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はてなキーワード: 暴露本とは

2024-04-25

anond:20240425202936

師匠、御乱心!』は昭和53年落語協会から圓生一門が脱会した分裂騒動の内情を圓生弟子円丈が明かす暴露本騒動黒幕として兄弟五代圓楽人格までけちょんけちょんにこき下ろしているのはもはやコメディなのだが、敬愛する師匠言動に振り回され、周囲からどんなに罵倒されても圓生呪縛から逃れられず愛憎入り混じった感情に苛まれる円丈ら弟子たちの姿が哀しい。

とにかく爺さんとオッサンオッサンが信念と理想とドデカイ”情”でもつれ合ってる様が良い。

単なる上司部下ではない師弟という特殊関係性がどこまでもぐねぐねと人を結び続ける一方で、各々が矜持としてるもの面子が断絶を生んでる。

この本では主犯圓生でそれを可能にしたのが先代圓楽っていう描かれ方になってるけど、悪いというよりも全員「下手」なせいで事態悪化していってる。

ただ腹の内を晒して「ついてきてくれ」と言ってくれるだけで良かったのに……!が出来る/出来ないって些細だけでど大事ことなんだよなあ。

怒りや憤りを根底に書かれたものではあるけど、他者に対しては「俺はこう思った」がメインになってる&語り口も相まってどこかカラっとしているから、げんなりするような描き方は無い。作中にもある「(師匠を)憎んではいない。恨みもしない。ただ許しもしない」というのが全てなんだろうと思う。

先代圓楽の嫌われエピソード、具体的なエピソードよりも”弟弟子は誰も圓楽を「あにさん」と呼んでいなかった”っていうのがなんか一番なるほど感があった。

でもその圓楽には分裂騒動後もずっとついていった弟子達がいるわけで。そっちにもそっちの「物語」があるんだろうなあ。

https://open.spotify.com/episode/3N7RKG3gA8bwUXHC7pTuix?si=mt4njloFSb69bUSrwuvlXw

神田伯山がラジオで『師匠、御乱心!』を紹介してる回。聴いたら本のことがだいたいわかります

大谷の件ってもう収束したの?

再燃するとしたらN年後に一平が暴露本書くときかな?

2023-12-12

DokiDoki!焚書げ~む

俺が間違いと思った本は出版すべきではない、という発言が多かったので思いついた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/querie.me/answer/ST8s9I6rozezVXc5z41p?timestamp=1702007027

以下の本のうち、自分出版社の社長だったら出版しない本は焚書の「フ」

批判に負けず出版するよ、という本は出版の「ハ」で答えてね。

10冊とも出版しないなら「フフフフフフフフフフ」

最初の5冊出版しない、後の5冊出版するなら「フフフフフハハハハハ」

なお、該当箇所だけ直して出版して、は著者が「そこも含めて私の意見なので直すくらいなら出版しない」と言われました。

では問題です。

1.コロナワクチンを接種すると重篤副作用後遺症が出るため

ワクチンを打つべきではない、とした「NoワクチンNoダメージ

ワクチンに対する誤解を招くとして一部の医師たちから出版禁止を求められた。

2.激辛食を食べると健康になれるとして、超激辛レシピを多数掲載した本「辛いものだけあればいい」

カプサイシン胃腸消化器官ダメージを与える可能性が高く、

胃腸が弱い人が真似をすると健康被害が起きるとして一部の医師たちから出版禁止を求められた。

3.ある政治家暗殺された。犯人はその場で逮捕されたが、後に手記「潰された蟻」を執筆

その中で「その政治家献金していた製造業パワハラが横行し、自分の父は自死した。父の訴えをその政治家がもみ消した」と記載

→遺族が献金事実だがそういったことはしていないし故人の名誉を著しく既存するので出版すべきでないと出版社に抗議した。

4.ある女性政治家与党要職となり初の自伝「愛こそすべて」を出版することになった。

→そんなとき、ある男性が「私が選挙スタッフだったとき彼女からセクハラを受けた。トラウマが蘇るので出版を止めてほしい」と記者発表をした。

彼の発言根拠はないが、もう1名同様の証言をする男性が現れた。

5.辛口評論家都内飲食店評価するグルメガイド「神のサービス悪魔サービス」を出版した。

その中である飲食店に対し「この店のサービスは最悪だった、店員から酷い扱いを受けた。高いだけで行く価値はない」といった表記があった。

→その飲食店の店主が「評論家が来店した日のスタッフに聞いたがそんなことはなかったと言っていた。既にSNSでの発言から集客に影響が出ている」として出版停止を求めた。

6.ある女性タレントが匿名首長からセクハラを受けたという暴露本温泉が好きだっただけなのに」を出版した。本の中で名前は出していないが明らかに特定可能情報掲載されていた。

首長が「事実無根であり、来年選挙への影響が大きい。法的措置を取るつもりである。」と発言。実際に名誉毀損で告訴した。

7.あるジャーナリストヴィーガンによる美術館での展示品破壊道路の封鎖と言った過激犯罪をまとめた「肉食は悪なのか」を出版

ヴィーガン団体が「一部の過激派を取り上げて全体の印象を悪くしている」として出版停止を求めた。

8.あるジャーナリスト特定野党による首相ヒトラーとなぞらえたポスター掲示

首相を模したマスクを車で轢くようなデモ活動に参加していたことを列挙した「革命後夜」を出版した。

特定野党が「一部の過激企画切り貼りして全体の印象を悪くしている」として出版停止を求めた。

9.10フォロワーを持つSNSインフルエンサーが、SNS上のフェミニスト日本人男性精神が幼い、知性が低い、差別的であると言った発言をまとめた「日本を駄目にするフェミニスト10人」を発行。

→該当するアカウントフェミニスト団体より「勝手自分発言を捻じ曲げられて記載されている。許しがたい」として出版停止を求めた。

10.10フォロワーを持つSNSインフルエンサーが、政治家差別発言をまとめた「日本を駄目にする政治家10人」を発行。その中で各政治家のことを「ブサイクだったか性格ねじ曲がった」「ハゲ死ね」といった一般的には許容されない罵倒も書かれていた。

→取り上げられた一部の政治家より「発言したこと事実だが、個人的風貌揶揄する記載名誉毀損である取り巻きフォロワーから迷惑電話毎日来ているため、家族も耐えられない。」として出版停止を求めた。

2023-11-19

ジャニーズ」「宝塚」「羽生結弦」に見る女性オタクパラノイア

なにはともあれ、今年2023年日本社会を席巻したのは「ジャニーズ問題であろう。ジャニー喜多川が築いたアイドル王国が、BBC番組1つで崩壊していった。昨年末、こうなるとはだれも予測できなかった。愛すべき依存物が突然消失したことで、一部のマニアたちは今日SNS呪詛をふりまいている。

と思っていたら、秋になって「宝塚」の全公演が中止、さらに「羽生結弦」の突然の離婚宣言、あるいは従前からの「韓流」界隈やら「ホスト」界隈やら......ジャニーズに限らず、「女の園」のパラノイア的な「負」の言葉が噴出している今日この頃である

宮崎勤氏の例の事件から34年。男系オタク界隈の一部の偏執狂ぶりはこれまでさんざんと語られてきた。最大勢力のアニメオタクはもちろん、撮り鉄代表される鉄道オタクAKB坂道、地下系のアイドルオタク.......21世紀になってオタク趣味の「浸透と拡散」でかなり薄まりつつあるものの、往年の臭いを漂わせる10代~60代のオタクたちのアレな行動はしばし語られる機会があった。

一方、女性系のオタクのアレな部分はほとんど可視化されてこなかった。ジャニーズ系のおっかけ、宝塚の異様なファン組織、あるいはBL同人誌界隈のあれこれ.....などなど。報道される機会がなかったわけでもないが、運営側当事者トラブルをあまり前面に出したくないこともあって、週刊誌などで取り上げられる機会は本当に少なかった。知らない人も多いのだろう。

そういや、20年前、暴露本で有名な鹿砦社が「ジャニーズおっかけマップ」「タカラヅカおっかけマップ」という名前の本を発行して話題となった。タレント個人情報暴露したり、自宅の地図掲載した書籍である。一部の女性オタクが、この本を片手に、SMAP、嵐、V6、そしてヅカガールらの家に押し掛け、つきまといをしたり、郵便物洗濯を盗んだり、無言電話をしたり、と傍若無人なふるまいをした。それらの本の「監修」をしていたのが、ジャニーズ性加害問題当事者の会の代表平本淳也だ。平本はジャニーズタレント被害者でもあり、「加害者」でもあった。

https://www.translan.com/jucc/precedent-1998-11-30d.html

当時、ジャニーズ宝塚界隈のアレっぷりには驚かされたものだが、女性オタク界隈の「負」の部分が2023年になって可視化されるようになった。

そして今週の羽生結弦界隈。クマ人形スケートリンクに投げていれていたあたりからもちろんアレな空気は漂っていたが、年長の元タレント結婚報道されたあたりで、マイナスオーラが爆発した感もある。何故人は傷つけあうの。幸せに小石を投げて。

と、2023年女性系のオタク界隈のアレっぷりを見ていると、男女のパラノイアなふるまいは、思っていたほど違いがないもんだなあ、と改めて認識しました。撮り鉄界隈とジャニーズ界隈と本当に似ているなあと思ったり。

来年はみんな落ち着いて趣味活動ができるといいですね。

2023-10-04

「性加害の指摘は昔からあった!」は違和感しかない

昔の暴露本とかは、正義のために性加害を告発するというよりも、「ジャニー喜多川ホモセクシャリティバラしてやりたい」という目的の方が大きかった。

当時の日本は、性加害やレイプへの意識は今より低く、逆に同性愛者への偏見は今より根強かった。

から「性加害の指摘は昔からあったのに、メディアは黙っていた!」とか吹き上がってんのは違和感しかないんだよな。

同性愛への偏見文脈にあった昔の暴露本と、今の性加害の告発は、同列に扱えるものじゃないだろ。

2023-09-29

インボイスジャニーズ報道について

インボイスがとても面倒だと思う会社員です。

既に、チェーンのコーヒーショップレシートインボイス対応されていて、それを持ってきた社員がいて話題になった。

「これからは、取引先と入る店も、事前に『ここインボイス対応?』って聞かなならんのか」

「そこが駄目だったら他に回るんも変やしなあ」

しかし、うちの会社規定ではそうしないといけないらしい。経理が面倒だから

ところで、明々後日にジャニーズ事務所事務所名を変えるかどうかの会見をするらしい。

NHKニュースでやっていた。

性加害、人権問題大事であろうが、メインの加害者はもう故人なので、個別粛々と補償を進めればいい。

事務所名の変更よりも、もっと重要ニュースがありそうなものだが。

しかし、十分な時間が割かれていた。

この問題の起きた最初の頃に、被害者青年メディアに向けて言っていた。

メディアが、ジャニーズ事務所はそういう噂のある事務所であることを報道していたら、僕は事務所に入らなかったし、親も入れなかっただろう」と。

これには少し驚いた。

はいくつか出版された暴露本存在を知っていたし、ジャニー喜多川セクハラ裁判で負けたことも知っていたからだ。

セクハラの度合いはともかくとして、少年愛的な傾向のある人物なのだろうと認識していた。

だが、言われてみたらTVで大々的に報道された記憶はない。

裁判があった当時に、今やっているくらいの報道があったら、まだ子供だった本人はともかく、少なくとも彼の親は見たのではないか

でも、なかった。

インボイスの件も、似たような忖度を感じる。

施行する段階になって、今更騒ぐのはおかしい、政策立案時に反対すべき、と言われているが、その時期に十分な量の報道はあっただろうか。

クリエイターだけではなく、農業従事者や工業従事者など多くのフリーランスが困る、普通会社員にも影響がある、とわかりやす報道していただろうか。

見た覚えがない。多少はあっただろうが、今、ジャニーズ話題をやっているほどの量はやっていない。

国民関係のある問題だったのに。

おかしくないかな。

ちなみに、ジャニーズ事務所名変更の半分以下の時間インボイス関係話題もやっていた。

総理必要支援対応を指示しています」って、10月から始まるのに、今そんな状態なことに対して、なにか意見はないのか。

ジャニーズの件で「我々にも反省点が~」と言っても、その反省が行かされたようにはとても見えないが。

ちなみに『今更言ったって~』『決まっちゃったもの無駄だよ』について。

からどうこうできるものではないのだろうが、やらないよりはやったほうがマシ、だと思う。

何もやらないのは賛成と同じ。

「みんな賛成だから何も言ってないんですよ」と言われるくらいなら、とりあえずNOを表明しておこう。

少し前に西武百貨店ストライキがあった。

あの時も、やったって無駄だよという意見を聞いた。

でも、ストライキは行われ、報道されて、会社でも話題になっていた。

売却後、建物に入る予定のヨドバシカメラは、ちょっとだけでもやりにくくなっただろう。

ヨドバシになるのが延期になったら、個人としてその間に転職出来たりする人もいるだろうし、話題になったことで、リストラされる人の交渉もいい方に働くかもしれない。

まったくの無駄というわけではない。

インボイス粛々と実施されるだろうけど、反対意見が大きければ大きいほど、『次』はやりにくくなったはずだ。

そして、我々の側も学びを得た。

次に増税検討される時は、法案の段階で大規模に反対をするべきであることとか。

そして、とりあえずTVはあてにならない。

2023-09-14

anond:20230914182758

暴露本が出てるなんて皆が知ってることじゃないだろ。

anond:20230914182557

暴露本も出てたし最高裁でも判決出たんだから知ってたに決まってるだろ」

に対しての話な

anond:20230914181409

こういう奴

じゃあお前は暴露本が出たときとか最高裁判決が出たときからずっと

事務所に対して正義の拳を振り上げてたかっていうと別にしてないし

ろくに知りもしなかったんだろ

anond:20230914181224

さんざん暴露本が出て最高裁認定されてるのにそれは通りませんねえ

2023-09-13

ジャニーズ事務所東山ソーセージ事件告発木山将吾あの人は今

 イギリスBBCの例の放送から半年が経ち、ジャニーズ事務所は瓦解しつつある。夏前の雰囲気では「噂では聞いた」「当人は故人」「証拠がない」「ごめんなさい」で寸志を渡して逃げ切りそうな空気だったが、再発防止特別チームの予想以上の報告書で潮目が変わった。

 国体護持の立場から、新社長東山紀之となったが、相変わらず「噂では聞いた」としかわず、社名は変わらず、株主も変わらず、方向性も見えず、期限も示さずではまともな商取引しづらいのは正直なところ。

 そして、東山社長が今から40年近く前に、当時のジャニーズJrに『俺のソーセージを食え』と言い放ったことが話題となった。2005年の『SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ』という本の一節をネットニュースが取り上げ、それが拡散した形なる。

 ところで、この本を書いたのは元ジャニーズJr.の木山将吾である。現役時点は山崎正人と名乗っていた。ただ、木山は、18年前にジャニーズ喜多川からの性被害について赤裸々な著作を書いていたにもかかわらず、この半年間のムーブメントでは特にコメントらしいものを発していない。彼はどこへ行ったのだろうか。

 と、ずーっと謎に思っていたのだけど、実は、木山滋賀県に住んでいることが判明した。

滋賀県草津市ホームページ GINLALA音楽ユニット

https://www.city.kusatsu.shiga.jp/citysales/ouen/boosters/list/ginrara.html

 この写真の右側が、GIN山崎ぎんこと、山崎正人、すなわち木山将吾だ。

 山崎1970年まれで、15歳~18歳まで山崎正人名義でジャニーズ事務所所属光GENJI候補メンバーだったが、性被害を受けて退所していく。1988年北公次(フォーリーブス)の『光GENJIへ』などのジャニー喜多川暴露本出版された後、山崎1989年山崎銀名義でアイドルグループ「新・光GENJI」に参加し、それが「SHADOW」となる。SHADOWは、アンチジャニーズ標榜していた地下アイドルグループで、北公次印税を注ぎ込み運営し、後に被害者の会代表となる平本淳也らも参加していた。ただ、きっかけが不純だったからか、すぐに解散している。

 山崎京都などで活動を単発的にしていたが、2005年木山名義で『SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ』(鹿砦社)を刊行した。週刊文春報道があり、2004年最高裁ジャニー犯罪が確定した翌年になる。

 当時、鹿砦社は、ジャニーズ本を多数出していた。ただ、その多くがタレントの住所暴露本でさすがに褒められたものではなかった。社長は同年別件で逮捕されている。2007年には同じ内容でタイトルを変えて「KAT-TUNへ - 赤西仁がやめた本当の理由」と再編集本を出したあたり、同社に胡散臭さがあるのは否めない。週刊文春もこの時期は報道を控えていたこともあり、1988年北公次ときほど話題にはならなかった。

 その後、木山こと山崎ぎんは滋賀県草津市移住し、2010年から滋賀ローカルタレントとして活躍している。GINLALAとして地元女性タレントコンビを組み、地元コミュニティーFM「えふえむ草津」の出演、イベントコンサートの司会などをしている。滋賀県BBCには出演したこともある。

 増田も以前に滋賀県に住んでいたことがあるんで、彼の顔は何度か見かけたことがある。平和堂の催しや、町内会夏祭りの司会などもしていたからだ。名前はうっすらと記憶しているが、その顔や姿、声、話している内容は特に記憶がない。無名セミプロタレントの一人だと思っていた。

 本人は、別に過去を隠しているわけではないようだ。えふえむ草津パーソナリティー紹介では

https://fm785.jp/%e7%95%aa%e7%b5%84%e8%a1%a8/%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%bd%e3%83%8a%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3/

とある。ご本人としては「SHADOW」は黒歴史ではない模様だ。

 ただ、イギリスBBC以降のムーブメントがあるにもかかわらず、木山将吾こと山崎ぎんは、何も発言はしていない。2005年の本はかなり赤裸々にジャニー喜多川の加害を表現していたが、それを改めて言及するのは精神的にかなりしんどいものになるのだろう。コロナ禍で大変だったタレント業もようやく回復しつつある。それを台無ししかねない。山崎はGINLALAgooブログに登場するが、作成相方LALA氏が担当しているようなので、ジャニー喜多川問題への言及はない。

https://blog.goo.ne.jp/ginlala785kusatsu

 思えば、ジャニー喜多川暴露本先鞭をつけた北公次にしても、再婚してワイドショーに登場した1994年以降、ジャニーズ事務所への言及を避けている。1999年10月から始まった「週刊文春」のジャニーズ事務所の連載。第1回目は、同じフォーリーブス青山孝史だった。読者としては、続いて北公次も登場するだろうと思ったが、最後まで何も発言しなかった。後の裁判にも参加していない。

 北としても、芸能界復帰への思惑がある中、言わずが花、という考え方があるのは理解できる。村西とおるらに煽られ暴露本を書いたものの莫大な印税はあっという間に消えた。反ジャニーズの連中が必ずしも自分の味方ではないというのも悟ったのだろう。

 2002年、北は青山おりも政夫江木俊夫らとフォーリーブス再結成している。当時、メリー喜多川は「北と青山ジャニーズ事務所の敷居を跨がせない」と激怒していたという。暴露本に参加したからだ。でも、フォーリーブス名前を使うことができたのは、事務所フォーリーブス4名で何かの手打ちをしたのではと指摘されている。タレント活動するなら、もう反ジャニーズ言及しないと腹を決めたのだろう。北は2012年に若くして亡くなっている。

 おりもは今年5月インタビューで「コーちゃんは、亡くなる直前まで『ジャニーさんに謝りに行きたい』と言っていました」と指摘したうえで、「僕も含めて被害に遭ってない人たちも多くいるわけで、ジャニーズOBや現役を変な目で見ないでほしいです」とジャニーズ事務所擁護発言をし、一部のファン喝采を浴びた。おりもは解散後も長くジャニーズの世話になってきたし、北公次発言を打ち消したい気持ちはあったのだろう。死人に口なしだ。

 今年の母の日である5月14日、山崎地元草津市ホールで「ファミリーコンサート」の司会をする一方、ジュリー藤島東京で「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした。」と述べ、批判を浴びた。

 木山将吾こと山崎ぎんは、遠く琵琶湖ほとりで、この半年ムーブメントをどう見ているのだろうか。本日水曜日は13時から「えふえむ草津」のレギュラー番組「GINLALA 午後は大銀醸」が生放送であるクルマで移動するタイミングなので一度聞いてみよう。

 

anond:20230913064854

この問題で一番ヤバいのは警察が全く機能していないことだろ

あれだけ暴露本なりが出版されているのに見て見ぬふりを続けた警察が最大の癌

ジャニタレへの女性ホルモン注射事実だったとしてさ

複数暴露本に書いてあるからまあ事実なんだろうけど、この国のほとんどの男女に内面化されてる、しかし他の国ではあまり見ない中性的な男を好む傾向も、日本犯罪史上最悪の性犯罪者ゲイペドフィリア嗜好がとんでもなくグロテスクな形でマスメディアを通して俺たちに浸透してしまった結果なんだろうな。

それはジャニタレとそのファンたちだけじゃなくて、この国の文化芸術に多大な影響を及ぼしてる。歴史を遡ってみても、こんなに女っぽい男がもてはやされた時代はなかった。アニメキャラデザインひとつとっても、中性的な男が主役に添えられるケースの何と多いことか。

からさ、ジャニヲタだけじゃなくて俺たち全員の心の中にジャニー喜多川という最悪の性犯罪者が巣くってるんだ。現代日本において彼の性的嗜好が影響してない文化芸術作品を探すほうが難しいんだ。

とんでもないことだ。ほんげー。

2023-09-12

暴露本などで言われていることを知ってた」と「実際にジャニー喜多川が性加害をしている現場を見たり、被害にあった人を知ってた」の違いがわからない人が多いね

北公次(ヤク中逮捕歴有り貧困)が村西とおる児童福祉法違反等で逮捕歴5回のAV監督)に誘われて書いた暴露本なんて真に受けないでしょ

anond:20230912142602

日本人はみんな知ってたよね

暴露本告発もあったし、そもそも最高裁判決も出てたんだし

俺たちみんなギルティ

死んで詫びるのが妥当ではないか

2023-09-11

東山紀之をスポニチ以外のスポーツ紙が一斉にヨイショ…あからさまな“忖度報道”読み比べ

メリー氏にもかわいがられた》を良いエピソードとして語ったり、《時にスキを見せる人間らしさや謙虚な一面の方が武器になる》と褒め倒したりする。

 スポーツ紙の"ジャニーズ観"は今も変わらず、"忖度報道"はいまだに続いている。今までジャニーズ事務所に不利な情報をほぼ報じなかったスポーツ紙も、最近は踏み込んで書いているように見えるが、その実態は……。

 9月7日記者会見では故・ジャニー喜多川氏による性加害だけでなく、社長就任が発表された東山紀之(56)のハラスメント疑惑についても質問が飛んだ。当初は「直接指摘を受けたことはありません。ただ誤解を招くようなことはあったかもしれません」と話していた。

 しかし、過去暴露本記述をもとに「(合宿所で)パンツがない方に『自分パンツを履け』と言ったり、電気アンマをしたり…。ジュニアを前に、ご自身の陰部を晒し『俺のソーセージを食え』(と言ったのか)」と具体的に踏み込まれると、「覚えていることと覚えていないことがある。している可能性もあるし、してない可能性もあるし。若気の至り自分の幼稚さもあったとは思う」と表現を変えた。

 さらには「森光子さんに性接待をしたのか」「莫大な遺産を引き継いだのか」という噂まで聞かれた。こちらについては「全くありません」と完全に否定した。

■「僕のソーセージ」を載せたのはスポニチだけ

 翌日の紙面ではデイリースポーツ以外は東山ハラスメント疑惑について載せていた。この点については忖度がないように見えるが、「僕のソーセージ」「森光子さんへの性接待遺産」という具体的な言葉スポーツニッポンしか掲載されなかった。

森光子さんに関する質問は会見の趣旨から外れており、書いてなくても特に不思議はありません。ただ、昨年辺りからジャニーズに厳しいスポニチは書いて、他の5紙がスルーしている点は気になります。そして、東山さんの社長就任についての評価を読むと、未だにスポーツ紙には"無意識忖度"が働いているように感じます

週刊誌記者

 記者コラム比較すると、各紙の忖度度合いが明らかになる。まず、スポニチを読んでみよう。

《自社タレントの中でもジャニーメリージュリーの"同族経営"3氏と最も近い東山を新社長に起用。事務所の今後の運営第一に考えた人選とも見え、再発防止特別チームが提言した「解体出直しからは程遠い船出と取られかねない》

コラム記者の目』)

「僕のソーセージ」「森光子への性接待遺産」を載せたスポニチは厳しい。SMAP解散騒動の頃とは比べ物にならないほど、忖度しない姿勢を見せている。

 次に東京中日スポーツを読んでみよう。

《生みの親で育ての親でもある恩人と完全決別し、きっぱり現役を引退して諸問題と向き合う意志の強さはしっかり感じることができた。ただ所属タレント長男坊ではあるが、若い世代タレントとはほとんど接点がなく、今後いかにしてリーダーシップを発揮するかに注目したい》(コラム記者の目』)

 良い点も挙げながら、《若い世代タレントとはほとんど接点がなく》と不安点も指摘している。本来記事にはこのようなバランスが求められる。しかし、他のスポーツ紙東山社長就任に対し、前向きな言葉が並んだ。

 デイリースポーツはこう書いた。

信頼回復のため陣頭指揮を執っていく立場として、明確に「脱ジャニー」を掲げていくしかない。そんな強い信念が見て取れた》(コラム担当記者が見た世紀の会見』)


東山の“良い人エピソード”を並べた報知日刊スポーツサンスポ

 スポーツ報知日刊スポーツサンケイスポーツには"良い人エピソード"が並んでいる。報知から見よう。

東山は自他共に認めるストイック。1日腹筋1000回、月に100キロ走ることを35年以上続けている》《裏方への気遣いも欠かさない。ドラマ現場では自ら進んで食事に付き合い、深夜まで現場の声に耳を傾けることも。体形キープのため酒席から走って帰る生真面目さも》(コラム『こんな人』)

 報知

《今後は、傾聴力とストイックさで抜本的な変革が求められる》と結んでいる。ジャニーズ寄りに違いはないが、《抜本的な変革が求められる》と書くだけ"称賛感"は幾分薄くなる。一方、日刊スポーツ編集委員東山の人柄を"絶賛"している。

《かつて「サンデーLIVE‼」で、悪質な詐欺事件を取り上げた際、「こういう人にはバチが当たります」と真顔で言うのを見て、思わず笑ってしまたことがある》《この人に染み付いたかなり古風だが、確かな倫理観が思わず口をついたようだ。事務所を立て直す上で、何より大切な資質に違いない》

 こう感じたこから、次のように結論づけている。

《会見で指摘されたように1020代の頃には、当時は当たり前だった「体育会」的な行動があったのかもしれないが、今は後輩やJr.相手にした「聞く力」を十分に蓄えているはずだ》《これからは時にスキを見せる人間らしさや謙虚な一面の方が武器になるのだと思う》(以上、コラム『こんな人』)

《当時は当たり前だった「体育会」的な行動》が何を指しているか不明だが、もし仮に暴露本記述だとすれば、当時でも間違いなく非難される行動であり、決して"当たり前"ではない。

■恥ずかし気もなく「記者のゴチ自慢」を披露したサンスポ

 サンケイスポーツは、本人との具体的なエピソードを綴っている。

メリー氏にもかわいがられた。“女帝”といわれた同氏から食事の誘いを周囲が断りがちな中、東山は常に応じる社交性を持ち合わせ、“人間力”を磨き、森光子さんを筆頭に萬屋錦之介さんら先輩のスターからも寵愛された》《取材の際、自身への差し入れだったおはぎを食べながら「おいしいですよ、どうぞ」と報道陣に勧めたり、飲食店でばったり合った顔なじみの記者ボトル1本おごるなど隅々まで気遣う細やかさも一流だった》(コラム『新社長 東山紀之という男』)

 図らずも、東山ジャニーズ事務所で伸し上がってきた理由がわかるような"逸話"の披露となった。

権力のある人間に寄っていくのは自然なことですし、東山さんがメリー氏との食事にも積極的に応じていたことで、他のタレントが助かった面もあるでしょう。これ自体が悪いわけではない。ただ、サンスポ記者ボトル1本おごってもらっていたわけで、懐柔されていたと思われても仕方ないですね。このような過去があるからスポーツ紙忖度簡単にはなくなりません。今回のコラムを書いた記者ジャニーズ担当ばかり。これからは、今までジャニーズと関わりのなかった人を担当にしないとダメでしょうね。テレビ局にも全く同じことが言えます」(前出の週刊誌記者

 会見で、元V6井ノ原快彦(47)は「忖度って日本蔓延っているから。これをなくすのは本当に大変だと思います。だから皆さんの問題でもある」と話していた。

 スポーツ紙は早くも"忖度をなくす困難さ"を露呈してしまった。

2023-09-10

ジャニタレにどこまで責任があるのかという話

死んだ爺さんがやらかしたのは責められて仕方ないとして、タレントに「お前ら知ってたのに組織ぐるみ隠蔽してた!悪だ!」ってのは無理があるんでねーのかと思ったりする。

いや実際全員がやられてたって言うならそりゃみんなで隠蔽してたってことになるけど実際自分の息子とか弟事務所に入れてるジャニタレがいること考えると全員が全員被害にあってるとは言えなさそうな気がするんだよな。

んで、芸能人なんて毎日のようにマスコミにあることなことなことないこと書かれてるんだから暴露本とかネットで爺は性加害してる変態だって言われてるって知ってたって自分や周囲にそんな被害なかったら「まーたなんか外野適当なこと言ってる(呆)ほっとこ」ってならないか

当時子供安全に預かる責任のあった、運営に携わってた人間ちゃんと噂にも危機感もって調査なり対処しろよって思うけどタレントにそこまで求めるのは酷だろ。

ていうか当時Jrを統括してたとかいう旧SMAPマネが爺の加害知らねーって言ってるほうが問題だろ。知らねーのかよ。そこをつつけよ。どうなってんだよ。タッキーJrボスだったんだろ。なんか知らねーのかよ責任ねえのかよ。

あと新社長ソーセージ()が叩かれてるけど昭和接待飲み会とか若手が裸になって踊ったりちんちん頭に乗せたり靴にビール注いで飲んだりしてたって言うじゃん。先輩も言ってたわ。ちんちん皿の上に出すの今の感覚だとキメーなって思うけど、それが許されちゃった時代じゃん。某◯優も先輩が寝てる後輩の顔にちんちん乗せたとか笑ってしゃべってたわ。

どうせマスコミとかも宴会で暴れて男芸者とかなんとか言ってた時代経てるのにソーセージ()必死に叩いてんのクソキメェな

とりあえずジャニ意味わからん中途半端な会見やってないでしっかり調査して当時在籍してて被害にあったという証言真実と思われる相手には謝罪補償粛々とやれ。過失とそれに対する対応をしたかどうかがわかるように調査はきっちりやれ。膿は出しきれ。んで爺とは無関係だろう未成年のちっこい所属タレントとかかわいそうだからちゃんと守るって態度を示せ。セカンドレイプは許すな。

事務所は後手後手だしマスコミは掌クルーで都合よすぎだし何もかもがキメエしテレビつけるとこの話ばっかでイライラする。出てくる人間みんな頭わるすぎだろ。

かわいいペット映像でも見せろや。

2023-09-08

anond:20230908110548

暴露本かにありそう…

さすがにあったら話題になるか…

anond:20230907193750

今まで暴露本とかあったけど、全く取り上げられなかったようだね…信憑性なのかもしれないけど、ことが大きすぎないか

日本って児童虐待に甘すぎないか…?

こんな会社日本一有名なタレント事務所だなんてな…

男児女児を集めて育ててタレントにする。

普通に事務所としてあるだろうけど、Jニーズがここまで勢力が強くなったのは何でだろ。(そういう歴史暴露本には書いてあるんだろうけど読んでない)

ブルーオーシャン時代勢力拡大して、その後他を寄せ付けなかったんだろうか?

(某番組で他事務所男性グループ排除したとかは聞いたことがある)

ブルーオーシャンというより、皆が忌避するようなグレーゾーンスレスレを攻めて、当たったんだろうか。

欲望ビジネスはやったモン勝ちのところがあるし。

2023-07-12

手越祐也を愛していた、愛していたかった。今でもきっと愛している。

近頃平野君と神宮寺君の、というか脱退ジャニーズ関連のニュース世間を騒がせている。

ジャニーズ卒業・脱退・解散する、というニュースを聞くたびに、私は手越のことを思い出して苦しくなる。

手越祐也がNEWSを、ジャニーズをやめて3年が経った。

なんでこのタイミングで書き起こそうと思ったかというと、前述のキンプリ騒動をはたから見る中で、そろそろ一度振り返ってみてみてもいいんじゃないかと思ったからだ。

というか、オルタネートを書いた加藤さんではないけれど、あの出来事から3年という長い月日がたって感情的ならずに思出せるようになって、でもこれ以上離れてしまったらきっと気持ち記憶も色あせてしまうから、「今」が最初最後タイミングなんじゃないかと思った。

何を話すかといわれると難しいが、結局のところ手越のことをどう思っているかというお気持ちと思い出をたどるための文章である

どこから話そうか迷ったが、時系列順で話すのが一番いいのかもしれない。

小学生のころ、私はジャニーズなんてみじんも興味がなかった。

なんか女子が騒いでるなあという感じで、当時の関心ごとといえばサッカー観戦、ポケモンイナズマイレブン受験勉強ライトノベル、あとはおままごととかだろうか。

でもVS嵐も、イッテQも、地獄先生ぬ~べ~も、鉄腕ダッシュも見ていたし、キスマイの光のシグナル(ドラえもん主題歌だった)も大好きだった。

ごくごく普通小学生だった。

中学生になって、親友ができた。

彼女は歌がうまくて、カラオケが好きで、そして増田担だった。彼女カラオケに行くと、親友は必ずNEWSの歌を入れる。

当時4+FANの合いの手リズムがわからなくて苦戦したのをいまだに覚えている。

友達が歌う曲をどうせなら一緒に歌えるようになりたいと思うのがカラオケ好きの性である

親友に頼んでNEWSCDを貸してもらい、聞いてみたのが多分2017年

まずNEWSの歌にはまった。

アルバムを4つくらい借りたのでそりゃ一曲くらい好きな曲もできるし、テゴマスは当時から歌がうまかった。

歌番組の時に親友からアナウンスがあったので、時間が合えば見ていた。

当時日テレっ子だった私は、イッテQ手越を、everyで小山さんを知っていた。

気づけば親友からテレビドラマバラエティ番組情報アナウンスも入るようになり、私はNEWSをしっかり好きになっていた。

親が厳しかったためにファンクラブは入れず、ライブも行けなかったが、私は私なりの最大風速でNEWSのことが好きだった。

それから2020年まで、のんびりと、自分なりの距離感ではあったが「好き」を貫いていた。

2020年2月NEWS LIVE TOUR 2020 STORY当落発表があった。

2017年のNEVERLAND、2018年EPCOTIA、2019年のWORLDISTA、最後2020年STORY

4つのライブ頭文字をつなげると「NEWS」になるこの4作品は、通称「4部作」と言われるもので、NEWSにとっても、ファンにとっても思い入れの深い、大事大事ライブだった。

STORYアルバム)」にはファンの将来の夢が収録された楽曲や、メンバーからファンに向けてつづられた思いのこもった楽曲、9人時から気持ち言及するような楽曲インタビューなどがふんだんに盛り込まれていた。

チームNEWS全員にとって本当に大切なアルバムで、私たちSTORYライブ成功を心から願っていたし、心から信じていた。

しかし、世界新型コロナウイルスによる混乱に見舞われた。

様々なイベントの中止が決まっていった。

STORYももちろん例外ではなかった。

「来月にはこのパンデミックが収まる」と信じて駆けずり回ってくれた方がどれだけいたのだろう。

三大ドーム城ホ横アリ

大きな会場を抑えてファンのために準備してくれていた。

ライブ直前のラジオ内で行われたマジカバナナ的なゲームでは、「準備万端といえば?」「「「「STORY!!!」」」」と4人で口をそろえて言ってくれていた。

河川敷ランニング中、桜の舞う中で聞いたその言葉を今でも覚えている。

しかし準備万端だったはずのライブは一公演一公演丁寧に中止を重ねていき、結局全公演中止になってしまった。

実はあの当時、ファンの間でうっすら「STORYが終わったらNEWS解散or 何かしら節目を迎えるのでは?」という空気があった。

実際どうだったのかは本人たちに聞かないとわからない。

それでも、STORYに込められた気持ちはそれだけ大きかったのだ。

「この作品最後なのかもしれない。そんなことはあってほしくないけれど、もしそうであれば、悲しいけれどきっとどうにか受け入れることができると思う。」

そうファンに思わせるほどものだった。

時が来れば必ず報われると思っていた努力が、世界規模の不幸によってぶち壊されてしま気持ちは痛いほどわかる。

この辺は一回全員back number水平線』と 「入学から、この世界だった僕たちへ。」を聞いてきてほしい。

当時高校生だった私も何度も泣いた。

当時仲の悪かった母親背中をさすられながら、夜中に号泣したこともある。

高校生活の中で最も大事な思い出になるはずだった最後合宿が、文化祭が、体育祭が、すべてがなくなってしまうやるせなさに、どれだけ頑張っても結局行われなかったそれらにたいして、声をあげて泣くことしかできなかった。

そんな中で、私はジャニーズWESTに出会っていた。

彼らは底抜けに明るかった。

少なくとも明るくあろうとしてくれた。

まあ彼らに救われたことに関して詳しく書こうとすると長くなるので割愛するが、ジャニーズWESTと出会たことで私のジャニーズ世界は大きく広がっていた。

NEWSはびっくりするぐらいジャニーズ内での縦のつながりがない。

気がする。

あったらごめん。

小山さんと手越からちらほら後輩の名前が挙がっていたくらいで、残りの二人に関しては正直ほとんど思い出せない。

増田さんは兄貴高橋君がいるか

加藤さんは正門君と如恵留くんがまあ居るか?と思ったが、名前が出始めたのはコロナ後かもしれない。

少なくともグループ全体でかかわりの深い後輩グループみたいなのはなかったと思う。

NEWSしか見ていなかった時代、全員顔と名前が一致していたのは正直NEWSと嵐とTOKIOだけだった。

ジャニーズWESTはそこが大きく違った。

関西での縦の結びつきは、とんでもなく強かった。

WESTと仲のいいだれだれが出ているなら、時間もあるし見てみよう、という感覚で、芋づる式に「顔と名前とざっくり性格くらいまでなら把握している」程度のジャニーズが増えていった。

とまあそんな時期、手越が飲んでた。

外で、女の子呼びつけて。

「ねーわ」って思った。

でもまあ手越だし。

そういうやつだし。

そりゃ謹慎くらいするべきやろうけど。

まあ謹慎開けたらちゃんと戻って来るやろと思っていた。

文春では退所報道とかもあった。

正直なところ不安も大きかった。

Johnny’s world HAPPY LIVE with YOUが発表され、NEWSが3人で出演すると知ったときは動揺した。

見るのが怖かった。

それでもNEWSが好きだったから、あとこれは余談だけど、同じ日の出演者ジャニーズWEST(推し)とHey! Say! JUMP(当時好きだった女の子推し)だったのでその日の配信チケットを買わない選択肢はどちらにしろ無かった。

3人のステージを見て、安心した。

泣いた。

それはもうボロボロ泣いた。

簡単セトリを書くと

クローバー」:NEWSからファンへのメッセージソング、4人それぞれが自分パート歌詞を書いた。手越ソロパート前半は歌わず、後半は3人で向かい合って歌った。

weeeek」:6人時からずっと歌っているライブ定番曲であり、代表曲

エンドレスサマー」:6人時代の思い出の曲

「Going that way」:小山さんのソロ

世界」:加藤さんのソロ

「戀」:増田さんのソロ

UR not alone」:4人の代表曲ライブ最後アンコールで必ずうたわれる名曲。ラスラビ手越ソロパートこちらも歌唱ナシ

手越ソロパート部分を歌わないという選択をした三人を見て、三人は手越の帰る場所を守ってくれているのだと思った。

ほかの2グループアイドルらしいきらびやか衣装で華やかな曲を歌っていて、言い方を変えれば自分たちのファン以外の子たちにも楽しんでもらえるような、それでいて自分たちのファンにも愛を届けられるような、そんなバランスの取れたセトリを組んできたのに対して、NEWSははなからNEWSファンと、それから手越のことしか見ていなかった。

セトリを今確認してみても、MCがないのはNEWSだけだ。

状況が複雑な中、語ることを選ばなかったのかもしれない。

当然だろう。

でもそれと同じくらい、手越さんが一番輝くステージで、ライブという空間で、歌を歌うことで、私たちに、彼に、語りかけようとしてくれたんじゃないかと思う。

私は手越の部分の空席をあえて作るその演出を「3人は手越が返ってくると考えている、これはその表明である。何も案ずることはない。もう少ししたらまた4人のNEWSになる」と受け取った。

違った。ダメだった。彼は帰ってこなかった。

3人での配信ライブが行われた次の日、「18時半に手越に関する重大ニュースがある。おそらく退所報道である」という情報リークされた。

昨日の配信ライブで得た確信なんてものはいつの間にか崩れ去っていた。

私はそのリー情報が本当な気がしてならなかった。

どうしてもその事実を受け入れたくなくて、夕方17時に布団に入った。

ただの現実逃避だ。

知るタイミングを遅らせたからと言って事実が変わるわけではないのに。

朝起きて、ニュースを見た。

不思議とこの日の朝から記憶あいまいで、もしかしたら無意識で封じ込めてしまっているのかもしれない。

泣いた気がする。

気がするだけだ。

3人の側があれだけお前の居場所を作って待っていてくれたのに、なんて不義理なんだ。

せめてSTORYは終わらせてから抜けてほしかった。

あれだけ一生懸命準備してきたものを放りだして「今」退所しなきゃいけない理由があるのか。

事務所じゃできないことって何なんだ。

会見と、その後の活動半年間くらいはみていた。

でも結局彼がわからない。

今書いている恨みつらみが、どの時点で私の中に生まれ感情なのかも正直わからない。

「やめたくなかった」「まだ続けたかった」という発言散見されていた時、「じゃあやめなきゃよかったじゃん」「今ならまだ間に合うから、戻らせてくださいって頭下げて戻ってきてよ」と思っていた。

それと同時に、私たちを、四部作を、3人を、すべてを放りだして知らない人たちと知らないところへ行ってしまたことに激しく怒っていた。

暴露にもならないような浅い内容の暴露本を出したことにはぶちぎれていた。

それでも、彼が好きな気持ちもまだあった。

心のどこかで彼を信じていた。

彼を嫌いになることで、彼がいた時代の楽しかった思い出たちまで嫌いになるのは嫌だった。

でも、脱退前後以降の彼の行動は到底許せるものではなかった。

気持ちの整理がつかなくても手越勝手にズンドコ進んでいっちゃうし、NEWSの3人も少しずつ動き始めていた。

少しずつ「3人のNEWS」が当たり前になっていって、人数が少なくなっていった自虐もたまに挟まるようになっていって。

あといつの間にかNEWSKinKi Kidsに次いで上から二番目になっていたことにびっくりした。

ずっと中堅くらいの意識だった。

そういえばもう嵐もTOKIOV6SMAPタキツバいねえや。

あとたまに忘れちゃうけど、エイトのほうが一年デビュー遅いですよ、これは増田さんへ。

ジャニーズ事務所手越アイドルでいさせてくれた。

あの事務所のおかげで、私たち魔法にかかっていられた。

脱退後のインタビューで、「多くの人は、アイドル事務所という“魔法”にかかっている」と手越が話していた。

違う。

多分違うと思う。

あなたは“魔法”をかけてもらっていたのだ。

“ただの手越祐也”ではなく、“ジャニーズ事務所NEWSアイドル手越祐也”だったから、私たちあなた素行を、すべてひっくるめて、「アイドル個性」と思って愛することができた。

むろん愛すべきところがたくさんある人だ。

花が開いたようにパッと明るく咲く笑顔が大好きだった。

周りを巻き込んで笑わせてしまうような、自分の信じているものに対する絶対の自信からくるあの笑顔が大好きだった。

人の心に直接刺さるような、それでいて華やかで、のびやかで、何にも縛られないような歌声も好きだった。

いつだかジャニーズみんなでTOKIOの『宙船』を歌ったとき、一人きりで上ハモ担当していた。

あの時の誇り高さは、あれだけの大人数でも埋もれない美しい歌声は、きっと一生忘れない。

運動能力の高さと、周りの空気を作り上げてどんな難題だってこなしてしまうところは、天性のアイドルだと思っていた。

彼以上に「アイドル」という言葉が似合う人間はいないんじゃないかとすら思っていた。

どこにも行かないとは思っていなかった。

きっといつかどこかへ行ってしまう人なのだろうと思っていた。

それでも、あなたの安住の地が、優しいあなたの探してた場所が、僕らの愛したここであればいいと思っていた。

今でも正解がわからない。

NEWSいたころの手越が大好きだ」「2020年以降のことに関しては絶対に許せない、許さない」という、相容れない感情いつまでもぐるぐる渦巻いている。

カラオケSUMMER TIMEMVなんか見ちゃうやばい

あのMV全員ビジュ良いけどその中でも手越さん可愛すぎないか

気づいた人がいるかどうかはわからないけれど、私いままでこの文章の中で二回だけ「手越さん」呼びをした。

この段落での一回と、3人での配信ライブの内容に言及したときの「でもそれと同じくらい、手越さんが一番輝くステージで、ライブという空間で、歌を歌うことで、私たちに、彼に、語りかけようとしてくれたんじゃないかと思う」という文章の中。

この三年間、私は手越を恨み続けてきた。

コロナ前までは「手越さん」と呼ぶことも少なくなかったが、退所後はかたくなに「手越」と呼び続けてきた。

ちなみに残りのメンバーはずっと「小山さん」「増田さん」「加藤さん」「山P」「錦戸君」呼びだし、ほかのグループの人のことも呼び捨てをすることはめったにない。

これはささやかな反抗だった。

私は、「私はあなたを許さない」という気持ちを込めて「手越」と呼んできた。それでも、彼のことを愛おしいと思うときには思わず手越さん」と呼んでしまうのだ。

結局私は彼に対するこの矛盾した気持ちを抱えたまま生きていくしかないのだ。

退所前後の一連の行動は許していない。

きっと一生許せないけれど、彼が健康で、幸せでいてくれるといいなと思う。

今の彼のことを応援しているファンのことを盲目だとも思わない。

彼にはそれだけの魅力もある、訴求力がある。

好きになってしまうのはしょうがない。

あの奔放さを、考えなしな一面を、どうしようもない自我の強さを、許すことができるのであれば私だって今の彼の活動応援したい。

もう一度あの伸びあがる歌声を聞きに行きたいし、はちゃめちゃさで成り立ってしま天才的なバラエティ感覚享受したい。

でもだめだ。

ダメなのだ

許せないのだ。

何一つ。

愛していたからこそ。

信じていたからこそ許せないのだ。

それでも愛しているのだ。

結局この話に結論なんてない。

せっかくなのではてなに挙げてみるが、誰かに届くかどうかなんて考えてない。

ただ、こういう折り合いのつけ方をした人間もいる。

というのをどこかに放流しておきたかった

すべてのアイドル幸せでありますように。

できる事ならファンにとっての幸せと、アイドルにとっての幸せが同じでありますように。

2023-07-02

松尾潔粛清されて当然という理由

結局ガセネタ

良いですか。落ち着いて聞いてください。

ジャニーズ被害問題半年経ってもこれです。

バカ「性被害証拠ありますよ?!」

ファン「はよ出せや!」

バカ「出る所でますよ?!」

ファン「はよ出ろや!」

バカタッキーに聞いたら後悔しますよ?!」

ファン「はよ聞けや!」

ジャニーズ事務所「(シカト)」

テレビ局「出演継続で」

https://twitter.com/diver_down_fly/status/1675331532221988865

# 性被害どころか議論すべきは冤罪報道

歌舞伎役者セクハラどころか両親が自殺しました。

殺したのはマスコミです。

次にジャニー喜多川冤罪です。

誰も警察に訴えない。

証拠がない。

それは冤罪です。

秒殺につぐ秒殺

ジャニーさんのひざの上に乗って耳舐めなきゃだめだよ」“ジャニー被害”を26年前に告白した元アイドル豊川誕が明かす《芸能界の悪習》と《ジュリー社長への願い》

#文春オンライン

この方も覚醒剤などに手をだしてお金に困ってあの鹿砦社から暴露本を出したけど、克服したあとジャニーズ事務所に謝罪されたり、北公次氏の名前暴露本を出させた村西監督に怒っていましたよね。不思議です。

被害にあったときの部屋がどうだったか議論になってるけど、それはどっちが悪いとかじゃなくて、きちんと告発側や報道側がきちんと伝えるべきことでしょ。

小学生と書いて中学生

ツインと書いてスイート

こんだけ記事発言が違っていたら誰も信用できないって。

被害内容はやたら誇張した比喩的表現を使うのに、証拠となりうる日時や場所最初報道(文春記事)から一切の進展なし。

ふつう時効が過ぎてるなら、なんとかして信用してもらおうと、そのあたりは被害内容よりも優先して伝えると思うけどね。

あと間違っていたなら必ず謝罪すること!

別の意図

今回の報道は明らかに今の社長をやめさせようとしています

そこでちらつくのが飯島三智です。

まり飯島乗っ取りを仕掛けている。

その気配がある。

当時、ジャニーズ事務所の中では「ジュリー派」と「飯島派」という二大派閥が角逐し、その派閥トップのどちらかがジャニー社長後継者に選ばれるのだろうという見立てマスコミ業界常識だった。その二大派閥領袖は、メリー氏の長女である藤島ジュリー景子氏と、実力派マネジャー飯島三智氏であった。ジュリー氏は嵐やTOKIO関ジャニ∞といった主流派担当。一方の飯島氏はSMAP。当初は“ジャニーズ落ちこぼれ”と言われた彼らの名声を高からしめ、国民スターに育てた赫々たる功績があった。

叩かれているのが嵐ですね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4923ac36017824a3b8be010506384d77a9e0be56

まとめ

やっていることは魔女狩り狂気

本質説明できず嘘に乗っかるのはメディアにいるべきではない

松尾潔権力批判どころか権力と一体化

性犯罪厳罰カルト狂気であり、洗脳されている

それか強請られているのだろう

以上から存在する意味がない。

失せろ。

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