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2021-06-02

「全ルールデマエX」に到達した私が、ガチマッチを止めた理由

(この話は、X底辺ぐらいまでの人を対象に書いている)

 

先日、ようやくスプラトゥーン2で「全ルールデマエX」に到達した。

ホコ・ヤグラ・エリアがXになっても、アサリはS+前半でもがき苦しむことが多かったのだが、

ついに上振れの機会を掴んでXになれたことは、感慨もひとしおである

 

さて、皆さんはスプラトゥーンをやっていて、こう思ったことはないだろうか?

「せっかく上がったウデマエを落としたくない!」

 

これに対し、(実際のウデマエがどうかは別として)アドバイスをしたがる人たちは否定的である

曰く、「そこで止めたら実力が停滞する」「実力通りなら一旦落ちてもまた上がれる」...。

大前提として、それは事実であろう。

しかしながら、彼らの考えは現実を見ていないようにも感じる。

もちろんその「アドバイス」に従うか否かは自分判断であり、その結果悪影響を被っても責任自分にある。

そこでここでは、自分が考える「ウデマエを下げたくないかガチマッチに潜らない」ことの理由を述べていく。

私がX底辺層なので、ターゲットガチパワー2000前後の方を主としているが、

それ以下の方にも共感してもらえる部分はあるかもしれない(逆に2300以上安定みたいな方にはまったくそぐわないだろう)。

 

1. ウデマエランクの価値

「ウデマエランクは飾り」という人がいるが、ウデマエランクは最もわかりやすい実力の指標である

少なくとも、S+以下では個人ガチパワーが示されない以上ウデマエランクを指標とするほか無く、

広いプレイヤー層の中で実力の基準をつけるのであればやはり指標はウデマエランクとなる。

 

「どちらのプレイヤーがより上手か」あるいは「このプレイヤーはどの程度のレベルか」を推測する際、理想は各プレイヤープレイ比較することだが、

それは現実的でないし、特に異なるブキにおけるプレイングの優劣を評価することは非常に難しく、何らかのシステム的な指標に頼らざるをえない。

となれば、やはりウデマエランクは「重要かつ理解されやす指標」であり、その最上級たる「ウデマエX」は特別もの、と認識されるのである

 

2. 毎月リセットがX底辺層に与える問題

デマエXでは、ガチパワーとほぼ同義の「Xパワー」が付与される。

これは月替りの際にリセットされ、その際にXパワーが2000を下回った場合はS+9に降格となる。

また、月替り前でもXパワーが1900を下回ると即座にS+9に降格される。

 

私が考えるに、Xパワー最大の問題は「こつこつ積み上げられない(長期的に合算できない)」点である

これはルールトップを目指すような超上級からすれば、「いけそうな月だけ頑張る」ということができるし、

2300以上を安定して出せる層にも「下振れを引きずらない」というメリットがある。

 

しかしX底辺からすると、この毎月リセットは恐怖の対象となる。

というのも、上振れによる「より高いXパワーを出せる」チャンスと、下振れによる「S+9に落ちる」というリスク価値釣り合っていないのである

それは前述の通りウデマエXが特別であるという点に加え、「ゲージ制のシステムに初期ゲージ0で戻される」という不利な状況も関係してくる。

例え1975で落ちたとしても、2連勝すればだいたい戻れる...ということにはならないし、ちょっと連敗が続くと連続降格、なんてこともある。

仮にリセットがなければ、下振れと上振れは長期的に相殺されるので「実力通りならそれに見合った場所に戻れる」のは正しいが、

S+以下のゲージ制は単純な勝ち負けによる変動とはまた話が違うので、「自分の適性位置に戻れる」とは限らない。

(これに加え、「計測中は自分ガチパワーが見えないのでリスク回避しにくい」というのも問題になる)

 

3. 責任転嫁しやす構造と「損失回避法則

私はマルチプレイ経験に乏しいので詳しくは言えないが、スプラトゥーンは非常に「負けの理由他者に求めやすい」ゲームだと考える。

プレイヤーが4人ずつのチームであること(自分以外の味方の存在

純粋にキル数の多寡を競うルールではないこと(単に「自分が対面上手ければいい」ではない)

・キルカメラがないこと(自分プレイ客観視する機会がない)

チャット等の連絡手段がないこと(視野外の戦況把握が難しい)

などなどの理由により、実際は自分プレイにも責任の一端があるにも関わらず、

あいつがあそこで死んだから負けた」「あいつがこう動かなかったから負けた」と思いやすい。

すると「自分は悪くないのにレートを失っている」と思い込みフラストレーションを溜め込むことになる。

 

また人間には「『得すること』より『損すること』を過大に評価しがちである」という、「損失回避法則」と呼ばれるものがあり、

これも余計にイライラを増加させる。

前述の通り、リスクとチャンスが釣り合っていないのであれば、損失への恐怖や後悔はなおさらである

すなわち、X底辺層にとって「ガチマッチに負ける」ということは、精神衛生からいえば大きな負担になるのである

 

4. リスクを冒すだけの価値はあるのか?

もしあなたが、「世界でも有数のプレイヤーになりたい」「プロゲーマーになりたい」と思っているのであれば、

前述の壁にぶち当たっても、それを乗り越える必要があるだろう。

あるいは前述の諸問題を前にしてもなお、ガチマッチ有意義と思えるのであれば、潜り続ければ良い。

ガチマッチ自体は非常に楽しいものである

 

ただ、私はそうやって度々リスクを冒した結果、失敗して一日を鬱屈した気分で過ごすということが何度もあった。

そういう方はおそらく他にもいらっしゃるだろう。

 

ガチマッチを失ったとしても、我々にはナワバリサーモンランもある。

知り合いが多い方はリーグマッチをしても良いだろう。

そもそもスプラトゥーン以外にも楽しいことは沢山ある。

 

現状のシステムにおいて、それら代替的な手立てがあるにも関わらず、

大きなリスクを抱えてガチマッチに潜るということは、果たして有意義と言えるのだろうか?

 

 

 

以上、「私が全ルールデマエXになってガチマッチを止めた理由である

今の環境およびシステムにおいて、X底辺層は他のプレイヤータイプ以上に失敗の恐怖に晒されている。

そんな彼らに対し、「S+落ちを恐れずガチマッチをやれ」というのは、現実およびプレイヤー感情無視した考え方ではないだろうか。

 

追記スプラトゥーン3では、「ガチマッチルールは楽しみたいがリスクは抑えたい」という声に応えたシステムができることを望む。

   具体的には以下の手法が考えられる。

    ・ルールガチマッチと同じだが、ガチパワーが変動しないモード(同モードを選んだプレイヤー同士での対戦)

    ・ウデマエランクをガチパワーと連動させる

    ・毎月リセットされるXパワーと、実力の指標となるガチパワーの分離

   ガチマッチルール自体は非常にプレイ甲斐のあるもの難解なアサリですら色々なプレイングがあり楽しい)なので、

   開発スタッフが上手く工夫してくれることを願っている。

2021-06-01

ソフトバンク

11 津森宥紀 19③

40 杉山一樹 18②

53 泉 圭輔 18⑥

28 高橋 礼 17

56 田浦文丸 17

23 周東佑京 17育②

10 大竹太郎 17育④

47 髙橋純平 15①

31 栗原陵矢 14②

67 笠谷俊介 14④

38 森 唯斗 13②

29 石川柊太 13育①

0 髙田知季 12

64 真砂勇介 12

18 武田翔太 11

57 嘉弥真新也 11

9 柳田悠岐 10

36 牧原大成 10育⑤

19 甲斐拓也 10育⑥

6 今宮健太 09①

63 川原弘之 09②

17 岩嵜 翔 07高①

7 中村 晃 07高③

12 髙谷裕亮 06大社

24 長谷川勇也 06大社

5 松田宣浩 05希

8 明石健志 03④

21 和田 毅 02自

99 川島慶三 05大社③ 日本ハム

27 ジュリベルグラシア

54 アルフレド・デスパイネ

anond:20210601144557

その5人は必要なんでしょ。だったら経営者として事業拡大する甲斐性見せるのが先。100万固定(事業が横ばい)が前提って無能じゃんただの。

バーチャ復活したからesports辞めます

はぁ?勝手に辞めろよって話だと思うよな。

それはお前らがバーチャ勢のヤバさを知らないからだよ。

格闘ゲーム流行りだした頃って、不良のたまり場だったゲームセンターからゲーム好きの聖地に変わり始めていた頃でね。

攻略のし甲斐があるゲームが沢山あったおかげで、質の高いゲーマーが売上を支えることで不良たちを追い出して清浄化がちょうど終わった時期だったのよ。

ゲームセンターにはゲーム自慢たちが溢れてて、そいつらがゲーム技術攻略を全力でぶつけ合える。

初期の格闘ゲームはまさにそんなゲームだった。

ところがバーチャ勢だけは違った。

バーチャっていうくらいだから当然追い求められたのはそのリアリティで、いかにもゲーム然としたドット絵キャラがどれだけ殴り合っててもアニメシーンの枠を超えなかったけど、バーチャには本当に人が殴り合ってるような変なリアリティがあった。

からか知らんけど、今で言うマイルドヤンキーみたいな人たちがこぞって飛びついてきやがったのよ。

他の格ゲーで強い人っていうと、言い方が悪いけど絵に書いたようなオタクばっかりだった。

マイク向けられたら黙るかどもるか聞きもしねぇマイ用語マシンガンみたいに話し続けるようなやつしかいなかったわけ。

でもバーチャ勢は違うのよ。

リア充とかパリピみたいな奴らばっかりで、いつでもどこでもウェイウェイいってるような奴らばっかりなんだよ。

そりゃそうだ。

もともと喧嘩好きみたいな人間が、立ち寄ったゲーセンで楽しそうだからってお金突っ込んで、負けたら熱くなったからって引けなくなったような奴らばっかりが強くなったんだから

もちろん全員がそうだとは言わないよ。

でも地元ゲーセンバーチャやってるようなやつらは、他の格ゲーやってるオタクからカツアゲしてバーチャに金突っ込んでるようなやつらしかいなかったんだから。まじで。

当時、ゲーセンはせっかくゲーマーたちが不良から勝ち取った憩いの場だったのに、こんなロクでもないやつらの登場でゲーマーたちは再び隅っこに追いやられてしまったんだよ。

自分もここ数年、色々と縁があってesportsにいっちょ噛みするようになった人間なんだけど、コロナ直前くらいのイベントバーチャ大会が同時開催されたことがあったんだよ。

新作がずっと出てなかったってこともあって、バーチャなんて珍しいなって思って会場を覗いてみた。

ぞっとしたよ。そこだけ当時のまま時間が止まってる。いや、人間から年は取ってるけど、空気というか雰囲気とかがあのときのまんま。

うぇうぇい言ってるようなやつが女と仲間に囲まれうぇうぇい対戦してんだよ。

2秒で出たね。ドア閉めて、このまま一生閉じ込めておきたい気分だった。

鉄拳民度低いって言われてるけど、比較にならない。(もらい事故さーせん)

大げさじゃなくて、床に寝転んでストロングゼロ飲んでるやついたからね。

みんな余裕で40越えてるようなやつらがだよ。

もう誰の手本にもならなくていいし、もう誰も止めるやつがいないんだなって思ったよ。

腐ってもビッグタイトルだけあって未だにプレイヤー人口は多くて、下手なメジャータイトルよりイベント興行性は高い。

それはつまり、esportsに採用されれば市場ではその存在感無視できなくなるということ。

要するにいろんなesportsイベントで彼らと同席する機会が増えるってことだよ。

それは流石にごめんだ。なんで20年もたってあいつらとまた顔をつきあわせなきゃならんのか。

身内には言い出しづらいけど、コロナイベントもろくにできてなかったしちょっと潮時だわ。

発売記念っていうんで当時の上級者同士(あの頃はプロはいなかった)の対戦イベントが行われた動画が回ってきたから見てみたんだけどさ。

やっぱりバーチャすごい。

リアルな動きで殴り合ってるから、優勢劣勢、逆転からなにから状況が手にとるようにわかる。

今のゲーム見たく、技の有利不利がわからないと楽しめないようなゲームじゃないんだよ。

からその分、いつもひりついてる。プレイヤー同士がひりついてる瞬間がびんびん伝わってくる。

そんなゲームいつまでも続けてるようなやつらだからそもそもおかしいんだろうな。(褒めてない。)

自分はそれが耐えられなかったんだなって改めて思い知らされたよ。

そういう意味も含めてバーチャ復活したからesports辞めます

皆さんはせいぜい気をつけてください。

2021-05-30

社会人なったけど、全然苦しいままじゃねえか!

就活のほうが働くより苦しいよ」

大人になってからの方が人生楽しい

大学時代人生ピーク、なんてことはない」

そういうの、眉に唾つけつつも、正直ちょっと信じてたんですよ

働いてみたら案外楽しくて、お金自分自由になるし、自力で立つのは大変だけどそのぶんやり甲斐もあって、なんだか人生楽しいぞ?! と

そういうふうになるんじゃないかと思っていた時期が俺にもありました

ならねーーーーーーー

全然きついじゃん

まあ、部署ブラックで、残業すげえ多いというのはひとつあるんだが、残業が少なかったとしても普通にきついっすわ

週5労働というのが嫌すぎるんだまず

俺の1日の「休み/労役」の判定は、その強度・拘束時間に関わらず、なにか義務があるか否かで決まるんだ

そういう意味で、どんなところにいこうと、どんな働き方をしようと、人生の5/7は労役側になってしまうねん

それが嫌なんだ俺は

かといって、自営業とかフリーランスなんかをやるガッツ能力もないんだ

なにも考えたくないんだよな

そうなんですよ なにも考えたくないんです

俺は、消費だけをしていたいんだ

それだけなんだ

ただただ親のスネかじって、なにも学ばず、なにも生み出さず、老いていくだけ そしてそのまま、なんの苦労もせず、幼稚なままで死にたい それが俺の人生理想なんだ

そうならないかな〜

anond:20210529230907

ぶっちゃけ女性活躍が謳われるようになったのは市場メカニズム説明がつくぞ。

少子高齢化労働力供給が足りないか女性労働力価値が上がってきたってだけ。

逆にいえば政治家大企業経営者からすれば権利問題なんかどうでもよくて労働力不足を解決するという動機しかないだろうに、男性より低い賃金でも自己実現とか言っておけばやり甲斐搾取されてくれる承認欲求まみれの女性たちは実に都合が良い存在だろう。

2021-05-28

カタカナファンタジーが苦手である

 昔から個人的に、日本語カタカナ英語で「ファンタジー」という言葉を当てられてカテゴリ分類される作品(小説映画漫画など)の大半が苦手である。良い悪い、正しい正しくないではなく、あくま個人的な好みの話である。もしも、これらを好きな人が気を悪くされたら、先に謝りますすみません

 日本語で言う時に「ファンタジー」よりも「幻想」という硬めの言葉を当てられる作品は嫌いではない。国内作家で例を挙げれば、山尾悠子とか。

 海外SF周辺の作家作品だと、クリストファー・プリーストの『魔法』や『奇術師』は好きであるものすごく古いが、子供の頃に読んだH.G.ウエルズの短編魔法を売る店』も好きであるSF作家視点から魔法(のような技術体系)が存在する世界」を描いたような作品、例えばハインラインの『魔法株式会社』や、霊魂テクノロジーが実現した未来世界を描いたロバートシェクリー『不死販売株式会社』のような佳作も好きだ。ここまで読めばお分かりのように、どちらかと言えば私はSF寄りの人間である

 日本を含めて世界的に『ハリー・ポッターシリーズや『指輪物語(LoTR)』シリーズ劇場映画としてヒットした頃に「食わず嫌いも良くないな」と思い、これらの映画を観に行ったり原作に挑戦したりした。結果を言えば、結局だめだった。私は、これらを少しも楽しめなかった。『ナルニア国物語』も駄目だった。SF映画ジャンルに含められるが実質的には「剣と魔法世界」のようなものと言ってもよい『スター・ウォーズシリーズも、旧EP4以外のシリーズ作品は全く楽しめなかった。こんな感じだから当然ではあるが、家庭用ゲームの『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』などにも手を出していない。

 「剣と魔法系統の娯楽作品の全てを無条件に嫌いかと言えば、そういう訳でもない。子供の頃にテレビビデオで観た『アルゴ探検隊冒険』や『タイタンの戦い(オリジナル版)』といったレイ・ハリーハウゼン作品は、昔も今も大好きである

 『ハリー・ポッター』などが苦手に感じるのには、別の理由も有る。たとえば、ドラえもんの「うつつマクラ」で、余りにも都合が良すぎる夢(文武両道の大天才モテモテで、教師にも親にも級友にもチヤホヤされる世界)に、のび太が興醒めしていたようなものだと言えば、理解してもらえるだろうか?学期末の成績を発表する場で、校長が「勝ったのは…スリリン!……じゃありません!大逆転でグリフィンドールの勝ち!」とか言って、バラエティ番組の「結果発表ー!」みたいな真似をしてスリリンの生徒たちを糠喜びさせたのは非道い。校長あんな依怙贔屓をするような人間からスリリンの生徒たちも性格が歪んでしまったのではないだろうか。あの校長は、教育者として失格だと思う。スリリンの生徒たちは、腐ったミカンなんかじゃない!こんなハリー・ポッターがヒットしたということは「なろう系作品」を好む人間が、日本と同様に海外でも少なくないということなのだろう。どうも私は「なろう系作品」が苦手だ。そういえば、上で挙げた『アルゴ探検隊の大冒険』や『タイタンの戦い』は、ハリウッド作品としてアレンジされているとはいえギリシア神話英雄譚がベースであり、依怙贔屓どころか、むしろ主人公理不尽な試練が課せられる物語なので、その点がツボなのかもしれない。

 LoTRが苦手なのは正義の側のキャラクター白人ベースの美しい造形または愛嬌の有る造形ばかりで、悪の側は醜悪な造形ばかりというのが、どうしても興醒めしダメだった。ルッキズム。それに、LoTRの悪の側の造形は、白人から見た有色人種イメージが入り込んでいる気がする。ルッキズム。それはそれとして、第一部で地下に消えたガンダルフが、続編で生きていたと判明し、杖一本を手に巨大な怪物相手にガキーン!ガキーン!と肉弾戦をしていたところは、正直に言うと大爆笑した。

 こんな感じでカタカナファンタジー作品の大半が私は苦手であるが、例外的に楽しめて大好きだった作品が、先ごろ惜しくも亡くなられた三浦建太郎の『ベルセルクである

 外形的には、人知を超越する異形の存在怪物魔法などが存在する世界舞台にした物語という意味で、同じカタカナ英語ファンタジーという単語が当てられていた作品ではある。しかし、私個人にとっては、ハリー・ポッターLoTRと天と地の違いが有るように思えた。もちろん、私にとっては『ベルセルク』の方が「天」であるハリー・ポッターLoTRファンの人には、重ね重ねすみません。繰り返しますが、個人の好みの話です。

 ゴットハンド名前(スラン、ユービックヴォークト)や、黄金時代篇の敵の武将名前(ボスコーン)からは、作者の原体験SF作品が有ったことは想像に難くない。だからベルセルク物語世界では「魔法のような人知を超えた事象存在する/起きるならば、その根源となるエネルギーは何処から齎されるのか」「その代償に払う犠牲は何か」といった理(ことわり、ロジック)を、作者は考えていたと思う。上でも書いたように、SF作家SF視点から魔法存在する世界舞台にした物語」を書くケースはしばしばあったので、SF好きの三浦建太郎もそれらの影響を受けていたことと推測される。ゴッドハンドの1人として転生する直前、深淵に降ったグリフィスが「ヒトの作りし神」に出会って対話を交わす場面(※単行本未収録)は、あれも「この物語世界がどのような理(ロジック)で動いているか」を読者に示すものだったと言える。

 少し脱線するが、理(ことわり、ロジック)と言えば、ハリー・ポッターのような作品を読んだり見たりしていると「あんな大きな学校が有って、そこから大勢卒業生たちが魔法使いになって世に送り出されて、就職先は確保できるのだろうか?」とか「石を投げれば魔法使いに当たるぐらい、たくさんの魔法使いがいる世界では、そもそも魔法使いの存在価値は有るのだろうか?」とか考えてしまう。モンティ・パイソンコントスーパーマンだらけの世界で大活躍するスーパーヒーロー!我らが『自転車修理マン』!」みたいになったりしないのだろうか?捻くれたSF好きである私は、おそらく「物語のような『不思議世界』が存在していて、それが自分のいる現実世界と地続きであって欲しい」という願望が強いのだろう。だから不思議世界を成り立たせるロジックを求めてしまうのだと思う。ちなみに、驚異の世界を成り立たせるような、もっともらしい理屈を付けてくれるハードSFは大好きである

 話を戻すと、『ベルセルク』の物語魔法や異形のモノが存在する世界で展開されるが、主人公ガッツ自身は、魔法による恩恵を受けていない時期の方が長かった(パックの翅の鱗粉で傷を治癒する描写とか有ったけれど)。ベヘリットによりゴッドハンド召喚され、鷹の団メンバーたちが使徒たちへの贄として捧げられた悲劇を考えれば、ベルセルク物語における魔法人知を超えた異形の怪物ほとんどは、主人公に困難を与える原因として存在したと言っても過言ではない。そんな中でガッツは、鍛錬で身につけた能力人間の業で作れる武器だけを頼りに、使徒という異形の怪物たちを相手に、文字通り満身創痍になって半死半生になりながら、ギリギリで死線を掻い潜る闘いを繰り広げていた。リッケルト、鍛冶のゴドー養女エリカの親子、パックなど少数の例外を除けば、長い間ガッツの闘いは孤立無援だった。これでは読者も、応援したくなるというものである

 それとは対照的に、地下牢で長期間に渡る拷問を受けたものの、ベヘリットを使ってゴッドハンド召喚し、彼らの1人フェムトとなり、受肉して自分王国ファルコニアも手に入れた新生グリフィスは、謂わば「うつつマクラドリーム状態を実現した、ハンサム野比のび太である。まさに、なろう系の究極形。しかも、ノスフェラトゥ・ゾッドを筆頭に使徒たちを配下に従えているのだから主人公との戦力差は圧倒的であり、まさに天と地の差である

 こういう丁寧な前フリがあればこそ、近年の主人公を取り巻く状況に変化(イシドロファルネーゼセルピコなどの新たな仲間の誕生、髑髏の騎士魔女による魔法サポート)を生じさせたことにも、説得力が生まれた。最初からガッツに心強い仲間がいて、魔法によるサポートも受けられるような状態物語が始まっていたとしたら、私のようなカタカナファンタジーの大半が苦手な人間は「ハイハイ、どうせ魔法でチョチョイのチョイと助かるんでしょ」と興醒めして終わっただろうし、多くの熱狂的なファンも生まれなかったことだろう。

 長い長い時を経てキャスカ正気を取り戻したことは、主人公ガッツにとっても読者にとっても喜ばしいことだった。しかし、それでグリフィスに対するガッツの闘いに終止符が打たれた訳ではなかった。新たな仲間や魔法的なサポートを得たとはいえ、これから先もガッツは、強大なグリフィスに対して、苦しく不利な闘いを挑むことになるのは確実だった。そういう骨太物語を、作者は描いてくれる。長期間休載は読者としては辛いけれど、長く待つだけの甲斐が有る作品を描いてくれる。これまでと同様に、これから先も、そうであろう。そう思っていた。鷹の団メンバーが、グリフィスの夢の実現を信じていたように。

 私を含めたファンの願望は、もう叶わない。三浦建太郎自身ペンによる物語の続きを、我々が読むことが出来る機会は、永遠に喪われてしまった。

 このまま未完で終わらせるのか。構想のメモなどを元に、誰か脚本家作画者を代筆に立てて遺志を継ぐのか。今後どうなるのかは、未定だという。どちらが良いのか、私には分からない。

 人は誰しも、別れを告げる時には詩人になるのだと、誰かが言った。しかし、ご覧のとおり私には詩才は無い。こんなに心乱れたままで、長々と駄文を書き連ねた挙げ句、偉大なる作家が彼の代表作の中に残した印象的なフレーズ引用するぐらいしか出来ない。

 「風が、旅の終わりを告げていた」と。

母親ワクチン打った

75になったばかりで滑り込み対象者だった。

申し込み開始の朝にパソコンの前に貼り付いて重い画面をリロードし続けた甲斐もあって、27日の朝一番摂取の予約ができた。

血圧とか肥満とか、コロナになったら重症リスクが高いと思っていたから、すんなりと打ってくれると言われたとき安心した。

もちろん最初から打つつもりだったわけではない。

テレビに踊らされて、コロナになったほうがよほどリスクが高いというのに小さな副反応を気にしていた。

どうせそんなことだろうと、本人の話は半分くらいにして、ところでワクチンを打っても感染は減らないらしいという話をした。

要するに自分リスクを背負いたくないから打ちたくないだけで、他人が打ち終わればコロナが消えて元通りになると思っていたのだ。

ところがワクチンを打ったところで感染が止まるわけではない。

無症状のままウィルスを持ち歩き、自分は症状がでないままに人にうつすようになる。

から、突然自分だけ発症して、誰にもらったかもわからないままに重症化する危険性がある。

そんな話をしたら割とあっさりと観念してくれた。

母親は孫に会いたいという。しかし、小学生の子どもたちはいつ無症状感染していてもおかしくない。

毒ガス感知の小鳥のように、自分センサー代わりになるしか気づく方法はないのだ。

幸いながら今の所、発熱などの症状が出た試しはないが、それでも学校先生や通っている塾の講師が陽性だったという話は絶えず聞こえてくる状況だ。

それでもしつこく連れてこいというのだから最後自分の選んだ死に様だと連れて行くようにはしていたが、その心配もようやく終わることができる。

わかっているよ。それでも連れて行かないのが子ども責任なのだということは。

しかし母がいうには、孫に会えないならば死んだも同然だと、目をうるませながら本気のトーンで詰めてくるのだ。

それで死なれでもすれば寝覚めが悪くなることはわかりきっているが、それでも死に方くらいは選ばしてやりたいという気持ちが勝ったのだ。

そんな綱渡り状態もやっと終わる。

母は孫に会う以外、人よりもよほど厳しく感染対策をしている。

これも早い段階で、何をしようと人に会わないのが一番の対策だと口を酸っぱく言い続けてきたからだ。

旅行観劇趣味だった母から楽しみを奪い続ける生活がようやく終わろうとしている。

オリンピックなんてどうでもいい。とにかく人々の日常が早く取り戻されることを願う。

2021-05-27

NHKあさいち推し俳優一覧

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2021-05-26

anond:20210525184319

結局のところ二次創作ジャンルとしてはもっぱら「恋愛小説」なので、例えば冒険とかアクションとかミステリーとかそういうのはあまり求められていないかもしれない。

たとえばONE PIECE冒険バトルもの)とかるろうに剣心時代劇剣戟アクション)とかの二次創作でも原作主題抜きに、読み手恋愛が読みたいのね。なぜなら原作では恋愛こそオマケでそれを詳細に描写する暇がないのだから

二次創作では、原作行間を埋めるお話が求められる。原作アナザーストーリーを展開するのは、原作同様、話のテンポをよくするためにキャラ日常人間関係描写犠牲にしなくてはならないので、読者のニーズは満たせない。

それに、物語を展開させると、どうしてもストーリー面白さの為に原作から逸脱させないといけなくなるのだが、そうするともうそれは二次創作とは言えなくなるじゃん? そういうのが上手い字書きもいるけど、小説漫画と違って絵で二次創作であることを示せないから、読者はなんか違うもの読まされてるって思ってしまう。

また、キャラぶれが生じ易いのも問題登場人物人間性は、たった一言、たったひとつ動作で大きく変化する可能性がある。オリジナル小説だったら、キャラぶれをするに任せて後のストーリー展開まで方針変換をすることもできるけど、二次創作でそんなことをすると「飛影はそんなこと言わない」という大事故を起こして顰蹙を買う

文章が長くなればなるほど、物語が進めば進むほど、キャラぶれは起こり易くなるもの。むしろキャラの変化を楽しむのが小説醍醐味ひとつであると思えば、二次創作小説長編小説を書くのはかなり難しいと思う。できなくはないけど、かなりの技量が要る。

という訳で、読んでもらいたいなら諦めて恋愛小説として二次創作を書くのがおすすめだね。物語を書くのが諦められないなら、思いきって一次創作転向して、なろうやカクヨムで書こうか。

だがしかし! 世はキャラ萌え時代というかなんというか、ストーリー面白さだけを追求してもなかなか読者は食いついてくれないので、それなりユニークで愛されるキャラ作りをしなきゃいけないのだが、文章だけで愛されキャラを描くというのはなかなか至難の技である……。

ここで唐突おすすめ本。

『美しい彼シリーズ』(凪良ゆう)

商業BL小説大人タイトルBL少女漫画から派生したジャンルだと、凪良先生AbemaTVの何かの番組で仰っていたのだけど、その言葉通りに恋愛漫画定番ネタを次々とくり出してくるのだが、それがどれも「そう来たか」とクスリと笑ってしまうような斬新な描写のされかた。糞ベタネタでも書きようによってはこんなに面白いし萌えるという見本。登場人物心理描写も秀逸でキャラが立ってるので、またこ主人公達に会いたいと思い再読してしまうのである

榎本ナリコ+野火ノビタ (2)』(榎本ナリコ

幽遊白書』(冨樫義博)の二次創作漫画漫画榎本ナリコプロになる前に野火ノビタ名義で書いていた同人誌の再録。ちなみに第1巻は『新世紀エヴァンゲリオン』の二次創作で、第3巻には幽白二次漫画オリジナルに焼き直した作品が収録されているはず。私の小説が確かならば。

そもそも原作幽遊白書』は、ストーリーの為に人間関係描写を惜しげもなく切り捨てつつ、確かにそこにはキャラ同士の確かなリレーションシップ存在するというのを端的に描写した点が秀逸。二次創作のし甲斐のあるコンテンツなのである

本書はそんな幽白二次創作であるのだが、漫画という表現方法の強みを存分に活かして無茶苦茶をやっている(誉め言葉)。

特に飛影の人物描写がかなり思いきっていて「飛影はそんなこと言わない」の連発なのだが、絵が飛影なんだから飛影だよな(絵柄もだいぶ独創的なので、ツンツン頭やあの服装で飛影だとやっとわかるくらい。)……と思いつつ読んでみれば、思わぬ所ですごく飛影みのある描写差し込んでくるので、驚嘆させられる。

メインカップリングの蔵馬×飛影が振り切っているのに対して、蔵馬と海藤の会話は原作に非常に忠実で、再現力がすごすぎてすごい。

収録されている『宇宙士官候補生』は蔵馬と飛影のその後ifを描いたSF作品なのだが、そこまでやる!? って感じのオリジナリティの高い漫画であるオリジナルでやれったって、主人公達が蔵馬と飛影じゃないと何だかからない話になっている。ベタ恋愛コメディ同人食傷した上級者向け。蔵飛ラブラブやおい漫画大隆盛という背景事情あってこその、切ない物語

小説では中々できない、ストーリー重視の二次創作作品の見本。

左近の桜(シリーズ)』(長野まゆみ

KADOKAWAから出版されているので「商業BL」の括りには入らないのだが、中身は実質主人公総受けBL

主人公は、男性カップル専用一見さんお断り連れ込み宿の長男坊、という萌える設定だったのに、なんと、シリーズ第二作目にして、早くもその美味しい設定はカットされてしまう! 江戸情緒の残る怪しい宿屋での情事はどこへ。以降はそんな設定などなかったかのように、作者独特の世界に読者は引摺り込まれていく。これはこれで面白いけど、なんか違う所来ちゃった感。面白いけど。

設定にホイホイされて寄ってきた読者達にど派手な裏切りかましてマイワールドに引きずり込むなどという暴挙が許されるのはプロ小説家だけ、という見本。

本日弱者男性事案

https://news.yahoo.co.jp/articles/59ce23cedf6178151dc714f8d4efa02e10e409b2

東出昌大、3人の子供の養育費は「1人あたり月1万円」 杏も大ショック

 

東出昌大養育費なすぎ、と叩かれる。

コメント欄では

「誠意がない」「甲斐性なし」「」と罵詈雑言の嵐。

いや待てよ。

かに東出が不倫したのが悪いよ?

でもそれは慰謝料で片付けるべき問題

養育費子供のためのお金であって、離婚の原因がなんであろうと、育てる側に支払うものだ。

養育費の額は現時点の収入で決まる。

仕事干された上にコロナ禍でフリーター並みの収入しかない男になんで金をもらおうとする?

東出の何十倍も稼いでるのになぜ養育費をもらおうとする?

これ男女逆だったら絶対こんなことにならんよ。

たとえば年収1000万の夫がいる専業主婦不倫して離婚親権は夫側がもつことになったケース。

まず女は養育費を払わない。が、世間的にはそれでも何の問題にならない。

「女」だから。「男」の方が稼いでるから親権を手放したから。

みたいなことを言い訳にまかり通る。

東出は不倫した。

だがその報いは受けたはずだ。

世間から猛烈に叩かれ、仕事も失って、家も子供も失った。違約金4億の借金もある。

それで十分だろ。

少ない年収から少なくない養育費を払おうというのに、(年収200万で月3万養育費払うのは地獄)なおそれでも少ないと叩かれる。

「男」なら借金してでも養育費払えってか?

それが「男の甲斐性」か?

ふざけるよほんと。

2021-05-25

anond:20210525161816

では結婚適齢期女性は、弱者男性結婚相手に選んでくれるわけ?

専業主夫パート主夫として養う力や甲斐性のある女性がどれだけいるのかな?

2021-05-21

anond:20210521151452

ペニスバンドを買って装着してあげるのが甲斐性のある夫というものだ。

2021-05-20

anond:20210519214122 政府向けシステムの話をするときの前提知識

政府向けシステムに関わったことがある身からすると、政府向けシステムの話をするときに前提として知っておいてほしいことは、住基ネット最高裁判決に「現行法上,本人確認情報提供が認められている行政事務において取り扱われる個人情報一元的管理することができる機関又は主体存在しない」という骨子があること。これによって政府向けシステム個人情報一元的管理できず、個人情報各自治体で分散管理しかできない。この文面でググれば政府がどれだけこの骨子を気にしているかは分かると思う。

今回の話は「国民マスターテーブルを持たずに認証するにはどうすべきか」という政府向けシステムで常に挙がる課題で、良いアイデアがある人は政府提案しにいってほしい。個人情報保護法の目的外利用に違反しない上で。

はがき送りつけ

これをできるのは自治体のみで防衛省はできない。防衛省国民の住所氏名を知らないのではがきを送れない。防衛省に限らず、どの省庁も国民の住所氏名を一元的には知らないので、政府はできない。

自治体から発行済接種番号と生年月日のペアデータ提供を受けて、接種番号をIDとし、生年月日を仮パスワードとして登録し、認証システムとする。

かなり難しい。上の骨子により防衛省個人情報一元的管理することができないので、最高裁判決とは条件が異なることを主張しないといけない。たとえば「都市圏だけなので一元ではない」とか。それに国民野党が納得するかどうか。これがひろみちゅの言う「政治的にそう言えないというのはあり得るが、乗り越えなければならない」課題

来る者拒まずベストエフォート方式にする

これで良いなら予約システムなんていらないけど、密を作って高齢者に何日も前から徹夜で並ばせるのが今のシステムより良いと思う?

どうすればよかったのか?

政府が使える一元的情報マイナンバーしかない。マイナンバーカードを読み取れる人だけが利用できる予約システムなら認証できるけど、自治体ネット予約さえ高齢者には使えないと叩かれているのに「マイナンバーカードとリーダー必要です」なんて要件で作れるわけがない。そもそも短期間に多くの人に接種させる」という目的にもそぐわない。

各自治体の予約システムAPIを持って防衛省が接種券番号の有効性をAPI確認できれば認証できるけど、首都圏だけで200以上ある自治体がばらばらに調達しているすべての予約システムに高負荷でも落ちないAPI共通仕様で緊急で作らせれる必要がある。けど、そんな体力があるならば自治体の予約システム自体が落ちないようにすれば良いわけで、大規模接種自体不要かもしれない。

個人情報一元的管理することができる機関立法すればできる。けど、そんなものは「たった1年」じゃ作れない。マイナンバー住基ネットに何年掛かったと思っている?「パンデミックという緊急事態なので防衛省高齢者個人情報一元的管理することができる」世界は「戦争という緊急事態なので防衛省20代30代男性個人情報一元的管理することができる」世界につながっていることを理解した上で、国民はこの法案に賛成できるのか? できるなら、良くも悪くも政府向けシステムの将来は大きく変わる。

結局、「国民行政サービスを直接提供するのは自治体で、そのための個人情報を持っているのも自治体政府自治体支援する」というデザインですべてが作られている日本において、菅の「政府主導でのワクチン接種」というアイデアの実現がそもそも無理ゲー出生届転入届を出すのは各自治体、運転免許の番号を発行しているのは各都道府県公安委員会政府国民個人情報一元的に入った共通データベースをどこにも持っていないか管理できない。従来通り、政府自治体支援に特化するべきだった。

中国みたいな管理国家日本はならないという選択国民がした時点で、この予約システムでの認証実装難易度は相当高い。ウイルスとの戦いに強い国は戦争にも強い国で、「人間にせよウイルスにせよ、敵との戦いに勝つために国民政府にどれだけ一元管理されてもよいか」の総意を国民が取らないといけないので、マイナンバー住基ネットの実績を考えると1年くらいの準備期間じゃ、みんなが期待している認証をこのシステムでは実現できない。

認証は無理としてチェックデジットくらいは入れられたのでは?

チェックデジットがないことで誰かの誤入力自分の予約ができない確率が上がっているのは残念。ただ、発券しているのは各自治体なのでチェックデジットをつけられるのも各自治体なので、開発会社防衛省もやれることはない。誰なら事前に自治体統一仕様で作らせられたかというと厚労省だけど、接種券の仕様が決まったあとに大規模接種の話が出てきたので事後諸葛亮こんなこともあろうかとチェックデジットの指摘が事前にできる勘が良い人がいたなら、たぶん落ちない予約システムの作り方の指摘も事前にできただろうから、大規模接種自体不要だったかもしれない。

いたずら予約で枠を全部押さえられたらどうするの?

現状でもreCAPTCHABot対策されている。reCAPTCHAを越えて大量予約するやつは悪意があるので逮捕で良いでしょ。

接種券番号のバリデーションは無理として、市区町村コードバリデーションはできたのでは?

できた。でも、接種券番号のバリデーションができない時点で大した意味はない。入力フォーム電話番号SMS送って電話番号全体の有効性を確認することはあっても、市外局番存在有無だけをバリデーションするなんてことしないでしょ。入力された市外局番市外局番マスターを引きあててバリデーションをしている者だけが石を投げられる。

生年月日が65歳未満でも登録できるのはバリデーションすべきでは?

防衛省は生年月日の正しい情報を持っていないので、この数字に大した意味はない。たぶん予約キャンセル用のパスワード相当、当日の誤入力を見つけるためのヒントくらいの意味しかない。「パスワードを設定してください」でも良かったんだけど、高齢者には難易度が高いと思って生年月日にしたんだろう。秘密質問みたいなものあなた母親旧姓が本当に正しいかどうかにシステム側は興味がないのと同じくらい、この生年月日が正しいかどうかに大規模接種予約システムは興味がない。

SQLインジェクションは?

いまだに具体例が出てこないので、多分ガセ

接種券番号だけがユニークになっている

異なる市町村番号+同じ接種券番号+異なる生年月日でログインできないことで接種券番号だけがユニークと主張しているけど、ログインできない理由はそれだけじゃない。たとえば2-123,5678がすでに登録されていることをこの人は知らない状況で、この人は1-123,1234でログインできるけど、2-123,7890はログインできない。システムとしておかしくない。

追記(2021/05/21 2:45)

よくあるコメントに返信。

接種番号と生年月日は個人情報ではない

法律素人システム屋なので、この指摘は正しいのかもしれない。一方で「個人情報とは個人を一意に識別できる情報のことを指すもの」というコメントもある。私には判断できないけど、仮に個人情報ではないとすると、

かなり難しい。上の骨子により防衛省個人情報一元的管理することができないので、最高裁判決とは条件が異なることを主張しないといけない。たとえば「接種券番号は個人情報ではない」とか「都市圏だけなので一元ではない」とか。それに国民野党が納得するかどうか。これがひろみちゅの言う「政治的に(『接種券番号と生年月日は個人情報ではないので一元管理します』とは)言えないというのはあり得るが、乗り越えなければならない」課題

が正しいのかもしれない。住基ネット最高裁判決によって政府向けシステム認証機能をつけることは想像以上に難しいという趣旨は変わらないけど、悪いのは菅じゃなくて「個人情報ではない」で突っ張れなかった防衛省なのかもね。いずれにせよ「認証すらまともに作れない技術力」から「接種券番号は個人情報なのか」に議論が高まってくれれば書いた甲斐があった。

VRSでは一元管理できている

VRSってのは各自治体の接種会場で使われているバーコードがなくてOCR必要なことで有名なシステムOCRは置いておいて、VRSは一元管理していない。 https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/vrs_overview_210506.pdf の6ページ目に書いてある。

市区町村ごとに区切られて保存されており、個人の記録は、接種券を発行した市区町村確認できます

国民の接種率が重要指標なんだからDBは1個にしたほうが便利なのに、「あえて」区切って保存している。また、個人の記録は各市区町村しか確認できい、つまり串刺しで全国民個人記録を見られる人はいないと書いてある。そんなわけでVRSは「政府は一元管理していません」に気を使っていることが分かる事例。

2021-05-19

anond:20210519234230

配偶者が見つからない弱者男性アファーマティブアクションを行うとすれば

シングルマザーで困っている女性弱者男性マッチングを行い機会だけは設けるというようなアクションになるだろうね

それでシングルマザー側がやっぱり嫌です弱者男性は嫌ですって成功率が著しく低い場合弱者男性矯正改善アクションアファーマティブアクションに組み込まれ必要があるわけだが

なお昔はお見合いという制度で半ばみたいな形でアファーマティブアクションがあった(結婚できる甲斐性を身につけた男性お見合いを持ちかけるという条件付きアファーマティブアクションと言える)

anond:20210519071047

九州には沖縄も入るんじゃねえかとは思うけど、これが正しい

子供のころ都道府県を覚えたときにはこの区分しか知らなかったので、

未だに細分化された区分けはよくわかってない

表を眺めていて甲斐信濃越後甲信越なんだとさっき初めて気づいたレベルだし

改めて調べてみたら北陸東海というのは北陸道と東海道に由来するみたいだけど

昔のみやこである京都から眺めたとき北側東側という意味があるのかな

であれば、同じ列にある甲信越旧国名から名付けられた地域であるのも納得できる

旧国名廃止された廃藩置県明治2年首都東京に移ったのが明治4年で関連性もありそう

2021-05-17

anond:20210517195846

女は甲斐性がないので、

男が一度既婚者になると女の見る目が確実に変わる。

そのために100万払うのは悪くない選択肢だと言える。

2021-05-16

[]5月16日

ご飯

朝:お米、玉ねぎたまごケチャップ炒め。昼:チロルチョコ。夜:ほうれん草鶏肉チャルメラ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみん。

勇気でも与えることが出来ればと寄り添い抱きしめ少し泣いたね」のところ、クドと理樹っていう弱さが強調されて来たキャラのわふたーだからこそままならないシナリオの妙を出してていい歌詞だと思いました。

(なんで急にクドわふたーアレンジアルバムに収録されてたFragmentという曲の歌詞解釈し出したのかはわからん)

○ウマ

毎日地道にプレイした甲斐があり、ようやく青9を育成できた。最前線と比べると何周遅れの話題かな? だけど、アグネスデジタルエンジョイしたいシナリオエンジョイ勢としてはこんなもんかなと。実装まではのんびりペースで遊ぶと決めてガチャほとんど引いて無いので、色々とままならないものの、対人要素以外は楽しく遊んでいる。割と一歩進んだ感がありますが、細く長く遊んでいこうと思います

○グラ

こっちの次の一歩を考え中。どう考えたってそろそろヒヒ掘を日課にして、天破使って終末5凸なんだろうけど。今ひとつそちらの方向にモチベが向かないなあ。

今手持ちのヒヒは4個。十天最終の残りがサラーサ、カトル、ニオの三人。終末5凸はどれも未所持。いやこれどう考えても十天最終より終末5凸優先だけど、うーーーむ。わかってるだけに、うーむが募る。アルバソロとかやれば気持ちが変わるかなあ?

○プリ

なんか噂に過ぎないのにランク20撃ち止め説をめっちゃ期待してたみたい。

すごい勝手な言い分なのは承知の上で、ランク21解放にこれまたうーむが募るなあ。

○うーむが募るとは?

かんにゃい。

弱者男性恋愛可能になると不幸になる人がいる

自身一介の弱者男性として最近弱者男性議論を度々心痛めつつも興味深く追ってきたわけだが、以前として誰もタイトル問題について言及していない様に思われたので俺が書くことにした。

まず前提としてここでいう弱者男性とは、

・同世代所得平均値以下の所得経済弱者

性的魅力が著しく低くて性愛対象にされない→恋愛弱者

少なくともこの二点を兼ね備えた男性のことを想定している。つまり俺のことだな。

加えて言えば経済能力恋愛能力に、恋愛能力経済能力にそれぞれ程度の差こそあれ相互作用していると思われるので、この二点は弱者男性弱者性の不可分な要素だと思っている。

で、こういう俺みたいな弱者男性恋愛不能から恋愛可能者にクラスアップするシチュエーションにおいては幾つかのイベントが想定されるわけだ。

例えば一部のブクマカ字面を見ただけで怒り狂うあてがえ論というハードイベントから官製非モテ合コンみたいなソフトイベントまで幅があるわけだが、ここで重要視したいのはあてがえ論にせよ官製非モテ合コンにせよ、

現行の自由恋愛市場における敗北者が恋愛可能になる

という事実なんだよね。

これってつまり自由恋愛市場で不人気だった為に売れ残った弱者男性の買い手(便宜的な表現)になる人間(主に女性)が想定されるわけだよね。

それって正直俺たちの買い手になる人間にとってはあまりメリットが見えない話じゃないか?というよりデメリットの方なら幾らでも発見できる。

弱者男性経済能力が弱いか経済甲斐性は期待できないし、性的魅力にも欠けるから日常コミュニケーションから性的接触に至るまで幅広いレベル癒し効果も期待できない。限りなく透明に近いデメリットだよ。

弱者男性恋愛可能になるってことはつまりこういうデメリットを引き受ける甲斐性を発揮しなきゃいけない人たちが出てくるってことだと思うんだよね。

それって凄い残酷な話じゃないか

こういうことを書くと「自由恋愛市場で戦えるように弱者男性をチューンナップすればいいじゃないか」と指摘する人もいると思うが、SSTや”クロワッサンを参考にした丁寧な暮らし”を通じて弱者男性恋愛可能になる様な甘い想定は現実弱者男性にはまず適用できないと思うんだよね。

年収選択肢の少ない生活の只中にあって、意中のジェンダーからまるで見向きもされずひたすら自尊心が摩耗していく日常を送る弱者男性にそんな選択肢適用できない。喉が渇きに渇いて今にも倒れそうな人に「数十キロ先にあるオアシス」を指し示したとしても彼らはそこまで辿り着くことはできないんだよ。

それに男女の非対称性も思い出してほしい。

男性は未婚、独身だと既婚男性に比べて著しく幸福度が下がる一方で、女性は未婚、独身でも既婚女性幸福度ほとんど変わらないか、むしろ高まる傾向もある。

そして女性には男性存在しない器官である子宮存在することも忘れてはならない。

弱者男性がわが子を希求するケースではパートナーとなる女性存在が不可欠となる一方で、女性においては精子バンクを用いた人口受精というオプション存在するわけだ。

以上を勘案するだけでも、弱者男性に比して女性は「自由恋愛のあぶれ者同士で結婚するメリット」が極めて希薄であると言わざるを得ない。

そしてここまで書き連ねてきた内容を総合すると、

弱者男性恋愛可能になると不幸になる人がいる

と言わざるを得ないのではないか、と俺は思うわけだ。

ただここまで書いてきておいてなんだが、俺の意見というのは詰まるところ「自由恋愛の敗北者に救いを与えるのは如何なものか」という、弱者男性の表明する意見としては余りにもマゾヒスティックものであるわけで、正直キーボード打鍵するそばからメンタルがどんどん悪化していくのを感じている。

正直俺だって恋愛してぇよ。25歳素人童貞でも恋愛してぇよ。でも、同時に25歳素人童貞恋愛する相手が俺にはどうしても俺の恋愛願望による犠牲者に思えてならないんだよ。

だったら俺は滅びゆくべきなんじゃねぇかってセルフネグレクトしてしまう俺がいるんだよ。どうしたらこ自由恋愛市場で俺たち弱者男性他者幸福にしつつ自身もまた幸福になる恋愛ができるんだよ。

誰かお願いだから俺たちを救ってくれ。

2021-05-15

anond:20210515114410

女は甲斐性がないからだよ。

毒親だめんずも多くは女の頭の中にしか存在しない。

自分が最高の環境にいないのは周囲のせいだと思いこんでるわけ。

2021-05-14

店員に態度が悪い夫婦がいるんじゃなくて、

店員に態度が悪い夫に妻が合わせるんだよ。

なぜなら、女は甲斐性がないので、妻は夫に合わせようとするから

わいが推しに言っていること

推しが不甲斐なさすぎて言っている事って、自分そっくり当てはまる

2021-05-13

弱者男性の話減った?

もしかして弱者いなくなったんじゃない?

はてな議論した甲斐があったなぁ〜

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