はてなキーワード: プレッシャーとは
(どっちのうんちでSHOW!! Vol.28535)
1353年9月2日
文責:ちんちん
うんち vs うんち
対戦結果:
482948294820948 対 895で見事うんちの勝利
・就活とは、「良質な情報」を利用して「正しく動く」奴が勝つゲームやねんど。
a) 「良質な情報について」
「良質な情報」:内容の正確さ+自身のキャリア価値観の構成に影響を与える
インターンシップ:直接来社してオフィス・社員を見れるので雰囲気が直で知れるので一番会社のことを直で知れる。この雰囲気きっもと思ったらその直感は正解で、受けなければいいんだ。大体こーゆ感じの人とはうまくやてけるが、こーゆーのんはNGって嗅覚があると思うけど、それが一番わかるのは実際インターン行って雰囲気を知ることなんだ。あと他インターン生とのコネクションを作っておくことで就活情報を交換し合えるし、他インターン生のいいところをパクリまくって自分も優秀な人材になろ~とするインセンティブが生まれるンダ
OB訪問:社員の生の声を聴けるので裏表を聞き出すことができる。ただし特に気になる企業については特に複数人に聞いて確証性を上げること。
ちゃんとしたニュース:ニュースから企業の体質・雰囲気を垣間見れることができるっっちゃ
・仕事第一でプライベートで気晴らしをするなんてレベルじゃないほどのハードワーク、プレッシャー
・そーゆーどあほうなことするレベルの倫理観持った奴のあつまり。どんなけ仕事有能で社会的地位が高くても人間としてはどあほ~の集まりどあほオ
・そーゆーことがまかり通ってしまう社内環境/文化→相談できる環境・自浄作用がない、そしてヴォイスアウトは限りなく難しく、またしたとしても黙殺されてしまう雰囲気
まーこんな感じ。
まともな就活セミナー/説明会:セミナー形式になるといーことしか言わんけどまー社員もいるし雰囲気も垣間見れる。ごみみたいなマナー講座とか有料の奴に行くくらいならうんちぶりぶりしてたほうが有意義。ぶりッ貯
教授に聞く:先輩がどんな就活してたのかとかいろいろしってるはず。失敗例も含め聞き、自分ならどう乗り越えることができるか追体験すること
企業のHP(採用用のHPと普通のHP両方):見えない部分はあるにしろウソは載ってないので。もちろんよく映える部分しか載せてないのでそこには注意すること。
キャリアセンター:OB訪問先を知ったりES添削してもらったり面接練習してもらったり。ただし企業を紹介してもらうときはあまりあてにしない。人によって知識や相性にばらつきがあったり、しょーみキャリセン的には就活浪人さえせずに最悪就職さえすればいいだけなので自身の思い描くキャリアに沿った企業を提示してくれるとは限らない。
まともな口コミサイトや就活サイトなどのwebページ(詳細は後述):ごみサイトも多いので注意
・就活に関する情報は玉石混交すぎてぱっぱらぱ~って感じなので、なるべくインターンやOB訪問を重ねるなどして自身の「足」を動かした情報を最優先すること。
・ちなみになんでうんちみたいな情報があふれてるかってゆーと就活で儲けようとしてうんちマンがいっぱいおって、そいつらがインターネットにうんち情報を垂れ流しにしてるので良質な情報にアクセスするのは難易度が高い。「就活」でググってみるといかにパッと見有名でSEOに強いだけのすっかすかの情報がトップに表示されて時間の浪費かがわかる。まーじで小手先の就活マナー(笑)とかどーでもいいっつー乃
・結論:なのでうんちには触れないこと。くさいし
・おすすめサイト:まあまあ良質な情報があったり有意義なサイト
オファーボックス:自己prとか入力したら企業から選考オファーがクルド。企業自体はあんま大手どころはこないけど、ES書く練習になるから絶対利用するべき
外資就活:トップ大学がよく受ける外コン、外銀、日系大手などの企業情報やインターン情報、就活レポートがのってる。この辺常駐してる学生の雰囲気に慣れてついていける人材になれば、日本の企業ならどこでも内定とれるんだ。
Vowkers:社員の口コミサイトの中で比較的まともなとこ。
b) 「正しく動く」ことについて
・自身の思い描くキャリアに合ってるであろう企業に内定をもらうことがゴール。
それを成し遂げるために必要だと感じることだけをすればいい
・もっけー言うけどわけわかんねえビジネスマナー(ノックは2回?3回?はどっちでもいいんじゃしばくぞ)とかほんとに社員が書いてるのかあやc口コミサイトでその会社を推測したりとか、他就活生と比較して悩むとか、そんなことしてたら就活で儲けようとしてるどあほうのいいカモ。人の苦境につけこんで商売しようとしてるどあほうにはうんちを授けよう。(ペタッ
・業界や職業なんて今から決めたり悩む必要は全くない。インターン・選考時はおもろそ!って思ったところに受けまくって範囲を広げまくって、選考中/内定後に絞る作業に移ればいい。免許取る前にどんな車乗ろうかな!?。。って悩むのに時間かけんのってあほらしすぎ(面接時とかES時の業界志望理由とかはそれっぽい事言おう。どーせ企業側に就活生の将来の幅を狭める正当性なんてねえっちゃ。
・いろんな人の人生を追体験して、おもろそうな人生のイメージを膨らませる。本とかウェブインタビュー記事とかあるやろ。それを読んで自分はどのアンテナに反応する人間なのか知る。どんな仕事してる時が人生おもろそうか考える
日本では新卒一斉採用という謎方式がメジャー。まじ会社にとってのメリット謎。しかし凡人にとっては大変ありがたく、専門性が特になくても、新卒カードさえあり、その「会社」が必要としている専門的人材でなく、「社会」全般が必要としてそうな人に成りきれればてーげーの企業にいけるど。勝ち。(もちろん専門的スキルが必要な会社・部門も多々ある)
→「社会が必要としている人材」に思われる/見られるように意識
⇒じゃーそれってどんな人材だよ??
社会が必要としている人材=基礎学力+対人スキル+何かを成し遂げた実績(おれがかんがえたむてきのほ~て~しき)
・基礎学力
あほなやつは取りたくないもん。だからほとんどの企業ではWEBテストとかやってる。対策は容易。
↓
これが本当のSPI3だ!
ってゆー系のspi本3周くらいしたらよゆー。この努力を惜しんで内定ほしいとか言うてるどあほうは、筆記試験通ってないけど路上運転ばっちりやから免許ほpって言ってるどあほう。必要最低条件。
・対人スキル
円滑なコミュニケーションがとれるかどうか。TPOに応じた適切な言葉のキャッチボールがとれるか。
↓
まあこーゆーコミュニケーションとかマナーとかは、インターンとかOB訪問、なんなら本選考の面接を通してどんどん実践してミスして恥をかくことでじわじわうまくなっていくもの。わいは素をぶつけてみようという思いで臨んだ社長面接で落とされて、tシャツビーサンで面接行ったらあかんのか・・!!という大切な気付きを得た。感謝感謝ぐわあ~。とにかく失敗して恥をかいて内省することを繰り返す。
・実績
いかに崇高な入社後のビジョンとイケイケな自己PRとかしてても、でそれにたどり着くために在学中にあなたは何やってきたんすか?ってのを証明するために必要なのは何かしらの実績であったり結果がいる(体験だけではインパクトにかけるから何かしら外部のお墨付きがほしい)。
↓
じぶんでなんとかする。1から100レベルに盛るのはいーけど、0から1はシンプルな虚言癖マンになるので、小さくてもいいから使えそうなネタを集める。自分の好きな事を突き詰めてそれを外部に認めてもらう(表彰とか)だけでいいのさ
・就活とは
何かになりたいという単なる「手段」であって、「目的」であったり「ゴール」ではない。
→どんなことやりたいか?という理想イメージを膨らませまくり、それにたどり着くまでの道程でしかない。
→ただその道程にいろんな”気づき”であったり”出会い”がある。( ̄+ー ̄)
期限はあるものの引き返したりいろんな道をキープして楽しむことができるんだ!たのP!pppppppppppp
・どの軸が自分にとって適切か考えよ~
→ワークライフバランス・収入・働きがい・職種・業務内容・勤務地・潰しが効くかどうか・・・などいろんな軸があるので自己実現するために近そうなそれらの最大公約数となる企業からばしばし受けていく。べつにイチブジョジョーしてるからとか、ホワイティ~な会社っぽそうだからといって自分にとってよさげなんかとはなんら関係ない。世間のバイアスを一切排除し、自己実現するために使えそうで快適なハコ(会社)を見つけてそこに居座るための作業くらいのイメージ。ちなみにわおいは「おもろそうなとこ」っていう軸だけで就活してたら選択肢が3個くらいしかなかったんご
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あとがき1
みんなも頑張ってな!!
あとがき2
ここに書いてることが使えるかどうか、自分のドタマでかんがえよ〜。使えそうなとこだけ切り取って、違うよなあっとことはボコボコに叩いて議論すればいいじゃん?
若干話題が古いけど、こういう対談がある。
「アナと雪の女王」のクリストフはなぜ業者扱いなのか? 夏野剛×黒瀬陽平×東浩紀の3氏が男性視点で新解釈 https://www.huffingtonpost.jp/2014/08/07/anayuki-genron_n_5660493.html
ざっくり要約すると「アナ雪は女性だけで解決してしまい、クリストフはただの業者扱い。男としては疎外感を覚える」というような内容。
>「わざわざ男いらないって強いメッセージを出している。なんでそこまで王子モデルを攻撃しないといけないのかと」
クリストフは王子様じゃないけれど、誠実で素朴ないいやつだ。孤独な変人だけど、仕事と家族を大切にしている。
そこらの王子様モデルよりよほど親しみが持てるし、ありのまま、人間らしく描かれていると思う。
ただ役回りが脇役で、「なんでも解決できるヒーロー」ではないだけだ。
そのクリストフを「業者」と呼んで、アナ雪を男の「排除」「攻撃」と感じる男性の心理っていったい何なんだろう???
◆
個人的に、「アナ雪」は「男いらない」とは言っていないと思う。ただ「ヒーローの男はいらない」と言っているだけだ。アナもエルサも自分たちの問題は自分たちで解決したいし、しなきゃいけない。
ヒーローの男がいると、女は人形みたいなプリンセスとか、救われる村娘Aとか、後列で回復呪文を唱える係とか、とにかく救済されたり、弱者だったり、よくてサポートの役回りを演じさせられる。物語のラストには弱い自分を救ってくれたヒーローと恋に落ちて、結婚するまでが一連の流れだ。まるで舞台装置か優勝トロフィーみたいに。
そういう王道ストーリーを完全に否定するわけじゃないけど、もう古いよねっていうのが今の時代の流れだ。
古い性役割を「抑圧」と呼んで壊そうとするのが昨今のウーマンリブであり、ディズニー作品はそういう社会を反映している。
自分の問題は自分で解決できるのだという確信、主体性を持つこと。
期待される「プリンセス像」を捨て、「ありのままに」なることが抑圧からの解放だと描くこと。
それらが今の時代に生きる多くの女性の支持と共感を集めたんだと思う。
(私個人としてはアナ雪はそんなに好きじゃなかったけど、こういう社会問題をいち早く取り扱って幼児向けのエンタメにできるディズニーってやっぱすげえなと思う)
◆
そんな感じで「脱プリンセス・ありのままのわたし」運動は着々と進むのに対して、「脱ヒーロー・ありのままのおれ」運動は全然進まないように見える。
こっちの此岸では「美しく従順でなんでも受け入れるプリンセス像」を火にくべ始めたのに、
あっちの彼岸では「強くて賢くてなんでも解決できるヒーロー像」を街の中心に据えて崇拝し続けているように見える。「美しく従順でなんでも受け入れるプリンセス像」も現役アイドルだ。
だからそのヒーロー像、プリンセス像を正面から否定してみせた「アナ雪」に、対談の男性たちは反感を覚えたのかもしれない。
男性社会の最高神である「ヒーロー像」を否定することが、まるで「男という性別」への攻撃のように感じられたのかもしれない。
ただ思うのは、脇役のクリストフこそ、「ありのままのおれ像」なのではないかということだ。
確かに、そういう強いヒーロー像を崇拝する男性社会はこれまで人類史で栄華を誇ってきて、結果も出してきた。歴史があるし今も続いている。
だけど、すべての男性がヒーローになれるわけではない。弱い人、賢くない人、色んな事情を持った色んな人がいる。そこを配慮せず弱者を切り捨て、マッチョイズムだけをよしとする社会は公平さに欠け賢くない。
ヒーローの強さだって言っちゃえば暴力だし、そんなのこの21世紀にアナログすぎる。
だから多様性の時代になってるわけだし、弱いものに底上げが必要なんだと思う。アファーマティブアクションってやつ。女性もそうだけど、いわゆる「弱者男性」だってそうだ。誰もが自尊心を持って生きる権利がある。
多くの男女の自尊心を削る「ヒーロー像」「プリンセス像」は一度打ち壊して、火にくべるときが来た。父権社会の解体が、今世界的なムーブメントになっている。
◆
男性はどうも「モテ」に固執してしまうふしがあるようで、女を「モノ」にすれば「男になった」と認められるような悪習がある。
まるで男が自尊心を得るには、女の人権をかすめ取らなきゃいけないみたいな言い方だ。
より多くの美しい女を取得することを自己価値のバロメータとして、他者と比べあい、自分をいじめるみたいな悪癖がある。
女性もそういうことは普通にするけど、男性のそれは比じゃないというか、ちょっと理解の範疇を超えてくる。
そこには生物的な性欲の違いや繁殖欲だけでは説明しきれない、人間的なドロドロとしたもの、文化形成された支配欲や加害欲と入り混じった、「女」への憎悪・悲哀・妄執を感じる。
そういう恋愛観のまま接するからお互いうまくいかなくなる。女からすればそういう男は背後に暴力性がちらついて見えるわけで、嫌悪感や恐怖感が出てくる。性行為と性暴力って全然別のものだと思うのに、相手はしばしば混同しているように見える。
そもそも自尊心や自己肯定感というのは、自分の中で育てるものだ。社会的地位や容姿、「モテ」「非モテ」と関係なく、無根拠に持っていていいものだ。自己価値は異性にアウトソーシングして調達するものではない。
やはり男性も、「ありのままのおれ」になるときだ。「男らしさ」から解放されるときなのだ。
◆
「Metoo」や「女性専用車両」や「女性だけの街」、性犯罪やジェンダーの話題はとにかくネットで炎上しやすい。
そのときの会話の噛み合わなさに、いつも此岸と彼岸の隔たりのことを思う。見えているものが違いすぎると思ってしまう。「女性専用」という言葉や、性犯罪者の告発に怒り狂う男性たちはあまりに不可解で、言葉が通じない恐怖がある。
「すべての男性が性犯罪者ではない。俺を犯罪者扱いするな」というのがよく言われる意見だ(ノットオールメン)。しかしそんなことは自明なわけで、誰も「男全てが性犯罪者だ」なんて言っていない。
なのになぜ自分を「男性」という共通項のみで性犯罪者側に寄せ、「俺への攻撃だ」と思い込んで怒るのだろう? 同じ「善良な市民」という共通項で、被害者女性側に寄せ、性犯罪者に対して怒ることはできないんだろうか?
もちろんそういうことが自然にできている男性もいるが、現状では少数派に思えるのだ。
そういった怒りの背景には内面化された強固なホモソーシャルの価値観や、ミソジニーや、「ヒーロー像」へのコンプレックスがあると思うのだが、ここらへんを掘り下げた男性自身の話はあまり聞かない。
男社会で男であるということは、特権であると同時にプレッシャーでもある。うまくやれればまだいいが、うまくやれない人はやはり苦しい。
男社会ゆえの苦しさを、男社会ゆえの特権でもって、女に加害したり、女に癒されようとしているように見える。そうやって留飲を下げる男性たちは歪んでいるし、やはり何かに呪われているように見える。
脱線したけど、そういったヒーローになれない男性が救われるかどうかは、男性の意識の問題なのだと思う。
「ヒーロー像」を手放すこと。「プリンセス像」を押し付けないこと。
クリストフみたいなキャラクターを否定せず、「ありのままのおれ」を受け入れること。自分と同じように、他者も尊重すること。
旧来の「男らしさ」にとらわれて、自分を大きく見せようとしたり、誰かを貶めないこと。ささやかな自分自身の中に自尊心を見出すこと。
そのへんが大事なんだと思う。
ツイッターの観測範囲だと、そういう呪いを手放して楽になった男の人も散見するようになった。今は過渡期なのかも。
男だ女だって主語デカイ話書いたけどみんな楽になればいいのにな。いや理想論だけど理想のないリベラルって存在価値あんのか? 民主主義だって奴隷の解放だって女性の社会進出だってかつては理想論だったやん??って思う(このへんルトガー・ブレグマン著『隷属なき道』にくわしい)
マイケル・キンメルatTEDWomen 2015
はじめてドリフェスを目にしたのは2年前くらいだったと思う。TVCMでアプリの紹介が流れていた。キラキラしてるな〜と思ったが赤い子も青い子も緑の子もどこかで見たことあるようなキャラクターだなって感じたことを覚えている。
それからしばらく経ってアニメが放送されると聞いた。1話は見逃してしまってとりあえず2話をみた。絵は嫌いじゃない。くせになる。ただ声優が下手すぎる。聞いたことない声だし誰がやっているのか気になったので調べたら俳優、しかも声優を務めている俳優でユニットを組んでいるのか。とてもおもしろいなと思った。青の人がとてもイケメンだなと思った。
3話も見てみた。2032。びっくりしてしまった。こういう話を3話でやれるんだと。続きも気になった。だけど当時リアルが忙しかったのとどうしても声に慣れなくて4話以降の視聴を諦めてしまった。
そのとき私は病んでいた。高校二年生のとき自称進学校のプレッシャーや精神的な弱りからくる体調不良で不登校になっていた。案の定進級できずに、4月から通信制の高校に転校した。アルバイトを始めてほかのハマっていたジャンルにお金を使うことで少し元気になっていた。
夏休み、8月頭の頃だっただろうか。フォロワーさんがドリフェスの布教をしていた。アニメの2期が始まるらしい。1期から見てみようかなと思いアニメイトチャンネルに登録した。いざ見直してみると声優の荒さはあるもののそこまで気にならないカラダになっていた。なんだこれ。キラキラしている。こんなにキラキラした世界があったのか。佐々木純哉はアイドルになるために高校へ進学せずに上京してレッスンを受けている。惰性で高校進学した私に刺さりまくってしまった。そしてアニメイトチャンネル無料期間のあいだに最終回まで見てみごとドリフェスに落ちたのであった。
アニメ2期が始まった。キラキラしたアイドルはそこにいて、またKFのエピソードはとてもクるものがあった。毎週更新されるエピソードに私は元気をもらい病んでいたのも軽くなり、鬱ではなかったけど抗うつ剤みたいなものだったと今では思う。
夏の終わり頃にアプリをダウンロードした。音ゲーはそれなりに楽しくてたまにドリカショップで課金もした。DCDも始めた。純哉のカートが出ると嬉しいしルーキーの子たちもとても魅力的だった。犬地鈴之助くんがすきだった。
テレビでのアニメの放送が始まった。放送後にドリフェス研究室というものをやっているらしい。見てみたら最高だった。みんなおもしろかった。純哉の声をやっているトミーがとても愉快で5人の中では1番好きになった。アニメOPのCDを買った。MVもかっこよかった。2次元寄りに応援していたけど3次元もとても好きになった。
高校三年生となると進路関係が忙しいわけで、ツアーがあるので遠征したいと親に言ったら一蹴されてしまった。東京は近かったがセンター試験直前だったためダメだと言われた。パシフィコ横浜だけ行けることになった。
ツアーファイナル、サイコー超えてた。始めて生で見た3次元のステージ。キラキラが溢れていて涙が止まらなかった。
終了が発表されて緊急配信を見た今、原因はお金かアミューズとバンダイの契約なのかわからないけれどこの半年間私の心を支えてくれた感謝ともっと早くからドリフェスにハマっていなかったことへの後悔しかない。決して私が出せたお金は多くなかった。アプリへの課金が少しとDCDはカード100枚あるかないか、CD数枚は買ったが、クロスドリームツアーは行かなかったしアニメの円盤も買わなかった。グッズを大量に集めていたわけでもないし、3次元のキャストをドリフェスの活動外で追うこともなかった。本気でドリフェスを追っていた人たちからしたらムカつくのかもしれないが、これが私の精いっぱいだった。今まで他ジャンルに入ってたお金がドリフェスに流れたことは確かであり私はこの使ったお金に後悔もしていない。
2次元が先に停止することには本当に疑問しかない。武道館に行きたいとは思うが、アプリが終了してから当日まで気持ちを保っていられるかわからない。3次元のイベントをやる日のアプリの特別ボイスがとても楽しみだった。武道館はきっとそれがないのだろう。
「応援をありがとう!ほんっとに、俺はアイドルになれてよかった!」
自分の応援しているアイドルに、アイドルになれてよかったって言われることはファンをしていて1番の喜びなのではないだろうか。もっと応援していたかった。好きだった。
まだ凸バクぜんぶ開けられてないがキャンブロ欲しいので通常楽曲やるしかなくて本当に苦しいけど残された時間を精いっぱい楽しみたいと思う。
「漫画村がでかい顔しているのは出版社が作家から搾取して高給取ってるくせに何も対応策を打てない無能だからだ!」
という意見が結構あるが、元編集からちょっと言いたいこともあったり。
本がいくら売れても印税は10%しか渡さず出版社が90%を奪っていく……というとたしかに搾取に思える。
だが、大体が出版社に大したお金は残らず、むしろ出版しても赤字になるのが現実である。
仮に500円の本を1万部刷った場合、単純計算で500万円が発生する。
その内訳をざっくり考えてみると
・150万円…出版社から書店に本を配る取次に支払われる。ここの割合は出版社によってまちまち。
で残るのは150万円、約3割である。
これだけ見るとなかなかの儲けだが、実際には全てが売れるなんてことはなく、返本分の金が消えていく。
3割の返本は当たり前なので、150万円分の売上が引かれて、残ったのは0円、儲けは完全に消え失せる。
(ここは単純計算しているので実際はもう少し異なるが)
3割ならまだいいが、売れない場合返本5割、時には7割なんてこともあり、そうなると大赤字である。
さらに返本分を保管する倉庫代など、余計な出費がかさんで仕方がない。
これは、発行部数に対して印税が発生するパターンで、極論1冊しか売れなくても作者には50万円が入ってくる。
売れなかった時の金銭的リスクは作家ではなく出版社が背負っているのである。
ちなみに、電子書籍の場合は売れた冊数ベースで支払うので、1冊しか売れないと1冊分のお金しか入ってこない。
というわけで、搾取だと言われると少々厳しいところはある。印税20%なんて現実的なものではない。
ただ、出版不況で発行部数が落ちている中では印税が下がっており、それが作家を苦しめてしまっているのは間違いないので、
とにかく売れる作品を作るために出版社も全力を尽くさないといけない。
もちろん印税5%とかは搾取だと思います……10%きちんと払いましょうね。
②高給
週休2日も必ずあるわけでもなく、休日だろうが年末年始だろうが作家からの連絡がくる。
旅行中だろうが病気中だろうが、いつ連絡がきても対応しないといけない。
そんな業種なのでストレスはどんどんたまり、合わない人はどんどん辞めていく。
そうなると人数が減って一人あたりの仕事量は増加し、残業代も多く発生する。
というわけでたしかに編集は高給取りが多い。高給くらいもらわないとやってられない仕事である。
正直なところいつ身体を壊して辞めるかわからない仕事なので、元気なうちに貯めておきたいと自分は思っていた。
契約社員の編集なんかは給料が安いのにプレッシャーも大きくなかなかつらい立場である。
ちなみに、非編集部門はそれほど給料が良いわけでもない……らしい。正直よく知らない。
まさにその通りである。
まず出版社は全体的に考え方が古いので、新しいビジネスについていくのが苦手な傾向があると個人的には思う。
だから、マンガ読み放題なんてサービスもなかなか手を出せず、漫画村のような海賊版サイトがのさばってしまう。
同業他社との連携も、作家の取り合いのようなライバル意識の影響はわからないが、元々小出版社が多く分配なども煩雑極まりない。
大手ならともかく中小出版社の法務なんて大した機能がないことも多く、各自が対漫画村で行動を起こせるわけでもない。
法務がしっかりしていないと、どのような法に基づいてどうやったら摘発できるのか、法律のプロではない編集にはよくわからないだろう。
このあたりは法務がしっかりした大手が舵取りをして、出版業界全体で連携して取り組むべき問題なのは間違いない。
ということであれこれ書いてみたが、細かい数字などは間違いがあるかもしれないし、
自分の知識は過去のもので現在のものと変わっているところがあるかと思うので、あまりあてにしないでもらいたい。
痴漢を防止するために隔離領域を作るという考え方は悪いと思わないが、でもそれってそれこそ優先席みたいな領域をまず作ってみて、それでもどうにもならないのならって、段階が必要だったのではないか。一車両をいきなりというのが不満の一つ
自分が怪我をしたときには、自分は優先席には甘えないで、朝早く起きてピークを外す努力はしていたが、本当に怖いのなら女性もそういう努力があってもいいのに、大多数はそれもしない、朝起きるのは面倒とか言ってしまえるようなその程度の恐怖心でないのではないか、というのが不満の一つ(もちろん、痴漢被害者の中には被害後に恐怖から逃れるためにそういう努力をきちんとしていた人がいた事も認識している。でも大多数はそうじゃないでしょって話)
被害に遭っている人がいる一方、女性側で痴漢えん罪で悪用している人々がいるということに関して、女性自身にそれに対する嫌悪感や社会的プレッシャーが少なすぎる。痴漢だって、男の中の0.0001%にも満たない人数の犯罪であるはずなのに、あそこまでの事が男性側から行われる。男性においてはえん罪が発生すれば社会的に抹殺されるにも等しい行為なのに、女性側から何のリアクションもない、というのが不満の一つ
まず職位名だが本国と出先では同じ職位名でも実際の機能は結構違う。これは出先機関は基本的に本国の指示を実行することがまず求められるのと、大抵は営業拠点であるので売上・利益というゴールが最大の関心事になるためと思われる。
Assistant - 契約社員 / Associate - 新入りレベル / Senior - 新入りレベルではない人、または、何年かはいる人 / Lead - 現場リーダー / Manager - とりまとめ担当者、または係長〜課長 / Director - 課長〜部長 / Vice President - 部長〜本部長 / Executive Vice President - 本部長〜執行役員 / Senior Executive Vice President - 取締役(CXO) / President - 社長(CEO)
Specialist - 担当者。専門家という意味は特に含まない / Architect - 作業担当者。設計という意味は特に含まない / Engineer - 作業担当者。開発という意味は特に含まない
Sales - 営業段階で動く人 / Services - 利用段階で動く人 / Engineering - 開発段階で動く人
なので、たとえばService Architectは「サービス設計をする人」ではなく「導入支援担当者」で、Engineering Architectは「開発物の設計をするアーキテクト」となる。
面倒なのがManagerで、一般名詞として使うときは「管理者」だが、Product ManagerなどXXX Managerと使うときは管理者ではなく「XXXまわりのとりまとめ担当者」といった意味の役職になる。
これらは一例で、会社によってどういう修飾語を付けるかは結構違う。ただ言えるのは、日本の会社に比べてインフレした名前をつけるというか、実際の役務以上にカッコイイ響きにしている感がある。「Senior Architect」とか言われたらおおっと思ってしまうが、「新入りではない作業担当者」と読み替えたら普通である。
意思決定については、VP-Director-Managerのラインでは、VPが意思決定を行い、Directorは部門間調整を行いながらManagerを支援し、Managerがスタッフ管理をする形になる。日本でも同じではと思うかもしれないが、中央集権度が違う。
Managerが一番現場と上層部の意思決定の板ばさみとなっているのは洋の東西を問わないようで、しかも中央集権度が高いため中間では判断できずメールの転送リレーになってしまうこともしばしば。実務上の判断よりも、メッセージのルーティングが最大の機能になる。これを「オープンな組織とコミュニケーションスタイル」と呼ぶのか「ヒラメ族による調整」というのかは地域によって違うようだ。
このあたりは本国か出先機関かがおそらく影響しており、叩き上げが多かったりコミュニケーション密度が高くなる本国内であればManagerへも権限委譲しやすいが、人の出入りが激しい出先機関では難しいと思われる。
また、これは組織構造に加えて組織の大きさが影響していると思われるが、数値での目標管理がしっかりしている。全く異なる地域・文化の社員を管理・比較しなくてはならないので、個別状況を勘案することは基本的に無理。したがって数量換算できる指標で管理するのが原則となる。これは成果主義ではなく、数値主義と言える。例えばSalesであれば獲得顧客数・売上・利益、Serviceであれば売上稼働時間といった指標になる。
再び本国と出先機関の違いに戻ると、出先機関は基本的に在籍年数が少ない。いわゆる日本での典型的な外資系イメージがこれであろう。これは出先機関はとにかく売上・利益を本国にもたらすことが最優先なのが理由と見ている。先の数値管理に加えて現場での自由度の低さもあり、プレッシャーの大きさだけでなくストレスレベルも高い。
そしてそんな短期間で回転してゆく社員を個別の非数値的状況を勘案しつつ管理することは難しいので、数値管理がますますなされてゆくという傾向がある。ここはかつて流行った数値的経営管理の影響も大きそうである。KPIをどんどん定義して、その数値によって判断するのが論理的に正しい、という傾向がある。
一応、数値だけではまずいということで、それを補うために数値外の評価制度がある。しかしこれも360度評価が主流となり上長が指揮下のスタッフを自らの責任で評価するものではなくなっているため、全員がある意味「世間による評価」を意識する必要があり、これはこれで大変である。日本の「空気」みたいなものだが、結局管理せずに管理したいと処理を分散していくと同じ様なものになるのが面白い。
そんな状況のため出先機関では常時人が不足している。しかし育成機能はなく、本国要求は現地状況と関係なくどんどん出てくる。そうなると短期間でやめるにしても給与レベルは高いですよ、という形にして集めざるを得ない。備兵みたいなものである。しかしそうなると会社としても元は取らなくてはいけないので目標管理が更に厳しくなる。
この構造では商売が軟調になると、社員はストレスばかり大きくなるので一気に離散する。また、社員としても元々長年居られると思っていないので、軟調以前に他社のでもより強い商材が登場すればそれに乗って転職してしまう。こうして転職が激しい構造が生まれ、維持される。
企業の興亡が激しいのもこういう人的資本の急激な集散が要因になっていると思うが、こういうダイナミックな状況で法人が滅ぶのはいいとしても個人は死ぬわけにはいかないので大変である。この構造を「状況に適応し迅速に新しいバランスに至るよい仕組み」とみなすか「過敏に状況を揺らし個人や社会を不安定化させる仕組み」とみなすか、難しいところだ。「経済効率の追求が世界人類を総体ではより豊かにした」vs「経済効率の追求が個人の生活を破壊した」みたいな話。
何が言いたいわけでもないが、結局どの組織も置かれた状況に適応しているだけで、どちらがいいというものでもない。地の利と時の運に恵まれ業績のいい企業・産業・地域では余裕があるため、その余裕が反映して「理想的なワークスタイル例」としてもてはやされるが、それが自社・自分に適しているかは全然別の話になる。
あるホワイト企業のシミの話を、人目に付くところに備忘録程度のものを落書きしたいという欲からここに記す。
知人(以下A氏)から、A氏友人(以下B氏もしくは上司氏)の所の住み込みバイトを紹介された。
→選考が進むにつれ違和感が出てきたため、人事に交渉して入社辞退した。
→A氏とB氏に半ば脅されるような形で入社辞退を取り消して入社した。
・ある先輩(以下C氏)が引き抜かれかけていてB氏が不穏な空気を出していた。
・B氏に言われたこと(あなたは黙って私の言うことを聞いていればいいの! はい、はい と素直に聞きなさい! 質問をあなたからはしちゃダメ という旨)をC氏になんとなしに話し、どうやらB氏が私にパワハラをしていることが判明。
・帰り際にたまたま会った人事の人が「え?! X(事業所名)、初日からこの時間までやるの…」と漏らし危機感MAX
・どうやら職場内でのいざこざが有り、その影響で退職者が多く、人手不足が起きたらしいことが調査により判明。その後のしりぬぐいなんて、やってらんねぇので、入社3日にして退職を決意。あと、前日にならないと休みかどうかわからないシステムはクソ。
→辞意をB氏に伝えたところ、時間外に呼び出され説教されて、尋問のような脅され方をして辞意を撤回させられた。労基もしくは人事に突き出すことを決意した。
・他の部署と関係を持つことは業務上必要であっても禁止されていたが、人事の人が直接来る機会が有ったので、それとなく「労基法に抵触している可能性があるのがどこ」で「どのように法的にOUTらしいか」伝えた。
・B氏からのハラスメントが加速した。裁量が無いのに責任だけ降ってくるタイプのパワハラ。仕事を進めさせてもらえない系ハラスメント。
・労基もしくは人事に突き出すための資料が揃いだす。ついでに、勤務時間前後数時間の待機のプレッシャーも有り、体を壊しかけた。
・体を壊したから休みを取ったら、ガチでほかの人の勤務時間が狂うくらいの人手不足ということが判明した。ついでに、残業前提マネジメントが行われていることなども判明していった。
・人事兼コンプライアンスの所が動き、そこから事業所単位での注意を受けた。
・上司が人事に怒られたであろう日の翌日に退職勧告を受け、その日のうちに退職届を書いた。
・最終出勤日の定時後に平然と新しい仕事を追加
・最終出勤日後の出勤命令
・やめる前にB氏から
「やめた後もわからないことが有ったら聞いていい?」
と言われていたので濁していた。当然のように退職後音信不通にしたら、A氏から怒られた。
A氏「アフターサービスまでが仕事なの。あなたには、業務内容分の手当ても付けているそうよ」
私「どこまでが仕事なのか明示されていない以上、これを引き受けると、いつまでもタダ働きと言わんばかりになりかねないので引き受けられません。それから業務内容分の手当て……というのを時給=(最低賃金+100)円のアルバイトについているとは到底思えませんし、少なくとも明細上は手当てはついていませんでした」
ということで、職を紹介してくれた恩は有るものの、A氏もまとめて音信不通にした……はずだ。
ハラスメントやいじめというものは、一般論的には、被害者側がいじめだと思えばいじめらしい。
先に示したように、私は、いかんせん感情的に鈍いようで、いじめられたとていじめと辛さが対応していない。
C氏に指摘されなかったら「これがハラスメント」ということに気が付いていたかも怪しい。
そして、被害者が辛かったらOUTという定義によれば、私は、客観的にはハラスメントを受けているが、ハラスメント被害者ではないということになる。
これは「されて嫌なことはしない」というモデルの機能不全を示しているようで、将来ハラスメント加害者になってしまいそうでおそろしい。
ハラスメントの中でもせめて刑法的にOUTなやつぐらいは察知できるように頭の中に刑法インストールしておくこと、どのようなことがハラスメント呼ばわりされやすいかということを把握するために過去の事例を漁って頭に叩き込むことで、将来の私によるハラスメント加害は防げるだろう。
また、ハラスメントというものは、どうしても育ってきた文化の違いから互いの当たり前を押し付けてしまうだけでも起きかねないから、被害者への取り組みだけでなく、うっかり加害してしまうかもしれないと気が付いた人に対しての支援も有ったら良いなぁ、と感じた。
B氏は、言うなれば、中間管理職でしかないから、あんまり決定権を持っていなかったりもした。また、B氏はいわゆるブラック企業らしきところからの生え抜きであろうと推測できる発言もあった。(例「週6・毎日残業で働けるのは当たり前なのに……」)
B氏は手癖レベルで残業前提のマネジメントをしていて反感を買っていたが、これは、どう見ても、育った文化の違いに起因している。ついでに言うと、あんまり決定権も無いから、B氏はスタッフのお賃金を上げるなどは簡単にはできず、適当に歩合制を取り入れることでのモチベーション向上も見込めず、ただただHATEが溜まるという状況だった。そして、人手不足が慢性化してしまう。
部署に何かしらの固有の特性があるならば、それをうまいこと示して上層部を動かすのは中間管理職の仕事だ。しかし上層部が「何らかの固有の特性のある所への、その特性に見合った」柔軟な対応をとるという判断ができなければ詰んでしまう。それから、上層部が、適材適所の重要性や戦場にはソルジャーだけでなくヒーラーも必要というようなことをわかっていないと、残念なことになるのは致し方ない。かなしいね。
B氏しか知らない事などが多く有り、B氏ご自身も心身への負荷でしんどそうであったが、部署の性質上B氏の後任を見つけるのも難しいらしい、というただただ残念な状況だった。B氏の後任探しはB氏より更に上の人がする仕事でもありそうだし、B氏の経歴が有れば転職もムリゲーではなさそうだから、うまいことやってほしい。
労基が動かなくてもコンプラからのお怒りが発生するだけで企業レベルではなんとかなるっぽいことは、私の退職時のあれこれでわかった職場だからもう要らない。忘れたい以外の感情が無いので処分したいが、個人情報黒塗りして捨てるだけでは芸がなさすぎる。適当な空き地でも探して焚火でもすればいいのかね。
先日、久方振りに会った友人達と飲んでいた時に、結婚についての話になり、
「今のところはこのまま独り身でもいいかなぁ」と、何とはなしに言ったら、
「そんな寂しいこと言わないでよー!」と言われた。
「そうか、結婚しないでいることは、一般的には『寂しいこと』なのか」と、改めて気付かされた。
今恋人が居る子も居ない子も、「結婚できないままでいるのは嫌だ」と、思っているらしい。
かくいう私自身も少し前までは、同じように思っていた。
だけど今は心境がガラリと変わり、「結婚したいと思うような相手に出逢えなければ、一生結婚できなくてもいいや」と、考えるようになった。
そう考えるようになってから、生きていくのが随分と楽になったように思う。
おそらくは「絶対に結婚するために、何かをしなければならない」というプレッシャーが無くなったからだろうと、自分では思っている。
だから私にとっては、「独り身で居続けること」は特に『寂しいこと』ではなく、
「豆腐ならまだ冷蔵庫にあるから、今日は買わなくてもいいかなぁ」くらいの気持ちだった。
友人としては、私を慮ってくれていたのだろうということは分かる。
ただ、当たり前のように『寂しいこと』と捉えられたことに、内心驚いた。
「へへへ、私も婚活パーティーとか行ってみようかな」と笑って流したけれど、
ストーンから氷の微笑シャロン・ストーンの連想で色気ムンムンの悪女という表現になったのだろうか。
試合をちゃんと見ていれば気がつくが、この日のイギリススキップ、ミュアヘッドのショットはミスも
多かった。前半のエンド、後攻で複数点が取れない状況で、ブランクエンドにするつもりのショットを
ミスして1点を取ってしまう。終盤第9エンドでは日本にスチールを許す。
BBC解説者が第10エンドのラストストーンをミュアヘッドなら99%決められる、と評したというが、第9
エンドのラストストーンはそれ以上のイージーなショットだったはずだ。
もちろん日本の藤澤も、スプリットで2点取りにいくも決まらず1点だったりと、完璧だったわけではない。
それでも後半になるにつれて日本はチーム全体が調子が上がっていき、9・10エンドは先行ながらストーン
をハウスに集めて後攻のイギリスに十分なプレッシャーをかけ難しいショットを強いることができた。
第10エンドで藤澤のラストストーンがチップして目標に僅かに届かなかった時、ナンバーワンストーン
はイギリス。センターへのドローショットのコースは塞がれているがハウスの中央付近を動かさなけ
れば1点確実に取ってエキストラエンドへ行くこともできた。しかしそれでは有利な後攻は日本に渡る。
ミュアヘッドがあの時に2点以上を狙ったのは、同点エキストラエンドで不利な先攻を嫌ったのと
先攻は、人事を尽くして天命を待つしかできないが、後攻は自分の技術・実力で試合を決定づける
ことができる。難しいショットを決められる力と自信が世界トップのスキップ、ミュアヘッドにはある。
男子、両角のインタビュー記事に、攻めすぎると言われる意味が僕には判らない、とあった。リスクの
ある難しいショットを避けていけば強豪相手に勝ち筋が見えるのか。相手が難しいショットを決めてく
るのだからこちらも当然難しいショットを決められるようにならなければ、という正論だ。
第10エンドのハウスは難しい局面だった、しかしチャンスも十分にある、この局面を避けて先に伸ば
してもイージーな展開が巡ってくるわけではない。
彼女は私と違って絵が上手くて、同人でそこそこ(パート代程度、だそうだけど)稼いでて
コミケへの遠征(地方在住だから)もいわば「仕事」の一環だし自分の金でやるなら、って事で夫に認められてるようで。
かと言って独身のように「同人一本で食わなきゃいけない」と言うプレッシャーもなく夫に生活費を出して貰える立場だから、
「売る為に描きたくないものを描くのは嫌だ。描きたいものを描きたい」とか呑気な事言ってた。
子供を産まない事で夫と諍いがあった可能性はあるし(知らないけど)。
これだけ広まってるものを今更減らすなんてこと出来っこない
仕事上のみならずジレンマに陥った時に、よく用いる持論である。
世の中、何が正しくて何が間違っているかなんて、その正誤は誰にも分からない。
少なくとも私は、「自分がそうしたい!」と思ったことを実現できたら正義だと思っていた。
この考えが、彼女にはよく分からなかったような顔をするので、たとえを出した。
電車内で痴漢騒ぎが起こった場合、その場には痴漢をされた人と、痴漢行為を疑われている人がいることになる。
この場合、
となると、被害者はまず容疑者を確保した上で、防犯カメラの確認や証人を募ったりするし、容疑者は冤罪であれば否定したり、その場から逃げたりする。
真実はさておき、お互いの実現したいことが正反対であるので、勝ち負けが発生する。
どちらかが完全に屈服したら勝負あり。
正社員と非正規社員の格差問題、男女の処遇格差、下請けいじめ、などなど。
対立があれば争うのは当たり前であり、中には和解という結末をみせることもあるが、
今の仕事の待遇も、誰かが争って勝ち取ってきた権利であるし、不満があれば組合を通して再び争う。
争い抜きで歴史は語れない。
彼女曰く、「痴漢被害を遭った人は、声をあげたときの周りからの視線などを気にして、
泣き寝入りすることがほとんど。仕事も休めないし、勝ち負けなどではない。圧倒的に痴漢行為をした方が悪い。」
「だから、そこで泣き寝入りしてしまうから、もう負けている。」
「自分が正しいと思うなら、ちゃんと主張した方が良い」
お互い無言が続くなか、
「こんな争いはしたくなかった。彼女を屈服させたかったとか、そんなことはもちろん考えていない。」と心の中で思った。
そう思うことが、私の考えが間違っていることの証左なのだろうか。
もう少し丸くならないとな、と思った。