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2021-02-18

理解のある彼女になれなかった

理解のある彼女になりたかった。

彼氏就職に失敗し、単純労働作業アルバイトをしているうちに鬱になった。

自分イメージする、優秀でバリバリ働くリーダーシップのある自分と、

深夜コンビニバイト店長に怒られている自分とのギャップを埋められないで苦しんでいた。

知り合いの紹介で縁故採用ならばしてもらえるけれど、そんな就職はしたくないと言っていた。

メンタル系のクリニックに連れて行こうと思ってカウンセリングの予約をした。

俺はうつ病じゃないと言って暴れて医者に行ってくれなかった。

私も大学生で若く、どうしたらいいかからずに泣くしかできなかった。

殴られはしないけれど、ずっと俺の苦しみがわからないお前は勝手だとか、

お前は気楽でいいよな…とか、お前はお前はの呪詛しか聞かなくなった。

自分も鬱になりそうで別れようとしたら、就職に失敗したのはお前のせいなのに見捨てるのかと言われた。

「本気で抵抗してもどうせ敵わないんだってところを見たいか抵抗してほしい」と言われて

腕を掴まれて押し倒されたときに『この人は、なんでもいいか自分が誰かに勝てるっていう自尊心

満たしてくれる相手必要としているだけで、しかもそれを性犯罪によってなそうとしている』ともう

どうしようもない気分になって、逃げるように別れた。

優秀でないといけない、就職しないといけない、うつ病になるのは弱いから、

そういうプライドを捨てられないふうに育ってしまったのが可哀想だとは思う。

でも理解ある彼女にはなれなかった。

2021-02-16

anond:20210216192814

バリバリ稼ぐキャリア女子が辞めるイメージないんだが。

てかそのレベル女性じゃないと下方婚とか無理だろ。

現代の男有利な社会で女より儲けの少ない男なんてほぼおらんだろうし。

左翼は男を救わない

以前から左翼右翼揶揄する言い方として「右翼肉屋を支持する豚」という言葉がある。

まあ根本的な話として「人を豚呼ばわりしておいて、左翼支持に変えるわけねーだろ」と思うのだけど、それは一旦置いておくとして考察すると、つまりこの言葉は「右翼政権を支持してもお前らに利益はないよ」という意味だと思う。

ただその理論について男であるから言わせれば、「でも男が左翼支持したところで、左翼は男を救わないだろ」って思うんだよね。

どういうことかというと、まず前提として左翼は「弱者救済」を基本理念に掲げていると理解している。

で、それ自体は無論悪いことではないのだけど、その弱者救済リソースは天から降ってくるわけではなく、誰かがそのコスト負担しなければならない。そしてそれを負担するのは現在強者だってことでしょ。

そしてその現在強者とは、ジェンダーバイアスが著しいこの日本においては、つまり「男」ってことでしょ。つまり男が一方的に損をして、差別を受けている女を救済しろってことでしょ。

ここで言う「コスト」とは何も金銭的な話だけではなくて、今まで楽をして差別をしてきた男が今までよりも住みづらい社会に変革することで発生する、精神文化的デメリットコストとして支払えと言ってるわけでしょうよ。

とは言え、まあそういう社会に変えていこうとすることは否定できないよ。何故なら人は幸せに生きようと努力する権利があるからね。

ただそれを「右翼肉屋を支持する豚」とか言って、あたかも「右翼は損」みたいな嘘をつくのが許せないんだよ。お前ら左翼だって人を損をさせる気満々じゃねーかよ。

損得勘定の話で「右翼は損」ってことなら、男にとって「左翼は大損」だよ。

右翼肉屋を支持する豚」ってことなら、男にとって「左翼は豚嫌いを支持する豚」だっての。

肉屋ならエサはくれるし、屠殺される前に隙を見て逃げられることもある。だが豚嫌いが豚に何をする? 嫌悪するのか殺すのか? それのどこにメリットがある?

と、こう言うと「左翼弱者男性は救うよ」と言うかもしれない。そんな嘘をまた言うかもしれない。

あのさー、左翼の救済優先順位独自の「かわいそうランキング」で決まるってことは、こっちは分かってんだよ。

で、そのランキングにおいて「男」ってだけで、順位バリバリ下位なのは、こっちは分かってんだよ。男の救済が圧倒的に後回しってことは、こっちは分かってんだっての。

貧困男性左翼が救う?」 えっ?今まで「子供部屋おじさん」とか「キモくて金のないオッサン」とか揶揄していた人たちが? 男の貧困なんて「男という圧倒的優位を生かせなかったクズ」としか思ってないでしょ。

性的マイノリティ男性左翼が救う?」 えっ?体が男のトランスジェンダーな人が、女風呂を使うのを決して認めない人たちが? 体が男のトランスジェンダーなんて「偽装性犯罪者」としか思ってないでしょ。

障害者男性左翼が救う?」 えっ?障害者男性金銭的利用価値ゼロと思ってる人たちが? 障害者男性なんて「惚れられたらキモいから関わりたくない」としか思ってないでしょ。

と、こう言うと「左翼フェミニスト混同してる」と言うかもしれない。しかし、日本における左翼は女が圧倒的に多いってのは事実

となれば左翼政権なんて、ほぼほぼフェミニスト政権じゃん。右翼支持母体である日本会議」の意向に影響される、って話が事実なら、左翼フェミニスト意向バリバリに受けるでしょうよ。

まーもちろん、改めて言うが、人は幸せに生きようと努力する権利があるからね。それは好きにすればいいと思うよ。

ただ「左翼は男を救わない」のは確定的に明らかなんだから損得勘定の話で「右翼は損」なんて嘘をつくのはやめてほしいんだよね。

その上で右翼左翼は、正しく対立あい、憎しみあい、奪い合えばいいんじゃないかな。

2021-02-15

フェミナチは実際に活躍してる女性たちには迷惑しかなってない

仕事もできて管理職技術職でバリバリ働いている人格的にも尊敬できる人たちは、ネットで喚いているポリコレ棒振り回す基地外女みたいなフェミ誰一人としていなかった

大体キーキー喚いているのは学をマトモに使う脳みそも持ってない仕事もできないくせに自己憐憫だけは一丁前のクズみたいな女が多かった

そういう後者みたいな一眼みて「いかにも自分はマトモに社会で生きていけませんって感じの基地外女」が自分理想通りの世の中になったとして

一番酷い目にあって泣きを見るのは前者の女の人たちだと思う

権利を主張したいなら努力して結果出せボケ

2021-02-13

anond:20210213223747

バリバリ新自由主義から"毒素に強く侵されてる"って表現が1歩後退したね。

それと種苗法改正なんかはどうなの?

開発者権利を守るという「新自由主義」のそれとは真逆趣旨だけど。

anond:20210213223239

いやバリバリ新自由主義とか言ってたくせに

修正しかかってた”とか痛いところ疲れて逃げ打ってるようにしか見えないよ。

anond:20210213214104

いやいや、民営化や、票にならない公的支出医療でも研究でも教育でも研究投資でもバンバン削るわ、労働法ガンガン緩めるわ、外国人入れまくるわ、消費税上げるわ、法人税、累進所得税減らすわしてる。

票になるところがかろうじて少し甘いだけで、バリバリ新自由主義だよ。

anond:20210211201449

増田バリバリの上昇志向ある系だし、話題作は読書する程度の国立卒のフェミニスト

「系」とか「話題作」とか「国立卒」とか「フェミニスト」とか、自己紹介でこういう語彙を使う人って、男女問わず舐められそうな雰囲気ある

エンジニアになった立派な経歴の女の人のnoteとか最近よくみるけど、人生順風満帆やん〜うらやまし〜勝ち組の自慢話つまみに飲むストゼロうめぇ〜〜〜な〜〜〜〜

リーマンショック就職なくてたまたま滑り込んだシステム会社で6年働いてパワハラと過労で半年休職から退職して、そっからずっと事務系の派遣で細々と食い繋いできて、コロナ直前に運良く大手営業事務正社員採用してもらえて、コロナ禍の在宅勤務のサポートインターネット繋がらないとかリモートPC調子が悪いとかなんかそんな雑用毎日付き合ってたら、社内のシステム部門に異動を打診されて、いわゆる社内SEの下っ端になった

やってるのはえらいおじさんたちのリモート会議の設営(自分で設定できないからお客さんとリモート会議する時だけ会社に来る人がかなりいる)と、あとはこんな状況で入社&退社する人用のPCの設定とか、パスワード間違えすぎちゃってロックかかった人の対応とか、PC関連の備品管理くらい

他の人はなんかもっと高尚なことしてるっぽいか雑用事務仕事やってくれる人が来てラッキー!って雰囲気でこの先も大した仕事任されることもなさそう

年収三百万無いのにそんなにいろいろ任されたくもないし良いけどさ〜

なんかもうそもそもの気持ち的にもバリバリ第一線で働くキラキラIT女子☆ミみたいなノリに持っていけない。

学生時代夢小説サイトを作ってJavaScriptとかなに〜わからんけどCookieよりJavaScriptのやつの方がなんかカッコよさそう〜CGIの設置わからん〜〜動かん〜〜とかやったり、フレームじゃなくてIフレームなんていうのがあるんだな〜おしゃれ〜とか、当時流行ってたCSSサンプルコードを眺めたりいじったりしてた頃みたいに、新しい技術の話とかも楽しいとか面白いとか全然思わない

多分もう10年もしないうちに親の介護仕事辞めて実家に戻って親の年金コンビニバイトかなんかで暮らす路線が確定しちゃってるもんなー

そもそもの適正とか、キラキラしい経歴とか、もっと若いうちから理解ある彼くんとか夫くんとかがいたらまた違ったのかもしれないけど、「でもそうはならなかったんだよ」ってやつなんだよな〜

最悪仕事辞めてもしっかり退職金も年金ももらえる元公務員の両親と親の持ち家があって良かったな〜と思って細々とやっていきましょうね

2021-02-12

anond:20210212231850

いやだからその保守的社会において女は別に働かない選択肢もあるでしょ。保守的社会なんだから

自由主義的な社会に生きるなら別に独身バリバリ働きゃいい

必読書コピペマジレスのやつのパクリ海外文学

パクリ元→ https://anond.hatelabo.jp/20210212080317

だって楽しそうだったから...(自分文学的教育は受けてないし、誰かと読んだ本の感想を共有することなんてないので、元増田文学サークルとか友人とか出てくるのがうらやましい)

ネタバレありだけど、ちゃん確認せず書いてるので記憶違いがあるかも。あと、後半になると全然読んでなかったわ。

ホメロスオデュッセイア

オデュッセウストロイ戦争から帰る途中で船が難破して右往左往頑張るのを眺めるお話なのだけど、勇敢で直情的な普通おっさんなので苦労するところは苦労してて良い。あと、イリアスと比べても昔の神話らしく出てくる人物とか神様の類がガチ理不尽なので良い。話がズレるけど、イリアスにはディオメデスというやつが主人公然として出ずっぱりなのだけど、オデュッセイアの回想には全く出てこないし、アガメムノンとかアイアスとかと違って他の作者の物語にも出てこないのだけど、あいつなんなん?

旧約聖書創世記

途中で読むのをやめた記憶がある。

ソポクレスオイディプス王

エディプスコンプレックス父親に対向心を燃やし、母親に恋慕する、的なやつ)の語源だと聞いて読んだら、全然そういうノリの話じゃなくて「へぇ」ってなったやつ。オイディプス自身は預かり知らぬところで運命に弄ばれて、最後にはすべてを理解してしまって絶望する可哀想な話なのだけど、どうでもよいことで人を殺したことトリガーでもある(それも運命ではあるのだけど)ので、自業自得感もある。気楽に人を殺してはだめ、絶対シェイクスピア悲劇とかもだけど、「100%落ち度がない悲劇被害者」ってあんまり昔の物語には出てこないね

唐詩選』

タイトルすら知らないやつ、その1

ハイヤーム『ルバイヤート

いまいち印象に残ってないけど、なんかずっと酒を楽しんでて幸せそうだなって思ったような気がする。

ダンテ神曲

地獄編の半分くらいまで読んだ。作者(ダンテ)が古代詩人だか哲学者かに褒められて地獄めぐりを導いてもらうところから始まって、自分の嫌いなやつ(政敵とか批判者)が地獄で苦しんでるのを巡ってはひたすら口汚く罵って回るという、その性格の悪さというか根暗さに嫌気がさして読むのをやめた。原文だと詩的というか言語的な美しさとかあるらしいけど、こちとら娯楽としてしか本は読まないので日本語で読むからそんなん知らん、こいつは陰湿

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

確か冒頭に「酒でも飲みつつゲラゲラ笑いながら聞くためのもんだから」みたいな説明が入るのだけど、そんな感じ。すごいでかい巨人の話だけど、家を椅子にしたと思ったら小便で洪水を起こして家を押し流したりするので、巨人としてのサイズも大概統一性がないんだったはず。なんか「人間の絆」だったかで、大真面目なキャララブレーを手放さなかった、みたいな描写があった気がするのだけど、ニュアンスがわかるようなわからんような...と思った記憶がある。

シェイクスピアハムレット

シェイクスピア作品は、意図はどうあれよく「様々な作品元祖とも言えるものなので、読むと後続の作品がより楽しめる」的に紹介されるのだけど、普通に単体で楽しめると思う。そもそも、別作品を読んでて「あ、これシェイクスピアで見たやつだ!」ってなったからって楽しいか?という感覚個人的にはある。ひとつ上にラブレー云々も別に良い要素だと思わなかったし。で、ハムレットシェイクスピア戯曲の中でも登場人物精神性の完成度が一番高いと思っていて、劇的さでは「オセロー」とか、キャラクターの鮮烈さでは「リチャード三世」とかには劣るかもしれないけど、舞台装置としてのキャラクターではなく、"異なる価値観教育etc...の元に自分で考えて行動する登場人物たちがつくる物語"としての面白さが本当に高いと思う。歴史的価値とかは忘れろ、楽しめ。

セルバンテスドン・キホーテ

パルケエスパーニャにいた。

スウィフトガリヴァー旅行記

巻末の解説すら読まないことが多いので、アイルランド云々の話をパクリ元で見て「そうだったんだー」ってなった。それぞれの国には短編小説くらいの分量しか滞在しないので、それぞれ短編SFとか的なノリで読んで面白かった記憶がある。自分自然科学系の研究者なので、科学なき探求(無為)をひたすらやってる国の印象が強い。なんかおまじない的なやつで作物の収穫量が増えるのでは?ってそれを試してるんだけど、当たり前に効果はまったくないし、それを評価するというプロセス存在しないので無限無為を繰り返してた。

スターントリストラム・シャンディ』

タイトルすら知らないやつ、その2。

サド悪徳の栄え

「目玉の話」は読んだけど、その結果として「悪徳の栄え」は読まなくて良いかな。ってなったやつ。

ゲーテファウスト

最強天才ファウスト博士悪魔契約して、「悪魔の力で楽しませてやる代わりに、人生楽しみきって満足したら魂もらうからな」って契約をする話なのだけど、すべての学問を修めた最強天才のはずのファウスト博士普通精神的に未熟なおっさんなので、酒飲んで暴れたり恋愛ごとやったり神話的な体験したりと色々していくなかでの言動がいちいち子供じみてるのが面白い。最後理想国家のために働く的なパートでいきなり聖人的になってたり、全体の流れが説教臭いのが多少鼻につくのだけど、ラストシーンの迫力は自分読書歴の中でトップクラスだと思う。ちなみにこの作品は「時よ止まれ、お前は美しい」って言葉元祖なのだけど、これってファウスト博士からの「この世界を楽しみ尽くして満足した。これ以上の瞬間などこれ以降はありえない(だからもう魂を持っていって良いよ)」という悪魔への宣言で、なんかラブロマンス的なシーンで使われてるの見ると、「ん?」てなるんよね。

スタンダールパルムの僧院

面白かったな」という感想を持った記憶はあるのに内容はまったく思い出せない。なんか年上美人若者恋愛する話だったと思う。多分登場人物が本気で生きてる感があって各シーンは面白いって読めたけど、全体の流れにはさほどの興味が持てなかったタイプの話だと思う。

ゴーゴリ外套

うだつの上がらない貧乏役人のおじさんが一念発起して外套を新しく買うのだけど、可哀想な目にあう。っていう胸糞の悪い類の話。どこかユーモラスなので面白がりつつも、「可哀想じゃんヒドイよ!」って思いながら読んだ。みじめな人間をみじめな人間視点で描ききるって案外すごいことだと思う。でもゴーゴリナンセンス小説ならもっとポップな「鼻」のほうが好きだし、大真面目な雰囲気ナンセンスをやっている感のある「死せる魂」も良い。死せる魂は未完だけど、なんだかんだ一つのエピソードちゃんと完結してるので、未完だからって敬遠しないで良いと思うよ。

ポー盗まれた手紙

タイトルとあらすじを知ってて、なので読んでいない。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

主人公女性の半生記的なところがある物語なのだけど、主要登場人物であるキャサリン主人公)やヒースクリフ主観的感情があまり描写されない(まったくされない?)ので、なんかヒステリック意味不明言動キャサリンと内心が読み取れないヒースクリフが読者を置いてけぼりにしながらすごく力強くて迫力があって得体のしれない物語を作っていく話だったと思う。主観的情報がないからこそ感じられるキャラクターたちの感情の力強さってなんかあるよね。

メルヴィル白鯨

クジラに関する雑学(どう考えてもガセのものがある)がしょっちゅうはいってくるクジラ漁船物語体感で全体の3割)。エイハブ船長とクイークエグのキャラクターの良さを傍観者主人公視点で楽しむ感じだった気がする。ラストシーン映像的な迫力は「ファウスト」のラストシーンの迫力にも匹敵するものがあると思う。文章映像的迫力ってなんよ?って自分も思うけど、なんかそういうのはあるんだ。多分。

フローベールボヴァリー夫人

間違えなく読んでるし、面白かったと思った記憶もあるけど内容が思い出せないやつその2。多分、貴族恋愛ものってジャンルはいろんな作品があるので、自分の中でごっちゃになってるところがあるんだと思う。あらすじを読むとなんとなく思い出すのだけど...

キャロル不思議の国のアリス

ディズニー映画って、ノートルダムの鐘とかを筆頭にとんでもなく改変されてるもんだけど、不思議の国のアリスについては、その「不思議の国」感は素敵に映像化されてると思う。一方で、原作の「ひねくれイギリス人が伝わるかどうかは無視してそのアイロニー子供にぶつけてる感」はなくなってるので、そういうひねくれたおっさんのノリのために読んでみても良いと思う。

ドストエフスキー悪霊

ドストエフスキーノイローゼ死語患者独白を描かせると人類史最強だと思っているのだけど、この作品でも割とそういうところがある。ノイローゼ感のヤバさだけなら地下室の手記とか白夜でも良い。でも個人的には「罪と罰」の主人公の単純なノイローゼ患者ではないせめぎあい感が一番好き。

チェーホフ桜の園

由緒ある一家が没落していくんだけど、正常化バイアスなのかなんなのかどこか他人事で、お母さんなんて特に事が進む毎に悲しんではいるんだけど、一切その精神性が変わらなくて(成長しなくて)、「多分この人死ぬまでこうなんだろうな...」感があってすごい。ラストにお年寄り使用人に対する家族全員に関するシーンがあるのだけど、それがすごい印象的で、チェーホフの他の作品戯曲を抑えてこれが良く代表作として出てくるのはこのシーンのせいだな、って個人的には思ってる。自分チェーホフ戯曲より小説のほうが好き。

チェスタトンブラウン神父童心

タイトルすら知らないやつ、その3。作者名も知らない。

プルースト失われた時を求めて

5冊だか6冊だかにのうちの一冊目だけ読んで続きを読んでなかった。忘れてたわ。

カフカ審判

読んだけどあんまり好きになれなかった記憶がある。カフカ基本的キャラクターに人間味がないのが面白いところなのだと思っているんだけど、「変身」とかの短編ならともかく、「城」とかこれくらいの分量になると、人間味のないお話自分には楽しめないのだな、と思った。

魯迅『阿Q正伝』

読んでないけど、なぜかあらすじは知ってる。

ジョイスユリシーズ

読んでない。「ダブリン市民」があまり楽しめなかったという記憶があって手を出していない。ダブリン市民はどんな話だったか覚えてない。

トーマス・マン魔の山

結核患者の療養施設であるところのサナトリウム生活するおっさんの話。ワナビー小説家だか学者だか(主人公ではない)のエピソードや、立派な紳士とその子供の印象的な挿話があったかと思うと主人公と別の患者哲学かなにかの論争がてんやわんやあったり、女性患者との恋愛未満関係の話があったりと色々な要素がある。ただ、どの部分でも人物精神性についてバリエーション豊かで不思議リアリティのあるキャラクターが独特な言動をするので楽しめた。でも、突然こっくりさんをはじめたときは「作者どうした?」って思ったよ。なんなら今でも思ってるよ。

ザミャーミン『われら』

タイトルすら知らないやつその4にして作者名も知らないやつその2。

ムージル特性のない男』

タイトルすら知らないやつその5にして作者名も知らないやつその3。自分1900年あたりを境に新しい作品に苦手意識があってあんまり読んでないんだなって実感する。

セリーヌ『夜の果ての旅』

このへんはすごい現代的なんだけど結構好き。現代的というのは勝手自分定義なのだけど、この辺の世代になるとやっぱり文章が少なからず技巧的になって、観念的な表現とか比喩とかが増えてくるので、「うるせぇ、自分感情もっとわかりやす説明しろ!」って要求をしたくなるのだった。でもこの話は割とそれでもなんだかんだ心理がわかるので楽しめた。

フォークナーアブサロム、アブサロム!

このお話はすごい好き。南北戦争前の南部黒人バリバリ奴隷として使われてる時代地域)のある町にトマス・サトペンというヤバげなおっさんがやってきて領地開拓し、南北戦争を挟みつつ色々する話なのだけど、時系列出来事を追っかけずに何人かの周囲の人達の回想などでだんだんとそのおっさん人生全体像を見せてくる構造になっていて、ただのヤバげなチンピラおっさんだったサトペンが、相応の過去と野望をもったクソチンピラになっていく(自分の中で)のがすごい迫力満点で面白かった。この作者の有名どころの読みにくさは、「響きと怒り」>「アブロサム、アブロサム!」>「八月の光」なので、この逆順に読むのがおすすめ短編から読むのも良いけど、「ウォッシュ」だけは「アブロサム、アブロサム!」のネタバレから後に回すのがおすすめ

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

タイトルすら知らないやつその6にして作者名も知らないやつその4

サルトル嘔吐

そこまで好きにはなれなかった。説教臭さとも違うなんか面倒臭い思想みたいなものが全体に漂ってる感じで、個人的にはそれが鼻に付いたんだろうなぁって思う。

ジュネ『泥棒日記

読もうと思ってたけど読んでなかったのを思い出した。読もう。

ベケットゴドーを待ちながら

なんか意味がありそうで(少なくとも自分が考える限りは)何も意味がないという、意味ありげさで成り立っている戯曲。ただ、それぞれのシーンが映像としてかなり印象的なので、その力でのめり込みながら読んた。で、読んだあと思い返すんだけど、結局何がなんだったのかイマイチからないのだった。偉そうなご主人様とその奴隷のシーンとかあったけど、結局なんだったんだあいつら。

ロブ=グリエ嫉妬

タイトルすら知らないやつその7にして作者名も知らないやつその5

デュラス『モデラートカンタービレ

読んだはずだけどちょっと印象が薄い。同じ作者の「愛人」がそうだったと思うのだけど、登場人物の心情描写が変に淡々としていて、でも行動はどこか直情的で不思議だなぁと思いながら読んだ気がする。その不思議さを楽しむのかな。なんか村上春樹小説登場人物の行動を感情的にしたような感じ。

レム『ソラリスの陽のもとに』

タイトルすら知らないやつその8にして作者名も知らないやつその6。自然科学研究者なのにSF全然読まないのだった。でも、SFに興味のない研究者って外部の人が思うよりは多いと思うよ。そもそも本を読まない人をおいておいたとしても。

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラテンアメリカ文学って魔術的リアリズムとかなんとかって、「なんかありそうにない魔術的なシーンだけど、不思議リアリティがある」みたいな評価がされてるらしいのだけど、それってヨーロッパ人感性日本人ヨーロッパ文学も大概魔術的なものとして受容してるところあるよなって思う。ただ、それはともかくとして、この作者の作品ではその言葉がしっくりくるとは思う。同じ作者の「族長の秋」とか短編の「エレンディラ」とかは割とお話全体のストーリー意味と(場合によっては)ある種の寓意を持っているのだけど、この作品だけは全体の流れとかはあまり意味ないんじゃないか個人的に思う(何度も読めばなにか見えるのかもだけど...)。それぞれのシーンをただただ楽しんでいたら、読む前に覚悟した長さの4分の1くらいの体感長さで読みきっていた。

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

タイトルすら知らないやつその9にして作者名も知らないやつその7。なんかすごそうなあらすじだね。

残り全部

詩はたしなまいから知らない。ツエランはなんか親が読んでて好きだと言ってた気がする。ブレイクって多分宗教画を描く人でもあると思うんだけど、この人の絵はどっかで見てすごいなぁって思った気がする。

終わり

ちなみに、「哲学思想」のパートと「日本文学」のパートは両方合わせても5~6作品しか読んでなかった。多分後30年経ってもさほど増えないだろうなと思う。

 

童貞は採らないベンチャーうんたらの話な。

俺も童貞だけど、まあ分かるよ。

セックスに持ち込むまでの最低限の社交性、粘り、覇気清潔感、身嗜み、人間的魅力に欠けてる奴ってこったろ?

要は動作IQが著しく低い奴の可能性が高いってこと。(俺も言語IQ115の動作IQ85だったので体験談として思い当たる節はある)

全員が全員馬鹿とかじゃないし、性的嗜好とか興味が偏ってるとかだけの高学歴童貞なら、うまくマネジメントしてやれば知的業務バリバリ働ける奴もおらん事はない。

けどそれは例外だし、ベンチャー資金繰り不安定フェーズでそんなん抱えるのは爆弾よな。

それが性差別やろって話とは別にして、童貞は取らんと言い切るのもアンオフィシャルな話として出てくるのは理解できるよ。

2021-02-11

舐められ癖を直したい

今年で三十路。そろそろ舐められない人間として生きていきたい。

まず、どこにいても道を聞かれるのを筆頭に、

施設スタッフでもないのに年配の人にトイレ場所を聞かれる(しかもなんか偉そう)

・狭い道や店舗の出入り口等で、相手が決して道を譲ってくれない

店員や駅員が基本タメ口、ひどいと横着な態度(いつも利用するところに彼氏と行ったらあまり対応が違い驚いた)

三十年も生きてるとあまりに失礼な人はそれなりの対応をするが、たいてい相手は「ギョッ」っとしている。

まるでこちらに意思があることに驚いているようでウケる

道を聞かれるのは旅先でも(もちろん海外でも)同じなのでもはや諦めている。

被害系としては

痴漢

・オジサンにぶつかられる(すれ違いざまに胸に肘をぶつけるアレ)

・怪しげな勧誘おかし団体募金声かけに合う

電車内とかにいる変人ターゲットにされ付き纏われる

あと、被害ではないのかもしれないが、障害のある方に介助を頼まれそれがうっすらと性的ハラスメントを含む(ものすごくモヤる)

もちろん良いこともあって、基本的に初対面の人に好かれる。

新幹線で隣になったご婦人お菓子を買ってもらったり、旅行先で会った人に親切にされる、チケット売り場で並んでいたら無料チケットをいただく…など通りすがり善意も受けやすい。

しかし一番くやしいのがやっぱり仕事である

こちらはバリバリ仕事する気で行っているのに、初対面で「おんなのこきたぁ」な扱いである。

まず「頭ゆるゆるふわふわふわ女子(こんな女子そもそもいない)」だと思われ、こちらの専門領域をご丁寧に解説されたりマンスプされるのが苦痛

本読まないでしょ、勉強できないでしょ、政治とかわかんないでしょ、と認定されるのも苦痛

増田バリバリの上昇志向ある系だし、話題作は読書する程度の国立卒のフェミニストなのでめちゃくちゃ腹が立つ。

友達や、会社上司・同僚はその辺分かってくれているが、仕事出会人物が初対面ではとにかく人を舐めてるのでどうにかしたい。

舐めてこないにしても「そんなに仕事にやる気がないタイプのおんなのこきたぁ」みたいな反応が解せぬ。


まず問題は見た目、めちゃくちゃ普通身長体重もほぼ平均値

顔面は、空気読めない系として煙たがられてた男の子に「5段階評価で3.2って感じ」と言われたことがあるのできっとそんな感じ。

若い人は分からいかもしれないけど、川嶋あい酒井若菜星野真里に似てると言われる系の顔。

服装コンサバではないが、仕事に支障の出ない程度にモードものも取り入れ、メイクもややキツ目にして低い声でゆっくり話すようにしているがそれでも舐められる。

くやしい。どうしたらいいか教えて欲しい。

2021-02-10

友達クラシック音楽を教えた時を思い出して書いてみる

https://anond.hatelabo.jp/20210210062305

なんかクラシック音楽話題に上ってるので、ちょい前に居酒屋で飲みながら、クラシックピアノやってみたいって友達(元軽音楽部のギター)にクラシック音楽作曲家について適当に教えた時を思い出して書いてみる。主にピアノに絡んでる人しかおらん。その他ジャンル知識に乏しいし必要ないのであんま触れなかった。しか雑談の極みなのですべてにおいて雑、いろんな音楽家に失礼だけど天国で俺の事なんか見てないだろうしへーきへーき

 

バロック以前・・これは好事家しか知らんから今は覚えんでええわ

 

バロック

なんかRPG教会宮殿流れるBGMか、メタル前奏で仰々しく鳴ってるオルガン想像してくれ。そんな感じの曲調。

 

バッハ

 めっちゃ有名。結構お堅い宗教曲なんかが多い。メロディが何層にもなってて弾くのは脳が大変。奇人変人が多いクラシック作曲界で貴重な真面目枠や。立派な社会人。息子がみんな音楽家

オススメ曲:主よ、人の望みよ喜びよ》

 

ヘンデル

 そこそこ有名。バッハより親しみやすくてちょっと陽キャ寄りな作風イメージ。実際当時の人気投票ではヘンデルのが人気あったらしいで。世の中そんなもんやね。

オススメ曲:調子の良い鍛冶屋

 

古典

優雅クラシック」って聞いて大体想像するのがこのへんちゃうかな。そういう曲ばっかでもないけど、まぁある意味クラシック音楽っぽさ」の完成系がここ。

 

ハイドン

 めっちゃ有名なはずなんだけど俺ぜんぜん知らん。何をオススメしたらいいのかもわからん。「クラシック音楽はこういう構造ですよ」ってのを考えて確立した人らしい。

 Aメロ→Bメロ→サビみたいな概念を考案したと思うと確かにすごい気がするな!

オススメ曲:ソナタ集のなにか(適当)》

 

モーツァルト

 これはさすがに有名。メロディ可愛い作曲家というイメージ。あとすごい譜面が読みやすい。音が脳にスイスイ入ってきて、次に来てほしいトコに音が来てくれるみたいな感覚がある。

 ストレス効果があるとかは眉唾だけど、フラストレーションや負荷がかかるような音楽じゃないのは確か。色々破天荒な人だけど、子供が凄い技術獲得したまんま大人になったんだろうなあって感じ。

オススメ曲:キラキラ星変奏曲》

 

 ちなみに当時のきらきら星って今と歌詞が違って娘が自分初恋母親に伝えるみたいな歌詞らしいで

 

ベートーベン

 それまでの優雅~な感じのクラシック像を破壊しにいった人。思想メタルとかハードロックなんよ。静と動、強弱を思いっきりつけてドラマティックな展開を作りまくる。当時の人は驚いたやろなあ。

 この人現代ロックやったら絶対5弦ベースとか入れてくるわ。ギターも歪みかけまくりそう。あと性格作風の通りだったらしいで。

オススメ曲:ピアノソナタ8番 悲愴

 

ロマン派

ロマン派音楽ってなんやねんってよく言うけど、ちょうどそのころヨーロッパでは革命とか起こりまくって一般人貴族とかやっつけてたわけ。そうなると「そんなお高くとまった音楽聴いてられっか」みたいな感じになってドラマティックで人間的な曲が好まれるようになるやん。つまりロマン派って現代におけるロックポップスみたいなもんやねんな。だからそのノリと近い触れ方で良いと思うよこの時代

 

シューベルト

 歌で有名。「魔王」とか「ます」とかやね。実際メロディメーカー代表曲歌曲なんだけど、本人はオケとかピアノ曲をもっとやりたかったらしい。ベートーベンに憧れてたんだって。ただベートーベンほど派手な曲展開をしないのは性格からかもね。メロディが奇麗でちょっとおしとやか。弱気そうな肖像画貧困で若くして死んだ印象が強いけど死因は手出した女から貰った梅毒らしいからアイツもやる事やっとるで(無粋)

オススメ曲:即興曲作品90 第2曲、第3曲》

 

ショパン

 かの有名なピアノ詩人ノクターンとか別れの曲とか。激しい曲もたくさん書くけど、どんな曲でもとにかくメロディにフックがあってまるで歌謡曲を歌ってるみたいなんよ。ピアノなのにね。

 大体の作曲家オーケストラ曲書いて、バイオリンの曲書いて、歌も書いて・・・って色々なジャンル書くもんなんだけど、ショパンさんマジでピアノしか書かん。これって割と珍しいんよ。ただ、弾く方の視点から言うと、すごく楽譜が指の理にかなってるんよね。だから初心者でもワルツプレリュードのいくつかの曲は全然ちゃんと形になるで。これホント

オススメ曲:なんでもいいけど、いろいろな曲調あるからエチュード作品10

 

リスト

 超絶技巧イケメンピアニストべらぼうにピアノが上手くてコンサートを各地で開いて絶大な人気を誇り、そしてめちゃくちゃモテた。楽屋女性ファン乱入して私物がよく盗まれたらしいで。怖。ジャニ系かV系の狂ファンやん(偏見)。曲は華やかで派手な曲か、甘くてロマンティックな曲かで二極化してて、ライブ映えする。そして演奏が難しいね

 あとこういう奴に限って性格イケメン陽キャで、チャリティーコンサート主催とかしてた。世の中そういうもんよね。

オススメ曲:ラ・カンパネラ》

 

シューマン

 有名な人のはずなんだけど、なんか地味な人。上の世代だとウルトラセブン最終回BGMがこの人の曲だったからそれで有名だけど、他の世代だと『トロイメライ』とかかなあ。

この人のピアノ曲は小説短編集みたいに各曲に小さいタイトルがあったり、数曲またいでストーリー性のある流れを作ったり、コンセプトアルバムぽいんよね。そういう作りが好きなら気に入るかも。

躁鬱のケがあって曲のテンション上下動が激しいのも特徴。

オススメ曲:子供の情景》

 

ブラームス

 『この人、悪い人ではないんだけど、ちょっと近寄りづらいな』的なイメージの人。とにかく重厚で厳ついんよ。こう内にこもるエネルギーが凄い。綿密に曲作りこんでるなって。軽い気持ちで流し聴くような感じじゃないんよ。ものすごい準備して作った曲だろうからこっちも心して聴かねば・・ってなりそう。モーツァルト真逆

 てかこの人見た目もそんな感じなんよ。性格も当たり前のように陰の者。その中で接しやすい曲でピアノと言ったらワルツ集とかになるんちゃうかな。でもちょっとだけハードル超えて接してみるといい人なのよ。曲もそんな感じ。

オススメ曲:間奏曲作品118-2》

 

印象派

印象派ってもともとは美術用語らしい。まあクラシックっぽいお堅い和音から逸脱し始めた人をまとめてこう呼んでるんちゃうか?たぶんここらへんのカテゴライズ適当だと思う。ぶっちゃけロマン派終盤のフランス人作曲家をこう呼ぶ。

 

ドビュッシー

 作曲家下ネタ使用頻度をマーラーと常に争っている人。ちょいちょいオーギュメントをわざとつかって宙に浮かぶような感触を聴き手に与える。この辺が輪郭がボヤっとしてる美術界の印象派と被ったのかもね。複雑な曲展開やストーリー性よりも、「ある一瞬の風景をとらえました」みたいなテーマの曲が多い。クラシックぽさあんま無いなと思う。

 本人の性格下ネタ使用頻度高い名前に同情心が全くわかなくなるほどアレ。自分不倫旅行ネタに曲を書く畜生

オススメ曲:ベルマスク組曲より月の光》

 

ラヴェル

 ドビュッシーと同じようにちょいちょいそれまでのクラシックでは使わんかったコードを使うけど、ドビュッシーよりも上品だと思う。というかクラシックっぽさをきちんと残しているというか。きちんとクラシックの道の先に居る感じはする。輪郭線がぼやけているという感じもなくて、ところどころにジャズみたいなオシャレ和音も入る。

 ビル・エヴァンスとか好きな人結構好きかもしれん。オシャレ感すごいけどやっぱり本人もオシャレだったらしいで。ちなみに楽譜簡単そうに見えても死ぬほど弾きにくいから気を付けろ。

オススメ曲:ソナチネ 第2楽章

 

サティ

 この人は「音楽大学なんかやってられねえ」って退学してカフェピアノ弾きとして働きながら音楽活動してた異端な人や。その経験からヒーリングミュージックBGMというコンセプトの音楽の始祖みたいな感じや。聴き流す音楽極致やね。たまに意味の分からないタイトルの曲を作る事でも有名だけど、まぁ最初聴く分にはそういうの抜きに分かりやすい曲を聴くのがいいんちゃうかな。性格変人のものや。変な人じゃないとこんなことやらんかったんやろなあ。

 坂本龍一映画CMの曲が好きならサティのたまに作る真面目な曲がハマるかもしれん。弾くのは初心者でも挑戦可能やで。

オススメ曲:ジムノペディ第1番、もしくはジュ・トゥ・ヴ》

 

国民楽派

クラシック音楽もいきつくとこまで洗練されると、逆に民族音楽とかから素材を取ってくるみたいな音楽家が増えて、まぁ大体そこら辺をこう呼ぶようになったけど、たぶんここら辺のカテゴライズ適当だと思うし、もめごとの発端になるで。メタルジャンル分けみたいになってしまう。

 

ドヴォルザーク

 チェコ作曲家やね。基本オーケストラの人だけどピアノなら一番有名なのはユーモレスクちゃうかな。とにかくクサメロをいかんなく繰り出してくる人。ちなみにえげつないほど鉄ヲタだったらしい。

オススメ曲:ユーモレスク第7番》

 

アルベニス

 スペイン作曲家やね。この人はかなりの割合ピアノ曲が多くて、本人も上手いピアニストだったみたい。スペインと聴いて思い浮かぶ熱情的なノリ、裏でカスタネット鳴ってそうなリズムがどの曲にもある。一部はギターソロ編曲されてたり。確かにスペインならそっちのが風情ある。スパニッシュギターっぽくね。

オススメ曲:タンゴ ニ長調

 

ムソルグスキー

 ロシア作曲家やね。豪傑っぽい見た目からイメージ通りの曲調が繰り出されるぞ。まぁピアノやってると話題に上がるのは主に展覧会の絵なんだけども。軍人上がりのアル中で、酒の飲みすぎが原因で入院した際に友人に差し入れされたウォッカを飲んで死亡したらしい。ロシア人どないなってんねん。

オススメ曲:展覧会の絵 より キエフ大門

  

まぁ他にもいるけどキリないからこれでいいや。

 

近代

まぁこれもなんか第二次世界大戦前後くらいに活躍してた人を適当にまとめた感ある。正解がないと思う。

 

ラフマニノフ

 ロシア作曲家やね。一番有名なのはのだめ」のピアノ協奏曲2番とかになるんかな。とにかく体が大きな人で手もめちゃくちゃデカピアニストだったので、それを生かしたスケールの大きな曲を作るのが得意。譜面見ると「コレどうやって弾くねん」ってツッコミいれたくなるわ。同時に鳴るわけない距離なんよ。凡人には。

 ときおり演歌のように懐が深いメロディを繰り出してくるので、かなり日本人好みなんじゃないかなって思ったりする。

オススメ曲:前奏作品23-5》

 

バルトーク

 ハンガリー作曲家やね。一番有名なのは、これも「のだめ」のアレグロバルバロかな。のだめ便利やな。

 民族音楽由来のクセのあるメロディ変拍子が特徴だと思うで。プログレッシブロックとか聴ける人はここら辺の方がむしろハマるかもしれん。現代っぽい不協和音も多いけど、メロディリズムがきちんとあるから、開き直れば割と聴きやすいと思う。弾くのは、難しいかなあ。あえていうなら、ルーマニア民俗舞曲とか異国情緒たっぷりで弾きやすいかもしれんの。

オススメ曲:ルーマニア民俗舞曲、もしくはピアノソナタ

 

スクリャービン

 ロシア作曲家やね。なんか最近ロシアが多いのは俺の趣味や。すまんの。生きてる間にコロコロ作風を変えたことで有名な作曲家で、初期はメロディロシア風にエモくなったショパンのような曲を量産していたが、中期は印象派風の曲も作り出して後期は不協和音バリバリ現代チックな作風に転化していった。バンドなら3回くらいは音楽性の違いで解散しとる。

 なのでどれが気に入るかはわからんが、どの時期でもエチュードを書いているのでそれつらーっと聴けばええんちゃうか。

オススメ曲:エチュード集》

 

現代・・これも好事家しか知らんから今は覚えんでええわ。50年後残ってたやつを聞けばええと思う。

 

後半酔ってて早口オタクになってしまったのは間違いない

youtubeイヤホンつなげて都度オススメ曲を聴きながらこんなこと喋ってた

次にその友達と会ったときショパンバッハ練習してたからお手本になるおすすめCD貸した。

男女平等クソ喰らえでザ・男尊女卑みたいな性格の男がモテるのって当然だよね

「女なんてオ⚪︎コするだけの道具やんケ、何ムキになっとんねん」みたいなハナから差別感情バリバリのクソみたいな増田思想が丸出しの恋愛話は凄まじい勢いでよくバズるじゃん

でもそう言う奴がモテるし女もそういう奴に近寄るのは当然なんだよな

道具扱い=機能提供できる内は守ってもらえるし金もらえるわけで

道具以上の物は何一つとして求めない熱帯魚金魚水槽で手間も少なく泳いでりゃいいだけで、デジモンみたいに進化したり刺身としても美味しいみたいなことは求めない

しか性格のいい女とクソ女を区別しないか

ゲーム理論的にいい女を引っ掛ける確率が高い

現実問題、いちいちこいつは良識ある女かどうかなんて見極めてたら気がつけばオッサンになるわけだし、クソ女に譲歩や謙譲を持ってすれば際限なく付け上がることを知っている

から最初から女なんてクソって意識で当たるから一才の躊躇も迷いもない

稀にミスってネットで焚き付けられて炎上騒ぎになるが

大体のクソ男は、女がネット炎上させるだけの発信力を持たないか、発信できないようにする

そもそも自由恋愛なので法律には何ら違反してないのでネット炎上さえ注意すれば合法でなんのリスクもない

男女平等が完成しているのであればこう言うやつはモテないわけなんだが現実は違う

フェミが叩くべき敵はそう言う男なのに、ネットピーチクパーチクバズらせて手口やノウハウ宣伝してる結果にしかならず、現実そんな男と出会えばフェミがそれを擁護する地獄

anond:20210210094235

女性子育てに関わっていないことに対してストレスを感じる人が多いらしい

バリバリ働いて家庭にお金入れてても罪悪感があるとかなんとか

anond:20210210091528

「みんな働かなきゃ生活できない状況」じゃなくてもバリバリ働きたい女性はどれだけいるのかって話してるのにどういう理解なんだ

anond:20210210091528

じゃあ仮に男が年収2000万以上稼ぐような高収入旦那だった場合女性の多くはどうするか?って話なんですよね。

男が2000万あっても「わたしフルタイム正社員バリバリ働くから!」って女性が多いと思う?ほとんどの人が専業主婦を選ぶんじゃないの?

で、仮に年収2000万稼ぐ男が仕事を辞めて専業主夫になるって言ったときに「じゃあ私がバリバリ働いて同じくらい稼ぐから安心して専業主夫やっていいよ!」って気概女性がどれくらいいるか?って話なんですよ。たぶん、これ成り立たないでしょ?男が働くことを辞めたらほとんどの人が離婚されちゃうんじゃないの?

まり女性自ら男が外で働くもの、男がたくさん稼がなきゃいけないものって「決めつけ」、今どきの言葉で言えば男性差別意識根底にあると思うのだけど。

でも世の中の日本人女性ってさ

よく言われていることかもしれないけど、結局は女性自身バリバリ働いて活躍したいなんて思ってる人がほぼ皆無なんじゃないの?

自分観測範囲での話にはなってしまうけど、バリバリ働いてたくさん稼ぐとかやれ起業するとか役員になってどうとか言ってる女性なんてほとんどいない。でも早く結婚して仕事辞めたい、専業主婦になりたい、パートになりたい、そもそも働きたくない、みたいな女性はたくさんいるんだけどね。

結局のところ主婦だってそれなりに大変で、そこに子育てが絡んでくるともっと大変だってのはまた別の話でさ、結局は女性の多くは男に仕事押し付け自分は楽をしたいって思考の人が多いんじゃないの?

からバリバリ活躍したい少数の女性VS大変なことは男に任せて楽がしたい大多数の女性女の敵は女っていうのはあながち間違ってはいないとは思うんだけど。実際問題女性のみなさんはどう思ってるの?

2021-02-09

「社内でアイスを食べていた新人を注意した男の失敗」に違和感

社内でアイスを食べることを注意すること自体おかしいと思うよ。

言い方の問題ではなくて注意すること自体おかしい。

そりゃ会議中にいきなり食べ出したら叱られてもしょうがないが、休憩時間にそのぐらいのものを食べることは昭和なら普通だった。

それどころか店屋物を頼むものだっていた。わからない人は昔の映画ドラマを見るといい、そんなシーンはいっぱいある。

栄養補給リフレッシュのために何か食うのは当然の権利であるし、経営者バリバリ働かせにゃならんから社員をガス欠にさせるわけにはいかないだろう。

それとも令和は逆に締め付けが厳しくなったのだろうか?

2021-02-07

anond:20151004153135

ほかの増田がすでに出しているけれど、

https://www.nhk.or.jp/school/sougou/programming/

SCRATCHなど言語とは言わん!という主張なら...まあ、そうかもねと思う。

かつて、SCRATCH小学生などにボランティアとして教えているという人が面接に来たときは、「なんでこんなにコードが書けない奴がうちの会社面接に来たんだ?」と思ったような気がする。まあ、自称コードバリバリ書く人でもそういう人がいるのでこういうプログラミング学習向けのプログラミング言語が悪いというわけでもないのだけれど、たぶん、この手の言語アルゴリズム学習には不向きで、うちの会社面接ではそこそこ複雑なアルゴリズム必要とする問題を聞くから相性が悪いんだろうな。

2021-02-06

anond:20210206091740

協力金って立地による差が大きいよなぁ

協力金だけじゃ家賃にも満たないようなオフィス街で客はリーマン頼みだったのに周囲が軒並みテレワークになってるような飲食店は潰れるし、逆に郊外住宅街じゃ巣ごもり需要テイクアウトバリバリ儲かってるだろうし

anond:20210203234005

最後追記あり

ある工学系の女性エンジニア駄文

スレ増田さんは数学物理が得意だったということで、優秀な方なんだろうと思います

私もエンジニアなので元増田さんに読んでもらいたくて参戦します。

分野は秘密

学生時代文系でした。勉強ができる方でしたが、物理は全くダメで、数学センター試験があったし、真面目に勉強してたし、文系の中ではまだできる方だったけど理系脳の人たちには全く歯が立たないレベル英語国語が得意で完全な文系脳でした。

そんな私がなぜエンジニアに、しかITならまだしも普通エンジニアになったのか。

地方で若くして結婚して子供産んで(一人だけど)30歳もとうに過ぎていて、条件の良い就職先が今の職場しかなかったからです。

入社後は死ぬほど苦手だった物理を1から勉強して、なんとかかんとか頑張ってます

職場ほとんど男性だけど皆優しいので特に女性であることで苦労したことはありません。唯一の女性の同僚は15歳年上で学生時代からバリバリ理系元増田さんみたいなすっごく頭の良い雲の上の存在馬鹿な私にもとても優しくサポートしてくれる。いつも分からないところないか気遣ってくれる。神かよ。

私はお金、というか労働条件目当てでエンジニアになりました。

数学物理が得意で自然エンジニアになりました」という女性がもちろん当たり前になるべきだと思う一方で、

「なんとなく接客業に就きました」「なんとなく事務職やってます」っていう女性みたいに「なんとなくエンジニアになりました」っていう私みたいなへっぽこエンジニアも増えて欲しい。それが裾野を広げることになると思う。

もちろん最低限の数学への適性はいるけど、そもそもハロワ名ばかり正社員昇給ボーナスなし手取り13万ぐらいサビ残有り)みたいな求人ばっかりの中で、うちの求人過酷肉体労働もなく好条件のはずなのに事務職じゃないからか、女性の応募者はほぼゼロ。皆もっと応募すればいいのに。

周りからはよく「本当にうちの会社にいるタイプじゃないよね(笑)」と冗談を言われ、珍獣のような目で見られてます

追記

想定外にバズっててビビりました。特定避けるために仕事の詳細は明かせませんが、パソコン使ったり作業服現場ボルト締めたり溶接したり大型トラック運転したり(入社後免許取った)地上10メートル安全帯付けて高所作業したり新規顧客獲得のために営業東京出張したり色々です。

採用理由は皆さんお察しの通り高学歴東大ではないです)が大きかったと思います会社としては、もちろん工学部の人材が喉から手が出るほど欲しいのですが、工学部を出たマトモな人は大手企業に掻っ攫われてしまうので、それ以外でも見込みのある人は採用してるみたいです。ニッチな分野なので元々その分野に特化してる人があまりいないため、入社してから育てるって感じです。

物理は確かに大学で習うものが多いと思いますが、私は簡単なことしかやってませんし、中学高校レベルの四則計算微積指数対数三角関数の基本ぐらいのごく簡単なことしか理解していません。難しい計算エクセルパソコンソフトがやってくれるので、工学部の現役大学生がやっているようなレベル要求されません。求められても無理ですし。

工学系の仕事に就く女性が増えてほしいので他にも質問あれば答えます

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