はてなキーワード: 待機列とは
自分は学生時代からずっと家と職場(学校)以外の居場所がメインフィールドで40代になった今も数年おきに新しいコミュニティの知り合いができてる者だけど、皆パソコン通信/インターネット経由だね。
趣味のフォーラムに書き込みしてたら一緒にイベント行こうみたいな話が大体出てくる。
MMORPGやってた頃はよく遊ぶ人たちとオフ会したりしてた。
経年で疎遠になるからよくコンタクトをとる知り合いの数自体はそんなに増えてないけどね。
最近はTwitterで同じジャンルの映画を見る人たちのオフ会に参加したり、漫画家のサイン会で待機列に並んだ前後の人とその場でその漫画家の話で盛り上がってそのままメールのやりとりするようになったりとか。
街コン・相席居酒屋は行ったことないし社会人サークルも福祉系コミュニティも入ったことないよ。
別にコミュニケーションの為に趣味やってる訳じゃないけど、趣味の為の情報収集してたら自然に他の人との交流も生まれる感じだな。
同人イベントでサークル参加者に差し入れをするとき何を選ぶかという話。(主に女性向けのイベント)
こういう話は検索すればいくらでも出てくるし、正直今更こうやって書いても意味ないだろうとは思うんですが、いまだにサークルさんに対して失礼な差し入れを渡してる人が大勢いるので書きます。
何かというと、ファミリーパック等の大袋入りの菓子をバラして個包装の状態のものを渡すやつです。(カントリーマアムとか源氏パイとかトッポとか)
個包装のものを別の袋に詰め直してラッピングしたようなやつも同様です。
→賞味期限やアレルギー表示を書いた紙を同封すればOKなんてことはありません。
また、賞味期限は「大袋を開封する前の賞味期限」として書かれているものも多いです。
→よくあるのは「待機列で地べたにお菓子を並べて詰め直した」というようなやつです。
そういうことをする人がいる以上、この類の差し入れは「衛生的に問題のある可能性がある品」です。
・単純に失礼
→「差し入れ」という言葉から気軽に捉えがちですが、面識のない人に渡す以上それは「贈り物」です。
贈答品以下のものを渡すことは、「あなたにはこの程度で十分」という意思表示と思われかねません。
こういうタイプの差し入れを選ぶ人はたぶん、「安くつくから」という理由でやっていることが多いですが、そもそもサークルさんに渡すものを安上がりで済ませようという気持ちが失礼です。
500円前後の小さな箱菓子を用意するか、それが無理ならポッキーの箱を渡すほうがずっと良いですし、ポッキーを買うのも無理という人は、差し入れを渡さない方がマシです。
それでもサークルさんに何か渡したいなら、手紙が良いです。手紙は嬉しい差し入れとして一番よく挙げられるものです。
「手紙なんて書けない」「手紙書くのはめんどくさい」という人は、そもそも手紙を書くという程度の労力を払えない相手に何かを渡そうとしないほうがいいです。
・日持ちしないもの(宅配で搬出したら家で開封するのは一週間後なんてこともザラです)
・搬出時かさばるもの(ダンボールに詰めて潰れる可能性のあるものは避けたほうがベター)
など、この辺は調べたら出てくるのでちゃんと調べてから差し入れを考えてください。
「もらう立場のサークルはなんでもありがたく受け取れ」という意見もあるでしょうが、これは最低限の「渡す側」のマナーです。
もちろんカントリーマアム一個でも嬉しいというサークルさんはいるでしょうし、大半のサークルさんはそういうものでも「ありがとうございます」とにこやかに受け取ってくださいます。
でもその場ではそう言っているだけで、搬出すらせず会場で捨てて帰るサークルさんだっているでしょう。
差し入れをする人は、サークルさんに喜んでもらいたいから差し入れをするのか、差し入れをしてサークルさんと交流する自分に酔っているのか、少し考えてみるといいです。
売り上げは1日あたり300万~600万程度の店舗
従業員総数は100人程度。社員は10人程度。残りの従業員の平均時給は900円台で過半数は最低賃金そのまま。
扱ってる商品サービスは実に幅広く、部門数は30程度あり、部門担当者は部門数と同程度の人数しかいないが基本的にパート。
まず部門担当者は大抵の部門が1人しかいない。部門担当者は他の部門が在庫をどう管理しているかとか把握してる時間があるわけがない。
店の営業時間が12時間×7日間として担当者が出勤している時間はそのうちの約半分であり、労働時間の半分以上は接客中であるため、担当者を呼べと言われても呼べる確率は25%にも満たないし、相手に残業を押し付ける構図なので呼ぶ気にもなれない。
商品がレジを通過する量と、商品が荷受から売り場にならぶ量は同じである。
レジ人員と売り場従業員の人数が同程度であれば当然売り場従業員は接客等してる暇などない。誰が売り場に品出しするんですか。
4時間ずっとレジの待機列が途切れないのであれば問題であるが、少しレジに波が押し寄せた程度で売り場従業員をレジに使われたりすれば、結果レジが暇する時間が増える一方で売り場従業員は絶望的に残業時間が増え続ける。
一人の客が少し早く帰りたいだけのために売り場従業員の作業を中断させるな。客はお前一人ではない。
結果他の客含め多大なる迷惑を生むだけだと理解してるまともな人間達が損をするだけだ。暴れたいなら他の店を探し出して暴れてください。
売り上げに対して使える人件費は比例しており、レジが一か所にしかない店舗であればまだいいがレジが分散している店舗であればレジが暇する時間が増える分だけ売り場従業員のサービス残業時間が増え、また売り場の質が非常に悪くなり現状維持が困難でたくさんの悪循環を生む。
降ってくる仕事の速度が速く、例えば配達受注から受注した従業員側の作業完了まで2時間経過しちゃうようなことが日常である。
住所等を書いてもらい客だけ帰ったあと配達業者への引き継ぎ作業を完了させる間に木材切ったりレジに呼ばれたりが続いて2時間後にやっと接客が途切れるような状態である。
とにかく店内放送での接客要求が鬱陶しい。対応できる従業員が存在しないことくらい客側でも分かるだろう。
無駄に暴れる客がいる一方で、必要なのに従業員に話しかけるのをためらってしまう人もいる。(私が全体幸福自己犠牲主義ゆえに躊躇ってしまう)
客の頭の中にある妄想イメージを適切に言語化してもらわないと一切伝わらないし、そんな妄想に付き合うのなんて他の客に迷惑をかけるだけのボランティア従業員でしかない。
客という立場で暴れる客が多く、暴れられるくらいなら時間も無駄なので終わらせるためにサービスすることが多い。
それはそれでよくないが、恥知らずのやつに人間として教育してあげる時間的余裕などない。
携帯ショップでも病院でもなんでもいいけど、順番を待つなんて当たり前に存在すると思うのだけど
なぜかホームセンターの客層は待つという概念を知らないやつが多くてレジ等で暴れるやつが多い。
百貨店並みに利益の高い商品を扱っているのであれば従業員数に余裕があるのかもしれないが、薄利多売のホームセンターに接客してる余裕のある従業員など存在しない。
コンビニやスーパーでそんなに従業員に話しかけますか?なんでホームセンターの従業員には話しかけるんだ?それに対応できる人員など用意されてないんだが。
20時頃、幕張メッセ駐車場に作られた徹夜組待機列に並ぶ。ただし、この待機列は(ちょくちょく漏れ伝わっている通り)「徹夜組をとりあえず幕張メッセ敷地内で収容するためのもので、この列のとおりに入場できる保証なし」というもの。というのも、例年は徹夜組待機列に使っていた公園は直前に千葉県より使用しないよう通達があったため幕張メッセ敷地内での収容が必要になったと思われる。
12時。徹夜列で荷物を片付け立ち上がる者が出てくる。これは、12時以降に並んだ者は徹夜組ではない、という解釈のもと、12時前後に動き…すなわち、徹夜組の隔離など…があるのでは、と考える者が多かったためと考えられる。
12時未明(30分頃?)。突然待機列を区切っていたロープや柵を押しのけ、列前方方向に徹夜組の多数(ほとんど)が急に動き出した。いくつかの柵は倒れ、急に人の移動があったために放置されていた荷物もあり、つまづいた人も出た模様。
直後、列前方と反対方向への動きも発生した(原因不明)。最終的に、列前方方向に無秩序な人の群れが出来上がった。
1時。スタッフより、「少しづつ展示場外周の待機場所に誘導するのでスタッフから指示を受けた者以外は動かないこと」という通達あり。スタッフに罵声を浴びせる者もいたが概ね順調に誘導は行われ、展示場外周へと誘導された。
その際、列後方にも列が形成されていたがどんな目的で形成されたものかは不明。
現時点でまだ入場に至っていないため後程追記もしくは別エントリを続ける。
女性専用車両の混雑度が通常車両より劣る理由の一つに女の力の無さが関係してる路線もあるから不公平感の解消は無理だと思う。
私が使ってる路線だと男は男のパワーで体を詰め込むけど、女にそれは無いので諦めて次の電車を待つ。
勿論パワフルな人は早々に体詰めこんで乗車しちゃうけどね。できない人は最低1本は見送らないと電車に乗れない。
だから通常車両の待機列は電車が来ると一旦人が消えるけど、女性専用車両の列は延々と消えずに残り続けてる。
多分あの路線を使ってる男性は女性専用者はいつも余裕あるよなふざけんな減らせって思ってるし、
女性は女性専用者増やせや…って思ってるんじゃないかな。溝を埋めるのは難しいと思う。
男女間対決は不毛の極みなのは同意するけど、鉄道会社が混雑の解消をするのも無理でしょ。
今年のトークショーはひどかった。
思うことがあり、不満点を書く。
「開場前」
6時半くらいには20人以上はおり、7時59分にはすでに200人以上はいたと思う。
そして、8時になったら歩道まで伸びていた列は
突然ヌーの群れのように大移動。
私は8時ピッタリに並んだため、何が起こったかわからずとりあえず走った。
整列しているのかと思うと、始まったのは意外なこと。
今までの列形成はまるで無視。「スタッフの誘導に従ってください」
とはあったが、雨も風もひどい中急に中央に人を集めて
軒下に入れない大多数の人に向かって「危ないので傘は閉じてください」といい、
ずぶ濡れになり寒さに震えながら諸注意を5分程?聞かされるのは辛かった。
諸注意が終わった時点で「ゆっくり入ってください」と言われ突然の
列形成。ゲストのために遠方から来たり、早朝から並ぶようなファンも多いのに
我先に、と詰め掛けるのは誰にだって考えられたはず。
おかげで、一つしか空いていない扉に
あちこちから女性の悲鳴や、痛い痛い!!玄関の扉が割れる!!押さないで!
「なお、当校は、本イベントに関する待機列形成やその他建物開場前に
当校敷地内で起こったいかなる事故等の責任を負わないものとします。」
とツイートされていたが、どう考えても
途中で扉を全て解放していたが、あのまま開かず、ガラスが割れて、参加者の体にガラスが
刺さっていても「一切責任は負わない」と言えたのか。
学生だから仕方ない、ではない。あの時間、引率の先生や大人もいたはずなのに
なぜ的確な判断を出せなかったのか。と疑問に思う。
この騒動のおかげで、入れなかった人に
クソど田舎が、と富山県や県民が非難されていたのを聞いたり、twitterで見かけた。
確かに何もないところだが、地元民としては県民性が悪いと言われると悲しいと思う。
「開場後、並んでからの不満」
カウンターで何度も何度も人数をカウントされていて頑張るところはそこではない
2列になってくださいー!と言われたが、後ろが詰まっていて2列になれないといっている参加者もいた。
「友人と離れるかもしれないですが2列になって詰めてください…」と言われたが、
隣り合わせにならならいから嫌で動かないのではなく、下がれないのである。
列と列の間にでも手を入れて「はい、ここで2列」と前からやっていけばスムーズだったのでは。
長時間待たされ、挙句入場時にも不満が多い中で何度も何度も2列に並んでくださいと言われ、
結局なあなあな2.5列になっていた。
室内にいたので自分は良かったが、この台風の大雨と気温の中2時間も待たされた人の事を思うと心が痛んだ。
会場内で折り返し地点を作るなどして列形成の列を工夫すれば外に並んでいる人も中に入れたのではないか。
と並んでいた時言われたが、並んでいる段階で人数は確認できたはず。
そもそも、8時ぴったりに来て入れない人も多かった。つまり8時の時点でキャパシティはとうに超えていた。
そういう時こそtwitterで今からお並びいただいても無理だとか、そういう告知するべきではないのか。
アノ人が来るからすごいな〜って、参加者を隠し撮りしている場合ではない。
法律を扱う大学でありながらプライバシー権侵害と肖像権侵害というのを知らないのか。
もっと言うと、公演中も客席にカメラを向けられて、ギョッとした。
オタクということを隠して来ている人も多い。仕事を無理言って休んで来ている人もいると思う。
トークショーの様子を取るならともかく、勝手に観客を取る行為、やめて欲しい。
スタッフがショートカットのため、列の横を回らずにバリケードに使っている
長机に登ったりジャンプしたりして向こうへ行く、というのが気になった。
待機している人に足が当たって危ないということがわからないのか。
学生だけならともかく、一般人が多いところでとても行儀が悪いと感じた。
「トークショー中」
大学の備品ということで仕方ないとは思うがマイクの音質も悪く聞き辛いのに
入場の曲がPerfume?ということに疑問。(生徒の趣味?)
声優のみならず、歌手として様々なキャラソンを歌いアルバム6枚、シングル5枚出しライブもしている人に対して
別のアーティストの曲を終始流されるのはゲストにとって失礼にあたるのではないのか。
(おかげで、途中とある事があった時「背景にかかってる曲俺のじゃないからね?!」と苦笑される始末)
また、衝立のせいで見切れる席がでるのは仕方ないと思うが、
あるいは、見切れ席でもいいならと、整理券をもらえず帰って行った人に
抽選などしてもよかったと思う。
「注意事項の変更の曖昧さ」
twitterが頼りである。また、訂正するなら先の文章は全て削除するべき。
以下になります、では伝わらない。
実際に、8時前に並んではいけないと思って8時に向かう人がかなり多かった。
8時前なのになぜ並んでいるのか、しかるべき対応を期待している人が多かった。
敷地はどこまでなのかと言っている人も多かった。
今回は特に、台風という特殊な状況だったため、今後改善とすれば
「天候や状況により、配布開始を早める可能性があります」等入れるべき。
ビショビショの中、2時間も立ちっぱなしにされるのは苦痛だった。
待機していたとのこと。去年の1番目の人は深夜2時から待機していた。
防犯上の都合もある、ご遠慮ではなく、いっそ禁止にして欲しい。
また、早朝などについても例えば6時から、などの時間を決めて欲しい。
大きなイベントの物販などの決まりは、整列は最寄り路線の始発時間などにされていて、
それ以前に来た人はペナルティとして最後尾に回されたりしている。
去年はわかりやすいところにあってよかった。
今年もあるかと探していたが、どこにもなかった。
どこにあったんですか?
周りにも聞いてみたが、知らないという人も多かった。
柿原さんに2回も当てられていた。柿原さんも君名前変えたのか?!とびっくりしてた。
だったら整理券と一緒に一人一枚アンケート用の紙を渡すべきではないか。
総じて、私が体感して感じたのは
去年も参加したが去年の方がずっとマシだった。ということ。
去年は横入り防止のために、並んでいる人にだけ配ってくれる資料があった。
(※24日追記:それでも横入りはあった、との指摘はありました)
本当に素晴らしい大学祭をやりたいのであれば、
メインイベント、と銘を打つのであれば以下の事を改善して欲しい
・開始時間はしっかり決めて欲しい。曖昧にしているから深夜11時や2時に来る人がでる。
・アンケートボックスはチケットを渡す際や、手渡されるパンフレットに書くなど皆が知ってるように、また一人一回など平等にして欲しい。
・twitterをもっと有効的に使って欲しい。リアルタイムで詳細を知らせて欲しい。
・本当に見たい人が来るので、もう有料でもよいかと思う。
・ただ、休憩室があったのはありがたかった。
(しかし、休憩していたら、たこ焼きを売りに来た生徒自身が大学祭何もなくてつまらないでしょ?たこ焼き売れ残ったら、俺たちかわいそうだと思ってこのたこ焼き買ってくださいよっていうのはどうかと思った。ナンパかな…)
twitter参考
https://twitter.com/Tul_Info/status/921881554124541952
https://twitter.com/Tul_Info/status/921983953040433153
https://twitter.com/tul_gakuseikai/status/920563287267328000
https://twitter.com/tul_gakuseikai/status/920557368936558592
https://twitter.com/tul_gakuseikai/status/920552920868839425
https://twitter.com/tul_gakuseikai/status/920914492912893954
現時点で、本人が参加を辞退している以上、もう掘り起こさなくても良いんじゃないかとも思うけど、今回の件で色々と考えさせられたので、自分の中のもやもやを整理するためにこの日記を書いています。
なので、自分と違う価値観の方には全然落ちてこない内容かもしれない。そして私は、コミケや同人誌即売会というイベントにサークル参加した経験はないが、一般参加は何度もした事があり、友人に同人サークル活動をしている人もいて売り子で協力した事があります。このため、出来る限り中立的な目線を持ちたいですが、所謂コミケ参加者側の"オタク"の価値観に寄った意見になる事をご容赦ください。
ただ、自分にも真剣に応援している推し俳優がいるので、今回の一連の騒動はなんだか他人事とは思えなかったので。
まず、問題は一つではなく複数あり、複数の問題が複合的に重なった結果、今回の騒動が起きてしまったんだと思う。混ぜて話すと分かりにくくなるので、1個ずつ取り上げてみることにする。
また、「真木よう子にコミケ参戦を促した黒幕が別にいるから彼女には何も落ち度はない」という意見もあるかもしれませんが、ここでは論点が少しずれるので詳細には言及しないこととします。
まず問題なかった点というか、これは是非とも賛同したいなと思えた点から。
「オタクは普段から表現の自由を訴えている癖に、彼女の表現する機会や表現する自由を奪った」という記事や意見を多数見かけたが、コミケ参戦反対派のオタク(以降、便宜上「オタク」と略す)の中で「写真集を作成する」という行為自体を否定している人はほぼいなかったと思う。写真集を作成し、彼女が写真やエッセイ等で自分自身を表現すること自体はとても素敵で素晴らしいことだ。今回は残念ながらプロジェクトが頓挫してしまったが、今後また別の機会があれば是非とも再挑戦してほしい。
ただしその時は、その作品を発表・発売するのに一番適切な環境や手法について熟慮して頂くことを心から願いたい。
これは既に多くの記事でも言われている通り「クラウドファンディング」自体は資金集めの手段としては画期的であるし、彼女を応援するファンが支援できる、という事は全く悪いことではないと思う。ただ、「クラウドファンディング」というビジネスモデルに頼って「多額の出資金」で作成された「プロライクな作品」を「コミケのアマチュアサークルとして頒布する」となると、やはり違和感が拭えない。
正式にルール化されていなくても、アマチュアサークルで作品を作り頒布する人のほとんどは、例外を除き自費制作が主流。これは、出す作品が同人誌でも写真集でも雑貨でもCDや映像作品でも一緒だと思う。当然、自費制作なので多額の資金を準備するのは大変だし、制作数にも限りがある。そういう制約の中で最大限の努力をして、自分の作品を出す。コミケというのはこういうDIY精神がベースに根付いているし、そういう人達の活力で出来ている。
「クラウドファンディング」の「制作したいものがあっても資金がないので、パトロンを募って出資してもらおう」という精神は今の時代の風潮に合う素晴らしいものかもしれないが、「コミケ」の中の主流である「自分達の制作・頒布するものは基本的に自分達の資金力・能力の範囲内で準備する」という精神とはやっぱり相容れない部分が大きい気がする。
多くのオタクが拒否反応を示したのはこの部分のはずなので、同じことを別の人がやってもやっぱり叩かれていたと思うが、真木さんほどの有名人がやろうとしてしまったことが大炎上に繋がったのだろう。
コミケの企業ブースであれば、出展料金はアマチュア向けブースよりもかなり高くつくものの、そもそもが商用のスペースなので、企業ブースに出展する企業とコラボレーションして参加するという話であれば、もしかしたら成功していたかもしれない。(企業ブースには声優等の有名人が登場することもある)
何故コミケに参加したいのかという質問に対し、真木さんは「ファンの方と交流したい」という回答をされているのを拝見した。コミケは、確かに作品の頒布者とそのファンが交流できる場でもある。ただそれは、あくまで作品を頒布する際に生まれる「副産物」であって、そもそもファンとの交流に適した場所ではまったくもって無い。
コミケは、毎年ニュースになるほどの人混みになる。アマチュア向けサークルのブースは基本的に長机を半分で1サークルが使い、サークル側の1ブース内に入れる人数は2人程。大手サークルでも2スペースで長机一つ分。一般参加者が歩き回れる通路もとても広いとは言えず、移動したくても身動きが取れなくなってその場で立往生するなんてことは当たり前に発生する。人混みではない場所でもブースの周りにずっと人だかりが出来ていたら、近隣のサークルに迷惑がかかる。そもそも、入場するまでの待機列から目的の場所に辿り着くまでに3~4時間以上経っている…なんてことも当たり前に起き得る。夏コミなら炎天下の灼熱地獄の中で長時間外で並ぶことになるし、冬コミなら早朝の凍え死にそうな寒さの中で長時間並ぶことになる。
そんな場所で、所謂有名人である彼女が参加することで起きるであろうリスクを考えるのは簡単だろう。コミケ参加者・彼女のファンを問わず、真木よう子というネームバリューがあれば大量の人達がそのブースに押し掛ける。コミケ参加に不慣れな彼女のファンとコミケ常連客との間でトラブルが起きるかもしれない。それによって、近隣のブースで作品を頒布するサークルに迷惑行為や被害が及ぶかもしれない。コミケに不慣れなファンが長時間外で並ぶことで体調不良者が続出したり、救急車が出動することもあるかもしれない。
こういった可能性に対するリスクマネジメントをきちんと行い、徹底的に対策することまで考慮されていたのかは定かではないが、少なくとも頒布する場所がコミケではなく、個別に専用の会場を抑えてファンミーティング・握手会等といったイベントを開催した方がよっぽどリスクが軽減されるはずである。それに、彼女程の女優であればそのようなイベントを開催することも可能なはずだ。つまり、芸能人とファンとの交流に重きを置いているのであれば、コミケという場は正直不適切としか言いようがない。
これは、自分の推し俳優に当て嵌めて考えても、やはりコミケに出たいと言われたら絶対に全力で反対するだろうし、専用の会場を抑えてファンイベントを開催してくれた方が正直何百倍もありがたい。というか、あんな過酷な空間に推しを放り出すのはファンとしてとてつもなく心配である。
あとこれは、個人的な意思が多分に含まれるが、コミケというのはそもそも芸能人とファン交流の場ではないので、それを正々堂々と「ファン交流のためにコミケに参加したい」と芸能人が言ってしまうのはコミケを私物化したいと言っているようにも捉えられかねないと思う。やはり、ファン交流が目的ならば別の会場をブッキングするべきである。
もちろん、今年の夏コミでの叶姉妹のように上記リスクを全て懸念の上、事前のリサーチと対策を徹底的に行い、かつ準備を入念にしているというのをアナウンスをしてくれれば「そこまでしてでも参加したいのであれば…」と参加を応援する声が増えていたかもしれない。コミケに来るオタクの一部は、とてもトラブルに敏感である。そして「有名人が参加する」という事はそれだけでアマチュアサークルの何倍ものトラブル勃発の可能性を内包している。有名人とアマチュアサークルのコミケ参加にはそれくらいの差があることを、彼女のファンの方々にも是非知って頂きたい。
これは想定の話になってしまうが、発表時点で「クラウドファンディングで写真集を作成をする」という事だけが公表されていて、「コミケ参加」は当選が確定した後に発表されていれば、ここまで批判する者はいなかったように思える。もちろん、コミケ参加を発表する際には、先述のリスクに関する対策案も同時に発表しなければ結局炎上していた可能性はあるが。
毎年多数のアマチュアサークルからの応募があるが、その分落選するサークルだっている。そういった背景があるにも関わらず、確定前に「コミケに参加する」という発表をするのは「芸能人だからたぶん当選するだろう」という驕りにも見えるし、「コミケ」というキーワードを使えば話題性も高まるのでクラウドファンディングで資金集めをするネタにしようとしていたようにも見える。この辺も、オタクからの反論を買うことになってしまった要因の一つだと思う。
この辺は所属事務所の規定にも関わってくると思うが、本人のみで完全に非公式プライベートでコミケに参加するというのであれば、会社員をやりながらコミケに参加するアマチュアサークルと形式は一緒な気がするが、クラウドファンディングというのは一つのビジネスであり、実際の必要経費よりはかなり少ない額とはいえ800万円もの資金を所属事務所を通さず、大々的に公表して集めて、事務所側から何も文句は言われないのか?というところも疑問である。
コミケという場を借りててっとり早く本を出すよりも、少し時間はかかるかもしれないが、事務所と相談するなり、事務所を移籍するなりして、事務所側に彼女自身が望む企画を理解してもらえるように働きかけるべきだったのではないかと思う。
今となっては、あの発表内容に書かれていた文章が、本人による言葉なのかどうかは分からないが、ファンから集めたお金を使う以上、沢山のファンやコミケに関わる全ての人が閲覧できる場所で、あの内容を「本人の言葉」として発表する事を許容してしまったのは、一端の大人であり、女優という注目されやすい仕事をしている社会人として、あまりにも配慮が足らなかったと言えると思う。
これは、かなり個人的な意見になるが、Twitterにて批判を受けた際に、数あるリプライの中から、特に暴力的なツイートを引用して、謝罪文を投稿した事は正直ドン引きだった。彼女の元に来ていたリプライを見ていた人なら分かると思うが、その中には暴言だけでなく、建設的な助言や意見が多数寄せられていた。にも関わらず、謝罪ツイートにそれらの意見を引用するならまだしも、敢えて特別ひどい暴言を引用した意図が全く意味不明だった。
正直、自分のファンに「こんな酷い暴言を受けても謝罪しているアタシって可哀想」というアピールをしているように見えても仕方ないやり方だった。事実、その後Twitterでの論争は更に広がり、彼女の擁護派対オタクでの言い争いが巻き起こっている。こういった状況を誘発する事すら想像できなかったのだろうか。
世間には何も考えずに心無い暴言を吐く人間が山程いる。特にTwitterをやっている有名人というのは、そういう人間には格好の餌食だ。そういうのを真に受ける必要はどこにもないし、逆に相手にすることによって、相手の負の感情を助長してしまう事もあるので、そういう相手へのスルースキルを持つべきである。
逆に、彼女のことを親身に考えてアドバイスをしていたオタクやファンも沢山いたのだから、そういう意見を尊重し引用すべきだったのではないだろうか。そうすることで、擁護派の人もオタクの意見に寄り添えたかもしれないし、オタク側の理解者も増えていたと思う。少なくとも、今よりもう少し、平和な状況になってたと思う。
このTwitterでの一連のやり取りから感じた彼女への印象は、SNSの煽り耐性の無い人なんだなぁ、という印象である。仮にも34歳の立派な大人なのだから、SNSで発言すること、インターネットという世界中に開かれた場所で情報を発信する意味を、もっときちんと考えるべきだと思う。
最近この騒動を受けてか、Twitterアカウントを削除されたようだが、一旦彼女自身がSNSとの距離感を考える良い機会になってくれたら良いなぁと思う。
…以上が、一連の真木さんのコミケ参入に関する一連の騒動への所感です。素人意見なので、色々と間違っているところもあるかもしれないですが、自分なりに整理してみました。
いつか真木さんご自身が、これらの問題をすべてクリアにして作品を発表できる事になったら、その時は快く応援させて頂きたいですね…!
その日が来ることをお待ちしております。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.cinra.net/news/20170825-makiyoko
彼女の参加に対して懐疑的な反応が集まっており、それが心底意外だった。
http://news.livedoor.com/article/detail/13524106/
そうした反応をまとめた、こんなニュースも。
http://www.comiket.co.jp/info-a/WhatIsJpn201401.pdf
コミックマーケットは「自分たちの作品の発表の場として編集発行する雑誌」を
頒布するための場として開かれている。
あくまで「個人・サークルの作品の発表が目的」の、文化的支援が趣旨の場であり、
コミケ側も、サークル側も、「営利目的でやるのは違うよね」というスタンスである。
前項で書いたように、営利目的で参加するのは違うよね、とはされつつも、
実際には、営利目的で参加しているサークルも少なくない(とみられる)。
けれど彼らに「君ら本当は表現が目的じゃないよね?お金儲けが目的でしょ?」なんて
問いただした所で水掛け論なので、特に出来ることもすべきこともない、という状況である。
(界隈では、そういったサークルの存在は「同人ゴロ」と呼ばれている)
はっきり言ってしまえば、
「お金儲けや話題作りへの下心を感じる」とバッシングされている真木よう子、
それから叶姉妹や小林幸子らの間に、サークル参加者としての明確な差異は全く無い。
確かにクラウドファンディングでお金を集めたり、「皆さんにお会いしたい」と語るなど、
真木よう子氏のコミケ参加に、強い「ビジネス臭」がするのはわかる。
真木よう子氏とは違い、純粋に作品の頒布が目的だったと言える証拠はあるだろうか?
新規市場に攻め込む際、市場の文化を前もってよく調べるのは、マーケティングの基本だ。
彼女らはコミケに出展したことによって、当日の売上以外に利益を享受してはいないだろうか?
彼女らは、目立ったり、好感度を高めることがビジネスの一部である「芸能人」だ。
叶姉妹や小林幸子がいかにビジネスに成功しようが、個人的にはどうでもいい。
たとえばその他の有名人なり、諸団体なりが大量に流れてきたら、どうなるか?を心配している。
コミケという場の文化を理解せずに流れてくるのは、サークル参加者側に限らない。
有名人に釣られて入ってくる一般参加者だって、きっと増えるだろう。
それ以前に、スタッフの負担だって増える。待機列とは関係ないところに人だかりができる。
何かとヘイトを集めがちな有名人だ、トラブルのリスクだって無視できない。
会場内が「一般人」の目に触れる機会が多くなりうるきっかけは、本当に是とすべきだろうか?
…しかしコミケ運営は「どうせ表現が目的じゃないだろ」と「同人ゴロ」を弾けないように、
今回の真木よう子氏を含め、
そのようにして流れてくる連中もまた、受け入れざるを得ないし、そうするべきなのだ。
コミケ運営が「同人ゴロ」の参加申し込みを弾くことができないのと同じように、
今回も、コミケ側は真木よう子氏の参加申し込みを、他の申し込みと平等に扱うべきだし、
我々一般参加者も、叶姉妹や小林幸子のときと同じ視線を向けるべきだ。
自分の表現をどのような場に出そうとしようが、表現者の自由であり、
また同時に、どのような表現も受け入れてきた広い受け皿でこそ、コミケはここまで発展してきた。
(いかにビジネス臭のする表現だろうが、それが自己表現だと言われればそれまでである)
とは言いつつ、単に「ビジネス臭がする」という印象上の批判に収まらない、
コミケという場を文化的に最大限意義あるものにしようとする態度を含んだ批判はしていくべきだ。
個人的には、そのような批判は、外堀から埋めていく形をとる気がしている。
1997年に結成した彼らは、00年代V系シーンにおいて、その重厚なサウンドと自他への憎悪や怨念、そして寂寞の篭ったような世界観という強烈な個性から、多くのファンを獲得し邁進してきた。
そしてその世界観を自ら打破し、ロックやテクノ、メタル等の様々な音楽要素を取り込むなど、新たな個性として「多様性」を得た結果、今やファンも老若男女様々な層が増え、20周年の今年は日本武道館2days公演を納めただけでなく、更に年末にもう一度玉ねぎの下で大規模な主催イベントを控え、その日に向けて日夜怒涛のツアーやイベントに勤しんでいる。
私は、ファン歴で言えば中堅どころにあたると自負している。
もう十余年もムックの音楽に浸り、彼らのライブサウンドに酔い、最早生き甲斐やライフサイクルの一環として「次のライブに行くために、また彼らの音楽を生で楽しむために」と社畜生活に従事する日々。
長らく夢烏(=ムックのファンの呼称。ムッカーと読む)を続けてきて、もちろん不満に思う事や上がろう(=ファンを卒業しよう、追っかけをやめよう)と思った事も多々あった。
しかし彼らの最大の魅力は良くも悪くも「変化し続ける事」と「ファンを裏切る事」である。
何だかんだと文句を垂れ、貶しては「やっぱりムックは最高だ」と舌を巻く羽目になるからこそ、次の良い裏切りを期待して離れられずに、盲目的に好きであり続けている。
そして自身の周りの夢烏仲間も「だせぇwww」「無いわwww」「新アー写ぶっさwww」等と貶しては、生のパフォーマンスを拝んだり、新しい歌詞を読んで「やっぱムックいいわ…好き…かっこよすぎ…」と滂沱と溢れる涙を拭い、感涙に咽びながら新しい告知に躊躇無くクレジットカードを切っていた。
2008年夏にリリースされた19枚目のシングル、「アゲハ」。
このリリースをきっかけに、あるバンドのファンが怒涛のようにムックに流れ込んできた。
ムックと同じ事務所に所属する大御所バンド、L'Arc〜en〜Cielのファンである。
このシングルにはラルクのギタリスト、Kenが楽曲のプロデューサーとして参加している。
日頃ラルクの活動の無さに飢えているファンが、ラルクの片鱗を求めてムックの音楽に興味を持ったのだ。
ムックは元々、リーダーであるギタリスト、ミヤのワンマンバンドである。
幼い頃より音楽を嗜み、プロデュース、作曲、編曲等々多方面のマネジメントを行うミヤに対し、音楽のド素人から始まった他メンバー。技術的な部分から何から、3人はミヤに首を垂れ従い続けるのが常であった。
「メンバーもファンもひたすらミヤのご機嫌取りに徹するバンド」等とも称される事もあったし、夢烏を自認する私も事実そういうバンドだと自覚する。
なお余談だが、興味のある方は是非今年リリースされた「M」というインタビュー本をご一読頂けるといいだろう。
リーダーから何故出来ない、お前に期待しているのに、というスパルタ虐待親よろしく高いスキルを要求され、心身に支障を来たす者もいれば、トラブルを起こす者もいた、解散しなかったのが不思議でならないかつての殺伐としたムックが。
そして20年という歳月を経て、ようやく分かり合おうとし、ほんの少し分かり合えるようになってきた彼らの、ありのままの成長の軌跡が綴られている。
さて、そんなムックが、よそのアーティストにプロデュースを頼むだなんて。
当初は「は?ムックのサウンドが好きなのによそにプロデュースされるとか無いわ」という気持ちと「あのとんでもワンマンバンドがよそに力を借りるなんて、少しは丸くなったんだなぁ」という気持ちを抱いていた。
実際楽曲そのものは、これまでのムックには無かった新しいテイストが組み込まれ、彼らの「多様性」に新たな1ページが加わったなぁと感慨深かった。満足であった。
しかしそのシングル曲が含まれるアルバムツアーから、ライブ公演に違和感を覚えるようになった。
「アゲハ」と、同アルバム収録のもう1曲のKenプロデュース曲「空と糸」のイントロで、何故か、黄色い悲鳴が上がる。
V系というジャンル柄、ファンは盲目的に思い入れを持つ曲が各々あったりする。また歴史を重ねるごとに、昔の音源はだんだん演奏頻度が下がる。
そうした中で、たまにいわゆるレア曲を演奏したりすると、イントロの時点で泣き出したり、歓喜の絶叫を上げるファンは沢山居た。
何ならこのツアー中は100%演奏するし、シングル曲故に今後もセットリストに組み込まれる可能性は非常に高い。
私はただたた首を傾げる事しか出来なかったし、周りの夢烏友達もそうであった。
その正体に気付いた時には、奴らはすっかりムックに居座っていた。
あれは忘れもしない、某年の恵比寿リキッドルームでのライブ。
早めに着いた私は、グッズ販売の待機列で友人を待っていると、数人程前にやたら声の大きい2人組が和気藹々と歓談していた。
V系のファン=バンギャもある種のキモオタなので、声が大きいのもよくある事だと、会話をBGMにTwitterを眺める私の耳に、信じがたい台詞が飛び込んできた。
「ムックはチケ代が安いから、ラルク待ってる間の暇潰しにはコスパがいいよね」
「Kenちゃん、ゲストで来てくれないかな。Kenちゃん見たい」
先の台詞は百歩譲って許そう。
いくら盲目に、宗教的にバンドを愛するバンギャと言えども、複数のバンドのファンを掛け持ちする事はザラだ。
特に本命バンドの活動が乏しい場合、あの爆音の非日常空間が恋しいあまり、他のバンドに手を出す事はしばしばある。
そして本命バンドと比較して、やっぱり本命バンドが一番好きだという実感を改める事は私も多々ある。
ムックが一番好きな人達ばかりのアウェイ環境で、よくもまあ大声でそんな事がしゃあしゃあと抜かせるものだと少しイラつきはしたものの、気持ちは分からなくもない。
しかし猫も杓子も二言目だ。
そう言うのならばKenソロのライブに行けと。公演が無いならばDVDでも観ていろと。チケットに書かれた出演者をよく観ろと。貴様の目は節穴かと。ムックにラルクの片鱗のみを求めているのかと。
音楽シーンにおいて特に興衰の激しいヴィジュアル系というジャンルでは、新たなリスナーの獲得が今後の生死を左右する。だから、新しいファンが、殊に音源やグッズを購入し、ライブにまで足を運んでくれる存在が増えるのは大歓迎だ。
それでもムックの純粋なファンではなく、ムックを通して結局ラルクしか観ていない。カードだけ剥ぎ取られて、開封もせずに捨てられるプロ野球チップスのようだと感じられる、ムックが本命バンドの自分からすれば侮辱としか思えない発言だった。
気持ちは分からんでもない。ただせめてこの場においては、まっすぐにムックを観てくれないものか。とにかく不愉快で悲しくて仕方が無かった。
しかしムックは、みるみるそれらのファンを増やし、固定させていった。
その後もKenのプロデュースの機会も増え、ラルクメンバー絡みのイベントに参加し、オールナイトイベントなんかにも出るようになり。いつかの2人組が望んだ通り、ワンマンライブにゲストで現れるようにもなり。
気付けば、スタンディングのライブで友達とはぐれた時、自分の周りにいる人間は知らない空気を纏っていた。
先述の通り、私はファンが増える事は喜ばしく、歓迎すべき事だと思っている。
以前はモッシュピットに棒立ちで、ぶつかられ露骨に嫌そうな顔をしながらも近くで見たいからと動かない、危なっかしい新規ファンも居たが、最近はムックのノリに慣れたのかそんな人間も見かけなくなった。
ムックそのものをちゃんと観に来ているファンが増えた実感もある。
しかし、あれからずっと変わらずKenプロデュース曲で上がる黄色い悲鳴。
チケットのファンクラブ先行受付がある度に、既存の夢烏同士の規模を圧倒的に上回る人脈での人海戦術で、人数の何倍も申し込んでは、ひたすら身内に、余れば興味の薄い人間にまで回されるチケット。
「ムックは昔から、皆仲が本当に良い」「ボーカルさん可愛い、女の子みたい」「リーダーさんが人を殴るなんてありえない」という、誤解を超えて定着してしまった新しい解釈。
そして何だかんだ言っても結局、Kenが関わる話題が上がっては「Kenちゃん来ないかな」。対盤で未発表枠が告知されては条件反射で聞こえる「絶対ラルクでしょ」。
何より許しがたい、「今のムックの動員や売り上げは、ラルクに支えられているようなものでしょ」という、あまりにも乱暴で横柄な認識。
そして自分達が総意であり真実であるかのように振る舞う。いつしか私も、仲の良かった旧来の友人達も、周りを念入りに警戒してから遠慮がちに感想をぼやくようになった。
もちろん、いいファンと悪いファンがいるのは重々承知しているし、それは旧来の夢烏にも言える事だ。
それでも、メンバー間のトラブルや修羅場があったからこそ生み出された過去の楽曲やパフォーマンス。そして背景としてそれらがあったからこそ、紆余曲折と凄まじい努力を経たからこその「今の彼ら」が在るのに、「今の彼ら」しか切り抜かれていないようで悲しく思えてならない。
V系における2ちゃんねるのような某掲示板で、貢ぎやセフレ要員として簡単に繋がりを持てると、繋がり入門麺とまで称されたメンバーに対して、手放しで可愛いだの聖母だの褒めちぎる。
バンドの運営をほぼ全て自分を中心に回し、ステージでミスしたメンバーや段取りの悪いスタッフを一切の遠慮なく睨み付け、手や足を出す事もザラだった、田舎のヤンキー気質の抜けないワンマンリーダーを、優しいだのと聖人君子のように捉える。
先述のメンバー程よろしくなかなか女関係が汚く、今やすっかりほうれい線の強い老け顔に対してただただ馬鹿のひとつ覚えのようにかっこいいを連呼する。気持ち悪さが売りであり、コールアンドレスポンスとして罵声が求められるパフォーマンスに対してきゃー可愛いなどと場違いな歓声を上げる。
元よりお馬鹿キャラではあったものの、立派な一人の成人男性としてオフショットでは煙草を吸ったり、平均的な態度振る舞いである事は容易に見て取れるのに、そうであると押し付けんばかりにひたすらバカわいいなどと称する。
昔の楽曲も好きだけれど、暗いから最近の曲の方が好きだなどと抜かす。
汚い部分もひっくるめてのムックは今時のファンの中では息絶え、やがてムックの中でも無かった事にされるのだろうかと、一抹の寂しさを抱いた。
ファンの在り方は様々だ。貶し愛と呼ばれる、極端なツンデレのような愛し方をする者もいる。ガチ恋と呼ばれる、本気で結婚したいと考え必死に札レターを贈る者もいる。アイドルのように無条件に可愛いかっこいいと愛でる者もいる。
ムックが本命バンドの人間もいれば、他のバンドが本命だという人間もいる。
必死な人もいれば、緩く追っている人もいる。
十人十色、千差万別。色んな愛し方があって当然だし、「多様性」を強みとするバンドならばファンも多様であっていいと思う。だからこそムックは、色んなものを身につけ、色んなものを培い、色んなものを味方につけて、色んな道を歩んできた。
とりあえず、これからもムックに金を落とし続けてくれればそれで結構なので、頼むからせめてダイブする時は柔らかい靴で・アクセサリー類は外す・髪は括る・ステージにもフロアにも余計なアピールをせずさっさと転がって降りるの4点くらいは徹底をお願いしたい。
それと人海戦術チケ確保も程々にして頂きたい。激戦チケットとの交換カード用に、自分にとっては余計なチケットを申し込んで転売するのもほんとに勘弁して下さい。
あーあ、やっぱりラルクソ居なくなって欲しいな。何だかんだ言ったけど、やっぱ存在が無条件にただただムカつくし気持ち悪いわ。
さん付けとかたつえちゃん呼びもきしょいし、下手くそな小学生の夏休みの工作以下のお手製土産(笑)を「声かけて下さい!」とか拡散してるのも本当にきしょい。
それもラルクソの文化?男性アイドル追っかけてる夢女子腐女子のオタ中学生みたいですね。
ガチ恋も増えた臭いけど、やってる事だけじゃなくて身なりもオタ中学生みたいな糞ダサデブスだし、見た目も繋がるためのお金も何の努力もしてないから本当に見苦しい。
せめてまず痩せろよ。1人で2人分くらいスペース取ってるデブ本当に殺意沸く。
何食ったらそんなデブになるの?何処かの相撲部屋に所属してるの?ちゃんこが美味しいのは仕方ないだろうけど、ここは土俵じゃないんですよ。
万が一にも動員落ちたら1人でチケ20枚くらいは買い支える気持ちでいるから、ここらで一発ムックには炎上してみて欲しい。
その人間がカスであるかどうかを知る事の出来るわかりやすいリトマス試験紙がパチンコと煙草だ。
喫煙単品ではカスとは言い切れないが、それにパチンコが加わるとほぼ間違いなくそいつはカスだ。
喫煙パチンカスのくすんで弛んだ醜い肌、深くほうれい線の刻まれた実年齢より遥かに老けて見えるスモーカーズフェイスを見るとゾッとする。
どうしてパチンコをやっているなんて恥ずかしい事を他人に普通に言えてしまうのか?
パチンコのやり過ぎで脳が溶けて羞恥心を感じる事も出来なくなってしまったのか?
開店前のパチンコ屋に、ガラの悪いスモーカーズフェイスのジジイとババアが煙草を吸いながら並んでいるのを見る度にドン引きしている。
うわっ、カスがいっぱいいる。怖っ、近寄らんとこ。
2017年3月5日(日)に京都みやこめっせで開催された同人イベント、京都ボカロ合同。 http://www.kyoto-vocalo.info/
SDF SPECIALと合同開催で、入場者待機列で地下1階の一番広い展示場が大体埋まってたとか、13時頃にはカタログが売り切れたとか、かなりの盛況。
それでも会場が十分に広かったので、混雑はそれほどでもなく、特に事故もなくイベントは終了。
http://toyokeizai.net/articles/-/144847
大戸屋がやよい軒に勝てないらしい。この記事みる限り原価率が高かったり、店でちゃんと調理してたりと消費者的にはどう考えても大戸屋の圧勝なんだけどな。
おれも大戸屋がかなり好きでたまに行くんだけど、どこの大戸屋もだいたいが混んでるという印象がある。昼間だったら並ぶくらい。
どのメニューも手作りぽくておいしいし、六本木店に入ったときはオリジナルの魚メニューなんてのがあったりして驚いた。たくさん食べられない年寄りにもやさしい感じ。
年寄りといえば、うちのもう80にもなろうかという両親が大戸屋について涙ながらに語った話があった。
某モールに入っていた大戸屋に昼間にふたりで行ったらしいんだけど、やっぱり何人か並んでいて。
やっと自分たちの番がきたと思ったら、店員に名前を呼び上げられて後ろに並んでいた人たちが入店していった。名前を書いて待つタイプの店舗だということに気付かなかったんだな。
そこで店員に抗議をしたけど受け入れられなくて、一緒に並んでいたまわりの人たちも誰も助けてくれなくて、結局つよく云えなかったふたりは諦めてすごすごと帰っていった。楽しみにしてたのに。
その話を聞いておれは、マニュアル店員もひどいし、一緒に並んでたひとらもひどいなって思った。世知辛いなと。
もしこの話を大戸屋の本部に云ったらお詫びにクーポン券でもくれるんじゃねえかなって云ったら(おれは大戸屋のことは好きだからそれくらいの良心はあるだろうと)、親はもういいよ大戸屋は二度と行かないからと云ったさ。
残念な話だ。
この件の直後におれは、某錦糸町の駅ビルにある有名ラーメン屋でまったく同じことを経験した。
そのときはおれの前に並んでいた男性が被害者だった。食券を買ってから待機列に並ぶっていうルールを知らなくて、店員に食券を買ってから並べって云われてぷんぷん憤慨して帰っていった。そうは云われなかったけど食券買ってまた一番うしろから並び直さなきゃならないって思ったんだね。律儀な人だ。おれは食券買ってから同じ位置に戻っていいのにと思ったけど、そのままスタスタ行っちゃってそれを云うタイミングを逃してしまった。すごくモヤモヤした。あの人は一日気分悪かったろうな。
ここ食券買ってから並べって云われても食券機が店のなかにあるし、めちゃくちゃわかりにくいんだよ。店ルール押し付けんなっていう。青葉さんよぅ。
うるさい客をモンスターだなんて揶揄することがあるけど、こういう律儀でまじめな客ほど損をするというこの現実。
アルバイト店員というのは云われたことしかやらないロボットだし、給金並の労働をしている彼らを咎めたくもないのだけど、そうだからこそ店側にはあと一歩客のことを考えたマニュアルをつくってほしいのよ。臨機応変に対応できないんだからマニュアル化しないと。とくに「並ぶ店」。こういう飲食店で待機列をさばくときのマニュアルってどうなってんだろうか。
大戸屋はそこらのファストフードやファミレスみたいな店とは(もちろんやよい軒とも)ちょっと違うっていうのは勘違いなのかな。
最近、人気ジャンルの同人誌即売会に参加して思ったことを書いてみました。
一般参加者及び買い物をする人に向けたことと、サークル参加者に向けたこと、両方あります。
厳しい暑さの夏のイベントに向けて、少しでも買い物がしやすくなるといいなあ。
当人は「気をつけているから大丈夫」と思っているのかもしれませんが、
周りの人は怖い思いをしているかもしれませんし、
「あの人も日傘だから大丈夫」と他の人が日傘を開いてしまう原因にもなります。
帽子や、市販されているフード付きのタオルなどで対応しましょう。
http://item.rakuten.co.jp/tetelab/10011280/
例えば700円の買い物に対して1200円出す場合などは
「1200円出します」と声を出して売り子さんに伝えると、
売り子さんも「お釣りは500円出せばいいんだな」と瞬時に判断し準備することができます。
またいつものお財布とは別の財布に100円・500円・1000円だけ入れておくと買い物もしやすいです。
私は上記のポーチか、100均のビニール平ポーチを利用しています。
また10円玉や50円玉を利用することは避けましょう。
同人誌即売会で使えるコインは基本的に100円玉と500円玉だけです。
★欲しい本の値段はサンプルなどでチェックしておく。
当日は混雑でピクシブも繋がりにくいです。
複数冊購入する場合は、待機列でお金や身分証明証を用意しておくと良いでしょう。
ひとりあたりの会計にかかる時間が少しずつ短縮されれば、次のサークルさんに早く行けます。
午前中は忙しいサークルさんが多いです。
特に壁の列ができているサークルさんには、後からお邪魔しましょう。
「先に本は買わせていただいたのですが」と一言添えれば何の問題もありません。
本で膨らんだトートバッグやリュックは自分が思っているよりも嵩があります。
人やサークル頒布物にぶつけないように自分の身に引き寄せて移動しましょう。
また一般参加者が一番混む時間帯にカートを引いて移動することは危険です。
★移動は走らない、狭いところを通るときは声がけがあるとベター
当たり前ですが、走ると転倒の恐れがあり、危険です。
また並んでいる列の間を無言で無理やり突っ込んでいく方もいます。
「すみません、通してください」「通ります」などの声かけがあるだけで、気持ちがいいし、
通してあげよう、とスペースを空けてあげることもできます。
□サークル参加者に□
二冊ずつで2600円、三冊ずつで3900円、机上の本を全て一冊ずつでいくら、という風に
想定される会計を確認し、例えば紙に書いて見やすいポスター裏に貼っておくと便利です。
列が伸びている場合は、会計の合間などに列に向かって「身分証明証の御準備をお願いします!」
などと呼びかけると、みなさん手元に準備しておいてくれますし、
こちらから「提示お願いします」とお願いするより先に見せてくれます。
予想を越える大混雑が起きた場合、赤ブーやYOUのスタッフさんは列誘導をし、手伝ってくれますが、
できるだけスムーズな頒布を心がけ、そのために準備をすることがサークルの義務であると私は考えます。
人それぞれ考え方はあるかと思いますが、自分の本を買うために炎天下や寒空の下に並んでいる人がいる、
その中には、本を買うためにお休みをとったり、お金をかけて会場にやってきた人もいます。
もちろんみなさん、並んででも欲しいと思って並ぶわけですが、
サークル側はその気持ちに報いる努力をするべきではないのかな、と思います。
このスムーズな頒布のための準備というのは、例えば売り子を二人用意することや、
列に向かって「二列になって」など列形成の案内をしたり
小銭が少ない場合「お釣りが少ないのでできるだけぴったりお願いします」とお願いしたり、
ノベルティのポスカを新刊に挟んでおくなど、セット組みすること、
搬入物の段ボールを開けておいて、すぐ取り出せるところに置いておくことなどです。
もし自分の手に余ると感じるなら、何かを諦めることも大事かと思います。
この場合の「何か」は「自分の買い物」や「ノベルティ」や「アンソロの企画」自体であったりします。
以上、最近感じたことについて書いてみました。
何かの参考になれば幸いです。
・飲み物と飯は買っておく
・寝坊は思ったより命取り
・早朝から待機列に並ぶ場合は座って待機する場面もあるから椅子がレジャーシートがあると吉
スマホで潰してたら充電が死んだ
・サークルの名前、同人誌の名前、値段、スペースをメモったリストを作成しておく。スマホでもいいけど紙バージョンも用意しとくと吉
・買う本に優先順位をつける。サークルによって搬入量も人がどれくらい並ぶかも違うから必ず欲しいものと人がどれくらい並ぶかを考慮して回る順番を決めておく。通販するやつはアトマーワシとか。
最初の頃回り方をミスり、欲しい本が完売してたり買った本が別に通販でも余裕で買えたりして泣いた。
・財布は管理に気をつける。