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はてなキーワード: 流量とは

2021-09-11

anond:20210911093501

メンソールが入ってるんやけど冷感を発生させると脳がその周囲の血流量を減らすんや

その結果その部位の皮膚温が下がるわけ

2021-08-02

anond:20210802135719

身体を動かして血流量を増やした方が脳のパフォーマンスも上がるという研究結果出てますけどね

2021-06-22

anond:20210621184521

全体的にJRの言い分を批判してるのは分かるけど、いきなり茶農家の言い分はデタラメとかあって意味わからんのだが、普通に農家大井川の水を利用してるぞ

因みに名産品のお茶品質にも影響が~って話もあるがそれは尻馬の出鱈目です。お茶丘陵地帯で水が引けず耕作ができない処で発展したのが特徴ですので。

茶産地支える水利事業 一滴の重み、等しく共有【大井川リニア 序章 命の水譲れない㊤】|あなた静岡新聞

https://www.at-s.com/news/article/special/linear/805099.html

大井川の水は232カ所に上る水利用の貯留池「ファームポンド」や茶畑に配備された給水栓を通じ病害虫防除、凍霜害予防、かん水など茶栽培に不可欠な作業を支える。

さらに詳しく】もう一つの用水―国営牧之原農業水利事業関東農政局

https://www.maff.go.jp/kanto/nouson/sekkei/kokuei/oigawa/keii/02_1.html

水の不足は茶葉の生育を悪化させ、収穫を減少させるばかりか、翌年から翌々年まで品質に影響します。また、茶栽培では年に10回を超える病虫害の防除が行われますが、これにも多くの水が必要となりますさらには、施肥(しひ)のための水、霜害・塩害防止に使う水など、栽培技術進歩すればするほど、茶栽培における水の重要性は高まっていきました。しかし、台地の上には水源となる川がありません。「牧之原に水を」を合言葉に、茶農家気持ちは、眼下でとうとうと流れる大井川の水へと向いていきます

40年前に始まった「水返せ運動」は大井川流量低下による環境悪影響によって茶の品質低下が起きて茶農家が怒りに怒ったか県知事も一緒になって動いて一定の成果となった(あくまで「一定の」で水量が元に戻ったわけじゃない。そんな中でリニアで水量が減るかもとJR東海が言ってきたから余計に怒っている)

昔の大井川は発電用や工業ダムが取水が際限なく行われ70年代には水涸れが起き「河原砂漠」と呼ばれ川底の砂が舞って健康被害起きたり気温上昇したりした。茶に関しては川霧の消滅によって品質低下が起きる悪影響があった。だから全国に波及するほどの大きな水返せ運動が起きた。

そのことがあり今回も大井川流域市町がJR東海のリニア工事を大きく問題視している(「市町」が問題視してるんだぞ。バカみたいに「県知事中国の手先だから~」みたいな陰謀デマほんこんとかが広めてるけど県はあくまで市町の意見をまとめ述べてる立場な)

TwitterとかでJR東海に批判的な投稿を見てても丹那トンネルの水涸れの話ばかり例示されて大井川の水返せ運動歴史的経緯についてほとんど触れられてないのが残念

これ知らないと静岡県ぐるみの激しい反発が分からない

Wikipedia単独項目で「水返せ運動」のページがないのがネット知識まらない原因だな

2021-06-12

anond:20210612003755

から駅やショッピングセンターができたりして交通流量が変わることに対応できない。

まり絶対にこれ以上発展することはないという死んだ町にしかラウンドアバウト適用できない。

2021-06-06

ニュージーランドラウンドアバウト渋滞生成機でしかない

ニュージーランドに限らず、西洋諸国にはラウンドアバウトという丸い交差点のようなものがある。これは日本でも渋滞解消に役立つのではと一部で試験的に導入されているが、ニュージーランドでは渋滞をより深刻にする装置として特に都市部では評判が悪い。場合によっては一時間以上足止めを食うことすらあり、都市部からはその姿を消し始めている。

とはいえニュージーランドオークランドでは、中央東西南北乱暴区分けをすると、北と東に金持ちが多く住んでおり、西と南は割と貧乏な人が住んでいる、というようになっており、そのため、東と北のラウンドアバウトのほうが先に姿を消しているように見える。

ではなぜこのラウンドアバウト渋滞をより深刻にするのかについて書く前に、これのルールについて軽く書いておく。

ラウンドアバウトに入った車は、必ず時計回りに回らなくてはならない。そのため、右に行く車は270℃回っていかなくてはならない。

そしてこの交通機関においては、右からくる車が優先、というように定められている。

信号はないため、入ってくる車が各々のタイミングラウンドアバウトに進入する。中では何周してもいいようだ。たまにいたずらに3周くらいする車がいて危ない事この上ない。

内部は、すぐに止まれる速度で走ることというルールがあるが、実質有名無実ルールになっており、たまにドリフトで駆け抜ける車もいて非常に危ない。

ニュージーランドに来た日本人の最初の難関はこのラウンドアバウトだ。

車の流れる方向を一旦揃えるこの交通機関がなぜ渋滞を深刻にするのか、だが、これは、この右側優先というルールによる。

要は右側からくる車が途切れないなら永遠に侵入することができない。

そして多くのラウンドアバウトでは、この入り口流量が著しく異なる。仮に東西南北に出口があると仮定する。

東と南からは大量の車がくるが、北と西からほとんどこない。この場合、東からくる車ばかりが侵入でき、南からくる車はなかなか侵入できない。なぜなら、車が北から侵入して東から入る車を止める必要があるからだ。結果南側入口には大渋滞が作られる。

からくる車が入るチャンスは2つある、それは北から南に抜ける車が来たときと、西から南に抜ける車が来たときだ。だが、近年の自動車の性能向上に伴い、車はあっという間に駆け抜けてしまうため、南の車は場合によっては事故覚悟の上と飛び込まざるを得なくなってきている。また、何故かラウンドアバウト中央大木が植わってることも多く、見通しが悪いので、ギリギリまで侵入可否を判断できないことも多い。

ラウンドアバウトが正常に働くには、すべての入口から入る車の流量がある程度バランスしており、かつ、中にいる車がマナーよく交通している場合だけか、ほとんど車がこないときだけだ。その証拠に深刻な渋滞を生み出すラウンドアバウト通勤ラッシュとき以外はそれほどこむことはない。

ラウンドアバウトそれ自体侵入する車たちが呼吸を合わせるという事に依存しており、何故か交通整理の方策を立てることは絶対にしない。信号をつけるだけで渋滞は秒速で解消すると思われるが、ラウンドアバウトか進行付き交差点かの選択肢しかニュージーランドにはないようだ。

日本ではラウンドアバウト渋滞解消に役立てたい名目で導入を考えているようだが、なんてこれが渋滞を解消できると考えたのか理解に苦しむ。

そういうわけで今回はニュージーランド交通マナーの話をする。

ニュージーランドマルチカルチャな国であるがゆえに、様々な国の交通マナーも混在しており、これらが全く調和しない。また、車の整備不良も多い。ニュージーランドでは車検と同等の制度としてWOFというのがあるが、実はこれを受けなくてもその車を運転すること自体違法ではない。事故とき保険が降りなくなるだけだ。なので、整備不良の車がいるとき絶対に近づいてはならない。

一言ニュージーランド交通マナー表現するなら「最悪」ですら足りなく、交通事故の多さもひどい。高速道路を走っている間に数台の救急車とすれ違い、数台のパトカーが追い越していき、路肩に帰宅ラッシュときは最低三回は事故現場を目撃する。

以前ニュージーランドオークランド制限速度を20キロ減らすかという議論があった。高速道路は100キロまで出していいところは80キロに、80キロのところは60キロにすれば事故も減るのではないかという議論だったが、多くの国民は「違う、そこじゃない」という反応だった。

おそらく日本ではマナーとしてやるべきではない運転方法というのが教習所啓蒙されていることもあり、よほどだめな運転手以外はやらないこともニュージーランドでは基本テクニックのように使っており、そしてそれが事故を誘発するが、そのことについて制作決定権を持つ人は誰一人言及していない。

また、若者運転マナーがひどい。

若者はどういうわけか前しか見ない。高速道路で時速100キロで走っている車同士が激突するタイミングでも車線変更をするくらいに安全確認をしないが、周囲に違反者を見たとき容赦なく写真を撮る。意味がわからないのだが、周囲がマナーよく運転すればいいと思っているのかもしれない。このくらいの自己中心な人が少なくない。

さらに、以前から言っているように貧困層の酷いレベルストレス交通状況を更に悪化させる。飛び交う怒号、そこらじゅうに建てられた中指オークランド道路はまさに世紀末状態と言ってもいいかもしれない。そんな中交通マナーの良い日本はいいように道を譲らされていくしかなくなり、彼らもまた内部的なストレスをためることになる。

そういうわけでニュージーランド移住することはおすすめしない。

2021-05-18

anond:20210517172710

ウイルスを濾し取ることについてはウイルスサイズ的に相当難しいのがわかるし、隙間を作らないマスクのしかたも素人が常時実践するのは難しい。

マスクに期待するのは息の流量、流速、噴出方向のコントロールと割り切るくらいでよくね?

それなら素人でもマスクの前に手をあてて息をすればすぐに検証できる。

2021-05-14

咽喉流量:1トン/年

一年間に人の口を通過する飲食物の量は1トン


※「人は一年に何キロの食料を食べるのか?」

2021-04-29

anond:20210429075910

いやだから流量減ると何か問題あるのかよw

水が減るくらい別にいいだろw

わがまま言い過ぎ

40分で品川名古屋が行けるようになる事の方が大事

anond:20210429073726

ゴネてるの大井川保証契約書に盛り込まないJRだぞ。

流量減ることを白状してるわけ。

2021-04-21

anond:20210421015318

から言われてるけど時短営業って意味ないですよね、そうじゃなくて「入場する人数制限」と「換気の徹底」ですよね。むしろ時短することで期間的に短時間のうちに人が密集してしまって本末転倒っていう。20時以降も営業してる飲み屋に人が密集してたり。

科学妥当性のより高いものが、政治的意思決定にまで届いてない。そんな状況に見える。

でもそれがようやく届いたのか、飲食店店舗に立ち入りチェックするそうな。

「まん延防止」飲食店見回り 5月11日までに約108000https://www.fnn.jp/articles/-/171975

そんな短期間にスケジュール組んでるってことはカタチだけだろうけど・・・CO2換気扇流量といった定量的なチェックではなく、やってる感の定性的ものに過ぎないだろうが、それでも微妙に1歩進んでるのかもしれない。

2021-03-06

anond:20210305201800

わかりみ。

ミルについて、ナイスカットミル一生物とまでは言わないけれど一般家庭で使うぶんには10年とかで壊れるものではないので、はやく手に入れると人生がはかどります (とはいえ、以前はアマゾンで15,000円くらいで買えていたことを思うと、今の値段は釈然としない…)。

器具について私感ですが、

自分は水出しの味にこだわりがなく、製氷時間も水出し時間も待てないのでロックアイスを買いますアイスコーヒーは労力のわりに一瞬でなくなるのがつらい。

  • マキネッタやパーコレータといった直火器具

抽出行為が楽しめるならネルもアリなんじゃないかと思いますネル管理がひたすら面倒だけど、日々自分のためだけに淹れるんなら茶色く染まっていくネルを「まあ、こうなっていくよねえ」と割り切れそうな気がする。

あと豆はエチオピアとかの豆でいい匂いのものをたまに楽しんでみるのもよいかなーと思いますテラコーヒーとか通販でサクッと買えていいかも (淹れるのに変なテクニックもいらず、きれいにおいしい印象)。

どんなに雑な抽出方法でも、手順にセレモニー的な楽しみを感じる生活続けていきたいですな。ちなみに自分はペーパーの耳を折るのが好きです。

2021-03-04

anond:20210304135521

 医学的に言うと急性期は冷やして慢性期は温めるというのが正解になります

 急性期とは痛みが出てきた時期のことをさし、捻挫(ねんざ)や打撲、ぎっくり腰といったものの受傷直後が当てはまります。この時期は、局所に急激に負荷がかかり、炎症反応を起こしています。つまり、血流量が増加し、腫脹(腫れ)、発熱、疼痛(とうつう)を起こしているのです。ですからこの時期に温めるのは逆効果で、炎症反応を助長してしまます。この時期に必要なのは炎症を抑制することで、局所を安静にし、発熱を抑えること、つまりやすことが重要なのです。

 急性期を過ぎると、今度は慢性期に移行します。慢性期には炎症はおこっていません。痛めた局所疲労し、機能不全に陥っている状態なのです。筋肉は硬くなり血流が阻害され、疲労した局所酸素栄養が行き届かなくなり、その結果、重だるいような痛みが出るのです。

 ですから、この時期には温めて血流を改善させ、痛んだ局所に十分な酸素栄養が行き届くようにしてあげることが重要なのです。

生理痛はこの「慢性期」的な症状だということだね!

2020-12-13

実家の裏山が切り崩されてソーラーパネルが設置されることになった

その一報を父から聞いて胸中に去来したのは、幼き日の思い出ではなく、むしろ長じてから度々意識した故郷の衰退のイメージだった。

元より地場産業として誇れるものが取り立ててあったわけではない地元は、緩やかだが確実な経済的衰退と人口減少の影響を受け、公共施設老朽化や各種インフラ経年劣化という形で自治体としてのほうれい線を隠す術を失っていった。

それでも、いや、それゆえに明確な転換点などなく、ただゆっくりとした老化から鈍感なふりをし続けた首長自治体、そして何より住民が半ば共犯のように地元の腐敗と死滅とを看過していった。

からこそ、いまさら太陽光発電などで延命を図ろうとする醜さにほとほと嫌気が差した、その実感があった。

それでも友人の結婚式に出席するために数年ぶりに帰省してみると、どうも聞いていた状況と乖離があったために改めて確認を取ったところ、どうやらこの度設置が決まったのはソーラーパネルではなく、例の宇宙太陽光発電の受電設備ということらしかった。

年齢を重ねたが故に知識と語彙の更新をやめた父をいまさら責める気も起きず、数か月前にニュースサイトで多少話題になっていたトピックに思いを馳せることで2次会の無聊を慰めていた。

令和4n-21年に決定された第n次エネルギー基本計画では、ついに原子力発電の占める発電電力量の占める割合が0%になった。

平成震災とそれに連なる事故以降窮地に立たされていた原子力産業はついに時勢に降参し、明るい未来エネルギーから歴史教科書上の記述となることを選んだ、という建前を本気にしている奴は少々イデオロギーに傾倒しすぎているきらいがある。

現実は、国内ソーラーパネルメーカーの開発した、そこまで安価とは言えないまでもそこそこ効率改善の図られた新型パネル推したい産業界が、細々と開発を続けていた国産ロケットペイロードの使い途を探していた経産文科省に仮託した、おままごとのような科学技術国威発揚煽りを受けた全廃、と言ったところだ。

どこまで行っても消極的な退場に、却って日本という国を感じざるを得ず、左派メディアのこじんまりとした勝利宣言にわざわざ難癖を付ける余力もなかったと見え、平成後期から令和初頭に掛けてあれほど紙面を賑わした役者とは思えぬほど粛々としたレームダック期を享受していた。

実際、人々とメディアの関心は、中国による、気前の良い提供と、経済協力を人質に取った押し付け中間の様な形で供与された受精遺伝子改変技術をどれだけ受け入れるかという議論にあった。

(科学技術という側面において現代日本中国に対して如何にサブジェクト・トゥしているか、という話だ。宇宙太陽光発電所はさながらパクス・シニカに立ち向かうドン・キホーテのようだ、と明に暗に揶揄された。)

米原子力協定の次回更新がないことは誰の目に見ても明らかであり、山のように余っているMOX燃料の行き先はIAEAも知らないようだった。

そんなことだから中間貯蔵施設という名目の、事実上最終処分場たる六ヶ所にすべてを押し付け政府行政と大多数の国民NIMBY精神遺憾なく発揮することで各々の精神の安寧を獲得していった。

とにかく、ことの主犯たる国産宇宙太陽光発電所は「ひかり」という、加齢臭むせ返る横文字候補からはなんとか逃げ果せた通称を拝命し、20GWもの大電力を供給し始め、東京万博会場の灯りが一斉に点った日をもってひとまずのプロジェクト成功と見る向きもあった。

(日本による宇宙開発の数少ない世界成功に肖って「はやぶさ」なんてネーミングを推す動きもあったが、流石にこの国にも一抹ながら恥の概念は残っていたらしい。また、「まりし」などという旧動燃残留思念、いや怨念が具現化したかのような案も提出されていたもと聞くが、真偽の程は定かではない。)

実際、こんな大規模プロジェクトを実行する能力エネルギーをこの国がいまだに持っていたことに驚いた。

ただ、ひかりから降り注ぐ高密度マイクロ波分散して受電する設備、すなわち受電所の立地が不足していると言う問題は依然として解決の目を見ていなかった。

安全よりも安心を求める国民性に変わりはなく(「焼き鳥デモ」の映像を見たときは流石に乾いた笑いしか出なかった)、電源交付金雀の涙と来れば宜なるかな積極的に手を挙げるごく少数の自治体は奇異の目で見られた。

とはいえ、大流量の循環水系のために沿岸部であることが求められる汽力発電でもなく、大規模な河川と高低差が求められる水力発電でもなく、只広い土地さえあれば良いというだけの必要十分条件は今まで大規模電源立地となることなど考えもしなかった自治体の目には福音として映ったらしく、それらの首長は新たな時代権益ホルダーとなることを選んでいった。

反対に、新規基準適合審査の遅々とした進展と繰り返される住民訴訟、そして最終的な結論としての廃炉の影響をもろに受けた原子力立地の反応はさっぱりであり、政治の影響をもろに受ける歳入に頭を悩ませられるエネルギー立地はもう懲り懲りと言った風情で、役人の誘いをアイリスアウトの向こう側に押しやっていた。

結局、ひかり設計容量のすべてを受電するに必要な30GW分の受電所を運開当初から用意することを諦め、漸次募集という名の先送りを決定した政府は経産文科省を矢面に立たせることを選び、自らは飄々としていたというのだから大したものだ。

結局、運開から5年が経過した段階でもひかりの擁する200k㎡に及ぶパネル3分の1は折り畳まれたままであり、白衣十人黒衣五人などと不必要比喩披露した大臣メディアの総バッシングを浴びる権利を恣にしていた。

そうした、古式ゆかしい伝統的な時勢の中で、2次立地募集に手を挙げた自治体の内の1つが、我が郷里だったのである

「親父が色々動き回ってたみたいなんだけど、さ。正直言うと、あんま関わりたくないなってのがあって」

私の友人であり本日の助演男優、またの名を新郎が、半分ほど空けたアサヒビールのジョッキをテーブルに慎重に据えながら、疲労を隠さぬ赤ら顔で言う。

彼の父親町議を務めており、「太郎」というシンプルすぎる名前出馬を見越して付けた名前だと言っていた。

(国政選挙に出るわけでもないのにな、とは彼の自嘲だ。)

その親父さんはどうやらこの度の誘致に際し懸命に旗を振っていたという。

しかし、僅かばかりとは言え受け取る交付金と、"多少の"造成による環境破壊と、電源立地になるという誇り(この価値観だけは共有が出来なさそうだ)と、それら3つをとりまく可愛らしい権力闘争の予感に、父親の説得と説教とに玉虫色の回答を重ねることでのらりくらりと回答の明言を避けてきたのだという。

彼のこの手の身のこなしは素直に凄いと思うし、そうした人付き合いに嫌気が差していた、というのは私の上京に係る動機の半分を占める。

「でもお前、今更そんなこと訊いてくるだなんて、本当にここの人間じゃなくなっちまったんだな」

この地でこの話題が取り沙汰され始めたのは軽く2年以上は前だという。

誘致か否かで侃侃諤諤の論争があり、どこに建てるかでまた侃々諤々の論争があり、さら用地買収に係るあれやこれやのトラブルがあり、それでも最終決定がなされたのがひと月前というのだから、どれほど地元の世情に疎くなっているかを実感させられる。

あるいは、上京して好き放題やっている(ように見える)私に対する軽蔑嫉妬の念が多少なりとも混じっていたのかも知れない。

なるほど、確かに私には家庭もなく、親族との濃密な付き合いもなく、仕事周りの土地付き合いもなく、自由気ままにやっていると言われても反論する材料がないことに気づく。

であるなら、こんな日くらい友人の愚痴と誹りを受ける義務も果たすべきだろう。

そう思って、コークハイを傍らに、言葉少なに彼の言葉に相槌を打つことに決める。

まったく、本当に大変な役回りだと思う。

返す返す、自分には出来る気がしない。

翌朝、久々に実家の自室で目を覚ますと(物置と化していなかったことに驚いた、こうした面に関する母の義理堅さには感謝しても仕切れない)、やはり気になっていた裏山に足を伸ばした。

アルコールが多少残ってはいたが、丁度良い運動だと体に言い聞かせて路を辿っていく。

子供の時から変わらない、というのはフィクションの中にだけ許される情景で、長らく人の手が入っていないことを伺わせる荒れ様には流石に心のどこかが痛んだ。

…いや、いや。

地元を出て戻らぬお前に心を痛める権利などあるのか?

よそ者同然と化したお前が捨て犬に見せるような仏心を発揮して碌なことになるのか?

もはや何も言う権利などないことに遅ればせながら気付き、せめて在りし日の遊び場の記憶が損なわれぬよう、路の途中で踵を返した。

もう2度と見れぬであろう山の景色を視界から追いやり、そういえば客先から急ぎの問い合わせを受けていたな、などと頭からも追いやり、足早に帰路に就いた。

帰路。

実家への帰路か、東京への帰路か、自問せずとも回答は明白だった。

思い出深き裏山は、もはや私の裏庭ではない。

2020-11-29

anond:20201129190707

でも、3Dプリンターがなかった時代はその金型までが大変だったんだと思う

3Dプリンターは…、みたいにダラダラ書いたけど、自分なりの結論としては、3Dプリンターは試作用途には断然アリだと思う

精度が多少悪かろうが、ときどき大失敗しようが、基本CAD通りの物体がとりあえず手に入るというメリットは大きい

からCAD3Dプリンターを行ったり来たりして試作を詰めていって、

これ以上ないところまで行ったらDMMに頼むとか金型作るとかが3Dプリンターの使い方としていいと思う

最終完成品を3Dプリンターで作って一般消費者に売ろう、とか考えると失敗すると思う

Togetterのまとめのどこだったか失念したんだが、3Dプリンターミニチュアライフルとか作ろうとしてたと思う

それをワンフェス?だったかその手のイベントで売りたいみたいなんだけど、そのライフルが曲がって出力されてしまい、

かなり一喜一憂しているのを読んで、あー、光造形でも理想通りにはならんのだなー、と思ったり

うろ覚えだけど、光造形だとたしか印刷する位置によって、真ん中なのか端っこなのかで精度が変わるとかあったと思う

FDMでもあるw普通にあるw

同じ部品を一度に多く欲しいときに、コピーして並べて出力するわけだけど、その出力結果が配置した位置によって精度が異なってしま

ネジみたいなものだと致命的

まあネジを出力するのは3Dプリンターパフォーマンス自慢的な意味合いもあるので、規格にあるネジなら3Dプリンター出力はオススメできない

ネジ以外の部品も同様で、規格にある部品ホームセンターに行ったほうが無難

でも、3Dプリンターがない時代だったら、樹脂材ならプラ板とかエポキシパテとかプラモフルスクラッチまがいのことをしなければならなかったけど、

それに比べれば3Dプリンターの方が断然楽ではある

から3Dプリンター無駄な代物ではないのだけど、夢を見すぎて買うと痛い目に遭うと思う

買う前にThingiverseとか見て、こういう使い方だったらできるのかなあ、と購入後の使い道を想像してみるといいと思う

https://www.thingiverse.com/

GitHubにもロボット作ったり人工知能の車とか作ってる人がCADデータSTLがあるので探してみるといいか

Thingiverseの注意点は、絶対投稿者本人が出力してないだろ、と思えるような精巧すぎるものとかはスルーした方が無難

あと、いいね!みたいな評価が高くても、評価者も作らずにいいね!を押してるので、

作品ごとに、自分も出力してみた、みたいな箇所があるので、それを見て色んな人がそれぞれのプリンターでどう出力されたかを見るといい気がする

まあ「沼」だね

3Dプリンターは沼

でもArdinoのケース作ったり、Arduino組み込んだロボットみたいなの作ったり、やろうと思えばRC飛行機とか作れるし、

自分で出力して、自分で楽しむ、なら問題ないんだよなあ

ときどき夢見すぎる人がいて、これがあれば市販プラモみたいなのコピーし放題じゃん、みたいに思うと痛い目に遭うと思うけど

あと、自分の家の洗濯機排水口の接続部に問題が会ったので、3Dプリンター部品設計して出力して自分で直したw

メーカーWeb調べたら古くてサポート切れてるわ、

賃貸管理人に問い合わせたら、修理業者と一緒に部屋に行くんで都合が良い日を教えろだの、壊したんかーおまえはーみいたいな剣幕で対応されて、

いや、壊してないから、どっちかというと排水口より自分の古い洗濯機問題から、と思って、どうしよーかー、と思ってたんだけど、

あ!3Dプリンターあるじゃん

と思って、排水口と洗濯機の結合部を定規で簡単に測って、簡単部品設計して、まずはPLAで出力

水が流れすぎることが原因だと思われたので、流量制限する部品設計した

2回目の出力で設計問題なさそうなことが分かったのでABSで出力し直した、で数年間問題なく使えてるw

PLAは水に弱いしお湯で変形したり溶けてしまうので

2020-10-20

anond:20201020162534

雨水

建物外部の地中に埋まっており、雨樋から流れてきた雨水排水管に接続する部分・排水管の合流部分や、曲り部分などにも設置され、雨水に含まれる砂や枯葉などを沈殿させたり、一時的雨水を貯留して流量の調節をするための設備ではなく、内容が薄い増田

2020-08-15

anond:20200815035750

組織問題だよなぁ。

機能要件は満たしているものの、セキュリティ流量制御障害対応などの非機能要件がキチンと洗い出せて居ないんだと思う。

2020-08-01

anond:20200801230638

ダムって流量を変えられるわけじゃないのに前提とは?洪水が起こらない地域が増えてそこに住宅ができたって事?でもそれって、何より洪水を防ぐことができる証明じゃない?万能じゃないってだけで。

2020-07-09

anond:20200709164252

流量を減らすレベルで吸い取れば下流に流れていくこともないし

大きくなるほど流れにくくなって濁流をせき止める役割も果たしそう

ただそれだけ吸水性がすごいと普段おむつとして使用して大丈夫か怖い

2020-06-30

リニア大井川の水が減るというのが理解できない

https://anond.hatelabo.jp/20200627094830

という増田を読んだ。大井川の水が農業用水、工業用水として大事なのはわかった。

そのうえでの疑問。なんでトンネル掘るだけで6%も川の水が減るんだろう?

あらかじめ言っておくと、当方日本海側の某県在住なんでリニアの開通に直接の利害関係はない。JR東海の株を持ってるとかもない。

で本題。トンネルの直径ってせいぜい15mくらいになりそうじゃん。リニア新幹線の幅が4mくらいとして、2台がすれ違えて作業用の通路排気口電線引く分確保してってとこからざっくり見積もった。

そんで大井川の水源ってWikipediaによると間ノ岳って山らしいけど3000m級のめちゃくちゃでかい奴じゃん。

山脈の大きさからトンネルの太さ考えたら、砂場で大きな山作って、それに釣り糸を通すようなレベルに思えるんだけどそんなに影響出るんだろうか?

さらに言えば、大井川流量が6%も減少するような湧水が本当に起こりえるんなら排水追いつくの?

同じくWikipediaソースで悪いんだけど、想定している湧水が最大毎秒2トンって、尋常じゃないレベルに思えるんだが。

普通に配電設備リニアの電磁石に影響出そうな気がするし、ポンプ故障したらアウトでないの?

事実なら、素人目で見る限りルート変更した方がよいように思えるのだけれど。

土木工学素養が全くない素人だけに、誰が事実を言っていて誰が合理性無視ごり押し or ごねているのか全く分からない。

土木技術に詳しい増田がいたらそこんとこをぜひ知りたい!だれか教えてくれくれクレメンス

2020-06-28

anond:20200628231423

「342. 代替モデルに切り替わると、推定される効率は、排気質流量とSCR温度に応じた係数で低下する。 この効率補正は「乗法である。 つまり、他の制約に基づく推定SCR効率最初に80%で計算され、ソフトウェアの固定データ構造で60%の係数が定義されている場合代替モデル効率は80%の60%= 48%などと計算される。これを以下の表※に示す。したがって、ほとんどの動作条件下では期待される効率は60%を超えない。 その結果、他のすべての条件が完璧であっても、SCRシステムは、NOx排出量の60%以上を除去しようとすることはほぼない。 この表は、代替モデルが別の要因によってアクティブ化されたときにもシステムによって使用される。」

排気ガス質量流量とSCR温度との各マトリックスで、適用される効率テーブル。111頁参照。同頁には、ソフトウェア更新によって改訂されたテーブルも載っている。

「343.上記は、代替モデルアクティブ化された後、ECUは、極端な場合を除き、NOxの量の60%を超えて中和できるようなAdBlueを決して供給しないことを意味している。」

「III.D.4.b)SCR操作機器2:NOx質量流量

347. 2番目の違法SCR操作ツールは、NOx質量流量に関連している。 過剰なNOxスフローは、ある時点で、NOxを完全に還元する触媒能力を妨げることとなる。 エンジンによって生成されるNOxは、車両の速度、加速やエンジンでのEGRの使用などの他の運転要因に大きく依存する。

348. 以下の図に示すように、この違法操作ツールは、NOx質量流量が15mg / s(図において緑色で強調表示されている)を超えると代替モデルに切り替わる。 緑の線が示すように、これは、伝統的な運転スタイルで、時速約80 kmの速度で発生する可能性がある。 ここでも、非常に重いヒステリシス適用されているため、負荷モデルへの切り替えは、6.5 mg / s(赤い線)の下限を下回った場合にの可能であるグラフからわかるように、これは一般的運転シナリオでは非常に困難である

349. いちど代替モデルアクティブになると、ターゲット効率NOx質量流量/ SCR温度テーブルに比例して減少ずる。 エンジンによる過剰なNOx生成は、SCRシステムターゲット効率さらに低下させ、NOx排出量をさらに増加させることとなろう。

350. この違法操作機器についても、緑色赤色マークされた上限と下限は、すでに上記説明したSCRエージングファクター依存する。 上限が最初に25 mg / sに設定され、下限が約16.5 mg / sに設定されていた場合、SCRエージングファクターアクティブ化後、これらの値は上限が15 mg / s、下限が6.5 mg / sにタンブルする。 繰り返しになるが、この違法操作機器は下のグラフに示すように、エージングファクター99%という車両寿命の非常に早い段階でもうアクティブになっている。この手法のため、NEDC検査の時点では、この不正改ざん機器は、オリジナルの高いしきい値でのみアクティブになるため、輸入検査で検出されない可能性がある。」

「III.D.4.c)SCR操作機器3:給気温度

352. 3番目のSCR操作機器は、周囲の気温を参照する指。 原則として、周囲温度や吸気温度は、SCRの動作に大きな影響を与えないはずである。これは、物理的に必要ないためである。 にもかかわらず、本テスト車両においては、代替モデルに切り替えるための基準としてこれを使用する。 この操作ツールは、吸気温度12°Cを下回ると代替モデルに切り替わる。 ヒステリシス使用されているため、負荷モデルへの切り替えは、温度が再び15°C(ヒステリシス)を超えたときにのみ行われる。

353. 給気温度または他の基準のいずれかを使用して代替モデルに切り替えると、効率が低下する。 テスト車両で実行されたソフトウェアアップデートの結果、このスイッチメカニズムは、またしても完全に削除された。」

「III.D.4.d)SCR操作機器4:保護の再開

354. 本調査発見された4番目の違法SCR操作ツールは、車両再起動することでアクティベートされる。

355. 上記のように、他のさまざまな違法SCR操作機器ヒス​​テリシスを頻繁に使用していることで、代替モデルアクティブになると、ECUによってアンモニア負荷モデルに切り戻すのは非常に困難となる。

356. ただし、車両が頻繁に停止および再始動するシナリオ(たとえば、タクシー運転手など)では、エンジンが停止するとこの機能が「リセット」されるため、ヒステリシス有効にならない。

357. どうやら、プログラマーはこの状況を考慮に入れたようで、というのも、この状況はNEDC検査では発生しないかである再起動時にシステムアンモニア負荷モデルに戻らないようにするために、最初20秒間SCR温度監視する追加の不正操作ツール存在する。 SCR温度が50°Cを超える場合代替モデルは開始後最初の240秒間(4分)適用される。 実際には、これは、車が停止して再起動した場合最初の4分間はECU代替モデルになることを意味している。

358. 明らかに、この違法操作ツールには正当な理由がない。他のほとんどの違法操作ツールと同様で、ソフトウェア更新の結果、完全に削除された。」

「III.D.4.e)SCR操作ツール5:SCR温度

359.調査で明らかになった5番目の違法SCR操作ツールは、SCR温度に関連している。 つまり、この違法操作機器は、SCR触媒コンバーター温度が300ºCを超えると作動する。これは通常の運転条件下で約120 km / hで発生するが、以下のグラフに示すように、現在速度制限が時速130kmであることからして、高速道路では普通に超える閾値である違法操作機器はそれで代替モードに切り替わり、SCR効率は60%~80%に制限される。 ヒステリシス使用するため、この不正操作機器は低速でのみスイッチバックされる。 この違法操作ツールは、ソフトウェア更新後も動作し続けたが、負荷モデルではSCR効率わずかに高くなった。

360. オリジナルファームウェアでは、他の違法操作機器特にNOx質量流量または排気質流量)は、ほとんどの場合、SCR温度よりはるかに早くアクティブになることに注意すべきである

361. 違法なSCR温度操作計器は、上記のSCRのエージング比率にも依存する。 この違法操作機器では、下降ジャンプは99%ではなく80%に設定されている。これは、触媒寿命の早い段階で変わることを意味します。 測定時の走行距離が70,000 kmの本テスト車両では、そのときのSCRエージング率は69%であり、システムはすでにアクティブ化されたエージングモードでのみテストできた。

362. ソフトウェア更新後、この不正操作ツールは維持されたが、SCRブレーキ効率は70〜90%に向上した。これは、この不正操作ツール物理要求されている可能性があるとはいえ、やはり、しきい値が低くセットされすぎていたことを示している。」

↑これに限っては、あまり不正な感じがない。

「III.D.4.f)SCR操作ツール6:AdBlueの平均消費量

363. 他の違法SCR操作機器に加えて、6番目の違法SCR操作機器が本テスト車両存在しており、SCRシステムEuro 6基準を満たすために必要なよりも少ないAdBlueを消費する原因になっている。

364. この操作ツールは、AdBlueの平均消費量を追跡しており、AdBlueの平均消費量が820 ml / 1000 kmを超えると、代替モデルへの切り替えを行う。 これは、更新後の本テスト車両が消費する量の約半分であり、最適なNOx除去を確実にするための実際のAdBlue投与要件をかなり下回っている。」

「369. この場合も、本テスト車両ソフトウェアアップデートの結果、メカニズムが完全に削除され、違法性が証明された。 繰り返しになるが、この違法操作機器考慮され得る正当性はない。」

「III.D.4.g)EGR操作機器エンジン始動時の温度

370. 違法なSCR操作機器が多数あることに加えて、この車両にはEGRシステム関連の違法操作機器も2つ含まれている。 1つ目は、「サーマルウィンドウ」または温度ウィンドウで、ドライブサイクル中に観測されるエンジンの最高温度エンジン始動温度に応じて、EGR比を低下させる。 EGR機能が開始温度考慮することは有用であろうが、エンジンがすでに暖機されている場合には当てはまらない。

371. ただし、このサーマルウィンドウは、エンジンが18°C〜35°Cで始動し、エンジン温度86°Cを超えない場合にのみ完全なEGR動作可能になるように設計されている。 これらの条件は、NEDCテスト特にエンジン出力が低くて済むECE-15コンポーネントの繰り返しにて生ずると予想される。 とはいえ、これらの条件は実際の運転条件と一致していない。

372. このテスト中に観察された相対EGRの減少を、以下の表に示す。 NEDCテストで予想される使用条件は、赤でマークされている。 概要でわかるように、この温度ウィンドウのEGR削減の度合いは、NEDCで予想される条件では0.0%に設定されているが、通常の運転条件のほとんどで100%に設定されている。

373. 繰り返しになるが、この違法操作機器に正当な理由は考えられない。調査の結果、これらの違法操作機器の影響は、ソフトウェア更新後にテスト車両で完全に無効化された。 基になるアルゴリズムは保持されているが、結果の概要のすべての値は更新後にゼロに設定されていた。」

「III.D.4.h)2番目のEGR操作機器:「エンジンホットアイドル

374. 最後に、エンジンが80/90°Cを超えて暖まった後に、アイドルが続くとEGRの動作を減らす違法EGR操作機器がある。 この状況は、都市環境ルートを続行する前に、高速道路などの中速から高速で運転しているときによく発生する。

375. ソフトウェア更新前は、以下の表に示すように、ソフトウェアはこれらの条件下でEGRの使用量を80〜100%削減するようにプログラムされていた。 この概要は、エンジン温度と速度に応じたEGRの相対的な減少を示している。 緑のゾーンは、EGRの汚染を防ぐためにおそらく実装された、温度依存した減少を示している。 一方、赤い領域は、エンジン動作温度に達してからアイドリングするときに、EGRの動作を減らすように設計された違法操作機器を示している。

376. 繰り返しになるが、この違法操作機器はいかなる正当性もない。

377.ソフトウェア更新後も、このアルゴリズムは保持されているが、その帰結はまたしても大幅に変更された。 動作範囲拡張され、低温(<35°C)でのEGRの動作制限が減らされた。 同様の改善が高温側でも行われた。 次の表に示すように、アイドル時にエンジンのEGRを低下させる値が削除された。 緑でマークされたセルは、改善ポイントを示している。 「使用後の定常」でEGRの使用を減らす値は完全に削除された。 温度スケール積極的に調整されている。」

感想】法的要件のある組込システムでは、メーカーにとって不正は容易、追及する側にとってはとても大変……という印象。

メルセデスE 350 の排気ガス制御リバースエンジニアリング

ディーゼル排気正義財団訴状らしきpdfから抜粋

https://www.rechtspraak.nl/SiteCollectionDocuments/dagvaarding-collectieve-vordering-Daimler-AG-c.pdf

パートIII.Dで、当財団は、ダイムラー使用した違法操作機器運用にかかる委託研究について説明する。 ••••••(以下:••••••)が実施たこ調査では、これまで他の利益団体当局使用していない根本的に異なる方法論を採用した。端的にいえば、当財団が購入したEuro 6 Test Vehicleでテスト走行を行い、エンジン排気ガス管理制御するECU(Electronical Control Unitから走行中の情報を読み取ったのである。これにより当財団は、試験車両違法操作機器根本的なメカニズム機能を初めて洞察する者となった。本調査により当財団が同定できる限り、少なくとも8つの違法(SCRおよびEGR)操作機器配備された、驚異的に複雑で洗練された排出詐欺が明らかになった。これらの違法操作機器はそれぞれ、実際の運転条件でシステム全体の効率を大幅に低下させる。ダイムラートリックの結果として、これらの違法操作機器はNEDCテストサイクル外でのみ動作する。」

「III.B.1. 序文

255. このセクションでは、当財団は、排出規制および適用される判例法に基づいて、違法操作機器特性について説明する。 前述のとおり、当財団はとりわけ、2020年4月30日欧州司法裁判所 Eleanor Sharpston 法務官の意見※に特に注意を払っている。(図14を参照)。」

※「2020年4月30日欧州司法裁判所 Eleanor Sharpston 法務官の意見」はこちら。↓

"Court of Justice of the European Union PRESS RELEASE No 52/20

Luxembourg, 30 April 2020

Advocate General’s Opinion in Case C-693/18CLCV and Others (defeat device on a diesel engine)

According to Advocate General Sharpston, a device that adjusts upwards the operation of the emission control system of diesel engine vehicles during the approval testing of those vehicles is a ‘defeat device’prohibited by EU law

The objective of slowing down the aging or the clogging-up of the enginedoes not justify the use of such a device"

https://curia.europa.eu/jcms/upload/docs/application/pdf/2020-04/cp200052en.pdf

「III.D. DEJF(当財団)の調査

III.D.1. イントロダクション研究の関連性、および主要な調査結果

295. このセクションでは、当財団研究結果について論ずる。 この研究は、その方法論によって、上で説明した研究※とは区別される。 前述のように、この研究は、入力値(周囲温度や車速など)と出力値(PEMSで測定された排出量)を測定するのみならず、ECU自体の内部機能を測定することを目的とする。 テスト中にECUから直接情報を読み取ることにより、ECU設計操作を再構築可能である。」

※直前のIII.C で、第三者公表した調査結果を挙げている。

296.このアプローチは、概ねメーカーソースコードがなければ違法操作機器動作を検出および分析することは不可能であると考えられていることから、これまでどの型式承認当局・関連団体にも採用されていない。間違いなく可能であるとはいえ費用時間がかかり、専門知識を用いねばならない。この理由もあって、当財団はこれまでのところ、この研究単一テスト車両(本テスト車両)に限定している。本テスト車両は、第306項でさら指定されているユーロ6対応メルセデスE350であるモダンユーロ6車両選択する理由は、この車両タイプに、EGR(排気ガス再循環)とSCR(選択触媒反応)の組み合わせからなる高度で複雑な排出制御システムが装備されているためである。このような複合システムでは、SCRシステムが処理の大半を引き継ぐため、EGRシステムNOx排気負荷を減らすために「ハード」に動作しなくてもよくなる。 Euro 6モデルECUソフトウェアEuro 5ソフトウェア拡張バージョンであるため、以前のバージョンの多くの機能がまだソフトウェア存在している。調査が示すように、本テスト車両ECUには、機能しているEGR操作機器も多数含まれている。この点で、本研究結果は、EGR装置のみが装備されていた古いメルセデスベンツモデルにも関連している。

297. 要するに、この調査により、SCRとEGRの違法操作機器範囲特定された。これらはそれぞれ、特定の条件下でシステムの全体的な効率を大幅に低下させ、これによりSCR触媒コンバーターほとんどの条件で動作容量のうち最大で60%に制限されることとなる。」

「300. 本調査の結果、違法なSCRおよびEGR操作機器は、NEDC検査下の状況では動作せず、通常の使用状況でのみ動作するようにプログラムされていることが判明した。 違法操作機器は、条件がNEDC検査条件から少しでも逸脱している場合アクティブになることがわかっている。 さらに、SCR関連のいくつかの違法操作機器には、車両が数か月間使用された後にの違法操作機器操作するように設定されたタイマー機能があり、NEDC検査を確実に通るようになっている。」

「302. 本調査はまた、これらの違法操作ツールほとんどがソフトウェア更新後にテスト車両から削除されたことを示している。これは、エンジンの損傷を防止したり、車両安全動作を確保したりするために違法操作ツール必要ないことを意味している。このソフトウェア更新によって、テスト車両のすべての違法操作機器が実際に削除されたかどうかは明らかではない。……」

「III.D.2. メソドロジー

III.D.2.a)はじめに

305. 本調査使用されるメソドロジーは、データ収集ソフトウェア分析、およびテスト車両から生れたテスト結果の解釈とを、組み合わせることである。306. 前述のように、本テスト車両は、メルセデスベンツ E 350 BlueTEC 4 MATIC Tであり、OM 642型 190 Kw、2987 ccm、6気筒エンジンを搭載している。本テスト車両検査文書コピーを別紙57に提示した。……

307. ECU情報チャネルは複雑で量が多いため(ECUは内部で10,000を超える信号を処理)、イテラティブなプロセスを用いた。 最初フェーズでは、通常使用中に車両ECUプロファイル作成するために、広範なデータ収集が行われた。 排出制御に関連するソフトウェアデータは、ソフトウェア分析使用して特定した。 その後、データ収集プロセスさらに洗練し、より詳細なデータを得た。」

「III.D.2.b)データ収集

308. 調査中のデータ収集は、OBD-2ポート使用して実行した。……」

「310.前述のように、ECUソフトウェアソースコードや完全なドキュメントについては、ダイムラーがその情報を慎重に管理しているために、本調査者はこれらを得ていない。 ただし、ドキュメントソースコードが利用できないソフトウェア分析については多くの研究があり、そのような分析IT業界で定期的に行われている。研究者は、「逆アセンブル」(ソフトウェア人間が読める形式に変換される)やソフトウェアシミュレーションなどのいわゆるリバースエンジニアリング手法使用している。 これらの手法により、ソースコードが利用できない文書化されていないソフトウェア分析可能になり、本テスト車両ECUソフトウェア分析にも使用されている。」

「III.D.3.b)本SCRシステム

315. 本SCRシステムでは、主な制御変数の1つはAdBlueまたはDEFディーゼル排気流体)の投与量である。本テスト車両ECUBosch EDC17CP57 は、システムに投与されたAdBlueの量を計算する。 SCR触媒コンバーター内で、AdBlueはアンモニアに変換され、次にアンモニアNOx酸素と反応して窒素と水に変換される。

316.有効性の尺度は、「SCR除去効率」または「変換効率である。 SCRの潜在的効率は、以下を含む多くの物理的条件によって制限される場合がある。

317. 以上のリストは完全なものではないが、適切に機能しているSCRシステム物理的な制限を受けていることを示している。 これらの制限対処するために、本ECUソフトウェアには、2つの異なる動作モードが含まれている。

318.最初モードは、以下「アンモニア負荷モデル」と呼ぶもので、SCRシステムが完全に機能するモードである。 このモード公的アクセス可能メディアでは説明されておらず、この用語自体は文献で使用されている標準ではないことに注意されたい。

319. 2番目のモードは「代替モデルである。 これは、不正操作ツールによってアクティブ化されるモードである代替モデルがいずれかの操作ツールによってアクティブ化されると、通常SCRは最大60%となる。 特にいくつかの違法操作ツールが同時にアクティブ化されている場合は、効率が大幅に低下する可能性もある。……」

「III.D.4. 調査結果:ダイムラー違法操作ツール

330. 本調査による観察結果の要点は、代替モデルでは、実際の運転条件のほとんどで、SCRシステムターゲット効率比較的低い値に保たれるが、これは物理的な制限に基づいていない要因やポリシー選択によって生じているため、 違法だということである。 言い換えると、SCR触媒でのNOx還元に直接影響を与えることがない入力に応じて、効率目標意図的に低い値に低減される。 したがって、これらの要素とポリシー選択、およびそれらが有効にするメカニズムは、違法操作手段と見なすことができる。

331. これらの違法なSCR関連の操作ツールは、以下の機能を共有する:

(i)それらは、温度排気ガス質量流量といった、極端な条件下で一般的制御する必要がある物理特性に応答する。

(ii)ただしそれらは、通常の「実際の」運転条件では、システマティックアクティべートされる。

(iii)それらは、たとえば、正当化されないヒステリシス使用することにより、アクティベート後に、ある効果が出るように設計されている。

簡単に言えば、ヒステリシスという用語は、新しい状態への切り替えを引き起こす値と元の状態への戻りを引き起こす値との間に特定の「範囲」がある状態を表す。一般的な例は、特定温度で加熱がオンになるサーモスタットで、温度が初期値よりも数度低い場合にのオフになることで、システムのオンとオフ連続して行われないようになっている。今回のケースでいうと、ヒステリシスは、元の状態(この場合は「アンモニア負荷モデル」)に切り替えるしきい値が「代替モデル」が動き出す状態に切り替えるレベルよりもかなり低い(または高い)場合に発生する; そして

iv)それらはSCRシステム目標効率を大幅に低下させ、AdBlueの投与を大幅に削減する。これにより、NOx排出量が大幅かつ大幅に増加する。

332. 本調査の結果、8個以上の違法操作機器発見されたが、そのうち6個はSCRシステム(およびAdBlueの投与量)に関連している。……」

「III.D.4.a)SCR操作ツール1:排気ガス質量流量

335. 最初違法SCR操作機器は、SCR触媒コンバーターを通過する排気ガスの体積(排気ガス質量流量)を参照する。

336. 上述したように、排気ガス質量流量がSCR触媒の処理能力よりも大きい場合排気ガスはSCR触媒から逃げることができ、NOxチャージを減らす機会が与えられないこととなる。 これに対処しないと、SCR効率過大評価につながり、AdBlueのオーバードーズにつながる可能性がある。 このことで、SCR触媒アンモニアオーバーフィルされ、アンモニアスリップが発生する可能性がある。 したがって、質量流量監視し、過剰なマスフローが通知されたときにSCRのターゲット効率推定値を下げることは、原則として、有効ストラテジーになる可能性がある。

337. ただし、テスト車両では、フィルタ後の排気ガス質量流量制限は、時速170 kgに設定されており、これは、実際の運転状況では約100 km / hに相当する。 このしきい値は、技術的な観点から見て、言い訳けができないほど低くなっている。 このしきい値を超えるとすぐに、ECU代替モデルに切り替える。 さらに、(-80 kg / hの)強いヒステリシス適用されるため、負荷モデルに切り替える場合質量流量は90 kg / h未満でなければならない。 60 km / h程度の低速でも、このしきい値は日常的に超過している。 さらに、エンジン一定している場合、短時間では負荷モデルに戻らない。

338. この制限は、正確には、SCRシステムの「エージングファクター」によって決まることに注意せよ。この機能に関連して、ECUはSCR触媒コンバーターがその耐用期間中さらされた温度を記録し、これに基づいて経年変化の影響をモデル化する。ただし、以下のグラフに示すように、この違法操作機器エージングファクターは、完全な100%(完全に新しい状態)が1%~99%(すなわち実質的に新しい)まで減少するとすぐにアクティブになるように設定されている。すでにその時点で、上限は時速200 kgから時速170 kg へ削減され、下限(ヒステリシス)は時速120 kg / hから時速80 kg / hに削減されている。 NEDC検査は完全に新しい車両で行われるため、輸入検査でこの違法操作デバイスを検出できないと推定できるのである。これに対し、本テスト車両はこれらの観測の時点で70,000マイル走行しており、ソフトウェアは69%のSCRエージングファクターを示していた。」

「342. 代替モデルに切り替わると、推定される Permalink | 記事への反応(1) | 23:14

2020-06-27

anond:20200627102556

じゃあ、そのダムが完成するまでリニア通行させなくていいのかとか、そのダム作る金はJR東海が出してくれるのか、とか、ダムで沈む村の住民感情とかで話がややこしくなるだけ。

そもそもダム作ったところで水源の流量本体が増えるのか甚だ疑問だが、その他にもこういう問題があるから知事ダムについては一言も言わないんだと思うよ。

anond:20200627095835

思ったけど、そんなに流量がほしけりゃダムでも作ればいいじゃない

anond:20200627101422

1リットル減ったらブチギレんの?

峰の反対側の川に流れんの?

あのへんの地形は?

何トン減るの?

そもそも大井川流量ってどれくらい?

もともと川に行ってた水が地下に戻るとも考えづらいし

どうやったって静岡方面流れるだけなんじゃねぇの?知らんけど

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