くそ長い話なので注意
最近、TwitterでロリキャラのR18イラストを描くアカウントへの規制が厳しくなってきたらしい。
そういったアカウントの凍結は前からあったが、最近は特に見つかり次第凍結されている印象だ。
ぶっちゃけてしまうと私はそういうイラストが好きなので、個人的には少し残念な状況ではある。
ただ、だからといって「表現の自由を守れ!」なんてTwitter社にケチをつけたいとは全く思わない。
みんな知ってる通り、日本という国はロリエロ絵に対する規制がかなり緩いが、世界的に見れば法律でNGとしている国も少なくないし、国際的な流れは完全に規制寄りだ。
そんな状況では、いくら日本人ユーザーが多いTwitter社でもロリエロ絵を看過できなくなって当然だと思う。
さて、それではそもそも、ロリエロ絵がTwitterなどのSNS上で投稿・拡散されることの問題とはなんだろう。
ロリコンが増えることも社会的にはマイナスではあるが、これについては言論・思想の自由で見逃されていい範囲だと思う。社会的にプラスな思想のみ肯定する世界になったら、それは単なるディストピアだ。
なので、間違いなく一番問題なのは「見たくない人の目に触れてしまう」ことだと思う。
すこし前に話題になった「お父さん、あれ気持ち悪い」発言だって、見たくないのに目に入ってしまうのが原因だし、他の既出の問題もたいていここが原因だろう。
これの対策は一見すると簡単で、「見たくない人が見ないところで投稿・拡散すればいい」という「自主ゾーニング」なのだけど、私の知っている限りこの試みは何度も失敗している。
これまで何度も、ロリエロ絵のイラストレーター達は「Twitterではやってられない! Pawoo(Pixivが運営するMastodonのインスタンス。Twitterに似ている)に移住しよう!」と発言しているのだが、まあ十中八九失敗している。
なぜかと言えば、Pawooはユーザーが圧倒的に少なく、絵を多くの人に見てもらえないからだ。
クリエイターにとって知名度こそ全てだ。知名度だけ高ければいいわけでもないが、知名度がなければ何もできない。そして、それはロリエロのイラストレーターも例外ではない。
というわけで、結局彼らは絵に修正を入れたりリンクを貼ったりして、だましだましTwitterで活動し続けている。
とまあ、ここまで書くと「そんなもん描くやつ勝手にくたばればいいだろ」と思う人が多数派だろう。
まあその通りなんだけれど、ちょっとだけ待ってほしい。
上で書いたとおり、ロリエロ絵の最大の問題は「見たくない人の目に入る」ことで、それさえ無ければ被害者はいなくなる。
だから、ゾーニングさえ上手くできれば(ほぼ)問題はないのだ。
ではロリエロに限らずweb上で、「見たい人にはちゃんと届くように」「見たくない人には届かないように」上手くゾーニングするにはどうすればいいんだろう。
私は「webブラウザ、検索エンジンを提供する企業が、最初にユーザーに見たくないものを選択させ」、「Twitterなどのサービス提供者が連携する機構を作り」、「投稿者がきちんとカテゴリを選択して投稿する」ことでしか解決できないと思っている。
例えば、Google Chrome(ブラウザ)のインストール時、ユーザーに「ポルノ」「暴力」など見たくないものを選択させる。
Twitterはそれに対応するカテゴリの選択肢を作り、投稿時などに選択できるようにする。
そして投稿者が「ポルノ」にチェックをつけて投稿すれば、ポルノを見たくない人には届かないといった寸法だ。
そして、これらのルールを破ったユーザー、サービス提供者には即座にペナルティを課すようにする。
大仰なやり方ではあるが、web上のゾーニングはロリエロだけでなく大きな問題なのでこれくらいやってもいいんじゃないかと思っている。
そして、この仕組みを作れるのは世界中のwebを席巻しているGoogleくらいじゃないだろうか。
…というわけで、Googleさん、そろそろ(誰も不幸にならない形で)ゾーニングに本気出してください。
お願いします。
はい。
これが言いたかっただけ。
「見たくない人の目に触れない」をお題目にしてるけど、お前の増田見たくなかった俺に謝る気ある? お前がいってんのそういう事だけど。 そのチェックボックス、他のカテゴリーは...
米国基準が世界基準と思いあがってるGoogleにゾーニングさせて支配されたいとか正気とは思えないな