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2020-04-07

anond:20200407183522

ホームレス(英: homelessness)は、狭義には様々理由により定まった住居を持たず、公園路上生活の場とする人々(路上生活者)、公共施設河原橋の下などを起居の場所とし日常生活を営んでいる野宿者や車上生活者のこと。

ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法では「都市公園河川道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者」と定義している。

2020-03-01

自坦と○ックスがしたい。

しがない独身OLです。

一昨年とあるアイドルにハマり、ファンクラブに入り一年。積もりに積もった自坦への思いを抱えたまま日常生活をおくるのが辛くて、このどうしようもない欲望を漏らしたくて吐き出したくてたまらなくなったので書くことにしました。

私は!!!!!!

自坦と!!!!!!

セックスがしたい!!!!!!

見も蓋もなくて明け透けで品がなくて風情もなくてさーせん!!

でもここからもっと本能丸出しで書いていくので、この時点で「気色悪」と思った方はこれ以上読み進めないことをお奨めします。興味本意で読んで不快な気分を持ってしまう方にも先に謝っておきます。ごめんなさい。

もも我慢できないので好きに書く。

あのさ~~~~~~

マジで自坦がエロすぎるんだけど!!

エロさが過ぎるんだけど!まじエロてろりすと!

私は普通容姿をもった普通人間で、それなりに恋もしたし今も恋をしているし、男の人に不自由したことなくて、欲求不満というものを抱えることなく今まで生きてきたんです。

なのに!!!

いま!!!

自坦とセックスがしたくてしたくて堪らない。

平たく言えば自坦とセックスがしたい。もう少しかみ砕くと自坦とセックスがしたくて、つまりは自坦とセックスがしたい。要するに自坦とセックスがしたいわけです。

最初はね、自坦のことはただの面白い人ぐらいにしか思ってなかったんです。どちらかと言うとかっこよさやセクシーさよりトーク面白さを全面に出したグループ所属しているし。

ところがどすこい

ライブでね!!!

楽器を弾いている彼がね!!!

もんのすごくエロくてね!!!

彼の奏でる音が地下なる洞窟を揺らし(比喩表現)河川を溢れさせ(比喩表現)脳に雷を走らせる(直接表現)ほどに衝撃を与えたのです。

もしこれを読んだ人が同坦であれば「あ、これって自坦のことかも」と思ったんじゃないかな。そう、ベーで始まりスで終わる楽器担当する彼です。

彼をよく知らない人や好みのタイプじゃない人は「へ~? エロいんだ?」って感じかもしれないですけど、彼まじでエロいんです。

とりあえず、まず彼のエロさについて語りたい。

①声がエロ

あ~~エロい~~

彼はもうすんごく優しい声をしていて、甘い歌い方をするんです。

正直、言葉責めかいらん派なんだけど彼の声だとものすごく盛り上がれる自信がある。なんなら全然エロくないワードでも興奮できる気がする。耳元で「銭湯おっさん」って言われるだけで昇天できる。(同坦に握手を求めながら)

②体型がエロ

丸みを帯びた肩まわり。

がっしりした首。

大きい手。

すらっと長い脚。

きゅっとしたりポヨンとするお腹

エローーーーー

とりあえず全身がエロい。

いや、もうこれに尽きるかも。

あのちょっとジトッとした視線がたまんない。

横目で見られるのも、上目遣いされるのも、見下ろされるのもどれも良い。

目の幅がワイドからね、白目の部分が多めだと視線の鋭さが増すんです。

女性がドキッとする角度よく分かってるよね!

好きだよ!(シンプルに)

知らんけど。

正直、自坦のプライベートを知らないので、女性と二人になった時の言動や本当の性格は分からないです。しょうがない。

なのでインタビューやらメンバーと一緒にいるとき雰囲気から読みとくしかないんだけど。

彼は甘えるのが大好きで甘えられるのも大好きらしい。要はイチャイチャしたがり。濃厚接触歓迎派。

そんなん女子みんな好きなやつ!!!

甘えん坊(くっつきたがり)の人って男女問わずエロいと思うんです。体温を感じるのが好きってことだもん。言葉より体温。考えるより体温。馬鹿になってイチャつこうぜ。

私は別にオーラとか見えないし、オーラが何たるかとかよく分かってないです。

ただ、先日初めて番協に参加させていただきまして、自坦をあの明るいスタジオであの近い距離で見させていただいたんですけど、彼のオーラがすごくエロかったんです。

ちょうどドラマ撮影の合間でちょっとお疲れっぽい様子の彼。出てきた瞬間、

「え!! めっちゃエエ男やん!!!!!」

って倒れそうになった。

あらためて自坦の魅力に殴られた。

なんかもう、気だるい雰囲気あいまって、それはもうエロくてエロくてこんなにも色男な男はこの世にいないんじゃないかと咽び泣きました。惚れた欲目ももちろんあるとは思うけど、あのとき世界で自坦が一番エロかった。時を戻したい。

絶対フェロモン多めよね。(同坦に握手を求めながら)

そんな理由で、自坦がエロすぎて私は本当に参っているのです。自坦とセックスがしたい。したくて堪らない。

どうする?

もういっそ自坦とセックスする?

どうしたら自坦とセックスが出来る?

世の中に不可能なんてない。

一般人と付き合うアイドルもいるだろうし、ワンナイトでもいいかアイドルに近づきたくてどうにかコネを繋げて実際にセックスをするファンいるかもしれない。知らんけど。

私の女としての魅力がどうとか、コネが無いとか、彼を誘惑できる自信がないとか、そんな問題は置いといて。自坦と私が同じ時代を生きる人間で性欲がある以上、セックスが出来る可能性はあるわけです。

どうしたら自坦とセックスが出来る?

でもね、誘いかた以前に、私的に無理なんです。

自坦とセックス出来ないんです。

こんなにも自坦とセックスがしたくてしたくて堪らないのに、私は自坦とセックスすることが出来ないんです。

なぜなら、彼がアイドルで、私は「ファン」だから

ファン」って何だろうとよく考える。

ファンと名乗る人には、皆それぞれ、自分の「ファン道」みたいな物があるよね。あなたファン道、私のファン道。みんな違って、みんな良い。一般的定義は置いといて、私にも私のファン道があります

一、CDDVD等の音盤を買うべし

一、雑誌やグッズも買うべし

一、チケット正規に購入するべし

一、ライブや道中でのマナーに気をつけるべし

一、番協の時は自坦だけを眺めたい欲を抑え全力で盛り上げることに徹するべし

一、うちわに困らせるようなことは書かない

一、自坦のプライベートは詮索しない

一、自坦と遭遇することがあっても基本的には騒がず接触せず、もし応援していることを一言伝える場合は自坦や周りに迷惑のかからない範囲で慎ましい行動をとること

これが私の理想的ファン像であり、自分への規律なのです。

なのでね、もし自坦と物理的な接触があったとして、ミラクルが起きて自坦がその気になったとしても、自坦とセックスは出来ないんです。セックスちゃうと、その瞬間に私は私の思うファンはいられなくなるから。私は彼にとって清く正しいファンでありたい。ゆえに無理なんです。

彼のエロさばかりを書いたけども、私は彼のエロくない部分もとても愛していますムードメーカーで、自分が疲れていてもつい場を盛り上げてしまサービス精神旺盛なとこも。洋服音楽にこだわるのが好きで、いつも珍しいものを探している好奇心いっぱいのとこも。自分を愛してくれるファンに、精一杯の愛情を返そうとする優しいとこも。

ファンであることが幸せなので、私はいつまでも彼のファンでいたい。ファンであるということはすなわち「ファンという名の塊」の一部になることなので、「個」である必要がない。ファンとして彼を支えたい以上、彼とセックスすることはあり得ないのです。どんなに彼を愛していて、彼も愛情を返してくれても、セックスをすることのない関係。とてもプラトニック関係。NO SEX, YES FAN!

ぴえん!(泣き笑いの絵文字)

だけど、頭では理解していても、セックスしたい欲求勝手に沸いて来ちゃうからさー。本当に困る。他のファンはこの欲情を一体どうやって昇華しているんだろ。

みんなどうしてるの?

お酒とかスポーツで発散させてるの?

彼氏セックスするときに自坦を重ねてみたり?(最低?)

アイドルにハマるの初めてだから、本当にどうしたらいいか分かんなくて困惑中です。出来ないから余計にしたくなるんだろうね。カリギュラ!!!

妄想を楽しむという方法もあるのかもしれないけど、妄想するとなるとそれは自分の好みのセックスになるわけで、自坦がするリアルセックスとは違うわけじゃないですか。

私の言うセックスというのは単純に甲が乙に丙すれば良い、みたいな話ではなくて、自坦は一体どう丙するのか、自坦の甲はどんな姿形をしているのか、どんな乙に興奮するのか、みたいなことを知りたい!見てみたい!体感したい!という願望なので。妄想や身代わりでは満たされない欲望なのです。

世界いちばんセックスがしたくて、絶対セックスの出来ない相手本能の部分をこんなにも刺激してくる自坦を好きになってしまうなんて。こんなにももどかしい愛の形は今まで知らなかった。

だけど愛してしまったのは私なので、今日悶々としながら彼の過ごす大切な日について思いを馳せるしかないのです。

こんなこと、周りの誰にも話せなくて。ついつい匿名の便利さを利用して書いちゃいました。

そのうち消すかも。

あー、自坦とセックスしたい。

2020-02-14

ガチゆるキャンパーが見た最近オートキャンプ事情

なんか仕事の事を考えているとどんよりするので気を紛らわすのに書いてみる。

とりあえず自分の事。

都内勤務40代書類上だけ独身

昨今のキャンプブーム90年代キャンプブームで親とキャンプした世代が同じ事を子供とやっているという説があるけど、まさにその世代

なので、キャンプに行くのは精々年に数回だけど、歴だけみたら二十年選手のペーパーGOLD免許的なベテランキャンパー

ひょんなことからキャンプを始めてみたら、これまでの景色とは全然違う世界におじさん超びっくり。

今日はその辺について書いてみようと思う。おじさんなので話がギアに偏りがちだけどそこはご了承願いたい。

1. キャンプ場がかなり混んでいる

  平日は流石にそうでもないけど休日はめちゃ混み。唯一平日に行った茨城の某高規格だけは超寂しかったけど、それ以外11月2月の週末数回は区画キャンプ場もフリーサイトキャンプ場もキャンパーでいっぱい。ナチュログとかを読むと2018年はそうでもなかったみたいだから今年は凄いのかなと思う。一瞬ゆる△キャンかと思ったけど、来ているキャンパー家族だったり大人だけのグループだったりなので、あんまり関係なさそう。暖冬ってのと、もしかしたら夏の台風河川フィールドが軒並み閉鎖なのが効いてるのかも。

2. もしかして、薪不足?

 キャンプと言えば焚き火。世のキャンパーの半分くらいは火を扱うためにフィールドに来ていると思う。自分もそんな感じ。ただ、急激に増えすぎた冬キャンパーに薪の供給があまり追いついていない。薪の製造ウィスキーのようなもので、針葉樹で最低半年広葉樹なら少なくとも1年とか2年の乾燥期間がいるのだけれど、今年はちょっと見切り発車で出してしまっている所もあるんじゃないかと思う。場所によっては現地調達ができない旨をWebサイト掲載しているフィールドもある。自分Amazonで買える乾燥したブルジョワ10kgをお守りに、現地調達とか薪ストーブ向けの業者に出向いて購入したりで対応してるけど、何度かシュワシュワする薪に当たった。今年は雨も多いので単純に乾燥期間だけの話では無いのかもしれないけど。

3. コットン幕は人権

 これは焚き火薪ストーブに大きく関係するので冬特有なのかもしれないけど、とにかく多いコットン系幕。数だけ見るとサーカスTCが圧倒的だけど、どこに行ってもそこそこな数のノルディスク、テンティピなんかの欧州系舶来幕。フリーサイトだと、ノルとテンマク、DODあたりで半分くらいとか言ってもそんなに大袈裟ではないかも。みんなお金持ちだね(舶来幕は上下20万を超えるのが多い)。

自分お金無いのでサーカスコットンだよ。

4. ヘリノックスの時代は終わりかけ

 ゴメン、ちょっと言い過ぎかも。でも、一時期に比べるとチェアワン系が減っているのは間違いない感じ。代わりに台頭してきたのがカーミットとそのコピー品。組み立てちょっと面倒そうだけどカッコいいもんね。仕舞寸法はチェアワンとそこまで変わらなさそうだし。でもコットに関してはまだヘリノックスが多いかな?な印象。

5. スノピ危うし??(からの昨今テント考)

  コットン系幕が隆盛なのに対して、ポリ幕が主力のスノーピークはなかなかに苦戦している印象。スノピにしてはバーゲンセールなアメドはボチボチ見かけるけど、ランドロック全盛期にあったような右を見ても左を見てもスノピと言った様相では無くなった。これは難燃幕が重宝される冬キャンプ特有の話なんじゃ?と思いつつ、薪スト勢も昔はランドロックやラナあたりのシェルターを使っていたと記憶しているので、単純にそれだけでは無いんじゃなかろうか。落ち着いた配色と統一感で一時期はオシャキャン勢のマストバイ的な位置付けだったスノピだけど、イマドキのステレオタイプなオシャキャン勢は欧州系舶来幕が当たり前で、それらを選ばないキャンパーもNemoやMSRなんかの米国系やサバティカル、ゼインアーツあたりのプライベートブランドガレージブランドでカッコよくきめてる。なんならホームセンターPBの筈のテンマクですらPEPOやサーカスあたりはなかなかにカッコいいときているので、そろそろなんらかの手を打たないと厳しそう。特に統一感込みでのブランドデザインかなと思うので、ギア主体であるテント幕を他社に押さえられてしまうと周辺ギアをスノピで揃える事にインセンティブが働かなくなり、バタバタといく可能性がある。

6. 案外強い小川と何故か増えているコールマン。全く見なくなったロゴス(昨今テント考その2)

そのまんま。小川ツインピルツをよく見た。ロッジ型にも注力しているようで、質実剛健イメージとは裏腹に時代を掴んでいる印象。なんで2回も3回も潰れるのかわからんティピー系が流行り出した(リバイバルした?)当初からピルツ売ってたし。結構謎。コールマンは主にファミリーが2ルームを使っているのをボチボチ見かけた。今まではホームセンターで入手しやすテントイメージだったけど、昨今の2ルーム10万には届かないものの、なかなかのお値段。見た目はお世辞にもオシャレとは言い難く価格的にも決して安くないにも関わらず選ばれていると言うことは、多分使い勝手が良いのだろうなと思う。そして、前述のスノピと共に…と言うかスノピ以上に存在感の無くなったロゴス。恐らく今冬はまだ見ていないと思う。10年程前の前室付きドーム時代からシェルター時代への移行期あたりは「お金持ちはスノピ、普通の人はロゴスコールマン」な感じで、スノピと同数かな?くらいには目にしたロゴスだけれど、少なくとも今冬は見る影なし。ファミキャン向けと言うことを考えると冬キャンには幾分不利なブランドだとは思うものの、価格帯的にはDOD大陸ブランドに負けてしまうにも関わらずアッパークラスに訴求できる商品力もないと言う非常に苦しい立ち位置になってしまってはいいかな?その点では鹿番長ことキャプテンスタッグの方が元々エントリー層狙いなので影響は少なさそう。

…そのほかに焚き火台はみんなバラバラ個性的?とか、ガソリンランタン減ってません?とか、みんなひとつくらいは鉄モノを置いているとか、ナンナンナンガとか色々あるけど、飽きてきたのでこの辺で。

しっかし、冬キャンプ人口の多さには本当にびっくりした。BEPAL?だったかアンケートでは半数が秋派で3割が春派。残りの2割を夏と冬で分け合う構図なものの、夏か冬か?なら圧倒的に冬が人気らしい。秋を晩秋秋雨前線がいなくなってから)、春を早春梅雨の前まで)と考えたらもういつだってキャンみたいなもんなので、各メーカーは冬装備を基本に商品展開していかないとダメそう。絶対数は相変わらず夏のファミキャン勢かもしれないけど、お金落としてくれるのとは別かなと。

2020-01-18

anond:20110409120117

津波被災は知っているかもしれないが地震被災は知らないだろう

津波被災は知っているかもしれないが河川氾濫の被災は知らないだろう

津波被災は知っているかもしれないが噴火被災は知らないだろう

津波被災は知っているかもしれないが・・・

ただ、被災本質は同じだ

その場所に住んでいた人は、同じ目にあうことを恐れ、土地を捨てる

メディアは去って行った人のことをクローズアップしない

復興合言葉に街を元に戻そうとする方が美談にできるから

人が去り、新たな人がやってきて家が建ち、

人々が住むようになり、街ができる

新たな街になったとしても土地歴史は元に戻らない

その土地地震で、河川氾濫で、噴火で、津波被災した場所

2020-01-06

anond:20200106220830

水害が起こるところに堤防ダムなんかを理想的に配置して完璧治水できるってこと?

正直現時点で今後の天候を想定できる最悪まで考えて河川工事をやり切るのは不可能だと思うよ。

2019-12-15

それでもやはり猫を飼え

人間の傍にいて頼れるパートナー。その資質を見ても歴史を見ても、犬がナンバーワン(しゃれではない)であることは間違いない。

人類と犬の歴史は古く、猫では逆立ちしてもかなわない。そしてもちろん猫は逆立ちをしない。

そんな犬とのコミュニケーションが、猫「よりも」深いかは置いておくとしても、少なくとも相当程度に複雑であることも、これまた否定しない。人間は犬と共同で、野山で、森林で、河川で、海浜で様々な行動をとってきた。生き抜くために必要な、さまざまなミッションを共にこなしてきたのだ。歴史の中で、犬は人間にとって欠かせないパートナーであり、コミュニケーション相手であった。そのことに全面的同意する。だが、そのことは、こと今回の話題においては、明白に二、三のディスアドバンテージとならざるを得ない。それについて説明しよう。

(1)「他者」性の弱さ

犬は人間にとっていつも欠かせぬパートナーであったが、それは、犬が群れを作って生きるという性質を利用したものであった。そして、犬は群れの秩序を上下によって保つ。そのため、人間とのパートナーシップにおいても、犬はそれを「上下関係」として捉えるのである。結果、そこに現れるのは、「命令をする/実行する」とか「叱る/従う」のような、「一定ルールにしたがった意味交換」的コミュニケーションである特に中型犬以上のサイズになると必須になる「躾」の実施は、この関係性を加速させる。

これに対して、対人間、対猫のような独立性の高い生き物相手コミュニケーションにおいては、「命令をした/(しかし)/無視された」とか「叱る/(なぜか)/遊ぶ」のような、コミュニケーション非対称性が露わになる。必然的に、「相手の行動の意図を推測する」といった、より複雑な思考が求められることになるのだ。これは、犬とのコミュニケーションでは身に付けづらい能力であるコミュニケーション経験値を上げるためには、やはり猫の方が優れている。

(2)犬の本能を満たすために

犬は探知し、索敵し、探索し、追跡して獲物をしとめるハンターである。これは野外生活に適した性格であり、人間狩猟採集時代から重宝した、犬のパートナーとしての資質である。その本能を満たすために、散歩などの運動が欠かせない。だがこれは、現代の都会生活、そして、他者とのコミュニケーション課題を抱える人には、残念ながらあまり適した資質とは言えない。犬と適切にコミュニケーションをとるためには、ただ同居するだけでは不十分なのである

猫にももちろん運動必要だ。だが、それは室内で対応できるものだ。木の上に潜み、待ち伏せし、忍び寄って相手をしとめるハンターである猫の方が、現代の都会生活におけるパートナーとしては優れている。

(3)彼女ができたとき

そもそもの到達点を思い出そう。「彼女ができなくて辛い」である。では、もし彼女ができたら、犬はどうするのだ? 「かけがえないパートナー」となってしまった犬は?

できれば一日複数回散歩に同行し、密な信頼関係コミュニケーションと何より「共に過ごす時間」を求める存在が犬である。これと彼女共存させるのはなかなか難しい。彼女が大変犬好きであることを前提としても、おそらく中、大型犬となれば、時間配分において、彼女か犬かを迫られることが大変多くなると想像される。想像してみてほしい。一度や二度ならともなく、彼の家に遊びにいったら毎回犬の散歩に付き合わされる状況を! 彼女との関係を壊さずに犬を飼うことができるのは、彼女とのパートナーシップが進行して首尾よく結婚し、田舎に一軒家を買って子供が生まれてすくすく育ち始めて、そのあと、くらいになるだろう。

対して猫だ。猫はいい。猫は犬ほど時間を奪わないため、大きなトラブルがなければ彼女との共存不可能ではない。それだけでなく、部屋に猫がいるだけで彼女は(猫好きであろう)部屋に来て、そして、こちらが苦手な会話をしなくても、とりあえず猫と遊んで時間をつぶしてくれる。こちらは猫と彼女を眺めてにこやかに写真を撮ったりしていればそれでいい。楽だ。付き合い始めのきまずい時間も、猫がいるだけで大幅に解消できるため、彼女との末永パートナーシップを良好にしてくれるだろう。猫は自立し、待機する。猫は、犬ほど人間とのパートナーシップが密でない。だからこそ、彼女ができてからも、猫は共にいられるパートナーなのだ

(4)最期に…

これは完全に偏見の域だが、彼女に犬をひけらかす男は、どうも男性ホルモン多めのオラついた方々が多い気がする。中、大型犬原則飼い主にしか心を寄せないので、彼女に対しては警戒心を露わにすることが多い。そういう犬を「おとなしいんだよー」とか笑いながら見せつけ、彼女が内心少し恐怖を覚えてひきつった笑顔を見せたりするのを見てニヤついているような印象がある。どうもDV男臭い。一方、猫好きにはそういう男はいない。そもそも自体が、飼い主であるとないとに関わらず勝手他人評価するところがあるので、犬をひけらかすように猫をひけらかすのは難しいし、そういうことをしたい人はそもそも猫を飼わない。もちろん、犬好きが全てDV男というわけではない。だがDV男は猫を飼わないというのは声を大にして言いたい。世間にはDV男好きの病んだ女性もいるが、そういう人にモテたいのならともかく、健全精神をもった一般的女性安心させたいのなら、無難に猫をおすすめしておきたい理由の一つがこれである

いかがだろうか。犬の、人間パートナーとして「最善」である理由のそれぞれが、今回の場合はむしろディスアドバンテージになってしまうということが、これで犬派のあなたにも理解されたことと思う。彼に勧めるパートナーとしては、やはり猫しかない。猫しかないのだ。

anond:20191215100341

2019-11-13

anond:20191113132215

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/feg/grp/02/hljittai30.pdf

ホームレス実態に関する全国調査概要北海道分)

都市公園河川道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者」とする。

平成31年1月

合計47人


ホントに居るんだ・・・・@@;

2019-10-28

日本は稲作を続けるべき

 日本主食であるであるが、ご存知のように(?)貿易の少ない作物である

米の生産量そのもの世界レベルで見ると小麦の2/3程度とそこまで少ないわけではない。なぜ貿易が少ないかというと理由は2つある。

1つは、米という作物には『夏に暑くなければいけない』『水が大量に必要』という特徴があり(ちなみにインディカ米は概して暑さに強く寒さに弱い。逆にジャポニカ米はある程度寒さに強い代わり暑すぎるとダメである)、

必然的栽培できる地域は熱帯系かCfa(温暖湿潤)気候、もしくはステップ気候でも雨が多い(+外来河川など)地域くらいとなる。冷夏で酷いことになった1993年平成の米騒動を覚えている人…は中年だが。

この点で小麦とはそもそも条件そのものが異なる(小麦は暑さに弱いが、温帯なら『秋に植えて春に収穫する』という手もある)。

そしてこの条件に該当するのは概ね『赤道直下~緯度15度前後』か『緯度30~40度前後』の地域だ。

なぜ回帰線(緯度23.4度)周辺は向いていないことが多いかというと、ハドレー循環(熱帯で熱せられた空気は対流となり、回帰線の周辺で下降気流を生む。当然ながら下降気流=高気圧である)の関係で雨が少なくなる傾向にあるからだ。

これらの稲作地域にいわゆる『農業先進国』は少ない。アメリカ合衆国南部くらいだろう。

2つ目は、この『米の栽培に向いた条件』に該当する地域に、インド中国を抱える人口密集地帯が含まれているためだ。

結果、インドはまだしも(多少は米の輸出をしている)中国は最大の米生産であると同時に最大の輸入国となっている。

他の国もおおむね自給プラスアルファ程度にしか生産できていないというか、稲作が出来るから大量の人口を支えられているとも言える。

 アジア以外に目を向けるなら、アフリカ赤道近辺は政情不安国のオンパレードであるから現時点では灌漑設備を維持するのが厳しいだろう。

南米ブラジル近辺ならもう少し栽培できる(現に生産量9位にランクインしている)かもしれないが、熱帯雨林を切り拓いてまで生産する必要があるとは思わない。

(余談ながらブラジル小麦生産にも向いていないため小麦の一大輸入国である

 米の輸出第2位の国はアメリカ合衆国であり(1位はタイ)、『米の輸入を自由化したらアメリカ産の米が入ってきて日本の稲作は壊滅する』などと一時期言われたが、

現在では逆にアメリカの稲作がいつまで輸出を続けられるかが怪しくなっている。

アメリカの稲作といえばまず思い浮かぶのはカリフォルニアだが、実はカリフォルニアの降水量はそこまで多いわけではなく、

北部のユーレカならば967mmあるが、中部サンフランシスコで565mm、南部ロサンゼルスだと386mmである

このような地域外来河川を利用して稲作をしてきたわけだが、近年では人口増加もあってサンフランシスコサクラメントでは取水制限が発動することもあり、水を大量に必要とする稲作がカリフォルニアで持続的なのかは微妙だ。

一方、アメリカ最大の稲作地域は実はカリフォルニアではなくアーカンソー州であり、確かにCfa気候の上にミシシッピ川も流れているから向いてはいるが、

今後アメリカアジア移民が増えて米の需要が増えた時にどうなるかは未知数だ。

 翻って日本に目を向けよう。『夏に暑くなければならない』『多量の水が必要』という米の特徴はまさに日本向きだ。

日本道東(海流と風の関係で霧が発生しやすい)以外の地域ではおおむね夏の最高気温は30℃を超えるし、降水量はほとんどの地域1000mmを超える。

そもそも、600mmの雨が降って『年間降水量の3~4割』などと言われる地域の方が世界的には珍しいのであるロンドンパリベルリンローマといった西欧都市なら600mmは年間降水量に匹敵するかそれ以上だったりする。

 以上で述べたように米は多くが生産国で消費され、そこまで世界市場で貿易されていない。一方で日本にとっては気候的に比較的向いている作物である

しか栽培できる地域に限りがあり、今後生産が増える見込みもそこまで多くはない。アフリカの国の政情を安定させ、現地で灌漑設備を維持しながら生産…できるようになるのはいつの日か。

となると、(日本武力紛争に巻き込まれたらどうにもならないが)産地が紛争に巻き込まれリスク天災によるリスクなどを考えた時に、日本は稲作を続けた方が良いのではないか

2019-10-26

ラグビーW杯 準決勝1 イングランドvsニュージランド レビュー

10月の第4週、関東はまたも台風21号から変化した温帯低気圧が大雨をもたらし、千葉では河川の氾濫が起きた。

自然災害の多い日本だが、今年の秋はそれがもたらす結果が深刻だ。

ラグビーW杯でも、予選プールの2試合台風リスクで中止になったが、その判断は正しかったように思う。

日本が初のノックアウトラウンド進出したこと話題になったラグビーW杯だが、その他にもこの台風による試合中止や、ティア1の伝統国でないアジア初開催など、2019年大会歴史に残るW杯になるだろう。

その大会に、史上初の3連覇という新たな歴史が生まれるだろうか。

それとも、ラグビー母国がそれを阻むだろうか。

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今夜、日産スタジアムではラグビーW杯準決勝が行われる。

対戦するのは黒衣の絶対王者ニュージーランドと、白のジャージに身を包んだイングランド

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大会自国開催でありながら予選プール敗退という屈辱を味わったイングランドは、勝負師エディー・ジョーンズをHCに迎え、破竹の勢いで準決勝まで勝ち上がってきた。

前任の日本でチームにW杯で初となる3勝をもたらしたことでも有名なこの名将は、その激しい気性と独自すぎる指導アプローチで数々のエピソードを持つ。

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南アフリカ戦の最後の場面で自らのキックの指示に反しスクラム選択した選手判断をみて激昂し、インカムコーチボックスの壁に叩きつけ破壊したなどというのは可愛いもので、日本代表合宿で毎朝6時から練習を強いて吐き気がするほど走らせた上、うまく行っている練習のシーンでもいきなりブチ切れて選手の不確実性への対処を見たり、イングランド代表合宿柔道家招聘して代表選手の顎の骨を骨折させたり、その狂気エピソード枚挙にいとまがない。

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2015年大会の結果を受けて、著書がビジネスマン大受けしたエディーだが、こんな滅茶苦茶がまかり通るのは指導相手ナショナルクラスフィジカルエリートであり、彼自身教員免許を持った上で三度もナショナルチームのHCを歴任して指導メソッドを磨き上げたからであり、凡百の経営者が彼の真似をしたら社員の8割は辞めると思う。

ちなみにエディーの指示をサラッと無視してブチ切れさせたリーチマイケルは、今大会合宿でそのエディーが考案した「石鹸水でボールヌルヌルにしたパス練習」をやろうとして、ジェイミーにすげなく却下されている。

こっちはこっちで会社の先輩だったら、なんかちょっとめんどくさい感じだ。

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一方、3連覇を目指すオールブラックスのHCスティーブハンセン

警官の彼が激しい感情をあらわにしたのを増田は見たことがない。

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試合前にエディーが「練習スパイされていたのでは」という記者質問に対して否定肯定もせず「まあでも誰かわかんないけど撮ってる奴はいたけどね」などと言わなくていいことを言っても「私は心理戦なんかやりませんよ。エディーがとても賢い人だということは、よく知っています。そんな事をしても、何の意味もありません」と泰然自若として受け流した。

聞くところによると宇宙飛行士というのは、どんな状況にあっても感情的にならず、そのときに最適な解決方法を考えて淡々と実行しなければ務まらないものらしく、それに近いメンタリティの持ち主なのかもしれない。

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注目の準決勝第一試合は、破茶滅茶パワハラおじさんとベテラン宇宙飛行士の名将対決となった。

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HCのキャラが濃すぎて説明字数を取られてしまったが、ここでゲームプランについて考えてみよう。

伝統の強力FWに加えて、BKの展開ラグビーでもトライが取れるイングランドだが「出来るからといってそれをするべきなのか」という問題がある。

イングランドの展開ラグビーは、どこからでもかけられる圧力相手晒した上で、順目順目にオーソドックスに展開したり、ディフェンスラインわずかに広めな隙間にパワフルランナーが走り込んでこじ開ける、といったもので、シンプル強力ではあるが意外性はない。

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この展開でボールを持ち続けてしまうと、いつターンオーバーされるかがわかりづらい。

オールブラックス世界一のアンストラクチャーラグビーのチームだ。

突然始まったような攻守交代からの混乱で彼らを上回ることのできるチームなどありはしない。

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イングランドとしては、むしろボール計画的に渡してディフェンスで潰してエラーを誘発し、セットプレーの展開に持ち込んだ方が、数々のチームをねじ伏せてきた必殺のモール攻撃を繰り出せる。

しかし、それだってディフェンスちょっとでも遅れれば何をされるかわからない。

オールブラックスは本職LO長身スコット・バレッドフランカーに起用してラインアウト対策を取り、その上フィールドでは抜け目のない黒子、モウンガが目を光らせているのだ。

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エディーはこの難解なパズルに解を見つけることができただろうか。

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この試合でも、台風被害に遭われた方への黙祷が捧げられ、両国国歌斉唱されたのち、オールブラックスウォークライハカを行う。

これにイングランドはその三角陣形を包囲するかような翼型の陣形を取って受けて立つ。

それはまるで試合の展開を予言するような光景だった。

いつもはシリアスで怖い表情のCTBオーウェンファレルが不敵な笑顔視線を送る。

その笑顔もやっぱり怖かった。

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前半、イングランドキックオフ。

これが自分たちボールが戻るセットプレーとなり、ここから大幅にブレイク、順目のパワフルな攻撃を攻めきってわずか1分30秒、イングランド王者から先制のトライを奪った。

コンバージョンも決まり7-0。

この攻撃イングランドキックを蹴らず地上戦で取り切り、これはこの後の展開を予想させるものだった。

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その後も身体をぶつけながら前進攻撃も防御も出来のいいイングランドに対し、ディフェンスの上がりが悪いオールブラックスは切り返すこともできずに序盤一方的に攻められてしまう。

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オールブラックス17分、18分と二度敵陣に進入してのセットプレーを得るが、これを強力ディフェンスで凌ぎきられる。

待望の切り返しの機会を得て攻撃しても、イングランドラインを押し上げる早いタックルの前に下げられてしまい、アンストラクチャーラグビーを全くさせてもらえず、自分たちボールラインアウトもいい形でボールが出ない。

ポゼッションイングランドが6割、プレーエリアは半分以上オールブラックス陣内だ。

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前半最後の38分、オールブラックス得意の切り返し攻撃も不発におわり、逆にイングランドペナルティゴールを獲得、スコア10-0で前半を折り返した。

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ぶつ切りのゲームを挑むのではないかという増田の予想を覆し、ほとんどキックを蹴らず、横に展開しつつ地上のフィジカルバトルを制圧して前進するイングランド

スコット・バレッドを入れてのラインアウト対策をスカした上に、そのラインアウトでも幾度も競り勝ち、エディーに言わせれば「してやったり」という展開だ。

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予想したかしないか、全くボールを渡してもらえない上、守れば押され、攻めても包囲されるかのようなディフェンスの早いチェックと激しい当たりで前進できないオールブラックス

前3メートルのスペースがあるところでボールが欲しい、しかしそれが全くできないのだ。

前に出られないディフェンスと噛み合わない攻撃修正できるだろうか。

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後半、オールブラックスキックオフ。

機能しなかったスコット・バレッドを外し、地上戦制圧するためにFLサム・ケインに交代。

しかし49分、それでもイングランド圧力の前にペナルティゴールを献上、13-0とされてしまう。

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オールブラックスは苦戦していたラインアウトテコ入れするため、HOデインコールズを投入。

経験豊かなSH TJペレナラCTBソニービルウィリアムズも投入し修正を図る。

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すると、54分、相手陣深くに進入し、相手ボールラインアウトの一瞬のミスをついたFLアーディー・サヴェアがインゴール飛び込みオールブラックスが待望のトライを奪った。

コンバージョンも決まって13-7。

ほとんど表情が変わらないスティーブハンセンHCは注意しないとわからいくらい少しだけ頬が緩んだ。

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だが簡単に流れは変わらない。

ここで試合を戻したいイングランドがまたも力押しで前進し、60分にペナルティゴールを獲得し、16-7。

コーチボックスでは勝負を左右する時間帯に追加点を得ても、緊迫した表情のエディー・ジョーンズ

ここから先はフィットネスが切れる可能性があるのだ、そうなれば独創的な攻撃を誇るオールブラックスに9点差などあっという間にひっくり返されてしまう。

傍らで見るアシスタントコーチにしてみれば、フィットネスが切れるも心配だが、エディーの方だっていつキレるかわからないので全く油断ができない。

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しかし噛み合わないオールブラックスは反則がかさみ、主審のナイジェル・オーウェンスさんから注意を受け、終盤に差し掛かる68分にもイングランドペナルティゴールを与えて、19-7とされてしまう。

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トライを取るしかないオールブラックスボールを持って前進するが、終盤になってもフィットネスの切れる気配がないイングランドの高速ディフェンスの網を全くかいくぐれない。

勝負師エディーのプランは「地上で展開してボールを渡さず押し下げて、ボールを奪われるたら前進ディフェンスで潰しまくるね、それも80分ね、Go!走る!走るね!」というものだった。

ラグビー研究が進み、ボールを展開するだけでは突破できない現実に、キックからのアンストラクチャー攻撃という回答を見せて絶対王者に君臨したオールブラックス、それに対する解は「前に出る攻撃的防御、展開しながらの防御的攻撃、その狭間からの一撃」だった。

からまれフィジカルさらいじめ抜いて徹底的に鍛え上げたからこそ取れるプランだ、ラグビー母国に渡っても、やっぱりエディーはエディーだった。

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勝負は決しても一矢報いたいオールブラックス最後の猛攻を見せるが、80分、ボールは蹴り出され、黒衣のディフェンディングチャンピオンを封じ込めたイングランドが準々決勝、準決勝にについで、三度の一番乗りを重ねて決勝に進出を決めた。

コーチボックスのエディーは今回は何も破壊しなかった。

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33しか地域獲得率を与えることなく、オールブラックス試合をさせなかったイングランド

「いいふいんきつくりました、すばらしいワールドカップ

試合後のインタビュー日本語で答えるエディー・ジョーンズの顔は笑っているが目が全然笑っていない。

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ありがとうございます、みなさん」

4年前、日本代表を率いて世紀の番狂わせを演じた勝負師、その目が見据えるのは優勝だ。

3度目のナショナルチームのHCとしての挑戦にして、ついに視線の先に収めたウェブエリスカップ

あと一勝だ、もう逃がさない。

anond:20191021220820

昔の人ってなんで「台風」を知らなかったの?

「何か知らんけど毎年八朔から秋分にかけて異様に暴風雨になったりするけど何で?」とか疑問に思わなかったのだろうか?

朝廷とか幕府役人諸国から訴状を調べてみたところ「薩摩で暮れ六つに暴風まり、子ノ刻に尾張にて風雨甚だし河川溢る。江戸明け六つに暴風にて屋敷の瓦剥がれ落ち、明くる午ノ刻陸奥にて暴風あり」

とかの知見みたいなのを得て「これは移動性の低気圧である」という結論を出せなかったのだろうか?

卑弥呼くらいの時代から知ってたんじゃないの? 農耕とか治水って政治のものじゃん。

そういう事では無い。只の「夏から秋にかけて発生する暴風雨」としか認識しておらず「日本近海太平洋上で発生し、日本列島を南から北に移動し各地に被害を及ぼす熱帯性低気圧」という事は外国人に教えて貰うまで知らなかったという事をいっている。

「今朝に多摩川洪水引き起こし暴風雨半日後には最上川を氾濫させる事になる」という一般的知識江戸時代の人々は持ってはいない。「台風を知らない」事とは、つまりそういう事。

2019-10-25

anond:20191025140443

ひどい・・・

2019-10-19

治水も急務だが日本住血吸虫の再燃を危惧する。

私はこの分野が専門ではないのだが、ミヤイリガイの生息地であった各河川が氾濫しているところに危機感を覚えている。

ほぼ絶滅させられているとはいえ、”ミヤイリガ生存”をr/oできないので、濁流と共に出てくるのでは?泥に浸かって

復旧活動を行っている人に侵入するのでは?と考えてしまう。

無論悪魔の証明なのでなんにも支えるエビデンスが無く、そもそもpubmedを掘ったわけでもない。

根拠直感です!などとのたまう某医師のように振る舞えれば気楽なのだろうが。

まぁ現状の用水システムはほぼコンクリ化されているので出てきたところで・・・という見方もあるし

障害があれどビルトシドで駆虫できるので大事の前の小事、そこまで目くじらを立てることでもないのかもしれない。

詳しいひとおしえてくださいませ(教えて君.net)

2019-10-17

推進派でも反対派でもないが、、といいながら反対の立場のひと

八ツ場ダムの効果称賛、専門家は疑問視「冷静に検証を」 [台風19号]:朝日新聞デジタル

記録的な大雨をもたらした台風19号で、試験貯水中に満水となった八ツ場(やんば)ダム群馬県長野原町)の治水効果めぐり、称賛と批判が渦巻いている。こうした状況について、治水専門家の今本博健・京都大名教授河川工学)に話を聞いた。

台風19号に関する八ツ場ダム治水効果は今後、データをそろえ冷静に検証する必要がある。私たち洪水共存しながら人命を守っていかなければならない。私はダム推進派でも反対派でもないが、効果過大評価せずに見つめていかなくてはならないと思う。・・

推進派でも反対派でもない、といっているひとをググる

【特別寄稿】西日本豪雨による甚大な被害は安倍晋三政権の「ダム緊急放流殺人」!? 河川工学が専門の今本博健・京都大学名誉教授が人災濃厚と結論づける独自試算を発表! | IWJ Independent Web Journal

とか

ダムが国を滅ぼす|書籍詳細|扶桑社

など、どうみてもダム反対の立場のひとにしかみえないのだが。

こういう報道をしれっとするから朝日新聞は信用できない。

とはいえ、まさにデータをそろえ検証された数字を出してほしいというのは、その通りだと思う。

せっかく専門家に話をきくんだから計画降雨に対して、鬼怒川水系渡良瀬川水系など、それぞれの流域でどれくらい雨が降って、

氾濫した支流河川によるロスはどれくらいで、本流河川への影響はどれくらい、という現時点での見立てを教えてくれてもいいのでは。そういうフラッシュレポートもなしに、

八ツ場ダム利根川水系流量を調節する効果がないことはない。ただ、広大な利根川水系で上流の八ツ場ダムが、遠く離れた下流域の水位を下げるのにどれだけ効果があったのかは疑問視される。

という説明は、大雑把すぎないか

anond:20191017011340

いや、ある意味、同時に来たよ。

震度3だけど、台風接近中に、東京では揺れたよ。

そのあとしばらくしてに、河川の増水が始まったので助かった。

あれが決壊が各地で始まったタイミングで来ていたらヤバかった。

2019-10-15

甚大な被害 台風19号 66人死亡47河川決壊 全容は不明

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html

未だに全容が不明というのがそらおそろしい。

台風特需でいろいろ儲かる企業も多そうだ。

anond:20191014091943

今回の雨で自宅の前の道路は多少冠水気味だったとはいえ、あの大雨の中でも素晴らしい排水能力を発揮したことに感動してたのだけど、排水された水は河川に注ぎ込み川の増水に寄与していたわけだ。

それが関東平野全域で起きていた、と。

もう少しでも意図的田畑道路に水を溜めておいて河川への流入を防いでいれば堤防決壊可能性を下げることができるのではないかと思うのだけど、難しいんですかね。

2019-10-14

八ッ場ダムがほんとに役に立ったのか概算してみた

ネットで軽く検索した結果と、小学生でもできる算数計算した結果なので、細かい突込みは勘弁して。

数字たくさん表に出てるのに、議論に使われてないなーと思ったのでやってみた。

結論

八ッ場ダム無茶苦茶効いていた可能性が高い。なかったら伊勢崎(以北)はあぶなかった。ダムが空でよかった。

【以下計算過程

https://news.livedoor.com/article/detail/17229861/

国土交通省の発表では、八ツ場ダムには11日午前2時から13日午前5時の間に約7500万立方メートルの水が流入した。

ここからざっくり計算すると、この間にダムが止めていた流量は7000m3/sくらい。

https://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/pdf/tone-2.pdf

>基本高水ピー流量は、各基準地点における確率流量観測史上最大流量のいずれか大きい方を採用し、八斗島地点 22,000 m3/s,(中略)と決定した。

八ッ場ダムの止めていた流量は、八斗島(伊勢崎市)地点のピー流量に対して30%に相当する。インパクトは大きい。

http://www.river.go.jp/kawabou/ipSuiiKobetu.do?obsrvId=2125900400033&gamenId=01-1003&stgGrpKind=survForeKjExpl&fldCtlParty=no&fvrt=yes

国交省河川の水位の時間変化グラフ

なお八斗島地点では、1223時に4.07mの最高水位を記録している。

ここで、八ッ場ダムの止めた水量が八斗島地点でどのくらいのインパクトを持つか見積もってみる。

上記ページの川の断面図から、氾濫危険水位時の川幅は1000m、水位は10mくらい。

川の断面積を(断面形状を三角形仮定して)求めると5000m2。

ここを4m/sくらいで水が流れるピー流量になる計算だ。

12日深夜、上記水位4.07mから氾濫危険水位4.8mまでの余裕部分に流せる水量は、

(断面がほぼ長方形となる部分なので)730m2。ここを流れが4m/sで流れるとして、2920m3/sとなる。

この時間に、2-5時に八ッ場ダムが止めていた水量である7000m3/sが利根川に加わると、氾濫危険水位に達していた可能性は高い。

(止めていた水量は、上記地点では水位上昇にして1.75m相当となる)

八ッ場ダムへの流入見積もった時間帯と、利根川の最高水位の時間帯が異なるので直接比較はできないが、インパクトがない、などということはあり得ないんじゃない?

anond:20191013134213

結構したことあるで

あそこまでダムの緊急放流(異常洪水防災操作、いわゆるただし書き)の通知が相次ぐって中々ない

そもそも地方河川決壊してるし

まあ地球最大規模とかああいうのは意味解らなかったけど

治水について

追記

とても勉強になるまとめをみつけたのでお知らせしたい。

岐阜大の先生が今回の災害を振り返っている。

どういうわけかうまくリンクを貼れないが、ここ→ www.green.gifu-u.ac.jp/~bhdlab/?p=1391

以下、増田駄文。大変不勉強で、特定の方々をディスったりして申し訳なかった。こんなものをみる無駄時間節約してほしい。

ーーーーー

台風19号治水の大切さについていろいろと考えさせられた。

実は、恥ずかしながら、治水ことなど今まではっきり考えたことはなかった。

休日で暇だったのが幸いして文献を読みまくることができた。

一部、ツイッターなどでは事実上運転を開始した八ッ場ダムが2日間で満水にしたこと

利根川洪水を防いだのではないか話題になっている。

何が税金の無駄だ…台風19号 「八ッ場ダム」賞賛の声が相次いでいる – ジャストニュース

ガンダムになぞらえるなど、まるでヒーローのような扱いだ。へー、ダムってすごいんだな、と思った。

それに対して、冷静な反論も多く見られた。いわれてみれば、

利根川水系の治水対策は、八ッ場ダムけが頼みの綱だったわけではないし、むしろ未完成現在では既存利根川流域の治水計画範囲外のはずだ。

台風接近中、いろいろ文献を読んでみた。日本治水というのは、思ったより興味深いものだった。

数々のツイッターが注意しているように、今回の台風19号八ッ場ダム治水効果技術的な検証を待ってから、というのはその通りだと思う。満水したからといって大騒ぎするのは早計。

一見すると冷静っぽいけど、乱暴反論もあった。

Spica on Twitter: "そもそも論として、八ッ場ダムは利根川水系全体のダム貯水量の何%を占めるのか、八ッ場ダムの貯水量を利根川の流域面積で割るといくつになのか(=防いだ水面上昇量)、という定量的な視点なしに「八ッ場ダムが利根川を救った!」という単純な物語に収束していくのが危険で滑稽 https://t.co/IGUM0RUJCc"

とかね。

百歩譲って、流域全体に均一に雨が降るという前提なら成り立つんかね??定量的って、、、、全く。

そのなかでも、ちょっと気になったのは、以前より長い間、八ッ場ダム反対運動をしてきていると思しき人たちのツイッターブログの書きぶり。

あしたの会とかそんなやつ。以下、「彼ら」。

ひとことでいうと、彼ら、存在しない夢の総合治水像ですべての物事を語っている印象だ。しか上記ツイッターと同レベル科学を装っているから始末にわるい。

具体的にもっと違和感を覚えたのは、堤防管理では越水耐性を強化すべきとしている点。

堤防で水際の越水対策をきちんとやっていればダムなど必要ないというわけだ。

一方、国交省は、堤防の耐越水技術確立されていないとして、導入にすら消極的だ。

それに対して、彼らは、いやそれはダム偏重治水だケシカラン!安価で確実なものができるはずだ!ダム派の陰謀だ!と主張。

おおむね、こんな感じ。

応答する論理がぶっ飛んでしまって、彼らは自分だけ左翼っぽい政治闘争のレールに勝手に乗っかってしゃべっていて、

話がかみ合わなくなっている印象だ。

ダム反対派ってこういう感じなのか、、と実感した。今後はそっ閉じかな、と。

少し時間をさかのぼって、昨日の未明のことを話す。読売新聞が、「利根川決壊の恐れ」とのニュース報道した。

国土交通省関東地方整備局によると、埼玉県久喜市栗橋利根川で氾濫危険水位を超え、13日午前3時以降、同県加須市利根川渡良瀬川の合流点で越水し、堤防決壊する恐れもあるという。このため、両市は防災行政無線などで近隣住民避難を呼びかけている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20191013-OYT1T50008/?fbclid=IwAR3Qx2agzmJXMNhcbSqHfv0ikhreIMAzdALb9YHpsKiUg-hJL24qPzcWqgM

すでに、昨日の時点で、いろいろ文献をあさってて、関東平野治水ちょっとは詳しくなった気になっていたころだった。

決壊すれば、近隣住民避難どころの話ではなく、下流域の春日部市から江戸川区に至るまで広範囲に水没し、カスリーン台風の二の舞になる恐れがある、ということがとっさに分かった。

水位情報確認すると、確かに栗橋観測地点において、氾濫危険水位を超えてじわじわ水位上昇中だった。堤頂から2mくらい下まで水位が来ており、台風強風によるうねり考慮すると、越水が気が気でない状況。

そこで同地点の洪水対策をググってみたら、彼らのウェブサイトがヒットした。

NHKが報道した利根川の決壊を想定した浸水のシミュレーション | 八ッ場(やんば)あしたの会

彼らは、2017年当時、NHK報道した利根川決壊を想定した浸水シミュレーション批判し、次のように主張する。

今回のシミュレーションは、利根川栗橋付近埼玉県久喜市)の決壊で溢れた洪水が、中川農業用水の排水河川)を通して東京都内まで短時間で到達するとしたものです。利根川の氾濫洪水が流下するバイパス中川がなることはあり得ることだとは思いますが、そもそも利根川栗橋付近堤防決壊する危険性がどの程度あるかが問題です。

 栗橋付近から上流の利根川中流右岸および江戸川上流部右岸では、土地を買収して堤防の裾を大きく拡げる首都圏氾濫区域堤防強化対策事業国交省関東地方整備局によって進められています

へー、そうなんだ!やるじゃん、国交省!と安心したのが、彼らの主張を見た最初だった。

ところが、このページの締めくくりに書いてあった文章違和感を覚えた。次のように彼らは締めている。

この事業は浸透に対する堤防安全性を確保することを目的とし、国交省は超過洪水対策ではないとしていますが、これだけの堤防強化が行われれば、決壊する危険性がほとんどなくなることは明らかです。その点で、今回のシミュレーションは前提が現実と遊離した仮想計算といえます

 NHK報道は、利根川栗橋付近で行われてきた首都圏氾濫区域堤防強化対策事業堤防の現況などには触れませんでした。洪水への備えは必要ですが、利根川決壊の恐怖を必要以上に強調する報道は、果たして防災の役に立つのでしょうか。

まず第一に引っ掛かったのは、国交省が同地点で実施した堤防強化事業を"超過洪水対策”ではない、としている点。

超過洪水対策?なんのことを指しているのかわからなかったので、検索してみたら、例の耐越水堤防をめぐるダム反対派と国交省のやり取りがヒットしたというわけだ。

次に疑問を持ったのは、

「これだけの堤防強化が行われれば、決壊する危険性がほとんどなくなることは明らか」

結論づけていることだ。国交省が超過洪水対策じゃないっていってるじゃん??根拠がわからない。

しかも、この記事を読んだのは、国交省がまさに台風19号により栗橋付近での決壊の恐れを警告したニュースをみているときだ。

まり、彼らは国交省堤防強化事業について、越水対策下駄勝手に履かせて、その効果を信じているが、国交省は昨日時点で、すでに堤防強化された箇所において、なおも越水危険を警告した、という構図。

現実と遊離しているのは一体どちらなのか??

さらに、たった今気が付いたのだけど、

http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/tonejo00552.html

によれば、栗橋付近工事、まだ終わってないか、ほぼ終わったばかりじゃねーか!

2017年に終わってるとか嘘じゃねーか、騙されたぜ。

もうひとつ違和感が残った彼らの主張に、カスリーン台風評価がある。

カスリーン台風襲来時、たまたま運よく吾妻川流域の降雨が少なかったというのが俺の理解だ。

それに対して彼らは、国交省カスリーン台風同程度の台風が来たら被害が大きくなるというが、それは妄想だ、カスリーン台風時でも吾妻川流域は持ちこたえたんだよ、と主張。おおまかにいうと。

これもさっきのツイッターと似て、彼らのお花畑では、流域全体に常に均一に雨が降ってんだろう。

https://yamba-net.org/37932/

これ、朝日新聞朝日新聞で悪い。かみ合うはずがない。

それにしても、彼らは、なぜ、それほどまでに堤防事業を全力で信頼しているのか。その答えは、彼らの思い描く理想総合治水像にあった。詳細は彼らのサイト

大まかにいうと、ダムに過度に依存せず河川改修やソフト対策を中心とした総合治水モデル。へー、脱ダムの主張ってこんな感じなんだと感心。

かに、流域によっては、河川改修の方が費用は少ないという試算を出せる場合もあるだろう。雨水対策や遊水地効果を狙って水を河道から逃がす発想も大切だ。

従来の治水思想は、「貯めて、流す」という言葉表現されるように、「水を河道に封じ込めて人間流量コントロールする」というもの

近年は、彼らになびいたわけではないだろうけれど、ダムを大きな治水の柱としつつも、特に首都圏では雨水対策はかなり充実してきているように思える。

しかし、問題は、近年の気象現象の変化によって増大する大規模水害。この発想でどこまでいけるのか?

一体、どこまでのハザードを国や広域自治体(県)が想定すべきかどうかにも関わってくる。

財政的な現実性を踏まえれば、100年確率検討するよりも、50年、30年確率検討したほうが安価だ。

人命を守ることを優先し、床上浸水は阻むが、場合によっては、床下浸水我慢してもらうといった発想だ。

例えば、2010年に当時の橋下大阪府知事が決定した槙尾川ダム建設中止はそうした費用効果分析に基づいている。

流域を個別にみていけば、最適解はそれぞれ異なるだろう。

比較的規模の小さな流域では、高いコストダムを作って「貯める」中心の治水を行うよりも、むしろ頻度の高い少々の洪水には我慢してもらう、という発想はありうるかもしれない。

なんでもかんでも山河コンクリートで固める時代は確かに終わったと思う。

からこそ土砂災害防止法2001年制定され、避難などのソフト対策へのシフトも謳われた(土砂災害ちょっとジャンルだが)。

しかし、政治的意思決定は、自治体財政的なインセンティブに左右されてしま可能性もあるかもしれない、というのが当時の橋下府政に関する文献をみた印象だった。

そうすると、広域自治体によっては、経済的安価なよりコンパクト治水事業が知らず知らずに選択されかねない。

住民の目からすれば「ちょっと床下浸水くらい我慢してね、あとは自助だよ、自助、逃げろ走れ、だよ」と広域自治体から言われ、

基礎自治体からは、市町村合併して公務員縮小してるところなんで、避難体制整備まで人回せません。。みたいな、ね。

正直、日本中山間地域含む地方は、そんな風に途上国化してもやむを得ない状況だと思っている。

しかし、首都圏洪水から守るという発想は正直、次元が違うというのが、ここ二日間、暇に任せて学んだ印象だ。

総合治水の在り方は、守るべき価値の大きさとのバランスだと思う。栗橋付近決壊で、東京ダウンタウン住民数百万人に、一斉に逃げろ、みたいな構図は、正直ありえない、あってはならない。

国のシナリオでは100兆円34兆円(*訂正)をこえる被害想定も算出されている。

百歩譲って、首都圏を守るための治水事業においても、脱ダムして、河川改修を中心とした対策シフトすべきだ、としても

彼らのように、現実にありもしない堤防越水対策などを謳って独自の想定シナリオ提案し、脱ダム必要性を訴えるのは、行政サイドからは話がズレているとしか思われず、空回りするだけだろうと思われた。

河川改修の重要性、これに異論があるわけではない。例えば新潟三条流れる五十嵐川とか、拡幅工事がなかったら終わってたわけだし。だけどダム否定する論理にはならない。

しかし、議論するなら説得力は相当に必要だ。相手にされなかったときに、やっぱりダム利権が絡んでいるからだ!と政治闘争路線に走るのも彼らのお決まりコースなのが残念なところ。

ドラえもんの道具を謳いたいなら、それは科学論文証明してもらわないと。

科学技術的な論文勝負してもらいたい話を政治の話にすり替えるのは卑怯だし、見苦しい。

そんなことを思いながら、貴重な休日が終盤に差し掛かりつつある。。

+++++

追記その1訂正

首都圏大規模水害の被害想定は34兆円が正解。土木学会が取りまとめた高潮被害混同してました。。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E5%9C%8F%E6%B0%BE%E6%BF%AB%E5%8C%BA%E5%9F%9F%E5%A0%A4%E9%98%B2%E5%BC%B7%E5%8C%96%E5%AF%BE%E7%AD%96

http://committees.jsce.or.jp/chair/system/files/%E4%BB%98%E9%8C%B23_%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E5%88%86%E7%A7%91%E4%BC%9A%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf

追記その2

長くなりすぎるので割愛したけど、調べている途中で見つけた新潟県及び三条市の過去15年年にわたる五十嵐川治水の取り組み、見附市刈谷田川田んぼダムソフトハード絶妙な組み合わせ。素晴らしいものがあると思った。

市町村合併云々のくだりは倉敷市真備町の事例を参考にした。雨水対策は、中堅都市では岡崎市住民参加型の取り組みも興味深く拝見した。

本来このような話を本文で書くべきだったのかもしれないがあしからず

追記その3

「彼ら」含めた原告団最高裁まで争って敗訴決定したのは2015年こと。住民の疑問点は一顧だにされなかったと憤慨されている記事もある。しかし、そのあとにも引き続き、いろいろと従前の主張を繰り返しご発言なさってるという状況は留意しておいてもいいことだと思ってる。治水の話かと思いきや、左翼レッテル張りの記事に見える(個人の感想です - fn7のコメント / はてなブックマークに対するコメントとして。→ええ、そうだよ、思いっきりディスってるよ。

負けたなら黙れっていってるわけじゃないが、高裁判決に対してろくに反論もしてない時点で、キャッチボールになってないんだよ。そういうもの無視して同じ主張を繰り返すくらいなら、主戦場を変えたら?って思う。

2019-10-13

anond:20191013122426

洪水 大雨や雪どけなどによって河川流量普段より増大したり、氾濫すること。

浸水 洪水による氾濫によって住宅田畑が水につかること。住宅などが水に浸かることを「浸水」、田畑道路などが水に浸ることを「冠水」という。

2019-10-12

anond:20191012180805

三重とか午前中に河川氾濫で水没してた雑魚県じゃん?

お呼びでない

anond:20191012133632

大雨の時それで河川事故に遭って亡くなるジジババ多いよね

2019-10-10

anond:20191010012253

トランプ投票してフォードやGEなんていう会社延命させることで生き延びてるだろ

あと普通にトヨタ工場で雇われてるから条件は君たちとおんなじ

さらにいうと軍隊という損耗のはげしいブラック公務員があるねえ

年金たっぷりあげるからおいでっていう

安倍もそれがやりたいのかなって気はする

ダムはもう四万十以外のあらゆる河川につくりつくしたし

国のカネで合法的に(本人のプライドも損なわず)食わせる方法がそのへんしかないのよな

でもアメリカだと軍人の日、退役軍人の日っていう祝日があるのに

日本敬老の日、かつ自衛隊アレルギーの人が大勢いる国だからね・・w

ギリシャみたいに石投げればあたるまで公務員やすってのも福祉国家で考えたらあながち嘘でもないけど

2019-09-16

天気にまつわる経済の例え

映画「天気の子」を見て連想したことを書きますネタバレを気にする方は注意してお読みください。

貸しはがし

 銀行等の金融機関による融資が、資金繰りに困る時に備える雨傘に例えられることがあるが、

 景気のいい時に傘を貸し出して、景気が悪くなると奪い取っていく、などと揶揄される。これがいわゆる貸しはがしというやつ。

 作中で、どこか前借りした晴れを取り立てられるイメージに近いものがある気がしている。

物干しひものパラドックス

 書籍WTF経済』で知った論説です

 「物干しひもをはずして電気乾燥機を買ったら、国の電力消費が少し増える。逆に、電気乾燥機をはずして物干しひもをつけたら、電力の消費は少し減るが、表やグラフのどこにも、いまや衣服を乾かしている太陽エネルギーが計上されているところはない」


占星術

 いまや星座占いイメージが強いですが、古来は星や月や太陽観測することによって、日照や降雨や河川の氾濫の周期を理論立て、農作物の植え付けや収穫に役立てるという意味で、経済に密接に関連していたようです。

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