「アトム」を含む日記 RSS

はてなキーワード: アトムとは

2017-03-25

2017春アニメ視聴メモ

けもフレロスに耐えられる自信がないから、次の視聴予定をめもしとく


花咲くいろはSHIROBAKO、NEWGAMEなどお仕事アニメの視聴にはことごとく挫折してきたので今回こそ見る。前評判的には一番高い?

自分が4月から田舎仕事なので見るのつらそう でも見る

SF楽しそうなので 見る

なんかゼロ年代前半っぽい雰囲気だよね

ひょっとして視聴者オタク諸氏は高齢化してるの? 見る

すごい懐かしいマンガんだ

和装貧乳ババアの良さがわかったから見るかも

ロボット作っちゃう感じ? 見るかも

天空っぽ4コマ枠なのか 見るかも



学園もバトルも勇者魔法もいらねえから、とにかく笑える美少女動物園みたいなアニメ作ってくれよ

2017-02-25

リトマス試験紙としての「プレミアムフライデー

さて、既に終わったというか始まったというかプレミアムフライデーですけど

これ国が始めたブラック企業あぶり出しのためのリトマス試験紙なんだね。

 

 

 

https://premium-friday.go.jp/partner/

 

 

これ見るとロゴマーク申請をした企業が一覧で出てくるんだが

まぁ実際やってるかどうか怪しいところだがね。

例えば愛知県では

 

 

株式会社 アイワット SC事業本部

株式会社 アットノエル

株式会社 アトム

アルカンシエル

アルカンシエル リュクスガーデン名古屋

アルカンシエル luxe mariage 名古屋

イクサ甚目寺

イサン 株式会社

Wins 株式会社

ウェスティン ナゴヤキャッスル

株式会社 エスカ

NHK名古屋放送局

株式会社 エフアンドティ

株式会社 エンゼルパーク

おこ鯛 アピタ 名古屋南店

株式会社 オニックス エステ事業部 シエスタ&ボーテ

海栄RYOKAN

株式会社 海帆

カゴメ 株式会社 名古屋支店

株式会社 かぶらやグループ

カリモク家具 株式会社

キューグラフィック

くじらCAFE

株式会社 グランドボウル

有限会社 ケーディーオー

有限会社 仔馬 焼肉ます

サイクルショップポパイ

公園振興 株式会社

株式会社 サガミチェーン

株式会社 サクラ印刷

サンアミューズメント 株式会社

THE NEUTRAL DESIGN Inc.

株式会社 SHIPS フード事業部

株式会社 清水

ジェイアール東海フードサービス 株式会社

株式会社 ジェイアール東海ホテル名古屋マリオットアソシアホテル 宿泊

J-netレンタリース 株式会社

株式会社 ジオブレイン

株式会社 ジャスウィル

株式会社 スギ薬局

杉山設計事務所

スモモバル

株式会社 セントラルパーク

有限会社 SOWAサービス

株式会社 タカ

株式会社 たつき荘

有限会社 大樹開発

中日新聞社

中日ドラゴンズ

中部経済新聞社

T-FACE

東海朝日広告 株式会社

豊田共栄サービス 株式会社

豊田市 中心市街地 まちなか宣伝会議

トヨタ生活協同組合

株式会社 ドミー

中日本エクシス 株式会社

中日本高速道路 株式会社

名古屋鉄道 株式会社

名古屋東急ホテル

株式会社 ジェイアール東海ホテル名古屋マリオットアソシアホテル 料飲部

西尾ニュータウン開発 株式会社

西川コミュニケーション株式会社 リテールサポート事業部

株式会社 日本アクセス

株式会社 にんじん カフェカレーさいさい

株式会社 ネクスコ

株式会社 ネクステージ

有限会社 バードマン (BOOBY’S BRITISH PUB)

株式会社 パルコ 名古屋

日間賀島観光協会

尾州 縁

株式会社 不二屋

プライムセミナー名古屋

plus citta

合同会社 PlayWorks

ホテル トヨタキャッスル

豆珈房

丸岩産業 株式会社

株式会社 万代家具

株式会社 三河湾リゾートリンクス

名鉄観光サービス 株式会社

株式会社 名鉄グランドホテル

株式会社 名鉄トヨタホテル

名豊観光 株式会社 名宝曙店

有限会社 メディアマガジン

ユニー 株式会社

株式会社シックス

株式会社 読売エージェンシー東海

株式会社 ライズエージェンシー 名古屋支社

有限会社 ライトハウス

株式会社 ラグーナテンボス

リゾートトラスト 株式会社 ホテルレストラン本部

 

 

3930件申請数中92件ぽっち

そりゃほとんど制度恩恵をこうむる層はいないだろうけど

人事との面接の際聞けば良いんだよね

御社は「プレミアムフライデー」どうされましたかって?

2017-01-28

ある漫画家が描いている作品でその作者の前作の主人公が中堅~主役級の(名前は同じもしくは似ているが全然別の)キャラとして出てくる展開ちょっといや

お前らこういうの好きなんだろ?

みたいに思われている気がして

何が言いたいかと言うと衛府の七忍を読んだ


c_shiika マキエさんがスターシステムだって言われるまで気づかなかった(波よ聞いてくれ読んでる)

ブラックジャックとかアトムとか百鬼丸百鬼丸先生ちょっとあれウッってなった)が中堅~主役で出ることはないんだよな~

出てもモブなんだよな~

手塚呼び捨て)はやっぱりそこんとこ分かってるよ

(波よ聞いてくれは読んでない)

あだち充キャラどころか「あれ?この展開、前もなかったけ?」ってなるから・・・

というかあだちキャラは「物語の上では完全な別人」として扱ってほしいんじゃないか

wow64 あだち充MIXタッチ世界が繋がってるぞ。

そうなんだ・・・ご指摘ありがとう

「あれ?この展開、前もなかったけ?」(つまり「またそれか・・・」)ってなるからあんまり読んでないんだよね・・・

2017-01-14

原泰久漫画うまいなぁ

いろんな有名漫画家が集まり手塚治虫漫画を書いてるムックを買った。

一人数ページなので手塚治虫自分の実録漫画ギャグ自分キャラ手塚作品を語らせたり自分のと手塚キャラ同士絡めたりとか、読みごたえがあるが数ページ短編だなって内容が続いたのだが、原泰久空気を読まず数ページでガチ鉄腕アトムを書いてきた。

以下ストーリー

立派な博士に作られたが心を持たない失敗作のロボットが心を持つ人類が失敗作だと暴走をして多くの破壊兵器を操り人類を滅亡させようとしている、お茶の水博士達も殺されそうになった所に副官を倒してボロボロアトム登場、アトム兵器開発を拒否したせいで動けないロボットの目の前で博士が殺されロボット暴走を始めた経緯と、涙ながらに兄を止めてと死んでいった妹副官の最後を語る。

そして死闘の中で腹を貫かれたアトム博士を救えなかった無念悔しさ悲しさそれが博士への愛だと叫び相討ちをして、ロボット博士との暖かい過去を思い出しながら死ぬ

修理をしたが再起動しないアトムの前で犠牲を悲しむ博士達、最後眠っているアトムが微笑み完。

すごく短いのに詰め込み感が無くて起承転結がついて、ロボット博士妹のキャラの魅力も出来てて、アトムらしさや迫力のアクションシーンもあり、感動も出来たし後味も良かった。

私の文章力のせいで陳腐に見えるかも知れんが、正統派直球みたいな心地よさもあった。

本当にこの人漫画が上手いなぁと感服した。

2016-11-28

最初主人公が死んで新たな力を得て蘇るところから始まる物語

流行りの転生チートから東京喰種武装錬金灼眼のシャナ幽遊白書ロボコップ……ウルトラマン以前が思いつかない。

追記:鉄腕アトム場合、トビオとアトムとでアイデンティティ連続していない、というのが物語的にも重要なところだと思うので、ちょっと違う気がします。

追記2:8マン! いいですね! 暫定で8マンが最古ということで…海外SFアメコミ方面から情報もお待ちしております

追記3:境界が難しいけど「放っておけば死ぬうな重傷を負った」とかは「死んだ」に近い印象です。この点、009やライダー健康から改造されたので、ちょっと違う気がします。

1952鉄腕アトム死んだ子供の代わりにロボットが作られる(意識連続してない)。
19638マン死んだ刑事記憶ロボット移植される。
1964サイボーグ009元の身体から改造されてサイボーグとなる(死んでない)。
1966ウルトラマン死んだ男が宇宙人と融合して復活する。

2016-11-20

アトムザビギニングに押井が関わったら

ねぎぶつけるから覚悟しとけ

アトムザビギニングに押井が関わったら

ねぎぶつけるから覚悟しとけ

2016-09-16

http://anond.hatelabo.jp/20160915181140

現実アニメに近付いていると思う。

最近カラーリング剤の発色の良さときたらアニメのような髪の色を再現してる。

これとは別問題だけど、現在最前線ロボットを作っている人たちはアトムから始まってドラえもんアニメに影響されて研究者になったというインタビューはよく聞くし

それによって科学が発展するんじゃないかな。

2016-08-17

PCデポ詐欺商法は、あなた街の電気屋さん復権のチャンス

よくある高齢者向け詐欺ビジネスIT機器に持ち込んだ「PCデポ

PCデポ炎上している。

http://togetter.com/li/1012230

http://d.hatena.ne.jp/blueboy/20160815/1471260195

http://anond.hatelabo.jp/20160816110752

http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65872118.html

高齢者コミュニティに少しでも関わっていると、

  1. 蛇口の修理を依頼したら、水回りが駄目になりかけている。このままでは水漏れになって大変なことになる、と言いながらシステムキッチンを売りつけてくる業者
  2. ドアの立て付けの修理を頼んだら、土台が腐っている、屋根を葺き替えろなどと言い出して売りつけてくるような者

といった話はいくらでも聞こえてくるのだが、そういう感じだなと思っている。

この手のごろつき企業は今さら驚くほどでは無いので、これを見てこんな商売があるのか、驚いた人は本当にありふれているので注意した方がいい。ただ、東証一部上場企業ってのはあまりにも酷いが。

街の電気屋さん商売とは

ただ、この件を聞いていてお思うことがある。個人経営の、あなた街の電気屋さんは復権のチャンスなのでは?

街の電気屋の商売というのは、基本

  1. 基本メーカ参考価格での販売。多少値引いても、値引き幅はネット安値はもちろん、家電量販店よりも低い。お値段は高い
  2. 一方で、取り付け工事費などは基本的に取らない事も多い。エアコンなど大規模な場合では部品代のみ。
  3. 頼めばLED電球一個から配達してくれて、お願いすれば取付交換までやってくれる。(さすがに自分でできない人限定だが)
  4. 相談にも乗ってくれる。
  5. 故障したときは、保証期限などケチなことは言わず、とりあえず来てくれる
  6. 操作方法なども教えてくれる。(基本無料

と言う商売である。ただこれだけじゃ定価販売していても利益は知れているので

  1. 親切にすることで次も買ってもらうようにする
  2. 顧客情報を把握しており、家庭の事情から、前回納入した時期などを元に売り込みをかける
    • 前買ってもらった冷蔵庫10年たってるけどそろそろ買い換えどう?と言った具合。
  3. 故障し呼ばれる時にはひたすら親切に対応し、同時に代替品を自分の所から買わせるのを当然として話を進めて確実に売る
  4. 家電量販店ネット販売商品の修理・設置業務などをメーカ経由で請け負い、フィールドサポートをで小遣い稼ぎも。(そのとき、あからさまにはできないので、名刺を置いていくという涙ぐましい営業を…)

と言う事をやっているらしい。

詐欺が発生すると言う事は需要がある。誰かこれをまっとうな商売でやる気は無いか

結局親切な仮面を被って売りつけるってことで、PCデポ商売と何が違うのかと言う議論はままあるとしても、このように、老人向けに親切にするなんてのは街の電気屋が商売にしていた分野である。にもかかわらず、PCデポのようなところが出てきたというのは、街の電気屋的商売が、家電量販店駆逐され尽くした結果、再び市場として盛り上がってきたって事なのでは?

今一度、街の電気屋さんという商売見直してもよいのではないかなあ。

もちろん時代に合わせた変革は必要だ。俺の知ってる電気屋は「Amazonとか通販で買ったものでも設置や修理が必要なら呼んでくれ」って言って回ってる。うちも関わりを持ったのはそれで、申し訳ないなと思いながら頼んだのだが、嫌な顔ひとつせずにやってくれた。そしてちらっと言ってく「今回設置工事に8千円いただいてるけど、俺の所で買ってくれたらタダでやってますよ。そこまで考えると通販と値段一緒ですよ」とか。まんまと新しいエアコンはその店で買った。価格comの安値に比べると設置工事込みで考えても2千円ちょい高かったが、仕事は丁寧だし、何かあったら呼んでくれと名刺を置いていったりで、まぁいいかなと言う気になった。

で、その電気屋は奥さんが自宅の2階でパソコン教室を開いていて、パソコンスマフォの基本レッスンで2万円、個別にも1回3千円でなんでも聞けるという商売をやっている。で、自前のシス管をおけないような、そして、大手通信屋じゃ小規模すぎてターゲットにもしないような中小企業にもパソコン教室をてこに入り込んで商売をやっているようだ。

これで十分に喰っていけているみたい。もちろん爆発的に売れているわけでは無いようだけど。

PCデポの件も「身近に聞ける人がいれば」という心理を突いたものだと言う話のようだ。

これは商売のチャンスじゃ無いか詐欺的な商法にしなくても、地道にやっていればきちんと利益は出ている例があるのだから、まっとうな商売をやればよい。

追記:ブコメレス

コメントどうもありがとう

Win98のブームの頃にまさにそういう電気屋に勤めてたけどパソコンを他の家電製品のノリでアフターすると地獄になるのが徐々にわかってきて、仕方なく細かくサポート料金設定しはじめたっていう業界歴史があるんよ

http://b.hatena.ne.jp/entry/298252668/comment/dobonkai

ちょっと誤解があるかも。今回のPCデポの件は「有料でも需要がある」(もっと言えば、とんでもない暴利でかなりの金額でも受ける)という事を示してるので、そこが復権のチャンスなんですよ。

上で上げた地元の店も、パソコンについてはお金を取っているわけですし。

今時の街の電気屋さんの一体どれだけが戦略的にそれらの市場を掘り起こしていける体力を残しているだろう考えると難しそう。言葉はきついけど、大多数が瀕死状態よ…。

http://b.hatena.ne.jp/entry/298252668/comment/miraimemory

うん。ただし、数が適正化されてきて収益が出やすくなった、とも、言えるかなと思っています

妄想乙。大昔の家電個人でも修理可能な高額商品だった。そんな時代はとっくに終わり、家電使い捨てになった。○○の店員レベルが低い、は無限に蒸し返される話題だが、昭和的な「詳しい店員」など実在しえない。

http://b.hatena.ne.jp/entry/298252668/comment/cider_kondo

修理の話なんてPCデポの件も、このエントリにも出てこないけど…? 昭和的な詳しい店員って何のことですか?いきなり妄想乙とか言われても困るんですけど…。

必要なのはぱっと確認して修理が必要かどうかを判別すること、説明書を読み解いて教えてくれる人、自分の代わりにメーカの修理窓口に話をつけてくれる人、アドバイスをしてくれる人です。上でもこう書いてるし、PCデポもここの需要に付け込んでやっているようなので。さら街の電気屋さん簡単電気工事なども受けるのでもう少し幅が広いかも知れないが、修理ができるできないはこの話題には関係ないですよね。

ぶっちゃけこの問題を通じて、高齢者に対する「PC等の購入相談」や「PC設定等」のボランティア活動ってのは、これから社会ニーズありそうだなぁって思った。PCデポ商売邪魔するかもしれないけど。

http://b.hatena.ne.jp/entry/298252668/comment/dissonance_83

地域ボランティアみたいなので活動しているグループはいるみたいだ。家電修理ボランティアなんてのもある。他にも様々なボランティアが成立しているけれど、ただ多くはリタイアした老人達によって成立しているので、収益を上げるつもりのない金額で請け負っているから、PCデポよりも電気屋さんを含む、街の零細商店の敵になることが多いみたい。そしてトラブルになる事も多いので、商業ベースで回せるところは商業ベースで回すべきだと思う。

大手家電屋も最近この手の店の重要さに気づき再び取り込みに動いていたりするよな。ヤマダの専門会社コスモスベリーズや、エディオン小規模FC店募集とか。地域PC教室が地味に盛況なのもこういう背景があるのかも

http://b.hatena.ne.jp/entry/298252668/comment/TakamoriTarou

他に有名なのはアトム電気がありますね。

パソコン教室FCで数ばかり増えていますが、収益は高いとは言えないみたい。

2016-07-19

今の少年漫画に足りないのは良い話

ヒーローアカデミアのアニメ1~2話は良い話だったような気がしましたけど、

そういう「ナードな僕も努力したら報われました!!」みたいな話ではなくてね、

喧嘩してた太郎君と花子ちゃんが僕が仲直りのパーティ開いたら仲直りしました!!とか

腰を痛めていたおじいちゃんのための椅子を造ったら大喜びされました!!みたいな

日本人特有の和を尊ぶ精神から発生した思いやりや慈しみの心に溢れた話ってこと。

誰か悪をぶっとばしてハイ良い話、それ違う。

というか守りたい平和調和のはずなのに何でいつの間にか己の勝利になってんのか

最近少年漫画事情がオッサン本当によく分からないよ。

まあ、分析しなくても分かるんだけどね。

 

戦う以外にも平和を守らないといけない問題方法は山積みなんだよ。

それは戦う以上に難しいことだったり尊いことだったり本当に必要なことだったりする。

なぜかヨイショはされてもその本質に触れる人間がいない「和」の話。

どうしてブラックジャックが未だに読んでも面白いのかというと

手術と悪人と戦う以外にも個人個人の心の問題も解消していってるからだ。

それぞれの人生まで治療していってるから未だにブラックジャックは多くの人に愛されていて

ドラマ化もアニメ化も何度もされるのにアトムは不人気で火の鳥も良く分からない作品扱いされてる。

三つ目が通るだって立派に面白い手塚作品なのにリメイクが少ないのも

結局悪人ボコるだけの子供向け作品からだ。

もちろん長い目で見ればそれだけじゃないのだが。

 

ただそういうのは大人になって余裕ができて初めて他人を労わって別視点に立つことができる。

力を持った大人に許された特権でもある。

しかし今や大人も余裕がなくなりつつあり、子供にも勝ち組になれと他人を踏みつけろという教育が主流になった。

今の少年漫画は悪をぶっ飛ばして俺(俺ら)自己成長!の完全実利主義帰結してるって話。

視点ミクロすぎるって話。FPS

そんな漫画を正として捉えて大人になったら他人は全て悪で俺と俺らが勝てばそれでいいという目標しか立てなくなる。

全体を幸福にすることが最終的に自分の最大幸福に繋がることすら教えられずに人生を進むことになる。

 

ヒーローアカデミアも人助人助けとか言いながら今のところ自分たちしか助けてないし、

能力授かる前のデクは人助けもろくにせず自分のためにノートとってばっかの精神性もナード

今も相変わらず自分とすぐそばの人間のことしか考えられないナード精神

能力なくても道案内とかゴミひろいみたいなボランティアで人を助けることはいくらでもできる。

今までジャンプで連載されてきた主人公の中で一番自己中でどこまでも利己的な精神と行動。

から味方がいなかったナードなんだよな。

能力的な魅力がなくても、精神的な魅力・カリスマがあれば自然と味方ができる。

実際に人助けをしているオールマイトがどこをみてこいつに魅力を感じたのか理解できないご都合主義展開。

こいつの行動原理のふしぶしが弱者を救いたいという気持ちではなくて

単にオールマイトがカッコいいから真似したいっていうファン根性由来。自分がカッコつけたいだけ。

最初オールマイトがいなければ何の価値もない正真正銘のナードってこと。

こんなのに魅力を感じるわけがない、まだサイコパス気味のルッピさんの方がカリスマ性あるだけマシ。

第一話でイルカ先生を助けたナルトの足元にも及ばない精神性。

 

ヒーローアカデミアは「ナードな僕がカッコよくなれる自己犠牲マジきもちい」漫画

共感できる人ってナードな部分に共感してるだけで自己犠牲もマジきもちいいの部分もフィクション

嫌悪感を抱くやつはナードでかつ自己犠牲的な役回り押し付けられているリアル

単純に理解できないのはナチラルボーン勝ち犬。

俺はつまらないと評論している漫画ボーイ。

2016-03-18

都下から目白まで

ひと月ほど前のことである

中央線快速の車内で女物の手帳を拾った。

白いカバーの表紙中央にはピンク色のハートが描かれている、ひと目で女物とわかるものであった。ただ、背表紙の上のほうが少し汚れていたり、全体的に水で濡れたような雰囲気もあって使用感もある。めくってみると2015年3月まり。きちんと使えばそろそろ1年。使用感が出るのも当然のことかもしれない。

しかし、こんな手帳を使うのは誰だろうと不思議に思った。今どき小学生でもスマホを持つ時代であるスケジュール電話番号メアド管理などそっちでやってしまうほうが楽だろう。わざわざ紙の手帳必要なのはガラケー世代の年配者ではなかろうか。そう思いつつページをめくって4月の頭を見た時、4月2日の欄に書かれた「入学式 13:30~」という文字が目に入った。おそらくこの手帳の持ち主は大学生だ。確たる証拠はないが、1年生なのだろう。3月かば手帳を買って、来るべき大学生活に備えたと。

4月スケジュールにはカタカナサークル名がたくさん書かれている。そうだとしてもサークル名が多い。プリズミーやコーラル、ifは慶応の有名テニスサークルだし、ラネージュアトムFSS早稲田テニスサークル。TEIYUは東大テニスサークルか。全てテニサーなのはテニスが好きなのか、他に選択肢がなかったのかはわからないが、いずれ慶応早稲田と両方からサークル勧誘が来る大学はそうはない。初めて創設されたがゆえに校歌に校名の入っていないあの女子大学なのだろう。

新歓では美人でもそうでなくても新入生は基本的にはチヤホヤされるのが常だし、そうは言ってもテニスのものにどれだけ力を注いでいるかもなかなかわからない。多くに顔を出しておくのが定石だ。ただ、テニスサークルには真面目なサークルとそうでないサークルがある。真面目なサークルと言ってもメンバーが真面目とは限らないのだが、真面目なサークルは他サークルとの協定を結んで、ある一定期間以降のサークル兼部を認めていない。これだけ出ていてもたぶん5月には籍を置くサークルが決まるのだろうな、と思った。どのみちGW新歓合宿の季節だ。これに出たサークル本命になるとも言える。

4月スケジュールには履修登録の期間と正期間が矢印で書かれていた。それなりに真面目に勉強したいと思っていたんだろうな、すくなくともこの頃は。

2016-02-18

最近CPUって分かりにくいね

昔は、型番とかクロック数が大きかったら性能いいんだろうって思ってたけど、セレロンとかペンティアムとかどっちが性能いいかわからんし、Core-i7とCore-i5でも、i5のほうがクロック数高いやつがあったりして7と5とどっちが高性能か分からんし。

スマホタブレットCPUなんか、アトムセレロンペンティムの下っ端なんだろうってのはわかるけどインテル以外のやつなんか、立ち位置がさっぱりわからんし。

2014-12-02

ガンダムリアルリアルロボット 人型である必然性

別に語れるほど知識もないんだけどさ。

最近ロボットが巨大で人型なメリットって何とか? 戦車じゃだめなの? とかを見て。なんだかなーって。

ロボットものってそこが大事か? って。

巨大な人型のなにかが暴れるのが爽快なんじゃないのかー!? なんて思ったりしてるんだけど。ロボットものSF的な要素とか、科学考証とか求める人が多いんだなー。

ってのがなんかロボットものが少し元気のない理由なんじゃないのかな? なんて思ったりしたんだよね。

でさ、そういうロボットアニメにおける人型の必然性を求めちゃうのってガンダムからなのかなって思うけどどうなの?

ロボットもの歴史なんて知らないけどさ。

手塚治虫アトム横山光輝鉄人とか永井豪マジンガーとかがロボットものの土台を作り上げてきたんじゃないかなーとか思う。

そんな時代を経て宇宙戦艦ヤマトの様な大人向け?SFアニメ放送され、満を持して機動戦士ガンダムかい戦争を描くロボットアニメが生まれた。のか?

なぜガンダムが生まれたのかとか、富野監督はどういう人なのかとかを語るきはないのだけど。多分ガンダムは当時ものすごく斬新だったと思うのと同時に必然的に出来上がった作品だろう。

アニメ子供向けかつ勧善懲悪正義と悪を極端に線引きしてた時代があったらしい。それを何だか嫌だなーと感じてる人はいっぱいたらしく。富野さんとかもその一人で、なんでも海のトリトンという手塚先生原作漫画アニメ化した際に富野監督ラストをなんともいえない感じに変えてしまった。

子供だましを嫌う富野さんはアニメリアルを入れようと、現実はそんなに単純じゃない正義と悪は色分けできない事を、まあやろうとしてたんじゃないかな?

当時を知らないのでなんとも言えないけど。

手塚先生SFばかり描いてたらしいし、ゴジラとかウルトラマンとかの怪獣ブームもあったらしいし、永井豪ちゃんは徹底的に日本を巨大なもの破壊する漫画を描いてたし、スタートレックとかスターウォーズとか松本零次はスペースオペラ?とかを描いてて。

その流れでガンダムやろうって、ロボットっていうジャンルリアルを入れようってなったのかな。






前置きが長くなったんだけどさ。

ガンダムリアルだって言われてるというか、リアルロボットものって言われるのはさ。

ガンダムというモビルスーツ構造とか仕組みとかがリアル物理法則がどうのこうので、科学考証がしっかりしてるとか、してないとか。ではないんだよね。

これは、よく言われてる話で。ガンダムリアル人間描写人間ドラマの部分だ。なんて皆しってる。戦争を扱っていることとか、どちら側にも正義があるとか、ないとかであって。ロボット部分ではないと。どこかで聞いた事があるかもしれない。

しかに俺もそう思う。20メートルの巨大ロボット二足歩行するなんて冷静に見ればリアルじゃない。でもガンダムはそこら辺の事情を開き直ってる訳じゃないんだよな。

ロボットの扱いはあくま兵器なこととか量産されてるとか。そういうところにリアルさを描いてるし、二足歩行や人型な理由も説明している。

例えばミノフスキー粒子とか、作業用ロボット兵器転用したとか、宇宙空間では人型は対象物がないから大きさが分からずに人と間違えて、敵の戦艦に近づけるとか。AMBACシステムとか、頑張ってるんですよ。頑張って巨大なことや人型な事に必然性を持たせてるんだよね。後付とかもあるけど。

で、俺はガンダムって作品ロボットものにおけるいろんな部分をリアルっぽくしていこう、っていう流れをつくってしまったと思うんだよね。

より戦争という部分を濃くしたボトムズとか、現実世界ロボット運用している雰囲気をうまくだしたパトレイバーとか、量産兵器としての二足歩行ロボットを描くガサラキとか、設定をしかり練ってSF考証をしっかりと散りばめているフルメタルパニックとか、一期は市街戦描写の多いコードギアスナイトメアとか。

士郎正宗メカSF部分のリアルさを求めて、押井監督が甲殻とかレイバーとかを刑事ドラマみたいに作り変えて、カサハラテツローさんのライドバッグみたいな、ほとんどバイクみたいなロボット漫画もでてきている。

富野さんはガンダム人間ドラマの部分をリアルに描きたかったのかもしれない。でもそこをリアルに描けば描くほど二足歩行や巨大ロボットという部分もリアルにせざるを得なくなってくるのかも知れない。

どんどん小型化していくロボット、足裏に車輪を付けて走り、ワイヤーを射出し街中を飛び回る。リアルっぽい!

でも小型化すればするほど現実世界でも運用できそうではある。

あるけども、そういう方向でリアルさを求めれば求めるほど。

戦車でいいじゃん、戦闘機じゃだめなの? ミサイルでやったほうが効率よくない? なんていうロボットアニメ視聴者あるまじき突込みが返ってくる。

でもそれって当然のことで、マジンガーとかゲッターとかみたいに現行兵器よりも強いとか、エヴァンゲリオンみたいにもとから人型でしたーとか、勇者シリーズとかエルドランシリーズみたいなロボットものは、ロボットヒーローであって、そんじょそこらミサイルじゃなんともないぜってもんなんだよね。

でもガンダムリアルロボット? は量産兵器であり、秘密組織でもない公の軍隊運用している。じゃあなんで巨大でなければならないのか二足歩行メリットは? 人型の意味は? ってなるのもしょうがないんだよ。

できればリアルっぽいロボットものを作ってる人たちには。

なんで人型なんだよ!? って突っ込みに対して、ロボットものからって開きなおるんじゃなく。一生懸命二足である意味人型である必然性を考えてほしいよね。














俺がロボットものに求めるのは巨大感とかスケール感とかで、街を破壊し敵の怪獣を引き千切ってバシバシとなぎ倒していくようなもを求めているので、そこらへんを描写するロボットものが減ったのが悲しい。

2014-08-28

で、盲導犬使用者による虐待報道しないわけね

「例のない虐待」なんてよく言うわ。

盲導犬は昔から使用者から虐待されてきました。

アトム号は今どこに居るんだろうね?

日本障害者に優しい国だよ本当に。

http://rocketnews24.com/2012/04/13/202776/

2014-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20140811093309

分かってないつーのはあれにしても、最近アニメをかたくなに認めようとしない人って、ロボ系つか1980年代90年代の一部を崇めている傾向があると思う。

ネットアニメ評論家さんたちのヒエラルキーもそうなってて、いかにそこの時代知っているか

富野についてどれくらい語れて(あるいは出崎含む)、ガイナックスについてどの程度喋れるかが一種の指標化しているのはなんとも画一的


とりあえず、彼らは、日本アニメ手塚が作ったらしいという認識があるけど、特に興味なく(当然ディズニーにも)、

アトムでコンテ切ってた富野こそアニメの始祖だ、それ以前はどうでもいいんだ的な感じで(ヤマトくらいは見ているにしても)、

以降の1980年代を崇め奉って、90年代ガイナックス、幾原、渡辺信一郎押井的なものは最高、

2000年代からはもう残りかすみたいな扱いで、今敏が死んでアニメは終った!(あるいはハウルの動く城以降)

みたいな感じで捉えている気がする。


アニメが終わったんじゃなくてお前らがついていけてないだけなんだよ、と言いたいんだけど、それは心に隠しておいて、

とりあえず、「1980年代知らずにアニメ語るなよ、もっとハルヒ以降は知らないけどね」、

みたいなことを堂々というのだけはやめて頂きたい。ほんと、周りにうようよいて困る(大学1年生からおっさんまで幅広く)。

2014-07-14

エロサイトを立ち上げた引きこもり~魂の物語エピソード2

---------------------------------------------------------------------------

動画 エロサイト←これが僕の作ったサイトです

---------------------------------------------------------------------------

前回の続き

google先生が言うには、サイト一般公開するには、どうやらサーバーというもの必要らしい。

サーバーをしっかり選ぼう

サーバーと言っても、種類がたくさんある。

専用サーバーレンタルサーバーvpsなどなど

一体どれがいいのか?

以下、ネットで拾った情報

----------------------------

共用サーバー → 個人・ビジネスサイトを問わず小~中規模なサイト向け。1台のサーバー複数契約者で共用。

専用サーバー → 主に小規模~大規模のビジネスサイト向け。1台のサーバーをまるごと独占出来る。

VPS基本的には小規模~中規模のビジネスサイト向け。共用サーバーと専用サーバー中間存在

----------------------------

ふむふむなるほど、まだ広告収入も確保できてない(作ってもない)うちなので、小規模サイト向けなら共用サーバーがいいんでないの?

よしいってみるか。

なるほど、お名前.comさくらインターネットとかが有名なのね。

このさくらもちおいしいねって君が言ったから、今日さくらインターネット記念日

よしいってみよう!

う~ん何だろうこの胸騒ぎ、何かひっかかる。

まて、まて、まて、

から何をつくるんだっけ?

そうだエロサイト!、で使うのは一般の方と一緒に使うサーバー

共用で使うサーバーにそんな汚れのサイトをぶっこんでもいいのだろうか?

うーむ。。。。

ありましたよ!ありました!!

さくらインターネットの基本規約第15条(禁止事項)に

わいせつ児童ポルノまたは児童虐待に当たる画像、文書等を送信または、掲載す

行為

ダメじゃんΣ( ̄ロ ̄lll)

お名前.comも同じように禁止されていました。

いきなりの挫折感。

いやいや負けませんよ!まだ始まったばかり!

じゃあアダルトOKなサーバーはどんなんだろう?

google先生、申訳ございません。私、先生大事な事を聞き忘れていました。

アダルトOKなサーバーピンポイントでサクッと教えてください。

先生はこうおっしゃった。

バルクサーバーがよかろう。または、カゴヤがよかろう。自分で選びなさい」

先生ありごとうございます

どうやらアダルトOKなサーバーというのは専用サーバーであればけっこうあるらしい。

一応バルクサーバーとカゴヤが良さそうなので、調べると性能はそんな変わらないけど若干カゴヤが高そうという事なので、

バルクサーバーの月々5800円のプランに決定。

なんかメモリとか、HDDとかよくわからない性能が書いてあったけど、最初ですから気にしません。

え?cpuアトム?鉄腕?

先生、僕バルクサーバーでいこうと思います。もう他は調べるのとかめんどいです。

つづく

関連記事

2014-02-24

8bit年代ゾルゲ市蔵 感想

http://www.j-comi.jp/book/comic/45521

何の予備知識もなくただのレトロゲー漫画だと思って読んで深い感銘をうけたので感想を書く。(※ネタバレ含む)

1979年からゲームにまつわる著者の少年時代エピソードを細かい小ネタ解説を交えて

進んでいく前半パートは気楽に楽しく読めた。

かい文字が多く読みにくい部分はあるものの、スペースインベーダーを模したおもちゃの詳細な解説は読み応えがあるし、

近所のゲームコーナーのヒーローおじさんやお金持ちの男の子などしんみりさせるエピソードなどは

自分より一回り上の世代ではあるが共感ノスタルジーを感じた。

旧友が岡山弁丸出しでMZ-700ゲーム内容を語るシーンなどのギャグセンスは秀逸であり一気に登場人物に

感情移入してしまうが、その後急に内輪ノリでお友達ゼビウスについて語りだしてしまうのは突き放された印象でちょっと興ざめ。

レトロゲーム史の記録にこだわらず少年時代ノスタルジー漫画として割り切ったほうが、読ませる筆力がありそうである

そのあたりから徐々に自伝的色合いを増し、第10から話が急展開してゲームからアニメ主人公の興味が移ってしまう。

ここから藤子不二雄Aまんが道」並みの怒涛の展開である

3年間アニメ制作情熱を燃やし尽くした筆者を待っていたのは、「まんが道」における「連続原稿落とし事件」並みの絶望であった。

努力はした、けれども能力が足りなかった。でもみんなで頑張ったんだからよかったじゃないか。

そんな自己欺瞞を「オネアミスの翼」に粉々に打ち砕かれるシーンには胸を打たれる。

「どれだけ熱意があっても、どれだけ精魂を傾けても、クズクズだ。ぼくはこの時はじめてそれを学んだ」

この後、この挫折をバネに著者がゲーム業界成功していれば、ゲーム版まんが道」といってもいい希望に満ちた素晴らしい物語になっただろう。

だがその後モノローグはこう続く

「そして、それは最初であって決して最後ではないことをぼくはこの後何度も思い知らされることになる」

アニメフェスティバル手塚治虫に会って、一生かかっても恩返ししたかったのだというエピソードのあと、

現在の著者近況に戻って物語は終わる。希望はなかった。ただ傍観者としてゲーム業界進歩を眺めているというようなラストだった。

おそらくこれはまだ続きを書くつもりなのだと思う。

気になったので著者のその後について調べてみた。

大学在学中に漫画家デビューしたものの売れずその後セガ入社現在フリーライターとのことである

セガで関わったゲーム

セガガガ2001年セガ) - 原案美術設計プロデュース

ASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハート秘密-(2003年セガ) - ディレクションシナリオ・背景グラフィック

ガンスタースーパーヒーローズ2005年セガ) - ディレクションシナリオ・背景グラフィック

ブラック・ジャック 火の鳥編(2006年セガ) - ディレクションシナリオ

サンダーフォースVI2008年セガ) - 企画原案美術設計プロデュース

セガガガセガファンには有名な内輪ネタゲーであり、この人はやはり内輪ネタ本領を発揮するタイプなのかと思われる。

クソゲーとも言われているようだが情熱だけで独善的に突っ走る著者の性格がまだうまく作用したケースなのではないだろうか。

ASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハート秘密-は、火の鳥アトム編を補完するGBAの名作として手塚ファンに語り継がれている。

この実績を持って手塚治虫への恩返し云々というエピソードにつながってくるのだろう。

どの程度関わったのかはわからないが、これが現在のところ著者のゲーム業界におけるハイライトと言えそうである

そして最新のキャリアがあの伝説クソゲーシリーズファンから存在を抹消されているサンダーフォースVIであったことを知って

とてもフクザツな気分になった。情熱だけで独善的に突っ走った結果手に負えなくなり、誰も喜ばない作品が出来上がって

「仕方なかったのだ、これはこれでよかったのだ」と自己欺瞞するしかなくなるという高校時代エピソードとぴったり重なる。

ちょうどこのゲームリリースしたあとにこのパート執筆していたというのだから著者自身それを痛感していたことだろう。

思うにゾルゲ市蔵氏は才能豊かな人である。絵も上手いし、曲がりなりにも高校生で二十数分というアニメを完成させている。

自伝をこれだけ客観的で読み応えのある物語に仕上げる才能は相当なものである

センスが無いのか、悪趣味なのか、思い込みが激しいのか、高校時代エピソードサンダーフォースⅥに関しては

情熱を発揮する初期の段階で方向性を間違えていたと思えてならない。

そのようなタイプ大勢スタッフを引っ張ってプロデュースしていくゲーム制作仕事が向いていないのでは、とも思える。

もっとも、このマンガ絶版になったうえJコミ無料公開してもそんなに閲覧数が伸びていないので、

漫画家のほうが向いているとも一概にはいえないのであるが、なんとか自分の才能を活かせる表現形態を見つけて欲しい。

サンダーフォースⅥを遊んだユーザーから罵倒メールが届いて「トホホ・・・」で終わっていくのはあまりにも哀しい。

二度の大きな挫折を味わった著者であるが、そのまま終わらせるつもりはないようなので、次なる活動と続編に期待したい。

2013-12-30

アトムdeポン!

ゲームhttp://web.archive.org/web/20060112062814/http://www.atom.meti.go.jp/game/atomdepon/index2.html (要FLASH

遊び方:http://web.archive.org/web/20060116040813/http://www.atom.meti.go.jp/game/atomdepon/howto/index.html

検索で見つけた紹介文:(ttp://www.green.dti.ne.jp/mmazda86/diary/diary0408.htmlより引用

アトムdeポン!』は一見原発推進色はないように思えるが、

先ずタイトルが『アトムdeポン!』であり、プレイヤーは「アトミくん」

となり「火の玉小僧」「アクアちゃん」「エネちゃん」をやっつける

である

またゲームの役についても平役でもっとも高い5ハン役が

原子力通貫(ウラン廃棄物処分+再処理工場)で、

さら役満については

エコ名人プルサーマル廃棄物処分+再処理工場

プルサーマル計画(原子力発電所+プルサ―マル+再処理工場

エナジーダスト(原子力発電所廃棄物処分+再処理工場

これから原子力リサイクルウランプルサーマル+再処理工場

軽水炉原子力発電所ウランプルサーマル

なんと全て原子力がらみ!このあからさまな原子力プッシュ!

そしてここでも再処理・プルサーマル!高得点を狙っているうちに

知らず知らずのうちにウラン原子力発電所を手に残してしま

というサブリミナル効果抜群の恐ろしいゲーム

誰かさん不謹慎アピールしながら自画自賛している原発麻雀よりも、かつて経済産業省さんが直々に公開していたこちらのゲームのほうが、よりシニカルでよりアトミックに楽しめるのではないかと思います

2013-12-27

暇だから人工知能について垂れ流してみる

人の知を機械的に再現できるのではないか、これが人工知能の当初の夢でした。

でも「人の知」を解明しそれを実現するというアプローチは突き詰めて考えていくと、袋小路に陥ってしまいました。

チューリングテストとか中国語の部屋とかフレーム問題とか、聞いたことあるでしょう。人工知能挫折と苦難の時代ですね。

困った人工知能研究者は、「知とはなんぞや」という疑問はとりあえず保留にして、「とにかく今できていないことに挑戦しようぜ」精神研究を進めました。

結果、多くの成果を上げて、今日でも一つの学問領域として存在しています

そのため、いまの人工知能学会中の人たちの目的最大公約数的にまとめるならば、

「今までコンピュータ機械でできなかったことをできるようにするよ(したよ)」というところでしょうか。

この程度の緩い集まりなんですよ。実際。全員がアンドロイドを目指しているわけではないんです。

はいえさすがに何でもありでは話にならないので、この学会所属するためには暗黙のキーワードがあります

それが「知」です。「こんな知的振る舞いができるようになりました」少なくともこれがアピールできなければ

学会で発表しても他の研究者から無視されてしまます

逆に「知」であることが認識されたなら、個人の「知」どころか集団の「知」すら研究対象になります

から人工知能は何をする学問なのか、これについて、できるだけ簡潔に言うならば、

「知」を人工的に実現する学問

でしょうか。知を解明するじゃなくて、知を実現するというところがポイントですね。

え?「知」とはなんだって? そんなこと聞かないでください。そんなの研究者の数だけ意見があるのですから

でもその意見が正しいかどうかを示す方法の一つとして、

「たしかにそれは知的だ」と多くの人に同意してもらえること。

というのがあるかもしれません。

そう考えると、他人に同意してもらうための戦略として、視覚的に人間に模すのは当然ですよね。

人は何に知を見出すのか。これだけでいくらでも文章が書けそうですが、普通に考えれば、

ルンバ知的振る舞いをするよりアンドロイド知的に振る舞った方が一般の人には受けがいいですよ。きっと。

まり人工知能屋の一部がアンドロイドを目指すのは、それが目的からではありません、

「ボクガボクタチガジツゲンシタサイキョウノ知」をアピールするのに最適だから

あくまで手段にすぎないのです。

と、タテマエと理論武装はここまでにして、

手段が目的になることってよくあるよね ってオチ

だってしょうがないじゃない。少なくとも日本人工知能やっている人の原体験って、

アトムドラえもん、あーる、タチコママルチまほろさんなどなど、魅力的なキャラクターなくしてありえないのだから暴言

それに要件をギリギリで満たすよりも能力的に余裕を持って振る舞う方が知的でしょう?

機能美は工学的に正しいアプローチだけど、余裕あるなら外観にも凝りたいし。

そう考えると、情報機械工学人工知能の違いはロマン成分の割合なのかもしれない。

そしてロマンは人によっては妄想と言い換えても間違いじゃない。

結局この長々と書いた文章で何が言いたいかというと、

ロマン妄想)垂れ流しでゴメンナサイ」

個人的には大好きだけど雑誌表紙に萌え絵はないわ

もっとこうさハードでスチームでパンク電脳な感じの・・・妄想垂れ流し)

------------------------------------------

ブックマークで気になったのがあるので補足みたいなのを)

  • 少なくとも人工知能という領域ができて現在に至るまで、このアプローチ成功したという話は聞いたことありません(領域を区切れば部分的成功することはあるんですけどね)
  • もちろん将来的にはわかりません。人間と同じ構造のボディ、あるいは脳構造すら近づけていくうち、ある閾値を超えたときに実現できるのかもしれません
  • でもあくまで仮説、本当にそうなるかはまだわからない。だってそれを成功させた人はまだ誰もいないのですから
  • そういった意味で、「ロボット人間の外観に近づける」ことは(仮説を検証するための)手段でもあるのです。 も、目的じゃないよ!ほんとだよ!

これまた長くなっちゃたので言いたいことを以下にまとめますね。

しろこれだけ読んでもられば十分かも

そしておやすみなさい!

2013-08-09

わたしがあの人にはじめて会ったのは13歳の秋だった。

中学入学祝いに父親からパソコンを送られた私はすぐにインターネット世界にのめり込んでいった。

中でも楽しかったのはチャット

友達放課後マックに行ったり、クラス男の子を好きになってすったもんだしてる都会在住の女の子の都会っぽい生活に憧れたり、、

ちょっと不良ちっくな男の子達のリアル体験談にわくわくした。

わたしは地味で目立たないタイプ中学生で、自分に自信が持てなくてうまく人とコミュニケーションが取れなかったので、今ではよくわからないようなものにまで憧れたりしていた。

というか、クラス友達がいるっていうだけで、クラスメイト普通に話せる人だっていうだけで、私にとっては憧れの的だった。

そんな普通に楽しい中学生活を送っている人たちとお話できるのがほんとに楽しかった。

あの人に出会ったのも同じチャットルームだった。

あの人は常連のひとりでいつもロムってるんだけど、

そのくせふとあらわれてなんとなく心に残ることをぐさっと言ってはまたいなくなる、みたいなかんじだった。

毎日入り浸っていたわたしはあの人と自然あいさつとかするようになった。

あの人はほかの誰とも違う不思議な独特な空気感をまとっていて、

(あとで聞いたらちゃんとキャラ設定があったらしい)

あの人と文字で交わす会話を心地よく感じた。

あの人はいつも真夜中、みんなが落ちていったあとのひと気のないチャットルームに現れた。

つの間にかそれを心待ちにしている自分がいて、

つの間にかあの人と話すことが一日の楽しみになっていた。

あなたはどんな人なんだろう、

どんな生活をしてるんだろう

どうやら新潟県在住の歳はひとつ上。

人望厚く、生徒会長をやってるらしい。

(同じ学校だったら関わることもないだろうなー)

部活野球部ポジションは不明。

すきなマンガはるろけん。

てゆーかけっこうオタク

(じゃぁ私もアニメ詳しくなろうかな!?

シニカル時事問題論破!そこがまたかっこいいよー!!

って思っていた。

ある日あの人が自分小学生の頃の恋愛について話し始めた。

それは深夜で、チャットルームにはよく顔(?)を合わす女の子二人とあなたとわたしの四人だけで、その話は10代の私にとってはとても重いお話で、

というかまだ恋のなんたるかを知らない私にとっては目の回るような話で、

(確か、好きな女の子がいて両思いだったんだけれど、その女の子につらい思いをさせたまま別れてしまった、みたいな話だったと思う。)

その長いお話が終わる頃にはわたしたちはとてもしんみりしていた。

でもそういう特別なことを共有したことをきっかけに私たち四人はメールアドレスを交換することになった。

私は心の中でその成り行きにガッツポーズを決めていた。

だってずっとアドレスを聞きたかったけど、乙女で内気なわたしにはどうしても言い出せなかったからだ。

そうしてあの人のアドレスをゲットしたわたしは、

使い方が謎すぎて放置していたメーラー説明書100万回読んでメールのやり方を会得し、

メールの画面が夢にまで出てきた)

やっとあの人とのメールのやり取りを開始した。

あの頃の私にとってあの人は遠い(友達いっぱい!楽しい学校生活リアルではお近づきになれるはずもない人!みたいな笑)夢の世界に住む憧れの人で、

あの人から毎日メールが届くのが嬉しくて仕方なかった。

何回も何回も推敲推敲をかさねて返事を書いた。

他愛のないお話ばかりをしたと思う。

学校友達部活先生

そして、友達たくさんいて楽しい生活送ってんだー!

みたいな見栄もはったきがする。

本当はクラス友達なんていないし、

楽しいことなんかなにひとつない毎日だったけど。

でもそういうメールのやり取りを繰り返すうちに、

チャットだけではわからなかったあの人の本当の姿が、

少しずつ少しずつ見えてくるような気がした。

夢の世界に住んでるように思えたあの人にもたくさん悩みや考え事があることを知った。

あの人がどんどん近くなって来るような気がした。

ずっと昔から友達みたいに。

ある日わたしは決心した。

どうしてもあの人が同じ世界にいることを確かめたくなった。

あの人が生活する街を見てみたくなった。

本当は会いたかったけど、言えなかった。

から誰にも秘密で行ってみた。

電車で六時間雪国

そこは穏やかに時間が流れる真っ白い世界だった。

あの人が歩いているだろう道を歩いて、

あの人が買い物をするだろうショッピングセンターに行って映画を観た。

源氏物語みたいなやつ。

今思えば、あの頃のわたしにとってあの人が唯一の友達だったんだと思う。

ストーカー・・・??

ではないと思いたい。

帰ってからもそんなことは書かずにずっとメールを続けた。

そのうちどうしても気持ちを抑えられなくなってわたしはあの人に告白した。

それが本当の好きなのかどうなのかわからなかった。

文字以外のあの人のことを何も知らない、

会ったことも見たこともない。

でも気持ちだけは本当だった。

そしてあの人にはあっさりふられた。

理由は好きな人いるか・・・だったと思う。

まり覚えていない(笑)

都合のいい脳みそだな(笑)

そして私たちの1年間のメル友生活は終わった。

それから一年間はあの人のことが頭をよぎって仕方なかった。

あの人からメールが恋しかった。

そのあいだにわたしは高校に上がった。

高校生活は最悪だった。

高校生になったわたしはけっこうないじめを受けるようになっていた。

唯一仲がよかった友達からも口を聞いてもらえなくなった。

成績もガタ落ちで留年寸前だった。

先生からは通信の高校定時制に編入することを勧められた。

私は自分の部屋にひとりで閉じこもるようになった。

心を閉ざして暗い顔をしている私に家族も冷たかった。

両親は仕事やまだ小さい兄妹たちの面倒に忙しくて

わたしの苦しさを理解できる余裕はなかったんだと思う。

私は中学の頃以上に孤独だった。

誰かに理解されたかったんだろうけど、

それをうまく言葉にすることもできなかった。

勇気をふりしぼってあの人にメールを送ってみた。

あの夏の夜、あの人からメールの返信が来た。

絶対に来ないと思ってたからかなり驚いた。

どういう話の流れだったのかは思い出せないけど、

私たち携帯の番号を交換して電話で話すことになった。

たぶん私が言いだしたようなきがする。

心臓が口からまじで飛び出しそうになりながら電話に出たのを覚えてる。

その時、わたしははじめてあなたの当の名前を知った。

それまでは蒼紫様とゆこ殿、みたいなメルヘンHNでやりとりしてたの笑

なんか本当に不思議な感じだった。

はじめて聞くあの人の声は上ずったかんじの甘い声でわたしは本当にどきどきした。

私たちは何時間も何時間も話した。

なにをあんなに話したんだろう?

たぶんとてもしょーもないことばかり話してたんだろうと思う。

気づくと朝日が昇って、朝になってた。

そしたらあの人は恥ずかしそうに言ったんだよ。

「俺の言いたいことわかる?わかって、テレパシーで。」

・・・わかんないよ笑」

・・・すき。」

どういう気持ちの流れがあの人にあってそうなったのかは今でもよくわからない。

たぶんあの人も覚えてないんじゃないかな?笑

でもわたしたちはこの電話きっかけに付き合いはじめることになった。

その日から私たちは何回も好きだよって言い合って、

毎日明け方まで電話お話しをした。

携帯の請求がすごいことになってお母さんに何回も怒られた(笑)

会ったこともない人と付き合うなんて浅はかなことだと思うけど、

どうしてもあの人と毎晩長電話するのが辞められなかった。

あの人は早朝の高速バスで遠い学校に通っていた。

その登校時間ギリギリまで話してることもあった気がする。

あの女の子の化粧が濃くてキモイ、とか、モデル女の子がいてなぜかその子が俺のこと好きっぽい、とか他愛のない話しを!(笑)

そうしているうちにあの人からあることを告白された。

それは、仲のいい友達がいたんだけど、その子が亡くなってしまってとてもつらい、それはたぶん自分のせいなんだっていう話し。

それがあったから今は誰かと深く関わるのが怖いんだって話してくれた。

当時のわたしは自分のことを客観的に見る余裕なんか皆無だったからどうして自分がそんな気持ちになるのかわからなかったんだけど、その話を聞いてものすごく悲しくなった。

今考えるとわかるんだけど、わたしはあの人と深く関わることを望んでたからだと思う。

自分でも訳のわかんない私をあのひとなら理解してくれて助けてくれるような気がしてた。

でもお互いに問題をかかえたままお互いを理解しあえるわけもなく、私たちはすぐに別れてしまったんだ。

本当なら私があの人の傷を癒してあげられたらよかったんだと思うけど、当時のわたしには無理だった。

それを説明することともできなくて、

たぶん相当意味のわかんない理由で別れたと思う。

実はほかの人とのあいだに子供ができて、もうあなたとは一緒に居られません、みたいな出鱈目を言った気がする。

なんでそんなこと言ったんだろうね、10年前のわたし。(笑)

変だよね。(笑)支離滅裂だ。

壊れる前にぶち壊しにして安心たかったのかなとも思う。

大切なものからこそ。

よくわかんないけどそういう心理だったんじゃないかなーって思う。

あの人と別れてすぐに私は高校中退した。

やめる前後はピークに荒んでいたけど、

いざ辞めてしまえば私の心は徐々に落ち着きを取り戻していった。

15歳にして社会の外に放り出されてしまったことは恐怖だったけど、

それは逆にこれからのことを真剣に考える原動力だったような気がする。

わたしは友達がほしかった。

から信頼できる仲間が欲しかった。

身も心も生まれ変わって新しい自分になりたかった。

それから3カ月。

今度こそ連絡が来ることは2度とないだろうと思っていたところに

冬、連絡をくれたのはあの人の方だった。

私の誕生日に短いメールを送ってくれた。

そのメールきっかけにあの人とまた連絡を取るようになった。

ちょうど寮制の定時制高校への受験を決めて一念発起を心に誓った頃だった。

厳しい環境に身を置くことで私は最低な自分から脱出できると思った。

家族とも、育った街とも、この街の人とも、全てに距離をおいて新しい自分を始めるつもりだった。

付き合っていた頃みたいにまた明け方まで電話することも何回かあった。

でもそういう自分の状況をあの人にうまくせる自信がなくて黙っていた。

相変わらずどうでもいいような話しを何時間もしていた。

というか今気づいたけど、わたしどれだけ素直じゃないんだw

わたしは本当はあの人ともう一度お付き合いがしたかった。

でも自分からはとても言い出せなかった。

あの人が今でも私を好きでいてくれればなって思った。

春、私は高校入学して天理の寮に入った。

ぞの生活の厳しさたるや、それはもう想像を絶するものだった。

朝6時に起きて掃除点呼、先輩の洗濯や食器洗いをすませてから仕事に行って、夕方から学校

はげしいルーティン。

金曜日ジェイソンとかよりずっとずっとこわーい先輩。(笑)

ここに来たことを後悔してないと言ったら嘘になるけれど、

それでも自分自分で決めたことだから頑張ろうと思った。

もちろん携帯電話は禁止。

どじでまぬけな私は入学早々携帯が見つかり没収(笑)

反省10枚は書いた)

というわけであの人への連絡手段を失ったわけだけど、

どうしてもくじけそうな時は負けじと寮の公衆電話から10円片手にあの人に電話した。

この公衆電話がまたすっごいの!

長蛇の列に並んでやっとたどり着けるの!

でも時間が決まっていてやっと順番が来たと思ったら1分とかしか話せないこともあるの!!(笑)

ちょー不便!!!(笑)

そんなわけで満足にあの人ともお話できないし、忙しくて3ヶ月に1回とかしか電話できない時もあったんだけど、

あの人の声を聞くと本当に元気が出たもんでした(笑)

あの人は相も変わらずずっと私の支えだった。

別に電話しても何を話すわけでもなかったけどさ。笑

それでも。

地元に帰った時は便利な便利な(笑)家電で思う存分長話をした。

そうだ、手紙も何通か交換したんだ。

今でも大事にとってある。

あの人は字が下手だからってとても恥ずかしがったけど。

(確かにあの人は字がへただった(笑)

そういう生活が4年目に突入した頃、

あの人と実際に会おうかって話になった。

あの人は大学生になっていて、

サークル関係京都に来ることになったので、

せっかくだからついでに会おうよってことになった。

その少し前にわたしたちは小さな喧嘩みたいなことになっていた。

あの人が私のことを何も考えていないただふらふら生きてる奴、

みたいなことを冗談で言ってきて、わたしがそれに反論のメールを送ったんだ。

わたしはわたしなりに色々考えていて、考えた答えには従って生きてる、みたいなメール

でもあの人が私についてそう思うのは仕方ないことだった。

だって私はあの人に自分についてなんにも話したことがなかったんだから

と、いうより私は誰にも自分について話したことなんかなかった。

いつも自分が何を考えているのかわかんなかったし、

誰かが自分を理解しようとしてくれるなんて考えたこともなかった。

から私の気持ちはずっと迷宮をさまよってるみたいな感じだった。

家族との間に感じている確執にも、

ずっと悩んできた自分の心の暗い淵みたいなものに対する葛藤にも、

なんにも向き合えてなかった。

実際に待ち合わせの場所に着いても私はあの人と会うことをまだ悩んでいた。

会うのが怖かった。

実際に会って本当の自分を見せるのがとっても。

あの時、わたしはもう本当に緊張していた。

心臓爆発だった。

京都駅アトムの下で私たちははじめて会った。

2007年5月12日

出会ってから7年がたってた

わたしの人生で一番綺麗なあの初夏の日を

わたしは一生忘れないと思う。

あの人は細くて折れそうな体で

外人みたいに彫の深い顔立ちをしてた。

黒いジャケットに黒いジーンズの全身黒づくめの人だった。

京都駅の長いエレベーターをあがりながら

あの人は私に一言

「でかっ!」

って言ったんだ笑

不思議な感じだった。

はじめて見たあの人は知らない人だったけど、

声はずっと馴染んできてわたしを支てくれたあの声だった。

人見知りな私はあの人をやっぱり人見知ってたけど、

それなのにあの人はずっと昔から一番よく知っている人だった。

よく晴れた気持ちのいい日で、清水寺散歩に行った。

綺麗な新緑のさわやかな感じも、

景色の良いお店で食べたカレーの味も、

あの人の横顔も

今もあの日のように思い出せるよ。

よく歩いて、よくしゃべった。

あなた大学の話を、

わたしは寮生活の話を。

帰りはわたしの近くの駅まであの人が送ってくれた。

手をふりながら猛烈な離れ難さがおそってきたけど、

あのときの私にはそれがどうしてなのかわからなかった。

寮に帰ってからもなんだか夢の中にいるような気分だった。

あの人からメールが来た。

「楽しかった。また会いたい」って。

私もおなじ気持ちだった。

数日後の5月22日に私たちは付き合いはじめた。

いま考えれば不思議なことはなんにもない。

必然だったと思う。

私は寮生活仕事学校で本当に時間がなかったけど、

時間を作っては早朝まであの人と長電話した。

あの人は高校生の頃からずっと苦しみ続けてたみたいだった。

自分の些細な一言のせいで大切な人を亡くしてしまって、

もう人と深く関わるのが怖いって。

ずっと一人で生きてきたし、これからもそれは変わらないと思うってあの人は言った。

自分は生きてる意味なんかないのかもとも。

私になにかできることはないのか?って思った。

少しでもあの人の心が軽くなるようになればいいと思った。

あの人が誰にも心を開けなくなってしまったことを、

本当はものすごく苦しんでるように見えたから。

怖くないって言いたかった。

そうしながら少しづつわたしもあの人に自分のことを話した。

あの人が本当にわたしを理解しようとしてくれていることが分かって言葉不思議とすらすら出てきた。

いじめられてたこと、家族について、自分性格について。

そういうことをちゃんと言葉にするのは生まれて初めてだった。

混沌としていた頭の中が言葉によって整理されていくのがわかった。

私たちはできる限りの言葉をつくして自分たちについて話し合った。

それは数年前の私たちにはできなかったことだ。

今までどうしても踏み込むことができなかった、

でもとても知りたかった、

知って欲しかったことだった。

話しても話しても話したりなかった。

やっとわかりあえた喜びを私は一生忘れない。

ずっとそうしたかったんだと思う。

たぶん14歳ときから

一生懸命耳を傾けてくれたあの人には感謝してもし尽くせないよ。

あの人が私に言葉をくれたんだ。

はじめてあの人に会いに新潟に行った夏休み

本当はわたしは不安だった。

戸惑ってたんだ。

あの人と話すのは楽しいっていう言葉意味を超えて楽しい

でも私たちはまだ一回しか会ったことがないのにこの気持ちは本物なのか?って。

それが無意味不安だってすぐに分かった。

あの人がはじめて私に作ってくれた料理ペペロンチーノ

そのあとに丁寧にロイヤルミルクティーを入れてくれた。

帰る前の日にあの海で撮った写真は今でも宝物だ。

あの日、ホームであの人の手を握りながら本当に離れたくない、

離れたくないってこういう気持ちのことだったのかって思った。

あの人はあなたになら心をひらけるって言ってくれた。

わたしも同じだった。

出会ったことが奇跡なんだって思った。

メール電話でやりとりをしていた頃はまったく気づかなかったんだけど、

あの人は神様かそうでなければスーパーマンみたいな人だった。

いつもわがままばかり失敗ばかりまぬけばかりの私にきちんと向き合ってくれて、

私に悩み事があれば一緒になって考えてくれた。

自分のことがよくわからなくなってすぐに投げ出す私の、

私にさえわかんなかったわたしを教えてくれた。

ちゃんとはなしてごらん、ってあの人だけが私に言ってくれたんだ。

お父さんみたいだった。

肉親以上の愛情を注いでくれた。

あの人と一緒にいた数年間は信じられないくらい幸せだった。

思い出が綺麗な綺麗なおとぎ話しみたいだよ。

わたしたちはなにもかもがぴったりだったように思う。

わたしが持っていないものをあの人はちゃんと持っていてあの人が持っていないものをわたしが持っていて嘘みたいだった。

なにもかもが上手く噛み合っていて、あんな風に出会えたことも、こうして一緒にいることも、全部が起こり得ないような奇跡だとおもった。

それはあの人が優しくそう感じさせてくれていただけだったのかもしれないと今になったら思うんだけど、それでも。

幸せエピソードを並べはじめたらきりがない。

真夜中の長電話、一緒に観た何本もの映画、あの人の小さなアパートの部屋、まっすぐに続く海岸沿いの道、

会いたくて我慢できずに何回も最終電車に飛び乗ったこと、旅行に行ったのは神戸栃木クリスマスに買いすぎたモスチキン

大学ピアノがある小さい部屋、高速バスに乗って一緒に出かけたこと、

別れる時に悲しかったぶん会えた時はほんとに嬉しかったこと、あの海辺の夕日、あの人を残してホームから走り出す電車、あの人のかなしそうな顔。

ねえ、わたしはおかしいのかな?

思い出を美化しているだけなのかな?

もしそうだとしても懐かしくて叫び出しそうになるよ。

たまに幸せ妄想をするんだよ

あの人に出会うために何回も何回もの生を生きて

やっとこの世界めぐり会えたのかもしれないなって

からはじめて会ったあの日からずっと離れるのが本当に嫌だったんだ

あの人がいればなんだってできるような気がした

あの人に話してないことがひとつだけある。

わたしはそれでも迷っていたんだ

私は若くて無知だった

本物がどれなのか判別がつかない程に。

奇跡だと思ってた

完璧だと思ってた

からこそ関係が変化するのが怖くて仕方なかった

わたしは自分があの人を段々大切にできなくなっていってるのを知ってた

いつか自分の未熟さが原因で壊れて終わってしまうだろうと思った

しろそうなるべきとも思った

そうしたらあの人の本当の大切さがわかるから

早くあの人を大切にできる自分になりたい

つの間にかあの人にめぐり合うことができた奇跡を当たり前に思い、

あの人がわたしにかけてくれる愛情を当たり前に思い、

あの人に求めてばかりでいつも苛立っているのが苦しかった

わたしはわたしたちの幸せをめちゃくちゃにした

わたしは確信がほしくてほしくてたまらなかった

あの人を失ったわたしは

かたずっぽになって

うまく立つことができなくなった

うまく声も出せなった

うまく笑えなくなった

うまく人と話せなくなった

世界は違うものに見えた

怖くてわたしを押しつぶしてくるの

何時の間にかわたしはあなた

荷物を預けて楽してたみたいだ

全部がのしかかってきて

息ができなくなった

笑顔は今でも引きつってる気がしてる

それでも

時間と一緒に少しづ

あの人がいない新しい灰色世界

わたしは受け入れていった

考えることをはじめた

どうしてこうなってしまったのか、

ここはどこなのか、

これからどう生きていくべきなのか 、

あの人のことを何度も思った

ずっと考えていて

分かったことはふたつだった。

ひとつめは、

自分感謝できることを必死で探してありがとうって思えるように絶対にならなきゃ同じことを繰り返してしまうってこと

どんな幸せを持っていたってそれをわかってなくちゃそれは不幸と一緒だ

ふたつめは、

本当に愛し合える人を見つけられずに死んでしまう人も多いこの世界で、わたしはあなた出会えたこと、そしてあんな時間を持てたことがすでに奇跡だってこと。

出会えたことがすべてってこと。

ここは確かにあの人がいない Permalink | 記事への反応(2) | 23:51

2013-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20130512163021

ナデシコ大好きだったなー今でも好きだよ。

あの作品は本当によく出来てたからなぁ。

ハードSFからヨコジュン系のハチハチSFまでカバーしてて、SFに詳しいほど面白味が増すというwww

あいう間口の広いSF作品は大抵、名作なんだよね。

同じ理由でパトレイバーもそうだし、古くはアトムも該当するんだよね。

ニフティサーブSFフォーラムで放送当時にエステバリス構造素材で議論したのが懐かしいわwww

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん