はてなキーワード: Rtとは
多分とか言ってるけど、限りなく確定に近い。
神はとても目ざとい。推しの名前が入っている呟きを見付けてはふぁぼリツを飛ばし、その後すごいはしゃぎぶりを見せる。
描いても語ってもふぁぼもRTも来ない。
でも神のフォロワーはかなりの割合でかぶっているので、多分彼女のTLに私の作品が流れては行くと思う。それでもふぁぼすら来ない。
なんとか神に認められたくてすっごい気合入れた絵をUPして、予想以上にRTされた事もあったんだけど、結局神からはノーリアクションだった。
神がこういうの好きだと語っていたのを思い出し、そっちに寄せて描いてみたりもしたけどやっぱり何の反応も無い。
自分で言うのも変だけど、それなりに描ける方だと思う。下手ではないと思う。
神はどんな下手な絵でもほめちぎってる。多少手抜きでも嬉しそうにする。
でも私のイラストは見てもくれない。
他の人がいくらほめてくれても、神に見られていないんだと思うと辛い。
神が何が好きで何が地雷かも大体把握してるから、そういうのにも気を付けて描いたり発言してるし、そもそも私の好きなものが神の地雷というわけではなさそうなのに、見てくれない。
朝日新聞のこの見出しは酷い!これ全てのコンテンツのDLが規制されるとミスリード。侵害コンテンツダウンロードのみが規制対象。更に引用要件等満たせば権利者の許可無くても無断で公開も合法なので朝日、時事とも記事本文不正確。有償のみ刑事罰対象なので日経も記事不正確。https://t.co/GTPR9VYupI— 山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例) (@yamadataro43) 2020年3月10日
最近は余りツイートをしていなかった山田太郎議員が今日になって急にマスコミの報道が悪いと言い出したり、自身に近い支持者の都合の良いツイートをRTし出しているのを見ても余程この一件世間的な反発が多いのは事実だろうね。
それに幾ら山田太郎議員が新聞社がミスリードだとか言った所でダウンロード違法化の拡大が行われる事実は変わりないし、文化庁の会議や自民の会議が出来レースであり、文化庁案がほぼ通ってしまった事やその際パブコメが8割以上反対だった事実は無視された事実も何ら変わらないから、どういった所で世間における山田太郎議員の信用はこれでおしまいだろうね。
この一件を試金石に見ていた人が多かったのは事実だし、何せ自民における部会の代表だった訳で責任ある立場で行ったのだから。
その世界一厳しい著作権が余りにも権利者ばかり優遇されて、関係ない第三者に不利益を与えている事を指摘され続けていたのは事実だし、実際今回に関しても当事者同士に有効な案を蹴ってまで先にダウンロード違法化拡大と言う懸念される様な法案を通したからこそここまでの大反発を招いているのも事実だしね。
また山田太郎議員のやり方は知っているけど、流石にそれを自民内部の部会のトップで行ったらそりゃ世間の人も納得しないのも当たり前だろうし、いくらスケジュールで決まっていたとしても平時ならまだしもコロナウイルスと言う非常事態ですらいつも通りにやれば、そりゃいつも以上に非難が来るのも当たり前でしょう。
何にしろ山田太郎議員に関してはもはや表現の自由界隈においても規制に反対してくれる議員ではなく、赤松健氏とつるんでいる漫画家や出版の御用議員と言う印象がついた人も多いだろうと思う。
【違法DL対象拡大 論文も刑事罰】https://t.co/vsjr93x89I
政府は、全著作物を対象に無断掲載されたと知りつつダウンロードする行為を違法とする著作権法改正案を閣議決定。現行法は音楽や映像に限っているが、漫画や雑誌、論文なども対象となり、悪質な場合は刑事罰も。— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 10, 2020
終わりだ。
ダウンロード規制の終わりぶりはさんざん言われているから置いておくが
リーチサイト規制(という名の包括的リンク規制)ははっきり言ってもっと酷い。
あの条文だとツイッターでサッカーの得点シーンの動画なんぞRTしたらアウトだ。
他にも画像レス含めた数多くの日常的にされている行為が違法になりかねん。
ツイッター民終了の規制だというのになんでたいして騒がれないのかよくわからん。
まぁこんな規制ができてもみんなダウンロードもリンクも気にせずやるだろうし摘発もされないだろうが、10年後くらいに生贄として誰か一人が摘発されるだろう。
色んなコンテンツに触れてきた。ゲーム、漫画、アニメ、小説、Vtuber、ボカロ、二次創作…。
最初は見るものの全てが輝いていた。煌めく世界がインターネットの先に広がっていて、私はその虜だった。
そのうち、恐る恐る二次創作をするようになった。元々本も絵も好きで、小説もイラストも書いた。(といっても絵はお世辞にも上手とはいえず、小説が主だったが。)
自意識モンスターは多分、このころから心の中にいた。そうして小説に多少の評価がつくようになると、ブクマの数を養分にモンスターはむくむく育っていった。
有り難いことにTwitter、pixivの両方でフォロワーはどんどん増えた。仲良しのフォロワーも増えて、それに伴って投稿後のブクマやファボも増えた。
しかしこのころ、生来の人間嫌いも相まってTwitterでのフォロワーとのやりとりの全てが面倒になってきていて、ある日いきなりアカウントを消した。
とはいえオタク趣味が消えたわけじゃない。心機一転、新しいアカウントを作った。小説を投稿したり、くだらない妄想を呟いたり。昔と変わらない、楽しいオタク活動だ。
そう思った。思おうとした。だけど私の心は満たされなかった。ファボが、ブクマが、つかない。悔しい。
それだけのことが私の【楽しい】を奪うのだった。肥大化した自意識に吐き気がした。つまり、私は、「私の小説は、呟きは、もっと評価されるべきだ」なんて馬鹿なことを思っているのだ。
多分、人間嫌い、なんて言って人との関わりを面倒臭がっていたのも、高いプライドのせいなんだと思う。だから私は#繋がりたい #RTした人全員フォロー なんてこと死んでも出来なくて、Twitterでの人との繋がりに興味もなくて、そんな神絵師でもない私のアカウントに、フォロワーがつくはずもなかった。(最初のアカウントでは、初期に所謂繋がり活動をしていた。当時私は幼くて、モンスターはここまで肥大化してはいなかったから)
これだけならまだいい。満たされなくなったモンスターの矛先は、他人に向かった。TLで回ってくる人気の絵師さんやSS作家さんの作品が、素直に読めなくなった。
つまりこういうことだ。「私の作品(ないし呟き)は、そもそもの閲覧数が少ないから評価の絶対数が少ない。それなのにコイツは、繋がり活動でフォロワーを増やして、閲覧数を増やして、そうやって評価の数を上げてる。私のと作品の質は変わらないのに。こんなのは不等だ」
あまりに愚かで、醜くて、可笑しい。そんなこと誰よりも私が分かっている。大体私のようにひねくれていない人間は、ただ同好の仲間と楽しみを共有したくて繋がり活動をしているだけだ。私だって繋がり活動を同じくらい積極的したっていい。だからこれは不等じゃない。作品の質は同じ、なんて、それを決めるのは私じゃなくて読者だ。そんなこと分かっている。冷静に分かっていて、それなのに私はモンスターになってしまっているから、憤りを抑えられない。
だけど推しのことは今日だって大好きなのだ。推しの二次創作が読みたい。そう思って小説を開いても、少しでも粗が見つかれば自分の作品との評価数の差が悔しくて話に集中出来なくなって、最後にはブラウザバックだ。狂っていると思う。「この人は天才だ」と思った数人の作家の小説しか読めない。それにしたって、上手い文章を見つけると、天才じゃない自分が悔しくて涙が出る。作品が大好きだから二次創作や呟きをして、そのせいで作品が楽しめなくなる。こんな馬鹿げたことがあるか?ない。わかってる。分かっているのに感情が止まらない。苦しい。いつかオタク趣味からすら離れなければならなくなるのが怖いし、誰かに迷惑をかけてしまうようになるのも怖い。
愚かで、醜くて、間違っているのは私です。それでもこの文章を投稿したのは、一人で自分のなかの化け物に向き合うことに疲れたからです。それから、もしも私の他にもこのレベルの自意識モンスターがいるのなら、とりあえず世界にもう一人はお前みたいな人間がいるよと教えたいと思った。何の慰めにもならないかもしれないし、お前の目にとまるまでにこの文章についた何らかのレスポンスにさえ苛立ちを感じているかもしれないけど、救いになるかも知れないと思って。私は、人間なんてこんなもんだよ、隠してるだけなんだよ、って誰かに言われたくてたまらないから。
描く対象が誕生日になる度に嫌いになって鞍替えしないといけない可能性が出てくる。
近年のキャラクターには誕生日が設定されてて、毎年その日になった瞬間そのキャラクターが好きな絵師が一斉に絵を投稿するんだけど…あれがくっそキツい。
その後に神絵師とまではいかないが上手い人が伸びる。まだ、いい。
最後らへんに対して上手くはない人がじわじわ伸びる。場合によってはバズる。ここが辛い。自分の絵はRTもいいねも3桁が遠い。何が違うんだ?オリジナルで3桁経験があるのに何が違う?
フォロワーは同じキャラクターが好きな人で固めている。ならばそのキャラクターの絵であればRTもいいねも…ない。おかしい。まってその人の絵はRTするのになぜ?なんのために相互なの?
こうなると出てくる思考がある。「あっ、自分このキャラクター好きな人から認められていないんだ、最悪ミュートしてるんだな」と考える。
サイト\日付 | 2020-02-26 | 2020-02-27 | 2020-02-28 | 2020-02-29 | 2020-03-01 | 2020-03-02 | 2020-03-03 | 合計 | 説明 |
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The Independent ttps://www.independent.co.uk/ | 1 | 1 | 1 | 0 | 3 | 7 | 2 | 7000 | イギリス 新聞、オンライン専業化 |
Daily Mail ttp://www.dailymail.co.uk/ | -7 | -16 | 2 | 0 | -2 | 1 | 0 | 21258 | イギリス 新聞 |
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El Mundo ttp://www.elmundo.es/ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 964 | スペイン 新聞 |
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The Hindu ttps://www.thehindu.com/ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 549 | インド 新聞 |
The Times of India ttps://timesofindia.indiatimes | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -1 | 0 | 1026 | インド 新聞 |
DAWN ttps://www.dawn.com/ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 179 | パキスタン 新聞 |
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Bangkok Post ttps://www.bangkokpost.com/ | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 899 | タイ 新聞 |
Channel NewsAsia ttps://www.channelnewsasia.com | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1935 | シンガポール 放送局 |
Jakarta Post ttp://www.thejakartapost.com/ | 0 | -1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 362 | インドネシア 新聞 |
RT ttps://www.rt.com/ | -9 | -20 | 1 | 1 | 1 | 52 | 0 | 2499 | ロシア 放送局 |
Sputnik ttps://sputniknews.com/ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | -1 | 0 | 758 | ロシア 通信社、元ロシアの声 |
HAARETZ ttps://www.haaretz.com/ | 0 | -2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3134 | イスラエル 新聞 |
The Times of Israel ttps://www.timesofisrael.com/ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 466 | イスラエル ニュースサイト |
ETtoday新聞雲 ttps://www.ettoday.net/ | 0 | 1 | 1 | 0 | -1 | 0 | 0 | 193 | 台湾 新聞(合同サイト) |
South China Morning Post ttps://www.scmp.com/ | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1217 | 香港 新聞、中国資本に買収された |
新華通信社 ttp://www.xinhuanet.com/ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 330 | 中国 国営通信社 |
環球時報 ttp://www.globaltimes.cn/ | 0 | -1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 212 | 中国 人民日報系列英字紙 |
Radio Free Asia ttps://www.rfa.org/ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 268 | アメリカ ニュースサイト |
Integrated regional information network ttp://www.irinnews.org/ | 0 | 0 | 0 | 0 | -1 | 0 | 0 | 4 | 国連機関 ニュースサイト |
自分のTLが普段からわりとこう、みみちゃんとかがRTで日常的に回ってくるような感じの、「自己肯定感が低いから高めたい」趣旨の発言が定期的に出てくるクラスタが多い感じになってるんだけど
そういう人たちが今回のコロナ騒ぎで、こぞって個人でできる感染症予防徹底したり、マスク手に入れようと奮戦してたり、満員電車で通勤させる会社をdisったり、テレワークを喜んだり、「自分の身は自分で守るしかない!」って急に意識高めのツイートしてたりしてて、
彼女らの苦しむ姿をツイートから垣間見てきた自分としては、ちゃんと自分を守る行動ができているんだなぁ、普段の努力が実を結んでてよかったなぁ、と思ったりする
それに引き換えコロナどころか心身の色んな不調をほったらかして数年、こんなクソ人生ゲームに適応するくらいならとっとと死にたいなぁという気持ちしかなく(この気持ちだけ他と違ってちゃんとはっきりしてる)、トイペももう1ロールしかないけど買おうという気持ちも起こらない、そもそも家でウンコしたらケツ洗えばいっか、買って帰るののめんどくさいし、という状態になったことが過去数年で何度もあるから今回もそうなったところで何の抵抗もない
でもまぁ良くなっては来たんだよね、社会に出てから数年は完全に記憶がないし、友人と会ってても途中で意識が飛んでたりしてたし(この頃友人に重大な打ち明け話をされたりしてたらしいんだけど何も覚えてなくてほんとに申し訳無いと思う)
それに比べたら今は一応自炊するくらいの気力は戻ってきてるし、化粧したり髪整えたりするくらいはできるようになってる
疲れたな
第2弾でも制作されなかった薬屋のひとりごと献血コラボ宣伝ポスターを「ある」とする人たち(太田啓子はRTせず)
https://togetter.com/li/1476577
草。
もはやわざとやっているのかと思う程度には滑稽。
【悲報】ヴィーガン、植物を軽視している者として認定される - Togetter
・グレタちゃんはゲストでスピーチをしただけでデモの主催者ではない。
・大規模な集会なので安全性への懸念があり、デモ主催者は警察と協議して安全対策につとめていた(この点は好評だった模様)。
・芝生の所有者はブリストル大聖堂であり、気候変動問題に積極的に関わっている。
・雨が降っているところに1万5千人も集まったので芝生が泥だらけになってしまった。
・ブリストル市はシートを敷くことも検討していたが、芝生の損傷を防ぎきれないし、滑る危険もあるとして取りやめた。
うーん、まあ「グレタ信者が勝手に野原を荒らし回った」的な報じ方はミスリードかな。
ちゃんと許可を得ているイベントだし、市議会は芝生が荒れるのを覚悟の上で貸し出したんだろう。
芝生を踏み荒らすのはお行儀が良くないというのはそうなんだけど、
アカウント持ってないから元ツイがRT先でどう言及されてるか知らないんだけど、荻野さん自身は割と「そういうやり方じゃオタクは勝てないよ。"敵"をやり込めることばかり考えてるけど、我々の界隈だって人のこと言えないよ」という形の苦言を呈すること多いやんな。
この人の指摘も正しくて、まさに引用されている私のtweetのような中道・中立(のつもり)の人間同士での耳障りの良さというのが、実はけっこう毒性の強いオウンゴールなのも確かではある。 https://t.co/nWBhLO7sDb— 荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro (@ogi_fuji_npo) March 2, 2020
以前に↓が変な界隈に批判されてた時もそうだったけど。これもむしろ「オタクは表現の自由と言うとすぐに"我々の自由を認めないとおまえらも自由じゃなくなるぞ"と脅そうとするけど、それは論点がズレてるよ」という苦言やんな。
「フィクションの自由を擁護するための論理」と、「報道の自由を擁護するための論理」は、あまり混ぜない方がいいと思うよ。前者が基本的に私的自治への介入を拒む話であるのに対して、後者は、他人のプライバシーや名誉を傷つける行為を、報道の公益性との比較衡量によって可能にするための話なので。— 荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro (@ogi_fuji_npo) January 2, 2017
「鏡見てから言え!」と沸騰するアンチオタ界隈も、「そうそう、あいつらはそうだよなw」と非当事者ヅラするオタ界隈も、どっちも色々反省した方がいい。
公式のチェックマーク付いてる人が「それは違う!」「本当はこう!」って言い合いしとるわ、「外に出るな~😡」って言った直後に「ホテルが死にそうなんです!今なら安いから来てください!」をRTするわ、「検査数が他国より少ないのは検査しないから病院に人が殺到することを防げてる!だから感染者数も少ない!」とか正直意味わからんことを公式のチェックマーク付いてる人が言ってるわ(検査してないから数増えてないのは当然だし、見つかってないだけだろ)、もうWHOすら「ヤバイかも~」って言い出したのに「新型コロナヤバくない!」って1月のWHOみたいなことを見かけるわ、買い占めするな😡って言ってたけど牛乳はたくさん買ってね😃は本当にいいのか、マスクは着けなくていいのか、収束しまーすって言ってる人達の根拠が謎だったり、日本で退院した人が帰った国で発症したり
トイレットペーパー品薄デマの出所が富田優史なる人物であるという情報がTwitterで拡散されている。
<script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>トイレットペーパー買い占め騒動の出所特定したらメルカリ転売屋だったわ本当クソ。 pic.twitter.com/jpi4EgIb6a— しとばむ📸 (@musitoban) February 29, 2020
これはデマである。その理由は↓の記事が簡潔にまとめてくれているので読んでいただきたい。
「トイレットペーパー不足デマの発信元はこの人!」→というデマが流れて個人叩きに
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20200229-00165350/
ではなぜ彼が疑われてしまったのか。発端は02/27に配信されたテレビ朝日、ANNニュースの映像である。
https://www.youtube.com/watch?v=3MLKavaaFNw&t=42s
紙製品品薄の原因として、こんなデマ情報がある、とデマ情報の例を紹介した。
もちろんどこに書かれていたものかは伏せられていたが、その内容が彼のツイートそのまんまだったのだ。
ニュースで紹介された文言をもとに検索した結果彼のTwitterアカウントに辿り着いたのである。
ANNニュースでは「(品薄の)背景にあるのは、こんなデマ情報です」という言い方だったが、
いつの間にか「出所」が彼であるということにされてしまったようだ。
これは彼のツイート自体も良くなかった。彼がツイートする以前から品薄が発生していたのは冒頭に挙げたyahooニュースの記事にある通りだが、
彼は「品薄になる品予測を根拠付きでお伝えします」と一次発信者を気取った言い回しをしてしまった。
彼はインフルエンサーに憧れていて、一部から意識高い系と揶揄されるようなSNS投稿ばかりしていた。その癖か、自分が最初に思いついたような言い回しをしてしまった。
なので実際の品薄の時系列を知らない者からすれば彼のツイートが発端であると受け止められるのも仕方がなかった。
また、彼が叩かれてすぐTwitterアカウントを消したのも悪手だった。
元ツイートがなくなったことにより、情報はスクリーンショットだけが一人歩きしたため「出所」のレッテルを貼られる原因になってしまった(Twitter民に魚拓を取る文化はないようだ)。
彼が品薄の発祥だというのなら当該ツイートはある程度バズっているはずなのだが、拡散されているスクリーンショットは意図的か偶然かRT数Fav数が映っていない。
なんとか数字が載っているスクリーンショットを見つけたのだが、その数字はRT数19 Fav数23 というとても拡散されているとは言えない数字だった。
彼がTwitterアカウントを消さなければ、品薄騒ぎ起こせるほどバズっていないという証明になっただろうに。
https://i.imgur.com/6codOKt.jpg
ついでに言うと、ANNニュースもデマ広めてる人への攻撃の意図がないならもうちょっと内容ボカすべきだったんじゃないの?と思う
この件に限らず、テレビのニュース番組などでTwitter上の出来事を報道するときに、アカウント名とアイコンにモザイクかけたツイートのスクリーンショットが使われる光景をよく目にするが、
文章で検索したら普通にアカウント特定できちゃうから全く意味がないよね。
Twitterでいいねをつけて満足して何もしない無力の無駄遣い。何万RTと何万いいね(いつからファボじゃなくなったんだ)ついたからって何も起こるわけでもないし、Twitterで意思表示して何が変わるわけないのに。
まじで日本そろそろやばくね?
山田太郎議員に関してはこの著作権問題以降、今後余程上手く立ち回らない限りこれで終わりだろう。
何故なら人は成功よりもこの手の裏切り行為の方を遥かに重視する。
今回の件に関してはまさにその裏切り行為そのものに該当してしまうからだ。
そして氏に投票した人間自体、これ等の規制に対して、懸念している人間が多く、特にここ十何年酷かった規制に対して世の中の人間が規制疲れをしていた事も大きい。
皮肉な事に今回の行為は特にその層に対して喧嘩を売る行為そのものである。
また自民党自体選挙時期に凍結した事もあるが、赤松氏を始めとした漫画家や出版もそれに合わせて当然反対し、山田太郎議員も反対意見を当時RTしていた。
そして選挙からほとぼりが冷めるや否や日本漫画家協会が突然ダウンロード違法化拡大を要請し、その後は談合していたかの様なスケジュールでスムーズに決定してしまった。
この事から氏はオタクや表現規制に反対する人達の味方の議員ではなく、所詮漫画家や出版業界に忖度する議員であると今回の一件で印象付けてしまった。
山田太郎議員は当時から話し合いにより妥協点を探っていくタイプの議員であるが、今回は野党議員ではなく、自民党入りした事と何より委員会の座長であった以上、その様なある程度自身で自由に決定ができる立場であるのにも関わらず、この様な結果になってしまった事に失望している人間が多いのはツイッター等の反応を見ていれば判る事だ。
以下に自身や漫画家が自己弁護や自画自賛をしようと信者や支持者が擁護しようと今回規制を行う事実が変わらない以上、支持離れを引き起こすのは確実である。
ただその支持離れがリベラル票に繋がるかと言えば大きな間違いである。
何故ならリベラル自体、その支持者がそれこそしばき隊以降オタクを裏切り、フェミニストと手を組んで、今まで一緒に規制に反対していた人達を表現の自由戦士と貶め、今も赤十字やJAの一件で現在進行形でヘイトを集めているからだ。
皮肉な事に彼等はオタクを余りに敵視しすぎた為、それ以外の状況すら見えず、オタク以外の人間をも敵に回してしまった。
その結果、投票率自体の低下を招き、自民の得票数が増えていないにも関わらず、野党が勝手に負ける状況を招く事に繋がった。
そしてそのリベラル離れを引き起こした結果、今や最もリベラルを毛嫌いしているのはその元リベラル支持者なのである。
彼等は今や保守層やオタク以上に現在の世間に噛みつき回るリベラル支持層やフェミニストに対し、嫌悪し非難を行っているのである。
これを判らず、元の層の反発を生んだ事が日本のリベラル衰退の最大の要因であろう。
これ等から今までの経緯を見てももし山田太郎議員の支持や得票数が下がったとしても何らリベラルや野党に反映される事はなく、失望した人間はただ投票に行かなくなるだけであり、投票率自体が下がる結果を招くだけであると考える。
(センター試験で話題になったけど、全文読めるところが見つからなかったので)
底本:原民喜戦後全小説 下(講談社文芸文庫)1995年8月10日第1刷発行
I
私が魯迅の「孤独者」を読んだのは、一九三六年の夏のことであったが、あのなかの葬いの場面が不思議に心を離れなかった。不思議だといえば、あの本——岩波文庫の魯迅選集——に掲載してある作者の肖像が、まだ強く心に蟠(わだかま)るのであった。何ともいい知れぬ暗黒を予想さす年ではあったが、どこからともなく惻々として心に迫るものがあった。その夏がほぼ終ろうとする頃、残暑の火照りが漸く降りはじめた雨でかき消されてゆく、とある夜明け、私は茫とした状態で蚊帳のなかで目が覚めた。茫と目が覚めている私は、その時とらえどころのない、しかし、かなり烈しい自責を感じた。泳ぐような身振りで蚊帳の裾をくぐると、足許に匐っている薄暗い空気を手探りながら、向側に吊してある蚊帳の方へ、何か絶望的な、愬(うった)えごとをもって、私はふらふらと近づいて行った。すると、向側の蚊帳の中には、誰だか、はっきりしない人物が深い沈黙に鎖されたまま横わっている。その誰だか、はっきりしない黒い影は、夢が覚めてから後、私の老いた母親のように思えたり、魯迅の姿のように想えたりするのだった。この夢をみた翌日、私の郷里からハハキトクの電報が来た。それから魯迅の死を新聞で知ったのは恰度亡母の四十九忌の頃であった。
その頃から私はひどく意気銷沈して、落日の巷を行くの概(おもむき)があったし、ふと己の胸中に「孤独者」の嘲笑を見出すこともあったが、激変してゆく周囲のどこかに、もっと切実な「孤独者」が潜んでいはすまいかと、窃(ひそ)かに考えるようになった。私に最初「孤独者」の話をしかけたのは、岩井繁雄であった。もしかすると、彼もやはり「孤独者」であったのかもしれない。
彼と最初に出逢ったのは、その前の年の秋で、ある文学研究会の席上はじめてSから紹介されたのである。その夜の研究会は、古びたビルの一室で、しめやかに行われたのだが、まことにそこの空気に応(ふさ)わしいような、それでいて、いかにも研究会などにはあきあきしているような、独特の顔つきの痩形長身の青年が、はじめから終りまで、何度も席を離れたり戻って来たりするのであった。それが主催者の長広幸人であるらしいことは、はじめから想像できたが、会が終るとSも岩井繁雄も、その男に対って何か二こと三こと挨拶して引上げて行くのであった。さて、長広幸人の重々しい印象にひきかえて、岩井繁雄はいかにも伸々した、明快卒直な青年であった。長い間、未決にいて漸く執行猶予で最近釈放された彼は、娑婆に出て来たことが、何よりもまず愉快でたまらないらしく、それに文学上の抱負も、これから展望されようとする青春とともに大きかった。
岩井繁雄と私とは年齢は十歳も隔たってはいたが、折からパラつく時雨をついて、自動車を駆り、遅くまでSと三人で巷を呑み歩いたものであった。彼はSと私の両方に、絶えず文学の話を話掛けた。極く初歩的な問題から再出発する気組で——文章が粗雑だと、ある女流作家から注意されたので——今は志賀直哉のものをノートし、まず文体の研究をしているのだと、そういうことまで卒直に打明けるのであった。その夜の岩井繁雄はとにかく愉快そうな存在だったが、帰りの自動車の中で彼は私の方へ身を屈めながら、魯迅の「孤独者」を読んでいるかと訊ねた。私がまだ読んでいないと答えると話はそれきりになったが、ふとその時「孤独者」という題名で私は何となくその夜はじめて見た長広幸人のことが頭に閃いたのだった。
それから夜更の客も既に杜絶えたおでん屋の片隅で、あまり酒の飲めない彼は、ただその場の空気に酔っぱらったような、何か溢れるような顔つきで、——やはり何が一番愉しかったといっても、高校時代ほど生き甲斐のあったことはない、と、ひどく感慨にふけりだした。
私が二度目の岩井繁雄と逢ったのは一九三七年の春で、その時私と私の妻は上京して暫く友人の家に滞在していたが、やはりSを通じて二三度彼と出逢ったのである。彼はその時、新聞記者になったばかりであった。が、相変らず溢れるばかりのものを顔面に湛えて、すくすくと伸び上って行こうとする姿勢で、社会部に入社したばかりの岩井繁雄はすっかりその職業が気に入っているらしかった。恰度その頃紙面を賑わした、結婚直前に轢死(れきし)を遂げた花婿の事件があったが、それについて、岩井繁雄は、「あの主人公は実はそのアルマンスだよ」と語り、「それに面白いのは花婿の写真がどうしても手に入らないのだ」と、今もまだその写真を追求しているような顔つきであった。そうして、話の途中で手帳を繰り予定を書込んだり、何か行動に急きたてられているようなところがあった。かと思うと、私の妻に「一たい今頃所帯を持つとしたら、どれ位費用がかかるものでしょうか」と質問し、愛人が出来たことを愉しげに告白するのであった。いや、そればかりではない、もしかすると、その愛人と同棲した暁には、染料の会社を設立し、重役になるかもしれないと、とりとめもない抱負も語るのであった。二三度逢ったばかりで、私の妻が岩井繁雄の頼もしい人柄に惹きつけられたことは云うまでもない。私の妻はしばしば彼のことを口にし、たとえば、混みあうバスの乗降りにしても、岩井繁雄なら器用に婦人を助けることができるなどというのであった。私もまた時折彼の噂は聞いた。が、私たちはその後岩井繁雄とは遂に逢うことがなかったのである。
日華事変が勃発すると、まず岩井繁雄は巣鴨駅の構内で、筆舌に絶する光景を目撃したという、そんな断片的な噂が私のところにも聞えてきて、それから間もなく彼は召集されたのである。既にその頃、愛人と同居していた岩井繁雄は補充兵として留守隊で訓練されていたが、やがて除隊になると再び愛人の許に戻って来た。ところが、翌年また召集がかかり、その儘前線へ派遣されたのであった。ある日、私がSの許に立寄ると、Sは新聞の第一面、つまり雑誌や新刊書の広告が一杯掲載してある面だけを集めて、それを岩井繁雄の処へ送るのだと云って、「家内に何度依頼しても送ってくれないそうだから僕が引うけたのだ」とSは説明した。その説明は何か、しかし、暗然たるものを含んでいた。岩井繁雄が巣鴨駅で目撃した言語に絶する光景とはどんなことなのか私には詳しくは判らなかったが、とにかく、ぞっとするようなものがいたるところに感じられる時節であった。ある日、私の妻は小学校の講堂で傷病兵慰問の会を見に行って来ると、頻りに面白そうに余興のことなど語っていたが、その晩、わあわあと泣きだした。昼間は笑いながら見たものが、夢のなかでは堪らなく悲しいのだという。ある朝も、——それは青葉と雨の鬱陶しい空気が家のうちまで重苦しく立籠っている頃であったが——まだ目の覚めきらない顔にぞっとしたものを浮べて、「岩井さんが還って来た夢をみた。痩せて今にも斃れそうな真青な姿でした」と語る。妻はなおその夢の行衛を追うが如く、脅えた目を見すえていたが、「もしかすると、岩井さんはほんとに死ぬるのではないかしら」と嘆息をついた。それは私の妻が発病する前のことで、病的に鋭敏になった神経の前触れでもあったが、しかしこの夢は正夢であった。それから二三ヵ月して、岩井繁雄の死を私はSからきいた。戦地にやられると間もなく、彼は肺を犯され、一兵卒にすぎない彼は野戦病院で殆ど碌に看護も受けないで死に晒されたのであった。
岩井繁雄の内縁の妻は彼が戦地へ行った頃から新しい愛人をつくっていたそうだが、やがて恩賜金を受取るとさっさと老母を見捨てて岩井のところを立去ったのである。その後、岩井繁雄の知人の間では遺稿集——書簡は非常に面白いそうだ——を出す計画もあった。彼の文章が粗雑だと指摘した女流作家に、岩井繁雄は最初結婚を申込んだことがある。——そういうことも後になって誰かからきかされた。
たった一度見たばかりの長広幸人の風貌が、何か私に重々しい印象を与えていたことは既に述べた。一九三五年の秋以後、遂に私は彼を見る機会がなかった。が、時に雑誌に掲載される短かいものを読んだこともあるし、彼に対するそれとない関心は持続されていた。岩井繁雄が最初の召集を受けると、長広幸人は倉皇と満洲へ赴いた。当時は満洲へ行って官吏になりさえすれば、召集免除になるということであった。それから間もなく、長広幸人は新京で文化方面の役人になっているということをきいた。あの沈鬱なポーズは役人の服を着ても身に着くだろうと私は想像していた。それから暫く彼の消息はきかなかったが、岩井繁雄が戦病死した頃、長広幸人は結婚をしたということであった。それからまた暫く彼の消息はきかなかったが、長広幸人は北支で転地療法をしているということであった。そして、一九四二年、長広幸人は死んだ。
既に内地にいた頃から長広幸人は呼吸器を犯されていたらしかったが、病気の身で結婚生活に飛込んだのだった。ところが、その相手は資産目あての結婚であったため、死後彼のものは洗い浚(ざら)い里方に持って行かれたという。一身上のことは努めて隠蔽する癖のある、長広幸人について、私はこれだけしか知らないのである。
II
私は一九四四年の秋に妻を喪ったが、ごく少数の知己へ送った死亡通知のほかに、満洲にいる魚芳へも端書を差出しておいた。妻を喪った私は悔み状が来るたびに、丁寧に読み返し仏壇のほとりに供えておいた。紋切型の悔み状であっても、それにはそれでまた喪にいるものの心を鎮めてくれるものがあった。本土空襲も漸く切迫しかかった頃のことで、出した死亡通知に何の返事も来ないものもあった。出した筈の通知にまだ返信が来ないという些細なことも、私にとっては時折気に掛るのであったが、妻の死を知って、ほんとうに悲しみを頒ってくれるだろうとおもえた川瀬成吉からもどうしたものか、何の返事もなかった。
私は妻の遺骨を郷里の墓地に納めると、再び棲みなれた千葉の借家に立帰り、そこで四十九日を迎えた。輸送船の船長をしていた妻の義兄が台湾沖で沈んだということをきいたのもその頃である。サイレンはもう頻々と鳴り唸っていた。そうした、暗い、望みのない明け暮れにも、私は凝と蹲ったまま、妻と一緒にすごした月日を回想することが多かった。その年も暮れようとする、底冷えの重苦しい、曇った朝、一通の封書が私のところに舞込んだ。差出人は新潟県××郡××村×川瀬丈吉となっている。一目見て、魚芳の父親らしいことが分ったが、何気なく封を切ると、内味まで父親の筆跡で、息子の死を通知して来たものであった。私が満洲にいるとばかり思っていた川瀬成吉は、私の妻より五ヵ月前に既にこの世を去っていたのである。
私がはじめて魚芳を見たのは十二年前のことで、私達が千葉の借家へ移った時のことである。私たちがそこへ越した、その日、彼は早速顔をのぞけ、それからは殆ど毎日註文を取りに立寄った。大概朝のうち註文を取ってまわり、夕方自転車で魚を配達するのであったが、どうかすると何かの都合で、日に二三度顔を現わすこともあった。そういう時も彼は気軽に一里あまりの路を自転車で何度も往復した。私の妻は毎日顔を逢わせているので、時々、彼のことを私に語るのであったが、まだ私は何の興味も関心も持たなかったし、殆ど碌に顔も知っていなかった。
私がほんとうに魚芳の小僧を見たのは、それから一年後のことと云っていい。ある日、私達は隣家の細君と一緒にブラブラと千葉海岸の方へ散歩していた。すると、向の青々とした草原の径をゴムの長靴をひきずり、自転車を脇に押しやりながら、ぶらぶらやって来る青年があった。私達の姿を認めると、いかにも懐しげに帽子をとって、挨拶をした。
「魚芳さんはこの辺までやって来るの」と隣家の細君は訊ねた。
「ハア」と彼はこの一寸した逢遭を、いかにも愉しげにニコニコしているのであった。やがて、彼の姿が遠ざかって行くと、隣家の細君は、
「ほんとに、あの人は顔だけ見たら、まるで良家のお坊ちゃんのようですね」と嘆じた。その頃から私はかすかに魚芳に興味を持つようになっていた。
その頃——と云っても隣家の細君が魚芳をほめた時から、もう一年は隔っていたが、——私の家に宿なし犬が居ついて、表の露次でいつも寝そべっていた。褐色の毛並をした、その懶惰な雌犬は魚芳のゴム靴の音をきくと、のそのそと立上って、鼻さきを持上げながら自転車の後について歩く。何となく魚芳はその犬に対しても愛嬌を示すような身振であった。彼がやって来ると、この露次は急に賑やかになり、細君や子供たちが一頻り陽気に騒ぐのであったが、ふと、その騒ぎも少し鎮まった頃、窓の方から向を見ると、魚芳は木箱の中から魚の頭を取出して犬に与えているのであった。そこへ、もう一人雑魚(ざこ)売りの爺さんが天秤棒を担いでやって来る。魚芳のおとなしい物腰に対して、この爺さんの方は威勢のいい商人であった。そうするとまた露次は賑やかになり、爺さんの忙しげな庖丁の音や、魚芳の滑らかな声が暫くつづくのであった。——こうした、のんびりした情景はほとんど毎日繰返されていたし、ずっと続いてゆくもののようにおもわれた。だが、日華事変の頃から少しずつ変って行くのであった。
私の家は露次の方から三尺幅の空地を廻ると、台所に行かれるようになっていたが、そして、台所の前にもやはり三尺幅の空地があったが、そこへ毎日、八百屋、魚芳をはじめ、いろんな御用聞がやって来る。台所の障子一重を隔てた六畳が私の書斎になっていたので、御用聞と妻との話すことは手にとるように聞える。私はぼんやりと彼等の会話に耳をかたむけることがあった。ある日も、それは南風が吹き荒んでものを考えるには明るすぎる、散漫な午後であったが、米屋の小僧と魚芳と妻との三人が台所で賑やかに談笑していた。そのうちに彼等の話題は教練のことに移って行った。二人とも青年訓練所へ通っているらしく、その台所前の狭い空地で、魚芳たちは「になえつつ」の姿勢を実演して興じ合っているのであった。二人とも来年入営する筈であったので、兵隊の姿勢を身につけようとして陽気に騒ぎ合っているのだ。その恰好がおかしいので私の妻は笑いこけていた。だが、何か笑いきれないものが、目に見えないところに残されているようでもあった。台所へ姿を現していた御用聞のうちでは、八百屋がまず召集され、つづいて雑貨屋の小僧が、これは海軍志願兵になって行ってしまった。それから、豆腐屋の若衆がある日、赤襷をして、台所に立寄り忙しげに別れを告げて行った。
目に見えない憂鬱の影はだんだん濃くなっていたようだ。が、魚芳は相変らず元気で小豆(こまめ)に立働いた。妻が私の着古しのシャツなどを与えると、大喜びで彼はそんなものも早速身に着けるのであった。朝は暗いうちから市場へ行き、夜は皆が寝静まる時まで板場で働く、そんな内幕も妻に語るようになった。料理の骨(こつ)が憶えたくて堪らないので、教えを乞うと、親方は庖丁を使いながら彼の方を見やり、「黙って見ていろ」と、ただ、そう呟くのだそうだ。鞠躬如(きっきゅうじょ)として勤勉に立働く魚芳は、もしかすると、そこの家の養子にされるのではあるまいか、と私の妻は臆測もした。ある時も魚芳は私の妻に、——あなたとそっくりの写真がありますよ。それが主人のかみさんの妹なのですが、と大発見をしたように告げるのであった。
冬になると、魚芳は鵯(ひよどり)を持って来て呉れた。彼の店の裏に畑があって、そこへ毎朝沢山小鳥が集まるので、釣針に蚯蚓(みみず)を附けたものを木の枝に吊しておくと、小鳥は簡単に獲れる。餌は前の晩しつらえておくと、霜の朝、小鳥は木の枝に動かなくなっている——この手柄話を妻はひどく面白がったし、私も好きな小鳥が食べられるので喜んだ。すると、魚芳は殆ど毎日小鳥を獲ってはせっせと私のところへ持って来る。夕方になると台所に彼の弾んだ声がきこえるのだった。——この頃が彼にとっては一番愉しかった時代かもしれない。その後戦地へ赴いた彼に妻が思い出を書いてやると、「帰って来たら又幾羽でも鵯鳥を獲って差上げます」と何かまだ弾む気持をつたえるような返事であった。
翌年春、魚芳は入営し、やがて満洲の方から便りを寄越すようになった。その年の秋から私の妻は発病し療養生活を送るようになったが、妻は枕頭で女中を指図して慰問の小包を作らせ魚芳に送ったりした。温かそうな毛の帽子を着た軍服姿の写真が満洲から送って来た。きっと魚芳はみんなに可愛がられているに違いない。炊事も出来るし、あの気性では誰からも重宝がられるだろう、と妻は時折噂をした。妻の病気は二年三年と長びいていたが、そのうちに、魚芳は北支から便りを寄越すようになった。もう程なく除隊になるから帰ったらよろしくお願いする、とあった。魚芳はまた帰って来て魚屋が出来ると思っているのかしら……と病妻は心細げに嘆息した。一しきり台所を賑わしていた御用聞きたちの和やかな声ももう聞かれなかったし、世の中はいよいよ兇悪な貌を露出している頃であった。千葉名産の蛤の缶詰を送ってやると、大喜びで、千葉へ帰って来る日をたのしみにしている礼状が来た。年の暮、新潟の方から梨の箱が届いた。差出人は川瀬成吉とあった。それから間もなく除隊になった挨拶状が届いた。魚芳が千葉へ訪れて来たのは、その翌年であった。
その頃女中を傭えなかったので、妻は寝たり起きたりの身体で台所をやっていたが、ある日、台所の裏口へ軍服姿の川瀬成吉がふらりと現れたのだった。彼はきちんと立ったまま、ニコニコしていた。久振りではあるし、私も頻りに上ってゆっくりして行けとすすめたのだが、彼はかしこまったまま、台所のところの閾から一歩も内へ這入ろうとしないのであった。「何になったの」と、軍隊のことはよく分らない私達が訊ねると、「兵長になりました」と嬉しげに応え、これからまだ魚芳へ行くのだからと、倉皇として立去ったのである。
そして、それきり彼は訪ねて来なかった。あれほど千葉へ帰る日をたのしみにしていた彼はそれから間もなく満洲の方へ行ってしまった。だが、私は彼が千葉を立去る前に街の歯医者でちらとその姿を見たのであった。恰度私がそこで順番を待っていると、後から入って来た軍服の青年が歯医者に挨拶をした。「ほう、立派になったね」と老人の医者は懐しげに肯いた。やがて、私が治療室の方へ行きそこの椅子に腰を下すと、間もなく、後からやって来たその青年も助手の方の椅子に腰を下した。「これは仮りにこうしておきますから、また郷里の方でゆっくりお治しなさい」その青年の手当はすぐ終ったらしく、助手は「川瀬成吉さんでしたね」と、机のところのカードに彼の名を記入する様子であった。それまで何となく重苦しい気分に沈んでいた私はその名をきいて、はっとしたが、その時にはもう彼は階段を降りてゆくところだった。
それから二三ヵ月して、新京の方から便りが来た。川瀬成吉は満洲の吏員に就職したらしかった。あれほど内地を恋しがっていた魚芳も、一度帰ってみて、すっかり失望してしまったのであろう。私の妻は日々に募ってゆく生活難を書いてやった。すると満洲から返事が来た。「大根一本が五十銭、内地の暮しは何のことやらわかりません。おそろしいことですね」——こんな一節があった。しかしこれが最後の消息であった。その後私の妻の病気は悪化し、もう手紙を認(したた)めることも出来なかったが、満洲の方からも音沙汰なかった。
その文面によれば、彼は死ぬる一週間前に郷里に辿りついているのである。「兼て彼の地に於て病を得、五月一日帰郷、五月八日、永眠仕候」と、その手紙は悲痛を押つぶすような調子ではあるが、それだけに、佗しいものの姿が、一そう大きく浮び上って来る。
あんな気性では皆から可愛がられるだろうと、よく妻は云っていたが、善良なだけに、彼は周囲から過重な仕事を押つけられ、悪い環境や機構の中を堪え忍んで行ったのではあるまいか。親方から庖丁の使い方は教えて貰えなくても、辛棒した魚芳、久振りに訪ねて来ても、台所の閾から奥へは遠慮して這入ろうともしない魚芳。郷里から軍服を着て千葉を訪れ、晴れがましく顧客の歯医者で手当してもらう青年。そして、遂に病躯をかかえ、とぼとぼと遠国から帰って来る男。……ぎりぎりのところまで堪えて、郷里に死にに還った男。私は何となしに、また魯迅の作品の暗い翳を思い浮べるのであった。
自分にとっては推しでもなんでもないのに、なぜか手元に彼の写真集がある。(お互い積んだ写真集を交換した)
ライブも見に行った。(そして自推しのライブにも友達を連れて行った)
Twitterを眺めていて彼の名前が入った情報を目にすればとりあえずRTして友達のもとへ届ける。
そんなこんなで自然と彼のことに詳しくなっていき、愛着も多少湧いてくる。
どうして民間に委託しないのか疑問に思っていたが、ここがネックになっていたのか。
民間の検査機関に金払ってでも委託したいところで初期に検討したが、検体の空輸を受けてくれる運送会社が無くてできなかったんだなコレが。県が民間企業に運べと強要はできない。国も無理だろうね。
以下の記事を読むと、民間検査機関までの輸送さえクリアすれば大量検査ができるのではないかな。
大量のサンプルを検査するのは、本来、民間の検査会社の仕事だ。国内受託検査事業の大手であるエスアールエルは、毎日20万件以上の検査を全国の医療機関から受託している。
RT-PCR法を用いたウイルスの遺伝子検査は肝炎ウイルスやHIVなどで臨床応用されており、ありふれた技術だ。厚労省が新型コロナウイルスの遺伝子検査を保険承認すれば、数日で検査の体制を立ち上げるだろう。なぜ、厚労省が民間に委託しないか理解に苦しむ。
(ようするに、アニメゲームマンガを見ながら政治運動に傾倒して、アニメゲームマンガを政治でぶっ叩くよりも、「ガチャを回すぞ、かわいい女の子を描くぞ、コスプレしたぞ」のほうがよっぽどオタクとしてきちんとした姿だってことに、最近まで気づかなかったって話です。)
背景は、同人作家。で、左派系思想にバックボーンを持ちいわゆるネットの論客とかもやってた。
いま、もう、俺たちの時代に通用したオタクしぐさはただの迷惑行為なのだということを感じる。
昔は、バンダナにジーンズをつけたオタクがいた。あれは当時の最新のファッションを後追いしたものだった。しかし、今見るとダサいしキモいし、痛々しい。
俺たちはネットで、「バンダナにジーンズをつけたオタク」をやっているのだということを自覚した。
ラブライブのスカートの線は現実女性に悪影響を与えるから許されない、という例の話は、はっきり言えば老害オタクしぐさなのだ。
もうすこし順を追って話そう。
俺たち30代40代オタクは、好む好まざるにかかわらず、政治にかかわることを必要とされた。(後から追記:考えてみればかかわる必要などなかったし、そう思うこと自体が、おかしいといわれればまさにそのとおりなのだが、なぜかそもそもかかわるものだと信じていた)
オタクというだけで、差別され、いじめられた時代を経験し、保守(左派系ラディフェミ政治家も含む)政治家がオタク文化を焼き払おうとした時代だ。
だから、オタクは政治にかかわって自分を守ることが要求された。
それゆえに俺たちのイケてるオタクしぐさ、というのは政治にかかわっていろいろ発信することだった。(後から追記:考えてみればなぜそう思ったのか心底わからない。オタクとして萌え萌え言っておけばよかったと心底思う)
サブカルとしての政治運動にかかわってるというだけで、一目置かれたし、あらゆるアニメを政治に結び付けて批評したりすることが最先端のオタクしぐさだった。
とりわけ人文科学、もっと言うなら大学で覚えたばかりの社会学や歴史学や心理学を利用してオタク文化を批評したり政治に牽強付会してサークルで議論したりネットに発表したりすることが最先端のしぐさだった。(後から追記:当時からすでにめちゃウザかったっぞというブコメもついている。すでにダサかったことに、その当時は全くおもわなかった。しかし実際はダサダサだったのかもしれない)
セーラームーンとフェミニズムのかかわり、エヴァンゲリオンの登場人物の心理解析、シスプリの大ヒット、涼宮ハルヒが社会に与えた変化と現象、発売されたばかりのアダルトゲームと国防体制とか、そんな愚にもつかない論考を出せば、転載サイトが記事を拡散し、バンバンブクマが付いて、はてなやFC2のブログが大いににぎわった時代を体験したのだ。
しかしその時代は、終わりを告げる。個人SNSの情報速度の加速に、この手の論考はついていけなくなった。より刹那的に、よりリアルタイムでの反応が求められた。
また、オタクの政治的立ち位置とかかわりも一気に変わった。まさか、よもや、自民党から表現規制反対の議員が出て、アニメゲームマンガを守る一本槍で戦い、全国比例で53万票も獲得するとは夢にも思わなかった。同時に、左派系議員にも表現規制賛成を叫び、多くのかつてのアニメゲームマンガ規制反対政党からも、アニメゲームマンガバッシングが飛び出すようになった。
こんな時代になってくると、もう、人文科学や政治にオタク趣味を絡めて、左派的価値観で作品を論評したり、オタクにかかわることが何の意義があるのか? ということになる。「この作品はリベラルなのかどうなのか」とか、「この絵はフェミニズムから考えると女性の抑圧ではないか」とか論評すること自体、もう「バンダナにジーンズのオタクがダサいのに自分はイケてると勘違いしている」ということになる。
いまどき、「艦これやアズールレーン趣味をやりながら正しい歴史認識を叫ぶ」というのも痛々しい。
そんな奴よりも、「ただネットに同人誌の一コマを乗せたほうがよっぽどRTといいねが来る」し「youtubeでレイヤーがSEKIROをプレイしてたほうが尊敬を集めるし面白い」って時代になった。
いちいち海外の友人と友達だなんてマウンティングをとる必要もなく、同人作家は海外絵師やファンと、レイヤーは海外レイヤーと相互フォローになってる。自分たちが海外に友人がいるんだぞとマウンティングの経費を大量に払ったのと比較にはならず、ナチュラルに異文化交流してやがる。
そんな老害になった俺たち世代がせめてもの抵抗として、注目を集める方法が、炎上とオタク文化批判だったことは悲劇である。要するに、「今のオタク表現は差別だ。許されない。俺が真の表現規制反対派として、表現を規制してやることがお前たちのためになるんだ」と言い出すことだ。
老害化を直視できないが、注目を集めて最先端に残るためには、世界を破壊しようとするしかないのだ。
でも全員がそんなことできるわけじゃない。
昔の時代を忘れられずに、しかし、今の時代に適応できない人間はかなりの数いる。
文化の中心にいない人間が、ついに最先端の若者たちを攻撃する時代になった。もう完全にやってることが石原慎太郎である。
事実、かつては左派系表現規制反対派の論客たちが、次々と規制派へと転向しフェミニズム系規制論を唱えるようになったのは偶然じゃない。
いま現在、左派系価値観で、オタク趣味を語ることの価値は暴落し、何の意義もない。唯一かろうじてオタク文化の真ん中に居座るには、規制派としての椅子しか残されていなかった。
さんざん世話になった左派思想である。どんなにくだらない、萌えオタ表現たたきであったとしてもこの際仕方がないという面は理解できる。
自分が老害化していることを認めず、「今のオタク文化を矯正してやるんだ」と息巻いては見たものの、周囲の人間からは「迷惑でうるさい老害が来てるよ、お前は石原慎太郎と同類だよ、劣化したな」と軽蔑のまなざしを向けられる政治語りオタクを何度も見てきた。
いま、政治とオタク文化を結びつけるには「差別」という強いカードを切って、「お前らは差別しているんだ。いや差別じゃない」とこじつけるしかない。
だがそれを繰り返せば繰り返すほど、余計にダサい老害になるというのに。
昔は20本以上見ていたのに。
ソシャゲの周回もおっくうだ。
そのくせ、ひどく怒りっぽくなってアニメとか新作を見るとくだらないと思える。
もう認めよう。
俺たちは石原慎太郎と同じ道を歩んでいる。
追記1 ブコメに「もう虐げられてるサブカルじゃなくて、超どメジャーカルチャーなんだよ。」ってまさにそれなんだよね。マイナーなサブカルロックバンドが好きだったのに、メジャーになったとたんに「堕落した。メジャーに媚びた」って、昔のファンがアンチになるでしょ。あの状態。今更、メジャーなサブカルとしての生き方をどうやってやったらいいのかわからないのだ。だけども、この流れは今更もう止められないだろうということも理解してる。
追記2 自分は30代だが、この世代がどうとかいうのはたしかに間違いだった。もっと上の世代にもそういう人が多いというのは理解してる。世代というよりは、政治にかかわってオタクを語ろうとするクラスタの話なのかもしれない。
追記3 その老害ムーブを、まずやめろというのは正しいし、自分はそうならないようにしているがそれでも、政治語りがダサいということを受け入れるのは難しい。
追記4 いろいろ反応を見て気づいた。なぜ政治オタク語りなんてやってたのか。全然わからないし必然性もなかった。本当になんでやってたんだろう。
追記5 「オタクじゃない、政治サブカルだ」というのは本当にそうだと思う。サブカルがオタクに文化的な敗北したから、サブカルから一段下にオタクを見下しつつかかわってた人たちの軸がすっ飛んだんだと思う。政治サブカルが破綻して、オタクだけが残ったんだと思う。
追記6 なぜ害だと気づけたかというと、政治サブカル系のアカウントが次々おかしくなっていったから。かつてはまともだったはずなのに、今はもう何なのかわからない人たちがたくさん生まれ始めた。それを何だろうと考えた結果。
追記7 KEYについては正直よくわからない。やってないから。ただ友人は、CLANNADをガンガン推してきたが、ぶっちゃけ観てない。絵柄がちょっと合わなかった。
追記8 「アニメから思想が消えた」とか、無理やり政治問題や世相を切る道具として使って政治敵を攻撃したり政党批判に持っていくのが、ダサい時代になったということだと思考。
追記9 30代は若い若い、と言われてる。確かにもっと年齢層が高い印象。しかし、この手の老害化は30代でもかなり目撃してる。
追記10 お前39だろ、39だろ、っていうやつら。39歳だってまだ30代の仲間だろ! いじめよくない! どうしてそう、必死に30代にしがみつかせてくれないんだ。
追記11 これを規制派とか反規制派とかいうくくりで読むこともできるんだろうけれど、害だなあと思うようになったのは、「本気でオタク表現に対してマジギレ」したり、「本気でオタクはネトウヨだが俺たちは違うんだ」と立ち振る舞う人が、オタク系政治に浸透してきて「本気かよ」とドン引きしたのが最近の率直な印象。「オタクは腐敗してる」とかいっても、どうせごっこ遊びだろ? いつもの極論ワロスw って受け止めてたが、ここ最近、本気で怒って、本気でつぶそうとしてる人が自分の周囲でもマジに出てきた。昔は評論遊びをしてる部分はあったと思ったけれど、実際には他者に多大な迷惑をかけまくってたんじゃないかと考えるようになった次第。
追記12 ラブライブのスカートの線で、マンガ家が「そんなの大した問題じゃないだろ。俺の健全な絵でも見ろよ」とオタクを軽く挑発するオタク老害しぐさをやって「本気の攻撃をされたと認識したオタクがフルボッコにした」ことがあるけれど、あれを見るに、もう今と昔ではオタクの自意識も作法も違うと思う。昔から嫌がっていた人が可視化されただけかもしれないが。
https://togetter.com/li/1469177
読んでいて草。
その通りだわ。
でもフェミ止めた途端こうしてまともになる人は逆に偉いと思うよ。
その事を自分で気づける人間はなかなかいないし、過ちをフィードバックできる事はまだ賢い証拠。
素晴らしい。
しかしフェミニズムなんて、この人達のバッシングする漫画やアニメ、そして名称のみがWHOを認可され、因果関係や内容すら証明されていないにも関わらず、当時の国連の児童ポルノ禁止法の時の様に権威のみで香川及び国政でゴリ押しをしようとしているゲーム障害なんかよりも余程世の中に対する実被害や有害さが証明されているのは皮肉以外何でもないよね。
当時オタクをロリコンや犯罪者予備軍呼ばわりしていた連中がまさに実社会に悪影響を与えまくっているのは皮肉。
実際赤十字やJAに被害を与えているのはフェミニストそのものであり、反社会勢力化しているのは事実だしね。
いっそフェミニズムやジェンダー、ポリコレや社会学自体を規制したらどうだろうか?
この人達は過去に何でも他者に対して、規制を要求していたのだから、フェミニスト自身が規制されても文句を言う所か健全化される事に泣いて喜ぶと思うけどな(嫌味)
フェミニズムが反社会的集団な訳がない。中にはヘンな人もいるかもしれないけど、そういうのってどんな集団にでも含まれるでしょ。明らかに反社会的な思想で結集した集団なら反社会的集団と呼べるけど、フェミニズムは女性差別撤廃思想であって、それは反社会的思想とは言えない>RT— 音楽ナスカ (@m_nsc) 2018年4月29日
絵の批判で、声優やポップ立ててる店にまで凸るのはもはや集団ヒステリーやテロ
https://togetter.com/li/1470089
宇崎ちゃん×献血コラボ第2弾が好評。太田啓子弁護士「いい方向になったんだな、赤十字社がはじめからこういう企画でやっていたらよかったですね、と思います」
https://togetter.com/li/1463136
「フェミニズム不支持」思想強要問題-韓国における反フェミニズム事情について
https://togetter.com/li/1224125
寝言は寝て言えって感じだよねw
幾ら社会的にフェミニストが反社と意識され始めたのは10月以降とは言え、2018年にはもう多くの問題行動を引き起こしていたからね。
それと良くフェミニストとツイフェミは別だと言うけど、日本のフェミニズム自体、ラディカルフェミニズムと純潔教育が根底にあるから、元から酷いと言うかツイフェミなんてまだマシに見える程度には酷い代物だと言う事実があるからね。
日本以外でも韓国のメガリアがアレなのは以前から有名な話だし、イギリスやアメリカにおいてもフェミニストが暴走している事実もあるわけだしね。
何せニンフの絵画を公開中止に追い込む等の退廃芸術までしでかす所まで行っているのは事実。
またあちらさんではロボ娘まで狩ろうとしているらしいし、それを見てもそれこそ人間は神の創造物であり、人間が神の真似をする事は烏滸がましいと言うキリスト教的価値観が根底にある事は否定できる事ではないでしょ。