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はてなキーワード: ベヘリットとは

2024-10-25

うちの姉はギャルだ。

ギャルっていっても、まぁ今どきの清楚系とか地雷系とかじゃなくて、完全に昔ながらのガングロ系。

真っ黒に日焼けしてて、目の下には涙袋をこれでもかと強調するメイクをしてる。

そんな姉が最近彼氏にふられた。

しかも別れ話を持ちかけられたのが彼氏の家の前だったらしい。

からうちに帰ってきてから、怒りと悲しみのあまりリビングで大泣きしだした。

その泣き方が凄まじくて、涙でアイラインが滲んで顔がぐちゃぐちゃになりながらも、なおかつ涙袋だけは頑張って強調されているという、なんとも言えないカオス状態

その時、私の頭にふと浮かんだのがベヘリットだった。

あの不気味な形をした、泣いているか笑っているかからないような顔のアイテム

姉が泣いている顔が完全にそれだった。

なんだか神秘的ですらあって、思わず見入ってしまった。ギャル感情をむき出しにして泣き叫ぶ姿っていうのも、ある種の儀式に見えてしまうぐらいだった。

「もう絶対男なんて信じない!もう恋愛しない!」なんて叫びながら、部屋中にクッションを投げつけ、ティッシュの箱が吹っ飛んで、リビングちょっとした戦場になっていた。

見ているこっちとしては、どうしてもその光景ベヘリットに見えて仕方がなかった。

いや、たぶん姉が真剣に泣いているのは分かってるんだけど、涙袋が強調されすぎていて、涙がそこから滲んでくる度にどんどんベヘリット感が増していく。

こういったことも初めての事じゃない。

毎回、全力で恋愛して、そして派手に振られる。これまで付き合った男たちはみんな何らかの問題を抱えていて、姉はその度に今度こそ本物の愛!と信じて突っ込んでいくんだけど、結局裏切られて大泣きするのがいつものパターン

そんな姉を見ていると、「またベヘリット発動か…」って、私の中でいつの間にかそんなセリフが浮かぶようになってしまった。

姉にとっての恋愛は、常に危険な賭けであり、心のどこかでそれを楽しんでいるようにも見える。

彼女が次の男に夢中になっている姿を見るたびに、「またあのベヘリット顔を見る日が来るのかな」と思ってしまうのが、なんとも複雑な気持ちだ。

翌朝、姉はケロッとした顔で起きてきた。そして鏡の前でまた涙袋をしっかりと描き直して、派手なギャルメイクを完成させた。その姿を見て、私はなんだか笑ってしまった。まるで何事もなかったかのように、また「恋愛戦場」に出ていく準備をしているようだった。

「もう大丈夫?」と私が聞くと、姉は振り返ってニヤリと笑った。

「当たり前じゃん!泣いたのは昨日だけ。今日からは新しい人生スタートだし!」と、自信満々に言い放った。

この強さこそが姉の魅力なんだろう。私には真似できないけれど、何度振られても立ち上がる姉の姿には敬意を感じずにはいられない。

そんな姉を見て、私はまた思った。

ベヘリットは、ただのアイテムなんかじゃない。

姉の強さ、そのものなのかもしれない。

涙袋が再び強調された顔が、今度は勇敢に見えた。

姉は今日も、恋愛という名の戦場に出ていく。

そして、その姿を見ていると、私はなんだか勇気をもらえるんだ。

2024-01-03

マントルには宝石ベヘリットいっぱいあるんだって

すごいな!

夢がありまくり

マントルまで掘り進みたい!

2023-01-16

anond:20230116150332

大事な人をわざと作り、ベヘリットが云々カンヌンで蝕を経て神夫になるんやで

2021-05-28

カタカナファンタジーが苦手である

 昔から個人的に、日本語カタカナ英語で「ファンタジー」という言葉を当てられてカテゴリ分類される作品(小説映画漫画など)の大半が苦手である。良い悪い、正しい正しくないではなく、あくま個人的な好みの話である。もしも、これらを好きな人が気を悪くされたら、先に謝りますすみません

 日本語で言う時に「ファンタジー」よりも「幻想」という硬めの言葉を当てられる作品は嫌いではない。国内作家で例を挙げれば、山尾悠子とか。

 海外SF周辺の作家作品だと、クリストファー・プリーストの『魔法』や『奇術師』は好きであるものすごく古いが、子供の頃に読んだH.G.ウエルズの短編魔法を売る店』も好きであるSF作家視点から魔法(のような技術体系)が存在する世界」を描いたような作品、例えばハインラインの『魔法株式会社』や、霊魂テクノロジーが実現した未来世界を描いたロバートシェクリー『不死販売株式会社』のような佳作も好きだ。ここまで読めばお分かりのように、どちらかと言えば私はSF寄りの人間である

 日本を含めて世界的に『ハリー・ポッターシリーズや『指輪物語(LoTR)』シリーズ劇場映画としてヒットした頃に「食わず嫌いも良くないな」と思い、これらの映画を観に行ったり原作に挑戦したりした。結果を言えば、結局だめだった。私は、これらを少しも楽しめなかった。『ナルニア国物語』も駄目だった。SF映画ジャンルに含められるが実質的には「剣と魔法世界」のようなものと言ってもよい『スター・ウォーズシリーズも、旧EP4以外のシリーズ作品は全く楽しめなかった。こんな感じだから当然ではあるが、家庭用ゲームの『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』などにも手を出していない。

 「剣と魔法系統の娯楽作品の全てを無条件に嫌いかと言えば、そういう訳でもない。子供の頃にテレビビデオで観た『アルゴ探検隊冒険』や『タイタンの戦い(オリジナル版)』といったレイ・ハリーハウゼン作品は、昔も今も大好きである

 『ハリー・ポッター』などが苦手に感じるのには、別の理由も有る。たとえば、ドラえもんの「うつつマクラ」で、余りにも都合が良すぎる夢(文武両道の大天才モテモテで、教師にも親にも級友にもチヤホヤされる世界)に、のび太が興醒めしていたようなものだと言えば、理解してもらえるだろうか?学期末の成績を発表する場で、校長が「勝ったのは…スリリン!……じゃありません!大逆転でグリフィンドールの勝ち!」とか言って、バラエティ番組の「結果発表ー!」みたいな真似をしてスリリンの生徒たちを糠喜びさせたのは非道い。校長あんな依怙贔屓をするような人間からスリリンの生徒たちも性格が歪んでしまったのではないだろうか。あの校長は、教育者として失格だと思う。スリリンの生徒たちは、腐ったミカンなんかじゃない!こんなハリー・ポッターがヒットしたということは「なろう系作品」を好む人間が、日本と同様に海外でも少なくないということなのだろう。どうも私は「なろう系作品」が苦手だ。そういえば、上で挙げた『アルゴ探検隊の大冒険』や『タイタンの戦い』は、ハリウッド作品としてアレンジされているとはいえギリシア神話英雄譚がベースであり、依怙贔屓どころか、むしろ主人公理不尽な試練が課せられる物語なので、その点がツボなのかもしれない。

 LoTRが苦手なのは正義の側のキャラクター白人ベースの美しい造形または愛嬌の有る造形ばかりで、悪の側は醜悪な造形ばかりというのが、どうしても興醒めしダメだった。ルッキズム。それに、LoTRの悪の側の造形は、白人から見た有色人種イメージが入り込んでいる気がする。ルッキズム。それはそれとして、第一部で地下に消えたガンダルフが、続編で生きていたと判明し、杖一本を手に巨大な怪物相手にガキーン!ガキーン!と肉弾戦をしていたところは、正直に言うと大爆笑した。

 こんな感じでカタカナファンタジー作品の大半が私は苦手であるが、例外的に楽しめて大好きだった作品が、先ごろ惜しくも亡くなられた三浦建太郎の『ベルセルクである

 外形的には、人知を超越する異形の存在怪物魔法などが存在する世界舞台にした物語という意味で、同じカタカナ英語ファンタジーという単語が当てられていた作品ではある。しかし、私個人にとっては、ハリー・ポッターLoTRと天と地の違いが有るように思えた。もちろん、私にとっては『ベルセルク』の方が「天」であるハリー・ポッターLoTRファンの人には、重ね重ねすみません。繰り返しますが、個人の好みの話です。

 ゴットハンド名前(スラン、ユービックヴォークト)や、黄金時代篇の敵の武将名前(ボスコーン)からは、作者の原体験SF作品が有ったことは想像に難くない。だからベルセルク物語世界では「魔法のような人知を超えた事象存在する/起きるならば、その根源となるエネルギーは何処から齎されるのか」「その代償に払う犠牲は何か」といった理(ことわり、ロジック)を、作者は考えていたと思う。上でも書いたように、SF作家SF視点から魔法存在する世界舞台にした物語」を書くケースはしばしばあったので、SF好きの三浦建太郎もそれらの影響を受けていたことと推測される。ゴッドハンドの1人として転生する直前、深淵に降ったグリフィスが「ヒトの作りし神」に出会って対話を交わす場面(※単行本未収録)は、あれも「この物語世界がどのような理(ロジック)で動いているか」を読者に示すものだったと言える。

 少し脱線するが、理(ことわり、ロジック)と言えば、ハリー・ポッターのような作品を読んだり見たりしていると「あんな大きな学校が有って、そこから大勢卒業生たちが魔法使いになって世に送り出されて、就職先は確保できるのだろうか?」とか「石を投げれば魔法使いに当たるぐらい、たくさんの魔法使いがいる世界では、そもそも魔法使いの存在価値は有るのだろうか?」とか考えてしまう。モンティ・パイソンコントスーパーマンだらけの世界で大活躍するスーパーヒーロー!我らが『自転車修理マン』!」みたいになったりしないのだろうか?捻くれたSF好きである私は、おそらく「物語のような『不思議世界』が存在していて、それが自分のいる現実世界と地続きであって欲しい」という願望が強いのだろう。だから不思議世界を成り立たせるロジックを求めてしまうのだと思う。ちなみに、驚異の世界を成り立たせるような、もっともらしい理屈を付けてくれるハードSFは大好きである

 話を戻すと、『ベルセルク』の物語魔法や異形のモノが存在する世界で展開されるが、主人公ガッツ自身は、魔法による恩恵を受けていない時期の方が長かった(パックの翅の鱗粉で傷を治癒する描写とか有ったけれど)。ベヘリットによりゴッドハンド召喚され、鷹の団メンバーたちが使徒たちへの贄として捧げられた悲劇を考えれば、ベルセルク物語における魔法人知を超えた異形の怪物ほとんどは、主人公に困難を与える原因として存在したと言っても過言ではない。そんな中でガッツは、鍛錬で身につけた能力人間の業で作れる武器だけを頼りに、使徒という異形の怪物たちを相手に、文字通り満身創痍になって半死半生になりながら、ギリギリで死線を掻い潜る闘いを繰り広げていた。リッケルト、鍛冶のゴドー養女エリカの親子、パックなど少数の例外を除けば、長い間ガッツの闘いは孤立無援だった。これでは読者も、応援したくなるというものである

 それとは対照的に、地下牢で長期間に渡る拷問を受けたものの、ベヘリットを使ってゴッドハンド召喚し、彼らの1人フェムトとなり、受肉して自分王国ファルコニアも手に入れた新生グリフィスは、謂わば「うつつマクラドリーム状態を実現した、ハンサム野比のび太である。まさに、なろう系の究極形。しかも、ノスフェラトゥ・ゾッドを筆頭に使徒たちを配下に従えているのだから主人公との戦力差は圧倒的であり、まさに天と地の差である

 こういう丁寧な前フリがあればこそ、近年の主人公を取り巻く状況に変化(イシドロファルネーゼセルピコなどの新たな仲間の誕生、髑髏の騎士魔女による魔法サポート)を生じさせたことにも、説得力が生まれた。最初からガッツに心強い仲間がいて、魔法によるサポートも受けられるような状態物語が始まっていたとしたら、私のようなカタカナファンタジーの大半が苦手な人間は「ハイハイ、どうせ魔法でチョチョイのチョイと助かるんでしょ」と興醒めして終わっただろうし、多くの熱狂的なファンも生まれなかったことだろう。

 長い長い時を経てキャスカ正気を取り戻したことは、主人公ガッツにとっても読者にとっても喜ばしいことだった。しかし、それでグリフィスに対するガッツの闘いに終止符が打たれた訳ではなかった。新たな仲間や魔法的なサポートを得たとはいえ、これから先もガッツは、強大なグリフィスに対して、苦しく不利な闘いを挑むことになるのは確実だった。そういう骨太物語を、作者は描いてくれる。長期間休載は読者としては辛いけれど、長く待つだけの甲斐が有る作品を描いてくれる。これまでと同様に、これから先も、そうであろう。そう思っていた。鷹の団メンバーが、グリフィスの夢の実現を信じていたように。

 私を含めたファンの願望は、もう叶わない。三浦建太郎自身ペンによる物語の続きを、我々が読むことが出来る機会は、永遠に喪われてしまった。

 このまま未完で終わらせるのか。構想のメモなどを元に、誰か脚本家作画者を代筆に立てて遺志を継ぐのか。今後どうなるのかは、未定だという。どちらが良いのか、私には分からない。

 人は誰しも、別れを告げる時には詩人になるのだと、誰かが言った。しかし、ご覧のとおり私には詩才は無い。こんなに心乱れたままで、長々と駄文を書き連ねた挙げ句、偉大なる作家が彼の代表作の中に残した印象的なフレーズ引用するぐらいしか出来ない。

 「風が、旅の終わりを告げていた」と。

2021-05-23

ベルセルク自分の話

三浦先生訃報を聞いてから時間が経ったが、ショックすぎて気持ちがまとまらないのでここに吐き出させてほしい。



高1のときベルセルク出会った。


リョナ趣味の後輩から主人公のやられが多くて興奮するから見てくれ」と勧められて以来頭にはあったが、グロが怖くて読んでいなかった。でも受験を終えて燃え尽き症候群に陥っていたから、この際フヌケの自分を変えてくれるならグロでもなんでもいいかと思ってなんとなく1巻を手に取った。


なんだ、この漫画主人公がめちゃくちゃやさぐれてるじゃねえか。自分の巻き添えになった爺さんのことも何とも思ってなさそうだし、美少女建物から落ちそうになってんのに助けないのかよ。


ジャンプ漫画の清く正しく美しい主人公しか見てこなかった自分にとっては衝撃的な展開の連続だった。


人を助けないし、自殺教唆するし、お供の妖精はいじめるし、一体なんなんだこいつは。


けれどもそういう殺伐とした殺るか殺られるかの世界観は、案外すんなり肌に馴染んだ。

これは自分の家庭環境ボロボロで、現代日本なのに親と殺るか殺られるかの戦いを毎日繰り広げてたからというのも大きいと思うが、とにかく「綺麗事で済ませない」といったベルセルク雰囲気自分感覚に合うな、という印象があった。

親の金でユニバに行くクラスメイトよりも、親代わりのガンビーノを殺しつつも愛を求める気持ちを捨てられないガッツの方が身近に感じた。


ガッツが鷹の団に入るまでのストーリーは読んでてキツかったが(親代わりの大人貞操売られてぶち殺すってどんな話だ?)、黄金時代ストーリー面白くて夢中になって読んだ。ガッツの初仕事(川沿いで奇襲かけたあと殿ひきうけたやつ)の話も、ユリウス伯爵暗殺も、ドルレイ戦も、そんなに上手くはまるわけないだろと思いつつも毎回読んでてワクワクした。

読み進める度に胸が熱くなるようなシーンが次々出てきて、この先どんな物語が待っているのかとページをめくる手が止まらなかった。

(個人的にはプロムナード館での夢の話が好きだ。「夢に支えられ、夢に苦しみ、夢に生かされ、夢に殺される」……夢を表した言葉としてこんなにも的確な言葉は珍しいと思う)


そして黄金時代も佳境に入り、グリフィスが全てを失い絶望の果てに蝕を起こす。

無数のモンスター対峙する鷹の団の見開きの絵を見たとき、初めて気がついた。


(あれ、もしかしてこの人、メチャクチャ絵が上手い?)


バカなので蝕に辿り着くまで三浦先生の絵の偉大さが全く分かっていなかったのだが、大量のモンスターと鷹の団の苦悶の表情を前に、三浦先生凄さを""分からされて""しまった。


びたびたと飛び散る内臓。好きだったキャラクター割れ頭蓋骨と、はみ出した脳みそ。どういう骨格をしているのかよく分からないがとにかく気持ちが悪いことだけは分かるモンスターの群れ。一度見たら忘れることのできないガッツの咆哮の表情。抜ける女体。死ぬほどイカした造形の新生グリフィスことフェムト


ゴッドハンドの女が「愛、憎悪苦痛快楽、生、死、すべてがあそこに……」と言っていたが、まさにその通りだった。読んでるだけで頭がおかしくなりそうだったし、自分体験したわけではないのに脳みそ上下に全力で揺さぶられたような衝撃で心がめちゃくちゃになった。


蝕のシーンがショッキングすぎてトラウマになり、心ここにあらずな日が続いた。授業も全部上の空だった。何をしていても蝕のことが頭をちらついた。あん凄惨光景は二度と見たくないと思うのにもう一度触れさせるような、魅力を越えた魔力があった。蝕の絵は、麻薬だった。


蝕のショックから正気に戻った後は坂を転がり落ちるように、その時出ていた最新刊(36巻だったかな)まで一気読みした。蝕以上にショックなシーンはなかったが、ただただガッツの行く末を見届けたくて、三浦先生の絵が凄すぎてもっと見ていたいという気持ちが強くて、一心不乱に読み続けた。

(個人的には蝕以降のエピソードだとロスト・チルドレン(偽エルフの谷)の話が好きだ。エルフ女王の造詣がクリーチャーとしてクオリティが高すぎるし、女王になった女の子の親父が自分父親そっくりで「ああ、いるいる、こういうくそ野郎」「不幸な家庭があることをぼかさずに書いてくれるんだなあ」と、汚いことも忌避せずに描いてくれる姿勢に信頼が置けたからな)


やがて奨学金を借りつつも大学生になり、バイトを始め金に余裕が出てきたので、スイパラのコラボも行った。

普通なサンリオみたいな可愛いものコラボするようなところがなんでベルセルクコラボした?と思わなくもなかったし、店内にはファンシー雰囲気にはミスマッチキャプ画が張られてて一種異様空気が漂っていた。

どう見てもベルセルクファン自分場違いじゃねえか。コースターポスター目当てで行ったが終始いたたまれなかった。

注文したベヘリットチョコケーキ普通に美味かった。まあ中身スイパラだもんな。



そんなこんなでちょろちょろベルセルクコンテンツに触れたり、他の漫画アニメ浮気したりしつつ、ずっとベルセルクは続いていくんだろうな、早く次の巻出ねえかなー、でも三浦先生には無理しないでほしいしな……と思いながら、年1ペースで出る単行本を追っていた。



2018年の40巻発行から続刊の報が入らなくなって3年目。

相変わらず知り合いに「ベルセルクは良い漫画から読んでくれ、トラウマになるとは思うが読まずに人生終わるよりいいと思う」と吹き込み続けながらいつも通り41巻発行の報を待っていたある日、そのニュースは訪れた。




三浦先生、ご逝去享年54歳。




何が起こったのか全く分からなかった。職場トイレにいたのにどういうことなのか分からなくてしばらくぼうっとしていた。胸の上にどすっと重たい何かがぶつかり、心を胸の内側から弾き飛ばししまったようだった。


もうベルセルク新刊は出ないのか。もう、三浦先生のお描きになった素晴らしい新作の絵を見ることはかなわないのか。


そのことが信じられなくて逃げるように仕事に戻った。全く効率は上がらなかったが、何もしていないよりかはましだった。

けれども何をやっても三浦先生がこの世にもういらっしゃらないのだと知らされた衝撃が消えることはなくて、明日会社に行くのをやめようかと一瞬考えた。


仕事を終え、訃報を聞いてから4時間ぐらい経ったあたりで、自分もっとお金を落としていれば、先生に美味しいものを食べて気持ちよく寝てもらってと、健康的な生活を送ってもらえたのではないか自分を責める気持ちが湧いてきた。

もちろん自分高校生ときには既にベルセルクは大ヒット漫画だったし、その時点で三浦先生ポケットにはベルセルクマネーがドカドカ入っていたのだろうからファン一人がたくさんのお金をつぎこまなかったからこんなことになったというのは馬鹿げた考えだというのは分かる。

だがそんな考えが浮かんでくるぐらい、自分にとって三浦先生訃報がショックだったのだろう。


結局当日はショックを受け止めきれず、友人に話を聞いてもらった。

自分にとってベルセルクがすごく大事作品だったこと、もう二度と続きが出ないなんて信じられないこと、自分を責める気持ちになってしまたこと。拙い言葉での話だったのに、友人は最後まで黙って聴いてくれた。

それで大ベルセルク展が9月に開催されるから絶対に行こうと思っていることを伝えると、友人は穏やかにこう言った。


「そうだね。でもたぶん売り上げは関係者のところに行くと思うから、ご家族とか近しかった人に届くと思うよ」


この一言が、沈んだ心を救ってくれた。


三浦先生ご本人には届かなくても、近しい方には届くのか。

一般的に言って、亡くなった方が気がかりなのはなんといっても残された家族のことだろう。自分の金が三浦先生のご家族のところに行ってその生活に役立つというのなら、天国におられる先生安心してお休みになられることに繋がるはずだ。


ショックで放心状態になっていたが、友人のおかげで「大ベルセルク展で金を落とす」という目標ができた。


今年9月に大ベルセルク展が無事開催されたら、ガッツマウスパッドと複製原画烙印ピアスを買おうと思う。そのためにいらないものメルカリで売って、給料から天引きする形でささやかながら貯金もすることにした。三浦先生がお亡くなりになられたショックは消えたわけではないが、今から少し楽しみだ。

2021-05-20

ベルセルクってどうなるの?

「さあこいガッツ、俺は一回刺されただけで死ぬぞー」

「クククク……」

使徒などゴッドハンドと比べれば脆弱

人間如きに倒されるとは」

「クククク……」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ぐえー

ぐえー

ぐえー

ぐえー

キャスカがなんか気狂いになってたけど可愛そうだったから直しておいたぞ」

魔女っ子幼女に惚れられてたけど青少年条例違反になるからシドロと付き合えと言っておいたぞ」

「さあ来いガッツ!」

さらば 全ての ベヘリット

ガッツ大剣世界を救うと信じて

???「だーれだ」

「胸のちっちぇーーいい女」

2021-05-18

5大、終わらせる気がなさそうなダラダラ漫画

HUNTERXHUNTER

ベルセルク

バガボンド

ダイヤのエース

ワンピース

異論はないだろ?(ドン

追記

三浦健太郎先生のご冥福をお祈りいたします。まさか、こんな記事を書いた矢先に逝去されるとは。

やっとキャスカの心が戻ってきて、これからだと思ってたのに。もう終わりが読めないんだなぁ。。。

ベヘリットに、愛するはじめの一歩ワンピース作品生命を贄にささげて、ベルセルクの続きが読みたい。

2016-08-22

初めてオナホを使ったが死にたくなった

http://anond.hatelabo.jp/20160818013029 の続きです。

最近の尼は発送が遅くなってきたのに、今回は即日発送して翌日には到着しました。なんでこんな時だけ早いんだよ。でもちょっとしかった。死にたい

ちゃんと調教しないとフェラは歯が当たる・喉まで使えない等あまり気持ちよくはない。

これ絶対言う人がいると思った。同種に「パイズリは気持ちよくない」ってやつがある。「え、キャビア?あれってそんなに美味しくないよ~(苦笑)」みたいな台詞だという実感がないのだろうか。ただ好きなんだから、実際にどうだったかなんて関係ないし別に知りたくもないです。死にたい

何買ったの? 「真実の口」とか?

はい、一発で当てないでください。真実の口と言えば嘘つきが手を入れると抜けないというあの口です。上手いネーミングですね。ついでに尼にお勧めされた、真実の唾液ってローションも一緒に買いました。死にたい

手で触った感触は、デブ親父の三段腹でもここまでではないだろうという程にぶよぶよとした感触で、率直に言うとやや気持ち悪い(シリコンってもっと硬いもの想像していた)。これをベヘリットとか言った奴は一生オナホで抜けない呪いに掛かれば良いと思う。お陰でベヘリットが思い浮かんでしまって物凄く辛くなった。死にたい

とりあえず気になる口周りの造形、先述の通り、自然に空いた口元は真正からでも真横からでも大きな破綻はなく、見た目としては非常に良い。恐る恐る指を入れてみるとすぐ歯と舌に当たるわけだが、この上下の歯に挟まれ感触が口腔内を強く意識させるアクセントとなっていてなかなか馬鹿にできない。見た目だけかと思ったが、これはリアルと言って良いのではないか。ただし人体模型を見て思うリアルの方だと思う。死にたい

これは存外に期待が持てると確信し、キスも試してみたが想像力が足りないのか魔法使いとしての経験不足なのか何かが違う気がする。舌が短いから?いやそういう問題でも無いだろう。油臭さといったもの特に感じなかったし、外観及び内部の造形は確かに人体を模しているはずなのに、だ。こんなものなんだろうか。とりあえずファーストキスの味はシリコンの味でした。これはかなり死にたい


慎重に慎重を重ねるべく下調べした結果、最初風呂場で使うことを決めていた。これは次の二つの理由による。まず、温めて使う方が良いらしいということ。カツ丼弁当は冷めたままでも美味いが、温めればさらに美味くなるのと同じ原理だ。次に、勝手の分からない最初特にローションを多めに使う方が良いらしいということ。これはそういうものなのか、と先人の知恵に倣う。ここでふと冷静になると何を真面目に調べてるんだと正気に戻りそうになる。死にたい

尚、一応の葛藤として、ここまで守り通した童貞を失って良いのかということについても悩んだ。今この瞬間はまだ、ただの童貞でいられるが、使ってしまったが最後人間童貞になってしまう。人間に対する童貞ってただの童貞よりずっと恥ずかしいのではなかろうか。死にたい

道徳教育の場に於いて、人という字は人と人が支え合う姿を示すと言われる。しかし肉親を除く誰にも支えられず、また支えるべき人を持てなかった自分にもはや人としての幸せなど望むべくもない。人でないなら人に対する童貞など何も不自然ではない。この手が他の誰かの手を取ることをできないなら、もうこの手にはオナホさえあれば良いじゃないか死にたい


風呂場ですべきことを終え、湯で人肌程度に温め、ローションをたっぷりと注入し、さあ準備が整いいざ鎌倉といったところで時間が止まった。何かを忘れていた気がしていたが、立つべものが立たない。何もおかずが無い。そりゃそうだ、風呂場なんだから。むしろリラックスして萎える場だ。予想外の事態に少々戸惑ってしまったが、最初はお試し、練習のようなものだと割り切って想像力で半立ち程度にしてとりあえず入れてみる。感触としては違和感、としか言いようが無い。そもそも包まれるという感覚自体違和感なので仕方ないのだけど。死にたい

気持ちいい…?と呼んで良いのかも微妙で、確かに、まあ、知らない感覚なんだとは思う。刺激があるわけでもないし、気持ちいいわけでもないし、本当に何とも言えない感覚だ。ああいや、半立ちだったのがちゃんと立つ程度には刺激はあるのだと思うが、多分それは文字通り刺激に対する生物的な反応であって精神的な感応にまでは至っていない。動かすとまた違うのかとも思ったが、特に差は無い。いや、上下の歯で削られてるような感覚がある。痛いと言うほどでは無いが、痛覚に近いものなのでこれが苦手な人はいるのは理解した。とはいえ、これが良い刺激なのかともいうとよくわからない。全くこれだから童貞ってやつは。死にたい

ただ、横向きにしたときビジュアルについては造形の良さもあって非常に良い。また抜いた瞬間には、ちゅぱっという感じのリアルな音が自然と出るのも悪くなく、このビジュアルと音については充分、リアルと呼べるのではなかろうか。どのぐらいリアルかって言えば、コイン投入即天和スーパーリアル麻雀ぐらいのリアルさだろうか。死にたい


だらだらと微妙感触を楽しむのも微妙なので、さくっと致すことにしたがやはり何というか。悪くは無いと思うんだけど良くもない。一応、当該商品名誉のために補足すると自分の側に問題があるのだと思われる。よくよく考えてみれば、恐らく一般的と思われる上下運動による致し方を普段していないのでその動きの刺激に対する感覚がない。また面倒なことに、寒がりの愚息は分厚い皮ジャンを着込んでおり全く脱いだことがないので刺激に対して極めて鈍感であることが容易に想像される。つまり自分は、道具で致すことすら満足にできない不出来な存在だったということだ。死にたい

水洗いについては案外、早々に滑りが取れたこともあって虚しさを覚える前に終えることができた。問題はむしろ乾燥だ。逆さまにしてもさすがに奥には水気が残る。数日置けばそこそこに乾燥はするようだが、それでもまだ奥には水気が残っている気がする。ひとまず黴の発生は避けたいので、ドラム洗濯機で低濃度オゾン殺菌を行うことにした。白物家電の何とかイオン系は居住空間に於ける効果は全く信頼に値しないが、密閉空間に於ける(何とかイオンと同時発生する)低濃度オゾンによる殺菌効果であればそれなりに信じられなくもない。まさか家電メーカーオナホの殺菌に使われるとは夢にも思わないだろう。死にたい

今後の課題。ローションを使ったこともあり、風呂場以外でやらなくて良かったと思う程度には手足含む周囲が酷い有様になったわけだが、世間ではどうやってこの問題解決してるのだろうか。やはりタオルやら何やらを敷いてやってるんだろうか。もっとカジュアルに使ってるイメージだったのだが。カジュアルオナホを使う生活って最低ですね。死にたい

2016-07-16

新しいベルセルクが始まる~

胸で鳴る~ベヘリットを聞いたら~

船を~出~そう

遠い妖精島へ~

ガッツだけ~の~

蝕を今~描くよに~

追い~かけ~て グリーフィスー

ゴッドハンドの波も~ 超えてゆこ~お~

死にかけても ドン★ウォーリー

信じていて~ キャスカラブズガッツ

 
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