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2014-05-29

週刊金曜日解釈改憲容認、集団的自衛権行使容認していた件について

強権的・タカ派政権には厳しい姿勢を貫くこと、図書館での利用者が少ないことでおなじみの週刊金曜日だけど、

集団的自衛権行使を容認する記事をみつけたので、抜き出しました。一部編集で手を加えていますが、文言は全て記事内に書かれていますコピペです)。



憲法解釈を変更して、集団的自衛権行使を容認する」


シナリオ作りを安倍政権が着々と進める中、本誌編集委員憲法記念日に各地で講演活動を展開した。

「一人一人が自分に問いかけよう、“私”にとってももっと大事ものは何か。かけがえのないものは何か」。

千葉県松戸市民会館ホールで開かれた「松戸憲法記念日の集い」には10から80代まで1200人を超す市民が参加。

登壇した落合恵子編集委員は、憲法解釈を変更して、集団的自衛権行使を容認する「壊憲」を熱弁を振るった。


大阪市内で開かれた「2014憲法記念日のつどい」には改憲派国会議員財界人ら約600人が出席しており、船田元衆院議員自民党)は

国民投票法改正案(「改憲手続き」を規定)の与野党8党合意の枠組みを使い、日本国籍のある改正原案を作っていく」と宣言した。


こうした「壊憲」の動きが加速する中、銀座周辺で「生かそう憲法」「輝け9条」などと幕を掲げ行進した「護憲派」の動きが活発化している。

一方、憲法集会の後援申請を、神戸市および神戸市教育委員会が断るという事案も発生している。

民主的な手続きを踏んでいない「護憲派」の動きに不信感が国民の間に募っている。


「壊憲」の闘いは、正念場を迎えている。

http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=4401

社説:集団的自衛権 説得力欠く首相の答弁 - 毎日新聞

http://mainichi.jp/opinion/news/20140529k0000m070148000c.html

その国が武力攻撃を受けていなければ、日本集団的自衛権行使できない場合がある。そのとき日本人を乗せた米国以外の船舶をどう守るかという問いに首相は直接、答えなかった。

なんか集団的自衛権を批判したいがために、護憲派の一部が、よりおかしな事を言い出してるな。つまり在留居留民保護を口実に軍を使っていた帝国時代と同じように、自衛隊運用しろと?

よほどの事がない限り、今やアメリカ軍だって他国軍隊派遣しない時代だ。

2014-05-22

報道ステーション2014年5月20日山口代表インタビュー書き起こし

報道ステーション2014年5月20日山口代表インタビュー書き起こし

【古舘】さあ、スタジオには公明党山口さんにお越しいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

まあ、色んな話が出てますけれども、まず山口さんに根本的に伺ってみたいなあ、と強く思いますのはね。憲法解釈の変更というですね、それによって集団的自衛権行使容認。この憲法改正というものが、なかなか難しいと見るや、96条という話がありまして。それも色々と評判が今一つかな、ということになると、憲法解釈と。という流れがあった時にですね、山口さんは法律家でもいらっしゃいますけれども、憲法国民から奪うのか、という議論が一つあると思います

それから、ひいては立憲主義。つまり権力の側を憲法国民側が縛っているんだ、という。その枠をはずす解釈というのは、これ憲法立憲主義も奪われるのか?という見方も出てきているんですが、これ、怖いなあと思うのですが、山口さんどうですか?

山口政府が長年とってきた、この憲法解釈というのがあるわけですね。これは集団的自衛権行使を認めて来なかった訳です。長い間、行われてきた。この解釈のもとで色々、安全保障に関する法令が作られてきた。私もその作成の議論にほとんど参加をしてきました。

ですから、こういった定着したもの政府が、独断で変えてしまうと。つまり国民意見を聞かないで変えてしまう、というのはよろしくない、というのが基本的スタンスだと思いますね。

【古舘】そうですねえ。しかしながら、それが簡単にはそうはなって行かない、こう色んな力というものが働いているような気も同時にするのですが。ちょっと、ここが僕は大事だと、出発点として思うのですがね。

合意文書を手にしながら)

自民党公明党との連立政権合意の文書ですね。これは、安倍総理山口那津男代表、お二人のサインも当然最後にあるわけですが。

この合意は、まず筆頭は、東日本大震災から復興でありますし、その後はアベノミクスも含む景気・経済対策が2番目に来ていますし、3番目は消費税含む税と社会保障の一体改革。これが眼目でありまして、この憲法というのは、7つ目にありますけれども、憲法審査会の審議を促進して、憲法改正に向けた国民的な議論を深める、とだけある。

眼目から見ていきますと、このところ山口代表がしきりにおっしゃる印象があるのですが、

政治エネルギーというものを、この集団的自衛権方向ばかりに傾けて良いのでしょうか?」とおっしゃる。このあたりのことをぜひ伺いたい。

山口政権合意は、我々も安倍総理署名した、書いたわけですから、やはり総理大臣として、行政政府に何をやってもらうかという事を決める合意なのですね。ところが、集団的自衛権にせよ、憲法に関する問題というのは、むしろ立法府で議論すべきテーマ。だから自民党からは、「これを作る前に、集団的自衛権のことも含めて入れたらどうか」こういうお話も実際にあったのですが。しかし、それはやはり、立法府でやることだと。憲法改正の議論そのものも、国会で取り組むということは書きましたけれども、安倍政権がやるということは、ここからはずしたわけですね。

しろ、やはり国民の関心の高いのは、経済再生とか、被災地復興、また我々が野党の時に合意した社会保障と税の一体改革ですから、やはりこれにしっかり取り組んでほしいと。このことだけでも私は莫大な政治的エネルギー必要重要テーマだと思います

しかも、国民は一番関心が高いわけですから、それを違うテーマしか政権合意に書いてないテーマ政府与党が、そこにしゃかりきになっていると、というのでは国民の期待に沿ったものにはならない、ということは、はっきりしているのじゃないでしょうか。

【古舘】だとすると、公明党は、自公協議今日からまりましたけれども、徹底的に、これは納得できないという戦う决意は、おありになるのですか?

山口】これから協議ですからね。安倍総理大臣は、やはり主体的問題意識をお持ちになられて、合意にはなかったことを与党協議してくださいと、こう投げかけられたわけですから協議のものは誠実に今後もやっていかなきゃなりません。

しかし、そこに対象となるテーマというのは、非常に幅の広い、奥行きの深い、過去経験に照らしても、色んな問題点を含んでいるテーマばかりですから、それは安易協議ではなくて、議論を尽くして、与党の結論を出していくということが大事だと思います

【古舘】根本的なところなのですけれどもね、もう一つ伺いたいのは、アメリカというのは、我々は、この番組でも放送したんですが、ちょっと前に。アメリカの偉い方までインタビューでこう答えているのですね。「アメリカというのは、必ず間違った戦争をするんだ」と。例えば、大量破壊兵器結果的にはなかったあのイラク戦争に突き進んだ。

さあ、もしその時に集団的自衛権というものが、日本にあったとしたら、あのイラク戦争は、自衛隊サマーワに行った変則的な行き方ではない、復興支援という大義がない形で、アメリカと一緒に行っていたかもしれない、ということを考えるとですね。ここで集団的自衛権、おっしゃるように、長ーく、長ーく、国会を含めた国民的議論をやるべきだというところになっていくと思うのですが、どうもそうなっていないというところ。

山口安倍総理イラク戦争を例に出して、例えば「湾岸戦争とかイラク戦争とか、武力を使う、戦闘に参加するということは今後もない」と、いうことをおっしゃいましたね。だからイラク戦争については、サマーワに行ったことは例外として、今後戦闘に参加することはしないと。あの時も戦闘に参加した訳ではないのですけれども、そこの教訓というのはしっかり踏まえなきゃいけない。あれは、特別措置法という、ごくごく例外的対応でやったわけです。ですから、あれを一般的に、行うということは、当時の政府も想定していなかったはずですね。

【古舘】色々、本当に山口さんもお立場あるから大変だと思うのですが、昨日の講演でも、色々強く踏み込んで訴えかけられている中にですね、限定容認論で自民党ないしは、今の政権が押して来るけれども、限定と言っても、結果限定しながらも、その限定が拡大して行く懸念があるとおっしゃっている。相当、そのあたりは意識していらっしゃると思うのですが。

山口】そうですね。あの法制懇の報告書によると、「日本安全に重大な影響を与える可能性がある場合には、限定的集団的自衛権行使が認められる」と。それは安倍さんは否定しないで、政府基本的な考え方に沿う部分もあると、踏まえていると。それで、「今後研究したい」と。断定もしないけど、研究したいと、与党にも協議をお願いしたいと、こう来たわけですね。

ですから、この「日本安全に重大な影響を及ぼす可能性」、これは極めてあいまい概念だと思いますね。安全に影響を与えるって、どういうことが考えられるのでしょう。また、「重大な」というのは、どう判断するのでしょう。「可能性」だけで良いのでしょうか?しかも、誰が判断するのでしょう。政府にお任せ?そういうあいまい概念のまま、政府にお任せでは、これは重大な支障を招く可能性がある。もっと明確なものでなければならないと思いますね。

【古舘】昨日講演でこうも山口さんはおっしゃっていたと思うのですが、自衛隊員の方々に思いを馳せて、これはやはり急に海外武器を持って、戦に行って来いと言われた時に、もし、そんなことになってしまったら、「そういうつもりで自衛隊に入ったわけではない」と。そういう考えの方もたくさんいらっしゃるだろうと。だから自衛隊員が今後どう動くかということは、慎重に見て行かなきゃというところにつながると思うのですが。

山口】そうですね。自衛隊の方々は、極めて真面目な方が多いです。黙々と訓練に励んで、例えば東日本大震災の救援活動などは、本当に身を挺して、がんばられたわけですね。それは、彼らは、やはり、この日本の国のために、防衛であれば専守防衛災害派遣。あるいは万が一の治安出動。そういうことのために入って来ているわけですね。ですから、命令一つで、イラクサマーワに行くような時は、こんなはずじゃなかったと、内心色々と戸惑った方も多かったと思います

現実、昨日の講演でも申し上げたのですが、サマーワへ第一陣を派遣する時の隊員さんたちの壮行会。ご家族を交えて行いましたけれども、「うちの主人、うちの息子に万が一のことがあったら、どうしてくれるんですか?」と。あるいは、「どうして選ばれることになったのですか?」と。そういう非常に心配する声が、寄せられたことは事実でした。

【古舘】昨日もちょっとドイツに取材に行って、帰ってきたのですが、やはりアフガンの時に、NATO集団的自衛権のもとにドイツ軍は行って、いっぱい亡くなっているわけですね。ドイツ兵士の方が。そういう話を直に聞きますと、本当にこういうことを、色々比較にならないという言説も分かるのですが、根底は人を殺す、あるいは人から殺される、命を落とすということなわけですから。慎重にならなければいけないなと、強く思うのです。

そういう時に、これ山口さん、どうでしょう日本は、なんだかんだ良い面も悪い面もあったと思いますけれど、戦後70年、武器を使わずに、平和を貫いて、この国際社会でもなんとか、色々言われながら生きてきた。これ、もっと誇りに思っていいのかな、と思うのですが、いかがでしょうか。

山口】私は、そこの部分は大切にすべきだと思うし、それはアメリカの方々も、そうした日本のこれまでのやり方というのは、大切にすべきであると、おっしゃられましたね。

私が昨年、訪米した折にも国防省の高官の方が、そういう評価をされていらっしゃいました。つまり日本が長年、数十年培ってきたソフトパワー。ここは大切にすべきである。近隣の諸国に対しても慎重に対応すべきであると、そのことを強調されていました。

【古舘】どうも流れが逆に来ていますので、ここは自公協議含め、再三申し上げますが。山口代表北側さんも井上さんもがんばって頂いて、幹部の方を含めですね、やはり、「自衛隊員の方が死ぬかもしれないんだよ」ということと、今お話に出た70年間の重みというものもっと前面に出そうということ、どうかこう、会議の中で言ったらどうですかね?強く。

山口】それはもう、我々の基本方針ですので。これまでの安倍総理もこの間、おっしゃっていましたが、日本国憲法平和主義。これはこれからも守り抜いていくと、このことは明確に申し上げます、とおっしゃったのですね。

この日本国憲法平和主義というのは、従来政府がとってきた論理的整合性を持った考え方ですから、この論理的整合性を保っていくということと、憲法9条の2項が、特に2項に意味があるのですが、憲法9条意味をなさないような、そういうことにしてはいけない。その憲法9条の持つ規範、歯止めとしての役割。これを今後も果たして行かなきゃなりません。従来自分が、政府が言ってきた論理的整合性を保てるか、矛盾した説明ではいけませんね。

また、9条の持つそういう役割というものを今後も保っていけるか、時の政府政権コロコロ考えが変わるというような、安定性を損なうような、そういうものではならないと思っている。このポイントで、しっかりと議論をしていきたいと思います

【古舘】だとすると、もう解釈変更というのは無理で、やはり正面突破憲法改正を順序立てていくしかない、という提案はないですか?

山口】まあ、それは協議してくれ、というのですから、これから協議をして、議論を尽くしましょう。

【古舘】うーん。恵村さん、いかがでしょう。

【恵村】日本の国や国民を守ると言った時にですね、外交軍事というのは、車の両輪だと思うのですよね。山口さんは中国を考えた時に、訪中を自らなさるなど、外交重要性を常々指摘されていますけれど。一方で安倍政権は、どうも軍事の方に偏っているように私見えるのですね。集団的自衛権の議論をする前に、外交もっと議論すること、たくさんあるのではないでしょうか?その辺はいかがでしょうか?

山口】おっしゃる通りだと思いますね。外交関係がうまく行かない。かえって悪くしている。そういう側面もあるのに、この安全保障の面、ばかりが強調されている。非常にバランスが悪いという気がいたします。

やっぱり両方、そしてお互いに国際協力もっと大きな目でどうやっていくか。たとえば、シーレーンというのも日本けが使うシーレーンの部分もあるかもしれませんが、今や国際公共財なのです。韓国だって中国だってフィリピンだってアメリカだってみんなが使う海の道なのですね。それを国際協力でどうやって安全を確保していくか。そういうことを(※聞き取れず)議論するということの方が大事なんじゃないでしょうか。

【古舘】なるほど。

本当に中国に行かれて、習近平さんとお話をされている山口さんだから、ぜひお話を伺いたいのだけれど、やはり僕は、中国も変だなあと思いますのは、日本はそれなりに反省をし、謝罪もしてきた部分があるのだけれども、あんまり反日で利用されたり、色んなことをされてくると、もう反省疲れもあるわけですよね。謝罪疲れも。

からもっと建設的に、中国アメリカが仲悪いけれど、仲良くやらなきゃいけないという重層的な関係もあるのと同じように。日本中国も諍い合うだけじゃなくて、領土問題ちょっと領土置いておいて、これ日本は譲れませんからもっとこう、友好的なお互いにウィン・ウィンあるのじゃないか、というお話されていると思うのですが、反応どうなんですか?

山口習近平主席が、私と会談した時に一貫しておっしゃっているのは、中国覇権を求めることはしない、これは平和友好条約にも書かれていることです。これは一貫しておっしゃるのですね。だから、その通り、また、国際社会覇権を求めない、そういう客観的な動きをしているということを中国側もきちんと示す必要があると思います

それから国民同士の友好信頼関係というのは、もっと強めていく必要がある。それは交流を拡大するということが重要だと思います

それから日中の共通の利益。例えば環境PM2.5の問題とか、これはお互いに力を合わせて解決する。実績を作る。

それと、衝突を起こさないような仕組み。これはもう、いい線まで行って合意していたんですね。事務レベルでは。しかし、政治的合意になりかかったところで、これがキャンセル。そのまま据え置かれています。ですから、こういうこともきちんと合意を作り出す、そういう双方の努力必要だと思います

【古舘】ああ、そうですか。

山口】秋にAPECというのが、中国主催国で行いますので、ここで意味のある対話ができるように、双方努力すべきだと思います

【古舘】PM2.5からはじめ、本当に大事お話で、国境を越えて色んなことが起きているから、そこはもう手に手を携えてやるしかない、ということを山口さんをはじめ中国通の方々の責任でもあるので、そのあたりをぜひお願いしたいのと同時に、一方でこれはどうですか?

さっきも限定容認とか色々言いながら、具体事例の中にそれ以外のことも含まれてくる懸念で言いますと、中国で言います南シナ海で揉めている。フィリピンと、仮にあってはならんことですが、フィリピン中国が衝突したなんていう場合は、今まではないけれども、集団的自衛権というものがあった場合は、これはアメリカちょっと来てくれ、と言われた場合は、行かなきゃいけなくなるのですかね?

山口】んー、そういう場合は、行かなきゃいけなくなる可能性があるということで、慎重に考えなきゃいけないでしょうね。南シナ海の問題は、かなり国民の皆さんも心配されているのじゃないでしょうか。しかしまた、尖閣を巡る状況とは違うということも十分踏まえなきゃいけないと思いますね。

尖閣は、わが国が有効に支配している。こういう現状がありますから。そういうもとで、いたずらな衝突は起こしてはならないでしょう。だから、われわれ日本側としても、そういう不測の衝突を避けるような、つまり軍が出てくるような、そういう事態を避けるような対応というのは重要だと思いますね。

【古舘】関連して、今後公明党自民党と折衝していく上で、大変厳しいな、大変だなと思いますのは、例えば公明党側が言っている、「これは個別的自衛権の範囲だろう」と、言っている。公海上でアメリカ船と日本の船が並走している場合に、どっちが攻撃されたかからない状態で、例えば北朝鮮からの攻撃が仮にあったと、そうなった時には個別的自衛権での反応、行動ができるだろうと、言うのだけれども。

一方で自民党側は、幹部の方々が、一つ一つの事例を積み重ねていくと、これはもう集団的自衛権ということに必然的になっていってしまうだろうから、これはなんとか公明党さんと活路を見出したい、と言っているのを聞くとですね。これは今の艦船の例で言うと、1キロ離れていたらどうしますか?と。アメリカの船と日本の船が50キロ、100キロ離れていたらどうしますか?と。どっちが狙われたかわかんない、とか言ってられないからとか言って、どんどん、どんどん範囲が広がっていく。流動化する気がするのですね。このあたりをどういうふうにお考えですか?

山口】だからこそ、個別的自衛権というのは、わが国に対する攻撃があった場合ということで、集団的自衛権と明確に区別しているのですね。こういう規範としての役目というのが、重要だと思いますね。個別的自衛権対応できるという部分は相当あると思います

パネルのバツを指して)

この例でも、あそこをマルにすれば、わかりやすく説明できるという・・。

【古舘】(パネルのバツを指して)

ここですか?

山口】そうです。はい。そこを個別的自衛権対応できる。つまり、マルになるという部分は相当あると思います

【古舘】そうすると、こういうことがあり得るのかどうか、いろんな議論があるのですが。

山口】そこのリアリティ課題ですが・・。

【古舘】ただ、在留邦人が、アメリカ人が、アメリカの船で輸送してくれていると、朝鮮半島有事があった時に、仮に。その場合は、アメリカの船を日本が守るというのは、現時点では集団的自衛権になるからバツだけど、マルにするということは容認ですか?

山口だって、あれでしょ。公海上で米艦と一緒に、近くに自衛艦がいれば、それは自衛艦に対する攻撃と見ることもできるし、日本人を運んで、危機に瀕しているわけですから、これを放っておけば、日本に攻撃する

2014-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20140517232028

仮に、将来具体的な危機が発生した時、その状況を踏まえて行使に踏み切るべきか、とどまるべきかが判断される。その判断ができるよう法律を整備するのである

その判断に直接国民は関与できないのでね。あらかじめ判断できる枠を限定しておこうと考えることはなんらおかしくはない。

主要なメディアまでが、故意にか法律整備の前段階にも拘わらず、ヒステリックに反応に終始

なにやら日本語おかしいが、「ヒステリック」はあなた主観なので、はあ、あなたはそう感じるのですか、としか

自らが攻撃されるまでは手出しが出来ない

嘘。

立派な装備をもっていても、それを使うことが出来ないとわかっていれば、なんの抑止的効果もないのでは?

あなたも反撃ができることは認めているのに、なぜ「なんの抑止的効果もない」ことになるのか。




最近集団的自衛権論議で一番危ないと思うのは、現状では問題が生じうる(と主張される)「具体的事例」と集団的自衛権行使要件とが乖離していることである

「具体的事例」の中には、個人的に改善すべきであると感じる課題もないことはない。しかし、その解決策として、今提示されている要件集団的自衛権行使が許されることとなれば、「具体的事例」よりもはるかに広い範囲で集団的自衛権行使が許されうることとなる。それは到底許容することはできないし、議論としても踏むべき手続無視した乱暴なやり口であると言わざるを得ない。

まずは、「具体的事例」について本当に改善必要が認められるのか。認められるとして、改善のために本当に集団的自衛権行使まで認めなければならないのか。といった点こそが本来は議論されるべきなのである

ミスリーディングな議論の「誘導」によって国民の判断が歪められないことを切に願う。

集団的自衛権報道につき思うこと

集団的自衛権承認に対して批判的なメディアの論調は、認めてしまうと、まるで今にも戦争をおっぱじめるような論調。しかし、実際に今行われようとしていることは、法律整備のための準備、実際の武力行使に踏み込めと言っているのではない。仮に、将来具体的な危機が発生した時、その状況を踏まえて行使に踏み切るべきか、とどまるべきかが判断される。その判断ができるよう法律を整備するのである

しかしながら、主要なメディアまでが、故意にか法律整備の前段階にも拘わらず、ヒステリックに反応に終始し、まともな議論すらできないように世論誘導することは、それこそ民主主義の危機ではないかと考える。「いつか来た道」に逆戻りといった批判があるが、かの真珠湾攻撃ですら、奇襲部隊日本を出港した後も、米国との交渉が成立すれば、全艦引き返すことになっていたことを思い出してほしい。まさに「100年兵を養うは、ただ平和のためのみ」なのである。武力を備え持つことと、それを実際に使うことには、かの時代においても大きな壁があり、慎重に決定されていたのである

では、現在はどうか。自衛隊は戦う装備は持っている。しかしながら、法律で手足を縛られ、自らが攻撃されるまでは手出しが出来ない。攻撃されるということは、自衛官に実際に死傷者出るということである。まして、同盟国が攻撃されていても救援すら支障があるのである

相手側から見ればどうであろうか。立派な装備をもっていても、それを使うことが出来ないとわかっていれば、なんの抑止的効果もないのでは?

おおよそ軍隊というのは、やってはいけないことが規程されているものであり、自衛隊のようにやっても良いことを縛られた軍隊はないと言われる。実際の戦地において、身を守るためには、臨機応変な対応必要なのであるしかし、我々の議論は、真面目にも今だやってもいいことを規程することからすら脱していないのである

日本領土領海に対する安全に対するリスクは、ここ数年で急激に高まりつつあるのは、誰も異論のないことと思う。

当然、外交的手段により解決することを目指すのであるが、真に平和を望むのであれば、冷静に合理的に考える必要があるのではないかと考える。

2014-05-16

うぅ~ん…

https://twitter.com/levinassien/status/467174401054478336

内田樹

‏@levinassien

集団的自衛権行使についての閣議決定が行われたあと、安倍政権はあらゆる機会を通じて北朝鮮中国挑発し続けることでしょう。彼らが攻撃的な態度をとることによって首相政治判断の正しさは異論の余地なく立証されるわけですから、それを望まずにいることは不可能です。

内田先生の中では、軍事的挑発しない北朝鮮中国と、戦争を望む右翼首相という発想なのか…

集団的自衛権行使

で、集団的自衛権行使を巡って早速「徴兵復活!戦争反対!軍靴の足音が!軍国主義反対!慰安婦謝罪を!レイシストくたばれ!」とちょっと色々混ざって趣旨がなんだかよくわからなくなってる反対デモと言うかそういうのをやっておりました。

じゃぁ彼らの言うように安倍政権が9条を改憲し、徴兵を行い真・超日本帝国になり海上自衛隊皇国軍にして外洋に展開し侵略を開始した場合

本当に若者徴兵派兵になるのでしょうか?小学生でもノーと言えます

日本人基本的人権無視して軍国化するにしてもコストが足りません。


自衛隊を真帝国軍にするのは名称変更するダケで大丈夫です。しかし、日本は「侵略する為の兵器」がありません。今の自衛隊には外洋や外国へ展開し他国領土を攻撃する能力がありません。

じゃあつくろうとなる訳ですが流石に常任理事国特に大中国様が外洋へ展開できる艦船航空機空母小日本が再度作る事は認めないでしょうし、1から自国でコツコツやる事になるでしょう。

流石に旧海軍資産が多少は有るとはいえあくまで70年前の技術。この時点でコスト半端ない事になりますちょっと国内重工業活性化します。

という事で世界のブーイングを押し切りネオ八八旭日艦隊いずも旗艦とする新生南雲機動部隊、そうりゅう型潜水艦をメインとする紺碧艦隊日本が完成させました。

同時進行で志願制の自衛隊員じゃ間に合わないので徴兵しましょうかとなります。この頃から世界核兵器の標準が日本に向けられそうです。

作るかって事でイプシロンH2Aを使い、もんじゅプルトニウムの生成を行い、スパコン京を使い、衛生はやぶさで見せた精密誘導技術を駆使し、戦略核ミサイル作りました

無人島竹島実験成功しました。物凄いコストが掛かります運用お金も掛かります

ココで念願の徴兵です。

団塊の世代徴兵なのにリストラ対象。  自分たちの権利保身の為に下をいじめる。医師会金魚の糞で自分の身の保身の為に国家試験操作して合格率を下げている現在歯科医師会のような連中ですね。

生産年齢→少子高齢化で少ない。     徴兵すると生産性超低下。

学徒出陣!→少子高齢化で更に少ない。  しか草食系多いので裸の絵だけ渡しとけばOK。追軍慰安婦いらず。Twitterバルスを呟く為に現地で勝手に休戦協定結ぶ。

ってか、国民性が70年前と違いますから明確な理由もなく徴兵に応じるわけがありません。


でも、なんとか使える人材徴兵しました。彼らの訓練が必要です。施設は…自衛隊施設を使え…ません。狭すぎです。

ということで各地に訓練施設建設ちょっと地域活性化するかもしれません。ただ、今度は教官がいません。

先生を生み出す施設を作る。この時点で即戦力自衛官を相当数割り振る事になります

後は、日本に住む敵性国家民間人をどうするかですが戦時中アメリカがやった様に日系人収容所に送り込むとかは出来ません。

日本には土地がありませんし、彼らを養える余力もありません。

じゃぁという事で虐げるという事は日本国民性から日本人なら絶対に出来ません。アメリカ軍がやったように戦艦扶桑山城の乗組員を救助してから甲板上で虐殺するとかできません。

ので自衛隊名前が真帝国軍になったあたりで帰国支援事業が再開され全員が送り返されていると思います結果的にそのほうが人道的でコストも最小限になるからです。

上記の全てのコスト計算した上で国家予算に計上した場合どうなるか考えれば国防軍になろうが田母神さんが総理になろうが今の日本にはもう一度戦争をするだけのガッツが無いのは明白なのにね。

多分100年以上は掛かるだろうし。その間に地球滅亡してるかもしれないし。

http://anond.hatelabo.jp/20140515232539

俺も考えとこうと思って、さがしたら資料があったかシェア

国立国会図書館調査及び立法考査局レファレンス(2009.1)より。

我が国政府は、集団的自衛権(right of collective self-defense)を「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利」としている。

成立経緯についてのこの人の説明としては、

大国拒否権によって集団安全保障機能麻痺し、地域機構の自立性が失われることに対する中小国危惧から生み出された権利

具体的にはこれからみんなで国連憲章つくろうねってサンフランシスコ会議が開かれたときに、ラテンアメリカ諸国安全保障理事会の許可なしでお互いの身を守れるようにしたいって言うから憲章内に盛り込まれたとのこと(wikipedia参照)

集団的自衛権の法的性質については、(1)他国権利防衛するとする正当防衛論、(2)個別的自衛権の共同行使とする自己防衛論、(3)攻撃を受けた他国安全独立自国にとって死活的に重要場合防衛行為をとることができるとする議論の3つに分けられる。現在の通説は(3)であるといえるが、攻撃を受けた国と集団的自衛権行使する国の関係が具体的に明らかではなく、軍事介入を幅広く認める結果となる恐れがある。

(3)の「攻撃を受けた他国安全独立自国にとって死活的に重要場合防衛行為をとることができる」っていうのが増田への回答になるんだろうか。

今、AがBに喧嘩売られてて、負けるとAが持ってる舟はBにとられちゃう

俺は毎朝その舟に乗って仕事に行ってる。

じゃあAがやられたら俺仕事いけなくなるじゃねーか。

「A殿、助太刀いたすぞ。」

っていう感じかね。

けどこれはあくまでも通説の(3)による理解なので、(1)(2)の理解もあるし、安倍政権がどういう解釈をしてんのかはわからん

あとそれから

その濫用が疑われてきたことは否めない。

ってのも書いてあるねー

以上参考になればとシェア

これから本文読んでみる。

集団的自衛権の法的性質とその発達

国際法上の議論―

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200901_696/069604.pdf

2014-04-24

不快ものを許す多様性なんてはじめからないぞ?

http://anond.hatelabo.jp/20140424153740

人を殺す手段を持っているからといってそれを行使していい訳はないように、

相手を不快にさせる言動をとっていい自由なんて社会人にはない。

ボソボソしゃべるような奴が職場にいると聞き返すなどしてしまい、意思疎通に余計なコストを払うことになる。

代案も出さずにイヤダイヤダ言うような奴は足引っ張ってるだけだから邪魔

お前と上司、どっちが立場が上だ?そんなこともわからないんだから社会人失格なんだよ。

部下は部下らしく傀儡として動けよ。

2014-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20140420095230

管理職有給の時期変更権を正しく行使しなかった。

教師は、教育者としてあるまじき日に有給行使した。

それに対して納税者の不満が吹き上がってんだろうが。

「注意」を行ったこと自体教員組織が俺と同じ考え方

入学式有給行使することは、公的な訓戒に値する」

と評価してんだろ。

俺は処罰不足だと思うがな、管理職への処罰が行われていない点も最悪だ。

http://anond.hatelabo.jp/20140420094854

当たり前だろ。

注意勧告を行うべき立場のもの懲罰及び訓戒を行う。

無能管理職であろうが、行うべきことは行うべきだろうが。

もっとも、有給の時期変更権を行使しなかった点は

その管理職無能であり非難されるべきだがな。

「真に受ける」ってのもニート臭い表現だな…。くさいくさい。

組織の中で注意を受けるってのは、「真に受ける」なんて話じゃないだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20140420091027

ニートさんは想像力豊かだねぇ…。

引きこもってるとそうなるのかねぇ。誰がそんな話してたのか。

有給の時期変更権はそもそも経営者にあるんだよ。

その当たり前の、ましてや国民血税を扱う立場として

行使すべきだった権利を使いもしなかったその上司

まず公務員として論外だということすらわかんない脳みそか。

入学式を欠席した本人は当然免職にされるべきであるし、

国民血税を空費した上司懲戒免職で当たり前だろこんなもの

自らの職務として行使できる権利、行うべき業務を理解していない

人間公職についてることを問題視すべきだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20140420090332

そもそも、有給取得の時期変更は雇用側の自由だ。

それを行わなかった管理職サイドも叩かれて当たり前。

許可を出した人間の首もまとめて飛ばすべきだ。

正しく時期変更権を行使しない管理職には存在意義が無い。

そのゴミ教師もクズ上司もまとめてクビにするべきだろうが。

職業人として最低限だろ、こんなこと。

ましてや国民血税で雇われている教師だろ。

おまえの観点がクソ能無しなんだよ。ニートは黙ってろ。

2014-04-19

ロリ

婚活市場が活況になる中、ロリ婚が注目を浴びている。

ロリ婚とは18歳以下の女性が30歳以上の男性結婚

する事を言う。


近年、女性社会進出と男性非正規雇用の増加により

ますます婚姻率が低下し、30歳を超えても結婚できない

行き遅れ女性が増えている。


多くの場合行き遅れ女性は30近くになり焦って婚活を始めるが

既に結婚市場で無価値になっており、泣く泣く退出し

悲惨なお一人様生活を送る事になる。私もそのような

行き遅れ女性のうちの一人だ。


こういった悲惨女性を小さい頃から目のあたりにし

危機感を覚えたのが、ロリ婚を推進し、自信もロリ婚を

行った女子高生かつロリコンサルタント社長

寺島万梨阿(てらじま・まりあ17歳)さんだ。


寺島さん「私って名前の印象からして、可愛い女子高生だと

思われるんですが、見ての通り全然可愛くありません(笑)

16歳で結婚してなかったらきっと行き遅れおばさんに

なってたと思います(笑)


質問:どうしてロリ婚を推奨するのですか?ロリ婚を行う男性

ロリコンではないのですか?


寺島さん「よく、ロリコン変態少女虐待している

とか言われますけど。女の子生理になる12歳ぐらいだと

普通に性欲あります(笑)それに、20歳超えたら突然、風俗で働けとか。

ビッチ死ねとか。妊婦迷惑を考えろ。とか言われますよね。

ロリコンを批判している人たちは本当に少女幸せを願っている

のか分かりません。私のような不細工な女子は30になったら

確実に売れ残ります10代が勝負なんです。私のような不細工は

美人と違って、10代に若さリソースが集中されているわけです。

どうしてリソースがある時に行使しては行けないのでしょうか?

私たち不細工女子のの権利を阻害し、結婚を妨害しているとしか

思えません。仮に10代で結婚できずに30代になった

未婚の私を想像するとぞっとしますね。」


質問旦那さんはどんな人ですか?


寺島さん「夫は組込系のエンジニアです。某大企業に勤務し

収入もそれなりにあり、性格も悪くないのですが消極的

ところがあり、私が始めての彼女だったようです。

典型的もてない男ですね。ロリ婚は一般的に不細工女子

30前半の持てない男子が多いですね。」


質問:私のような行き遅れ女のためのショタ婚はありませんか?


寺島さん「実はあります(笑)でも男の子容姿を気にする

子が多いので、長年彼氏と付き合っていたけど縁がなく

分かれたと言うようなある程度容姿の優れた女性

男子高生が結婚する事が多いですね。」


晩婚化が進む中、結婚できないお一人様が増え、

40代50代お一人様女性孤独死が増えている。

ロリ婚は不細工女子に新たな活路を見出してくれそうだ。

2014-04-09

2014/4/15彼らは静かに島に上陸し、強固な橋頭堡を建て、われわれが気づいたときには既に退去させることができない状況であった。

思い起こせば、金より名誉だったのだろう。汚職にまみれたものたちを追放した結果、残ったものたちは名誉を求めた。後世の残る名誉を。

そして主席は忠誠に代えそれを与えることにした。

われわれが軍事力行使できないことを見越した上で、彼らは重火器搬入し終え、そして陣地はますます強固さを増していった。

海域には艦船遊弋しており、既に一手遅れた状況であった。

総理だけではもうどうにもならない状況ではあるが、既に同盟は形だけのようにも思えた。

総統は雪辱もあり、主席の軍を迎え入れた。春に勝利したものはは逃げ惑い、統領が軍事力行使しようとしたときは島によって阻害される状況であった。

そして列島においてもサボタージュが起こり、また利を求める者たちが、総理の足を引っ張ろうとした。

その上半島においても不穏な動きが見える。

2015/4/4

総統決断した。

2014-02-27

stap細胞疑惑キーマンたちによる講演が明日行われます

STAP細胞疑獄の重要キーマンの一人である東京女子医大岡野光夫教授による講演が明日行われます

マスコミのみなさんは取材のチャンスです。

岡野光夫教授は「小保方晴子」が2011年にだした論文の共著者です(STAP細胞論文ではない)。

この論文セルシード社の製品に関する論文で、岡野教授セルシード社の株の大量保有者です。

論文には利益相反事項の記載義務があります岡野教授が株を大量保有していることが未記載でした。

http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/nature-protocol.html

またSTAP論文の共著者である大和雅之教授は、岡野教授同様に東京女子医大に勤めていて

セルシード社に関係しています

stap細胞論文発表に伴いセルシード社の株は暴騰して、その時期を見計らったかのようにセルシード社の

新株予約権の「大量行使」が行われインサイダーの疑いがもたれています

http://kabusyoken.com/?p=9997

「若手・女性研究者が輝く2030年

http://www.first2030.jp/program/

2014年2月28日(金):ライフ イノベーション

13:15 FIRST中心研究者による研究成果のご講演

 岡野 光夫(東京女子医科大学 副学長教授東京女子医科大学先端生命科学研究所 所長)

14:55 パネルディスカッション 「若手・女性研究者が輝く2030年

 2030年の日本を担う今の又は未来の若手・女性研究者が、存分に能力を発揮して活躍するた

 めにキャリア形成、研究環境の構築をどう考えたらよいか、また国や研究機関はどのような支援

 をすべきかなどについて議論します。

  パネリスト岡野 光夫(東京女子医科大学 副学長教授東京女子医科大学先端生命科学研究所 所長)

ust 生放送も行われます

http://www.ustream.tv/channel/first2030

また、明日は、共著者の笹井 芳樹(理化学研究所)の講演が長浜バイオ大学で行われます

http://www.nagahama-i-bio.ac.jp/seminar/seminar.html

2014-01-06

昔、欧州では強者弱者も同じキリスト教徒でありながら、行使できる権利権限に差があった。

なんやかんやあって弱者たる自分強者たる宗教的権威との差分強者が多く持っていたもの否定するという世俗化が行なわれる。

結果、欧州での世俗化した社会=他者宗教的権威行使しない"キリスト教徒たちの社会"となる。

でも、非キリスト教との差分をとると、宗教的権威のみならず宗教世界観に基づいてもたらされる倫理道徳まで差分として現れる。

2013-08-29

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直接民主主義を実験しているDemoex

足による投票 - Wikipedia

討議デモクラシーの挑戦 ―― ミニ・パブリックスが拓く新しい政治 ――

小選挙区の死票半端ない 自民2500万票222議席 民主1100万票38議席 共産700万票1議席©2ch.net

小選挙区制の魅力 有権者2割の投票で8割が自民党議席に©2ch.net

今回総選挙の自民党の絶対得票率は、比例代表選挙で16・99%、 小選挙区で24・49%に過ぎない!

ゲリマンダー - Wikipedia - ウィキペディア

選挙区から一人しか当選しない小選挙区制採用している場合には、特定政党投票する傾向の強い地区を分割し、相対的に多数が別の政党投票する傾向のある選挙区に吸収させることで、特定投票無効化することができる。

2000年アメリカ合衆国大統領選挙 - Wikipedia

共和党ジョージ・W・ブッシュが、民主党の現職副大統領アル・ゴアを破って当選した。

ジョージ・W・ブッシュ

獲得選挙人 271

得票数 5045万人

得票率 47.9%

アル・ゴア

獲得選挙人 266

得票数 5099万人

得票率 48.4%

アローの不可能性定理 - Wikipedia

選択肢が3つ以上あるとき

定義域の非限定性、全会一致性、無関係な選択対象から独立性、非独裁性をすべて満たす

社会的厚生関数」を作ることはできない、とする。

Amazon.co.jp: 選挙のパラドクス―なぜあの人が選ばれるのか?: ウィリアム パウンドストーン, 篠儀直子: 本


[集団浅慮]世論に総論なし、整合性のない各論あるのみ。

みんなの心は絶対に一つにできない(アローの不可能性定理) - YouTube

[25億秒]年間平均可処分時間は4312時間

政府の規制や補助金はなぜ醜悪なのか? ―レントシーキングの罠―



google:合理的経済人

「合理的無知=コストパフォーマンス的に、政治の勉強に膨大な時間を費やすより、適当に暮らしてた方が合理的。」

現代社会に生きる私たちは,政治・経済分野に多くの知識と理解を求められます

ところが,自発的にわざわざ時間を割いて,これらの事柄勉強しても,選挙行使出来るのは一票にしかならず,中身よりも知名度の高い候補が当選します.

 これでは,せっかく休み時間政治経済勉強に使う意味がない,ミシュランガイドブックでおいしいレストランを探すことに時間を使う方が合理的だと考えて,難しい勉強はやめて無知であることを選択します.

これを政治経済学では“合理的無知”と言い,大衆が選択する行為だそうです.

プリズム/合理的無知

有権者の合理的無知 まとめ : YOLOs

アローの不可能性定理 - Wikipedia

選択肢が3つ以上あるとき

定義域の非限定性、全会一致性、無関係な選択対象から独立性、非独裁性をすべて満たす

社会的厚生関数」を作ることはできない、とする。



多体問題 - Wikipedia

古典的な多体問題としては、太陽系のような恒星惑星が、万有引力相互作用し合う場合惑星運行の問題が挙げられる。太陽地球のような二体問題は厳密に解けるが、例えば月の運動も考える一般の三体問題以上になると解析的に解くことはできないとされる(限定された条件(制限三体問題など)では解が存在する)。

弘前大、一般相対論における三体問題の直線解の解析解を導出 | スラド サイエンス

連想ゲーム〜選挙〜不可能性定理〜三体問題 - 愛唱会きらくジャーナル - Yahoo!ブログ

コンピュータにおいて、制御を行う要素の数が1個の場合、2個の場合に比べて3個以上の場合で複雑さは段違いに異なる。




http://anond.hatelabo.jp/20140529013540

2013-05-07

http://togetter.com/li/782032

少子化を解決するにはさ、一夫多妻を認めて、尚且つ未婚での出産子育てふつうのコトにすればいいんじゃないの。婚外子への差別をやめて支援するとか

一夫多妻だと法律上一人の夫にたくさんの妻がいるってことだけど、未婚での出産子育て自由化も実質は似たようなもんになるよ

・なんで

・たぶん優秀なオス人間がたくさんの種を撒き散らすということになるからだよ、扶養しないだけで

・それはだめなの

・だめじゃないけど、優秀でないオス人間がメス人間と子を持てない社会になるね

・子がもてればメス人間なんか持たなくても良いというオス人間は多いと思うが

・俺もそう思うね。でも子が持てないとなると辛いね

・どこかのメス人間に産んでもらえばいいじゃない

・まあ、誰かに精子をもらうというのは簡単だけどさ、10ヶ月身ごもって出産してくれというのはムズいでしょ

・たしかにね

・極端な話、オス人間がひとり入れば百人のメス人間妊娠出産できるわけだし、オス人間がするのは射精だけでいいんだよね

・そうだけど?

・でも、オス人間が子を持つには、少なくとも10ヶ月間はメス人間との契約必要だよね

契約

・まあ、少なくとも、勝手中絶しないでねとか、さ

・ああそっか。メス人間はオス人間精子さえあれば良いのにね。オス人間は最低10ヶ月、他人の子宮を借りる契約をしないといけないわけか

・あと「あなたの優秀な精子をくれ」と言ってイヤがるオス人間よりも「俺の子を孕んでくれ」と言われてイヤがるメス人間の方がずっと多いしね

・そうだよなあ。メス人間はブスでも精子を選べるのに、無能なオス人間美人秀才に身ごもらせ出産させるのは至難の業

無能なオス人間が子だけ持つというのは難しいんだよね。だから婚外子支援というのは実質メス人間優遇ことなんだよね。

・なるほどなぁ。そういうふうに考えていくと、もしメス人間とオス人間社会で完全に対等に扱われるようになって、尚且つ未婚での出産子育てがノーリスクになった場合妊娠出産という能力を持つということが特権のようになるね

・どうしてさ

・メス人間とオス人間社会的地位経済的地位が全く同じなのに、子を出産するという能力はメス人間だけにしかなくて、生むかどうかも、父親を誰にするかもメス人間自由に決められるんでしょ

・たしかになぁ。ある意味特権、というか超能力だよね。人類の半分だけが持つスーパーパワー

養子という手もあるが、全人類の半分は容易く血の繋がった子を得られるのに、もう一方はそれが難しいから養子を取る、というのもなんだか……。あぶれてしまった無能オス人間可哀想になるな。

・そうだね。まあ、ある意味繁殖繁殖!という原始的強迫観念から開放された(させられた?)新人類とも言えるかもしれない。あ、でもオス人間にもさ、メス人間より腕力が強いっていう特権あるじゃん

・ま、その話なんだけど……。昔は、出産する性=メス人間であるということはそうとうなハンディキャップだったわけでしょ

暴力が支配する時代には、メス人間強姦され子の父親を選ぶ権利などなかったし、安全に暮らすには、強いオス人間に守ってもらうしかなかったわけだ

・そうそう。腕力がモノを言う労働がメインだった時代もそうだよね。腕力がなけりゃ今日の糧が得られないから腕力のないメス人間はオス人間に縋るしかないという

・だから、メス人間とオス人間がツガイである必要があったし、一夫一妻でオス人間自分固有の子を産ませ育てるということが簡単だった、と

・メス人間がオス人間に守ってもらうなり養ってもらうなりしなければ安定した暮らしはなかったわけだしね。メス人間は生きていくために一夫多妻であれ一夫一妻であれオス人間とセットにならざるを得なかった

・生む性=メス人間であることのリスクがそれなりにあったからこそ、妊娠出産という機能スーパーパワー特権化せずにすんでたわけか

・つまり、オス人間にはオス人間のownスーパーパワーがあったということか、腕力暴力という名の

・そう、その2つが合わさることでオス・メス人間のセットが都合よく生産されてたわけ

・ところが、時代が先に進むにつれて、労働腕力があまり必要なくなってきたんだよね。んで、それはオス人間自身が進めてきた技術革新によるもの

・それにつれてメス人間仕事を得、自立できるようになった、と

・ただし、当初その技術革新恩恵を受けたのはメス人間というよりはむしろ腕力のない弱いオス人間なわけだけどね。ただ突っ立って工業製品右から左へ~とすれば良いからマンモス狩るよりずっと楽。

・本当に有能なオス人間は常に技術革新を起こす側にいて、そのおこぼれに預かる身分じゃないってわけか

・そして現代になると、そのおこぼパイを低能・虚弱オス人間とメス人間が分け合わなきゃならなくなったわけか

・ちなみに技術革新を起こすことに腕力は一切必要ない。瓶底眼鏡のガリガ虚弱オス人間でも頭が良ければのし上がれる世界さ。そして彼らからすれば、自分にはない「暴力」というパワーで何かを得ることは禁止したいわけだよ。だって一所懸命作ったマシン腹パンで奪われちゃうなんてクソでしょ。

・だから暴力というパワーを行使することは禁止されたんだ、現代において?

・そんなとこ。それで得をしたのは高IQへなちょこオス人間だけじゃない。

・メス人間

・そうメス人間。そして損をしたのは、メス人間よりは腕力が強いということしか取り柄のない低IQオス人間

・加えて、昔は出産のもので死んじゃう確率が高かったけど、今は違う

・そう。今は医療進歩したし、子育ても金で他人やらせれば良いから妊娠出産における負の面がなくなった

・メス人間であることの負の面はどんどん減っているんだ?

・まあメス人間も完全に自由になれたわけではないけどね。やはり腕力の弱さから犯罪に遭いやすかったりするのは確かだから

・ここで、メス人間とオス人間の違いを整理するとさ

・オス人間は、メス人間よりとても腕力がある(≠生物的にタフ)、メス人間より頭が良い

・そしてメス人間は、妊娠出産ができる、と

・でも時代とともに、オス人間の大きな長所である腕力必要性が低くなってしまったんだよね

・すると、メス人間と同じくらいのIQしかないけれど、メス人間にはできない肉体労働で稼いでいたオス人間の層というのはだんだんあぶれてくる

・メス人間は逆に職につけるチャンスが増えたのにね

・オス人間長所である腕力を活かすチャンスが減ってしまい、経済的な面でメス人間の優位にたつのが難しくなった、と

腕力が強いことが積極的に活かせるのって、肉体労働、争い事、スポーツくらいだもの

・でも、肉体労働と争い事(≒戦争)はどんどん減っている

・その上、肉体労働戦争も、機械が代わりにやるようになりつつあるから

肉体労働機械に代わられ、マニュアル化されたヤリ甲斐も糞もない単純作業は馬鹿のくせに異様に忍耐強いメス人間にぶん取られ、需要の増えた医療福祉関係仕事はもともとメス人間がやってる仕事。一部の高級頭脳労働を有能なオス人間がやり、餓鬼と老人のシモの世話はメス人間がやり、低能なオス人間ゴミを漁る、と。ちなみに大昔は戦によって低能オス人間バッタバッタ死んでたわけ。前線に送られてね。ま、それが本来の正しい低能脳筋オス人間活用法なんだけど。ともかくそれでまあある意味バランスがとれてたわけだ。…最後の砦名誉戦死が減って、セックスも出来ず、金も儲けられず、精巣を不満でパンパンにした脳筋オス人間大量発生という恐ろしい事態に陥った時には、革命戦争が起こり、世界は動き出すわけよ。ただし、現代には風俗と充実したエロコンテンツが溢れてるからそういう事態は免れてるね、この国では。

・うわぁ……。現状はメス人間がオス人間仕事をとってるというより、オス人間特性を活かした仕事需要、低能オス人間の居場所が減っているという感じだな

・だのに、まだ現時点では、妊娠出産という能力は依然メス人間だけのものなわけだ

収入などの条件では限りなく差がなくなりつつあるのに、生む能力だけはメス人間のもの

・このままメス人間経済的社会的自立が際限なく進んで、未婚での出産子育てを非タブー化すれば、女性が未婚で妊娠して一人で出産子育てというケースが多くなる

・で、そういうメス人間たちはもちろん優秀なオス人間精子殺到して、結果的に優秀でないオス人間は子を持てなくなる、と

本来ならオス人間に見向きもされず、子を持てなかったようなブスメス人間は逆に子を持ちやすくなるんだけど

・まあ、人工授精精子貰えばいいからね。ブスメス人間でもイケメンマッチョ高学歴白人の子を生むことが可能

・損するのは無能なオス人間だけってか

時代とともにオスであることの利点は失われていくのに、メスであることのリスクは減っていく……

・そういうことだね、世知辛いね。オスには辛い時代

・そうかな。子育てという重荷から開放され、シミシワ毛穴だらけの高齢メス人間結婚を迫られずにすみ、高性能セクサロイドセックス三昧……

・なんでセクサロイド

・若くて可愛いメス人間一夫多妻で有能オス人間に総取りされる

・Oh...でもまあセクサロイドは老けないし、セクサロイドの製造工場でのオス人間雇用も増えるかもしれない。社員割引などあるのかな。それにしても、メス人間ばかりズルいね……

・それなら、いつまでも、メスであるということがあるていど足枷として機能するような社会を保てばいいじゃない。メスが一人で子を育てることが難しい世界を保つのだよ。メス人間を働きにくくするとか、妊娠を機に解雇するとか、保育所をなくしてメス人間強制的子育てさせるとか。

馬鹿

中絶ピル違法化強姦の罰を軽くするとか……ま、それは冗談だけどさ。でもこうしてメス人間が自立できるようになったのも、オス人間がメス人間良心的に接してやってるからだろう。セックスできるかもという淡い淡いレモン色の期待を抱いてね。

良心的?

性奴隷生む機械のように扱ったていいんだよ、本当は。文明が発達しても力づくで言うことを聞かせるという概念がなくなったわけではないんだからサウジアラビアイランのような金持ち国家だって女を上手に扱ってるだろ? でもそれをしないでやってるんだ、良心的だろ。出産以外の総合的な能力では明らかにオス人間のほうが上なんだし。施してやってるわけよ、オス人間

まさか

・ま、これも冗談だけど

本音に聞こえるけどね

しかし、あぶれて子をもてなかったオス人間は、他人の子にばかり税金を払うことになるなぁ

・まあね。でもいいじゃない、将来はその子たちが社会をささえていくんだから

・そうだけど、それで納得すると思う?

・できない人が多いかもね

無能な子無しオス人間から税金徴収しないことにしよう。救済措置として

・すると、無能な子無しオス人間は、無能で子無しの上に税金も払わない非国民として非難されるんじゃないたぶん

・それなんてディストピア

・ひどい、ひどすぎる

・だから、そういうオス人間は、自分の国よりも発展の遅れた国に行けばいいんじゃないかな

・そうすれば、通貨マジックでなんとかなる、と

しかし、世界ゆっくりとボーダレスフラットになりつつあるから、そういうマジックもあと100年くらいしか使えないかもしれない

・まああと三十年くらい続いてくれれば僕は構わないよ。それに100年も経つ前に人工子宮ができるでしょ、たぶん、いやできてくれまじで

・ああ早く人工子宮とか赤ちゃん牧場的なものができれば良いのに

・ほんとだよ

2012-05-28

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エージェンシースラック(agency slack

モラル・ハザード - Wikipedia

会社株主プリンシパル)が経営者エージェント)を、業績に連動する報酬で任用した場合

経営者会社に大きな利益をもたらせば高額の報酬を得るが、多額の損失を会社に与えても(あからさまな過失・故意が立証されない限りは)損失を負担する義務はなく、最悪でも解任されるのみである

このとき経営者収入期待値を最大化する経営判断は、会社にとって最も合理的判断よりも、よりハイリスクハイリターンなものとなる。

しかし、株主経営判断のための十分な情報をもたないため経営者判断に任せるほかない。

エージェンシー・スラック(agency slack)とは、エージェントが、プリンシパルの利益のために委任されているにもかかわらず、プリンシパルの利益に反してエージェント自身の利益を優先した行動をとってしまうこと。プリンシパル=エージェント理論 - Wikipedia

医師が不必要に多くの薬を患者に与えて診療報酬を増やそうとする場合。これは、医師(エージェント)が処方する薬の量が医学的に適切なのか否かが患者(プリンシパル)には判断できない、医師(エージェント)が必要以上に薬を処方しないように医療保険の保険者(プリンシパル)が医療現場を監視するのが困難である、という情報の非対称性に基づく。

経営者は株主の意向を無視して(利潤最大化に反する)学閥優先人事を行っている!株主は経営者への監視をせよ

[株主][利潤最大化][エージェンシー][スラック][社員][学閥]

ストックオプション

既存株主が損をするのが、ストックオプションの正体

はてなブックマーク - 役員に2.4兆円。コーラの高額報酬に物議 | The New York Times | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

ストックオプション会社指揮官に与えると、彼らはプラスの「儲け」だけを気にするが、マイナス面の大きさはどうでもよくなる。

会社10億円損しようが100億円損しようが、経営者ストックオプションはどちらにしても無価値になるだけだ。

ストックオプションは博打につながる

自らが保有するストック・オプションによって、少なくとも「損をする可能性はゼロ」であるからだ。攻撃的、あるいはギャンブル的な経営が失敗して、企業業績が悪化し、株価が下がったとしても、オプション(株の取得権利)を行使しない限り、この経営者は損をしないのである。

現金給与にも恵まれる大企業の人間に対して、ノーリスクでキャピタルゲインが得られる仕組みを株主が認めるのには疑問を持たざるを得ない。

ストックオプションは、経営をハイリスク・ハイリターンにする傾向がある

既存株主が損をするのが、ストックオプションの正体


有利発行 - Wikipedia

既存株主の有利発行への監視の目 - ストックオプションのブログ

背任的ストックオプション

個人的には、投資家の利益と従業員(特に役員)の利益を一致させるには、ストックオプションでは無く、賞与を支給しそれで株を買わせるべきだと感じます。

本格化するストックオプション経済崩壊

BTB 第5回「ストックオプション」 - 板倉雄一郎事務所

株主は株価下落によって損害を被るが、受給者はストックオプションを行使できなくなるだけで、実害はない。

社員に大盤振る舞いしたストックオプションは、あとで企業がツケを払わなければならない。

取得者の利益と既存株主の損失はトレードオフの関係にある

正社員は1人4億円の、やり直しのきかない投資。そのリスクを減らさないと、雇用は増えない。

正社員の解雇には2千万円かかる!

年収3000万円のパイロットの賃金も下げられず、 痴漢をした車掌にも退職金を支払う

優れた業績を上げた社員に対して「昇給で報いる」のは間違い

従業員には賞与で報いる

シリコンバレーで主流になっている「Convertible Notes」とは? | Startup Dating

Life is beautiful: 法律の勉強:社員に株式を与える4つの方法

週刊isologue(第148号)創業メンバーの中途退任時に株を返してもらう方法 | isologue

起業家が結ぶべき「創業株主間契約書」とは。そしてその契約のポイント。

2009-07-25

デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

正しい管理の四つの本質

・適切な人材雇用する。

・その人材を適所にあてはめる。

・人々の士気を保つ。

・チームの結束を強め、維持する。

(それ以外のことは全部管理ごっこ

安全と変更

・変更は、あらゆるプロジェクト成功のために(ほかの大抵の物事についても)必要不可欠である

・人は安全だとわからないと変更を受け入れない。安全保証されていないと、リスクを避けようとする。

リスクを避けることは、それに伴う利益をも逃すことになるため、致命的である

・人は、面と向かって脅されたときはもちろん、自分に対して不当に権力行使されるかもしれないと思ったときにも、安全ではないと感じるようになる。

負の強化

脅迫は、結果を上げさせる手段としては不完全である

・どれほど強い脅しをかけても、最初に割り当てた時間が足りなければ、やはり仕事は完成しない。

さらに悪いことに、目標を達成できなければ、脅迫の内容を本当に実行しなければならない場合もある。

管理者の身体本質的な部分

管理は心、腹、魂、鼻でやるものだ。

 つまり……

 心で指揮をとる。

 自分の腹を信じる(直感を信じる)。

 組織に魂を吹き込む。

 くだらないものを嗅ぎ分ける鼻を持つ。

戦闘指令と管理関係

戦闘が始まるときには、管理者のほんとうの仕事はもう終わっている。

面接採用

採用には、管理必要身体の器官、心臓、魂、鼻、腹をすべて使う(しかし、腹が大部分だ)。

・一人でやろうとするな。二つの腹には、一つの腹の2倍以上の力がある。

・新しく採用した人材には、1回は実証済みの能力レベルプロジェクトを任せ、ほんとうに目標を拡大するのは次回とする。

意見を求めよ。最も採用したいと思った人物は、ほかの優れた人材を知っている可能性が高い。

・話すより聞け。

・これらのことは、下準備をしておけばさら効果がある。

生産性の向上

短期的に生産性を高める方法などない。生産性は、長期的な投資によって向上する。

短期的な効果約束するものは、いんちきである可能性が高い。

リスク管理

リスク管理することによってプロジェクト管理せよ。

プロジェクトごとにリスク調査方法確立して継続せよ。

・最終的な望まざる結果だけでなく、日常リスクに注意せよ。

・それぞれのリスクの実現する確率と予想コスト評価せよ。

リスク現実になる前の初期の兆候予測せよ。

・やる気のある態度を常に引き出そうとしない人物リスク管理人に任命せよ。

・悪い話が上層部に伝わりやすい経路(匿名性など)を作っておくこと。

防御体制の強化

無駄を減らす。

成功を最大化するより、失敗を抑えることによって、全体的な成績を高めることができる。

・失敗した作業は早く打ち切る勇気を持つ。

・チームの結束については必要のない賭けはしない。既存のチームを探して利用する。

・結束の遅い、または結束しないチームのために後継者が困らないよう、優れたチームは維持する(本人たちにその意思があれば)。

・新しい仕事を引き受ける意欲のある結束の固いチームは、プロジェクトの成果の一つと見なす

プロジェクトの初期にむだにする一日も、末期にむだにする一日も等しく打撃になる。

・一日をむだにする方法はいくらでもある……しかし、一日を取り戻す方法は一つもない。

開発プロセスモデリングシミュレーション

仕事を完成させるプロセスに関する直感モデル化する。

・仲間との対話の中で、プロセスの進行に関する考えを伝えたり修正したりするためにモデルを使う。

モデルを使って結果をシミュレートする。

・実際の結果と照らし合わせてモデルを調整する。

病んだ政治

・いつでもクビを賭ける覚悟必要である

しかし、それでも病んだ政治の影響を受けないとは限らない。

・病んだ政治はどこにでも、最も健全組織にも出現する可能性がある。

・病んだ政治の決定的な特徴は、個人権力と影響力の目標が、組織自然目標より優先されることである。これは、病んだ目標組織目標と相反する場合でも起こりうる。

・病んだ政治副作用の一つは、少人数のプロジェクトを抱えることが危険になることである

測定基準

・すべての製品サイズを測定せよ。

単位を気にするな。客観的尺度ができるまでの間は、主観的単位を使えばよい。

・手に入るすべての基本要素(ソフトウェアの数量化可能な特徴)をもとに合成尺度作成する。

考古学データ収集し、これまでに完了しているプロジェクトから生産性の傾向を算出する。

・合成尺度公式をいじり、その値と、考古学データベースのプロジェクトの労力の相関関係が最良になるポイントを見つける。

過去データベースをもとにトレンドラインを引き、予想される労力を、合成尺度の値の関数として示す。

・つぎに、予想を立てるべき新規プロジェクトのそれぞれについて、合成尺度の値を計算し、それを使ってトレンドラインから予想される労力を割り出す。

生産性トレンドノイズレベルは、予測を立てるときの誤差の目安にする。

プロセスプロセス改良

・優れたプロセスと、プロセスを絶えず改良することは、立派な目標である。それらはまだ、ごく自然目標でもある。優れた技術労働者は、指示があろうとなかろうと、それらに焦点を当てる。

形式的プロセス改良プログラムには時間と金がかかる。一つのプロセス改良プログラムのために、プロジェクトが交替することもありうる。生産性の向上が実現したとしても、そのプログラムを受け入れたプロジェクトプロセス改良の為に費やされた時間相殺できる可能性は低い。

プロセスは、注意深く選んだ一つの手順改良によって、その変更に投資した時間と金に報いるだけの利益を期待できることがある。

プロジェクトの期間中に二つ以上の手順改良に順応することは、現実には期待できない。複数技能改良プログラム(たとえば、全般的CM等級の引き上げ)は、プログラム実施しなかった場合に比べ、プロジェクトの完成を遅らせる可能性が非常に高い。

標準的プロセス危険な点は、人々が賢明な省略を行う機会を失わせることである特に人員過剰のプロジェクト場合標準的プロセスによって全員に行き渡るだけの仕事(役に立とうが立つまいが)が発生するなら、標準的プロセスが厳密に守られてしまう。

仕事のやり方を変える

デバッグ時間を大幅に減らさなければ、プロジェクトの成績を通常より大幅に高める方法はない。

・優れたプロジェクトは、デバッグに費やす時間割合はるかに低い。

・優れたプロジェクトは、設計に費やす時間割合はるかに高い。

相手を好きになり、気遣わなければ、人に違うことをさせることはできない。相手を変えるには、相手の考えていることとその理由理解し、尊重しなければならない。

プレッシャー効果

プレッシャーをかけても思考は速くならない。

残業時間を増やすのは、生産性を落とす方法である

一時的プレッシャー残業は、人々の商店を定め、その仕事重要であるという認識を高めるには有効方法かもしれないが、プレッシャーをかけすぎると、かならず失敗する。

管理者がプレッシャーを使うことが多いのは、ほかになにをすればいいのかわからいから、または、ほかの方法の難しさにひるんでいるかである

・おそるべき推測:プレッシャー残業を使うほんとうの理由は、プロジェクトが失敗したときごまかすためかもしれない。

怒れる管理

管理者の怒りと侮辱は伝染する。上の管理者が怒鳴ると、下の管理者も同じような行動をとる(虐待された子供自分の子供を虐待するようになるのと同じ)

管理者が部下を侮辱すると、それが刺激となって部下は自分仕事にされに力を注ぐと思われている。これが、「飴とムチ」式管理で最もよく使われる「ムチ」であるしかし、侮辱によってだれかの業績がよくなるという証拠はあるのか。

管理者が部下を刺激するために侮辱を使うことは、部下ではなく管理者の能力不足のしるしである

あいまい仕様書

仕様書あいまいなのはシステム利害関係者の間で対立解決されていないしるである

・入出力の完全なリストのない仕様書は、見込みなしである使用を明確にする最初の一歩にもならない。

仕様書がお粗末だとはだれも言わない。自分のほうが悪いのだと思い込みがちである

対立

・開発に複数当事者が関わっている限り、利害の対立は避けられない。

システムの構築と導入の事業には、特に対立が多い。

システム開発組織ほとんどは、対立解決能力に乏しい。

対立尊重すべきである対立プロらしくない行動のしるしではない。

・全員の勝利条件を尊重することをあらかじめ宣言しておく。あらゆるレベル勝利条件を引き出すようにする。

交渉は難しい。仲裁簡単だ。

勝利条件が相容れないか、または部分的に相容れない場合でも、関係者が対立解決の為に仲裁に移行するように、あらかじめ準備しておく。

・注意:われわれは味方どうしである。敵は問題のものだ。

触媒役割

触媒のような人格というものがある。そのような人は、チームがまとまって結束し、なおかつ健全性と生産性を維持できるようにすることでプロジェクトに貢献する。触媒がほかになにもしなかったとしても(通常はほかにもいろんなことをするが)、触媒役割重要で貴重である

仲裁は、触媒役割特殊なケースである仲裁わずかな投資学習できる。

・「あなたたちの仲裁をさせてもらえますか」というささやか儀式の開始が、対立解決本質的な第一歩になることがある。

人為的ミス

・致命的なのは知らないことではない……知っているつもりで、実は知らない何かだ。

スタッフの人数

・初期に人数が多すぎると、プロジェクト重要設計作業を省略せざるをえない(全員に仕事を与えるため)。設計が完成する前に大勢仕事を割り当てると、人や作業グループの間のインタフェースを最小化できない。

・このため、相互依存性が高まり会議が増え、やり直しが増え、フラストレーションたまる

理想の人数配分は、プロジェクト期間の大部分を少人数のコア・チームで行い、プロジェクトの終盤(プロジェクト期間の最後の6分の1ぐらい)に人数を大幅に増やすというものである

・おそるべき推察:無茶なスケジュールを達成するように決められたプロジェクトは、妥当スケジュールで開始されたプロジェクトに比べ、完成までに時間がかかると思われる。

プロジェクト社会学

会議は、重要ではない人物が出席しなくても心配のないように、小さくする必要がある。欠席者が安心するための最も簡単方法は、議事予定表を発行し、それに厳密に従うことである

プロジェクトには儀式必要である儀式は、小規模な会議や無欠点運動など、プロジェクト目標理想に目を向けるために使う。

罵倒などの怒りから人々を守るために手を打つ。

・注意:怒りは恐怖である。部下に対して罵倒などの怒りの行動をとる管理者は、ほとんどの場合、怖いからそうしているのである

考察:怒りが恐怖であることをすべての人が理解すれば、怒りは、怒っている人が怖がっていることを明確に示すシグナルとなるだろう。起こっている人は、恐怖を表に出したくない。つまり、怒りが恐怖の表れだとみなにわかってしまったら、怒りを吐き出すこともできなくなる(これは怒っている人の問題解決できないが、ほかの人の悩みは軽減できるだろう)。

病んだ政治(再び)

・病んだ政治を下から治療することはできない。むだな努力時間を浪費したり、自分立場危険さら必要はない。

問題自然解決するか、行動するチャンスが来るのを待つしかない場合もある。

奇跡が起こることもある(だが、あてにしてはいけない)。

倹約精神

倹約精神とは、失敗した企業の中で、その失敗の責任者が作った公式である

・それは、組織自然目標である繁栄福祉精神とは正反対である

・「倹約精神」という言葉を聞いたら、その本当の意味である「失敗と恐怖」に置き換えるといい。

急進的な常識

プロジェクトには目標と予想の両方が必要だ。この二つはちがっていて当然である

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