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はてなキーワード: NATIONALとは

2018-07-16

[]海外サイトへのはてブは減っているのか?

anond:20180715133607

1日に3千、4千のブクマを集める増田と比べると、日に数個付くか付かないかレベル海外有名サイトへのブックマークはあまりに少ない。

以前からこの状態だったのか?、それとも海外に興味を失ってしまった近年の現象なのか? はてブへの新エントリの増え方を見ることで確認してみる。

http://b.hatena.ne.jp/entrylist?url=https%3A%2F%2Fwww.nytimes.com%2F&sort=eid&page=344 ←このページを遡ってみた。

今のはてブは約1万エントリ=344ページ以前に遡ろうとするとなぜかエラーになる。NYTimes、BBC、The Guardian、ReutersBloombergあたりの1万エントリじゃ収まらない人気サイトは追跡できなかったので、それに次ぐ人気の総登録ページ数が1万弱のサイトを選んで調べてみた。

CNN

https://imgur.com/QUVoGhh

2011年2012年一時的に人気になったらしく大きなピークがある。それ以外は低調。10日に1エントリ新規で追加されるかどうかのレベル

Los Angels Times

https://imgur.com/PjsMIrT

CNNに似た傾向で2012年一時的に人気に。しかしそれ以外の期間は低調。

National Geographic

https://imgur.com/XYrHqkf

00年代はそこそこ人気だったようだが、10年代に入ってめったにブクマされなくなったようだ。日本語版ができた影響もあるかもしれない。

npr

https://imgur.com/Rc8KwZa

2016年一時的に人気に。それ以外は2011年ピークに尻下がり。

今も昔もそんなに海外サイトブクマされないようだ。

はてなユーザーは増えていて国内サイトへのブクマが増えているだろうから、より埋もれやすくなってしまったのではないだろうか。

2018-07-15

[]にはどれくらい海外情報が集まるのか

近年はてブ海外サイトを見かける機会が減っているような気がする。ブクマ自体が減っているかまでは分からないが、少なくとも新着リストに入ってくる回数は減っているのではないだろうか。

半月ほど前にこんなやり取りを見かけた。

anond:20180629041040はてブ無くなったらどうやって情報収集したらいいの←はぁ? 」から始まったツリーで、

普通に外国ニュースはてブしてる人たちが俺含め4〜5人はいるよ

anond:20180629153403

という反応があった。

めったに3ブクマを超えて新着リスト入りすることはないが、コンスタント海外サイトブクマする人が存在していることは自分も時々目にしていた。しか自分も4,5個のサイト事情しかたことがない。現在はてブには海外情報収集をするに足りるほどの情報は集まっているのだろうか?

はてなブックマークでは海外サイトにどれだけブックマークが付けられているのか? はてなブックマーク件数取得APIを使って追跡してみた。

まだ4日間だけのデータ

そのサイトへのブクマ数の合計も載せたが、そのドメインがいつから使われているかに左右されるので、その数字から短絡的に何か結論を出さないで欲しい。

チェック対象URLがこれで良いのかは自信ない。

海外サイトへのはてブ総数、日毎の増減

サイト\日付2018-07-112018-07-122018-07-132018-07-14合計説明
Nature ttps://www.nature.com/142118137イギリス 科学学術
Science Magazine ttp://science.sciencemag.org/10201887アメリカ 科学学術
Cell Press ttps://www.cell.com/00102098アメリカ 生物学学術
Physical Review Letters ttps://journals.aps.org/0100394アメリカ 物理学学術
Applied Physics Letters ttps://apl.aip.org/0000231アメリカ 物理学学術
Wiley Online Library ttps://onlinelibrary.wiley.com00013719アメリカ 科学学術
The Lancet ttps://www.thelancet.com/12129イギリス 医学学術
ScienceDirect ttps://www.sciencedirect.com/18578オランダ 学術誌、エルゼビア傘下
PLOS ttp://journals.plos.org/0000868アメリカ オープンアクセス科学学術
arXiv ttps://arxiv.org/1313141224427アメリカ オープンアクセス科学学術
MDPI ttp://www.mdpi.com/1160スイス オープンアクセス学術
Magnolia Press ttp://www.mapress.com/000016ニュージーランド オープンアクセス科学学術
IEEE Spectrum ttps://spectrum.ieee.org/00101681アメリカ 科学雑誌
Scientific American ttps://www.scientificamerican.00001840アメリカ 科学雑誌
Popular Mechanics ttps://www.popularmechanics.co0100423アメリカ 科学技術雑誌
Ars Technica ttps://arstechnica.com/414012508アメリカ オンラインテクノロジー雑誌
Smithonian.com ttps://www.smithsonianmag.com/0000459アメリカ 歴史科学芸術雑誌
NewScientist ttps://www.newscientist.com/00003966イギリス 科学雑誌
MIT Technology Review ttps://www.technologyreview.co03337アメリカ テクノロジーニュースサイト
Stanford SOCIAL INNOVATION Review ttps://ssir.org/027アメリカ 社会科学雑誌
EurekAlert! ttps://www.eurekalert.org/111518アメリカ 科学ニュースサイト
PHYS ORG ttps://phys.org/01594イギリス 科学ニュースサイト
Reuters ttps://www.reuters.com/article143126610イギリス大通信社
AP ttps://apnews.com/1000264アメリカ大通信社
AFP ttp://www.afp.com/0010139フランス大通信社
UPI ttps://www.upi.com/0000590アメリカ/韓国大通信社
TASS ttp://tass.com/000082ロシア大通信社
Bloomberg ttps://www.bloomberg.com/021219656アメリカ 金融ニュース通信社
Wall Street Journal ttps://www.wsj.com/10205584アメリカ 新聞
New York Times ttps://www.nytimes.com/4157664480アメリカ 新聞
The Washington Post ttps://www.washingtonpost.com/234318269アメリカ 新聞
The New Yorker ttps://www.newyorker.com/02003983アメリカ 新聞
USA Today ttps://www.usatoday.com/20005055アメリカ/スイス 新聞
Los Angels Times ttp://www.latimes.com/05491アメリカ 新聞
The Hill ttp://thehill.com/1011419アメリカ 政治新聞
Time ttp://time.com/10115161アメリカ ニュース雑誌
Newsweek ttp://www.newsweek.com/3-1202920アメリカ ニュース雑誌
National Geographic ttps://news.nationalgeographic000-28543アメリカ 地理歴史科学雑誌
The National Interest ttp://nationalinterest.org/1000275アメリカ 国際関係雑誌
Quantamagazine ttps://www.quantamagazine.org/0000267アメリカ オンライン科学雑誌
The Atlantic ttps://www.theatlantic.com/20007275アメリカ 総合雑誌
Fox News ttp://www.foxnews.com/00013303アメリカ 放送局
CNBC ttps://www.cnbc.com/33002079アメリカ 放送局
abc News ttps://abcnews.go.com/30207745アメリカ 放送局
CNN ttps://edition.cnn.com/431412564アメリカ 放送局
ESPN ttp://www.espn.com/0010245アメリカ スポーツ放送局
npr ttps://www.npr.org/00118893アメリカ 放送局
WIRED ttps://www.wired.com/605014985アメリカ テクノロジー文化雑誌
PC Magazine ttps://www.pcmag.com/0943アメリカ コンピュータ雑誌
FiveThirtyEight ttps://fivethirtyeight.com/0000532アメリカ ABC傘下のスポーツ政治ブログ
Defense News ttps://www.defensenews.com/0352アメリカ 軍事ニュースサイト
People ttps://people.com/212アメリカ 芸能ニュース雑誌
Vogue ttps://www.vogue.com/341アメリカ ファッション雑誌
Yahoo! News ttps://www.yahoo.com/news/10668アメリカ オンラインニュースサイト
Vice News ttps://news.vice.com/en_us/010040カナダ/アメリカ 放送局オンラインニュース
HuffPost ttps://www.huffingtonpost.com/021-110159アメリカ オンラインニュースサイト
International Business Times ttp://www.ibtimes.com/0000528アメリカ オンラインニュースサイト
The Verge ttps://www.theverge.com/165516511アメリカ オンラインテクノロジーニュースサイト
Business Insider ttp://www.businessinsider.com/030023735アメリカ オンライン経済ニュースサイト
Quartz ttps://qz.com/40001838アメリカ オンラインニュースサイトNewsPicks傘下へ
Gizmodo ttps://gizmodo.com/0129040アメリカ テクノロジーニュースサイト
CNET ttps://www.cnet.com/102439アメリカ テクノロジーニュースサイト
ZDNet ttps://www.zdnet.com/114352アメリカ テクノロジーニュースサイトCNET傘下
The Star ttps://www.thestar.com/0000570カナダ 新聞
Financial Post ttps://business.financialpost.0000101カナダ 新聞
The Guardian ttps://www.theguardian.com/967828645イギリス 新聞
The Telegraph ttps://www.telegraph.co.uk/000014784イギリス 新聞
The Independent ttps://www.independent.co.uk/416506イギリス 新聞オンライン専業化
Daily Mail ttp://www.dailymail.co.uk/131-220146イギリス 新聞
The Sun ttps://www.thesun.co.uk/002715イギリス 新聞
Evening Standard. ttps://www.standard.co.uk/0000186イギリス 地方夕刊紙
BBC.com News ttps://www.bbc.com/news/2313171340372イギリス 放送局(日本語ページ除外)
BBC.co.uk News ttps://www.bbc.co.uk/114142386イギリス 放送局
sky news ttps://news.sky.com/0020713イギリス 放送局
Jane's 360 ttp://www.janes.com/1350イギリス 軍事ニュース雑誌
NME ttps://www.nme.com/3062イギリス 音楽雑誌
Le Figaro ttp://www.lefigaro.fr/0000439フランス 新聞
Le Monde ttps://www.lemonde.fr/43001322フランス 新聞
France24 ttp://www.france24.com/10001200フランス 放送局
Marie Claire ttps://www.marieclaire.com/62フランス/イギリス ファッション雑誌
Deutsche Welle ttps://www.dw.com/01262ドイツ 放送局
Build ttps://www.bild.de/0000461ドイツ 新聞
The Local de ttps://www.thelocal.de/0-100222スウェーデン ドイツニュースサイト
La Stampa ttp://www.lastampa.it/000066イタリア 新聞
La Gazzetta dello Sport ttps://www.gazzetta.it/00253イタリア スポーツ新聞
The Local it ttps://www.thelocal.it/000020スウェーデン イタリアニュースサイト
Aljazeera ttps://www.aljazeera.com/00016191カタール 放送局
ParsToday ttp://parstoday.com/00001569イラン 放送局、元イランラジオ
NDTV ttps://www.ndtv.com/00232インド 放送局
The Hindu ttps://www.thehindu.com/00468インド 新聞
The Times of India ttps://timesofindia.indiatimes0010953インド 新聞
ABC ttp://www.abc.net.au/01004335オーストラリア 放送局
NZ Herald ttps://www.nzherald.co.nz/1200535ニュージーランド 新聞
Bangkok Post ttps://www.bangkokpost.com/4012767タイ 新聞
RT ttps://www.rt.com/0000709ロシア 放送局
Sputnik ttps://sputniknews.com/0000272ロシア 通信社、元ロシアの声
HAARETZ ttps://www.haaretz.com/03063イスラエル 新聞
The Times of Israel ttps://www.timesofisrael.com/0000381イスラエル オンラインニュースサイト
South China Morning Post ttps://www.scmp.com/0001808香港 新聞中国資本に買収された
新華通信社 ttp://www.xinhuanet.com/1097中国 国営通信社
環球時報 ttp://www.globaltimes.cn/0000189中国 人民日報系列英字紙

2018-06-28

はてな村殺人事件の経緯をまとめておく

(6/29追記)

トラバブコメでのツッコミに基づき随時追記中です。

※本エントリ事件の経緯をできるだけ客観的に記すことで「被害者が煽ってたことで容疑者逆恨みされた」といった誤った吹聴を防ぐ目的で書かれています。抜けなどありましたらトラバブコメで指摘いただけると助かります

(6/30追記)

なんか東洋経済に似たような記事があがってるんだが?

ttp://archive.is/C6b8r

ttps://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:C5tAq1Ren7cJ:https://toyokeizai.net/articles/-/227515%3Fpage%3D2+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

ttps://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:uCxfjkfhE3gJ:https://toyokeizai.net/articles/-/227515%3Fpage%3D3+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

はてブ増田の紹介から始まる記事構成とか経緯のところのリンク丸かぶり。「『低能先生』に人を殺せる筈がない」という煽りコメント増田サルベージできなかったか毎日新聞リンクはったところまでかぶってる。

日刊SPAもここ参照して記事かいてたけど、参照したことが明記してあるだけ本田なんとかさんよりよほどマシだな。

 

登場するはてな社製サービス

 

経緯(推測含む)

1. 遅くとも2014年以降、とあるはてなユーザ(本件容疑者、以降「低能先生」)が、はてなブックマーク増田で(低能先生無関係だが彼にとって気に入らないコメントをした)ユーザーに「idコール」やトラバを使って「低能」ほか罵詈雑言を飛ばす

https://anond.hatelabo.jp/20180628005112

https://anond.hatelabo.jp/20180628170234

低能先生コメントサンプル

 

2. 低能先生が1を繰り返すうち、罵られたブックマークユーザを中心に存在認識され、「低能君」「低能連呼君」「高能様」「低能拗ね男」などといったあだ名がつく。それらを経て「低能先生」に変化(2015年の段階で「他の増田に絡んでトラバリー無駄に伸びる原因になる人」「相手を「低能」と馬鹿にするのが特徴で、「低能君」または「低能連呼君」と呼ばれて増田たちに親しまれている」とあるhttps://anond.hatelabo.jp/20150806110746

http://b.hatena.ne.jp/entry/366621416/comment/sabacurry

 

3. 「低能先生」に罵られたら運営通報するという流れ(仕組み?)が自然発生的に出来上がる。通報されるとアカウントが停止処分になるため、低能先生は新たなアカウントを取得し、1を繰り返す

https://anond.hatelabo.jp/20170921212825

低能先生アカウントと思われるもの一覧。2016年以前から活動している

3.の補足:2016年時点で著名なはてなユーザを強く批判し、運営への通報情報開示請求をされている

http://kyoumoe.hatenablog.com/entry/20160815/1471195528

※kyoumoeが大島薫氏を批判した記事にrkmajishineというアカウント(上述の一覧に記載あり)でブックマークコメントを付け、その後、増田批判記事ttp://archive.is/mrJwB)を投稿(もう1件あるようだがサルベージできなかった)

※kyoumoeは事件後の2018/6/25に「とりあえず情報が全て事実だったとして、そうなると殺されてたのは俺かもしれないなという気持ちは多少はある。」とコメントttp://kyoumoe.hatenablog.com/entry/20180625/1529897639)

※外部リンク一定数を超えると増田投稿できないので以降h抜き

 

4. 2018/5/2にhagexが「低能先生」に定期的に罵られていること、都度通報していることをブログに書く

ttp://hagex.hatenadiary.jp/entry/2018/05/02/112825

hagexは「株式会社はてなは、低能先生に対して「威力業務妨害」で訴えるべき」と主張

上記以外にhagexブログ低能先生言及したエントリに「しかし、イケダハヤトさんの煽りって低能先生以下のレベルだよな〜 いや、それは低能先生に失礼か。ゴメンね低ちゃん。」がある(ttp://hagex.hatenadiary.jp/entry/2018/05/10/132154)

 

4.の補足:低能先生が「ネットリンチ」および(彼の視点からはそれを引き起こす)hagexを嫌っていたという指摘あり

Hagexの『はあちゅうイケハヤ炎上記事』にコメントをすると、低能先生からIDコールで罵倒されることが多かった」(ttps://anond.hatelabo.jp/20180626103015)

低脳先生は彼の定義する「ネットリンチ」の被害者ではなく,ネットリンチを憎む「正義」漢.Hagexやきょうもえは低脳先生から一年くらい前からネットリンチを煽る悪として憎悪されていた.」(ttp://b.hatena.ne.jp/entry/366621416/comment/triggerhappysundaymorning)

※ただしhagexやkyoumoeが絡んでいなくても、低能先生にとって気に入らない形での炎上記事があればIDコールで罵倒された(ttp://archive.is/h4i07、ttp://archive.is/ypPAb ※日を置いて、まったく同じブコメにまったく同じ内容で罵倒する低能先生

 

5. hagexブログ投稿以後、通報運動が盛り上がる(?)※hagex通報しようと呼びかけたわけではない

ttps://anond.hatelabo.jp/20180503145814

※このエントリ低能先生が書いたと思われる「訴えられたらリアル報復する~」というトラバがついている

参考)ttps://anond.hatelabo.jp/20180627125053

 

6. 低能先生と思われる人物が「通報厨」を憎んでいる様子が増田投稿される

ttps://anond.hatelabo.jp/20180626180411

 

7. 5や6で低能先生が「俺にはゴミクズリアルで殺す以外の逃げ場所はなくなっている」といった書き込みをしていたことを受け、6/9に発生した東海道新幹線車内での殺傷事件犯人が「低能先生」ではないかという推測が6/10増田投稿される

ttps://archive.is/Ge1Dk

※直接そう書いた増田サルベージできなかったので、低能先生犯人説が出たことへのリアクション傍証として記載する

 

8. 7に対し、「『低能先生』に人を殺せる筈がない」という煽りコメントがつく

ttps://mainichi.jp/articles/20180628/k00/00m/040/191000c

 

9. 低能先生hagexセミナー認識したのは「1カ月くらい前にネットで知った」

ttps://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/427874/

容疑者セミナーについて「1カ月くらい前にネットで知った」と言い、「被害者本名は知らないが、ネットで顔を見たことがあった。会議室のぞき、こいつがHagexだと確認した」と供述

 

10. 6/25、福岡市中央区起業支援施設hagexが刺される

ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20180625/k10011494521000.html

 

11. 事件発生後容疑者自首する前に、6で増田投稿されたエントリひとつ低能先生と思われるユーザーの犯行声明がつく

ttps://archive.is/0NpPy

ttps://archive.is/bkscO

 

なぜ低能先生殺人事件を起こしたのか

ニュースでは「ネット上で被害者を恨んでいた」などという低能先生供述が示されていた(ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20180625/k10011494521000.html)が、基本的には上述した6と11から読み取れることが動機だろう。

低能先生です」と通報されアカウントが停止するムーヴメント自体を憎んでおり、大きな犯罪を犯すことで自らがネット弁慶ではないことを証明すると同時にその引き金になった通報厨と運営への報復を果たす。低能先生がやりたかったのはそういうことだと思う。

 

なぜhagexだったのか

基本的には刺しに行ける範囲に来た、低能先生からしてみれば「通報厨」といえるはてなユーザhagexだった(面割れしてた)、ということだと思う(低能先生は5/3の増田投稿で「報復の後で「こんなことになるとは思ってなかった」とか頭悪い台詞を言うのだけはやめてくれよなw」と述べており(ttps://anond.hatelabo.jp/20180626180411)、かつhagexは5/11に行われた阿佐ヶ谷ロフトイベントにも登壇している(ttp://hagex.hatenadiary.jp/entry/2018/04/16/033427)が、そちらには行っていない)。

事件直後の低能先生第一声が「おいネット弁慶卒業してきたぞ」であり、hagexを刺したということに触れていないことからもそれは伺える。

対象hagexだったことに、4で示したエントリの影響がゼロとは言えないし、hagexに対して低能先生罵倒を繰り返し、hagex通報で応じていたこからも両者の仲が良くなかったことは明らかだ。しかhagex個人への復讐を果たすための凶行でなかったことは、6や11での書き込みを見ても明らかだろうと思われる。

 

 

https://www.kakuhito.net/entry/2018/06/28/133453

2018-03-31

anond:20180330163448

今後一生二人でいっしょに海外旅行もできなくていいのかね?

二人で近場の関東温泉に行って、

そこで National Geographic の『メーデー!:航空機事故真実真相』のDVD

シリーズから全部見るんだ。

そうすれば飛行機安全な乗り物だから乗っても大丈夫

大丈夫じゃなかったときはまず間違いなく死ぬから不幸な余生の心配をしなくていい、

ということがよくわかるだろう。

2017-10-14

Two years have passed since I moved to a developed country

ほらよ。

https://anond.hatelabo.jp/20171014071350

I am working as an engineer in the IT area, but I managed to hold it for some 2 years.

I do not have confidence yet, and I feel even more confident about my confidence for the rest of my life, the excellence of my colleague.

If I do not desperately do it I am working everyday with feelings that it is not amusing even if I receive a notification outside the fighting strength.

Still, in Japan, I think that Japan has much better skill than CTO in that area.

In the future I thought that if I could return to Japan and contribute to the Japanese society, Japan that is visible from the outside is bad.

What is bad, first aspect of politics.

Politics

The point that democracy is not fully functioning against the fact that there are stupid citizens who blind the LDP, such as Abe's descent.

That other party is also not good. Hope party? What is that lady like that disciple of Ru Ooshiba? Rou Koike?

The more you do not have it, the stupid will be clouded in katakana and psychology. You idiots, you guys say this. I love Katakana anyway, I love psychology, 100% I do not say big things. What is Y's Spending. Do not fix what you normally call katakana.

Since the political system is over in the first place, I think that it is the cause of failure of not receiving popular people, especially elderly people, only short-term and useless policies absolutely. So we will not attack only the LDP.

It is too fatal that politics is not rational and it is impossible to include the policy that should be done. Because it ends with poppiness if I can not vote.

Unfortunately, the trend of changing the political system probably will not happen if it fails.

In recent decades, politicians have accelerated the declining birthrate and aging society to a distortion with outlook on the preferential treatment for the elderly + measures against the declining birthrate.

The decline in Japan's birthrate and birthrate is partly spontaneous, but the world's low birthrate and aging society is not caused by natural phenomena.

There is not any future that putting all the energy to surrender the tax to the old man by tax free over medical care. It was already late when we were discussing whether a large amount of tax would be used due to politicians' old elderly votes or ten years ago, so it was already late, we have not corrected the orbit again so far I am going to politate on the same route.

An aged politician does not think about a short-circuiting policy, the future. Citizens delight in the immediate economic policy.

Grass grows now, as the nation 's collapse has become a reality.

If the declining birthrate and the aging population advanced at this pace as it is, the Japanese boat will sink in 20 years. Two years ago I thought I would have 30 years.

I gave up completely to Japan's politics. Defeated entertainment is not funny. I'm saying that it is japanese, but I do not dislike it. To give up means to accept failures.

Next is the aspect of business.

business

Did you have a business anywhere other than bidding? I do not have pieces of creativity. There is no further ethics.

What is it, Mercari or DeNA or moral business or something is a social sin. I just confused society, did not I? The country and the country came to know not ethics.

Ethics of the Japanese are lower than the Japanese think.

Although I derail for a while, accident happens in front of my eyes, the idiots who take pictures with smaho are not minorities at all Nationality is bad.

Even though there is service only where money is involved, do not say hospitality as if it were the national character of the Japanese.

It is not a minority to be a completely individualist society and people are troubled and help people.

At this time new creative business is born from one to the next. It is at an unthinkable pace in Japan. Of course, there are many doubtful businesses as to whether it will become money, but it is better than Japanese society where there is no brain except copying the business of another company at all.

So almost no company wants to work in Japan.

And the fall of the company. Almost no international competitiveness. Even large corporations will be crushed.

With this aging birthrate and declining birthrate, you can not contribute even to domestic demand with the elderly who can not see the future if it is full of old people.

There are no people with a declining birthrate. It seems that young people are supporting the LDP by thinking positively as being a seller's market completely.

There is only one person who is not merely a policy of an aging population declining birthrate. Your future is pitch dark.

Were I so stupid as to whom I thought of going back to Japan? What? It is certain that at least the field of view and experience has been much lower than it was now.

If I see myself two years ago, I feel mercy only now.

Indeed it is visible that it will collapse in another few decades Indeed it will not be possible to return to Japan.

Why do I have to board a sinking ship? Parents are the only team to surrender, only you are to protect yourself.

Originally I decided not to make children from the uncertain future of society, not myself. I think that choice was right.

Politician Now, if you are not stupid, it means that you are doing intentional bankruptcy activities.

It is good that you are only interested in being inspected. I do not know anymore.

At the very least, please try to make Japanese citizens work in the world. If the hurdle of labor visa goes down, then you will be able to do it if you have English proficiency.

I had a lot of hardships. Although it is inferior to native, I am working without problems.

Oh, I wanted to go back to Japan. . .

Je travaille en tant qu'ingénieur dans le domaine informatique, mais j'ai réussi à le conserver pendant 2 ans.

Il n'est pas une telle chose comme toujours la confiance en soi, de se sentir même que ne naît pas la confiance en soi de la vie Nante, l'excellence de mes collègues.

Si vous ne le faites pas pour désespérée en réponse à l'désigné pour assignation, nous travaillons tous les jours avec le sentiment de bien pas étrange.

Pourtant, au Japon, je pense que le Japon a beaucoup plus de compétences que les CTO dans ce domaine.

À l'avenir, mais je pense que si vous pouvez contribuer à la société du Japon au Japon, le Japon visible de l'extérieur est dangereux.

Ce qui est mauvais, premier aspect de la politique.

Politique

Abe de Toka vers le bas, toujours contre qu'il ya des gens stupides que la foi aveugle du Parti libéral-démocrate, que la démocratie est pas pleinement fonctionnel.

Cette autre partie n'est pas non plus bonne. Parti de l'espoir? Quelle est cette dame comme ce disciple de Ru Ooshiba? Rou Koike?

Plus vous ne l'avez pas, le stupide sera couvert de katakana et de psychologie. Vous idiots, vous les gars dites ça. J'aime katakana de toute façon, j'aime la psychologie, 100% je ne dis pas de grandes choses. Qu'est-ce que les dépenses de Y? Neparez pas ce que vous appelez normalement katakana.

tout ce que je pense d'abord parce qu'ils ont terminé le système politique, la politique n'a reçu futile national tout à fait à court terme, surtout qu'il est la cause de l'échec est de ne pas recevoir les personnes âgées. Nous n'allons donc pas attaquer uniquement le PLD.

Il est trop fatal que la politique ne soit pas rationnelle et qu'il soit impossible d'inclure la politique qui devrait être faite. Parce qu'il se termine par poppiness si je ne peux pas voter.

Malheureusement, la tendance à changer le système politique ne se produira probablement pas si elle échoue.

Les quelques dernières décennies, je pense que les hommes politiques dans les politiques préférentielles âgées + baisse du taux de natalité ignoré, a été jusqu'à ce qu'une distorsion accélère du taux de natalité en déclin et vieillissement de la population.

Vieillissement de la population du Japon est dans une certaine mesure, il y a aussi une partie qui est présent naturellement dans le monde du faible taux de natalité et vieillissement de la population, je ne « s ce qui se passe dans les phénomènes naturels.

Il n'y a pas d'avenir qui mettrait toute l'énergie nécessaire pour rendre la taxe au vieil homme en franchise d'impôt sur les soins médicaux. Toka grande quantité d'impôt sera utilisé pour le vote des personnes âgées de commodité des politiciens, mais il était déjà trop tard quand je devais me parler Let « s quit bientôt il y a 10 ans, sans correction de cours de Murda, et jusqu'à présent Je vais politiser sur la même route.

Un politicien âgé ne pense pas à une politique de court-circuit, l'avenir. Les citoyens se complaisent dans la politique économique immédiate.

L'herbe pousse maintenant, alors que l'effondrement de la nation est devenu une réalité.

Je Coulez le navire japonais dans les 20 ans après Lorsque vous atteignez cet état déclin du taux de natalité et vieillissement de la population est maintenant de rythme. Il y a deux ans, je pensais avoir 30 ans.

J'ai complètement abandonla politique japonaise. Le divertissement défait n'est pas drôle. Je dis que c'est japonais, mais je ne l'aime pas. Abandonner signifie accepter les échecs.

Ensuite, l'aspect de l'entreprise.

Affaires

Avez-vous eu une entreprise ailleurs que d'enchérir? Je n'ai pas de morceaux de créativité. Il n'y a plus d'éthique.

Qu'est-ce que c'est, Mercari ou DeNA ou une entreprise morale ou quelque chose est un péché social. Je viens de confondre la société, n'est-ce pas? Le pays et le pays ont appris à ne pas connaître l'éthique.

L'éthique des Japonais est inférieure à celle des Japonais.

Mais bon déraillé, passe accident devant les yeux, les caractéristiques nationales prennent des photos fool smartphone ne jamais minorité est dangereux.

Même s'il n'y a de service que là où l'argent est impliqué, ne dites pas l'hospitalité comme si c'était le caractère national des Japonais.

Ce n'est pas une minorité d'être une société complètement individualiste et les gens sont troublés et aident les gens.

A cette époque, de nouvelles activités créatives naissent de l'un à l'autre. C'est à un rythme impensable au Japon. Bien sûr, mais il y a beaucoup de savoir si des affaires suspectes devient l'argent, du tout que la société japonaise sans cerveau ne pouvoir copier une entreprise meilleur tiers.

Donc, presque aucune entreprise ne veut travailler au Japon.

Et la chute de l'entreprise. Presque pas de compétitivité internationale. Même les grandes entreprises seront écrasées.

Par cette population vieillissante est prêt, il ne peut pas contribuer encore à l'ancienne demande intérieure de l » homme ne peut pas voir l'avenir Une fois que vous devenez plein de personnes âgées.

Il n'y a pas de personnes dont le taux de natalité est en déclin. Il semble que les jeunes soutiennent le PLD en pensant positivement qu'il s'agit d'un marché de vente complet.

Il n'y a qu'une seule personne qui ne soit pas simplement une politique d'une population vieillissante déclinant la natalité. Ton avenir est sombre.

Étais-je si stupide que je pensais retourner au Japon? Quoi? Il est certain qu'au moins le champ de vision et l'expérience ont été beaucoup plus bas qu'aujourd'hui.

J'ai vu il y a deux ans leur propre maintenant, je ne sens rien, mais une autre miséricorde.

En effet, il est visible qu'il va s'effondrer dans quelques autres décennies En effet, il ne sera pas possible de revenir au Japon.

Pourquoi dois-je monter à bord d'un navire en train de couler? Mes parents peine de génération Nigekiri, devrions-nous défendre votre propre.

A l'origine, j'aicidé de ne pas faire des enfants de l'avenir incertain de la société, pas moi-même. Je pense que ce choix était juste.

Maintenant, les politiciens, si vous les gars ne sont pas stupides, il va avoir une activité de faillite intentionnelle.

Il est bon que vous soyez seulement intéressé à être inspecté. Je ne sais plus.

À tout le moins, essayez de faire en sorte que les citoyens japonais travaillent dans le monde. Si l'obstacle de visa de travail tombe en panne, alors vous serez en mesure de le faire si vous avez des compétences en anglais.

J'ai eu beaucoup de difficultés. Bien qu'il soit inférieur à l'indigène, je travaille sans problèmes.

Oh, je voulais retourner au Japon. . .

2017-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20170510152617

 措置入院を減らすべき、というのはもう何十年も言われていて、治療者側からは、治療のための要求として、地域治療への移行を求めてきたのに対し、おっしゃるとおり、行政側は医療費削減の文脈で、医療保護入院等への移行を進めてきたので、措置入院が約10分の1になっても、その分以上に医療保護入院が増えているので結局措置入院を減らす、という数値目標のために治療性格無視した措置入院、そこから拙速退院となっているのでしょうと思います

 イタリアだけでなく、基本的精神保健支出入院医療から地域治療へと変更していく方向はオーストラリアカナダでも勧められているようです。オーストラリアのMental Health Strategyによって、地域治療への支出入院治療への支出がほぼ均衡するようになって、利用者満足度が大きく向上したというような報告がでているようですね。(National mental Health report 2013)

 アメリカは州によって大きく異なるようですが、少なくともカリフォルニアフィラデルフィアニューヨークなどの主要な州では、措置入院のような入院(involuntary treatment)を2週間とか1ヶ月とか継続するには、医師裁判所に出向いて、人権抑制必要性説明せねばならないというような制度が整備されているようです。しかしそれでも、必ずしも患者家族QOLが低下しているということもないようですし、実際に人口あたりの精神病床数はドイツイギリスよりも相当低くなっているようです。。

 措置入院件数の違いは精神保健指定医の偏在ももちろんそうでしょうし、彼らのポリシーによっても大きくかわるだろうということはそのとおりだと思いますが、他の先進国と同様に、精神治療に関わるケアワーカー等への投資を進めていくべきなんだろうと思います。もちろんリソースの拡大も必要でしょうし、病院(1兆円)から地域ケア(500億円)へと移行していくべきだと思いますオーストラリアでは、配分を変えたことで、ケアワーカーの数は2倍以上になったようですし、イギリスでも医師よりも患者家族ケアワーカーがより多く増加しているようです。海外先進国にできて、日本にできないということはないように思うんですが。

2017-01-30

「新しい」国民戦線についての5つの偏見フランス語web記事翻訳

https://twitter.com/goeland_argente/status/825881166334996481

このツイートに触発されて、以下の記事を訳してみた。

Cinq idées reçues sur le “nouveau” Front national

http://www.lesinrocks.com/2015/04/18/actualite/cinq-idees-recues-sur-le-nouveau-front-national-11742654/

フランス語はそんな上手くないし、フランス政治には全然詳しくないのでひどい訳です。

どんどん誤りを指摘してください。補足してください。何ならもっといい翻訳をつくってください。

*****

「新しい」国民戦線についての5つの偏見

モンペリエ大学パリ政治学院政治科学助教授であるアレクサンドル・デゼは、『問題になっている「新しい国民前線」』の中で、ステレオタイプに反して、国民戦線については、新しい点よりも昔から変わらない点の方がはるか重要であることを示した。

1 国民戦線は「フランス第一党」ではない

2014年選挙での国民戦線の戦績が良くなったことは否定すべくもない。しかしながら、そのことを過大評価してはならない。アレクサンドル・デゼは次のことを思い出すように促す。地方選挙において、国家レベルと結びつけて考えるなら、1995年ときのように、票の4.7%しか獲得していない。これらの結果を、2012年大統領選挙の時の人口10000人以上の都市におけるマリーヌ・ル・ペンの結果と比較してみよう。そうすると、今回の地方選挙の結果は、票数に関してはいくらか劣っているものだと言える。ヨーロッパ選挙に関していえば、かつて聞かれたように、29.4%のフランス人国民戦線投票したのではない。棄権考慮に入れるならば、有権者10%だけである

奇妙にも、県の選挙の結果は、彼らの前進を示している。ただ、世論調査での高い予想のせいで、この結果は過小評価されている。国民戦線候補者は43の県で1位であり、1107の小郡(canton)で、降りずに留まっている。

これらの結果というのは、国民戦線を彼らのスローガン通りの「フランス第一党」とするには不十分なものであるアレクサンドル・デゼは、国民戦線存在感というのは、市町村レベルでは副次的ものであり、地域圏(1880人の議員のうち118人、議長は1人もいない)・県(4108人の議員のうち62人、議長は1人もいない)・国会(577人の代議士のうち2人)のいずれのレベルでも甚だ不完全なものである党員の数について言えば、国民戦線には42000人の活動家がいるが、その数は依然共和党社会党よりも少ない。

2 国民戦線は「政権のすぐそばに」いるのではない

2011年1月マリーヌ・ルペン国民戦線党首に選ばれてから、「脱悪役(dédiabolisation)」という戦略が実行されるようになってからエリゼ宮(※大統領官邸)への道のりは既に引かれたのだ、という声がしばしば聞かれるようになった。しかし、全くそうではない、とアレクサンドル・デゼは静観している。「この読みはメディアの大多数によって共同でつくられ引き継がれたことによって認められているのだから政治的フィクション領域に属するような話である。」

国民戦線は、国政の責任者に至るまでには、おそろしいほどに枠組みを欠いている。他の党との「融和」を誇示するような最近のいくつかの手がかりのうち、いくつかはあまりに短い間であったし、あるいは、内部で問題視されていた。さらに、権力の扉は国民戦線に対して無情にも閉じられたままであるだろう。選挙制度上の理由で、今まさにそうであるように、国民戦線政治的孤立したままでいるだろう。「この孤立は、2回に分けての多数決投票が影響力をもつ政治システムのうちでは、権力への道を妨げる最大の障害物になる。」

3 国民戦線は「新しい」党になったのではない

国民戦線は他の党と同じような党になったのだろうか? マリーヌ・ル・ペンによってなされた刷新というのは、本当に党の顔を変えてしまったのだろうか? アレクサンドル・デゼによれば、これらの疑問への答えは改めて否定的ものであるマリーヌ・ル・ペン就任の前と後での国民戦線戦略プログラムとその支持者を比較して語るところでは、「マリーヌの国民先生ルペン国民戦線の間には、新しくなったところよりも十分多くの変わらないところが多い」のである。脱悪役? 国民戦線歴史は、絶え間なく更新される脱悪役の試みの歴史である。したがって、右派へと国民戦線差し出す手のうちに、あるいは、立派な風貌を打ちだすことによって新しい支持者を集めているとされている周辺的なさまざまな手段のうちに、新しいものは何もないのである

プログラムに関していえば、国民戦線は常に自らの基礎に立脚している。反体制批判国家の特恵、国家防衛欧州連合拒否ユーロ圏から離脱失業不安の原因と見なした上での移住拒否である。反リベラルへの再定位は1992年に遡るが、マリーヌ・ル・ペン社会的演説は、連続性を担っている。

4 マリーヌは、そう信じられているのと異なり、反ル・ペンではない。

リーダーシップに関して言うと、マリーヌ・ル・ペンは、彼女父親イメージとの対照によってそのメディア上のイメージが形作られている。「このような対照性が推測されていることは、国民戦線に新しく投票するようになった人が、自らの投票正当化するために持ち出されるような、最先端議論になっている」とアレクサンドル・デゼは語る。しかしながら、言説における一連の相同性や、マリーヌ・ル・ペン自分父親について反対を示さなかった機会を列挙するこの研究者によれば、マリーヌ・ル・ペン彼女父親との差は、思われているよりも微々たるものである。例えば、2014年5月に父ルペンが「エボラ殿下」の介入が「人口爆発」と移民問題解決しうると主張した時、あるいは、彼が2015年1月に「私はシャルリーではない。私はCharlie Martel(※イスラム教徒ヨーロッパへの進出イベリア半島までで食い止めた8世紀フランク王国の王)だ」といったとき。これらはいずれも、議員の免責特権恩恵を被ることはなかった(「人種的憎悪扇動」として彼女を追及することは、現在進行系で行われている)

5 「マリーヌの国民戦線」は、過激派と切り離されたわけではない

最後に、その組織図に関して、「粛清」という幻影を生み出しながら、党によって過激すぎると判断された特定の諸個人排除した。しかしながら、アレクサンドル・デゼが述べるところでは、「国民戦線過激極右グループ活動家たちと、緊密な関係を維持している。」コゴラン市(Cogolin)の国民戦線市長は、GI(Génération identitaire)の共同創設者であるジュリアン・ランゲラ(Julien Langella)を広報担当として2014年に起用した。ボーケール(Beaucaire)の国民戦線市長は、GIスポークスマンであるダミアン・リュー(Damien Rieu)を、市の広報部長補佐として任命した。二つの例を挙げれば十分だろう。

2016-11-28

良心の日

12月19日は永く良心の日として記憶されることとなった。

ペンシルバニア州ミシガン州フロリダ州選挙人団ヒラリー・クリントンへの投票を行ったのだ。うち、ミシガン州投票は宣誓違反として州法に基づき選挙人が交代させられることとなったが、それでも281票対257票でヒラリー・クリントン大統領に選出された。

選挙人制度はそもそも広大な範囲全国的国民投票不可能であった18世紀の代物であり、特定人種の票を半分としてカウントするなど、歪んだ目的でも使われてきた。現在では全国的な票数を参考に選挙人が票を投じるべきとする "The National Popular Vote Interstate Compact" の動きもある。ペンシルバニア州はこの協定への参入を以前より検討しており、今回の翻身には国民全体の票数はクリントン候補の方が上だった事が大きくかかわっているだろう。

また、過激発言を繰り返した煽動者勝利に酔ったレイシストが暴れまわった事も影響した。一般投票後にレイシストが各地で様々な暴行犯罪を繰り返しており、移民人口の多いフロリダ州ではトランプ政権下での移民弾圧危惧されていた。

いずれにせよ、アメリカ合衆国煽動者には屈せず、正しく良心に従って進む国家であるという事を内外に示した形となった。

同時に、いち早く煽動者の下に駆けつけ尻尾を振った哀れな日本国首相の面目は丸つぶれとなり、日本国際的評価は著しく損なわれた。次のサミットはG6で問題ないだろう、とイギリスドイツ意見は一致しているという。

2016-11-02

ますごいことに気づいたんだけど!!!!!!!!!!!

はてなブックマークコメント、同じ言葉でもカタカナ語より英語にしたほうが文字数少なくなるよ!

何言ってんのかわからないと思うけど試してみて!!

ナショナル(5文字)→National(3文字

ビッグマネー(6文字)→BIGMoney(3文字

フロントエンド(7文字)→frontend(3文字

マサチューセッツ(8文字)→Massachusetts(5文字

クラウドソーシング(9文字)→crowdsourcing(5文字

グローバルスタンダード12文字)→GlobalStandard(5文字

なにこれルー語最強ってこと!?

日本語の優位性はどこに……!

2016-10-30

http://anond.hatelabo.jp/20161030132434

日本英語表記は、日本語ローマ字読みしただけのものが多いらしい。

国会 = Kokkai みたいなやつね。

つい最近国土交通省もそれでは通じないと気付いて、英語として意味の分かる表記を推奨している。

国会 = National Diet

2016-10-28

違法薬物のゲートウェイ理論サイエンス

先日、ゲートウェイ理論に納得できないって増田があったよね。これhttp://anond.hatelabo.jp/20161026010604

ブコメでも学術的にはどうなのよって声があったのでちょいと調べてみました。

まず薬物のゲートウェイ理論に関する最初期の論文(たぶん最初じゃないかな?)はKandel (1975)ね。

この論文概要は以下

ランダムサンプリングされたニューヨーク州高校生における縦断的(経時的)研究

・5~6ヶ月の観察期間中飲酒および喫煙習慣のある高校生の27%で大麻への移行が見られたのに対し、そうした習慣のない高校生うちわずか1%しか移行が見られなかった。

・同様に、大麻使用する高校生のうち26%でLSDアンフェタミンまたはヘロインへの移行が見られたのに対し、非薬物大麻(食品とか飲料に入ってるタイプ)や合法ドラッグ(酒やタバコ等)の利用者で移行が見られたのはそれぞれ1%と4%のみであった。

まりは"酒・タバコ大麻 → その他違法ドラッグ"という一連の流れ("Gateway" sequence)が存在するのではないか、という話。

なかなかそれっぽくて分かりやすい結果だね。

疫学を多少かじった人が見たら「なんか交絡あるんじゃない?」って思いそうな結果でもある。

この論文、うちの大学では全文読めなかった(Scienceなのに!)ので、交絡やら何やらどこまで考慮されているのか等は分かりません。ごめんね。

さて、その後いろいろあってゲートウェイ理論は非専門家にも知られる程度の知名度を得たわけだ。

わかりやす理論っていいよね。納得させやすくて。

でもまあ結局のところ知りたいのは"ゲートウェイ理論はどの程度確からしいのか?"ってことよね。

"肯定的エビデンス、どんくらいあんの?"って言い換えてもいい。

そいじゃ近年のレビュー論文――総括的な知識が欲しいならレビュー論文メタ解析論文が便利。あと英語版Wikipediaバカにできない――から良さそうなのを1本もってこよう。

Vanyukov et al. (2012)はゲートウェイ理論とその対立仮説であるCLA (Common Liability to Addiction: 薬物中毒に対する一般的傾向)説に関して、いろんな論文を集めて論じたものだ。

この論文中でのゲートウェイ理論への評価は↓

ゲートウェイ理論の一連の流れ("Gateway" sequence)に因果関係が示されていない

・非典型的な流れは"エラー"や"例外"として除外されていることが多い

あくまで薬物"使用"に限った説であり、薬物中毒の程度や進行については触れられない

・こんなに問題が多いのに政策決定や法的介入や研究には非常によく使われている

・この理論を使って薬物問題解決しようとしても的外れになるだけである

とまあケチョンケチョンである

著者らの推し論がCLAの方っぽいので多少割り引いた方がいいかも知れないが、少なくともこの論文では薬物問題に関してのゲートウェイ理論はあまりからしくないって結論だね。

レビュー論文1本で分かった気になったら痛い目を見る(見た)。もう1本いってみよう。

Agrawal and Lynskey (2014)。

これはゲートウェイ理論と言うか、大麻とそれに関わる問題をあつかったレビュー論文だね。

大麻と他の違法ドラッグうつ病自殺に関する話。何ともおだやかではない。タイトルからして"大麻論争"だし。

ではこの論文ゲートウェイ理論に関する所だけまとめてみよう

・"Gateway" sequence自体はよく観察される

因果関係はやっぱり不明

双子実験の結果によると、遺伝的要因はあまり大きくないかもしれない

読んでみたら基本的遺伝学的見地から論じてる論文だったね。

さっきのレビュー論文よりかは甘口だけれど、因果関係に関してはやはり不明瞭なようだ。

この手の論文はたいてい1国での調査だし、せっかくだからワイドに国際比較した論文も探してみよう。

Degenhardt et al. (2010)。これは良い。なにせ調査国に日本が入ってる上にけっこう字数も割いてくれてる。

実はさっきのレビュー論文(Vanyukov et al., 2012)でも引用されてたりする。

この論文での結論としては

・"Gateway" sequenceは、因果関係ではなく"計測されていない共通の原因(unmeasured common causes)"を反映していると考えられる。

・初めての違法薬物は大麻が最も多く、飲酒喫煙から移行するのが典型的。ただし国によって大きく変わるため、あまりあてにならない。

特定ゲートウェイドラッグ使用を防止したとして、その他の"重大な"ドラッグ使用はあまり減らせないだろう。

まあ前の2つとあまり変わらないね。国ごとに特徴があってなかなか面白い論文だった。

ついでに、この論文日本がどう扱われているかと言うと、"大麻より他の(重大な)違法ドラッグの方が多い国"、もっと言えば"ゲートウェイ理論全然成り立たない国"。

まず大麻少ないから"飲酒喫煙大麻"も"大麻→他の(重大な)違法ドラッグ"もほぼ成り立ってないわけ。

じゃあ"飲酒喫煙→他の違法ドラッグ"のパターンはどうかと言えば、何故かは知らんがこれもまた調査国中で最も低頻度なのだ (※)。

ゲートウェイ理論絶対殺すカントリー 日本

日本で"酒もタバコもやらないけど違法ドラッグには手を出した人"の頻度は52.5%(全患者中)。初手からドラッグゲートウェイなんていらんかったんや!

  参考までにメキシコでの頻度は6.3%、すなわち93.7%の患者ドラッグ前に飲酒喫煙者


以上、違法薬物におけるゲートウェイ理論について少し調べてみた結果である

他の論文もちらほら読んでみたけれど、概ね

(1)"合法ドラッグ→軽いドラッグ→重いドラッグ"といったGateway sequence自体はよく観察される、

(2)因果関係は未だ不明瞭、

(3)薬物問題対策にはあまり役に立たないのではないか

といった感じかな、ゲートウェイ理論に関しては。

お役にたてば幸い。役に立たなくてもクレームは受け付けない。スターは受け付ける。

それでは。


参考文献

Agrawal A., Lynskey M. T. (2014) Cannabis controversies: how genetics can inform the study of comorbidity. Addiction, 109, 360–370.

Degenhardt L, Dierker L, Chiu WT, et al. (2010) Evaluating the drug use gateway theory using cross-national data: consistency and associations of the order of initiation of drug use among participants in the WHO World Mental Health Surveys. Drug Alcohol Depend, 108, 84–97.

Kandel D. (1975) Stages in adolescent involvement in drug use. Science, 190, 912–914.

Vanyukov MM, Tarter RE, Kirillova GP, et al. (2012) Common liability to addiction and “gateway hypothesis”: theoretical, empirical and evolutionary perspective. Drug Alcohol Depend, 123, S3–S17.

2016-08-10

男くさいバンド洋楽編 増田リストつべつけたぞ

http://anond.hatelabo.jp/20160810141040

イヴィッド・リー・ロス以前はわからんが、適当メジャーな曲で

リンク多くなるとスパム扱いされるみたいだから、こんな形でドーゾ

Napalm Death - Scum

ttps://www.youtube.com/watch?v=hs_9Lx8F6Sw

Rammstein - Du hast

https://www.youtube.com/watch?v=W3q8Od5qJio

kings of leon - Sex on Fire

ttps://www.youtube.com/watch?v=RF0HhrwIwp0

Nothing but thieves - Ban All the Music

ttps://www.youtube.comm/watch?v=dRdCdCtdMiU

Catfish and the Bottlemen - Kathleen

ttps://www.youtube.comm/watch?v=xrrcVxnjJO8

Interpol - Slow hands

ttps://www.youtube.com/watch?v=LNBJSei0XV0

Royal blood - Figure It Out

ttps://www.youtube.comm/watch?v=jhgVu2lsi_k

Dinosaur Jr. - Tiny

ttps://www.youtube.com/watch?v=QaoVKLmLnks


Andrew W.K. - Party Hard

ttps://www.youtube.com/watch?v=WccfbPQNMbg

Rammsteinドイツ語)- Sonne

ttps://www.youtube.come.com/watch?v=StZcUAPRRac

Creedence Clearwater Revival - Fortunate Son

ttps://www.youtube.com/watch?v=ec0XKhAHR5I

Silhouette From The Skylit - Seek My Way Out

ttps://www.youtube.com/watch?v=owActgUsdSI

Nickelback - How You Remind Me

ttps://www.youtube.com/watch?v=1cQh1ccqu8M

Joe Cocker - With A Little Help Of My Friends

ttps://www.youtube.com/watch?v=POaaw_x7gvQ


The National - Fake Empire

ttps://www.youtube.com/watch?v=KehwyWmXr3U


Tom Jones - She's a Lady

ttps://www.youtube.come/watch?v=TMXehqqR8J8

Robert Palmer - Addicted To Love

ttps://www.youtube.com/watch?v=XcATvu5f9vE

Warren Zevon - Werewolves Of London

ttps://www.youtube.com/watch?v=iDpYBT0XyvA

John Cougar(現:John Mellencamp) - Jack and Diane

ttps://www.youtube.com/watch?v=h04CH9YZcpI

Guns N' Roses - Welcome To The Jungle

ttps://www.youtube.com/watch?v=o1tj2zJ2Wvg  November Rain ttps://www.youtube.com/watch?v=8SbUC-UaAxE

David Lee Roth - Yankee Rose

ttps://www.youtube.com/watch?v=QaW-w3mZkgk

RED WARRIORS たぶん日本バンド

Phil Anselmo - Time is Mine

ttps://www.youtube.com/watch?v=btkiZhPLzo8

Howard Andrew Williams - ALONE AGAIN

ttps://www.youtube.com/watch?v=Bzg0dddCH_4


Clutch - Electric Worry

ttps://www.youtube.com/watch?v=s4ABpbxIPFI

Bunker Hill - The Girl Can´t Dance

ttps://www.youtube.com/watch?v=NlHO7OEzHQk

Kings Of Leon - Use Somebody

ttps://www.youtube.com/watch?v=gnhXHvRoUd0

Jake Bugg - Lightning Bolt

ttps://www.youtube.com/watch?v=fY0oPg1h8fQ

Interpol - Obstacle 1

ttps://www.youtube.com/watch?v=cJaGsk3e5ME

22-20s - Shoot Your Gun

ttps://www.youtube.com.com/watch?v=4eaKENd9mRw

Alabama Shakes - Hold On

ttps://www.youtube.com/watch?v=Le-3MIBxQTw

Motörhead

ttps://www.youtube.com/watch?v=H4XKG1Y5sM8

Kaleo - Way Down We Go

ttps://youtu.be/0-7IHOXkiV8

The Horrors - Sea Within A Sea

ttps://www.youtube.com/watch?v=v7WAHnZPIX0

男くさいボーカルバンドを知りたい

最近声高い男ボーカル流行っているのか、数が多くて辟易している。

もっと臭い、低い、泥臭いような声を出すバンドを知りたいから教えてくれ。

参考までに、増田エレファントカシマシイエモンamazarashiあたりが好きだ。

音楽好きの増田たち、よろしく。

-----------

■追記

たくさんのオススメありがとう

音楽ライフが充実しそうで嬉しい。

現時点でブクマに挙げてもらったものをまとめてみた。(21:31時点/トラバは今まとめてる)

リンクとか追加するかも。

邦楽部門

野狐禅

クレイジーケンバンド

BLANKEY JET CITY

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

ストレイテナー(3人いたころ)

フジファブリック志村時代派、今派両方あり)

ウルフルズ

奥田民生

スピッツ

ダウンタウンブギウギバンド

RCサクセション

泉谷しげる with LOSER

ARB

ルースターズ

サンハウス

ザ・ロッカーズ

INU

ザ・スターリンハードコア系)

zi:kill

ソウル・フラワー・ユニオン

怒髪天

The Birthday

SION

世良公則

THE BAWDIES

SUPER BEAVER

怒髪天

サンボマスター

ゴマアブラ

THE BACK HORN

ゆらゆら帝国

HEATWAVE日本

eastern youth

BRAHMAN

GLIM SPANKY(女性ボーカル

THE CHERRY COKE$

https://www.youtube.com/watch?v=YXFSr_JFVj0

memento

忘れらんねえよ

銀杏BOYZ

東口トルエンズ 山本久土

TOKIO

ORIGINAL LOVE

HOUND DOG

マキシマムザホルモン

筋肉少女帯

人間椅子

SOFT BALLET

THEATRE BROOK

UNICORN

STANCE PUNKS

RISING SUN

NOWHERE

踊ろうマチルダソロ

和田アキ子

OKAMOTO'S

ブラッドサースティーブッチャーズ

ACIDMAN

GRAPEVINE

10-FEET

キュウソネコカミ

甲本ヒロト(現:ザ・クロマニヨンズ、※増田注:個人的にはTHE HIGH-LOWS推したい)

The ピーズ

OLEDICKFOGGY

洋楽部門ソロ混合】

Napalm Death

Rammstein

kings of leon

Nothing but thieves

Catfish & the Bottlemen

Interpol

Royal blood

Dinosaur Jr

Andrew W.K.

Rammsteinドイツ語

Creedence Clearwater Revival

Silhouette From The Skylit

Nickelback

Joe Cocker

The National

Tom Jone

Robert Palmer

Warren Zevon

John Cougar(現:John Mellencamp

Guns N' Roses

David Lee Roth

RED WARRIORS

Phil Anselmo

Howard Andrew Williams

Clutch

Bunker Hill

Kings Of Leon

Jake Bugg

Interpol

22-20s

Alabama Shakes

Motörhead

Kaleo

2016-06-15

親切

http://cild.hatenablog.com/entry/2016/06/15/123620

筆者の年齢からしても、途中のNATIONALはどう見てもネタなのだが、ブコメで、

Panasonicはかつてナショナルでした。

真剣に教えている親切な人がいて、こういう時、反応が難しいなって思った。

「知っています」とか「ネタです」と書くと、相手に「ネタマジレスすんなや」って言ってるみたいだし、

何も反応しないと、あたかも本当にナショナルを知らなかったみたいに見えてしまうし。

はてなならいいが、これがツイッターのリプとかだと、自分だったらどう反応するかなぁ……。

こういうの、時々あるよね。

ネタで書いたら、本当に親切に教えてもらっちゃって、なんかむずむずすること。

2015-08-21

記事中の疑問

ネットを見てたら、なんとなく気になった記事があったので読み進めて見た。

学習障害をもつ人の方がイノベーションを起こす確率がずば抜けて高い、ということだが、

気になったのはそのタイトルに関連する部分ではなく、記事中の

"チームにはそれをさせず、奪ったボールはすべてレイアップで得点するという方法で勝利していき、試合ほとんどが4-0、6-0、8-0などの完封試合でした。"

これ、サッカーとか野球とかなら分かるスコアなのだが、バスケットでこのスコアになるって

どういう状況なのだろうか?

"レイアップで得点する"という具体例をあげているので、恐らくソースがあるのだと思い探して見ると、

以下のURL記事が見つかった。

http://www.sfgate.com/sports/article/Owner-Ranadive-pushes-technology-for-Warriors-2831861.php

その中に、

"He proceeded to take a group of seventh- and eighth-graders to the National Junior Basketball national championship tournament. Distressed by the basketball norm of retreating past half court before starting to play defense, Ranadive directed his team to use a full-court press the entire game. His team created turnovers in the backcourt consistently and scored easy layups off the steals."

という記載あり、恐らくこの部分が該当の内容になるのだとは思うのだが、

点数については何も書いていない。

(私がよく読み込めておらず見落としている可能性もある)

(ただ、元記事の末文には"※今回の記事マルコム・グラッドウェルの「逆転! 強敵逆境に勝てる秘密」という本を参考にしました。素晴らしい本なので是非読んでみて下さい。"と書いてあるので、

 該当の本の中に点数について記載があるのかもしれない)

4-0,6-0,8-0という点数で勝ち上がるチームがあるなら是非一度見てみたいものだが、

そんなチームバスケットボールであるのだろうか?

それとも、元の本が間違っているのだろうか?

本の内容見たことある人は教えて下さい。

2015-02-01

Kross, Ethan, et al. "Facebook use predicts declines in subjective well-being in young adults." PloS one 8.8 (2013): e69841.

Stevenson, Betsey, and Justin Wolfers. Subjective well-Being and income: Is there any evidence of satiation?. No. w18992. National Bureau of Economic Research, 2013.

2014-09-16

冬目景漫画暇つぶしに読んでいた。建物の一部に手を触れることで蘇る建物記憶に振り回される主人公の姿に、今逗留している祖母の家で何か見えるものはないのだろうかとふと気になった。

今いる祖母の家は古くて新しい。二十年前に今の場所に建てられた時、ふんだんに最新の家庭設備が取り込まれたそれは今も黴びた様子はない。地震で浮いたままの玄関の畳石、打ちっぱなしコンクリートに浮かぶ排水溝の汚れ、Nationalブランド自動給湯機、そういったものに目を瞑れば。

"リモコン"のボタンを押さなくても、立てば勝手に流してくれるトイレには子供ゆえの興奮がすごかったのを覚えている。二階にシャワー室なんてものもある。着替え室を出れば、電磁調理器の炊事場に冷蔵庫新築を案内するときに、友達をたくさん連れてきてもいいのよ、と笑った祖母の言葉は、あれからずっと叶えられてない。多分ほとんど利用されたこともないのだろう。浪人中、吹き抜けで蒸し暑くなった廊下を横切って風呂を利用する煩わしさから度々利用したシャワー室には、まだ当時購入したシャンプーがそのまま残っていた。棚に入っていたボディタオルの柄も同じ。無論、清潔な状態だが。今は週一でいらっしゃるお手伝いさんが、祖母一人ではカバーできない人の記憶を家に残すことで朽ちていくのをかろうじて防いでる。

その昔はその隣の日本家屋に住んでいた。マツダスタジアム建造に伴う都市区画整理更地になった今、その面影記憶している人たちはほんのわずしかいない。

いつまでも好きになれなかった、日本人形が置かれた寝室。餌をやった錦鯉と金魚。土間で繋がっていた隣のガソリンスタンドラジコンを突っ込んで、専務さんと呼んでいた親戚筋の叔父さんに怒られた後、コーラを奢ってもらった。裏庭に作った打ちっぱなしで練習する祖父をこっそり見ていた。お庭の松の木が立派だと、離れに住む芸術家の大祖母と話す母の姿。それぐらいしかない。ほとんどの記憶鬼籍に入った人たちが持って行った。二階立ての母屋と同じくらいの高さを誇った土倉は約七十年前のあの日、被曝した建物だという。祖父の弟が当時別荘だったあの場所に大八車で運び込まれて息を引き取ったそうだ。土倉に入ったことがあると母は言うが、全く覚えていない。外観ばかり記憶に残っていることを思うと中はつまらないものしかなかったのだろう。

更地を見つめていると、関東では見られない白と灰色を掛け合わせたような土の色に、対岸の同じ色をした公園で祖父と遊んだ記憶が蘇った。公園は未だにあるけれども、その問面にはあの頃にはなかったスタバが立っていた。区画整理で道が広がる前は古い木造建築の民家が道なりに犇いていた所だったから、 この家のリビングからよく見慣れたロゴが見慣れないモダン建築に輝いていることに気づいた時、唖然としてしまったのはたった二週間前のこと。よくよく見れば、黒い正方形建物は周りとよく調和している。私は記憶にある対岸の街とスタバを重ねて、そして今ある対岸の街とスタバを重ねたのだろう。かつては浮いていただろう風景も、街全体が若返った今、可笑しさを感じるのは変化を知らない異邦人だけなのだ

ちょうど雨が舞い込んだこともあって駐車場には満車の看板が立っていた。今二階のバルコニーで佇むお客さんらの視線の先に、八十年前に猿猴川を裸で泳ぐ祖父らの姿を被せると可笑しい気がしてきた。川の流れだけはいつまでも変わらない。

2014-05-26

フランス移民反対の政党首位政党になるのをご存知ですか?

フランス有権者の1/4の支持を得る見込みなのは反移民・反EU政党国民戦線

まあ、フランス以外でもこの流れはある。

スウェーデン 右派民主党が3.3から9.8%へ躍進

デンマーク 右派政党が26.7%の得票率

などなど。

まあ、移民いれようとしている日本も同じ道を辿りそうですね。


5月26日 AFP】22~25日に投票が行われた欧州連合EU)の欧州議会選挙で、フランス極右政党国民戦線National Front、FN)が仏有権者の4分の1余りからの支持を得て同国の首位政党となる見込みであることが分かり、仏政界には激震が走っている。

 仏内務省が発表した開票率80%の暫定結果によると、マリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首(45)が率いる反移民・反EU政党国民戦線が26%の得票を確実にした。これによりフランス欧州議会に保有する74議席中の3分の1を国民戦線が占めることになる。

 仏経済低迷の責任EUにあるとするEU懐疑論と現政界への怒りと失望という2つの潮流に後押しされた国民戦線は、保守中道連合政党国民運動連合(UMP)の得票率を20.6%に抑え、首位に躍り出た。この欧州議会選で国民戦線は、フランス全土で行われた選挙としては過去最高の支持率を獲得した。

2014-04-28

戦後韓国慰安婦制度の使用」に関する海外研究

韓国訪問したオバマが「慰安婦はとんでもない人権侵害だ」と発言した。

それに対して安倍総理は「筆舌に尽くしがたい思いをされた慰安婦の方々のことを思うと本当に胸が痛む思い」だとし、

「20世紀は女性を始め、多くの人権侵害された世紀であった。人権侵害が起こらない21世紀にするため、日本も大きな貢献をしたい」と述べた。

これはちょっと意外な発言で、日韓メディア右派左派ともにちょっと戸惑った感じがしたように思える。

安部首相の真意がどういうものなのか、これからの行動を見ないと分からないが、

これは、慰安婦に対する人権侵害を認めつつ、「慰安婦制度をやっていたのは日本だけでなかった」という文脈を作ろうとしているのかなと思えた。

それはオバマの発言に対して、「米軍慰安婦はどうなんだ」「朴正煕韓国軍慰安婦管理はどうなんだ」という反応が多く見られたものを反映していると思う。

20世紀」という一般化といい、正直なかなかうまい手というか、慰安婦問題に対して右左をなだめる、これまでにないスタンスになるかもと思った。

そうなってくると、戦後韓国慰安婦制度本当にあったのかという話になってくる。あったなら、慰安婦像海外に建てるキャンペーンが別の意味を持ってくる。

別にあいつらもやってから、俺らは悪くない」という意図ではなく、

実際問題として、日本謝罪もし、アジア女性基金設立した一方で、韓国自身が実は同じ問題を抱えていたのに黙殺するという事態は、事実を明らかにする上でも好ましくないと思う。

まとめサイトではソースあいまいものも含めてよく目にするが、いくら内輪で盛り上がっても意味は皆無で

海外でどのようにどのように研究されているか、というのが重要になると思う。

残念ながら、メディアという点では海外では概して「20万人の韓国人日本性奴隷にされた」「日本はその歴史を否定しようとしている」という文脈で報じられているのがほとんどだ。

しかし、アカデミズムの分野では、ここ最近韓国自身の慰安婦制度に目を向けられているものも増えているように見受けられる。

おおよそ中立的立場であると見受けられるC.Sarah Sohという研究者2009年出版された"The Comfort Women"という本は海外でも評判が高いようなので、色々調べようと思った。

http://www.goodreads.com/book/show/6068978-the-comfort-women

検索すると、Google Readersで一部内容が見ることができ、その部分にちょうど韓国慰安婦制度について記述しているところがあったので、メモ代わりに引用しておく。

もちろん、この本は、日本慰安婦制度、および人権侵害にも厳しい目を向けているが、

この部分の結論としては、韓国慰安婦生存者を日本の抵抗のシンボルとして英雄扱いする一方で、韓国自身の慰安婦制度含む性の人権侵害には目を向けてこなかったということを言っている。

韓国戦後慰安婦制度を使用してきた」という事実は、単なるネット右翼デマではなく、海外研究者にも裏付けられている事実であり、もっと注目されるべきではないかなと思う。

"The Comfort Women: Sexual Violence and Postcolonial Memory in Korea and Japan" by C.Sarah Soh

(p:211~)

After its liberation from Japanese rule in August 1945,the Korean Peninsula was divided into two: Soviet troops occupied the northern half and the US military the southern half. The ongoing US military presence in South Korea led to the formation and maintenance of “Camp towns” (kijich’on, in Korean) around the military bases, a development that has had a striking social impact on Korean communities. Kijich’on (literally, base or camp [kiji] village [ch’on]) refers to the civilian world of commercial establishments and residential buildings that have sprung up around the US military bases and cater to the needs of the American GI’s. It is “ a place where Koreans and Americans- mostly male military personnel- meet in an economic and emotional marriage of convenience”. As of the end of 1996, 37,000 American troops supported the economies of ninety-six kijich’on. The estimated number of kijich’on prostitutes over the first four decades of the American presence ranges between 250,000 and 300,000.

(中略)

The kijich'on sex trade consolidated and expanded during the second phase, which began with the Korean War. In her testimony, Pak Sun-i who had laboured at three different comfort startions in Japan 1944 to the end of the war, recalled:

"At twenty-seven years of age, I was having a hard time making ends meet in Tongduch'on (the largest kijich'on just outside Seoul). I ended up cohabiting with a staff sergeant of the USArmy for about two years... One of my friends from the days at a comfort station in Japan also worked as yang-gonju, but she passed away."

An American veteran who served in Korea in the 1950s after the end of the Korean War recounted that on Friday nights half-ton trucks would bring into the base a few hundred women to stay the night or the weekend with the soldiers. In 1958, five years after the armistice, the majority of about 300,000 prostitutes in Korea reportedly served American soldiers. Some of them, like their earlier Japanese counterparts(RAA), married and emigrated to the United States as wives of servicemen.

The fact that the Korean military also availed themselves of the "special comfort unit" during the Korean War has received little public attention even after the Korean women's movement in support of the "comfort women" began in the 1990s. Only piecemeal anecdotal materials on it had come to light from memoirs written by retired generals and generals and the testimony of soldiers who fought in the war.

(中略)

Characterizing the Korean military comfort system as an "unfortunate offspring" of the Japanese colonial legacy, Kim Kwi-ok called for victimized women, civic organizations, and scholars to come together and confront the unresolved issues of this historical injustice. The media reports of Kim's work, however, have generated little response. There has been no public outcry regarding the Korean military's use of "comfort women" during the Korean War or its violation of women's human rights. Korean silence over these issues is reminiscent of earlier societal indifference toward survivors of imperial Japan's comfort system, It mirrors the reticence of many Japanese to come to terms with the history of their country's wartime comfort system. As in the case of Japan, many in Korea, including retired military leaders, apparently regard the women's sexual labour simply as the performance of gendered customary sex labour in order to meet the needs of fighting men. It is noteworthy that military authorities have acknowledged that the system of special comfort units contradicts the national policy of banning licensed prostitution. Nonetheless, they have insisted that the special units were created to fulfill an important strategic end.

(中略)

(日本人韓国への売春ツアー、及び韓国人東南アジアへの売春ツアーは看過されてきたが、という話の後)

However, when it comes to the issue of Japan's wartime "comfort women" system, which has been redefined by the international community as a prominent case of violence against women in armed conflict, no social critic or public intellectual in Korea would dare to take the customary masculinist position that such a system benefits the economy or promotes national security. This is because the comfort women issue has been redefiend as military sexual slavery and a war crime by the international community owing largely to women's collaborative movement for redress in Japan and Korea.

Still, little critical public discourse has occurred on the legacies of that historical institution or the social structural dimension of Korea'S comfort women tragedy. Few are willing to consider the unsavoury fact that, accustomed to indigenous public institutions that have granted customary sex rights to men, and licensed by the colonial government, many Koreans did not hesitate to collaborate in recruiting and runing comfort stations by trafficking in girls and young women. Rather than deal with the messy and unpleasant complications of the historical record, Korean public discourse has simplistically elevated the survivors to heroic symbols of national suffering under Japanese colonialism and its imperialist war of aggression.

By contrast, Japan, which is unavoidably seen as the perpetrator nation, has been in turmoil over contested representations of the comfort women phenomenon and its responsibility in the matter. Meanwhile, the international - as well as domestic - trade in public sex prospers in capitalist economies of Japan and Korea despite endless incidents of criminal abuse of women so employed by both foreigners and compatriots. The social historical legacies of masculinist sexual culture and political economic realities in the two countries continue to help construct women'S sexual labour as stigmatized yet customary care labour for masculine "need".

2013-12-01

中国による防空識別圏設定について国際法観点から書いてみる

追記(2013年12月1日9時04分)

先日、江沢民に対して逮捕状がだされた件(http://anond.hatelabo.jp/20131120204514)について書いた増田です。

本稿の内容一部手直ししました。何か間違いがございましたら、遠慮なくご指摘お願いします。

 つい先日中国がADIZを設定したことで世の中は大盛り上がりのようです。ここはてなでも極東ブログさんが

中国が設定した防空識別圏について

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2013/11/post-46f6.html

 こんな記事を書いたり、scopedogさんが

中国防空識別圏けが異常”って本当?

http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20131128/1385658620

 という記事を書いたりとそこそこに盛り上がっていたと思います。ただ、このお二方は残念ながら国際法観点から書いておらず、どうにも政治的態度の表明に終始している感が否めません。なので、本稿では国際法国家実行の観点からADIZ及び空の自由に関して記述していきたいと思います

大前提(領空主権とは何か)

 まずは領空主権を巡る国際法についてさらっとおさらいしおきましょう。

 ライト兄弟による飛行機実験、ブレリオによるドーバー海峡横断などは言うまでもないでしょうが飛行機歴史比較最近のものです。そのため、かつては原則的空域自由説や、無害飛行権を認める条件付空域主権説が主流でした。ところが、ここで第一次大戦が発生してしまったのです。この大戦では近代兵器が初めて大規模に使われましたが、飛行機もまたその例外ではありませんでした。なので、空域主権説をとる国が増加しました。

 第一次大戦後に結ばれた1919年パリ国際航空条約、そしてそれに続く1944年シカゴ航空条約を読めばその変化がはっきりとわかります。こうして領空おいては国家主権が完全に及ぶことになったのです。ところで、領空とは国境もしくは領海の外側の限界までですが、裏を返せば、それよりも先、つまり公海や排他的経済水域(EEZ)の上空では飛行の自由が認められています。このことは国連海洋法条約でも明示されています

 以上を見れば分かるように、許可なしに他国の領空を飛行するとき領空侵犯と見なされるため、実生活では大変な不便を強いられることはすぐに分かりますね。そこで、領域国の着陸要求や航空路の指定等にしたがうことを条件として、不定期航空の民間航空機に限って他国の領空を飛行し、同時に運輸以外の目的における着陸の権利を認めました。当然ながら、国の飛行機には認められません。

 なら、定期国際航空業務に就く民間機はどうなるのかというと、こっちは特別の許可を必要としています。なので、定期国際航空運送は、二国間の特別協定を通して行われています現在ではアメリカによるオープンスカイ政策に倣った協定も多く結ばれるようになっています。これは文字通りいちいち政府の許可をとらなくても民間は自由に航路を変更できるというものです(もちろん例外はありますが)。

 最後になりましたが、外国飛行機違法領空に侵入してきた場合、どんなことが起きるでしょうか。

 当たり前ですが、民間機の場合だと侵犯状況の如何に関わらず、撃墜することは不可だとされています旧ソ連による大韓航空撃墜事件後に改正されたシカゴ条約でも、武器使用を認めてはいもの武力行使は禁止しています

 ただ、9.11以降この流れはやや変化し始めており、例えば大規模テロ攻撃に対しては例外的措置をとれるとする見解が出始めていますし、ADIZのような新たな問題も出てきています

前提(領空を超えて)

 実は先述したシカゴ条約は主に民間機に対するもので、軍用機を規律する国際法はないのです。1982年国連海洋法条約EEZが設定されたこともより一層事態をややこしくしました。ブラジルを始めとした一部の沿岸国がEEZにおける軍事活動許可制にしようという動きがあったのですが、そのときEEZの上空においても領空と同じ主権を認めるように求めたのです。この提案は国際民間航空機関の法委員会によって否定されましたが、この考えは心の隅に入れておいたら、中国による防空識別圏の設定と中国当局の考えに対する理解をより深めることができます

 また、廃棄物投棄に係わる海洋汚染防止条約(通称"ロンドン条約")も領空を超えて空域を規律しようとする考えに対して、重要な位置を占めています。この条約は上空から海洋廃棄物を投棄することを禁止していますが、国の飛行機例外としているのです。さらには、管轄権を行使できる海洋おいてのみ適用されるとしているので、EEZの上空はここに含まれない訳です。

 そこでここから先は各国の国家実行を眺めていく必要がある訳ですね。そこで、まずはオーストラリア空軍ハンドブック(http://airpower.airforce.gov.au/Publications/List/36/RAAF-Doctrine.aspx)を見てみましょう。ガイドブックによると、

Military and civil aircraft are free to operate in international airspace without interference.

 としており、ここでいうinternational airspaceとはEEZの上空を含まれるとしていますアメリカレーガン大統領1983年アメリカEEZを設定したときも、EEZ上空ではあらゆる国は公海上の飛行と同じ自由を享有すると宣言しています。同様の宣言あるいは解釈は、イタリアイギリスオランダドイツなどが行っています。一方で、ブラジルのように、EEZにおける軍事活動規制できるとする国内法を有している国家存在していますが、9カ国のみ(バングラディシュミャンマー中国インドイランマレーシア北朝鮮パキスタンウルグアイ)と少数です。そういったことを示唆しているのが5カ国、その他もろもろの主張をしている国を合わせると20カ国弱がEEZ上空における権利を主張しています。ここ、重要です。こういった考えが少数派であっても存在することは押さえておきましょう。

 以上を踏まえると、EEZ上空を規律できるかどうかは怪しく思えるかもしれません。なら、EEZ上空の自由を推進しているアメリカですら設定しているADIZとは一体何なのでしょうか。

本題(ADIZとは一体何なのか)

 ADIZ自体は冷戦から存在しており、現在でもノルウェーイギリスは維持しています

 さて、アメリカ冷戦期、1950年朝鮮戦争に端を発する旧ソ連との緊張関係から全部で5つのADIZを設定していましたが、アメリカ連邦規則集(Code of Federal Regulations)がどのようにADIZ定義してるか見てみましょう。

Air defense identification zone (ADIZ) means an area of airspace over land or water in which the ready identification, location, and control of all aircraft (except for Department of Defense and law enforcement aircraft) is required in the interest of national security.

(14 CFR 99.3)

(a) A person who operates a civil aircraft into an ADIZ must have a functioning two-way radio, and the pilot must maintain a continuous listening watch on the appropriate aeronautical facility's frequency.

(b) No person may operate an aircraft into, within, or whose departure point is within an ADIZ unless—

(1) The person files a DVFR flight plan containing the time and point of ADIZ penetration, and

(2) The aircraft departs within five minutes of the estimated departure time contained in the flight plan.

(c) If the pilot operating an aircraft under DVFR in an ADIZ cannot maintain two-way radio communications, the pilot may proceed, in accordance with original DVFR flight plan, or land as soon as practicable. The pilot must report the radio failure to an appropriate aeronautical facility as soon as possible.

(d) If a pilot operating an aircraft under IFR in an ADIZ cannot maintain two-way radio communications, the pilot must proceed in accordance with § 91.185 of this chapter.

(14 CFR 99.9 - Radio requirements)

 ここでDVFRとはDefense Visual Flight Rulesのことで、この文脈においてはADIZを飛ぶときに提出しないといけない飛行計画のことですが、通常のVFRと中身は同じで単に何かあったら軍に連絡したりADIZの中では相互無線必須なだけで、どうせ必要となるものです。

 まあADIZとは、ざっくり言えば例外を除いて全ての飛行機に対して諸々の情報安全保障上の観点から問い合わせがあったらすぐに答えないといけない空域のことですね。この文面を見る限りでは、国による飛行機はどうも明確に除外していないようですが、国家実行そのもの軍用機であっても、アメリカ領空に入る予定のものを除けば、自由に飛行させています。実際に、アメリカアラスカ方面に設定したADIZで、ロシアによる軍事訓練が行われたときも、監視をするのみで抗議もせずに放置していました。つまりADIZというのはその名前に反して意外と緩いものだということが分かります別にADIZを設定したからといってどうこうなる訳ではありませんし、設定国がどうこうできるわけでもありません。これは他のADIZを設定している多くの国についても同様です。(ただ、ロシアはやや例外に入るかな?)

で、結局中国によるADIZの設定は何なのよ

 とまあおおざっぱに書いてきましたが、実は、中国によるADIZ設定は本質的な問題ではありません。上でも述べましたが、EEZ上空における主権のあり方の認識がそもそも違うのです。今回ADIZの設定で大騒ぎになっていますが、事の本質は、EEZをどう捉えるかというものなのです。EEZは天然資源保護のために設定された区域ですが、この区域におい主権と同様の権利を行使できるかどうかが問題となるのです。中国による失策との声がありますが、それは中国国際法に対する態度を無視したものです。この辺は、中国国際法学会の動向も踏まえて書けたら面白いのですが、本稿はそこまで立ち入りません。

 何分この分野は専門外なので、何か間違いがあれば遠慮なくご指摘お願いします。

2013-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20130826172201

原文

Mexican drug cartel activity in U.S. said to be exaggerated in widely cited federal report - The Washington Post

Mexican drug cartel activity in U.S. said to be exaggerated in widely cited federal report

When Sen. John McCain spoke during an Armed Services Committee hearing last year on security issues in the Western Hemisphere, he relayed a stark warning about the spread of Mexican drug cartels in the United States.

“The cartels,” the Arizona Republican said, “now maintain a presence in over 1,000 cities.”

McCain based his remarks on a report by a now-defunct division of the Justice Department, the National Drug Intelligence Center (NDIC), which had concluded in 2011 that Mexican criminal organizations, including seven major drug cartels, were operating in more than 1,000 U.S. cities.



Google

米国でのメキシコ麻薬カルテルの活動は広く引用連邦レポートに誇張していると言わ

とき上院議員 ジョン·マケインは、西半球のセキュリティ問題に昨年聴力軍事委員会の間に話し、彼は米国ではメキシコ麻薬カルテルの普及に関する厳しい警告を中継。

"カルテルは、"アリゾナ州共和党は "今1,000以上の都市でのプレゼンスを維持する"と述べた。

マケイン司法省の今はなき分割による報告書に彼の発言をもとに国立医薬品インテリジェンスセンター(NDIC)、七大麻カルテルを含むメキシコ犯罪組織は、1,000以上の米国で動作したことを2011年に締結していた都市



Bing

米国メキシコ麻薬カルテルの活動は広く引用される中央政府レポートは誇張と言われて

ジョンマケイン上院議員話したとき軍事委員会セキュリティ上の問題、西半球で昨年のヒアリングの間に、彼はアメリカ合衆国メキシコ麻薬カルテルの普及に関する厳しい警告を中継しました。

カルテルアリゾナ州共和党は、今「維持する」1000 都市でのプレゼンス

マケイン基づいて、司法省を含む 7 つの主要な麻薬カルテルメキシコ犯罪組織以上 1,000 のアメリカ都市で運営していた 2011 年に締結した国立薬物インテリジェンス センター (NDIC)の今は亡き部門報告に関する発言。



Excite

広く引用された連邦報告書の中で誇張されると言われていた米国メキシコ麻薬カルテル活動

ジョン・マケイン上院議員が昨年、西半球でセキュリティ問題について軍事委員会ヒアリング中に話した時、彼はアメリカメキシコ麻薬カルテルの普及に関する硬直した警告を中継しました。

カルテル」とアリゾナ共和党員は言いました。「今、1,000以上の都市存在を維持してください」

マケインの彼の発言は7つの主な麻薬カルテルを含むメキシコ犯罪組織が1,000を超える米国都市で作動していると2011年に結論を下した司法省(全国ドラッグ知能センター(NDIC))の今消滅した部門による報告書に基づきました。



精度はExciteがいちばんじゃないかな。

ただ、翻訳精度以外の技術的な面でExciteは劣っている(当たり前だが)。

2013-06-06

経験はない

ttp://www.asahi.com/national/update/0603/TKY201306030293.html

子供のころに「○○がくるよ」っていうしつけられ方はしてないが、何かにつけて金はないといわれていたので(言われてただけで実際、進学を許されないとか部活ができないとかそういうことはなかった)

今でも金がないのが怖い。

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