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はてなキーワード: ぼんやりとは

2021-05-19

がっつり寝ても、起きたあとずっと頭がぼんやりしてる

いい睡眠が取れてないんだろうなと思うけど、

「いい睡眠 取り方」でぐぐって出てきたページを読めないぐらい頭がぼんやりしてる

https://townwork.net/magazine/life/92361/

誰か要約して…

2021-05-17

幕張メッセライブが見れた

ずっと真夜中でいいのに。のライブに行きました。

去年から1年待って、世間の状況はあんまりよろしくない中、それでも開催してくれたライブ

個人的には202月以来の現地に行くライブ。ずとまよのライブは初めて。

月一でライブに行く体だったので、ここ一年以上、こんな状況だからライブが開催されないのも仕方ないとしょんぼりしていました。

配信ライブは色々みる機会があって、それはそれで楽しかったけれど、配信をみるとやっぱりこれを生で見たいよ〜!という気持ちが強くなる。

そんななか、ようやくの行けるライブ

会場に向かっていると、乗り換えるたび、一緒の方向に行っているな? となる人が増える。

会場に入るといっぱい炊かれたスモーク香り。口の中にもごっと入ってくる感覚ぼんやりライトを当てられたステージ

会場に入って座ると、前後左右に人がいる。過ごし方はそれぞれだけど、お友達と来た方は他愛もない会話をしている。その中で、声出しちゃうかも、と笑いながら言っているので、心の中でいっぱい首を縦に振ってしまう。

声は出せないからはじまりはなんというか静かでした。熱のこもった拍手が響く幕張はなんだかクラシックコンサートが始まるのかという雰囲気

でも楽器の音が鳴り出すと空気が変わる。音圧を感じる。ACAねさんのシルエットがくっきりと浮かび上がると、彼女実在すると知らされる。

曲が始まるとお客さんのテンションも上がって、たくさんの人の身体が同じリズムで揺れる。

こちらに向かって伸びるレーザー3Dで知覚できる。

これだわ〜〜〜!という気持ちでいっぱいになりました。配信だと見られない光景。ずっと浴びたかったもの感謝で涙が止まらない。

楽しい楽しい

ふと横目で隣を見る。

隣の人が楽しそう!!!!最高!!もっとしゃもじ振ってみせて!!!となるほどに、リズム感すごくある方でした。楽しそうな方を見ると本当に嬉しくて更に涙が出てしまう。

バンド隊もOpen Reel Ensembleの方の動きが見る度にどこかコミカルさを含むときもありつつカッコいい。ACAねさんの一挙一動を見ていたい。お客さんの動きも見ていたい。目が足りなかった。

配信ライブで等でも感じていたけれどACAねさんのリズム感がとても素敵で、揺れる身体をみていると、ああ確かに彼女はあの音楽を作る、と感じるものがありました。力んでいなくて、空気というか分子渡り歩くように音を紡ぐ方。

パフォーマンスを通してなにかしらルーツに触れさせていただけるような気分になれるのもライブの良いところだとしみじみ思います

帰り道、連れてきてくれてありがとう、来てよかった、と同行者さんに言っている方を見かけたりしてまた涙ぐみながら帰路につきました。

ライブ自体とても良かったのは言わずもがなですが、ライブってこうだったな、ライブのこんなところが好きなんだな、というのを改めて実感できてよかったです。

一年と少し、ずっとライブに行かなくてもなんとか生きていけるかと思わなくもなかったけれど、やっぱり作り上げられた世界に飛び込む体験はしていたい。

ありがとう、ずとまよ。

ありがとうライブに関わった方々。

ありがとう、会場に来てくれた人。

またお会いできる日を楽しみにしています

ぼんやりとした概念的なもの名前を付ける行為は一長一短だよね。

名前が付いたことで認識やすくなって関係ない人や物まで属性的にかすってれば仲間かもとか思っちゃったりして、無駄に増えたりするし。

分断の類も見える形で明確に線引き始めたからどっち側とかでより分断をあおってるよね。

はっきりさせないほうがいいことだってある。

困ってるならはっきりさせて解決したいだろうけど、はっきりさせても解決せずにもっとつらくなることもあると思うんだよね。

人が集まると幸せという元来の「一般的社会人」の残滓

コロナ禍により従来社会的には社交的で良いと判断された「人を集めて楽しく遊ぶ」という行動価値否定されて久しいのですが、これだけ報道広報があっても未だ「目的ぼんやりしか定まってないがとにかく人と集まりたい」という価値観でしか幸福を味わえない人々…もとい社交性の残滓がある

きょう思い切りその残滓に襲われてきたのですが、いやはや驚きました

多分平時でもこのタイプにぶつかると辛いので、コロナになっても生き残るとは、この社会いか根深く定着してしまっているかと考えてしまい、いっそもう5年パンデミックでもいいかと一瞬思ってしまうくらい

いや、そいつマスク嫌だな〜」と言ってたか明日にでもウイルス撲滅してくれてたほうがいいか

2021-05-16

anond:20210516111625

そんな複雑な話じゃないような。

具体的な自分好みの可愛い彼女像がわからないけど、理想現実など関係なく自分にあった人、一緒にいて楽な人が全ての人間にとって実は理想だったりはするけど。

ただ人っていうのは基本的社会性があって、その見栄の中で生きてる。

からどうしたって理想的って言うと世間的に理想形の外見と性格を持った人を選んでしまうというか。

俺はこの人が必要だ、と思えるかどうかであって、そこに過分な要素を付け加えるわけでもなし。

多分「理想彼女ができない自己が許せない」、という心象風景とこの過分な見栄の部分は相当関連性がある。

自分にも他人にも実は何かを要求しながらコミュニケーションを取ろうとしてる。

まり自分イメージが完ぺきじゃないから対人恐怖してしまったり、水準に見合わないからいらない人が寄ってきたという感性が働く。

競争原理内面に働いてるのに気づかないと、なんか人とうまくゆかない、というぼんやりとした印象を抱えることになる。

例えばキャリアスキルならそれに見合った仲間ができないのは不満だろう。

それはよく分かる。

でも単純な人間関係場合大多数は自分のやりたいこと、知りたいこととは無関係なので、普通に暮らす分には自分が望んだような人間関係なんて形成されないと思う。

まりに爽やかな同期

Y:文章を書くのは好きな文系出身。うっかり第二新卒大企業で働くことになった。

  片付けや家事が大の苦手。この日記の筆者。

Mくん:Yの同期で工学系の院卒。国家資格複数持つエリート

    Yと研修で同じグループになり、仲良くなった。基本的ヘラヘラしている。

ーーー

今日見たものは本当に口外しないでね…」Yは憂鬱だった。

今日は部屋に同期のMくんがやってくる日だった。

ボーナスも入るし、そろそろ家具を新調したいなぁ。在宅で残業するのに今の椅子だとちょっと辛いし…)

数日前、Yは在宅勤務での残業が辛くなってAmazonで新しい椅子を探していた。

「在宅勤務におすすめ」と書いてある特集ページを見ていると、今の部屋の雰囲気似合いそうなゲーミングチェアを見つけた。

(ゲーミングチェアって黒地に赤とか、やたら光るやつとか中二病イメージがあったけど、レザー調のもあるんだ。

このベージュのなら部屋の雰囲気に合いそう)

少々値段は張ったが、レビュー評価もよかったのでYはベージュのゲーミングチェアの購入ボタンを押した。

その恐ろしさも知らずに…。

届いたのは、予想を超える大きさのダンボールだった。

玄関に入れるのがやっとのことで、洗濯機でも入っていそうな大きさだった。

ダンボール解体作業だけでも息が切れてしまった。

やっとの思いで出したパーツを床に並べ、手順書を開いて組み立てに着手する。

まず椅子の下部から組み立てることになっていた。

キャスターを土台に入れ、ガス圧調整レバー差し込み、その上にカバーをかける…はずだった。

(あれ、キャスターが土台に入らない…)

色々な角度から嵌め込もうとするが駄目だった。

キャスターの根元についているリング状の金具が邪魔しているようにも見えたが、

手順書に書いていないことをしたら余計面倒なことになりそうだった。

10近くある組み立て行程のうち、1で頓挫してしまった。

(だめだ…)

その日は疲れてしまったので組み立てを諦め、同期のMくんに愚痴を言った。

「ゲーミングチェアを買ったのに組み立てれなくて詰んだ」、と。

ただの愚痴を言うはずが「じゃあ手伝おうか」と予想外の提案を受け、心臓が飛び跳ねた。

こんなことってあるのだろうか?

戸惑いの中、Yは脳内会議を開く。

そもそもMくんを部屋にあげてもいいのだろうか?

このまま組み立てられずにいるのも嫌だけど、わざわざMくんに来てもうのも悪い。

自分の部屋を晒すのも恥ずかしい。

そもそもちょっと気になる男性を部屋に上げていいものだっけ?

男性を部屋に入れるのって何年振りだっけ…?

そもそも部屋に入れていいものだっけ?

でもせっかく提案してくれてるし断るのも変か…?)

「うーん、じゃあお言葉に甘えて…!」

ぐるぐると考えたが(考えても仕方がない)と思い切り、

Mくんに組み立てをお願いした。

そして冒頭部分に戻る。Mくんが部屋に来る当日だ。

不用品は捨てたし、シンクも磨いたし、洗面所も隅まで磨いた…)

できる事は全部やったが、それでもYは不安だった。

プレゼン前よりも緊張していた。

今日見たものは口外しないでね…本当に汚ない部屋だから

Mくんに対して差し当たってできることは、自分の部屋に対するイメージを下げておくことだった。

あらかじめ部屋の綺麗さのイメージを下げておくことで、現実ギャップを減らす作戦だ。

めっちゃ気にするじゃん」

「それもう、気が気じゃないよ…

家事できないのバレるし家具の組み立てもできないの恥ずかしいし」

緊張の中、部屋の鍵を回す。

ガチャリと音が鳴って扉を開ける。

Mくんに入ってもらうと、さっと靴を脱いで揃え、手前の洗面所に向かった。

(ここまで誘導の通りだ)

Mくんが手を洗う。

汚部屋って言ってたけど、ここまで汚いとか特にないんだけど…?」

「いや、生活感がバレるのが恥ずかしいんだってば」

キッチン不用品ほとんど処分したので、がらんとしている。

シンク下に食器とかしまってるの?」

「いや、このスペースにある分だけ」

「確かに一人暮らしだとこれくらいでいいかも。今度引っ越すから参考になる〜」

そうして奥の部屋。

「え、別に汚部屋じゃないじゃん!カーテンベッドカバーの色とか揃ってるし

あ!このガラスモニター置くやつ?おしゃん〜」

「あ〜その辺はごちゃごちゃしてるし見んといて!!!

とっさに大きな声を出してしまった。

(Mくんと密室ってだけで緊張するのに…自分のだらしない所まで見られたら死んでしまう!!)

はいはい、これを組み立てればいいのね」床に散乱したパーツを見てMくんが言う。

渡した手順書をふむふむと読んで「え、ここで躓いてたの?」と少し驚かれる。

「すいやせん…」

「あ〜これ、角度とか、力の入れ方がちょっと独特なんだよね」

Yがしみじみと謝っている間、Mくんはしれっと土台に4つのキャスター全てをはめ込んだ。

「え、早くない…?神?教祖って呼んでもいい?」

教祖になるつもりはないな〜」ヘラヘラ笑いながら、Mくんはやすやすと組み立てていく。

またたく間に椅子らしい形が出来上がってきた。

「このパーツと背もたれを繋ぐ時、ちょっと床傷つけそうだからベッド借りてもいい?」

「え?う…うん」

自分のゲーミングチェア組み立てる時もベッド使ってて」

ベッドを使うことに異存はないが、Mくんがベッドにいると思うと、ドキドキする。

変な緊張をしているYをよそに、Mくんは「作業者」として完璧だった。

手順書を読み上げ、パーツや作業内容に誤りがないか一点一点確認する。

可動域を調べ動作確認をするMくんの手つきが滑らかで、綺麗だった。

「大きい方の六角レンチとって〜」

はい先生!」Mくんの手つきに見とれていると、指示が飛んで来た。

「あ〜、確かにこれ、女の子一人だと難しいな」

背もたれの部分だけでも結構な大きさだったので、片手で支えながら座席部分と組み合わせるのはかなりしんどそうだった。

Yが背もたれの部分を持ち、応援する。

「あ、助かる」

「うん…」Mくんとの距離が近くなると当然ながらMくんの香りがする。なんとなく安心する香りだった。

柔軟剤香りかな?いい匂い。あと首筋きれいだなー)Yはぼんやり見とれてしまった。

「あー、来週の構築作業もこんな感じなんだろうなぁ」組み立て作業中のMくんが仕事の話を投げてきて、急に現実に引き戻された。

Mくんの「聖域」を邪魔できるはずもなく、ただ作業を見守っていた。

座席と背もたれを接合し、土台にはめ込む。

それにフットレスト、アームレスト、各種クッションをつけて、ゲーミングチェアが完成した。

できたてほやほやのゲーミングチェアに座ってYが「わーい」とはしゃいでいると、Mくんがぐるぐると回して来る。

あかん三半規管がやられるって」

「この椅子本当にいいな〜持って帰ってもいい?」

結構なお値段でしたからね…いや駅まで運ぶの無理でしょ」

「じゃあ作業費3万もらうわ」

「そこを同期割でなんとか」

「1万5千円になりますね」

「いや高いわ!冗談を一通り言うと「よし、じゃあ撤収する!」とMくんが言った。

「来週引越しだよね?荷造りとかお手伝いします…」とYは申し出た。

「うーん、来週はちょっとスケジュール的に難しいんだよね。夜勤だし」

「そっかあ。じゃあ今度なんか奢らせて!」とYはぼんやりした提案しかできなかった。

(こんなんじゃ社交辞令みたいじゃないか)いつものことながら、

YはMくんと会うと、いつも言いたいことを言いそびれる気がする。

Mくんと駅まで他愛のない話をしながら歩く。

「またなんか組み立て必要だったら呼んで」へらりと笑ってMくんは言う。

「まじか、本当に助かる…」

じゃあ、と言ってMくんは改札まで向かう。

じゃあね、と言ってYはくるりと方向を換える。

Yは少し歩いて振り返ると、Mくんが階段を降りようとしていた。

後ろ姿まで颯爽としている。

天然記念物レッドリスト、あるいは人間国宝

そんな言葉が思い浮かぶ爽やかさだった。

出産しない女とする女で採用枠を分ける

というTwitter話題見てたけどそんなの絶対無理じゃない?

「一生これ貫く!」という気持ちが持続する保証なんかないから。

入社前に子宮取りました!と言われたとしても養子迎えたくなる気になるかもしれないし。

私は就活の時人生で一度も恋人ができたことはなかったし、恋をしたこともなく、これから一生独身だろうとぼんやり思っていた。強い意志ではなかったけど。

企業選びでも、福利厚生は気にしていなかった。(結果的制度がしっかりしている会社に決まったのはたまたま。)

でも就職して、たまたま知り合った人に人生初の告白をされて、付き合ってみたら楽で、結婚して、子供できて、会社制度使って休んで今子育てしながら働いている。

一方で、結婚願望も出産願望もあったか子育てする人に優しい企業就職した友達は、大学時代恋人と別れ、今も独身貴族を楽しんでいる。

一人でも楽しい自分に気づいたようだった。

女性新卒就職して出産可能年齢の約42歳まで19年近くあるわけで、19年あれば考えが変わることはあり得る。

採用枠を分けたら多分出産しない枠で入社して出産した人は辞めなければならないし、出産する枠で入社して出産しなかった人(不妊治療でも授からなかったとかもあるだろう)は低賃金で働くことになる。

絶対に休まない前提の人を雇うのは、不可能なんじゃないか

男性だとしても介護で休んだり病気で休んだりするし。

出産しない枠で入社した女が介護病気で休まない保証だってない。

絶対働き続けます!という枠が欲しいって考えになるのは、自分が今の状態を貫けるという自信に基づいているので、可能性が見えてないんだなと思った。

2021-05-15

アハ体験の見破り方

全体をぼんやり見渡す方法では脳が騙されてしまい、上手く見つけられません。

そこで脳の認識をむしろ固定化する手法を取ります

画面をいくつかのセクタに分けて頭の中で言語化するのです。

例えば、女の人が自転車に乗っていてサドルピンク色でエンブレムは丸い、など。

こうして言語化した部分は脳の一次記憶に記録され、言語齟齬がある部位に敏感になります

このため視覚じわじわ変わっていっても言語とズレが発生して違和感を感じ、正解が自動的抽出されます

この手法は実は英単語発音するなどの記憶法と関係があり、その応用です。

[]anond:20210514150728

挨拶がコラァ!だったおじさんの話

私の地元地方都市都市部から1時間ほどかかる、まあそこそこの田舎町で、住宅地を少し外れると田んぼ放置された畑が広がっているような土地柄だった。田舎特有の濃い人間関係や噂話は大嫌いだったが、むせ返るほどの草木の緑や、稲穂金色に輝いて風に揺れる様を見るのが好きだった。

私の実家周辺は1人の地主土地を抱えており、そこの地主コンクリートミキサー車の運転手と、稲作農家兼業農家だった。父の古い知り合いで、安く土地を譲ってもらったと聞いた。丘の上で見晴らしの良い実家家族は全員気に入っていて、仕事のことや人間関係の面倒ささえなければ、今でも私はその周辺の土地に家を建てたいくらいだ。

土地を買った時私はまだ幼かったので、地主のおじさんのことを、私は「タロのおじさん」と呼んでいた。タロというのは、地主の家で飼われている犬の名前である。このタロのおじさんというのが中々にファンキーな親父で、幼い頃から度肝を抜かれてきた。

まず、小学校からの帰り道、農道ぼんやりしながらひとりで帰っていると、後ろから「コラァ!!」と声がする。「コラァ」なんて可愛いもんじゃなかったかもしれない。「グォラアア!!」とか、そのくらいの勢いがあった。気がついたら後ろに馬鹿かいコンクリートミキサー車があり(移動音に気づかなかった私も大概だが)、その窓から、タロのおじさんが強面でニヤついている。なおこれが彼の精一杯の笑顔である。いつも目は笑ってない。

「なんしよっとかぁああ!!帰りよっとかあ!!」

乗っていくかぁあ!と続いたので、私は大慌てで首をブンブン振って走って逃げた。

タロのおじさんは近所の至る所に出没した。しかし必ず声かけ大音量の「コラァ!!」だった。至極ビビりで大人しい性格だった私はその度に心臓を震え上がらせた。タロのおじさんは大抵、ミキサー車軽トラトラクターに乗っており、腰に鎌を携え、作業着肌着に麦わら帽子かぶっていた。考えてみてほしい。ビビリの小学生女子がそんな戦車に乗ったモンスターの様な佇まいの親父に毎度コラコラ言われるさまを。第一、何も悪いことなどしてないのに、何故コラから入るのだろう?普通こんにちは、とかじゃないのか?と幼心に理不尽を感じ、タロのおじさんに会うとすぐ逃げまくっていた。

タロのおじさんは私の実家にも時々出没した。

気がつくと、大きな梯子と枝切り鋏を抱えてやってきて、庭木の剪定をしているのだ。

「庭木が伸びきっとるのが下の道から見えたけぇ切っちゃっとるぞ!!」

母と私はザクザクと切られていく庭木を唖然として眺めていた。帰ってきた父が、若干ハゲになった庭木と庭に散らばった切られた枝葉(ちなみに片付けはしない)を見て驚いている。

それから、父が頼んだわけでも、もちろん母が頼んだわけでもないのに、タロのおじさんは嵐のようにやってきて、勝手剪定していった。今やったら住居不法侵入罪とかの結構重めの罪になるのでは?と思う。でもタロのおじさんは純粋に親切でやっていたのだと、今なら多少無理矢理だがわかる気がする。

そう、タロのおじさんは基本的にめちゃくちゃアクティブな善人だったのだ。

付近の山に害獣の猪がでれば罠を仕掛けて仕留めるし、子供を見れば怖がられても声をかけて様子を見ているし、隣の土地雑草田畑の世話をし、犬も猫も鶏も沢山飼って可愛がっていた。

あの土地のことが好きだったのだろうと思う。多分私も、その一部だったのだ。

今、私は母親として都市と言われる場所暮らしていて、地域の人との関わりといえば本当に限定的ものしかないし、そんなおせっかいすぎるほどおせっかいなおじさんやおばさんは居ない。上品で物腰の柔らかい、決して私たち家族に深入りをしない、好ましい距離のとりかたを分かっている人達ばかりだ。田舎者の私はその上品さにたじろぎながら、ここでの人との接し方を学んでいるところだ。

別にタロのおじさんみたいな人になりたいわけじゃないし、私の娘がタロのおじさんみたいな人に会って、「コラァ!」と声をかけられたら、絶対警察に連絡する。絶対にだ。

それでも、タロのおじさんのことが時々懐かしくなる。あの乱暴おせっかいが懐かしくなる。

タロのおじさんは、マムシに3回噛まれて呆気なく死んでしまった。だから最期に会ったのは、初盆遺影の前。天国でもミキサー車で乗りつけて、乱暴おせっかいを焼いているのだろう。

また会う日まで、タロのおじさん。

2021-05-14

心を穏やかにするということ

ここ最近は、早寝早起きをし、アクセサリーを作り、花を買い、ウォーキングをする生活をしている。案外、心地よい。消費ばかりの人生だったのでまっさらな気分。あと4千円で25日まで生活。意外とできるなぁとぼんやり

先日縁を切られた女の子が「遺書」と題してブログ更新していた。精神にかなり振り回されているようなので、心穏やかになるように…と祈る。どんだけ縁を切られても元々は友達だったのでやはり心配ではある。死ぬことは無いだろうけど、心穏やかに仕事生活をしてほしいなとひたすら願う。ODでもいい。過食でもいい。なんでもいいから生き延びてほしいと切に願う。

今日仕事理不尽に怒られたのでお酒を飲んだ。お酒は美味しいが虚しさが残る。明日実家に物を取りに行く。親の顔を見て癒されよう。

テレワークとかまじくそ

テレワークほんとうにやだ

入ってから2年間ずっとテレワークやってる。そりゃ何年もやってる人とか年次上の人は楽だろうさ、出社しなくてもいいし息抜きとかもしやすいし、知り合いとかとも電話で話したり出来るし。

でも2年間、こっちは同じチーム内の人間の顔もろくに知らんし、構成される関係性なんかゼロだぞ?

研修ぐらいのときまでは楽って思ってたよ。でも入ってから2年間も続く??こんなの??続けんなよさっさと終わらせろ

テレワークは本当にくそ特に自分みたいな小心者で真面目な性格だとより最悪。

まじで仕事がない。

上も振りづらいしわざわざ手間かかることしたくないし、テレワークだと暇そうにしてるの分からんからなぁなぁにして誤魔化せるしね。でも、自分は『何もしなくていいよ!』っていうのが耐えられない、全く成長してない自分が本当に怖くなるし、社内に知り合いゼロ経験なしのまま年次だけ上がるのとか本当にいやだ。

これでいいのかなって迷っても相談できる人いないし、大学友達普通に出社して真面目に仕事しててスキルアップしてる感じかあって相談できない。本当に嫌だ。仕事のやり方も分からないし、何がわからないのかもわかんない。適当雑用回されるからそれ適当にしてるだけ。向こうもテレワークでこっちなんか見てないからほぼ放置だし。仕事自分で見つけるものとか言ってくるけど、うるせえ知るか。通常のフローすら知らないのにどうやって出きると思ってるんだよ。適当会議でて話聞いてぼんやりしてたら一日終わって、定時でパソの電源落とす。

本当にむなしい。ほんと何してるんだろうってなった。それが仕事なんだろうけどさぁ。

今一人でサボって、初めてはてなダイアリー登録して一人で打ってる。一人暮らしから誰にも愚痴れんし。

2021-05-13

[]

ゆめみっつ

メイドインアビスの作者が覆面作家になってすげーふしぎでわだいになるまんがをだしてもっと人口膾炙する夢

まんがのないようもおきてぼんやりしてるときはおぼえてたけどいまはうまくおもいだせない

おとなりとのさかいめのかべのいちばんうえにツバメが巣を2つつくるゆめ

かめらをむけるとツバメはとんでいってしまった

増田吉川英治ばんの宮本武蔵についてかかれたのをよんでた

ぼうとう、帯に「ほんとうに えいゆうだったのか?」みたいにかいてあったってのがかいてあって、

ふーん吉川英治のはダークヒーローというかちょいちがう観点なのかなとかおもった

鍋物スープはともかく寝かせろ

という伝説を信じてるひと、あなたは間違ってる。

煮物原則味がしみると同時にスープが濁る。

そしてスープが濁ると味の輪郭が失われてぼんやりしてしまう。

このぼんやり感は追いスープを付け足してもそうそう変わらない。

基本的にはっきりとしたクリアな味わいは煮立って30分以内。

それ以降は煮込みモードで、玉ねぎなど甘みを重視する料理に向いてる。

例えばラーメンスープ自作してるときなどは顕著。

煮込むと麺の味が死んでしまう。

なので一回目に作ったスープは別の具材を入れてでも完食。

麺を入れる場合はまたべつにスープを作るのが正解。

2021-05-10

お菓子作りの本をぼんやり眺めていた

グミお酒シロップに1〜3日漬けておくとゼリーみたいにぷるぷるの食感になるんだって

食べてみたいな〜〜

でもみぞれシロップなんてどこで売ってるんだ?

2021-05-09

(5/10追記あり) ポケモンとスーパーゲームボーイで疎外感を覚えた話

ポケモン赤緑が爆発的に流行った当時

うちにはスーパーファミコンしか無かった


クラスメイトの間でどんどんポケモンプレイヤーが増えていき

親にゲームボーイ本体ポケモンを何度もせがんだ

しかしうちではそのぐらいの価格帯の商品を買ってもらえるのは誕生日クリスマスだけだった


子供には長すぎる数ヶ月を過ごし、ようやくそタイミングを迎えたとき

ポケモン赤はプレゼントしてもらえたがゲームボーイは与えられなかった

代わりに与えられたのはスーパーファミコンに挿して遊ぶスーパーゲームボーイだった


素直にゲームボーイではなかったのは、携帯であるため親の監視外で遊ばせたくないという思惑があったらしい

それに加えて

ゲームボーイ本体より安かった

電池というランニングコストがかかる

・小さな液晶を覗き込むよりTV画面の方が視力低下の影響も多少はマシだろう

という考えもあったようだ


ようやく憧れのポケモンプレイできる!と有頂天になり

親が懸念していた通りポケモンにのめり込んだ

しかしここで大きな問題が発生した


友達と遊ぶときにはプレイ環境一式を外に持ち出すわけにはいかず

ソフトしかないのでそれぞれがゲームボーイを持ち寄って遊ぶ空間では自分プレイすることはできない


公園ではもちろん無理だし

友達ゲームボーイを借りるにしてもみんなまず自分が遊びたいのは当然だ、貸してもらえることなど少ない

友達の家で遊ぶときでも、わざわざそこのスーパーファミコンを借りるというのも不自然ハードルが高く実現することは少なかった

そもそもその時に発売していた初代スーパーゲームボーイには通信端子が無いのだ

通信端子のあるスーパーゲームボーイ2が発売したのはそれより後のことで、スーパーゲームボーイを既に持っている子供が買い換えるにもメリットが少なかった)


混ざれるはずなのに混ざれない

こんな些細なことで友人間ヒエラルキーは決まるのだ

一番は通信ケーブルを持つ友人

その下にゲームボーイポケモンを持つ友人

一番下が自分だった


悪意を持って明確に仲間外れにされることはなかったが

その場でポケモンを一緒に遊べる仲間の方が親交が深くなるのは当たり前で

それがすごく惨めだった



20年以上たった今、その時のヒエラルキーが流石にそこまで尾を引いているはずもなく

至って普通社会人として健やかに過ごせてはいるが

ふとあの時の疎外感を思い出す時がある


子供の時の玩具重要コミュニケーションツールであり

無かったら無いなりのフォロー子供同士ですることは難しい


現代の子供もそれにあたる玩具があって

他と同等に揃えてもらえない子は

かつての自分と同じように寂しい思いをしているのだろうかと

ぼんやりと思いを馳せるのだ




(5/10追記あり)

はてブを見る限り、結構共感があったようで、書いた甲斐があった。

寄せられたコメントの中からいくつか取り上げたいものがあったので、追記しておきます

ゲーム自体禁止の家庭で育った人

自分の回りにもいました。

貧乏から買ってあげられない、というケースは見なかったけど、親の方針ゲームを買ってもらえない子。

90年代当時の親世代にとって、まだゲームへの偏見や未知なるものという認識は多かったと思います


やはり、禁止されている子供は逆に執着してしまう傾向にありました。

友達の家を渡り歩く子供いましたねー。

大人になって反動ゲーム三昧の人もそれなりにいるでしょうね。

かく言う自分も、完全禁止でないにせよ少しずつ不便や不満を重ねていたので、

まだゲームやってます


スーパーゲームボーイを選んだ親の判断は正しかったのか?間違っていたのか?

これは、当時は仕方のない話かと思っています

特に恨んだとか、間違っていたとは考えていません。

子供コミュニケーションツールとして重要ポジションにあったことは理解できていなかったのですから


ゲーム世代が親になり、かつての苦労と大人目線での懸念から葛藤しているのもわかる話です。

ゲーム理解があっても程よい距離感で向き合わせるには難しいでしょうね。

ネット接続SNSの広がりもあり、フォローアップしてあげることの難易度も上がってしまいました。


自分の家に招けばよかったのでは?

自分の家に呼べば友達ゲームボーイを持ってきて、自分自分スーファミで遊べますよね。

ここは地理的問題なのですが、小学校から自分の家が一番遠くにあり、坂の上にありました。

いわゆる新興住宅地(○○台と名前のつくような所)です。集まるには不向きでした。

まり場になる友達の家がありましたが、ゲームが多かったり集まりやすい立地にあったのが大きな理由ですね。


ポケモンスタジアム(N64)で遊べばよかったのでは?

対戦というより、自分ポケモンを進めつつ、お互いの進行状況をその場で共有して楽しむ、という場でした。

ポケモンスタジアムは持っている子もいましたが、起動率はそこまで高くなかったですね。

ゲームボーイで何をしていたかと言うと、赤緑の出現ポケモンが違うので、

赤でしか出現しないマンキーを持ってない緑の子のためにその場でマンキーを捕まえて交換してあげる、なんて光景も有りました。

製作者にとっては理想の遊び方かもしれませんね。

うちの地域ポケモンスタジアムが脚光を浴びたのは、ポケスタ金銀が発売されてからでした。

しかし、そこまで来るとポケモン一色ってほどのブームでは無くなっていました。

あくまで、ポケモン赤緑の一時期だけがそれ以外がほぼ無いぐらいに占めるコンテンツだったんですよね。


他のゲームをやらなかったの?

やりましたよ!スーパーマリオワールド星のカービィスーパーデラックスなど。

ドラゴンクエストなど1人用RPGプレイしている様子を眺めつつ、自分は置いてある漫画を読みふけるなんてこともしましたね。

もちろんゲームだけじゃなく外でボール遊びもありました。

その話を盛り込むと要旨がボヤけてしまうので、今回はポケモン赤緑の話に絞っていました。

みんな揃ってポケモンに傾倒した時期があって、そこで疎外感を覚えたのは大袈裟に受け取ったことでもなく事実です。

バトエンカードすごろくなんかも出ていたので、ポケモンブランドを冠した交流ツールゲームに限った話でもないですけどね。


からでもポケモン始めてはどうか

あ、やってます

図鑑は剣盾時点までコンプしてますアンノーンビビヨンも今の所全種揃ってますよ。

対戦はあまり興味ないですが。

遊ぶ相手というか、語る相手がいなくなったのが悩みの種です。

友達はお店で買えないですからね。

財力ができたら別の問題が発生してしまいました。


タイトルだけでおおよそ内容が予測できてしま

ええ、それを狙いました。

あの時代を生きていた人が「ポケモン」「スーパーゲームボーイ」と聞いたら

ピンと来るだろうな、という期待を込めてタイトルに入れておきました。

逆に左翼人達は池江選手が何を変えられると思っているの?

始めに自分スタンスを明確にしておくと、オリンピックの開催は反対、もし反対を表明するアスリートが居れば非常に尊敬するし支持する。

でもアスリートに反対表明を求めるのは違うと思っている。

 

この件に関して左翼人達の反応が思っていたより酷くて驚いている。(勿論例外も居たけど)

殆ど陰謀論電通による工作と決め付けたり、CM政治家成る等のスポーツ以外の利益追求の結果だと勘ぐる人が居たり・・・・。

どうして大きい組織や権力者じゃなくて、立場の弱い個人攻撃するのだろうか、

全体の為に個人スポーツ人生犠牲しろ、と言うのは全体主義的だし、選手個人自由過大評価して彼女らの受ける批判自己責任還元してしまうのは極めてネオリベ的な仕草だと思う。

弱い個人への攻撃全体主義ネオリベ、それをあなた達は批判して来たのでは無かったのか、あなたは今批判対象と同じ事をしていないか、一度冷静に考え直して欲しい。

一方で「選手個人ではなく主催者であるIOCIPC、国、東京都組織委に五輪反対を求めるべき」と言う左翼の人も居て、安心した。正しいと思う。左翼全体が全体主義ネオリベに染まっている訳では無い。

 

ただやはり気になるのは「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません。」という池江選手ツイートに対する左翼側の批判だ。

「池江選手には影響力が有る、何も変える事は出来ないと言うのは嘘」といった批判が有る様なのだけど、「影響力」というのは抽象的すぎる。

具体的に何が出来ると想定しているのだろうか?

批判側が彼女に求める行動は簡単に分けて2パターン考えられる。

 

①池江選手五輪中止を実現できる影響力を持っているので、五輪中止の為に動くべき

②池江選手五輪中止を実現できる影響力を持っていないが、五輪中止の為に動くべき

 

この2パターンだ。

①の場合は一部の五輪賛成派から彼女自身バッシングを受けるかも知れないが、少なくとも五輪中止と言う成果を得られる。やる価値は有るかも知れない。

しかし②の場合彼女スポーツ人生に深く影響を与え、バッシングも予想される選択を迫っておきながら、五輪中止という結果も得られない、最悪のケースだ。

左翼人達が①と②、どちらの想定で、どちらを彼女に求めているのか、まずは自覚するべきだと思う。

彼女五輪中止に対する実効的な力を持っているのかいないのか、という問題彼女に行動を求める事の倫理的な是非を検討する上で非常に重要な事だ。

 

では、左翼人達は池江選手に何が変えられると思っているのだろうか?それを知りたい。教えて欲しい。

個人的には池江選手一人が反対を表明した所で、五輪の中止には影響しないと思う。

彼女には影響力が有る、でもそれは精々中立的国民が反対派へ傾く程度の影響力で、五輪の開催に実際に権限を持つIOC組織委や東京都権限者が彼女の反対で心を動かされる、なんて幼稚な願望に過ぎないと思ってしまう。

私の認識では国民は既に反対派が多い、それでも中止に至っていない五輪に、国民への影響力が特色のユニットが今更大した影響が有るとは思えない。

から私は「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません。」という池江選手ツイートは正しい現状認識だと思うし、だからこそ彼女に反対を求めるのは彼女にとって損しか無い選択を求める人権侵害では無いかと思う。

彼女批判する左翼人達は、そうではない、と言う事なんだろうか。

だとしたら、具体的にどういうシナリオ彼女五輪中止への影響を持つと考えているのか、教えて欲しい。

彼女IOC組織委の上位者達に言う事を聞かせられる権限なり能力なりを持っていると思っているのか、それとも彼女の反対の声で国民が蜂起し五輪を中止に追い込めるのか、

彼女のその影響力は彼女固有の物なのか、それとも五輪参加予定の選手なら誰でも五輪を中止させられる力を持って居るにも拘らず、全員が現状それをしていないのか。

或いはN人以上の選手が反対を表明する事で中止に出来るのか、その場合Nはどの程度の想定なのか、等々、具体的に教えて欲しい。

その内一部は、五輪開催に反対を表明したアスリートが現れれば検証できるだろう。五輪反対を表明するアスリートが出現したにも拘らず五輪が中止に至らなかったら、批判側の根拠棄却され、池江選手の「私は何も変えることができません」という想定が正しかたことが証明される可能性が有る。

もしあなたが今想定している「彼女に何が出来るか」が実際には正しくなかった場合の事も考えて欲しい。間違った根拠彼女に反対を求め、批判し、陰謀論や勘繰りをしていたとしたらそれはどれくらい非倫理的な行いなのか、もしあなた根拠が崩れた時はどういう手段で贖うつもりなのか、具体的に考えておいて欲しいし教えて欲しい。

「影響力が有る」なんて曖昧ぼんやりした表現で、反対を迫ったりそうしない事を批判するのは、池江選手自由を抑圧する行為で、倫理に悖る行為だと思う。批判するなら、彼女が何を出来るのか、具体的に想定し、それを表明してからでは無いだろうか?

 

 

追記

 

なんで「一人だけ」の前提なのかね。そりゃ一人だけなら変わらないでしょうよ。こういうのって同調者を募って大きいムーブを起こして変えていくものでしょ。その運動を起こす力を「影響力」と言っているのでは。

・・・・?「或いはN人以上の選手が反対を表明する事で中止に出来るのか、その場合Nはどの程度の想定なのか、等々、具体的に教えて欲しい。」と書いてありますよね?明らかに「「一人だけ」の前提」じゃないんだけど、なんでこのコメント成るの?

ドン引きなんだが、日本語読めてる?単純に馬鹿なの?それとも読んでないだけ?本当に怖いんだが、このレベルなの?ここの人って・・・・。それともこの人が特別馬鹿なだけ?流石にこれは無くない?

で、「その場合Nはどの程度の想定なのか」教えて欲しいんだが、大体で良いので。

 

風向きを変えられる/恐らく影響力のある選手が反対を示せば、それに追随する選手はいる。池江さんがそれをしないことは個人選択だと思うけど「なにも出来ない」ことは事実ではない。(「しろ」と言うかは別の話)

風向きって・・・曖昧過ぎない?それはどの位信頼性が有るものなの?「恐らく」って何?他の選手追随しなかったor追随しても何も変わらなかった場合責任はどう取るつもりなの?

悪いけど今私は池江選手へ反対を要求し、それをしない事を批判している人たちの話をしているんだわ、それは文章を読めば分かるよね?

他人本来個人選択である事を要求批判しておいて、その程度の信頼性で本当に問題無い認識なの?

聞きたいんだけど、それは他の件でも同じ考えなんだろうか?私は成るべくこの事を覚えておいて今後のあなたコメントを読むつもりだけど、今後どの問題についても同様の認識だと考えて大丈夫?訂正しなくて大丈夫ですか?

あと、私が聞きたいのは具体的なシナリオです。少なくとも他者の「個人選択」に要求批判するに足る程度の、実現性現実性を備えた具体的なシナリオです。

風向き」等と言う曖昧言葉では無く、具体的に誰辺りが追随する希望があり、それによってどういう影響が有って、最終的に中止に行き付くのか、教えて貰えますか?

ブコメでは足りないと言うなら、あなた確かブログやっていましたよね?文字数制限は無いですよね?

それとも、「ブログに書くかどうか」というあなたの「個人選択」だけは、池江選手のそれとは違って、要求されるべきでない不可侵権威を持っていたりしますか?だとしたら申し訳御座いません。謝ります

(一応書いておきますが、私自身のスタンスは池江選手場合と同様、あなたが書くかどうかも完全に自由です。仮にそれをしなかったとして、それを責める事は有り得ませんし、しない事はあなたの如何なる落ち度でも有りません)

一応、個人的には特に最終的にIOC組織委や東京都のどこの(もしくはすべて?)具体的などの権限者に届いて中止に至る算段なのかと言う点が特に曖昧だと感じています、その点を明らかにして頂ければ尚幸いです。

また、今後池江選手(又は他の選手)が反対を表明し、その結果として「風向きが変わらなかった」と言う結果が出る可能性は有ると思いますが、もしそうなった場合あなたがどういう風に責任を取り、或いは贖うつもりなのか(それとも贖いは不要と考えるのか)非常に興味が有ります

 

少なくともグレタの演説のあと、欧米化石燃料排除に動いた。#KutooもBLMも最初は少数の人間が始めたムーブメントだったろうよ。いつまで個人社会を切り分けてんだ?一人で諦めてろ。

欧米だったら意味は有ったかもしれないとは個人的には思うよ。(まぁ欧米だったら、この極めて日本的自己犠牲強制自粛要請”の様な)がそもそも通用し許容されたかは疑問だが)

しかしそれがIOC組織委や東京都に同様に適用できると思う?

こう言っちゃなんだけど、随分信用してるんだね、私は正直に言えばそこまで信用できない。何でそこまで高評価出来るのかが分からない。その評価は他の場でも一貫している物ですか?場合によって都合よく上下したりはしていない?

あと#KutooやBLMは告発者や発言者自身意志で行われるもので、他者から強制されたり要請される物では無いという認識なのです。間違っていますか?

「いつまで個人社会を切り分けてんだ?」は意味がよく分からなかったんだけど、非常に全体主義的な思想を感じさせる言葉なんだけど、自覚は有るのだろうか?

社会的な要請個人自由侵害できるという考えだとすれば、それは限り無く右翼思想に近いし、保守思想親和的だと思うんだけど、あなたあなたの個々の意見思想が実際には(自らの意図を離れて)どの様な意味を持ってしまい、悪用され、悪影響を与え得るのか、ちゃんと考えていますか?

最後に、「一人で諦めてろ」と言っている先は誰ですか?私はここで「池江選手が諦めている」話をしていますあなた意図如何に関わらず、その文脈上、「一人で諦めてろ」は池江選手へ向けた言葉として意味を持ちます

他者自己不利益になる行動を要求し、それをしない事を批判しておきながら、「一人で諦めてろ」とはどういう意味ですか?

一人で諦めている人にわざわざ口を出して自己不利益になる行動を要求し、それをしない事を批判しているのはあなた達でしょう?

あなたあなたの言っている言葉意味意味を本当に理解して書き込みをしているんですか?自分文章がどのような意味を(時に意図に反して)持ってしまうのか、本当に理解しようとしていますか?

もしそうでないなら、あなたあなた言葉の悪影響を制御する能力に欠けているし、その様な幼稚さに安住している限り、今回の様な倫理的バランスを取る事が難しく、常に誰かを傷付けたり蔑ろにしてしま危険を持つ問題言及するには適任ではありません。

言っている意味が分かりますか?あなた子供です(あるいは子供レベルです)、人を傷付け得るような場所では遊ばないで下さい、危険です。

2021-05-08

anond:20210508223935

どう終わりかけてるの?

ぼんやりとでも良いので、本や映画から何を得たいの?

大泉サロン

という単語ホッテントリにいくつか散見されていて

イケハヤビジネス×大泉洋

なのかとぼんやり想像していたがどうやら違うようだ

2021-05-07

anond:20210507121844

雨降りそうな天気だなとぼんやり空をながめてたんだ

何故なのかはわからない

2021-05-06

旅館に2泊くらいしてぼんやり過ごしてみたい

旅館に2泊ってしたことないんだよね、同じところでさ。でも2泊したっていいよね。

山奥の温泉とかで、温泉街とまではいかなくともちょっとした集落になっているようなところでさ。

朝晩の食事付きで、温泉も2種類くらいあると嬉しいな。

初日はとりあえず17時とかまでに到着して、お風呂のち食事お酒頼んじゃったりしてさ。普段あんま飲まない日本酒とか頼んじゃったりして。多少強い酒でも旅館からそのまま寝られるしいいよねって。

でもほら、旅館食事って18時とかからだったりするから結構夜は暇だったりしてさ。

テレビでも見ながらぼんやり過ごしたら、ちょっと腹ごなしもかねて外を歩いてみたりしてさ。

星が見えても見えなくてもいいか適当になんか散策できる天気ならそれで良いいよね。

それで寝る前にもう一回露天風呂とか行って、それでまた部屋でぼんやりしてから就寝だよね。

1泊ならそれで翌日帰るわけだけれど、2泊なら1日暇な時間が丸々あるよね。

普通ならそういう時、登山に出掛けたりハイキングに出かけたりするんだろうけれど、そういう「頑張る」やつは極力控えめにしてさ。なんかちょっとした地元温泉神社とか行って見たり、川に降りて行って見たり、小さな資料館に顔出してみたりさ、そういうのでいいよ。ああでも、外湯とかがあるとそれはそれで嬉しいな。お昼ご飯時間だけ考えて、あとはもう適当に過ごすのがいいよね。

行きたいところは多少ピックアップしておくけれど、別に行けなくてもいい。それくらいの気持ちで、ゆっくり歩く。

近所に道の駅みたいな場所があればそこでコーヒーでも飲んでもいいし、そういうところがないなら宿に戻ってお茶を飲んだりしてもいいよね。地元お菓子なんか買ってみたりしてさ。自由だよ自由。本当に自由

夕方になったら部屋に引っ込んで、眠くなったらちょっとお昼寝したり。眠気覚まし温泉に行ってもいいよ。

そしたらもうほら、また夕ご飯だよね。2連泊だとちょっとメニューが変わっていたりして、そういうのもいいよね。お酒ちょっと変えてみたりね。

翌朝の朝ごはんもしっかり食べてさ。旅館朝ごはんってのは美味いよなあ。前の日に食べたエビの頭とかが入った味噌汁とかそういうのも憎いね。2泊目だから飽きているかと思いきやそんなことはなく、お代わりしちゃったりしてさ。卵かけご飯とか久しぶりに食べるよ、ってなったりしてさ。近所の生みたて卵だったりするんだよな。あとは烏骨鶏の卵だとかさ。

もうなんて言うか、普通でいいんだけれど、普通の贅沢がしたいんだよね。3万とか出したら2泊でこんな旅館に泊まれるかなあ。行きたいな。

出自粛はおしまいしました

普段は見ないテレビを眺めていたら、コメンテータが「独身の方と違って、子供がいる家庭は子供ストレスのことを考えると外出自粛は難しいんです」というような発言をしていた。

ふざけんな!と

独身男性である俺はその発言にカチンときしまった。

お前らは、「子供を家に閉じ込めるわけにもいかなくって~」とちょっと困ったフリをしているだけで、子供をダシにして自分だって旅行を楽しんでいるだろうと。

俺はひとりだ。

友人も恋人もいないし、職場にもなじめていない。

家庭というものにあこがれもあるが、こんな言葉をはくような性格なので、きっとそれを持つことないだろう。

そんな俺の趣味一人旅だった。きれいな風景を眺めながら、ぼんやりする時間が好きだった。

でも、コロナのせいで旅行がしにくい世の中になった。俺は旅行あきらめて、家で過ごすようにした。

そんなときに冒頭の発言だ。

から旅行という数少ない幸せを奪ったうえで、自分たちは仕方がないと笑って旅行している。

こいつらは、家族という俺がどれだけ望んでも手に入れられないものを持っている。それはいい。幸せに生きてくれ。

だが、俺に制限を課すというなら話は別だ。

というわけで、外出自粛はおしまいにすることにしました。

人がいる場所は避けるようにします。

以上

これからの子供の名付け

自分子供の頃はキラキラネーム黎明期というか、日本人だけじゃなく将来海外に行った時に外国人にも通じやす名前にしよう、みたいな動機ちょっとキラキラした外国語っぽい響きの感じの名付けする親が結構いた。本当に外国なんか行くのかもわからんのに、みたいな揶揄するやつもいたけどわりと今となっては悪くない発想だったと思う。

同じように、いま子供の名付けするなら、あんまりゴリゴリ性別が決まった名前はやめた方がいいのかなと思った。18になるまで子供性別はわかりませんとか言っちゃうセレブもいてまあそれも極端だなとは思うけど、生まれた時に男や女に見えても、本人に聞かないとどっちかはわからんし。どっちでも取れるような、ジェンダーニュートラル名前子供の重荷にならなくていいんじゃないかね。

「永治」とか「元気」って名前から性転換するのキツいけど「漠」とかならぼんやりしててそのままでどっちでもありだなというか

2021-05-04

母をコロナで亡くした

去年の年末に、大阪市内暮らしていた母が突然倒れた。原因はコロナだった。

母が倒れてから亡くなるまでの経過を、当時つけていた自分日記から転載していく。

日記の部分は長いので、時間のない方は最後の所感だけでも目を通してほしい。)


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2020/12/17(木)

夕方17時頃、仕事中だった。叔母から私の携帯に連絡があり、実家で母が倒れたということを知らされる。

この時点で、電話からは「母はコロナ感染していて、心肺停止状態だ。救急搬送されて今は病院にいる。」という情報が耳に入ってきた。

いきなりだったので何のことか理解が追いつかずにうろたえていると、とりあえず搬送先の病院に連絡してほしいと言われる。

母がコロナ感染しているということもショックだったが、心肺停止ってどういうことだ?感染が判明して、いきなり重症化したってこと?

とりあえず病院電話をかけると、担当医師から、母の現在状態説明するのですぐに病院まで来てほしいと言われる。

慌てて職場を飛び出して病院にかけつけた。母はコロナ感染の疑いがあるということで、面会は禁止されていた。

遅れて病院にかけつけてきた姉と共に、ICUの前で医師から説明を受ける。

今日のお昼前に、実家で母が突然倒れた。側にいた父が気づいて、すぐに救急要請し、救急隊員がかけつけてくれた。

その時点ですでに心肺停止状態だったので、病院まで搬送される間に心臓マッサージ等の蘇生処置が取られた。

すると、止まっていた心臓が動き出した。その状態病院ICUに運び込まれた。

精密検査をしてみると、膝に血栓ができていることがわかり、それが肺に飛んで、肺がつまって呼吸ができなくなり、それに伴い心臓も停止したらしい。

現在意識はなく、心臓を動かす薬を最大限に投入して、さら心臓を動かす装置を取り付けて、無理やり動かしている状態だという。

蘇生処置の時に折れた肋骨が肺に突き刺さっていて、身体に大きなダメージが出ている。

心肺停止中に脳に酸素が届いていない時間が長かった為、脳にも大きなダメージが出ている可能性が高い。

今夜間か翌日中には、また心停止する可能性が高く、そうなったときにはおそらくもう助からないとはっきり言われた。

コロナ検査も行われていて、2種類ある検査の内の1つ目では陽性と判定が出ている。もう1つの検査で陽性と出れば確定らしいのだが、それは明日に結果が出るとのこと。

そしてここで、医師から重要決断を迫られることになる。

次に心停止した場合には、心臓マッサージ等の蘇生処置を取るかどうか確認されたのだ。

姉と二人でしばらく悩んだが、心停止した場合には、もう蘇生処置は取らずに自然に任せてくださいと回答した。しんどい

コロナ陽性の疑いがあるので母とは面会することはできないのだが、看護師さんのご厚意でリモートで面会させてもらえることになった。

姉のスマホと私のスマホラインビデオ通話でつなげておき、その状態看護師さんが防護服を着て、母の病室に姉のスマホを持ち込んでもらい、私のスマホから母の様子を見せてもらったり、話しかけたりさせてもらえた。

母の意識はないし、当然反応もないのだが、様子は大体わかった。口に管をつながれてつらそうな感じだった。気の毒で涙が出そうになる。

その後は、ICUの前で待機することもできないので、一旦帰宅することにする。

看護師さんから、次に病院から連絡をもらうタイミングをいつにするか確認された。母が心停止した時に連絡してもらうことにする。しんどい

しんどい決断ばかり次々と求められる。

帰り道のタクシーの中で姉と少し話をしたのだが、どうもよくわからない。

同居していた父から少し話を聞いた感じでは、母は一週間くらい前から喉が痛かったり咳が出たりして、具合が悪そうだったらしい。

母は今年で73歳。基礎疾患などはなく、最近まで健康のものだった。

コロナ感染すると、風邪に似た症状が続いて、その後いきなり重症化するというのは知識としてあったが、膝の血栓が肺に飛ぶとはどういうことなのだろう。コロナと何の関係があるのだろうか。血栓ができやすくなるというのは聞いたことがあるような気がするが、それのことなのだろうか。

コロナ 血栓」でネット検索して色々調べると、やはり血栓ができる可能性が高くなることが最近わかってきつつあるというニュース記事トップにあがっていた。


2020/12/18(金)

から仕事に行く。急ぎの仕事を手っ取り早く片付けておく。

日中いつでも病院からの呼び出しに応じれるように身構えていたが、結局連絡はなかった。

一日ハラハラして気がかりで落ち着かない。

気を抜くと涙が出てくるので、気持ちを抑え込むのに精一杯だった。

まり頭が回っていないので、頭を使わない単純作業を中心にこなしていた。

昼過ぎに姉から連絡があって、母のコロナの残りの検査の結果がわかった。母はコロナ陽性で確定らしい。

同時に、同居していた父が濃厚接触者になってしまうとのことで、思わず頭を抱えてしまった。

母だけではなく、父まで感染したとなっては目も当てられない。


2020/12/19(土)

保健所から実家に連絡があって、父のPCR検査の日程が決まったらしい。次の月曜日だ。

もし陽性だったらどうしようと思いながらも、その可能性は高そうだと覚悟を決める。

とりあえず、保健所から要請で、当面は父は自宅から外出することは禁止されているので、その間の食料品などの物資供給を、私がサポートすることになった。実家とは電車で15分ほど離れた場所に住んでいる私が、姉と比べると比較的近所だということで、私の担当になった。

午前中に父から必要ものの注文をメールで聞いて、午後から実家近くのスーパーに行って買い物した。それを実家玄関先に置いておく。父と顔を合わせることは絶対にしてはいけないので、ピンポンダッシュした。


2020/12/20(日)

今日も父から注文が入ったので、救援物資を届けに行く。昨日は食料がメインだったが、今日日用品が多かった。

父のPCR検査だが、タクシーで来るように指示されているらしく、お金を払う時に手間取らないように千円札10枚を封筒にいれて、それも救援物資と一緒に届けておいた。

帰宅後、姉とラインで、母の感染経路が本当にわからないという話をした。

からの話では、最近の母は普段から買い物や銀行くらいしか行っていなかったそうなのだが、どこで感染したのかが本当にわからない。

不織布ではなく、自作した布マスクをしていたから、それで防御力が弱かったのだろうかとか、そのくらいしか要因が思いつかない。


2020/12/21(月)

から普通に仕事に行く。

昼過ぎに、姉から連絡あり。病院から電話があって、母が元気になってきているらしい。

一時は危なかったが、今は心臓ちゃんと動いてきた。血圧も元に戻ってきたとのこと。

父のPCR検査も無事に終わったらしい。

検査は市内の大学に併設の病院でやっていたのだが、大学建物の中ではなく、小さなテントの中でやっていたらしい。

テントの中には小さなヒーターが置いてあって、他にも何人か来ていたが、間隔を開けて並んでいたそうだ。もちろんお互い会話はなし。

検査は一瞬で、「上を向いてください、チクっとしますよ」って言われて、鼻から管みたいなものを入れられてすぐ終わったらしい。

検査費用はかからなかった。保健所からの指示で受ける分には無料らしい。


2020/12/22(火)

昼頃に父からメールが入り、検査の結果は陰性だとわかった。

ひとまずほっとした。

これから2週間の間はまだ外出禁止で、保健所から2日に一回連絡があって、健康状態を聞かれることになるらしい。

どうして一緒に暮らしていても、感染しないのかが不思議だった。

そのことをラインで姉と話し合ったが、よくわからないという結論で終わってしまった。

最近コロナ変異して感染力が上がっている?母はそれで感染したのか?

でも、父には移っていないのが謎。かかりにくい人とそうでない人がいる?


2020/12/23(水)

から電話で連絡があった。

保健所から勧告書」が届いたとのこと。

どうも母に対する勧告書のようで、コロナから回復した際には、他人接触する仕事をしたら罰則があるとかそういうことが書かれているらしい。

母が回復することはあるのだろうか。なんとか意識が戻るところまでいってくれないだろうか、そんなことばかり考えてしまう。


2020/12/24(木)

母が倒れて今日でちょうど一週間。病院からの連絡は特に何もない。

どうなっているのかが気になる。


2020/12/25(金)

今日仕事納めだが、明日から休みになるという開放感がまるでない。

頭の中は母のことでいっぱいだ。


2020/12/26(土)

父に救援物資を届けに行った。

母が倒れてから実家に帰る頻度が上がっているが、家の中には絶対に入れないので、あまり帰宅した感触がない。


2020/12/28(月)

家でぼんやりしていると、夕方16時頃に、母の担当医師から連絡があった。

母の症状は横ばいで、もう睡眠薬は与えていないが、ゆさぶったりしても反応はなく、意識が戻らない状態であるということ。

そして、12/24(木)に2度目のPCR検査を行ったが、結果は陰性に変わっていたとのこと。

意識を失っている間にコロナから回復したのだ。

1/4(月)から一般病棟に移ることになるので、そのタイミングで面会できる機会を設けると言われた。

一般病棟であっても原則面会は禁止なのだが、今回だけ特別に認めると言われた。

そこからは、今後の治療方針の話になった。

もし今後、血圧が下がっていったり、酸素の取り込み状態が悪くなるなどした時に、心臓マッサージ血圧を上げる薬の投与をするかということを尋ねられた。

どちらも体に負担をかける行為になってしまうが、どうしますかと訊かれた。

「今後、母の意識が戻ることはあるんですか?」

心停止していた時間が長く、脳に酸素が届いていない時間が長かった為に、再起不能なまでにダメージがきているので、回復は難しい」

とはっきり言われた。

じゃぁ、と思った。

今の母は、死ぬのを待っているだけの状態ということなのか。

徐々に死に向かっていくのを、ただ見送ることしか私達にはできないのか。

そのことを踏まえたうえでの選択だ。

姉と電話小一時間相談した結果、母の容態が悪化した際には積極的回復処置は取らずに、自然に任せる方針でいくことにする。

肉親の生死に関わる方針を、こんなに短時間決断していかないといけない残酷さに打ちのめされた。しんどい


2020/12/29(火)

今日病院から姉に連絡があったらしい。

母の症状は横ばいとはいえ、高熱が出ていたり、少しずつ呼吸が弱くなっていったりと、厳しい状態であるらしい。

それを聞いて、またしんどくなってくる。

実家へ、四度目の救援物資配達に行った。今日は姉にもついてきてもらった。

保健所によると、明日で父の外出禁止は解除になるらしい。なので、配達するのも今日最後になるだろうとのこと。

墓参りのことを父が気にしていたので、それもあわせて行ってきた。

姉はお金を触ったり、玄関ベルに触ったりするたびに、逐一手をアルコール消毒していて、結構神経過敏になっているみたい。

でも、大阪市内に入ったら、そこまでしないと今は危ないのかもしれない。


2020/12/31(木)

父によると、母の友人から、自宅に電話がかかってきたりしているらしい。

携帯がつながらず、音信不通になっているので、母のことを心配しているのだろう。

ちょっと家の用事で忙しくしているということにして、父が適当ごまかしているようだ。


2021/1/1(金)

元旦だが、一日家でじっとしている。

何もする気になれない。


2021/1/3(日)

姉とラインで少し話しをした。

父の生活をこれからどうサポートしていくか?

いままで母がやってあげていたことが全部抜け落ちてしまうので、それをどう拾い上げていくか?

ごはん生協のお弁当配達を使うとか、家事も最低限やりやすいような形を模索していくとか、色々とそんなことを相談した。


2021/1/4(月)

今日仕事初めだったが、なかなか集中して仕事に取り組めなかった。休憩多めでなんとか乗り切った。

今日から母が一般病棟に移る。でも、コロナの影響で、一般病棟であっても面会は全面禁止らしい。

でも、この間医師から連絡があったように、条件付き(一度に二人までの入室、事前に検温すること)で一度だけ面会が許可されるとのこと。

今日は、父と姉が二人で面会に行くことになった。

面会に行った時の様子を姉からラインで聞いた。

人工呼吸器が繋がれているので、口の周りは痛々しいけど、それ以外はそんなに変化はなかったらしい。

しかけたり、手をさすったりしたけど、反応はない。手はすごくむくんでいて、結婚指輪が入らないので外されていたらしい。

母が救急搬送を受けた時に身に着けていた衣服が返却されてきたけど、ビニール袋でぐるぐる巻にされていたらしい。ウィルスはもう消えていると思われるけど、空ける場合洗濯して欲しいと看護師さんから言われたとのこと。なんか怖いからそのままゴミの日に出すことにしたらしい。

私は、明日一人で面会に行くことになる。


2021/1/5(火)

仕事を途中で抜けて、お昼すぎに母の病院へ面会に行った。

ところが事前の検温で37.4度が出てしまい、病室には入れてもらえなかった。また後日来てくださいとのこと。

もよりの駅から病院まで20分くらい歩いたので、体が温まっていたのかもしれない。

また金曜日あたりに行こうと思う。

次は駅から病院までタクシーで行って、コートは脱いで、事前に一階で体温を何度か測って安全なのを確認してから挑むことにする。


2021/1/6(水)

病院からの連絡がないので、母の様子に変わりはないのだろう。

毎日しんどいのが少し薄れてきたような気がする。

もう母が倒れてから三週間近く経つからだろうか。この異常な状態にも、体が徐々に慣れてきているのかもしれない。


2021/1/7(木)

東京で2500人くらい感染者が出ているらしい。

首都圏緊急事態宣言が出たが、大阪ももうすぐ出ることになるようだ。


2021/1/8(金)

母の面会に行ってきた。

仕事を抜けて、最寄り駅まで電車で移動し、そこからタクシー病院まで行った。

1階ロビー腰掛けて、自分で持ってきた体温計で検温してみたら36.5度だったので、今日大丈夫であることを確認して7階へ。

「お待ちしてました。お熱どうですか?」と看護師さんから言われ、「さっき測ったら36.5度でした」と応えると「じゃぁ、入ってください」と言われる。

母は口に管を入れられていて、そこだけ痛々しかったが、鼻から上は顔色もよく、穏やかな表情だった。

10年ほど前に咽頭がんで亡くなった義父が、亡くなる直前、意識を失った状態でとても苦しそうな表情をしていたのを覚えていたので、そのイメージで予想していたのだが、ぜんぜん違った。まるで眠っているみたいに見えた。

姉が言っていたように、手はむくんでぱんぱんだった。手と二の腕を握りながら何度も話しかけてみたが、反応はない。

いまにも目を開けて起き上がってきてもよさそうな感じがするのに、そうはならなかった。

時々、母がつながっている機器からピコピコーン!」というアラート音が鳴るので、それが母にとってうるさくないのかなと気になった。

面会する時には、看護師立ち会いで、時間は5分だけだと事前に聞いていたのだが、看護師さんはすぐ病室からいなくなって、その後も一切呼びにこなかったので、結局一時間くらい母の側にいた。

時間くらいたって、「ちょっとお体拭きますねー」と言いながら看護師さんが病室に入ってきたので、そのタイミングで帰ることにした。

職場の私の席の2つ後ろの島(5メートルくらい離れている)に座っている人が、コロナ感染の疑いがあって、今PCR検査を受けていて、結果が出るのが明後日らしい。

その島の人たちは全員帰宅していた。多分、当面はリモートになるのだろうか。

もし検査が陽性ならば、保健所が消毒しに来るし、その間はオフィス立ち入り禁止になるのだろうか。


2021/1/11(月)

今日母親状態に変化はなし。

私の方は相変わらず時々、しゃくりあげるような呼吸と涙が出てくる。不意に母親のことが頭をよぎって、それに引きずられるようにして乱暴に心が揺さぶられるような感じだ。


2021/1/12(火)

連休明けて今日仕事

仕事してると不意にしんどくなってくる。どこまで行ってもしんどいタイプのしんどさ、絶望感。

大阪明日から緊急事態宣言が出るらしい。


2021/1/13(水)

明後日から毎週金曜日リモートワークをすることになった。

出勤率を下げるような圧力職場全体的にかかっているようだ。


2021/1/14(木)

今日で母が倒れてからちょうど4週間。

もうどうしたらいいのかわからない。どうしようもないのだけど。


2021/1/15(金)

今日は初めてリモートワークをした。

出社してる時と特に変わりなく、集中力途切れずに仕事できたと思う。

今は週イチだが、これならフルリモートでもやっていけそうな気がする。

できるだけ出社時と同じ環境に自室を揃えることがコツだと思った。

仕事終わりの疲労感は、出社時とあまり変わらない。けど、通勤時間の2時間有効活用できるのがいい。


2021/1/17(日)

一日家でぼんやりしているだけだった。何もする気がしない。


2021/1/18(月)

仕事に行っていたが、夕方病院から私の携帯電話があって、母の酸素の取り込み量が低下していて、今夜にも亡くなるかもしれないと告げられる。

慌てて姉と父に連絡し、病院へ向かう。

病室に入る前の事前の検温で、また37度が出た。いい加減にして欲しいこの体温計。体温計をリセットして、「熱はなかったです」って嘘の申告をして突破する。

二人づつしか面会できないとのことなので、はじめに父と二人で病室に入る。

母は苦しそうな感じもなく、穏やかな感じだった。今日髪型に乱れもなく、きれいに見えた。

酸素取り込み量の数値が90を切るとまずくて、一時は70くらいまで低下していたが、持ち直して80くらいまで戻してきていると看護師さんから説明される。

母の意識はないが、それでも苦しかったりの感覚はあるのだろうか。

一旦、全員帰宅することにした。また容態が急変するようなことがあれば、連絡が貰えることになっている。


2021/1/19(火)

病院からの連絡はなかった。

またすぐに連絡が来る可能性が高いので、それを待っているようで心身が疲弊していく。


2021/1/20(水)

今日病院からの連絡はない。

ずっと非日常が続いているようで、そういう緊張状態いつまでも心身が慣れていかずに悲鳴を上げている。


続き

https://anond.hatelabo.jp/20210504175800

2021-05-01

anond:20210501222150

鉄板は「OB訪問して良さそうだったから」をOB増田さんの顔が輝いておりとかイキイキととかお気持ちで飾る

裏取りされても構わない程度のOBとかコネとか買った製品とかでコネを探すとそれが生きてくる場面だが

なければないでぼんやりと興味があったとか近所で社員さんみかけたとかでごまかすしかない

拒絶感がないなら島耕作とかリーマンの該当ジャンルもの創作で顔が好みのやつをよむと気持ちが入り込めてたのしいかもしれん

2021-04-30

違国日記差別の話

だってDMMクーポンでたくさん本を買った。

読みたい本は山のようにあったが、なんとなく暇つぶしに端末に読めるもの、読み返しても面白いもの、を基準に選んだ。

例えばギャラリーフェイク、例えば蟲師、例えばファウンデーションシリーズ

それでも100冊までは余ったので続きが気になってるけど買ってはいなかった本を買った。

で、それが違国日記

7巻まで出てる。

どんな漫画かっていうと、姉夫婦が突然死んでしまい姪を勢いで引き取ってしまった少女小説家の話。

へんくつな少々コミュ障気味の小説家の話す言葉、つまりは語彙が姪にはむつかしくて、違う国の言葉に聞こえる、と言う。

彼女目線で語られるので、だから「違」う「国」での「日記」。

ちょっとこの漫画少女小説家の思考方法には、うなずけるところとそうでないところがあって、実のところそれについては

語りたいのだけど久しぶりにここに書きたくなったのは、その最新刊、35話で、姪の同級生女の子エピソードを読んだせいだ。

彼女医学部志望で、例の医学部女子受験生男子と違って下駄はいてない、というニュース激怒する。

自分生き方否定された、と絶望して学校に一時期いけないのだが…

男子下駄はいている理由は「医師が体力勝負で、24時間対応が求められることもあり、女性という生物学機能妊娠出産)に

よる離脱が想定されうる」ので、「男性医師が欲しい(同僚としても部下としても社会的にも)」という理解でいたのだが(認識

違っていたらごめんなさい)、作中の彼女は「人間扱いされてないってことだよね!」と叫んでいる。

両親が医者病院を継ぐことが目的で夢で存在理由なそんな彼女が、女ってだけで不合格になる、それは理不尽だと思う、思うのだが…

少し「もやっ」とした違和感があった。

作中の彼女は15歳で、その子現場ニーズでそうなってしまったんだ(正しくない選択だとは思うけど)、とつい言いたくなって

しまたからかもしれない。

色々もっと方法があったかもしれないが、「入口障害を作るしかない」という「悪手」を取ってしまったのは彼女否定したいわけ

でも受ける資格がないとでも言ってるわけでもないはず。

とはいえ、ここまで書いてきて思ったが、ニーズがない、と言われたと彼女が取った、のかもしれない。

こういうのも無意識的な差別意識なんだろうか。

それを否と即否定したくないというぼんやりとした思考は。

男が怖いから世の中の男全て消えてしまえ、みたいな文章出会ったときと同じように、少しもやっとする。

自分が物書きのくせに言語化できないのは修行がたらん気がする。

しか医学部志望の子エピソードは、なぜかちょっと違和感があったのだ。

もっとそれぞれの孤独についての漫画だと思っていたから。

個人のありよう生き方社会と関連するとはいえ内面だけ深く深く掘っていく漫画であってほしいな。

勝手な読者の言い分だね、まったく

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