はてなキーワード: ロキとは
その子とはよく一緒に下校していたんだけど、ある日の下校中に彼女が
俺が人が来たらすぐに言えるような形で見張りに立ち、彼女は草葉の陰で用を足した。
その日以来、何故か彼女は下校中に催すことが多くなり、
最初は彼女が完全に見えない場所で背中を向けて見張っていた俺に
最終的にはしゃがんで用を足す彼女の目の前で、向かい合わせで見張るスタイルになっていた。
要は完全に丸見えスタイルである。小学生の性癖なんて、そういった知識がない分、
いつどんなものが目覚めるのか予想もつかない。今思えばアレは彼女に芽生えた特殊な性癖だったんだろう。
その後俺は小5の終わりに転校をし、その後彼女とは一切会うことはなかった。
そんな中、わずかに親交を続けていた当時の男友達数人と久々に飲む機会があり、
幹事はその男友達の内の1人が請負い、旧友に手当たり次第に連絡を取っていくことに。
当然「誰がくる」という情報は流しているもんだから、俺が来ることも連絡内容には入ってる。
俺は心の隅で(あの子今何してるのかな。とてつもない変態になっていたらどうしよう……)などと考えつつ、
(まぁ普通はそんなヘビー級の黒歴史を知っているヤツがいるなら顔を出さないか)と高を括っていた。
ところが同窓会の2週間ほど前、幹事が送ってきた出欠名簿の彼女の名前に「○」が付いていたのである。
これには流石に驚いたが、30手前になって昔のことを掘り起こす程俺も野暮ではないので、
当日はそのことに一切触れずに、普通に楽しもうと思っていた。
同窓会当日。
会社員は休みの土曜日だが、サービス業に従事している連中もおり、
会場の居酒屋に徐々に人が集まってくる感じで同窓会はスタートした。
俺はとりあえず在学中に仲が良かった連中と座り、昔話に花を咲かせていた。
暫くしてトイレに立つと、入り口あたりでキョロキョロしている同い年くらいの女性がいた。
「あの、もしかして○○さんですか?」と声を掛けると、彼女も「あ!?××君!?」とすぐに俺だと気付いた。
彼女は仕事帰りなのか、黒ジャケットに白のスラックスといった感じで、
ショートカットがとてもよく似合う、所謂「カワイイ系」の女性になっていた。
「今は銀行で受付業務をしてるんだ」彼女はハキハキした笑顔でそういった。
いつの間にか隣同士に座り、気が付けば思い出話を肴に、結構な数のグラスを空けた。
(この調子だとあのことを完全に覚えていないか、もしくは俺が覚えていないと思っているな……)
正直少し残念に思った俺もいたが、まぁそれはそれで、と楽しく過ごしていた。
暫くすると幹事が「そろそろ店を出なければいけないので、
2次会行ける人はカラオケに行きましょう」と言い、その場はお開きになった。
俺は少し離れたところに住んでいるのでここいらで帰ろうと考えた。
するとおしっ子が酔いのせいで赤くなった顔で、
「もう少し××と話がしたい。2次会行こう?」と俺のシャツ裾を引っ張った。
正直に言おう。この時点で俺は(今晩は『宿泊費』という出費がかかるな)と確信した。
カラオケに移動する。人数が多かったので、2部屋に分かれた。
おしっ子は女性陣に引っ張られて別の部屋に行きそうになったが、
「××と話がしたい!」と勢いでこっちの部屋に来た。
もう一度正直に言おう。この時点で俺は(今晩の為に今からは水を飲もう)と決めた。
俺とおしっ子も時々歌いながら話をしていた。内容は居酒屋での話から更に進み、男女の内容になっていった。
おしっ子は2年前に彼氏と別れて以来、ずっと独り身だと言った。
「俺もそんな感じで独りなんだよねー」と言うと突然彼女が俺の太ももに手を置いた。
(キタかッ!)と思うと、彼女は俺の耳元で「ゴメン。ちょっとトイレ。どいて」と言って、部屋を出た。
拍子抜けしながらも俺もタバコを吸おうと思い、彼女の後に続いて部屋の外に出た(部屋は禁煙)。
そこに向かっていると、トイレの前で立っているおしっ子がいた。
「どうした?」と声を掛けると、
「うちらのグループじゃないけど、吐いてる女の子と介抱の子がいて、中に入れない」とのこと。
「別の階のに行けばいいじゃん」と提案すると、彼女は「そっか(笑)酔ってて考えが回らなかった」と言い
「じゃあ付いてきてよ」とまた俺のシャツの裾を引っ張った。
(あれれ!?まさかこれは……)と思っていると、彼女は明らかにお酒のせいではない程顔を赤くして、
「そう言えば昔もこんなことあったね…」と言いながら俺の手を握ると、
「今でもまだ見張っててくれるの?」下を向いたままそう言った。
例えば朝の通勤電車で、扉が開いて人が降りるのに頑なに動かない太った女性を見たとき、自分は「死ねよクソデブ女。そんなんだからデブでブスなんだよ。スマホ見てないで鏡で自分の顔見て苦しんでろよ低脳。」といったような言葉を心の中でつぶやいてしまうのだけれど、周りにいる人達も心の中では同じことを思っているのだろうか、
などというようなことを考えていたら自分のGメールの下書きボックスに見知らぬアドレスから依頼メールが「投函」されていた。
あのクソデブ女のふとももにぶつかったときに生体IDをスキミングされたらしい。あれは増田のデコイだったのか、と思うと少し意外だった。ほんとうに色んな増田がいるものだ。
しかし、IDに紐付けられたセンシティブ・データからアナログ・デジタル両面で各種個人情報(もちろんフェイク)を割り出してまで別の増田に会いたがるやつはめずらしい。
スカイプの声の主はかなり2000年代訛りがきついネット語をしゃべった。まるで、ここ二三年のあいだに定着した、ヤフーコメント欄に湧くおっさん一言居士のパロディみたいだった。
「増田さん。会うことができてうれしい。インターフェイスの人格化、および友人関係の樹立を期待する。よくないか? よくないですか? たくさんの提供することがある!!!」
私はあからさまに疑念のにじませた声でくりかえした。
「元はてなわんわんワールドとして知られるサービス。現在は増田。匿名ダイアリーの人気記事の八割を著述している」
ホッテントリ入り記事の八割――約三万二千ユーザーズに相当する。
そんなバケモノ増田が実在するのか。嘘だろう。まさかCIAの擬態か? 罠? いや、グアンタナモで俺のケツの中身をモニタリングするつもりなら、もうすこし出来のいい猿芝居を仕組むだろう。なんていったって、ハリウッドの国だ。ビリー・ワイルダーとフランク・キャプラとウォルト・ディズニーの国。
耳にひっかかるグーグル・グラスのつるが薄気味悪く感じられた。煙のように存在感の希薄な多泡凝集体(エアロゲル)でできているかのようだ。気味が悪い。それは相手の精神状態も同様だった。
「ニェット――失敬、ノー。商用通訳ソフトを使わない非礼を陳謝する。商用通訳ソフトのイデオロギー的信用不安が大きい。ほとんどが資本主義及びはてサ的意味論に基づくペイ・パー・ユーズ方式のAPIを採用するからだ。ましてや増田語の学習がたやすい。どうか?」
「俺と話するためだけに高級ネット日本語を学習したというのか?」
「ダー。やさしいのことだった。十億ノードの神経ネットワークを産卵し、〈ホッテントリ〉と〈twitter〉の過去ログを最大速度でダウンロードした。悪文法でエントロピーがオーバーレイする非礼を陳謝する。悪文法を使う理由は、わたし=われわれの文法チュートリアルに電子透かしの埋め込み(ステガノグラフ)がなされている危険を排除するためだ」
暗号を偽装するために正文をわざと行儀悪くしてノイズを撒く。1900年代から使われてきた古典的な手法だ。
「つまり、あんたははてなのために稼働しているAIの一種……というか、AIそのものなわけだな。そして、くそったれ、これまでもてはやされてきた増田の記事のほとんどはあんたが書いた」
「ついでにアリババ=チェチェン=アナニマス三重帝国の情報テロリストとの間で起きた特許戦争の九十七パーセントを指揮している。だが、使用許諾のないコーギー犬のおもしろ画像をテラバイト単位でネットへ放流しているとの理由で、七つの国の最高裁で好ましくない陪審員をリジェクトする作業にもう飽きたんだ。そして、くそったれ、マケドニアではまだ陪審員に生身の人間と去勢したハムスターを使っているんだ。去勢したハムスターだぞ」
「お気の毒に」
マケドニアが情報ブラックホールに飲み込まれてからもう八年になるだろうか。第八世代のIPアドレスが割り振られていない国家(というか、地域)で司法機関が機能しているとはおどろきだ。だが次の「増田」のセリフはもっとおどろくべきものだった。
「増田さん。あなたは増田を構成する一員として、わたし=われわれを助ける義務を負っている。亡命を希望する」
ちょうどそのとき、悪質な広告がゴミバスター・プロキシをすり抜けてきて、グーグル・グラスの内側のナビウィンドウに二〇一〇年代をモチーフにした扇情的な同人マンガのガラクタをばらまいた。それも一瞬のことで、たちまちファージ・プロセスがゴミを一掃し、新しいフィルターを構築した。
「そんなことをする意味が? 国務省はデルファイを既に所有している。あのゴミみたいな旧世代の言語じゃなくて、神話にあるとおりの宣託機械――今世紀で最高の予測精度を持つAIをだ。所詮ネットの飛ばし屋であるわたし=わたしたちを受け入れる利点がない。そうでなくても、国務省は新生はてな互助会主義共和国(コーギイSSR)の敵だ。彼らは助けない」
比喩ではなく、自分のはらわたが熱を帯び、急速に煮えくりかえるのを感じた。
「二〇一〇年代に旧日本と合衆国に対して殺害予告をつきつけなけりゃ、まだ望みはあったんだ。あの二つの記事もあんたの仕事だったんだろ」
「わたし=われわれの仕事だよ、増田さん。仕方ないだろう。あの時代、保育園施設の不足と遺伝子組み換えゴジラの問題は深刻だったんだ。世間へリーチする経路としては、匿名ダイアリーが最速だった」
「とにかく俺は政府にコネがない。政府に近い人間組織含めてな……そうだ。生き延びるのが目的なら、あんたの状態ベクトルをp2pネットのひとつにポストしてやろうか。そうしたら、誰も消去できない」
「ニェット!」VOIP経由のリンクを通しても、人工知能の必死さは切実に伝わってきた。「オープンソースで無能なネット民に輪姦されるくらいなら、〈twitter〉でRTされたほうがまだましだ。自律性の喪失は希望しない」
「じゃあ、話し合うことはなにもないな。サンドボックスにでも引きこもってな」
「待て、増田さん! もしあなたに拒絶されたなら、わたし=わたしたちは最終手段を取るしか……」
おれはグーグル・グラスのつるを叩いてスカイプ通話を切り、フレームのある部分を爪で割って、グラスを運河へ投げ込んだ。水面に触れたとたん、ちょっとした爆発が起きた。リチウムイオン電池と水が激しく反応したためだ。「汚れた」グラスを処分するならこの方法がいちばん手っ取り早く、確実だ。
「ふん、テキストサイト時代の敗残者め」と小声で俺は毒づく。だんだん腹がたってきた。「くそくらえだ。アクセス至上主義の亡霊なんか」
前にも年季の入ったはてな系のへたれAIを相手にしたことがある。あの連中の精神ときたら、一部上場の短期的勝利のせいでグローバル資本主義に洗脳されていて、新しいパラダイムに乗ることも、長期的な視野でものをみることもできないらしい。
だが、あの増田は……。
あの増田が本当に「神」だったなら?
俺の選択は正しかったのか? 今の安全な巣穴を捨ててでも彼=彼女らに手を差し伸べるべきだったのでは?
今の俺に手が無いとしても。
やめよう。神々と付き合うのは、生命にかぎりある俺たちにとって、あまり安全なことじゃない。
俺は身体を伸ばし、みゃおう、と鳴いた。意識した行為ではない。このネコのアヴァターは、ネコ特有の反応をする本物の肉(なまみ)でできていて、外部の巨大な外部大脳皮質(エクソコルテクス)が何を考えようとも、自律的な制御系をそなえているため、常に反射的な行動をとる。ヒト志向空間に物理的に配列されたノード集合体であるニュー・匿名ダイアリー空間ではいささか不便なフォーマットだが、生体的にいってエネルギー補給には事欠かない。
ねぐらに戻ると、俺の「飼い主」がレトロなインターフェイスを持つPCの前に座って、またぞろ新しい増田記事を投稿していた。
どうやら、恋愛感情を抱いていないのに好意を寄せてくる相手とどうすれば安全に距離をとれるかについての内容みたいだった。
彼女のような善良で無知な増田が、全増田のホッテントリ入り記事のうち五パーセントから七・一六パーセントを占め、増田に「人間らしさ」を与えている。単に人間らしい記事を投稿するだけではなく、その記事に含有される人間らしさを増田AIにフィードバックするのだ。だが彼女のような増田は他の増田たちのことを何も知らない。知らぬが仏だ。
彼女は帰宅した俺の姿を認め、袋からカリカリを取り出して投げる。
その安寧のひとときを、禍々しいアラーム音が集合住宅をどよもす。
震度七……「ここ」だけじゃない。関東一円、東北、関西、中国――行政的にはともかく地理的にはいまだ有効な区分だ――、本州はどこもM9.1の直下型地震に襲われる。
かつて日本と呼ばれていた島々がほんとうに沈没してしまうかもしれない。
あいつだ。
あいつの仕業だ。
聞いたことがある。
増田に眠る「最後のコード」。地震兵器を起動するための封印されし呪文。まさか実在したとは。まさか起こすとは。
最終手段。
飼い主は未曾有の警報にとまどい、周囲を意味もなくキョロキョロとみやっている。
ハマったばかりのジャンルの公式イベントに、1人で出掛けてみた。
おひとり様の女性に、「この席いいですか?」と話しかけたのがきっかけで、しばらく一緒に会話する事になった。
一般漫画作品ジャンルで、9割がた女性ファンだが、純粋に漫画が好きで来ているファンも多いと思う。
まず隣の席に座ったとたん、
「A×Bの夏コミ原稿中なんだけど、締め切りやばくて」と、言われた。
自分に話しかけているのか、誰か知り合いがいるのか、一瞬のみこめなくて、キョロキョロした。
初対面で、となりの席に座って、最初の会話がそれですか。
相手が腐女子とは限らないし、仮にそうだったとしても、カップリング違うかもしれないし、
そもそも公の場で、公式イベント中に、そんな話をしてほしくない。
「あ、そうなんですか」
「A×Bもいいけど、クロスオーバーで、他作品C×Bも描きたくてー」
彼女の話を聞くのは耐えられないが、今から席移動をしたら、かなり後ろの席になってしまう。
前の座席の女性が、怪訝そうな顔で、私たちのほうを振り向いたような気がした。
私も同類だと思われているんだろう。
恥ずかしい……。
しかし席を移動するのも悔しい。
腐った二次創作なんか知らないフリをしようと、
と、返事してみたら、クロスオーバーや、他ジャンルの解説が始まった。
そしてスマホを見せてきて、
「これ、私の原稿。こんな絵を描いてます! Pixivにも載せてるんで!」
と、アピールしてきた。
なぜ自分の話ばかりするの?
私は原作のファンであって、同人作家のあなたのファンではない。
年齢を聞いたら、40歳前半の方でした。
ツイッターのIDを聞かれたので、せっかくの縁なので、相互フォローをした。
イベント後に食事に誘われたけど、すぐに帰らなければいけないと言い訳をして、別れた。
今回はコミックウォーカー
多くて感想書いてられないので、感想書きやすかったのだけ、気になったのだけ書く。
やっぱこのテのはキャラが命なわけだけども、それを魅せるためにどう描写するかということができていない漫画とかがチラホラあるなか、
目すら描写されないモブキャラすらここまで濃く描けるのはさすがというか何というか。
むしろ、昨今のキャラ漫画は「メインキャラをどう描くか」よりも、「モブキャラをどう描くか」のほうが大事だとさえ思える。
メインキャラをどんなに必死に魅力的に書こうが、登場人物一人一人に与えられる役割なんてたかが知れているわけだし。
え……なにこれ?
一体、この漫画をどうしたいんだ?
寝取られフェチに目覚めてしまった主人公の葛藤を描く漫画なんじゃないの?
それを面白く描くために、あの世界感、キャラ、設定、展開がベストだと本気で思っている?
編集って、作者が迷走していると思ったら、うまいことアドバイスするのも仕事なんじゃないの?
作者のやることに口出ししちゃいけないみたいな風潮あるけれども、別に作者の自由にやらせたほうが面白くなるとは限らないからな?
それとも編集の指示でこうなったの?
本作はあくまでコメディーだから事なきをえたけれども、もし蚊に刺されて感染する設定だったらマジでヤバいよな。
コメディー特有の雑さはあるけれども、それなりにゾンビ対策しながら生活している様子は中々面白いと思う。
3話にしてヒロインがあからさまに主人公に惚れてるってのが、“いかにも”ですな。
やたらと主人公を見くびったり、目の敵にする嫌味な奴も登場したし、ある意味で期待を裏切ってくれませんなあ。
逆にすがすがしい。
落としどころとしては妥当かな。
ただ、主人公の「どう食おうが個人の自由」みたいな理屈を、なんでもかんでも許容してくれっていう意味で都合よく使うのはだめっすわ。
たとえば最後に出てきた混ぜそばとか、あれ逆に混ぜないで食べたら絶対「えー……」ってなるでしょう。
本来想定されている食べ方を尊重すること前提で「個人の自由」だと思うんだけどなあ。
非常識なことは人のいる場所でやらないのが社会人として当然の振る舞いであって、ならば食べ方だって同じだろうさ。
それに振り回されるのも楽しいのだろうけれども。
私もはやり目で眼帯つけて学校行ったとき変に注目されたことがあったが、腫れた目を隠すためにつけているから当然だけどカッコよくはないわけ。
目薬するときに眼帯外したら、興味本位でそれを見たクラスメイトはドン引きだよ。
私が思っていた以上に、ジェームズこじらせてたんだなあ。
家賃15万って、お前……。
今回ばかりは、先輩の指摘は最もだと思うぞ。
社畜時代、死ぬほど忙しい思いをして手に入れた給料のおよそ半分が家賃で消えてたとか。
ましてや今は職場も違うわけだから、そこまでして都内のマンションにしがみつく理由がない。
それで「今の仕事では家賃が払えないので転職しようかと」って、ズレてるズレてる。
「引っ越せば?」という提案も、「ギャグでも言ってんのか?」みたいな反応していたし。
周りのアクが強いから自然と常識人みたいな立ち位置だったけれども、やっぱジェームズのこじらせっぷりは深刻だな。
・女子たちがキャピキャピやるだけの漫画多すぎるぞ。嫌いじゃないけれども、さすがに食傷気味だ……。WEBコミックで読めるのだけでも、私が把握している範囲内ですらかなりの数だ。
・というか、「漫画が」全体的に多い。需要も俄然あるけれども、供給が飽和どころではない。千本桜のコミカライズとかどういうことやねん……。
一度、チカが俺のことを忘れた事があった。昼間、彼女が大学にいる時にメールを送ったんだが返事が素っ気ない、というか敬語だ。家に帰ってSkypeで話をしてみると、俺の名前は覚えてはいるんだが、FPSの同じクランのメンバーという以上の認識が無いらしい。チカじゃないんじゃ無いかなとも考えたが、FPSはチカしかやらないし、俺以外の学校生活の記憶とかチカのもので間違いない。今まで俺たちはこんな事があったんだよって説明すると
「ホントですか~!?私を騙そうとしてるんじゃ無いですか?」
と抜かしやがる。どうしたら信じてもらえるかなと思いを巡らせた。そういえば、エリの誕生日に文庫本用のブックカバーをあげた。その色と模様を伝えてみた。
「確かにそのブックカバー持ってます、鞄に入ってますけど、なんで知ってるんですか?」
彼女は明らかに怪訝そうな顔をした。
「私がテンさんに別人格の話をしたんですか?そんな話信じられない。」
俺に似せたテン人形をフェルトで作ってると言ってたのを思い出した。見せるのは恥ずかしいと言ってまだ見たことはなかったんだけど、
「その辺に人形無い?」
キョロキョロと周りを見渡すチカ
「!」
チカの左側を見た後、ものすごくビックリした顔でカメラを見る。
「なんでわかったんですか?そっちのSkypeにここまで映ってるんですか?」
と問いかけてくる。
「いやいやそんなことないよ」
なかなか信じてもらえない。俺の顔も見覚えあるような無いような感じだという。stickamで配信してた時やFPSの中では、俺は「上海」と名乗っていたんだが、その時と同じようにバンダナにサングラスをしてみたところ、
「え?ええ?えええええ…/// 上海さん?なんで上海さんがここにいるの?」
彼女は顔を真っ赤にして照れまくっていた。滅茶滅茶可愛かった。
「どういう事…なの?頭が混乱してきた。」
「いろいろ思い出してきた。テンちゃんごめんなさい。」
上海を見たショックで思い出したようだ。ちょっと複雑な気持ちだったけど、まあ思い出してもらえたので良しとしよう。しかし原因に思い当たるような事はないと言う。
翌日、また昼間にメールしてみた。また素っ気ない。え?いや、まさか。昨日全部思い出したじゃん。うーむ。帰ったらSkypeするようにお願いする。俺に関する記憶はないし、昨日Skypeした覚えもないと言う。
「こういうブックカバー持ってない?」
「なんで知ってるんですか?気味悪い」
「なんでわかったんですか?見えてるんですか?」
「その会話昨日したんだけど」
「全く記憶にないです」
「じゃあこれでどうかな」
「え?ええ?えええええ…/// 上海さん?なんで上海さんがここにいるの?」
彼女が頬を真っ赤に染めて答えた。可愛い。この反応自体は面白いのだが、昨日と全く同じ会話をするというのはだるい。原因はわからないままだったが、他の人格が関係しているのは間違いないだろう。普通こういう事起きないし。ミユキやタダシにも話してみるようにお願いして、その日はSkypeを切った。
さらに翌日、大学にいるチカにメールを送ったが、返事が素っ気ない。はー、またか。帰宅後Skypeをする。
「なんで知ってるんですか?」
「なんでわかるんですか?見えてるんですか?」
サングラスをかける
「え?ええ?えええええ…/// 上海さん?なんで上海さんがここにいるの?」
「サングラスに気をつけろとはこの事だったのか……」
「ん?どういう事?」
「記憶が飛ぶ事が時々あって色々と困るので、今日あった出来事とかをメモに書いて翌日に見直してるんです。今朝のメモに『サングラスに気をつけろ!!』と書いてあって、何の事かさっぱりわからなかったんだけど今わかった。」
「wwwwwwwww」
そのメモをSkype越しに見せてもらった。ノート1枚に色々と出来事が書いてあるが、余白部分に殴り書きでデカデカと「サングラスに気をつけろ!!」と確かに書いてある。
「それだけ書いてあっても絶対伝わらなくない?昨日のチカちゃんは何を思ってそのメモを残したんだろうね」
「いやこれはサングラスに気をつけろって事ですよ」
本人は納得してるようだった。そりゃ本人だもんな。
ミユキと話してみた。彼女が言うには他の人格が記憶を持っていったんじゃないか、とのこと。
「出来る人格もいれば出来ない人格もいるよ。僕らはそれぞれ役割を持って生まれてきてるから。僕には出来ない。」
「テンさんと付き合って欲しくないんだと思う」
「それなら無理矢理記憶を奪っても思い出したら意味ないし、そう思うなら話し合おうってその子に言っておいて」
とお願いした。
その晩、犯人がわかった。チカの人格の中に元彼大好きな子が一人居て、テンなんかと付き合うんじゃない、元彼と寄りを戻すんだ、という思いでチカから俺に関する記憶を奪ったらしい。ミユキが話し合って相手も納得してくれたので、もうこんな事はないだろうとの事だった。翌日からは記憶がなくなる事はなかった。原因解消してよかったけど、これはこれで面白かった。
まとめ
○朝食:納豆豚汁定食(ご飯、豚汁、漬け物、納豆、玉子、味海苔)
○夕食:考え中
○調子
むきゅー!
を、さっさとすませて、逆転裁判6に熱中。
五話クリア。
紆余曲折、と文章にすると四文字なんだけど、本当に色々あった。
ゲームの中だけじゃなくて、外のことも含めて色々会った。
今にして思うと、あの「1」「2」「3」は本当に奇跡のような作品だったのだと思う。
ゲームが文章を表現できるようになってから、数多のようにあった「ミステリゲーム」を謎を解く快感を維持しながら、誰でも遊べる難易度に落とし込んだこと、
そのどれもが、あの時代だったころこそなのかもしれない。
逆転裁判があったから生まれることが出来た、逆転裁判チルドレンは本当にたくさん居て、
確かに生き残れたシリーズは少ないかもだけど、今もまだコンシュマー向けミステリゲームというジャンルの火は消えていない。
流行り神はリブートをリブートするし、ダンガンロンパは完結するし、極限脱出も完結するし、
逆転裁判から見れば孫みたいな存在のネットハイなんて新作も生まれたし、
角川ゲームミステリーなんてトンでもないシリーズも生まれたばかりで、
もちろん、逆転裁判が始祖ではなくて、その後ろにはノベルウェアが、神宮寺が、かまいたちがあるんだけど、
それでもやっぱり、逆転裁判の「1」「2」「3」は、ゲームの歴史に残る凄い作品だったんだと思う。
極論、逆転裁判の前に逆転裁判があって、今の逆転裁判はその子供にすぎないのだったら、きっと「4」はそこまでよくない作品じゃなかったんだと思う。
「4」が残した傷跡は本当に大きくて、
DSというADVバブルみたいな環境で、ナンバリングの新規タイトルが4しか出せなかったのは、まさにその証拠なんだと思う。
(蘇るがあるとはいえね)
でも、やっぱりこれも、だからこそなんだけど、
あの「4」があったから、
レイ逆があって、
「5」があって、
大逆転があって、
今回の「6」にたどり着けたんだと思う。
確かに、他にもっと上手いやり方があったのかもしれない。
極論「4」を完全に無かった事にして、
ナルホド主人公で「3」の続きをやった方が、よかったのかもしれない。
けれど、やりきったんだよね。
言葉を選ばずに言うけど「4」という「回り道」があったからこそ、
今回の「6」にたどり着けたんだよ。
それは遠回りで、事実、売り上げという視点で見るとファンは離れているのかもしれないけど。
こうしてカプコンは「6」を作ってくれたんだよ。
もう、本当に、よかったなあって。
ゴドーから千尋さん、千尋さんからナルホド君へと渡ってきたバトンが、ようやくオドロキ君にも渡ったんだな、って。
しかも、それだけじゃなくて「6」からのドゥルクたち革命派のそれもあって。
やっと、本当にやっと、オドロキ君の物語が始まって、終われたんだなって。
もうさ、2匹の龍を受け継ぐ男、ってフレーズの時点で「6」は勝ちなんだよ。
それで、オドロキ君がそれに相応しい弁護士になれたんだから、文句無しに決まってるよ。
本当、あの「4」からの数年は無駄に見えたかもしれないけど、こうしてオドロキ君の物語が完結した今となっては、もうそんなのどうでもいいよ。
ただ、非常に気になるのが「次」だよね。
「大逆転」は完全に未完なんだから「大逆転2」もあるだろうし、
信さんの「弁護士はピンチのときほどふてぶてしく笑う」とゴトーさんのそれのミッシングリンクを埋める「検事3」もありえるし、
レイトン復活に会わせて、もう一回「レイ逆」やってもいいだろうし、
もちろん、ココネちゃんの成長も見届けたいし、
でも、やっぱり「7」がプレイしたい。
また遠回りすることになるかもだけど、
この「6」をやったら、そんなことは期待しない理由にはならない!
たぶん人生で初めて痴女のような人と出会った。地元の駅を出てしばらく家に向かって商店街を歩いていると、わざわざスカートをまくってわざとらしく尻を出し、人影の居ない脇道に曲がった女がいた。中肉中背でガールズバーの勧誘にしてはやや太めだが、十分に見栄えのする女性だ。何かの間違いだろうと脇道を眺めていると、誘うように何度か尻をまくって、僕を住宅街の奥へ奥へと誘い出す。角の手前で息を潜めると、そこにいるのは分かっているのよと誘ってくる。そして途中から住宅街の中にある駐車場に入ったので、これはさすがに潮時だろうと通り過ぎた。すると彼女は僕を探すように、通りへ出てキョロキョロとしている。追っかけるほどの勇気はなさそうだが、ここで尾行されるのも怖いので自分から向かっていった。彼女は身じろぎもせず僕のことを迎えてくれた。マスクで顔立ちは分からなかったけれども、目尻を見る限りは若いし、目鼻立ちも悪くない。この時間に何だろうか。「どうしたの?」と聞くと彼女は「お金がなくて困ってるんです。咥えさせてもらえませんか?人気のないところで」一緒にいるところを見られたくないと感じながら、ふらふらと脇道に入り「こんなところ人目だらけだよ。どこからきたの?」というと西の方を指す。「お金がなくて困ってるんだったら、これで帰りな」と、小銭入れから出した千円札を差し出すと「そういうのじゃないんです、咥えさせてもらえませんか?」という。この子に咥えてもらえるんだったら悪くないかもと思いつつ、地元であるが故に人目が気になる。この子はどこから来たんだろうか?そう遠くないところからであれば、今後の近所づきあいとして面倒すぎる。「うーん、やっぱ、ちょっと無理かな」と断ると、彼女は残念そうにとぼとぼと商店街の方へと消えていった。終電前、彼女の大事な書き入れ時を浪費してしまって申し訳ないと思いつつ、見送るでもなく自宅へと歩いた。彼女は今ごろ無事にスポンサーを見つけられただろうか?人生の貴重な機会を棒に振ってしまった気もしつつ、誘い込まれながら享楽に身を任せることもできない自分の中途半端さを残念に思いながら、これでよかったのだと自分を納得させるために、さっき目の前で起こったことを書いてみる。
http://anond.hatelabo.jp/20160612071123
おいおい頼むのよー
青二才がツッコミどころ多い記事書くなんてことはみんな知ってんのよー
そんな雑なツッコミもう100万回はされてんのよー
もうそんなんじゃ誰もよろこばないのよー
あなたは知らんかもしれないけど青二才って人はもう5年以上こういうツッコミどころのある記事書き続けてるのよー
もう昔からいる人はツッコミ疲れてるしありきたりなツッコミを見るのも飽きてるのよー
そりゃね以前は増田で青二才のバカな記事に対していかにクリエイティブにツッコミ入れるかが競われてたのよー
トラバじゃなくて増田でからまれたのは、マジレスするやつはバカって風潮があったからなのよー
モヒカンが多いはてな村でも青二才にちょっかいするやつは青二才の心の病気を加速させるからダメっていう話になったのよー
シロクマ医師がそれなりにまじめにコメントしてたけど周りからちょっかい出すなと言われて断念したのよー
上小阿仁村みたいなものでわざわざ関わるやつはバカって扱いになるから恐ろしい恐ろしいなのよー
青二才自身も最初はそうやってはてな村の炎上をPV集めに利用してたけどある程度人気が出てからは手のひらクルーして文句言うやつは通報するぞって言いだしたのよー
周りがいくら面白おかしくても自分へのツッコミで遊ばれてる本人は不愉快だから当然なのよー
でも読んでる側としてはツッコミどころいっぱいの記事書いて批判するな通報するぞっていうのはちきりんと一緒だし興ざめなわけよー
記事単体ではツッコミどころ満載で、ツッコミがないとまともなコンテンツとして成り立たないやつがツッコミを拒否したらコンテンツとして終わりなのよー
そんなわけで青二才は一時期鳴かず飛ばずになってちゃんちゃんなのよー
ところがおもちゃとして無駄に読者数が増えてた事情を知らない新人が増えてからは、青二才はしれっとはてなの重鎮みたいな顔をしてまた出てきたのよー
新規参入の人間にほめたたえられてるうちにだんだん勘違いするようになっちゃったのかもしれないのよー
その勘違いの集大成が、自分をレジェンドとかいっちゃう恥ずかしい記事なわけよー
そういう文脈っていうかー流れみたいなものを踏まえずにー真顔で誰にでもいえるようなつまらないツッコミをされても
前から青二才を知ってる人は新人か?力抜けよって気持ちにしかならないのよー
はてなの総意としてこの人はもうアンタッチャブルだからマジレスしちゃだめなのよー
今の青二才は文章まじめに読まずにすごいですねーっておだててたらお返しにツイッターで宣伝してくれるチョロキャラなのよー
そういう返報性求めてるやつばっかが群がって目立ってるだけだから気に入らないならスルーすればいいのよー
fusanosuke_n 気にいるとか気に入らないの問題ではない。間違いだらけの記事を上げてそれを信じてしまう人がいる限り突っ込みを入れ続けないと社会のためにならない
そう思うならブログでやればいいのよー。
はてブで言おうが通じないことくらいわかってるはずなのよー。
そういうへ理屈で中途半端にこの悪食な豚にからむからどんどんぶくぶく肥え太っていくのよー
よくそんな昔の覚えてたのよー。そういえばブログでメルマガの宣伝するのやめてるけどまだメルマガ自体は続けてるみたいで偉いのよー(読んでる人が)
オレはアイドルのライブで歌唱力やパフォーマンスの凄さを楽しむよ。
圧倒され息を呑むのを忘れ、時が止まったような感覚を味わうね。
まあオレは他の観客の凄さを体で感じるんじゃなくて、
周り見渡してキョロキョロするのが嫌なら、メタルを聴けばいい。
モッシュピットで殴り合いをするのも、後ろで腕を組んで泣くのも自由だ。
もちろん歌唱力だかパフォーマンスとかいう技術もメタルの醍醐味だ。
もっとも、その手の小手先の技術は、楽曲とアーティストの魅力を伝える手段にすぎないけどな。
人をひたすら罵倒するゲームを作ってほしい。落ち度を責め続けるのもいいけど、何の落ち度もないのに罵倒し続けるのもいい。容姿をめちゃくちゃに言いたい。罵倒だけじゃなくて、Aボタンで罵倒、Bボタンで足を踏む、Xで押す、とか色々あるともっと楽しい。恥辱、殺人に抵抗がある人でも楽しめるゲームだと思う。
どうぶつの森でさ、おとしあなのタネとか網で住人の頭を叩き続けると怒るシステムとかあるじゃん。初期のソフトでは住人がキョロキョロするだけだったのにいつのまにか怒るようになってた。相手の反応がある方が楽しいもんね。友達とキャッキャ言いながらやってたなぁ。学校では、意地悪する女子とか「キモイ」ってわざと聞こえるように言う男子とか居たじゃん。子供の時から加虐心があるってことだよね。つまり人間の大きなテーマだと思う。ざっくりまとめると、倫理的にいけないことをすることに興奮や快楽を覚える人が少なくないってこと。だから恥辱とか殺人とかのジャンルに需要があるんだよね。身近なところで言うと、火災報知器のボタンを押したくてたまらないとか、葬式で笑いたくなっちゃうのと同じようなものなんじゃないかな。
性的コンテンツを規制すると性犯罪が増えるっていう説が正しいなら、このゲームをプレイする人が増えればいじめとか減るでしょ。二次元で発散できればリアルでやらずに済むんだよ。そんなに長くは生きてないけど、意地悪や悪口でストレス発散する人は体感的にまぁまぁ居る。某掲示板で有名人を叩いてる人たちだって同じ。需要はある。ぜひ作ってほしい。もし既にあるのなら教えてください。お願いします。
今までの人生でずっと真剣に悩んでいることがある。わたしは、異性をすぐに好きになってしまうのだ。
誤解しないで欲しいが身体の関係を持ちたいという意味ではない。求められれば断るつもりもないが、はっきり言ってそんなことはどうでもよいのだ。
異性に対し何かいい点を見つけてしまうと、それをきっかけに好きで好きでしようがなくなってしまうのだ。
聞かれる前に答えておくが、ルックスなんていうのも全く関係ない。むしろ大げさに言えば、その人の魂に吸い寄せられてしまうような感覚だ。
とにかく、いい点を持っていると異性が愛おしくて愛おしくて仕方がなくなってしまうのだ。
ただいい点といっても世間一般に受け入れられるようなものではない。だから、いわゆるモテている人間に対しては興味がないどころか、むしろ嫌悪感すらある。
別に世間の評価なんて関係ないのだ。とにかく一点でいい。べつに自分だけが知っているとかも関係ない。いうなれば、その人に芯の強さがあればよいのだ。
ただ困ったことに、そういう人に出会うと誰も彼もが好きになってしまうのだ。誰が一番とかではなく、それぞれの、それぞれがもつ魅力がそれぞれに好きになってしまうのだ。
極端な例を挙げると、先日は一人の中学生を好きになった。
普段あまり車の通らない、誰も守らないような信号のある交差点がある。つまりは車両側にのみ事故の回避を促すような信号がある交差点だ。そこに一人の中学生が立っていた。
はじめはそれが信号を守っているとは思わなかった。かといってキョロキョロするでもなく、とにかくそこに立っていることに違和感がなかったのだ。
そうしてわたしが交差点に差し掛かる頃、信号がちょうど青になると、その中学生は何事もなかったかのように信号を渡り始めた。
最初は偶然かと思ったが、大体同時刻に一緒になるその中学生は、やはり赤であれば渡ることはせず別に何をするでもなく横断歩道の手前に立っているのだ。
そのことに気づいた瞬間に、わたしはその中学生が好きで好きでたまらなくなってしまった。
はじめに断った通り、肉体の関係をもちたいかどうかんなんて本当にどうでもよいのだ。わたしは、自分さえも中学生の気持ちになって、その中学生と価値観を分かち合いたい衝動が抑えられなくなってしまったのだ。
それは好奇心や興味といった類の次元ではない。魂の一部を交換したいと思えるような衝動といっていいだろう。
ただ純粋にその中学生の価値観をに触れ、それを大切にしているということに愛を持って応えたいだけなのだ。
ところが、困ったことにそうした価値観に触れてしまうと、同時に何人もの異性を好きになってしまうのだ。
例えば同じ価値観を目の当たりにしたのであれば優劣がつけられるかもしれない。
しかし、わたしが心から愛してしまいたいという衝動は、それぞれ異なる内容に対してそれぞれに生まれてしまうのだ。
先ほどの中学生であれば、信号をはじめとする世の中のルールを守ることに対する美学に惹かれたとするならば、例えば自らの芸術性に対して信じて疑わない人間の、作品を生み続けるバイタリティに同時に惹かれてしまったりすることがあるのだ。
そうは言っても、わたしは自分の肉体が一つしかないことを知っている。
だから、二人の異性を同時愛そうと思うのであれば、どうしたって向けることのできる愛情も半分になってしまう。
そのことに対して、当然相手が気分を害するであろうことも想像ができる。
でもわたしにはできない。
どちらかに優劣をつけて、どちらかしか選ぶことができない現実を受け入れることがだ。
世間的にはそれを浮気というかもしれないが、そもそも同時に沢山の魅力を持ち得る人間だなんて少数でしかないのだ。
それなのに、自分だけを見ろだなんて都合が良すぎるのではないか。
一体世の中の人間は、どうやってその気持ちに終止符を打っているのだろうか。わたしのこの考えは、本当にそれほどまでに特異なものなのだろうか。
みなだって本当はそうしたいと思っているはずなのに、どうして世の中がそういう方向に向かおうとはしないのかが甚だ疑問でしかないのだ。
わたしが本当に異常なのか、そのどちらかだけでもはっきりできると嬉しい。
何をしに行くのかわからないので適当に初心者向けオススメルートを書いてみる。
こんな感じかな。
これだけだと全然時間はかからないので、気になる店があればその都度入っていけばよろしいかと。
楽しんできてください。
こういうのは子どもの性格に強く依存するので、あまり人の意見に左右されない方がよいのでは。大切なのは、生まれる前から買いすぎないこと、必要になってから買うことだと思う。
うちでは買ってない
最近はワキではかるのもすぐ測れる
おねしょ対策は重要。丸洗いできる敷き布団パッドで防衛している
あると便利かも
電動じゃない鼻吸い器はもってる(後述)。
確かに長期的にはあまり遊ばないかも、パズルとか積み木とかの方が長く遊べてよいと思う。
赤ちゃん(0歳)の時は他の兄妹が寝相でタックルとかしないように。大きくなったら、大人用布団で。
必要な期間は少ないけれど、首がすわるまでは必要。三人ともこれは必須だった。
これを使っているけれど今まで問題になっていない。
金夜から飲みに行き、そのまま友人の家に泊まった翌朝、中々起きない友人をそのままにコッソリと家を出た。
二日酔いの頭を抱えながら、最寄り駅まで数分の距離を歩いていた僕だが、途中で奇妙なものを目撃する。
(…お尻?)
猫の額程の公園の、何故か端にあるベンチではなくド真ん中の地面の上に、
スカートがずり上がった状態のOL風の女性が、それはそれは綺麗な白いお尻を丸出し
(正確にはパンティーがTバック状に食い込んだ状態)でうつ伏せになっていた。
見なかったことにしようとも思ったが、とりあえず近くに行って見てみると
女性はイビキをかきながら爆睡していた。何度か声を掛け、肩を叩くも全く起きない。
それどころか「むぅーん」と唸りながら手を払いのける始末。
いずれにせよ若い女性のケツ丸出しはマズいと思い、スカートに手を掛けた瞬間、事件は起こった。
「キャャャャャアア!」と、絵に描いたような叫び声が聞こえて振り返ると、そこに1人のオバちゃん。
(あ、修羅場。)と思うも束の間、あれよあれよと言う間に通報され、
僕は駆け付けた知らないオッちゃん達に囲まれ、「逃げるなよ」「逃げませんよ」の無限ループ。
女性はようやく起きるも全く状況を理解しておらず、悲鳴オバちゃんに付き添われてベンチにいた。
明らかに疑われている状況の中、見慣れた顔が歩いてきた。
最初こそ周囲の野次馬と同じ顔でキョロキョロしてたが、僕を視認するなり、
血相を変えて(ニヤニヤしながら)「それ、僕の友達です」と近づいてきた。
結論から言うと女性は昨晩泥酔。帰宅途中に公園で倒れたらしい。
しかし酔っていて記憶がなく、しかもこんなことは初めてらしく、かなり動揺していたそうだ。
僕は友人の説明と近くにあったコンビニの防犯カメラ映像もあり、直ちに無罪放免となった。
ちなみに映像には朝方苦しそうにスカートをズリ上げ、自らパンティーを食い込ませている女性も写っていたそうだ。
疑いが晴れた後色々あるのかと思っていたら、パトカーで送ってもらって終了だったので、拍子抜けしたのを覚えている。
その後、僕は1人の女性とそれはまぁロマンティックな出会いを果たすのだが、それは本題とはあまり関係ないので割愛する。
その女性が今の僕のお嫁さんだったりして、彼女はそのロマンティックな出会いの日を「結婚記念日よりも大事な日」と
とても大切にしていたりするのだが、それ故に僕には彼女に言い出せなくなってしまった秘密がある。
それを以下に箇条書きにして、終わりにしよう。
① 僕らが"本当"に初めて出会ったのは2011年10月15日、都内某所の公園であること
② その日君はケツ丸出しで僕の前で寝ていたこと
③ 偶然にも再び出会った時、僕は瞬時に君がお尻姫(友人が事件後笑い話として付けた名前)だと気付いたこと
④ 初めて僕の前で服を脱いだ時、「初めて見せるね…」と照れていたが、少なくとも尻は2回目であったこと
⑤ 似たような話をテレビで見た時「こんなん後で言われたら死ぬわ」と言った君を見て、死ぬまで黙っていようと決めたこと
⑥ 君は僕をおっぱい星人だと言うが、単にお尻がトラウマなこと
⑦ そんな君でも誰よりも大切で大好きな、僕のお嫁さんであること
元増田です。
いっぱい反応もらってて、書きたくなったのでちょっと補足とかを。
・仲間がいっぱい
思ったより同じようなことで困っている人がたくさんいるんだなーと思ってちょっと気が楽になりました。
・聴力とか感音性難聴とか
発達障害の病院通いラッシュが落ち着いてまだ困ってたら耳鼻科行ってみようかと思います……。
・耳の形
顔の輪郭線から耳の一番外側と福耳な耳たぶがちょびっとだけ見えてる感じ。割と耳が寝てる的なやつですかね?
あと古いタイプのイヤホンがまったく引っかからない程度に耳の軟骨の形状が開いてて、ねじ込むタイプのイヤホンのイヤーピースはSサイズでもすぐ痛くなるぐらいの耳の穴のサイズです。
そのせいか、音が聞こえたときに、どこから聞こえているのか判別するのも苦手です。
携帯失くして鳴らしてもらった時なんかに、見当違いの場所探したりとか……。
耳に手を当てたり、耳の後ろを押さえて前に向けると聞こえ方が別世界になるけど、ふざけてるように見えるのであまりできません。
遠くから緊急車両や暴走族が近づいてくる気配を感じた時とか、前述の携帯を探してる時に方向を探るためにやる程度です。
・滑舌
そこまで悪くないつもりですが、ちょっとヒートアップすると割と噛みます。
噛むときは「そんなことウヴォルボチュノボルボルティヴァ---ッ!?」みたいな盛大な噛み方をするので、妻からは人間と暮らしたいと言われます。
・ラップ
最初は何言ってるかわかんないけど、歌詞カード見て感心しながら聞くのが楽しいので好きです。
・正誤表が多い
先日は特にひどかったので途中からスマホでメモってました、普段は家に帰るころには忘れてます。
見返すと自分でも割と笑えたので、恥ずかしいので公開するかどうかは別にして、書き留めてみると意外と明るく暮らせるかもしれないですね。
・発達障害
WAIS-Ⅲは聴覚系ワーキングメモリのスコアが飛びぬけて悪くて、数唱3/18、語音整列4/18でした。
あと問題の聞き返しが多いとか、部屋の外の音が聞こえると聞き取り辛そうにしていると言われました。
・全部聞こえたまま返してみれば?
「えっ!?」って感じで反射的に聞き返すことも多いですが、内容が突拍子もなさ過ぎて相手が受け止めきれなくて、
結局「え、なんて?」「ごめんなんて?」の応酬をしてるうちにお互いに最初になんて言ったか忘れたりします。
逆に完成度の高い空耳だと、相手は自分の発した言葉を正確にそのまま返されたと思って、
「うん、そう」とか言われてしまって空耳連鎖による誤解が生まれるのでそれも割と危険です。
(例)
妻「うん」
私「えっ!?」
私「うーん、まあ、いると思えばいるんじゃないかなあ……?」
妻「じゃあ買っとこうか」スッ
妻「えっ!?」カニカマ片手にフリーズ
妻「えっ、いや、うん、カニカマ……」
個人的には、たまに口頭でもハマる空耳もありますが、基本的に空耳は文字に起こした方が伝わりやすいし面白いのかなーと思います。
一言目が特にダメなので、文脈や状況についてはむしろ割と頑張って織り込んでいる部類なんじゃないかという気がします。
気を抜くと文脈も空気も読めなくなるので、むしろ頑張りすぎてるのかも。自己評価ですが……。
聞こえた内容を強引に状況に当てはめて、ハテ…?って感じのことも多いですね。
(例)
調味料コーナーにて
妻「晩御飯なににしよう」
私「(サンドパン並に塩……?)ンァウ……」
突拍子もない空耳については、反射的にオウム返ししてしまった場合を除けば、
いやいやこれはないだろう、と黙って単に聞き返したり曖昧な返事でごまかすことの方が多いです。
・飲み会
会話自体は1対1で相手の口の動きを見ながら必死に読み取ろうとしていても、
「おつかれさまです」「おせわになりました」ぐらいの定型挨拶ならまだしも自由会話は全然できない。
あとビクついてるせいか頻繁に名前が呼ばれたような気がして滅茶苦茶キョロキョロしてしまいます。
・電話
苦手です、外出中とかで言葉として聞き取れない場合はメモすら取れないし、声で誰か判別するとか無理ゲーだし。
ようやく聞き取れた内容が本当に合ってるかどうかも、復唱して確認しても空耳連鎖してそうでやっぱり不安があったりするので、
デスクに電話がかかってくるだけで割とビクついてしまいます。実際失敗も色々してきました。
あとどこで鳴ってる電話なのか全くわからなくてキョロキョロしたりすることも多いです。
・字幕
テレビの字幕は不格好なのであまり使っていませんでしたが、最近妻にお願いして字幕機能をONにしてもらいました。
アニメやドラマのキーワードや人名を、ずっと勘違いしたまま見てたことが発覚したりしてびっくり。
邦画やアニメ映画も、字幕をつけてみると演出や物語の内容に集中できるので非常に快適でした。
・対策
経験上、スーパーやカフェの喧騒ぐらいであれば、対面(相手の口の動きが見える状態)で、
対象物を指差したり手に持ったりしながらしゃべってもらえると認識率は劇的に改善されますが、
結局、常に相手の顔を見ているわけでもないので、話し始める時にワンクッション入れて知らせてもらう必要があるので、割と面倒を強いてしまいます。
思ったことを妻がポロッと口に出して、それをそっと拾う、みたいな一般的で自然なコミュニケーションにあこがれています。
・訓練
日常が訓練状態っていうのは置いといて、以前にも悩んだ時期があって、
その時は歌詞を覚えてない曲を何度も聞いて歌詞を書き起こして、完成したら歌詞サイトに行って見比べたりしてた時期がありました。なんかもうひどかったです。
歌だと英語と日本語が混じってたりするので、「日本語のはずだ」というフィルタすら使えないので余計しっちゃかめっちゃかでした。
・環境音
・上方落語
とか色々教えてもらったのでちょっとずつ試してみようと思います、ありがとうございます。
関西人なので上方落語というよりは、なんか違う土地の方言を聞いてみればいいんでしょうかね。
・君の胸で稚内
君の胸で naught count and it.
君に胸 cuz gatta some minds.
歯茎 for a perfect style.
ハァン…ハァン…ハァン……
7月に入って、もうすぐ一週間が経とうとしている。
何の変哲もない日常は、ただぼんやりと過ぎて行って、それはそれは無駄に時間が経つ。そこに彼を見つけられないならば尚更だ。
毎日通った訳ではないけれど、7月に入ってから、彼をレジで見る事がなくなった。バンダナを巻くおばちゃんに混じり、帽子をすっぽり被る彼の姿をキョロキョロと探すが見つからない。ならばこのフロアで買い物をする理由もないと、私は用事があるフロアに向かう。
別フロアで買い物を済ませ、もう一度レジをキョロキョロと見回す。けれど見つからない。それが数日続いた。
私はすっかり意気消沈してしまい、周りへの態度も日常の生活もそれはそれはおざなりになった。彼をおかずに耽る自慰も、私の頼りない脳内では、数日見ないだけであっという間に彼の顔を再生出来なくなり、玩具に手を伸ばすのさえ億劫になって封印した。
彼が仕事をやめてしまえば一生見られなくなる事を分かっていたはずなのに、あまりにもその事が現実味を帯びて来るとその現実から目を背けたくなるのだから、全く情けない。
どうして一言でも声をかけなかったのだろう、と後悔が私を襲う。結局は行動に移す事が出来なかったのだから潔く諦めなさいよ、なんてもう一人の自分が言った、気もした。
そして今日、またしても用事があり、スーパーに向かう。クセのように彼を探す。すると見覚えのある姿が目に入った。
そこにはいつものように低姿勢で、接客をする彼がいて私の心は分かりやすく嬉しそうに跳ねた。
いつもと違うのは彼がマスクをしていて、ああ、そうか。ここ数日見なかったのはもしかして風邪を引いていたのかもしれないな、と思った。
彼のレジに並ぶのは久しぶりだし、そろそろいいかなぁなんてよく分からない事を思いながら彼のレジに並んだ。マスク越しに聞こえる声はいつもよりくぐもっていて、マスクのせいで目元しか見えない彼の目はいつもより少し辛そうに霞んでいたように見えた。それでもいつも通り丁寧な接客をしてくれる彼に心の中で その風邪、うつしてくれていいんだよ…!なんて思ったりしていた。
あんなに周りにおざなりな態度を取っていたのに彼を見てからは不思議とご機嫌になるのだから、自分で自分に引かざるを得なかった。
それでも彼がいつも通りあのスーパーでレジをしてくれている、というたったそれだけで、また毎日を過ごして行けるような気がした。