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はてなキーワード: 絵コンテとは

2021-12-17

アニメ制作は茨の道なのか

UFOtable社長脱税裁判記事から。ゆ、夢がねぇ。↓

好況と言われるアニメ業界だが、シナリオ絵コンテ監督演出原画動画編集プロデューサー制作進行など、調査に回答した制作現場関係者からは「食費すら厳しい」「心も体も金も余裕ない」「だんだん良くなったが、一般社会とはまだ差が大きい」「若者使い捨てないで」など生々しい声が寄せられている。

2021-12-11

anond:20211210043823

∀ガンダムエピローグは「奇跡の6分」と題されて

富野由悠季世界」展で展示されてたのをあらためて思い出した。

 

その展示では大きな画面で映像が映し出されている周りに

富野監督絵コンテが展示されていた。

 

絵コンテカットの一つ一つには

「青に♫」 屋敷玄関カット

Lala lu ♫」 泣いているソシエ・ハイム顔を上げる。

Lalalu♫」 ロラン口づけをする。

みたいにそのカットごとに正確に

歌のどの場所でこのシーンというのが完全に設計されていて

今まで知識として絵コンテ映像設計図、

というのはわかっていたんだけど

実感として初めて、なるほどこれは映像設計図だ、

自分想像しているよりも遥かに緻密に計算されて

アニメというのは作られているのだ、

と得心したのを覚えているし、

何より映像の素晴らしさで

しばらくそ奇跡が具現化された

展示スペースから動けなくなったのを

覚えている。

2021-11-14

宮崎駿絵コンテみたいなのは自分も描ける気がするんだけど、いくつか問題があって、

自分場合

まず宮崎駿空間認識力というかレイアウト力とでもいうか、

ラピュタ飛行船のシーンとかそうなんだけど、

あいうの難しいというか、面倒くさいよなぁ、と思ったり

雑想ノートみたいなのちまちま描いて、

「ここはトイレ」みたいな設定マニアになるべきというか、

あー、よく中二病だの黒歴史だのでバカにしがちだけど、

緻密な設定は後で役立つこともあるので、案外バカにできない

それより、大人になってみると面倒くさいというのが先に立つ気がする

もう、記号とかお約束として、

ドン!だのバン!だの気合殺陣も描いてしまいたいというか、

ジャンプ漫画的というか

士郎正宗殺陣とか、エロ一枚絵描きになる前は、空間認識力はスゴいと思う

読者が気にしない領域まで、損得で考えれば無駄になってしまうんだけど、

いちいち考えてるのが偉いというか、

よく考えられたカンフー映画の格闘シーンを漫画なり絵コンテなり動画で描く感じ

あいうのが、自分にできる自信がない

主に面倒くさいか

イマジナリーラインぐらいは考えるけど

あと、絵コンテだと簡単に描けてしまう、というのがあると思ってて、

例えば、「ここでコルドバが180度回頭するやろ」

みたいに絵コンテだとサラッと指定できてしまうわけだけど、

その絵コンテ自分も多分描けると思うけど、

その原画とか動画自分は描きたくないし、

今はCGがあるから楽だけど、下請けイジメしか思えないところもある気がする

というか、あれって佐藤元さんなんだっけ

今になって観てみると、CGにはない歪みというか、

なんか生き物っぽく、クジラとかそんな感じに思えてきて、

CGのような硬さを感じないのが逆に新鮮に思えたり

というか、楽園追放みたいにどこまでもCGでやるより、

アニメだったら一回ポッキリの使い捨て動画なんだから

ゲームは無理だけど

シンエヴァみたいに、プリビズとか元に手で描けば、

漫画表現のありえない口をどうやって3Dで実現するかとか、

頭悩ませる必要もないし、寧ろ楽な気もするんだよなぁ

モビルスーツみたいなのも、CGではなくて、

CG元にした手描きみたいな方が面白いことできるかもしれない

まあ、労力が格段に増えるだろうけど

手描きの良さってのも再考したい気がする

2021-10-05

オタク差別って・・・

小学生時代小学生向けの娯楽を楽しむのは当たり前、

中学生時代中学生向けの娯楽を楽しむのは当たり前、

高校生時代高校生向けの娯楽を楽しむのは当たり前、

という成長過程の途中で、

中学生になっても、高校生になっても、小学生向けの娯楽をやっている

タマおかしい奴をオタクとして差別していた気がするんだよね。

だけど今は、二次元絵コンテンツを楽しめる=オタク みたいな認識に変わり、

大人でも楽しめる二次元絵コンテンツが増えて、

時代の今の若者流行ってるコンテンツを、今の若者が楽しむのは当たり前だから

オタク差別は無いということになってる気がする。


そう考えると、

中学生になっても、高校生になっても、小学生向けの娯楽をやっているアタマおかしい奴

は今でも普通に居るだろうし、彼らはオタクと呼ばれることこそ無いけれど、

昔と変わらず差別対象になってるんじゃないかな。

2021-08-27

anond:20210827093830

ヴンダーATフィールドを糸にして吊ってるってのをどこかで読んだような…AR台本絵コンテか…気のせいだったかもしれないが

2021-08-17

違うぞ

庵野「最終作だけど作り方完全に変えます

結果、有能スタッフ大量離脱

出来上がったのは関係者困惑する突貫品

 

摩砂雪とか貞本がいなくなったばかりではなく、

『男の戦い』や『最後のシ者』など旧作で重要な話は 薩川昭夫 脚本SF要素は磯だがそれらもいなくなった

▼供養の設定資料

古い資料を整理してたら出てきたので供養シリーズ第6弾。

もう20年以上前の某アニメで作った脚本回の設定。地下施設の詳細が決まってなかったのでセントラルドグマとか名称や細部を私が設定していった。他にも中盤は私が作ったセリフや展開が結構使用されているが結局全部ノーギャラ。

https://twitter.com/isomitsuo/status/823830687400636416?s=21

  

Aパート絵コンテなし、さらに作られては壊されめちゃくちゃに

Cパート時間スタッフ足りなかったかブラッシュアップしきれなかった

Dパート→とりあえず締め切りに間に合うように作った

 

本作に庵野くんと嫁の物語以上の意味は無いぞ

 

褒めるならアングルヴンダーを褒めてやれ

anond:20210817104620 anond:20210817083054 anond:20210817032145

2021-07-26

オリンピック開会式がゴタゴタした理由

舞台に出て説明責任も負ったりする舞台映画監督や、せめて作家性のある構成作家が仕切るべきオリンピック開会式を、裏方でかつ、通常業務ステークホルダーアーティスト芸人サイドである演出家が仕切ったから。

舞台映画監督スポンサー意向を聞きながらもオーディションを経由してバックグラウンドチェックを行うことでお友達以外から参加者を募り、かつ観客動員数などの責任を負い、客の期待していることを読みながら、シーンの転換に一貫したシナリオのある舞台を作るのが仕事。向いている方向は、客、または、スポンサー演者監督の思い描いたシナリオ絵コンテの流れを実現する素材。

一方で演出家は、シナリオの部分を担保するのがアーティストお笑いネタを作る側、脚本家であり、演出家自体は出来上がっているシナリオやそのシナリオに沿って動く側を良く見せるのが仕事。向いている方向は、演者演者活躍表現サポートする立場

このゴタゴタは、AKIRA案という、復興五輪日本外交どころかオリンピック憲章と全然関係ない案を出した演出家MIKIKO先生キャスティングから間違いは始まっている。

AKIRA案って、そこと何の関係あるんですか?表現者サイドの自己表現よりも、日本民意を汲みつつ、各国の選手の歓迎の方が優先される場なんですよ。思い切り自己表現をするアーティストを支える人ではなく、オリンピック憲章の意図理解自分表現力をオリンピックという場を成立させることに注ぎ込んだ森山未來的な役者ダンサー開会式に起用できるような教養のある監督必要場所なんですよ。

あと、開会式冷戦時代だと有効だったジョンレノンイマジンが墓から出てきたのでびっくりしたのですが、こういうチョイスをしたサブカル層が見てる世界って、難民が出ている世界国境領土問題でゴタゴタあるインドパキスタン台湾等ではなく、欧米音楽業界さらマイノリティの痛みに無頓着な育ちの良いボーイやガールの界隈なんですかね?さら強者と言われる白人サイドから手を取り合ってって言われるの、どうなんですかね?マイノリティの主張を聞くことから始めないんですかね?

サブカル層はすぎやまこういち海老蔵に対してカウンター打てるほどの人材作品プール出来てないぐらいに日本外交に対して考えもなく、多様性もなく、身内で固まっていただけ。そういう現状を反省しつつ、スポーツの採点でスポーツ業界人材の方がはるかに多様だったら、大坂なおみさん以外の多様なスポーツ選手にも沢山映像等でフォーカスすれば良かったのに、そういうこともしなかった。

消防団歌舞伎だせというのは、最低限、ベタ日本的なもの開会式に出せという、あらかじめ想定できた国というスポンサーから要求ベタボランティア経歴のあるMISIAもそう。

音楽歌謡曲民謡太鼓三味線とか『のど自慢 世界大会』的なベタもの全然良かったし、前回のオリンピックから違う系統で且つ昨今の流れを組みつつ世界でもわかりそうなものと言ったら、ヒップホップジャズとかの黒人音楽でも良かった。他は、よさこいねぶた祭り漫画アニメみたいなベタで良かったし、最初赤い糸を使ったハイコンテキストな割にその意図が『はたらく細胞!!』っぽくて可愛いことにあっていないコンテンポラリーダンスはなくても良かった。

借りてきたマイノリティではなく、自国の中のマイノリティを見つめるなら、日本的なもの統一しても良かった。その流れで、身体障害者として途中からマイノリティになった長嶋さんの登場や、音楽業界ではマイノリティであるゲーム音楽(すぎやまこういちはともかく)は良かった。

老若男女世界各国ウケるベタでローコンテキストものを嫌って、身内しかからないハイコンテキストものや、借りてきたマイノリティ性を好む人たちが、たまたまアーティストサイドを贔屓する演出家を中心となって固まり音楽映像サイドもそのことを気にかけなかったことが露呈した、そんな開会式だった。

才能ある人を守れと言われても、コンセプトやシナリオにあった動きをするから守れるのであって、そこを蔑ろにしてたら守れる才能のある人も守れないんですよ。シナリオ絵コンテがあるリニアコンテンツではなく、電博雑誌テレビ的なノンリニアコンテンツの作りをしていたら、枠を入れ替えるように人もコンテンツも交代されちゃうんですよ。だから外部からの口出しに柔軟に対応できちゃうんですよ。周りに何言われても「これはコンセプトやシナリオ絵コンテの流れに合ってませんから」で断れずに。

2021-07-25

anond:20210725185936

なんでって監督のギャラだけじゃ見合わないからだろ

原案監督脚本絵コンテ、このぐらいやって数年掛けて作る劇場版アニメ労働をペイ出来る

2021-07-18

anond:20210718125217

ファーストガンダムカイ・シデンとミハルエピソード大西洋、血に染めて)について、富野由悠季安彦良和自分たちで作った絵コンテで泣いてたっていう「ちょっといい話エピソードがあるけど、子供向けアニメ時代的水準を考慮するにしても、キャラの成長というか肉付けのために不幸な女の子犠牲にした作劇って感じがして、どうにも白けるんだよなあ。そのあとZ(フォウ)とかZZ(プル)とかどんどん安易かつ露骨になってって。

富野安彦良和もそれなりに自覚はあるだろうけど、受け手はむしろアニメ戦争は悲しいということを学んだ!」とか本気(なのか?)で言ってたりして、で、それを富野安彦良和は「いやそういうことではなくて」と思いつつも、結局そういう客層にスポンサードされているという構図。

そしてそういう受け手世代の中から出てきたスーパープレーヤー庵野。親の思うように子は育たないってことだな。

2021-07-12

anond:20210712113633

宮崎駿監督とかまさにそれだよな。

千と千尋の神隠し』は、宮崎駿の知り合いの娘さんが主人公モデルだって話だし、

となりのトトロ』でサツキちゃん迷子のメイを思って泣いてるのを見てトトロが絶叫するシーンがあるんだけど、絵コンテトトロは「かわいいー!」と叫んでいるらしい説明書きがあったとかって話もある。

自分フェチに正直な人代表だよな。

2021-07-11

anond:20210711175524

TVシリーズアニメというのはもともと脚本家複数いるのが普通であり、だからこそ全体を統括するシリーズ構成という役職がある。なによりもアニメ制作においては監督絵コンテマン裁量が大きく、我々が見ている完成映像における脚本(≒アフレコ台本)と上流工程における脚本家の書いた脚本がどれほど同一か、同一でないかを知るのは視聴者には極めて難しい。きみはアニメ制作における各話脚本存在感過大評価している。

2021-05-25

109アクセルシンクロ生来せよ!シューティングスタードラゴン

https://youtu.be/eiehQLsraO8

アクセルシンクロに失敗した遊星(ゆうせい)は、プラシド怒濤(どとう)の攻撃を耐えていた。防戦一方の中で、勝機を見いだした彼は、奪われたスターダストドラゴンを取り戻し、再度アクセルシンクロを試みる。≫脚本吉田伸 演出石川敏浩 絵コンテ小林一三 作画監督=波風立志

2021-05-20

二次を始めて良かったことと悪かったこ

 最近、ある作品二次創作SSを書き始めたので、感想を書きます。いい大人ですが、今年に入って初めてpixivを見たようなずぶの素人です。

◯書いてよかったこ

作品への愛と理解がすごく深まったこ

 作品のものを読み込むのはもちろん、いろいろなレビュー派生する記事なんかを読んでアイデアを探すことで、新しい発見解釈をたくさん知ることができた。絵コンテ集とかも買って、設定を学ぶのも楽しい

・こんな素人の書く文でも読んでくださる人がいて、いいねを押してもらえること

 すごくうれしかった。本当にありがたい。ありがたさしかない。

・書くのがめっちゃ楽しいこと

 村上春樹が昔、書くことは癒やしと言っていてなんじゃそりゃと思ってたんだけど、今ではそれがちょっとわかる。書いている間は嫌なことが忘れられるし、興奮状態なのがわかった。快感さえある。みんなやりたがるのがよくわかる。あと、自分の書く文が最高に面白く感じる。面白いなーと思って何回も読み返しちゃう客観的に見られない。

◯書かない方がよかったこ

・同CPの他の人の作品が読めなくなった

 これはほんと不思議最初は題材が被ったりしたら嫌だなって思うくらいだったのに、そのうち一番大好きだった書き手の人の作品すら読めなくなってしまった。たぶん、素人のくせに負けたくないような気持ちが出てきたんだと思う。あほらしいと思う。元々負けず嫌いなところが全然なくて負けても気にならない人間だったので、こういう気持ちは今まで感じたことがなかった。これはこれで面白いなとも思う。

・同じく、他の人の考察を読むのがつらくなった

 考察というか、クソデカ感情をぶつけてる系のツイートを読むのがつらい。解釈は人それぞれなのが当たり前なのだが、この作品公式にすら自CP解釈違いについて文句を言う面倒な人がいて、そういう人は私の書いたものを見て何を思うのかなって考えたら、なんか離れたくなった。

 書かない方がよかったことの二つは、私がこの作品にハマった直後に大いに楽しんだものだし、二次を書く動機にもなったものなので、マイナス感情が出て残念に思っている。むしろ全然大して活動もしてないのに、関係ない人に勝手気持ちを抱いてしまっている自分をアホくさく思ってる。

 前のように素直に楽しんでいた頃に戻りたい。修業が足りないのだと思って、もっと書くしかないのかな。承認欲求独占欲が爆発してるだけのような気もするので、逆効果なような気もするけど。むしろ自分だけの一次創作をした方がいいのかもしれない。

2021-04-13

使徒の話であさりよしとお氏が出ないだと

まとめサイトからとはいえスレ1つに丸々あさり氏の名前が出ないのはどうよ…

自分リアルタイムテレビエヴァ観てたけど、やっぱり最初使徒観て思ったんだよ

あさりさん?!って

自分宇宙家族カールビンソンときはあまり読んでなくて、

でも知ってたというかキャプテンが置いてあれば読んでたぐらいで、

どちらかというとワッハマンとかるくるくの方が読んでる方だと思うのだけど、

エヴァ使徒は本当にズッコケたというか、

ガイナックスエヴァかいアニメをやると雑誌で読んで観ることにしたら、

のっけからテレビあさり氏が描きそうな巨大なクリーチャーが暴れてて、

なんか形状が違うけどウルトラマンしか思えない青いのと戦ってる

巨大だし、猫背だし、バッテリーとはいえ活動時間制限されてるとかカラータイマーだし、

使徒名前はともかく、最初のと、あと短冊みたいな両手で切るのがあさり氏だった気がする

短冊で切るアイディア面白かった

というか、こういうのが漫画アニメの違いというか、

ウルトラマンだって脚本怪獣デザインに多人数で関わっていたはずで、

そうすると自分の頭にない意外なアイディア他人の頭からもたらされる訳で、

これがよりいっそう作品カオスにするというか、良い意味統一感がなくなるというか

宮崎駿的な絵コンテ絶対主義みたいにまでなってしまうと、

もう現場の人たちは単に宮崎駿氏の望んだ映像を実現するための装置に過ぎなくなってしまって、

そこに現場アイディアが取り込まれることはなかなかない

思うんだけど、これを成立させてるのは宮崎駿映画作品だけを手がけているからで、

宮崎駿氏に週単位アニメ映画と同じように取り組ませたら、

宮崎氏が倒れたら一気に破綻してしま危険がある

からコナンとか若さで乗り越えていたのかもしれないけど、

ドライ仕事として考えると、書店普通に入手できる宮崎駿氏の絵コンテはスゴいけど、悪い見本のようにも思う

あれはできすぎているし、士郎正宗氏が宮崎駿氏の絵コンテを参考に作ったM66はあれはあれで面白いのだけど、

あれもチームワークで作ったアニメというより、士郎正宗脳内再現したアニメになってる

色々なスタッフの色々な意見が混ざることで生み出されたものではない

多くの意見を取り入れるべきか、責任者独断偏見ガンガン決めて進めるべきか、は場合によるが、

映画OVAでは独裁者破綻しないというか、破綻したらその一本が消えるだけだ

しかし、ウルトラマンのような作品を週単位継続するとしたら、独裁者一人の脳内ではやっていけない

寧ろ独裁者の頭にないアイディア怪獣が作られ、設定へのアイディアもあり、

そういう良い意味統一感がないことで良い意味カオス、悪くいえばいきあたりばったりになることで観ている側もハラハラする

ジャンプの長期連載漫画と同じである

次週どうなる?!というのは、実は漫画家も編集も考えてなかったりさえするw

ど根性ガエルの作者である吉沢やすみ氏は、自分の敗因として、

できるだけアシスタントなしで他人を介在させずに漫画を描こうとしてしまったようなことを言っていた気がする

このへんにコミュ症っぽさがある

疾走日記で、吾妻ひでお氏はアシスタントからアイディアを貰うと現金を渡していたと思う

ギャグ漫画はとくにこういう姿勢大事に思う

悲しい話だが、一人でギャグ漫画を描いていると煮詰まってしまうのだろう、

漫画家が疾走や自○してしまうことも意外とギャグ漫画の方が多いのではないだろうか、とさえ思う

調子が良いときはいくつもアイディアが泉が湧き出るように思いつくかも知れないが、

調子が悪くなることを予期しておくなら、アシスタント編集からアイディアを貰うことで自分の頭を休ませるのも大事に思う

これはどんな仕事にも通じる、マラソンみたいな仕事なら寧ろ他人の助けなしでは成り立たないからだ

しかし、どうしても他人の介在が許せないという人もいるだろう

そういう人は、自分もそうだが、やはり小さい仕事しかできないということなのだろう

大きくて長距離マラソンのような仕事はできないと諦めるのも大事なように思った

考えてみれば、庵野氏はあんまりガンダムは持ち上げないんだよなあ

イデオンは持ち上げてたけど、ガンダム微妙というか、学生時代あん動画を描いているのに…

なんだかんだヤマト世代だというのもあるのだろうけど

アニメ監督って映画監督とまったく仕事が違ってくるわけだけど、

庵野氏や富野からすれば、使徒とかモビルスーツデザインとか一体一体にはあんまり執着はないんだろうなあ

庵野氏が自分怪獣には思い入れがない、

あるならウルトラマンだけどウルトラマンさえ登場しなくてもいい、そんな作品が作りたいと言っていたけど、

自分はどうしてもウルトラマン怪獣を描くレベルから考えてしまうのだけど、そういうもんなんだろうなあ

からクリーチャーロボットデザイン複数で雑多に持ち込むことで寧ろ作品カオスにすることで現実味を増すというか

あと、鬼頭莫宏氏も新しいエヴァでは使徒デザインに関わってたのかな

なるたる繋がりとかなんだろうか

エヴァクリーチャーデザイナー総出演みたいになるのも面白いというか、週単位構成やす物語ってこういうもんなんだよなあ

もしくは最後までカッチリ決めて取り掛かるのが理想なんだろうけど

2021-04-04

2021冬アニメ感想

アイ★チュウ

原作が何なのかも知らなかったが1話冒頭の手描きライブシーンに釣られて最後まで見てしまった

アイドル物なのに女アイドルがいるのかと思ったが男の娘だったし、男の娘だけど声優は女なのかと思ったら男だった

村瀬歩は声の幅が広すぎる

調べたところ原作ソシャゲだが初代の音ゲーは去年サービス終了しており、2代目のポチポチゲーは去年の10月最後新規イベントガチャが来ておらずそれ以降は復刻ガチャのみで延命されているという、すでに死んでいると言ってしまってもいいようなコンテンツだった

全体的なストーリー新人アイドルが3か月でCDを3000枚売るなど非現実的ではあれど、手描きライブに釣られただけの自分最後まで見れる程度の面白さはあった

原作主人公の女キャラはあまり絡んでこなかったが原作では一体何をしていたのだろうか

キャラクターに関しては人数が多いので掘り下げきれていないというのもあるが、正直なところ死ぬのもやむなしという感じだった

ちゃんの出番がやけに多かったのが気になる

ちゃんアイドルに対してとてもストイックで真面目に取り組んでいたが、アイドルは全員そうあるべきなので、心ちゃん以外のキャラにもそういう描写を入れた方が良かったと思う

肝心の手描きライブ主人公グループ、心ちゃん率いる男の娘グループ主人公が憧れている先輩グループ、そして最終回の全員参加ライブ(1話ライブフルバージョン)のみだった

主人公グループは同じ曲を歌いすぎなのでもう1曲欲しかった

全員参加ライブ作曲つんくで驚いた

ウマ娘 プリティーダービー Season 2

PAから知らない会社制作が変更になるということで雰囲気の変化や作画劣化不安だったが、監督キャラデザ・脚本などは続投で作画PAの人が参加しており劣化は一切なく完全に杞憂だった

競馬についてはディープインパクトが強くてオグリキャップがすごい、あと武豊という人がいるぐらいの知識しかないが、1期同様王道スポ根として十分楽しめた

オグリはいつもたくさん食べててかわいい

1期がスペちゃんとスズカメインだったのに対して2期はテイオーとマックイーンを中心にライスシャワーツインターボにもしっかりスポットが当たり群像劇感が強くなったが、散らかった印象にはならず綺麗にまとまっていてとても良かった

ウマ娘は1期も好きだったのでソシャゲ成功して本当に嬉しい

2期とソシャゲウマ娘を好きになった人にもぜひ1期を見てもらいたい

SK∞ エスケーエイト

端的に言うと腐女子向けアニメなのだが、そういう要素抜きで今期一番面白かった

Freeの人工呼吸未遂ユーリ指輪のような直接的なBLシーンはなく、愛抱夢もギャグとして見れる

レキとランガはブロマンスの原義である「四六時中一緒にスケートボードをしているような関係」(出典:Wikipedia)そのままでジョーチェリーが一番BL感があったが、今挙げたような腐女子ターゲットにしているであろう非BLアニメの中では一番BLから遠かったと思う

ちなみに自分BL耐性はユーリ指輪のシーンで耐えられず切ったりだかいちがギャグとしても駄目だった程度

スケボーシーンはもちろん日常シーンも同じように力が入っていてボンズ作画力と内海紘子のこだわりを感じた

総集編があったが作画には万策感が表れておらず、総集編の内容も作中の設定と状況を活用しており、ミヤの出番を補っていて良かったと思う

でも万策しないのが一番良いし、ミヤの出番が少ないことに変わりはない

Freeの内海紘子プリプリ大河内一楼と聞いてラスト不安だったが、特に大きな問題はなく綺麗にまとまっていた

ところでAI書道家って何?

怪病医ラムネ

毎回安定した面白さだった

最後にクロの過去話が来て綺麗な構成だったので原作からエピソードを入れ替えているのかと思ったら原作打ち切り(ポップコーンまで)→作者が1話Twitterに載せてバズるアニメ化&原作のみでは尺が足りないのでアニメ用に作者が追加エピソード描き下ろし&それをウェブ連載という異色の経歴を持つ作品だった

そのためアニメカットされたエピソードは1本のみ、一部エピソード入れ替えがあったようだがかなり理想的アニメ化だったと思う

ネタさえ思い付けばいくらでも続けられるタイプ作品でメインキャラの掘り下げもまだまだできそうだったので打ち切りなのは驚いたが、まともなアニメ化がされてそのおかげである程度正式な完結もでき、この世の打ち切り漫画の中でもかなり恵まれ作品になったのではないだろうか

怪物事変

紺ちゃんかわいい

こっちでも村瀬歩が女みたいな声を出していたが、アイチュウの心ちゃんとは違うタイプの声で、声優には詳しくないがすごいと思った

五等分の花嫁

原作カットや改変があったらしいが未読なので気にならなかった

制作変更で作画は全体的に良くなったと思うがキャラデザはたいして良くならなかった

ニ乃はがらっと印象が変わり1期より好きになった

一花はこのあとフォローが入るのだろう

最初からゴールが提示されている作品なのでこの調子最後までアニメ化してほしい

呪術廻戦

野球回のあるアニメは名作

監督ゴリゴリアクションが楽しかった

映画も大画面でアクション作画を観れるのが楽しみ

ポスト鬼滅と話題だが、男児に限って言えば鬼滅は幼稚園児~小学校中学年、呪術小学校高学年~と住み分けできていると思う

BEASTARS

1期同様レゴシとハルが中心なのかと思いきやほぼBLだった

オレンジ3DCGは相変わらず素晴らしく、しっかり芝居させているのが良い

ただギャグシーンもデフォルメができないので相変わらず苦手そう

YOASOBIは雰囲気が合っていて良かった

ひぐらしのなく頃に

本編?前作?を知らないので回を重ねるごとに分からなくなっていったが、それでもまあまあ面白かった

沙都子はそんなに勉強したくないのか

ホリミヤ

アニメ化しない漫画というイメージだったがとうとうアニメ

ガラケー時代を感じた、そこは改変しても問題なかったのではないだろうか

原作結構長いようだがアニメは1クールということでおそらくカット祭りだったのだろうが違和感はなかった

王道ラブコメ最後まで楽しめた

約束のネバーランド Season 2

原作未読でもおかしさを感じる改変だった

シリーズ構成から原作者が失踪したあたり、内部で余程のことがあったのだろう

ワールドトリガー 2ndシーズン

1期は未視聴だが2期放送前に1期範囲原作無料公開されていたのでそれを読んで2期に挑んだ

呪術などのように派手なアクションはないが堅実な作画ストーリー面白かった

東映深夜アニメを作るのは珍しいのではないかと思い調べたら正解するカド東映だった

3期もあるとのことで期待

ワンダーエッグプライオリティ

野島伸司のことは世代ではないのでよく知らないが、どういう作風なのかは理解できた

深夜アニメサンプルとしてまどマギなどを見ていそう

同じく実写畑の人が脚本担当したグレプリと比較すると、グレプリはいつも通りに作った脚本アニメ的要素を追加したのに対して、ワンエグはアニメ的要素を軸に脚本を作っていったという印象(実際どう作ったのかは知らない)

基本的百合風味だが終盤のアカと裏アカについてはBLを感じた

SK∞同様万策尽きたわりには目立った作画崩壊はなし、ただしスケジュールはかなりギリギリだった模様

背動ありのアクションが見れて良かった

キャラに決め台詞があるのが面白

公式サイト野島伸司コメントに“いつからドラマにも「コンプライアンス」が侵食して”とあったが、コンプライアンス的にドラマではできなくてアニメではできることというのはリカちゃんのおもらしぐらいしか心当たりがない

ただドラマでは役者が顔を出して演技する必要があるので確かにパパ活レイプ堕胎役者探しも含めて扱いにくそ

パプリカオマージュがあるらしいのでパプリカ近いうちに見ようと思う

6月特別編が本来最終回と思われるのでまたそのとき感想を書こうと思うが、その頃には本編の内容を忘れていそうである

その他

劇場版鬼滅の刃無限列車

1月に見に行った

作画は良かった

煉獄さんと猗窩座が戦っているところを遠くから炭治郎が見ている場面や、森に逃げていく猗窩座に向かって炭治郎が叫ぶ場面が、本当は真面目な場面なのだと思うが絵コンテのせいでギャグっぽく感じた

もともとシリアスギャグ境界曖昧作品なのでもしかしたらそれらの場面も原作からそういう雰囲気だったのかもしれないが、どちらもシリアス真っ最中の場面なのでギャグっぽさを感じないようにしてほしかった

正直どのギャグシーンよりも魘夢が裸で無限列車と一体化しているのが一番面白かった

上映スケジュールの都合でIMAXで見たが普段そんなに映画館に行かないこともありIMAXのすごさはよく分からなかった

映画と言えばシンエヴァも公開されたが、恥ずかしながらTVシリーズしか視聴していないので今のところ行く予定はない

東京BABYLON 2021

Kの頃から盗用の話は聞いていた

プレイタの傷にも盗用があると話題だがこちらは東京BABYLONのように原作がある作品ではないからか今のところ無視している模様

もう来年以降の企画も動いていると思うが今後はどうなるのだろうか

画面の独自性面白いのでちゃんと更生してまたアニメを作ってほしい

見てない今期アニメ

のんのんびよりゆるキャンは1期(のんのんは2期も)を見ていたので見るつもりでいたが1話を見ていまいち面白さを感じられず切ってしまった

前回少し触れたWAVEはSK∞とぶつかったこともあってかやはり放送しても話題にならなかったが、3月に始まったソシャゲが長期メンテしていたり作中で主要キャラが死んだらしかったりと死屍累々

モルカーはあまりにも話題になっていたので何話か見た

の子供向け枠でひっそり放送と思いきやこんなことになって担当者は大変そう

アニメ情報

原作を読んでいる錆喰いビスコアニメ化が決定した

情報のない制作だがアクションが描ける監督問題無さそうな副監督シリーズ構成キャスト陣、そしてかっこいい音楽がついているので期待

はたらく魔王さまの2期は楽しみだがキャラデザが変わったので他の部分も不安

そしてアノス様2期が本当に嬉しい

来期アニメ

今回は順調にアニメが消化できており、今もましろのおとを見ながらこれを書いている

ゴジラS.Pは1話でしっかり掴んできて、SSSS.DYNAZENONも今後が気になる感じで良かった

2期系はモリアーティ、ゾンサガ、異世界魔王が楽しみ

2020秋アニメ感想(01/29追記)

2020夏アニメ感想

2020春アニメ感想

2020冬アニメ感想

2019秋アニメ感想(02/06追記)

2019夏アニメ感想

2019春アニメ感想

2019冬アニメ感想

2018秋アニメ感想

2018夏アニメ感想

巨神兵が口からビームを吹いて爆発するシーンについてあらためて考えてみる。

なんかね、庵野さんが宮崎さんのアニメの作り方を評して、

宮崎さんのアニメ宮崎さんがあと30人居たらつくれる、

とかそういう言い方をしているとかいう話あるじゃない。

 

例のプロフェッショナルとかで、庵野さんは自分の頭のイメージを超えるもの作りたいんだ、って苦闘していたけれど、宮崎さんはそうではないと。

宮崎さんのアニメは、宮崎さんの宮崎さんにより宮崎さんのためのアニメであると。

そういうことを本当に言っているのかどうかはよくわからないし、

それが本当のことなのかもよくわからないけれど、

でも、もしそうだとしたらナウシカ巨神兵がカーっと火を吹いてバーンって爆発するところ、

あれをあのまま採用されたことって、あらためて考えるとすごいことだよね。

宮崎さん自身の中になかったイメージだったはずなのに、あれをそのまま使ったというのはすごいことだよね。

庵野さんが描いたゴミクズみたいなクシャナは直したわけだけど、その他はそのまま使われたんだから

 

でも待てよ。この考え方はあっているのか?

あのカーーーっとビームを吐いて、ほんの刹那の間をおいて、バーーーンっと爆発するっていうのは、どっちのイメージなんだ。

あれはやっぱり宮崎さんのイメージなのか。

絵コンテ観たらわかるんだけどな。どこにあるかわからない。

しょーがない、買うか。

2021-04-03

受験勉強スポーツと同じで、努力の人と要領のいい人がいる

勉強というと昔々はガリ勉みたいな蔑称があるように差別対象だった

要は、勉強ができない人たちの理屈からすれば、おまえは勉強ができるように一人だけ努力してズルいぞ、という妬み、ルサンチマンである

勉強はともかく、受験勉強にかぎって言うなら、これは「単なる」突破すべきハードルとも考えられる

まり資格を取得する試験のための勉強と同じであって、勉強ができない人たちに分かりやすく例えるなら、

自動車運転免許の取得のための実技や筆記のための勉強と同じである

ヤンキーDQN名前通りクルマバイクが好きなので運転免許取得に例えるのが適切だろう

運転免許取得にしろ100mを10秒で走るにはにしろ、ここでアプローチは大きく2つに分かれるように思う

それは努力と要領の良さである

そして、ほとんどの人が努力と要領の良さどちらかではなく、その人なりの混合比を持っていると考えられるわけだが、どちらかに偏ってはいるかもしれない

努力というのはひたすら練習の繰り返しであり、根性であったり、好きこそもののだったり、それを支えるモチベーション維持の工夫なども含んでいる

努力の方向が間違っていなければ、練習と成果はほぼ比例する

実際はある所まで比例したり、途中で伸び悩んだり、落ちてったり、そこからまた比例するなりの繰り返しである

努力アプローチのいいところは手ごたえを感じるというところだろうか

そして、要領の良さは、その努力の方向を決めるときにも発揮されるものでもあるわけだが、

運転免許のような資格取得にしろ受験勉強しろ、例えば過去問から傾向と対策分析し、ギャンブル的にヤマをはったりもする方向性である

当然、ヤマが外れた場合は無残な結果になるわけだが、そこもギャンブルと同じである

外したらそれを挽回して余りあるものに再度賭けるとか、数撃ちゃ当たるの精神大事である

から努力の人は絶対にこの大学に入りたいとか、せめて理系に入りたいとか、そういう考えがありがちであるが、

要領の良い人はそうではなく、別に大学はどこでもいいけど、この偏差値レベルは越えていたいとか、この要素さえ満たせば就職に有利だから

みたいに打算で最初から考えがちなように思う

しかし、上述したように、実際は努力と要領の混合比が異なるだけで、誰もがどちらの要素も持っているのである

志望校を選ぶときキャリアしろ、夢みたいなものと打算が入り混じったことを考えているはずであるし、それが普通である

しかない人も危ういし、逆に打算しかない人というのも危ういというか、人としても面白味にかけるし、本人も人生がつまらないと思い始めると思う

まれてずっと打算を繰り返してきた人が、どこかで一世一代博打に出ることが必要になるのも人生である

何が言いたかたか脱線してしまったが、受験勉強ができる、という結果から逆算するなら、

その人は努力ができる人なのか、もしくは要領がいい人、ということだと思う

努力の人はある方向性勉強しかできない可能性がある

アスリートであるなら、水泳バカみたいな天才野球テニスができるとはかぎらない

水泳だけは努力で優れることができたが、集団競技はまるで駄目かもしれない

しかし、要領がいい人は、

これがいわゆる地頭だのというゴミ用語本質だと思うのだが、

要領がいい人は何をやってもそれなりの点数を叩き出すのである

要は、その対象にこだわりがあるわけでもなく、しかしながら、その対象からそれなりの点数を楽に叩き出すにはどうするか、

そういったソーシャルハックのようなことが好きな人なわけである

から受験勉強ができる=ガリ勉仕事ができない人、みたいなヤンキーDQNの発想は間違っていて、

要領が良ければ、寧ろヤンキーDQNでも東大に入れるし、大学卒業した後も社会で何をやってもそれなりの点数を叩き出すのである

エヴァで言うなら、庵野氏は世渡りが上手い、貞元氏は世渡りが下手、みたいな話をどこかで読んだが、

どんな業種であれ、場所であれ、そういうことは往々にしてあるのである

天才的にメカや爆発のようなエフェクトが描けても、宮崎駿氏に言われるまでもなく、

俺って人物が描けるってわけでもないなあ、みたいに思ったかはどうかは本人ではないので分からないが、

あっさりと演出転向し、そこから絵コンテ監督に方向転換するのは、絵を極めたい、みたいな職人的発想とはまた異なるものである

他人をうまく動かす、というのも誰でもできるものでもない、適性みたいなものがあるように思う

上に従っている方が大成するという人だっているのである

そして、自分はどちらかといえば努力の人であり、要領は極めて悪く、よって努力の方向をよく間違えるのである

要領が良ければ今頃は空から巨乳眼鏡女の子が降ってきているはずなのである

しかし、女性なんてみんな飲尿ピンクものである

自分はこのまま貧乏なまま孤独死するのが最適なのである

2021-04-02

anond:20210402180758

それ「脚本」が良くないのかどうかはわからないよね。脚本脚本家と監督ほかスタッフたちとの話し合いにより作られるものであり、またアニメ脚本というのは往々にしてたたき台として監督による判断絵コンテの段階で変更される。

なんでお話が良くないと感じたのを「脚本」が良くないと決めつけられるのか、理解できないね

2021-03-26

プロフェッショナルをようやく観た。

師匠筋の宮崎駿脚本を書かずに絵コンテからアニメを作るのに対して

映画が完成してから権利関係のためだけに脚本作成されクレジットされる)、

絵コンテを作らず脚本から起こしてアニメを作るとか、

なんなんだろうね二人共、変態なのかな。

2021-03-25

シンエヴァンゲリオンレビュー4.2って正気かよ

映像がすご〜いとかやっと完結したから〜とか、そういうのはまぁ金かかって作ってるからいいとしてこんな観てて全然理解ができない映画に絶賛の声が集ってるのキモすぎて引くんだけどなんでこんなに評価されてるの!?!?

途中で映像アニメじゃなくて絵コンテになってるのも「うわこんなことやっちゃう俺俺俺〜!!!!!」みたいなの丸出しで気持ち!!!しか思えなかったんだけど…

あとセット組の中で戦うみたいなやつも「うわこんな演出ちゃう俺俺俺〜!!!」みたいな…キモ

てかそもそも全貌を理解たかったら考察読んで2回目行った方がいい(ドヤァ)みたいなムーブもなんなんですか!?プロならバカでも1発で100%楽しめるもの作ってくれよ な〜にが「エヴァンゲリオンって、こうだから笑」だよ!考えてることが人に伝わんなかったら意味なくない?だって10年以上かけてんだよこの作品!?10年以上かけて作り上げて出てきたの『結果よくわからない』これなの嫌じゃないの!?そんなことないの?そんなこと思うこっちがダメなの?めっちゃくちゃキモマジでキツい…

最後シンジくんの声優が変わったのも「オキニ俳優出しちゃう俺俺俺〜!」みたいなかんじで超キモーーーーー!!!!!

いいなーーー!!!!!その歳までに最高に評価される作品地位権力を身につけるともはや何やってもいいみたいなの超いいなーーー!!!!!!こんな斜に構えた作品出してもファンついてきてくれるの超いいなーー!!!!!!!!

こんなこと言ってるけど、単純に自分エヴァンゲリオン視聴層に選ばれなかっただけなんだよな…さよなら…すべてのエヴァンゲリオン

2021-03-22

早稲田大学庵野氏のインタビューゲームの開発費高騰に関する指摘があったけど、

2000年時点で見抜いていたのは流石というか、

ただ、庵野氏はコンピュータ業界知識に疎いというか、そりゃ門外漢なんだから当たり前だろ、というのも見え隠れして、

御大宮崎駿ほどではないにしても、意外とコンピュータ否定的なんだなあ、と思ったり…

物語に登場するガジェットとしては重宝されてるんだろうけど

2000年からPS2とか書かれてるけど、まだまだ技術的には先があるというか、寧ろまだまだフロンティアだった時代だと思う

庵野氏はPS2の性能が高すぎて最大限に活かせるゲームが登場しない云々みたいに思われてたみたいだけど、

自分的にそういう実感があるのはここ最近という感じで、

あと、こういうことを感じるのは老害判定にも含まれると思うんだけど、

いずれにせよ、PS2ゲーム開発がしづらかったのはソニーがまともな開発環境提供しなかったからだと思ってる

PS2の性能がスゴいみたいな宣伝は実際はかなりハッタリだったと思う

デモ溶鉱炉火花みたいなのとか、アヒルちゃんが一杯の風呂物理シミュによる衝突判定とフレネル反射を実演してたと思うけど、

実際はああいもの比較的楽にできるような環境ではなく、あのデモだけでいっぱいいっぱいだったとさえ思う

後の久夛良木氏のCellにも繋がる話だけど、

なんかあの時期のソニーはPS1が成功たからなのか、独自ハード開発に一辺倒だったように思う

で、独自ハードは開発するけど、ゲーム開発者とか使う側のツールは疎かになっていった

時期的にもIntelのような世界一より技術的に先行しようという狙いが強すぎて、それはそれで成果や功績になっただろうけど、

久夛良木氏が描いたCellで変わるライフスタイルみたいな図は今見ても噴飯もので、

優れたCPUGPU人間生活を豊かにする、みたいに言われても、は?という感しかないんだけど、

今になっても思うけど、あれは後付けの理由であって、

本音ソニーCPU開発で世界トップに先んじて成果を出したかっただけなんだろうと思ったり

ゲーム技術的にはこれからリアルタイムレイトレーシングとかなんだろうけど、

自分も完全に門外漢になってしまったのでよく知らんのだけど、

まあ、ゲームの開発費が高騰してる割に回収はショボくて、大規模ゲーム開発って高リスクしかないというのはそのとおり

コナミ小島組をリストラするのもさもありなんで、基本負け戦というのがつらすぎる

庵野氏が日本映画もとっくに駄目というのも正しくて、まあ、何をもって駄目と定義するかによるわけだけど、

ハリウッドとまともに勝負しようというのは駄目で、少ない予算国内の客だけを相手にしてペイするのが理想なぐらいになってる

日本映画アメリカでショックを与えるほどだった時期もあったとは思う

確認しないで書くけど、モノクロの初代ゴジラアメリカでもセンセーショナルだったと思う

アメリカでは当時は巨大な恐竜とかレイ・ハリーハウゼンストップモーションモデルアニメ常識だったわけだけど、

日本ゴジラ着ぐるみであるためスムーズに動き、着ぐるみであるものの背景となるミニチュア特撮技術リアルさを補強した

ゴジラが吐く放射能火炎で水飴で作られた送電線が発光して溶けるなど、今見ても面白い

日本アメリカのように金はなかったが、貧乏人が逆転の発想と創意工夫で勝ってしまった感がある

もちろん、日本特撮で優位になったのは長続きはせず、段々と特撮自体が幼稚というか注目されなくなっていき、

それがスター・ウォーズのようなモーションコントロールカメラとか、

ジュラシック・パークのようなCG技術で圧倒的にアメリカに追い抜かれて、今に至るといった感じがある

思いつくままにだらだら書いたが、あのインタビュー庵野氏がちゃんと逆算しているのは流石だなあと思った

人を動かす立場になると完全に目線は変わるのだなあと

そういえば、「負債」というもの経営者肯定的に、技術者は否定的に考えがちという話もどこかで読んだけどそのとおりで、

簿記にあるように「負債」があるのは寧ろ経営として健全というか、そもそも借金ゼロが成立する業態ITぐらいで、

外食借金ゼロとしても親や親族借金してるかもしれない、

そもそも銀行から金が借りられるというのは、それだけ信用されている、

これまで経営が安定している、成長しているというのを示せる会社からこそ借金ができるわけで、

町工場とかで借金ゼロ経営なんてありえない、旋盤フライス盤を現金で一括で買うのは馬鹿げてると思うし、農業トラクターとかもそう

庵野氏が自分と同じ技量がある人は下に当然いる前提で考えてるし、

その下の人たちも庵野氏と同じように演出とか監督寄りのコースを考えないと、一生現役で原画コースかになるわけだけど、

御大宮崎駿監督というか、演出絵コンテレイアウト原画動画、全部現役でこなしてる化け物なので、

彼のような人生モデルを参考にしたら若くして過労死死ぬわけで、

やっぱり庵野氏は生き方うまい、貞本氏は生き方が下手というのは言い得て妙なのかもしれない

でも、インタビューに答えてた時期の心境にもよるのだろうけど、

もう駄目だよね、と言いつつもCGエヴァをリビルドすることに戻ってきたわけで、

まあ、誰だって神様ではないので、先のことは分からない、正しい予言ができるわけではないわけだけど、

何が言いたかったのか分からなくなってきたけど、

まあ、否定的な予想というのは、現在ある手駒だけを見て考えてるからであって、

未来に予想外の手駒が出現する可能性もあるわけで、

そこに僅かな希望を抱きながら生きていくというのもありなのだよなあと思ったり

まり、生きてりゃそのうち良いことあるよ、と意味としては変わらんというか同じなんだけど、

しかしたら庵野氏の予想を外れて、日本映画なり、大作ゲームの開発費高騰なりだって

近い未来か、遠い未来か、ビジネスというゲームルールを変える何かが現れるかもしれないわけで、

まあ、低い確率だろうけど、

もう駄目だからと思いつつも、だらだら続けていく意味もあるんじゃないかなあと思ったり

2021-03-17

結局エヴァにさえ見捨てられてしまったおたく

エヴァが、おたく達へのメッセージとして結局、「普通にしてさえいればいいんだよ」ということしか言えなかったのが悲しい。そりゃ俺も、きっとほとんどの大人も、他に何も思いつかないわけで、だからこそおたくは、どうしようも無くおたくな訳だけど。

あんまり拗らせずに、ただ普通にしていればいい。普通にしていれば、普通力学がはたらいて、普通に周りの助けを借りて、あるべき所に収まることが出来る。心配しなくても、あなたの出番、あなたしか出来ない仕事というもの絶対にやって来る。それも、誰の目にも、もちろん、あなたの目にも明白な形で、やって来る。」っていうメッセージは、悩み一般テーマにした物語の結末としてはよくあるし、実際、ほとんどの”元・拗らせてた”大人は、そういう結論を通って、まともになったんだと思う。

うそういう結論しかエヴァを終わりに出来なかったって言うのも分かるし、庵野新劇場版を始めた意図全然違うところなのかもしれないけど、やっぱり26年おたくを待たせておいて、最後最後でいつもの「納得感」をフルスクリーンで叩きつける、っていうのもどうなんだろう。

アスカケンスケとのあれこれだっておたくを舐めているとしか思えない。アスカケンスケと過ごして居心地良いのは納得できるけど、ある一つの言葉アスカを救ったような描き方をするのは辞めて欲しい。エヴァは「人を劇的に救う、核心的な一言」みたいな安いドラマアンチテーゼではなかったのか。

安易な「この世界の片隅に」みたいな場面も、本当にエヴァでやる必要があったのか?どんな状況でもしたたかに暮らす人々の力(に触れたアヤナミ)でしかシンジを立ち直らせることは出来なかったのか?エヴァは「人をやがて救うのは、時の流れと日々の暮らし」みたいな、安いドラマアンチテーゼではなかったのか?

庵野、結局お前さえ結論を出せなかったせいで、おたくたちは今でも、どこで聞いてきた言葉なのだろうか、”他者の痛み”がどうだとか言ってエヴァを語っているぞ。おい見ろよ、「ガフの扉」だとか「ゴルゴダオブジェクト」だとかの話は凄く厳密に考察できるのに、心の問題になるといきなり、曖昧言葉でなんとなく語ることしか出来ないおたくありさまを。心の問題は、「絵コンテにはこう書いてある」だとか、「ウルトラマンオマージュだ」だとか、とにかく情報を集めていけば解明できるような事じゃなく、おたく自身がその”他者の痛み”とやらにしっかり向き合って、「普通に自分の心を見つめ直していかなければいけないのに、おたくはそれが分からないんだよ。そもそもシンジだって、そういう面倒臭い奴として描かれていたのに、結局、じゃあそんなシンジが(そしておたくが)どうすれば救われるか、庵野、お前にも、結局分からなくて、急遽シンジ一定時間黙らせて、それから人格シンジやらせることにしたんだろ。それであんなに、シンジの心の動きが追えないような造りになってしまったんだろ。庵野あんまりじゃないか庵野ほとんど前田真宏が作ったって言うのは本当なのか、庵野。本当にあれで、シンジシンジのまま救うことがないままで、いいのか庵野

シン・エヴァンゲリオン感想 少年神話になったか

タイトルは半分釣り劇場版シン・エヴァンゲリオン感想をいくつか書く。

・一番印象的だったのは、シンジを支え、見守るのは、旧来の命令強制しかしないオトナ達ではなくて、セカンドインパクト後に生まれた、かつての同世代若い世代だったという事だ。

農村部描写は、安野モヨコマンガアニメの「大きなカブ(株)」と重なると思うけど、今、庵野秀明を支えているのはエヴァを見てた若い世代なんじゃないかなと思った。現在向精神薬を飲んでいる自分としては、動けないシンジの代わりに、アヤナミレイ(仮)(そっくりさん)が農村人間性を取り戻していく過程リアルに感じられた部分。シンジ回復そっくりさん消滅もそういう事かなと。

・裏宇宙でのゲンドウとシンジ描写が、急に安っぽい特撮のような背景になるのは、あそこで物語位相庵野秀明内面描写に移ったからかな、と思った。今回、絵コンテを使わずにプレビズでレイアウトを決めてた辺りも、庵野秀明パンツを下ろして内面を語る為には、従来のアニメ描写の仕方ではなく、実写映画(というかドキュメンタリー)の手法を使いたかったんじゃないかな。

から終盤のキャラを見送るシンジは、プロデューサー立場で、25年に渡って苦労をかけてきた各キャラねぎらう立場だったんじゃないかな。元々は24年前のEoE(旧劇場版)で消費されてしまう筈だったキャラ達は、その後もスタッフキャスト・観客の中で生き続けてきたから、それを演じてきた(という体で)各キャストに見せ場と居場所最後に与えたような気がする。それがこの作品卒業式のように感じられた理由かもしれない。

マリエンドは、個人的にはもうEoEと貞本版マンガアスカエンドはバッドエンドもグッドエンドも見てしまったので、第3の終わり方としてよかったと思う。

個人的に残念だなと思う点を上げれば、いくつかの戦闘シーンは大雑把に見えたこと。物量と情報量を上げればものすごい物が見えるわけではなく、逆に大味になってしまった気がする。

でも最初TVから見続けて26年経って、こんな作品を見られて本当によかったと思う。エヴァンゲリオンという作品シンジアスカレイとカオルは、アニメ歴史に刻まれたと思うし、今後も神話にはならなかったとしても伝説にはなるんじゃないのかな

2021-03-16

anond:20210315212739

マリ目的ってなんだったの?

漫画読んでないから詳しく知らないんだけど、マリは冬月先生のとこの学生さんだったらしいけど、じゃあなんで一人だけ老けてないの?

エヴァに乗ってると老けないみたいな設定?だったけど、マリエヴァに乗ったのってQの最初の方で加持さんと一緒にいたところが初めてじゃないの?時間軸が違ったの?

それともエヴァパイロットから老けないって言う設定とは別の設定があるの?最初からカオルくんみたいに人間じゃなかったってこと?

マリ本人の目的は分からない

公式設定資料とかの補完待ち

魂の移動くらいはスナック感覚でやる作品なんで、若返ったんじゃなくマリもその要領で新しいボディに魂を移して、今の個体では破で初めて搭乗したと思われる

カオルくんはループしてるみたいな話だったような気がするけどループしてるってどういうこと…?

Qで死んだカオルくんとは別のカオルくんも色んなところで死んで、また月みたいなところの棺桶から同じ姿で生えてきて、死んだあとの時間軸にカオルくんとして登場してくるってこと?

色んなエヴァンゲリオン作品TV・旧映画・新映画漫画etc)を生きてきて全ての記憶を持ってるくらいの解釈でいいか

冬月先生は何がしたかったの?自分のとこの学生ヤバい道に進んで取り返しがつかなそうだから一蓮托生で最後に刺し違える気持ちだったってこと?

シンの冬月先生個人的な野心は特になく、教え子の選択を見届ける教育者としての生を全うしたように見える

超雑に言えばエンジョイ勢

マリエヴァをたくさん食べて、シンジくんを迎えに来たときエヴァの姿が色々切り替わってたけどあれはどう言う意味があったの?

ソシャゲで強いカードを何枚も重ねて最強化したような状態

絵コンテモノクロ世界に還りかけたシンジくんを迎えに行って世界に色彩を取り戻したのがマリ

アスカのシーンで、回想しながら沢山のアスカ写真が一枚ずつ消えてったのに、レイ説明の時には一枚しか写真が残らなかったのに、アスカの時には最後に2枚残ってたのはなんでなの?

惣流と式波で2枚?じゃあ惣流ってどこで何してんの?出てこなかったよね?

惣流と式波は別のキャラなので、惣流はそもそも新劇には存在しない(はず)

惣流は人間の両親がいるが、式波デザインベイビーだから両親といえる人間がいない

おそらく綾波クローン式波クローンアプローチも完成度も違う

式波生存競争させて完成度を高めたライオン方式綾波型は数撃ちゃ当たるマンボウ方式かと

2枚残ってたのは見逃した

アスカってなんで眼帯してるの?あの眼帯の中はどうなってたの?中から出てきた青いのはなんなの?

破で体を使徒に乗っ取られかけて一命を取り留めはしたけど左目は人間に戻せなかった

村を囲んでた棒のミニ版を左目に埋め込んで完全に使徒化するのをなんとか抑えてた

加持さんがサードインパクトを止めたって言う話だったけどどうやって止めたの?なんか私が見てないだけでウィレ?ができるまでの映画とかアニメとか設定とかがあったの?

わからん

これも公式設定資料とかの補完待ち

なんかみんな満足とか不満足とか判断できるくらいには理解できてるみたいだし、アラサーアラフォーオタク共通言語的な雰囲気作品みたいだし見てみるか〜って今年になってから見た私みたいなにわか知識では全然理解できないシーンばっかりだったけど、多分、シンジくんはお父さんと和解?できて、中学生の頃の初恋みたいなものにもケリがつけられて、自分が不幸にした世界でも頑張って生きてる同級生を見て立ち直る決心をして、ハッピーエンド的な感じで大団円ってことで良いんだよね…?

OK

 

これはただの予想だけど今更エヴァンゲリオンというブランド商売を止めるとも思えないんで、今後はガンダムみたいに庵野秀明総監督からは退いた形で、マリという人間アスカの14年間や加持のサード強制停止とかをスピンオフで補完していくのかなと思ってる

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