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はてなキーワード: Mastodonとは

2019-06-21

anond:20190621114409

Mastodonのようなここまでの規模で真っ当な政治的正しさを実行しようとしているの始めてみたかもしれない

はてなープログラマーとか多いのになぜこうならんのだ

anond:20190621024537

AGPLを守るためにGabの参入は許容しなければならないってことか

そしてGabドメインブロックする権利は各々の自由でありMastodonクライアントが強権を持ってGabドメインブロックしてはいけないと

IT界隈のリベラリズムは進んでるな

anond:20190621024537

Twitterで凍結だ何だと言ってる中でそんなことになってるんだなMastodon

anond:20190621024537

Mastodon垢はメールアドレスってスゴくしっくり来た

あぁだからプログラマーみたいな人たちがMastodonへすぐ飛び付いてMastodonプログラマーが多いのか

分散SNSで「Gabドメインブロックするべき」という提起が紛糾している

Eugen Rochko氏の提起

昨今のインターネットへ明るい者であれば「分散SNS」を知っているだろう。

各々のユーザによって個別サーバ相互接続し合うことによってSNS網を構築し、中央集権であるTwitterFacebook代替として確立されたサービスのことだ。

日本では一時期、分散SNS実装の1つであるMastodon」が話題となり、その意義を明確に理解したユーザや、ビジネスチャンス見出し企業が参入した。

Mastodon自分に合わない」「Mastodon流行っていないのでTwitterに戻る」などの理由で一時期よりはアクティブユーザが減ってしまったが、少々の誤解のある人も居るようなので、最後の方でこの点についても言及したい。

そのMastodonを創始した「Eugen Rochko」氏の提起が分散SNS内で紛糾してしまっている。

So Gab has decided that their own code that they spent $5M of investor money developing is so unsalvageably bad that they're going to use Mastodon's code instead, with the added bonus of leeching off of our apps (with Gab apps being banned from app stores)

This is an early warning to fellow admins to be vigilant and domain-block them on sight, when/if they appear (unconfirmed whether they intend to federate), and to app devs to consider if blocking Gab's domains from their app is necessary.

https://mastodon.social/@Gargron/102184195834215862

すべてを翻訳するのは面倒なので要約すると「Mastodonクライアントアプリ製作者はGabドメインブロックに協力して欲しい」という提起だ。

そもそもGabとは何か?

Gabは早い話がTwitterと同様の2016年に創始されたマイクロブログSNSだ。

Gab言論の自由表現の自由が尊ばれ、あらゆる発言表現が許容されるSNSとして成立した。

ここまで聞くと大変素晴らしいSNSのように思えるが、実は「あまりにも自由すぎた」ためにAppleのAppStoreやGoogleのPlayStoreからアプリ排除されてしまうという事態引き起こした。

何故ならばGab自由のためヘイトスピーチすらも許容し、北米ユダヤ教礼拝所の襲撃予告に使われてしまった。

そう、Gab自由すぎたために北米Alternative Rightの巣窟となってしまったのだ。

2019年現在Gabサービス停止へ追い込まれた。

IT界隈のリベラリズム

ここまで聞けばEugen Rochko氏は正しい。2大スマートフォンプラットフォームにさえ排除されたGab擁護するのは非常に難しい。

そんなことは分散SNS界隈は全員がと言って良いほど理解している。GabはEugen Rochko氏から非難を受けても仕方がないと皆が思っているのだ。

しかし、何が問題なのかと言えば「MastodonはAGPLを冠している」からEugen Rochko氏の発言問題とされ紛糾してしまった。

IT界隈は比率として非常にリベラリストが多い。

Richard Stallman」氏が「GNU宣言」を提唱して以降、数多くのFLOSSな成果物が公開され、数多くの情報技術者がそのFLOSSで育ち、日々FLOSSで業務を行っているからこそだ。

GNU宣言個人自由は最大限に守られるべきだとし、個人選択は最大限に尊重するべきだとしている。

AGPLはGNU宣言に影響されたソフトウェアの利用・配布・改変などに関するライセンスだ。非常に自由ライセンスとして知られる。

GNU宣言IT界隈で一種聖典として扱われ、IT界隈でリベラリストが育つ土壌となっている。

MastodonはそんなAGPLを冠して開発されており、GabMastodonフォークして新たなSNSを立ち上げると宣言した。

Eugen Rochko氏はGabMastodonフォークすることへ不快感をあらわにし、フォークすることすらも自由であるはずのMastodonからGabを閉め出そうとしたのである

それへ対して自由尊重する分散SNS界隈は当然ながら「待った」をかけたというのが事の顛末である

イスラム国すら許容したAGPL

見出しへ対して驚愕した人も居るだろう。

イスラム国(ISISISIL)はMastodonと同じくAGPLライセンスで開発されている分散SNS実装の1つである「Diaspora*」へ参入を表明したことがある。

Twitterから閉めだされた「イスラム国」、分散SNSのDiasporaに乗り換え

https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1408/22/news099.html

この件も、分散SNS界隈では紛糾したが、AGPLにはイスラム国のようなテロ組織が利用することを禁じるような条項はないので、IT界隈のリベラリズムイスラム国のDiaspora*参入を許容した。

分散SNS界隈が取れる選択は「各々の分散SNSサーバ管理者個人選択としてイスラム国Diaspora*サーバドメインブロックすること」くらいなのだ

これほどAGPLとは自由であり、IT界隈の多くは確固たるリベラルなのである

AGPLを冠しているからこそ

Mastodon自由なAGPLを冠している。

からこそMastodonでは絶大な影響力を持つ創始者たるEugen Rochko氏が「GabMastodonクライアントアプリドメインブロックしないとアプリストアからアナタアプリが削除される可能性がある」というような脅迫と取れるような発言してはいけないのだ。

Eugen Rochko氏自身MastodonをAGPLライセンスと決めたのであれば、Mastodon開発はAGPLに基づいて運用されなければならない。

Eugen Rochko氏ができる発言は、Mastodon本家サーバ(デモサーバ)としても知られるEugen Rochko氏自身運営する「管理者としてmstodon.socialはGabドメインブロックする。そして他のMastodonサーバおよびMastodonクライアントアプリGabドメインブロックするかどうかは管理者開発者自由に委ねられる」くらいなもの

Eugen Rochko氏のGab不快感を持つという意志尊重されなければならない。だがしかしMastodonへ関わる開発者扇動してはならない。

分散SNS界隈はGab擁護しているのではなくAGPLを擁護しているからこそ、Mastodonの偉大な創始者であるEugen Rochko氏の発言は紛糾してしまった。

Eugen Rochko氏の発言は結果としてAGPLの自由を脅かす発言となってしまったのだ。

Twitter自由権利に関しての話題が紛糾することがままあるが、分散SNS界隈が抱える自由権利問題はこの段階まで来ている。

Mastodon流行っていないについて

最後にこの点について解説しておく。

MastodonはActivityPubプロトコルというものに基づいて、Mastodon以外の分散SNS相互コミュニケーションを取ることができる。

このActivityPubプロトコル形成されるネットワークをFediverse Network(日本語では連合ネットワーク翻訳されることが多い)という。

まりアナタが利用する分散SNSがFediverse Networkへ参加していればSNSの種類が違ってもコミュニケーションについては問題ないわけだ。

例えばもしMastodonが完全に廃れてしまい開発が止まっても、Fediverse Network自体はFediverse Networkへ参加する分散SNS存在する限りFediverse Network消滅することはない。Mastodonが消えるだけなのだ

もっとわかりやすい例を出そう。Fediverse Networkは早い話が「SNS形態を取ったE-Mail Networkと似たようなもの」なのである

アナタMastodonアカウントや他の分散SNSアカウントを取得するということは、GMailアカウントYahoo!メールアカウントを取得することへほぼ等しい。

ここまで言うと察しの良い人は段々と気付いてくる。

もしかしてメールネットワークが完全に消えてなくなるとは考えにくいように、分散SNSネットワークも消えてなくなるとは考えにくい?」と。

メール流行流行らないという段階ではすでになく誰でもいつでもメールアドレスは取得できるので一種インフラのようになっているが、分散SNSもほぼ間違いなくそのようになる。

分散SNSアカウントは誰でもいつでも取得できるので、その参入者数はメールのように時間をかけてゆっくりと増え続け、気付けばインフラのようになっているというのが分散SNSネットワーク特性なのだ。そうなるように設計されているから。

Mastodon流行流行らないという部分は問題にするべき部分でなく、というかFediverse Network設計上で見当違いな心配なのだ

要は「分散SNSってメールみたいなものなのね」と早期に気付いた人は早い段階で分散SNSアカウントを取得したし、それにまだ気付いてない人は分散SNSアカウントの取得が遅れているだけということだ。

おそらくは現在分散SNSアカウント未取得でも、将来的に流行するWebサービスがFediverse Network何気なく対応していて、気付かないうちに分散SNSを使えるようになっているということが発生すると思われる。

DoCoMo携帯電話を持っただけでiモードdocomo.co.jpメールアカウントが付いて来たように、流行りのWebサービス登録したら分散SNSアカウントが付いて来るだろう。

分散SNSってそういうものなのだ

2019-06-12

anond:20190612205701

分美「日本国内で強い分散SNSであるMastodonだってGNU Socialのアクティブユーザを取り込むためGNU Socialと互換を取ったのですもの

分美「これが今の分散SNSよ」

共太「自由自分で設置できてルールを作れて」

有子「常にアクティブユーザが居て色んなWebサービスと繋がれる」

――――分散SNSはみんなのために広がっていくんだ

着想元

anond:20190612051750

途中で切れてしまった・・・わかりやすかったかな?

増田でわかる分散SNS

1章 アカウント凍結

有子「あっキレイなお花!」

共太「写真を撮ってTwitterシェアしようぜ!」

有子「いい考えね!じゃあさっそく・・・あれ?」

共太「ん?どうしたんだ?」

有子「あっ私のTwitterアカウントが凍結されてる!」

共太「なっなんだってー!」

-----

共太「最近SNSアカウントが巻き込まれ凍結されるって話をよく聞くけどまさか有子のアカウントがなぁ・・・

有子「私なにも悪いことしてないよ!お花や猫の写真シェアしたりしてただけだもん!」

分美「あら?どうしたの?」

共太「あっ分美お姉さん!ちょうど良いところに」

有子「分美お姉さん・・・何も悪いことしてないのに私のTwitterアカウントが凍結されちゃって・・・

分美「あら大変!でも仕方ないわよねぇTwitterシステムの上では巻き込まれ凍結はどうしても防げないわ」

共太・有子「えっそうなの!?

分美「Twitter問題のありそうなアカウント独自アルゴリズム自動で凍結しちゃうのよ。コンピュータプログラムで判定しているからどうしとても間違えてしまうことがあるわ」

有子「プログラム相手じゃ間違えてますよってお話することも難しいよね」

共太「Twitter勝手に始めたことを押し付けてくるなんてヒドイじゃないか!」

有子「私の友達だって悪いことしてないのに何度も凍結されちゃって悲しい思いをしてたんだよ!」

共太「お姉さんなにか良い方法はないの!?

分美「ふふふ・・・あるわ!分散SNSよ!」

共太・有子「分散SNS?」

2章 分散SNSって何?

共太「お姉さん、分散SNSってなに?」

有子「前に少しだけ話題になった気がするけど私よく知らない」

分美「分散SNSはねTwitterFacebookみたいなSNSが動くサーバシステム個人個人自由に設置して、設置されたみんなのサーバ同士が繋がり合ってコミュニティネットワークを作ろうって試みなの」

分美「分散SNS構成するサーバ個人の持ち物だから、持ち主の個人独自ルールを定めることができるのよ」

分美「TwitterFacebookサービスを利用しているとTwitterFacebookが定めたルールに利用しているユーザは従わなきゃならないけど、分散SNSサーバ毎にルールを定められるので凍結される可能性を低くできるわ」

有子「あれ?じゃあもしかして私が分散SNSサーバを設置したら・・・

分美「良い点に気が付いたわね!そう、有子ちゃん分散SNSサーバを設置したら有子ちゃんルールよ!」

共太「すっげぇ!じゃあボクの分散SNSサーバを利用したかったら100円な!」

分美「ふふふ、共太クンの分散SNSサーバからそのルールはもちろん定めて良いわ・・・でも分散SNSを利用するユーザにはルールを選ぶ権利があるのよ?」

有子「なるほどね!もし私の分散SNSサーバの利用が無料だったら共太クンの分散SNSサーバを使おうって思うユーザなんか居なくなるじゃない!」

分美「そうねユーザが困っちゃうようなルールを定めればユーザは利用しないだろうし、更に法律違反するルールを定めて実行しちゃうお巡りさんに捕まってしまリスクも当然あるのよ」

共太「自由ルールを決められても好き勝手にしちゃ駄目なんだ・・・

3章 分散SNSは過疎らない

共太「でもさぁ思ったんだけど新しいSNSってユーザ数が少ないよな」

有子「SNSってやっぱりいっぱいユーザが居たほうが楽しいしね」

分美「実はね、分散SNSっていわゆる『過疎』になる可能性が非常に低いのよ。設置したら既に誰かが居るわ」

共太「えっ!?SNSを設置して直ぐは誰も居ないに決まってるじゃないか!」

有子「そうよね?居たとしてもSNSを設置した管理人さんだけでしょ?」

分美「それが分散SNSメリットの1つなのよ。分散SNSは点在する分散SNSサーバ同士が相互接続することで成り立っているの」

分美「だから例えば分散SNSサーバαが既に設置されている状況であれば、分散SNSサーバβが新たに設置されたとき分散SNSサーバβから既に存在する分散SNSサーバαを利用するユーザが見えてコミュニケーションが取れるのよ」

有子「えぇ!?それってすごいことじゃない!!」

共太「自分分散SNSサーバを利用してくれるユーザ積極的に探さなくても良いわけか」

分美「わざと他のユーザを集めないで管理人がたった1人だけで利用している『お一人様』と呼ばれている分散SNSサーバだってあるわよ。他にも家族だけとか学校友達だけの分散SNSサーバがあったり、お絵かき趣味の人のためや音楽趣味の人のための分散SNSサーバもあるわね」

有子「なるほど学校のお友達なら見知った仲だし凍結なんてほとんどありえないもんね!」

共太「通ってるスポーツクラブ分散SNSサーバ設置したら面白そうだなぁ!」

分美「独自ルールを定められるってことは利用するユーザを好きに選ぶこともできるってわけ!そしてなおかつさっきも言ったとおり他の分散SNSサーバユーザともコミュニケーションが取れるから便利」

分美「そんな便利な分散SNSコミュニティネットワーク形成しているのが『ActivityPubプロトコル』よ!」

4章 ActivityPubプロトコル

共太「アクティティパブ・・・?」

有子「プロトコル・・・?」

分美「早い話が分散SNS同士の会話がちゃんとできるようにする方式規格のことなんだけど、実際に重要なのは利用する分散SNSサーバがActivityPubプロトコル対応しているかどうかってこと」

分美「実は分散SNSってActivityPubプロトコルが登場する以前にも様々なプロトコルが考案運用されてきたの」

分美「例を挙げればOStatusプロトコル、DFRNプロトコル、DiasporaプロトコルZotプロトコルあたりが有名ね」

分美「でも問題プロトコルが違えば相互コミュニケーションが取れないことなの」

有子「あれ?分散SNSサーバは他の分散SNSサーバ相互コミュニケーションが取れるんじゃなかったっけ?」

分美「そう、それを実現したのがインターネットで使われる技術の標準仕様を定める団体であるW3C』が制定したActivityPubプロトコルってわけ!」

共太「そうかActivityPubプロトコル以前は分散SNSでも相互接続できない分散SNSがあったんだな」

分美「W3Cが標準仕様であるActivityPubプロトコルを定めてくれたお陰で、分散SNSほとんどは積極的にActivityPubプロトコル採用するようになり、ほとんどの分散SNSサーバほとんどの分散SNSサーバ相互接続コミュニケーションが完成したわ」

5章 もっと知ろう分散SNS

共太「へぇ!ActivityPubプロトコルって凄いんだなぁ」

有子「お姉さん!分散SNSサーバってどんなものがあるの?」

分美「うん!じゃあ先ず最初に語らなきゃいけないのは『GNU Social』ね!Twitterに触発されたマイクロブログSNSよ」

分美「GNU Socialは分散SNS最初期に登場した分散SNS2007年まで遡るわ」

有子「今から12年も前!?そんな前からあるの!?

分美「12年前はidenti.caっていう名前だったの。GNU Socialという名前に落ち着いたのは2013年よ」

共太「それでも6年も前か。その時から分散SNSを考えていたなんて凄いなぁ」

分美「分散SNSのヒントになっているのは2002年に登場したP2Pファイル交換システムの『Winny』なのよ日本製ね」

有子「2002年17年前!どんどん遡るね!」

分美「WinnyのあとにBitTorrentが登場したり色々日本でも問題になり善悪評価が定まらないけれど革新的システムだったのは確かで、それが現代分散SNSという実装に応用されているわ」

分美「GNU Socialの特徴はなんと言ってもその安定性の高さね。最初期に登場したこともあり機能性に乏しさは感じるしアップデートは驚くほど少ないわ。でも後に登場した分散SNSへ強い影響を与えたの」

共太「アップデートが少なくて済むほど安定してるってことか?」

分美「それもあるし、GNU Socialはプラグインによる機能追加に対応しているのよ。新機能が欲しいなら自分で作れという文化なのGNU Socialは」

分美「次に紹介するのは日本で最も人気のある分散SNSMastodon』ね」

有子「あっ聞いたことある!」

分美「Twitterアカウントの凍結騒ぎで一時期Twitterでも話題にのぼったわね。MastodonGNU Socialに触発されたマイクロブログSNSよ」

分美「GNU Socialを参考としたためGNU Socialと互換性がありつつも、よりもモダンな外観や機能を備え、コミュニティが活発でアップデートも非常に多いのが特徴だわ」

共太「それだけ聞くとMastodonの方が良いように感じるなぁ」

分美「日本国内にMastodonサーバは膨大に存在するし分散SNS選びに迷ったらMastodonって考えるのも悪くはないわ。情報も非常に多いしね」

分美「ただMastodon欠点としてはGNU Socialに比べるとより高性能なサーバマシン必要になることね。とある有名なC++プログラマが『富豪的プログラミングだ』と揶揄したのはMastodonコミュニティでは有名な話よ」

有子「自分Mastodonサーバを設置するときサーバマシンの用意に困るわけね」

分美「まぁとは言っても今の普及価格ノートパソコンくらいで十分に動くわ。利用状況によるけどサーバレンタルするとしても月額2,000円以下かしら」

分美「そんな重いMastodonに触発され動作が軽いことを念頭に置かれ開発されたマイクロブログ分散SNS『Pleroma』も検討に値するわね。Mastodonと一部機能互換性を持っているの。Mastodonクライアントアプリが使えたりするのよ」

有子「GNU Socialを参考にしたMastodonMastodonを参考にしたPleromaか面白いなぁ」

共太「お姉さん!なんかもっとこうドーンッとスゴイやつってないの?」

分美「あるわよ?例えば『Hubzilla』なんかは高機能すぎるくらい高機能よ。SNS機能に加えて、ユーザ単位の公開範囲限定チャットアドレス帳カレンダーオンラインストレージ、簡易Webページ作成RSSフィードリーダーFacebook連携Twitter連携、ActivityPub連携etc...」

共太「スゲェ!なんでもアリかHubzilla!」

分美「もともと『ハブ』になることがコンセプトらしいわね。でも今挙げた機能はHubzillaの最大の特徴じゃないの」

有子「えっこの時点で高機能なのに?」

分美「HubzillaはZotプロトコルによるGridネットワークを特徴としていて、これはサーバ認証ユーザ認証が別個に管理されているのよ」

分美「端的に言うとHubzillaサーバαとHubzillaサーバβで1つのユーザアカウント運用できるのよ。例えば普段使ってるHubzillaサーバαが何らかの障害でダウンしても、ユーザアカウントそのままでHubzillaサーバβで利用できちゃうのよ。普通サーバが変わるとユーザアカウントも変えなくちゃいけないわよね。Hubzillaはユーザアカウントを維持できるの」

共太「えっHubzilla凄すぎない?」

有子「まさに分散SNSだね。サーバ1つ無くなっても他のサーバが使えちゃう

分美「非常に先進的な試みをHubzillaはやってるんたけど、その豊富すぎる機能や細かな設定項目、更には複雑な外観で素人お断り感がスゴイのよ・・・

有子「もっとこう気楽で高機能分散SNSはないの?」

分美「あるわよ?」

共太「ちょっと思ったけど何でもあるんだねw」

分美「筆者の増田もこのエントリ書くため改めて調べてみて驚いてるらしいわ。それでもっと気楽な高機能分散SNSには『Misskey』があるわ。なんと国産よ」

分美「投稿テキストへ太字などが設定できたり、昨今のチャットサービスなどで定番化しつつあるいいね!に変わる様々な反応を送れるリアクション機能ユーザ指定して会話できるグループトーク、様々な情報を表示するウィジェット、更にはリバーシゲームが楽しめたりするわ。他にも機能いっぱい」

有子「エンターテイメントって感じ!結構好きかも!Hubzillaは敷居が高すぎる・・・

共太「エンターテイメントと言えばマイクロブログSNS以外には分散SNSってないの?」

分美「あるわよ。Hubzillaを見たときSNS部分はFacebookっぽいなと感じたと思うのだけれど、よりFacebookっぽい分散SNSに『Friendica』があるわ」

分美「FriendicaはFacebookクローンと言って良いほどFacebook機能酷似していて分散SNSFacebook機能を求めているのであれば一番手っ取り早いかもね」

共太「あるとは思ってたけどやっぱりFacebookっぽい分散SNSもあるのか」

有子「えっじゃあもしかしてInstagramっぽいのも・・・

分美「あるわよwInstagramっぽい分散SNSは『PixelFed』ね。Instagramと同様に投稿する写真エフェクトフィルタがかけられるわ」

有子「あるんだw」

共太「流石にYoutube・・・

分美「あるわよwYoutubeっぽい分散SNSは『PeerTube』というの。PeerTubeの凄さはActivityPubプロトコルへの対応だけじゃなく動画配信自体分散機能を持つこと」

共太「あるんだw」

https://peertube.fr/videos/watch/217eefeb-883d-45be-b7fc-a788ad8507d3

分美「この動画は実際にPeerTubeへ投稿されている動画なのだけれど、複数人が同時に視聴するとPeerTubeはYoutubeにない動画配信挙動をするの」

分美「それは視聴者αに続いて視聴者βが動画の視聴を始めると、視聴者βへはPeerTubeサーバから動画配信されるだけでなく視聴者αから動画配信されるのよ。これはWebTorrentという技術を使って実現しているわ」

分美「理論上の話になるけれど、1GBの動画Youtubeが2人へ配信した場合は当然ながらYoutubeサーバは合計2GB配信することになるけれど、PeerTubeサーバ場合は合計1.5GBで済んでしまうのよ。残り0.5GBは他の視聴者からまかなう

有子「これは本当に凄いじゃない!お姉さん当然100人が同時視聴するとPeerTubeサーバ送信量はYoutubeサーバに比べてもっと下がるんでしょ!?

分美「もちろん理論値だし様々な状況によってPeerTubeサーバ送信量は変わるけど間違いなくYoutubeサーバ100人配信するよりは送信量がかなり少なくなるわ」

分美「ちなみに引用しているPeerTubeサーバはわざとフランスのPeerTubeサーバを選んでいるわ。私1人だと何度も動画が途中で止まったけれど増田に貼った時点でどうなるか楽しみね」

共太「PeerTubeスゲェな!もっと知られていても良さそうなのに」

分美「個人動画配信って自宅サーバでやらない限りはレンタルサーバとかだとかなりお金掛かるのよ。PeerTubeだと送信料が抑えられると言っても積み重なるとかなりの額になるしね」

分美「そして例えばJ:COMとか一部のインターネットプロバイダはWebTorrentなどのP2P通信規制をかけているところもあるわ。そのようなプロバイダ契約しているとPeerTubeの旨味は活かせないわね」

有子「PeerTubeもActivityPubプロトコルリプライしたりできるんてしょ?」

分美「できるわ」

https://peertube.cpy.re/videos/watch/da2b08d4-a242-4170-b32a-4ec8cbdca701

分美「この動画はPeerTubeとMastodonのやりとりのデモ動画よ。Mastodon上でPeerTube動画を視聴してリプライしてるわね。そのリプライはPeerTubeへ反映されているの」

有子「すごい!まったく違うWebサービスなのにやりとり出来ちゃってる!」

共太「さっきのPixelFedもやりとりできるんだろ?いいね!とか。これがActivityPubプロトコル・・・!!」

分美「ActivityPubプロトコルは今後ともどんどん様々なWebサービスに広がっていくわ。現在開発中だけれど電子掲示板Redditに触発されActivityPubプロトコルを組み込んだ電子掲示板『Prismo』は良い例ね。Prismoが正式に稼働するとMastodonから電子掲示板雑談へ参加できるようになるわ」

分美「そして別にActivityPubプロトコル対応するため新しくWebサービスを始める必要もないのよ。例えば過去日本国内で栄華を極めたmixiあたりがActivityPubプロトコルサポートしたら一気にmixiから観測できるアクティユーザが数十万人増えるわ。起死回生の一手として検討に値するわね。はてなハイクもそうよ」

分美「ユーザが居ないこと、ユーザを集めることが問題になるのならば常にアクティユーザが居ることへ期待できるActivityPubプロトコル採用するのはアリなのよ。 Permalink | 記事への反応(3) | 20:57

anond:20190611171253

MastodonってTwitterアカウント凍結を食らいまくるから凍結されないSNSとして選ばれていると思っていたけど、Twitter雰囲気が悪いか移住するみたいな人も居るんだね

2019-06-11

タイムラインが闇堕ちする仕組み」に欠けている視点

タイムラインが闇堕ちする仕組み

https://note.mu/fladdict/n/n2984690f10a0

深津さんのこのエントリ、非常によくまとめられていてわかりやすく、個人的にも高く評価したいのだけれど、インターネットと共に育ってきた身(現在30代)としては欠けてる視点があるなと気付く。

先ず1つ目の欠けてる視点として例えば「2ちゃんねるではディスコミュニケーションを前提とする掲示板もしくはスレッドしかディスコミュニケーションほとんど発生していなかった」という点。

この「ほとんど」という部分が重要で、人間がいっぱい居れば口論が発生してしまうことは往々にしてあるので「絶対に発生しなかったわけじゃない」のは当たり前の話。

ディスコミュニケーションを前提とした掲示板って今でも一部で悪名の高い『生き物嫌い板』とかだよね(※動物愛護者はググらない方が精神衛生上良い。これは本当に心から善意博愛精神を持って全力強力に要請したい。ググるな知るな見るな)。

そして更に欠けている視点と言えば、これたぶん現在40代以上にはまったく知らないか、もしくは知っていても下らなすぎて一切関わりを持とうとせず内容を知らないユーザが多いと思うんだ。

それが何かと言えば「過去インターネットには『喧嘩板』と呼ばれるディスコミュニケーションを前提としたディスコミュニティ存在した」って点。

この喧嘩板はlivedoorしたらば掲示板へ各々のコミュニティ所属するユーザが好き勝手に設置していったもの2ちゃんねるには存在しなかった。

その喧嘩板の黎明期は各コミュニティ口論が発生した際にそのコミュニティ雰囲気破壊しすぎないようにユーザが各々に自浄作用として「オイちょっと体育館裏に来いやクソボケ!」的に設置するものだった。

まあつまり端的に言えば「口論をするため2ちゃんねるの外に設置された掲示板」ってわけだ。

しかし次第にその当初の目的は薄れていって(ストレス解消のためか)本当にどうでも良い理由口論することが目的2ちゃんねるの外の掲示板になっていったんだ。

悪ノリが過ぎる2ちゃんねる運営ですらここまでストレート口論するためだけが目的掲示板は設置していなくて、そのためか深津さんは「コミュニティ自浄のためのコミュニティ設立」「ディスコミュニケーションをするためのディスコミュニティ」を認識できていないんだよね。

こういうコミュニティ面白いところは現在のみんなは理解できるだろうけど「現在喧嘩板は廃れている」ということだね。

現在2ちゃんねるユーザ数が減っているとはいえ、完全にコミュニティ崩壊したのか?といえばそうではないとみんなは知っているはず。

少なくとも一定需要があった喧嘩板が廃れ、2ちゃんねるコミュニティが存続しているという事実は深津さんのエントリでは説明が付かない。

2ちゃんねるが存続している理由、これはおそらくきっと「喧嘩板は口論のたびに設置されることが多く、設置目的からして喧嘩板の寿命は非常に短かった」というのが関係していると思われる。

喧嘩板は2ちゃんねるコミュニティ崩壊しないよう、まるでアポトーシスのように2ちゃんねるの代わりに早々その役目を終える運命だったんだ。むしろその短命こそが目的だったとも言える。

改めて2ちゃんねるディスコミュニティ化を防ぐやり方を振り返る良いタイミングなのかもしれない。

  1. 大まかなジャンル掲示板を設置する
  2. 口論が起きるとユーザ口論用のスレッド作成する
  3. 口論収束せず口論用のスレッドが乱立するとlivedoorしたらば掲示板喧嘩板が設置される
  4. それでも口論収束しない場合運営に訴え出て新たに隔離板が設置される

まり2ちゃんねるでは問題が起きるたび枝分かれのように分岐してディスコミュニティ化を防いできたんだ。

ただこれは2ちゃんねるのみで起きたことではない。実は現代(平成終期)のTwitterでも確認している。

それは何かと言えば、Twitterディスコミュニティ化したと捉えた一部のユーザ分散SNSMastodon移住した件だ。

分散SNSはその大半がオープンソース提供され、各自自由に設置できるSNSだ。大小の規模を問わず分散SNS同士が相互接続することでコミュニティ形成している。

その流れの中で生まれたのが「テーマサーバ」と呼ばれる分散SNSサーバで、分散SNSを設置する際に音楽テーマイラストテーマなどお題目を掲げ、ゆるく話題を絞るという試みが起きた(このテーマ絶対基準でなくテーマに合っていない雑談をしても叱られることはない一応のお題目だ)。

2ちゃんのる的に言えば「専門板」に該当し、ゆるく話題を絞ることによって大幅な「板違い」を防ぐことが狙い。あまりにも自由だと怪訝な表情を浮かべざる得ない発言が目立ってしま可能性があるからだ。

分散SNSは「自由」に関してばかり着目されることが多く「ユーザ自由を縛る中央集権や、ユーザ発言価値観中央判断することへ対してのアンチテーゼである」ということが注目されやすいが、実はそればかりでない。

Twitterを例にすると、Twitter運営TwitterでなければならずTwitterを愛するユーザは決して認めないだろうが、分散SNSユーザはすでに「Twitterディスコミュニティである」と見做している。

Twitterを愛する者からすると多くの反論があるだろう。しか現実として分散SNS移住したユーザ代表格として一部のユーザTwitterというコミュニティを見限っている。

Twitter喧嘩板のような口論をし他者を罵るディスコミュニティだと烙印を捺したのだ。自身ルール押し付け合い、自身ルールに反した悪とみなせば徹底的に追い詰める。それがTwitterだと分散SNSユーザは言う。

突然、話は変わるが現在若者に人気のサブカルチャーコンテンツに「Fateシリーズ」という作品がある。

ゲーム小説漫画アニメと幅広くメディアミックスを展開する作品であり高い評価若者から受け人気だ。

そのFateシリーズに「アーチャー」と呼ばれる登場人物が居る。

詳細は省くが、アーチャーはもともと正義の味方へ憧れる少年であり、いつまでもその心を待ち続け、いつしか少年は成長し多くの人々を救ったことで正義の味方代名詞である英雄と称されるようになった。

そんな正義の味方アーチャーが登場するFateシリーズだが、長期シリーズでは付きもの登場人物がどんどん増えていくという長期シリーズの悪習を踏襲している。

そんな中で「オルタ化」と呼ばれる既存登場人物を再定義する設定が追加された。つまり同一人物ではあるが設定の違う二人目が現れたのだ。

もちろん既存登場人物の「アーチャー」にもオルタ化は適用された。ここでは「アーチャーオルタ」と呼ぶことにしよう。

アーチャーオルタアーチャー正義の味方たる魂が反転した存在という設定だ。なんだつまり悪役になったのか?と考えるのは誤りだ。

アーチャーオルタは悪を倒す。それも徹底的に追い詰め手段を問わず悪を殺戮する。悪を倒す正義の味方が反転した存在アーチャーオルタは「悪の敵」である

日本サブカルチャー界は2000年以降、これまで掘り下げられてきた「正義の味方」というテーマを非常に強く掘り下げてきた。もうそろそろ20年に到達する一大テーマだ。

ブギーポップは笑わない」「涼宮ハルヒの憂鬱」「とある魔術の禁書目録」「金色のガッシュベル!!」「機動戦士ガンダムSEED」「テラフォーマーズ」「僕のヒーローアカデミアetc...挙げればキリがないほど様々な正義の味方考察され描かれてきた。昨今の日本流行アメコミもその流れの一環だろう。

そんな正義の味方考察の中で対比として描かれたのが悪の敵アーチャーオルタなんだ。

正義に反する者を悪と断じ、正義の味方に反する悪の敵が徹底的に追い詰める。

Twitterはそんな悪の敵が蔓延ディスコミュニティだと分散SNSへと一部のユーザは逃避した。

2ちゃんのるの頃とは逆に喧嘩板を設置するのではなく、Twitter喧嘩板になってしまたからこそTwitterは最早手遅れだと自らがそんなディスコミュニティではないSNSを立ち上げていった。

これが現在マイクブログSNS世界だ。

しかnote2ちゃんねるSNSのように分岐してディスコミュニティアポトーシスができない。可能方法と言えば中央集権SNSと同様に運営物事の可否を判断することだ。

我々はそろそろ勇気を持って認めるべきだと思う。

Twitterと利用する多くのユーザは公正、平等自由博愛倫理法治人権平和etc...健全を重視して運営コミュニケーションしようと模索し続けており、その結果がディスコミュニティ化してしまった現状であると。

これらを訴えるアナタたちは決して悪ではない。しかアナタたちは正義の味方か?

少年少女の時分で胸に秘めた正義の味方であるアンパンマン仮面ライダーウルトラマン戦隊レンジャーセーラームーンプリキュア魔法少女が今アナタのような言動を取るか?

そして愛を唱え、自由を訴え、平和を願う者たちをWebサービスはどうやってコントロールすると言うのか。中央集権たるnoteにはそれができるというのか。

ディスコミュニティは悪が蔓延って生まれるばかりでない。ディスコミュニティは悪の敵が蔓延っても生まれるのだ。

この視点が欠けている限り絶対に上手く行かないと警告すると共に、noteが今後見せてくれるであろうイノベーションに強く期待したい。

2019-04-21

インターネットゾーニングの話

くそ長い話なので注意

最近TwitterロリキャラのR18イラストを描くアカウントへの規制が厳しくなってきたらしい。

そういったアカウントの凍結は前からあったが、最近特に見つかり次第凍結されている印象だ。

ぶっちゃけしまうと私はそういうイラストが好きなので、個人的には少し残念な状況ではある。

ただ、だからといって「表現の自由を守れ!」なんてTwitter社にケチをつけたいとは全く思わない。

みんな知ってる通り、日本という国はロリエロ絵に対する規制がかなり緩いが、世界的に見れば法律NGとしている国も少なくないし、国際的な流れは完全に規制寄りだ。

そんな状況では、いくら日本ユーザーが多いTwitter社でもロリエロ絵を看過できなくなって当然だと思う。

さて、それではそもそもロリエロ絵がTwitterなどのSNS上で投稿拡散されることの問題とはなんだろう。

ロリコンが増えることも社会的にはマイナスではあるが、これについては言論思想の自由で見逃されていい範囲だと思う。社会的プラス思想のみ肯定する世界になったら、それは単なるディストピアだ。

なので、間違いなく一番問題なのは「見たくない人の目に触れてしまう」ことだと思う。

すこし前に話題になった「お父さん、あれ気持ち悪い」発言だって、見たくないのに目に入ってしまうのが原因だし、他の既出問題もたいていここが原因だろう。

これの対策一見すると簡単で、「見たくない人が見ないところで投稿拡散すればいい」という「自主ゾーニングなのだけど、私の知っている限りこの試みは何度も失敗している。

これまで何度も、ロリエロ絵のイラストレーター達は「Twitterではやってられない! Pawoo(Pixiv運営するMastodonインスタンスTwitterに似ている)に移住しよう!」と発言しているのだが、まあ十中八九失敗している。

なぜかと言えば、Pawooはユーザーが圧倒的に少なく、絵を多くの人に見てもらえないからだ。

クリエイターにとって知名度こそ全てだ。知名度だけ高ければいいわけでもないが、知名度がなければ何もできない。そして、それはロリエロのイラストレーターも例外ではない。

というわけで、結局彼らは絵に修正を入れたりリンクを貼ったりして、だましだましTwitter活動し続けている。

とまあ、ここまで書くと「そんなもん描くやつ勝手にくたばればいいだろ」と思う人が多数派だろう。

まあその通りなんだけれど、ちょっとだけ待ってほしい。

上で書いたとおり、ロリエロ絵の最大の問題は「見たくない人の目に入る」ことで、それさえ無ければ被害者はいなくなる。

からゾーニングさえ上手くできれば(ほぼ)問題はないのだ。

ではロリエロに限らずweb上で、「見たい人にはちゃんと届くように」「見たくない人には届かないように」上手くゾーニングするにはどうすればいいんだろう。

私は「webブラウザ検索エンジン提供する企業が、最初ユーザーに見たくないもの選択させ」、「Twitterなどのサービス提供者が連携する機構を作り」、「投稿者がきちんとカテゴリ選択して投稿する」ことでしか解決できないと思っている。

例えば、Google Chromeブラウザ)のインストール時、ユーザーに「ポルノ」「暴力」など見たくないもの選択させる。

Twitterはそれに対応するカテゴリ選択肢を作り、投稿時などに選択できるようにする。

そして投稿者が「ポルノ」にチェックをつけて投稿すれば、ポルノを見たくない人には届かないといった寸法だ。

そして、これらのルールを破ったユーザーサービス提供者には即座にペナルティを課すようにする。

大仰なやり方ではあるが、web上のゾーニングロリエロだけでなく大きな問題なのでこれくらいやってもいいんじゃないかと思っている。

そして、この仕組みを作れるのは世界中のwebを席巻しているGoogleくらいじゃないだろうか。

…というわけで、Googleさん、そろそろ(誰も不幸にならない形で)ゾーニングに本気出してください。

お願いします。

はい

これが言いたかっただけ。

2019-03-31

長い旅路

2017-04-13

b:id:shields-pikes

マストドンについて、ブログ書きました。あと、今日このあとからオフ会やります

2017-04-13

b:id:shields-pikes

今夜4/13、アーガイルオフィスmastodonオフ会やってるので、気軽に寄ってねー。酒は無料です!

夕方に呼びかけて夜に来てくれる人のありがたさよ。10人以上のおっさん達で超盛り上がった! またやります

2017-04-14

b:id:shields-pikes

優れた記事中央集権化と分散化の流れは、振り子のように行ったり来たりするもの。今後しばらくは分散化の方向なのかもね。でも、mstdn.jpの例のように、おそらく自動的一極集中が進む気もする。

2017-04-15

b:id:shields-pikes

こんなんプロトタイプだろ。ニーズがあって注目されれば、ソース構造もどんどん改善されて行く。まず、情報インフラTwitterじゃなくてもいいんだ、自分でも運営できるんだ、ってことが皆に浸透したこと画期的

2017-04-15

b:id:shields-pikes

これは非常に正しい。自前の鯖を立てることにしよう。

2017-04-18

b:id:shields-pikes

このインスタンス状況まとめページは役に立つ

2017-04-20

b:id:shields-pikes

マストドンは愛すべきサービスだが、今のままではとても流行るとは思えない。「インスタンスを選ぶ」の時点で、一般人の8割が脱落する。例えばLINE最初サーバを選んで始める仕組みなら、こんなに普及してないよ。

2017-04-21

b:id:shields-pikes

今こそ、新しい個人インスタンスを立てて、企業色を嫌うユーザー達を取り込むチャンスだー!!

2017-04-30

b:id:shields-pikes

マストドン流行ってます、とか語りつつ使ってなかったり、使わずに大したことないとか言ってるWeb業界人が本当に意味不明インスタンス運営知識覚悟必要だが、1分で出来るユーザー登録を何故やらないのか。

2017-11-12

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Mastodon別に「来て」はいないだろう。一部コミュニティで、ツールとして定着してるかもしれないけど。

2017-12-02

b:id:shields-pikes

俺は、国内最初Mastodonオフ会を自社オフィスで開いて以来、Mastodon会議に参加してヌルカル氏、清水氏、江添氏その他の話を聞くまではヘビーユーザーだったが、これはスケールしないな、と確信したので常用を辞めた。

2018-05-10

b:id:shields-pikes

アカウントの完全削除処理って地味に影響範囲が大きいかほとんどのサービスは利用凍結くらいで止めてるんだけど、マストドンで実行すると他のインスタンス横断のデータ処理になるので、マジで恐ろし過ぎる。

2018-09-18

b:id:shields-pikes

はてブ投稿連携ができたら、もっとMastodonも使うんだけどなー。俺にとってNo. 1のソーシャルメディアは、はてブからなー。

2018-10-17

b:id:shields-pikes

これは乗るべきか乗らざるべきか迷うなあ。GAFA以外の次世代の有力サービスが軒並み参画して流れがこっちに向けば普及するかもしれないが、そうでなければMastodonレベルだろう。とりあえず仕様確認してみよう。

2019-03-28

b:id:shields-pikes

当時からMastodonの行く末を予想してツイートしてたが、予想通りすぎる。結局、スケールできないSNSは廃れるんだよ。どう考えても、10万以上のユーザーを抱えるにはコスト的に見合わない。

2018-11-29

欧米流行しているWebサービス

日本国内でもメジャーだったりマイナーだったり

サンフランシスコ20年働いてます

Facebook

SNS定番はやはりコレ

Delete Facebook運動炎上してもFacebook Messengerを含めてデファクトスタンダード地位はなかなか陥落しない

Twitter

Twitter流行しているのは日本だけではない

Twitter黎明期ではAPI自由度が高く、TwitterはそんなAPIを利用するIT系エンジニアと協力して育ってきたという歴史がある

そのため今でもIT系エンジニアが利用している傾向にあり、海外IT系エンジニアを講演などへ招待する際Twitterを経由するのがデファクトスタンダード

ただし近年のTwitterの動きによりDelete TwitterしてしまったためコアなIT系エンジニアとは連絡付かないことがある

こういう人はGNU SocialかMastodonかDiaspora*かFriendicaに居る

Instagram

欧米10代に評価され一気にユーザが増えたSNS

まりにも一気に流行しすぎる上に、Facebook傘下となってしまたことにより10からはオジサンバサンばかりと言われる始末

10代はTikTokへ移行してしまった

TikTok

前述のInstagramがオジサンバサンに乗っ取られてしまったため10代が移行したサービス

TikTokのノリは流石のキラキラ系のオジサンバサンもキツいのかInstagramほどオジサンバサンの参戦は少ない

ただ"つぶやき"先がTikTokかと言えばそうではないようだ

Youtube

日本ではニコニコ動画が人気であったときに、ゆっくりと普及していったYoutube

Youtubeクリエイターのための収益サービスを展開したことにより日本でもニコニコ動画駆逐した

動画投稿者のことを当初欧米ではYoutube CreatorやVideo Creator、Videographerなどと表現されていたが、Youtube自身CMの影響により最近欧米でもYoutuberという表現を見るようになるという和製英語逆輸入パターンが起きてる

YoutubeブランディングとしてYoutuberという語は丁度良かったものと思われる

Youtube TV

Youtube地上波TV放送CATVが観れるサービス

欧米特に北米ではCATVが強すぎるのでWebからも観れることが多い

日本ではNHK問題とかあって何だか色々面倒くさい

Twitch

ゲーム向け動画共有サービス

日本では何でもかんでも動画Youtubeとなっているが欧米ではゲーム動画と言えばTwitch

特にチャット/コメント欄Youtubeよりも見やすく、ゲーム親和性が高いので評価されている

ただ近年は厳密に住み分けされているか?と言われるとそうではなく、Youtubeのみで活動しているゲーマーTwitchのみで活動しているゲーマー比較するとTwitchの方が多いかな?という程度

Reddit

欧米定番電子掲示板サービス

ただ2ちゃんねる(5ちゃんねる)と同様にユーザ高齢化が進んており、若年層も居るといえば居るがメインのユーザ層かと言えば絶対にそんなことはない

Slashdot

Redditよりも高齢化が進んでる電子掲示板サービス

日本スラド民と似たようなもの10代はほとんど見ないしスラドに常駐している10代の将来を心配したくなる

流行しているか微妙だが関連の流れで紹介

Disqus

コメント欄のないWebページやブログコメント欄を追加できるサービス

サービス性質としてはコメントがメインの文化のため日本はてなブックマークに近い

Disqusを設置する管理者側が有料プランに加入していないと広告が表示されてしまうため紛らわしい面もある

Pocket

正しくソーシャルブックマークサービス

あとで読む」など有用機能も高評価されている理由

Pinterest

デザイナーファッショニスタには定番スクラップサービス

日本でもアンテナ高い人は使っている印象はあるが、日本支部女性スタッフが知らなかったりすることがよくあるのでまだまだ日本では普及しきっていない印象を勝手に持ってる

日本ではInstagramあたりでデザインファッション流行を掴むことが多いらしいが欧米ではPinterestのほうが利用されている(Instagramはそういう用途でのノイズが多い)

ただPinterestが普及しているからと言って欧米人がオシャレかと言えば察する必要がある(サンフランシスコ住民IT系ブランドTシャツ好きすぎ問題)

WhatsApp

欧米では実はインスタントメッセンジャーサービスが乱立しており、送り先ユーザによって常駐しているインスタントメッセンジャーが違うというのはありがち

WhatsAppFacebook Messengerでなければコッチで連絡付くだろうというポジション

利用者比較的若年な傾向はあるが、絶対的にそうとは言い切れない

SnapChat

ポストWhatsAppか?と言われていたものののWhatsAppを超えることなく失速した感のあるチャットサービス

それでもTikTokに行かなかった10代はSnapChatを利用している傾向にある

Slack

ビジネス向けチャット

職場Slackを導入していてくれたらコチラで連絡を取るということも少なくはない

チームメンバーと気軽にやり取りできると高い評価を受けリモートワークの普及に貢献したが、気付いてみたら24時間働けますか?状態になってしまった

欧米では過労働が絶賛社会問題化進行中。欧米日本に追い付いてきた。

Discord

主に欧米ゲーマー需要を満たすゲーマー向けチャット

Slack互換APIなどIT系需要も満たし人気

友人グループ間のボイスチャットでは最早デファクトスタンダード

SMS

Webサービスかと言われれば悩むが、詳しい人なら現在SMSは大きな括りで言えばWebサービスだと知っているはず

欧米でなぜここまでインスタントメッセンジャーが乱立しているか?といえばSMS存在があったか

電話番号を知っておりどうにも連絡付かない場合SMSを使うのがド定番

Hangout(Hangout Chats)

Googleインスタントメッセンジャーサービス

Gsuite(Google Documents)ユーザを中心に使われており定番と言えば定番と言えるポジション

Gsuite(Google Documents)

教育

欧米教育現場ではGsuite無双表現しても良いくらGoogleシェアを持っている

Microsoftもそこそこシェアを持っているがGoogle比較したら数段落ちる

Apple教育現場でのシェアゼロと言っても良い。Appleが悪いのではなくGoogleが普及しすぎてAppleが不便になっちゃってるだけ

学生学校宿題を友人間シェアし、共同編集宿題を進めるなど、10年前では考えられない宿題ハックが流行している(共同研究表現するとアリっちゃアリかな?)

ビジネス

ビジネス現場では主にスタートアップMicrosoft Office代替として利用されている

Gsuiteを導入している企業では非常に細かなオフィススイート機能を使う際はiWorkやLibreOffeceなどを使う傾向にある

当のMicrosoftAzureなどのサーバサイドサービスビジネスの主軸を移しつつあるので、そこまでMicrosoft Officeでの収益は期待していないように思われる

JIRA

プロジェクト管理ツール

大手からスタートアップまでプロジェクト管理ツールはたいていコレ

欧米ではMicrosoft OfficeよりもむしろJIRAのほうがヘイトを集めているような気がしなくもない

Evernote

Gsuite(Google Documents)と比較すると厳しい面が捨てきれないオンラインノートサービス

Evernoteのコンセプトが自身スタイルに合えば非常に有用サービスなのだが、大半の機能は他のWebサービス代替できてしまうため立ち位置微妙

ちなみにこのエントリの下書きはEvernoteで書かれている

Dropbox

クラウドストレージサービス

Evernoteが苦戦する理由がGsuite(Google Documents)とこのDropboxにあり、共同編集スクラップブック的な用途はこの2つのサービス代替出来てしま

UNIX/Linuxへ対しても公式的にサポートしているというのもDropboxの優位性

Foursquare/Swarm

位置共有サービス

自身位置地域施設レビューを共有するためのサービス

ポイントや進捗などのゲーム性がある点が評価理由

Google Map

最早説明必要がない地図サービス

Foursquare/Swarmのような位置共有やレビュー機能も強化され、待ち合わせや情報収集に関しても隙がなくなった

Waze

Google出資しているドライビングナビゲーションサービス

サンフランシスコ道路渋滞する原因の1つ

Spotify

音楽聴き放題サービスSpotify絶対ポジション

ただYoutube Musicが登場したことによりSpotifyの充実したプレイリストという優位性が少なくなったので注目されている

個人的にもYoutube Musicに移行しても良いかな?と検討中

Nest

ホームマネジメントサービス

ハードウェアも売っているのでWebサービスか?と言われると微妙だが、ホームマネジメントではNestが圧倒的シェアを持つ

Google傘下であり、Amazonもここ最近は頑張っているが、インターホンや空調管理などのハードウェアは結局NestなのでGoogleは上手いことやったなという印象

Apple教育と同じようにこの分野ではゼロと言っても間違いない

Adobe CC

圧倒的コストパフォーマンスを持つクリエイティブサービス

ここまでAppleがボロクソだったがAdobe CCのためにiPadが手放せないという人も多い

一時期クリエイティブ系のWindows移行が進んでいたが、Adobe CCのお陰でクリエイティブ用途Apple延命された

Amazon

説明する必要がない通販サービス

電子書籍分野でもKindleトップシェアとして君臨

Steam

ゲームストアプラットフォーム

ゲームデベロッパーの中にはSteam依存を下げようとする動きがあるものの、やはりユーザ数として魅力が高く、その地位は揺らぎにくい

アダルトゲームの開放タイミングなど時流の読みが上手い印象がある

Uber

配車サービス

日本でも展開しているが、本来Uber白タクになってしまうので日本ではほぼ別サービス

MyFitnessPal

定番フィットネスマネジメントサービス

特にカロリー計算有用飲食店商店を含む料理食材栄養情報が既に登録されており、自身健康管理が便利にできる

ちなみに日本情報もそこそこあり、情報に不足があればデータベースへ追加して拡充できる

その他の動き

VLOG

欧米では年齢関係なくVLOG(VideoLog)によって自身日常シェアするのが流行している

顔出しに抵抗のない文化を歩んできたこともあって、そういう点が日本とは大きく違う

その動きは動画自動編集ツールGoProなどのアクションカムドローン、先日発表されたDJI OSMO Pocketなどのハードウェア製品にも現れている

商業店や公共施設・公官庁政治家に至るまで積極的スタッフ・本人の日常的な動画作成し公開する動きもあり、ポジティブな印象形成に役立っていると思われる

例えば日本だと教師政治家休日に開いたホームパーティーの様子を動画で公開してしまうという肌感覚理解しにくいように思う

OS

WindowsなのかMacなのか、iOSなのかAndroidなのかはぶっちゃけ当人によるという感じになっている

IT業界ではMacbookのシェアが高いのは事実だが、クライアントMacWindowsなだけで実質Linux仕事しているという人も珍しくはない

CG業界ではWindowsが主流と言われてきたが、近年では研究だと当たり前ではあったが、(レンダリング用途に)Linuxが小さな企業にも台頭し始めていることもあり、状況によるところが大きい

例えば某超有名宇宙戦争モノの映画にもLinux活用されていたりしているところを見ると考えさせられるものがある

2018-11-27

anond:20181127163938

◎ VR

日本しか流行っていない印象のあるVRは、単に海外では通信環境の縛りがあるから流行っていないというか使えないと思われるので、モバイル通信高速化がより発展すると爆発的に普及する可能性はある

○ Discord

現在はまだゲーマーや一部のギークしか使っていないが、もしかしたら一般ネットユーザーにも降りてくるかも知れない

特に出入り自由ボイスチャットルームはウケそう

▲ 分散SNS

日本ではMastodonくらいしか流行っていないが、分散SNS歴史海外のほうが実際は長い

LINEグループSlackチャンネルのノリで分散SNSサーバを建てられるようになったらもしかしたら仲の良い友人たちだけの分散SNSサーバみたいなのが沢山登場するかも

Pinterest

デザインファッション好きの間では最早ド定番なれど、まだまだ一般ユーザが使っているとは言えないPinterest

Instagram女子のノリでPinterest女子が登場するかも

× Waze

世界で最も人気のあるドライビングナビゲーション

高低差やトンネルには弱いが、Apple CarPlayGoogle AndroidAutoが普通に自動車へ搭載されるようになったら日本国内で高い評価を受ける可能性がある

2018-11-26

[]2018年11月25日日曜日増田

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増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

5816879(3122)

2018-11-25

はてなはてなハイクやめるならMastodonやるべき

どこにつぶやけば良いんだコノヤロー

Twitterは嫌だ

anond:20181125133918

でもまあこうやって多くの人に知られていないという点を考えても、先鋭的すぎるシステムだとは思うけどね

もうちょっと一般人向けに熟れた感じになるべきだと思うし、なんていくんじゃないかな?とも思う

単に実験段階の最新のSNSはこんな感じになっているって話だね

それを考えるとMastodonとかActivityPub周辺は実用段階の最新SNSって感じかな

anond:20181125132401

紛らわしいけどMozillaとは関係がないw

HubzillaはSNS分散実装だけど、Mastodonサーバ毎にアカウント必要なのに対してHubzillaは同一アカウント分散された複数サーバでつかえるみたいなのがコンセプト

サーバAが落ちていてもサーバBへログインできるみたいな設計になってる

この方式欠点サーバ管理者やサーバ設置国毎のルールの違いがあるから注意が必要って点

だけどFacebookよりは各々にルール自由に決められて、障害に強いという長所がある

anond:20181125131838

まぁ今投資するならMastodonかGNUSocialあたりだね

Facebookと対比して、より先鋭的な設計SNSとしての投資対象なら間違いなくHubzillaだろうけどHubzillaはUI設計がクソ

2018-11-05

もう繰り返すのは辞めないか

当方現在40代

情報化社会への移行へ機敏に反応し、小学生の頃には既にパソコンを導入している家庭で育った。

青春時代パソコン通信インターネットと共に過ごし、本来意味ホームページ、そして設置される電子掲示板、今からすると低機能チャットでのコミュニケーションアカデミック分野の人間ではない普通義務教育過程学生としては比較的早期に体験していた。

ちなみに通信を介した今で言うオンラインゲームで一番最初体験したのはメールでの将棋である

幸いにも、当時から通信上で懇意にして頂いていた先輩諸兄とは現在でも繋がりがあり、一部の方々は当方結婚式にまで参列して頂けるという、最早通信上の知り合いと言うには些か語弊があるような関係を持たせて頂いている。

当方コミュニティ最近使われているコミュニケーションツールSlackDiscord・Mattermost・Mastodonだ。

チャットツールが3つもあることに疑問を持つかもしれないが、プライベートな基本コミュニケーションの中心はMattermostであり、いわゆる「つぶやき」をするマイクロブログMastodonが用いられている。

Slack業務に使う者もおりプライベートではMattermostのサブ的な使われ方をしており、Discordコミュニティの中で何らかのオンラインゲームをするときボイスチャット環境として用いることが多い。

ここで多くの方々が「LINEFacebookは利用していないのか?」と思うかも知れない。その疑問への答えとしては「アカウントだけは持っている」というものだ。

いや実際、一時期はコミュニケーションの中心にはFacebookがあった。XMPPを解したしチャットツールFacebook Chatを用いていた。

日本Facebookが紹介されるようになりユーザ数が増えると当方コミュニティは居心地の悪さを感じてTwitterへ移行し、日本での第一Mastodonブームの折、完全にMastodonへ移行してしまった。

様々なサービス漂流することになってしまったが、当方コミュニティが感じていた居心地の悪さの最大要因は「ITリテラシー格差である

当方コミュニティパソコンを用いた通信の発展を見てきたコミュニティだ。

度々起こるインターネットコミュニティでの諸問題を遠巻きながらも目にし、世代交代のためかそれら諸問題が起きたという事実継承されず、何度も何度も同じような問題を目にしてきて非常に疲れた

例えばTiktok問題視されていることの殆どニコニコ動画経験したことどころか、メル友ベル時代に起きていたことだ。

しろ当方コミュニティメンバーの中には「ペンフレンド時代にも似たようなことが問題視された」と言う者も居り、その時代経験していない当方は詳しくないが、卑猥写真を郵送させるなどの問題があったらしい。ペンフレンド宅へ家出する青少年も居たと聞いた。

「当時とは時代が違う」と言うのは容易い。しか当方コミュニティから見ると「またか・・・」としか言いようがない姿に見えてしまうのだ。

当方コミュニティでは過去草の根BBS2ちゃんねるニコニコ動画オフライン上でも保護者会やPTAなどでもインターネット認識や使い方などを訴える活動はしてきた。

情報化社会の中で子供たちへ「携帯電話を持たせない」「インターネットを使わせない」という成長を生まない極論地味た思考停止手法は推奨せず、子供たちへインターネットメリットデメリットを伝えて将来のために活用していこうということを基本方針として伝えてきたつもりである

しかしそれでもなおインターネットでは諸問題が起き、それへの対策が○○の禁止という当方コミュニティ努力が何も実を結ばないという結果を見ることになった。

当方コミュニティはいつも言う「あなた達の世代インターネットで失敗したはずだ」「あなた達はなぜインターネットで失敗したのか?」「当時の感情を思い出し、あなたの子供たちの感情理解を示すことはできないか?」「理解を示して子供たちと話し合うことはできない?」と。

子供だけではない。

NIFTY-Serveゲリラ的に他者の揚げ足を取ったり、オフラインでは無かったことにされるような失言へ対して人権問題だと騒ぎ立てBBS空気を悪くしたり、特定人物へ異常なまで固執Eメール送信しまくったり、あまつさえ失言録のようなWebページ作成して晒し上げたりなど、今でも通ずるような悪意を当時から振り撒かれていた。

当方コミュニティはそんな悪意をもう見たくはない。そんな無理解を見たくはないのだ。

情報化社会当方コミュニティ過去に夢見た時代へ少しずつでありなからも進んでいる。あらゆるもの通信によって連携し人々の生活を豊かにしている。

しか当方コミュニティが見た夢の中には繰り返される悪意などなかった。問題が起きても人と人が協力しあって解決するだろう。すべての人が通信によって繋がれば大きな集合知によって解決されるだろうという夢であった。

「またか・・・」と感じ、どうにか解決できないか?と動いているコミュニティ当方コミュニティだけでないと信じたい。

そしてどうにか繰り返される悪意を無くす協力をして欲しい。

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