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はてなキーワード: ストーリーテリングとは

2016-10-31

君の名は。観たあとお口直しにバック・トゥ・ザ・フューチャー観たら

もう完璧すぎて泣いた

「辻褄を合わせても面白さに寄与しない」だと? はあああぁぁぁぁ???

くそんな恥ずかしいセリフ吐けるな。レベルが低すぎんだろてめーは 絵がきれいなだけじゃねーか 動くラッセンミュージックビデオ3曲分繋げただけじゃねーか

てめーはいますぐBTTF100万回観てストーリーテリング勉強し直せよクソが

なにちょっと「わざとです」みたいなこと抜かしてんだゴミ虫め。出来てねえだけのクセに。クリエイティブ舐めんじゃねえぞ

おまえのは辻褄がどうこうじゃなくて、演出がヘタクソで説明しきれてないところの問題から。辻褄以前の話だ。なんで電話持ってるのにかけねーんだよ、なんで身体が入れ替わると好きになるんだよ、なんで隕石落ちたの忘れるんだよ 小学生の劇レベルじゃねーか 

上手いクリエーターたちはそういうのを全部巧妙に説明するんだよ。その努力をしてんだよ。そこがキレイだと自然に劇が流れて感動に集中できるからこだわってんだよ。どうやったら自然説明できるかみんな命がけで考えてんだよ。

ほしのこえ好きだったのにあのインタビュー読んで死ぬほど嫌いになったわ

あとな、彗星太陽の直前であんな風に引き返すような軌道になるわけないから笑wwwww あんな恥ずかしいミス有り得ないけど未来永劫ネタになってよかったなwww  mn3

2016-08-29

シンゴジラ庵野作品の中では明らかに駄作なのに…。

シンゴジラが絶賛されてるけど、こいつら本当に庵野作品見てんの?って不思議になる。

見ててもオタク義務感で、本当は庵野作品を好きじゃないんだろう。

あんなのリアル感のあるポルノしかない。映画社会実験の場じゃないし、庵野資質社会派方面ではない。

そもそも批判の大半があそこはリアルじゃなかったみたいな、写実的であることが前提の批判で、写実的であることそのものの是非を問うものは一つもなかった。

エヴァ新劇場版では3作目のQが一番すばらしかった。あれにこそ庵野の才能が詰まっている。

観客を突き放し、不安にさせ、しかし目を離すことができない。そのまま突っ走る。それがエヴァQであり、庵野作品醍醐味だろう。

そう言う意味シンゴジラも前半は面白いのだが、後半はひたすら都合の良いストーリーテリング収束してしまう。

で、シンゴジラを絶賛してる人たちもそのストーリーいかによくできているかしか言わない。そんなのはどれだけうまくできていてもポルノしかないのに。

シンゴジラ好きな人庵野作品本質的に好きじゃないのだろうし、だからこそ雇われ監督作家性をセーブしたシンゴジラを絶賛してしまうのだろう。

シンゴジラ好きな人ディズニーランドとかも好きだと思う。

2016-08-06

http://anond.hatelabo.jp/20160805122423

はーいはーいはーい、俺も俺も俺も!

ってことで、何番煎じ目かのシン・ゴジラ感想を(以下略

ざっくり言えば、良かった(ざっくりすぎ)。

もう一度見に行きたい。

近年、そういう映画にはとんと当たってなかったので。

ただ反面、疑問点や、ちょっとリアリティーに欠けたかなという点も。

この映画のすごいところは、そういった点すら減点要素にはなりえないところ。

以下に記す。

(※個人の感想です

キャッチコピーニッポンゴジラ」なんだけど

 なんというか「トーキョー対ゴジラ」のような印象。

 政府自衛隊日本っていう国のもんなんだけどさ、

 「ニッポン対」っていう割には、東京(と関東地方)以外の土地が不自然なくらい出てこない。

 5秒くらいインサートされる「ヒロシマ」「ナガサキ」の写真くらいじゃない?

 よその土地が出てくるの。

 中盤、ゴジラくんったら東京のど真ん中であれだけ盛大に火吐いてるからキー局機能は失われてしまってるはずなのに

 何事も無かったのかのように放送が続いている。

 (例えば、「最終兵器彼女」なんかだと、テレビ放送機能なんかは失われていく描写だよね)

 ということは、関西準キー局あたりの支援を借りているはず。

 だけど、そういう描写はない。

 別に無いなら無いで、ストーリーテリングの上で絶対不可欠というもんでもないし、構わないんだけど

 この映画が紐つけられる「3.11」以降という文脈でいうと、首都一極集中型のこの国で

 首都機能を失ってしまったときどーするの?っていうこの国の弱点がなんの議論もされずに残されているという問題がありまして、

 そこに関する見解が何も提示されていないという腑に落ちなさは少々残りました。

 (とはいえ「3.11」云々は作り手側が喧伝しているというより、受け手勝手に関連付けてるだけとも言えるので、

  いちゃもんみたいなものに過ぎないのかもしれませんが…)

東京原爆を落とすという国連アメリカ傀儡)決議がされたときに、登場人物の誰もが怒りに震えてるんだけど、

 個人的にはあまりその怒りを(日本人なのに)自分のものとしては感じられなかった。

 「ヒロシマ」「ナガサキ」に続く、3発目の原爆をこの国に落とそうということに憤っていらっしゃるようですが

 1発目、2発目とは状況も意味も違うので。

 もちろん生死という概念すら凌駕している可能性のある最強生物に対して原爆というある種レガシー兵器通用するかという

 疑問はあるんだが犠牲者計画の段から見込まないといけない「ヤシオリ作戦」よりも、原爆投下の方がはるかスマートなやり方のような気がした。

 むしろ、Hatenarとして折に触れて見聞きする機会のある「東京対地方」論で、いつも散々にこきおろされる「地方」にいる身としては

 「ざまあみさらせトーキョー民!おごりくさった天罰じゃ!!」くらいのことは感じました。スッキリ

 …というくらい、「東京」と「地方」が分断されてしまってる現状、

 やっぱり「ニッポン対」っていうよりは、「トーキョー対」にしてくれた方がすっきりするな。

 

けど、街が壊されていく様子とか、人が逃げ惑う姿、この映画の核と言える描写リアルさはシリーズ随一だと感じた

(とくに船が積み重なっていく様子とか、押しつぶされたマンションの中にいる住人が流されていくカットとか)。

当方東日本大震災が発生した時に震度1すら観測されなかった西日本の街に住んでいて、「3.11」という言葉にあまり

リアリティーを感じてなかったんだけど、

そんな人間でもこの作品を見て、あの日の記憶から逃げられないんだと感じた。

それほどあの地震が残した爪痕は大きいということを思い知った。

地震発生後からずっとNHKUSTを見ていた。

お台場燃えている→東北被害激しいらしい→津波が来るぞ!逃げて→(絶句…)→原発が危ないらしい!→ハーイ/

ここまで24時間未満。パソコンの前に噛り付いて動けなかった。

実際、関東大震災の記録も集めてみると範囲も広いし、被害東日本大震災匹敵するほど大きい。

原爆被害だってそうだ。

にも関わらず、この3.11日本人にとって特別大きく感じるその理由は、

ビデオ技術(ここでは単に映像なのではない、フィルムではなし得ないほどの情報量もつメディア)が開発されて

リアルタイムでその映像をやり取りできるほどの高速ネットワーク回線というものがそろった後の時代において、

この国が迎える、初めての破局的な災害だったからだという側面もある。

そういえば911が起こるまで、200mを超えた高層建築が実際、どんな風に崩れるかなんて人類の誰一人として想像できなかっただろう。

そういう意味では初代ゴジラ以降、60年余の間に人類アーカイブしてきた全ての映像が、庵野秀明という最終アンカーの目を通して

この映画には生きている。この映画が獲得したリアリティーとは、つまるとこそういうことだと思うんだ。

こちらからは以上です

2016-08-03

映画スーサイド・スクワッド』についての批評家コメント抜粋

肯定

「『スーサイド・スクワッドは雑だがまあ一応愉しませてはくれる。ウィル・スミスマーゴット・ロビーをはじめとした役者陣は良い演技を見せている」――アラン・サーニー(ComingSoon.net

「期待通りもの約束通り作ってくれた。『ボーンシリーズの最新作とこれの二つは押さえとけ」――ヴィクトリアアレキサンダー(FilmsInReview.com)

「無理に偉大になろうとしていない良い映画だ」――レイ・パーチュ(Herald Sun

 「手堅い出来で愉しませてくれる。DC映画でもマーベル面白さに近づけることを証明した。あくまで、「近づいた」だけではあるが」――ウェンレイ・マ(News.com.au

 「「入門編」としてはおそらくベストなのではないか。順調にいけば、DCユニバースはより稼げるようになるだろう」――ビル・グッディクーンツ(Arizona Republic)

 「キャラは最高に良い。だが、ストーリーは良さからは程遠い」――ケイティー・ウォルシュ(Tribune News Servie)

 「こういうたぐいの映画としては、『スーサイド・スクワッド』は良い意味で変わっている。正統派ヒーロー映画に対して誇らしく中指をつき立てるのだ」――ブライアン・トルイ(USA Today

 「キャラクター内面自分自身を見出すことのできる稀有ヒーロー映画」――ビルゲ・エビリ(Village Voice

 「DCにとっては、BvSの失敗から立ち直るささやかな一歩となるだろう。ただ、もっと凄い傑作を作れたはず」――クリス・ナシャワティ(Entertainment Weekly)

 「こざかしいアメコミ映画ツイストのきいたB面だ」――デイヴ・カルホーン(Time Out


否定

 「もし、あなたに忌み嫌っている人物(単に嫌いな人間でも、イラつかせる人間でもなく、本当に心底嫌悪憎悪している人間)がいるなら、そいつに『スーサイド・スクワッド』のチケットを送るべきだ。」――ミック・ラサールSan Francisco Chronicle)

 「盛り上げるに欠ける悪い意味でフツーのヒーロー映画。『デッドプール』のニヒルな小粋さと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のアナーキーな奇抜さを後追いしようとしているものの、どうもスベっている。」――A・O・スコット(New York Times

 「今年で一番ストーリーテリングがこんがらがってる作品」――デイヴィッド・エデルスタインNew York Magazine

 「デヴィッド・エアー監督のスピーディな演出スタイルのせいで、ストーリーについていくのが難しい。」――マーラ・ルインスタイン(US Week)

 「このところのコミック原作映画が過剰供給されている感があるが、『スーサイド・スクワッド』はそれらと比べてなんの個性もない」――ソレン・アンダーソン(Seattle Times)

 「誰が『スーサイド・スクワッドから魂を抜き取ったんだ? デヴィッド・エアーPG-13大衆受けする作品にするために妥協して、彼の持ち味であるハードコアアクションを骨抜きにしてしまった」――ピータートラヴァース(Rolling Stone)

 「本作の脚色過程で実に多くのことが起こったけれども、最終的に出来上がったのは虚無だった」――ステファニー・ザチャレックTIME Magazine

2016-07-17

http://anond.hatelabo.jp/20160715205317

VR向けに自由視点コンテンツは開発されるだろうけれど、あなたが言うようなのとはちょっと違う方向になるんじゃないかと思ってる。

既存映画3Dアニメ。演技しているシーンがひとつあって、それを色々なカメラで撮ってつなげてる、と思うかもしれないけど、製作段階ではショット毎に、ストーリーテリングに最も適した画になるように調整してる。キャラクタ位置関係も、背景も、演技も。ひとつ出来事を多視点で見ているように感じられるのは一種錯覚。そういう錯覚を起こさせて、かつストーリーに観客を自然に乗せるように、作る側が狙って作ってる。

観客に視点自由を渡すとしたら、ひとつの方向は演劇的なアプローチ。もうひとつゲーム的なアプローチ。どちらにせよ、それぞれのメディアに適した「お約束」があって、観客もある程度それに馴染むことが要求されるだろう(もちろん、作る側が試行錯誤してゆく過程で観客も自然に馴染んで行くだろうけど)。そのお約束は、映画など2D映像メディアにあるお約束とは少し違ったものになるだろうね。

2016-02-19

映画を年間何百本観たとかじゃないけど、個人的オススメしたい映画

何か映画を何百本観たとかそれは権威つけ云々とか読んでて、みんなバーカバーカ、お前ら黙って映画見てろって思ったが、これに便乗すれば自分オススメ映画監督を広められるじゃないかと思ったので書く、皆とにかく映画観ろ!!!

1本目「燃え上がる生物監督:ジャックスミス

これはマジで滅茶苦茶意味が分からないけど凄い、ジャックスミスニューヨークアングラ映画界の巨匠でニュー・アメリカンシネマ(アメリカン・ニュー・シネマじゃない)を担う天才だったらしいんだけども、内容は女性の服を着た男性の集団がすごい絡み合う、それが45分間ずっと続く、何が面白いだって聞くかもしれないけど、荒々しさとかポエジーとかオリエンタリズムとか色々な要素が絡み合って、観客の前に完全なカオスがドカンと提示される、マジで何だこりゃって最初観たときは度肝抜かれたよ、映画原始的な力ってものを感じた!!!オススメ!!!ビデオインスタレーションとか配信してる美術サイトUbuwebってとこで配信してるから検索して即鑑賞だ!

2本目「愛しのアクアマリン監督エリザベスアレン

これはなアレだ、女子の友情もの、13歳の少女が2人いて、凄い親友なんだけども片方が引っ越して別れが近づいてる、そんな2人の前に何と人魚が登場、彼女は地上で3日間のうちに婚約者見つけないと父ちゃんが用意した男と結婚しなきゃいけない、ってことで3人力合わせて良い男性を探そう!って映画。これが笑えるやら切ないやら、ひねくれた自分にも友情の大切さってものがもう痛いほど染みた、超素晴らしい!!あと人魚役がタイウェストってホラー作家の良い感じに昔めいた洋館ホラーインキーパーズ」って作品に出てきたサラ・パクストンっていうのも注目だよな!!!

3本目"Within our gates"監督オスカー・ミショー

グリフィスの「國民の創生」、あれは映画史に残る名画とか言われてるけど差別主義者の集まり糞KKKを美化した作品で、今年サンダンス映画祭で"Birth of Nation"ってアフリカ系のネイト・パーカーが作ってオスカーとかの人種差別カウンターとし話題になったけど、「國民の創生」とほぼ同じ時期にこれへのアフリカ映画監督からのアンサー的作品が作られてて、それがこの"Within our Gates"な訳だよ、日本未公開だけどパブリックドメインになってyoutubeに全編アップしてあるからマジでお前ら絶対観ろ!!!

4本目「裸の診療室」監督ヌーク・レオポルド

アメリカ映画ばっか紹介しちゃったから今度はオランダ映画な、これは正直有り体に言っちゃえば、夫とか子供とかい自分医者として活躍して幸せな生活送ってんのに、何か人生に不満抱えてて、それで患者ボコスカ不倫しまくる女性の話な訳、でもな、このあらすじを念頭に入れて本編見てみ、ヤバいからショットショット全部絵画みたいで度がすぎてるほど美しい、監督の美的センス超絶ヤバい主人公感情移入もクソもねーわって人も美術館絵画を眺める感じで見れる、オススメよこれは!!!

5本目「魔 デビルズオーメン監督カイ・チーホン

去年、アンソニー・ウォンの「人肉饅頭」とか「エボラシンドローム」とかモラルとかそういう概念超越したドクソ不謹慎香港映画リバイバルされたじゃん?あれ好きな人、これ観たほうが良い、「燃え上がる生物」とは全く違う意味意味分かんないし、ヤベえほど汚ねえ、ウジ虫とか何らかの虫は数千匹出るし、ワニの死体グッチグッチゃだし、仏教?何か仏教?が超ブワアアアアアアアんとかさなる、この凄まじい汚さはカラーな分「ムカデ人間2」とか「神々のたそがれ」レベル香港が残した最も汚ならしい映画作品、だから大好きなんだ!

6本目「サンダーパンツ!

英国映画史な、「黒水仙」とか「フォー・ウェディング」とか「ファクトリー・ガール」とか「モーリス」とか「怒りをこめて振り返れ」とか「人食いエイリアン」とか「if...」とかヒッチコックの初期作とか「英国に聞け!」とか名作色々あるよ、でもさ英国映画史上最高の映画って聞かれたら、俺は真っ先にこの「サンダーパンツ!」を選ぶね。オナラがコンプレックス少年が親友の力借りてオナラで宇宙へと旅立つんだよ、俺はこれ毎回見るたび深く深く心を揺さぶられて号泣する、全人類にこれ見てほしいよ、それでオナラに泣きながら下積み時代のキーラ・ナイトレイがどこに出演してたか探してほしい!!!

7本目「ソナチネ監督シェリーヌ・ランク

北野武の奴も好きだけど、俺は断然こっちの寒々しいカナダ映画の方を推したい。少女2人の心がさ迷う姿を本当に侘しいまでに凍てついたトーンで描いてる、思春期っていうのは孤独の牢獄だよ、それで彼女たちが物語の最後にやること、これくらい切実な"私たちはここで生きてる!気づいてよ!"って叫び聞いたことないわ。ちなみこの傑作作ったミシェリーヌ・ランクト、これしか映画作ってねーのかなとか悲しく思ってたんだけど、実はバリバリ現役で映画作りまくってて、しかIMDB見たら最近俺が観た映画俳優として出演してたんだよ、もうマジでめっちゃビックリしたよ、でもマジで元気で良かったわ!!!

7本目「バチェロレッテ~あの娘が結婚するなんて~」監督レスリー・ヘッドラン

主人公は3人の女性で、ある日学生時代にクソデブっ思って見下してた女子が結婚するって聴いて、はああああ????って思いながら表面的には笑顔浮かべて彼女が開く独身最後のパーティーに行ってクソ騒動起こすって映画。まあ最後にはこいつらクズで最悪に迷惑かけるけど、自分達も良い男見つけて嫉妬心も無くなって最後には全員ハッピーハッピーヘヘーイ、とかなると思うじゃん普通?この3人マジでずっとクズ、救いようがないくらいクズ、結果1歩も成長なんかしない、ここでめちゃ評価別れるけど、でもこの映画は、人間成長なんかしなくたって生きていけりゃいいんだよ!!!ってある意味スゲーポジティブメッセージ送ってくる、ここに感銘受けたね、人間いつかは成長しなくちゃとか成長できるよとかそういうオブラート包んだ欺瞞ばっかこっちに向ける映画ばっかあるけど、この映画はそこらの映画とは気骨が全く違う!!!

8本目「昼間から呑む監督ノ・ヨンソク

昼間から呑む昼間から呑む!!昼間から呑む!!!昼間から呑む!!!マジでこれくらい最高の邦題を俺は聞いたことがない!!!昼間から呑む昼間から呑む昼間から呑む!内容は彼女にフラれた青年が酒呑んで旅して女性に恋して酒呑んで旅して女性に恋して酒呑んで酒呑んで、そして酒を呑む映画だ!だけども観ているうちに、この映画がいかに脚本を丁寧に丁寧に組み立てまくってるかに驚かされる一作になってるってきっと分かる筈だ!!昼間から呑みながら観ろ!!酒呑めない人は何も呑みながらでなくていいから観ろ!!!

9本目「ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズダイアリー監督マウゴジャタ・シュモフスカ

みんな大好きおフランス映画だぜ!!監督ポーランド人だけどそれは気にすんな!!内容はビノシュ演じる雑誌の記者が2人の若い娼婦インタビューすることで、移民がこの国で置かれる状況、学生の困窮ぶりがいかに厳しいか、性差別実態、そういうのを知っていくうちに自分人生も見つめ直さざるを得なくなるストーリー!!エロがあるからこんな邦題にされたけど、監督のマウゴジャタ・シュモフスカは一貫して、自意識が複雑化し、肉体と精神が解離を遂げていく現代において、私たちはいかにして私たちからだを取り戻すべきなのかって深遠なテーマを扱っていて、唯一この映画だけが日本でも普通にDVDで見られるからエロい邦題で敬遠してる人も是非観ろ!!!

10本目「悲愁物語」監督鈴木清順

最後に邦画を一本、俺的には「殺しの烙印」だとか「ツィゴイネルワイゼン」とかよりもこっちだ!!!プロゴルファーテレビ出演して、その疲れからご近所トラブルに巻き込まれて全てが破綻する!!!あらすじ書いてて自分でも意味が分からなかったが、観ても意味は分からない!!だけど異様な熱量に圧倒されること間違いない、意味が分からないという快楽に身を浸せ!!!

ということでオススメ10本紹介終わりだ!!ネットで観られる奴と「ソナチネ」以外は全部DVD出てるから近くのTSUTAYA行くか、ディスカスで借りれるぞ!!本当はラリーサ・シェピチコの「処刑の丘」とか紹介したかったけど、日本じゃ観れないし独りよがりになるから紹介せず!!!でもラリーサ・シェピチコまともに観れねぇ日本はマジにファックだよな!!!

注目の映画監督10人!!!

1.ヨルゴス・ランティモス

籠の中の乙女」はゼロ年代重要映画、最新作「ロブスター」もきっと頭がおかし!!!

2.ミア=ハンセン・ラブ

EDEN」の語りの独特さはテン年代刻印、新作ベルリン金熊賞獲ってくれ!!!

3.サム・エスメイル

映画コメット」とドラマ「Mr.ロボット」でアメリカに殴り込みかけたスゲー奴だ!!

4.ミシェルフランコ

ハネケ直系、不穏なムードを醸し出させたら天下一!!新作はティム・ロス主演「或る終焉」!!

5.アナリリーアマポアー

自分好きな物全部ぶっ混みまくったスタイリッシュフェミニズムヴァンパイアホラーウェスタンヴァンパイア残酷な牙をもつ少女」は何じゃあこりゃ!!!

6.リサンドロ・アロンソ

アルゼンチンからやってきた異才だ!!「約束の地」は筆舌に尽くしがたい時間感覚を持ち合わせた傑作だ!

7.坂本あゆみ

再びのハネケ直系、「FORMA」は何でソフト化されないんじゃ!!!

8.ナ・ホンジン

チェイサー」も「哀しき獣」もとにかく走って走って走りまくる凄まじい圧力と巧みなストーリーテリングに脱帽!新作が観てえ!!!

9.マウゴジャタ・シュモフスカ

さっきも書いたので説明割愛!!!

10.ヨアキム・トリアー

この中で唯一作品が通常公開されてないけども、新作"Louder than Bombs"が日本公開決定したらしいので入れた!!ノルウェーの若き大いなる才能!!

ということで、皆もっと映画観ろよ、じゃあな!!!

2015-12-27

ガールズ&パンツァー劇場版って何がそんなに良かった?

Twitterでも、はてブコメントでも、褒めちぎるか「ガルパンは良いぞ」としか見かけなかったり

否定的増田には厳しめのコメントが並んでるけどさ、

本当に何を押しのけてもそんなに良かった?


ガルパンはTV放映本編でしっかり終わったし、大好きだったよ俺も。

多人数を扱うストーリーテリングの巧みさとか、クライマックス一騎打ちのアツさ、

ウサギさんチームの成長とか胸にせまるものがあったよね。


でも今回の劇場版って、TV版の結末を完全にひっくり返しただけでも興醒めなのに

特にヒネリもないオールスター興行をダラダラと見せられた気がして、かなりつまらなかったんだよなぁ。


今まで世間感覚とは乖離してない自信はあったか

「まぁキャラクターみんなの顔がまた見れたから良かったけど、話としてはオマケのファンムービーぐらいだったよねー」

ぐらいの評判でおさまるかと思ったらこの騒ぎですよ。

しかも信頼してるネットユーザーが軒並み褒めてんじゃないの。

どうなっちゃったの、俺の感覚おかしなっちゃったのかってなもんよ。


マッドマックスみたい」とかいう評判もさ…全然マトを得てないでしょ。

エンジンタイヤがある乗り物が爆走してれば何でも怒りのデスロードなの?

アホか!何を見てたんだ!V8


特に嫌だったのは新キャラ継続高校ミカさん。

誰だよ!もうちょっとキャラ然としてくれよ!

さも当然という顔してスクリーンに映る前にサラッと自己紹介してくれよ!

変に意味深からどこかで見逃した話があったかと思って混乱するだろ!



ただちょっと思うのはね…

俺も去年のアイカツ!劇場版で似たような反応してたなぁ…と思い出して…。

やっぱり興奮すると「いい…」とか「尊い…」しか言わないのって良くないなと思って…。

それって結局その界隈にしか伝わらない感想から、周囲のテンションだけ高くなって、

普通のお客さんの否定的感想には過剰反応ちゃう危険もあるんじゃないかなって気がするのね。


からガルパン好きな皆さん、

もうちょっと「いいぞ!」以外のフレーズで語りませんか。

確認よろしくお願いいたします。

2015-10-17

3巻以内完結のおすすめマンガ

自分ベスト100選んで、「またかよ」って思われそうなタイトル抜いたらいいぐらいの数になったので書くよ。

特に順位とかはないです。全部読んでほしい。

※試し読みとかあるのはできるだけリンク貼ったよ。

・ぷらせぼくらぶ(1巻完結)

http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784091886385

大橋博之アシスタントをしてた奥田亜紀子デビュー作。題材としては『桐島、部活やめるってよ』的なスクールカースト

主人公あだ名が「毒まんじゅう」の岡ちゃんと、イケてる「向こう側」の人とのなんとも言い難い関わりを、綺麗なトーンワークで描いている。

自分で始まり自分で終わる岡ちゃんの恋は、クライマックス以外のバリエーションが無い」という掴みから引き込まれしまう。

ケンガイ(3巻完結)

http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784091847904

レンタルビデオ屋を舞台にした、フラグの全く立たないラブストーリー(仮)。

主人公普通イケメン伊賀君が惚れたのは、映画を観ること以外のことに興味を持てない、バイト内で「圏外女」と言われてしまうような白川さん。

自分映画観て勉強したり努力するんだけど、一緒に映画観てても全然いい雰囲気になる気配はなく。

好きな人映画チケットあげたら「伊賀くんはあたしを買収して何がしたいの?」「SEXですか?」「します?」って死んだ目で言われるの、キツすぎる。

あと、この漫画読むと映画観たくなる。(自分は『エレファント・マン』を観た)

・たまりば(2巻完結)

http://maoh.dengeki.com/tamapon/

「溜まり場」である多摩リバー」を舞台に、女子高生・美和とアラサー会社員ハルオの恋を描いた作品

女子高生の「青春」をいい年こいた人間が奪っていいものか、という問いかけ。

これをヘビーに味付けすると緑のルーペ『こいのことば』になるのかなあ。

・さきくさの咲く頃(1巻完結)

http://www.poco2.jp/comic/sakikusa/

『ぼくらのへんたい』でプチブレイクしたふみふみこの、奈良に暮らす幼馴染3人の不器用関係を描いた作品

ビターな恋愛ふみふみこはセリフに無駄がなくて、感情をえぐり取るのが上手い。

彼女カーブ(1巻完結)

https://viewer.yondemill.jp/?cid=1196&u0=3

『椿荘101号室』でハマったウラモトユウコ作品高野文子っぽいタッチのいい線を描く。

本作は女性の身体のパーツに関するオムニバスで、個人的には『キミの脚』という話が好み。

フェティシズムを刺激される。↑の試し読み読んでほしいんだけど、服を脱ぐ描写にこだわりを感じる。

ほんとにいい線だ。

ママだって人間(1巻完結)

http://mag.kawade.co.jp/mama/pdf/%E3%83%9E%E3%83%9E%E4%BA%BA1-1x.pdf

出産子育てエッセイマンガ

自分子育て経験ないもので、端から端まで目から鱗、というか自分想像しようのない部分を埋めてくれた。

同作者の『母がしんどい』も秀作。

・誰も懲りない(1巻完結)

https://note.mu/nakamuraching/n/n5680094105e2

『羣青』の中村珍作品一見理想的」な家庭の裏で何が起こっていたか

どこまでが実話なんだろう?となるほど、表現リアルで肉薄してくる。

ほんと誰も懲りなくてどうしようもねえな、とタイトル通りの感想

読んだら1日は活力奪われるほど重くて苦しい。

さよならガールフレンド(1巻完結)

http://www.shodensha.co.jp/sayonaragirlfriend/

(こんなちゃんとした特設サイトあるぐらいには期待作だった)

今年初めに出たばっかりの新鋭の作品山内マリコの『ここは退屈迎えに来て』が好きな人はぜひ読んでほしい。

いわゆるファスト風土の話。

自分地方出身都会住まいなこともあって、作品全体を覆う閉塞感のようなものにすごくシンパシーを感じた。

宇宙を駆けるよだか(2巻続刊)

http://www.s-manga.net/omf/omf_978-4-08-845351-4.html

連載中の少女漫画では一番注目してる作品(そろそろ終わる)。

美人性格もいい主人公と、ブスで性格の悪い同級生の身体が入れ替わってしまう。

設定的には松浦だるま『累―かさね―』に近いかもしれないんだけど、これを少女漫画文脈に落とし込んだのが尊い。

「主導権は常に外見が優れた人間にある」「あんたら美形はいいわよね キレイごと並べてればそれが正義になるんだから

って、少女マンガセリフかと言われると微妙なんだけど。

・スメルズライクグリーンスピリット(2巻完結)

http://comic.pixiv.net/works/790

BL作品自分ノーマルなのでいわゆるイチャラブ系のBL百合は読まないのだが、これは凄くよかった。

http://blog.livedoor.jp/aki22two/archives/1802123.html

このブログを読んでみてほしい。ちなみに百合でいうと「私の世界構成する塵のような何か。」が好きです。

預言者ピッピ(2巻続刊)

ギャグマンガ家・地下沢中也SF作品。全ての事象予測できるオーバーテクノロジーコンピューターが開発され、それが人類の滅亡を予測してしまったら?という話。

こう書くと平凡な印象を受けるかもしれないけど、ストーリーテリングが秀逸なのです。

いがらしみきおの『I』といい、ギャグマンガ家の描くSFって独特の雰囲気があって好き。ただ次の巻がいつ出るか未定で、もう4、5年生殺しを食らっている。

見ての通り息切れしてきたのでこのへんで終わりますが、↓のもおススメなので興味あったら読んでみてください。


ストロボライト(1巻完結)

故・青山景作品。「よいこの黙示録」が未完なのが本当に惜しい。日本は貴重な才能を失ったと本気で思う。

・まちあわせ(1巻完結)

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063770209

後味悪い系のホラーSFだけどとてもいい。

・68m(1巻完結)

http://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=9362

高校サッカーマンガスポットの当て方がいい。表題作が最高。

江戸告白(1巻完結)

http://morning.moae.jp/lineup/451

ノワ―ル時代劇。道を踏み外す怖さ。

ラタキア魔女(1巻完結)

http://csvt.tank.jp/img/rtk/rtk1.html

シュールギャグ

・変身のニュース(1巻完結)

http://morning.moae.jp/lineup/376

つげ義春華倫変系譜に連なる宮崎夏次系のデビュー作。これが一番トガってる。

恋人プレイ文庫版2巻完結)

当時どのくらい有名だったのかわからないのだけど。

神様うそをつく。(1巻完結)

http://afternoon.moae.jp/lineup/187

とても切なくて、とても綺麗な話。

・男の操(1巻完結)

http://www.shogakukan.co.jp/books/09186865

妻を亡くした演歌歌手が歌い続けて、売れて、そして死ぬまで。ギャグなんだけど、最後は泣くしかない。

名勝負数え唄(1巻完結)

http://sokuyomi.jp/product/meishoubuk_001/CO/1

パロディギャグ。作者の名前モンキー・チョップ」だぜ。

・星のポン子と豆腐屋れい子(1巻完結)

http://www.moae.jp/comic/hoshinoponko

小原愼司トニーたけざきの素晴らしいタッグ。1巻でよくまとまってるSFってだけで自分の中での評価が上がってしまう。

・透明なゆりかご(2巻続刊)

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063409574

産婦人科の話。きれいごとがない。

仕方ないんだけど、なんかヴィレヴァンっぽいラインナップになっちゃった

追記

反応あってうれしい。

青山景は「よいこの黙示録」じゃない?

→訂正しました。偉そうに言ってて恥ずかしい。

サブカル臭がキツい

→冒頭でも書いたように今回は「またかよ」系(明らかな名作であったり、こういう類の記事で頻繁に上がるもの)の作品を除いて書いたので、人によってはサブカルっぽく感じても仕方ないかもです。

NARUTO』とか『HUNTER×HUNTER』のジャンプ系も100には入ってましたし、『ギャングキング』とかも。『プラネテス』、『惑星のさみだれ』も。

皆さんのおすすめも聞いてみたいです。『弾丸ティアドロップ』は未読でした。

追記の追記

寝て起きたらけっこう読まれてた。

ブコメで上がってる中だと、

『千年万年りんごの子

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063806786

バニラスパイダー

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063842906

『ネムルバカ

不死身ラヴァーズ

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063949261

あたりは100に入ってました。

既にそこそこ有名かと思って外してました。線引きが雑でしたね。

今日エントリ―に

皆さん、阿部洋一という漫画家を御存知でしょうか

http://anond.hatelabo.jp/20151018015453

というのがありましたけど、本当に不遇ですよね。もっと知られて然るべきだと自分も思います


指摘のあった誤字等修正しました。ルノアールって喫茶室かよって感じでしたね。

ブコメに挙がっていた未読の漫画読むのが楽しみです。

2015-09-16

NARUTO」に代わる狐ヒーローは新連載の犠牲になってしまうのか━

━『カガミガミ/岩代俊明

週刊少年ジャンプで連載中のカガミガミが打ち切り危機に瀕しているように見える。NARUTOという巨大作品が連載終了という連載枠的にこれまでにないほどの好条件で始まった岩代先生にとって3回目の、俗にいうバイバイジャンプ王手をかけている連載作品カガミガミ」であるしかし30話(作中で言うFILE30 岩代先生は巻末コメントでこの表記編集が間違えていることを指摘する)現在、直近の打ち切りレースで「レディジャスティス」「デビリーマン」が連載を終了し、確実に先に打ち切られると容易に推測できた打ち切りへの余裕枠が尽てしまった。次もしくは次の次の打ち切りレースで生き残るには新連載の「ものの歩」「左門くんはサモナー」が10話で突き抜けてくれない限り厳しい。もちろん作品上でも黒幕の終月(ツイラギ)というキャラが登場し、打ち切り臭プンプンである

前作「PSYREN」(2008年1号~2010年52号)の熱烈なファンで数々の友人に布教し、5年間新連載を待った身としてはどうにかして打ち切りを逃れ人気作品上り詰めてほしい。「PSYREN」では弟子に先を越されたアニメ化をこのカガミガミで成し遂げてほしい。そういう思いからこれを書いている。

手元のWJ42号の巻末目次を見る。なんという充実の連載群であろうか。

1.ものの歩(新連載)

2.暗殺教室

3.ハイキュー!!

4.食戟のソーマ(cカラー

5.僕のヒーローアカデミア

6.火ノ丸相撲(cカラー

7.ブラッククローバー

8.斉木楠雄のサイ難

9.ワールドトリガー

10.背筋をピン!と

11.トリコ

12.ニセコイ

13.BLEACH

14.ベストブルー

15.こちら葛飾区亀有公園前派出所

16.カガミガミ

17.デビリーマン(連載終了)

18.磯部磯部物語(定位置)

現在WJ作品の年齢の若い中堅ドコロが、「PSYREN」連載当時では考えられないほどに充実しており、非常に面白い雑誌となっている。

その若い中堅ドコロが以下である

5.僕のヒーローアカデミアは、悲しいことにこの作品こそが本エントリー煽りで使った「NARUTO」に代わるを体現している作品であり、次世代ジャンプ王道漫画を支える金星である

6.火ノ丸相撲相撲という速攻打ち切りを喰らうと思われるジャンルを見事なストーリーテリングとまるで実際にキャラクター土俵の中で対面しているか錯覚するほどの迫力を見せる巧みな大ゴマ使いを武器に見事人気作品に仕上げている。私が今一番楽しみにしている作品である単行本が売れていないという噂を聞くが打ち切られる事はまずない。

7.ブラッククローバーカガミガミの開始以降に始まった作品であり、連載当初は私が最も登場を感謝したマンガであった。1話の完成度こそ高かったが、2話からさっそくキャラ顔の書き分けが未だに苦手なのが見て取れこれでまたストックができたと安心した。しかブラッククローバーは以降1話と同様の完成度、つまり子供が喜ぶジャンプ王道を突き進む魅力を維持し続けており加えて顔の書き分け以外の画力も人気作品として恥ずかしくないレベルを維持している。「Magico」「メタリカメタルカ」「HUNGRY JOKER」等のファンタジー世界観を有する新連載はここ最近まず間違いなく打ち切られていたが、ここにきてその悲しみの連鎖に終止符を打つ作品が出てきてしまった。

10.背筋をピンと!は高校競技ダンス部に属する地味な男女の話という火ノ丸相撲と同じく一般にジャンプ長生きはしなさそうなテーマ作品であるしかし18話(STEP18)現在でcカラーであり、普通に人気作品である。ここから打ち切りに急転直下ということは考えにくい。また作者の横田卓馬先生は何を隠そうオ〇ニーマスター黒沢の作者YOKOであり前作のダンゲロスヤンマガ誌上の人気作で、アニメ化の話が出る事には出たという超実力者である

14.ベストブルーは唯一の希望であるPixiv上で一瞬だけ人気を博した(?)「新米婦警キルコさん」の作者の新連載であり9話現在順調に掲載順の降下を続けている。しかし、毎度打ち切りレースジャンプを去るのは2作品であり、これだけではストックが足りない。9話現在作品上で終わりは匂わされていないことも不安材料

これら以外は全てアニメ化実写化が済もしくは決定している雲の上の作品たちであり、如何にカガミガミが苦境に立たされているか分かると思う。

では、肝心のカガミガミだが










正直言って打ち切りも止むなしという作品のように見える。いくら過去作の信者だったとはいえ、カガミガミより上記の作品が先に打ち切られるような事態が起こればジャンプ編集部の中に何か闇を感じずにはいられないだろう。

一応タイトル説明だけすると、主人公ショタ戦闘時に狐の式神と憑依合体してケモ耳イケメンになる。

2015-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20150316175911

それ作者が嫌いなんじゃないんじゃん

作品ストーリーテリングが気に入らないだけなんじゃん

怒り散らすなら自分感情は正確に分析しよう

2015-01-04

ベイマックス』を見て日本クリエイティブは完全に死んだと思った

さらですがディズニーの『ベイマックス』を見てきましたよ。ええ。

CM予告編を観たときは「まぁ、ディズニーの子ども向け映画だわな。退屈はしないけど飛び抜けた部分はない75点の答案だわ」と思っていたんですよ。作品で言うと『ライオンキング2』みたいな。

それが妙に評判良いんで見に行ったらズッコケました。限りなく100点に近い答案なんです。

しかも、表現として尖った部分が何もない。驚異的な映像が詰め込まれているわけでも、作家狂気があるわけでもないし、アッと驚くストーリーテリングもない。なのに、頭からお尻までワクワクする映像が続くんです。

「あっ、日本クリエイティブ終わったな」

そう感じました。だってスタッフの中には天才って一人もいないと思うんですよ。秀才集団。それが勉強勉強を重ねて、頭に汗をかいて、切磋琢磨して物凄いものを作ってしまった。彼らは「チーム主義」でモノ作りをしている。だってスタッフロール脚本家20人もいるんですよ。

それに比べて、日本は「作家主義」で作っているんですね。宮﨑駿や庵野秀明細田守カリスマと崇め立てて、彼らの手足になるようなスタッフを配置して、彼らのイマジネーションを忠実に再現していく。

それがクリエイティブの正解だって、みんな思っていました。作家主義じゃなきゃ尖った映画なんてできない。民主主義的にモノ作りしたって、誰にも刺さらない凡庸作品が出来上がってしまう。

ちょっと前までのディズニー映画ってそうでした。刺激の何もない砂糖菓子のような、甘っちょろい子ども向けの映画無難で、可も不可もなくて、つまらなくはないんだけど、心に何も残らない映画。うるさい日曜日のガキを数時間黙らせて、疲れた親御さんがぐっすり眠るような、そんな映画。夕食までの時間を埋めるだけのデートムービー

チーム主義なんてくだらない。作家主義じゃないとすごい作品はできない。『崖の上のポニョ』や『かぐや姫の物語』、『ほしのこえ』のような刺激的で面白い映画は、ディズニー未来永劫に渡って作ることはできない。誰にも邪魔させず天才作家想像力を最大限に発揮させることが、良い作品を生む出す唯一のプロセスなんだ。

それがすっかり覆されてしまっていた。彼らはチーム主義で「どうやったら面白いか」をみんなで必死に考え、ダメな部分を補強していく。日本作家主義なので、監督長所を反映した尖った表現をやるけども、短所露骨作品に出してしまう。ディズニーはチーム全員で短所を埋める方法を見つけてしまった。作品長所も潰すことなく。

もう完全に終わったな、と痛感しました。ジブリ映画脚本イマイチなことの、もう言い訳しようがない。ストーリーテリングを切り捨てたからこの躍動感があるんだ、なんて言えない。少なくとも今あるアニメーション会社のすべては、ここまでの仕事はできないでしょう。一人の天才に寄りかかった表現を続けている限り、日本は終わりです。作品短所をチーム主義で補える体制を作らないといけません。でも、すっかり組織ができあがった今の状態では無理でしょう。

「それはおかしい」と思う人は教えてください。日本アニメーションがなぜ世界市場に打って出れないのかを。私は作家主義監督短所作品に反映させてしまうからだと思いますあなたはどう思いますか。

2014-05-29

たまこラブストーリーについて気になったこと

俺も非常に感動したんだけど同時に気になったことをツラツラと。


1.おじいちゃんの入院

ストーリー上、たまこともち蔵を二人っきりにするために犠牲になったとしか思えないが、

アニメ本編でたまこが肉親の死に深いトラウマを抱えているのを知っているだけに

もうちょっと上手いやり方は無かったものかと思う。

大事には至らなかったとは言え狼狽するたまこを見るのはツラい。


2.みどりちゃんはそんな悪い子じゃない

1のアオリを受ける形になるが、みどりちゃんが餅をノドに詰まらせる照れ隠しギャグをやるのが

らしくないような気がする。彼女がそんな無配慮なことをするだろうか?


3.誰もいない学校

終盤、学級閉鎖で誰もいない教室たまこがもち蔵を待つシーン。あれ他の教室には生徒がいるんだよね?

学校全体が閉鎖されてるんだったら入れないはずだし人気なさすぎてちょっと不思議

特にラストみどりちゃん、かんなちゃんが校庭?の木に登ったりしてるけど

あれって他の教室の生徒から見たら北野武キッズ・リターンで校庭で走りまわる安藤金子みたいな事になってるのかな。


4.距離感

3の後、たまこ出町柳付近から京都駅まで疾走する訳ですが

やはり舞台となった土地に住んでる者としては、一体どんだけの距離走るんだよ…と思ってしまう。

あと駅ビルに圧倒される描写もあるけどアレもなぁ…。たまこの普段の生活範囲がかなり狭いのかなぁ…



まとめ

上記4点はストーリーの中〜後半にあるのがポイント

数多く作品を見てる訳ではないが、どうも京アニストーリーテリングには問題があるんじゃないかと思う。

印象として話の序盤は登場人物の一挙手一投足が実に丹念に描写され、見るだけで満足するんだけど、

そのおかげで疎かになったストーリー進行が後半になるにつれて破綻しているように感じられる。


また背景に実在風景を描いて、作品世界を身近に感じられるのは良いとは思うが

上の3,4で書いたように、ストーリー後半にはそれが足枷になって現実でもフィクションでもない

摩訶不思議空間に放り込まれるので、富士樹海で方位磁石が狂った様な気になった。入ったことはないが。

作品聖地で暮らされてる皆さんはそんな経験ありませんかね?


でもラストシーンが最高だったから今まで書いたことは結構どうでも良いんですけどね。

2014-02-09

俺たちは音楽じゃなくてストーリーを買っている

佐村河内守の話。あの人が難聴じゃなかったらあそこまで売れなかったのは公然事実であろう。また、普通音楽家が偽造を行っていても、ここまでのニュースにはならなかった。音楽のもの価値よりも「難聴」で「被爆2世」というブランドの方が強いのではないだろうか。そう感じた。

この手法マーケティング世界でも使われている。ストーリーテリングストーリーマーケティングという言葉を聞いたことがある方も多いと思う。実際の商品が出来た経緯や、会社理念を伝え、それにより商品を売る戦術だ。代表的な例がfacebookである。当初、日本ではそれほど人気がなかったfacebookだが、映画ソーシャルネットワークにより一段と利用者が増えた。

良いストーリーは我々の心を揺さぶり、感動させてくれる。だが一方で、本来の価値を見えなくさせてしまうのではないだろうか。ストーリー産業として売り出される時代、我々はより慎重に物事の価値を見極める必要がありそうだ。

2013-09-26

http://anond.hatelabo.jp/20130926092440

プレイヤーが動かして能動的に体験することを考えて作らないといけないから、

ただ流すだけのストーリーテリングとは違ったものになるんじゃないのかなあ

どっちが優れているとかじゃなくて、方法論の違いとか。

うーん、うまく説明できない。

2013-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20130512143540

ハインラインは「時の門」や「輪廻の蛇」みたいな緻密なタイムパラドックス小説も書いているが

それに比べると夏への扉プロットはかなり単純だね。

CADの出現を予測してたり、家電モジュール化のアイデアが先駆的とか言われてるけど

センス・オブ・ワンダーとか発表当時としても薄かったと思う。

ハインラインジュブナイルもたくさん書いているし、大人主人公YA小説というか

ハインライン特有の語り口、ストーリーテリングのうまさで評価されてるんだろう。

2013-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20130208130049

たとえば『らきすた』や『けいおんだって

キャラ以外はクソな萌えアニメの典型」という意見もあれば、

ストーリーテリングがすごいか萌えだけじゃない」という意見もあるわけで、

それが京極堂シリーズでも、後者割合が多いというだけで、構図は変わらない。

2012-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20120413202433

イラストが安く買いたたかれる問題。

いきなり自分語りでなんなんだが、自分はいちおうプロ小説家である会社員をしながら、日曜にちょこちょこ書くだけの小説家からプロです、と言い切るにはいつも引け目を感じているが、収入的には小説家仕事だけで年収500万円くらいにはなる。ジャンルが偏っているので、ほとんどの人は名前を言っても知らないだろうが。そこから得られる分だけで生活していける収入があるという意味では、プロを名乗っても差し支えないと思う。

たまにしか更新しないブログやマスダで、社会問題やら何やらについて書くと、内容から離れて、文章を褒められることが結構ある。プロ並だとか、カネがとれるレベルだとか、内容ではなくて文章についてそう言われる。こちらとしては、そういう文章はまったく推敲もされていないし、勢いだけで書いた駄文である場合が多い。そもそも小説の文章の作法と、ジャーナルな文章の作法全然違う。それでもそう言われることがままあるということは、ネット上にこれだけの日本語テキストが氾濫しながら、プロセミプロの水準に達している文章が少ないからではないか

日本人なら普通日本語テキストを書ける。プロ編集者が手を加えれば、それなりに読める文章には誰のものでもなる。ただ、読める文章と読ませる文章は決定的に違う。決定的と言ったわりには、それが何なのか、私自身把握していないが、ともかくその、ぼんやりとした決定的な要因によって私は飯を食えているわけである

音楽イラスト比較しても、一見、特別な技能必要としない分だけ、文章の世界参入障壁が低い。参入障壁は低いが、じゃあ、試になにか作品を書いてごらんと言われれば、百人中九十人はまず作品を完成させることが出来ない。逆に技能が占めるウェイトが高い分だけ、技術が伴っていなくても音楽イラストでは形にしてしまえばそれなりのオブジェになってしまうということはあろうかと思う。小説の文章は特に、構成力、表現力、構築力、ストーリーテリング技術等々すべてがコントロールされて初めて形になり得るので、実際には参入障壁がそう低いわけではない。

参入障壁が低ければ市場崩壊するのか。

経済学的に言えば、そうであるかも知れないが、いちおうはプロ表現者の実感から言えば、一概にはそうも言えないような気がする。私程度の書き手であっても、注文にすべて応じ切れているわけではない。新規参入者が増えて膨らむのは生み出される小説全体のストックであって、私の作品のストックではない。

司馬遼太郎の作品と私の作品の長さが同じだから市場価値が同じだと言うことがあるだろうか。司馬遼太郎の作品の代わりに私の作品がなり得るだろうか。そんなことはあり得ない。司馬遼太郎の作品は司馬遼太郎しか書くことが出来ず、司馬遼太郎の読者が求めているのは司馬作品であって、他の作品は代替にはならない。究極の参入障壁ではなかろうか。

イラストでも事情は同じはずだ。他から隔絶した個性を持った作家の作品は、百枚の中に紛れていても、誰が描いたかすぐに分かる。その人の絵を描けるのはその人だけなのだから、その人の絵に訴求力があるならば、他の人の存在によって描き手としてのその人が脅かされることはない。

創作活動は究極の個人活動だということを忘れてはならないと思う。その活動をマスな視点だけで見ていては、現状を見誤ると思う。素人の作品に脅かされるのは素人だけだろう。

2011-12-21

進撃の巨人

最近始めて読んだんだけど。

まぁ面白い面白いけど、あそこまで持て囃されるほどとはとても思えなかった。

絵や演出や設定やストーリーテリングは荒削りと言うよりはチープだし、

それを補って余りあるほどの強烈な才能や個性があるとも思えなかった。

そもそも一般受けするタイプ漫画にはとても見えない。

ステルスマーケティングとかそれ系だったのかな?

(ちなみに俺は漫画描いたりとかは全くしないので、俺のがマシとかそういうことを言いたいわけじゃないです)

2011-06-11

おすすめ小説漫画

最近読んだおすすめを挙げていくよー。

まずは小説から。名作二冊と趣味一冊でセレクトしてみたよー。

夏への扉

この作品は言わずと知れた海外SF小説の名作だねー。最近自分の中でSFがブームなんだけど、読んでみてすごく良かったと思った。

はっきり言って始めは退屈だったけど、中盤以降の盛り返しがすごい。最後は爽快な気分に慣れたから、エンターテイメントとして高得点だった。

ピート可愛い。リッキィも素敵な人だ。ただ主人公の精神的というか、即物的なロリコンへの耐性はどうなのよって思うなあ。

兼ねてよりそう見ていなかったとしても、やっぱりねえ。ダニィさん、そこんところどうなのよ、ねえ。

・隣の家の少女

かわってこちら。イギリス絞首刑行人が書いた、悪夢のような一冊だねー。まとめブログで欝になるとか後悔するとかの一冊としてよく上がってる。本当にそのとおりだと思った。

正直言って、この本のレーティングはR18クラスなんじゃないかな。ホラー小説というよりも、もっとグロテスクで内蔵抉るような嫌悪感に満ちていたよ。

始めの方こそ牧歌的青春ものって感じの内容なんだけど、臆面も無く表現された凄惨への伏線がいい意味で嫌な感じだったなあ。

実際嫌な後味が残ったし。

でも、一度は読んでみるといいと思う。邪悪を具現化したようなかの女子高生コンクリート詰め殺人事件の捉え方も、ちょっとだけ変わるかもしれないね

古道具 中野商店

最後はこれ。完璧趣味で選んでみた。川上弘美の文章はときどきすごく読みたくなる。あの空気感が素敵なのです

まあホラーSFラノベとを読んで、少し文学っぽい物語に触れたかっただけってのもあるんだけど。

落ち着いたレディースコミックって感じで、安心して読めるよー。唐草模様物語って感じなんだな、これが。

うん。すごく伝わりづらい。なんていうかね、綺麗な水がひたひたと満ちていくような読後感があるんだー。

この他にも小川一水とか貴志祐介とか恒川光太郎とか中村航とかの著書もいいよー。

黒野伸一とか五十嵐貴久とか有川浩とか梨木香歩とか加納朋子なんかも素敵だと思うなあ。

雨の休日読書に最適だよ。湿っぽい匂いと紙をめくる音とが心地いいだねー。

さて、次は漫画の紹介だよー。手軽に楽しめるのが漫画のいいところだと思うんだけど、どうなんだろう。

ナナマルサンバ

まだ一巻しか出てないクイズ漫画だよー。ゴールデンタイムにやってるような奴じゃなく、競技としてのクイズテーマに据えた作品だよ。

この作品の面白いところは、その焦点もさることながら漫画としての構成にもあると思うんだ。

王道的なストーリーテリングを無理なく無駄なく簡潔に描ききってるからすごく読みやすいんだよねー。この上手さは夢喰いメリーにも通ずるところがあると思うよ。

続刊に期待が持てる、熱いクイズ漫画になんだよねー。この作者のもえタイも一巻完結ものでおすすめだよ。

ウサギルリカラクサ

昨日二巻が出たみたいで、なんか完結してた漫画。なんとなく目についたから一巻と合わせて買ったんだけど、すごく良かったよー。

はっきりいって表紙を見て安易な萌えものかと思っちゃったんだけど、どっこいかなりシリアスで温かな作品だった。

独特な世界観はもとより、その絵柄もいい味出してるからいろんな人に読んでみてほしいなあ。

作者はイラストレーターさんみたいだけど、内容も骨太でしっかりしてた。

・繕い裁つ人

本との出会いって不思議だねー。ぱっと手が伸びてしまうんだから。この作品もそんな一冊だった。続き物で、こちらもまだ一巻しか発刊されてないけど、すごいんだよねー。

正直なところ、絵柄はすごく人を選ぶと思う。人物の顔なんて下手だって表する人がいるかも知れない。加えて余白の多さを指摘する人もいると思う。手抜きだとなんとか、無粋なことをさ。

でもねー、この作品はそう言った朴訥としたところとか簡素なところが最大の魅力だと思うんだよね。

読み取りにくい表情や、何も描かれていない空間に、とてもたくさんの情報が詰まってる。読んでるとね、だんだんその距離感とか漂ってる空気みたいなものが、濃密に溢れてくるんだー。

こいつはすごい作品ですぜぃ。静謐で穏やかな読書感に浸れると思うよー。

・午前3時の危険地帯

現在三巻まで発刊されてる。恋に仕事にって感じのレディースコミックで、でもどろどろした絡みだとか鬱々とした展開のない、変にカラッと乾いた漫画になってるよー。

この人、表紙が素敵なんだよねー。もちろん内容もいいけど、髪の毛とかすごい好きな描き方してる。

なんていうか、働きマンみたいにちょっと元気をもらえる作品になってると思うんだー。まあ結構毛色は違うんだけど、本質的に力をもらえるって言うか。

コミカルな描写も多くて、読んでて楽しいのもグッド。同作者の少年少女っていう短編集もおすすめだねー。

ばらかもん

この漫画も元気になれるよー。よつばとみたいな感じだけど、また違った良さがあるんだよねー。よつばは元気を発散する中心だけど、先生は元気を周囲と分かち合ってる。

のどか田舎暮らし、なんて内容じゃないんだけど、すっごく懐かしくて、もう帰れない夏休みのことを思い出さずにはいられない、かと言って切なくもならない、そんな作品なんだなー。

ぼくのなつやすみってゲームを、思いっきり濃口にしたような内容って言えばいいのかな。ぼくのなつやすみやったことないかわからんけども。

すっごく胸が軽くなる作品なんだねー。いや、すっごくってのは言いすぎかもしれんけども。なんとなく笑えてしま楽しい漫画なんだなー、きっと。

なんかいっぱい挙げたら疲れてしまった。アホだなー。でもまあ自己満足にはなったからよしといたしましょうや。うん、そうしよう。

世の中にはたくさんの本があって、面白い物語が隠れていて、到底全てを網羅することなんてできなくて、そもそも本意外にも呆れてしまうほどにたくさんの娯楽があるんだけれども、そういったことを考えるといつもスゲェって圧倒されてしまう。本屋とか行くだけで、すごくワクワクする。

もうね、どうなってるのこの島は、状態ですよまったく。

他にもいろんな本を知りたいなあ(チラッチラッ

そんなことよりミスドに行きたい。

2011-01-31

http://anond.hatelabo.jp/20110131165415

そもそも俺は学生じゃないけど。

それは言いようによって何とでもなるのは間違いないと断言できる。

(無論、それができるような奴ならそもそも内定とれる、というのはあるけど、この辺のストーリーテリングスキルはコツがあるので学習で身につけられる)

それにそもそも議論してるのは「既卒者と留年者のどっちが有利か」という話。

2010-10-09

ポケモンプレイして感じたやっぱ任天堂の本気はすげぇ

かれこれ、初代ポケモングリーンをやったのが最初最後だったから、今回ポケモンブラックプレイしたのはもう12年ぶりくらいなんだろうか。

いろいろ感じたことは、ポケモンとは今までのRPG集大成だということだ。

(1)自由なパートウエイトが大きい

とりあえずエンディングまでは辿りついた。

まだまだ冒険は終わりではないらしい。。

これからは順不同で自由度の高い旅が用意されているみたい。

出会いを求め、伝承を辿り、新たな発見を求めて冒険がずっと続いていく。

近作のポケモンコンピュータRPG史上初めて導入された画期的な要素ではないけれど、このエンディング後のパートが大きいのは特徴的だ。

一本道の必須パート+エンディング後(あるいはエンディングの前から)に自由なパート

の2パート構成は最近RPGにはよくある。

例をあげれば、クリアした後も、エンディング後にいけるようになる隠しダンジョンや、クエストとよばれる小冒険を続けることでストーリーテリングの楽しさが去った後もゲーム面白さを維持できる。

もともと、自由なパートが置かれる以前でもPG(ここではドラクエに代表されるRPG)の魅力の1つは探索だった。

近作のポケモンは後半のパートがかなり多い。

今回、ポケモンブラックホワイトエンディングまでに巡ることが出来る町はマップにある町のたった3/4ほどだ。

ダンジョンに至っては半分くらいストーリーと無縁だ。

もちろん、通信機能を使ったクエストも用意されている。

(2)キャラ育成要素と感情移入しやすさのバランス

ドラクエでいえば3、FFでいえば5、自由度の高い育成要素を加えたゲーム面白い

反面、キャラ自由度を持たせることは、人格定義しにくくなる。

ドラマパートでは勇ましいセリフを言うけれど、戦闘シーンでのジョブ遊び人だとか、移動シーンでは鎧を着てるのに戦闘シーンでは魔法使いローブを着ているとか。

か弱い女性という設定なのにパーティ最高火力だとか。

その点で、ポケモン完璧だ。

どんなにポケモンを鍛えようと、どんなポケモンを育てようと、主人公の人格違和感はない。

パーティメンバー過去の設定をつけないという意味では、DQ3のルイーダの酒場システムWizのが古いしギルガメッシュ酒場というべきか)と同じのはずだが、ポケモンのほうが自然キャラ感情移入が出来る。

流石にそこは人間と獣の差、獣はペットを飼う感覚で従えることができるが、共に冒険する仲間にはそれぞれ世界にたった一つの冒険する理由が欲しい。

戦闘員と主人公を全く切り離し、戦闘員を非人間にすることで完璧な解決を図ってる。

とはいえ、これだってポケモンが初の試みになるかは微妙だ。

たとえば昔から女神転生では似たシステム採用されてた。

(3)狭い世界

RPGにおける世界の広さは、スーパーファミコン時代が一番広かったと思われる。

主人公が住む世界地球規模(船や空を飛んで一周できる)で、さらにもう1つ、あるいは二つ同じように地球規模の異世界次元をまたいだり時空をまたいで存在し、同じように人の営みが用意されていた。

ところが、それ以降は世界の広がりはない。

むしろ、ある外界から隔たった特定地方舞台にすることが増えてきた。

おそらく、僕らの住む現実世界のようにいろんな人がいて、いろんな思想、派閥存在する世界の諸問題は、魔王を倒せば解決するような単純なものではないからだ。

ポケモンもこの流れを踏襲してる。

狭い、人の繋がりの密な世界の温かさ、かといって冒険が不自由なわけではない。

世界が狭いからといって、すぐに退屈してしまうことはない。

僕が子供の頃に近所の廃屋や林を探索していたときには退屈さを感じなかったように。

(4)古きよきターン制

ポケモン廃人パラメータからダメージ計算できるように、極めて厳格なルールで動いている。

パラメータと行動の結果がほとんど予想可能なまでにすることで、カードゲームのような戦略性が生まれている。

そこに、僅かに1つ2つ、(僅かであるのがミソだ)乱数で決まる要素を加えることで、興奮が高まる。

テーブルトークRPGから伝統的な古きよきターン制だ。

しばらく気付けなかったが、風来のシレンのようなダンジョンRPGに通じるものがある。

なにを、何回、どういう順番で、行うか、それをプレーヤーに考えさせる。

MP制でなくPP制にしたのもそのせいだと思う。

もちろん、これが対戦という状況においてさらに頭脳戦の楽しさとなるだろうことは想像に難くない、

(5)通信要素

思えば、初代ポケモングリーンレッドの2バージョンを用意することで、通信なくしてコンプリートできない仕様にしたのは画期的だった。

最近だと、インターネットにより携帯機でなくとも通信は可能になったけれど、ネットワーク利用で面白さを倍増させることに関しては、これ以上のゲームはなさそうだ。

面白さを倍増と書いたが、累乗といっていいかもしれない。

DSのためのソフト、いや、ポケモンのためのハードこそDS

ラブプラスDSの特性を最大限生かしたゲームとか言う意見を聞いたけど、そんなレベルを遥かに上回る。

(6)ゲームバランス

やりこみ要素が強いのに、廃人初心者も、小学生大きなお友達も、みんな楽しめる。

極めて凶悪なコンボがありながら、完璧なハメ手がない。

以上、近作のポケモンゲーム史上画期的というようなシステムはない。

ただ、集大成だ。

そのクォリティが高すぎて、RPGというよりもポケモンという新しいジャンルだと言っていい。

しかし、おそらくこんないろんな要素を絶妙なバランスで詰め込むのは他社には出来ない芸当だったと思う。

どうせ子供向けだろとか、グラフィックドットが粗いとか、そう思って見向きもしてないだろうけど、みんなポケモンやってみてくれ。

2010-10-03

けいおん!!にみる、物語の構成

もしくは、いかにして物語るために構成を必要とし、また必要としなくなったか。

けいおん!!には物語が無く、その構成とはつまり、ついに物語ることを止めてなお作品であり得ることを示した」

この言説は、正しくもありまた正しくもない。

つまり、どの時点と比較して、何と比較してという点を明らかにしていないから矛盾が生じうる。

けいおん!!は、一見して非常に判りやすい成長の物語だ。

まず第一話にて平沢唯ギターを弾いている。それに合わせて主人公達が楽器を持って登校する。

これは前作からの繋ぎであると同時に、その成長を感じさせる。練習は新歓ライブのためのモノだ。

そして最終話は(番外編と銘打たれているが)、中野梓がまたギターを弾いている。

練習は新歓ライブのためのモノだ。それに合わせて主人公達は、楽器を持たず下校する。

非常に明確な代替わりの話であり、また、その前段の担任宅への訪問もそれを連想させる。

つまり、主人公達は居なくなるわけでも、物語が終わるわけでもなく、続いている。

写真を見る山中さわ子学校に居続けるし、その彼女もまた高校生だった過去がある。

そして、当時のメンバーが訪ねてくる。

主人公達の話の枠外にも時系列存在し、続いているという強烈なメッセージでもある。

さて、ではなぜこれを物語が無いと言って正当性があると言えるか。

演劇、特に高校演劇では顕著だが、ストーリーテリングにはいくつかの手法が確立されている。

  • 1つ目は、あるストーリーに沿って話を進める手法。
  • 2つ目は、ストーリーが動くように、外部性を導入する手法。
  • 3つ目は、外部性のみで、そこに何が起こるかを描き出す手法。

簡単に説明すれば、

  • 1つめは高校演劇ありがちな「描くために無理矢理進める手法」と言える。
    • 「わあ、素敵な水族館ね。あれ、あそこで人が倒れている?」などが典型例だ。
  • 2つめは一般的な演劇にある「描くために必然性リアルさを感じさせる手法」と言える。
    • 高校生2枚お願いします」「何時の回ですか?」などの外部の人との対話が典型例だ。
  • 3つめは劇作家の調整方法とも言える。
    • 小さな居酒屋のような、無関係の人物の会話が生じやすい場面と時間を設定するのが典型例だ。

これらは誤解を恐れずに平たく言えば「日常には何も起こらない」と言っていることと等しい。

会話劇であって会話が無ければそれは劇ではない。そう言っているわけだ。

ごく当たり前と言える。

(何もない日常を描く場合、大抵それは通常でない人たちを集めた3つめの手法であることが多い。

 たとえば究極超人あ〜るの何もない日など)

そう言う意味で、

何もストーリーが無く(日常を描くのみ)、

ストーリーを動かす外部性が無く(イベントは起こるが日常を進める要因ではなく)、

外部性のみで描き出すわけでも無く(場面と場所は設定されているが、起こるのは日常)、

そこにはストーリーテリング存在しないと言ってしまっても良い。

ここまで敢えて触れなかったが、「テーマ」もしくは「観客の感情を揺らすなにか」が演劇には必須であるとされている。

「何が主題なのか」「喜怒哀楽のどれを意図したモノなのか」が必要であると言われている。

サザエさんドラえもんは、その環境(場面、キャラクタ)から何かを伝えようとしている。

(これは演劇屋さんによって言うことが違うので、酷く難しい問題ではある。「何を伝えたいか」と言い換えても良い)

ではボーイミーツガールでもなく、社会批判でもなく、人間の愚かさを示すわけでも、爽快感意図したモノでもなく

けいおん!!」は何を伝えたいのか。

成長と代替わりをずっと行おうとすることから何を伝えるか。

写真が記録の代名詞として何度も登場することから、そして色味を変えて何度も描き出すことから、それは「郷愁」だと言える。

いや、それは「同調」でも良いかも知れない。「憧憬」かも知れない。

「期待」かも知れないし、「絶望」かも知れない。

そう、過去があり未来がある「高校生活」というある時間と場所を切り出した作品なのだ。

その意味で、そこには物語はない。

外部性はなく、主張も見えない。

高校というシステムの永続性を描き出して、何も起こらない。

しかしそのままの意味でそこには物語がある。

高校という枠の外にも時間軸があり、写真時間を止めてもそれは切り出した一部であるという明確なメッセージがある。

つまり、一般的な過去の「こうすれば何かを相手に伝えられる」という手法からは逸脱した作品である。

そしてまた、日常生活を丁寧に描くことでそこに思い出と永続性と一時的な時間を同時に表現している。

始まりと終わりがある物語ではなく、始まりも終わりもない物語ですらない。

始まりも終わりも無い桜高軽音部を枠として、その枠の始まりから終わりまでを丁寧に描いた作品。

伝えるために手法を必要としていない、より原初の演劇

それこそが「けいおん!!」に物語がない理由であり、また物語である理由でもある。

2009-02-26

村上春樹が分からん

数年前いくつか読んだんだけど「良さ」が分からん。

正直言うと、読んだ直後はなんとなく「いいよね」なんていってた。分からないままに。なんかこのよく分からなさが文学ってやつなんだなとか背伸びして分かった気になってたんだけど、今改めて素直に考えると、分からん。でも当時はそんなことをいうと「バカ」と思われそうでいえなかった(今もリアルじゃ言えないが)。

ぶっちゃけ言うと、文体が「オサレ」なだけじゃないの?オチも意味が分からんし、ストーリー展開も意味が分からない。なにかというとコーラの匂いがしたりする「分かってる」「頭のいい」「超絶美人ってわけじゃないけど魅力のある」みたいな女の子と、恋人になるでもなくセックスをするってだけじゃね?それもなぜか女の子がよくわからないけど主人公に惹かれて、セックスしたがる。なんかかっこつけたポルノっつーか、文学ぶったラノベにしか見えない。特に何も無いけど女の子セックスしようと寄ってくるってハーレムラノベとどう違うんだ?不自然キモいっつーか、「こういうのが理想なのか?」って感じで引く。作者の顔をうっかり見てしまった日には、引くというより何か見てはいけないものを見てしまったような罪悪感にすらかられた。

でも多分それは俺がアホなんだろう、読書力?みたいなモンが足りないんだろう、とは思うけど。

なんか絶賛されてるし。海外でも。でもわからん。

つーかそもそも「文学」ってわからない。なんか読んでるうちに、「つーかうだうだいってっけど結局は男が子供こさえた女捨ててきたってことだろ?」とか思って終わるっつーか。漫画とかラノベの方がまだそういう意味でマシだと思う。世界観も、たいして味わいたいと思うような世界観でもないし。じめじめしてるだけの日本があるだけっつーか。小説ストーリーテリング能力しか求めていないのかもしれない。そしてそれは多分本読みの間では侮蔑対象にあたる……気がする。でも「話が面白い」「キャラがよい」「世界観がいい」くらいしかわからない。それ以外の「よさ」を感じ取れない。中学国語の授業の深読みってほとんどこじつけにしか聞こえないし。

あんまりさ、本読んで「つまらん。ここがつまらん」とか言ってると単に何にでもケチつける人ってだけに終わっちゃいそうで、でも小説を読んでも「結局○○○ってだけのことか?」とか「つまんね」と思ってしまう自分がいる。そう思ってしまうことが嫌で、結局小説って読まなくなったんだよな……俺。誰か小説の面白さを教えて欲しい。

2009-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20090120024548

時間でも高付加価値ゲームって作れないはずはないと思うんですよ。

なんか、高付加価値ゲームは「長い一本道に途中で複数の枝葉をつけた形」みたいな

変な共通意識みたいな物が出来上がってしまっているような気がしてるんですよね。


ゲーム価値プレイ時間単価」みたいな安直な指標でしか判断してもらえない

今の状況ではしょうがないのかもしれませんけど。


情報共有の障壁が限界まで下がってる現在においては、「誰がプレイしても大筋同じストーリー」という

日本古典的なゲームシステムそのものがもうビジネスとして成り立たなくなってるんだと

思うんですけど、じゃあどうすりゃいいのかってのは答えが出てこないですねー。


プロシージャルストーリーテリングとでもいうのか、プレイヤー毎に異なる体験を

提供できるゲームって海外だと「Left 4 Dead」でゲイブが実験の第一段階を実現してたりしてるわけで。

最終目標はあくまでプレイヤー毎に異なるストーリー体験を提供すること。

その第一段階として、AIディレクターを導入して、同じストーリーラインでもプレイヤーの状況を

AIディレクターが判断して敵の投入タイミングや量を調節するようにしてるし。


Left 4 Dead」のシステムそのものが古典的なFPSであるように、全てを最初から革新的にする必要はないけど、

今の日本ゲーム業界ってあまりにも革新がなさ過ぎる。

どっかで見たようなシステムストーリーキャラクターを組み合わせてゲーム作ってるようにしか見えない。

そういう古典ゲーム絶滅させろとは言わないけど、時代に即していないんじゃないかと個人的には思います。

2008-05-01

NHK朝の連続TV小説、始まり過ぎワロタ

地震情報のチェックにTVを入れてそのままつけっぱにしていると、NHK朝の連続テレビ小説が始まったんですよ。

前にちらっと見たときは老舗旅館舞台にした話だったな〜と、今はどうなってるのか見てたんですよ。そうしたらさ。

「初めてクラブに行く事になったのでした」

なんてナレーションが。

画面に出ているヒロインはどう見てもJCにしか見えないがきんちょです。

クラブに入ると同じような年代の知り合いが何人か居て「さっきはごめんね」とヒロインが先週のフラグ回収とおぼしき行動に出ています。

想像するに、ダンスチームでちょっと喧嘩して仲直りしようと追いかけてきた場面でしょうか。

そしてそのままDJが現れ「yo, yo, M.O.B.U モブですヨロシク。みんないい顔してるね。踊って輪になろう」とか煽って happy なクラブ時間が始まります。

スキルフルなダンスグループが何組か代わる代わる登場し、パフォーマンスを披露します。

そして佳境、

「遂にメジャーデビューする事になった(忘れた)です、応援よろしくぅ!」

と紹介を受けてメイングループが登場。

そのパフォーマンスの途中に

今日は俺たちの師匠、、、(忘れた)が駆けつけてくれました!」

おお、誰が来るんだ?と wktk してたら先程ヒロインJCと仲直りしていた女子が、、、え、、師匠

伝説女性ダンサーらしいです。普段着のままエロカワパフォーマンスを披露してくれました。

「一緒に踊ってみると、、、彼らが今日までどれだけ頑張ってきたか、分かります。応援をお願いします。」

マイクパフォーマンス。眼に涙溜めてます。

視聴者もここが泣き所です。

そして場面一転、フリータイムに。

ヒロインJCカウンタに走って「ジンジャエール頂戴」と声かけてます。

ついでに隣にいた男性に自分から声掛け。積極的ですね!

「何歳?」「・・30」「え?」「30歳」「30歳つったらおっさんじゃん!」「そうだよね。おっさんだね(笑)

運命的な出会いを果たします。

そんな馴れ合い最中、M.O.B.U モブが再び登場して次の見せ場が始まります。

伝説のダンサーが来てくれました(うろ覚え)」

と、JCの横に座っていた30男がすっと立ち上がって舞台へ。

戸惑うJC

「すごいねー(ヒロインの名前)、ケンさんと知り合いなんだ」

「え?」

「知らないの?ケンさん知らないなんてモグリだよ。

18でダンスコンテストに突然現れて優勝し、そのまま行方不明になってたんだって。」

行方不明・・・」

俺の常識行方不明です。。

そしてフロアダンスパフォーマンス

そこに先程の伝説JC女性ダンサーが現れて絡みます。息を合わせて語り合うように踊る二人。

「あの二人、恋人同士だったらしいよ」

行方不明だった設定とか、年齢差とか、がきんちょ若すぎだろとか、そんなの感動の再開とバーバルを越えたダンスコミュニケーションの前には忘れ去るべきですね。

で、ヒロインJC終電を逃しかけて焦ってる場面で明日へ続く。

ついつい明日の放送を見てしまいそうです。

終電を逃し一人街に放り出されたヒロインが困り果て、そこに伝説のダンサーが颯爽と登場、行方不明の背景を語りそのまま恋人妊娠結婚海外で認められてハッピーセレブ世界平和とか期待が膨らみます。

非常に濃密な15分でした。

恋空より新條まゆ先生より楽しめる、秀逸なストーリーテリングです。

さすがNHKですね。

この感動を誰かに伝えたくて、増田してみました。

テレビ環境情報、自己形成のジャンクフードなんて言いますが、とんでもない。

ダンスの素晴らしさ、人との出会い恋愛JCクラブとか新しい可能性に挑戦する事の大切さ、色んな事を教わりました。

家族で仲良く見て欲しいですね。

「私もダンス、やってみたいなぁ」

「@@ちゃんもクラブ行ってみたら?」

なんてほのぼのした会話が食卓に広がりそうです。

ありがとうNHK!!!

っていうかクラブは自分で金稼ぐようになってからだろ、なんて思っている俺が旧世代なんですかね。

ガチで不安になって来ました。

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