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はてなキーワード: 小説家とは

2021-11-23

ツイフェミの9割が「腐女子お絵描きワナビ―」である理由が判明してしまった

なぜオタク絵を叩くツイフェミ腐女子お絵描きワナビ―ばかりだろうと前々から不思議だったんだけれど、

https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:KFOrUa00TRIJ:https://skmz.one/%3Fp%3D14295+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

を読んでよく理解した。なろう小説を叩いてる小説ワナビ―と同じ嫉妬オタク絵叩いてるだけだったんだな。

可哀想だと思うけどみっともない。

本来自分が一番描きたい、背景描き込み絵の仕事はもらえず、安直エロ売りの美少女絵ばかり描いて食い繋いでいる。おっぱいボーン! 谷間バーン! 横乳・下乳ドーン! 安直エロ売り以外なんと言えばいいのかわからない、典型的な絵だと思います。すごく嫌だったんでしょうね。

私は描きたくもない安直エロ売り美少女絵で臥薪嘗胆、下積みを頑張っていた。

なのに私が本当に描きたい絵は売れない。

ソエロ売り絵ばかり描かされた。

挙げ句に体を壊した。

男どもが私の素晴らしい絵を評価せず、クソエロ売り絵ばかり見たせいだ。

クソ男のクソ性欲が悪い。

男が悪い。

男が憎い!

私の人生がうまくいかないのは世間が悪い、社会が悪い、男が悪い。これをこじらせてしまったわけです。

凄く同情しま・・・・・・ほんとうにかわいそう。

しょっちゅうキズナアイ絵師さん(女性)がミサンドリスト腐女子から攻撃されてます

社会に媚びて喰っていけるようになった女性みたいに思ってて嫉妬が抑えきれないんでしょうね。森倉さんは自分が思う可愛いを描いてるだけだと思うんですが。


ようしゃねえなおい・・・

引き算が苦手だったんじゃないでしょうか。描き込みは凄いなって思うんですけど、それだけなんですよね。ひたすら描き込んでるだけに見えますガチャゲーの絵も同じです。ひたすら塗ってるだけで、正直私は魅了を感じませんでした。手間暇かけて描き込んでる努力が空回りしてるように思えます。今の時代はわりとシンプルものが好まれるため、引き算って重要なんだろうなと思います


オタク市場は本当に残酷

田舎から出てきた絵師東京で夢破れて実家に帰りツイフェミ化。

好きな背景描きこみで売れず、不本意ソシャゲ美少女キャラで食いつなぎ、その手癖で描いた玉袋ゆたかが最終的にネットで高評価を得るという流れ。

市場残酷さがよくわかる

玉袋さんの母親ますますオタクを憎むことでしょう。

2021-11-18

オタク産業

アニメーター、元漫画家(すぐにやめたアシスタント)、元ラノベ小説家(ワナビ)、元声優(志望)って業界に残ることができなかった人なので、「業界に対して悪感情を持ってることが多い」んだよね。

それも、自分限界まで能力を試して、それで諦めた人はともかく、途中で投げ出した人は、反業界思想に固まりやすい。

萌えアニメばっかりでキモいとか腐った業界だとか「そう言う姿勢アニメに取り組んでたら、そりゃ楽しくないし、周囲から浮いて辛くなるだろうな」って思う。

これは売れなくなった人にも起きるんだけれど、最終的に失敗した人や、続かなかった人、売れなくなった人、素行の悪くて相手にされなくなった人が業界攻撃する、業界の頑固な汚れ状況になってしまうのは、どこもそうなんだけれど、聞くべきことではないので、また暴れてるなぁと温かく見守ってやってほしい。

2021-11-15

ブコメ非表示にしている瀬川深は格好悪い

小説家瀬川深が自身ツイッターブコメ欄を非表示にしていてメチャクチャ格好悪い。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/segawashin/status/1459646167860805632

においてすさまじく格好悪い。

書くことの効用

書くことはつらい目に遭っている人の心のバランスを取る効用がある。

たとえばいくつもの名作が獄中でかかれて一般公開された。

古くは司馬遷だったり、マルキドサドだったり、それを翻訳した澁澤だったり日本ヤクザ小説家だったり、政治家だったり。

それぞれ集中しやすい獄中からなかなかの名作本を書いている。https://scrapbook.aishokyo.com/entry/2015/12/20/112208

また自分は本をかけなくてもインタビューに答えて出版してもらう形で印税を得る人もいる。

 

それではてなブログもとりあえずは「自分表現してみませんか、自分を振り返る効用がありますよ」ということで

10年つづいてきた(今キャンペーンをやっているhttps://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog10th-question10 万ねん筆だのインクだのの筆記具をくれるらしいが、万年筆って蓋をしていても一か月もすれば中身のインクカラカラに乾くから個人的には嫌い)。

 

もともとは、はてなブログのまえにはてなダイアリーがあった。

ダイアリーといいながらも、わりあい小説だったりエッセイと呼べる程度にクオリティの高い長文が投下されていた。

はてなダイアリーはすんなりとはてなブログに移行され、どちらもたしか6万字程度が上限だった。十分な長さだ。

ところが横の連帯キーワードリンク程度しかない寂しい修行場のような場所でもあった。

そこではてなハイクができた。上限たしか1万字程度で、論戦には十分だが基本的には猫や鳥や料理写真大喜利が主流であった。

だがツイッターの台頭が「牢屋修行場のようにしずかでいること」あるいは「なごやかな大喜利生活報告にとどまること」をネット民に許さなかった。140字の揚げ足取りネットの主流になってしまった。

ツイッター論客()を取られたあとのはてなには100字のはてなブックマークとはてなダイアリーシステムをほぼそのまま流用した使いづらいはてなアノニマスダイアリーが残った。

ここでいいたいのは、増田で書くことには効用が薄いということだ。人前ではいえないこともSNSいくらでも本名から遠いハンドルネームをつくって書いたり同士を募ったりすることができるのに、そのハンドルネームによるアイデンティファイさえ捨てて言いたいことなど、この増田をみていてわかるように

もっと俺をみろ」

もっと俺にやさしくしろ

パンティ見せろ、しゃぶれ」

という5歳児のような(いや性欲がある分5歳児より悪い)我欲の塊でしかないのである

まるで、「蜘蛛の糸」でお釈迦様が糸をたらした地獄のものだ。ありもしないチーズを探すネズミもの場所がここなのだ

から文章を書くときは、ここ以外で書け。効用を求めるのならIDをつけられる場所で書け。できれば自分だけのために書け。

ここで書きだしたら終わりだと思え。

2021-11-07

twitterにいる小説家知念かいうやつ、いい加減にしてほしいな。あいつらはコロナ永遠に続いてほしいと思ってるんだろうが自粛騒動被害を受けてる人もいるんだよ。

2021-11-06

anond:20211106214031

小説家にかんれなかった男と聞くと、まるでコメディアンになれなかったジョーカーのよう

anond:20211106213728

たし🦀

優秀な頭脳と立派なプラントを用意して一生懸命作ったVXガスサリン

小説家に成れなかった男がその辺で手に入れたガソリンに負けたという事実

示唆に富んでいる

公明党はいから野党になったんですかね

この件

知念実希人 小説家医師 on Twitter: "『野党ワクチンに協力的だった嘘つくな!』と大量のリプライ頂きますが、 一部野党が主張していた『国内で第3相をしてからワクチン承認するべき』が万が一とおっていたら まだ日本ではワクチン打ててない可能性高いですからね! 承認は数か月は遅れ、万単位犠牲者が出たはずです。"

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/MIKITO_777/status/1456533064134193153

ブコメ議事録リンク等があったので一応読んでみたら

公明党高木委員も、専門家の言う通り第三相試験ちゃん検討してねって言ってるみたいなんですけれどね。

第203回国会 厚生労働委員会 第5号(令和2年11月18日水曜日))

https://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009720320201118005.htm


高木(美)委員

(略)

昨日の参考人質疑におきましても、ワクチン国内における第三相試験について、岡部参考人も、また宮坂参考人も、必要だ、時間目標人数を決めて行うべきである、このように言及をされておりました。例えば岡部参考人は、やはり「基本線からいえば、ルールどおりの三相試験必要だと思います。 ただし、人数を例えば少し制限をするとか、このぐらい時間がかかるものもっと短く、議論するんだというようなことも含めて、総合的に議論必要だというふうに思います。」と。宮坂参考人も同様のお話でございました。


 国内データをどのように蓄積をしていくか、やはり何らかの手だてを講じる必要があると思っております厚労省見解を求めます


(回答含む質疑略)


高木(美)委員

 大変重要なところでございますので、できれば一社一万人という規模でやっていただければよろしいのではないかというふうに、ここもやはり専門家意見をしっかり聞いていただく。せっかくやっても有効性を問われるのでは意味がありませんので、そうしたことも含めて御検討をお願いしたいと思いますよろしくお願いいたします。

公明党って野党なんでしたっけね。

それとも、与党ノーカン野党けが一方的に悪いって事になるんでしょうか。


◆他に気になったブコメについて

id:barelo 令和2年11月24日立憲民主党石橋通宏「第三相試験をしっかり同程度やってから承認判断をされるべきものではないかとやっぱり我々なんかは思いますhttps://kokkai.ndl.go.jp/txt/120314260X00420201124/106


発言こちら。


石橋通宏

 いや、しかし、同時にやるのでは意味がないのではないですか。何のためにこの一万人の先行接種、これ先行なのか同時なのか。もし確認をされるということであれば、当然ですが、国民の皆さんに接種勧奨をする前にこれをやって、そして反応を見ると。

 本来承認前に先ほど来お願いしている第三相試験をしっかり同程度やってから承認判断をされるべきものではないかとやっぱり我々なんかは思いますが、そうではない、まずは承認なんだ、承認後に一万人にお願いするんだ。であるとすれば、やはりこれ、接種勧奨する前にこれ一万人ということに、皆さんにお願いして状況を確認するということなのかなと思ったんですけど、違うんですか。


切り取られた部分だけを読むと「第三相試験やってよ」と要請しているように受け取ってしまます

全文読めば「本来は第三相試験してから承認だと思うんだけど、まず承認するんだって理解でいいですよね」と、政府の進めようとしているプロセス確認している趣旨なのがわかります

id:bareloに悪意は無いのかもしれませんが、結果として元々の文意とは異なる”切り取り”をしています


え?でも「先ほど来お願いしている第三相試験」ってあるんだから、その前に散々要請はしてるんだろ、ですって?

ならその「先ほど来」の部分から切り取ればいいですよね。

なぜそうしなかったんでしょう?

実はそこまでの議論を読んでも、石橋氏は第三相試験要請してないんですよ。

ずっと「第三相試験なしで承認するなら国民理解してもらえるように根拠説明して」って言ってるだけで、第三相試験をやれなんて言ってないんですよ。

から変なところから切り取るしかなかったんでしょう。

これ喋ってるものをそのまま書き起こしてるからわかりにくいんですけど、要は

本来承認前に先ほど来(から実施しない理由についての説明を)お願いしている第三相試験を』

って読むのが文脈からして正解なんじゃないかと思います


議事録からみる他の立憲議員は?

全部の議事録を読んだわけではないですが、他にも立憲の長妻氏は「早ければ12月には承認」するスケジュール前提で喋っており

第三相試験をやってまで遅くしろとは言ってないですね。

スピード大事だけど拙速にならないようにくれぐれも注意してくれ、程度ですが、まあそりゃそうだろうなとしか


立憲の中島氏は確かに「第3相試験やるべきではないか」と発言してますね。

でも読む限りの個人的感想ではそんなにしつこく求めてるわけでもなくアリバイ作り的に言ってるだけに見えるので、

スケジュールを遅らせようとか何が何でもって意図は無いように見えます

つかこの程度で責められるなら、上述した公明党委員さんだって第3相試験やれ言うてるやん、て話です。


最近読んだBL

今回は短編小説1冊、単行本1冊、雑誌1冊。

夜の眼(ジョシュラニヨン)

あらすじ

 事件記者パーカーは、連続殺人犯リッキー正義感から助けたが、恩を仇で返され殺されかけた。

 再び収監されたリッキーだったが、ある日刑務所を脱走して行方不明となる。リッキーから報復を恐れ、警察に付き添われつつ逃避行したパーカーだったが、護衛に着いてくれたスッタッグ警部補に好感を持ちはじめ……。

増田感想

 すごく面白い訳じゃないけど、つまらなくもない。終盤、もしリッキー復讐に訪れたら、その時パーカーはスタッグ警部補に何をしてもらいたいと願っていたのか、その胸の内を白状するところが、人間臭くてよかった。

秋山くん』第4巻 (のばらあいこ

あらすじ

 柴からプロポーズを受けて、結婚するのもいいかなと思った、秋山くん。だが、自分と柴がふわっふわしていて地に足が着いていない有り様を仲間達に指摘され、自分がしっかりしないと、と決意したのだった。

増田感想

 進路選択を機に我に返って現実を見る、というのはあるあるだけれども、世間に歩調を合わせて妥協するのではなく、「結婚する」という目標はブレないまま、それぞれ成長していくところがよかった。

 柴と秋山くんだけでなく、柴の友人のじおんくんやちえちゃん秋山くんの悪友達も彼らなりに考えて成長し、互いに影響を与え合っている様もいい。

 そして、地方ヤンキー底辺高校生達の人生を回すスピード感リアル。彼らは都会の大卒アラサーで悩むような事に、高校在学中に悩み決断するんだよなぁ。

 BL漫画を描くような人が、こんな感じの市井の人々にスポットを当て、「ヤンキー」という形だけでなく彼らの暮らしぶりのリアル肯定的に描くのは意外な感じがした。

 第1巻の、かなり酷すぎる性的虐めからまさかの展開の時点では想像もつかなかった、大団円。よかったわねぇ、皆……と近所のおばちゃんの気分でほろりとしてしまった。

ボーイズラブアンソロジーCanna vol.80』

 記念すべき第80号。飛ぶ鳥落とす勢いの人気小説家、凪良ゆう先生作品コミカライズ! というスペシャルな感じがあるんだけど、寄稿者の人数が今月も少なく、大丈夫なの……? と一読者の私は若干心配になるのだった。朝田ねむい先生の『スリピングデッド』が2話分一挙公開! さもなければ雑誌もっと薄くなってしまったよね。私は電子派だからリアルに本の厚みに一喜一憂は出来ないのだけれども。

 ちなみに、『Canna』のテイストエロ大人しめで、青年漫画に近い感じかな。変わった作風のものが多いと思う。じっくりストーリーを楽しみたい人向け。

 ではでは作品ごとに感想を書いていくぞ。順番は掲載順。文章量があからさまに思い入れに比例してて御免。

『積み木の恋』第1話漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)

 昨今はあまりにも小説が売れないが、ストーリーを作れるのはやっぱり小説家、ということで、小説コミカライズがお盛ん。しか小説コミカライズを読む度に、大体原作の方が面白いなって思う。やっぱ、漫画には漫画の、小説には小説のやり方があるんじゃないかな。

 という訳で、この作品もやっぱり原作読んだ方がいいんじゃないかなという感想私自身は凪良ゆう先生作風が好きだけど、『積み木の恋』は未読。原作の方が好きになれそうと思った。

 凪良先生の良いところは感情表現ユーモアで、ユーモアの方は台詞に出がちなのでいいとして、感情表現地の文に出がち。しか行間を読ませるというよりは分析的な文章なので、漫画の余白とか空気感表現しづらいんじゃないかなと思う。

 コミカライズ担当者がまずいという訳ではない。漫画化との相性がいい原作を選んだの? と疑問に思うだけ。

 現在、他誌でも凪良ゆう先生作品漫画化されているんだけど、そちらは近々ドラマ化される『美しい彼』で、コミカル台詞回しが多く、少女漫画セオリーを綺麗に踏襲しつつたまに強烈な逸脱を見せる作風で、より漫画向きな感じがする。



『MADK』第17話(硯遼)

 すごく評判のいい作品なのだが、私はつい最近(4、5号前かな)から読み出したせいで、話がさっぱりわけわかめ最近までは悪魔Jの過去話で、現在主人公マコトちゃんがなんか生首持ってJの家に来たところ。

 まあ、よくわかんないけど、マコトとJのどろどろの愛を楽しむ漫画なの? 今回はやばやばエロ回。Canna漫画っておかし性癖エロはあまりない感じなんだけど、本作の今回は若干アブノーマルかなぁ。最中台詞を読んで、それ奴隷商人痴皇(@『幽遊白書』)が言ってた台詞のやつじゃん、とツッコミを入れたりなど。

 読後の感想としては、今回もよく分からなかったなと。


逃避行じゃあるまいし』前編(タクアン)

 ストーカー?×恋愛の美味しい所だけ味わいたいグラスハート のおっさんずラブみたいな感じ。画風がサラリーマン向け雑誌みたいだが、エロはがっつり腐女子好み。エロシーン多め。「×」というよりは「VS」が似合う関係性のようにも思ったが、受けの人は粘着されて嬉しそう。まじかよ。


『青い人の主治医』第2話(hagi)

 第1話掲載した後数回休むってすごいな! と、これまで読んできた漫画雑誌といえば有名少年漫画少女漫画雑誌くらいの私は思うのだが、Cannaにはよくあることなのかもしれない。

 別にBLでなくてもよくないか? と思った。まあ、こういうBL好きな人もいるさ。


ベルガモットサニーデイ』第5話(キタハラリイ)

 相変わらずタイトルの響きが最高だなあ、ベルガモットアンドサニーデイ! 声に出して読みたいタイトル

 働く大人女子向け漫画っぽいもだもだした恋愛もの別にBLでなくてもよくないかという気がしないでもない。


『嘘つきな愛を買う――オメガバース――』第4話(ポケラふじ子)

 オメガバースって、二次創作においては行きつく所まで行ったニッチ性癖感あるけど、オリジナルBLにおいてはネタ範疇妊娠出産も一応入る為に社会派の側面もあるよねー。ということで、これもうっすら社会派っぽい雰囲気のある作品

 とはいえ、大概のオメガバースはαとΩのやり過ぎエロとかΩの業の深さを楽しむものだとも思う。本作も社会派っぽい面はあくまでおまけかな。


スリピングデッド』第6話&第7話(朝田ねむい)

 イエーイ今回一番楽しみにしていましたイエーイ!! 2話ぶん一挙掲載にしても凄い分量がある。全部で80ページ越えだもんな。

 ネタバレをしながら書くので、ネタバレ無しで読みたい人は読み飛ばしてください。


 今年の8月末日に刊行された第一巻の続き。殺人事件に巻き込まれ理不尽な死を遂げた佐田が、マッドサイエンティスト間宮に拾われ理不尽にもゾンビにされ、これまた理不尽にも食人をして生きることになったのが、第一巻までのストーリー

 巻末辺りで、間宮が実は顔見知りだったことを佐田は思い出す、という謎めいた展開に。

 今回は、佐田記憶結構ぼこぼこに抜けがあるのが判明しつつ、視点佐田から間宮に移る。

 これまでもっぱら佐田視点物語が進み、佐田の人となりを読者は佐田自己認識という形で知ってきた。ところが! 間宮記憶に残っている佐田人物像がとても意外。いや、表向きは佐田は昔から非の打ち所のない、ほどほど善良な人物だった。それを間宮スクカー最底辺のひがみ根性から偽善者」と決めつけていたのだけれど、あることがきっかけで、佐田邪悪な一面を垣間見たのだ。

 一巻までは、クレイジー科学者間宮翻弄されるごく普通の善良なスパダリ佐田、という構図だった。けれども一皮剥けば、間宮科学的探求心に突き動かされていない時には案外まともな感性を持っているのに対し、佐田無意識ながら自身暴力性を発揮する隙を窺っているようにも見える。

 理由も無しに暴力を振るわない間宮と、理由さえあれば嬉々として暴力を振る佐田。彼らは似ているようで根の部分は真逆

 佐田仮面を剥がすと現れるのは、過去間宮を虐めた奴らと同じような気性で、間宮佐田に惹かれるのはストックホルム症候群のようなものに思える。お、これって同作者の『マイリトルインフェルノ』じゃん? 『マイリトルインフェルノ』のあとがきに、最初はいじめられっ子が悪魔の力を借りていじめっ子復讐する話だったが暗くなりそうだからやめた、と書いてあったと記憶しているが、今回はそのテーマに再挑戦するということなのだろうか?

 間宮佐田過去編にはBLなのに若干百合みを感じる。陰湿×陰湿からかな。

 感情を表情や言葉で表すのが大の苦手な間宮の、一巻までの言動伏線は全部一巻内で回収(あーこいつ実は佐田のことかなり好きだな、と。)されたものだと思っていたが、そのなかでの特に重要台詞や表情の一つ一つが、実は二人の過去しか佐田には綺麗さっぱり忘れられている)に掛かっていた、というのにはやられた。なんてすごい構成力なの……。

 ここまで見てくると、間宮佐田に対する一方的な想いが実にエモーショナルに感じられ、間宮佐田に対する言動の一つ一つが愛らしく思えてくる。間宮佐田の死顔を見、「……あまり変わってないな、キミは」と呟き佐田の頬を撫でるシーンにはちょっと涙が出てしまうな。一巻収録ぶんを未読な人には、変な人の変な行動にしか見えないかもしれないけど。いまだ紆余曲折の真っ最中にあり見た目にまで苦労の滲み出ている間宮が、昔のまま歪みなく順風満帆大人になり夢も叶えた佐田に対し、羨望と嫉妬以上の眼差しを向ける、名シーンだ。

 ところで、佐田が肝心の所をまるで覚えていなかったのは、何かの影響による障害にも読めるし、加害者被害者記憶ギャップにも読める。佐田間宮を虐めた人ではないけれど、佐田の心根にはいじめっ子的な所があるというか。間宮佐田のことで強烈に記憶している部分というのが、佐田にとっては他人に対する悪意を解放した部分である佐田本人はスカッといい気分)であるから、そりゃ覚えている訳はないか

 間宮佐田過去と二人の関係性、そして間宮佐田に対する想いは明らかとなった。だが、ゾンビ化が佐田に与えた影響という伏線はいまだ回収去れていない。これが今後どのようにストーリー関係していくのか。ゾンビものの定石として佐田人格を喪い人食いモンスター化し暴れ出すとかいう展開も予想出来る流れだし。

 次回が待ち遠し過ぎる。


BLACK BLOOD』第5話(琥狗ハヤテ

 えっ、この漫画もう第5話なの? あらまあ! 時の経つのは早いなあぁ。そういえば、私が初めてCannaを買ったとき、ちょうどこの漫画が新連載として載っていたような記憶がある。

 ハードっぽい作風と画風で、日本漫画という由りは海外の、フランスとかの漫画っぽい雰囲気なのだが、やっぱりBLBL。急速に恋が始まり、油液が飛んだ。(←何かの隠喩ではない。)ここまで一応事件はあったものの凄い急展開が起こった感はないのだけど、もう5話。一巻以降も続く感じかな。次号とかで終わったら、何だったのかよく分からない漫画になってしまうし。


『ジャルディニエの愛した毒花』第12話(椛嶋リラコ)

 娼館ものでかつ猫耳獣人ものという欲張りセット。連載が長く続いているのもあり、私にはさっぱりストーリーわけわかめ

 この間まではなんか過去の話をしていなかったか? 攻めの人がどっか遠い所に行っちゃうような話では? と、前回までの話を把握していないまま今回を読んでも理解出来るはずもなく……。絵が綺麗。しかし、何故レディコミではなくBLなのだろう? という疑問もなくはなく。まあ、こういうBL好きな人もいるさ。


シャングリラの鳥』第14話(座裏屋蘭丸

 イエーイ、これもすごく楽しみにしていましたイエーイ!! だが、ストーリーはそんなに進まなかったので、ネタバレのしようがない。

 前回までの色々が解決も進展も後退もせず。フィーは子供時代に犯した過ちがシャングリラに及ぶことを恐れて怯え続けれており、一方アポロといえば、輝く白さのホワイト労働のはずがまさか自身性質によって馴染むことが出来ずに進退を考える局面差し掛かっていた。

 アポロが試情夫として正規雇用されて依頼、なかなか接点を持てないふたりは、それぞれの悩みを一人で抱え込んだまま、ひたすら悶々とし続ける。

 精神的に詰みそうになったタイミングで、運良く二人きりになれたとこまでで次回を待て!

 なんとも言いようがない。ただ、座裏屋蘭丸先生の描く、男子達がより集まってあーだこーだ言い合うシーンは最高だなあ、ということくらい。

 絵柄がすごく綺麗なのに、背景を真っ裸で歩くフィーの超遠目に映ったおちんが白抜き修正されてしまうのが、地味に悲しい。全身クローズアップ絵では脚とかで隠し切っているのになぁ。


『つむぐ婚』第4話(黒岩チハヤ)

 別にBLでなくてもいい気がするのだが、BLじゃなかったらこのモフモフが観れなかったので、BLでよかった。

 つむぎの狐Ver.の口元のふにゃふにゃさと狐らしいお手々の感じが癒し。だが今回は人間姿でこってりエロ回。モフモフしっぽガードがよかった。


ひだまりが聴こえる――春夏秋冬――』第5話(文乃ゆき

 この作品はかなり人気があるようで、Canna代表作といえばこれ、みたいな扱いをされているけど、私はあんまりきじゃないんだよなぁ。BLなんだけど、少女漫画特有のねっちりさがあるところが、あまり好みではない。そういうのが良ければ少女漫画を読むよ。しか世間ではこれが王道綺麗めBLなのかもしれない。知らんけど。



***

 個人的に、「BLなのに百合みがある」は正直な感想でありつつ褒め言葉でもある(と言いながら、私はあまり百合は好き好んでは読まないのだが)のだけど、「BLでなくてもよくないか?」は明確にdisりとして使っている。

 せっかくの増田。何もしがらみのない場所なので、そりゃ忌憚のない感想をかくさ。

 では今日はこの辺で。

2021-11-01

通り魔事件思想として『消費』する事の恐ろしさ

ここ数年、印象的な通り魔事件が増えた。通り魔だけでなく、多数を狙った事件も多い。

京アニ事件小田急事件塩酸事件、そして今日あった京急事件だ。

秋葉原事件と比べると、犯行方法はより陰湿になり、いか残酷相手を殺すかに焦点があてられるようになった気がする。


社会に対する怨嗟というより、個人的な恨みが目立つ。京アニは「パクられたという主張」、小田原は「幸せそうにしてる女が憎い」。塩酸男は「ため口」。京王線事件に関しても、犯人が口にした安易思想で締めくくられるだろう。

僕たちは秋葉原通り魔事件犯人について数多くの事を知っている。彼は昔は秀才だった事、母親が異常な教育をしていた事、職場でのいじめがあった事、本人のカッとなりやす性格2chをしていた事。

僕らは秋葉原加藤の事を一人の人間として見て、彼を恐れる事は無い。そしてあの事件から学び、いろいろな「原因」にこの事件を当てはめ予防する効果はあったと思う。


しかしここ数年の事件報道規制しかれているのか、犯人の事を知ることが無い。皆、顔の見えないモンスターとして不気味に君臨し続けている。

そして安易想像思想を絡めつけ、各々が勝手解釈消費してしまっている。

僕たちは青葉が小説家志望のおじさんとしか知らない。小田原サラダ油を撒いたナンパ男だとしかしらない。花森はオタクっぽくため口を聞かれた男だとしか知らない。


花森に関しては、勝手被害者陽キャいじめっ子だと想像し同情してる人が多かった。しかし実際は小学校から周りの子供を虐めたり脅したり、虫を食べさせてたりしていた事を知ってる人は居るだろうか。

統失と正常者」「男と女」「陽キャ陰キャ」だとか、安易文脈に落とし込んで、「解決」した気になってる。

小田原事件なんかは、一部が「フェミサイド」だと騒ぎ立て、「女性を標的とした犯罪厳罰化するべきだ」と結論付け悦に浸っている人も居る。


だれも犯罪者に興味が無いのだ。皆自分しか興味が無いのである犯罪者は犯罪者のまま、自分思想を強化し、文脈の中で自分を守ろうとしか考えない。事件があっても、まず思想を強化するための材料としてその事件を消費する。

その結論は間違っている。PDCAのC(チェック)が機能していない。OODAのOO(観察と方向付け)の部分が明後日の方向を向いている。エンターテイメントとしてどうしたら事件を消費できるかが目的になっているのだ。


先ほど起きた京王線事件も、おそらくコスプレ模倣犯エンタメとして消費されるだろう。犯人がどういう人間か、どういう生い立ちをしたのかに誰も目を向けずに。

犯人ナイフで人一人を意識不明の重体にしたのは事実だが、塩酸を撒いただとかガソリンを撒いただとか、不確定な情報報道各社が流し合っている。もうすでに下地はできている。

SEOを考え、効果的にSNS記事が流され、一般市民感情を刺激するようにストーリー構成し、ライターは金を得て安堵し、その記事を一か月後には皆忘れている。報道各社は間違った情報はそっと消して、知らん顔をする。


今だからこそいうが、京王線犯人人生もっと掘り下げるべきだ。安易マーベル作品として、悪役は悪役のまま倒すのではなく、ホアキンジョーカーのように執拗悪人人生を掘り下げるべきだ。

そして皆がこの犯人を「ただの人間なのだ認識するまで執拗報道を続けるべきだ。単なる「模倣犯」としての思想として消費してはいけない。同じような景色を見たくないなら。


でも、単なる一般人試験に落ちた話を喜々として報道リツイートする今の世の中だし、こういう事件を皆欲してるんだろうな

2021-10-20

anond:20211020091756

小説家としては平均的だと思う

あんまり多作だとラインと棚を圧迫するって言ってちょっと嫌われる

基本的にいっこのレーベルで確保できる販売スペースは限られているので

2021-10-13

文春が手を出せないもの

小説家

日本共産党

あと一つは?

2021-09-29

好きな作家ツイッターは見ない方がいいかもという話

私には敬愛している小説家さんがいます

5年前にその作家さんの小説書店で偶然見つけ、その作家さんの書く小説の虜になりました。それからはその作家さんの小説をとにかく読み漁りました。発売している本は全て買い集めました。気がついたら私はその小説家さん自体も好きになっていました。こんな素晴らしい小説を書く人はさぞかし素敵な人間なんだろうと。

元々、その小説家さんについて小説家でありながら医者でもあるということは知っていました。二つの夢を叶えるなんて努力家だなと。記事でのインタビューにも好感を覚えていました。だからこそ、ツイッターを調べて見てしまったのです。この人はどんなツイートをするのだろうか気になって。

その小説家さんのツイートは私にとって意外なものでした。言葉の所々が攻撃的でこの人があのハートフル小説を書いているなんてとても思えませんでした。ちょうどコロナ流行り始めた頃だったのでその小説家さんは医者として注意喚起ツイートをしていたのですが、所々人を小馬鹿にするような発言が目立ちました。そしてこれはちょっと関係ないのですが、30分に2ツイートくらいしててえ、ツイ廃?となりました。アンチに突っかかって行く姿勢も怖いと思いました。とにかく思っていたイメージとは違いました。なぜこの人はこんなに攻撃的なんだろうと思いました。

私はそれからその小説家さんの作品を素直に読めなくなりました。元々は私が美化してしまったのが悪いのですが、「騙された」と言う気持ちが抜けませんでした。今はただただ何も知らなければよかった、ツイート見なければよかった、と思います

2021-09-28

多分躁うつ病だけど薬飲みたくない

小説家を目指している理系大学生です。

正直デビューも近いほうだと思う。

そこそこ大きな賞の最終選考に残してもらえるようになった。

作家の人から「君はいつか必ずデビューできるよ」と言われることが増えた。

ところで私は躁うつ病だと思う。

元気なとき死にたいときの落差が半端でない。

元気なときは二徹も余裕で、頭の中から次々と創作アイデアが湧き出てくる。

自分は無敵だと感じる。1日に5万字くらい書ける。

反対に、死にたいときは何もできない。ソファうずくまってイヤホンで首を絞めたり、横断歩道のない道路を突っ切って、車の前に飛び出してみたり。

父親祖母躁うつ病だ。

無論本人たちは認めようとしない。でも多分そうだと思う。

火のついたように怒って家全体を荒らしたり暴力を振るったりするかと思えば、まるで別人のように落ち込んでいる。

そしてそういう形質を私は明確に受け継いでいる。

躁うつ病はよくうつ病と間違えられるけれど、全然違う病気だ。

うつ病ストレスが原因とよく言われる。抗うつ薬(太りやすくなる)を飲む。

これに対して躁うつ病遺伝性で、治療にはリチウム結構効く。

けど、私はこの薬を飲みたくない。

曲がりなりにも今までこの性質と上手く折り合いをつけてきたつもりだし、何よりアイデア創作意欲)が浮かばなくなるのが怖い。

かといって、うつ状態ときに死んでしまリスク躁状態ときに周りに迷惑をかけるリスクを負うのも嫌だ。

最近躁と鬱の間隔が短くなっていて危機感を覚えている。

どうすればいいのか、詳しい人がいたら教えてください。

anond:20210928113403

ラーメン評論家ラーメン作れないくせに偉そうだからだろ

小説家ミュージシャンはモノが作れる人だし、その人の作品を見てどんな人なのかわかるから評論信頼度が違う

それに、最近Twitterやインスタ見て店に来る人が多いからもう評論はいらないでしょ

写真とうまかったーというつぶやきがあれば十分

人は評論を頼る

ラーメン評論家炎上したけど、人は新しい店に行く時評論に頼るんだよな。

自分評論家は嫌いだけど、小説家とかミュージシャンとか自分尊敬する人の評論は受け入れている。

なんでラーメン評論家嫌悪感を抱くのだろうか。

2021-09-19

anond:20210919112530

勝ち組負け組を目指さないが、ミステリー小説家人殺し願望があるかもしれないし、童貞セックスしたくて仕方がない。

昇華された作品の方が、琴線に触れるようなエネルギーがあるような気はするな。

2021-09-16

特に興味もないよく知らないことについて想像で語れ

よく知らんけど頑張って概念説明を試みる


たことないけど多分あってる


よく知らんけど、さすがにあってるだろ

anond:20210915233526

概ね同意だが口頭よりも文章の方が高等技術とされてる風潮ってなんなんだろうね。立派な小説家が女たらしも得意というわけじゃなかろ。

2021-09-15

ウェットな目ヤニって鼻くそとはまた違ったにおいがするんだけど、それをうまく表現できる人いないもんかね

こういうことの気の利いた言い回しをする訓練も小説家になるのには重要だと思うんだけど

俺はとにかく感覚的なことを言語化するのは苦手。抽象的な屁理屈並べ立てるのは人よりは得意なんだろうけどね。

2021-09-12

借金玉さんが自分自身で全てを台無しにしようとしている事への悲しみ

借金玉さん、文筆家としての特別な才能を持ってるのは間違いないと思ってるので、その性向でもってすべてを台無しにしてるのを見てると本当にもったいなく感じてしまう。

ケムリ時代発言とか見てると、「俺は俺の実力だけでやっていく」っていうことに対して強烈なプライドを持ってるのはわかるし、それができない人を見下して軽蔑すんのは勝手だけどさ、それを丸出しにしてついてくる人なんかほとんどいないんだよ。

借金玉」になってからモラリストっぽい仮面かぶってマスに請求しようとしてんのはわかるんだけどさ、それこそモラリスト借金玉さんの本音がむき出しになったらついていけないんだよ。

味方だと思ってた人間に刺されたって思ってるのかもしれないけどさ、自己開示してなかったものさらけ出されてしまって、そこを批判されてるだけなんだよ。それがムカつくのは理解できるんだけどさ、相手からすれば見えてなかったもんがヤバかったって状態なんだからそこで冷静になって誠実な説明をしないと、まともな友人はどんどん離れてくよ。

かに借金玉って人は独力で自分の居場所を作ってしまえる実力があって、それは本当に稀有な才能だとおもうんだよ。維持する能力が全くなかったとしても、ほとんどの人間に場を勝ち取る実力なんて無いからさ、その能力は存分に誇ってもいいと思うんだよ。

でもさ、今みたいに自己弁護が無理筋やらかしをしたときの動きは本当になんなんだよ。「批判されている発言に直接関係のない大量の論点でっちあげてごまかす」ってのはさ、そもそも文章を読む能力がない人だとか文脈を追う気もない野次馬しか効果がないってこと、理解できない人じゃないでしょ?

借金玉さんがこれまで軽蔑してやまなかった、見下してきた人にしか通用しないんだよ。借金玉さんが追い求めていた「読める能力があって場に参加する意欲のある人」にはその不誠実さは簡単にわかちゃうよ。離れていっちゃうよ。

借金玉さんが今やってることは、これまで「良き読者」として借金玉さんが想定してきた人、あるいは良き友人であり良き敵と認知してきた人に対する裏切りなんですよ。

自分の実力でもって場を勝ち取ってさ、凄いことを成し遂げたんじゃないですか。そうして獲得した場所をさ、自分軽蔑する人間で固めて王様をやるのって、そのうち絶対に耐えられなくなるよ。っていうかそれが耐えられなくて文学極道をやめたんじゃないんですか。

文学極道の時は良くも悪くも詩っていう娯楽の範疇でゴタゴタやってただけだからさ、そこでの不誠実とかは全然取り返しが効いたと思うんだよ。でもさ、今借金玉さんがやってることって、それこそ借金玉って人間が獲得してきた信頼をすべてぶん投げるような行為じゃないですか。

詩に対する不誠実を取り戻すより、自分自身が掲げてきた規範に対する誠実さを取り戻すのはよっぽど難しいと思うんだよ。本当に、取り返しのつかないことになっちゃうよ。

自らプレッシャーをかけて、そこに打ち勝って生き残ってきたって自負があるわけじゃないですか。そんな借金玉さんにとって、今やらかしてる不誠実は取り返しのつかない呪いになるよ。借金玉さんのストイックさを考えると、自分自身の不誠実に目を背け続けることって絶対にできないよ。

で、借金玉さんは多分これを読むと思うんだけど、あなたの文筆家としての能力って、技術的にはそこらのプロ小説家比較しても優秀なほうだと思うんですよ。

それでも目が出なかったっていうのは運の問題もあるのかもしれないけど、たぶん魅力的な物語想像する能力に欠けてたんじゃないでしょうか。

からさ、私小説書きましょうよ。あなたの高い技術で、稀有ワードセンスでもって借金玉っていう人間を語れば間違いなく魅力的な小説ができると思うんですよ。

特別な才能があって、ストイックにそれを積み上げてきて、自他ともに認める確かな実力を死に物狂いで獲得したにも関わらず、感情コントロールできずにちょっとしたことで滅茶苦茶な攻撃性を発揮して、それをごまかすために自分が最も嫌悪してきた人間にまで媚を売って、苦労して積み上げてきたもの台無しにしてしまうっていう人間物語

もし俯瞰して書くことができたなら、それはとてつもなく魅力的じゃないですか。

もう一度意地をはって欲しいんですよ。取り返しがつかないことはいっぱいあるけれど、それでもあなた自身裏切り続けるよりはずっと楽になれると思うんだよ。そして、今意地をはることができるならば、この先素晴らしいものを作っていける能力あなたにはあると思うんだよ。自分の才能を、これまでの努力無駄にしないでください。

2021-09-10

ドリフアルベルトアイーンシュタイン

日向勃興

サラリーマン予想

芍薬は見た目のわりに名前が軽すぎる

名古屋プーチン

コングロマリット略してこんまり

急ごしらえのハイサーグラフ

ミメーシス/自明視する

太田胃酸/大谷さん

枕詞 ソナチネ

前途洋々前頭葉

ビュリダンのロバ/バガボンのパパ

アル中ル・ランボー

買ってよかったものという表現は、どうでもいいものをたくさん買っていることを示唆している

パンパースの株を押し目買い

アッサムに着いた人「あっ寒」

大笑いしてごまかす→へそで沸かした茶を濁す

舌打ちするゲバラ

え?山梨県の水際対策

モザイクに含まれる細工

しかめつらしいしかめっつら

いざこざ/イコイライザ

矢を売ってる店→矢屋

本気で遊戯王をやっている人「遊戯王は遊びじゃないんだよ」

餃子の王将↔︎炒飯武将

医療が充実しているイェール大学→癒えーる大学

大童↔︎ちっちゃいおっさん

ペン付きの剣

血で血を洗う共洗い

ピコンプレクサ/アプラクサス

クリプトスポリジウム/クソリプ

海をデカい水と言う人

偽物のバッタ

いずくにか/ゆめぴりか

懇切丁寧なプラモデルメーカー→イタレリ尽くせり

メロスには青磁が分から

マイスタージンガーZ

アマゾンプライム↔︎ナイルスタンダード

全員鶴なので全然まとまらない会議

ハルマゲドン/はなまるうどん

余波がない騎士団→余波ねえ騎士団

星のマグロ→アストロ

棚を見た人「棚だなあ」

銭湯源泉徴収

残ってるレタス→リメインレタス

自腹↔︎他背

ハングリー精神↔︎満腹マインド

狭い城→2畳城

ルート二条城→城

蝉の指揮者半導体(semi-conductor)

一晩置くという指示は、昼間に起きていることを想定している

人を気絶させるツタンカーメンスタンカーメン

犯罪者だらけの町→犯し町

なんでもバラされる町→暴露

目黒に人が目白押し

群馬↔︎県牛

半沢直樹に含まれるハンザ

タリバンの車→タリタリバンバン

お菓子の家Home sweet home

海開き↔︎山閉じ

富士山オウム鳴く→第一サティアン

アッピア街道/オッペケペッポー

ガンジー→塩ニズム

重いオムニバス→重荷バス

カントリーマーム/関東ローム

ラッパー教授→脚韻教授

関西人のハーン→ア・カーン

餅の写真

から絵に描いたぼた餅

来年のことを言うと笑う鬼の目にも涙

石の上にも桃栗三年柿八年

2度あることは3度目の正直

泣きっ面に蜂の巣をつついたような

富士、二鳶が産んだ鷹、三茄子

虎の威を借る狐につままれる

犬も歩けば棒になった足にあたる

雀、三子の魂百まで踊り忘れず

早起き二束三文の徳

蛇に睨まれた蛙の子は蛙

掃き溜めに鶴の一声

上にたんこぶがある目から鼻に抜ける

ナイジェリア/アルジェリア

ナス茗荷ジンジャーエール

怖い仕返し→疾病がえし

猫ひろし↔︎猫の額

イラン音楽グループ→ニハーバンド

断捨離をするピアニストダンシャーリー

月に雁の贋作

若きウェルテルの悩み/若くて売れてる人の悩み

昭和君が代→チミが代

ルバイヤート/ヤバイルート

月明かりの東照宮月光西照宮

提案する猿→プロポー

嘘をつく麦→lie

酢が好きな巫女バルサ巫女

最高裁ドレスコードシュプリームコート

ファンであることを言おうとしてモンゴル君主になってしまった人→「大ハーンなんです!」

ゴアゴアゴアテックス→ゴアゴアテックス

ウミウシ/海馬

ミッションに含まれる密使

暴動ステーション

落ち着かないフランソワフランソワソワ

中国産コリアンダー

ラッパーが好きな飲み物は何かな?→ジントニックライムが入っているから)

ツタヤで延滞し続けてサブスクみたいになってる人

アールグレイ↔︎エルブラック

みんな皿洗いが嫌いな国→ブルネイダルサラアラー

ポルター概すと

誰かの前をずっと歩き続ける逆ストーカー

ネット賃貸↔︎書面で持ち家

パリの移動祝祭日パリ祭派

私立恵比寿中学↔︎都立目黒高校

ポルトガルマラッカ制海権掌握→どうすんだ海峡

ワンダー惚ける

キリスト使途不明金

二重の三重県民が八重桜五重塔の元四重奏

証券会社 /長谷川

バス運転手/小宮昌信

会計士/山下

内科医/神内豊

歯科医/内藤輝樹

ベンチャー社長/大林

コンビニ店長/斉藤雅史

トラック運転手/野島大介

小説家/新堂かおる

陸上選手/寺島さやか

喫茶店店員/林田美波

高校教師/森岡裕美

自衛官/大伴真純

車掌/皆川由美

100均/今泉ともか

部派仏教/馬場馬術

路地物流路地スティック

からワインを飲んだらバレたよ、なぜかな?→バレルだから

オーストリアハンガリーふたえ帝国

噂話が絶えない船→goship

白昼堂々ヒルクライム

千夜一夜/一粒万倍/一日千秋/一石二鳥/七転八倒/二束三文/八十八夜/三々五々/十人十色/千載一遇/一期一会/一栄一辱/一攫千金/一望千里/一喜一憂/一向一揆/一進一退/百姓一揆/百人一首/三位一体/一都六県/百発百中/一朝一夕/一言一句/一汁一菜/三寒四温/一挙一動/一国一城/万世一系/一世一代/千差万別/五代十国

一都六県に含まれるtrocken

美容師が住んでる岬→襟足岬

ありがたい寺→御の寺

ホロコースト/回鍋肉

巨大なメカブメガ

疑似餌のジビエ

次年度/自然薯/ジエン

舌鋒鋭い蜂

ミニバン↔︎ビックバン

瘴気を発する霞ヶ浦→ガスみヶ浦

明日アスリート

すかしっぺ/スカラシップ

巻きの競歩「駆け足になってしまいましたが…」

拒否する稲作農家「否」

くじらを立てるIWC

煙に巻かれたフィリップモリス

狐につままれFirefox

鳶職の子→鷲

ロキソ人(ろきそんちゅ)

ビザン人(びざんちゅ)

啼き声がGAFAの烏

堂々巡りという巡礼

銃・病原菌・鉄/私と小鳥と鈴と

食べられないバームクーヘンバーム食えへん

UMAの馬

海苔の枚数で勝負してるラーメン屋

ジュラ紀/受話器

ビビッとくる鮮やかさ

wisdom teeth/親知らず

シャチハタシャチでもハタでもない

小室↔︎大館

バンドマンの晩御飯

ムスリムうどん屋→するたんとん

ボー君/暴君

陶片追放僭主生命を断たれた

コニャック/こんにゃく

夢の島↔︎現の大陸

タリバンタンバリン→タリバリン

適当ちゃんぽん→ちゃらんぽん

試してgoddamn

コックの訛り→コックニー

名前がローチのコック

ブリュメール18日クーデター(575)

酒「人を飲んでも飲まれるな」

悪しき伝統/アクシデント

むざむざに含まれるザムザ

フカフカに含まれカフカ

フカヒレ/深爪

うーんガンダム

仁和寺の法師→ドツボにハマる

刺身に含まれるシミ

ヴォルリモート

断定するチーム→であるマドリード

山鳥の尾のシナリオ

だんだん肉が出てくる焼肉屋→徐々苑

決定するフセイン→定むフセイン

リユース、リデュースリサイタル

ガンダーラ様式力士→混合力士

日本海海鮮に敗北→牧畜艦隊

山→n字谷

全然やりたくない人→やりたいのは川川ですが..

ひらくごま

カントリーマアム↔︎シティファーザー

水質オタク

午後の紅茶↔︎午前様

神隠し↔︎龍角散

絵売りピデス

モテ期外務大臣

萩生トライアングル

さすが官房長官

カルツォーネは重い

和洋折衷に含まれ溶接

明るい寺→カン

使役するシメサバ

大谷単刀直入に申し上げると…」

デリヘル/訪問医療

猪突猛進する豚

ラクダに乗った人「楽だな」

銭洗弁天資金洗浄するアライグマ

タックスヘイブン↔︎借金地獄

地面師/dimension

蝶のバターフライ

掛け値なし(税込)

縁の下の力持ち↔︎山上憶良

マングローブ→男が地球支配

新しい変異株→おいちょかぶ

ベルリン昼ハーモーニー

2021-09-09

知念実希人炎上について

知念実希人差別的ツイート大炎上しており、それ自体はあまりにひどいもので、弁護の余地がない。

ただ、この1年半感染症対策専門家が(正確に言うと知念はその専門家応援する医師小説家)、主に左派から数えきれないほどの誹謗中傷を浴び続けたきたことは強調しておきたい。Twitterで「尾身」「忽那」と「御用」で検索すれば膨大に引っかかるが、ともかくも感染対策最前線にいる人を、よくもここまで悪し様に言えるものかと感心してしまう。

野党も昨年の今頃までは、尾身氏を御用学者と決めつけるような詰問調の質問国会で行なっていた。ほとんどの専門家はそれで狂ったりはしないが、次第に左派基本的思想価値観にも悪印象を持つようになることは避けられない。そして、煽り耐性のない人も、中には当然いる。知念実希人最初は完全なノンポリだったと思うが、急速に「ネットコロナ論壇」の渦に巻き込まれしまい、左派に対する憎悪の言説をまきちらすようになってしまった。

知念はきちんと差別発言撤回謝罪するべきだ。他方で、専門家に対して陰謀論めいた批判(「五輪のために検査抑制して感染者を少なく見せかけている」など)を垂れ流したり、「ゴミ分科会」などと誹謗中傷を続けている金子勝ツイートなどを(真面目に読んでいる人は少数とは言え)許容している左派問題がないとは言えない。

知念某のひどさってエコーチェンバー由来ではないと思うんだよな

明らかに直木賞を受賞したのが女で外国籍人間からってのに嫉妬してるんだよね。

差別だけに謝罪して、デマを流したことに対する謝罪もないし、この期に及んでも「俺にはコロナワクチンの正しい情報を伝える使命がある!」という気持ちは変わらんらしいからな

ネトウヨ的な精神性と小説家としての嫉妬を切り離せないアカウントに何の信憑性があると思ってるんだろうか

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