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はてなキーワード: オムニバスとは

2016-03-26

DMM APIを使ってライブドアブログ自動投稿してみる

参考サイト

http://hytool.org/archives/7192

商品情報API version3.0 を使う。

今回の目標は、商品情報APIを使ってキーワード検索して、5コくらいの

検索結果を表示させるというところ。

ブログ自動貼付けまでは難しいかなーという事で、PHPで表示させるのが第一段階。

貼り付ける先のブログの構築(ライブドアブログ) は既に完了している。

■事前準備

以下の事は既に完了している。 が、念のためにメモしておく

DMMへの登録

DMMアフィリエイト登録

API IDの取得

■第一段階のテスト

とりあえず、上記サイトからPHPソースコピペして、各種パラメータを設定しなおして、

サーバーへアップ → テスト → うまくいった!

次は余計なデータをそぎ落として画像だけ表示させる。 → 成功

■第二段階のテスト

該当女優データが無い時はどうするか?を考える。。。

とりあえず該当女優が無い場合、現状どうなるかのテストをする。

→何もデータ取れてない。ってことは、検索結果0件の場合ロジック実装する。

 んーとりあえずは関連キーワードを表示させればいいか。

で、再度実験する。

出来た! しかし、ここでさら問題が。。。ちょっと前に戻る。

■第1.5段階のテスト

問題とは「そこそこ有名な女優さんのデータをもってくるとオムニバスばっかになる」

という点。 それは新着順でも評価順でもダメっぽい。

これは、アズドムでもダメっぽい。

http://az.hytool.org/azdmm.php

つーことで、商品情報APIとにらめっこする。

思いついたのが、

1)ジャンル名が「ベスト・総集編」は除外する。

2)出現する女優名の順番が4番目以降は除外する。

この2つ。 女優の出現順番は あいうえお順ではなさそうだったので。

まずはジャンル名がベスト・総集編は除外してみる。

ベスト・総集編のIDは6003 (6608は女優ベスト編なので、こっちを優先的に探すか?)

なので、今までの取得件数よりかなり多く取得しておく必要がある。

うーんちょっとややこしくなってきた。

で、ちょっと考えたら、検索キーワードを調整すればいいやって事にした。

 まずは「女優名 単体」で検索、その次に「女優名 -総集編」で検索

単体で5件以上ヒットしたら、そっちを無条件に表示。4件以下なら、総集編を除外した作品を表示

これで企単体系女優はそこそことれるようになった。

この精度向上は今後の課題かな?

■第三段階

いよいよ最終段階。 ブログ投稿できるか?というところ。

これはHTMLの精度によるので、ちゃんと文法通り書けるかの勝負

ここで完全に「ドはまり状態。どうやってもうまく投稿できない。。。

なので、ここは方針ちょっと変える事にした。

■第三段階(仮)

それは、「自動投稿そのままでブログ管理画面で後から編集してしまえ」というもの

なので、女優名を入力したら、第1.5段階のロジックを元に生成した

DMMアフィリコードを埋め込んだHTMLソースだけを吐き出すPHPを作ってみる。

(例:かすみ果穂って入力して「生成」ボタンクリックしたら、アフィリコード付きのHTMLタグ

テキストエリアに表示させる)

実はここでもちょっとハマりポイントがあって

「同一フォームでtextareaにHTMLタグの生成結果を表示させる」方法いまいち良くわからずアタフタ。。。

 解決方法JavascriptPHPの併用でしのいだ。

ちょっと手間ですが、ユーザー利便性とアフィリクリック度UPの為にコピペする感じにします。

なので、こんな作業手順

1)ライブドアブログ自動投稿

2)女優入力でアフィリコード埋め込みスクリプトを実行

3)ブログ編集HTMLソースを追記し更新

とりあえずは、これでやってみる。シコシココピペは慣れればものの数十秒で更新できる。

今度はワードプレスかなーと思ってみたりしてます

2016-01-09

阿部洋一の「橙は、半透明に二度寝する」が凄すぎた

なんだこれ。なんだこれ。

なんだろうねこの読後感。置いてけぼりにされているような、騙されていたような、それとも悪い夢を見ていたような・・・でも不快じゃない。

オムニバス連載とはいえ、たったの2巻で完結なんて哀しすぎるけど、この漫画は何かすごいよ。

血潜りとかバニラスパイダーとかは読んでても発想が凄いなー、絵の見せ方が上手いなーって感心するくらいだったんだけど、今回は物凄く圧倒された。

ひとつひとつコマに力がある。とてつもなく突飛なのに説得力がある。そして、そこに込められた何かがある。「純文学」っていうのは確かに的を射ているのかもしれない。

評価されるのに時間はかかるかもしれないけど、いつか絶対語られる時代が来ると思う。

2016-01-01

8年後に小惑星地球に衝突して世界は滅亡する

「8年後に小惑星地球に衝突して世界は滅亡する」と全世界に発表された5年後のある町の人々の様子を描いたオムニバスストーリー小説読んでるんだけど、その発表を受けても自分はあまり絶望しない気がするんだけど。

ニートの人とか喜びそうだよね。私はニートではないけど。

2015-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20151116120104

スプラッター惨劇戦闘ものとあとは謎」ってぜんぜん明確にジャンル分けできてない気がするんだが。

コンクリートボルティオは、Wikipediaから引用すると

現実日本における昭和時代後半の歴史をなぞらえた世界観で、マンガ特撮アニメなどで生み出されてきた、星の数ほどいる“ ヒーロー ”たちが全部同時に存在している物語を描きたい」

というのが分かりやすい。

一話完結でいろんなタイプ昭和ヒーローオマージュしているので、

ウルトラマンが出てきたり魔女っ子が出てきたり怪獣が出てきたりロボット刑事が出てきたりする。

オムニバス的に観たほうがいいかもしれない。

2015-10-18

皆さん、阿部洋一という漫画家を御存知でしょうか

阿部洋一という漫画家がいる。

彼の独特な作風は間違いなく評価されるべき才能であると思うのだが、ものすごい不遇。圧倒的に不遇。

地味な作家ならいろいろ打ち切られても当然だと思わなくはないのだが、彼に関しては間違いなく光る何かを持っている。それでいて埋もれている。

グーグル画像検索してみれば独特なのはすぐにわかる。


まずデビュー作の「少女奇談まこら」という作品があるのだが、これは未だ完結していない。

この作品原作付きで、原作平野俊貴魔法騎士レイアースなどの監督植竹美男アニメ脚本家)の2人。

ゲゲゲの鬼太郎」をオマージュした妖怪漫画で、妖怪皇の血を引く少女まこらが、お供の妖怪と共に父母を探す旅に出るお話

2006年リイド社月刊少年ファングで連載を開始したのだが、1年後にその雑誌休刊

作品自体は好評だったようで、その後、講談社ピテカントロプスというウェブコミック誌で「まこら〜ひひひ怪々伝」に改題して連載再開したのだが、これも08年の終わりあたりに突然の更新終了。無念。

その後、しばらく「まこら」は音沙汰がなく打ち切り状態に。

その間に、講談社別冊少年マガジンで「バニラスパイダー」が連載開始(2009年)。

別冊少年マガジン創刊号の連載陣としてラインナップされ、そのおどろおどろしい世界観SF的なストーリーでそこそこ注目された。

原作無しの完全オリジナルの連載は初めてだが、きちんとストーリーも書けることを証明してみせたわけだ。

だが、別マガには他に同じようなおどろおどろしい雰囲気を持った怪物的な作品があった。

そう、「進撃の巨人である

こちらの作品は瞬く間に注目され、あっという間に人気作に。

一方バニラスパイダーの方は一部で話題に出るもの特にブレイクはせず、地道に連載を続けていたのだが、結局3巻で打ち切られることになった。

別に巨人」に何の罪もないのだが、完全に陰に隠れてしまった感がある。

実はこの作品、3巻でものすごくきれいにまとまった傑作なので、最初から3巻の予定だったのでは?という疑問も浮かぶのだが、

序盤に出された伏線が回収できていないことと、3巻での作者のコメントを見る限り「打ち切り」だったのは間違いないと見ていい。


とまあここまでならありきたりな話だが、阿部洋一の不遇はまだ続く。


バニラスパイダー終了後、2010年末に今度はアスキー・メディアワークス電子コミック誌電撃コミックジャパンで「血潜り林檎と金魚鉢男」を連載開始。

コミックジャパンという名が付いてる時点で嫌な予感がするのだが(過去に短命に終わった同名の雑誌が2つある)、先に言ってしまおう。これも休刊する。

しかも、こともあろうに阿部洋一はこの雑誌で2つの連載をしていたのだ。

1つは前述の「血潜り~」、そしてもう1つはなんと連載を休止していた「少女奇談まこら」だったのである

「まこら」連載再開時には大きく「復活」と取り上げられ、それまで発表された話数に加筆修正を加えた「完全版」の刊行、そして最後まで連載するという宣言もあり、ファンを歓喜させた。

そして「血潜り」と並行して連載されることになったのだが、結果は御存知の通り休刊で連載中断である。ひどい。

「血潜り~」は奇抜な設定の漫画で、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれたりとなかなかの高評価を得ていた。

「まこら」も連載再開後のエピソード「夢華族」が傑作中の傑作で、この作品はもう名作になること間違いなしだな、と勝手に思っていた。

それが休刊で2つ同時に中断である。「まこら」に関してはぬか喜びもいいところである

休刊時の発表では、打ち切りではなく今後の動向は追ってお知らせするとなっていたが、いつまで経っても発表はされず、ついにはサイトまで消滅してしまった。


1つの連載作品で3つも休刊経験するなんてなかなか無いことで、よくわからない称号を得たような感じすらある。

その後はまた別マガで2013年に「橙は、半透明に二度寝する」を連載開始したり(2015年中に完結予定、打ち切りかは定かでない。既刊1巻)、

集英社ウルトラジャンプで短期連載の「オニクジョ」を含め読切が複数回掲載され、短編集が発売されたり、

デジタル版に完全移行したコミックアーススターで「新・血潜り林檎と金魚鉢男」として連載が復活したり(これまた新装版が発売されるようだ)(雑誌雑誌なだけにまた休刊するんじゃないかとの声もある)

と、なんとか漫画家を続けてこられている。(しかし「まこら」は音沙汰なし)

これはもはや逆に考えて幸運なのか・・・

とにかく阿部洋一という漫画家もっと知られてもいい。

ネット上でオススメ漫画とか紹介するのが流行ってたりするみたいだが、そこにもほとんど顔を出さない。

完全に主観だが、間違いなく才能ある漫画家なのよホントに。

少女奇談まこら」はマジで傑作。「橙は、半透明に二度寝する」もとてつもない怪作。オムニバスなんでとりあえず1話だけでも。(http://www.shonenmagazine.com/bmaga/daidaiha


というわけで、皆さん是非読んでみてね。(わざわざ言わなくてもいいと思うけど、本人じゃないよ)


(追記)

ブコメに「総合マンガキッチュの話はしないのかい?」とありましたが、はい

キッチュ」は同人誌に近いマンガ誌で、編集長阿部洋一氏と同じく京都精華大学マンガ学科ストーリーマンガコースの一期生であるという繋がりからか、作品がよく掲載されています

しかし残念ながらまだこの雑誌を読めていないんですよね。

「それはただの先輩のチンコ」とかいタイトルだけで気になる作品とかもあったりするんですが。

http://studiokitsch.info/about.html

2015-10-17

3巻以内完結のおすすめマンガ

自分ベスト100選んで、「またかよ」って思われそうなタイトル抜いたらいいぐらいの数になったので書くよ。

特に順位とかはないです。全部読んでほしい。

※試し読みとかあるのはできるだけリンク貼ったよ。

・ぷらせぼくらぶ(1巻完結)

http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784091886385

大橋博之アシスタントをしてた奥田亜紀子デビュー作。題材としては『桐島、部活やめるってよ』的なスクールカースト

主人公あだ名が「毒まんじゅう」の岡ちゃんと、イケてる「向こう側」の人とのなんとも言い難い関わりを、綺麗なトーンワークで描いている。

自分で始まり自分で終わる岡ちゃんの恋は、クライマックス以外のバリエーションが無い」という掴みから引き込まれしまう。

ケンガイ(3巻完結)

http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784091847904

レンタルビデオ屋を舞台にした、フラグの全く立たないラブストーリー(仮)。

主人公普通イケメン伊賀君が惚れたのは、映画を観ること以外のことに興味を持てない、バイト内で「圏外女」と言われてしまうような白川さん。

自分映画観て勉強したり努力するんだけど、一緒に映画観てても全然いい雰囲気になる気配はなく。

好きな人映画チケットあげたら「伊賀くんはあたしを買収して何がしたいの?」「SEXですか?」「します?」って死んだ目で言われるの、キツすぎる。

あと、この漫画読むと映画観たくなる。(自分は『エレファント・マン』を観た)

・たまりば(2巻完結)

http://maoh.dengeki.com/tamapon/

「溜まり場」である多摩リバー」を舞台に、女子高生・美和とアラサー会社員ハルオの恋を描いた作品

女子高生の「青春」をいい年こいた人間が奪っていいものか、という問いかけ。

これをヘビーに味付けすると緑のルーペ『こいのことば』になるのかなあ。

・さきくさの咲く頃(1巻完結)

http://www.poco2.jp/comic/sakikusa/

『ぼくらのへんたい』でプチブレイクしたふみふみこの、奈良に暮らす幼馴染3人の不器用関係を描いた作品

ビターな恋愛ふみふみこはセリフに無駄がなくて、感情をえぐり取るのが上手い。

彼女カーブ(1巻完結)

https://viewer.yondemill.jp/?cid=1196&u0=3

『椿荘101号室』でハマったウラモトユウコ作品高野文子っぽいタッチのいい線を描く。

本作は女性の身体のパーツに関するオムニバスで、個人的には『キミの脚』という話が好み。

フェティシズムを刺激される。↑の試し読み読んでほしいんだけど、服を脱ぐ描写にこだわりを感じる。

ほんとにいい線だ。

ママだって人間(1巻完結)

http://mag.kawade.co.jp/mama/pdf/%E3%83%9E%E3%83%9E%E4%BA%BA1-1x.pdf

出産子育てエッセイマンガ

自分子育て経験ないもので、端から端まで目から鱗、というか自分想像しようのない部分を埋めてくれた。

同作者の『母がしんどい』も秀作。

・誰も懲りない(1巻完結)

https://note.mu/nakamuraching/n/n5680094105e2

『羣青』の中村珍作品一見理想的」な家庭の裏で何が起こっていたか

どこまでが実話なんだろう?となるほど、表現リアルで肉薄してくる。

ほんと誰も懲りなくてどうしようもねえな、とタイトル通りの感想

読んだら1日は活力奪われるほど重くて苦しい。

さよならガールフレンド(1巻完結)

http://www.shodensha.co.jp/sayonaragirlfriend/

(こんなちゃんとした特設サイトあるぐらいには期待作だった)

今年初めに出たばっかりの新鋭の作品山内マリコの『ここは退屈迎えに来て』が好きな人はぜひ読んでほしい。

いわゆるファスト風土の話。

自分地方出身都会住まいなこともあって、作品全体を覆う閉塞感のようなものにすごくシンパシーを感じた。

宇宙を駆けるよだか(2巻続刊)

http://www.s-manga.net/omf/omf_978-4-08-845351-4.html

連載中の少女漫画では一番注目してる作品(そろそろ終わる)。

美人性格もいい主人公と、ブスで性格の悪い同級生の身体が入れ替わってしまう。

設定的には松浦だるま『累―かさね―』に近いかもしれないんだけど、これを少女漫画文脈に落とし込んだのが尊い。

「主導権は常に外見が優れた人間にある」「あんたら美形はいいわよね キレイごと並べてればそれが正義になるんだから

って、少女マンガセリフかと言われると微妙なんだけど。

・スメルズライクグリーンスピリット(2巻完結)

http://comic.pixiv.net/works/790

BL作品自分ノーマルなのでいわゆるイチャラブ系のBL百合は読まないのだが、これは凄くよかった。

http://blog.livedoor.jp/aki22two/archives/1802123.html

このブログを読んでみてほしい。ちなみに百合でいうと「私の世界構成する塵のような何か。」が好きです。

預言者ピッピ(2巻続刊)

ギャグマンガ家・地下沢中也SF作品。全ての事象予測できるオーバーテクノロジーコンピューターが開発され、それが人類の滅亡を予測してしまったら?という話。

こう書くと平凡な印象を受けるかもしれないけど、ストーリーテリングが秀逸なのです。

いがらしみきおの『I』といい、ギャグマンガ家の描くSFって独特の雰囲気があって好き。ただ次の巻がいつ出るか未定で、もう4、5年生殺しを食らっている。

見ての通り息切れしてきたのでこのへんで終わりますが、↓のもおススメなので興味あったら読んでみてください。


ストロボライト(1巻完結)

故・青山景作品。「よいこの黙示録」が未完なのが本当に惜しい。日本は貴重な才能を失ったと本気で思う。

・まちあわせ(1巻完結)

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063770209

後味悪い系のホラーSFだけどとてもいい。

・68m(1巻完結)

http://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=9362

高校サッカーマンガスポットの当て方がいい。表題作が最高。

江戸告白(1巻完結)

http://morning.moae.jp/lineup/451

ノワ―ル時代劇。道を踏み外す怖さ。

ラタキア魔女(1巻完結)

http://csvt.tank.jp/img/rtk/rtk1.html

シュールギャグ

・変身のニュース(1巻完結)

http://morning.moae.jp/lineup/376

つげ義春華倫変系譜に連なる宮崎夏次系のデビュー作。これが一番トガってる。

恋人プレイ文庫版2巻完結)

当時どのくらい有名だったのかわからないのだけど。

神様うそをつく。(1巻完結)

http://afternoon.moae.jp/lineup/187

とても切なくて、とても綺麗な話。

・男の操(1巻完結)

http://www.shogakukan.co.jp/books/09186865

妻を亡くした演歌歌手が歌い続けて、売れて、そして死ぬまで。ギャグなんだけど、最後は泣くしかない。

名勝負数え唄(1巻完結)

http://sokuyomi.jp/product/meishoubuk_001/CO/1

パロディギャグ。作者の名前モンキー・チョップ」だぜ。

・星のポン子と豆腐屋れい子(1巻完結)

http://www.moae.jp/comic/hoshinoponko

小原愼司トニーたけざきの素晴らしいタッグ。1巻でよくまとまってるSFってだけで自分の中での評価が上がってしまう。

・透明なゆりかご(2巻続刊)

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063409574

産婦人科の話。きれいごとがない。

仕方ないんだけど、なんかヴィレヴァンっぽいラインナップになっちゃった

追記

反応あってうれしい。

青山景は「よいこの黙示録」じゃない?

→訂正しました。偉そうに言ってて恥ずかしい。

サブカル臭がキツい

→冒頭でも書いたように今回は「またかよ」系(明らかな名作であったり、こういう類の記事で頻繁に上がるもの)の作品を除いて書いたので、人によってはサブカルっぽく感じても仕方ないかもです。

NARUTO』とか『HUNTER×HUNTER』のジャンプ系も100には入ってましたし、『ギャングキング』とかも。『プラネテス』、『惑星のさみだれ』も。

皆さんのおすすめも聞いてみたいです。『弾丸ティアドロップ』は未読でした。

追記の追記

寝て起きたらけっこう読まれてた。

ブコメで上がってる中だと、

『千年万年りんごの子

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063806786

バニラスパイダー

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063842906

『ネムルバカ

不死身ラヴァーズ

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063949261

あたりは100に入ってました。

既にそこそこ有名かと思って外してました。線引きが雑でしたね。

今日エントリ―に

皆さん、阿部洋一という漫画家を御存知でしょうか

http://anond.hatelabo.jp/20151018015453

というのがありましたけど、本当に不遇ですよね。もっと知られて然るべきだと自分も思います


指摘のあった誤字等修正しました。ルノアールって喫茶室かよって感じでしたね。

ブコメに挙がっていた未読の漫画読むのが楽しみです。

2015-07-19

もう一度読みたいマンガ

はてブに一瞬上がっていたまとめサイトマンガがもう一度読みたい。

初めて読んだのは1ヶ月前の旅行中、適当携帯で読んでいたときなので、どこに載っていたのかわからなく探すことができない。

うろ覚えだけどあらすじをまとめることこんな感じ。

主人公母子家庭で、母親が当たり散らす性格のため、子供の頃から人の顔色を伺って自分を押さえ込める性格になる。

高校生になって好きな人ができたので、告白したところイケメンのためかあっさりOKされる。

しかし少し付き合ってから彼女から「〇〇君って人の顔色伺ってばっかりでそういうところキライ」とあえなくフラれる。

・その日の夜、母親に抵抗してみたが、「あんたは別れた旦那にそっくり」と言われてしまい、カッとなって母親を殺してしまう。(と思われる描写がある)

・次の日、別れた彼女から「昨日はあんな事言ったけど、〇〇君のこともっと知りたい」と言われるが、なにもかも遅いため主人公彼女の目の前でダイナミックに投身自殺するところで終わり。

正直言って暗すぎるのと、救いがなく唐突に終わるためあまり良い作品はいえないんだけど、何故か心に残っている。

そんなわけで誰か覚えていたら教えて下さい。


:追記

ここに載ってた。

http://seiga.nicovideo.jp/watch/mg36032?track=ct_episode

オムニバス形式短篇集で、その中の一話だった。

他の話は割と良い話で終わっているのに、この話だけ救いがなさすぎて異彩を放っている。

2015-07-06

オムニバス自作CD気持ちを伝える

昔はカセットに好きな曲を録音して、あのケースの内側にはめ込むカバータイトルを全部書いて、女の子に送ったっけ。

今、それをやるとしたらやっぱりCDでやればいいんでしょうか?

そもそも、女の子はそういうCDもらってグラっときますでしょうか?

増田聖地になる喫茶店!手さっきルナに地伊勢の出すま(回文

こないだ『300』って映画を借りてみたの

てっきり、うら若き女子増田ブクマ300の壁に

いろんな増田と書いて果敢に挑戦するオムニバス文学映画かと思ったら

ローマかなんだか知らないけど300人の兵士がぶっ飛ばされる映画じゃない!

えーって感じ。

友達映画評論家の子が言ってたけど、

全部の映画いい!って言わなきゃいけないからしんどいわーって言ってた。

あんた映画きじゃなかったの?

浜村淳みたいにストーリーネタバレ全部言っちゃうみたいな感じでやってみたら?

ってアドバイスしといたわ!

増田の所感としては、

ちょいちょい私の増田がかすってる感じだけど

ビッグな当たりはないわ!

あとさー。

なんか最近どっと新規ユーザが入ってきた感じがするんだけど、

何かあったのかしらと思ったら、

そうこないだのはてなメール読んだ?

はてなブックマーク公式アカウント存在がついに明らかになったわ!

これって増田の中で暗躍している人たちをうやむやにするはてな情報操作わ!

でも、そんな情報に振り回されず

増田ブックマーク公式アカウントのお眼鏡にかないますように!

増田プロ増田プロ


今日朝ご飯赤飯おにぎり

別にめでたいことがあったわけじゃないんだけど

赤飯好きなだけよ!

デトックスウォーター

原点にもどってレモンウォーターと行きたかったけど、

レモンなかったので、ポッカレモンレモン代用よ!

ポッカレモン水!

効くわ!!!


すいすいすいようび~

今日も頑張ろう!

2015-06-14

人生は一度きりらしいけど

三十代も後半になってみると、たしか自分人生に起こった出来事だったものがいまの自分人生と地続きだと感じられないときがあって。

それは昔のことをそんなこともあったなぁって懐かしんだり、そんなことがあったことさえ忘れてしまったというのとはちょっと違う感覚で。

はっきりと覚えているんだけど、いまに続かず途切れちゃっているような過去

わたしの場合学生時代のことはそんなふうに思わなくて、社会人になってからの15年くらいがいくつかに分断されてる。

たとえば同棲をしていた(結局別れてしまった)こと、無職になって朝にトムソーヤを観るのと図書館に通うのが日課だったこと、田舎引っ越して車を所有していたこと。

そんなに昔のことではないはずなのに他人事のようだ。あってもなくてもわたしの人生に全く影響のない他人人生のようだ。

それらの人生はもうそこで終わっている。

命は一個しかないだろうけど、人生は一度きりじゃないみたいだ。

人生長編小説でも連作短編集でもなくて、短編オムニバスだ。

2015-05-11

ゴールデンウィーク最後エロゲ史におけるクトゥルフ神話を語る

クトゥルフ神話に特化する形でエロゲの歴史をまとめたWebサイト存在するし、一般書籍で言えば『エロゲー文化研究概論』(宮本直毅, 2013)では一つのコラムとしてこれを取り扱っていたりする。

ただ、それらで話の主たる軸にクトゥルフ神話が用いられているか否か、という点での検討はされていても、クトゥルフ神話がそれぞれのエロゲにおいて一体どう扱われてきたのか、という点には触れられていなかったりする。

ゴールデンウィーク有意義に過ごすべく、エロゲ史においてクトゥルフ神話がどのように用いられてきたのかをちょっとまとめてみたので(そのためにちゃんと全部プレイしなおしました。実に有意義ゴールデンウィークだったと思う)、増田に垂れ流しておく。

1991年~93年

まずエロゲ史にクトゥルフ神話が登場する直前の状況から少し整理しよう。

1991年末、かの有名な「沙織事件」が発生する。ソフ倫設立される切掛として有名だけれど、同時にこれは内容に対する制約としても一時的に強い影響を及ぼした。

特に社長が逮捕されたフェアリーテールとしては一際慎重な態度にならざるを得ず、単純で直接的なエロというより、エロ以外の何らかの要素を前提とした上でエロ「も」取り入れる、というアプローチが取られることとなった。

そして『狂った果実』(フェアリーテール, 1992/5/1)が発売される。

エロより視覚的、精神的グロさを全面に押し出した傑作であり、エロゲにおける「ヤンデレ」(昨今のステレオタイプとは少し異なりサイコパス色が強いが)の開祖と言っていいものだろう。主人公精神的、社会的に追い詰め、最終的に狂気に陥れるそのシナリオ展開は多くのプレイヤーに衝撃を与え、同時にエロゲが「エロ以外の18禁的要素を主軸に据え、その過程にエロを取り込んだゲーム」としてもありうるのだ、ということを強烈に知らしめたものでもあった。

1994年

こうした中、フェアリーテールブランドを分ける形でフェアリーテールHARDCOVERを新設し、クトゥルフ神話要素を持つ世界最初エロゲであるネクロノミコン』(フェアリーテールHARDCOVER, 1994/6/24)がリリースされることになる。

物語は新聞記者である主人公が自分の先祖の秘密を探るべくインスマスへ向かい、そこで邪神復活の儀式に巻き込まれる、というもの。『インスマスの影』(H.P.Lovecraft, "The Shadow over Innsmouth", 1936)をそのまま使った内容となっている。

原作に足りない女っ気を確保するため、バーの店員や宿屋の女主人、娼館などが配されているけれど、モンスターホラーとしての側面が強く、狂気への言及は殆ど無い。

作品としては丁寧で、よくまとまっていて、つまらなくはない。ただし原作色が強いせいで原作既読者には先の展開がすべて分かってしまい、無難な内容という印象が拭いづらい。しか現実には当時のプレイヤーのほとんどは原作未読者であり、そういう点ではむしろクトゥルフ神話へ興味を持つ最初の一歩としてよく出来たアレンジだったのではないか、とも思う。

ともあれエロゲ史における最初の使われ方は、このようにモンスターホラーとしてであった。

1995年

ネクロノミコンから1年が経過し、95年に入ってから2つの作品が発売されることとなる。一つは『YES! HG』(姫屋ソフト, 1995/6/30)、そしてもう一つがかの有名な『黒の断章』(アボガドパワーズ, 1995/7/14)である

『YES! HG』はオムニバス形式となっており、その中の一編である『豪州怪奇紀行』がクトゥルフ神話要素を持つエロゲとなっている。

物語の内容は応募した覚えのないオーストラリア旅行の懸賞に当たり、彼女と一緒に参加したところ邪神の生贄にされかける、というもの

クトゥルフ神話の扱い方という点では、『ネクロノミコン』に輪をかけてモンスター色を強めたものであるディープワンやティンダロスの猟犬といった神話生物が登場するものの、一般人に化けられる、死ぬと水に溶ける、水をかけられると死ぬ、と原作設定とはかけ離れており、どちらかというとモンスター映画的な怪物を取り扱った物語であり、その怪物の名前クトゥルフから借用した、といった感もある。逆に言えば、クトゥルフ神話に関して一切知識がなくとも既存のモンスターホラーものとして理解ができる内容であり、『ネクロノミコン』では若干あったグロテスクさもない。そのためより取っ付き易い感があり、短編ながらよくまとまっていることからもっと一般ウケしていい作品と思うが……知名度は今回紹介する中ではおそらく最も低いと言えるだろう。

そして『YES! HG』に遅れること1ヶ月、自転車操業の零細新興メーカーから『黒の断章』が発売される。

あるマンションの一室で一家皆殺しの猟奇殺人事件が発生したことを端緒に、同マンションに入居していた探偵がこれを解決しようと首を突っ込み連続殺人事件に巻き込まれ、その謎を解く鍵を自分の失った記憶に見出していく、という内容である

前半は猟奇殺人事件を巡るミステリとして、そして後半に入るとラヴクラフト色が全面に現れたものとなる。下敷きにしているのは『死体蘇生ハーバートウェスト』(H.P.Lovecraft,"Herbert West-Reanimator", 1922)、そして『壁のなかの鼠』(H.P.Lovecraft,"The Rats in the Walls", 1924)である

クトゥルフ神話モノとして知らない奴はいないといえるほど有名な本作であるが、実のところモンスター要素はほとんど無い(そもそも『死体蘇生ハーバートウェスト』は邪神も神話生物も登場しない内容であるが)。しかし「黒人の神父」の熱弁の中でのさりげない「神々」という複数形、「呪い」への「ギアス」(C.A.Smith,"The Seven Geases",1934)というルビなど、作中の随所に仕込まれたこうした細かいネタは一切作中で説明されることはなく、それがわからなくて物語が理解できないようなことはないが、プレイヤーの知識へのくすぐりが実にうまい作品である

一方で、本作のシナリオの核はあくまで「家族愛である、という点への言及も必要だろう。原作へのオマージュを込めつつ独自要素を持ち込み、後日談めいた二次創作的なその内容は、単にその用語や設定を流用したものとは明らかに一線を画したクオリティを持っている(例えば不老不死にさせられた女性については、お腹にいる殺すことも生まれることもできない胎児を家族と呼びうるのか、といった辺りはSF的、倫理的に今なお考えさせられるものがある)。

ネクロノミコン』、『豪州怪奇紀行』とは異なり、本作はモンスターホラーとしてではなくクトゥルフ神話を扱った最初エロゲであると言え、また原作二次創作的側面を持たせた物語は(多少粗はあるものの)有名作の名に恥じない出来栄えである

1996年

一方で『黒の断章』においてもやはり、狂気の描写はほとんど無いに等しいものであった。

クトゥルフ神話における狂気とは、異端の知識を人間の脆弱な脳が処理しきれなくなり、破壊された状態であるクトゥルフTRPGにおけるSAN値の取り扱いもこれを示したものと言っていいだろう。

他方、92年の『狂った果実』を筆頭に狂気についてはエロゲにおいて断続的ながら取り扱われ続けていた。この時代で言えば『サークルメイト』(ボンびいボンボン!, 1994/5/13)、そしてエロゲ史上初のビジュアルノベルである『雫~しずく~』(Leaf, 1996/1/26)があげられるだろう(『for Eliseエリーゼのために~』(CRAFTWORK, 1996/12/6)もこの線では秀逸である)。

こうした作品において、狂気とはこれまであったものが破壊されるというより、境界線を踏み越えてしまった状態として扱われる。怪物の血を引いた「選ばれし者」ではない一般人である私たちも、一歩踏み出すことによって「向こう側」へと至りうるのだ、という見方でのこうした「狂気」を、ここでクトゥルフ神話における「狂気」へと接続した作品が登場することになる――『Esの方程式』(アボガドパワーズ, 1996/9/13)である

物語は蔭洲升という漁村で起きた陰惨な殺人事件の犯人が精神病院から退院したことを端緒として、その元担当医を勤めた探偵助手たる主人公が異常な自殺事件に巻き込まれていく、という物語である。『黒の断章』の続編ではあるが、前作とは独立した事件となっている。

前作同様、前半は東京での猟奇事件をめぐるミステリ、そして後半は蔭洲升が舞台となり、ラヴクラフト色が全面に押し出される。原作は『ネクロノミコン』と同じ『インスマスの影』である

これまでのクトゥルフ神話要素をもつエロゲにおいて、その猟奇殺人表現されたものや「向こう側」はグロテスクものであったし、これ以降もほとんどがそのように表現する。しかし、本作は死に至る状態/死体を「美しく」描く点で明確に異彩を放っている。

SAN値が下がる」のではなく「啓蒙が上がる」ことで見える世界が変わる(『Bloodborne』FROM SOFTWARE, 2015/3/26)ように、本作は私たちの「啓蒙を上げる」ことを目的とした作品めいた印象を受ける。もちろん四肢切断された「苦痛を伴わない」少女の視覚的な美しさであれば会田誠の『犬』があるし、特に『魍魎の匣』(京極夏彦, 1995/1/5)の影響が本作へ露骨にあることは否定しがたい。

しか踏切の赤信号アニメーション演出に始まる本作は、これをプレイすることで一歩「向こう側」へと足を踏み出しかねないことへの警告めいた不穏さを孕んだ見事なものであると私は思う。

のちの『沙耶の唄』(NitroPlus, 2003/12/26)も同様だが、美しい「向こう側」を描いた作品エロゲ史において稀なものである。ほとんど無意味登場人物など色々と欠点も多い作品ではあるが、加点法で見るなら間違いなく名作として語られる作品だろう。

1997年

さて、ここで少し時代におけるクトゥルフ神話の状況を整理しよう。

創元推理文庫の『ラヴクラフト全集』は1974年12月13日発売、クトゥルフ神話モノのパロディとしての必読書と言っていいだろう『妖神グルメ』が1984年6月30日発売であるタイタス・クロウサーガはまだ日本語訳が出版されていないが、『アーカム計画』はすでに出ている。ということで、クトゥルフ神話に関する基礎教養としての文献はすでに大体揃っていたと言っていいだろう。

だが、それを調べるためのツールはどうだろうか。

1997年とはYahooが日本で検索エンジンサービスを開始した翌年であり、Googleはまだ会社すら存在しておらず、2chもWikiepdiaも影も形もない時代である(ちなみにWikipedia日本語版の「クトゥルフ神話」の記事最初に出来たのは2003年8月)。

現在のように玉石混交とはいえググれば腐るほど情報が出てくる時代とは程遠く、なるほど情報はあるところにはあるが、そこにたどり着くことは容易なことではなかった。

そうした状況下において『マジカディープ☆ワン』(Vanilla, 1997/4/18)が発売される。様々なクトゥルフ神話上の邪神や神話生物を美少女化した初のエロゲであり(クトゥルフ女体化については80年代に先例があるとの報告がある)、モンスターも狂気もホラーも完全にオミットし、その用語や設定に対するパロディ作となっている。

問題パロディである以上、クトゥルフ神話に関する広範な教養をプレイヤーが持っていることを前提しなければならない、という点である――正直、時代を考えると無謀としかいいようがない。文字通り10年早すぎた作品であるが、のちに『斬魔大聖デモンベイン』(NitroPlus, 2003/4/25)やラノベ這いよれ!ニャル子さん』が当たったことを考えれば、その先見性はもう少し評価されてしかるべきかもしれない。

一方で同年末、邪神の名前だけを借りた作品が発売される。ALICESOFTの『アリスの館4・5・6』に収録された『アトラク=ナクア』(ALICESOFT, 1997/12/18)である

シナリオライター自身が言う通り、本作の中身は一切原作とは関係がない。ゆえに本作をクトゥルフ神話要素を持つエロゲ史の上で語るべきではないが、名作として名高い本作がクトゥルフ神話における邪神の神の名前であることもよく知られたものであることからエロゲ史上にクトゥルフ神話に対する興味を惹起する効果はそれなりにあったのではないかと思っている。無関係とはいえよく出来た作品であり、返り血を浴びた黒髪美少女に対する審美眼を――「瞳」を多くのプレイヤーに植え付けた、という意味では、これもなかなかに罪深い作品と思う。

1998年

さて、3年前に発売された史上2番目のクトゥルフ神話を用いたエロゲを発売したメーカー「姫屋ソフト」について、ここで少しまとめよう。PC-98時代のエロゲに詳しい初老のオッサンでもなければまず知らないメーカーであるが、その有するブランド名「C's ware」といえばWindows95時代のエロゲに詳しい中年のオッサンなら反応することだろう。『DESIRE』そして『EVE burst error』とエロゲ史に残る名作を有し、たまにバグまみれで起動すらしない製品をリリースすることで有名な、そんな泣く子も黙る一大メーカーであった。

そのC's wareから、『アトラク=ナクア』の一カ月後に『DIVI-DEAD』(C's ware, 1998/1/23)がリリースされる。

物語は山奥の学園に転入することになった主人公が、学園内で麻薬のように蔓延する香、見え隠れする異常行為、学園創設者一族の陰惨な過去などに触れていくうち、自分がこの学園に転入させられた目的や持病の発作の原因などが明らかになっていく、というものである

この作品は、直接的にはクトゥルフ神話要素への言及が一切無い。シナリオファイルを無理やり抽出して全テキスト確認した私は自信を持って断言できる。本当に、ない。

しかしそこで描かれる物語の設定は、ラヴクラフト小説のファンならおそらく確実にニヤつけるものである。「古い穴の底から神を呼び出す」「この地の神と契約を交わし、その血を一族の中に入れた」、そして穴が開きすぎて周辺一帯の人間が狂死したこと。

こうした神と人との関係はまさしくクトゥルフ神話――もっと言えばラヴクラフト神話における典型的なそれである

また話の筋にはほとんど関係ないにもかかわらず、焼身自殺した建築家が書いた唯一の幻想小説「はての国」への執拗ですらある言及は、作中で関わった人間がほとんど惨たらしく死んでいるという状況も併せてラヴクラフト愛読者に魔術書めいた印象を与えている。

本作に人外は登場するが、クトゥルフ的なモンスターは登場しない。しか抑制的ながらも明白な狂気、グロテスク死体などはある意味で『ネクロノミコン』時代におけるクトゥルフ神話の扱い方に忠実と言っていいものであり、具体的に名前こそ触れないものの、その確かなオマージュを感じる内容は良作と呼ぶにふさわしいものであり、その意味では『アトラク=ナクア』の対と言っていいだろう(ちなみにのちの『果てしなく青い、この空の下で…。』(TOPCAT, 2000/06/30)も同様のアプローチを採った良作である)。

1999年

そしていよいよ世紀末電波系エロゲといえば必ず名前の上がる有名作『終の空』(ケロQ, 1999/8/27)が発売される。

ある学校で一人の不良学生が屋上から転落死した三日後、いじめられていた女生徒が同じ場所から飛び降り自殺、同じくいじめられていた男子生徒の妄想が周囲の学生を巻き込み拡散し、一週間後に同じ場所から集団で飛び降り自殺に至る、という事件を何人かの視点で繰り返し読ませる物語である

正体不明の少女の口から出るナイアルラトホテプという単語、「テケリ・リ」という声など、確かにクトゥルフ神話要素における単語は使われている。

……が、本作はむしろ終末論を用いて『雫~しずく~』を正統に発展させた延長上の作品として語られるべきであり、本作をクトゥルフ神話を軸にしたものというにはちょっと無理があると考えている。

というのも、本作のシナリオにおける終盤は統合失調症の患者を模したそれとなっており、またその視界はシュルレアリスム的な絵で表現される。シュルレアリストの一部が統合失調症の患者の描く絵に魅せられたことも併せて考えれば、そこで語られる内容は言葉遊びめいた意味が通るようで通っていない単語の連結であり、その一部にクトゥルフ神話用語が用いられた、というように私は思っている。

本作はよく出来た作品であり、衒学趣味の上で意味が通りそうで通っていない文を普通に会話が成立しているかのような羅列には思わずニヤリとさせられ、その「向こう側」の表現としては明らかに過去エロゲとは一線を画したものである。が、クトゥルフ神話の扱い方という点で言うのであれば、『アトラク=ナクア』と同じくらい関係性は無い、というのが妥当なところだろう。

まとめ

正直、1994年から99年というわずか5年ですでに結構な文章量になってマジかよと。ただこうして見ると、クトゥルフ神話は結構多様な使われ方をしてきた、というのが見て取れるかと思う。モンスターホラーとしての印象が一般には強いのではないかと思うけれど、狂気の表現形態であったり、物語構造としてのそれであったりといろいろ工夫がされている。

2000年以降については余白もないのでこの記事でこれ以上深く言及する気はないけれど、『朝の来ない夜に抱かれて -ETERNAL NIGHT-』(DreamSoft, 2002/06/28)、『斬魔大聖デモンベイン』(NitroPlus, 2003/04/25)、『終末少女幻想アリスマチック』(キャラメルBOX, 2006/10/27)というのが従来に無いひとつ特徴的な筋と思う。いずれもクトゥルフ神話と熱血という組み合わせであり、好き嫌いはあろうがモンスター設定資料集としてのクトゥルフ神話がこれで普及していくように思う。ちなみにこのあたりはDreamSoftがフェアリーテールブランドキャラメルBOXが姫屋ソフトブランドであることを考えると、少し面白いものがある。

なお、この記事については間違った内容が記載されている可能性が十分にある。発売年度は一応いくつか調べた上でおそらく正しいと思われるものを記載したけれど、これももし誤りがあれば申し訳ない。

さて、最後にここまで読んだ奇特な人のために、ぜひプレイ頂きたい史上最高のクトゥルフ神話エロゲを紹介したいと思う。『人工失楽園』という(文章はここで途切れている)

2015-04-17

ジョジョ4部

1,2部並に微妙に感じた

杜王町舞台にしたオムニバス、これが冒険してる感じしなくて合わなかった

序盤がただの人物紹介でかったるすぎる

露伴、吉良の登場以降はこれが有名なあのキャラかーと補正込みで飽きずに読めた

コック、宇宙人川尻早人が絡む話は比較的楽しかった

バイツァダスト以降はスリリングだったがあっさり攻略されたのがなあ

勝手に15分とか時間制限設けたり、住宅街ドンパチしてる光景があまりに逸脱しすぎてたと思う

事故死かつ顔が潰れたってのは上手いなあと

川尻早人があまり主人公だったけどこの子作品に絡んできてたっけ?

2015-03-24

[][]2015/03/21-23

田中 相「千年万年りんごの子

丸山涼子的なきれいでかわいい絵柄。

ストーリー童話的。

知らずにタブーを犯した男が、なんとか運命に抗おうと試行錯誤する。

土着の神の話。

おぼすな様と言われると、どうしてもひぐらしオヤシロ様が思い出されるけど、一昔前、あるいは今でも田舎とある話なのかなあ。

非科学的なことなんか信じない派の主人公科学手法でしきたりを暴く!的な話ではなく、あっさり不思議現象に身を任せちゃうのがなんとも。

まあ実際見た以上、下手にあがいても見苦しいだけだけど。

3巻使った割には終始ふわふわして浅く、特にどんでん返しもなく静かに終わってしまった。

面白くなかったわけじゃないけど、また読みたいかと言われるとNo。

土田世紀現金を燃やす会」

「あの」土田世紀マンガだと思って構えて読んで悪い意味で拍子抜けした。

まず現金を燃やす会ってのが全体を通したテーマになってると思ったか最初の2話くらいは???って感じだった。

途中でタイトル現金を~ってのがあって、ああこれまでのは現金を~には関係ない短編だったのかと気づいた。

オチも弱い。

表題現金を燃やす会も、現金を燃やすことというよりかは、一日をループする人間の集まりって方に主眼が置かれてる感じだったし、タイトル詐欺に近い。

終盤の少年冒険やらの話もあっさりしすぎててまるで深みがない。

ケータイマンガからライトな感じにしたのかもしれないけど、この人には向いてないと思った。

あずみきし「死役所

死んだ人間天国地獄やらを振り分けられる前に行く場所が死役所

いろんな事情を抱えた人間がやってくる。

オムニバス形式の中で、死役所システムも少しずつ明らかになる。

割と淡々とした描写が続き、作者のおこがましい主張を押し付けられるように感じなかったがゆえの感動があった。

改めて思い返してみればありがちな話ばっかだったのになーと思うくらいなのに不思議

2巻以降も読みたくなった。

2015-03-02

マジキチAVはたくんさんあります

マンコに虫を入れたりするのはその筆頭格かと思いますが、そういう過激なマジキチは、結局マジキチを装ったマジキチなのです。

私がこれまで見たAVのなかで最もマジキチだと感じたのは、メンヘラ女優オムニバスで、最後は必ず女優リスカ痕にぶっかけるやつ。

2015-01-25

エロアニメ最近見かけなくなったこと

理不尽理由復讐
シリーズ物ありがちな重厚ストーリー

(夜勤病棟淫獣シリーズなど)

陰毛の色

(バニラ系、ミルキー系だと現在もごくたまにあるが)

ナニの色が保護
処女であること

(処女なのに血が流れない。スポーツ少女ならありうるが)

熟女
複数のお姉さんが先生作品
エロゲ原作ロリ作品

(エロ漫画なら見かける)

レイプが和姦寄り
アイドル

(純粋アイドル路線のもの。NTR系ではたまに見かける程度)

脅迫
主人公が強烈な個性

(ランス程度の比じゃない奴。おやぢシリーズ夜勤病棟など)

触手

(去年ブートレッグで1作品あっただけ)

ほのぼのレイプ
学園モノ

(シリーズで続いてるモノは除く)

ヘタレ主人公

(NTR系は除く。例:童貞なのにプロAV男優並の腕前と煽り台詞)

りんしん飯島弘也、金子ひらく等の一人原画の出来る敏腕アニメーター
有名声優の起用

(但し男性声優は例年通り有名どころが揃ってる。今だと大宙とか鳥海とか杉田とか)

人気エロゲ原作のもの

(ユーフォリアアニメ化してない)。微妙エロゲ原作のものが多い。

オムニバス形式

(主人公は固定でヒロインが毎話変更する形式)

オリジナルアニメ
日本人アニメーター

(リーシミンなどは海外の敏腕アニメーターなので除外)

学校の屋上とか人目に付きやす場所での青姦またはレイプ
ヒロイン妊婦化および妊娠発覚
劇画演出

(ミルキィ作品でごくまれに見られる)

完結させる

(#1のまま5年経っても発売されない2巻以降)

ドラマチックかつ衝撃的なエンドロー
むらかみてるあきカメラワーク

(酔う)

2014-11-11

はてなで一番手斧が飛ぶのが育児話題って、ちょっと面白いよね

http://b.hatena.ne.jp/entry/234047739/comment/masudamasurao



このコメント見て思い出した。

ちょっと前に、『わたしのはなし』ってWEB漫画ホットエントリになった。

3人の女性が出てくるオムニバスなんだけど、ホットエントリになったのはそのうちの1話で、ざっくり言うと「寿退社して地方引っ越しアラサー女性が、虚無感やら焦りやらから子づくりに必死になり夫ドン引き」というストーリー。で、ブコメはお察しの通り(子供自己実現の道具じゃねーとか、こんな母親のもとに生まれたくないとか)。

でもさ、この漫画には社会的に見てもっとひでえキャラがいるのよ。貞操観念があまりなくて、不倫退職再就職先でもまた不倫って女性が。で、そっちは別にホットエントリにはなってないんだよね。

(ちなみにもう一人も、学生時代の友人を仕事のために利用しようとしたり、決して褒められた行動はしていなかったりする。)

自分はこの漫画好きなんですよ(というか、作家さん(渡辺ペコさん)が好き)。どのキャラ人間くさくていいじゃない。

等しく人間くさい中で、フルボッコになるのが3人の中で一番おとなしいタイプで、その理由がなんというか理想主義に基づくものだというのが、フィクションながら理不尽というか、ええーと思ったわけです。まだ産んでもいないどころか妊娠すらしてないのに。この先どう転ぶかわからんのに。ほかの話を読んでない人も多いんでしょうけど。

こと妊娠出産育児に関しての理想がやたらと高いってのは、はてなという場の特性なんすかね。

2014-06-25

ジョジョ5部が苦痛

1巻から通して読んでるんだけど、5部が苦痛

電車に乗ってベネチアに向かうところだけど、モチベ上がんなくて全然読み進められてない。

通し読みの前のジョジョ知識は、ディオとの戦いだけをコンビニコミックで読んだことがあって、1,2部のアニメを全部見た程度。

理由考えた。

絵が死んでる

目が悪い意味ガラス玉みたいで力がない。

表情に乏しいからキャラクター区別がつきにくい

不良学園物とは違う、外人メインの新しい世界観を表したかったのかどうかしらんけど、マネキンしか見えない。

キャラが死んでる

個性がない。

とってつけたような1,2ページ程度の過去しかないので、まったく感情移入できない。

それなのに、これまでのような徐々に増えていく形式で都度キャラ把握させてくれず、最初から5人だか6人だかいからキャラ把握するのが苦痛なことこの上ない。

主人公の影が薄い

スタンド駆け引きがショボイ

心理戦的な要素がめっちゃ薄くなった。とってつけたような表面的な名前能力

あと主人公能力適当すぎ

今のところの通し読みの感想

1,2部は原作面白かった。

評判いいはずの3部が微妙に感じられた(マンネリ、gdgd、承太郎影薄い)。キャラは立ってたけど。アニメ原作に忠実らしいので見ない。

4部のオムニバス的な話のそれぞれが1,2部とはまた違う意味面白くて、吉良吉影も魅力的だった。それぞれのキャラも立ってたし。

5部を読み進めるのがすっごい遅々として進まない。

2014-05-25

http://anond.hatelabo.jp/20140523085811

出会ったばかりの若い男女がなんとなくセックスをして

それをきっかけとしてなんとなく付き合い始めて

出会って一週間ぐらいで女性の方から結婚しないかって提案があって

そのままなんとなく結婚式も挙げずに入籍したんだけど

入籍したことをお互いの両親や友人知人へ報告することもなく

そのまま一つ屋根の下に住むわけでもなく

でも別に結婚詐欺ってわけでもなくお互いに良好な関係

恋人みたいな関係なんだけど、書類上では夫婦になってるっていう

およそ結婚してるとは思えない感じの夫婦生活を描いた作品です

本当に「なんとなく籍だけ入れてみた」っていう状態のカップルを描いてる作品です

ちなみに男の方はまだ二十歳なりたてぐらいの学生

女の方は二十代後半ぐらいで色気たっぷりって感じです

10年ぐらい前に読んだ記憶があります

単行本の状態もそんなに黄ばんだりよれたりはしてなくて

絵柄やタッチ比較的新しい方だった気がするので

推定で2000年前後作品なのかな?と思います

印象的なセリフとかもあるにはあるんですが

いかんせん断片的で記憶違いもあるかもしれないといった状態です

「とりあえず結婚しようよ

結婚たらこのカラダ抱き放題だよ」

みたいなセリフを女の方から言ったのだけは憶えてます

とにかく女の方から男に迫っていく展開が主だった気がしま

ちなみに当時は1巻だけを読みました

1巻だけ読んで、その後読んだこと自体を忘れ

今になって思い出して続きが気になった次第です

そしてそこはかとなくエロかったんです

ひとつ思い出したんですが、結婚した後もお互いの苗字で呼び合ってた気がしま

ヒロインもこんな感じでエロくて可愛いしかったです

さっきのラララを読んでいて思い出したんですが、その男女が出会った時はお互いに酔っていました

しか女のほうが男を介抱したあと、なんとなく意気投合して滅茶苦茶セックスしたって流れでした

初めて読んだときはこんなことあったらいいなと胸踊らせてた気がしま

オムニバス短編というより完全に続きものでしたね

半分はエロに対する執念がそうさせてます

ただ、絵柄にはやや女性的な印象を持っていたので、やっぱり女性作家さんだったのかなと思ってます

なんとなく二宮さんの絵柄に近かったような気もしてきたんですが

これって都合のいいほうに記憶が流れていってるやつにも思えてしょうがないです

2014-05-23

「なんとなく結婚した」みたいなストーリー漫画って知りませんか?

出会ったばかりの若い男女がなんとなくセックスをして

それをきっかけとしてなんとなく付き合い始めて

出会って一週間ぐらいで女性の方から結婚しないかって提案があって

そのままなんとなく結婚式も挙げずに入籍したんだけど

入籍したことをお互いの両親や友人知人へ報告することもなく

そのまま一つ屋根の下に住むわけでもなく

でも別に結婚詐欺ってわけでもなくお互いに良好な関係

恋人みたいな関係なんだけど、書類上では夫婦になってるっていう

およそ結婚してるとは思えない感じの夫婦生活を描いた作品です

本当に「なんとなく籍だけ入れてみた」っていう状態のカップルを描いてる作品です

ちなみに男の方はまだ二十歳なりたてぐらいの学生

女の方は二十代後半ぐらいで色気たっぷりって感じです

色々と思い出しながらググったんですが出てきませんでした

追記と返信

全然心当たりないけど、なんとなく読んでみたい気がするので、正解が見付かることを期待してブクマ。こういうのはyahoo知恵袋向けかなあ(人力検索は望み薄

ありがとうございます

しかにここで質問するのはちょっと違ったかもしれませんね

ちなみに当時は1巻だけを読みました

1巻だけ読んで、その後読んだこと自体を忘れ

今になって思い出して続きが気になった次第です

海野つなみ『逃げるは恥だが役に立つ』。増田の書いたストーリーで思い浮かんだのはこの作品

ググってみてストーリーには近しいものを感じました

とりあえずこの作品面白そうなので読んでみようと思います

ありがとうございます

ぜんぜん思う浮かばないけれど、面白そうなマンガだな。

そうなんです面白かったんです

そしてそこはかとなくエロかったんです

市川ヒロシの『2人暮らし』だな!

時期は近そうなんだけどって感じですね

こうの史代『長い道』ダンコガイオススメしてた。ドラマチックではないが味わい深い作品

こうのさんの作品オススメされているのをよく見るので

この際手をつけてみようと思います

こういう「アレなんだったっけ」系はYahoo知恵袋が無類の強さを誇る印象は確かにある。単純に質問サイト大手で人が多いから人海戦術でなんとかなるしな。逆に細かい相談とかは向かない印象。

ヤフーアカウントは持ってなくて

新しく取得するのも面倒だったのでここで質問させていただきました

ここでこういう細かいレスポンスを積み重ねていくのもやってみると面白いですね

読んでみたい

ありがとうございます

ひとつ思い出したんですが、結婚した後もお互いの苗字で呼び合ってた気がしま

当時は「これって書類上はどうなってるんだろう?」みたいなことを感じました

性的描写以外だったら少年ジャンプの『トリコ』のトリコ自身の結婚がこんなかんじ(ぉぃ

トリコ結婚してたことが意外でした

ひょっとしてドラゴンボールじゃないか?

鳥山作品夫婦って独特の感じがありますよね

一行目の条件はずすんだったらほぼ「ラララ」かな。 http://www.square-enix.co.jp/magazine/yg/introduction/lalala/ 一話立ち読みも可

速読みました

金田一蓮十郎さんの新連載でコミックも出たとCMでやっていたので気になってはいたんですが

手を出す良いきっかけになりましたありがとうございます

設定といいヒロインといい、こんなに近しいもの金田一さんが描いていたのかと驚いています

ヒロインもこんな感じでエロくて可愛いしかったです

描写があるんだったら教えて下さい読みます

ここ大事ですよね

10年経っても読みたいって思わせる力がエロにはありますから(笑)

人力検索はてな「」

指摘されてからハッと思い出したという体たらくです

「長い道」は一緒に住んでるしな・・・年代とか形式とかわからんとなんとも。フィーヤン系かしら。

そうなんですよね

本当に何だったんだろうというぐらい霞がかってます

結婚してるけど結婚してるように思えない」っていう意外性を狙った作品だったのかなと思います

しかたらこの先「結婚とはなんだろう」みたいな所に向かっていく展開だったのかもしれませんね

こういう使われ方してるの初めて見た

自分もこういう使い方は初めてで

こんなに声をいただけるとは思いませんでした

幼なじみ系ならあったような気がするのだけど歳違うと思い当たらん。もしかしたら『旦那が何を言っているかわからない件』みたいなWebコミックの可能性も。

しかに掲載雑誌特定ができれば話は早そうですよね

とりあえず緩みきった脳みそを絞りあげてやらないといけませんね

「長い道」は宗介どのが出たり入ったりだけどセックスレスからなぁ…こうの史代入門に長い道は不向きな気がする。個人的にはさんさん録からどうぞ(脱線

ありがとうございます

こうのさんの作品Amazonレビューでも高評価がたくさんついていて驚きました

そして隠れファンが多いんだろうなと思いました

『 「なんとなくこの後滅茶苦茶セックスした」みたいなストーリー漫画って知りませんか?』『知りません』

さっきのラララを読んでいて思い出したんですが、その男女が出会った時はお互いに酔っていました

しか女のほうが男を介抱したあと、なんとなく意気投合して滅茶苦茶セックスしたって流れでした

初めて読んだときはこんなことあったらいいなと胸踊らせてた気がしま

「ごめんなさい。 ちょっと心当たりがありません。」「いえいえ、ありがとうございます」なにこの折り目正しいトラバ増田の人たち

自分もこんなに丁寧なお返事がくるとは思いませんでした

結婚に全く重きを置いてないといえばドラゴンボールかなぁ。(悟空が「結婚」を意識してない。チチ物語的にほぼ絡まない。半ば子供キャラを出す為の存在しかない)

ドラゴンボールって王道ではありつつも、そういう所は意外性に満ちてますよね

自分は「なんとなく結婚した」を読んだとき

こんにちの結婚にまつわる慣習って実はそんなに重要でもないのかなとも思うようになりました

昔の「木尾士目」な匂いを感じた。が、「四年生」「五年生」は設定違うし、「陽炎日記」は内容覚えていない。

ありがとうございます

こういう風に作家さんとタイトル名を挙げてくださると本当に助かります

記憶ちょっとずつちょっつずつ手繰り寄せられてる気がしま

余談ですが木尾士目さんの作品に触れたのもちょうど10年位前だった気がしま

こ、こんなの、ボクの知ってる増田じゃない

自分もこんなのは初めてで、意外な側面があることを知りました

トリコ

トリコ結婚していたことに対する意外性が少し薄らいできました

真っ先に浮かんだのがドラゴンボールです( ー`дー´)キリッ

とりあえずドラゴンボールトリコがそういう場合の二大巨塔であることはわかりました

二宮ひかるハネムーンサラダ』かなあ あれは男女同い年ぐらいだった気もするけど

画像検索してみたところ、セックス描写の線引きは近いかもしれないと感じました

抜き差しは直接描かないけど行為に関してはちゃんと描いているみたいな

それにしても、こういうコメントはありがたい反面、読んでみたい漫画がどんどん増えていって困ります(笑)

全然違うけど、「がけっぷちカフェ」思い出した。

知恵袋であらすじが紹介されていたので一応リンクを張っておきます

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1245504987

山本直樹/寺山スエキチ 思い浮かんだおっさんと呑みたいw

山本直樹さんで画像検索したらビリーバーズの画像が目に入ってハッとなりました

お腹が空いていた男女が泳いでいたイルカを捕まえて食べて

満腹になったあとで滅茶苦茶セックスしたみたいな描写があったかもしれないと

あたらしいモヤモヤが首をもたげ始めました

『どうにかなる日々』にありそうだと思ってあらすじ読み返してみたけどちがいそうだった。

オムニバス短編というより完全に続きものでしたね

増田知恵袋と化した/ごめんなさいわかりません。

なんとなく物珍しいなっていう印象は自分も抱いています

俺も読みたい そしていちいち返信する増田めっちゃ律儀

ありがとうございます

半分はエロに対する執念がそうさせてます

“ごめんなさい。 ちょっと心当たりがありません。” なんだこの無意味トラバは。たまげたなあ。

これとは真逆トラックバックを星の数ほど見てきたのでびっくりしました

頭に浮かんだのは、二宮ひかる「二人で朝まで」で、懸賞に応募するために結婚してたなぁ。でもあれは両方とも社会人だった気が。。

二宮ひかるさんもすごく惹かれるものがあります

なんとなく、けろりんさんに似たものを感じて興奮しま

ひとつひとつに答えてて丁寧な増田だな。。

答えにたどり着くには必要ことなのかな?と思っています

あるある。私は20数年前に途中の一巻だけ読んだ漫画で、ある女優人種差別を学ぶために肌を黒く塗って白人専用車輌に乗るエピソードがある作品が色々気になって忘れられないが、タイトル等が何も思い出せない。

そうなんですよね

ほとんど絵の雰囲気とか描写けがぼんやりとした思い出として残ってるんですよね

追記の「『人力検索はてな「」』 指摘されてからハッと思い出したという体たらくです」が、心の底から切なくなりつつ、実際、増田に書くほうが正解に近いかもしれない…。助けにはなれなかったけど、俺も知りたい!

応援ありがとうございます

なんか無意識の内に、馴染みのあるコミュニティのほうが答えを求めやすいと思ったのかもしれませんね

見つかったら呼んでください

自分脳みそでは何年かかることやら……

星里もちるっぽい。最初に思いついたのは「ハーフな分だけ」だったけど、ウィキペったら細部が違った。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%81%AA%E5%88%86%E3%81%A0%E3%81%91

リンクまで張って頂いてありがとうございます

平成元年まで遡るとちょっと行き過ぎかなっていう印象ですね

そこよりももっと今に近い感じの絵柄でした

南Q太さんかなあ…と思ったけど内容を忘れすぎててタイトルまでたどり着くのが難しい。

全然関係ありませんが花見沢Q太郎さんはとてもエロくて大好きでした

違うだろうけど、柳沢きみおの「妻をめとらば」とか「翔んだカップル」ってエロかったなあ。

最近だと色白好(しきしろこのみ)さんの最新作(18禁)がエロかったです

ストーリー主体で、そのなかにちょくちょく挟まれるエロがとても良かったです

成人向け雑誌の連載作品でありながら直接的な描写が一度もない回があったのも印象的ですね

あたし、あなたのことが、好きだったよ。知ってた? 的なオチ想像して開いた。近い作品でも見つかったら読みたい。

楓牙さんの作品なんかはそんな印象があります

歳の差のある二人で、最初男の子が一方的に愛情をぶつけるんだけど

年上の女性のほうもいつのまにやら本当に好きになっていってみたいな

なにこの展開/そして答えはなんだったの・・・

答えはたぶん頭のなかにあるんですけど

かなり記憶崩壊しかかっていますね……

もうでてるけど、二宮ひかるの『いつわりの恋』と、その後日談の『二人で朝まで』が近いかなあ? 新婚旅行懸賞であたったか偽装結婚するやつ。

ありがとうございます

こう何回も名前があがると、本当に漫画好きな人オススメなんだろうなと思います

入江紀子・・・にそんな作品は無いし。宇仁田ゆみとか。

絵柄はどちらもちがう感じですね

ただ、絵柄にはやや女性的な印象を持っていたので、やっぱり女性作家さんだったのかなと思ってます

無精髭を生やしたイカツイ店長は、にこやかにオレの肩に手を乗せ「お前には戦国だな (ry

正直ネタがわかりません……

Drスランプ

から鳥山明は違うって言ってるだろ!

これだけ注目あつめて分からないのもすごいな

本当にこれだけ注目が集まるとは予想外でした

増田は教えてもらった作品に絵柄が似てるとか似てないとか何か言いなよ。ということで、 作品のものに心当たりはないけど、 俺はストーリー的にもエロ描写的にも、こいずみまりじゃないかと思うんだけどどうかな。

すみません、なんとなく自分の中で完結させちゃってました

あと、こいずみさんみたいな絵柄ではなかったですね

※あとで消しま

なんかの短編でこういうの読んだことあるような・・・

短編ではないんですが、短編だと部分的に該当するものは多そうですね

しか二宮ひかるが思い浮かんだ。

なんとなく二宮さんの絵柄に近かったような気もしてきたんですが

これって都合のいいほうに記憶が流れていってるやつにも思えてしょうがないです

解決したら読む

解決できるかなぁ……

この増田の現象に名前を付けておきたい。

はてな匿名知恵袋なんじゃないでしょうか

FEEL YOUNG匂いがする。なんか色々混じってるんじゃないの?

ググってみてフィーヤンってこの事だったのかと、いまさらになって気づきました

断片的な記憶が入り混じってる説に関しては、完全には否定出来ないですね

ただ、「結婚してるんだけど結婚の報告も指輪も同居もしてない」っていうのは確かなはず

指輪に関してはふと思い出しました

とくに買いに行ったりとか贈ったりとかって描写はなかったはずです

こんな使い方あるんだなあ。半年後ぐらいにどうなってるか見てみたい。

今回は運良く皆さんに助けていただいてるので良かったですが……って感じですね

たぶん半年と経たない内に忘れ去られてそうです

すんごく「あっ、なんか読んだことあるような気が……する……」感を刺激される質問元増田拍手

ありがとうございます

こういう言葉は素直に嬉しいです

揺れ動く心の機微?みたいなのを大事にしていてよかったです

ぱっと思いついたのが、星里もちるりびんぐゲーム』とかこうの史代『長い道』だが、どうもちがうっぽい。

前者は求めているものより絵柄がちょっと古めで、似てはいないですね

あと10年ぐらい新しい感じの絵柄です

答えが気になって眠れない。判明したらちゃんと今まででた回答含めてまとめてくれよ。

もちろん答えは発表しま

ただ、まとめるのは面倒くさいのでやりません

ごめんなさいね

まだ答え出てないんだ。星里さんとか柴門さんとか小学館寄りの女性漫画家が好みそうな設定だ。陸乃さんはあんま日常生活まで描かないしなあ。

しか物語といい絵柄といい、読んでいて女性的な印象は受けた覚えはあります

どこまで正確なのかは置いといてですが(笑)

こういう流れの百合作品結構俺に需要がある。

ありがとうございます

とりあえず似たような作品タイトルひとつふたつあげることで

その情報をより仕入れやすくなる気がしま

検索

クロエ・ルメールですね

正解が出るまで他の本を読んでおきます

しかしたら積んでいた本やゲームDVDが消化しきれちゃうかもしれませんね

思いつかないなー。エロ漫画寄り?/緩い感じのカップル書いた作品ならリーチマン(米田達郎)と煩悩寺(秋★枝)がおすすめ

ストーリー主体のところにエロ成分がそれなりに含まれていた感じです

いい感じに心の琴線を震わせるぐらいのエロ成分量だったのが良かったですね

どちらも比較的新しい作品ですが、やっぱりそういうのを薦めていただけるのも嬉しいです

ありがとうございます

二宮ひかる作品は推したいが要望から微妙に外れてる感。ほとんどが入籍まで至らないからなぁ

でも、かゆいところに手が届きそうな感じではありました

あと、二宮さんは本当にファンの方に恵まれているんだろうなと感じています

正解気になるし後で見返せるようにブックマークしとく。

本当に期待して頂いてありがとうございます

こうやって何人もの人間に期待されるとは思いませんでした

このマスダはなんだ?

インターネット大好き人間のひとりです

匿名ダイアリーの新たな使い方。っていうかその漫画気になる!

ここまで新鮮味を覚えられるとはって感じですね

自分星里もちるがそれっぽいかなーとは思った。

「それっぽい感じ」を具体的なイメージにして伝えたらなと頭を抱えています

内容とは全く関係無いけど、増田とは思えない礼儀正しさに驚いた。

ありがとうございます

今回の件で、ネット情報を集めるなら粘り強さとともに謙虚さも必要なんだなと実感しました

2014-01-30

MMOクエスト作っているわけだが

難しい。

ナニコレってくらい、今まで自分が培ってきた物語創作テクニックが使えない。

一部ゲーム性でひっぱりきれない場面があるシステムなので、ある程度ストーリー性出して魅せていかないといけないタイトルなんだけど、もともとMMOクエってそういうのじゃないからものっそやりにくい。

世界は変えられない、ゲームの都合でネバーエンド後出しマップ構造が決まるというか変わり続ける。

NPCは滅多に殺せないというか出し入れしづらい、プレイヤーキャラは喋らないどころかメイキングで好きに作れる、テキストを読ませる方法は事務的で文章演出が効きにくい、複雑なことしてもプレイヤーが次のシナリオ読むのがいつになるか分からないから、憶えていてもらいづらい。

短編的な奴の繰り返しで乗り切れるかと最初思ってたんだけど、短編テクニックって大体、話の終了とともにその話の世界をぱたっと終わらせられたり、オムニバス形式みたいにその話の主人公使い捨てられるから出来るオチが多いんであって、キャラが出し入れしづらい、世界壊せない制約ではものっそやりにくいのな。

色々手詰まりしてもうどうしたらいいやら……。

2013-03-12

学部生への研究最前線の関わらせ方

http://anond.hatelabo.jp/20130312032504への返信

オムニバス授業

学部生もある程度はバリバリ研究者の話に触れたほうがいいと思います

とても賛成です。

おそらく週替わりか月替わりのオムニバス形式の授業がそれに相当するのではないかと、

1人の教授が1~4コマ担当して、最前線の様子を伝える。

どんな話題があるのか、それを知る上で有意義な授業でした。

通常授業

ただやはり通常授業は専門の教官がいればそれに越したことはない。

プロジェクトを動かす著名な素粒子教授に基礎科目を教わっていますが、所詮は基礎科目なので、せっかくの教授カラーが生きてこない。

学生としても申し訳なく、その分研究に専念して頂きたい。


>学年があがるにつれての比率の問題っていうか。

そうですね。

その配合比が現状では最適でないと感じています

それ故にここで問題提起してみました。

2013-02-27

某所立ち読み改訂にまつわる問題点

・1ヶ月の間に別な場所を見せない閲覧制限をかけてランダム一定量を見せても、CookieIP変え、ブラウザクリアできる環境で何回もやったらいろいろできるのではないか

ランダムに見せた結果、推理小説などの結果等が(ラストは見せないにしても少し前でオチを出している場合)バレる可能性はないか

マンガエッセイオムニバス等は1人分まるまる読まれるんじゃないの?

まだ仕様変更前だからあんまり書かないが、これリリース後に1回仕様変更かかるんじゃないの。

2012-08-19

40歳

サンデーの増刊だったかと思う、小学生の頃に読んだ漫画が印象に残っている。

とり・みきが描いたオムニバス形式の読み切りだった。

 

いくつかのエピソードのうち、取調室で刑事容疑者が会話するというものがあった。

刑事容疑者つぶやく

「なぁ○○、俺は今年で40歳になるが」

「……」

「まだ童貞なんだ」

ズッコケ容疑者

 

童貞」という言葉意味を知らなかった自分には意味がわからなかった。

それでもそのエピソードけが記憶に残った。他のエピソードは覚えていない。

 

その後、刑事女子高生から手紙を貰ったと語り、

その中身は永谷園東海道五十三次カードだったというオチだった。

 

年月は過ぎ、童貞という言葉意味を知る歳になり、

そして今年、40歳になる

もちろん童貞である

 

女子高生から手紙は来ていない。

2011-04-12

今日おもいついた嘘ニュース

真に受けないでください。

漫画家富樫義博さん、福島原発レベル7認定を受けて「レベルE」新作を発表。核汚染で滅亡した星に暮らす宇宙人を描くオムニバス作品。「ぼくにできることは何かと考えて、漫画を描こうと思った」とコメント - ロイター

2011-02-03

太陽シール」な少子化

 最近夫婦子供を作らない理由の一因として、

 「どんどん地球環境が悪化して住みづらい世界に、子供を送り込むのはかわいそう」

 とか

 「不景気日本若者年金負担が重い日本社会に、子供を送り込むのはかわいそう」

 というように「先行き不安社会に、わが子を送り込むのは可哀相・親の無責任

 という理由も見受けられるようだ。

 先日、伊坂幸太郎小説を読んで、この少子化理由を思い出してしまった。

 ネタバレさせて失礼するが、SFオムニバス終末のフール」の中の「太陽シール」は、

 「小惑星地球衝突(≒人類滅亡)が数年後、とわかっている世界で、妊娠が発覚した夫婦が、

  子供を産むかどうか悩む」という重いストーリーである

 (「終末のフール」自体が小惑星衝突・地球滅亡前の市井の人の生活を淡々と描いたSF集なんだが

 言ってみれば、「地球環境が悪化するから子供を作らない」「日本のお先が真っ暗だから子供を作らない」

 というのは、「太陽シール世界から子供を作らない」というのと、本質的には変わらない気がする。

 ・・・で、「太陽シール」の主人公は、悩みに悩んだ挙句子供を作る決心をしたのであった。

 という訳なので、「先行き不安な世の中だから子供を作らない」と決めている皆さん、

 子供を作ってみてはいかがですか?  

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