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2021-09-24

ひぐらし卒14話でいてもたってもいられない

ひぐらし卒14話を視聴しました。

自分が何をみせられているのか理解できませんでした。

さんざん引っ張った業17話の続き。

あと数話でどうやって話を畳むのだろうという期待。

蓋を開けてみるとあっさりすぎる惨劇

箱の中身は熊でしたが、私はKOパンチをくらいました。

意外という意味では惨劇に違いないのですが、ここまで同じことやられると流石に飽きます

何回無駄カケラを生み出すのか。

11話(祟明し其の伍)でわざわざ魔女と沙都子を分離させたのは一体何だったのか。

そして始まるスマブラ、シンエヴァドラゴンボール

なんでこんなもの見せられなきゃいけないんですか!

そんな茶番でどれだけの人が死んだと思ってるんです!

シンエヴァ面白かったですもんね。わかりますよ。私もなんとかプライムで観ましたもん。

良い世界の畳み方だと思いました。でもそれはそれ、これはこれです。

あれですか、批判さえも誉め言葉として受け取るとかそういうあれですか!

どっかの背の低いのと高いののお下劣作品的な発想ですか!

ええ、ええ、わかります。だからあえて言ってやりますとも!

クソ!!

作者は考察が「ひぐらし」の魅力的なことを言いましたがそれは原作の話。

だってそうでしょう?アニメならアニメから入った人や、完全新規の人だっているわけです。

私も業からみはじめて、リアタイの合間に旧作を観て、感動してゲーム買って!いいんですそんな話は。

アニメグロに耐え抜いた(謎もあり)無印があって、解で救われるという話なんです。

でも業と卒はそんなんじゃないんです!

業の時点で既にネタばらしじゃないですか!

これじゃ業21話から卒14話につながってもそれほど違和感ないじゃないですか

というかあの時の衝撃からこんな展開になるなんて思ってもいませんでしたよ!

丸々2クール必要なかったじゃないですか。考察時間?ええ楽しかったですよ。

でもなんですか、これで満足しろって言うんですか。

私には無理ですね、ええ。できっこありません。

記憶の累積も何もなくただ惨劇だけを見せられて、そのストレスギャグで飛ばせと?

しかに祭囃子編はそんな感じでしたよ。ゲーム(奉)はね。

でもアニメの祭囃子編はギャグ全開ではなかったですよ。メイドインヘヴン給料いくらだ?もないですよ。

ひぐらし雰囲気に合わせて、静かに、でも感動的に解決するようにアニメアレンジされているんです。

それに比べ卒のギャグははっきり言ってあげましょう。お粗末です。

どっかのえうあさんは鑑賞に値すると言ってましたが、その気持ちで観ろっていうんですか?

だったら仲間が起こし羽入が見届ける奇跡も複雑な気持ちで観ないといけないじゃないですか

罪滅ぼし編でやっていた圭一とレナの戦いの再現ですか?

あれはレナ発症しているのに、言葉によって、信じることによって惨劇を食い止めるから良いんです。

毎度怒ってた惨劇を、「血を見ることなく」避けることができたから良いんです。

それが発症も何もしていない魔女2人が血だらけで戦っても何の意味もありません。

ひぐらし」という世界観、テーマすら茶番にするようなものでしょう!

私はわかりましたよ。考察されまくる中でワンピースのように期待値が上がっていること。

本当は作者がエヴァのように期待とプレッシャーに押しつぶされそうになっていたこと。

それでも全力でシナリオを完成させたこと。それは凄いことです。

でもですね、大真面目でやってるとしたらそれはもう鉄血のなんちゃらなんですよ!

それはもう「ひぐらし」じゃない!私の観たいものじゃない!

わかってますとも、自分が期待していたのと違っただけで駄々こねる子どもだってこと。

だったらなんですか!何も批判せず誉め言葉として受け取られる「クソ」って言えってことですか!

から梨花便所に落とされたんですか!はん!

おうおう上等切ってくれんじゃないの!ぶちまけられてぇかぁあ!!

……

今日までの放送が全て、

夢だったらいいのになって何度も思った。

から書いてみた。

書いて夢になると信じて。

ほら、よく漫画の中にあるじゃない?

自分の中の闇を抱えきれずに、

分離してしまった2人の自分を、

戦いや説得、仲間や過去自分のおかげで統合するの。

それはとてつもなく王道テーマで、私は何度も見たことがある。

そう。沙都子は強いストレスから魔女になってしまった。

それでずっとずっと梨花魔女と戦って、ようやく仲直りするの。

そこには記憶の累積によって2人の魔女が犯した罪を知っている

圭一、レナ魅音がいて、魔女を許すことで魔女は消えて、

羽入もいなくて、梨花オヤシロ様巫女だけど繰り返す者ではない世界がはじまって…。

あははは、さすがにこれは出来すぎか。

でも、いいよね?

そういうことにしても、いいよね?

こんな文章書いて…ごめんなさい。

2015-03-24

[][]2015/03/21-23

田中 相「千年万年りんごの子

丸山涼子的なきれいでかわいい絵柄。

ストーリー童話的。

知らずにタブーを犯した男が、なんとか運命に抗おうと試行錯誤する。

土着の神の話。

おぼすな様と言われると、どうしてもひぐらしオヤシロ様が思い出されるけど、一昔前、あるいは今でも田舎とある話なのかなあ。

非科学的なことなんか信じない派の主人公科学手法でしきたりを暴く!的な話ではなく、あっさり不思議現象に身を任せちゃうのがなんとも。

まあ実際見た以上、下手にあがいても見苦しいだけだけど。

3巻使った割には終始ふわふわして浅く、特にどんでん返しもなく静かに終わってしまった。

面白くなかったわけじゃないけど、また読みたいかと言われるとNo。

土田世紀現金を燃やす会」

「あの」土田世紀マンガだと思って構えて読んで悪い意味で拍子抜けした。

まず現金を燃やす会ってのが全体を通したテーマになってると思ったか最初の2話くらいは???って感じだった。

途中でタイトル現金を~ってのがあって、ああこれまでのは現金を~には関係ない短編だったのかと気づいた。

オチも弱い。

表題現金を燃やす会も、現金を燃やすことというよりかは、一日をループする人間の集まりって方に主眼が置かれてる感じだったし、タイトル詐欺に近い。

終盤の少年冒険やらの話もあっさりしすぎててまるで深みがない。

ケータイマンガからライトな感じにしたのかもしれないけど、この人には向いてないと思った。

あずみきし「死役所

死んだ人間天国地獄やらを振り分けられる前に行く場所が死役所

いろんな事情を抱えた人間がやってくる。

オムニバス形式の中で、死役所システムも少しずつ明らかになる。

割と淡々とした描写が続き、作者のおこがましい主張を押し付けられるように感じなかったがゆえの感動があった。

改めて思い返してみればありがちな話ばっかだったのになーと思うくらいなのに不思議

2巻以降も読みたくなった。

 
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