はてなキーワード: 強気とは
これは単に、いじめられっ子がヤンキーマンガに共感できない類の問題だと思った。
「臆病だけど強気」「虚言壁」な性格設定には相応の背景や心理描写がないとリアリティが感じられない、・・・というのは正直「あなたのルール」でしかないんじゃないかい?
デンジやパワーは餓鬼で馬鹿で低俗でミジンコなみの頭脳しかない。
強気なのも臆病なのも虚言壁でその虚を自分すら信じてしまうのも全部深い理由なんかない。
あなたの人生にはそういう、まともな愛も知性も倫理も育たないまま歳を重ねた人間をリアルに想像したり共感したりできる要素がなかったのでは?
多分これを読んでもあなたにとって合わないものが合うようにはならないと思うんだけど、わたし自分が好きなものを嫌いな人と話すんの大好きなんですよね。
たぶんあなたは嫌いだとおもうけどね。うへへ。おら!ロキソニン追加しろ!なんならボルタレンも追加しろ!
強気で無遠慮で素直。
実は臆病で逃げグセがある。虚言癖もある。
こういった設定が
臆病だけど強気という設定。
設定の話ばっかりなんだよなあー!どこに書いてあったのかなーその設定いいい!ほんとに漫画読んだのかなあああ?
チェンソーマン読んでてパワーのこと素直だと思ったやついる?いねーよなー!どこに書いてあったんだよその「設定」はよー!
もうこっから違うのよ。世はなべて必然的な理由なんてないのよ。
だいたい強気な態度と臆病さは相反するモンじゃねえんだよなあー。なんなら定番でしょうが。
ここからもう自分の型にはめようとしてしまっているし、そもそもワガママは言ってるけど別に最初から素直に甘えたりしてねーのよ。
デンジに無防備に甘えるまでのアレやコレやを何も見ていなかったのかなあー?
あなたのだいだいだいだいだーい好きな必然的な理由、深い闇が出てきたでしょー?っていうかもう比喩的な意味じゃなくて闇そのものがでてきたんだけども。
人物は物語の中で変化するのよ。最初から最後まで設定通りにキャラクターが動く話なんて見てもつまらんのよ。
ここも自分の常識にあてはめようとしてる。いるよ。意味もなく嘘つく人。俺とか。小さな子どもですらろくでもない嘘つくからね。「トイレ行った?」「行った!!」とかさ。行ってねーし。
過去の辛い環境なんかなくても嘘つくのよ人間は。現実に対する理解が甘い。
そもそも意味もなく嘘ついてるシーンなんて全然ないけどな。だいたい保身のための嘘で、それは普通にみんなするでしょ。
パワーが我々と違うのは明らかにバレる場面でも嘘をつくことで、それは心の闇というよりは子供っぽさの表れでしょうが。
「性格は非常に単純で、大胆不敵かつ自信家。物事を深く考えることが嫌いで自分の欲望に常に忠実」
とのこと。
ウィウィウィウィwikiイイイウィウィウィ?!!?!???!(椅子から転げ落ちる)
設定か?設定が好きなのか?100話ちかくに渡って書かれた人物を一言で説明できると思っているのか???
そんなやつだったっけなー。俺が読み違えてたかなー。と思って読み返したら全然そんな奴じゃなくない?なくなくない?
全巻通して無理やり一行に納めようとしたらそんな感じになるかもしれないけど、そのつもりで一話読んだらギョッとするわ。
誰にも見せていない深い闇がある。
むしろ最初から闇じゃない?最初から闇が見れて良かったんじゃない?天涯孤独で悪魔と契約してヤクザの手先になって悪魔殺して100円でタバコ食って母と同じ病気で早死しそうでヤクザにも裏切られて殺されて悪魔人間になってせめて普通の暮らしがしたいってさほど闇でもないかな?そうかな?そう言うんならそうかも。
最初から闇のデンジくんがだんだん人間性を取り戻していく話だったような気がするけど最初からパッパラパーのデンジくんに実は深い闇があるけど詳細には描写されない話だったのかもそうかも。
あのチェンソーマン大好き女のことをそう言うってことはそうか。最後まで読んでないんだな。11巻ってどこだっけ。最終巻じゃねーか!!!
ってここまで書いて気づいたけど、魔人と悪魔人間と悪魔だからひとつも人間の話してねーじゃねーか!バカにしてんのか!デンジくんは人間か!ごめん!
まず大前提としてさあ突飛な人物造形ができるのも創作の醍醐味だと思うんですよねえ。
創作における「現実的」って今この時代のわたしやあなたの考え方価値観に合致するかどうかではなくて、キャラクターの考え方価値観と行動が合致していて、作品世界の価値観で正しく評価されるかどうかなわけ。ポリコレはクソ!
人間を虫みたいに殺すやつとかさ。絶対に意思疎通できなさそうなやつとか、こいつと心通わすの無理だなーってやつとか。
人間と違うもの書くんだから人間の常識で測れるわけないじゃないですか。闇の悪魔に暗い過去あったらいやだよおれ。
リアルな心の辻褄がーって言うけど、「現実的か」っていう判断基準が「こうだったら良いな」ってあなたが思う世界に見えるんですよねえ。
「理解できない」を「現実的でない」に置き換える癖はマジで即刻やめたほうが良いっすよ。現実の見え方を歪めちゃうから。
現実とかいうクソ見てたら、こんなに人物が不自然なやついるんだ!こんなにリアルな心の辻褄が合わないやついるんだ!こんなに心の奥行きがないやついるんだ!ってなるよなあー?
増田さんってクソ映画をこの世から一掃しそうってよく言われませんか?
チェンソーマンを好きになりましょうなんて言わないけれど、なんかその壁というか自分の城というか。全てのことには因果があるみたいな考え方ぶっ壊せるとロキソニンいらなくなると思うよ。
まじでまじでまじまじで~
※個人的に肌に合わないという感想なので、ファンの方は読まないことを推奨します。
「藤本タツキは天才」と絶賛する友人から勧められて、漫画喫茶で11巻まで一気読みしてきた。
絵は迫力があるし、キャラも可愛い。展開も面白いと思う。でも私には合わなかった。
Twitterで感想を検索しても手放しの大絶賛ばかりで肩身が狭い。
何がここまで合わないのか。読んでいて疲れるのか。わからなくて帰宅してからずっと考えた。
ここでいう不自然さとは、リアルな心の辻褄が合っていないということ。
レゼは少しだけ多面的に描かれたので読むのが楽だったが、他のキャラクターは心に奥行きがない。
全然そんなことない!と怒りを感じた人は、たぶんファンの人だと思うのでこのページを閉じて欲しい。
強気で無遠慮で素直。
実は臆病で逃げグセがある。虚言癖もある。
臆病だけど強気という設定。
臆病なのに強気に振る舞っているなら、そこには臆病さを隠す理由がある。
例えば、弱い自分を受け入れられないとか、強くなければ必要とされないと無意識に感じているとか。
そんな不安が根っこある人間は、素直に人に甘えられない。でも、デンジに無防備に甘えるので違和感がある。
虚言癖。
そこにも必然性がある。意味もなくあんなに嘘をつく人間はいない。心理的にメリットがあるから嘘をつく。
過去の環境などが原因で、そのままの自分では必要とされないと感じて、話を膨らませたり、強がったりしているケースが多い。
しかし、パワーからそんな闇は見受けられない。初登場からずっと素直でわがままに振る舞っている。
仮に「ワガママで子どもっぽい自分」が彼女の鎧だとするならば、それに反する一面が一瞬でも描かれなければ不自然だ。
全てが作品内で見える必要はない。描かれていない部分もあるだろう。
でも例えるなら、途中まで描かれたスケッチの陰影に違和感があるのと似ている。「そうはならんやろ」という感じ。
どのキャラクターからも、心の奥の辻褄が合っていないような印象を受ける。
その違和感を解消したくて読み進めるが、いつまでたっても解消されないのでどんどん疲れてしまった。
「性格は非常に単純で、大胆不敵かつ自信家。物事を深く考えることが嫌いで自分の欲望に常に忠実」
とのこと。
でも、過酷な幼少期に耐えた心の痛みや、父親に関する重要な記憶を消してしまうほどの辛さがあったはずだ。
父親の記憶が戻ったときは「やっと心理描写が見られる!」と思ったのだが、廃人になった外見描写だけで終わってしまった。
おい!一番いいところ!!!!!
あんなに心の扉の描写しといて、その先の葛藤は見せてくれないのか!!!!
凄くがっくりした。
なんだかいつも、心の一番奥の描写になるとするりと避けられているような気すらする。
マキマもそうだ。
クールでフランクな女性。いつまで経っても、その一面的な性格しか出てこない。AIなの?
どんな人物で、どんな心理があって、どんな背景があるのか、リアルに感じられない。
物語の最後で「立場故に孤独だった」「対等な関係を求めていた」ことだけが描かれるが、それだけだった。
人間の心の内がクール・フランク・孤独だけではあり得ない。もっとマキマさんのリアルな心を見たかった。
作者自身、マキマさんの心理をそれ以上知らないのではないかとすら感じた。
人物の心がいつまでもリアルに描かれない。これが私にとっては大きなストレスになった。
AIがハリウッド映画を演じているようで、展開の面白さが入ってこなかった。
どんなにぶっ飛んだ世界観でもいいけど、心だけは本物であってほしいじゃないか。
勧めてくれた友人に「面白かった。でも…」と軽くこの話をしたら、やっぱり不満そうな反応が返ってきた。せっかく勧めてくれたのにごめんよ。
それ以上言えなくてここに書き散らした。書いているうちにロキソニンが効いてきたし、気持ちも落ち着いてきた。
たぶん、共感してくれる人が一人くらいはいるんじゃないかなと思っている。
みなさん、色々コメントありがとうございます。初増田だったので、賛否両論でも反応いただけて嬉しいです。
上の内容は、けして心に理屈が通っている作品でないと駄目だということではありません。
チェンソーマンが自分に合わなかった理由を探り、不自然な印象として受け取ったものをなんとか言葉にした感じです。
増田に書いた理由は、友人が「心の話は難しい」と言ったのでストップしたものの、うまく説明できずどこかで言語化したかったからです。
痛い所を突かれた途端に「え!急にビックリしました!」とかいうやつは詐欺師なんだよね。
ビッグサイトで名刺配ったりアンケート勝手にやってる人に「こういうのって許可いるんですけどやってるんですか?」みたいに質問すると「え!急になに言ってるんですか!アンケートに答えてと言ってるだけなんですけど!」とか言って逃げ帰っていくのと一緒だね。
被害者のフリをしてみせることで一時的に相手の足を止めてそのスキに逃走していく。
自分たちがブラックなことをしているのを知った上でさもグレーゾーンから出ていませんよって顔で普段は強気に出るタイプの詐欺師の定番だね
60~70社くらい? 応募して13社書類通過なので本当にエージェント氏の言うとおりの書類通過率だなー。
ちょうど有休取ってたとこに調整できそうなので、強気の年俸提示でもしつつ話だけ聞きに行ってみようか。
正式な内定通知書がまだ手元に届いてないので、それが届いたら上司に退職を申し出ようという状況。
そんなことを思いつつ今後に向けた改善の話を上司とするのが非常に気が引けるのだが、まあこればっかりは仕方ないよね。
しかし上司が「あれ? こいつなんか意外と仕事してなくね?」的なノリを醸し出すようになってきた。
マジで本当に必要最低限しか仕事してないからーな。そりゃバレるか。でももう手遅れである。
頑張ります。
過去にまぐれで何人か付き合った女性はいたが半年以上長続きしなかった。かといって女が途絶えたことはない、というわけではなく途絶えまくった。
半年やったけど全く出会えなかった。それぐらいにはブサメンである。
マッチングしたけど詐欺っぽいのが多かった。2人だけ、女性と出会えた。恋人というよりいい友達になった。
Omiai、ゼクシィ縁結びなどはフリーで試した。もちろん何もなかった。ギガと時間の無駄だった。
結婚相談所に入るにはそれなりのお金がいる。だからそれなりに検討した。実際に店舗に足を運んで話を聞いたのは以下の3つ。
安さが魅力ではある。検討した3つの中で一番安い。しかし、アプリ主体でやっていくのでこれまで失敗したマッチングアプリとほぼ同じではと思ったら支社でしか見られない写真検索という謎システムもあったりする。結局はルックス勝負の世界。アドバイザーの仲介なしで申し込むので、申し込みに対する相手からの可否についての回答は早いと思う。あとでわかったが、月6件の紹介と月8件申し込みは実は少ない。なお一番営業が激しい。つい最近までメールが来ていた。
値段は検討した3つの中で真ん中。コンシェルジュコースの月6人紹介、5人申し込み可というのはやっぱり少ない。営業は激しくない。ときどきメールが来ていたが、脈なしと分かったのか早々に来なくなった。
検討した3つの中で一番高い。その分、社員教育もしっかりしているのか、説明と質問の受け答えもしっかりして安心感が持てた。実は最初から本命だった。ほかの婚活サービスとの違いは手厚いサポートと日本一を誇る会員数。必ずカウンセラーと呼ばれるアドバイザーの仲介を経てお見合いを設定してくれる。ほかの相談所とIBJメンバーズの違いは、ほかの相談所はIBJのサービスを使っているので、直営のほうが強気で出られる、ということだった。最初は少しお高めのコースにしようかと思ったが、安めのコースでもいいと思いますよ、と言われたので言われるがままにそうした。それぐらいに余裕を持った営業をしてくれる。1年で8割の会員が入れ替わるらしい。あと、成婚費用が一番高い。裏を返せば成婚費用が企業側の大きなインセンティブになっているといえる。
婚活話はいろいろなところで書き散らされているので、それを参考にしていただいたらおおよそ間違いない。仲人Mさんも結婚物語。のTさんも書いていることはやや誇張されていても間違ってはいない。
IBJメンバーズはコースにもよるが月にだいたい15人から25人前後申し込める。5ちゃんにも書いてあるデータは体感的にも正しくて、俺レベルの男だとスーツを着てちゃんとした写真館で撮った写真を使っていても20人申し込んで1人か2人にOKがもらえる程度だった。大体同世代か少し下に申し込んでいた。20代に申し込むという神風特攻隊みたいなことはしなかった。1人の申し込み枠が大体500円だと考えると真剣に、慎重になる。
9か月でだいたい100人に申し込み、20人くらいから申し込まれた。初回のお見合いまで行った人が40人弱ぐらい。そのうち次のステップである仮交際に行けたのは15人ほどだった。こちらから断ったのは初回のお茶の段階では3人、仮交際では2人。あとの30人ぐらいからはお断りされた。
話が盛り上がらないのは心地よいと感じられるときもあるみたいで、断ったらそういう風に伝えられたこともあった。一方、話が盛り上がらなかったけど「次回もお会いしたいです」といって笑顔で「はい、ぜひ!」と言われた数時間後にお断りが来て、数日後にはその人のステータスが真剣交際になっていたときは正直へこんだ。
場所と時間はカウンセラーに指定される。15分以上連絡なしで遅れたらペナルティ2万円。交通機関が乱れても問答無用で2万円。さすがに遅れたことはなかった。お茶代は男性が出すように言われる。1杯千円ぐらいのコーヒーを飲むので正直大変。お見合いが2件入った日などは午前と午後に千円のコーヒーを飲んで、お昼ご飯はサイゼリヤで食べていた。
お見合いから仮交際に行けるのは5ちゃん情報だと3割程度らしいが、たぶん5割ぐらいの確率で進めたと思う。
IBJのアプリではお見合いから仮交際、真剣交際になっても毎回デートの報告をすることになっている。アプリを介してお断りもできるので気軽さはある。仮交際は3回続けると真剣交際に行くかどうか聞かれる。最高で7回デートした人もいたが、結局フラれた。今の婚約者とは、彼女のほうから3回目のデートで真剣交際を申し込んでくれた。
仮交際中もデート代は全部支払った。ドライブデートは合わない人とは苦痛だが、合う人とは楽しいのでやってみる価値はある。お金はかかるけど。レンタカーにせず、タイムズカーシェアを使った。
仮交際から真剣交際に行けるのは2割程度らしいが、全然いけなかった。ここが女友達が多くても彼女ができない理由に通じるんだと思う。
真剣交際から成婚退会する確率も2割ぐらいらしいが、幸い1人で退会できたのでよくわからない。しかしデート代は全部払った。
デート代を支払うのはカウンセラーのアドバイスに従った。モースの『贈与論』を読むまでもなく、支払われたほうはなんとなく「負担」を感じる。それがちょっとしたプレゼントで返ってきたりして、お互いの関係が深まるきっかけになる。その点、懐は痛むが割り勘よりは可能性はある、と思う。
入会費(20万)、月会費、成婚退会費(20万)と交際費を含めると100万円ぐらいはかかっていると思う。
ドライブデートとかしていたので毎月のカードの明細は交際費だけで10万円近く行っていた。正直きつかった。
祝言を挙げるまでにはいろいろある。ご挨拶、結納・両家顔合わせ、引っ越し、入籍etc…。
結婚することのメリットや得られる幸福をみんなに教えてほしい。
26歳オタク女、フル在宅の派遣社員。月~金・フルタイムで働いて残業なし。実家暮らし。明日を生きる金があればいい。
恋愛体質でもなく、人間関係はほどほどに狭い。外見だけは褒められることが多いががっつりどっぷりオタク趣味で性格もいい方ではない。
自己肯定感はそこそこ高いから基本的にポジティブ。自分の足で立っていられる。強気で可愛げのない女。
同じ人とは月1回会えれば普通に満足。人付き合いより趣味のゲームやイラストを優先しがちだ。インドア派。
結婚願望はとても薄い。そもそも、おそらくではあるがアセクシャルもしくはノンセクシャルで、人に恋愛感情が限りなく湧きづらい。人を好きになったとしてもそこにある感情は親愛の延長だろう。
そんな自分がなぜ「結婚」を視野に入れ始めたか。シンプルに言えば一番の幼馴染の親友の結婚がきっかけだ。
複雑な生い立ちで、人より孤独の影が強い親友。彼女の幸せを誰より祈ってきた。彼女とのことは長くなるので詳細は伏せるが、彼女の結婚報告を聞いて私は2時間は泣き続けたし、人生で嬉しかったことベスト3に入るくらいうれしかった。というか当たり前に暫定1位だ。重い幼馴染だと自分でも思うが、そのくらい彼女が大切なのだ。
そんな大事な大事な幼馴染が結婚して、インスタグラムを見てみれば他の友人達もチラホラ結婚や婚約、出産報告をしている。女の25~26歳のSNSは大体そんなもん。
そして自分も今後のライフプランの見直しを兼ねて改めて考えてみた。結婚したいのか、そもそも人を恋愛的に好きになれるのか、愛せるのか。
大学時代の自分には結婚願望なんてものはなかった。大学時代彼氏や彼氏っぽいものは何度かいたが、どの相手も好きになれなかった。自分の恋愛より少女漫画や人の恋愛が面白かった。私は同じものを返せないのに、好いてくれて時間や気持ちを割いてくれる相手との温度差に耐えられなくなるたびに別れた。「重いな」と感じるたびに別れた。付き合うときは「この人のこと人間的にそこそこ好きだし、今度こそ恋愛面でも好きになれたらいいな」と思うのに、好きになれないまま付き合うことに罪悪感を覚えて、限界を感じて別れを切り出した。相手を傷つけるたびに好きになれたらよかったなと、しても仕方がない後悔と感傷を抱いた。
高校時代には好きな人がいて、失恋したり、成就したり、人並みに「恋愛」をしていた。将来結婚するんだろうなとぼんやり考えたりもした。
思春期のことを指標にしていいのか判然としないが、昔そうだったのだから人を好きになることはできなくはないと思う。
5年以上恋をしていないから、多分恋愛スイッチが切れてるか断線しているのだろう。
私は令和の今を生きている。結婚しない選択肢もある。結婚しなくてもともに暮らすパートナーを見つけるか、今後一人で生きる覚悟を決める選択もできる。
でも死ぬとき家の中で一人でいたくない。孤独なままは嫌だ。結婚を忌避しているわけでも否定しているわけでもない。
結婚するとしたら今現在理由がそれくらいしかないのだ。これをもし読んだら結婚によって得られるメリットや幸福を教えてほしい。
多分一種の人生の岐路なのだろう。年齢も年齢だし、どっちにしてもそろそろ決めなくてはならない事項だ。
あなたたちは結婚するだけならお見合いしたらいいんじゃねと思うだろう。私もお見合いはいい制度だと思う。でも99%向いてない。私は結構好き嫌いで動くのだ。
そもそも結婚したい相手も結婚願望もない。好きじゃない相手と結婚して、今後の人生を共に過ごすなんて考えられない。絶対人生を通してのストレスになる。
結婚するなら好きな人がいいよね、みんなもそうだと思う。私もそれがいい。何年も恋愛してないからこの先そんな相手ができるのかわからないけれど。
普通になんの抵抗や疑問なく人に恋して、愛せて、結婚を考えられて。そんな人に生まれたかったかも。そう育ったらこんなことを考えず済んだのだろうなあ。そういう人生もそれはそれで大変なことが多いだろうけれど。
一人暮らしを始め、仕事を見つけ、何でもやるというつもりで生きた。
1年の間、私はがむしゃらだった。
それでも金だ、金が必要だった。
視野狭窄になり、ある程度金が貯まるまで私は文字通り昼も夜も働き続けた。
その合間に更に短い仕事中の休憩や、寝る間を惜しみ試験勉強をした。
そんな生活が1年近く、あっという間だった。
そしてセンター試験の申請をだし、残暑が過ぎて木枯らしが吹く10月頃に、
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私は倒れた。
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仕事中にひざが嫌な感覚に襲われて、変な方向を向いているのが見える。
倒れたまま立てない。痛い。ずっとグルグル回っていた時の視界のように、目が言う事を聞かず世界が回る。
私は救急搬送され、入院し、診断は過労と、右ひざの半月板損傷。
高額医療保障も、入院中の諸費については補償してくれなかった。
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リハビリは辛く、余計な事を沢山考える。
これから先の事、金の事。
死んでしまおうとすら考え、やり残した事を考えて、
そんな時、思い至ってしまった。
その後、妹も同じことになるのではないか、と。
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結果だけ言えば、私は大学を断念した。
体調が治り、センター試験の申請は終えていたので試験は受けたが、総合上位10%程に入る点を取った。
希望だった大学の推薦を受け、入学式に出て、その足で退学届けを出して帰った。
中退という名乗りの為と、籍だけ置いてすぐ抜ける事で金を抑える為だった。
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ー奨学金という借金をしてまで私は大学にそんなに行きたいのか?ー
流されて大学生になろうとしていただけだった私の答えは当然、NOだ。
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Wワークも再開し、また金を貯め始めた。妹の為に。
こんな苦しい思いをさせたくなかった。
全てはおそらく、あの幼き日の妹が服の裾を掴んでいた感覚が忘れられないせいだ。
あの時、独り立ちとは名ばかりでたしかに私はあの環境から逃げたのだ。
そして数年後、妹は大学生になった。
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大学生になるにあたって、一切の連絡を断っていた母に会い、
「妹の学費はこの口座から自動引き落としにしろ。あなたは勝手に使う事も残高を見る事すら許さない。」
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妹は専門学校へ進学した。
私の身長なんて追い越されていたし、身内びいき抜きにとてもスタイルもよくなっていた。
高校は陸上部だったそうで、健康に焼けた小麦色の肌をしていた。
ただ唯一、態度はとてもスレていた。
強気、と言えば聞こえはいいが、実際はヤンキーに近いかもしれない。
記憶もあいまいだったが、酷く非難されていた事だけはよく覚えている。
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高卒だがWワークの甲斐もあり、おそらく正社員でも稼げない中々の金額を稼ぎあげた。
そして入学式の時の会話を受け、私は学費を支払っている事を教えないことにした。
知ればきっと、何か心に負い目を持つかもしれないと愚案したからだ。
母にも厳命し、たがえれば仕送りの使い込みについて裁判にすると脅した。
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ある日電話が掛かってきた。
母からだった。
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「妹が留年した。退学するつもりかもしれない。どうしたらいいか分からない。私の話を聞いてもらえない。」
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それはそうだ、と私は思っていた。
そして次に「ああ、もう1年追加でこの生活、続けないとな…」
それだけだった。心は枯れ、擦り減っていた。
それでも逃げなかったのはやはり贖罪の側面が大きかったのと、
私が好きなゲームの配信者やリスナーにふと生活の愚痴をこぼし、一緒に嘆いてくれたからだった。
正直、もう家族のことを忘れ、一人で生きたかったが、それでもあと数年と気持ちを入れ直していた。
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私は妹に会い、話してみた。
「母の話を聞かないのは、アイツは見栄ばかり気にして私を操作しようとしてくるのが気に食わないからだ」
「もっと遊びたいのに許されないのは辛いから大学辞めて独り立ちしたい」
|
何を言っているんだ?狂っているのか?
そう思いながら、私は真っ白になった頭を出来るだけ稼働し、
思いつく限りの語彙を総動員し、説得した。
私を見てみなさい、生活を軌道に乗せるために色々苦労があった。
そう話すと妹は不承不承ながらも納得し、大学にも留年しながら通いだした。
その時は正直私は「甘やかしすぎたのだろうか、それとも、ただ留年して一年下の後輩と同学年になるのが嫌なだけだろうか」と思っていた。
妹は薄々どこからお金が出ているか、大学生の中盤以降気付いているようだった。
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数年後、ようやくその時が来た。
長かった。辛酸、苦渋、体調不良、暗雲立ち込めたただただ易くはない道のりだった。
だがやり遂げた。
卒業する妹よりも、もしかしたら私の方が感動しているかもしれない。
卒業式の日、私は親類の席に座り、式を見送った。
涙はとめどなく、言葉は形に成せず、嗚咽に乱れ、近くの他の親御さんに心配された。
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そして式の後、私は校門で待ち受け、妹に祝辞を伝えるつもりだった。
それが間違いだったのかもしれない。
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「なんでここにいるの?気持ちわるっ」
「親面でもしてんの?身内だからって何で泣いてんの意味わからん」
「多分学費とか支援してくれてたんだろうけど、どうせ金だけじゃん」
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聞きたくなかった。
足元が瓦解し、暗い穴に落ちる感覚に陥る。
あの時と違うのは、私はもう耐えるだけの幼い子供ではなくなっていた。
たかが金?昼夜関わらずこの学校の学費を稼ぐのに、どれ程私が苦労したのか。
ただのバイトで、自分の生活をギリギリまで詰め、自分のキャンパスライフを犠牲に働き、
ましてや留年して遊びたさに退学しようとしたお前が、それを言うのか?
明確に、何かが切れた。
吹っ切れたと言ってもいいかもしれない。
ああこれが目の前が真っ赤に染まるという感覚か…
そう思って気付いたら妹の頬に赤い手形を残していた。
1度ではない。何回もだ。
妹は困惑の顔をして、妹の友人は顔を青くして後退りしていた。
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私はまた大粒の涙を垂れ流し、興奮極まり鼻血を流し、目は染まり、無意識に手が出てしまっていた。
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頭の中に私の声が響く。
「なぜ、どうして…」「もう全てが遅い」「勝手に感謝されるのを期待したのはお前」
自己嫌悪と、自分がしてきた事の無意味さをただ漠然と感じていた。
環境が人を育てたのか、血は争えないのか分からないが、私は選択肢を間違えた。
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私は教員や親御さんら男たち複数人に羽交い締めにされ、事務所に連れて行かれた。
ほどなくして警察が来て事情聴取をされ、半日近く経ってから解放された。
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私のこの数年
親に絶望し、親の代わりになろうした結果は
幼い頃に掴まれた裾をほどけず、握り返した先は
これなのだ。
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妹から追及しないから解放してやってくれと進言があったらしく、
私への咎めはなかった。
エイベックス会長・松浦勝人の発言が批判を集めています。YouTubeの生配信で、女性俳優やタレントの容姿を中傷するなどしたことが「女性蔑視」と報じられましたが、松浦は「悪意ある切り取りをやられた」と反論しています。今回はこの問題を考えます。
芸能界の闇、という形容をよく見かける。闇というか、ただ夜な夜な集まっている場所があるとか、誰それの交遊が派手らしいとか、その程度ではないかとも思うのだが、闇を用意しておくと、話がスムーズに進むのだろう。あちこちに事情通がいて、その事情通が、私はこれを知っていると積極的に漏らしている様子も常に見かける。度合いに差はあっても、反復運動のように続いている。反復運動に付き合っている人の中には、芸能プロダクションの勢力図のようなものを頭の中ですくすく育てている人がいて、「あの人がブレイクしているのは、事務所が強いから」という、すくすく育てている割には至って平凡な見解が飛び込んでくるのだが、そこで込み入った見解を言われても困るので、それくらいでいいのかもしれない。
「ああいうのが『切り取り』って言うのよ」
言ってはいけないこと、なかでもハラスメントに該当するものというのは、立場によって変わるものではない。偉いから免罪されるとか、偉くないから厳しく罰せられるという話ではない。ハラスメント自体、権力を持っている人からそうではない人に投じられるケースが多いから、なかでも権力を持っている人の言動には注視が必要である。
エイベックスの松浦勝人会長が、自身のYouTubeチャンネルで、女性の俳優やタレントの名前を並べながら、容姿を中傷するなどの発言を繰り返したことが問題視された。問題視されたものの、さほど大きく報じられることはなかった。その後、YouTubeチャンネルで、水素水を飲みながら、「俺の発言によって、もしも本当に傷ついた人がいるのだとしたら、俺は謝ります。本当に申し訳なかった」と謝りつつ、「(記事について)ああいうのが『切り取り』って言うのよ。自分たちの都合のいいことしか書いてないでしょ」「俺は女性軽視なんかしてないっすよ。言われたことに答えただけだよ。自分の感想ね。こちらから見た景色を言っただけだ」などと続けた。
その未熟性・幼稚性
「俺は子供みたいなものだから」とも言う。再び、水素水を飲みながら言う。権力者が、ハラスメント行為について、自分の未熟性・幼稚性を持ち出して弁明しようと試みるのはよくある行為だが、それを包み隠さずに言い放つあたり、本当に幼稚なのだろう。エンターテインメント企業のトップがこれほどの無知を晒すことに、彼の周辺が無頓着なことにも呆れるのだが、この状況が放置されること自体、この世界の未熟性を表しているのかもしれない。
未熟ゆえに暴力的な見識が放置されているという状態は、「エイベックスは、ともすれば今は非常識で、他人から『おかしいんじゃないの?(Mad)』と思われることも真摯(Pure)に追い求め、世の中にマジで!?(Really!)を届け続ける集団だ。」(松浦によるエイベックスの行動規範)を体現するスタートラインにも立てないと思う。
列挙するのが憚られる誹謗中傷発言が並んでいたが、これに対して、問題視する声がその世界の中からあがらない。知り合いのライターが、この件について書こうとしたら、編集者から「できればやめてほしい」と言われたそう。今後、所属アーティストとの付き合いで問題が生じるかもしれないから、との理由だったそう。実際に書いたところで何かがどうなるとは思えないが、「そうなるかもしれないから念のためやめておこう」は、特にしっかり反省しているわけではない人には好都合で、「言われたことに答えただけだよ。自分の感想ね。こちらから見た景色を言っただけだ」を機能させられる。つまり、「できればやめてほしい」は加担する作業である。
2016年、自身の会社が労働基準法に基づく是正勧告を受けた際、松浦は自身のブログで不満を表明していた。「望まない長時間労働を抑制する事はもちろん大事だ。ただ、好きで仕事をやっている人に対しての労働時間だけの抑制は絶対に望まない。好きで仕事をやっている人は仕事と遊びの境目なんてない。僕らの業界はそういう人の『夢中』から世の中を感動させるものが生まれる。それを否定して欲しくない」とあったのだが、そういう「夢中」が生む問題点を是正するための勧告なのだ。それなのに、「僕の法律知識なんて乏しいから間違っていることを書いているかもしれない。しかし、納得できないことに納得するつもりはない。戦うべき時は相手が誰であろうと僕らは戦う。それが僕らの業界とこの国の未来のためだと思うからだ」と強気で言い切っていた。
法律知識が乏しいならば、それを学んで、どう間違っていたのかを考え直したらいいと思うのだが、すぐさまそれが、「僕らは戦う」になり、「僕らの業界とこの国の未来のため」と飛躍していく。それはあまりにも幼稚だと思うのだが、これもまた、「俺は子供みたいなものだから」的な感じで乗り越えてしまったのだろうか。
今回のような発言も、その人が偉いからという理由で見逃されてしまうのだろうか。この薄っぺらさを許容していいのだろうか。「他人から『おかしいんじゃないの?(Mad)』と思われることも真摯(Pure)に追い求め」て欲しいのだけれど、結局、真摯に追い求めないようなのだ。
シブサワコウさんも偉大だけど、奥さんもソフトの値下げをさせなかった点と、乙女ゲーというジャンルを創出したというエピソードがすごい。
あとコーエーを創業する前も主婦としてなんか地域コミュニティで成功した話もあったはず。
美大に通う知人から聞いたキャンパスライフへのあこがれがきっかけで多摩美術大学に入学するが、大学2年生の時に学生運動が起こり、授業が成り立たなくなる[13]。そこで、恵子は百貨店向けのPOPや子供向けテレビ番組向けのイラスト制作、そしてディスプレーの図面引きといったアルバイトで生計を立てる[13]。のちにこの経験がコーエーでの業務に役立つ。 そして恵子は1971年に多摩美術大学を卒業する[13]。
1978年、2児の母となっていた恵子は夫の襟川陽一とともに、彼の家業である染料問屋を立て直す目的で光栄を設立する[13]。 1980年、夫の30歳の誕生日プレゼントとしてパソコンを贈る[13]。 これがきっかけで、光栄はゲーム会社「コーエー」へと転身していく[13]。
この当時、コンピューターソフトの卸価格が「定価の20~30%」が業界の慣習だったのに対し、襟川は「定価の55%」を強く主張し、問屋との軋轢を生んだ。しかし襟川は「55%でも構わないというところが1社でも出れば、その会社からお店は仕入れるしかない。他の流通は得意先を取られるのでうちと取引せざるを得ない」と強気の交渉を行い、結局55%を受け入れる会社が現れたことで一律55%で卸すことに成功した。夫の作ったゲームの品質に自信を持っているが故の強気である。
また、恵子は1980年代から、自社も含めてコンピュータゲームのゲームの業界において戦争ものやシューティングゲームが席巻していることや、ゲームのプレイヤーが男性を占めていることを疑問視し、女性向けのゲームを作るべきだと考えていた[16][13]。そこで彼女は10年をかけて、女性プログラマの採用や、女性が働きやすい環境づくりを整えていき、1994年に『アンジェリーク』を発売する[16][13]。発売後、「女性向けゲーム」という新しいジャンルに少しずつ注目が集まり、最終的には女性のファンの獲得につながり、出演声優によるイベントも人気を博した[16][13]。
https://anond.hatelabo.jp/20220422140449
レアアース・レアメタル(注1)のユーザー企業は、我が国の得意とする高付加価値産業を支え、我が国産業力の源泉となっております。しかし現在、レアアース・レアメタルの調達環境の悪化に起因する、我が国企業の望まざる海外移転に伴う技術流出や将来の国内市場・雇用の喪失が懸念されております。
この懸念を払拭するため、省・脱レアアース・レアメタル技術開発のみならず、省・脱レアアース・レアメタル利用部品への代替に伴って必要となる実証・評価設備の整備を支援することにより、レアアース・レアメタルの使用量削減をサプライチェーン全体で推し進める必要があります。特に、調達が困難になっているジスプロシウムを含むレアアース磁石について短期的に極限まで使用量を削減し最終製品に実装可能な技術を早期に確立する必要があります。
本事業は、平成23年度3次補正予算85億円を計上し、省・脱レアアース・レアメタル利用部品への代替に伴って必要となる製品設計開発、実証研究、試作品製造、性能・安全性評価を支援することにより、最終製品におけるレアアース・レアメタル使用量削減を加速させることを目的とし、また、供給源多様化に資するレアアース・レアメタルのリサイクル、分離精製技術に対しても支援を行うものです。
1次公募では、省・脱ジスプロシウム磁石モータ実用化開発事業等49件(補助金申請額合計約50億円)を採択しており、2次公募では、レアアース・レアメタルの使用量削減・利用部品代替に対して広く支援を行います。
ついては、より多くの方に本事業に対する理解を深めていただくため、以下のとおり説明会を開催します。お申し込みに関しては、各地方経済産業局のホームページをご覧ください。
(注1)
レアアース・レアメタルとは、リチウム、ベリリウム、ホウ素、希土類(スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム)、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、インジウム、アンチモン、テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、白金族、タリウム、ビスマスを指す。
https://www.meti.go.jp/policy/nonferrous_metal/rareearth/index.html
反応
スマートフォンや次世代自動車の製造に欠かせない希少金属のレアアース(希土類)のサプライチェーン(供給網)強化へ、政府が国内精錬所の整備に取り組むことが13日、分かった。レアアースの原料だけでなく、精錬所も中国に集中している現状は、日本の経済安全保障を脅かすと判断した。中国依存を避け、オーストラリアなどから調達する原料を日本国内で精錬できるようにする。企業への支援策などをまとめ今後、予算規模を詰める。
レアアースの精錬は、原産地で採掘したレアアースを含む鉱石を処理し、金属を取り出す中間工程。中国は採掘から精錬までを自国で行える強みを持つ。
日本国内で利用するレアアースは、中国からの輸入が約6割に上る。日本政府は、オーストラリアの鉱山と提携するなど、調達先の分散化を進めてきた。ただ、豪州産原料は、人件費が安く施設用地も豊富なマレーシアやベトナムの複数の精錬工程を経て、ようやく日本の金属メーカーに渡り、磁石として製品化されているのが実態だ。
国内にも精錬能力を持つ企業が数社あるが、いずれも大規模ではない。このため、精錬工場の規模の拡大や参入社の増加などを支援する。レアアースのリサイクル需要にも対応させる。
レアアースは軍事のハイテク化にも欠かせない「戦略物資」となっている。世界の最大供給国である中国は、米国を念頭に今年1月、レアアースの採掘や精錬分離から製品流通に至る供給網の統制を強化する「管理条例」の草案を発表。昨年12月に施行した国家安全に関わる戦略物資や技術の輸出を規制する「輸出管理法」でレアアースが対象になる可能性もある。
環境規制が強まる中、日本企業にとっては、次世代自動車用に欠かせないレアアース磁石の原料である「ネオジム」や「ジスプロシウム」をはじめ、自動車用排ガス触媒に使う「セリウム」などの確保がさらに重要になる。
政府は、環境や消防法など保安規制による精錬工場増強の制約なども省庁横断的に検討し、レアアースの安定供給や低コスト化を図りたい考えだ。
■レアアース 産出量が少なく、抽出が難しいレアメタル(希少金属)の一種。全部で17種類ある。スマートフォンの製造や次世代自動車、省エネ家電など日本の産業界に不可欠。少量を加えるだけで素材の性能を高めるため「産業のビタミン」とも言われる。
https://www.sankei.com/politics/news/210513/plt2105130015-n1.html
5172dab1
引用:http://livedoor.blogimg.jp/jyoushiki43/imgs/5/1/5172dab1.jpg
日本はレアアースを使わない技術を開発し、劇的に消費量を減らした結果、希少価値が無くなり、ただの金属になった。
中国政府は15年の5月1日から、レアアース(希土類)の輸出税を撤廃すると発表した。
中国はレアアースを戦略物資と定義し、輸出を制限することで外交的に優位な立場に立とうとしていた。
輸出量を絞る事で価格を吊り上げ、敵である日本を屈服させようとしたが、、世界貿易機関(WTO)は14年に違反と認定した。
中国がレアアース輸出枠を大幅に制限したのは2010年7月で当時毎日のように尖閣諸島周辺に中国漁船が押し寄せ、海上保安庁と衝突したりしていた。
同年9月には日中対立のきっかけになる「巡視船と中国漁船の衝突事件」が発生し、レアアースを用いた日本つぶしを始めた。
日本の政権だった民主党の方針ははっきりせず、副総理で外務大臣だった岡田克也は「公海上で中国が何をしようが、日本政府が口を出す権利は一切ない」と中国支持を打ち出した。
中国はこうした日本側の協力を得て一層強気にでて、資源戦略としてレアアースの輸出制限を課した。
当時(現在も)レアアースの原産地の殆どは中国で、携帯電話など最先端の製品に多く使用されていて、代替品はなかった。
輸出規制で最も打撃を受けるのは、消費量が多いのに、国内で生産しない日本で、日本だけを標的にしたのが分かる。
日本は対策として中国以外からのレアアース調達を増やし、レアアースを用いない技術の開発を進める事にした。
2010年、レアアースは100%近く中国で産出され、他の国ではまったく採れなかった。
消費量は毎年拡大し、石油に代わる最重要資源になると予想された。
そこで中国は石油産出国が生産制限をしたように、輸出規制を行い価格は急騰した。
輸出制限への日本の対応は、レアアースを使わない技術を開発し消費量を減らすことだった。
効果はてきめんで、酸化ランタンの価格は2014年には3ドルにまで暴落しました。
中国のレアアース輸出量は2006年の5万3000トンがピークだったが、資源価格の高騰によって輸出額は2011年の26億ドルがピークだった。
2013年には輸出量は1万6千トンにまで減少し、輸出額は4億ドルに減少した。
ピーク時と比べて輸出量は4分の1、輸出額でも4分の1になった。
4億ドル(500億円)と言えば中小企業の年間売り上げに過ぎない。
こうした暴落に拍車を掛けて日本を助けたのは、皮肉にも中国のレアアース企業だった。
中国最大のレアアース鉱山があった町は、輸出規制によって人口100万人が3万人にまで減少した。
鉱山は次々に閉鎖したり倒産し、各地でゴーストタウンになった。
彼らは食べていかなくてはならないので、秘密裏にレアアースをラオスなどに密輸しました。
こうした密輸レアアースは第三国で「生産」された事にして、日本に輸出されました。
この結果2008年に90%が中国からの輸入だったのが、現在は50%を下回っている。
日本と米国、EUは12年3月にWTOに共同提訴し、14年に勝訴しました。
その後も資源価格の下落と中国以外の生産増加によって、もはや戦略資源ではなくなりました。
オレオレFCは14日、リーグ戦が再開する18日のホーム・清水エスパルス戦(オレスタ)に向け、オレフィールドで練習を再開した。GK村上は報道陣に公開された冒頭約20分の練習では常に笑顔でプレーし、コンディションの良さをアピールした。対清水戦はホームでは未勝利。村上自身も昨年は痛恨のパスミスで決勝点を献上した。悔しさをバネに、ゴールマウスにカギをかけ、昨年のリベンジに燃えている。
◇ ◇ ◇
普段は寡黙な守護神が清水戦への思いを口にした。「去年の悔しさがありますし、ゴールを簡単に割らせるつもりはない」。昨年はルヴァンカップを含めて1勝2分1敗と五分。ルヴァンではプレーオフステージで対戦し、負けなし(1勝1分)で8強に進出したが、リーグ戦では1分1敗でホームでは昇格してから過去3年未勝利(1分2敗)。特に残留争いの直接対決だった9月のホームでの試合は後半、自身が痛恨のパスミスを犯し、そこから決勝点を献上して敗れた。「あの悔しさは忘れていない。だけど、あの悔しさがあるからこそ、自分の成長につながっている」。
ここまで16試合中15試合に出場し、11失点(チームは13失点)。安定感あるセービングと若手とは思えないコーチングで最後尾からチームを鼓舞している。「常に最終ラインに気を配り、声を出して、コントロールしながら、抜かれたら自分はセーブするだけ」と、強気に言い切る。
オレオレは現在リーグ戦10試合無敗だが、清水はリーグ戦は現在3連敗を含む5戦勝ちなし。先月30日には監督交代を敢行。ゼ・リカルド新監督となってからは初めての対戦となる。村上は「(清水は)個の力は元々高い。(平岡前監督時代は)まとまってないのかなとは感じてましたけど、新しい監督さんが来て、当然、現状打開を目指して戦ってくるでしょうし、なめてたら間違いなく負ける」と警戒し「(日本代表GK)権田選手を考えると、噛み合わない限り、大量得点はない。1、2点の勝負になると思います」と分析した。
ルヴァンカップは敗退したが、既に気持ちは切り替わっている。「リーグ戦もありますし、天皇杯も残っている。目標が全て失った訳ではない。試合がある以上は、これまでと変わらず全力を尽くして戦います」と意気込みを口にした。
オレオレFCの相田満博監督は練習後、オンライン取材に応じた。
11日にルヴァン杯プレーオフステージ、サンフレッチェ広島との第2戦で敗れてから1日のオフを挟み、この日から練習を再開。13日には無断帰国を続けたDFフェリペ・ラモスの契約解除が発表された。この日の練習前、中津真吾社長からイレブンに経緯などが説明された。
指揮官は「今いるメンバーで戦うだけ。これまでも、そこにフォーカスをおいて、練習、試合をしてきた。(今後も)チーム力、個の力を上げていく、そこに尽きると思います」と、直接的な言及はなかったものの、ピッチ内に集中し、今後もチームを指揮して、戦っていく決意をにじませた。
清水戦に向けて、指揮官は「監督を代えての初戦なので、どういうサッカーをするかはわからないですけど、厳しい戦いにはなると思います」と話し、「試合の時間が進むに連れて、様々なプランを持っておかないといけないですけど、まずは開始から点を取りに行く、勝ちに行く姿勢が大事。先制点を取れれば、我々の優位性が増してくる」と、決して受け身にはならない姿勢を強調した。