先日、久方振りに会った友人達と飲んでいた時に、結婚についての話になり、
「今のところはこのまま独り身でもいいかなぁ」と、何とはなしに言ったら、
「そんな寂しいこと言わないでよー!」と言われた。
「そうか、結婚しないでいることは、一般的には『寂しいこと』なのか」と、改めて気付かされた。
今恋人が居る子も居ない子も、「結婚できないままでいるのは嫌だ」と、思っているらしい。
かくいう私自身も少し前までは、同じように思っていた。
だけど今は心境がガラリと変わり、「結婚したいと思うような相手に出逢えなければ、一生結婚できなくてもいいや」と、考えるようになった。
そう考えるようになってから、生きていくのが随分と楽になったように思う。
おそらくは「絶対に結婚するために、何かをしなければならない」というプレッシャーが無くなったからだろうと、自分では思っている。
だから私にとっては、「独り身で居続けること」は特に『寂しいこと』ではなく、
「豆腐ならまだ冷蔵庫にあるから、今日は買わなくてもいいかなぁ」くらいの気持ちだった。
友人としては、私を慮ってくれていたのだろうということは分かる。
ただ、当たり前のように『寂しいこと』と捉えられたことに、内心驚いた。
「へへへ、私も婚活パーティーとか行ってみようかな」と笑って流したけれど、
「あきらめ」
ああ、なるほど。 もしかしたら友人は、「結婚しないでいること」じゃなくて、 私が「婚活もしないまま早々にあきらめているように見えること」について、 『寂しいこと』だと言っ...
恋人がいる人は恋人といることが良い事だと思っているし、何でも悪いようにとらない。(少なくとも最初だけは) 結婚している人はたいがいは結婚を当たり前ととらえている。(いろ...