はてなキーワード: 私服とは
謝るのが下手すぎる。謝って許してもらおうとできない、胡麻化して後ろ倒しにしてうやむやにしてしまおうと動いてしまう。明確な私の欠点だ。
しかし、落ち着いている今そう思ったとしても何かやらかして問題が起きたときに、謝って許してもらおうという発想がないので、何度も繰り返してしまう。そうして、謝りの経験値がなさ過ぎて、確実に謝る以外に手段がなくなったときどうやれば謝罪の意が伝わるのか、わからない。謝るのが下手すぎる。
もし、貴方が就活で対面面接の日程を忘れていて、スーツではなく私服で街に出てきたとしよう。面接はあと30分後、家に帰る時間はない、スーツか私服かの指定はなかった。そんなとき、どうするのが正解なのだろうか。そもそも忘れるなというごもっともな指摘はとてもごもっともなのだけれど、問題の解決にはならないので除けさせていただく。多分、会社に尋ねて、「間違えて確認もせず私服で来てしまった。それでも面接を受けさせてもらえるか」と尋ね、駄目だった場合お願いするのが正着なのだと思っている。しかし、パニックになった私は、その場でスーツを買った。三万円。ぱっとだすにはでかすぎる金額のそれを、私は10分で用意した。
それも一つの解決方法だけれど、多分私は極端にそうである。自分だけで解決できることは誰にもばれないようにムチャをして解決する。馬鹿である。そうして、謝ることのできない大学生が出来上がった。
先日、入構の申請が遅れたことがあった。それを私であれば、おそらく何とかして胡麻化すだろう。後輩ちゃんは、申請先に謝り、事情を説明して、ぎりぎり許してもらえたらしい。それを聞いて私は、初めて「謝れば許してもらえることがあるのだ」と気が付いた。こういうことを書くと親や教師のしかり方云々と言われそうだが、別に親や教師が悪いわけじゃない。私が、とことん隠ぺいとごまかしに意識が向いた人間なのが悪いのだ。そもそも、今までの人生で怒られたことはほとんど隠蔽がばれたときだった。
今、謝る以外に解決方法のない問題を抱えている。重大な一番大切な課題の提出が遅れたのだ。これは100%私が悪い。計画性のなさ、突き詰める力のなさ、そういうのが露呈した課題の提出遅れである。謝って提出するしかない。担当教員にはとても的確なお叱りのメールをいただいた。今日のゼミできっちりと取り返し、謝罪をするほかないだろう。しかし、実は私は体調不良でダウンしている。これは事実なのだ。だからゼミに行けない。私にできることは謝罪しかない。体調不良の欠席の連絡と、お叱りのメールへの返答を書いた。担当教員に失望されておかしくない、否もう失望はされているだろう。なんていったって課題の提出遅れで留年している。それなのにまたやるのか?という話だ。もう面倒みきれないといわれても、おかしくなんてないのだ。私のこんなの、言い訳でしかない。
どうすればいいんだろう。
大学進学で家を出るまで、親から私服をガチガチに制限されていた。大人になるまでオシャレは我慢しなさいと言われて育った。勿論メイクも禁止。刷り込まれてたと思う。
大学に入った後、帰省すると親の態度が180度変わった。もっと大学生らしい格好して、化粧もしなさいとうるさく言われるようになって混乱した。
アラサーになったけど、未だにオシャレするのが怖い。叱られるって気持ちと、正解の服着なきゃって気持ちでごちゃごちゃになって訳が分からなくなる。経済的には自立してるから服は買えるけど、抜け出せなくてきつい。
最近腕時計いいなって思えてきた。増田民はあんまりこだわりないイメージだけど雲上持ってる人もいそう。時計好きな人って何本持ってるんだろ。何本も持ってる中で機械式デイデイトなんて調整すんのめんどくさそうやなって。
デイトナってなんでそんな人気なんすかね。クロノグラフってごちゃごちゃしてて好きじゃないんよなー。時計単体で見たらかっこいいんだけどね。サブマリーナくらいがギリギリ許容ですかね。ロレならエクワンかオイパペ36くらいがちょうどよさそう。そんなお金もマラソンするつもりもないんだけどさー。究極的には仕事用に3針1本、私服用になんか1本あればいい気がする。いやまぁチプカシ1本で済ますのも男気あっていいけどね。
今は楽しくやってます。
去年anond:20220514092559を書いた者ですが、この1年はウマ娘界で色々あったので振り返っておきます。
チームランクはUG5、競技場はクラス6です。もちろん月曜からは降級します。結局この1年間で一度もクラス6に残留できたことはないので壁は厚いですね……(過去最高は1,015,731点)
チャンミは一時期必ずAグループに進出できていたんですが最近は進出もままならなくなってきました。まあでも決勝進出を賭けて一喜一憂することはなくなったのでいいか……。こないだのアリエス杯でチャンミは終わりですが、最終的にカプリコーン杯・アクエリアス杯・ピスケス杯・ヴァルゴ杯でゴールド、アリエス杯・サジタリウス杯でゴールド☆です。プラチナって何それおいしいの? 第2回サジタリウス杯は偶然チョコボンがすごく上振れした結果チャンミ史上初の5戦5勝を体験できました。俺有馬記念向け育成得意かもしれん……(第1回ジェミニ杯のときは長距離育成苦手だったんですが、今はむしろ長距離育成の方が得意で短距離は思うようにいかないですね……まあでもそれが普通でしょうか)
名鑑Lvは129。プレイアブルキャラのうち85人を解放しました(衣装違いはそれぞれ1人とカウント)。初回プレイは割とじっくりやるので逆に先延ばしになってしまって、まだツインターボと(デイリーレジェンドレースで入手したばかりの)ナリタブライアンの育成をやっていないので、育成済みは83人です。うち53人がUG以上(最高はメジロドーベルのUG8)、6人がSS+、15人がSS、9人がS+です。現シナリオによってインフレが加速しましたね……ちょっと前まで大成功だったSSが今や失敗作やぞ……
前回の増田では温泉に行けない仕様になったMNTについて愚痴りましたが、その後のグランドライブとグランドマスターズでは温泉に行けるようになっててよかったですね。ただグラマスはうまぴょい伝説が見れないので不満。あとグラライでの「GIRLS' LEGEND U」のライヴが良すぎたのでそれが見れないのは寂しい。っていうかグラライが色んな曲を聞けてお手軽にいろんなライヴを見れてすごい良かったので正直「ずっとグラライでいいのに……」って思ってました。初回プレイキャラは一度グラライでやってうまぴょい(+GLU)を見てからグラマス、って流れですかね。
ただグラライにも欠点はあり、レース出走が育成の上で何のメリットにもならないので、たとえばキタサンブラックみたいな目標レースが多い娘の育成にはあんまり向いていなかったところ、グラマスはレース出走でも知識が貯まるのでそこは良いですね。逆にメイクラはレース偏重すぎて序盤に出れるレースが全然ないハルウララみたいな娘にとってはネックになっていたので、この2シナリオの良いとこ取りをしたのがグラマスという感じでしょうか。あとやる気管理がしやすいのでゴールドシチーの固有称号「百年に一人の美少女」を獲るハードルが下がってくれるのもありがたい。
そして散々文句を言ってきたメイクラですが、グラライでありがたみに気づきました。三冠制覇欲がめっちゃ薄れたんですよね。アオハル杯までは「なるべく三冠獲らせたいな~」って思って、クラシック三冠とか、それが無理そうなら春三冠とか秋三冠とか、多少スケジュールがキツくなっても何がしかの称号を獲らせてあげようとしていた(そして無駄なレースに出走して微妙な育成結果になることが多かった)わけですが、メイクラでクラシック三冠+春秋マイル+春三冠+秋三冠+エリ女VMみたいなイクノディクタス以上に過密なローテをこなしまくった(三冠ウマ娘兼スプリント王者キタサンブラックみたいな異常個体を作りまくった)ことで三冠制覇に飽きて「なんか別にもう三冠ウマ娘じゃなくてもいいか」みたいな感じになって、結果的にグラライ・グラマスでは合理的な育成をすることができたというか。メイクラを通ってなければここまで達観することはできなかったと思うのでメイクラには感謝ですわ。
この1年間で新しく引けたキャラのうち数名について印象を書くと、
こんな感じでしょうか。おひんばいいよね……
あとネオユニヴァースは引けてないんですけど、デムーロの「人間の言葉を喋れないのが欠点」という台詞から「意思疎通が難しい電波系不思議ちゃん」というキャラ造形にしたのは天才の所業だと思いました。なお某掲示板ではあまりにも一昔前の電波キャラ造形すぎて「電波、届いた?」とか「電気って、なめると味がするのかな」とか書き込むおじさんたちが大量発生しており「おっくれてるぅ―――――――――――――!!!!!!」と思いました(小並感)。
そういうわけで早くサトノクラウンを実装しやがれください。クラちゃん可愛すぎだろ俺の嫁確定ですわ。ぐへへ……ヒシミラクルちゃんとシュヴァルグランちゃんはおじさんとあっち行こうねえ……
これのおかげでタイキシャトルとビワハヤヒデとナリタブライアンを開放できましたありがとうございます。今はタマモクロス開放に向けコツコツやってるところです。
3ヶ月に1回くらいやってくれ(懇願)
顧客が本当に必要だったもの感ありますよね。賢さ☆☆短距離☆☆☆固有☆☆みたいな微妙な因子の水マルが賢さ☆☆☆短距離☆☆☆固有☆☆というレンタル用にちょうどいい感じの因子になったり、スピード☆☆マイル☆☆☆固有☆☆のセイウンスカイをスピード☆☆☆マイル☆☆☆固有☆☆にできたり、とにかく青☆9にならなかったからといって移籍させないでよかった感しかないです。もっと因子レポート持ってるだろジャンプしてみろよオラ。
イクイノックス推しなので去年の天皇賞(秋)はサイレンススズカの幻影と化した世界のパンサラッサ先輩を華麗に差し切る姿に痺れましたし、ドバイシーマクラシックでは差し馬のくせに先頭に立ちノーステッキ&レコードで逃げ切る姿に衝撃を受けました。マルゼンスキーかな? 実況見ててお口あんぐりだったというか。勝つだろうとは思ってたけどあんな勝ち方するとはまさか思わないじゃないですか? そして皐月賞のソールオリエンスもヤバすぎ。直線が短い中山でナリタタイシンより後方から差し切ったとかどんだけだよ。桜花賞のリバティアイランドの差し切り見てすげえ三冠牝馬確定じゃんと思っていたら皐月賞はもっとすごかったという(つくづくドゥラメンテの早逝が惜しまれる……)。やっぱディープインパクトの後継争いは今んとこキタサンブラックが筆頭でしょうか。あとはコントレイル産駒がどれだけ走るのかですよねえ……
そしてメイケイエール……彼女がGIに出る度に高揚と落胆を味わっている……桜花賞からずっと応援してきていて、間違いなく実力はあるのですがGIで勝ちきれない。俺キングヘイロー推してた人たちの気持ちわかってきたわ……。なので今度のヴィクトリアマイル参戦は朗報ですね。とにかく向いてない短距離を走らせてたらGI獲れずに終わるので、どうせ制御できないなら適性に合った距離を走ってもらった方がまだGI勝利の目はあると思います。俺はエールちゃんの秋古馬三冠の可能性を信じてるからな(ガンギマリ)(ikzeの腕ちぎれちゃう)(ソングラインとの鞍上かぶり問題のときにソングとエールで大岡裁きしろって意見があって笑った。大岡裁きは車裂きの刑ちゃうぞ!)
約半年前、結婚後初めてホストクラブに行き、2度と行くかと思ったのにまた行ってしまった。記憶の整理のために書き残す。
※前回の増田(anond:20221109192213)を読まなくても分かるように書いたが読んだ方がより楽しめると思う。なお、話自体は前回の方が起伏があり、今回の話はさほど面白くない。
TL;DR
【あらすじ】約半年前、YouTubeでガワが超タイプのホストを見つけ会いに行った。ホストクラブ自体は楽しめたが指名したホストはかなり押しが強く逆に萎え、閉店後のデートでキスされて気持ち悪かった。LINEをブロックして2度とホストクラブに行くまいと誓ったが、わりとあっさり誓いを破り今に至る。
【忙しい人のために】支払い総額は店頭約26万+配信時の投げ銭約12万円。お店では、「前回酔いすぎて色々やらかしてごめんね」と謝ってもらい気が済んだ。高額の酒を入れてシャンパンコール(=マイクパフォーマンス)をしてもらい、まあまあ楽しい時間を過ごした。担当(=指名しているホスト)は今回は酔いが浅くそこそこ紳士的な態度で、閉店とともにタクシーに乗せられて宿に戻った。全体的にあっさりした接客でほっとした。
【スペック】結婚10年目、子なしだが夫と仲は良い、アラフォー、普通体型、不美人、田舎在住、オンラインその他で小銭を稼いでいる。性欲はあまりないがときめき欲? はある。
【本文】ある日東京へ用事を済ませた後、ホストクラブへ行った。二回目の来店だが、担当との連絡自体は数ヶ月前から取り合っている。
前回の来店では、担当からのボディータッチが多く逆に萎え、アフター(=閉店後のデート)で色々と罵られ、別れた後すぐLINEをブロックした。しかし来店翌日に帰ったためか非現実的な気分を引きずり、空腹なのに胸がいっぱいで何も食べられず、体重が減るなどの影響があった(もう戻った)。
前回の来店から約1か月後、もしかしたら連絡が来たりするのだろうかと思ってついLINEのブロックを解除したら、暫くして「今年指名してくれてありがとう、次東京来たら一緒に(店で)飲もう」とLINEが来たので「はいぜひ反省会しましょう」と返信し、そこからやりとりをするようになった。頻度は、1日数往復の時もあれば3日くらい空けることもある。
そのうち担当は集客等のため、SNSの投稿やライブ配信をするようになった。投げ銭もできるので、折を見て何度か投げた。初めて5桁の投げ銭をした時は緊張したし、担当からも感謝のLINEが来たりしたが、それが何度かあるとお互い慣れてきて担当からの感謝LINEも来たり来なかったりした。初めは腹が立ったが、だんだん「そんなものか」「じゃあ店行く時にお金使ったほうがいいな」と店に行く日を決めてからはあまり投げなくなった。
高額の投げ銭をした時は自分の気持ちに折り合いをつけるためLINEで「ボイスメッセージをください」とか「実は先日誕生日だったのでお祝いメッセージ動画をください」などといった要望を伝えて叶えて貰った。手数料込みで合計12万の投げ銭をしたが後悔はない。
そのようにして約半年過ごした後、東京での用事を済ませ漸く来店した。今回はいわゆるシャンパンコールをしたかったので、軍資金として独身時代の貯金から30万円用意した。担当やヘルプ(=担当以外に席についてくれるホスト)に思い出してもらいやすいよう、前回とだいたい似たような格好で店に足を踏み入れた。久しぶりすぎたためか、初めて行った時以上に緊張し、ずっと震えが止まらなかった。
自分と担当にホットウーロン茶、ヘルプに発泡酒を注文、それから配信で知った別のホストを場内指名(=その日に優先的に席についてもらうこと。4000円くらいかかる)する。注文内容を確認されているところに担当が「久しぶり!」と登場。思わず立ち上がって「[担当]さん、本当にお久しゅう……」などとキモいセリフを発しお辞儀すると担当は笑って、2人で席についた。相変わらず距離は近く、膝の先を触れ合わせてきて少しドキドキするが、2回目だからか前回のように脳内麻薬が過剰分泌されるような感覚はない。「ねえ痩せた?」「えっどうかな、変わらないかも」「そう? 俺太ったわ〜スーツのベストがやばい」みたいな会話から入り、そのまま担当の本日のスーツの話になる。当日の夕方に「SNSに投稿していたあのスーツを着てきてほしい」という要望を予め伝えていた。
注文した飲み物が来て、若手ヘルプを交えて乾杯する。持ち込んだ地元のお土産と、花粉症で喉がやられていると言っていたので予め買っておいた龍角散ダイレクト(タブレット)を渡す。担当は「ありがとう〜」と早速龍角散ダイレクトを開封し、「ねえこれコンドームみたいじゃね?」といきなり下ネタを発していた。
場内指名したホストも「初めまして!」とやって来る。彼の配信でもコメントしていたので、「実は私、[ハンドルネーム]です……」「えっ!? あの伝説の!? [インドアな趣味]が好きって言ってましたよね!」「で、伝説!? 私何か悪いことしましたか!?」といった会話で盛り上がる。店はまだ空いていたが、担当は「お土産置いて来るね」と言って一度席を外す。
ホストはヘルプ周りと言って、指名客がいても他の卓のヘルプをお互いにする必要があるため、担当やヘルプ達は席を外したり戻ったりと慌しかった。担当がずっと席にいたほうが顧客満足度は上がりそうだが、担当への愚痴など担当には言えない情報の共有、担当から言うと角の立つ煽り(=より高額の酒を入れるよう促すこと)、常連客だと話す内容がなくなってくるなどの対策なのだと思われる。
若手ヘルプも何回か入れ替わったが、前回もついたヘルプからは、「前は日本酒飲んでましたよね」「半年前なのによく覚えてますね」「日本酒あまり出ないからね」といった話をした。ヘルプや場内指名ホストが入れ替わるように席を外したり戻ったりする間、幹部(=売れっ子ホスト)も少し席に着く。幹部は若手より話し方がフランクなのだが、距離感の取り方がうまく初めから仲が良い友達のような感覚になり、さすが売れっ子だなと思った。「前回は[担当]さんがすごく酔っちゃって……でも、絶対ノンアルは飲まれなかったんですよ」「あ〜男ってほんとバカだからね! 酒強い方がかっこいいみたいな価値観なんだよね〜」云々……会話自体に特筆すべきことはないが、豪華な内装、美麗な顔をしたホストたち、ハイブランドなスーツや私服、彼らの香水のいい匂い……等々に囲まれていることで、なんだかとても特別な時間を過ごしているような錯覚に陥る。ヘルプや場内指名ホストは「服が素敵ですね」「落ち着いてて品がありますね」「ホットウーロン茶飲んでるのカッコいいですね」等々、座って息をしているだけなのに褒めを浴びせてくるので自己肯定感が上がる。
担当には予めLINEで話していたのだが、『担当のマイソムリエナイフを使っているところが見たい』『担当本人にコールしてほしい(※通常シャンパンコールは担当でないホストがする)』ため、シャンパンではなくワインでコールをしたいと言うと、ワインあまり出ないから値段確認してもらうね、とのこと。予算は全部で20万だけど多少超えても大丈夫、と伝えた。
ヘルプ達が席を外したので前回の反省会をする。前回は終わり頃に日本酒を入れたが、「あれは俺のエゴだったよね、すごく酔っ払ったし」「そうそうアフターで何度も罵られましたしね」「www 罵ったってヤバいねwww」「ウザいって10回は言われましたよ」「笑うwww ……その節は大変申し訳ございませんでした」というような会話をして担当に深々と頭を下げられた。この時に、LINEをしばらくブロックしていた時期があったことや、前回担当が自分のグラスに入った酒を私の空いたグラスに注いだことなども話す。担当はそうだったんだねごめんねと素直に謝ってくる。前回の禍根をだいたい吐き出してすっきりし、気が済む。店に来ていない期間に担当は名刺を2回更新したので2枚の名刺を貰う。
ワインの値段確認にやたらと時間がかかり、仕方ないので発泡酒を何度か、あとは自分のチェイサーがわりのジャスミン茶を注文。「まだ[私の名前]ちゃんお茶しか飲んでないよね」「炭酸が苦手だから酎ハイとかあまり飲みたくなくて……」みたいな会話をしたり、あとは地元の方言の話だとか、店の他のホストのYouTubeチャンネルを見てるかという話など、他愛もない話をして時間を過ごす。なかなか酒の値段が確認できず、「時間かかるなら(値段のはっきりしている)シャンパンにしようか?」と提案すると「いや大丈夫、だって俺がワイン開けてるところ見たいから注文してくれたんでしょ? 待たせてごめんね」と言われる。こういうやりとりは地味に嬉しい。田舎暮らしで会話に飢えてるせいかもしれない。
内勤に呼ばれた担当がまた席を外すと、目の覚めるような美丈夫な若手ホストと場内指名ホストが入れ替わりで席に着いた。前回も今回もホスト達の席の入れ替わりで数分間席に1人になることが何回かあったのだが、前回はヘルプは1人だけだったので、会計が高額になると待遇がよくなるのかなと思った。さっき少し席に着いた幹部がやってきて話に加わり、そして漸く担当とワイン2本がやってきた。『小計』と呼ばれるメニュー上の税別表記では9万円の赤ワインと4万円の白ワインだが、消費税10%とTAXという名目の法外なサービス料約40%を入れた『総計』だと2本で20万円近くする。
担当がマイソムリエナイフで白ワインを無事開栓すると「記念に持って帰りなよ」と抜いたばかりのコルクをテーブルに置く。手に取って聞くといい香りがする。コルクを鞄にしまう。グラスが人数分やってきて乾杯する。グラスメーカーの話やワインの話などで盛り上がったところで担当はまた席を外してヘルプ周りへ。視界に入るところにいるので気にはなるのだが、前回と違って被り(=同じ担当の指名客)ではないのと、幹部を含めたヘルプが自分の席にいるのでそれほど不満はない。が、一度こういう体験をしてしまうと、次回以降使う金額を大幅に下げるのは難しいだろうなとは思った。
別の卓でシャンパンコールが始まりヘルプ達が席を外す。席に一人で暇なのでKindleを開くがコールがあまりにうるさいので1行も読めない。締めの音頭らしきものが流れて少しの間店内が無音になり、通常のBGMに戻ったところで席を外したヘルプ達や担当が戻ってくる。担当の手にはマイクが握られており、次は自分の席の番みたいだった(コールは入れたお酒の金額順に行われる)。
BGMが切り替わり、担当の入場曲的なBGMが流れる。自分のリクエストで担当にコールをお願いしているので、担当は私の隣に座ったまま乾杯の音頭のマイクパフォーマンスをする。ホスト達が10人くらい集まってきて合いの手を入れる。ヘルプは担当のiPhoneで私と担当の様子を撮影している。幹部がコールを続ける担当の隣に座り、白ワインが入ったグラスを私に手渡してきて乾杯し、そのまま一緒に白ワインを飲み干す。
マイクが渡されて当たり障りのない一言を述べると、担当のマイクの番になる。「姫様、(オフラインでは)明けましておめでとうございまーす!」という挨拶に続いて感謝の言葉を述べた後に「姫様、先日誕生日だと言ってましたので、ささやかながらご用意させていただきました」と述べて席に集まったホスト達に目線を交わすと、ホストの1人から美容系ブランドの紙袋を渡される。ホスト達からおめでとうと祝福を受け、締めの音頭に入ってシャンパンコールが終了する。
コール終了後、赤ワインも開封してもらい、そのコルクも鞄にしまう。この時点で23時をとうに過ぎていて終電で帰るのは絶望的である。プレゼントの紙袋の中には(相対的に)大きな包みと小さな包みが入っていて、小さな包みの方を開けるとマニキュアが入っていた。「これはノベルティーで貰ったやつなんだけど、使わないからあげる。本命はこっち(大きい方)ね!」「ではお宿に帰ったら開けますね」といった会話をする。また別の席でシャンパンコールがかかりヘルプや担当や幹部が行ったり戻ったりを繰り返したり、「[ホスト名]の素敵なお姫様より[超高額の酒名]頂きました〜!」という放送が何度か入ったりする。ホスト本人の希望などで高額の酒が入ってもシャンパンコールをしない場合があるらしい。すさまじい世界だ。
この時間帯なのに店はほぼ満席で、担当がヘルプ周りで席を外している間、自席のヘルプと海外旅行や海外移住、英語習得の話をしたり、内勤が伝票を持ってきて会計を済ませたりした。締めて25万9千円。法外な値段だが、非現実な空間にいるからなのか高いという実感があまりない。半年間の配信による投げ銭で金銭感覚が壊されているせいもあるかもしれない。
別の幹部がやってきて「お隣いいですか?」と言って座り(幹部なら担当でない姫の隣に座ってもいいらしい)、赤ワインを飲みつつ海外旅行や海外のマリンスポーツの話などをした。担当が再び戻ってきた時には赤ワインのボトルは空いていて、いつの間に空いたんだっけ? と少し驚く。
担当は席に残っていた発泡酒を氷で割ったものを飲みつつ、「写真撮って!」と言って自分のiPhoneを私に寄越し、空いたボトルを両手に持ってポーズを取る。私の撮影センスがないのか5回くらいリテイクを食らう。iPhoneを渡して担当が写真を確認する一瞬、女の人の名前の通話が来ていたのが見える。「次は2人で写真撮ろうよ!」と言って担当はヘルプにiPhoneを渡し、ボトルを1人1本ずつ持って身体を寄せ合い写真を撮る。自分のこめかみのあたりに担当の体温と香水のいい匂いが纏わりつく。前回のように変にべたべた触ってくることもなく、これくらいの方が適度にドキドキしつつも気楽でいいと思った。
残った発泡酒を飲みながら担当は親父ギャグのようなセリフを繰り出し、「こういう接客がよかったんでしょ?」と確認するように聞いてくる。「そう! YouTubeで見た時はそういう(友達同士のような)接客だと思ってたから、前回の時はもうゴリッゴリのホストっぽい接客されて、本当にびっくりしちゃって……」と、こちらも念押しのように言う。ひとしきり笑い合った後、「やっぱり目標としてはNo.1になりたい(だからもっと金出して)」「うーん、そっか、そうだよね(無理です)」という旨の話をした。半分以上担当の言葉を聞き流しながら、今回はずいぶんあっさりした接客だなと考えていた。前回はまだホストクラブはほぼ未知の世界だったしな、今日の接客が前回の接客だったらさぞ楽しかったろうにな、でもそうしたらほどほどの満足感を抱えて行きたい気持ちがフェードアウトしていたかもしれないから、きっと初来店の接客はあれくらい激しくて正解だったのかもしれないな、現に今日私はここに来ているのだし……なら今後は? 私は何を求めてここにいるのだっけ? ……というようなことをひたすら考えていた。気がついたら蛍の光が流れていて、店内放送で今日の売り上げNO.1のホストの名前が挙げられていた。アフターも誘われなさそうだし帰ろう、と思い「もう帰るね」と伝える。担当は「今日はほんとにありがとね!」と言って私の鞄とプレゼントの紙袋を持ちエレベーターまでエスコートする。エレベーターに一緒に乗り、はじめ誤って上の階に行ってしまうが再び扉が閉まって下降する。驚いた顔をしていたのでどうしたのと聞くと「さっき扉開いた時になんかホストが客のおっぱい揉んでたのが見えた!」と言っていて、何というか、色んな意味で素直な人なんだなと思った。
店の外に出て担当にエスコートされるままタクシーに乗る。担当は「ホテル着いたらLINEちょうだい!」と言って手を振る。タクシーは慣れたようにスムーズに出発し、担当から、お店の入ったビルから、繁華街から、速やかに離れてゆく。
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宿に着いた時は深夜1時少し過ぎだった。鞄の中からコルク2つと名刺2枚を取り出してゴミ箱に捨てる。さすがに空腹だったので、頂き物のお菓子を食べつつ冷蔵庫に残っていた水を飲み、空けていなかったほうのプレゼントの包みを開封する。包みの中にはヘアミストが入っていた。そちらは捨てずにマニキュアや紙袋や包装紙ごとスーツケースの中に入れる。
担当にLINEでプレゼントのお礼を述べ、ランドリーに行き洗濯物を放り込む。洗濯機が稼働している間に部屋に戻ってシャワーをざっと浴びる。部屋を片付けていると担当からお礼の言葉と共に今日の写真やシャンパンコールの動画が来る。洗い終わった洗濯物を取りに行ったり浴室に干したり返事をしたりして、眠いのか眠くないのかよくわからない身体と心をベッドに沈めて無理やり寝た。
再び目覚めたのは朝の6時すぎで明らかに寝不足だったが眠れそうにもなかったので、瑣末な用事と作業でひたすら時間を埋め、身体を動かし続けた。その間も担当とスローテンポなLINEのラリーを続けていて、何とも形容しがたい充足感のような何かを抱えながら帰りの交通機関に乗った。
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今回は前回と違ってあっさりした接客だったからか心を乱されることもなく、楽しかったという思い出だけが残った。このまま担当が態度を変えず、こちらも変な見栄を張らず、同じ接客、同じ価格帯、同じ頻度で通えるのなら、飽きるまで通うのもいいかな、と考えている。なお、夫への罪悪感は悲しくなるほどない。
また店に行ったらレポートしようと思う。できればそんな日が二度と来ないことをもう一度強く願ってはいるけれど、たぶん無理だ。だからせめて自分の心が乱れないことを切実に祈っている。
【追記】は一番下につけた。エントリを投稿してからホッテントリに入ったからだ。主に推してるソシャゲがそうバカにしたもんじゃないぞって反論なのでそこまで重要でもない。
https://www.nicovideo.jp/watch/so42039421
4月10日からは1週遅れでニコニコで無料で観れるので上記URLチェックよろしく。
【以下投稿時原文】
だが、懇意にしてた女性は皆「比較検討した結果、結婚したい相手はあなたではない」と俺を滑り止めにした。
それはもう終わった話なのでいい。独身で人生を終わる決心はしたから、これ以上触れる話ではない。
婚活も女性とのデートもする必要がなくなった。十分経験したしもういいやと思ってもいる。
ここであえて、今まで細かくつけていた家計簿をつけるのをやめた。投資も一切やめた。月々増える総資産の把握もやめた。何を始めたかというと、散財だ。
なぜなら、俺は誰にも自分の蓄えをたくす相手がいない。養う相手もいない。なら、我慢してた分散剤しようと決めた。
まず、風俗やキャバクラ系統の娯楽は一切行わなかった。理由は簡単だ。もう女性は懲り懲りなんだ。
で、何を始めたかというと
で、2年経った。
預金残高は300万円増えていた。
まだ散財が足りていないようだった。赤字にはほど遠い。
俺は妻子がいないし持たない。
でも投資のような気苦労をする気もFireとかいうのを目指す気もない。
今より散財するにはどうしたらいいか考えてみた
ここらへんがいいだろうなと思う。
自分なんかよりも、世の中にはものすごい才能を持っている作家がたくさんいる。
そのfanboxに課金をして、糊口をしのいだり新たな創作の糧にしたりしてほしい。
当面の目標は、60歳から80歳まで働かずに悠々自適に暮らせるだけの資金は確保した上で
ありあまるお金を応援したい作家、企業へと届ける事に腐心すべきだと思っている。
コロプラ社・ピラミッド社・コトブキヤ社・グッドスマイルカンパニー社・TAITO社のコンテンツだ
このゲームにじゃぶじゃぶ課金してフィギュアと音源と書籍とアニメのBlu-rayを買って
そして、アリスギアの絵を描いている絵師さん達にfanboxで支援をして
独身貴族としての責務を果たしたい。
俺の人生は一生、その時々の好きと、人生の快適さに捧げたいと思う。
まず反論を
ソシャゲ会社が儲かったって何のイノベーションも起きんからやめろ
あれは反社が儲かるのと変わらん
ソーシャルゲーム全般に対する偏見もあるだろうけど文化が無いソシャゲもある事も事実なので「アリス・ギア・アイギス」の文化的な要素を語らせてほしい。
もちろん語っても「そんなもの文化じゃあない」と言われるかもしれないがそれはそれだ。
https://zuntata.jp/about/index.html
ちゃんと公式にわかりやすい説明があるからこれで十分だと思う。
リンク先を読みたくない人向けに超平たく言うと「スペースインベーダーを祖とするTAITOのサウンド部門」がZUNTATAで
1983年のスペースインベーダーから続く日本のゲームサウンドの歴史、文化が今ちょうど担っているのがアリス・ギア・アイギス。
グルーヴコースターや電車でGO!にもハマった自分としては、「ZUNTATAなんて、ゲーム音楽なんて、文化だとは認めないし反社会的だ」なーんて言われたら、ちょっと待てよってなります。
音楽の話はここまでにして
アリス・ギア・アイギスにどう文化があるかと言うとデザイナーの面々だ。
デザイナーやイラストレーターについてはどこのソシャゲだってだいたいすごいメンバーなんだけど上記のメンバーは自分にとっては正に青春の煌めきそのままで
次に立体物だが「鳥山とりを」が本作の立体物プロデューサーを担当している。
https://colopl.co.jp/alicegearaegis/special/interview/interview2.php
細かい話はこの対談記事を読めばわかるけど「鳥山とりを」がどんな人なのかを紹介すると(Wikipediaみたいなのも無いし)
そうして、日本では今、完成品の美少女アクションフィギュアであるfigma等のシリーズと並行して「美少女プラモデル」略して美プラがたくさんリリースされている。
これは間違いなく文化だ。
アリス・ギア・アイギスはこの美少女プラモデル文化の一翼を担う存在である。メカプラス美少女という文化の最先端の1つがアリス・ギア・アイギスなんだ。
大金と言うには桁がだいぶ足りない様な
計算上は専業主婦と子供を2人抱えて大学まで進学させたとしても余裕で生活できる収入があって
その収入を額面見ずにテキトーに消費しても娯楽だけだとなお余るんだなぁって。だからパトロンサイトに登録して月々固定額をクリエイターへと募金しています。恵まれない人宛より、大好きなクリエイターにお金届けた方が有意義だと思っているので。
総資産額とか書く必要無いから書かないけど、老後穏やかに働かずに生きれる金額は俺にとっては大金で、それはもう溜まってます。
後は余ってるお金を、薄く広く、様々なクリエイターへと届けて人生を潰したい。いや、謳歌したい。
まぁやってることには何の反対もないし羨ましい限りなんだが、答えの決まってることに「どう金を使うべきか」なんてタイトルをつけるのは感心しないなぁ
俺はどう使うべきか考えて、オタク分野を牽引する数多の天才に捧げようと思ったから
他の独身貴族の面々も自分にとって輝かしいものに全ツッパしてみてほしい。
俺の使い方がもしも、貯金をし続けたが親になれる年齢を過ぎ去った人の参考になれば幸いだ。
月額500円とか1000円とかを作家に中継サイト経由して送金し続けてるの。
2年で300万の増加ってあまり多くないでしょ。何かあると1,000万でもあっという間になくなるぞ。ほどほどに貯金をした方が良い。
このブクマカに限らないけど読解力バグってるブクマカ多くて日常生活が心配になる。
増やそうと思うのやめて、額面見ずに散財して、それでもなお増えてるからもっと散財しようって話に対して「2年で300万の増加は多くない」ってコメントするの100人が聞いたら99人が返しとしておかしいって思うよね・・・。
他のブクマカでもトンチンカンな事書いてる人多いけど。散財はどうぞ自分のお金で好きなだけ、貴方の考える最善の使い道で行いましょう。俺はそうしています。あなたもそうしていいんです。どうぞどうぞ。
なんか本気ではアドバイス求めてない気がする。1つだけ気になったのは、そこまで好きなコンテンツでも興味がない関連商品のことになるとあやふやになるんだなってことだ。 鳥山とりをはコトブキヤの人じゃねえ
タイトルで誤解させたかもしれないけどアドバイスは一切求めてないです
そして修正感謝です。ありがとうございます。「株式会社鳥山とりを」の代表であって寿屋の社員とかじゃないんですね
フレームアームズ・ガールの作例記事とかコトブキヤのブログに書いてたから
訂正ほんとにありがとうございます。
アドバイス求めたつもり1gもないからみんな単に自分語りだと思ってた
見てほしい。
https://twitter.com/Jo79799405/status/1228180592749006852
映っているのは何千人か何万人かの女性が歓声を上げるなか懸命に踊る幼い男の子たち。
私服なのか近所で見かける子供となんら変わりないように見える。
これは2011年に行われた山PのライブでのジャニーズJr.公開オーディションだという。
ググると詳細なライブレポでステージ上でのあどけないやり取りも残されており年齢は上は14歳から下は10歳(!)だとわかる。
(参考 SUPERGOOD,SUPERBAD 大阪4月3日1部MCレポ: NEWShareな日々
Super good super bad @大阪城ホール4/3 2部: わがまま勝手な背中を抱きしめた)
またツイートにあるようにその中の1人は後のキンプリ永瀬廉で、彼も当時12歳だ。
いま私はこれがとても恐ろしい光景に思える。
昨日の文春記事によると元ジャニーズJr.の岡本カウアン氏が最初に性加害を受けたのは中学3年生、15歳のときで2012年である。
「計15回はあった」初めての実名・顔出し告発 元ジャニーズJr.岡本カウアン氏が語るジャニー喜多川氏性加害 | 文春オンライン
まさに動画に映っているような年頃の男の子たちが同じころ性加害を受けていたことになる。
いやそれどころかジャニー喜多川はこの会場におり、公開オーディションも彼が決めたことのようだ。
(参考 TOMOHISA YAMASHITA ASIA TOUR 2011 Super good Super bad 4月3日17:00〜 in 大阪城ホール レポ・感想 | 手越祐也のてゴコロ。)
永瀬くんは…
もはや考えずにはいられない。
ネットでジュニアアイドルの撮影会の画像を見たことがあるだろうか。
公園のような場所で小さな女の子たちを大人の男性が取り囲みカメラで撮影している。
あくまでそれは違法な行為ではないし彼らは犯罪者ではない。誤解してはいけない。
女児への性犯罪のニュースが頭に浮かび、大丈夫なのかなと不安になる。
扇情的な撮影になってはいないだろうか。女の子たちはどの程度この状況を理解できているのだろうか。同行しているはずの親や事務所の人間はちゃんとしているのだろうか…。
女の子を守るために誰もが厳しい目で見定めようとするはずだ。
そんな警戒センサーはジャニーズJr.の男の子には働いていなかった。
たぶん私だけでなくみんながそうだった。
認めよう。センサーは壊れていた。
女の子のことならオオゴトなのに男の子のことになると鈍かった。
ジャニー喜多川による性加害の話なんて都合よく忘れ、都合よく調べず、都合よく知らなかったなどと言えてしまっていた。
積極的ないし消極的にジャニーズを支持し、肯定し、許してきた。
ステージ上の男の子たちに女性たちが歓声を上げる様子はその構造の縮図だ。
過去の恐ろしい事実に向き合い、未来で同じことが起きないよう改め、かつての男の子たちに私たちが謝れるおそらく最後のチャンスが今なのだ。
声を上げてくれ。
無視しないでくれ。
漫画ぢからを高めるために読切を無選別に読んでみる試み。苦手なジャンルはそれだけで低評価になる当たり屋みたいで申し訳ないが、読み続ければ何か新しい嗜好が開拓されるかもしれない。
・ ゲスの恩返し
・ ウソキヅキ
・ ある王の日記
・ おもてなシミュレーションゲーム滝川
・ キュウビ
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549851
結構面白かった。ワンピース好きそうな画風?「なんでも甘く食べられる」道具が「なんでも食べられる」方面にシフトするのは面白かった。けどそこから恋愛に行くのは曲げに曲げたなあって。序盤の彼氏描写や(あれで付き合ってたの?)浮気と断じる描写が弱くてオチはよかったけど気持ちをちょっとだけ合わせられなかった。
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549863
可愛い女の子によくまとまっていてるシナリオ、カタルシス。読切としてよくできてると思いました。
飛び降りるシーンやよじ登るシーン、ナイフで襲い銃を抜き突きつけるシーンとか動きのある絵がキマっていて良くてかっこよかったです。
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549869
でもそれ以外はとてもよかった。エロがちゃんとエロコメとしてのエロでお出ししてる。好印象。
幼馴染の距離感にギャグと年上の間がいい。幼少期の記憶の差いいよね…。クソダサ私服好き。
とても刀っぽい七星剣が気になるところ。
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549878
台湾漫画家が日本の漫画市場に台湾を舞台にした日本人のでてくる台湾人が主人公の漫画を日本語で書く。とものすごく混乱した漫画。韓国の翻訳漫画は人名とかを日本ナイズして持ってくると見たことがあったのでこれもそれなのか?でも舞台、台北だし、しかし人名はギリ日本人でもありえそう…といらぬノイズが生じて集中できなかった。
絵と家族の空気感、ラストなどはとても良かった。が、しかしメインの"不思議"部分がちょっとなにをしたかったのかわからなかった。オチもうーん、全体的に読者の琴線に触れようとはしてるんだけど、はじき方が全然足りなくて感情が動かない。古本屋との出会いのプロローグならOKだけど読みきりだとちょっとねーっと言ったラインだった。
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549881
大甘に大甘でこっちに…?
フィクションの創作ってウソだよねってところは一応加点要素なので。あそこの物語で笑ってる二人は好き。
主人公はデスノの月タイプじゃなくてバカがバカな感情で嘘の発明を得たんだから説明台詞やオチみたいな知的なものよりバカっぽい面白い発想で広げていけばよかったのでは。
逆にテストの点の改ざんを削るだけでまだ「地頭はいい」キャラの線は残せるし、最低限やりたいストーリーとキャラの知的レベルは合わせてほすぃ。
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549845
星新一みたいな短篇異星間交流話。とくに…言うことはないかな。温和な人物を信用したこと、農業に従事すること、地表が多いこととかがノイズに感じた。さりげなくレアアースを匂わすとかでもっと誘引するか、即ネタバレでなくもうちょっと弱者を演じてオチに逆転的な要素を入れるとか…でもまあそれでも予定調和内か。
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549848
ピン芸人の一発芸を一人ひとつずつただただ流してくエンタの神様みたいな構成。キャラ紹介だけで終わって物語や相互作用がなかった。
https://www.shonenjump.com/p/sp/gatarou/w3tKVEbNHbi2TBzt/
https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549860
うん
ttps://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049549872
○ご飯
朝:豆乳。春雨スープ。目玉焼き。昼:サッポロ一番味噌。夜:柿の種。チョコ。完全食カレーメシ。ギョニソ、
○調子
○ 未然探偵 The Protea Cases
株式会社オレンジのロマンティックミステリーシリーズの第三弾だけど前作までとの関連性はなく、女性主人公の目線で事件の捜査とほんの少しの恋愛要素を楽しむ構成が同じなだけ。
今回は警察を目指しながらも挫折し探偵に就職した新米職業探偵の伊月千春が、探偵業の中で手に入れた犯罪予測AIプロテアを武器に、様々な犯罪に立ち向かういながら、自身の過去にまつわるしがらみを解決していく。
頼れる上司や、気の良い刑事や、危険な匂いはするけど根は優しい容疑者などとのロマンスもある。
犯罪予測を行う高性能なAIプロテアを使って事件を未然に防ぐから未然探偵というタイトルだ。
ただ、万能な未来予知かのような仕組みではなく、防犯カメラの映像と犯罪データベースとの照合から予測するという仕組みのため、犯罪予測というよりは前科持ちや反社所属の人が怪しい動きをしていることをお知らせしているだけでは? と思わなくもない。
作者的にも自覚的なようで、プロテアが過剰なもので、犯罪予防と警察の横暴は紙一重であることを主張するお話もあったりする。
流石にそんな難しいテーマを短編ほどのボリュームしかない今作では扱えきれないと悟っていたのか、プロテアを利用しての捜査はかなり少な目だった。
そんなわけで、AIに頼らず知恵と勇気で主人公伊月千春は捜査をするシーンも多いのだけど、ここは流石に探偵が主人公のADVを作り慣れてるスタッフだけあって安定の出来。
ボリュームは小さいながらも、小さい事件が徐々に大きい事件に繋がっていく構成や、物証や証言を集めていき、犯人と対峙する流れは王道だった。
最初はドジで男性キャラに頼ってばかりの主人公が、事件を推理していく中で自信を付けていくところは、成長を感じられて面白い。
この辺の成長の理由付けに、プロテアが上手く繋が…… てはいないものの、まあプロテアを巡る事件を通じて成長したということで。
メガネっ子なビジュアルも良きで、ちょっと幼く見える私服も、探偵として成長していくと逆にらしく見えてくる。
攻略対象となる男性キャラも素敵で、特に刑事の天野夏樹さんが僕は気に入った。
若いながらもエースとして期待されており、かつそれを自慢しない謙虚な働き盛りの気の良い兄ちゃんって感じのファーストインプレッション。
その通りのシーンが続くものの、特徴的なのは唐揚げやフライドチキンに執着を見せるパートだ。
唐揚げのフレバーの違いで幾らでも食べられると豪語するのはまだわかるが、大量のフライドチキンを手にして部位が違うから幾らでも食べられると豪語するのは面白かった。
また、細かいが上司の高瀬秋彦が主人公が女性だから就業後の飲みへ誘うことを遠慮していたくだりは、今時の大人感があって好きなシーン。
かなり手堅く落ち着いた作品で、犯罪予測AIというテーマを扱いきれかはちょっと疑問が残るものの、それはそれで他の部分で面白さが積み重なっていき、ちゃんと面白いと思えたのは流石。
今回のコーンロウのことに併せて「日本人の就活生、みんな同じリクルートスーツで個性がない。思考停止している」って批判してる奴ら結構見かけるんだけど、仮に就活生が個々それぞれの服装をしてきたとしてそこに何の個性があるんだ。そこに就職活動で見るべき、見せるべき何の個性があるんだよ。
仮に服飾系や私服勤務推奨してるような会社だったら面接時の服装も私服でってなってんだよ。俺が何件か受けた私服勤務系のITベンチャーでは「リクルートスーツで来ないでくださいね」って言われたところまであったわ。そういうところを見て何らかの能力を測りたい会社はそういう対応を取ってんだよ。
そうじゃない、結局スーツや制服で勤務するような会社だったら同じような服装してる中からその業務や社風に合った人間を服装以外の部分から掬い取るために、むしろ無駄なノイズになる外面的な特徴を排除するために似たような服装をしている方が都合がいいんだよ。軍隊の軍服、学校の制服も基本はそうだよ。どうでもいいところは揃えることによって、見るべきところの差がより明確になるんだよ。
「みんなリクルートスーツを着てロボットみたいだ、思考停止だ」って言う前に、なんでそうなってるのかちゃんと思考停止せずに考えてみろよ。