はてなキーワード: 客引きとは
通信制だが時には通学も必要で、地方から東京にわざわざ数日間通った。
当時ホテルの相場や東京の地理がわからなかった僕は、五反田の安ホテルに泊まった。
これはダウンタウンの松ちゃんが結婚した時の浜ちゃんのコメントで知っていた。
そしてこう思った。
せっかく一人で風俗街に泊まっているんだ。
直接店に行くのは怖かった。
王将でご飯を食べ、普段あまり飲まないビールを飲み、景気をつける。
思っていたよりずっと丁寧な対応。
思っていたよりずっと親身な対応。
確か指名なしでお願いをした。
今泊まってるホテルは門限ありの上、密会厳禁らしく、わざわざラブホテルを利用する。
お金が足りなかった。
焦ってコンビニへ走る。
幸いATMはまだやっていた。
本当にありがたい。
無敵感が凄かった。
そして、AVでしかみたことのないバスタブとガラス張りの浴室(後にこのホテルの設備がやたら良かったことを知る)、豪華なアメニティ。
ラブホテルってすげえ。
20分くらい待っただろうか。
嬢がやってきた。
だから僕は期待していなかった。
どんな太ったおばさんが来ても受け入れるつもりだった。
それくらいムラムラしていた。
でも、そこに現れたのは。
顔が地元で出会ったどんな人より綺麗。茶髪ボブが良く似合う。パーツが小さい。
背は160cmとドストライクで最高。
目が合うと笑ってしまう。
いっしょにシャワーを浴びた。
こんな綺麗な女性の手が僕の身体を、あそこを泡をつけて触っている。
そんな事実が信じられなかった。
そして身体を拭き拭きしてもらい、ベッドへ。
お姉さんはベビードールとトップレス、どっちが良いか聞いてくれた。
僕は半分遠慮してベビードールにした。
この店は今も贔屓にしてるが、この時以外ベビードールなんて提案されたことがない。
今思えばGJであった。
いよいよマッサージ。
それだけで僕はビクビク感じてしまう。
擦れるお姉さんの髪の毛もくすぐったくてたまらない。
お姉さんの細くて白くて綺麗な太腿に顔を埋めマッサージを受けたり、四つん這いにされ秘部をいじられたり。
それが終わって仰向け。
頭の中がはじけた。
こんな気持ち良いことがこの世にあるのか。
そう思った。
そして乳首舐め手コキで締め。
おさわりもキスもしなかったけど、それでも僕は幸福感で満たされていた。
帰りのエレベーター、遠慮してお姉さんと距離をとっていると、お姉さんから強引に手を繋いでくれた。
あぁ…こんなん彼女やん…お姉さん大好き。
多分ギリ年下かもしれないけど。
こうして初めての風俗は大満足の結果で終わり、ホテルの門限ギリギリになった僕は、急いで五反田を駆け抜けた。
泊まったホテルの受付の怖いあんちゃん店員も、この時だけは可愛い子供に見えた。
その一月後。
デリヘルに味をしめた僕は地元の繁華街に宿泊した際、デリヘルを呼ぶことにした。
そして部屋に現れたのは…
風俗は都会で遊ぼう。
ちゃんと高い店行こう。
わりと狭いが、狭い中で必要なものを一通り抑えていてナイスな印象。値段は特に安くもないが高くもなく、割引があれば全然戦える。
ときどき豚バラブロック肉を100g98円くらいで売っていて、見かけたら買ってチャーシューを作る。牛肉もけっこう安いことがあり、肉に強い印象あり。野菜は普通だな。
アイスコーナーが常に3〜5割引で、たまに5割引の日にあたるとすごく嬉しい。Mowもスーパーカップも充実していてステキ。アイスにおいては近隣最強っぽい。
惣菜は高いので買えないが全体的にうまそう。割引シールがつく頃にはほとんど売り切れていてあんまり食ったことがないが、味も悪くない。
かなり安い。店が平らで、けっこう広い。
貧民の店という印象があり、俺が最も頻繁にいくところでもある。
段ボールに詰められた得体の知れないメーカーの安くてショボい商品が大量に売っていて、他とは一線を画す感じがある。しかしよく見ると大手の商品もあるし、それは他の店より2〜30円安いのでおトク。場合によっては100円くらい安いこともある。なんで?
生鮮食品には弱い。野菜の見た目が他の店より明らかにシナシナで(俺は気にしないが)、肉は高い。以前はいい感じの豚バラスライスが100g100円だったのでよく買っていたが、最近138円とかになって買えなくなってしまった(100g100円以上の肉は買えないので)。
惣菜はクソ安くてゴミっぽい見た目をしているが、食えば全然食える。なんならうまい。彩りが悪いだけ。
アイス・冷凍食品がけっこう充実しているし、常に安い。カップアイスに弱くスーパーカップ抹茶なんかが置いてないのがネックか。
肉に強い。他の店では100g130円〜くらいであるひき肉がここだと98円で買える。とり胸ミンチなんかはもっとすごくて60円台にもなる。
豚肉が値上がりしてどこに行っても買えなくなったなか、ここは1kg980円の腕肉スライスを売ってくれていてガチでありがたい。
惣菜に最近力を入れはじめたようで、高級な弁当を売っている。こんな高いの誰が買うねん!って値段のやつが6時になると半額になるので半額前提の客引き商品っぽい。600円のものが300円で食える!という喜びもあってつい買ってしまうし、満足できるうまさがある。
冷凍食品路線は捨てているようで、冷凍コロッケみたいなのが少しある以外はなにもない。アイスコーナーなんかはそもそも存在しない。
バカでかい。遠いのであまり行けないのも相まって、ちょっとしたレジャー気分が楽しめる。
2フロアあり、おおむね片方が既製品で片方が生鮮食品に分かれる。各フロアひとつだけでヘタなスーパーよりデカいので実質スーパー2個ぶんくらいあり、ガチででかい。初回訪問時は踏破を諦めて帰らざるを得なかった。
泡沫スーパーと違ってプライベートブランドがあるのが強みだが、つっても悪名高きトップバリュなので強み相殺か?しかしポテチはうまいし安い。
惣菜コーナーなんかも25mプールみたいな広さがあって笑ってしまう。なんなんだあのデカさ?
エスニック料理の素…というか、ヤマモリのカオマンガイの素が売ってあるのが本当にありがたい。メイン商品と言っていいと思う。
これもかなりデカい、というか薬局・百均・電気屋と併設なので無敵要塞感アリ。
何も安くないが、なんでもある。気取った感じのドライフルーツ詰め放題コーナーみたいなのがあり、ちょっとむかつく。
惣菜はわりといい感じで、肉コーナーで売ってるメンチカツがかなりうまいし安い。
住宅街に突然ある謎のスーパー。南米っぽい陽気な音楽が延々かかっていてミステリアス。商品は全体的に見たことない感じのものが多いが、メーカーを見たことがないだけで品物自体は別に珍しいものではないし、特に安いという事実もない。
アイスもよくわからん奴しか売ってなくて値段が高いのか安いのか判別不能だった。ブキミすぎる
惣菜に力を入れているらしい。
ここもわりと謎の品揃えで、シンプルなパックに入った聞いたことないご当地ラーメンを大量に売っているイメージが強い。
イチオシのチキンカツはなかなかうまかったし、インドカレー屋みたいな形態で売ってるカレーとナンも本格的だった。ハンバーガーも悪くない。
先日、友達数人で都内で集まって飲んで、そのまま一人の家に泊まりに行く流れになったのだが、
友人宅の最寄り駅についた段階で、まだ家に行くにはちょっと早いしと、友人たちは他の店を探し始めていた
そんでガールズバーを見つけて、店の前にいる客引きの男と友達が交渉し始めた。
話を聞く感じ、今日はキャストがほとんどいない上、現在すでに他の客が入っている様子だった。
んで、それなら接客満足にできないんだろうから値下げしろというのが友人の言い分。
客引きは「ここまでなら」というラインは提示するものの、100円か200円程度の値下げだし、そもそも彼にそれを決める権利がなさそうだった。
んでああだこうだ言った挙げ句、入店しなかったわけだけど、その後友人が曰く
「あともう少し値引きすれば入るってコッチは言ってるし、その額でも赤字ではないだろうに(どうせガールズバーなんて基本料金よりキャストの飲み物とかで金とるだろうし)、頑なに値引きを認めないのは商売人として頭が悪い」とのことだった
正直自分はそのへんの感覚がわからないので「まあ変に値下げして後からトラブったりするのが面倒なんじゃない?」とか適当に相槌うっていたんだけど、
実際のところこういう時に店は値下げすべきなのか、それともしないほうがいいのか、どっちなんだろう?
徒歩でも自転車でも、国道だとかの長い大通りをゆくのは面白い。行き慣れない生活圏外までどんどん行くといい。気がつくと違う街並みになっていて、暮らす人の雰囲気も違っている。自分がこの街にはよそ者で、彼らが思い思いに生きているように、自分がどう生きてもいい存在であることを思い出させられる。大きな箱を後ろに乗せた自転車乗り、AirPodsを着けて歩きながら一人で喋っている外国人、地元の話題で盛り上がっているらしい白髪の快活な老人たち、飲み屋街からシフトが終わって颯爽と帰る若い男女、ぼそぼそと何か真剣に喋っている三十代の男二人、客が入らなくて愚痴の絶えないバイト、心ここにあらずのコンビニ店員、別世界に住んで見えるような肌きめ細かい美人、こっそりホテルから出てくるオッサン、客引きで突っ立ってるにーちゃんねーちゃん、膝の固まった脚でロボットみたいに歩いている爺さん、リーマン、表情の暗いおばさん、スーパーから出てくる元ヤン風夫婦、笑顔の垢抜けない子どもたち、ほっつき歩いている服の趣味の悪いオッサン、橋下で語らっているカップル、、、この誰もが自分と同じようにくだらないことで悩んだり、根拠のない自信に溢れたりしているのかと思うと、後頭部を締め付ける・愚かな悪人に取り囲まれているような妄念から逃れられるような、イキモノとしての力を取り戻したような感慨が湧いてくる。だんだん脚が痛くなってくる。
道ゆく人を見てこんなこと考えるのは、テレビに快楽や話題を求めるのと同じで受動的だが、自分の足で歩いているだけ、自分の生活と地続きのところに、彼らの生活があるということがわかって、上から見下ろされるような卑屈な不安がなくていい。今こうして狭い世界で生活をしている自分を見つめるとき、身近な人たちの、経験が長いことによる無理解、想像力の欠如、傲慢で苛立った態度も、彼らの狭い世界で起こった物事から、彼らがもっともらしいと思ってとっている態度に過ぎないことに思い当たる。彼らのように自分もまた、焦り、疲れ、寛容の欠如から、年下の人たちを傷つけることがあると思う。
膝が痛くなってくると体に負担のかからない歩き方のことしか考えられなくなってくる。腰の筋肉、上体の位置が悪い、前傾を直したい、肘を振ったらどうか。それで楽しい散歩も終わりになる。家に帰ると見てきた景色のことを考えていたら数時間が経っていて、生活が劇的に変わる気配もない。でもまあ、来週末も小さな冒険、今度は山の方へ歩いたり、学校や住宅など生活のある市街地沿いの道を行ってみようか。
最初は自然多めのエリア。都心からそう離れていないこともあって、いつもよりは空いてるとはいえ、それなりの人出があった。まあすれ違うくらいではうつらないだろう。
それから郊外の街へ。かなりの人出。ランチを食べたパスタ屋さんが、広くはない店内に店員あわせて10人くらいの人間が居たので、もしあの中に感染者が居たらやばいかもしれない。後から知ったんだけど、あまり遠くない場所で大きめのクラスターが発生していたらしい。不安。たぶん大丈夫だろうけど、親がもう70代なので、万一うつしたらやばいなと思ってる。
こういうことはもう表の日記には書けなくなってしまった。こうやって文章化すると、結構危ない橋を渡っているような自覚は出てきた。今後はたとえ美味しそうでも混雑している店は避けようと思う。
都心は逆に空いていて、普段の週末の夜と比べたらほとんどゴーストタウンのようだった新宿が印象に残っている。人々は家の近くの郊外タウンは歩いても、わざわざ都心まで出てきたりはしないのだろう。まともな人から順に姿を消した結果、不穏さな層だけが歩いているような感じはした。いつもよりホームレスも目立っていたと思う。普段なら店員に退去されられるであろう、大規模店舗のシャッター前にダンボールを敷いている人も居た。
歌舞伎町も少し覗いてみた。警官が入り口あたりで拡声器を構えていたが、警棒を伸ばしている人は見当たらなかった。表に出ている人を解散させるためというよりは、いつもの客引きは違法ですキャンペーンを強化したような感じ。
アラサー・男・独身・東京在住在勤・中堅メーカー営業職という前提で。
仕事について
・基本在宅勤務で、毎週月曜と木曜、13時〜17時だけ出勤することになった。出勤時は5名以上の打ち合わせ禁止。営業訪問&出張は原則禁止。
・3月上旬は新年度向けの見積作成や在庫の社内調整でそこそこ忙しかったが、中旬過ぎると基本的に暇。会社からも積極的に有休を消化するようお触れが出た。
・テレビ会議なんて高尚なものは導入されていないので、電話とメール、チャットツールで対応している。管理職は大変そう。
・平日は毎朝体温を測定し、総務に報告。最初はメールでの報告だったが、数日後にウェブフォームが設定された。
・3月までの定期代は返上不要で、各自払い戻して差額を週2回の出勤時の交通費や電気代等に充てて欲しいとのこと。4月以降は定期代の支給を取り止め、個別清算&在宅勤務手当の支給だって。
・新規の中途採用はストップ。進行中のもののみ。4/1付でチームに1人中途が入るが、顔合わせはどうするんだろう?
周囲のいろんなお店について
・チェーン飲食店は閑古鳥。クーポンやらキャッシュバックやらのキャンペーンが目立つようになってきた。
・個人飲食店はそこそこ繁盛しているが、アルバイトはシフトを減らしている模様。オーナー1人でやっていると、客が少なければ閉店時間前でも閉店させられるからだって。
・キャバクラとガールズバーは閑古鳥。駅前での客引きが増えた。風俗はそこそこ繁盛。ただし常連客のみで新規は皆無。
・繁華街にあるアジアンエステ(中国人やタイ人などのグレーな風俗)の看板の電気が消えていることが増えたと思う。出稼ぎで来られなくなったから?
・ホテル。GW前までの直近は激安。しばらく先は普通の値段だがスカスカ。とりあえず7月の京都を予約した。前日までキャンセル料がかからないのはありがたいが、これが日本の宿泊業の甘いところだと思う。
・ラブホ。平日でも混んでるような気がする。ここで感染はしたくないな。韓国でもラブホでの感染が晒されたってニュースがあったし。
・アパレル。安いブランドは横ばい。てか、通販が絶好調。高いブランドはインバウンド効果が消えたことで死屍累々。
バスが止まると、乗客たちは押し黙ったまま次々と降りて行く。車窓から見える煤けた家々の影に吸い込まれて行く彼らを眺めていると、いつの間にかバスの中には僕と運転手だけがとり残されていた。分かるはずもないポルトガル語でなにかを伝えようとする運転手の表情を見て、ようやくここが終点のモシンボアダプライアだということに気付いた。
モザンビーク共和国の最北部、タンザニアとの国境に最も近い街、モシンボアダプライア。ナンプーラからミニバスに揺られること10時間、日も傾き始めた午後4時頃、やっとのことで到着した。
21世紀になった今でもまだ未開の森が残っているというモザンビーク北部。小さな村と村を辛うじて繋ぐ細い道路は言うまでもなく未舗装で、その上を走るトヨタハイエースのミニバスは、重ねて言うまでもなくオフロード向きの車ではない。乗車定員をまるで無視したぎゅうぎゅう詰めの車内で、膝の上に拷問器具さながらの重たいバックパックを載せて、しかも悪路を走る振動に耐えながらの10時間は、気の遠くなるような長い時間だった。
あわてて荷物を引っ張って外に出ると、空になったバスはそそくさと何処かへ行ってしまった。降り立った場所はバスターミナルなんて大層なものではなく、石造りの家々が建ち並ぶ小さな村の一角にポツンと広がった、ただの砂地の広場だった。広場の端に植えられたヤシの木の陰には何人かの女性や老人が座っていて、サトウキビをバリボリ齧りながらこちらをじっと見ている。ああ、ここ数日と同じだ。
モザンビーク最大の都市、首都のマプトは、南北に長い国土の一番南の端にある。南アフリカから陸路で入国した時、最初に到着した街もマプトだった。首都は首都なりに近代的なガラス張りの高層ビルが建っていたりもするのだけど、そこから北へ向かって縦断を始めると、車窓から見える景色がどんどん田舎に、自然に近づいていくのがそれはもう如実に分かる。白人の観光客がいるのはせいぜいマプトの次の街のイニャンバネ辺りまで。国土のちょうど真ん中辺りを東西に流れるザンベジ川を超えると舗装道路がほとんど無くなる。北部の街キルマーニを超えるともう公共交通機関が当てにならないので、道端にはヒッチハイクの代行をして日銭を稼ぐ子供達が居たりする。モシンボアの手前のペンバ辺りまでは、自分以外の酔狂なバックパッカーを見かけることもあった。しかし、ここに来てついに異邦人は自分だけになってしまったらしい。
いわゆる発展途上国の場合、自分のような旅行者は、バスから降りるなり土産物の押し売りやホテルやタクシーの客引きにもみくちゃにされてうんざりするのが常だ。しかしアフリカのこんな僻地まで来てしまうと、そもそも旅行者が訪れることなどほとんどないはず。外国人慣れしていない土地の人達も、突然バスから降りてきた肌の色の違う人間に驚きつつもどう対処したらいいかわからないのだろう。一挙手一投足を全方位から遠巻きに観察されているような視線は、動物園のパンダにでもなったかのような気分にさせてくれる。
惚けていても始まらない。まずは今晩の宿を確保して、それから英語の分かる人間を探さないと。ここまでの街で集めた情報によれば、モシンボアからは毎朝早くに国境行きのバスが一台出ているらしい。できれば明日の朝そいつに乗り込みたい。ここ数日、ATMもなければクレジットカードも使えないような場所を通ってきたせいで、手持ちの現金はもうほとんど尽きかけていた。今はできるだけ早く駒を進める必要がある。とにかく、話のわかる奴を探して情報を聞き出さないといけない。僕は檻から抜け出すようにしてその広場を後にした。
重い荷物を背負って村の中へ入って行くと、ここでも同じように奇異の目を向けられる。それでも、こういう時は一度誰かに話しかけてしまえば後は簡単だ。それをきっかけに周りで見ていた人たちも次々話に入ってきて、いつの間にか自分の周りは人だかりになっている。その中には英語を喋る奴が大抵一人くらいはいるもので、今回もその中の一人、僕と同い年くらいの青年を見つけた。彼が言うには、自分の兄貴が毎朝国境行きの車を運転しているとのこと。この村に来る外国人は十中八九陸路でタンザニアへ向かおうとしている奴だから、客になりそうな外国人がいると聞いてすっ飛んで来たらしい。村の奥、青年の指差す方向には一台のピックアップトラックが止まっていた。手を引かれ、群衆をかき分けながら近づいていくと、荷台に腰掛けた白いタンクトップの男がサトウキビをバリボリ齧りながらこちらに視線を投げている。トラックの前まで来ると、男はサトウキビの食べかすを地面に吐き捨て、挨拶もそこそこに言った。
「あんた、国境に行くんだろ。300メティカルで明日の朝こいつの荷台に載せて連れてってやるよ。早朝三時にここに来な」
なんとなく予感はしていたが、国境へ行く手段というのはバスや乗り合いタクシーの事ではないらしい。このトラックの荷台に乗って、荷物のついでに運んでもらうということなのだ。トラックの荷台には、明日の同乗者になるのであろうコーラの空き瓶が入ったケースや何が詰まっているのかわからない大きな頭陀袋が山と積まれているだけで、当然ながら座席のようなものは見当たらない。今日の移動もなかなか骨だったが、明日も今日に劣らずタフな一日になりそうだ。
運賃として提示された300メティカルは日本円にしておよそ500円少々。交渉が前提になっているようなひどく高い金額でもないし、村を歩いて探し回っても他の交通手段があるとは思えない。500メティカルなら、あと一日くらいこのモシンボアに泊まってゆっくり骨を休める余裕ができる。聞く所によればこの男は毎日国境まで行っているようだし、出発を一日先延ばしにしてもさほど問題にはならないはずだが、でもこの時はそうしなかった。前へ前へと懸命に移動することに、ある種の快感のようなものを覚え始めていたのかも知れない。とにかく僕はこのトラックで明日の朝、国境まで行く事に決めたのだ。
握手を交わすと、男は表情を和らげて言った。
「寝る場所が必要だろう。弟に宿まで案内させるから今夜はそこで休め。寝坊しても起こしに行ってやるから安心しろ」
男が目配せをすると青年は頷き、ついて来いと言って歩き始めた。もう一つの懸案だった宿の方も、彼らが世話してくれるらしい。それもそのはず、人や荷物を国境まで運ぶ商売をしていれば、僕のような旅行者を載せる機会も幾度と無くあっただろう。そんな旅行者への宿の斡旋も、彼らの商売の一部なのだ。
青年の背中を追って歩いていくと、少しずつ村の中心に近づいていくのがわかった。舗装された道幅の広い道路があらわれ、ガソリンスタンドや錆びたコカコーラの看板、商店や食堂などが民家に混じって見え始める。顔を少し上げると、視界の端にわずかに入るヤシの木や、朽ちて傾いた丸太の電信柱の向こうに、どことなく湿った雨期の青空がいっぱいに広がるのが見える。
10分も歩かないうちに、僕らは一つの建物の前で立ち止まった。周りに見える民家や商店より少し大きい、ちょうど郊外のコンビニくらいの大きさのその建物は、宿泊施設としてはやや小さく思える。水色のペンキで塗り染められた石の外壁には大きなひびが入り、風雨や土埃に晒されてくすんだ色になっていた。やれやれ、想像通りのボロさである。
「ここが宿だ。少し汚いけどこの村には宿はここしかない。悪いけど我慢してくれよな」
青年はそれだけ言うと、あっけにとられる僕をその場に置いて来た道を逃げるように帰っていった。僕が宿にいちゃもんをつける前に立ち去りたかったのだろうか。
入り口にかかる簾をくぐり、薄暗い室内にに踏み込む。簾に付いた鈴が音を立てると、奥のカウンターの向こう側から一人の老人がゆらりと立ち上がった。部屋が欲しいんだと大袈裟なジェスチャーを交えながら伝えると、彼は黙ったまま横の壁の一点を指差した。目をやると、石の壁に赤のペンキで直接文字が書かれているのに気付いた。
"Single 1200. Twin 1600."
シングルの部屋が日本円にしておよそ2000円ほど。いままで泊まってきた宿の中では一番高い金額だが、さて、どうするべきか。村にある宿がここだけだと言う青年の言葉は、この宿の大きさから考えて恐らく嘘だろう。ここより安いという確証はないが、土地の人間が使うゲストハウス位はどこの村にも幾つかあるものだ。しかし、重い荷物を再び背負って表を歩き回るのはやはり億劫だった。壁に書かれた赤いペンキの文字は酸化してほとんど茶色くなっていた。いつからこの値段でやっているのかは知らないが、少なくとも僕を金持ち旅行者と見てふっかけているわけではないようだ。値段の交渉は望み薄だが、僕は試しに聞いてみた。
「もう少し安くはならないの?」
老人は困ったような、それでいて僕がそう言い出すのを知っていたかのような苦笑いを浮かべ、少しの間を置いて言った。
「窓のついてない部屋が一つあるが、そこなら600でいいよ」
なんと、意外なほどあっさり宿賃が半値になってしまった。一泊1000円なら上出来じゃないか。窓が無いというのは、まあ多少風通しと明るさに問題があるとは思うがこの際妥協してもいいだろう。どうせ明日は日が登る前にここを発つのだから。
「部屋を見せてくれる?」
僕が言うと、老人は鍵を引き出しから取り出し、カウンターを出て奥へ伸びる暗い廊下を歩き始めた。僕もその後を追った。
一つのドアの前で立ち止まると、老人はドアノブに鍵を突き刺して、ガチャガチャと乱暴に鍵穴をほじくり始めた。なかなか開かないようだ。このボロさでおまけに窓の一つも付いていないときたら、本当に地下牢のような荒んだ部屋なのだろう。そんなことを考えながら、鍵と格闘する老人の背中を眺めていた。しばらくして鍵が開く。額に汗した老人は僕の方を向いて意味深な笑みを浮かべ、ドアを開いて見せた。
開け放たれたドアの前から覗いた部屋は、想像通りとても簡素なものだった。だが、想像していたより酷くもなかった。六畳程度の部屋のど真ん中にはセミダブルくらいの大きなベッドが石の床に直接置かれ、部屋の隅にはちゃちな木製の小さな椅子と机が、客室の体裁を取り繕う申し訳のようにちょこんと置かれている。そして、奥の壁の大きな窓からレースのカーテン越しに差し込む夕陽が、数少ない部屋の調度品と埃っぽい室内を舞う無数の塵を照らしていた。しかしこの部屋、さっきと少し話が違うんじゃないか。
「いや…ご主人、僕が見たいのは半額の部屋の方なんだけど」
「ん? この部屋は600メティカルだが」
僕がそう言うと、老人は黙って部屋へ入って行き、カーテンをめくる。そこにはあったのは確かに窓だった。窓だったが…窓にはガラスが入っていなかった。僕は思わず笑ってしまった。窓が付いていないというのがまさかこういう意味だったとは。明るくて風通しの良いこの部屋は、僕が覚悟していた牢獄の様な部屋よりよっぽどマシに見えた。しかし、中と外の境界を作るのが鍵の掛けようのない無い薄いカーテン一枚というのは、やはり安全面に問題がありすぎる。こんな部屋でおちおち寝ていたら命が幾つあっても足りないだろう。強盗、マラリア、野犬、その他諸々の野生動物、危険は数え出したらキリがない。半笑いでそんな事を考えていると、いつの間にか隣に来ていた老人に小突かれた。
「で、どうするんだ」
「…窓が付いている部屋も見たいな」
「だろうな」
ニヤリと笑みを浮かべた老人は静かに扉を閉めると、一つ隣の部屋の扉を開けて僕に見せてくれた。さっき見たのと一見全く同じ部屋だが、こっちのほうが心なしか手入れがされているように見える。中に入ってカーテンをめくってみると、くすんだガラスがしっかりと嵌めこまれた窓と網戸が見えた。
「1200メティカルだけど、いいよな?」
振り返ると、勝ち誇ったような笑みを浮かべた老人と目が合った。やれやれ、こちらの完敗である。
「…いいよ。この部屋にする」
宿賃を渡し、僕は笑ってそう答えた。老人は僕の肩にポンと手を置いて、隣の部屋のとはまるで違う綺麗に磨かれた鍵を渡してくれた。やっぱり、あの部屋には最初から客を泊めるつもりなんてなかったのだろう。
「明日の昼まで停電だから電気はつかないよ。ロウソクが引き出しにあるから使うといい」
「一本いくらですか?」
「サービスだよ」
僕が皮肉半分に聞いたことを知ってか知らずか、老人はどうだ気前がいいだろうと言わんばかりの誇らしげな笑みを見せ、ドアの外へ消えて行った。やり返してやった気にはまるでならなかった。
靴や荷物についた砂を振り払い、ベッドに寝転んだ。疲れ切った身体を動かす体力はとうに尽きていたが、不思議と気分は高揚していた。蓄積した疲労の中に滲む自虐的とも言える旅の充足感に気付いたのだった。
JRと私鉄・地下鉄の乗り換えは原則として(JR)西口を使うこと。
JRからは西口を出てから案内の通りに進めば問題ない。適当に近くの改札から出るから迷う。
中央東口・中央西口は基本利用しない。普段使いするなら覚えると便利。
新宿駅 攻略とかでググると近道とか出してくるけどそれは普段利用する人が覚えると便利なもの。
乗り換えはとにかく西口に出ればなんとかなる。
羽田なら京急で品川から山手線がベター。モノレール乗りたければ浜松町からでもよい。どちらもわかりやすい。
品川か上野から山手線。東京駅に行ってしまったら丸ノ内線でもいいがちょっと遠い。
あとで説明する。バスタと西口方面があると思うがあまり変わらない。
基本ホームから下って乗り換える。案内に従っていけば問題ない(乗る路線がわかっていれば)
丸ノ内線荻窪方面から上がるとJR西口改札に近い。地下道を通って案内通り進めば問題ない。
丸ノ内線はJR東口改札と乗り換えしやすい。池袋方面から上がった場合は近くに東口改札があるので案内を見ること。
JR西口改札を出てすぐ近くにある階段から上がると小田急線西口改札がある。非常にわかりやすい。
JRからは西口改札からでたら階段上がって外に出て左に向かって歩くと京王線が見える。
地下からもいけるがわからなかったらとにかく地上に出るべし。京王百貨店を目指せ。
初台・幡ヶ谷の両駅がある京王新線≒都営新宿線なので、京王線とは別の駅になる。(新線新宿駅)
京王新宿駅で駅員さんに聞くのがベスト。京王新宿駅の奥にある。地下街の京王モールの奥。
JR南口改札を出て外に出ずそのまま右へ進んでいくと案内があるので、
ルミネを下っていくと新線新宿駅の改札前に出るというルートもある。
わからなければ外へ出て、南口からなら右方向、西口からなら京王百貨店の横を通って
西新宿一丁目の交差点へ向かい、地下にある地下入り口に入ればそこにある。
これもわかりにくい。大江戸線新宿駅は新線新宿駅駅の横に改札がある。
ただ、西口へ出て小田急ハルクの地下を目指すと新宿西口駅というのがあるので
わかりやすさでいえばこっちかもしれない。地下からでも地上からでも行ける。
JRと同じく西口から。丸ノ内線荻窪方面改札と大江戸線新宿西口駅は目と鼻の先。
おとなしく新宿三丁目駅で乗り換える。
普通に出ればいい。地上を目指すな。
小田急はホームから改札が見えなければ一度上がって改札を出て左へ。
京王百貨店に出てしまった場合はいったん外へ。目の前に小田急が見えなければ右へ行け。
都営新宿線と京王新線が同じなので、そもそも笹塚で都営方面の電車に乗り換えるべき。
私鉄・地下鉄の場合は目の前の大きい道路(甲州街道)を渡るとJR南口がある。
小田急・京王はそこからでもいけるが、わからなかったら左へ行きすぐの大きな交差点を右へいって
逆にバスタに行きたいというときはいったん南口を出るのがわかりやすい。
西武新宿駅は新宿駅ではない。おとなしく山手線高田馬場駅で乗り換える。実質歌舞伎町駅。
新宿東口エリアではない。副都心線は隣の新宿三丁目から乗り換える。
地下もつながっているが中級者でも難しい。そもそも遠いので新宿三丁目駅を使う。
地下がつながってるというが意外と距離がある。初心者は丸ノ内線を使え。花園神社やゴールデン街は近い。
あと新宿二丁目はここ。伊勢丹とかこのへんの商業施設は地下からつながってるので新宿駅まで面倒なら丸ノ内線でいけ。
ほぼ代々木駅。降りるな乗るな。
徒歩なら東口出る(歌舞伎町方面の出口でもいいが)→左手に壁をキープしつつ歩いて
信号あたりで左に行き、大ガードをくぐって信号をまた左、2つめの信号を左で西口だ。
これが一番わかりやすい。
京王百貨店沿いに行け。モザイク通りというのが見えたらそこに突っ込むのもあり。
遠いので諦めろ。初心者向きではない。ただ外はマップ使えばなんとかなる。
困ったらタクシーに乗るべし。大体ワンメーターでなんとななる。410円なら安いもんだ。
行き先を把握してないと遠回りになることがあるので
乗る前に「○○へ行きたいんですがここから乗って大丈夫ですか?」と聞け。
JR西口でた先のタクシー乗り場は有料タクシー乗り場があったはず。
電車乗るなら西口地下へ行け。すぐJRの改札がある。地上は面倒。バスタ以外は西口地下。
ドンキ〜東宝ビルまで(セントラル)はきれいになったから昼間なら行きやすい。
一番街の看板が歌舞伎町らしいがごちゃごちゃしてるので使うな。
帰りは何があってもまず東宝ビルのゴジラを目指してからセントラル通っていけ。安全だ。
お店がわからなくて困ったら、居酒屋系ではないスーツやシャツ着たキャバクラ・風俗系の客引きに聞け。
店前にいる店員がベストで、次は無料案内所の入り口にいる人。若い学生みたいなのは居酒屋系でクソ。
意外と優しく教えてくれる。これはほかの繁華街でも意外と使えるテクニックだ。
まぁタイトル通りなんですけどオタクが風俗に行ったらレポを書かないといけないという文化はあると思うし、俺自身オタクの風俗レポは大好きなので。
なんで行ったかというと、ちょっと前にオタク友達が初めてソープ行ったレポ書いてたのを見て俺も一度行ってみるか思ったから。
あともう30代だし今後どんどん勃たなくなっていきそうだし今年中には行きたいって考えてた。
地方住みオタクだけど丁度今月出張で東京に出てきてて、しかも17時位には開放されると都合が良かったので一念発起して行ってきました。
泊まってるホテルの近くのソープを検索してどこに行くかとか、情報サイト見て流れの確認とかしてた。
VODが無料で見れるホテルだったのでなんとなくBGM代わりと予習(?)に適当なAVをつけてたら滅茶苦茶好みの女の子とシチュのAVですげー抜きたくなるが明日はソープ行くからと鋼の意志で我慢。
実は昔少しだけ付き合ってた彼女が居たんだが、その子としようとした時に上手く勃たなくて入れられずで終わってしまったことがトラウマになっているので少しでも成功率を上げていこうとする。
これは後日談というか当日談なんだけど、「昨日あれだけ我慢したんだから今日絶対行かないと報われない」という謎の決意が背中を支えてくれたのが大きかったと思う。
「そうは言っても仕事終わるの遅くなったら行けなくても仕方ないよなー(言い訳)」とかオタク特有のヘタレを発揮して仕事するもすげー順調に終わってなんと予定17時終了のところ16時には開放されてしまう。
とりあえずホテルに戻って一回お風呂に入って(今からお風呂屋さんに行くというのに)、歯磨きとかもしてからいざ出発。
「風俗行ったら有り金全部むしりとられる」みたいな都市伝説もちょっとだけ信じてたので財布には最低限のお金だけ入れて、カードとかも全部置いてきた。
※実際行ったところ危険なことは全然無かったので必要はありません。
ホテルから風俗店の多い通りに行くまでは徒歩5分くらいで途中で萎えそうになる気持ちを何度も上述の決意で上書きしてチェックしてた店の前へ。
ちなみに予約していくかは悩んだんですけど勢いで行かないと絶対ヘタれるので予約無しで行きました。
対面の居酒屋の客引きのお姉さんに声をかけられて引き返しそうになるも、ここで引いたらもう無理と固い気持ちで店に突入。
店内には40代くらいの案内?のおじさんとカウンター向こうに若い男の人が1人。
予約してないと伝えると指名するかどうかを聞かれる。
前日にHPでチェックしてて一番好みだった女の子が居たので指名することに。(俺が好きな某棋士に似てるので以降は「えりこ」ちゃんと呼ぶ)
こういう店だとさん付けするべきかちゃん付けすべきかで悩んで決意のちゃん付けで呼ぶも「えりこさんですね」と言い返されてちょっと悲しい。
50分待ちになると言われたけどまぁそんなものかと思って承諾。
40分か60分かを聞かれたがうまくできずに時間長くなるとどう考えても地獄なので40分を選択。
これは60分にしとけばよかったと後でちょっと後悔した。
料金は40分指名料込み2万円でした。
店内で待つか聞かれたけど暇つぶしできるものもあるって情報サイトで見たので店内で待つことを選択。
待合室に入ると俺一人。
待合室に入るとスラムダンクとワンピースと進撃の巨人が全巻置いてあった。
小学生からのジャンプ読者である俺は当然スラムダンクもワンピースも全話読んでいる。
進撃の巨人は途中までしか読んでなかったけど読んだらどう考えても萎えそうだったのでスルー。
ていうか確実に性行為前に読む本じゃねーだろこれ。
そうこうしているとすぐ後に待合室に若い男の人が1人、更にサラリーマン風の2人連れと1名が来て待合室が5人に。
後から来た男たちの方が次々と呼ばれていって「あ、もしかして50分待ちって普通に長いやつでは?」と思う。
ところでずっと気にしないようにしてたけど10分前くらいにもなるともう心拍数の上がり方がやばくなってきて目の前が呼吸も浅くなってきました。
期待と心配で潰されそうになりながらついに呼ばれる。
言われた部屋に入るとえりこちゃんが居て歓迎してくれる。
「今日はどうして来たんですか?」とか「結構待った?」とか話す。
40分待った(オタク特有の過少申告)と伝えると若干引かれた気がした・・・
あとついでにこういうお店は初めてなんでお任せしますと伝える。
俺は貧乳派なのでえりこちゃんは店内で一番小さかったと思う。胸で選んだわけじゃないけど好みのタイプを選んだら自然と・・・
いわゆる「パネルマジック」みたいなのも心配してたんだけどイメージどおりの子だった。なんなら写真より可愛いまであった。
体型がすげー綺麗で眺めてるだけでも幸せ。
服を脱いでお風呂に入るように促され、その間に準備。
例の椅子に座らされ、全身を洗ってもらう。
股間を洗ってもらうタイミングで俺は仮性なので剥いてもいいか聞かれたり。
ローションをまいたマットの上にうつぶせで寝転ぶように促され、そのままマットプレイ。
足をぬるぬるにされているタイミングで「おっぱいに当たってるよ」って言われてどう返答したらいいのかちょっと困りました。
プレイ中に当たるえりこちゃんのふとももや腰の肌がすごい綺麗で触れ合うだけで幸福感がおしよせてきます。
「あ、あ、足がほんと綺麗ですね(キモオタスマイル)」みたいなことを言ってみたんですけど受けはイマイチでしたね。
興奮はしているものの俺は若干の女性恐怖症だったり二次元コンプレックスだったりして半勃ちくらいしかしてなかったんだけどちゃんと入れてくれて腰を動かしてくれました。
すげーな俺が元カノとしようとした時これまともに入らなかったぞ。
ちなみに中に入れた感覚は、正直よくわかりませんでした。
萎えて抜けないようにひたすら気を使ってたような気がする・・・
その後いくつかの体位をやらせてもらうも達するほどにはならない。
「あんまり経験がないと中でいけないのは仕方ないよ」と慰めてもらう。うぅ・・・
残り時間が迫ってきたのかえりこちゃんはもうゴムを外して一心不乱に手コキをしてくれる。
俺の乳首や色んな所を攻めながらしてくれるのは正直気持ちよかった。ただやはり最後までイケない。
プロとして最後まで俺をいかせてくれようと、10分近くもひたすら手コキしてくれて正直「腕めっちゃ疲れるだろうにごめんな・・・」って感情まで湧いてくる。
俺は「本当にごめんだけど、自分でやっていい?」と言って自分の右手を使い、えりこちゃんは俺の乳首を攻めてくれる。
残り時間が迫ってる緊張もあって正直いけないかもなって思ったけど慣れ親しんだ俺の右手はわずか数秒であっと言う間に・・・
えりこちゃんがこんな頑張ってくれてもダメだったのに俺はこんな簡単に、と若干の自己嫌悪もあるもとりあえず全くいけないという最悪の事態だけは脱したのでその後は急ぎ足で体を洗って着替えてお別れ。
いかせてもらえなかったのは少し残念だったけど、全体的には気持ちよかったし、めちゃくちゃ幸福感がありました。
正直金があればまた翌日にも行きたいしハマる人の気持ちもわかった。
ただやっぱ値段がそれなりにするので気軽にってのは難しいかな。
20歳。当時童貞。バイト代を貯めて、免許を取って、お金が余った。
性欲はもともと強くて、ある日「今日は女の子とエッチなことしてみよう」と思い立ち、地元の風俗街をぶらついた。
客引きに声をかけられ「30分、1万円ポッキリ」と言われ、ふらふらとお店の中に入っていった。ピンサロだった。
(いま思えば、ピンサロで1万は高い。いろいろ知らなかった)
案内されたのは赤いちょっと高級感のある、でもやや手狭なシート。
2,3分ほど経って来てくれたのは、30前後の少し化粧の濃い、でも綺麗なお姉さん。
「こんばんわー。はじめまして。何歳?」
「ハタチです。」
「若いねー!こういうところは初めて?」
彼女はは少し喜んでたように思う。
「優しくしてあげるね...」
柔らかくキスをしてくれた。唇が柔らかく、いい匂いがした。勃った。
「もう固くなってるね、嬉しい」
固く反ったソレが温かい口腔に包まれる。今までにない心地よさ。
「いっぱい出してね...」
色っぽく言われ、私は3分と待たずに射精した。初めてのときのような痺れる快感。脳がチカチカする。
「ありがとう。またね」
名刺を渡され、店を出た。何気なく名刺の裏面を見てみると、携帯番号らしきものが手書きで書かれていた。
風俗店では当たり前のことなんだろうか(今考えると全然当たり前ではない)、とぼんやり考えながらその日は家に帰った。
翌日の昼、名刺に書かれた電話番号に電話した。「はい」あの声だ。
「昨日のお客さん?」
「ううん、嬉しいよ。今日はお店に来てくれるの?」
「じゃあさ、私の家、来ない?」
「え、いいんですか」
「じゃあ18時くらいに、○○町のセブンまで来てね」
正直、淡い期待を抱いた。
18時前、セブンで女性を待つ。ひょっとしたら怖い人がくるんじゃないかとか、ドキドキしていたのを覚えている。
私服姿の彼女はあっさり来てくれた。化粧が少し薄いせいか、昨日ほど綺麗じゃない。けどなんか興奮した。
「じゃ、いこっか」
私は彼女の後をついていく。オートロックはないけどマンションだった。
少し散らかってはいたけど、女性の部屋って感じだった。冬だったからか、加湿器が蒸気を吐いていた。
とりとめのない話をする。「学生?」「バイトは何してるの?」「趣味は?」「彼女は?」などなど。
「ひょっとして童貞?」
ドキッとした。私は頷いた。多分、彼女の目的は「それ」だったんだと思う。
彼女は少し黙ったあと、私の腕を引っ張って、ベッドに押し倒した。
覆いかぶさって唇を重ねられる。舌を入れられた。ちょっとアルコールの臭いがした。勃起する。
彼女に促され、服を脱いだ。脱がせて、と言われたので脱がそうとしたが、ブラの外し方がわからなかった。
彼女は自分でブラを脱いだ。少し垂れ下がり気味の乳房。リアルさに興奮した。
私の上に跨られる。
「いいよね?」
彼女は私の返事を待たず、唾液でアソコを湿らせて、ずぶり、と腰を下ろして私のアレを包み込んだ。童貞卒業。
ゴムはつけていない。
締め付けは強くなかった。(そもそも女性の締め付けがどのくらいが平均なのか当時はわからなかったが)
でも、熱く湿ってヌラヌラしたものに包まれて、腰が抜けそうだった。気持ちいい...
彼女が腰を振り始める。
ただ、射精感はなかなか訪れる気配はなかった。少し焦る。彼女の腰振りもちょっと疲れた感じになってきた。
「そろそろイッちゃえよ...」
彼女は腰をズンと下ろし、腰を前後に揺らしながら私の乳首をレロレロと舐めた。あっという間に射精感がこみ上がってくる。
「イキそうです...!」
寸前で彼女は腰を上げ、手コキに切り替える。ドクドクと精液が溢れ出る。今までに経験したことがない量だった。
「気持ちよかった?」と聞かれ
「すごかったです...」と答えた。
シャワーは浴びなかった。少し彼女の麻雀(2人でやった)に付き合ったあと、もう一度した。
それから数回、彼女の家に遊びに行ったり、カラオケに行ったりした。家に行ったときは必ずした。
童貞じゃない私に興味がなくなったのか、ある日を境に彼女からの連絡はぱったり途切れた。
私が喋るのが下手で、一緒にいてあまり楽しくなかっただろうことも原因だと思う。
私が進学で上京してしばらくして、彼女から一度だけ電話がきたことがある。
多分彼女はもう40くらい。いま何してるんだろうな。
相変わらず童貞食いしてるんだろうか。
ほぼ、というのはまあ大体大丈夫だけど、宝くじ1等に当たったり道で転ぶくらいの確率で違法にもなりえるから。
まあ、あくまで入浴を補助する女性がいるだけで、たまたま恋愛関係になってるという無理のある設定だが、管轄の警察やら保健所もまあ知っててスルーしてるかな。
料金はそれなりにするが確実にセックスできる。セックスが初めてでも、むこうもそういう客にも慣れてるので心配なし。カラオケボックスみたくドアに窓はあるが、普段はタオルで隠してるので大丈夫。
料金は入浴料+サービス料。最近は総額表示が多いけど高級店だと入浴料だけで万超えるので注意ね。
公式では禁止だが、もちかけるとOKも多い。(追加でお小遣い払うけどどう?みたく軽く一回聞いて駄目なら諦めるスタイル)
「AF(アナルファック)OKって実質そういう意味だよ]と嬢から言われた事はあるよ
ソープの存在しない地方都市だと客引きが「うち、本番できますよ」とか言ってたりする。
特に箱ヘルもない地方としだと実質本番ありみたいな状況もあるみたい。
ただ、あくまで公式では禁止なので無理だと言う子はいるし、リスクとウザがられるの気にならなければ。
追加料金は5kから10kくらい。
なお追加料金ありは円番とか言ったりするみたい。
感覚としてはデリヘルと変わらない感じ。ただ、いわゆる風俗的なサービスは期待しないほうがいいかも。
なお、デリヘルと出会い系で両面待ちしてるような状況もけっこうあるみたい。
場所によってはピンクコンパニオン。温泉やホテルに呼んで、ホステスさんが下着姿、あるいは全裸でエロい感じ。ただし、抜きサービスや二次会のセックスは本来してないので、「私はそういうのやってません」と言われる可能性はある。なお二次会は追加料金あり。
男だけの団体旅行であるけど、世間の普通の人は知らないのも多そう。
地域性を問わないとこんな感じかな?
去年まで何度か出店出してたけど、頑張って美味しいもの作れば作るほど
仕組みとしてはこう。
となるわけないので、1回こっきりの売り切り勝負。
やたら「○○金賞」みたいな登り上げてたり、松坂牛!みたいな
素材訴求になるのも、それが一番売れるから。
1回、他の店と共同で出した時に、
「唐揚げに使ってる鶏肉が地方の農協か何かの金賞取ったから、それ看板に書きましょう」
みたいな話があって、詐欺かよとおもったけど、それ書いたらバカバカ売れる。
その前の肉の方が美味い確信あったけど、切り替えて正解。
あと、出店料が数万円〜100万くらいまで(たぶん、もっと高いところもある)
かかるので、2〜3日間で効率良く売れないと大赤字を食らうことになる。
500円のもの売るなら、2000食売らないと100万にならない。
3日で2000食をだいたい時間に直すと1日8時間として時間85食。
まあ、ピーク時とか売れる時は時間300食とか余裕で出るんだけど、
包材も持って帰るとクソ場所とるし。
3日間くっそ寒い中で外に立ってバイトの時給さえ、まともに稼げないとかマジである。
そうすると、当然リスク取りたくないから極力原価の安いものを使おうって話になる。
・原価が粉もので1割以下
こういう話書くと「店の看板背負ってくる屋台は大丈夫じゃない?」
と思うかもしれないけど、それも無い。
美味いもの食いたいなら行かない方がいいよ。
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フェスでありそうなやつだなーと俺が思ったからまとめちゃったけど。
催事のモデルはおそらく試食→持ち帰り物販とかの動線がしっかりしてて
おそらく客単価も物販含めて3000円くらいまで見込めそうよね。
今回の出店したところは出店は慣れしてたけど、催事慣れしてなくて
>出店でも有名シェフの店は美味い
これは、おそらく「招待枠」の話やね。
すべてのフェスがそうではないけど、フェス自体の客引きになるような超有名店は
出店料無料とか逆に最低保証を負担してもらって出るケースとかもある。
うちの店がそこまでどメジャーじゃなくて、招待枠獲得できないだけの
僻みでしかないけどさ。普通の飲食店が出すメリットは少ないよね。
ラーメン屋さんとかは、ふらっと行けるから、もしかしたら宣伝効果はあるのかもね。
昔々、横浜は関内に住んでいた時のことだ。この関内、は文字通りであってJR(さすがにもう国鉄ではなかった)の駅から海側のエリアである。諸氏はそんなところに住居があるのかと驚くかもしれないが、当時は雑居ビルの上の方に思ったよりは多く転々と貸間があった。ただし、下の方からは常に酔客の声やカラオケのだみ声(後学のために申し上げると、カラオケ騒音で一番外に響くのはよりにも寄って音痴なおっさんの胴間声であって、BGMは全く聞こえぬ)が常に聞こえ、よく言って華やか悪くいうとそりゃ真っ当な借り手はなかなかつかねぇよね、ということになる。
その時は-このシノギだけは真っ赤な嘘の話だが-、石化パイプライン屋の営業部隊に属して、港町には良くある怪しい中東系商社から注文を取って糊口をしのいでいた。中東系商社は母国の都合で動く。つまり、朝は遅く夜は次の日が来るぐらいまでが仕事のピークである。こっちもそれに合わせて変則的な労働時間で暮らす。それはいい。だが困るのは飯だ。飲み屋以外で食い物屋なぞない。コンビニと牛丼屋ぐらいはあるが、毎日ではつらい。トドメに、下戸である(中東屋さんとしては問題ないのだが)。飲み屋の線はこの段階で選択肢としてはさすがに消える。
ある雨の日、所要があって珍しく海側から我が雑居ビルへと帰途を辿っていた。いつものように腹が減っていた。あの辺り一帯は、細長い区画が一応碁盤の目状に並んでいる。一回右に曲がって一回左に曲がれば、どの通りを選んでも貸間に帰りつけるのは、小学校でやった懐かし「場合の数」だ。ただし、客引きのおねぇちゃんがうるさい通りというのがあり、こいつは敬遠せざるを得ない。
考えもせずひょいっと辻を曲がった先にあったのが、未明なのになぜか営業していたイタ飯屋だった。外のケースに入れられていたメニューは、いつもの夕食よりはちょっと高めだが、出せないほどではない。いい加減雨にも追われている、パスタとグリルを頼めばまあ恰好はつくだろう、たまには人がましいものが食いたい、そう思って扉を開ける。慇懃で痩せぎすのウエイターが案内したのは入り口近くの窓際の席だ。他に客はいないが、フリの怪しい安スーツに着られたような小僧っ子には、そんなもんだろう。
出されたメニューから慎重に安めのパスタとグリルを頼む。グリルは肉、シンプルに塩だ。呑むのはお冷。酒は頼まないし、ソフトドリンクに金を払うのは当時としては、ばかばかしく感じられていた。人心地ついて、水をすすりながらぼうっと薄暗い店内を見渡すに、どうもややちゃんとしたリストランテなようだ。しかし客は他にない。いればどんな店かも推量が利くというのに。そもそも、ちゃんとしたリストランテが酔狂にもかくも深夜まで空けているのか、さすがにいぶかしんだが尋ねるほどの気安さもない。ウエイターはほぼ厨房の入り口あたりの定位置に戻って、こちらには目もくれない。
ほどなくして出てきたパスタ、そしてグリルは確かに旨かった。これこそ久々のちゃんとした食事という奴だ。しかしただの大喰らいの悲しさ、昔の料理を思い出して論評するなどということは出来ない。しかしいくらなんでもちゃんと仕事をしてある2皿だ、ということ位は判る。悪くない。遅い晩餐の唯一の欠点は、こちらがやたらと水を飲むことだ。端から置いてあったグラスにサーブされたお冷は数回おかわりした。そしてさすがにリストランテ、見ていないようでウエイターは、こちらの水が切れると音もなくお代わりをちゃんと入れていく。それはちゃんと冷えていて、薄手のグラスに汗をかかせる。全く悪くない。
少なくとも追い出されはしなかった、塩を撒かれるほどの醜態でもなかったはずだ。そう思って、月に一回ぐらいは帰りがけに足を延ばした。向こうからすれば余程奇矯な客なんだろう、二回目からは、パスタと一緒に銀の水差しがサーブされてきた。嫌味かもしれないし、サービスかもしれない。お互いそっちの方が楽だもんな、それも悪くない(というとさすがに上から目線過ぎるか)。ウエイターは今度こそこっちの方を見ないで済んだはずだ。
佳き日は往々、突然に終わりを迎える。ある日、また人がましいものを食おうと思って店の前にたどり着くと、レストランは深夜営業をやめていた。そりゃそうだ、通った間、一度として他の客なぞ見たことはなかった。店としては、同伴とかお仕事帰りのお姐ぇ様方が使う心づもりだったんだろうが、どうしたって来たのは貧乏神めいた小僧だけだったのだから。さすがに空気よりはましだった、とは思いたいが、そんな細っちい客は切って捨てるのが当然の経営判断だ。
今にして思えば、どう考えたって利幅の薄い立派な不良顧客である。あのウエイターだってその奥にいるシェフだって、態々残業してきたのがあんなのだった、というのは落胆した事だろう。しかし、出てきた料理は真っ当だったし、ウエイターもあからさまに追い立てるそぶりはかけらも見せなかった。あの当時なら少なくとも匿名で世間様に晒されるようなことはなかった。もっとも晒されたとしたところで、こっちの低いアンテナに引っかかるものかは疑問が残るが。
ほどなくしてこちらも横浜を引き払った。まだあの店があったとして、出世払いに赴けるほどの立身は遂にしなかった。或いはケチって水ばかり飲んでいたツケかもしれない。そして時々人がましいものを食いたい時、まだ入る店には迷うのである。
しかし、簡単に見つからないから人は苦悩し、迷走するのもまた真理だ。
「いや、今日びそういうの印象悪いねん。やりすぎたら何かの条例に引っかかるらしいし」
「あっちのより手間と味のバランスがいいものとか、考えている間に夏が終わるわ」
「うーん、そうなると形勢逆転は難しそうですし、場所を変えますか」
「こっちが先にやってたのに何で引かなアカンねん。ここ以上にいい場所なんぞワイは知らん」
「じゃあ、あっちのアイス売りに、別の場所でやってもらうよう頼んでみます?」
「そんな筋合い相手にないし、受け入れるような奴とも思えん。他にアイス売りがいるのに構えてくるような輩や。ゴネるに決まっとる」
「ダメもとでやるにはリスクが高すぎるんや。こじれてるところを客とかに見られたら心象が悪ぅなる」
「カン先輩……さっきから“出来ない”と“やりたくない”しか言ってませんが、本気で解決したいと思ってます?」
「それなりの理由があって却下しとんのに、口だけ人間みたいな扱いすんのやめーや」
「なら、せめて代案を出してください。理由さえあれば何でもかんでも否定していいと考えたり、行動が伴わないのは口だけ症候群の典型例です。明らかに咳き込んでいる人間が正常を訴えるのは無理がありますよ」
あーでもないこーでもないを二人で何往復かさせたあたりで、偵察に行っていたドッペルが戻ってきた。
「ふ、二人とも? ちょっといい?」
それだけの服を、いつもどうやって持ち運んでいるのだろうか。
「い、いや、そうじゃなくて……なんか別の所に、い、い行ったみたい」
「なに、どういうことだ?」
まるで解決の目処はついていなかったのに、事態は知らない間に好転していた。
「まあ、“何か”あったんやろな。ワイらには好都合やけど」
「いや、ハチキューサンやないんやから、さすがに裏工作とかはせえへんって。後々のことまで考えるんやったら、そういう妨害行為をすると最終的に損するのが世の常やし」
最終的に損しなければやるとでも言いたげだ。
「なにはともあれ、チャンスや! マスダ、カラメルコーンと牛乳こーてこい!」
そして、世の常を語っていた人が言うとは思えないことを口走る。
「アイデアの多くは0からじゃなく1から生まれる。この世の99%はパクりで成り立っとるんや。あのアイスもテレビが先に紹介してたのを真似しただけやんけ。なんでワイらがやったらアカンねん」
まったく、こういうときのカン先輩の弁の立ちっぷりは凄まじい。
俺たちがここで真似する場合は1から始まっていないし、99%だとかいう統計は明らかにデタラメだ。
だがチャンスであることは同意なので、俺はいそいそと買い出しに向かった。