医学的なことは専門ではない一般人の一エントリーなので、そのあたりはご容赦。
保健の教科書で見たくらい、画像が気持ち悪いなあって思ったくらいの知識だった。
私には関係ない、チャラチャラした遊び人がかかるのだろう…と。
…かかりました。
また心配性なのでコンドームは毎回、この目で装着を確認している。
…かかりました。
コンドームをしていても、臀部や付近に病変があったならば、それに粘膜が触れて移ってしまうことがある。
口唇ヘルペスのある人からのフェ○やク○ニで移ってしまうことがある。
本人は無症状で感染に気づかないままウイルス放出して移ってしまうことがある。(コロナみたいですね)
私の場合は2人目との行為の1〜2週間後に発症したので、恐らくは2人目から移ったのだろうと思うけど、
上で書いたように感染してからも無症状のまま眠っているという可能性もあるらしいので、
何年も前、1人目とした時に既に感染していたのかもしれない。
よって、性器ヘルペスの犯人探しは意味がないとも言われている。
非常に、非常にやりきれないけど…。
(後日、1人目、2人目に性病検査をお願いしたところ結果は2人共「該当なし」だったとのこと。どちらかの体内で未発症のまま眠っているのか、もしくはどちらかの口唇ヘルペスから移ったのではないかなと思っている。ああ、なんで私だけ…)
さて、そんなこんなで発症。
それがいよいよ違和感じゃ済まされなくなり、性器を中心としたとんでもない超超超激痛。
そして38〜39℃くらいまで発熱。
体中が性器ヘルペスに蝕まれて、性器を中心に体中が痛くてしんどくて痛くて、何もせずベッドで横になっても痛くて、痛くて、痛すぎて意識を失うように眠っている時だけがマシな時間。起きたら地獄なのに、寝すぎて眠れない地獄。
…ってくらい何もしなくても激痛なのに、歩いたらもう性器が擦れて発狂…とても歩行困難で会社なんて行けない。休んだ。とても理由は言えない。発熱、と伝えた(嘘ではない)
そんな状態で排泄なんてした時には、意識飛ぶレベルで超絶激痛。
だから排泄を我慢して膀胱炎になっちゃう人もいるらしい、気持ちはわかる。
加えて、性器を鏡で見たらあまりにもグロテスクで精神的ダメージ特大。(口内炎が性器に多数できてるのをイメージしてほしい。死にたくなる。)
もちろんこんな状態、病院に行くのも一苦労で、駅に行くまでも何度も立ち止まって、うずくまって、休みながら行った。
この状態、マシにはなりつつも2週間くらい続いた。
椅子に座ってても痛いし、排泄はガチで涙が出るほど痛いし、だけど職場の誰にも言えないから平気な顔して過ごさないといけないし。
こんな思いをするくらいなら、一生処女でも構わなかった!行き遅れでも何でも言ってくれたら良い!男を知らないオボコと馬鹿にしてくれていい!こんな思いをするくらいなら!!!!と思った。
人生で1番痛かった経験は?と聞かれたら、ダントツで性器ヘルペスだけど、そんな軽いエピソードトークとして人に話せないのもツライ。
この性器ヘルペスの最悪なところは一度かかったら一生。再発を繰り返すというところ。
しばらくビクビク怯えて過ごした。
チョコやナッツが再発を引き起こしやすいと聞いて、大好きなのにと涙を流した。
ただ、私の場合ここで不幸中の幸い、
再発は繰り返す人もいれば繰り返しにくい人もいるらしくて、
私は後者だったみたい。
その後の再発は数年経った今のところ無い。今後はわからないけど…。
私と同じく壮絶な痛みを経験した人、そこまで大したことなかった人、痛みは緩いけど再発を繰り返して精神的に辛い人、まあまあ痛いのに再発を繰り返している人、さまざま。
男女差もあるみたい。
性器の形状からして、女性のほうがかかりやすいと言われているらしい。
ここで表題に戻る。
私は知らなかった。
保健の授業で習った記憶があるのは、
性感染症を防ぐため、きちんとコンドームをして、不特定多数との性交渉はしない
いやいやいや、足りない!
「かゆみや痛みが生じる」だけでは全然伝わらない!めちゃくちゃ超絶激痛で何もしなくても涙が出るくらい凄惨な痛み!
そんでコンドームしてても、特定のパートナーとのみしてても、かかる時はかかる!
セックスをするなら、この人だったら性病を移されても後悔が無いと言える相手としかすべきではない、と私は思うのだ。
『性器ヘルペスなんて珍しいものではないのだから…』と淡々としていて、
今後どういう点を注意して生きていくのか、
そういったことは教えてくれなかった。
ネットに挙がっている「性器ヘルペス」に関するページは当時全て読み尽くしたくらい。
コロナって、会社員の忙しさを変えたのかな。業界によりけりか。
僕はなぜかとても忙しくなってしまった。忙殺、そんな毎日がふさわしい。
テレワークでは仕事は回らない。僕は回らなかった。僕のチームも回らなかった。
だから暑い盛りに会社に通ったし、台風シーズンで雨が降ろうが風が吹こうが、
僕の朝は少し遅い。8時に起きて、8時半にまた起きる。そして頭と腹を掻きながら
シャワーを浴びて出社する支度をする。
朝食は家では摂らない。買い置きしてある炭酸水を一本カバンに入れて家を出る。
エレベータを待つ間に、メールとニュースチェックを済ませる。東証が止まっているらしい。
そんなことで驚いてもエレベータは急いでくれない。
駅に行く途中で、コンビニに寄って朝食と昼食を買う。朝食分はおにぎり1個と、
昼食という名の16時くらいに食べる夕食用にパンとサラダチキンを取る。
と、今日はいつものサラダチキンが品切れている。それにレジが混んでいる。
店員が揉めている。よくわからないが、通勤時間帯に何かの支払いに現金で20万をレジに出している不束者がいる。
東証が止まると近所のコンビニが朝混むというエフェクトについて思いを巡らせながら、
コンビニで買い物を済ませるのを諦めた。改札の中にもコンビニはある。会社の近くにもある。
改札はスマホを直接当てないようにスマートに通る。誰が見ているわけでもないが僕の流儀だ。
スマホから視界を切り、センサー部分をかざす、ゲートが開く、即座に右のポケットに仕舞う。
忙しい中でも、ルーティンを忘れないことが自分のバイオリズムを作る。誰にも言えないけど。
駅なかのコンビニも混んでいる。人が、活動が、生命が麻痺から癒えたように、痛みに慣れたように
混んでいる駅のコンビニは、入ったら後ろに戻れない。みんな一方通行に狭い店内をベルトコンベアに乗った
部品のように進んでいく。立ち止まったら次の電車に乗り遅れる。目を商品にチラつかせながらパンを取り、
前後の人の邪魔にならないように、商品を手に取る。この瞬間にソーシャルディスタンスなんて存在しない。
おにぎりに手を伸ばそうとしたところで、前に並んでいた人が振り向いた。
どうやら一度手に取ったものを、棚に戻すようだ。この場合僕は進んでよいのだろうか、後続を堰き止めるべきだろうか。
一瞬の判断が命運を分ける。逡巡の刹那、後ろの人がぶつかってきた。僕は軽く会釈をして、右手を伸ばして
前にいた人が、にこやかに微笑んでくれた気がした。目を合わせないように会釈する。
僕は運命に出会った。この時点では気づいていないんだが、運命に出逢っていた
慌てて会計を済ませて、レジ袋もなくカバンにおにぎりとパンを突っ込んだ。電車が来る。
予想より混んでいたので、ギリギリだ。何とか早足で乗り込む。息が弾む。活動量計は軽い運動中を示していた。
会社について、デスクで一息。カバンのおにぎりをつかみ休憩室に向かう。
今日も長い一日が始まる。共有部のコーヒーマシンのボタンを押す。
ドリップの音がする。何かを切り替えるトリガーの音。この音が止んだら表情をロックする。
おにぎりを頬張る。
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うっめえええええええええええええ、なんだこれ超絶旨いやんけ
それは、NewDaysの北海道産バターのエビピラフおにぎり。僕の運命の相手。
明日も会いに行く。忘れられないために。
ほとんど同時期に入って、入社直後は二人でいることが多くランチとかも普通に二人きりで行ってた女子社員がいた。(以下、Aとする)
背が高くて、顔は池田エライザに似てると言えなくもない感じ。イケメンが出てくるソシャゲや乙女ゲー、2.5次元舞台にはまってると笑って言っていた。
研修が終わってからは部署が離れて、お互いに同性社員とつるむようになって、二人きりで話すことは自然と減っていった。
ある時、ツイッターでAの下の名前と同じアカウント名で、いやらしい写真や動画をあげている裏垢を見つけた。
まさかな、と思いつつなんとなく過去のツイートを見てみると、やっているソシャゲが同じで、身体的な特徴も一致していた。
なにより、先日ゲリラ豪雨に見舞われて職場からでれなくなったというツイートが完全に同時刻にあり、これは本人に間違い無いと特定できてしまった。
それは10年前に作られたアカウントで、かなり遡ってツイートを見ることができた。
AはAではなく、ネット上で別の人格を生きていた。(以下、Bとする)
いやらしい裸体が拝める優越感もさることながら、彼女が過去にいじめを受けていたこと、自分を殴るような男ばかり好きになってしまうことなど、
普段のAからは想像もできない闇を垣間見れる快感で、やみつきになっていった。
いよいよツイッターの日付指定の検索コマンドを使って過去の画像やツイートを遡っていくようになった。
Bは10年前から裸体を世界中に晒していたから、少女だった身体が徐々に大人びていく様を時系列で見ることができた。
これまで女性と交際したことは何度かあったが、ここまで異性の心と体の深い部分を垣間見たことはなかった気がした。
ふだんは職場で頼られ、どんな時も明るく振舞っているAだったが、ある日、上司に叱られた際に感情を抑え切れずに泣きながら反論したことがあった。
他の同僚が「Aさん、かなりストレス溜まってたのかなぁ」などと言っているなか、自分だけが誰にも言えない彼女のBとしてのもろさ、弱さを知っているんだ、と思った。
Bはツイッター上でレトロゲーのイラストを描いて誕生日のフォロワーに配るなどもしており、叱られた日はイラストの量も増えたりしていた。
Bなりに自我のバランスをとって、Aとしての社会生活をなんとか維持しているのだな、と冷静に分析しつつ、同時に上げられる自慰動画で抜いたりもしていた。
Bは吸盤で床に備え付けた太いディルドの上で、激しい騎乗位を繰り返していた。それが昼間の泣いているAとリンクし、なんとも言えない興奮があった。
そのうち自然とAのことが頭から離れなくなり、恋しているとはっきり自覚するまでになった。
次第に裏垢でBとしてのみだらな姿が世界中にさらされていることに我慢できなくなってきもした。
そこで自分はAを食事に誘って交際を持ちかけようと考えた。頼れる男がいれば裏垢の更新も止まり、Bは消失する(自分が独占できる)だろうと思えた。
どうやって食事に誘えばいいかについて考えたが。ツイッター上にありとあらゆる彼女の嗜好についての情報が詰まっているので、それをネタにしようと思った。
ジョジョ5部のアバッキオが推しであるとのことで、これで行こうと決めた。
ある日、Aと二人きりになれるチャンスがあり、それとなくジョジョネタを振ってみた。だがAは全くそれに食いつかなかった。
一瞬、ジョジョ好きを隠しているのかと思ったが、なんとなくそれとは違う、全くジョジョに触れたことがない感じの返答だった。
もともと乙女ゲーをやってることを公言しているくらいだったから、ジョジョ好きを隠すことはないはずだ。
その夜、家に帰ってBのツイートを眺めているうちに、BのアカウントはAとはまったくの別人が運用しているのだとやっと気づいた。
自分でも違和感を持つことがなんどもあったのだが、無意識に考えから排除していた。
「Aは現実では嘘をついており、このBのアカウントにだけ真実が書かれている」という強い思い込みがあり、
現実とズレている点があっても、身バレを避けるためにあえてやっているんだろう、などと考えていた。
ーーー
だが、Aを食事に誘ったりしようとは思わないし、Bにコンタクトを取ろうとも思わない。
なぜなら、自分の中にAでもBでもない、別の人格が完成しており(以下、ABとする)、ABのことが頭から離れなくなってしまっているからだ。
ABは自分が求める完全な異性だ。社会生活を毅然と守り皆に頼られながら、あまりにも淫靡で幼い一面を併せ持っている。
そのいびつな不完全性が自分にとっての究極の理想で、ABのことを思うと胸が焼けるような気持ちになるし、痛いくらいの勃起が止まらなくなる。
こんな状態は不健全だとわかっているが、どうすることもできない。
俺は今日も昼間のAと夜のBをかけあわせたABの人格をもてあそんで、いじきたない自慰行為を繰り返している。
自分はどうしたらいいんだ?
いつもLOにお世話になっている27歳女です。
容姿にコンプレックスがある上にリアリティが無いと性的興奮ができない性格です。
そのため女性向けエロコンテンツだと男女双方の容姿が整いすぎて全く感情移入できず、かといって男性向けのものも容姿の整った女性しかいないので感情移入できず、
色々試してLOにたどり着きました。
大体のエロに「容姿が整っているからこの情事が成り立っている」と感じるのに対し、こちらは「幼いから」という理由で情事が成り立っているのが私が救われるポイントです。
ブスの私にも幼少期はあったので、自分の幼少期に起こっていたかもしれないifの情事として読むとすごく興奮できるからです。
好きな作家さんは
シチュエーション、情事に至るまでの流れ、男性の容姿のキモさが全て完璧。女の子がノリノリな子が多いのも明るく読めて良いです。私は初期の絵柄の方が好き。
温泉やプールなどの露出が多くなるシチュエーションが好きなので。性に興味津々の女の子達に共感する。
・上田裕
女の子のモノローグが時々リアル。(ズルズル音を立ててク◯ニされてる時に「冷めるんだよなそういうの…」って思ってたりとか)ちょっと志村貴子みまで感じるエモい台詞運び。行為の意味とか自分の価値とか大人の汚さを分かった上でやっている女の子が多くて好きです。
陵辱モノを読みたい時に。幼い子に手をかける大人の汚さがリアルで、最低だなと思いつつ、そんな強い流れに身を任せて汚されたい気分の時に。
・鬼束直
ストーリー、絵ともに安定して素晴らしい作家さん。兄弟ものも多い印象で、兄弟が地雷な私は読むだけのときも多いです。
・東山翔
性器の書き込みとトーンがすごい。インプリシティはエロとしては読めなかったけどストーリーが凄すぎて単行本も買った。過去に調教された影響でピアノの旋律をきっかけにスイッチが入ってしまう子の話が忘れられない。
こんなことはTwitterにも喪女板にも書けないし、本当誰にも言えないのでここに書くけれど、たしかに私は女性のLO読者で、そこに掲載されているフィクションに本当に助けられてます。編集部の人、ありがとう。世間の目は本当に厳しくなっているし買い支えることしかできないけど、ありがとう。
職場とかリアルで交流のある人たちには趣味で絵を描いていることを隠している。自分で言うのは何だが、絵はわりかし上手い方。
たまに仕事等で他人から絵を見せられる機会があって、「すごい上手いですね、僕は絵が描けないからどう評価していいかわからないですけど、すごい。」などと言って相手を褒める。
でも白状するが、実際は(自分の方が上手く描けるな)と思っているし、その絵の細かいところまで見て非常に細かい感想を腹に抱えている。
この人自分より下手なのに得意気だな、みたいな話ではない。
自分の能力があるとき露呈して、今まで褒めた人達より上手いことがわかって、その人達に嘘をついていた自分がバレるのがこわい。
決して自分の方が上手いことをわかっていながら相手を裸の王様に仕立て上げようとしているわけではない。
ただただ、リアルでの自分は絵で仕事をしたり勝負をかけたりする気がないというだけだ。
絵が描けるとわかるとそういう仕事をやらされるようになるから隠している。
それでも他人の絵を見るときに絵描きの自分としての目を捨てられない自分。
そういう自分の中の自己主張の強い部分は、いつか自分の身を滅ぼすのではないかとどこかで思っている。
望みが叶うとしたら、リアルの生活で絵描きであることを完全に忘れてしまえる能力が欲しい。
同じような人はいるだろうか。
生まれ持ったものを誰にも言えない事がどれだけ辛いのかマジョリティには想像すらできないでしょうね
はっきり言ってLGBTが羨ましいよ自分を擁護してくれる非当事者がいるんだから
俺は好きになった人に告白すらできないし好きになったことがバレたら即社会的に死ぬ綱渡りを常にやってる。その辛さが普通の人に理解できるとは思えない。
俺はちゃんと自制しているから俺の欲望は誰にも押し付けてないし誰の迷惑にもなってない。それなのにただの恐怖心で袋叩きにするって関東大震災の時の朝鮮人虐殺と何が違うの?
絶対やらないと誓えるけどもし俺が本当に手を出したらその時は死刑にしてもらっても構わないと思ってる。だけど手を出してないどころかその計画すら立ててない状態で攻撃する人は人権を知らない野蛮人だろ。
自分の持つ欲望を表に出しては行けないことを知っているから出さないし死ぬまで出す気はない俺と無実の人間をボコボコに殴る奴どちらが危険かなんて言うまでもないし議論の余地もないと思う。
多くの人が言うみたいに治療して普通の女性を好きになれるなら是非その治療を受けたいけどそんな治療あるの?ロボトミー手術みたいな脳を破壊するようなやり方ならともかく性的嗜好だけを都合良く変えられる方法なんてあるのか?
何も悪いことをしてない人間を生まれ持ったものを根拠に批判する事を差別と言わないのならこの世に差別なんて一つも存在しないだろうね
私は小学生のときから、GARNET CROWというアーティストがずっと好きだった。というより今も大好きだ。
今日まで四半世紀とちょっと生きてきて「夢みたあとで」以上の楽曲に私はまだ出会っていない、本気でそう思っている。in little timeやholy groundも未完成な音色も、全ての楽曲がたまらない。捨て曲なしだ。これを読んでくださった皆様もどうか一度騙されたと思って聴いて欲しい。
"幸せの中に潜む不幸せ""大切なものをなくす痛み""過ぎ去ってしまったものが戻らない無情感"そういったものを拾い上げて歌ってくれる、そういう楽曲が当時小学生だった私には衝撃的だった。解散しても何年経っても、彼らの曲の魅力は色褪せない。今も私は魅了され続けてる。
けど、この思いを私は信頼できる1人の友人と夫以外には伝えていない。他の友人はGARNET CROWを好きなことすら知らないと思う。友人に嘘をついているわけではない。答えたアーティストが好きなのも本当だ。ただ一番ではないというだけで。
私は自分が本当に一番好きなものを誰かに打ち明けられずに、今も生きてる。
別に最初からこうだったわけじゃない。少なくとも小学生のときはこんなんじゃなかった。
変わったのは中学生の時。
私の中学は田舎ということもあって、荒れた学校だった。幸いにも私は人数の多い運動部に所属してたおかげもあっていじめなど被害を受けたことはない。けど、俗にいう"陰キャ"をバカにする空気がそこにあって、なんだか生きづらいなと思っていた。
きっかけとなったその出来事のことはいまだによく覚えてる。中学に入ってすぐ「どんな曲聴いてるの?」なんて話になった。小学生高学年から中学生になるとみんな、音楽に興味が出てきだして好きなアーティストの話にもなったりする。同じクラスになったばかりの子に私は「GARNET CROWとか好きだよ」と答えた。好きだから。他のどんなアーティストよりも大好きだから。
でも返ってきた言葉に私は衝撃を受けることになる。GARNET CROWにピンときてない様子だったその子の隣にいた別な子に「コナンの歌でしょ。なんでそんなの聴いてるの?」と言われた。なんでって、好きだからじゃだめなの?そんなのって、なんだよ。
やっとのことで「好きだからだよ」と返した私にその子は「普通聴かないよ、変なの」と言い放った。きっとその子は何の気なしに放ったその当時の率直な感想なんだと思う。GARNET CROWがじゃなくて、中学生の私が聴くのが変わってるって意味だったんだろう。けど当時の私には衝撃的だった。
今まで自分のすること、興味があることを否定されたことがなかったわけじゃない。けどそれは私が何かをするという行動が伴っているからだと思っていた。つまり否定されるのは私の言動であって、私の気持ちや趣味嗜好ではないとそう思っていたのだ。
けど今回は違う。そこに目に見えた私の言動はない。"ただ好きなだけ"という誰にも迷惑かけてないはずの嗜好ですら否定の対象になる。
私の勝手でしょ、なんて言ってやればよかったのに言い返せなかった。変に反論してこじれるのも大好きなGARNET CROWが否定されるのも怖かった。彼らが悪いわけじゃないのに、あんなに素晴らしい曲を作る人たちなのに、私が好きってだけで変なの呼ばわりされるのも耐えられなかった。
その子とはそれなりの友達ぐらいの距離感のまま卒業して、それ以降私から連絡することはなかった。同じ部活で汗を流しても結局あの印象が抜けなくて最後まで本当の意味で心を開くことができないままだった。
高校はやりたいことがあって、知り合いのいない少し遠い都市部の学校を選んだ。そこでも同じ質問をされる。正直に答えようとして、名前が喉の奥につっかえて出てこなかった。
このまま唇を跨いだとして、本当のことを言ったとして。また否定されたらどうしよう。その時私は目の前の、これから仲良くしていきたいクラスメイトのことを好きでいられるだろうか。そう考えたら一番好きなものを好きだというのが途端に怖くなった。
結局当時一番ではないものの、好きだったチャットモンチーの名前を挙げた。「私も好き」と返してくれたことにひどく安堵した。そのまま仲良くなって、友人も増え、知り合いが一人もいない学校にきたにも関わらず私は友人に囲まれ穏やかで楽しい高校生活を手に入れたのだ。
その時分かったことが2つある。
1.好きなものを好きだと馬鹿正直に打ち明けなくてもいい。自分がわかっていればそれでいい
2.下手に答えてその人を嫌いになってしまうくらいなら、当たり障りのない答えをしておいた方が圧倒的に楽だ
人生を穏やかに楽しく生きるためのコツを掴んだ気がした。あの質問をされるたびにその時聴いているアーティストのなかから、流行ってて人気がある人を答えるだけでよかった。答えたそのアーティストが好きなのも一部分では本当のことだから、すんなり信じてもらえた。
自分の友達にそんなことをする人がいると思いたいわけじゃない。実際多分いないと思う。けど誰にも迷惑かけていないただの自分の嗜好を否定された時、その友達を好きでいられる自信がない。友達ならまだしも、生きてく都合上ある程度関わらなくてはいけない程度の思い入れしかない人だったら尚更許せる気がしない。
だからこれは私なりの予防線だった。なるべく人を嫌わずに生きていくために必要だった。
大学に入ると自分が大人に近づくにつれ、周囲も大人になり、人との違いに寛容になっていった。当たり前だけど大学にはいろんな人がいる。多分ここでなら何を好きと言おうと否定してくる人間はいなかったと思う。それでも言えなかった。
社会人になりいろんな世代の人と接するうちに、ご年配の方には人の嗜好にまで口を挟んで否定してくる人が多いことにも気がついた。それでも付き合っていかなきゃいけないから、もはや言う努力なんてやめてしまった。
数少ない私の一番好きなアーティストを知っている二人、夫と親友にGARNET CROWの話をしたのは去年のことで、好きなものを正直に話してもいいと思えるまで出会ってから10年かかった。
私はこれからもきっと本当に好きなものを誰にも言えないままだと思う。この先も「普段何聴いてるの?」と聞かれるたびにそのとき比較的流行っていて聴いてるアーティストのなかから、適当に答え続けるだろう。
あの子が何気なく発した言葉が、十数年経った今でも未だに私に刺さったまま抜けない。
この増田を読んでくださった方々にそんな方はいないだろう。本当に私が届けたい、いつかのあの子にこの言葉は届かないんだろうし、そもそも私が傷つきやすいってだけなんだと思う。でも、
「自分の好きなものを否定されていい気持ちになるやつなんて、この世に存在しない」
これは誰にでも当てはまることだと思うから。いつか誰かに抜けないトゲを刺してしまう前に、言葉を発する前にどうか一度思いとどまってほしい。私も気をつける。
その"好き"をあなたが理解できなくてもいい。しなくてもいい。どうか、否定しないであげてほしい。理解出来ないってだけで攻撃対象にしていいわけじゃない。
否定の言葉の代わりに「そうなんだ」と相槌を打つだけで世界は少し優しくなる。誰も傷付かずに済む。
誰もが一番好きなものを素直に好きと言える、言っても傷付かない優しい世の中になってほしい。
バンプが好きだと言ってた中学生、チャットモンチーが好きだと言ってた高校生、クリープハイプが好きだと言ってた大学生の私が救われることはないけれど。世界が少し寛容になればそれで救われる誰かがいる。いつか変わることが出来る。そう、信じている。
風の噂で、高校時代の知人(というよりは心の距離が近かったと思うが、今はやや疎遠なので知人でいいだろう)が離婚すると聞いた。
本人からの報告ではなく伝聞によるものだが、離婚の理由をまとめると「ライフスタイルの不一致」というやつらしい。
血の繋がらない他人が一つ屋根の下に住む以上我慢することも多々あるのは当然なので、結婚してから今まで上手くやり過ごしてきたという。
一日中同じ家に篭もるようになり、知人の積もった我慢が爆発。離婚するに至った。ということである。
で、知人が爆発した理由というのが「配偶者が汚部屋で過ごしても何ら問題のないタイプだったため、何度言っても掃除をせず散らかしっぱなし。知人は綺麗好きだったが、自分だけが掃除をし続けるのに我慢ならなくなった」というものだった。
その理由を聞いて、私は意外に思った。
「え、アイツ綺麗好きだったの?」と。
知人の方が汚部屋側の人間かと思っていたから、二回くらい聞き返した。それでも綺麗好きなのは知人で間違いないらしい。
ではなぜ知人が汚部屋側だと思っていたかというと、(学校で用意してもらう個人のロッカーがそれほど綺麗でもなかったとかの理由もあるが)私は彼女に、ラノベを借りパクされているからだった。
四刊完結くらいの長さのラノベで、別の友人に貸していたものが返ってきたところ「私もそのラノベ気になってたから読ませて?」と知人に言われて二冊貸したのだ。以前からそういったやりとりはしていたし。
ラノベの感想を早く聞きたくもあったが、読書速度は人によるので、うずうずしつつも貸した一週間後くらいにせっついてみた。
返事は「うーん、忙しくてまだ読み途中」
モヤモヤしつつも考査や短期休暇を挟んで、流石にもう読めただろうとまたせっついてみれば「ごめん、まだ」
「じゃあそろそろ返してもらっていい?」
「明日持ってくる」
と返事はされたが、次の日に返ってくることはなかった。
今だったらそこまで粘らなかっただろうが、高校生にとってラノベ二冊分の金額はそこそこ大きくて、何度も返してもらうようにせっついた。
それでもあまりしつこく言いたくなかったから、三日後、とか一週間後、とか期間を置きつつ言った。返ってこなかった。
「私の本、どこにあるの?」と聞いても
「部屋のどこかにあると思う」みたいな返事ばかりだった。
知人の家は遠くて、そこまで取りに行くことはできない。
だから言った。言っても待っても本は返ってこなかった。
永遠に「返して」と言い続けて食い下がって喧嘩するほどに愛読していたシリーズではなかったから、途中で本は諦めた。
(それ以外の部分では馬が合ったので、卒業まで仲良く付き合っていた。修学旅行も一緒のグループだったので、私だけが勝手に仲が良いと思っていたわけではないと信じたい。
ちなみに現在関係が疎遠なのは、私が県外に進学しやりとりが減ってしまったからなので、借りパクの件とはあまり関係がない)
私の本は、知人の本棚の奥底に沈んだんだか又貸しされたんだか売られたんだか紛失されたんだか知る由もないが、知人の理由を信じて「本が見つからないくらい部屋が汚いんだろうなー、だらしないなー」と思っていた。
買い直して返す、とか本の代金を返す、とかの代替案が出なかったのも「だらしないなー」であった。知人の誠意で言ってほしかったので、私からは言い出さなかった。
お菓子やジュースを奢りあっていたので、本二冊くらいの金額は返ってきていたのかもしれないが、「本の代わり」としては未だに返ってきていない。
という訳で、知人の「綺麗好きなので離婚」という話の感想が「わかるーーーー!こっちは綺麗好きなのに向こうがそうでないと辛いよね」とかではなく「どの口が言ってんの?!」であった。
別に今更、ラノベ二冊分の損失で「離婚wwwwwwざまぁwwwwwww」とは思わないが、心にはずっと800円の杭が刺さったままで、「ああ……うん……」みたいな気持ちでいる。
先日、前々から興味のあったiroha(女性用TENGA、大人のおもちゃ)を買った。せっかく18歳になってひとり暮らしをしているし、大学はテスト期間で暇だし、1個くらい持っといてもいいだろうと思ったので。配達のときに佐川急便のお兄さんにバレないかびくびくしてたが、商品名も社名も書いていない無地のダンボールが届いて安心した。
買ったのは「iroha zen」で、3000円ちょっとだった気がする。ほんとうはfitっていう細長くて波打ってるような見た目のやつが欲しかったけど、1万円は手が出せなかった。パッケージが和菓子みたいで、インスタに載せたくなるくらい可愛かった(さすがに載せなかったけど写真は撮った)。持った感触はシリコンがふにふにしていて、電源を入れずに手で触っているだけで気持ちいい。
iroha zenは茶筅をモチーフにした見た目の細長い形状で、挿入もできるらしいが私にはちょっと太すぎて入らないかな…というサイズだった(私が処女で、現状中指以上の太さのものが入らない。せっかく買ったのでいずれいれられるようになりたい)。でも、外から当てるだけでも充分気持ちいい。振動パターンは弱中強と波打つみたいに強さが変わるやつの4パターンだったけど、おもちゃ初心者には強はちょっと痛かった(慣れれば気持ちよくなると思う)。個人的には波打つパターンのがいちばん好きで、数分でイケた。
あと、夜寝つけないときにこのirohaを使うだけで、イったあとそのまま寝落ちできるようになり、QOLが格段に上がった。ただ、あまり使いすぎるのもよくないと聞くので週一くらいに抑えるよう頑張ろうかなと思う。
以上、はじめて大人のおもちゃを買った女によるざっくりした感想です。めちゃくちゃおすすめしたいのに友だちの誰にも言えないのが悲しい。もっとオープンに話せるようになりたいなーとしみじみ思った。
とうに旬を過ぎたジャンルに再燃したのが去年の年末だった。昔はちょっと絵を描いたりしてたけど今はもう読み専。
支部とかツイッターとかでいろいろ探して、なんとか推しカプを書いて(描いて)るひとたちを見つけることができた。わりと絵師さんが多くて、漫画よりも一枚絵とかが主流。その中で、ひとりの文字書きさんがいた。
何と言ったらいいかわからないけど、とにかくすごく好きな感じの文章を書く人だった。心理描写とか情景描写が深くて、ぐっと物語に引き込まれてしまう感じ。この人の作品では推しカプだけじゃなくてその周辺人物もすごく魅力的で、この人が原作を好きで、たくさんやりこんでるのがよくわかった。幸せな話もちょっと暗い悲しい話も、数日かけて貪るように読んだ。あーこういう人が神っていうんだなー、と思った。
その人のツイッターもフォローさせてもらった。読み専なのでろくに呟いてないアカウントだったし一方通行だったけど。
フォローしたら、ちょうどイベントに向けて新刊準備中ということがわかった。推しカプの本を2冊か3冊出すと言っていて、私はめちゃくちゃ楽しみだった。イベントには数年行ってなかったけど、絶対に行こうと思った。
神(と呼ばせてもらう)はツイッターでもちょいちょい仕事のことなどを呟いていた。フォローしてすぐ、TLに出てくるタイミングが深夜ばかりだと気づいた。もしかして看護師さんとかなのかな、と思っていたら、どうやら何時間も時差のある国で働いているようだった。
「イベントに出るために一時帰国とか正気の沙汰じゃないwww」みたいなことを呟かれていて、神ってすげえと思った。
イベント当日、私は喜び勇んで神のスペースに直行した。どうせ取り繕ってもキモオタなのは隠しようがないから、もう全開で神の作品が好きだとお伝えしようと思っていた。
スペースにはシュッとした感じの女性がいて、うわー神、実在した、イメージ通りだとか思った。なんかもう必死で、神の作品が大好きで、過去作品も何度も読み返していて、今回本を買うのがとても楽しみで、みたいなことを伝えたら喜んでくれたみたいだった。
家に帰って速攻で本を読んだ。めちゃくちゃよかった。自分でも気持ち悪くなるくらいの長文感想を送ったら、丁寧な返信を貰えた。ツイッターを見たら、神はあっという間に居住地へ帰っていったようだった。
それからしばらくして、コロナ禍の最中だけど私は仕事で部署異動した。
今までは営業みたいなことをしていたんだけど、いろいろあって人事部に異動になった。最初の仕事は、海外拠点に出向している社員の状況確認だった。とある書類を提出してもらうために、出向社員全員にメールを一斉送信して返信を待った。
その翌日、朝会社のPCを立ち上げると何通か返信が来ていた。メールを開くと送信者の顔写真が出るようになっているので、へえこの人こんな顔なんだ、と思いながら一通ずつ確認した。そうしたら、何通目かで見覚えのある顔が出てきた。
神だった。
名前を見たら、人事部でもわりと有名な人だった。なんでも、数年前に出向して、3年くらいで帰ってくる予定でこっちも準備を進めていたんだけど、あまりに優秀なので海外拠点の方が離したがらなくて、出向が延び続けている人だった。
今の部署の先輩の一人の同期で、入社当時から超優秀で有名だったらしい。で、私の同期が一時期同じ部署で働いていたことがあって、話を聞いてみたらやっぱりすごく仕事ができる人だったらしい。めちゃくちゃ物知りで、部署でウィキペディア扱いされてたとか。
神は仕事でも神なんだ、と思った。
神は人の名前とか顔を覚えるのが苦手だとツイッターで言っていたので、私の存在を認識されているかどうかは分からない。
超人気ジャンルならともかく、こんな過疎ジャンルでこんなことがあるなんて世界は狭いなあ、と思った。
誰にも言えないのでここに書いておく。
いや、ほんとに生きづらいと思う。
この40のおっさんの立場に立っても新入社員の女の子の立場にとっても。
女の子側はここでも言われてるように迷惑、揉めたくないから(なら)想っとくだけにしといてみたいな意見がいっぱいあるが「ほんとだよね」って感じなのだが、おっさんの立場に立っても同じくらいつらいでしょ。
辞めてからアタックしろとかは暴論すぎるし。それこそ女子社員と同じくおっさんのだって生活あるしキャリアもあるだろ。
こういう場合、女性が振った形になるとどんだけ女性側が色々な目でみられるのかも理解してるがおっさんもNPCじゃないんだよな。
おっさんの好意に暴力並みの破壊力与えてんのはおっさんのアプローチ方法とかだけじゃないと思うよ。
それで場の空気よんで気使いまくってパワハラセクハラ言われるのが怖くて色々遠慮してきて、40で独身なんて人間性に問題あるとか言われた日にゃおっさんだって闇落ちするよね。それこそ会社辞めて一世一代の告白が玉砕してたら無敵の人になっちゃうよ。
おっさんも人から生まれた色んなバックボーンを持つ人間なんだから誰を好きになったっていいじゃないか。
これが自分の兄弟とかお世話になってた近しい男性と思うと理解できるような気がする。
色々過渡期なんだろうけど、誰であろうが感情を出すなって、そんなこと誰にも言えないってのが今の全体の権利じゃないのか?
ということで私はおっさんの恋心(メインの下心)もそうそう簡単に否定できないわ。
僕は腐男子である。異端であることは重々承知なのだが、ずっと息苦しくて仕方がない。中学生の時にこっそり読んだ姉の某92擬人化BL同人誌に突き落とされてしまって以来、ずっとだ。
これはひとえに小心者であるが故なのだが、でもなってしまったものはしょうがないし、同胞の作品は絵でも文でも口に入れたいし、作品を発表して萌えを共有したいという当然の欲求が出てくる。少しここで息苦しさを吐き出すことを許されたい。日記って書いてスッキリするところあると思うし。
まず僕がBL作品に出会ったきっかけは前述の通りである。それまでの僕はよくいるタイプのクソガキロードを辿ってきた。と思う。
幼少期は車が大好きで一日中ミニカーでブンブン言っていたし、小学生に上がると遊○王やらポ○モンやらのカードを集めて争い、近所の友達と寺の木登り競争をして落下して頭を縫い、ワールドホビーフェアとかにも行った。
じゃあトリガーとなった姉はというと、気付くと既にオタロードを走っていた。姉の部屋はキラキラした顔がいっぱいで、漫画も沢山持っていた。パソコンに向かってニヤニヤしてる時もあったので、まあもう腐っていたしサイトも飛び回っていたんだろうと思う。話し方もオタ丸出し。当時そんな彼女に抱いていた感情は、“恥ずかしい”だった。
とか言いつつ僕にも当時、誰にも言えない密かな趣味があった。「不在中の姉の部屋に忍び込み、彼女の所有する漫画群を読み漁ること」だ。自分でもコ○コロやジャ○プを買わないこともなかったが、はっきり言ってたまに読めればそれで良かった。まず買うのが面倒くさいとか、途中だから話がわからないとか、そういうのが勝ってしまっていた。
今思えば平手打ちものなのだが、とにかくスリリングな読書タイムにハマっていた。その日も同じ犯行に及ぼうとして、少し様子の違う本を発見した。それが件の某92擬人化BL同人誌である。
衝撃だった。
元ネタの方は(刊行版だが)既に姉の部屋を漁り、読了済みだった。知ってる漫画の登場人物達が、まさかあの二人が、そういう関係だったらどうなるかを描いた漫画が存在するなんて。
ここで面白いと感じ、他にもないのかと検索をかけてしまったのが全ての敗因だと思う。
その日のうちに僕は個人サイトの存在、pixivというサイトの存在を知り、漁っていくうちに自らがどっぷりハマりこんでしまったのである。後から気付いたのだが姉とは逆CPだった為、彼女の部屋に忍び込むことはこれ以来無くなった。
腐った趣味を得たことは友達の誰にも言ったことはない。徐々にオタク化もしていったが、小心者の僕は高校に上がっても一人でメイトにすら行けなかった。あくまで姉の付き添いという態で無ければ行けないような、オタクとも呼べぬカスだったのである。
まあでも一人で行くようになる頃にはpixivアカウントを取得し、ツイッターもやるようになっていた。しばらくのROM専を経て、僕はアカウントを増やして自ら二次創作をするようになった。途中某事務所プロデューサーになったりもしたのだが、結局のところは大体いわゆる女性向け界隈にいた。
アウェーなことははっきりと分かっていた。
ここでも僕は小心者を発動し、男であることは伏せていた。感想を送るにも何を呟くにも敬語で一貫し、顔文字や絵文字の使い方にも気を遣った。女ですと騙っていた訳ではないが、つまるところネカマに違わない。
だが、男のままで界隈に居座る勇気はなかった。腐女子は許されても、腐男子は許されないと勝手に感じていた。始まりの地である某92擬人化ジャンルは比較的男性を見かける方だったと思うが、それでも取り繕うことはやめられなかった。女性の目はもちろん、男性の目も怖かった。
そんな中、唯一真実を知っているのは姉だけだった。結局僕は腐男子バレし、珍獣扱いをされている。分かってはいた。彼女に悪気は無い。悪意なき侮辱だ。だからこそ、姉以外には隠し続けた。同じことを繰り返したくはなかった。
なんでそこで作者の性別が出てくるのだろうとシンプルに思った。女性の手によるものは、無性別だろうに。男が作ると女の作った一作品と等しくは見てもらえないのか?
それがポジティブな意味であれ、ネガティブな意味であれ、線を引かれていると思った。同じように楽しんでは貰えないのかと、自分の作品の感想ではないが少し落ち込んでしまった。
姉も似たことを言っていたことがある。バレた時に言われた言葉もあって、僕は彼女に二次創作活動をしていることは明かしていない。
はっきり言って気にしなきゃ良い。何もそこまで考えて呟かれたものでもないだろう。
だが小心者の僕には、耐えがたいものがあった。ショックのあまり、ありのままで呟いてしまった。ROM垢だったし、少しくらい構わないだろうと。「差別とまでは行かずとも壁を感じる。そんな自分の感性がしょーもな過ぎて辛い」と。
でもそこに、反応を下さった方がいた。一緒に悩んでくださると共に、ご自身の腐女子ならではの葛藤もお聞きした。
こちらが拝見するばかりの関係だったにも関わらず、だ。とても勇気をもらった。
まあ現在彼女が僕をどう思ってるかは知らないが。というくらいには月日が経つ。
結局のところ未だに僕は変われずにいる。小心者から脱却できず、ぬるいネカマで作品を投稿し続けているのである。実際頂いた感想にも、「貴女」と書かれていたことがある。立派な嘘つきだなと思った。心も痛いしそろそろネカマ行為をやめたいのだが、やめる勇気もない。それでここに駄文をしたためている。やはりカスである。高校生から何も変わってない。
もし変わる為一歩踏み出すのなら、すっぱり「私」を殺してしまって転生するのが堅実かと考えている。全く別人として、新たなアカウントを運営していくのが良いかと。
しかしまず僕は、姉に謝らなければならない。今でも僕は、姉に然るべき謝罪もしていないのだ。こういうところから、変わらなければならない。
フォローというわけじゃないが、姉の存在も悪いことばかりでは無い。大体好きな作品の系統は同じだし、推しになる人物は大体重なる。気兼ねなく話せる、好みが近い人がいるのは非常に良い。
しかしながら、姉とはことごとく逆CPになってしまうのである。これも高校生の時から変わっていない。二人の関係についての解釈は概ね同じなのに、結論のカップリングが逆になってしまう。僕ら姉弟は両者ともに左右相手完全固定タイプなので、互いが最強の地雷なのである。姉が弟×兄が好きであれば僕は兄×弟が好きだし、姉が青×赤が好きであれば僕は赤×青が大体好きになる。
前者については「今回は左右同じだと思ったのに〜!」と言われたが、僕は一度もその感覚に陥った事がない。何を根拠にそう思うのか。傲慢だとは思わないのか。多数派は正義ではない。僕はこの味を食べたいからこの味を作って美味えなとなる。この感覚の差も縮まる事はないのだろうなと思うと、息が詰まる事がある。異端なのはこちらだとわかっているからだ。