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はてなキーワード: 温帯低気圧とは

2021-08-09

温帯低気圧

台風でもこんなに

暴風ないですよ

裏庭のオーニングシェード

折れた???とにかくひどい

ごみとか飛んできまくり

あたらしくしたオーニングも金具とんだし

2019-10-26

ラグビーW杯 準決勝1 イングランドvsニュージランド レビュー

10月の第4週、関東はまたも台風21号から変化した温帯低気圧が大雨をもたらし、千葉では河川の氾濫が起きた。

自然災害の多い日本だが、今年の秋はそれがもたらす結果が深刻だ。

ラグビーW杯でも、予選プールの2試合台風リスクで中止になったが、その判断は正しかったように思う。

日本が初のノックアウトラウンド進出したこと話題になったラグビーW杯だが、その他にもこの台風による試合中止や、ティア1の伝統国でないアジア初開催など、2019年大会歴史に残るW杯になるだろう。

その大会に、史上初の3連覇という新たな歴史が生まれるだろうか。

それとも、ラグビー母国がそれを阻むだろうか。

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今夜、日産スタジアムではラグビーW杯準決勝が行われる。

対戦するのは黒衣の絶対王者ニュージーランドと、白のジャージに身を包んだイングランド

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大会自国開催でありながら予選プール敗退という屈辱を味わったイングランドは、勝負師エディー・ジョーンズをHCに迎え、破竹の勢いで準決勝まで勝ち上がってきた。

前任の日本でチームにW杯で初となる3勝をもたらしたことでも有名なこの名将は、その激しい気性と独自すぎる指導アプローチで数々のエピソードを持つ。

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南アフリカ戦の最後の場面で自らのキックの指示に反しスクラム選択した選手判断をみて激昂し、インカムコーチボックスの壁に叩きつけ破壊したなどというのは可愛いもので、日本代表合宿で毎朝6時から練習を強いて吐き気がするほど走らせた上、うまく行っている練習のシーンでもいきなりブチ切れて選手の不確実性への対処を見たり、イングランド代表合宿柔道家招聘して代表選手の顎の骨を骨折させたり、その狂気エピソード枚挙にいとまがない。

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2015年大会の結果を受けて、著書がビジネスマン大受けしたエディーだが、こんな滅茶苦茶がまかり通るのは指導相手ナショナルクラスフィジカルエリートであり、彼自身教員免許を持った上で三度もナショナルチームのHCを歴任して指導メソッドを磨き上げたからであり、凡百の経営者が彼の真似をしたら社員の8割は辞めると思う。

ちなみにエディーの指示をサラッと無視してブチ切れさせたリーチマイケルは、今大会合宿でそのエディーが考案した「石鹸水でボールヌルヌルにしたパス練習」をやろうとして、ジェイミーにすげなく却下されている。

こっちはこっちで会社の先輩だったら、なんかちょっとめんどくさい感じだ。

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一方、3連覇を目指すオールブラックスのHCスティーブハンセン

警官の彼が激しい感情をあらわにしたのを増田は見たことがない。

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試合前にエディーが「練習スパイされていたのでは」という記者質問に対して否定肯定もせず「まあでも誰かわかんないけど撮ってる奴はいたけどね」などと言わなくていいことを言っても「私は心理戦なんかやりませんよ。エディーがとても賢い人だということは、よく知っています。そんな事をしても、何の意味もありません」と泰然自若として受け流した。

聞くところによると宇宙飛行士というのは、どんな状況にあっても感情的にならず、そのときに最適な解決方法を考えて淡々と実行しなければ務まらないものらしく、それに近いメンタリティの持ち主なのかもしれない。

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注目の準決勝第一試合は、破茶滅茶パワハラおじさんとベテラン宇宙飛行士の名将対決となった。

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HCのキャラが濃すぎて説明字数を取られてしまったが、ここでゲームプランについて考えてみよう。

伝統の強力FWに加えて、BKの展開ラグビーでもトライが取れるイングランドだが「出来るからといってそれをするべきなのか」という問題がある。

イングランドの展開ラグビーは、どこからでもかけられる圧力相手晒した上で、順目順目にオーソドックスに展開したり、ディフェンスラインわずかに広めな隙間にパワフルランナーが走り込んでこじ開ける、といったもので、シンプル強力ではあるが意外性はない。

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この展開でボールを持ち続けてしまうと、いつターンオーバーされるかがわかりづらい。

オールブラックス世界一のアンストラクチャーラグビーのチームだ。

突然始まったような攻守交代からの混乱で彼らを上回ることのできるチームなどありはしない。

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イングランドとしては、むしろボール計画的に渡してディフェンスで潰してエラーを誘発し、セットプレーの展開に持ち込んだ方が、数々のチームをねじ伏せてきた必殺のモール攻撃を繰り出せる。

しかし、それだってディフェンスちょっとでも遅れれば何をされるかわからない。

オールブラックスは本職LO長身スコット・バレッドフランカーに起用してラインアウト対策を取り、その上フィールドでは抜け目のない黒子、モウンガが目を光らせているのだ。

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エディーはこの難解なパズルに解を見つけることができただろうか。

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この試合でも、台風被害に遭われた方への黙祷が捧げられ、両国国歌斉唱されたのち、オールブラックスウォークライハカを行う。

これにイングランドはその三角陣形を包囲するかような翼型の陣形を取って受けて立つ。

それはまるで試合の展開を予言するような光景だった。

いつもはシリアスで怖い表情のCTBオーウェンファレルが不敵な笑顔視線を送る。

その笑顔もやっぱり怖かった。

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前半、イングランドキックオフ。

これが自分たちボールが戻るセットプレーとなり、ここから大幅にブレイク、順目のパワフルな攻撃を攻めきってわずか1分30秒、イングランド王者から先制のトライを奪った。

コンバージョンも決まり7-0。

この攻撃イングランドキックを蹴らず地上戦で取り切り、これはこの後の展開を予想させるものだった。

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その後も身体をぶつけながら前進攻撃も防御も出来のいいイングランドに対し、ディフェンスの上がりが悪いオールブラックスは切り返すこともできずに序盤一方的に攻められてしまう。

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オールブラックス17分、18分と二度敵陣に進入してのセットプレーを得るが、これを強力ディフェンスで凌ぎきられる。

待望の切り返しの機会を得て攻撃しても、イングランドラインを押し上げる早いタックルの前に下げられてしまい、アンストラクチャーラグビーを全くさせてもらえず、自分たちボールラインアウトもいい形でボールが出ない。

ポゼッションイングランドが6割、プレーエリアは半分以上オールブラックス陣内だ。

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前半最後の38分、オールブラックス得意の切り返し攻撃も不発におわり、逆にイングランドペナルティゴールを獲得、スコア10-0で前半を折り返した。

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ぶつ切りのゲームを挑むのではないかという増田の予想を覆し、ほとんどキックを蹴らず、横に展開しつつ地上のフィジカルバトルを制圧して前進するイングランド

スコット・バレッドを入れてのラインアウト対策をスカした上に、そのラインアウトでも幾度も競り勝ち、エディーに言わせれば「してやったり」という展開だ。

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予想したかしないか、全くボールを渡してもらえない上、守れば押され、攻めても包囲されるかのようなディフェンスの早いチェックと激しい当たりで前進できないオールブラックス

前3メートルのスペースがあるところでボールが欲しい、しかしそれが全くできないのだ。

前に出られないディフェンスと噛み合わない攻撃修正できるだろうか。

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後半、オールブラックスキックオフ。

機能しなかったスコット・バレッドを外し、地上戦制圧するためにFLサム・ケインに交代。

しかし49分、それでもイングランド圧力の前にペナルティゴールを献上、13-0とされてしまう。

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オールブラックスは苦戦していたラインアウトテコ入れするため、HOデインコールズを投入。

経験豊かなSH TJペレナラCTBソニービルウィリアムズも投入し修正を図る。

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すると、54分、相手陣深くに進入し、相手ボールラインアウトの一瞬のミスをついたFLアーディー・サヴェアがインゴール飛び込みオールブラックスが待望のトライを奪った。

コンバージョンも決まって13-7。

ほとんど表情が変わらないスティーブハンセンHCは注意しないとわからいくらい少しだけ頬が緩んだ。

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だが簡単に流れは変わらない。

ここで試合を戻したいイングランドがまたも力押しで前進し、60分にペナルティゴールを獲得し、16-7。

コーチボックスでは勝負を左右する時間帯に追加点を得ても、緊迫した表情のエディー・ジョーンズ

ここから先はフィットネスが切れる可能性があるのだ、そうなれば独創的な攻撃を誇るオールブラックスに9点差などあっという間にひっくり返されてしまう。

傍らで見るアシスタントコーチにしてみれば、フィットネスが切れるも心配だが、エディーの方だっていつキレるかわからないので全く油断ができない。

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しかし噛み合わないオールブラックスは反則がかさみ、主審のナイジェル・オーウェンスさんから注意を受け、終盤に差し掛かる68分にもイングランドペナルティゴールを与えて、19-7とされてしまう。

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トライを取るしかないオールブラックスボールを持って前進するが、終盤になってもフィットネスの切れる気配がないイングランドの高速ディフェンスの網を全くかいくぐれない。

勝負師エディーのプランは「地上で展開してボールを渡さず押し下げて、ボールを奪われるたら前進ディフェンスで潰しまくるね、それも80分ね、Go!走る!走るね!」というものだった。

ラグビー研究が進み、ボールを展開するだけでは突破できない現実に、キックからのアンストラクチャー攻撃という回答を見せて絶対王者に君臨したオールブラックス、それに対する解は「前に出る攻撃的防御、展開しながらの防御的攻撃、その狭間からの一撃」だった。

からまれフィジカルさらいじめ抜いて徹底的に鍛え上げたからこそ取れるプランだ、ラグビー母国に渡っても、やっぱりエディーはエディーだった。

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勝負は決しても一矢報いたいオールブラックス最後の猛攻を見せるが、80分、ボールは蹴り出され、黒衣のディフェンディングチャンピオンを封じ込めたイングランドが準々決勝、準決勝にについで、三度の一番乗りを重ねて決勝に進出を決めた。

コーチボックスのエディーは今回は何も破壊しなかった。

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33しか地域獲得率を与えることなく、オールブラックス試合をさせなかったイングランド

「いいふいんきつくりました、すばらしいワールドカップ

試合後のインタビュー日本語で答えるエディー・ジョーンズの顔は笑っているが目が全然笑っていない。

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ありがとうございます、みなさん」

4年前、日本代表を率いて世紀の番狂わせを演じた勝負師、その目が見据えるのは優勝だ。

3度目のナショナルチームのHCとしての挑戦にして、ついに視線の先に収めたウェブエリスカップ

あと一勝だ、もう逃がさない。

anond:20191021220820

2019-10-21

悲報台風温帯低気圧に変わる

災害風景を肴に楽しく酒飲めるかなと思ってた人、残念です

2019-10-10

台風って13日15時頃にはもう温帯低気圧になってるんやて。

雑魚じゃんw

2019-10-09

台風こっちまでくるかな?

北海道住みなんだけどこっち来るころには温帯低気圧に変わってるかな、いつもそうだしって思ってるんだけど台風くらいに発売が遅れそうだなって思ってる(もともと2日は遅れるけどさ)

2018-12-14

アイドルファンによる代理戦争

私はアイドルが好きだ。

格好いいお兄さんたちが歌って踊ってキラキラしている。

時に面白いことを言って笑わせてくれたり、泣かせたりもする。

アイドルは「夢を売る仕事」まさにその通りだ。

だが、彼らも人間なのでたまにしくじる。

個人はそこもまた完璧ではないアイドルの一面を見れた気がして嬉しかったりする。

もちろんそのしくじりでファンを辞める人もいるだろう。

結局はファンの受け取り方次第だ。

CDを買い、雑誌を買い、コンサートがあれば行き、グッズも買う。

「いい歌だわー」と聴き惚れ

「このビジュ…なんてこった」とうっとりし

チケット取れたー!!」と歓喜

「これ、どうしよう」と勢いで買ったグッズに呆然とする。

私にとっては日常ではなかなか湧かない感情を与えてくれる

それがアイドルの魅力だと思い応援してきた。

別に彼らに頼まれたわけでもないし、強制されたわけでもない。

自分勝手ファンをやっているのだ。

こっちも人間なので、四六時中彼らを応援できるわけもない。

学校仕事プライベートが最も優先されるべきだし

彼らだって四六時中ファンのことを考えているわけではないだろう。

仕事」が終わればただの人間となって

それこそうんこもすればセックスもするだろう。

それでいい。

彼らのプライベート踏み込むのはマナー違反だと思っている。

ただ、ここ最近感じるのは

彼らの物理的なプライベートゾーンではなく

心理的プライベートゾーンまで踏み込むファンが増えたように思う。

勝手に彼らの心中憶測し、いつしかそれがさら確信となり

自分感情イコール自分推し担当)もそう感じている、という事実になってしまっている。

そして推し担当)を守りたいがあまり他者に牙を剥く。

「こんなに推し担当)が苦しんでいるのにどうして助けてあげてくれないの?」と。

グループメンバーだけでなく同じファンにまでそれを求めだす。

そしてそれを受け取った側ももちろん反発する。

こうして勝手ファン代理戦争が始まるのだ。

勝手ファンになっておいて

勝手に「心中お察し」しておいて

勝手推し担当)を世界で一番不幸なアイドルにしておいて

勝手戦争をおっぱじめる。

まるで台風のようにどんどんと周りを巻き込んで大きくなっていく。

いつか温帯低気圧化してくれればいいのだが、今のところその気配はない。

なぜなら彼女たちはこの戦争を全力で楽しんでいるのだ。

もはや推し担当)のことなんてどうでもいい。

名目上掲げているだけで、ただただ、この戦争を楽しんでいるのだ。

そして巻き込まれた側が疲れ果て、ひとりふたりと姿を消していく。

推し担当)を応援したいのか、推し担当)の収入を減らしたいのか。

本末転倒であることに彼女たちは気づいていない。

自分の思うように物事が進まないことなんて腐るほどある。

できるかぎりそれに対して努力することも必要だ。

しかし、アイドルファン関係性においてがどうであろう。

思い通りにならないと思った時点で、離れる、辞めるの選択肢はあるはずだし

間違いなく、ファンは彼らを自分たちの思い通りにはできないのだから

百恵ちゃん安室ちゃんも、どれだけ世間が惜しもうが

己が決めた引退を貫き通した。

そう、彼女たちだって自分意志で始めたこなのだから

誰が何と言おうと辞めたいとき辞めていいのだ。

「指摘」だの「疑問」だのと耳障りのいい言葉を使って

ファンとしてこれを要求するのは当たり前のことだ」と大きな顔をする前に

あなた推し担当)はあなたファンであることをどう思うのか。

彼女たちだけでなく私も一度振り返ってみなければいけない。

2018-07-16

グフッ」(松本死刑囚

オウム真理教松本智津夫元死刑囚死刑執行されてから13日で1週間になります。当日の朝から執行までの松本死刑囚の詳細な様子が関係者への取材で明らかになりました。

今月6日午前7時ごろ、松本智津夫元死刑囚東京拘置所にある独居房の一室で目を覚ましました。朝食は部屋でほぼ全てを食べたといいます刑務官から声がかかったのは7時40分ごろ。

 

「出房」(刑務官

 

刑務官に付き添われ、行き着いた先は教誨室でした。

 

「お別れの日が来ました。教誨はどうしますか」(刑務官

・・・」(松本死刑囚

「じゃあやらないんだね。言い残したことはある?」(刑務官

 

終始、ぼうぜんとしていたという松本死刑囚

 

「引き取りはどうする?」(刑務官

・・・」(松本死刑囚

「誰でもいいんだぞ」(刑務官

ちょっと待って」(松本死刑囚

 

しばらく考え込みます

 

「誰でもいいんだよ。妻・次女・三女・四女がいるだろう」(刑務官

 

少し間が空いたあと・・・

 

「四女」(松本死刑囚

 

小声でよく聞き取れなかった刑務官が「四女?」と聞き返すと、松本死刑囚は四女の名前を口にしました。

 

「四女だな?」(刑務官

グフッ」(松本死刑囚

 

松本死刑囚はそう言って、うなずいたといいます。暴れたり、抵抗したりするようなことはなかったということです。

 

グフッとは?

 

西日本豪雨予言だった?

2018-07-08

anond:20180708182116

補足というか、若干事実が捻じ曲げられている気がしたので。

平成26年2014年8月豪雨非常災害対策本部

災害の発生:平成26年7月30日-平成26年8月26日(死者84名 広島市土砂災害を含む)

平成26年8月豪雨による広島市土砂災害: 平成26年8月19日夜から20日明け方(死者77名)

本部の設置:平成26年8月22日設置

平成23年2011年台風12号非常災害対策本部

災害の発生:平成23年8月30日17から9月5日

8月29日 大型台風となる 小笠原諸島に停滞

9月3日午前10時前 - 高知県東部上陸

9月4日午前3時 - 鳥取県琴浦町から日本海に抜ける

9月5日午後3時 - 温帯低気圧に変わる

人的被害9月3日からまり4日に集中している

http://www.fdma.go.jp/bn/%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E7%AC%AC12%E5%8F%B7%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E7%8A%B6%E6%B3%81%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%88%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%A0%B1%EF%BD%9EH29%E6%9B%B4%E6%96%B0%EF%BC%89.pdf

本部の設置:平成23年9月4日設置

水害だけが本部の設置が遅れているのか?

平成26年8月豪雨は一ヶ月間台風や長雨が続く中、それが誘因となり、広島土砂災害で突発的に多数の死傷者が出た様態で、今回とははっきりケースが違う。

台風12号は大規模な人的被害が発生したのが4日で、本部の設置が4日なら遅いとは言えないと思います

水害の本部設置が遅れがちに見えるのは、地震噴火に比べて、自然災害の発生時点から人的被害が出始めるまでにタイムラグがあるからそう見えるだけなのでは?

なんによせ、このまとめは雑すぎる気がします。

Wiki調べただけなので、反論は随時ウェルカム

2014-07-11

2ちゃんねる増田の書き込みには影響力がないという現実

5,6年前までは猛威を振るっていたが、台風と一緒で、

温帯低気圧に変わって、今じゃ人の心を変える力は

まるでない。そろそろ引き時だな。

2012-07-06

普通人生普通に生きる権利」すらお前たちは奪うのか。

先に断っておくが、このエントリでは当事件の事実関係や市や学校対応ネット上の意見などに一切関与せず、「いじめ」と「自殺」について個人的な意見を述べるものである

滋賀県大津市で起きた男子中学生自殺を巡って世間に様々な声が上がっている。

Twitterを眺めていても、数は少ないながらも多種多様な人たちが共存する僕のTL上ではこの件を巡って、「いじめ」あるいは「いじめ自殺」を巡って活発な意見交換が行われており、日々感服するばかりであるインターネット上において「いじめ事件」が大々的に取り上げられるのは何も昨今に限った話ではない。何年も前から日本の各地で痛ましい「いじめ」についての事件が起こるたびにインターネットではそれについて激しいレスポンスが生まれてきた。それらは基本的に「いじめ」について批判的な意見なのだが、時にそれらは過剰すぎるといっていい反応に発展し、自称「正義の味方」たちが暴走したりすることはあるいみネット界隈においては日常茶飯事であった。僕自身は事件の経緯や事実関係などとはまったく別に、それらの激しい反応が巻き起こるたびに辟易したことを覚えているが、ここ数年でその状況は大きく、とは言わずともかなり変化したと考える。一昔前なら、こういった痛ましい事件が起きた場合インターネット上での反応はほぼほぼ一種類だった。すなわち、「いじめた奴をぶっ殺せ」である。もちろん、言葉表現、論調や論点の違えど、その大体は「いじめた奴をぶっ殺せ」だった。もちろん、感情論で言えば、そうだ。だが、はっきり言ってしまうが、今回のような「自殺」というキーワード俎上に上がるほど苛烈で、悲惨な「いじめ」の事例に関して言えば、そんな短絡的な方法では問題の根は解決しない。

それはなぜか?

答えは単純である

たとえ「その子」をいじめた連中が全員死のうが、少年院送りになろうが、ネット晒し者になろうが、

いじめられた「その子」はもう大概「普通人生普通に生きる権利」を奪われているからだ。

Twitterで流れてきたとある記事を紹介しよう。

何年か前に話題になった「いじめられているキミへ」の寄稿文らしいのだが、思うところあるので引用させていただく。

死なないで、逃げて逃げて

劇作家鴻上尚史さん

 あなたが今、いじめられているのなら、今日学校に行かなくていいのです。

 あなたに、まず、してほしいのは、学校から逃げることです。逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。学校に行かない自分をせめる必要はありません。大人だって会社がいやになったら、会社から逃げているのです。

 次にあなたにしてほしいのは、絶対に死なないことです。

 そのために、自分がどんなにひどくいじめられているか、周りにアピールしましょう。思い切って、「遺書」を書き、台所のテーブルにおいて、外出しましょう。学校に行かず、1日ブラブラして、大人に心配をかけましょう。そして、死にきれなかったと家にもどるのです。  それでも、あなたの親があなた無視するのなら、学校あてに送りましょう。あなたいじめている人の名前と、あなた名前を書いて送るのです。

 はずかしがることはありません。その学校から、ちゃんと逃げるために、「遺書」を送るのです。

 死んでも、安らぎはありません。死んでも、いじめたやつらは、絶対に反省しません。

 あなたは、「遺書」を書くことで、死なないで逃げるのです。

 だいじょうぶ。この世の中は、あなたが思うより、ずっと広いのです。

 あなた安心して生活できる場所が、ぜったいにあります。それは、小さな村か南の島かもしれませんが、きっとあります

 僕は、南の島でなんとか生きのびた小学生を何人も見てきました。

 どうか、勇気を持って逃げてください。

http://www.asahi.com/edu/ijime/kougami.html

いじめられる方に問題がある」

最早時代錯誤過ぎて目が泳いでしまうようなおサムい台詞だが、これはわりと最近まで(ここ重要いじめられっ子に対する教師や親の言葉として一定説得力を持っていたことは悲しいことながら事実である

んなワケねーだろボケ!!

いじめられる方に問題がある」

→まず、これは最も頭が悪い意見だ。が、実際のところ「なぜいじめが起きるのか?」という答えに対して、ほとんどの人間がこの馬鹿みたいな空虚言葉を目を伏しがちに言うのである。いいか、それは断じて違う。なぜかといえば、この論理は、「いじめられる」と「問題がある」というふたつの出来事が、あたか因果関係があるかのように触れられているという点だ。「あの子には問題がある」→「だからいじめられる」という理屈だ。だが、こんな馬鹿理屈があってたまるだろうか。確かに、人間だれしも社会的人間関係を営むに際して「問題」を抱えているものだ。「空気が読めない」とか「性格が悪い」だとか「ええかっこしぃ」だの、はっきり言って枚挙に暇なんかない。そして、その「問題」を抱えていない人間も、この世界には一人もいない。誰だってできる限息がしやす場所、陽の光があたりやす場所にいたいと思うし、少なから利己的になることだってある。もしくは、そもそも人間関係を営むことについて不得手だったり、嫌いな人間だっている。それは「社会的(笑)観点から言えば問題なのかもしれない。気に入らない人間だっているかもしれない。はっきり言えばムカつくかもしれない。だが、それだって仕方のないことだ。どうやっても自分には受け入れられない性格人間というのは存在するし、そういう人間とどうしてか同じ空間で過ごさなくてはいけない場合だってある。そういう場合はもう、仕方のないことだから、適度な距離をとって「うまくやる」しかない。それはもう、どうしようもないことだ。だが。だが、である

「(自分にとって)その人に何らかの問題があったから」といって、その人をいじめていい理屈なんかこの世界のどこにもないんだよ。

仮に、ものすごく性格がよろしくなくて、みんなに鼻つまみ者にされている人がいたしても、それははっきり言ってしまえばその人の「問題」だ。

社会的な営みをする以上、共同体において「邪魔」な存在というのはどうしても出てくる。それも仕方のないことだ。

もっと具体的に言えば、共同体において「ぼっち」の存在が生まれてしまうのはごく自然なことであり、それ自体は何の問題もない。

何のことはない、単にその人がその共同体に「合わなかった」だけの話だ。その「問題」ということについてだって現実世界側のインターフェース引き起こしバグのようなものだと考えればたいしたことはない。コミュ障? キモメン? んなことは別に「問題」じゃない。もしそれで自分コンプレックスルサンチマンを抱えている人たちがいるのならば、もう素直に意識別に向けるべきだ。今はインターネットという素晴らしい道具があり、その他にも数えきれないほどの環境世界がある。はっきりいって現実世界なんかあまたある世界の表層のひとつにすぎず、僕達が保持している肉体はたんなるいちインターフェースに過ぎないわけである。だから、「あ、ここ自分には合わないな」と思ったらさっさと身を引いて別のコミュニティなり世界なりを探すことが自分にとっても相手にとっても健全だ。

から、もし「いじめ」られている子がいるのであれば、その場から黙って去ることが最善の索なわけである

僕は、「いじめられる方に問題がある」とも、「いじめる方に問題がある」とも思っていないので、「いじめ」が起こりそうな状況になったらデウス・エクス・マキナよろしく「席替えたーいむっ!」とする方がいいと思っている。

ならばこそ、すべての「いじめ」は上記の引用文のように「逃げて逃げて生きる」ことをすればある意味解決するのではないかと思われる方もいるだろう。

だが、そうは問屋が卸さない。というか、そんなにこの問題が単純であればこんなに酒によった勢いでエントリを書いていないわけで、ここからが本題である

問題は、「逃げて逃げて生きた」として、その子が「普通人生普通に生きる権利」は依然として不当に奪われたままであるという点にある。

確かに、いじめられて、その結果自ら命を絶ってしまう事例があったとしたら、そんな悲しい話はない。

だが、それにもまして「逃げて逃げて生き抜いた」としても、そんなものは「死ぬ」のちょっと手前くらいの選択肢であり、最後の手段なわけである

一口に「逃げる」と言っても実に様々な手段がある。

不登校になる、引きこもる、グレる、転校する、引っ越す、留学する……いろいろだ。

だが、どれにも共通しているのは「確実に人生が狂った」という厳然たる事実だ。

もし「いじめ」なんかがなければ、「その子」の人生が外的要因によって狂うことはほとんど無かったはずだ。

自分の命に対する自衛手段として、上記のどの手段をとったとしても、その子人生はその時点を以てルナティック・モードにとつぜんモードチェンジする。

不登校にしろ引きこもりにしろ、その延長線上にあるのは学校中退であり、すなわち人生の落伍である。「学校を辞めたくらいで『人生\(^o^)/オワタ』だなんてとんでもない!」とおっしゃるかたもいるだろう。じゃあ逆に言ってやる。あなたも、今の仕事なり学校なりを今すぐ辞めてみろ。転職のあても、転校のあてもなく、たったひとり殺伐とした世界に取り残されたとして、「よーし! 人生これからだぜ!」と思えるというのか。ただでさえどん詰まり袋小路に迷い込んだこの現代日本で、大卒就職率が5割だとか6割だとか言われている時代に、無職の高校(中学中退者が「普通人生普通に生きる」ことができるというのか? 立場を変えて発言しよう。僕が中小企業採用担当だったのなら、昼食無職職歴なしの人間なんか、なにがどうあっても採用したくない。感情論なんかじゃない、ごく合理的な数理的な判断だ。

転校だって引越しだって、かなりハードルの高い「逃走手段」である。というのも、なによりもまず、家族の協力が必要不可欠だから

親御さんだって、もしかしたら仕事を辞めざるを得ないかもしれないし、お金の問題だってある。少なくとも「普通人生普通に生きていたら」かかる必要のなかった負担を負わなくてはならない。要するに、この時点で「いじめ」というのは「いじめっ子」と「いじめられっ子」の問題ではなくなるのであるちょっとした「ムカつき」や「面白半分」が、一人、ないし数人、いや、ともすればもっと大規模な人間の「普通人生」を狂わせるのだ。これが「いじめ」が「普通犯罪」なんかよりも数段質の悪い点だ。「窃盗」であれば、早い話盗まれたお金が戻ってきて、犯人警察検挙されればひとまずは解決する。「器物損壊」だって家裁か何かで妥当損害賠償が請求されればそれ以上の発展はない。被害者にとってはたまったものではないが、少なくともそれ以降は「普通人生」を送ることは可能だ。だが、「いじめ」に関しては――はっきり言ってしまうが――いかなる手段をもってしても、すでに起こってしまった「いじめ」を、それが発生するより前の状態に復元するのは不可能だ。いや、これについては語弊がある。「いかなる外部からの干渉をもってしても」いじめ根本的な問題は解決などしないのである。教師がいじめっ子に謝罪をさせたり、クラス替えをしたり、退学や停学処分をしたとしても、「いじめっ子」が「いじめ」たという事実は消えやしないし、「いじめられた子」が「いじめられた」という事実だけは覆しのしようがないし、取り返しも、補填も、まったくできやしないのだ。

いじめ」が本質的に解決する手段はたったひとつしかない。

いじめた側が、本気で反省して、その後の人生のすべてをかけていじめた子が『普通人生普通に生きられる』ように全力で奉仕する」

ことしかない。つまるところ和解である

より陰湿化が進む現代いじめにおいてこんな奇跡みたいなことが果たして起こるのかどうか、僕は知らん。多分、99%の確率で起こらないだろう。

世の中の90%のいじめは、「なんとなく」「特に理由なく」「おざなりに」して、審判ホイッスルなくして「終わったっぽい」感じで終わる。

理由は分からない。とりあえず、台風温帯低気圧になって北海道の上の方に消えて行くように、いつの間にかなくなってたりする。

残りの9%は「いじめられた子」の自殺なり「逃走」によって終わる。なんとも救いのない話である

最後から言いたいことをこれでもかと言って終わろうと思う。

いま、いじめられているあなたへ

もしあなたいじめられていることに対して何か負い目を感じているのであれば、とりあえずそれは忘れてください。

自分いじめられることに対して、「仕方ない」だとか決して思わないでください。

あなたも生きている人間ですから人間関係について至らない点、至らなかった点だっていくつかあるでしょう。

ですが、はっきり言いますが、そんなことで、地球上の誰一人だってあなたいじめていい理由なんかにはならない。

あなたが、あなた人格過去の行動、家庭環境趣味嗜好、思想信条によって、いじめれていい理由など、これっぽっちも、ありません。

そして何より、あなたは、「普通人生普通に生きる」権利を持っています

そりゃあ、誰もがオリンピックに出たり、アイドルになったり、東大に入ったりはできないのも事実です。

ですが、本当はそんなことはどうだっていいんですよ。

あなたは、学校帰りに友達マックに行ってダベっていいし、家に集まってモンハンをみんなでやっていい。

絵を描いて褒められていいし、ご飯が美味しいと感じていい。かわいい女の子を、かっこいい男の子を好きになっていいし、告白して振られて泣いたっていい。

好きなアニメを見て、好きな本を読んで、好きな場所へ行って、眠くなったら寝て、眠くなくなったら起きて、生きて、生きていいんです。

普通に勉強して、普通に進学して、普通に就職して、普通に恋愛して、普通に結婚して、普通に子供ができて、普通に生きて、普通に生きて、普通に死んでいいんです。

もし普通が嫌なら、人一倍頑張って、自分が特別だと思える人生を手にいいれればいい。

ですが、それ以前に、あなたは、およそこの国の人間が「普通だ」と感じているあらゆることを手にする権利を持っています

からあなた自分を責める必要などまったくない。あなたは何も悪くない。もっと言えば、あなたいじめ人間すら、悪くないのかもしれない。

僕には起こってしまった「いじめ」を解決する魔法のような手段はしらないし、これから起こるであろう「いじめ」を未然に防ぐ奇跡のような手段も知らない。

だけど、あなたが、「いじめられて損なわれた」からといってあなたが「普通に幸せと感じられるような人生」を生きる権利を失ってしまったわけではありません。

から自分勝手なことを言えば、本当はあなたは「逃げて、逃げる」必要なんてないんだ。表面上は「戦略的撤退」をする必要があるかもしれないとしても、

あなた人生が「嵐のような不運」によって損なわれ、汚され、失われる必要などない。

それどころか、あなたは、その「普通人生普通に生きる権利」を人一倍、もっともっと今まで以上に傲慢に、尊大に主張していいんですよ。

いじめられた」ことを理由に、あなたが自ら自分の可能性を閉じてしま必要なありません。

もっと自分勝手に、生きればいい。でも、引きこもってもいいことは「何も」ないので、何かしらのキッカケで外にでるといいと思うよ。

そんでいまいじめてるお前。

まー今のお前なんかには分からないだろうけど、お前のやってることはおよそ人間がなす行動のうち、もっとも悪辣で、非道で、無意味なことだからな。しか人間ってのは残酷だよな。自分利益にならないことでも、何かのキッカケさえあれば、人を嬉々として苦しめることができるんだからな。俺はお前のことなんか知らないし、お前の生い立ちや人生観なんか知らない。お前が何かお前の中で正当な理由をもって「それ(とあえて言う)」をやってるとしても、それも知らん。だが、結果としてお前はお前と同じ、一人の人間の「普通人生普通に生きる権利」を「奪いかけて」いるということを考えろ。今日お前が美味しいと感じた夕食、今日お前が面白いと感じたテレビ番組今日お前が楽しいと感じた帰り道。その子のそれら全部を、他ならぬお前が奪おうとしているっていうことを考えてみろ。俺はお前なんかに同情しない。お前の中にどんな理由があるにせよ、それはお前が「それ」をやる理由にはなりえない。なんの妥当性もないし、なんの解決手段にもならない。だからといって、お前が考えてること、感じていることがまったくの間違いであるとも言えない。だが、「それ」と「これ」とは別問題だ。お前の中でいかなる繋がりを持っていたとしても、それは、本質的なところで無関係だ。だから、やめとけ。お前がそいつのことを嫌いならそれはそれでいい。だったら関わるな。何もするな。意識を別のところに集中させろ。暇だったら黙ってオナニーでもして寝ろ。そんで、もしお前がかつていじめられっ子だったのなら、なおさら、やめろ。お前にも色々な事情があるのか知らないが、それはもう忘れろ。許さなくて良い。ただ、忘れろ。それ以外は何もするな。そんで、自分の好きなことだけ考えてろ。好きな本だけ読め。好きな音楽だけ聞け。好きな場所にだけ行け。好きなやつとだけ絡め。だから、決して「それ」を生きるモチベーションなんかにするな。そんな人生、悲しすぎる。

最後に、いまいじめられている人の友達や、親御さんへ。

どうか気負わないでください。それを自分のせいだと思わないでください。

自分を無力だと嘆かないでください。自分を卑怯者だと罵らないでください。

何か特別なことをする必要なんかないんです。ただ、黙って、普通に普通に接してあげてください。

いじめられている子が何より苛まれているのが、「ひとりぼっち」という孤独感です。

どんな暴力や陵辱よりも、「ひとりぼっち」というのは辛いです

誰も味方がいない、誰も自分のことを助けてくれない、そういう状況こそ、危険です。

過剰なことなど何も必要ありません。ただ、声をかけてあげてください。

人の目が気になるのであれば、メールでも、なんでもいいです。

とにかく、その子孤独にさせないでください。その子が、そこにいていいことを、示してあげてください。

最後になりますが、十代という非常に若い年齢で命を絶ってしまった子供たちのご冥福をお祈りします

すべての「普通の子」が「普通人生普通に生きる」ことを、僕は願ってやまない。

2012-04-03

爆弾低気圧を弱小雑魚低気圧と同一カテゴリに入れることのデメリット

気象観測が発達する明治以前、江戸時代には、荒天を

呼ぶ言葉「嵐」と「台風しかなかった。

で、「嵐」と「台風」の定義境界曖昧であり、

どっちも「嵐」として、人々は荒天対策した。

で、明治以降、気象観測が進み、台風に厳密な定義がなされた。

「風速17.2m以上の熱帯低気圧

この定義に該当しない熱帯低気圧は「弱い熱帯低気圧」とされ、

また風速上は該当しても、温帯低気圧は「単なる低気圧」とされた。

台風来襲はモンスーン日本の「定例イベント」となり、

人々の意識の中でも、各種の制度上も、「台風対策」が組み込まれた。

台風が来た場合の、学校休校対策、連絡網」とか。

しかし、「風速は強いが、性格が熱帯性でない低気圧」は、

その実力(?)に拘らず、「雑魚のような弱小温帯低気圧と同じジャンルカテゴライズ」されてしまった。

なので、人々も、温帯低気圧起因の「嵐」に対して「警戒する行動習慣」が根付いていないし、

また行政企業も、そのような場合の行動マニュアルをあまり持ち合わせていない。

台風が接近する場合は、いろいろ報道されるので、人々は警戒するが、

温帯低気圧場合、いくら「爆弾低気圧」と俗称しても、朝のニューストップ扱いにしても、

人々はピンと来ない。

今朝、会社女性に対して「爆弾低気圧の話題」を振ったところ、

3割程度の女性は「知らない」と回答した。

「え~帰宅に影響するんですか~~」、その程度の認識

彼女らも朝の情報番組を見て出勤しているハズであるが、

低気圧情報、と聞いても「ピンと来なかった」のであろう。

まり、嵐をもたらす強力低気圧のうち、熱帯低気圧だけ「台風」と別名称

カテゴライズして、一方の温帯低気圧カテゴライズせずに「雑魚低気圧と同じ扱いにした」、

その弊害が出ている。

自分は以前から

爆弾低気圧には、別途呼称を用意しておくべきだ」と主張しているが、

教えてGooで同様の意見があり、我が意を得た。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3812951.html

厳密なカテゴライズをしていなかった江戸時代以前の方が、

人々は自然の猛威に対し、素直に謙虚対応していた気がする。

 
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