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はてなキーワード: 高橋さんとは

2017-01-01


ちゃんと確認していませんが、おそらく放送も終わっただろうと思うので、

春に私がうどんの国の金色蹴鞠監督をおろされた経緯をお話させてください。

長くなって申し訳ありません。

表向きのきっかけは、ライターである高橋なつこさんとの衝突です。

私が高橋さんに衝突してしまった理由は、高橋さんがずっと

シナリオを毎回シナリオ打ちの1時間前に提出することを繰り返す。

・「これくらいならすぐに直せるのでシナリオ打ちを待たずあさってには修正して提出します。」

土曜日までにこれを考えてきます」と言って、約束を守らない(その間、私やほかのスタッフはそれを待っている)

・提出されたシナリオが、原作を2個つなげたものはABパートテーマ統一されておらず、ただ原作をつなげただけで、

 かつ、アニメではほぼ初登場のキャラクターがさも3度目のような登場の仕方をする等、

 明らかに作業時間を十分にとっているとは思えない、十分に考えられたとは思えない残念なシナリオに私の目には映った。

等を繰り返された事です。

事の起こった3月シナリオ打ちのその日も、高橋さんはいものように1時間前にシナリオを提出しました。

私の常識では、シナリオは前日にはあがってきて、それをみんな読んで、自分の考えをまとめて打ち合わせに臨む、それがシナリオ打ちです。

反論が無い=決定ですのでその日も私はその1時間必死シナリオを読みました。

ちなみにほかの出席者の方はその時間移動時間です。読む時間などとれず、シナリオを読まずにいつもシナリオ打ちに臨んでいました。

私も1時間では通して読んで問題点を見つけるまでしか至らず、発言否定的になりますが、このシナリオが通ってしまっては、その後いいものはできないし、

ここで問題をつぶしておかないとコンテにする時に苦しむことになるのがわかっているので必死に抵抗しました。

(現にその時書いていたコンテでシナリオ欠点が残ってしまい、それを修正するのに苦労していた)

すると高橋さんが激昂して

「言い方!(が気に入らない)」

と言って来ました。

前日に提出されたものでいつも十分に熟考できれば、私も言い方に気をつけることができるし、問題改正する案も提示することができますが、

そもそも1時間しかあたえてくれないのは高橋さん本人であるので、私も言い返しました。

「すいませんが高橋さんは手を抜いているようにしか思えないし1時間前に提出されるのは困る」

と言った事を言い返しました。

高橋さんには

最近シナリオ打ちで監督意外の発言が減ったのは、監督がそんな風に横暴なせいだ。そんなんであったかものはつくれない」

と言われました。

その場では、必死でやっていた自分発言の仕方が悪かったのかと反省しましたが、

その後考えたら、ほかの人は読んで自分意見を用意する時間高橋さんから与えられていないのだから発言できるはずありません。

その会はいやな空気で終わり、会議室を出たところで高橋さんに呼び止められ、委員会の見てないところで言い争いになりました。

から

シナリオが遅れることを責めているのではない。それは仕方が無いこともあるが、

自分約束をした、小さな修正等何時までにやりますといった、無理なくできることを、その期限を無視してくるのは何故か?」

と聞きました。

高橋さん

「急かされなかったからしなかった(制作から追っかけの電話が無かった)。

 仕事は急かされなければしなくていいと思っていたし、いつもそうやっている。

 そんな事を言われるのは心外だ」

と、本当にそういわれました。

そんな考えの人が、共同制作第一線にいることに驚いてしまいましたが、私は

約束を守って欲しい。約束をしたらその時間にくるものだと思ってみんなが待っている。

 約束を守らないと、誰かがせっかくしてくれた作業を切り捨てなければいけなくなる。

 それが共同制作だ」

と返しました。

高橋さんから

監督の言っていることは正論だが、あなたとはやってられない」

と言われました。

私は

「それでも私は最後まで高橋さんとやりたいと思っている」

と言ってその話を終えました。

以来高橋さんとは会っていません。

シナリオ打ちは3週飛びました。

私のところには、監督あんなだから筆が乗らない。と高橋さんが言っていると聞こえてきました。

私にはそういう理由仕事をしない、人に迷惑をかける。といった考え方が無いのでびっくりしました。

3週間後プロデューサーの柴に呼び出され、私が下ろされることになったと伝えられました。

柴が言うには

ライターが1時間前に提出するのは当たり前で、ライター100人100人みんなそうだ。それに怒るお前が悪いしどうかしている」

ということでした。そんなはずありません。

私がいままでご一緒したライターさんの中で、あん仕事をするのは高橋さんだけです。

私は私が悪いというなら謝罪の機会を与えて欲しいと食い下がりましたが、その機会も与えられず

「お前は俺のチームにはいらない」

と何も訴えることを許されず追い出されました。

これ以上ごねても作品のためにならないと身を引きましたが、

その時点で半分以上書き終えていた次のコンテも捨て、チェックも止まり

監督が変わり、企画は3ヶ月は無駄になったと思います

プライベート含め何度も香川に赴き、自分の足で見て回り、現地の協力者を集め、

いい物を作ろうとイメージを固めていった私の思いや努力は全部無駄になりました。

制作サイドの柴が連れてきた監督が私で、メーカーと局が連れてきたのが高橋なつこさんです。

制作サイドとしてはメーカーと局に逆らえずに私を下ろすことになったのだろう。

というのがその時点の私や、周りの見解ですが、私はその柴の態度に違和感を感じました。

私の委員会との接触を妨害し、一番私を下ろそうとしているのは、

本来現場スタッフスケジュールを守るべき立場のはずの柴ではないかという違和感です。

それがはっきりわかったのは私が下ろされてから決定したキャストを見てです。

ポコ役になっていたコキドさんは柴が大変かわいがっている女性声優です。

私は衝突の起こるちょっと前、柴が推薦するそのコキドさんを主役にすることを拒否しました。

2月声優オーディションの後、衝突の起こる1~2週間前、柴から呼び出され、コキドさんを推薦されました。

推薦の理由は「あのアドリブ原作を読んできたから」という理由でした。

オーディション原作アピールをしてきた声優さんはほかにもいますし、そのコキドさんの読んだ原作本の出所想像がつきます

しかし、私は

オーディションの声を聞き、コキドさんに私は×をつけた。

 役的に、演技力的にコキドさんにはポコ役は無理なので私からは推薦することはできない」

と答えました。

勘違いしないでいただきたいのは、コキドさんが柴のお気に入りから拒否したのではありません。

私も、オーディション時点で2人のことは知っていましたし、

いい芝居をしてくれて横並びであれば是非にと思ってオーディションでコキドさんの声を聞きました。

しかし、それはとても残念なものであり、評価を上乗せしてもポコ役は不可能だと感じました。

オーディションは2月

しかし柴は4月にコキドさんを連れて台湾旅行に行くことを、その前の年から企画していました。

また、柴は度々、「この作品では声優を連れて地方イベントに行きたい」と言っていました。

柴にとってこの作品自体がその為の企画だったのでしょう。

キドさんを私が初めて見たのは2015年ライデン慰安旅行でした。

アニメを作るためのスタッフの中で声優しかモブ役)が一人いるのを何でだろうと思いましたが、

キドさんの経歴と照らし合わせると

2015

山田くんと7人の魔女(しょうこ(クラスメイトモブ)、女子生徒)

慰安旅行

2016

石膏ボーイズ石本美希)

台湾旅行

うどんの国の金色毛鞠ポコモモ

わかりやすいです。

何が何でも4月までにコキドさんを主役に決めたかった柴にとって

その意に沿わない監督キャスト決定前に問題を起こしたことは渡りに船だったと思います

柴にとっては現場スタッフの混乱、スケジュール崩壊作品クオリティよりコキドさんを主役にする事のほうが大事だったのでしょう。

あれから一年近く経ちましたが、いつも頭の片隅であの日のことを考えてしまます

でもどうしても、私が悪かった、私の考えが間違っていた。あんな事いわなければという考えには思い至れません。

やっと収まってきましたが、ストレスからくる体調不良睡眠障害は今も抱えています

また、大好きだったうどんが嫌いになりました。

私が今まで沈黙していた理由は、柴は許せませんがこの企画に関わっているスタッフには私の大事な友人もいます

そののモチベーションを下げたくない、放送される作品にけちをつけたくないという思いがあったからです。

しかし、放送も終わっただろう今、これ以上自分の中だけに留めて、

この半年以上抱き続けていた苦しみが続くことに耐えることができません。

こんなところでこんなことを発表しても効果は無いでしょう。

ただ、誰かに訴えないと狂ってしまいそうな思いをこの一年私は抱え続けてきたのです。

申し訳ありませんが、このまま一生、この苦しみが頭の中で渦巻くくらいなら

この年の終わりに吐き出して、こんなことをもう忘れて、新しい年を迎えたいのです。

当然作品は一度も見てませんし一生見ないでしょう。

私にとって良かった事は、放送中、全く、作品に関する話題が私の耳に届かなかったことです。

そんな作品になってしまったこと、残念に思います

来年から私は、このことをすっぱり忘れて、改めて作品作りに全力を尽くしたいと思います

幸い、今関わっている方々は、あの人たちと違い、自分仕事を全うしようと努力してくれる人ばかりです。

そんな方たちと来年もがんばりたいと思います

では最悪の一年さようなら

皆様良いお年を

2016-11-20

広告業界改善にはクライアント側の改革必要

これを書いた元増田です。

電通不正請求広告業界全体の問題

http://anond.hatelabo.jp/20160924144051

これを書いた後、電通過労自殺事件があり、電通組織や体質の問題社会的批判され、同時に広告業界ブラックっぷりを多くの人が知るようになった。自殺をした高橋さんには大変申し訳ないが、この流れはとてもいいことだと思う。社会全体で過剰なサービスや過重労働批判されて改善に進みだそうとしている今、広告業界もその流れに乗らないといけないし、しかもその流れを牽引していく存在になるべきだと思う。そのような力が広告にはまだまだ残っていると思う。

ただし、非常に不満がある。

今回の問題批判ほとんどが電通広告業界に対してのもので、過重労働を引き起こす元凶であるクライアント」はほとんど批判されていないことに対してだ。

確かに広告業界の過剰労働は相当な問題だ。これは業界全体に粘着のようにまとわりついていて、未だに「残業時間の多さ」を誇るようなところがあるし、新人の成長と残業時間は比例するみたいな考えも根強かったりする。中には給料いらないから働かせてくれ、みたいな人がいるのも確か。

だけど多くの人は仕事がない日は早く帰って家族に会いたいし、週末は遊びに行きたいし、休暇をとって旅行にも行きたい。

それを妨げるのが「モンスタークライアント」の存在だ。

彼らは自分仕事はだいたい「広告代理店にぶん投げれば解決する」と思っている。おれ自身経験があるが、そのような人物は「上司に報告するための資料作成から「年間の予算管理」、「他部署との折衝」、「クライアントの社内行事の余興」まで何でも代理店にぶん投げる。深夜に飲み屋に呼び出され、飲み代を「接待費」として経費精算しろ、と言われたこともある。広告代理店は今や「何でも下請け屋」になってしまっており、過去のおれの経験上、業務の半分以上はクライアント本来やるべき仕事だったり、クライアントの尻拭いだったりした。そうして広告代理店本来やるべき仕事の一部が子会社に行き、子会社本来やるべき仕事の一部が下請けに行き、と玉突き事故のように業務が流れていき、業務量が雪だるま式に増えていく。しかもそういう業務は当然のように「タダ働き」だ。請求できない。クライアントとの良好な関係を維持するための犠牲なのだ

何でこんなことになってしまうかというと、人格が終わってるようなクライアント担当者がいるというのもあるけど、構造的な問題を言えば「クライアント側にプロがいない」ということがあると思う。これは広告業界だけでなく、他の業界にも言えることだと思うけど。

いわゆる大企業ジョブローテーションが基本で、これまで生産管理をやっていたような人が、突然広報担当になったりする。そうやって幅広い分野で知見をためて、会社のことを知り経営ノウハウを身に着け、将来的には幹部候補生を育てていくという考えなんだろうけど、広告のことをまるで知らない担当者クライアントの窓口になった時の広告代理店の苦労ったらない。曲がりなりにもクライアント担当者から、彼らの指示を仰がなければいけないのだが、それまで生産管理をやっていた人だから全く感覚が分から支離滅裂なことを言ってしまう。だから新任担当者のために勉強会を開いたり(これも無償)、資料にも素人が分かるように滅茶苦茶細かく説明を加え、根気よく彼らが一人前になるまでフォローしなくてはいけない。本来はこれもクライアント側の仕事なのだが、今すぐにでも決定しなくてはいけない広告制作世界で悠長に教育してる暇なんぞない。だから手取り足取り教えていく。それが現場担当者レベルだったらまだいいけど、決裁者に違う畑の人物が来たときの苦労は並大抵ではない。

クライアント側も自分無知理解しているので、全面的広告代理店を頼ることになる。なんせ、分からないことは全部教えてくれる。無茶で無知要望質問にも応えてくれる。大変ありがたい存在だ。そこにクライアント担当者広告代理店信頼関係が生まれるのだが、ある一線を越えてしまうと、担当者は何でも広告代理店に頼るようになってしまう。そっちのほうがラクだから別に自分がカネを払うわけじゃないし。広告代理店は信頼を失いたくないから、無茶な要望も全部受け止める。そうなるともう歯止めが利かなくなる。

クライアント企業広告代理店との付き合いの中に、「ここからここまで」という契約存在しない。そこは曖昧不文律で、各社によって千差万別だと思う。おれはクライアントの社内行事の余興までやってたけど、そんなことあり得ないという所もきっとあるだろう。

今回の問題を受けて、電通を始め広告代理店各社、過重労働対策を打っているようだが、だいたい「深夜になると明かりが消える」「早朝出社を推奨する」「残業○○時間を超えると労働時間をこれ以上付けられなくなる」みたいな小手先対策が主で、売り上げ下げたくないけど社会的批判にも応えなくてはいけない、という意識からまれた全く効力のないネガティブものだ。形骸化するのが目に見えている。

問題の抜本的な解決のためには、広告代理店は「クライアントとの付き合い方」をそもそも変えなくてはならない。それまでの担当者間の情の付き合い方をやめて、冷酷にならなくてはいけない。「それは弊社の業務ではありません」と言わなくてはいけない。

そしてもっと大切なことは、クライアントが変わることだ。クライアント側が変わらないと、広告代理店も変わらない。「私、これよくわかんないんです。電通さん、やっといてもらえます?」という乱暴な依頼の仕方を今すぐやめてほしい。自分業務責任を持ってほしい。そうでないと「何でも下請け屋」が再度はびこってしまう。

無責任に何でも丸投げするクライアント担当者と、「何でも下請け屋」的な方法クライアント担当者の信頼を得てポジションを得る広告代理を撲滅しないと、本当の意味での広告業界全体の改善はなされない。

2016-10-12

高橋だらけの島

取引先に電話をした。

高橋さんお願いします。」

高橋は、したの名前はわかりますか?』

高橋たかおさんです。」

たかおは2名おりますが、漢字はわかりますか?』

すみません、わかりません。」

『それでは質問を変えますね、年齢は40代前半ですか?後半ですか?』

「お電話しかやり取りしたことがありませんので。」

『わかりました。それではメガネはかけていますか?』

「ですので、お電話しか……。」

『それでは、血液型はわかりますか?』

はいA型高橋たかおさんです。」

2016-08-16

高橋さんチィース他人の家や付き合いに口出ししてんじゃねーよ

2016-07-21

自分と同姓のキャラクターに対する感情体験したい

俺の姓は微妙レアで、生まれから今まで自分と同じ名字キャラクターというものを一度も見たことがない。

現実でも、血縁者以外で同じ名字人間に遭遇したのは今まで二人だけだ。

暇潰しにネット検索する事もあるのだが、実在する芸能人俳優、その他著名人にも同じ名字人間は見つからなかった。

から自分と同じ名字キャラクター創作物に登場する」という現象体験したことがなく、その時どんな感情自分の中からわき出てくるのか、実は全く分からない。

佐藤さん」「田中さん」「鈴木さん」「高橋さん」あたりのようなありふれた名字の人が今まで何度も経ている体験を、俺は一度も出来ていないのだ。

至極くだらないことなのは理解はしているのだが、望んでも得られないと意識すればするほど気になってしまう。

どうすればいいんだろうな。

2015-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20150803130206

<評伝> 高橋昭博さん 被爆実態 伝え続けた半生

 被爆実態国内外に伝え続けた半生だった。元原爆資料館長の高橋昭博さんが2日、亡くなった。「原爆犠牲者の声なき声を後世に伝えるのが生き残った者の責務」。最後取材した3月、言葉は途切れ途切れながら強い意志を感じさせた。病が進み証言活動が困難になっても、核兵器廃絶への執念が衰えることはなかった。

 あの日、爆心地から1.4キロ被爆し、生死をさまよった。戦後広島市役所に勤めながら被爆者運動に心血を注いだ。

 原爆被害非道を訴える一方、対話を重んじた。1980年、原爆投下エノラ・ゲイの元機長ポール・チベッツ氏に米国で面会。「いまさら恨みつらみを言うつもりはない」と握手を求め、文通につなげた。「核兵器なき世界」を唱え就任したオバマ大統領には広島訪問要請する書簡を何度も送った。

 オバマ大統領被爆地を訪問する際に謝罪するべきかと問うたことがある。高橋さんは「謝罪というハードルを突き付けるばかりでは廃絶へ進まない。ずっと同じ場所にとどまるのは未来志向ではない」と答えた。

 だが、別れ際に「昔は謝罪するべきだと思った。本当は今でも原爆を落としたアメリカが憎いですよ」と苦渋の表情も浮かべた。長年、核兵器廃絶を訴えた理想非人兵器による惨劇を忘れられない内面との葛藤垣間見た思いがした。

 長年苦しんだ末にたどり着いた「和解」の訴えは重く、高橋さんが目指したゴールははるか遠い。その遺志をどう引き継ぐのか、被爆地に問われている。(金崎由美)

(2011年11月3日朝刊掲載

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20111104131802632_ja

まあ複雑ってことで

2015-07-18

俺選:普段読書しない人におすすめの本 30選

はてブホットエントリーの30選(http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1141321068543131601)がイマイチ感性に響かなかった(普段読書しない人向けか?)ので、俺選してみる。

  1. 銀河英雄伝説 1 黎明編 田中 芳樹
  2. 王都炎上アルスラーン戦記〈1〉 田中 芳樹
  3. 狼と香辛料 支倉 凍砂
  4. 百年法 上 山田 宗樹
  5. MISSING 本多 孝好
  6. 夏への扉 ロバート・A. ハインライン
  7. ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち 三上
  8. 刺身が生なんだが フミコ フミオ
  9. 予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 ダン・アリエリー
  10. 黄金の王 白銀の王 沢村 凜
  11. リング 鈴木 光司
  12. イン・ザ・プール 奥田 英朗
  13. まぶた 小川 洋子
  14. 三月は深き紅の淵を 恩田
  15. 獣の奏者 I闘蛇編 上橋 菜穂子
  16. 風の陣【立志篇】 高橋 克彦
  17. 南極点ピアピア動画 野尻 抱介
  18. 華竜の宮 上田 早夕里
  19. 二重螺旋悪魔〈上〉梅原 克文
  20. 月の影 影の海〈上〉―十二国記 小野 不由美
  21. ロスジェネの逆襲 
  22. 天地明察(上) 冲方
  23. 掌の中の小鳥 加納 朋子
  24. ITエンジニア小説 人形つかい・ビギニング リーベルG
  25. 人形つかい ロバート・A. ハインライン
  26. マラケシュ心中 中山 可穂
  27. 新世界より (上) 貴志 祐介
  28. ガンジス河でバタフライ たかのてるこ
  29. Twelve Y.O. 福井 晴敏
  30. 哲学的な何か、あと科学とか 飲茶

反省会

振り返ってみると、なんかかなり偏って・・・・・・

んー選者ってむずかしいね!!@結論

もっといいセレクト教えてプリーズ

ちなみに今回紹介の本は、ほぼ全て(マラケシュ心中以外・・・Kindleで買えます!!!

本屋に行くのめんどくさいなーというそこのあなたも、ぜひこの機会に読んでみてね!&面白い本あったら教えてね!

2015-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20150319103023

後継者だったらスマブラ桜井さんゼノブレイド高橋さんのどっちかなんじゃないのと思ったけど、

この二人は将来的にはミヤホンポジションにはなれるだろうけど任天堂社長としてはどうなんだろうとも思う

2014-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20140904212127

高橋さん問題はもうひとつあります。それは実験がまだ始まってもいないのに、

すでに成功した後のプロジェクトが動いていることです。

まず手始めにアイセンター設立さらにはIPS特区構想という巨大な国家プロジェクトも動いていて、

高橋さんはその先鋒にたって国や神戸市予算を働きかけています

そりゃあ剣呑だなあ

増田に書いてる場合じゃないんじゃね?

2014-03-14

新卒面接にて

みなさん緊張していると思いますので、

よくある質問をしたいと思います

えー、それぞれの好きなドライフルーツについて

お話ください。

はい、左の高橋さんからどうぞ。

みんなの目が丸くなって、

みているこっちが恥ずかしくなった。

今どきの学生は、応用力というか想像力が欠けている。

2014-01-04

転職したい

あーやめたいやめたいやめたい!!!

お仕事は?

プログラマ

どんな技術があるの?

高専までで使ったことのある言語はC/android/C#/C++/javaなどなど

→業務経験では、node.js/JavaScript/PHP/chefなどなど

どこが嫌か?

1,社長との価値観の違い

まず、僕は仕事仕事

あくまで、生きるための手段であって、生きる目的ではない。

だが、社長仕事が生きる目的であって、それを僕にも矯正してくる。

2,同僚が嫌

考えなしに、酷い事(嫌味)を自分オモシロイと思って、言いまくる素敵な社員

次に何をするか自分で考えられない素敵な社員

社長に媚びへつらう素敵な社員

などなどの、ステキな仲間がいる職場です。

3,クソPMがいる事

最近40代PMがうちの会社にやってきた。

そのPMは、今仕事が無いので、社内では、もっぱら艦こればかりやってる。

しかも、PM経験が豊かか?というと、アジャイル開発やスクラム開発、ウォーターフォール開発等の言葉も知らないらしい。

ダメパターンな感じしますね。)

しかし、ヤバイのは、そんな僕でも出来ちゃうような状態の酷さのくせに、我が物顔で、僕に説教をしてくる。

正直、キレそうになる。

あのな、お前そんなんじゃ、少なくとも俺は、お前の指示聞きたくないぞ。

つうか、お前、俺より無能のくせに、俺のことを、お前っていうな。名前で呼べ、アタリマエのことだろ。

4,クライアントが嫌

クライアント日本語不自由な人で、質問をすると、キレてくる。(日本人です。)

お前の社内チャットの文面、いつも体言止めで終わってて、本当に意味不明なんだよ。

高橋さん
DシステムのXX機能

(このあと、返信するまで、何もなし)

XX機能がどうしたよ!何が言いてえんだよ!!!1111意味がわからないんだよ。

頼むよ。続きの文面書いてよ・・・エスパーじゃないからわからないんだよ。

はぁ、転職したい。

でも、就職してから1年未満なのよね。

ナイス転職方法、誰か知ってたら教えて下しあ。

年明け出社したくないよ・・・

ようやく、年末年始胃潰瘍調子が良くなったっていうのに・・・

(この文章にはところどころフェイクが入っていますので、鵜呑みにしないでください。よろしくです。)

2013-09-12

男が共働きを望むときに、「その代わり家事もお互いに分担する」という感覚があまりないように感じる。

男が働き、女が家のことをするという一昔前のスタイルならば、「家事なんて女のすること、俺がやることじゃない」というのもわかる。

でも男の領分であったところの仕事を女に負担してもらうかわりに、女の領分であったところの家事を分担しようという感じがうすい

共働きであっても「家事なんて〜」という。「今は洗濯機とかあって家事楽じゃん、専業主婦は甘え」というのなら男が毎日洗濯をしても良いじゃないか

と思ったりするのですが、これって炎上案件になりませんか?タモリさん八島さん高橋さん、よろしくおねがいします。

2013-05-30

まねして本の紹介 その2

http://anond.hatelabo.jp/20130529230131 の続きです。長くて途中で途切れるため分けました。このエントリで紹介するのは以下の本です。

名人に香車を引いた男、八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語記憶の切繪図, 弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖

影響を受けたブログは20冊の本を取り上げていた訳だが、自分で真似をしてまとめていく内に20冊よりもずいぶん多くなってしまった。なので、上記4冊は似たテーマなのでまとめて紹介することにする。この節は日本人自伝だ。

「名人に香車を引いた男」は昭和将棋指し(棋士)の升田幸三名人の自伝羽生善治さんがもし生きていたら是非将棋を指してみたい棋士の方だと聞いたことがある。

生き方はなんとも痛快。昔の人のバンカラな感じというか、そういう感じが良く出ている。この人のように、どんな人にも自分の本音を話せる人は今日本の中にいるだろうか。そして、名人になった時の一言が心に残る。

「八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語」は糸川英夫さんの自伝だ。この方はロケットが専門の研究者で、戦時中戦闘機設計に関わっていたり、戦後もロケット開発に関わっていたりする方だ。戦後間もない時期は失意に沈んだ時期で自殺も考えるほどの状況だったが、バイオリン製作きっかけで少しずつだが自分を取り戻していく。そのバイオリン製作には完成までに40年以上もかかった。そのバイオリンとは――。

升田幸三名人、糸川英夫さんの両氏とも戦争の影響が人生に大きくのしかかる。その点でまとめさせてもらった。それと、両氏の著作とも読んでもらえばわかるが、自由だ。それ以外はあまり共通項はないけれど、読んで楽しい本だ。重い話はないし、読みやすい本なので手に取ってみてほしい。

記憶の切繪図」は「フェルマーの最終定理」の中で登場する志村五郎博士自伝。「フェルマーの最終定理」の中でサイモン・シンさんは志村さんにいろいろインタビューしている。その中で数学における「良さ」とは何なのか、それに答えるシーンがある。その答えが簡潔なのだけれど、それ以上無いくらい志村さんの数学のとらえ方を表しているように思え、興味があって読んだ。

この方も上記二人に劣らないくらい自由だ。Amazonレビューには高木貞治さんを愚弄しているという指摘がある。しかし、だからといって謙遜して書いてもらっても一読者としてはおもしろくも何ともない。むしろそのまま出版してもらって良かった。

こう書くと志村博士はずいぶん口の悪い人で、ある種の暴露本に思えるかもしれないが、そうではなくて、要所要所に意図して書かないことがあったり、感情を押し殺した表現がちらちらあるのだ。それがあるから志村さんの人となりがわかった。良い自伝だ。

弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖」は少し前に東京都知事選立候補されたり、弁護士会の会長をされていた宇都宮健児さんの自伝だ。まだ自伝を出すには早いと思うので、半生を綴った本としておいた方がよいか

決して飾らないその人柄は文章にもそのまま表れている。豊田商事事件、オウム真理教の一連の事件、カード破産の話など、弁護士として関わった事件の数々。それらを振り返りながら、今されている仕事にも言及している。自分法律のことは全くわからないが、こんなに多様な類型、しかもその事件が発生した時点では立法のものが不整備だったり、法解釈が分かれていたりといった、未開拓の問題に対処するのは並大抵の法律家にはできないように思える。それをまるで飄々とこなしているような姿は、武道の達人のようだ。

気負いのなさと実直さ、そして執念を感じる本だ。宇都宮健児さんへのインタビューが下のURLにある。興味のある方は見てほしい。

からくり民主主義

この本は学生時代に講義で先生おすすめされていて読んだ本だ。著者は高橋秀実さん。

高橋秀実さんはルポライターで、自分の体験を元に本を書く方だ。ただ、ルポライターではあるけど、少しほかのルポライターと毛色が違う。本来ルポライターは事件や事故が起きたら素早く現場に赴き、当事者インタビューをして、それらを記事や本にする。高橋さんはそれらの事件や事故が起こって、ほとぼりが冷めたあたりでインタビューに出向く。時期がかなり遅いのだ。

元のブログでは物事には多様な見方解釈があって、一元的に判断することは危険なことを理解するための本として「バカの壁」を挙げていた。その点では、この本も内容は似ている。面白いのは、この本ではそれが「実例」でいくつも挙げてある所だ。

ニュース番組新聞では、大きく取り上げられていた事件・事故が、実際に現場に行ってみると「あれ?」と思えるくらい当事者たちは冷めていたり、むしろその状況が続くことを望んでいたり――。読み進めていくうちに、不謹慎かもしれないが笑ってしまうような話になっていったりするのだ。某映画台詞の反対で、むしろ事件は会議室しか起きていないんじゃないか?、という気持ちにもなる。

自分単行本ハードカバー)で読んだ。解説を村上春樹さんが書かれていた。(はずだ。確か)

堅苦しい話ではないので、気楽に読んで、何度かたまに読み返すとその度に不思議な気持ちになる本だ。

冬のデナリ

著者は西前四郎さん。半分が小説で半分がノンフィクションといった感じの本だ。

デナリというのはアラスカにある山の名前で、日本では「マッキンリー山」と言った方が通りがよいと思う。この山を登る登山家チームの話だ。ちなみに、植村直己さんはこの山で行方不明になった。(この本のチームとは無関係だろう)

厳寒期の冬山を登る人の気持ちは自分には想像もつかない。だけれども、そんな自分にも山を登るチームワークの大切さと難しさ、軽く見積もった事象が後にやっかいな出来事にふくらんでいくその状況判断の危うさや過酷さ、そして生きることへの執念といったもろもろが、響いてくるような本だ。

今の登山の装備と比べると、重かったりかさばったりしてその面でも大変だったはずだ。写真のページを見ると、そんなところも気にかかった。

この本も最後一言(だと思ったけど)が良い。

この本のあと、山登りの本は植村さんの本(「青春を山に賭けて」)も読んだけれど、こちらの方が山について全く知らない自分には印象に残った。所々で登山の道具の名前ハーケンとかザイルとか)が出てきて、イメージができない自分のような人は、出てきたところで、ググったり辞書で調べて簡単な絵を紙に描いておいて、再度出たときにその絵を眺めたりしながら読むとより読みやすいと思う。

パタゴニア―あるいは風とタンポポ物語

この本は椎名誠さんが著者だ。椎名誠さんは今はエッセイ世界各地を回った紀行文を書いたり、写真家であったりとマルチ作家だけれど、この本が出たのはそうなり始めてすこし経った頃だ。

冒頭から危機的な状況である。にもかかわらず出発するのだ。この判断は本当だとしたらすごいことだ。何が危機的なのかはここでは言わないけれど、読めばすぐわかる。

全体として、椎名さんが書く紀行文自分で感じたことをズバズバわかりやすく書いていく方法なのだが、この本はそこまでズバズバ書くと言うよりも、なんとなく「岳物語」につながるような、私小説風の書き方をしている。その書き方もあるし、パタゴニアという場所のせいもあるからか、行き止まりに向かって進んでいくようなやり場のの無さを感じる。それが途中ですっと消えて静かな感じで終わるのだ。自分はそこがとても好きだ。精神的な閉塞感がふと消えて、やさしさが残る本だ。

から春にかけて寝る前に少し読むのが似合う本だろう。この本は文庫版もあるけれど、ハードカバー装幀自分にはしっくりくる。

カヌー犬・ガクの生涯

カヌー犬・ガクというのは、前に挙げた椎名誠さんの飼っている犬の名前だ。その犬は手こぎボートの船頭に座って川下りをするのが得意という、ちょっと変わった特技を持つ。

その犬と椎名誠さんの友人の野田知佑さんが、日本世界の各地を巡ったときの話をまとめたのがこの本だ。著者は野田知佑さんご自身。

カナダユーコン川を下ったり、北極(か、南極か忘れてしまったけれど)に行ったり、といろんな所に行って危険な目に遭ったり……、南国に行ってのんびり過ごしたり。少し羨ましいけれど、いざ自分が行くとなるとそんなところはとても怖くていけないようなところに行く。

犬を人間と同じように扱うという著者なので、犬が好きな人はより楽しめるだろう。元のブログとの対応としては「深夜特急」にあたるかな?(やや無理矢理だけど)

ピアノ調律師

著者はM.B. ゴフスタインさん。翻訳は末盛千枝子さん。絵本だ。(やや字が多いけれど)

小さな女の子主人公。おじいさんがピアノの調律を仕事にしていて、おじいさんとしては女の子ピアニストになってもらいたいのだけれど、女の子はおじいさんのようにピアノの調律をしたくてたまらない。そんなときに、ピアノの調律を頼まれるのだ。

あらすじで書くとそんなに心惹かれる感じは無いかもしれないが、絵の良さ、そして言葉の良さ。二人を取り巻く登場人物の面々もすばらしい。

「謎のギャラリー」のところで言及した「私のノアの箱舟」も同じゴフスタインさんの絵本だ。こちらもすばらしい。ゴフスタインさんの本はほかにも何冊か読んだけれど、この本が一番絵本らしい絵本だと思う。絵の良さはいくら文章にしたところで伝わるものではないので、図書館で借りたりして手に取ってみてほしい。もちろんM.B. ゴフスタインさんのほかの本を読むのも楽しい

数学ワンダーランド

中学校で習う数学を、苦手な人も得意な人もできるかぎり楽しく考えていこう。それがこの本のテーマだ。中学生向けの数学月刊誌で連載していた読み物をまとめた本で、著者は小島寛之さん。はてなダイアリーを利用されている( http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/ さん)ようだ。

数学は、学習が進むにつれてどんどん(指数関数的に?)難しくなっていき、小学校中学校では好きだった人もだんだんと距離を置いて離れて行ってしまう……、そんな科目だ。なかなかずーっと数学が好きで好きで……、という方はいないのではないかと思う。おそらく数学プロの方(数学者のような)でも、そのキャリアのところどころで難問にぶち当たり、歯がゆい思いをするのだろう。(そういう話は前に挙げた「フェルマーの最終定理」にちらっと出てくる)

そんな風にだんだん一般人数学から身を引いていきがちになるわけだけれど、この本は、わりと数学算数を学び始めた頃に不思議に思えたことを延長して話をすすめようとしていく。こういう書き方はやろうと思ってもとても難しいはずだ。著者は数学が好きな気持ちと、一方で嫌いな気持ちの両方を持ち続けているような、そんな状態になるだろうから。嫌いな人の気持ちになって、そしてそのどこが嫌いなのかを共感した上で話を進めつつ、好きな人も読めるようにする配慮を怠らない。そんな書き方がされている。

この本が持つ数学へのアンビバレントな思いは、いわゆる数学(の歴史を中心とした)解説本でもなく、かといってとっても難しい数学ドリルみたいな本でもなく、わかりそうでわからない絶妙な問題の難しさと相まってなかなか類書がないと思う。くわえて、ところどころに経済学の話とかもでてきたりする。好きな人もそうでない人も読んでみてほしい。なんとなくわかりそうで手が出ないあの「数学の感じ」を思い出すはずだ。

同じ著者の「解法のスーパーテクニック」も良い本だ。ただ、一冊にしろと言われたら「数学ワンダーランド」かな。ほかにも小島寛之さんの著作はいくつかあるのだけれど、自分が読んだのはこの2冊だ。なのでほかにも良い本はあるだろう。

元のブログとの対応としては細野さんの数学の本としておく。(その本を読んでないのでどこが?といわれると、単に数学つながりなだけだ)

心地よく秘密めいたところ

この本は幻想小説というのだろうか。ファンタジーだ。著者はピーター・S・ビーグルさん。翻訳山崎淳さん。

この本はとても雰囲気がよい。あらすじはそんなにたいしたものは無いんだけど、夏の早朝のような爽快な感じがある一方で、なんか少しじめっとした感じもするのだ。

Amazonレビューがこの文章を書いている段階で4つある。で、そのどれもが作品の魅力を的確に紹介しているのだけれど、なんだかそれらのレビューだけではこの本の良さを伝えきれない感じが残る。言葉を連ねてもなかなか伝わらない感じがする本だ。

この本を自分は夏の終わりの頃に読んだのだが、その頃の陽気にとてもよく合う本だった。光の強さと日の入りの早さがこの本の主題に合ったものからだろうか。「リプレイ」が動くSF小説に対して、この「心地よく秘密めいたところ」は静かにじっとしている感じだ。でも、どちらを読んでも同じ思いに至るはず。不思議だけれど。

東チモール県知事日記

著者は伊勢崎賢治さん。この方は日本大学卒業されたあとにインド民衆グループリーダーをされて、その実績を買われ、国連の要請東ティモールに赴任する。(下のURLに伊勢崎賢治さんへのインタビューがあるので詳しいことを知りたい人は読んでみてほしい。)

こういう日本人って(自分不勉強なせいかもしれないが)あまりいないと思うのだ。杢尾雪絵さんくらいしか自分はほかに知らない。

ずいぶん前に読んだので細かい記述は忘れてしまったけれど、この本の良さは著者が見たこと、感じたこと、やったことが率直に書かれたところ。そして日本に住んでいる限り想像できない「危険」な東ティモールでも、危険な所もある一方で、そうでないところがあるといったような、現実の姿が伝わってくるところだ。

外見はなんかどこにでもいそうな感じのおじさん(もし本人や関係者がこの文を読んでいたら失礼で申し訳ない。すみません。)だ。だが、インフォーマルな組織における統率の方法や、戦争犯罪者をどのレベルまで処罰するのか、など、繊細な問題への対処。こういうのは前者は経営学とかで少し研究されているようだけれど、じゃあそれが実地で適用すれば問題は解決するのかというと、そうでも無いと思う。そういった「答えが見えない問題」へどうやって取り組むのか――。しかも異国の地で。

そういうことを知りたいときに読むとよいかもしれない。自分も詳細を忘れていることに気がついたのでもう一度読むことにする。それにしても久しぶりに上のインタビュー記事を読んだけれど、タフな人だ。

ニッポン貧乏旅行

著者は藤本研さん。この本は、藤本研さんがおよそ半年をかけて日本を歩いて一周をした旅行記。旅行記というよりも生活記録といった方が良いかもしれない。

生活記録なので、朝は何時に起きたとか、午前中はどうしていた、お昼は何を食べた、などなどそっけない記述が中心だ。でも、そのそっけなく感じる記述が妙なリアルさを出していて、読んでいると日本ってこんなに広いんだと思わせてくれる。それと歩いてたどり着いた各地の景勝地を見るとか、そういうことも無くて、そこもこの本の特徴だ。タイトルに「大貧乏」と付くのは、宿泊ほとんどを野宿やお寺の本堂の隅を借りたりして無料でまかなうことによる。食事もとても簡素ものだ。

本のはじめに藤本研さんの歩行ルート日本地図と一緒に図示されていて、その後にスケジュール表があって、それをみるのも楽しいたんたんと書いてある中の楽しさ、と言って伝わるだろうか。

たまにアクシデントに見舞われるのだが、そのアクシデントがなんとなくユーモアがあるというか、おだやかな感じだ。日本一周するからと言って、気張らず、藤本研さんはたんたんと歩いて行く。歩いている途中で同士がいたりする。そういう記述もなんだか一緒に日本一周しているような気持ちにさせてくれる要因だろうか。

自分は今まで挙げた本はだいたいは図書館で借りて読んでいる。この本もそうだ。再度読みたいのだが、図書館で借りようとしたらいつの間にか消えてしまっていた。残念だ。




(まだつづく、かも。)

2013-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20130506173615

シロクマ批判はどうでもいいから実証データを提出して欲しかったんですが

答えられなくなって話をそらしているようですね

 

https://twitter.com/NaokiTakahashi

 

Naoki Takahashi ‏@NaokiTakahashi

それはデータに基づかず言ってたり、データに基づかなくていいように反証不可能な主張を構成してたりする

典型的疑似科学から(悪い意味精神分析的)ダメなんであって、実証データに基づいてる分には

しろおおーと感心するけども。たとえば俺の発言はデータなわけじゃん。

 

結局これはホラ吹きだったわけですか…

高橋さんの言う「社会反映論的な読み方」も、

データに基づかない反証不可能な典型的疑似科学だった、ってことでFA

http://anond.hatelabo.jp/20130505170030

シロクマ本人から「陵辱マンガを消費するオタク男性心理」なんて分析されたら

(主旨は http://anond.hatelabo.jp/20130504192147 とそっくり同じでも)、転げ回って発狂するんだろうけどネッwww

ですよねーw

シロクマに限らず、はてサやフェミが

社会論的に述べれば、オタクオタク蔑視され続けて歪んだからレイプマンガでオナニーするようになった」

というエントリageた時、どういう反応をするか目に見えるようだ

 

これからさき、シロクマはてサやフェミがそういう記事を書いても

高橋直樹と彼の言説を肯定するキモオタ仲間が批判する資格はないよな

だって言ってることは高橋さんと同じなんだから文句ないはずだろ

2012-03-20

http://anond.hatelabo.jp/20120320221522

「AをBがチヤホヤして調子に乗らせてからいっきり落とす」構造イジメな。

以前にも指摘されていたけど、小学生、せいぜい中学生くらいまでにしか通用しない

「幼稚なイジメ」なので、これが大人の人間関係にも通用するリアルテクニックだと

思い込んでいる高橋さんは、人間関係、もとい、自分人生から考え直した方がいいかもしれない。

このレベルで「女って怖いガクガクブルブル」と思ったか自分も真似しようと考えたのだろうけど

36歳の男性がやることではないでしょう。

2011-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20111116121520

はっきり言うけど、お前全く面白くないんだよ高橋さん


一週間ぐらい?コツコツ頑張ってたね。

でもだーれも話題にも相手にもしなかったね。

ついに辛抱が切れちゃったんだね。

でもお前マジで面白くないんだもん。

ちょっと文章書いただけで大勢の他人の注目や暖かい関心を集めるタイプ

どんなに頑張って「気を引こう」「個性を出そう」って文書いてもだーれにも相手してもらえない奴が居る。

後者なんだよお前は。これは才能。諦めろ。

2011-10-03

飲み屋におけるセキュリティ

飲み屋でよくあるボトルキープなんだが、ボトルの首にぶら下がっているネームプレートには、「(苗字)様」としか記載されていない。

これって、「この前、佐藤さんと一緒に来たときに入れたんですよ」とか、「鈴木さんに飲んじゃっていいよと言われたので」とか、そのたぐいの詐欺的酔っぱらいが来たら、どう対処してるんだろうか。

その詐欺師に、常連さんの友達から、と言われたら無碍には断りにくいし、店員はどのように断るのだろうか。

店によってはボトルを入れた年月日を入れるところもあるし、優秀な店員と店長なら顔を覚えていることもあるだろうけど、どちらも万全なセキュリティとは言えない。

全国の、佐藤さん鈴木さん高橋さん田中さん以下略達と、その人達の通う店はどのように対処しているのだろうか。

2011-07-28

やっとわかった

今日高橋さんがお昼休みだったので、

あぁあぁといたく納得しました。

何故だというと、いつも決まった時間ケータイにいたづら電話があって、

そういう日に限って、高橋さんがいないかです

こないだ、高橋さんにもういいかげんにいたづら電話するのをやめてくださいってお願いしたら、

会社で大騒ぎになってしまったので、もう怖くてこれ以上は高橋さんにあれこれ言うことはできません、

しか自分は知らないとか、今日電話忘れてきたのに無理とか嘘をへいきでついてきます

でも、またかかってくることを思うと、うっとうしい毎日です

会社高橋さんをクビにできないのなら、こちらはコーヒーを用意して防衛するしかないように思います

みなさんはどう思われますか?

ちなみに高橋さんはわたしのことが好きみたいですが、わたしはいたづら電話をするような人は嫌いです

2011-07-21

RubyKaigi 2011感想

こちらに書くのが流行りのようなので、こちらに書く。単に外向けのブログがないだけなので、他意はない。

RubyKaigi 2011が終わった。まずはRubyのパパを始めとするRuby開発者のみなさん、そして参加者のみなさんに御礼を言いたい。何はともあれRubyKaigiは、Ruby開発者同士、Ruby開発者と利用者、Ruby利用者同士のコミュニケーションの場所であった。RubyKaigiは、主催者が企画した講演を参加者に聞かせるだけという、一方向な関係の場ではない。会期中に開かれる講演は撒き餌とか出しみたいなもので、それだけが主眼ではない。それよりも、そこで交わされる会話や議論が貴重で、それこそ、場を提供するスタッフたちが目指していたものなのだ。

そういった意味でも、RubyKaigi 2011は成功だった。重要な決定がなされたり、こうした機会がなければ決して会うことのない人たちが出会ったり、久しぶりの友人と再開したり、そういう場面を会場でいくつも見かけた。RubyKaigiであるからこそ出会った人が、RubyKaigiからこその会話や議論をしていた。このような参加者同士のコミュニケーションメッシュ状に展開され、構築されるトポロジーこそが、まさにコミュニティなのだろう。

角谷さんの講演は、そういった気分をよく表現していた。コミュニティは目に見えないものなので、これであると指し示すことができない。とはいえ、私たち個々のコミュニケーションから成り立っているということも事実である。だからコミュニティ主語にしようとすると、それを構成する個々人のコミュニケーションへの構えを話すことになる。(この落差が誤解の元なのだが、それは別の話であるのでここには書かない。)

私がみなさんにお伝えしたいのは、RubyKaigiが現前してみせたコミュニティは、あなたコミュニケーションへの構えに過ぎないということだ。RubyKaigiという奇跡的な場は終わる。でも、悲しまないで欲しい。あなたが感じたコミュニティ情熱は、あなたに内在している。なぜなら、コミュニティとは、あなたあなた以外の人の間のコミュニケーションなのだから

最後に、実行委員や当日スタッフの皆さんにも最大限の感謝を贈りたい。それから、少しばかりスポットが当たることが少ない人を紹介させて欲しい。

まずは、高橋さんを紹介したい。高橋さんRubyKaigiの方向性を決め、責任を担う。これがどんなに難しいことか、イベント主催したことのある人間しかからいかもしれない。しかし、彼は最初から最後まで(最後と決めることも含めて)この難しい仕事を全うした。心から賞賛を送りたい。

そして、レオさん。彼はRubyKaigiを国際化した立役者だ。日本開発者海外開発者を結び付け、国際的な輪を広げた。講演のスクリーンでの翻訳だけではなく、日本開発者海外開発者を紹介したり、言語的な障壁を取り除くことに貢献した。彼の成し遂げた事は本当に大きいと思う。

あずみさんはずっと会計担当してくれた。とても信頼できる人で、仕事が忙しい中でも手間を惜しむことなく、面倒で難しい仕事を丁寧に根気良くしてくれた。とても負担をかけてしまっていたので、ご迷惑をおかけしたのではないかと、ずっと心配をしていた。

他にも紹介したい人はいっぱいいるが、書きかけてあまりにも個人的なメッセージになってしまったことに気付いたので、割愛したい。もしも御縁がありましたなら、いつの日か、また、お目にかかりましょう。

2011-07-20

RubyKangi #3 / Final RubyKaigi, Final Day

週末に行ってきたイベントだが、ちょっとインパクトが強すぎて、あとたぶん昼から通しで追っかけてるのは自分だけなので、この話誰かに伝えたい!と柄にもなく思ってしまった。

というわけで自宅Wikiから一部編集して張ってみる。

parse.yで構文いじり

  • 冒頭は yacc/C レベルでの正統的なid*追加して・・・の話かな(遅刻で聞けずだが)
  • 途中で Ruby レベルでできるだけする、という話に
  • 最後の end 羅列省略のための ennnnd は爆笑(Lisp cdddrのパロ)

Art with Glitch

活動報告:るびま分だけ

  • あの充実サイトの企画・運営話と聞いて!
  • 本当に毎回出し切ってる。書き溜めなし、揃った分は全力で出す
    • 「次号はないから」と毎回思いながら出している #なんという一期一会
  • 数年間は石の上だったが、遂に7年目。会議と違い、まだまだ終わらないよ!
  • 執筆企画いつでも募集してます
  • 記事の質とかインタビューで人を見せる企画とか、ホント魅力的だよなぁ

Hacking Ruby

GIS with Ruby

sinsai.info

  • どこらへんがRubyかと思ったら、やっぱりPHPだった。
  • PHP(Usahidi)でのスピーディーな立ち上げ話をしつつ、ugly codeをdisるTL
  • Ruby?Hack4Japanで書いてる人いるよー位(w
  • でも、来日した人に、日本はまだまだ復旧途上だという事は判ってもらえたか

Rails @ NotRubyKaigi

Fabio Akitaさん話

なぜRubyか、なぜRails

***みんながするから、は自分コモディティ化!***

世界に出るために:英語

ここまで、日本語でウケを取り、アメリカ人しか聞こえない英語をしゃべりつつの話。まじありえないレベルの覚悟と実践なんだが・・・!

ブラジルを変える

この人のセッションブラジル事情の紹介みたいな話で大ホール側のセッションも覗いてみようかなと思っていた所にこれで、ただちに絶対参加すべきレベルセッション格上げされた。こんな人がいるとは。

Ruby and Rails in Brazil

で、昼休み後の問題のセッション。結局ツイートどころじゃなかったが、こんな感じ:

プログラマが学ぶべきはプログラミングだけではない。全てだ。

心理学経済学物理マーケティング、、、全てだ。

この言語をみんながしてるからなんて最低だ。自分コモディティ化だ。

そんなのはキャリアじゃない。僕はこんな風潮と戦う。

Javaはあれが酷いとかPHPがとかいう態度でRubyを使うのも無駄だ。

自分がすべき事を良くできるから選ぶ。それ以外の姿勢は間違いだ。

自分が何を成せるのかだけが問題なんだ。プログラミングだけの話ではない

なんという激熱トーク。本当に小さかった南米Rubyコミュニティを仲間と共に成長させ、いまやRubyConf Brazilとか南米で何個もイベントが立ち上がるまでに育てた。この伝道のため、ここ数年で80箇所は回って普及に努めたとかとか。ブラジル事情への関心と関係なく、この熱量を体験できてよかった。

最後時間オーバー後の「あと一言だけ(本当はあと1分だけと本人は言っていたのだが、わざと誤訳してタイマー役の人に会場から叫んだ自分w)」でどんなにダメだとされていても、諦めずに進めという、過去偉人が貶められたり失意にあった時代の動画もよかった(もっとも、この話は知っていたのでインパクト自体は薄めだった)。

DeepConnect話

ORMインプリ

この後はLTとクロージング

クロージング:今北三行

インパクト強すぎw

これ漫画系展開をバックボーンにしたエンタテイニングなスタイルだと理解せずに真に受けると大変だなと心配になったり。なにしろ上は三行だけど全部通しで書くと

***I will crush you***

  • みんな、大人気ない大人になって競ってハックしようぜ!

真面目に受け取ったらヤバイ発言多すぎだろ・・・

 こ れ が 締 め の 講 演 か よ !

そういえば途中にまどマギネタも入ってた記憶があるのだが、上のインパクトが強すぎてどこかに飛んでった。

その後の高橋さん最後挨拶スタッフを集めてのスタンディングオベーションはちょっとうるっと来た。初参加だから今回の運営自体への思い入れはないのだけど、この回だけでも感激することが多かった。この完成度に達するまでどれだけの努力と熱意が投入されていたかと考えると。

隣の席が実はtdtdsさんでびびってたのだが、最初に立ち上がったのを見て、続く二人目のタイミング大事!とすぱっと立ち上がってみてよかった。その後前列の人がみんな!立とうよ!みたいにやって一気に雪崩状態。

herokuありがとう

これで会議は閉幕したのだが、さらにherokuの緊急パーティーが開催され、思い切って行ってみた。まあ、懇親会に輪をかけたリア充な雰囲気でまともに話せなかったのだが、

  • まつもとさんと入店前にgdbとかlua/rite/pythonの話ができた
    • 名刺を貰うのではなく、名前を覚えてもらえる自分になりたい!的なことを言った気がする(汗
    • まじでパッチくらいは書かないとだめだこれは / ていうか名刺とか割とどうでもいい(を。名刺よりパッチを受け取って下さい
    • 喉が痛そうだということに途中で気付いて申し訳なかった
  • ちなみに英語漬けの決意は、大学に入ったら自分ポルトガル語しか知らないがために遅れを取り、それが悔しくてやったそうな
    • その悔しさでその行動が取れる人は少ないと思う。やはりすごい

こんな一日だった。熱かった・・・

2011-02-04

リフレ崩壊

ともかく僕がネット意見に悲観的トーンを強めたのは、あの bewaadのあからさまな扇動に実名匿名を含めて中途半端な態度や批判さえもしだした連中がいわゆるリフレ支持者でも多くいたこと。本当に、こりゃ、ダメだ、と思った。それから基本的にネットには期待してない。申し訳ないけど

posted at 23:45:30

@shinichiroinaba 甘い。高橋さんの馬淵批判が前提なのを見逃してるね。こっちは賛成反対以前の段階を批判してるのに、妄想はどちらかといいたい。これでは日銀批判してるほど委員になれば賛成に転じるというのと同じ

posted at 19:22:39

しか稲葉振一郎はただの物見遊山でネット政治だけ配慮し、高橋洋一はつまらないことで妄想全開であげ足とり。これじゃあ、デフレ脱却なんかできない。あまりにも信用できない人が多すぎる

posted at 18:34:28

やはり長年官僚世界にいると浮世離れするということがよくわかりました。要するに審議会では黙ってるのがベストということを高橋さん流に言い直し、さらに批判できるのは俺様だけというわけですね、わかりました。笑。正直、つまらねえ、足のひっぱりして楽しい?@YoichiTakahashi

というか、田中先生崩壊か…

信用できない人が多いなんて、当初からいわれてたことだわな

http://anond.hatelabo.jp/20110127223112

2010-08-17

入社4ヶ月目

すいません、さっき島田係長高橋さんの立て替えたパソコン代を申請下りてないけど払ってねって言った件なんですけどあたしは電話では島田さんは吉岡さんの収入印紙はだめだけど高橋さんパソコン代は払ってあげてって言われたように聞こえたんですけどさっき佐藤さんに聞いてみたら島田係長はそんなニュアンスでは言ってなかったよって言ってたんですけどあたしには島田係長がそういってたように聞こえたんですけどそれでそのまま高橋さんパソコン代を入れちゃってあたし森本部長印鑑を押してもらったんですけどどうすればいいですか


うぜえ

2009-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20091215133052

んー?結局、高橋さんが「サザエさん暴力装置だ!」っていうのは、そう指摘することだけが目的で、家父長制自体はどうでもいいってことか?

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