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2018-08-04

便利なサービスの裏側で何が起きているか皆知るべき

便利なサービスの裏では多くの労働者が歯を食いしばって便利なサービスを維持している

労働改革を叫ぶ前に「自分自身が今より不便な生活環境を受け入れられるか」考えてほしい、受け入れられるなら存分に労働改革を叫んでほしい


病院の緊急対応の早朝・夜間対応禁止

保険の緊急対応の早朝・夜間対応禁止

銀行ATM廃止

オペレーターの早朝・夜間対応禁止

24時間サポート禁止

飲食店24時間営業禁止

水道・ガス・電気の早朝・夜間供給の停止

鉄道の早朝・夜間運行禁止

インフラ監視業務の早朝・夜間業務禁止

客先常駐廃止

・2次請け以下での仕事請負禁止

ビル監視・整備業務の早朝・夜間業務禁止

国会待機の早朝・夜間待機禁止

残業禁止

これらを全て受け入れられる人が労働改革を叫んでほしい、どれか1個でもダメなら癌でしかいから黙っていてほしい。

2018-08-02

全部自分責任にする考え方大嫌い

んなわけないじゃん。相手が悪い時あるでしょ。相手責任まで請負すんなよ。きちんと責任所在確認して対策しろよ。

自分がしっかりしてればそれで十分なんだよ。しっかりしている相手と付き合ってけばいいの。

2018-07-08

30歳、転職の誘惑

いざ転職活動始めたが、いっぺんどこかで整理&吐き出さないと頭がパンクしそうなので、とりあえず書きなぐる。

×人手不足 ◯企業労働者要求上昇

これはわざわざ書くことでもないかもしれない。

空前の人手不足と大きく謳い、これみよがしに求人系の広告がそこかしこに出ていて、「これなら私でも今より良い環境で働けるかも!?」とパッと見思える。

実際はそんなことなく、企業はできるだけ安く使える優秀な人材を探し、労働者はできるだけ高待遇職場を探すというミスマッチが置きているだけである

企業は極力正社員での採用を避ける。契約社員やそれですらない請負業務の多いことよ。

労働者は(私も)ブラック企業絶対避けたいので、待遇の良さそうなところを探す。

すると何が起きるのか。

採用情報の偽装である

せっせと書類を書いて送り、いざ面接だと始まった途端、「最初に断っておきますが、◯◯◯◯(何かしらの理由付け。多いのは転職サイト掲載担当にこう書けって言われた)だったのであぁ書きましたが、実際は××××です。」と詐欺紛いのことを平気で言ってくる。

わりと心が折れる

待遇質問絶対厳禁

ほんこれ。

「なんか分かりにくいこと書いてあるけど、面接で聞けばいいかー」

である

採用情報に記載されている文面で納得(理解)出来ない場合は、もはや応募しないべき。なぜなら企業はそこで釣ろうとしていない(魅力がない)から

実際に質問して返ってくるのは、「ぇ、そんなことあるんだ」というようなものばかり。

向こうもそこを気にするやつは長続きしないだろうなと思うのだろう、まず落とされる。

いや、受かっても確かに困るけど。

年齢という武器

たぶん転職市場で一番売れやすいのは、大卒後1~2年経って最初会社ビジネスマナーを学びある程度揉まれ20代前半~中盤である

学生気分が抜けつつ、まだ若いから会社に染めやすく、そして働き始めだか待遇にも大きな文句は言わない、そんな時期。

「じゃぁ皆その時期に転職すればいいのに」

たぶんその通りだが、当人にとってはそうでもない。

3秒ルールならぬ3年ルールに今さら縛られる人は多くないだろうが、「働き続ければ報われる」とは考えるだろう。私は考えた。

そして働き続けて見えてくるのは、上がらない賃金、削られて新しい席の作られない役職ポスト、右肩下がりの会社の業績。

将来の不安感。

30歳の転職

ようやく本題。

何か人手不足らしいし、ステップアップのために転職をしよう。エージェント登録したらめっちゃオススメくるし。こりゃ楽勝じゃねーか。

である

実際に置きたことは冒頭でも触れたが、ここではもう少し掘り下げる。

エージェント転売

一応登録者は客的な立場で親身に応対してくれるが、エージェントは「いか時間をかけず高く企業に売れるか」を考えるので、それを利用するぐらいの意気込みじゃないとステップアップには繋がらない。そして職を吟味しすぎると、どんどん対応が雑になる。「この企業、急に赤字になってるんですけど何でですか?」→「知らん。」 おいおい。 「ドラえも~ん」的なノリで頼ろうとするのは間違い。

・未経験OK→何でもOKじゃない

何か武器を持ってないと通じない。そのひとつが年齢なのだが、得てして気づいたときには手元にはない。

・真面目は武器じゃない

「真面目に粛々と働いていれば評価される」そんな風に思っていた時期が私にもありました。企業は意外と真面目さは評価しません。着々と積み重ねた経歴よりも、バカみたいな趣味の話とかしたほうが通過率が高いです。私の場合バカみたいな趣味の話は全部ヤケの盛った話なので、役員面接なんやかや化けの皮が剥がれて落ちました。

あなたを雇うことのメリットはなんですか?

これがね、笑えない。新卒ときの「何か自分の考えが答えられればいい」とは訳が違う。ガチで聞いてくる。必死に考えた答えも「そういうことじゃないんだよね」「そんなのは今いる社員なら誰でも出来るんだよね」と一蹴される。確かに勇者魔法使い僧侶」が居るパーティに2人目の魔法使い僧侶は要らないだろう。募集要項戦士募集と書いて欲しい。

推理ゲーム

ぶっちゃけ私は新卒ときから面接が苦手だった。質問真正面に受け止めてそのまま返してしまうからである大学就職課やらでパターンを覚えてようやく対処できたレベルである。なんで転職活動しようと思ったのか。

あなたが好きなものはなんですか?」やめろ。

あなたが◯◯で頑張ったことはなんですか?」やめろ。

なぜ冒頭に「◯◯が知りたいのですが、」と一言付け加えることができないのか。それが推理できることにどれだけの価値があるのか。

「その手の質問中途採用で聞かれることはめったにない」と書いていたどっかの転職サイトを信じた私もアホウではあるが。

×転職活動 ◯逆ヘッドハンティング

そんなことを続けて頭に浮かんできたのは、逆ヘッドハンティングという言葉

「私はヘッドハンティングされてもおかしくないはずの人材なのに誰も声をかけてくれない。じゃぁ自分から行くしかない。」

そんな人がやるのが転職活動じゃなかろうか。

間違っても私のような「真面目に働いて仕事を積み重ねたけど報われない、でも大した武器は持ってないありふれた従業員A」が、CM広告に釣られてうへへと手を出すものじゃなかった気がする。

「何か私、会社で凄い頼られてるから優秀なんじゃ!?他所企業様には知ったことじゃねーって話であった。

馬鹿犯罪やらかして捕まる大手企業会社員のニュースとかを見ると「自分いかに真っ当な人間か」と思うことも少なくないが、ぶっちゃけ真っ当であるかどうかなんて企業の求める人材像の中では箸にも棒にもかからないんだなと、痛感する。ま、そんなの犯さない前提だから、いざ事が起こっても運が悪かった程度の話なんだろうけど。

ただただ疲れた

時間猶予も大してないので数を応募しないといけないが、かといって1社1社しゃぶり尽くすように調べないと選考を通らない。

そんなことをしてると毎夜色んな会社に勤めている自分の姿を夢に見るが、結局暫くすると落選の連絡が来て無意味に終わる。

それが無性に精神的に、疲れる。

商品を扱う会社であればもちろんそれも調べるし、エンターテイメントのものであればそれで楽しんで、それぞれ好感的な印象を自分の中で築いていき、打ち砕かれる。

別に嫌いになったとか呪ってやるとかそういうことはないが、ひとまず視野に入れたくなくなる。若者の消費渋りはこういうのが原因じゃないかとか思うくらいには。カゴメのやってた落選者への対応別に神とかじゃなく、リアルに切実な問題なんじゃないかと、今は思う。

・・・まぁ「今は思う」って通り、新卒の時は何か落ちて当たり前の気がしてたし、今ほど追い詰められるように企業に向き合ってなかったから、大してショックじゃなかったんだけどね。

転職のためのスキル上げ

もはや転職活動を続ける気力は枯れつつあるが、会社の方も枯れつつあるので、間に合うかどうか知らんが転職成功しうるだけのスキルを上げるしかない。

ぶっちゃけ何をすれば良いのかも分からないが。

とりあえず脳内でうようよしてた気持ちがこうして文章になったので、時間を置いたら自分の恥ずかしいところが見えてくると思うし、どこかの誰かが親切に辛辣な指摘をしてくれることもちょっと期待している。


ハローワークって良いイメージなくて行ったことないけど、そんなこともないのかな。

2018-05-27

[]高プロ委員会可決されたので、労働者派遣法歴史を振り返るよ(1)

 国会ウォッチャーです。

 とりま安倍内閣総辞職で。

 歴史は繰り返す高プロは高度な専門職で、おちんぎんが平均の3倍を相当程度上回るっていうのが条件で、使用者に対する交渉力が高いから、無理な働かせ方はさせられないよっていう主張なわけね。国富論は、240年前に書かれた本ですが、

親方たちは労働者がいなくても1年、2年耐えられるかも知らんけど、ほとんどの労働者は1週間でギブするしかないがな。親方たちは、裏でこっそり団結してなんとか需要供給の均衡状態よりおちんぎん低く抑えようと協力しとるけど、わいらはそういう団結について、具体的な活動はみーひんな。せやけどそれはあまりに当たり前すぎて、改めて話し合う必要もないほどやからや。しか労働者かて食うて家族を養っていかんと労働者という階層が縮小して、国が貧乏になってしまうやろ。"

みたいなことは、240年前のアダムスミスですら知ってたことやで?バカなんですかね。バカなんだろうね。Inequality of burgaining power交渉力の不均衡、交渉上の地歩の差というやつですがな。

 我らが日本国会はこれと同じような議論をすでに経験していますね。もちろん労働者派遣法です。今回は労働者派遣法の制定時、拡大時、規制強化時、規制撤廃時の議論を振り返りましょうな。

一応の年表

1986年派遣法成立」

1999年派遣対象業務拡大、例外列挙化」

2004年派遣期間無制限化」

2012年労働契約法、5年無期転換ルールの導入」

2014年有期雇用特別措置法による、無期転換規制の緩和」

全部書くかはわからないけど、とりあえずこの記事では派遣法の成立の時に、菅直人の質疑に対し、政府が何言ってたかをみましょうか。

1986年中曽根内閣労働者派遣法の成立」

1986年4月16日社会労働委員会

菅直人(当時社民連

 菅さんは、派遣法の導入によって、正規雇用派遣代替される自体が進むのではないか、直接雇用ができる事業適用外にすべきではないか派遣期間に制限を設けないと、正規職員と同じ仕事をしているし、熟練もしていくけど、労務管理が楽であったり、おちんぎんをあげなくても良いと思って、どんどん切り替わってしまうのではないか、また対象範囲も広がってしまうのでは、と危惧しているわけです。

 政府側は、派遣はむしろ新たな産業として、雇用の確保に資するものであり、代替は起こらない。期間制限を設けても期限直前で雇い止めしてから再雇用するとかするかもしれないし、意味ない。高度な専門知識がある業種しか指定していないか大丈夫対象事業はむやみに広げないと言っていますね。その後どうなったかは、ご存知の通り。左翼は本当に杞憂馬鹿騒ぎするから困るよね(棒)ちな、派遣法はこの時点で限定列挙を明示してますね。高プロ限定列挙なのか、例外列挙なのか、対象業務範囲すら示されないままの法案通過、本当すごいよね。ちなみに派遣先と派遣元のマージンについての質問がありますが、その開示が義務化されるのは2012年の民主党政権時代です。

「(略)この法律施行されたために、いわゆる正社員というか、直接雇いの社員仕事がどんどん派遣に切りかわっていくようなことになる危険がないのかというよりは、大臣はそういうことには絶対にしないんだというか、そういうことを目的にもしないし、絶対にしないのだということなら、その決意といいましょうか、考え方をまずお聞きをしたいと思います。これはぜひ大臣に。」

山口

先生の御指摘、御心配いただいたような問題点も十分配慮いたしまして、今回の制度化に際しましては我が国伝統的な、そしてまたいい形の部分における雇用慣行との調和を十分留意していかなければならない、そういう立場運用努力をするということが基本的取り組みでなければならないと思うのですね。

 それで、この派遣事業がひとり歩きして常用雇用者とか終身雇用者の職場の安定よりも、むしろ雇用不安を生んで雇用における弾力条項みたいな部分でかえって労働者生活権を圧迫する懸念もあるのではないか、こういう御指摘、御心配であろうと思うのですけれども、私は、この派遣事業というもの自体がこうして請負業として、労働力供給という立場でなくて請負業として、これだけ多様的な一つの形の中で一つの企業組織体として、あるいは労働者の参加も含めてそれが一つの事業として成立をしておる、そこも今昔先生が御指摘のように、我々の想像を超えたところに新しい時代に即応した一つの雇用関係あるいは契約関係というもの存在をしている、中には既に上場しているような企業もあるわけでございますから、そういう意味では私は基本的に、雇用の確保、拡大という我々の基本的課題にこの法案が大いに貢献してくれるのではないか、こういう認識の上で、ただその運用を誤りなからしめるべくひとつ十分監視監督していく必要もあるいはあれば、こういう国会論議等の中でも御注意喚起いただきながら、これをいい法案形態として、これが労働者の、国民雇用の安定と確保、拡大につながるようにひとつ努力をしていきたい、かように考えておるところでございます

「(略)今回対象業務を例示という形で十四業務挙げられていますそれからまた、いわゆる常用型と登録型という形で届け出と許可制になっています。つまり、これらの理解あるいは運用で先ほど来局長がいろいろ答えられていますけれども、何一つ歯どめがなくなるおそれがあるのではないかと思うのです。

 というのは、この対象十四業務もっとふえるかふえないか、いろいろありますけれども、こういう業務の中には、例えば従来常雇いといいましようか直雇いでやれていた業務もたくさん入っています。(略)

 だから、そういう意味から考えますと、対象業務というもの基本的な考え方として、先ほど来局長も野放しを認めるわけではないと言われておりましたけれども、できるだけ絞るという考え方が原則ではないか。つまり請負とか直雇いとかにしにくい非常に限定された分野にのみ絞ってやるべきではないか基本的に考えるのですけれども、この点で同感であるかどうかをお聞きしたいと思います

山口

「菅先生の御心配、御指摘している部分については、十分これは慎重といいます社会的な合意というものが成立した業種にできるだけ限定するということはやはり運用上一番大事なことだと考えます。」

(略)

それからもう一つ。先ほどもどなたかありましたけれども、この日本の今回の法律では同一労働者を同一企業派遣をする期間の制限が設けられていないわけですね。そうすると、例えば事務職なんかで二年、三年と同じ人が同じところにいる、それが正規社員の二割、三割あるいは半分を超えていく、仕事のもの正社員と全く同じ、しか身分的にはいわゆる派遣社員ですから労務管理意味で言えば一般的簡単だ、あるいは賃金的な問題でも少しは安くなるとかいうことを考えると、先ほど来の直雇いあるいは正社員仕事を切り崩さないという意味で考えますと、これはやはり派遣期間の制限を設けるべきではないか

 個々の派遣される社員にとってはあるいはもっと長くいたいという人があるかもしれない。しかし、この労働市場トータルで見たときは、そういうふうに長く同じ人を置くような職種にはまさに正社員として雇うべきであって、そうでない場合には短期特殊能力を持った人を雇わなければいけないような場合限定すべきではないか。つまり業務の種類を限定するだけではなくて、その形態特に派遣期間についても限定することによってこの派遣事業野方図に広がっていくことを抑えるべきではないかと思いますが、いかがですか。」

加藤政府委員 

「確かに審議会等の場面におきましても一律に一定期間の制限を設けたらどうかというようなことについていろいろ論議もございました。そういう中で、今お話しがございましたように、派遣労働者雇用の安定を害するという問題をどう考えるか、あるいは一律に一定期間を制限しても結局ヨーロッパ運用の実情にございますように、直前に派遣を中断するというような形での再度派遣を繰り返すという面もあって制度実効確保に問題があるのではないかというような議論等もございまして、明文をもって派遣期間を一律に制限するというようなことはしていないわけでございます

 しかし、基本的に、先ほどから申し上げておりますように、これで常用労働者代替が促進されるようなことのないように運用をしなければならぬ。また、そういう観点に立って、業務指定年功序列的な形で行われているような業務は認めないとか専門的な知識経験を要しないものについては認めないとか、そういう業務限定というものでもいろいろ配慮しているわけでございます。そういう意味で、今御心配のような点については我々も代替促進にならないような配慮多角的にしていかなければならぬだろう、そういう面での運用適正化というものについて十分検討していかなければならぬだろうと思っております

(略)

「もう一つ、少し立場を変えて、派遣される労働者がどれだけちゃんとした保護をされるか、この法案の中で幾つかの点が盛り込まれています。その中に派遣先の就業条件の明示というものが入っております。よく言われるように、中間搾取があるのではないか、非常に高くなるのではないかということが言われておりますしかし、この派遣先の就業条件の明示には、多分時間自分が受け取る給料は入るかもしれないけれども、派遣先と派遣元の契約内容の中に、簡単に言えば一人派遣するのに当たってどのくらいお金が来ているのかということが当然書いてあるわけですから、そういうことがわかれば常識的な形での手数料というか適正マージンみたいなものが見えてくるのではないかとも思うわけです。そういう点で派遣契約の内容を開示するということを加えたらどうかと思いますけれども、局長はどう考えられますか。」

加藤政府委員 

労働者派遣契約の中に記載してございますことは、法で定めておりますことは最低限必要記載事項として述べておるわけでございますが、こういう派遣契約の中でそういう料金関係も当然書かれるだろうと考えております。」

「そうすると、派遣先と派遣元の派遣契約の中にはもちろん料金も書かれて、その内容は派遣労働者に対して開示されると理解していいわけですね。」

加藤政府委員 

「書かれるであろうけれども、そういうことを法律労働者に明示しるということを強制するというのは、こういう市場取引関係で行われるものについて幾らで取引したということを労働者に明示することを強制するのはなじまないだろう、こんな考え方でおります。」

しかし、たしか有料の職業紹介の場合でも、六カ月内一〇%を手数料とすることができるとされているのです。特に、こういう派遣事業場合は、先ほど来言っているように中間搾取問題が非常に心配されるわけですから、それはなじまないとかというよりは、労働行政として特にこういうものを認める場合にどちらを優先させるかであって、そういう点ではそういうやり方をとろうと思えば十分とれるのじゃないですか。つまり、どうも商慣行だとか先ほどの何かの手続になじまないからと言うが、本質的問題労働者権利をどう擁護するかが局長あるいは労働省の本来の最大の目的なわけです。その目的を達するためにどういう工夫があるかということを考えてもらわなければ、一般的になじまないからそれは仕方ありませんでは済まないと思うのです。

 それは盛り込めば公開することになるのじゃないですか。せめて給料に関して一人当たり幾ら自分が受け取れるか、その場合にいろいろな契約があると思いますけれども、例えばオペレーターが一日行ったときに対して派遣から派遣元には月五十万なら五十万来ている、それを開示するということを条件に入れれば中間搾取的なものが省かれると思いますが、重ねて聞きますけれども、そういうことを考慮されるつもりはありませんか。」

加藤政府委員 

「幾らで派遣するかということはまさに両者でいわばサービスの対価として決められる、また派遣労働者に幾ら払うかというのは労働契約上の賃金として払われるものでございまして、これは直接には関係のないものだということでございます。ただ、いろいろ御指摘の御心配になっておられる問題について、例えば事業報告書、収支決算書といったようなものについて法律上とる、ことにいたしておるわけでございまして、そういったような観点からコントロールといったもの法律上も考えておるところでございます。」

「略)つまり人材派遣というのは初めての法律ですから、そういうことも十分考慮されて、派遣される労働者がその本社には机すらなくなるわけですからある意味では労働組合すら非常に組織がしにくいわけですから、それだけに本人が自分を守れるような手だてをこの法文の中にさらに盛り込むことが必要ではないか、このことを重ねて申し上げて、きょうの私の質問を終わります

2018-05-25

Web製作マジで酷いな

プログラミング勉強してる人がいたらWeb製作には来るな。

顧客担当リテラシー皆無なのに上から目線や過度の要求対応重ねても一向に上がらない満足度

上がるどころか下がる契約料、通ったはずの仕様が巻き戻し、

ホント業界だと思う。

 

でも国内のかなりの制作会社が糞なのに気づいて段々安請負しなくなってきたので、

レッドオーシャンなのに制作会社が受けないという意味分からん状況になりつつある。

相場の単価が安いからこそ誰もやりたがらない、という状態

これは製作が安請負しすぎた自業自得なところもあるけど、客の質が外れが多すぎる。

苦労しても客から文句言われる利益も出ないならみんなやらなくなるわな。

 

必要情報をくれといっても寄越さない、

追加料金取らずに追加してやった機能文句を言う。

初期段階で決めるようなことを納品時に何でやってないんだと言ってくる。

そのくせ納期自分から伸ばすと言ってこないで伸ばすとこっちの責任

マジでこういう会社Webサイト要らんと思うから早く干上がってほしい業界だと心底思う。

 

ちゃんとしてくれと言いつつ、具体的な指示は何一つ寄越さないで

出来上がったのが気に入らないなら文句だけいって突き返す。

こんなのがいっぱしのウェブ担当で出てくるんだからホント―にオワッテル業界

素人が分かった気になって意見してくる業界ほど利率も単価もどんどん下がる。

文句あるならマジで自社だけで作ってくれ。

文句いえるだけ細かい指示出してくれ。

何も知らずに適当に決めたのを何度も注意して確認したのはこっちだろ。

自社内で話を通してなかった問題をこっちのせいにしてくるな。

せめてメール履歴くらい追ってから言え。

これで大手なんだから常識疑うぞ。

2018-05-15

犯罪集団Aを退職しました

せっかく退職して自由の身になったので私が所属していた団体Aがどのような犯罪を行っていたかを記録に残しておこうと思います

最初に断っておきますが、私を雇ってくれたことや教育してくれたことに対しては感謝していますし、退職直近はそこそこ平和環境仕事ができていたので恨んでいたりすることはありません。個人的には。

私が所属していた団体Aがどのような犯罪を行っていたかと言うと主に以下の2点です。

1. 偽装派遣

2. 多重派遣

/*************** 1. 偽装派遣 ***************/

これは私自身も被害者になったことのある犯罪です。少し複雑になってしまうので箇条書きで偽装派遣の詳細を説明します。

[詳細]

・私の所属する団体Aが有名企業Bからアプリ開発仕事を請け負う

・私を含む数人のメンバーが有名企業Bに用意された席で仕事を数ヶ月~数年行う

・実際の指示は有名企業Bが行い、就業中のルールなどもBが決定する

・受注していない仕事も指示される

[犯罪者]

所属団体Aおよび有名企業B

まり簡単に言うと、いつのまにか有名企業Bに偽装派遣されてしまっていたという被害を受けたわけです。この場合団体A,Bともに犯罪を犯していることになります。この犯罪によってA,Bは金銭的な利益を得ていて、被害者である私は金銭的な損害を被っていることになります

実際の被害金銭的な部分以外にもあります。例えばパワハラを受けたり雑用のような仕事をさせられることもありました。無理難題押し付けて、「できなければ首にする」(本来そのような権限はないはず)といった発言自分お土産を配らせたりなど具体例を上げればキリがありませんが、とにかく自分下僕のように扱おうとする人達がいました。そのような状況になれば当然かなりつらい思いをすることになります。このような状況を経験すれば、法律禁止されているのに納得がいきます

/*************** 2. 多重派遣 ***************/

これは所属団体Aの協力会社の方が度々被害にあっていた犯罪です。

[詳細]

所属団体Aが協力会社Cに人材派遣要請する。

・Cから派遣された人材を有名企業Bのデスクで働かせ、指示もBから受けさせる

所属団体Aは「これは請負常駐であり、多重派遣にはあたらない」と見解を示す

[犯罪者]

所属団体Aおよび有名企業B

(協力会社Cは実態を知らない可能性もなくもなくはない)

まり簡単に言うと、所属団体A, Bは2重派遣を行って利益を得ているということです。手口は偽装派遣説明したときと似た方法で、派遣ではないと偽り、2重派遣に当たらないと言い訳しているのです。

2重派遣される人達の多くが外国の方でした。かなりつらい思いをしたと思います日本語をうまく喋れないときに心無い言葉を言われたり、強い口調で責められているところを何度も見たことがあります。本人からすれば、チームの一員として自分活躍できるところで貢献しようという意思でやってきたのだと思います。それを2重派遣されたことで、指示を直接理解しなくてはならなくなり、言語知識の前提の問題で苦労することになりますさらに、なんと言ってもお給料は2段階でピンはねされていますからね...

この犯罪行為他人事ではありません。と言うのもこの犯罪行為によって間接的に私も利益を得ていた可能性があるからです。これらの行為によって得られた利益所属団体Aの売上となるわけですから、当然私の口座にその一部が振り込まれていたはずです。この行為について私は当時から若干ではありますが罪悪感を感じていました。

この犯罪集団を退職することで、罪を償うことはできないと思いますが、これ以上罪を犯すことはなくなりましてそういう意味では安心した気持ちです。

/********************************************/

所属団体Aも有名企業Bも実は雇用に関する事以外はコンプライアンスをかなり重視していて、講習会なども何度も行っています。そのため表向きは極悪というほどではありません。しかし、雇用については講習会などを開いている様子は見られず極悪非道行為現在も行っています

実はこれらの犯罪行為SI企業ではよく行われていることです。犯罪だと理解している人もいますが、合法だと信じている人もいて悪意なく行われています。あの有名企業DもEもXも、実は犯罪行為によって利益を上げているのです。その会社社員ですらその現場に遭遇しない限り、自分被害者お金ご飯を食べたり子供を育てているとは気づかないでしょう。もしかしたら社長ですら気づいていないかもしれません。

実際に大きな被害が出ている(大きな金額になると思います)犯罪にも関わらず、実際に有罪になったり行政指導を受ける例はほとんどありません。そこら辺の窃盗暴行などより大きな被害が実際に出ています窃盗暴行を行ったら、多くの人に非難されて、それなりの罰則を受けることになるでしょう。なぜこれらの犯罪放置されているのか不思議です。

私の遭遇した犯罪で言うと、実際に指示を行った所属団体Aの課長、有名企業Bの担当者書類送検くらいは受けるべきだと思いますし、団体A,Bには罰金行政指導を行うべきだと思います

昔私は、外国人に対する待遇改善上司や同僚に話したことがありましたが、全く興味を示しませんでした。SI業界では今でも当たり前に犯罪が行われています。悪意もなく犯罪だと信じず実行する人達ほとんどです。おかしいのはもしかして私の感覚の方だったのかもしれません。

2018-05-11

anond:20180511160559

管理人のおじさんが孕ませ請負人みたいな設定でやりまくるのがよかった。

その男優さんキモイけど絶倫みたいな設定で出てるから探してみて。

職場なのでそのへんググれないんでごめんね。

2018-05-07

https://anond.hatelabo.jp/20180505151100

一般社員より先に、上司外国人になりそう。

今でも社長役員クラス外国人だったりするけど、それが部課クラスまで降りてくる。

今はまだ外国人マネージャー欧米人だけど、そのうち中国人も増える。

たぶん、企業ビザを工面しないとダメだと思う。

浜松太田日系人は、他の外国人と違って職業選択の自由があるんだけど、職業選択の自由があるからこそ、彼らはみな非正規雇用

「はけん」と呼ばれるかなりグレーな請負を強いられてる。

日本人だろうと外国人だろうと、コネか実力がなければ奴隷労働しか待ってない。

しろ日本人若者海外出稼ぎに出て行く時代がくると思う。

2018-04-29

どうやら、私が議員から、良い子大皇帝 だと思ってる方々がおる。

それは冤罪…それは毎夜繰り返される悪夢の如き滅びの調べ。 経歴を隠しておらず元地を這う稲妻の如く、天翔ける流星の如く駆け請負人。70台を誇るチームのウァ・トゥスメィで、基本的組織戦闘を好む。圧倒的な戦力で、敵対愚かなりし群衆共を焼き払う。譲歩はない躊躇もない──だが、このままでは終わらせない示談も許しもない。 もともと「『闇の王』の名に相応しい」で有名だった。

2018-04-20

社長請負と言ってるけど、出向だし、指示受けるし、偽装だわ。

2018-04-02

都内SIer(とは名ばかりの人材派遣業)を退職しました

都内SIer(とは名ばかりの人材派遣業)を退職しました。見る人が見れば特定できるかもしれないけど、↓のような会社。多少フェイクもあるし、答え言う気もないか特定されても良いや。ちなみに職種はバックオフィス

会社が酷い点

リーマンショック貸し剥がしと受注減に合い、借金が返せなくなって銀行リスケ(返済条件の見直し)。その承認下りるまで借金返済を優先したため最大2ヶ月半の給与遅配。運転資金確保しておくか、多少なりとも社長から貸付しろよ。

・その結果、ボーナスは1万円を現金社長社員に手渡す。しか社員から社長支給してもらってありがとう、と半強制的に言わせる。これで求人情報を「ボーナス支給 有り」とする酷さ。

・9時〜18時勤務を9時〜17時勤務に変更して、一方的に基本給を12.5%カット。なお17時〜18時は休憩時間となり、居ても居なくても給与は発生しない。あと翌年、祝日が出勤日に変わった。カットされた基本給はなぜかそのまま。

最近話題のみなし残業制度。もちろん超過分は未支給(というか、プロジェクト原価管理システムが二重帳簿になっており、対外的には超過していないことになっている)。

リスケ以降は、銀行の格付引き下げによる一括返済を求められることを恐れ、ほぼ恒常的に数千万単位粉飾決算を行う。過去経理が疑問を感じてコンプラ調査を依頼したら、コンプラから社長情報が上がり、経理社員はその日のうちに懲戒解雇になった(不当解雇が認められて賠償金払う羽目になった)。

社長が酷い点

・当初の役員報酬は月給800万。リスケの条件として銀行に指摘されてしぶしぶ月300万まで減らすも、実は役員報酬以外に月200万はP/L社員給与に紛れ込ませて支払い済み。年収証明出せって言われたらバレるだろ(税金とか社会保障どうなってるんだろう?)。

交際費の締め付けを図ると宣言したものの、自身は変わらず毎月100万近く飲み歩く。そのくせ、営業担当役員顧客大手企業現場部長級)との接待をセッティングすると理由をつけて逃げる。聞いた話だと、社長就任前の接待顧客を怒らせたことがあるらしい。

・よく分からんNPO(お局さんに聞いたら社長の妻が関与しているっぽい。少なくとも理事に1人名字が同じ人がいた)に毎月50万払ってる。また最近社長の息子が新卒入社した。主任待遇で月給35万。彼もある意味犠牲者か。

11時に出勤して15時に帰っている。ちなみに昼食は2時間弱。仕事ができる社長なら労働時間文句を言う気は無いが、周りの士気を落とすのは止めて欲しい。それでいて残業している社員を働きすぎだと茶化す(人が辞めて少人数で売上立てるため、120%の稼働が目標なんですが…)。

役員の親が亡くなった時に参列した通夜精進落としの場で泥酔。数日経って、香典の出金伝票(さすがに領収書請求するほど馬鹿では無かったらしい)と馬鹿高いタクシー代(役員の親は千葉社長横浜在住)が回ってきた時は、本気で全社員メールを流してやろうと思ったけど上司に諌められた。

泥酔ネタまだあったわ。東日本大地震の時、帰れない社員を集めた上で、バックオフィス社員に酒を買って来させて宴会開始。その後、次々と電車が動き帰る社員を「危ないから!」と無理矢理引き止めるも、自分は22時頃にバックオフィス社員に探させた近くのホテルの空きが見つかると「じゃあ俺は行くわ」と早々にそちらに移動(聞いた話だと元請け大手企業が、都内100室単位で抑えている1室を無理言って回してもらったらしい)。震災明けには、社員を置いて帰るなんて管理職としての意識に欠けているとお説教役職手当の減俸(寄付するんだとさ)。

・頑張っている現場を報いたいと言って年度末で納品近いのに飲みに誘い、散々自慢話と相手の話を否定しまくった上で、精算時に堂々と領収書請求した精神的貧しさ。忙しい中、1円でも利益を出すために頑張ってくれている&部下にら動員かけてくれた現場課長土下座たかった。

社員過労死した際に遺族から報復ビビったのか、弁護士ボディガードを同伴させて通夜葬儀に参加(弁護士事務所から顧問契約以外のオプション費用請求が回ってきて気がついた)。これでも最初は行きたく無いと散々ゴネていた。

会議では人格攻撃批判しかしない。他者批判することで自分の格が上がると思っている。

・結局、能力人格の無い2代目のボンボン。親から会社を引き継ぐも、貯金も無いのかまだ株は創業者であるのもの。今まで稼いだ額面10億の金、どこに消えんだろ。

書いていたら、またイライラしてきたわ。ネタじゃ無いんですよ。ホントに。このボンボン、もうすぐ50ぐらいだけど会社潰れた上で、粉飾で刑事罰とか喰らわないかな。残りの人生惨めに歩んで欲しいわ。

先代から番頭してた役員役員で、もう出世できないためチマチマとした横領とか業者からキックバックで小遣い稼いでるし(やけに多額な勘定科目があるんだよなぁ。数百人の会社だと保険料とかバックオフィス管轄予算だけでもそこそこ大きな金額だし)、ずっと社長の下にいた人事は権威を傘に来て、現場社員に対してパワハラまがいのことしてるし(これがあるからバックオフィス現場から嫌われているんだと思う)。

ちなみにこれだけ放蕩経営でも、日本有数企業の一次請けで、20億ぐらい売上てるんだぜ。まぁ、リーマンショック前は40億近くあったけど。昔は派遣請負五分五分だったけど、人が辞めて技術力落ちたことを見抜かれたせいか、今じゃ派遣(準委任含む)が8割近いし。そんな中でも、日々長時間労働してくれてる現場社員申し訳が立たないよ。

今日付で新人が入ったと思うけど、さっさと騙されたことに気がついて辞めることを期待してます

2018-03-27

”いつでも”まとめ

返還の時期) ※消費貸借

第五百九十一条 当事者返還の時期を定めなかったときは、貸主は、相当の期間を定めて返還の催告をすることができる。

2 借主は、いつでも返還をすることができる。

(借用物の返還の時期) ※使用貸借

第五百九十七条 借主は、契約に定めた時期に、借用物の返還をしなければならない。

2 当事者返還の時期を定めなかったときは、借主は、契約に定めた目的に従い使用及び収益を終わった時に、返還をしなければならない。ただし、その使用及び収益を終わる前であっても、使用及び収益をするのに足りる期間を経過したときは、貸主は、直ちに返還請求することができる。

3 当事者返還の時期並びに使用及び収益目的を定めなかったときは、貸主は、いつでも返還請求することができる。

(期間の定めのない賃貸借の解約の申入れ) ※賃貸借

第六百十七条 当事者賃貸借の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合においては、次の各号に掲げる賃貸借は、解約の申入れの日からそれぞれ当該各号に定める期間を経過することによって終了する。

一 土地賃貸借 一年

二 建物賃貸借 三箇月

三 動産及び貸席の賃貸借 一日

注文者による契約の解除) ※請負

第六百四十一条 請負人が仕事を完成しない間は、注文者は、いつでも損害を賠償して契約の解除をすることができる。

委任の解除)

第六百五十一条 委任は、各当事者がいつでもその解除をすることができる。

寄託者による返還請求

第六百六十二条 当事者寄託物の返還の時期を定めたときであっても、寄託者は、いつでもその返還請求することができる。

寄託物の返還の時期)

第六百六十三条 当事者寄託物の返還の時期を定めなかったときは、受寄者は、いつでもその返還をすることができる。

(消費寄託

第六百六十六条 第五節(消費貸借)の規定は、受寄者が契約により寄託物を消費することができる場合について準用する。

2 前項において準用する第五百九十一条第一項の規定にかかわらず、前項の契約返還の時期を定めなかったときは、寄託者は、いつでも返還請求することができる。

2018-03-19

anond:20180319173107

これは大企業に勤めてる人ではなく、派遣請負大企業に使われてる人の意見じゃないか

2018-03-08

anond:20180307023855

どんな契約でやっているの?契約社員的なのなら、報酬から源泉徴収済みだろうから普通は余計に取られた分が帰ってくるくらいじゃない?請負だって源泉徴収があるんじゃないんだっけ?どうして、そんなになるの!?

そんだけ収入があって経費が足りないんじゃない?青色申告にするとか、なんか手は考えた方がいいよ。同業の似たような友達かいたら話聞いてみるといいよ。

あと、この人が書いている事は正しいので、小規模企業共済とかは満額積め。普通預金下ろしてでも。

https://anond.hatelabo.jp/20180308162641

2018-03-02

裁量労働制の本当の目的正社員区分消滅だと思う話

裁量労働制を入れる入れないで紛糾しているが、一足先にこれを導入してるIT業界特にweb系がどういう経緯をたどったかを見れば

この法案正社員という区分を完全に消滅させるものだというものがなんとなくわかって来た、増田も多いと思う。

というか、この法案ビビってないのITエンジニアだけだしね、もうとっくにその働き方になって久しいから。

・今やweb系は大半が派遣請負で成り立ってる

メガベンチャーだろうがどこだろうが、チーム10人いたら7割以上は派遣請負で、プロパーの指揮、という体制が多い、ま、要は「ドナドナ

理由としては、まぁ色々あって後述するけど、ずっと派遣請負って訳でなく、元々は裁量労働制年俸制の中でweb系の正社員としてキャリアを積んでた人がほぼ100%だったりする、4~5年くらい前までは裁量労働制の正の側面を享受できて回ってた業界だったからが理由

なった理由はいろいろあるが、いい側面は、明らかに怪しいどっかからお金貰って書いてるであろう、有象無象意識高い系技術ブログの賛美記事に譲るとして

ここでは暗黒の側面について書いておこうと思う

IT業界自殺率うつ病率は実はプロパー(正社員)がダントツ

ここがミソ、IT業界といえば、うつ病生産工場とか自殺者続出のブラック業界というが、実は派遣フリーランスではこれにかかる人はほとんどいない

何故なら炎上案件ブラック職場なんて、金だけ貰って仕事もせずに逃亡すればいいし、こんな環境仕事できる訳ねーじゃんクビにしたけりゃすれば?代わりに来る奴がいればな!と強弁できる(マトモな派遣会社なら、酷い案件職場に騙して連れて行って抗議受けたら、営業から上長まで謝罪に来るレベル、俺は過去役員が頭下げに来たところまでは体験したことがある、零細SESはお前の責任じゃ!とか開き直るが、そんなところは職場ソースコード爆弾仕込むなり、ファイルサーバー滅茶苦茶にして、便器の前にウンコして、労基と税務署にチクって、ついでにあの会社社長ヤ○ザと付き合いあるみたいで怖いですとか警察相談してからとっとと辞めればいい)

その上に訳のわからん零細SESweb系なんてぶっちゃけ簡単に受かるからバイト感覚で渡ったり、ヤバかったらとっととバックレて他所へ行けばいいからというのが理由

無法がまかり通ってるから、アホみたいにいやがらせのつもりで会社都合の解雇みたいにしてる馬鹿経営者もいるけど、寧ろ失業保険さっさともらえてラッキー、3か月くらい遊べるじゃん!!くらいにしか感じないのよ、この業界で1年やってこれくらいの考えになれば、ずっと続けていけるようにはなるし、大体みんなそんな感じです。

しかし、プロパーになるとそうはいかない、なまじやりがい搾取で回ってきた業界から派遣に身を落とすなんて死んでも嫌だって人が、進んでプロパーになりたがる傾向が強い、実際はちゃんとした会社を選ばなければ、それこそ特定派遣の様に正社員派遣の最悪なところだけを集めた働き方みたいなのに陥る可能性が高くなるから

ちなみに、この業界ではブラック正社員とか、全盛期の特定派遣よりも悲惨からね、自殺率精神疾患率もダントツでここら辺が多い。

から自分の命を守るために、かつてはプロパーで働いてたのに派遣に下がったり、フリーになってるという人が多いといのが、IT業界実態ってところがある。

別に派遣が悪いわけではない、糞みたいな会社なんて入るだけなら簡単からバイト感覚で食ってムカつくなら職場で荒れてバックれたらいいし

ちゃんとしたところとかでなら、長くそれなりにいい待遇給料で働けるところが多いしね、そこがコネ人間関係もつながるわけだし。フリーフリーならではの面白さや、仕事を選べるというメリットがある。

ただプロパーになるなら役員レベル、もしくはよっぽどの大企業や非IT系以外ではやめておいた方がいい、というのがこの業界の正直なところ。

長くなったが、今回の裁量労働制は再提出する気満々だから近い内に通るだろうけど、そうなった場合、全業種がこんな感じの働き方になるだけです、はい

これを酷いと考えるか、いいじゃんと考えるかは、個人資質性格による部分が多いと思うけど、マトモな企業に行けるまで、糞なブラックは腹いせにどんな迷惑行為してもバックレたら追跡できないっていうのは、俺にとってはよかったとは思うよ

でも、結婚して子供いるって人は一番大変な働き方になるだろうね、これ

2018-02-15

ごく普通にやってるけど

システムエンジニア派遣請負と準委任の違いをちゃんと覚えようよという話

http://www.orangeitems.com/entry/2018/02/14/130711

俺の職場はこうなってて、顧客作業指示してる。

まり普通にやってるんで気にしてなかったけど、これってやっぱり違法なの?

2018-02-14

anond:20180213180646

単純に経験としてだが、啓蒙成功した場合にあれば、失敗した場合もある。

 

成功した場合は、啓蒙された人と他保守層との軋轢が生まれ、そこの調整や

とりまとめをSE側がさら請負ながら、新規運用設計教育を行った。

 

失敗した場合は、言わずもがな、似たようなことになったよ。

ゴールはしたけど、双方アンハッピーだよね。

2018-02-07

有効求人倍率

有効求人倍率が増えてきているって言うけど、

企業Aで10募集して集まらなかったら、きっと、なんとか補充しようと人材派遣業者B や 請負業者C に依頼するよね。

そうするとBやCも人を集めようとするから、見た目上は10人以上の求人があるように見えるんじゃない?

2018-01-20

この高齢エンジニアはどういう職業人生を生きてきたのか

元請けでずっと仕事をしています

業界の多重請負構造問題偽装請負まがいの派遣などの格差問題自分なりに見てきました。

いまとても人手不足で、(数十人月半年クラスの小規模な案件でも、現場には聞いたこともない企業

高齢エンジニア(外見からどう判断しても50歳以上)がやってきています

二次請け以下に対しては請負発注なので、そこの体制には口を挟めない訳ですし、成果物品質担保され

れば何も言うことはないのですが、ドキュメントレビューにその高齢エンジニアが出てきて、説明をする

と、内心で「これはひどい」と思う訳です。

基本的に、人に自分作成したドキュメント説明する、という行為の基本がまるで習得できていない模様

である訳です。

この高齢エンジニアはどういう職業人生を生きてきたのか

こう思わざるを得ません。

キャリア形成というもの残酷です。

2018-01-15

人売りITいたことあるけど何か質問ある?

https://axia.co.jp/2017-09-12

https://anond.hatelabo.jp/20180112170210

ここ見てたらなんとなく昔2ちゃんでやってたみたいに自分語りしたくなったので

■俺スペック

20代半ば

フツメン

文系私大

新卒で人売りITに入ってちょうど1年くらい前に辞めた。今は全く関係ない業界で働いている。リア厨の頃からねらー

東京就職たかったけど、大手から内定もらえずめんどくさくなって人売りIT入社した。その時は人売りなんて言葉しらなかったが、無名零細企業で、面接1回で通過できたりと不自然なところがあったので薄々ヤバいところかなって思ってたが、未経験者歓迎って書いてあったし内定を焦っていたので入ってしまった。

実際入ったら、研修中は給料もらえないとかは当たり前。ネットでよく見るブラック要素のオンパレードだった。「人売りなんだから研修あるだけありがたく思え」ってツッコミはなしの方向で。採用面接がまるで機能してなくて、この研修間中Hello, world」とかプログラミングの初歩的なことすら身につかない人間が何人かいた。そしたら責任者社員2人きりで会議室に入って「君は辞めるべきだ」みたいに退職勧告を1時間くらい続けていた。なかなか戻ってこないので他の社員は呑気に「まだ粘ってるな」みたいなことつぶやくくらいで無関心そうだった。俺もあそこまでできない奴なら仕方ないだろくらいにしか思ってなかったんだが。

研修後すぐに配属された。最初の配属先はうちの先輩社員いるから分からないことがあれば頼ればいいと言われたんで、何も考えずに「客先常駐」した。常駐先に行くと、最初の顔合わせのミーティングで先輩社員がなんの予防線もなく「××社のAです」と違う社名を名乗ったので、俺もとっさに忖度して同じように別の会社を名乗った。求人情報では「一次請けが多い」とのことだったが、いきなり多重派遣案件アサインされた。そういや職務経歴書名前書いたら「名前イニシャルにして」と言われたし、改めて「あー、俺派遣社員なっちゃったんだな」と思いながらも、どうでもいいやと思ってミーティングを続けた。

からわかったんだが、あるベンダー経由で1名とか2名の人手が欲しいと紹介のあった案件プライム(一次請け)と称しているだけで、自社ではまともに要件定義もできてなかった。

残業時間は当たり前のように月40時間オーバーし続けていた。少ないって?具体的に書くと特定されるだろ?ここでも裁量労働制とかなんとか言って残業代は出なかった。勤務時間が決まってるのにおかしいよね。休日出勤ももちろんあった。でも相変わらず俺は無気力だったのでおとなしく従っていた。仕事内容は大半がドキュメント整理だった。いわゆるエクセル方眼紙。図形やフォントちょっとでも違っていたら修正しろって言われるやつ。あとスクショエビデンス客先常駐なので自動化ツール使用許可がおりなかった。数ヶ月で契約終了になって、別案件アサインされたがやはり残業時間は多かった。更に悪いことに、プロマネ技術管理もできないクズで、スケジュールが遅延しそうになると「緊急ミーティング」を開催して何時間派遣社員たちを罵倒する。遅延の原因はだいたい発注元のミスか他社の不手際なんだったんだが。そのくせ自分設計ソースコード問題があっても知らん顔。今思うとなんで辞めなかったのか不思議だが「3年以内に辞めたらどこも雇ってもらえないよ」みたいな脅し文句がきいてたんだと思う。それからもちろん「単独常駐」もやった。他に自社の人間がいないので、仕事内容を指示するのは当然派遣先社員成果物を納品するので請負だと言われたけど、納品する成果物というのが派遣先での勤務時間を記入した書類。どう見ても偽装請負です。本当にありがとうございました

これを読んでる人からは「うちはもっとひどかった。甘えてる」とコメントが来るかもしれないが、実際暴行事件とか過労死とかもっと酷いブラック企業ニュースはいくらでも流れてくるんで知ってるから。あの会社暴行過労死もなかったみたいなのでそういうとこよりはマシなんだと思う。俺はブラック企業の酷さで張り合う気はないんで、とことんブラック企業限界に挑戦して欲しい。

■なぜ辞めたか

こんな感じで酷い労働環境でも反抗することな無気力に過ごしてきたが、同級生は俺よりだいぶ稼いでいるとか、あいつはもう結婚したとかいう話を聞いたりして、1年経ったあたりからだんだん正気に戻ってきた。あと、大企業派遣されると正社員だけの福利厚生制度が目についてかなりみじめな気分になるてのもあった。業務派遣先が変わるたびにリセットされて、単純作業ばっか。昇給も昇格もスキルアップもできない。だが結果として、3年どころか2年で転職できた。実力というより運が良かったのかもしれんが、知り合いはまだ若かったからとか言ってたので、そうなのかもしれない。

■こんなネガティブ情報だらけの人売りITにそれでもなぜ人が入ってくるのはなんでだぜ?

俺は新卒で入ったけど、中途で入ってくる人間もかなり多かった。中途と言っても、ほとんどが20~30代くらいで、しかプログラマ経験だった。この人たちの前職が何かというと、飲食チェーン店店長(いわゆる名ばかり管理職?)とかノルマのきつそうな営業販売員とかフリーターとかで、いかにも将来性のなさそうなとこから逃げてきました、って感じだった。この辺の人達からすれば、言うとおりにしてるだけで給料もらえる今の仕事はるかに良いんだと思う。新卒場合は、たぶん俺と同じようにあんまり将来のこと考えてなかったんじゃないだろうか。辞める人にも2通りあって、1つは研修についていけなかった人とか口では仕事できるアピールするがいざ仕事すると何もできない奴。だいたい1年以内に辞める。2つ目は、真面目で技術力のある職人気質の人(だいたい経験者)や将来の目標がある上昇志向の強そうな奴。このタイプ能力があるんだけど、あの会社じゃろくな仕事ができそうにないからか1~2年くらいで辞める。といっても帰社日以外で顔を合わせることがないので辞めた人間全員を知ってるわけじゃないんだが。なので結果として、ひどいブラックから逃げてきたけど他に行くところのない中途組や、騙されてることには分かってるが辞める勇気のない新卒会社に長く残ることになる。

■人売りITを避けるにはどうすればいいか

人売りITは、求人情報で「自社開発」「自社製品」「直請けが多い」「研修が充実してる」「労務管理ちゃんとしてる」「上流工程へのキャリアアップもありえる」「業績好調(じゃあなんで給料払わないんだ)」みたいな嘘や誇大広告を平気でやるので求人情報はあてにならない。そもそも偽装派遣を「客先常駐」と言い換えてる時点でね。特に新卒場合給料を安くできるし、中途と違って労働法知識もなく、労働環境待遇について質問するのがタブー視されてるので人売りITにとっては格好のエサ。実はコンサルじゃなくて人売りITでしたとか、実は給与ボーナス込みの額でしたとか、残業手当込みの額でしたとか、研修中は給与でませんとか、実は正社員でなく契約社員でしたとかはざらにある。もちろん人売りIT以外のブラック企業でもあるんだが。採用面接に行かなくても簡単にできる判定方法は、最初エントリにもあるように「会社概要から従業員数とオフィスの規模を比較する」のが一番だと思う。社員派遣するんだから自社に社員全員分のデスクを用意しなくてもいい。よって人売りITは高い賃料で都内に広いオフィスを借りたりしない。オフィスが小さな雑居ビルのワンフロアだけなのに、従業員数が数十人とかになってるところは間違いなくクロ。もっと規模の大きい人売りITもありえるけど、そういうとこはネット口コミ情報が流れやすい。最近グーグルマップがあるので現地に行かなくてもオフィスの規模は推測できるが、オフィスの大きさがわからないなら、特徴的な求人情報の有無でわかる。「未経験者歓迎」「勤務地23区内」「就業時間は客先に準ずる」が全部揃ってたらまず間違いない。

2018-01-12

ここ最近客先常駐の実情

今、IT業界人手不足だ。

それでもIT業界の大部分を占めるSI業界が体質を改めるどころか更に姑息になっているので、これから就職活動をする学生さんには気を付けてもらいたい。

その姑息さが目立つの客先常駐をメイン事業とした企業存在である

社員数200人以上の規模を誇る独立系企業でも客のセキュリティの都合上、社員を客先に常駐させている事が多く「自社開発」と言っても「客先での開発」になる事がほとんど。

SI業界ユーザー子会社メーカー系・独立系は共に客の都合で客先常駐にならざる負えないのが現実である

それぐらいは業界研究してる人には既にわかりきったことかもしれないただ求人広告記載する内容が詐欺に近いデタラメを載せる企業が多いので自分が見た事実を元に警告しておきたい。

まず、1回でも名刺交換したら取引企業として扱う会社存在するため規模が小さい割に名だたる大企業をたくさん載せてる会社は危ない。

面接まで進んだら取引企業との関係業務について具体的にどんな事をしているか聞いてみよう、口ごもり始めたらその会社面接官はバカか主な取引がないのに載せている事になる。

そして、求人広告で主な事業内容に「ネットワーク構築・運用」とか「ソフトウェア開発」とだけしか書かれておらず具体的な事は一切書かれていない会社は危ない。

そんな書き方をする企業は客先で派遣された自社の社員が何をやっているか把握していないだけでなく、SES派遣をメイン事業としている可能性がある。

面接まで進んだら客先での主な仕事単独派遣かチームで派遣か聞いてみよう、ほとんどの会社が「派遣先によるので何とも言えない」とか「セキュリティの都合上くわしく説明できない」とか

「1人での派遣もありうる」と答えるはずだ。その時点でSES派遣をメイン事業としている可能性が非常に高い、その会社はやめよう。

加えて福利厚生や社内制度も社内で利用した人がいるか聞いた方がいい。

理由利用実態がない制度は絵に描いた餅状態になっていることが多く、福利厚生や社内制度事実上存在しない会社もあるからだ。

そんな会社は利用した人を異端者扱いしてパワハラなどで退職に追い込む可能性がある。


SES派遣について説明する。

SESとは「システムエンジニアリングサービス」の略で、簡単に言うと「お客様要望に沿って業務支援する業態である

その業態をメインとしているかほとんどの企業が表に出さず求人票や求人広告にも一切載せない、と言うかそもそも載せられるほどクルーン業態ではない。

一昔前はSES派遣と言っても客や他の派遣社員と一緒にマネジメント・開発・構築・運用保守に携わる事が出来たため主に新卒新人派遣する時に利用された。

営業からすれば「使えない子だけど最安値派遣するので使ってやってください」みたいな意味合いがあったと言う。

しかし、今はシステムの高度化や少数精鋭でコストを抑える会社が多いためSES派遣された新卒を受け入れる余裕がある現場が少ない上にソフトウェア開発と聞いて

派遣したらやることはExcelwordを使ったマニュアル更新と客からの問い合わせ応対だけとか、システム運用と聞いて派遣したら在庫管理倉庫に放り込まれ

毎日段ボールを開けながら在庫確認をするだけと言った性質の悪い派遣先が多く買い叩かれる事も多いため、技術力が身につかない上に低賃金と言うのが実情である

そもそもSES派遣は多重派遣偽装請負が横行していることが多く、「A社からB社に派遣」と言う契約でも「A社からD社を経由してC社を介してB社」や「A社からB社に1人請負SES派遣されたけどD社の指示で動いてる」

なんて事も多くSES派遣違法労働なんて認識になりそうな状態だ。ただこの問題派遣社員が気が付くことが少ない、理由労働法を知らない人が多すぎて派遣会社の言いなりになってしまっているからだ。

辞めるか退職に追い込まれても知らないままの人が多く表にも出にくい。

この問題は面倒な一面もある、それはSES派遣で「運よく技術的な仕事ができるポジションに着けた人」の存在である

「運よく技術的な仕事ができるポジションに着けた人」は客先常駐型の派遣肯定する傾向にあり違法労働も良しとする人が多い。

多重派遣を「社員を待機にさせないためには必要なこと」、偽装請負を「客の利便性を考えると多少の法律無視は仕方がない」と言うとんでもない存在もいるが、技術力があるため

先ほど記した技術力が身につかない上に低賃金ポジションに着いてしまった人よりも発言力があり業界内で幅を利かせている事が多い。

そんな人は「派遣先技術的な仕事が出来なかったのは本人に問題があるのでは?俺はできてたし」と言い実態を知ろうとしないため問題自己責任で処理し、表に出来にくい空気を作ってしまっている。


客先常駐技術者は守られるのか。

これは「守られない」と断言できる。

チームでの派遣であれば多少守ってくれる人もいるが単独もしくは少人数(4人か5人)だと客先での技術者立場が弱くなり奴隷にならざる負えないのが実情だ。

極端な話、自分以外は全員客な状況と考えると良い。自分たちサービス提供するポジション労働者を客が同等に扱うだろうか?

客先常駐技術者評価を下すのは客で昇給させる権利を握るのも客だ、そもそも派遣とは営業と客先の責任者交渉の末に行われることであり評価賃金交渉材料にする会社が多い。

多くの場合派遣会社営業は客に従うため客が「安くこき使いたい」と考えて低評価低賃金を主張したら余程の事がない限り営業は客に従う。

1聞いて10知るような要領がいい人(頭がいい人)は稀にいるがそのレベルにならないと評価が上がることも賃金が上がることもない。

客のほとんどが「こっちは金を出してるんだから教えることに時間を取ることもミスすることも許さない」と考える人が多いのが原因なのだ取引先を怒らせる事を恐れる営業は客の言いなりだ。

その状態が続いた上にSES派遣派遣された技術者40歳になってもこれと言った技術が身に着くことな低賃金労働を強いられ、転職さえも難しくなるという3重苦に陥ってしまう。

それなのに年齢を理由派遣先から契約打ち切りを通告される人も多く、そうなった社員派遣会社から自己都合での退職を迫られ多くの人が自己都合で辞める。

派遣会社としてもSES派遣メインで派遣され何の技術もない無能に用はないのである

今はもっとひどい。

それは新卒SES派遣して現場ねじ込む会社が増えてきている事だ、今までで一番ひどいと思ったのが「専門学校プログラミングを学びjava資格も取った新卒が客先でシュレッダー係りになっていた」話だった。

彼はその会社技術者重視・ソフト開発メインと書かれた求人にひかれて入社したようだがSES派遣で5社ほど介して派遣されたのちプロジェクトソフトを開発するためのチームに入って雑務処理をしている。

もちろん違法性に気が付くことなく、営業会社からは「今は下積み段階だろうから頑張ろう」と励まされ元気を出して黙々と客先でシュレッダー係りをしている・・・・これが下積みと言えるのか。

元請けや1次請けの新卒が初歩的な業務を行っていると言う話だったのを考えると恐らく技術の初歩的な部分を元請けや1次請けの新卒が行い多重派遣派遣された彼は雑用処理要員として派遣されたのだろう。

一度彼を見たことがあるが、まだ新しさが目立つスーツを着て小奇麗な革靴を履いて新卒特有キラキラさを持っていた・・・そんな彼が元請けネームカード首にかけて延々とシュレッダー係りを務めているのである

新卒SES派遣するような会社に入り悪質な派遣先派遣されてしまった彼は運が悪かった人なのだろう・・・・でもこれを運の悪さで処理をしていいのか?




警告する、具体的な事業内容を記載していない求人を出す会社新卒が入るのは危険だ。

しか学生レベルによってはクソみたいな会社から、クソくない会社を探す羽目になる事もあるだろう。

からそんな会社に入らざる負えなかった人は、なるべくはやく転職することを考えて行動するべきだし労働法勉強しておくといい。

自己責任理由に闇に葬りされないようにな。



追記

つの間にか注目された記事になったようだ、勢いで書いたために確かに誤字脱字がひどい。

新卒SES派遣で辞めるまで劣悪な環境で働いていた労働者無能と言う反面教師にもなると思うのでこのままにしておく。

労働に対して何の免疫知識もない新卒就職した会社違法労働状態に気が付くのは稀だと思う、新卒就職したら誰しも就職した会社基準になるのだから

それをいいことに、間違った社会常識新卒に吹き込み奴隷のように扱い不要になれば退職強要して自己都合退職させる客先常駐メインの企業自分が見てきた範囲だと多かったので騙されないように予備知識として書いた。

「客先で仕事をさせてもらっているのだから残業代要求する事は社会人として間違っている」と言う派遣も見てきた、おそらく所属会社の入れ知恵だろう。

SES派遣はありえないなんて意見もあったが違法労働状態が横行する現場では法律はないに等しい(区別もない)、監査会社に入ったら終わりだからありえないと言う意見

そもそも監査がしっかり入っていたら事前面接偽装請負や多重派遣SES派遣が当たり前のように行われていないはず・・・・。

常識ではありえないような無法地帯化した現場会社もある事を知ってほしいと思う。

最近は、特定派遣会社の一部で正社員を「限定正社員」にする流れが起きている、職種地域限定限定正社員にすれば体力のある特定派遣会社は今まで通り社員を客先に常駐させることができるらしい。

まり雇用形態が「正社員」でも入社したら「限定正社員」扱いの場合もあるため「正社員」書かれていてもどのような雇用形態かは入社前に確認して欲しい。

そもそも求人票や採用情報労働者を騙すような事を書いても問題とされない現状がおかしいのだが、改善される見込みはないため労働者側が気を付けるしかない。

anond:20180112130526

おおざっぱにウェブエンジニアが5000万円弱の給料をもらってるとすると、

請負案件ベースでは、1億円規模の仕事を1年でこなしている感じなの???

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