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2020-12-07

自分の創ったキャラクターに「旅に出よう」と誘われた

 二十年以上前の話になるけれど、小学生だった俺は、自分自身創造したキャラクターに訪われる夢を見た。


 彼らは本当に存在していたのだ! と夢の中で俺はとても興奮していた。「早く準備をするといいよ」と、その黒髪少年が優しく促す中、家に取って返して準備をしていたところで、目が覚めた。

 「あれ? 冒険の旅は……?」

 そう呆然としつつも、まだ胸の高鳴りは残っていた。この喩えが適切かどうか分からないけれど、某海賊漫画船長から誘われた船員は、大体似たような気持ちになったんだろうと思う。俺はそんな夢を見た日の朝に、幾分がっかりはしていたものの、夢で味わった旅出の爽やかさは、まるで心の溝をそっと撫でる風のようだった。

 それ以来、そのキャラクターが俺の夢に出てくることは無かったけれど、でも、その夢はある意味で俺の道祖神として、その後の人生の招き手となった。

 その後、少年期の俺はよく一人で山に出掛けた。知らない町に自転車で行って、その知らない辻を彷徨うのを好んだ。小さな丘を越えて普段は見えることのない丘向こうの隣町を見下ろした。大きな橋を渡って、隣り島の海辺の町で時間を過ごした。


 今では冒険の話を書くことはなく、もっとひっそりとした人間関係物語を書いているけれど、でもその時見た夢は、俺の原体験として未だに心に残っている。人は誰かに誘われるのではなく、自分自身の呼びかけに従って旅に出るのだ。その時の気持ちを忘れないでいたい。

2020-11-19

みかんコーヒーとオトンの初恋有村架純

「みさちゃんさ、みかん食べる?」

寒い寒いと言いながら、三時のおやつでも食べようかとリビングに降りてきた私に、キッチンから父がボソッと声をかけた。

「いや、みかんはいらん。寒い暖房つけよう」

エアコンなら、母さんが業者呼んで清掃してからじゃなきゃ使わん言ってたから、つけたら怒られるぞ」

はぁ?という顔をしている私に、いらんといったのが聞こえなかったのか、みかんを手渡しながら父が言う。

「なんで寒くなる前にやっとかんかったんだって話よな。そんなこと言ったら、怒られるから絶対言わんけど」

からからと笑う父。手に持つマグカップには湯気の立つコーヒーテーブルに目をやると、みかんの皮が散乱している。

(この人……コーヒー飲みながらみかん食ってるんか)

ソファの背もたれにかかっていたひざ掛けを腰に巻いて、リビングテーブルにつく。渡されたみかんを揉みながら、

わたしコーヒー

頼むより先に父はグラインダーに豆を入れていた。ブィーンという無機質な音が部屋に響く。

「みさちゃん、昨日の夜酔っぱらって、そこまで聞けんかったけど。この後どうすんの。そこらへん、母さんとは話したんか?」

「うーん」

どうしたものかと私は少し考えた。昨夜、久々に帰省した私のために、自宅ではささやか歓迎会が催された(とはいっても少し豪華な寿司の出前をとったくらいだが)。食事を終えて、家族三人テレビを見ながらダラダラとお酒を飲んでいたのだが、父は早々かつ静かにリビングソファに沈んだ。腹に猫を乗せて、スマホバイブほどの小さな音量でいびきをかきながら寝る父をそのままに、母とは今後の話をある程度した。正味時間ほどかかったその話を、今父にするにはまだ話をまとめ切れていない。母からは同姓として理解は得られても、父にはこの冗長な割に何も決まっていない私の現状を伝えても、ただ心配を駆り立てるだけではと不安になったのだ。

「まぁ暫くは休むよ。貯金もあるし。今はまだ動けん気がするし、何より少し疲れたわ」

みかんの皮をむきながら、はぐらかすようにそう答えると、コーヒーを入れる父の手に視線を移した。暫く見ない間にまた年季が入ったなぁと、ふとそんなことを考えた。


ここ数年、私(輝く三十代独身)はアメリカ西海岸の小さな広告代理店仕事をしていた。小資本飲食店小売店なんかがメイン顧客だったので、今回のコロナによる各種制限後はほどんと仕事がなく、一部制限解除後もほとんどの店はコマーシャルを打つ余力はなかった。片手間に作っていた無料情報誌なんかは、コロナ対策コラム等を差し込みつつほそぼそと発行を続けていたけれど、いつしかそれも限界に。結果、私はあえなく「状況が良くなったらまた声をかけるから、必ず戻ってきて」とお決まりコメントと共にレイオフの網にかかったのである。こんな状況ですら私を限界まで雇い続けてくれた会社には感謝しかないが。

解雇後「とりあえず一旦リセットだな」と考えた私は、実家に帰ることにした。異性関係は、現地で交際していた男性と二年ほど前に別れた後はパッタリだったし、行きつけのチャイニーズレストランコロナで潰れたので、かの地に私を繋ぎ止めるものはもう何もなかった。大卒から今までずっと海外でもがいてきたこともあり、このひっくり返った世界を口実に、このタイミング実家ゴロゴロしてやろうと、そういうことであるしかし状況が状況なので、帰国決断した後も、やれ渡航制限だ、やれチケットの予約だと色んなことがうまく繋がらず、なかなか出国することができなかった。ようやく帰国の日取りが決まったころ、

「帰るで」

ポッと送ったLINEに、

「車で迎え行く!楽しみ!おめかししてく!」

還暦も半分過ぎた母はノリノリで返信したにも関わらず、当日派手に寝坊した。私が期待していた、到着ロビーでの感動の再会(BGM青春の輝き/The carpenters)は叶わず。実に四年ぶりの帰国はなんとも味気のなく、一人公共交通機関でと相成ったのである


「あれな、『コロナだし、やっぱ行かん方がいいと思って』って言い訳しとった」

私の分のコーヒーを手渡しながら、けらけらと父は笑った。

「ほんと昔から適当な人。あんなんと結婚した意味分からん初恋の人とか言わんでよ?」

私が次のみかんに手を伸ばしながら言うと、

初恋かぁ……」

ギリギリ聞き取れるくらいの声でボソッと言った後、父は一人モジモジしながら下を向いた。思えば父と母がイギリス出会ったという話は聞いたことがあるが、初恋話となると聞いたことがない。恐らくこの人の初恋は母とは別の人と思うが、どうせ時間もあるし、掘れば面白い話が聞けるかも知れないと思った私は、

「そしたら、父さんの初恋っていつよ?」

別に話したくなければいいですよ、ええ。と二個目のみかんの皮をむきながら、興味なさげに聞いてみた。暫く返答がないので視線を上げると、相変わらずモジモジしながら、父は照れくさそうに顔を上げた。

「お墓に持っていくほどのものでもないし、話してもいいか。母さんには内緒だぞ?」

言うと父はテーブルの上のみかんの皮をまとめてゴミ箱に入れると、ゆっくりと向かいの席に着いた。

(結局話したいんでしょうに……)

いかけた一言を飲み込んで、コーヒーをすする。


「みさちゃん墓参りの時に行った叔父さんの家、まぁあれは父さんの実家でもあるわけだけど、裏手に階段あったやろ。急なやつ。あそこを登ると昔図書館があったんよ。市立だか県立だか忘れたけど、そこそこ立派なやつがね。父さんは大学受験勉強毎日そこでしてたんだ。家だと兄弟たちがうるさいから」

父の実家西日本の某所。坂の多い海辺の町だった。遠方であることもあり、私は小学校高学年の時に祖父母墓参りに行ったのが最後、以来そこには行っていない。

「そこの自習室がさ、海に向かって大きな窓があって。部屋にストーブがあったけど、やっぱり窓が大きかったせいかな。冬場はすごい寒かった。でもそのおかげで利用者が少なくてね。少し寒いくらいの方が頭も冴えるし、父さんはそこを好んで使ったんだ。あともう一つ、別の理由もあったんだけど」

父はそわそわと立ち上がると、コーヒーのおかわりだろうか、電気ケトルに水を入れて沸かし始めた。ケトルがお湯を沸かし始める音が、私の想像の中の自習室ストーブの音と重なる。父はそのままケトルのそばから離れず、窓の外に目をやりながら続けた。

「父さんともう一人、その自習室を使う女の子がいたんだ。とても綺麗な、束ねた長い髪が印象的な子だったよ」

突如文学的表現をし始めた父をみて(これはキモイな……)と思った。初恋話を聞くのにある程度の覚悟はしていたものの、父の口から語られるそれは、なんとも中途半端恋愛小説のようで、

(これは、脳内キレイどころの女優さんでもキャスティングして、程よく補完しながらでないと聞くに堪えないな)

そんなことを考えながら、みかんを口に放り込んで聞いた。

「それが初恋の人?思ったよりチープな感じ」

今にも鼻くそを掘り出さんばかりの口調で茶々を入れると、

最後まで聞けよ。みさちゃんが聞いたんだし、父さんにとっては大切な青春の1ページだぞっ!」

父はムッとした表情で言った。

(だぞっ!って……昭和アイドルかよ)

「隣の高校女の子だったんだ。同じく受験生だった。頭のいい子でね。その部屋で一緒になった最初の数回は会話がなかったんだけど、ある時勇気を出して話かけたんだ。『どこの大学を目指してるんですか』ってね」

「ほうほう。で?」

謎のドヤ顔スルーして相槌をうつ

「目指してる大学が一緒だったんだ。まぁ、彼女は余裕の合格圏内。父さんは相当な努力を要するくらいの差はあったけれどね。彼女英語系の学部に進みたいと言っていた。将来は海外に行きたいと。当時ボーっと生きていた父さんと違って、明確な夢を持っていた彼女はとても輝いていてね。ほら、男って単純だから、一発で惚れちゃったんだ。同じ大学を目指す二人。一緒に勉強する自習室。これは、もう、そういうことだろうってね」

馬鹿なのではなかろうか」

「いや、馬鹿でなくて!」

父は鼻息荒く私を遮り、

「たしか最初一方的ものだったさ。けれど、一緒に勉強……というかほぼ父さんが教わるだけだったけれど、毎日のように、約束して、同じ時間を過ごして、そういう感じになったんだ。『一緒に合格しようね』とか『一人暮らしする時は、近くに住もう』とか、これはっ!もうっ!そういうことでしょうがっ!」

若干の金八先生口調になりながらまくし立てた。

彼女の教え方が本当にうまいもんだからギリギリの成績だった父さんも合格圏内に入るくらいになったんだ。夢の大学生活は目の前だった。ある雪の積もった日、勉強を教えてくれたお礼に、図書館の近くでラーメンを奢ったんだ。温かいものでも食べようってね。その帰り道、初めて手を繋いだんだ。女の子と手を繋いだのは、その時が初めてだ。さっき食べたラーメンが胃から飛び出そうだった。家まで送ると言ったんだけど、ここまででいいと。途中で分かれたんだ。次の日も、いつも通り会えると思った。でもなぁ……」

突然、演技派女優のようにうなだれる父。いや、でもこれは結構シリアスな展開なのでは。私は我慢できず、恐らく一番ビンビンに立っていたフラグを掴むと、

「……し……死んだとか?その才色兼備さんは……事故に遭ったとかで……」

ゴクリと唾を飲みながら聞いた。少しの間、静寂がリビングを包む。父は顔を上げると、

「あっ、忘れてた」

と言って、電気ケトルスイッチを入れ直した。ズッコケる私を一瞥しながら続ける。

「いや、死んでない」

「おい」

「死んでないんだけど、消えた」

は?という私の顔に腕を組みながらうんうんと頷くと父。

「次の日から、もう試験も近いのにパッタリと来なくなった。いなくなって三日後くらいかな、その子高校に行ったんだ。名前は知っていたけれど、家は知らなかったし、当時は携帯なんてないからな。それしか方法がなかった。今ほど個人情報にうるさくないからな、聞いたらサラッと教えてくれたよ」

ケトルからサーっとお湯の沸く音がする。部屋が寒いからか、注ぎ口から湯気が濃く立ち上る。

夜逃げしたらしい。母親がいない家庭で、親父さんがあまり真面目な人じゃなかったようでな。突然いなくなったってことだった。仕事で失敗したんだか、博打なのか知らんが……。家の前にも行ったんだけどな。バラック小屋ってわかるかな?そこまで酷くはないけれども、それに近いような、貧相な家だった。当然、明かりもついてないし、扉を叩いても誰も出てこなかった。家の前には、彼女図書館まで来るのに使っていた、見覚えのある自転車がそのまま置き去りにされてたよ」

そこまで言い切ると、父は黙りこくった。そのまま暫く何も言わず、再び沸騰したケトルのお湯でコーヒーを入れ始める。

大学は……大学はどうなったん?」

私は恐る恐る聞いた。父はいつの間に私のコーヒーが空になっているのに気付いたのだろうか。二人分入れていたコーヒーの片方を私に差し出しながら、

「父さんは合格したよ?」

知ってるだろ?と言わんばかりのとぼけた顔で答えた。

「いや、父さんでなくて、才色兼備さんは?合格発表で奇跡の再会をしたとか」

興奮する私とは対照的に、父は再び、一人冷静にモノローグに入る。

あの日合格発表の日。始発で発表を見に行ったよ。大学は遠かったからな。張り出された番号より先にまず彼女を探した。どこにもいなかった。一通り探した後、掲示板を見た。自分受験番号があった。でも全く喜ぶことができず、父さん、そこでずっと立ってた」

ヤバイ、泣きそうだ)

目の前でセンチメンタルに語られるオジさんのモノローグに、不覚にも目頭が熱くなる。

「当然彼女の番号はおろか、受験たかどうかさえ知らないからね。その日は大学の門が閉まるまでそこにいたよ。掲示板は何日張り出されてたんだっけな、もう覚えてないけど、もしかしたら今日これなかっただけで、明日見に来るのかも知れない。そう思った父さんはなけなしの金をはたいて近くの民宿に泊まって、翌日も一日中待ってたんだ」

「……でも、来なかったんでしょ」

ティッシュで目頭を押さえながら私が聞く。指先についたみかんの酸が目に染みる。

「うん。来なかった。そして大学に入ってからも、彼女の姿を見ることはなかった」

自分の話なのに、ウルウルとなく娘にもらい泣きでもしたのだろうか。ズビッと鼻を一度ならすと、

「きっと、受験できなかったんだなぁ。だって受験してたら、彼女なら絶対受かってるものあんなに行きたがってた大学だったんだから

父はしみじみそういうとコーヒーをスッとすすり、一つ残ったみかんを、テーブルの上のカゴから取り出した。


(なんて切ない話だ……)

還暦もとうに過ぎたオジサンコイバナに、悔しいけれど胸を打たれた私は、鼻水をかみながら劇場を退席しようとした。脳内有村架純あたりを勝手キャスティングしていた才色兼備不憫さも去ることながら、そこにいない初恋の人を必死に探す父の哀れさを思うと、今はすっかり禿げ上がった父にも、そこそこかっこいい俳優キャスティングしてやらねば。そう思いながら、ソファ眠る猫を抱えて二階に上がろうとした。その時。

「でも、この話には続きがあってな」

ニヤニヤとしたり顔で笑いながら、父は私を引き止めるように言った。

「父さん結婚前にイギリス単身赴任したことあるって言ったろ。そこで彼女と再会したんだ」

「えぇ!?嘘!そんな偶然ってあるの!?

私は慌てて猫をソファに戻すと、前のめりになりながら席に戻った。と同時に私は焦った。父と母はイギリス出会ったという話を思い出したからだ。そうすると、有村架純キャスティングした才色兼備の役を再考しなければならない。あの母親は……明らかな才色不備だ。

「ま……まさか……よくある話で、その女性って……」

「あ、母さんじゃないぞ」

私の焦りを察したのか、落ち着かせるように父は釘をさした。

日本人駐在員が集まるパブがあってな。仕事終わりにそこで飲んでいたら、隣に二人組の日本人女性が来たんだ。その片方が彼女だった。一目でわかったよ。向こうもそうだったと思う。『もしかして、○○さん?』って聞かれた時、夢でも見てるんじゃないかと思ったよ」

「うわぁ、本当にそんなことってあるんだ。もうそから話が止まらなかったでしょ」

「いや、お互いとても驚きつつも、一言二言交わしてその日は別れたんだ。向こうは連れがいたしね。翌日は休みだったから、また明日改めて会いましょうと、向こうから番号を渡された。その番号を見て色々悟って、嬉しくなったね」

「なにを悟ったん?」

電話番号だけで、ホテル名前とか部屋番号とかは書いてなかった。つまり定住しているってこと。ちゃんと夢を叶えたんだと」

「なるほどねぇ」

そんなに長いこと話したつもりはなかったが、いつの間にか部屋は薄っすらと暗くなっていた。父がパチッと部屋の明かりをつけると、猫が呼応するように二階へ駆けていった。


「でもさ、そんな感動の再会したら、もうそれは運命の人じゃないの?どうしてその人と結婚しなかったのさ」

話が一周して戻ってきたが、単純にそう思ったので聞いてみた。そりゃあ、今の母と結婚たから私がいてとか、そういう御託はあれど、普通ならそこでくっつくだろうと、そう思ったからだ。

「いや、彼女はもう結婚して、子供もいたんだ」

「あら、そういうパターン

「あの後、働きながら勉強して、渡英して、仕事についたと言っていた。そこで出会った人と結婚したそうだ」

それを聞いて、世の中うまくはいかないのだなと思ったのはもちろんだけれど、ふとその時父は何を思ったのかが気になった。初恋の人との運命的な再会と同時に、自分の恋が終わった時、悲しかったのだろうか。悔しかったのだろうか。私だったらグシャグシャになってしまうかも知れない。しかし、そんな私の疑問は、次の父の言葉ですぐに解消した。

「心からしかった。父さん、みっともないけど、そこで泣いちゃったんだよ」

照れくさそうに笑いながら父は続けた。

「良かった。良かったってね。ずっと心につっかえていたものが取れたような気がした。『ありがとう』っていう父さんに、あの人は『なんで?』とは聞き返さなかった。わかってくれたんだろうね。『こちらこそありがとう』と」

「どういうこと?」

今までの話の中で、父がその人に感謝することはあっても、父が感謝されるようなことがあっただろうか。

「『君が海外に行ったら、そこに僕も必ず行くから、その時はバッチリ英語観光案内してほしい。約束しよう』父さん、そう言ったんだと。全く覚えてなかったけどね」

「そんな約束してたんだ」

「『私が海外に行くことに、きちんと意味を持たせてくれたのはあなただった。約束を守るために、頑張ったから今ここにいるの』と言われた。父さんも、彼女の役に立ててたんだ」

一昔前のトレンディ俳優のようにフッと小さく笑うと、そのまま父はトイレへと消えた。

(お前はすっかり忘れてたわけだけどな)

父の背中に心の中で柔らかく突っ込みながら、私もニッコリ笑った。


それから才色兼備さんとは会ってないの?」

トイレからいそいそと戻ってきた父にそう聞くと、

「ああ。会ってない。連絡先も特に交換しなかったんだ。まぁ色々あってね」

父はテーブルのカゴにみかんを補充しながらそう答えた。

「でもさ、初恋は思い出の中に。そういうものだろう」

キメ顔で答える父に、久方ぶりに(気持ち悪い)という素直な感情が戻ってくる。

「ただいまぁ」

玄関から気の抜けた、疲れた声が聞こえてくる。

「あら。何仲良く話てるの珍しい」

リビングに入ってきた母は、そう言いながら、みっちり膨らんだエコバックキッチンに置いた。それを見て、先ほどまでの話題のせいで居心地が悪いのか、父が二階へ避難しようとする。

「なになに?なんの話してたん?」

トイレに行こうとする有村架純とは程遠い母が、リビングの出口で父に聞く。

「いや?たわいもない話だよ」

父は道を譲りながら誤魔化した。訝しげな視線を投げながら、母がトイレに入ったのを見計らって、

「ちなみにな」

父は私の耳元に口を寄せると最後にコソッっと

彼女と再会したときパブ彼女と一緒に来てたのが母さんだ」

そう付け足して、ニヤニヤしながら駆け足でリビングを後にした。

「えぇー!?なにそれぇ!」

驚く私の声と重なって、リビングのドアがバタンと閉まる。

「ねぇー!何の話なのー?」

母の切ない声がトイレから響いた。


あの人との馴れ初め話は、また後日みかんコーヒーを飲みながらでも聞こうと思う。


暇つぶしにこの話をネットに放流する許可をくれた父に感謝

2020-11-11

最初から性的消費とかい言葉を使わずに、自分たち領域きもいもの持ち込むなって言ってほしかたかな!

ranra8200

アツギの件も別にマーケ対象タイツフェチなら問題ないし謝罪もいらなかった訳で。

騒ぎになったのはメインの顧客のもの性的表現する主旨。

これはマーケ対象ド真ん中なので大いに結構なのではという感想

praty559

そりゃ同じ水着写真だってグラビア雑誌なら問題ないが、ジャポニカ学習帳の表紙なら炎上する。

JKブラウスが雨で透けてドキドキしてる男子映画で描いてもOKだが、制服メーカーCMでやったらアウト。

n4klsio43ks

性的さのレベルではなく

それをどこで、どのように、どんな意図で行うかの話だと言ってる人がはてなだけでも大勢いるのに

「線引き」「お気持ち」って単語がまだ出てくるの平行線だなあと思う…勝負か何かなのか…?

あなたあなた

そう、そこの主張が似通ってるあなた方。

なんでそんな不自然idの取り方をしてる人が3人そろって同じような事言ってるんですか?

複垢じゃなんですか?







本当にこの理屈でよろしいんですね?

まり性的消費自体は全く問題ないってことですよね。

たとえオタク絵であっても、

ターゲットオタクど真ん中で、「女性向けに広告やってません」っていえばOKなんですね?

アツギのやつ、オタクイベントでやってたら絶対文句言わなかったんですね?

公共の場オタク絵が出てきたらなんでも叩いてやるって精神ではないんですね?

オタク差別なんてなかったんですね?




そこんとこどうなんです?

今回のこれがOKなのであればなんでアツギの時に性的消費なんて言葉使ったんです?

秋葉原イベントでやる分には問題ないなら性的消費自体は全く問題なかったんですよね?

だったら、今後二度と性的消費なんてフワッとした言葉使わないでほしいんですけど。


あなたがたいつも基準がフワッとしてるから迷惑なんですよ。無能上司みたいで!

suneo3476z_tn 購買層を客体化したアツギとはそもそも性質が違うと思う/「あれ、怒らないの?」「怒られるんじゃない?」的な迂遠言い回しする人は怒る責任他人押し付けてないでお前が怒ったらどう?

この人はアホなのかな!

迂遠言い回しする人は、自分たちが怒ってるんじゃなくて

お前らこれ怒らないならアツギの時の理屈と筋が通らねえよっていってるのに。

そんなこともわからないのかな!


同意するかはともかく、上のジェットストリーム複垢より

seachel 良いとか悪いとかは言わんけど、いい加減令和にもなったんだから女の身体のパーツをアイキャッチに使う古い感性アップデートしてほしいかな……

minaminoani これは昔からある商品だけど、時代に合わなくなってきているのは事実だろうね。

s194959 これだったら普通に海辺でジョッキを掲げる笑顔水着美女の方がハイサワーイメージアップになるんじゃ…担当者が女ならスケベPRしていいみたいな思想企業昭和み。痛い

こういう人の方が筋が通ってて好きかな!

こっちだったら同意するかはともかく納得はしちゃうな!

上のジェットストリームアタックの人たちの言ってることは全く納得できないな!

2020-11-10

anond:20201110190306

>暇があるなら、パパママありがとうって言う方がずっと世の中幸せになる

政治に傾倒するな

身近な家族を大切にしろ

・・・海辺BBQワイワイ系のメンタルみえ

2020-10-30

話題映画鬼滅の刃』を観た。

 作品面白そうというより、観に行くこと自体ネタとして面白そうなので、観に行った。原作は未履修、テレビアニメ版は全部観た。無限列車編については、最大のネタバレ一つだけをうっかり知ってしまったがそれ以外のことは知らず、漠然と、顔はいいけど言動が果てしなくキモい見世物小屋で呼び込みやってそうなかっこうの鬼と、機関車の中で闘うんでしょ、くらいの話だという認識だった。

 以下感想ネタバレもしてしまう。

大体いつものアニメ鬼滅。

 変なことは概ねやってない。いつものアニメの鬼滅だなぁ!!と。そういう意味では過不足なし。まあ、だからこそ、何故これを映画でやろうと思ったし、という疑問はうかぶ

 原作を読んだことがないので本当のところはわからないが、たぶん原作に忠実なんだよな?あまりアニメオリジナルっぽい要素は感じられない。

 あと、テレビアニメ版でも思ったけど、もしかして、そこは原作者はギャグのつもりで書いたんじゃないのか?って感じのする台詞が、普通にさらりと流されることがある。アニメ1話の「滑ったのも雪だけど……」みたいな。

泣かせのシーンでまんまと「ウッ(´;ω;`)」となってしまう。

 我ながらなんて単純なんだよ、と呆れつつ、煉獄さんとお母さんのやり取りなどで泣く。でもそこたぶんアニメ演出がいいというよりは原作からしてそういう場面なんだろうなという気がしてならない。

映画的にしようと頑張りすぎ。

 あのー、さして変なことはやってないと書いたけど、実はただの鬼滅でありつつ演出過剰なのね。いかにも映画でーす!みたいな張りきりが随所に見られてあざといし痛い。もっと普通にやれって、とツッコミを入れつつも、映画から仕方ないか、という諦めも感じるのだった。

普通に泣けるような話なのに、泣かせようとし過ぎなので逆に涙が引っ込んでしまう。

 うあー煉獄さぁーん!!と思ったら炭治郎は号泣するし伊之助は被り物から涙が溢れるほど泣くし善逸はびゃんびゃん泣くし、果ては鎹烏まで泣き出して、私はスンッて涙が引っ込んだ。流石にお前ら泣きすぎだろって冷静になった。

 大体、根っからいい子かつ煉獄さんとそこそこコミュニケーションを取っている炭治郎はともかくとして、伊之助と善逸は正味十五分くらいしか煉獄さんと顔合わせてないただの行きずりだからな。煉獄さんにちゃん名前も覚えてもらってなくて、最後まで適当あだ名で呼ばれ続けたし。目の前で奮闘している煉獄さんの気迫に当てられたとしても泣きすぎだ。

これは仕方のないことなんだけど、煉獄さんはポッと出のキャラみがあるのに一度に100分くらいで勢いよく話を進めてしまうとほんと煉獄さんってポッと出のキャラだろ感が強くなってしまう!

 煉獄さんは確かにいい人かもしれないが、ものすごく関係の薄い人のためにそこまで泣くなよ、炭治郎。そう思ってしまう。きっと原作からして煉獄さんという人は怒濤に駆け抜けて死んでく役どころなんだろうなと思うんだが、もっとこう、せっかくのアニメ化なんだから、炭治郎ともっと親交を深める描写しようよ。列車の中で肩を寄せ合って爆睡してちょろっといい話聴かされただけの間柄なのが、100分ほどで爆速で数話ぶん駆け抜けたことにより、際立つ。

 原作未読組にとっては煉獄さんは柱合会議ちょっと見ただけの、やたら外見と声の大きさのインパクトがでかい人に過ぎないんだ。もう少しなんとかしてくれ。映画の尺では無理だけど。

これは仕方のないことなんだけど、猗窩座が全てもっていく。

 たぶん原作からしてそうなんだろうけど、猗窩座って何の前触れもなく出て来すぎだよね!きっとそれはそういう理不尽世界観表現なんだろうけど、それにしたって猗窩座のキャラが立ち過ぎていてヤバいだろ。きゃー何この石田彰の声で喋る顔の可愛いモンチッチはーーー!?

 私は原作をほぼ知らず、でも猗窩座という名の顔がしましまキャラクターが存在することは知っていたものの、まじまじと見たことがなかったので、まずそのビジュアルの可愛さに目を見張り、煉獄さんの見せ場のほとんどを煉獄さんを見ずに猗窩座を見てしまうという大失態をおかししまったんだがこれは私が悪いのか、そうか。猗窩座が「杏寿郎!」って言う度に私は崩れ落ちそうになってしまったがこれは石田彰が悪いと思う、いやいいぞもっとやれ。

 しかし頑張って人々を守るために戦っている煉獄さんを見ずに猗窩座にばかり目がいってしまうことへの罪悪感が……。

エンディング告別式しなくていいです。

 煉獄さんの人生を振り返るのはいくらなんでもやり過ぎだ!感動の映像を見せられつつ聴くlisaさんの「炎」は過剰過ぎて思いの外良くは聴こえない。単体で聴くといい曲なのだが……。この映画タイトル100分後に死ぬ煉獄杏寿郎』だったかな?みたいな感じがする。

観終わってから思うこと。

 やっぱり、普通にテレビアニメとして毎週ちょっとずつ観たかったな、という思いが強い。映画っぽさとか要らないし。

 面白くなくはない。ただ速い!

追記

id:Palantir 漫画結構違うよ。あかざさんとの戦いとかめっちゃ詳細化されてる。他にも加えた部分がめっちゃ多い。原作読んでからもっかい行こう。俺は行った。2020/10/30 ”


え、やだよ。実のところ私は猗窩座登場シーン以外全く評価してないからな。『海辺エトランゼ』観に行くの我慢して鬼滅取ったの後悔してるんだ……。二度とか勘弁してくれよ。

2020-10-29

カフカってあれでしょ

虫になりたい願望があって海辺でポツンと佇んで灰色空気を吸って無味乾燥時間を過ごすイメージ

読んだことないけどそんな感じ

2020-10-08

性加害とは何か

 性加害という言葉をきちんと理解することは必要だと思うんだけど、男女含めて殆どはそれを理解できていないのだと思う。性加害は簡単に言えば、意に沿わない性的接触行為のことを言うんだけれど、はっきり言えばこの「意に沿う」かどうかは多くの人にとっては判断できないのである

 勿論、明らかな性加害というもの存在する。例えば夜道でぶん殴られて物陰に連れ込まれるなどの性的接触を受けたならばこれは間違いなく性加害だし、それに類する明らかな性加害というものは当然存在する。一つの明確な基準としては、あまり面識のない異性や同性から受ける性的接触は、多くの場合性加害的である、といったところじゃないだろうか。あまり面識のない異性・同性との性的接触に関して抵抗のない女性だって当然いるにはいるのだろうけれど、個人的にはこれは相互的性加害と言って良いと思う。つまり愛情を伴わない性的接触というのはお互いの為にならんという、まあそういう教条的立場の表明なのだけれど、ひょっとしたらこういう見解は世の見解からズレているのかもしれんね。僕には分からない。

 とにかく、明らかな性加害というもの存在しているし、敢えて申し上げるならば、仮に同意などを取り付けていたとしてもお互いに愛情のない性的接触行為というものは加害的であると言って差し支えないのではないかとも思う。のであるし、さらには、翻ってこの世界には性加害的であるかどうか判別のつかない性的接触行為というものが満ち溢れている。

 一晩だけ盛り上がっても後になるとうんざりしてしまうようなそういう経験とか、あるいは一時的愛情を持ったと思っていたのだけれど錯覚で、結局お互いに愛情の伴わない欲望充足を行っていただけだったとか、そういう結果論的な結末についても広い意味で性加害的な営みだと言えるんじゃないかということである物事が全て終わった後に、「結局のところ心の底から望んでたわけじゃなかったよね」って気付くことだって、世の中にはあるんじゃないか、ということである。もし仮にそういうことが起こったとして、「ま、いいや」って開き直れる人ってそんなに多くないんじゃないかって思いません?「別に望まない性的接触行為をそうと知らない内に行っていたとしても、ま、いいや」って。

 だって愛情がない性的接触行為をして下さい、って仮に人からまれたとしたら皆嫌でしょう? もしそんな風に頼まれたとして、「はい! 愛情のない性的接触行為を喜んで行います!」って答える人ってあんまりいないと思いません? いや勿論いるんですよ実際にはそういう人も、でも、殆どの人にとっては嫌でしょう? それって性加害的と言っても過言ではないでしょう? だから、例え性的接触行為の後に随分時間が流れたとしても、最終的に「あれって別に心の底から望んでたわけじゃなかったよな……」ってな結論に至ったとしたら、それは微妙に加害的な側面を備えていると言って良いんじゃないだろうか、とかそういう話を僕はしたいわけです。勿論、そういう見解に事後的に至ったところで、「ま、いいや」とすっきりできる人も中にはいるんだろうけれども、恐らくそういう人っていうのは少数派だと思うし、あるいは仮にそういう人がいたとしても、恐らくそういう人にとっては愛情の伴う行為と伴わない行為はあまり分化していないのだろうなと思うわけです。つまり、結局のところその二つをしっかり区別していないところの人は、愛情の伴わない性的接触行為抵抗がない傾向があるんじゃねーかなとかそんな風に思う。

 まあともかく、愛情の伴わない行為にはあまり多くの人は同意しないのは真実だと思う。僕だってそうだしね。

 でも、実際のところその行為愛情が伴っているかどうかというのは多くの場合事後的にしか認識できない。だから、振り返ってみるとその行為が加害的であった、ってなオチがついちゃうことはままあるんじゃないかなと思う。そう考えると、色々と我々の認識行為疑問符がつきまとうことになるのではなかろうか。我々は本当に望む行為を行っているのだろうか? と。


 とは言え僕が言いたいのはそういう一般論的な話じゃなくて、最近増田のよくある論理に対する反論なのである。「貴方が行っている行為、それは加害的だ」という意見をよく見かけるんだけれど、はっきり言って普通人間には、普通性的接触が加害的かそうじゃないかなんて見分けられないってことなんですよ。いや勿論、繰り返すように明らかに加害的な行為というのはあるんだけれど、加害的かどうかが実のところはっきりしないような行為を、我々が「加害的だ」って言っちゃうのは認識の越権みたいなところがあって、我々は多くの場合その判断基準をきちんとは持っていない。ノリノリでかましちゃった後にそれを後悔するとかそういうことを簡単にやっちゃうんですね、我々は。ノリノリで盛り上がって、結局はそれは望んだものじゃなかったよね、なんて結論を付けちゃうことなんか、メチャクチャたくさんあるんです。自分が望んでいると思って行った行為を、結局事後的に「別に望んでなかったよね……」と振り返ることなんてたくさんあるのです。まあ要するに、我々の認識っていうのは多くは間違っていて、そのことを我々は前提として行動するべきなのである

 「加害的だ」「加害的でない」それらの言葉は我々の不安定認識の上で往々にして入れ替わってしまう。我々の言葉はいつも海の波間に漂う板切れみたいなもので、海そのもの表現しているわけではないのだから










 最後に、僕の好きなポルトガル詩人フェルナンド・ペソア言葉を書いて終わりたいと思います








「僕たちが

 望んだけれどやらなかったこ

 やってしまったがために駄目にしてしまたこ

 心の中にしまい込んで、誰にも言わなかったこ


 それら全てのために

 僕が夜海辺を歩く時の

 あの気持が作られたのだ」

性加害とは何か

 性加害という言葉をきちんと理解することは必要だと思うんだけど、男女含めて殆どはそれを理解できていないのだと思う。性加害は簡単に言えば、意に沿わない性的接触行為のことを言うんだけれど、はっきり言えばこの「意に沿う」かどうかは多くの人にとっては判断できないのである

 勿論、明らかな性加害というもの存在する。例えば夜道でぶん殴られて物陰に連れ込まれるなどの性的接触を受けたならばこれは間違いなく性加害だし、それに類する明らかな性加害というものは当然存在する。一つの明確な基準としては、あまり面識のない異性や同性から受ける性的接触は、多くの場合性加害である、といったところじゃないだろうか。あまり面識のない異性・同性との性的接触に関して抵抗のない女性だって当然いるにはいるのだろうけれど、個人的にはこれは相互的性加害と言って良いと思う。つまり愛情を伴わない性的接触というのはお互いの為にならんという、まあそういう教条的立場の表明なのだけれど、ひょっとしたらこういう見解は世の見解からズレているのかもしれんね。僕には分からない。

 とにかく、明らかな性加害というもの存在しているし、敢えて申し上げるならば、仮に同意などを取り付けていたとしてもお互いに愛情のない性的接触行為というものは加害的であると言って差し支えないのではないかとも思う。のであるし、さらには、翻ってこの世界には性加害的であるかどうか判別のつかない性的接触行為というものが満ち溢れている。

 一晩だけ盛り上がっても後になるとうんざりしてしまうようなそういう経験とか、あるいは一時的愛情を持ったと思っていたのだけれど錯覚で、結局お互いに愛情の伴わない欲望充足を行っていただけだったとか、そういう結果論的な結末についても広い意味で性加害的な営みだと言えるんじゃないかということである物事が全て終わった後に、「結局のところ心の底から望んでたわけじゃなかったよね」って気付くことだって、世の中にはあるんじゃないか、ということである。もし仮にそういうことが起こったとして、「ま、いいや」って開き直れる人ってそんなに多くないんじゃないかって思いません?「別に望まない性的接触行為をそうと知らない内に行っていたとしても、ま、いいや」って。

 だって愛情がない性的接触行為をして下さい、って仮に人からまれたとしたら皆嫌でしょう? もしそんな風に頼まれたとして、「はい! 愛情のない性的接触行為を喜んで行います!」って答える人ってあんまりいないと思いません? いや勿論いるんですよ実際にはそういう人も、でも、殆どの人にとっては嫌でしょう? それって性加害的と言っても過言ではないでしょう? だから、例え性的接触行為の後に随分時間が流れたとしても、最終的に「あれって別に心の底から望んでたわけじゃなかったよな……」ってな結論に至ったとしたら、それは微妙に加害的な側面を備えていると言って良いんじゃないだろうか、とかそういう話を僕はしたいわけです。勿論、そういう見解に事後的に至ったところで、「ま、いいや」とすっきりできる人も中にはいるんだろうけれども、恐らくそういう人っていうのは少数派だと思うし、あるいは仮にそういう人がいたとしても、恐らくそういう人にとっては愛情の伴う行為と伴わない行為はあまり分化していないのだろうなと思うわけです。つまり、結局のところその二つをしっかり区別していないところの人は、愛情の伴わない性的接触行為抵抗がない傾向があるんじゃねーかなとかそんな風に思う。

 まあともかく、愛情の伴わない行為にはあまり多くの人は同意しないのは真実だと思う。僕だってそうだしね。

 でも、実際のところその行為愛情が伴っているかどうかというのは多くの場合事後的にしか認識できない。だから、振り返ってみるとその行為が加害的であった、ってなオチがついちゃうことはままあるんじゃないかなと思う。そう考えると、色々と我々の認識行為疑問符がつきまとうことになるのではなかろうか。我々は本当に望む行為を行っているのだろうか? と。


 とは言え僕が言いたいのはそういう一般論的な話じゃなくて、最近増田のよくある論理に対する反論なのである。「貴方が行っている行為、それは加害的だ」という意見をよく見かけるんだけれど、はっきり言って普通人間には、普通性的接触が加害的かそうじゃないかなんて見分けられないってことなんですよ。いや勿論、繰り返すように明らかに加害的な行為というのはあるんだけれど、加害的かどうかが実のところはっきりしないような行為を、我々が「加害的だ」って言っちゃうのは認識の越権みたいなところがあって、我々は多くの場合その判断基準をきちんとは持っていない。ノリノリでかましちゃった後にそれを後悔するとかそういうことを簡単にやっちゃうんですね、我々は。ノリノリで盛り上がって、結局はそれは望んだものじゃなかったよね、なんて結論を付けちゃうことなんか、メチャクチャたくさんあるんです。自分が望んでいると思って行った行為を、結局事後的に「別に望んでなかったよね……」と振り返ることなんてたくさんあるのです。まあ要するに、我々の認識っていうのは多くは間違っていて、そのことを我々は前提として行動するべきなのである

 「加害的だ」「加害的でない」それらの言葉は我々の不安定認識の上で往々にして入れ替わってしまう。我々の言葉はいつも海の波間に漂う板切れみたいなもので、海そのもの表現しているわけではないのだから










 最後に、僕の好きなポルトガル詩人フェルナンド・ペソア言葉を書いて終わりたいと思います








「僕たちが

 望んだけれどやらなかったこ

 やってしまったがために駄目にしてしまたこ

 心の中にしまい込んで、誰にも言わなかったこ


 それら全てのために

 僕が夜海辺を歩く時の

 あの気持が作られたのだ」

2020-10-03

anond:20200929220019

ブックマークで挙げられている作品抽出して名寄せしてみた。

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クオ・ヴァディス,エリア88,砂の薔薇

外天楼

GENTE,銃座のウルナ,よつばと!

銭ゲバ,アシュラ,デロリンマン,ザ・ムーン

H2,スラムダンク,銀と金,はじめの一歩

Forget-me-not,コトノバドライブ,コーヒーもう一杯,シャーリー,海辺へ行く道,アンダルシア姫,長い道,MIND ASSASSIN

進撃の巨人

水上悟志

ピアノの森,3月のライオン

シュート!

バーナード嬢曰く。,ダンジョン飯

EAT-MAN,風雲児たち

課長バカ一代

フラワー・オブ・ライフ,BLACK LAGOON,プラネテス

静かなるドン

プラネテス,それでも町は廻っている,プリンセスメゾン,神戸在住,ワールドトリガー

うしおととら

天使のツラノカワ,笑う大天使,MASTERキートン

説得ゲーム,ひがわり娘

グラップラー刃牙,湾岸ミッドナイト,頭文字D,喧嘩商売,アンダーニンジャ

め組の大吾,医龍

それでも町は廻っている

デビルマン,AKIRA,寄生獣,北斗の拳,スキエンティア,ダンジョン飯,進撃の巨人,スラムダンク,BLAME!,風の谷のナウシカ,パイナップルARMY,コブラ,藤子・F・不二雄SF短編集,諸星大二郎自選短編集,夢幻紳士,日本の歴史

BARレモン・ハート,はじめの一歩,機動警察パトレイバー,遠藤浩輝短編集,石の花,Nervous breakdown,美貌の果実,動物のお医者さん,遠くへいきたい

さよりなパラレル,おいでませり,るくるく,ジオブリーダーズ,宵闇眩燈草紙

王様はロバ

レベルE

結界師

ARMS

彼氏彼女の事情,封神演義,からくりサーカス,今日から俺は!!,ヨコハマ物語

フルーツバスケット

異世界ちゃんこ

銀のロマンティック…わはは,Heaven?,動物のお医者さん

日出処の天子

グラン・ローヴァ物語

ヨコハマ買い出し紀行

ダイの大冒険

こどものおもちゃ

三国志

潔く柔く,日出処の天子,ドラえもん

じゃじゃ馬グルーミン UP!,トライガン

ハコヅメ ~交番女子の逆襲~

金色のガッシュ!!

アクタージュ act-age

あたしンち,のだめカンタービレ

ワイルドマウンテン

ガラスの仮面

火の鳥

ブロッケンブラッド

めぞん一刻

超人ロック

スラムダンク,モブサイコ100

エースをねらえ!

オフィス北極星,ボボボーボ・ボーボボ,三番町萩原屋の美人

ドラえもん,エスパー魔美,HUNTER×HUNTER,よつばと!,3月のライオン,かくかくしかじか,ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜,ダンジョン飯,日常

HUNTER×HUNTER

ぼくの地球を守って

みどりのマキバオー

帯をギュッとね!

ゆゆ式

ヨコハマ買い出し紀行

うしおととら

ウダウダやってるヒマはねェ!

三丁目防衛軍

スキップ・ビート!,フラジャイル,Landreaall,彼氏彼女の事情

ザ・ワールド・イズ・マイン,シガテラ

天は赤い河のほとり

KUROZUKA―黒塚―

胎界主,ARMS

ベイビーステップ

ベルサイユのばら

動物のお医者さん

ガラスの仮面

轟世剣ダイソード,うしおととら,覚悟のススメ,ミカるんX,スピーシーズドメイン

彼方から

聲の形,りとる・けいおす,ハコヅメ~交番女子の逆襲~

日出処の天子

よつばと!,シャーリー,スラムダンク,MASTERキートン

ヨコハマ買い出し紀行

失踪日記

HUNTER×HUNTER

はじめの一歩

スラムダンク,デスノート,天上天下,クレイモア,ダイの大冒険,いちご100%

涙のランチョン日記

ギャラリーフェイク

図書館の大魔術師

ヒカルの碁,CIPHER,風の谷のナウシカ,TO-Y,乙嫁語り

よつばと!,きのう何食べた?

よつばと!,バカ姉弟,金色のガッシュ!!,ぼくんち

百鬼夜行抄

あずまんが大王,ハイスクール!奇面組,究極超人あ~る

ここはグリーン・ウッド

うしおととら,乙嫁語り

乙嫁語り,エリア88,花の慶次

九井諒子作品集,どうにかなる日々,風の谷のナウシカ

スラムダンク,めぞん一刻

ゴルゴ13

地獄甲子園

ポーの一族

ヒカルの碁

ウシジマくん,賭博黙示録カイジ,ギャングース,ザ・ファブル

茄子,魔法陣グルグル,G戦場ヘヴンズドア,げんしけん,へうげもの,もやしもん,ハチミツとクローバー,エマ,それでも町は廻っている,ドラえもん,デビルマン,おおきく振りかぶって,ヨイコノミライ!,まんがサイエンス,デスノート,青い花

るろうに剣心

水は海に向かって流れる,子供はわかってあげない

タンタン冒険

動物のお医者さん,銀の匙,パタリロ!

ハコヅメ~交番女子の逆襲~

ヴィンランド・サガ,HUNTER×HUNTER,ジョジョの奇妙な冒険

薔薇王の葬列

イムリ

敷居の住人

ドラゴンボール

フリージア

エリア88,ホーリーランド

ブラック・ジャック,ジャングルブギ,午後の国物語,エリス&アメリア ゼリービーンズ,風の谷のナウシカ,ヒカルの碁,パーム,不思議な少年,シュナの旅

HUNTER×HUNTER

アオアシ

ダンジョン飯

茄子,新九郎、奔る!,ワールドトリガー

西洋骨董洋菓子店

AKIRA

竜の眠る

スピリットサークル

ダイの大冒険

ブラック・ジャック,ガラスの仮面,あずまんが大王

よふかしのうた

逢魔ヶ刻動物園,空が灰色だから,金魚王国崩壊,ダンジョン飯,ジョジョの奇妙な冒険

Landreaall,乙嫁語り

ファイブスター物語

フリテンくん

よつばと!

きまぐれオレンジ☆ロード,めぞん一刻,スラムダンク,のだめカンタービレ

あどりぶシネ倶楽部

夏子の酒

ヤサシイワタシ

皇国の守護者

レベルE,かくかくしかじか

妖怪ハンター

YAWARA!

ワールドトリガー

攻殻機動隊

ヒストリエ,ゴールデンカムイ

グラップラー刃牙

のだめカンタービレ

彼氏彼女の事情

HUNTER×HUNTER

星の瞳のシルエット,ポニーテール白書

バカ姉弟

風魔の小次郎,リングにかけろ,ブラックエンジェルズ,鉄拳チンミ,パンプキン・シザーズ,WORKING!!,ハニカム,灼眼のシャナ

蒼天航路,サンクチュアリ

WENDY,ヘルタースケルター

ドラゴンヘッド,チェンソーマン

軽井沢シンドローム,翔んだカップル

ブラック・ジャック

風の谷のナウシカ,編集王,花のあすか組!,三国志,ぼくの地球を守って,ライジング!,Paradise Kiss

ふたりエッチ

SHADOW SKILL -影技

ARIA,進撃の巨人,カードキャプターさくら,BEASTARS

ピンポン

蟲師,柔道部物語,静粛に、天才只今勉強中!,夢みる惑星

レベルE

フリージア,ヒカルの碁

のらみみ

G戦場ヘヴンズドア

ニニンがシノブ伝

闇金ウシジマくん

レベルE,H2,タッチ,死刑囚042,ダイの大冒険

BLAME!

ワールドトリガー

エリア88

モンスターコレクション,陰陽師

スプリガン

蒼天航路,無限の住人,皇国の守護者,ハレルヤオーバードライブ!,ひとりぼっちの地球侵略,ダンジョン飯

火の鳥

H2

風の谷のナウシカ

ひなまつり

クマのプー太郎,パタリロ!,有閑倶楽部,あさきゆめみし,はいからさんが通る,キャンディ・キャンディ,クズの本懐,最終兵器彼女,坂本ですが?,聖☆おにいさん

ディスコミュニケーション

PALM,青また青

めぞん一刻,ピンポン,イタズラなKiss,バナナブレッドのプディング,トーマの心臓,おかめ日和,ザ・シェフ,長い道,バンさんと彦一,アンダーカレント

美味しんぼ

動物のお医者さん,スラムダンク

ダンジョン飯

レベルE,機動警察パトレイバー,ウダウダやってるヒマはねェ!

アップルシード

GIANT KILLING

火の鳥

フラジャイル,ヴィンランド・サガ

ワールドトリガー

ラストイニング,アフター0

がらくた屋まん太,鉄腕アトム,とある科学の超電磁砲,少女終末旅行,ねこめ〜わく,くノ一ツバキの胸の内

神々の山嶺

プラネテス

不思議な少年,ばるぼら,アポロの歌,Paradise Kiss,KISSxxxx,よつばと!

じゃじゃ馬グルーミン UP!,帯をギュッとね!,究極超人あ〜る

ストロボライト

MASTERキートン

さよなら絶望先生

キングダム

ARMS,To-y,天使な小生意気,神聖モテモテ王国

ヤサシイワタシ

14歳,漂流教室,わたしは真悟

レベルE

刻刻

ノーマーク爆牌党,神聖モテモテ王国,ラーメン発見伝,担ぎ屋どおも,機動警察パトレイバー,エリア51,人類ネコ科,はるかリフレイン,ここはグリーン・ウッド

ジョジョリオン

少女終末旅行,夢幻紳士,リーカーネーション

ナニワ金融道

日本の歴史

レベルE,動物のお医者さん,MASTERキートン

ヴォイニッチホテル

とめはねっ! 鈴里高校書道部,REGGIE

げんしけん

Qコちゃん THE地球侵略少女

はみだしっ子,化石記憶,ファイヤー!,光る風

ヒストリエ,少女ファイト,ワールドトリガー,1日外出録ハンチョウ,惑星のさみだれ,男爵校長,ダイの大冒険

ハルシオン・ランチ

ピアノの森

ナニワ金融道,ルームメイツ,遠くにありて,鳥獣草魚,あさきゆめみし

よつばと!

誰も寝てはならぬ

そばもん

気分はグルービー,星の夜月の空,低俗霊狩り,コックリさんが通る

ファイブスター物語,柔道部物語,JJM 女子柔道部物語,それでも町は廻っている,ヴォイニッチホテル,ヒストリエ,チェンソーマン

NERVOUS BREAKDOWN,カルトクイズ100人伝,鉄鋼無敵科學大魔號

北斗の拳

ダンジョン飯,乙嫁語り,ヒストリエ,せんせいのお人形,BLACK LAGOON,七夕の国,さんさん録

ヨコハマ買い出し紀行,船を建てる,神戸在住

鉄腕バーディー

げんしけん

ワッハマン

俺の姫靴を履いてくれ

不滅のあなたへ

モジャ公

I'll,3月のライオン

MASTERキートン,火の鳥,ひきだしにテラリウム

動物のお医者さん,ブラック・ジャック,ぼくの地球を守って

ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜

ルサンチマン,プラネテス

あずまんが大王

茄子

あずまんが大王,砂の薔薇,喰いしん坊!,魔法少女リリカルなのは,D-LIVE!!,機動警察パトレイバー,バカとテストと召喚獣

げんしけん,それでも町は廻っている

火の鳥

美味しんぼ

MAJOR メジャー,名探偵コナン,死役所

げんしけん,BLUE GIANT,スラムダンク,帯をギュッとね!,モンキーターン,編集王,あさひなぐ,黄昏流星群,惰性67パーセント,ジョジョの奇妙な冒険,ギャラリーフェイク

午後の国

ARIA

キングダム

地球

MASTERキートン,灼熱カバディ

プラネテス,7SEEDS,乙嫁語り,GIANT KILLING,まんがサイエンス

稲中卓球部

孤独のグルメ

ファイブスター物語

水惑星年代記,清々と

トーマの心臓,バナナブレッドのプディング

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残念ながら文字数制限

2020-09-13

初めて黒人の人に出会ったときのこと

数十年前の夏、父が勤めていた会社社員さんたちと家族ぐるみ海辺バーベキューに行った。

当時私は小学校に上がるか上がらないかという年齢だった。

引っ込み思案だった私は他の家族の子供たちとも全く馴染めず、両親の後ろに張り付いて早く帰りたいと思っていた。両親はニコニコ笑いながらいろんな人と話をしていたが、私は全然楽しくなかったのを覚えている。

そのバーベキュー参加者の中には黒人女性がいた。父の同僚の奥さんだったように思うが、定かではない。

その女性が、私を見つけて声をかけ、つまらなそうにしている自分を見かねてくれたのだろうか、お菓子をくれようとした。

しかし私は、あろうことか泣き出してしまった。やーだ、怖いとで大声で叫びながら泣いた。

あの黒人女性は、どれだけ傷ついただろう。

その後のことは想像に難くない。帰宅後、恥をかかされたと全身を殴られ、外に一晩中放り出された。

あの件で未だにわたし差別主義であると両親から言われる。

思い出すと何もかもが本当に苦しい。一方で、どうしようがあっただろう、と思ってしまう。

思いやりのある子だったら。違う対応ができただろうか。

※途中送信してしまったので最後段落追記

2020-09-06

anond:20200906150424

めっちゃ憧れる〜

けど会社員時代よりも持たざるもの要求されるものが多いぞ

 

見ている限り次のパターンだもん

 

 

 

 

 

 

まぁだいたいどれもこんな感じなんだけど、

山奥や海辺カフェほんとやりたいわ〜

2020-08-16

ホモアニメ映画の予告を一般アニメ映画の前に流すのをやめろ

海辺エトランゼかいうやつ

マジでキモくて吐き気がした

別に公開するなとはいわねーよ

なんでFate観に行って気色の悪いホモ映画の予告観なきゃいけねーんだよ

BL好きへの印象がすげー悪くなったわ

こういうのの苦情ってどこへ入れたらいいんだ?

2020-08-14

anond:20200814062741

男が上裸で歩き回るとか?

オフィス街だとアウトだけど、海辺、砂浜近くとかだとセーフだったりして法律では決まってなさそう

2020-08-04

anond:20200803202355

昔々ある村に、浦島太郎という若者がいました。

浦島太郎釣りをしようと海辺を歩いていると、子供が3人、大きな亀をいじめているのを見つけました。

浦島太郎子どもたちに言いました。

「おいお前達、ソーシャルディスタンスを取れ」

子どもたちはネットいじめに移行しました。

浦島太郎はそれを見てよしとされました。

anond:20200803202355

昔々ある村に、浦島太郎という若者がいました。

浦島太郎釣りをしようと海辺を歩いていると、子供が3人、大きな亀をいじめているのを見つけました。

浦島太郎子どもたちに言いました。

「おいお前達、亀をいじめるのをやめないか。弱いものいじめて、恥ずかしくないのか」

「なんだお前!うるせーな!おいもう行こうぜ!げほっげほっ!」

浦島太郎子供たちから大きな亀を助けてあげました。

去っていく子供の一人が、「今日はなんだか寒気が止まらない」と言っていたのがやたら印象的でしたが、浦島太郎はすぐに忘れました。

大きな亀は助けてもらったお礼に、浦島太郎竜宮城に連れて行くと言いました。浦島太郎竜宮城がなにかわかりませんでしたが、ぜひとも連れて行ってもらうことにしました。

浦島太郎は大きな亀の背中に乗り、海の中に入りました。不思議と呼吸ができて浦島太郎は驚きました。

深く深く海の中に潜っていき、しばらくすると、この世のものとは思えないきれいなお城が見えてきました。

お城の中に案内されると、いろんな魚たちが浦島太郎を出迎えました。

竜宮城の主人である乙姫というたいそう美しい女性が現れると、大きな亀を助けたお礼として、浦島太郎をたいそうもてなしました。

もてなされるままに竜宮で過ごすうち、2週間が経ちました。そろそろ帰らねば。浦島太郎はそう思い、竜宮を発つことにしました。

竜宮を発った日、乙姫はなにやら体調を崩したので、別れの挨拶もできずに去ってしまたことが心残りでした。

浦島太郎は地上に戻ると、大きな亀から玉手箱を授けられました。乙姫から伝言です、そう言い大きな亀はこう続けました。

玉手箱あなたが竜宮で過ごした『時間』を箱に収めたものです。決して中を開けないでください」

浦島太郎はうなずき、大きな亀と別れました。

浦島太郎は村に戻ると、なにやら様子が変わっているのに気づきました。村に人が一人もいない。荒廃した家屋雑然と残されていました。

浦島太郎困惑しつつあたりをくまなく探していると、ようやく一人の男を見つけることができました。

浦島太郎はすがるような思いで男に尋ねました。

「私は浦島太郎と言います。私の家族をご存じないですか」

男も自分以外の人間がいることに驚いたのか、目を見開きました。

「浦島?あなた、この村の祖先かなにかですか?」

祖先?一体どういうことですか?私の家族は、村の人たちはどこに行ってしまったのですか?」

「落ち着いてください。私は民俗学者で、この村に関係する人間ではありません。数百年前、この村で奇病が流行って、村は全滅しました。私はフィールドワークでこの村のことを調べに来たのです」

「そんな!数百年だって!」

浦島太郎愕然とし、その場に崩れ落ちました。

どうやら竜宮で過ごした数週間は、地上では数百年経っていたらしいことに気づきました。

がっくりとうなだれ浦島太郎は、ふと持っていた玉手箱に目を落としました。

「そういえば亀は言っていたな。この箱には『時間』が収められていると。もしかしてこの箱を開けると、自分暮らしていたあの時に戻るのでは」

浦島太郎はすがるような思いで箱を開けました。すると箱から、もくもくと、おおきな煙が現れて浦島太郎を包み込むと、浦島太郎は歳をとったおじいさんに変わってしまいました。

突如、浦島太郎を襲ったのは強烈な寒気でした。咳が止まらず苦しみだし、その場に倒れ込みました。

一連の様子を見ていた民俗学者の男はあまり出来事呆然としていましたが、苦しんでいる浦島太郎にはっとして声をかけました。

大丈夫ですかあなた。一体何が起きたのかわかりませんが、すぐ近くに私の宿があります。とりあえずそこで看病をいたしましょう」

民俗学者の男はよぼよぼの老人となってしまった浦島太郎の肩を担ぐと、近くの国道タクシーを捕まえて、観光地近くのホテルへと向かっていきました。

おしまい

2020-08-02

anond:20200802181511

肌を焼いて海パン海辺にいれば少なくともオタクファッションではないか

脱オタファッション完成といわれても、文法としてはあっているが文章としては正しいとは言い難い

というレベルでよいのではないか?なのでつくった言葉

松井珠理奈を右へ

2020-07-31

ドスケベ浦島太郎

むかしむかし、その名を聞いただけで無垢少年のむくむく棒がむくむくしてしま卑猥淫靡ないやらしいむらむらネームの村に、心のやさしいチンポが60センチのドスケベ浦島太郎(どすけべうらしまたろう)という立てばエロ本座ればディルド歩く姿はエロ動画セクシー若者がいました。ドスケベ浦島太郎は、感度3000倍の媚薬が溶け込んだ海、その名も感度3000倍媚薬海で釣ったスケベ魚をセックスパンデモニウム京都セックスエルドラド奈良エロ売りに行く事でエロ生計エロ立てていました。さらにむかしむかしのドスケベ平安時代、このスケベ魚を干したオナホと偽ってスケベ蛇オナホを売っていた変態女のえっち死体ドスケベ羅生門淫乱老婆にエロ髪をスケベ抜かれていたのは有名な話で、勿論このお話を読んでいる皆さんは当然ご存知のはずですね。

 ドスケベ浦島太郎がえちえち海辺セクシーに通りかかるとえっち子どもたちが、“こんなものを視姦(み)れば誰だって陰茎の先を亀の頭だと形容してしまうのは当たり前なほど”いやらしくて卑猥でそれでいてリビドーをくすぐられる程セクシーで大きなドエロカメを捕まえていました。

 そばによって視姦(み)てみると、えっち子どもたちとバイオ玩具がみんなでドエロカメをえちえちにいじめています。ドスケベ浦島太郎のドスケベ浦島太郎も哀れ勃起してしまうほど、それはそれは惨たらしくもいやらしいものでした。

「おやおや、かわいそうに、逃がしておやりよ」

 ドスケベ浦島太郎の哀れみ勃起チンポ60センチを視姦(み)たえっち子ども達は何も知らないはずのお尻の穴がむずむずと、まるで生まれる前から使い方を知っているかのようにエロムズるのを前立腺で感じていました。そして前立腺と精巣でこの60センチ太郎には勝てないと理解していました。

「いやだよ。お、おらたちが、やっと捕まえたんだもの。どうしようと、ンホォ♡おらたちの勝手だろ」

 強がりながらも無意識アクメしてだらしない体液を流してしまったえっち子ども達ですが、これでは全然素直なアクメではありません。ドスケベ浦島太郎は哀れみ勃起からの悲しみ勃起です。

 見るとドエロカメは涙とヨダレと性的な体液をハラハラトロトロびぢゃびぢゃとこぼしデスアクメ寸前のニアデスオーガズムに耐えながら、ドスケベ浦島太郎のドスケベな60センチを視姦(み)つめています

 ドスケベ浦島太郎はそこら辺で杖をついて歩くお婆さんが重たそうに背負っていそうな風呂敷に包まれたアレくらいの大きさのお金玉を取り出すと、えっち子どもたちにいやらしく差し出して言いました。

「それでは、このお金玉の中身をあげるから、おじさんにドエロカメを売っておくれ」

「うん、それならいいよお゛っ♡」

 まるでその言葉を待っていたかのようにえっち子ども達とバイオ玩具はこれから始まる60センチとの甘美で淫靡アンビシャスなえちえちインシデント想像しただけで一人残らず素直にデスアクメしました。

 こうしてドスケベ浦島太郎は、えっち子どもたちの死後もなお情けない自慰アクメを続けるえっち発情死骸からエロカメを受け取ると、

大丈夫かい? もう、捕まるんじゃないよ」

と、ドエロカメをそっと、感度3000倍媚薬海の中へ逃がしてやりました。ドスケベ浦島太郎は無事に帰っていくドエロカメを視姦(み)つめながら喜びと安心の1㍑射精をキメました。

 さて、それから二、三日たったある淫靡まり無い日のエロスとカオスリビドー渦巻く朝方の事、いつものようにドスケベ浦島太郎媚薬海に出かけていやらしく黒光りしてバッキバキにフル勃起している60センチペニスとスケベ魚を釣り上げられる程度の粘り気とほんのちょっぴり匂い発情作用を持つ精液をエロ駆使してスケベ魚を釣っていると、

・・・ドスケベ浦島さん、・・・ドスケベ浦島さん」

と、誰かが呼ぶいやらしいエロ声がします。

「おや? 誰が呼んでいるのだろう?」

わたしですよおほぉ♡お゛お゛お゛♡ちんぽちぽちんぽお゛お゛お゛」

 すると海の上に、ひょっこりとドエロカメが頭を出してドスケベ浦島太郎の60センチ太郎にむしゃぶりつきセルフイラマチオをしました。不思議とドエロカメの口は蒟蒻のようにエロ柔らかくドスケベ浦島太郎はこれが噂のフェラチオウミガメかと妙に納得アクメ2㍑射精しました。 そしてドエロカメ脳味噌直撃IQくるくるぱーまんこアクメを毎秒4545194回キメた後に落ち着いてから言いました。

「このあいだはセクシーに助けていただいて、ありがとうございました」

「ああ、あの時のドエロ変態クソスケベドMカメさん」

はい、おかげでエロ命が助かりました。ところでドスケベ浦島さんは、竜宮(ドラゴンキャッスルセックスキャッスル)へ行った事がありますか?」

「竜宮(DCSC)? さあ? 竜宮(DCSC)って、どこにあるんだい?」

媚薬海のエロ底です」

「えっ? 媚薬海のエロ底へなんか、行けるのかい?」

はいわたしがお連れしましょう。さあ、背中へ乗る前にわたしの無様あなぽことザーメンゴミ袋をバイオ玩具になるまでずこばこってくださいひぃっ♡ぴぃっぴっぴっぴっぴぃひぃい♡♡♡」

 時間にしてみれば三日、しかし濃度で言えば七百時間後、脳の快楽中枢以外の機能が全てダメダメのパーになってIQチョメチョメプーになったバイオ玩具カメはドスケベ浦島太郎背中に乗せて、媚薬海の中をずんずんとスケベもぐっていきました。

 海の中にはまっ青なアクメ光線がいやらしく差し込み、淫乱猥褻コンブがユラユラと卑猥にゆれ、赤やピンクペニスサンゴセクシー林がどこまでもエロ続いています

「わあ、卑猥(きれい)だな」

 ドスケベ浦島太郎がウットリアクメ3㍑射精していると、やがて淫欲と色欲情欲と肉欲と性欲を掻き集めて煮凝りにしたようなセクシー丹塗りのいやらしい立派なスケベご殿(てん)へ着きました。

「お゛お゛っ♡お゛ほ゛っ゛♡」

 ドエロバイオ玩具カメにアヘオホ案内されるままエロ進んでいくと、この竜宮のスケベ主人のセクシーで美しいセクシー美ッ痴なドスケベ乙姫さまが、色とりどりのスケベ魚たちと一緒に一匹残らずドスケベ浦島太郎の60センチ太郎をガン視姦(み)して全身全霊全力全開自慰(5Z(ズィー))をしながらドスケベ浦島太郎をえろえろに出迎えてくれました。

「ようこそ、ドスケベ浦島さん。わたしは、この竜宮(DCSC)の主人のドスケベ乙姫です。このあいだはクソマゾエロ変態バカオナホカメセクシーに助けてくださって、ありがとうございます。お礼に、竜宮をご案内します。どうぞ、ゆっくりしていってくださいね

 ドスケベ浦島太郎は、竜宮の多目的エロ広間ヘオナ案内されました。

 ドスケベ浦島太郎が用意されたえっちな事にも使えるいやらしい椅子に座ると、スケベ魚たちが次から次へと素晴らしい媚薬入りごちそうをクソ卑猥でクソ猥褻なクソ痴態をクソ晒しながらアクメ運んできます

 ふんわりとエロ気持ちのよいえろえろ音楽がじゅぶじゅぶ流れて、卑猥タイ淫乱ヒラメや妖艶クラゲたちの、それは見事なえちえち踊りがむちむち続きます

セックスするほどユートピア

セックスするほどユートピア

 そしてドスケベ浦島太郎のドスケベ60センチ太郎に近づくとみんな60センチ太郎されるのを無意識想像してしまい一匹残らずデスアクメしました。デスアクメしなかったのはドスケベ乙姫さまと虚無IQバイオ玩具カメと全身オナホタコイルカだけでした。

 ここはまるで、ドスケベドエロ天国のようです。

 そして、

「もう一日、いてください♡もう一日、いてください♡」

と、ドスケベ乙姫さまに言われるまま竜宮(ドラゴンキャッスルセックスキャッスル)で毎日毎日30時間矛盾したセックスと言うにはあまりにも交尾なド変態でド助平でド淫乱なド性活をド過ごすうちに、三年のセクシー月日がエロたってしまいました。ドスケベ乙姫さまの美しかったヴァギナアナルはだらしなく変色拡張し、なさけない体液を壊れた蛇口のようにはしたなく垂れ流すいやらしい全身ザーメンポンコツゴミ袋になっていました。

 ある時、ドスケベ浦島太郎は、はっとエロ思い出しました。

(穴家族や棒友だちは、どうしているだろう?)

 そこでドスケベ浦島太郎は、ドスケベ乙姫さまに言いました。

乙姫さま、今までありがとうございます。ですが、もうそろそろ家へ帰らせていただきます

「ぉ゛ぉ゛……」

 ドスケベ乙姫さまはドスケベ浦島太郎の60センチ太郎にしがみついて離しません。

「いいえ、わたしの帰りを待つ者もおりますので」

 するとドスケベ乙姫さまは、60センチ太郎に歯ごとへし折られてぐちゃぐちゃのリアルイラマチオオナホになった顎と声帯えっちな事以外に使えないので、残っている僅かな・・・生き物に喩えると発情ミジンコくらいの理性でドスケベ浦島太郎脳内に直接エロしかけながら、さびしそうに言いました。

(・・・そうですか。それはオナごりおしいです。では、おみやげにドスケベ玉手箱(どすけべたまてばこ)を差し上げましょう)

「ドスケベ玉手箱?」

(はい。この中には、ドスケベ浦島さんが竜宮(DCSC)で過ごされた『エロ時(タイム)』が入っております

 これを開けずに持っている限り、ドスケベ浦島さんは年を取りません。

 ずーっと、今の若いセクシー姿のままでいられます

 ですが一度開けてしまうと、今までの『エロ時』が戻ってしまますので、決して開けてはなりませんよ)

はい、わかりました。ありがとうございます

 ドスケベ乙姫さまと別れたドスケベ浦島太郎は、また変態エロバイオティッシュカメエロ送られてセクシー地上へエロ帰りました。

 セクシー地上にもどったドスケベ浦島太郎は、まわりをセクシーに視姦(み)回してびっくりアクメ5㍑射精

「おや? わずか三年で、ずいぶんと様子が変わったな」

 確かにここはドスケベ浦島太郎がチンポ釣りをしていた破廉恥いかがわしい淫らな場所ですが、何だかエロ様子がエロ違います

 ドスケベ浦島太郎のラブ家(ハウス)はどこにもエロ視姦(み)あたりませんし、出会う助平人もエロ知らない助平人ばかりです。

わたしのラブ家は、どうなったのだろう? みんなはどこかへ、引っ越したのだろうか? ・・・あの、すみません。ドスケベ浦島のラブ家をエロ知りませんか?」

 ドスケベ浦島太郎が一人のえちえち老人に尋ねてみると、えちえち老人はセクシー過ぎてIQがぴゅーになるくらいのセクシーさで少しスケベ首をエロかしげて鼓膜と三半規管蝸牛が仲良く瞬間アクメ出産するような卑猥な声で言いました。

「ドスケベ浦島? ・・・ああ、確かドスケベ浦島という助平人なら七百年ほど前に媚薬海へエロ出たきりで、エロ帰らないそうですよ。ちなみにここはセックスアルマゲドンTOKYOですよ」

「えっ!?

 えちえち老人の話しを聞いて、ドスケベ浦島太郎はびっくりアクメ10射精

 竜宮(ドラゴンキャッスルセックスキャッスル)の三年は、このスケベ世の七百年にあたるのでしょうか?

「穴家族も棒友だちも、みんなアクメ死んでしまったのか・・・

 がっくりと卑猥な肩をエロ落としたドスケベ浦島太郎は、ふと、えっちに持っていたドスケベ玉手箱を視姦(み)つめました。

「そう言えば、ドスケベ乙姫さまは言っていたな。

 このドスケベ玉手箱を開けると、『エロ時』が戻ってしまうと。

 ・・・もしかしてこれを開けると、自分エロ暮らしていたエロ時に戻るのでは」

 そう思ったドスケベ浦島太郎は、開けてはいけないと言われていたドスケベ玉手箱セクシーと言うより最早淫乱エロ開けてしまいました。

 モクスケベモクスケベモクスケベ・・・

 すると中から、まっ白のけむりと超スーパー究極アルティメット最強ストロンゲスト最終ファイナル強制催淫発情ガス極KIWAMI無限インフィニティオメガZが出てきました。

「おおっ、これは」

 けむりの中に、竜宮(ドラゴンキャッスルセックスしてできたキャッスル)やスーパー美ッ痴なドスケベ乙姫さまの卑猥な姿がうつりました。

 そして楽しかった竜宮(DCSC)での卑猥な三年が、次から次へとえちえちにエロうつし出されます

「ああ、わたしは、竜宮へ戻ってきたんだ」

 ドスケベ浦島太郎は、喜びアクメました。

 でもドスケベ玉手箱から出てきたけむりは次第にエロ薄れていき、その場に残ったのは髪の毛もひげもまっ白の、ヨポヨポの淫乱おじいさんになったドスケベ浦島太郎と、その身体から生えている・・・かつて60センチ太郎お金玉だったいやらしい突起がぷつぷつと並ぶ全長180センチほどの触手状の肉塊と、あたり一面に散らばる合計およそ1㌧ほどの白濁した性的な体液と、一人残らず発情してセックスでも交尾でも生殖でもない脳を快楽電気信号で埋め尽くす為だけの運動(生物学)を繰り返して同時多発デスアクメしたセックスアルマゲドンTOKYOのえちえちな人達の死後もオナニーセックスを繰り返すえっち発情死骸だけでした。

エロめでたしエロめでたし

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2020-07-20

同人感想についてもうちょっと解像度あげてメモしておく

世の中にはまあものすごい絵師さんいる。

昨日なんて10分以内に「透けてる布をみにつけた推しと海」をかいた人と「油絵しかみえないがやっぱり海辺の水に濡れた推しイラストがながれてきてびびった、別の人で別の画風ね。

そういう人の絵をみるとインスピレーションをいただく。

けど感想はいわない。

だってどういうつもりで書いてるのかまずもって確認しない。

リツイートされてるだけで書いた日時は10年くらいはなれてるかもしれない。

それが腐女子からアクセスされて喜ぶのかもわからない。

ゲームジャンルだと公式に携わってる絵師100人超えとかあたりまえだから

しかしたら公式絵師さんかもしれない人にうかつにからんでいけない。

 

感想なんておこがましくてねぇ?

ただ、自分は行動はするよ。

即応できないとこも個性と思ってじっくりやってる。

感動があってから10日くらいかけてゆっくり噛み砕いて消化して

あれはこういうシーンだったんだ~ってなったころに。

ほぼまったく関係なくみえる一枚絵

(もちろんクオリティ生活がゆるす程度。たとえば流れてきたのは20時間れべるで塗ってあるけど自分のは2時間程度で書きなぐり。レベルは雲泥の差だが構図やキャラ配置は工夫した)とかつくって

世間にそっと流して遠回りなお返しをしたりする。

関係ないってのは、背景が海だけどキャラも違えばやってることもスポーツ飲食くらい違う、服も違うみたいな。

でも自分のなかではあれをこのキャラでこういうので書きたい!ってなったことで繋がりがある。

絶対見てるわけないし全然お返しになんてなってないのかもしれないけど。

それが同人文化裾野ってやつじゃないのかな。

2020-07-18

Amazon music で聞けるアイドルソングおすすめ教えるよ!

30代のちょっと音楽好きがプライムで聞けるマイナーよりのアイドルソングを紹介するよ!

現在アイドルソングプレイリストは1500曲を超えた。

もしAmazon primeに入っていて聞いていないならこれは損!!! こんなに楽しい音楽にサブスク出会えるんだなんて本当に感謝しかない!

(ただし、秋元康系は沼が深そうなのでノータッチ。っていうか一番気になってた欅坂アルバム半分しか聞けないし。)

あと事務所がどうとかバックグラウンド情報ほとんど知りません。ただ純粋に曲だけで面白いもの基準にしています

まずは定番鉄板

マイナーとはいえ名前ぐらいは聞いたひとがいるひとたち。

1.Negicco

流して聞いてもいつのまにかメロディライン歌詞を覚えてしまう曲が多いNegiccoアイドル歴が長い(と調べて知った)からサブスク落ちてる曲も多いしオススメ

特にアイドルばかり聴かないで(小西康陽!)」や、「愛のタワーオブラブ」、「ときめきヘッドライナー」(N E G I CC O!のコール最高!)、「ともだちがいない!」などなど一度聞いたら忘れない曲ばかりで私はかなり好き。

ただ正直、東京のど真ん中で歌っている感じはない、のでここは好き嫌いが分かれるところかも(私はそこも含めて大好き!)。

「ともだちがいない」(mvがはしゃさん!!)

https://m.youtube.com/watch?v=ok6CW9aLaxk

2.RYUTist

Negiccoの隠せない日本海愛に対して、同じ新潟出身でより売れ線よりに、爽やかさとオシャレさを増したのがRYUTist

センシティブサイン」は宇多丸が年間のオススメアイドルソングに挙げていた良曲歌声歌詞アレンジの可愛らしさが堪らない! 表題曲だけじゃなく「素敵にあこがれて」もCメロ変調が! ああ! もう!!!! 曲のテーマ思春期アンバランスさが歌声メロディに出ていてもう聞いてる私がドキドキしてくる!!!

かにも「blue」とかもサニーデイ曽我部とかが探している渋谷系下北系体現! って感じで聞いてて驚きばかりです。

センシティブサイン」(イントロの6音だけで泣く!)

https://youtu.be/PPG41feT7uo

3.Especia

上のふたつがポップスの流れなら、Especiaは完全にクラブダンスの流れ。踊るよね、これは完全に。「Danger」。ちょっとロウな気分なら「海辺サティ」。テンション上げて戦いに行くなら「No1 Sweeper」。Especiaは聞いてると、身体の底からさぶられるようなそんな曲ばかりでこれはライブで聞きたかったと、本当に出会うことの遅さに後悔したグループ

「No1 Sweeper」(PVの本気のダサさに酔いしれろ!)

https://youtu.be/e089x6ba1Zo

4.lyrical school

通称リリスクアイドルラップというと「恋愛15シミュレーションしか知らない私は衝撃を受けたよ。リリスクはとにかくエモい! 「ラストソング」のセツナさや、「オレンジ」のアンセム感のあるグルーブさ、どの曲も本当に好き。

あとアイドルネッサンスという名曲カバーをするアイドルグルーブがあって、そのなかでBASE BALL BAERのライムスターとのコラボ作品「THE CUT」をカバーしているんだけれどそのラップマジで格好いいの!

早口系のラップはしない印象があったリリスクのまた新たな一面が見えて、他のアルバム聞いたあとにぜひ聞いてほしい!!!

RUN and RUN 」(ちょっと話題になったスマホmv)

https://youtu.be/g57fYTgVbDk

とここまで書いてきたけど、たった4つ紹介しただけでこんな文字数だし反応があれば続き書きます!!!

あとみんなのオススメも教えてください!!!

2020-07-17

anond:20200716202831

自分増田同様生まれついてのスカトロフェチ20代女(大小OK自然排泄が一番好き。気付いたときからスカトロが好きで小学校高学年で家のパソコンを触るようになり、毎日毎日「うんち」「おしっこ」で検索してた。海辺露出排泄する女の子フラッシュと色々な動物うんこが見られるホームページが好きだった)だけどそっちの性癖を実現させるのは諦めたよ。

Mっ気も強くてぶっ叩かれて首締められて殺されたい欲求もあるけど現実に無理だしいまは普通に優しい彼氏セックスしてる。満たされないとき自家発電。今の彼氏は絶っっ対大事にしたいからあまり言いたくないけどもしも、もしも彼とお別れするときが来たらツイッターとかで趣味が合いそうな人探してもいいかもなと思ってる。それはそれで真面目な付き合いが出来る人を探すのは難しそうけどね……。特殊性癖を満たしつつ普通にお付き合いできる相手を探すってかなーり難しいよね。

2020-06-27

バクテリア

湿り気のある風が吹いてきて、なぜか潮の匂いが漂う。

河口に近い地域とはいえ風向きで海の空気は届かないだろう。きっと付近川辺かどこかにバクテリアの死骸が溜まり、腐敗の匂いを漂わせているのだ。

腐敗の匂いは海の匂いに似ている。故郷の浜辺の、朝に漁師が小さなボートで水揚げしていた、魚の匂い。餌のありかを嗅ぎつけて、いつの間にか集まる海鳥たちの、興奮した鳴き声。網を浜辺へ引き上げるために、声を合わせる漁師たちの声。薄明るい海辺の、静けさとはかけ離れた風景に似ている。

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