はてなキーワード: ドナドナとは
周りには山と森と田んぼと畑だけがある。木苺やアケビがなっていて、道を外れると古い文字が刻まれた石碑があった。山の中で迷子になり、でかくて怪しい雰囲気の池を見つけたりした。そのまま適当に歩いていたら集落に出たためその辺の人に助けてもらったことを覚えている。その後何度山に入ってもあの池に行けたのはその一回だけだった。よく無事だったな
逆に山を探検していた同級生が裏庭に転がりこんで来たこともある。裏庭には蓋を開けちゃいけない穴?みたいなのがあるから危ないところだったかもしれない。その時は祖父が送っていった。
牧場でもないのに牛を何頭か飼っていた。出産に立ち会い、子牛に名前をつけて育てていた。人生で唯一ペットと呼べる存在だ。最後はトラックに乗せられドナドナされていくのを見送った。子牛はオスだったから多分お肉になっただろう。
どこに行くにも遠くて、小学校へ通うのも一苦労だった。小学三年生まではスクールバスがあるけど、スクールバスの来る場所までがまず遠い。毎朝五時に起きなきゃいけなかった。四年生以上で自転車通学解禁されたけど、朝早く起きないと学校に間に合わないのは変わらなかった。
給食の白米が持参だったのは農家ばかりだからだろうな。月・水・金曜日が米の日で、皆のご飯が保温器で温められていた。
茶色くてフサフサの毛虫を筆箱で飼うのがクラス中で爆流行りしていた。虫が嫌いな人間は生きていけないだろう。
学校がある町の方では春と秋に祭りがあって、色んな店が出ていたけどいつも行く店は決まっていた。いじわるなお婆さんの飴玉屋。先に飴を選べとか先に金を払えとか毎回言ってることが違ったんだよな。怖かったけど、その飴玉は特別に美味しく感じて大事に大事に食べたのを覚えている。
人間は面倒だったな。繋げた和室に集まる酔っぱらいのおじさんは何を言ってるのか分からないしうるさいし。離れた集落の子の家にこっそり遊びに行ったのにどこからかバレて電話がかかってきて、すぐ帰ってこいって怒鳴られたし。祖母からすればあそこは遊んじゃいけない家の子、とかそういうのだったらしい。
こうして書き出してみると、良い思い出も嫌な思い出も同じくらいあるもんだ。今は離れた地方都市に住んでるからこそ良い思い出だったなと思える部分もあるし。子どもだから受け入れてたけど、もう一度あそこで暮らせって言われたら絶対無理。
【3年前】
愛猫が老衰で亡くなった実家の父母は意気消沈。もう猫なんて飼わないなんて言わないよ絶対。とか言っていたら、ある日隣人がアポなし訪問。ピンポン「どっちがいい?」。子キャットor子キャット。ニャアと声を上げた方の子猫を「じゃあこっち」と受け取ってしまった父。キジシロ子猫、実家のメンバー入り。
【2年前】
隣人がアポあり訪問。「保護猫がいるんだけど…トライアルだけでもいかが?」。「トライアルだけなら」とやってきた子猫。なし崩し的にそのまま居座り、キジシロ子猫その2、実家のメンバー入り。
【去年】
娘(私)が帰省すると、なぜか外から子猫の声。エサでおびき寄せたりしてなんとか捕獲。白黒の小さな子。そのまま実家のメンバー入り…は流石にならず。親戚の家でちょうど猫の需要があり、ドナドナされていく。
【先月】
「大変なことが。父が…」。すわ事故か病気か?と思いきや、職場近くのドブで濡れていた子猫を拾ってきたとのこと。シャムっぽい生意気なやつ。先住猫との関係構築中、メンバー入り保留。
流石に来年は無理です。近くに捨てないでくださいとのことです。
それほど裕福でもない貧乏でもない家庭で育ち、大学時代は仕送りは家賃に充てて生活費はバイトで稼ぐという生活を送っていた。
当然、生活はまさに貧乏学生といった具合で、肉は高いので毎日キャベツともやし、たまに自分へのご褒美にスーパーで半額になったコロッケを買うのが幸せだった。
夏休み等の長期休暇等で実家に帰るのは一大イベントで、新幹線なんて高すぎて使えない。
うまいこと閑散期などを狙うと、京都から新宿へ行くバスがダイナミックプライシングのおかげで1800円とかであったりする。
窮屈な4列席でドナドナと言わんばかりの感じで東京へ輸送されていく。
5枚綴りであったが、1回分は2300円とかそんなもんだったかな。
同じく東京から関西へ出てきた友人と一緒に帰省に使い、名古屋で降りて味噌カツを食べたり熱海で足湯に浸かったりと旅行気分だった。
これも案外悪くなかった。
貧乏ながら、関西から東京へ移動するのは工夫しがいがあり、自分の中で特別な物だった。
就活の時期になり、最終面接は東京本社で行うというのもあって会社から新幹線の費用を支給してもらったりもして新幹線を使うことがあった。
それまで4列シートの夜行バスで狭い席に窮屈に押し込められてエコノミー症候群上等といったところなので、新幹線の自由席では席の広さや民度の良さに感動した。
ただ当時は貧乏学生、お小遣い稼ぎのために新幹線を買って領収書をもらったあとに払い戻し、結局夜行バスを使ったりしていた。
今考えると高々1万円程度の差額のために必死で愚かだったなと思う。
そして今、起業してある程度小銭を稼げるようになり、東京と関西で2拠点生活を送っていて毎週グリーン車で移動している。
東京と関西の家で合わせて毎月50万円近く家賃を払っていて、でも牛丼が好きなので松屋にはよく行ってて、大金持ちになったわけではないけど小金持ちだなと思う。
ふとこの前仕事の都合で新幹線の自由席に乗ったとき、すごく狭く感じた。
多分今はもう夜行バスなんて乗れないだろう。
経費削減&そろそろ寿命なのでセカンドカーで使っていたオンボロの軽自動車を処分することにした。
買い替えではないので下取りとか気にしなくていいし、勉強も兼ねてお小遣い増やせたらいいなと思ったのだ。
車検で世話になっている整備工場では1万円で買い取ってくれるという話だったが、欲深い女なので何社か見積もりを取ることにした。
A社:せいぜい1万、ツテを当たればワンチャン2万で買取できるかも
B社:1週間以内にイエスと言ってくれれば3万で買い取る。ただめっちゃ押しが強くて怖かった
とまあピンと来ないままぼんやりしてたら某社のカーオークションやってみませんかという話が来た。
セルフ出品とやらで、色々なアングルで車の写真を撮ったりしてデータを送ると出品表が作られてオークションにかけられるらしい。
希望価格を設定し、それ以下なら断ることも可能という事でダメもとでチャレンジ。
写真撮りはポンコツ素人にはなかなか難しく、ボンネットの開け方を思い出せずに夫に泣きついたり、警告灯が消えなくてやはり夫に泣きついた。
無事に出品表が出来上がり、オークションにかけられた結果買取金額35000円となった。
手間の割に大差ねえな断るかと思ったら電話が来て、
「値上げ交渉した結果、今日中にOK出してくれれば46000円にする。10万以下の車は原則ノークレームノーリターンだから安心してくれ。」
という。まあよかろうと思い承諾。
ところが届いた契約書には買取金額35000円の表記。おおッと不穏だ。
(まあ…損にはなってないし、これで嘘こかれたら差額分は話のタネにしたろ)と思いつつ書類を完成させた。
というかここで断るとおそらく違約金がかかって大赤字になるので後に引けない。
「35000円」
やっぱりぃ?電話越しで言われたことだったから証拠残してなかったし、35000円で契約書にサインしてるしなぁ…
一応電話くれた日付くらいは表記して、こっちに非があるんだろうけどぉ…ねぇ?って感じのメールを書いた。
速攻で返事が来て、「記録が残っている。反映してなくてすまんな。差額振り込むで」
とのことだった。そして差額が振り込まれた。
結局無知な女をだまして値切りたかったのか、素でうっかりしてたのかはわからないが前者のような気がする。
つい先日まで妻は車に全く興味が無かった。完全に0。だから私が燃費が悪い男の浪漫の塊SのRを選んでも「買える範囲内の金額であれば何も文句は無いよ」と右手をヒラヒラさせるだけだった。
しかし、私がうっかり会社で車の鍵を失くしてしまい、、社用車のワンボックスカーを借りて帰宅し週末を過ごしてしまった結果、「この車めっちゃ乗りやすいし、扉開けやすいし、車内拾いし、荷物沢山載せられる」と妻は無事鍵が見つかり帰ってきた浪漫カーS君をじっと睨んだ。
「この車、実用性低過ぎじゃない?来年子供生まれるし、これはもう無理じゃね?」
私はナウシカの様にS君を後ろに隠しかばったが、妻の主張はもっともであると理解していた。
多分来年の夏前にはS君はドナドナされて、私は何かしらのファミリーカーに子供を乗せてショッピングモールへ行くだろう。
それまでS君のアクセルを踏み続けてあげたい。
ってこれ今日に言っとかないと言うタイミングがなくなっちゃうので言わせてちょうだいって感じよ。
血だらけ傷だらけのJKにすれ違ったのが可愛かったです。
私も血だらけ傷だらけのOLか血だらけ傷だらけのローラのコスプレでもしようかしら。
と言うかさー
こないだ盆明けだと思っていたのに、
盆を開けたらもう気付いたら年明けって感じで
幸いまだ記憶のあるかぎり年内中にとどめておきたいところがたくさんあるのよね。
年末調整の保険のハガキどこやったっけ?って探しまくっていたらまだ来てなかったり、
探して諦めた翌日に届いて投函されていたわ。
まだ年末にまでは時間があると思わせといて年が明けちゃうのよ。
今できることは今するクセを今から付けておかなくちゃって
後のばしの先延ばしの刑に処されるわよ。
いい言葉っぽく聞こえるけど
語源は明日には明日の仕事があるから今日の仕事は今日のうちにしておきましょう今年の汚れは今年のうちにと通ずる言葉でもあるのよ。
サボリング発生強力発泡洗剤を投入したら
嘘みたいにピカピカになって
これまで地味にトイレ掃除ってって思っていたけど
そこはジョンソンアンドジョンソンというかトイレ掃除の味方がいて、
強力にサボリングを除去してくれて笑ったし、
それはそれでいいんだけどね。
もっと深刻なことがあるのよ実は。
そこのお総菜がどうも美味しくないのよ。
これってこのお店自体が美味しくないのか、
近所にはマーケットが何軒かあって、
一番近いから一番便利で助かっているは助かっているんだけど、
やっぱりお総菜がここ美味しくないのよ。
目新しいお総菜だと思っても見栄えだけであまり心打たれるような美味しさではなかったり
総じてここの惣菜は全部ハズレなわけ。
から揚げよく買ってたんだけど、
やっぱり茶色い美味しそうな見栄えに騙されまくって私もいい加減気が付いちゃったって事なのよ。
隣のスーパーの方が
しかも、
鶏ムネ肉で美味しいのよ。
鶏ムネ肉が鶏モモ肉を越えるって事は通常ありえなくない?
だから悩ましいのよね。
そんなにお総菜研究家の調理名人でも電子レンジでの温め上手でもないからよく分からないんだけど、
私の舌に狂いはないはずなのよ。
最終温めてないから美味しくなかったのかな?って
コンビニ店員さんが優しく温めてくれる気持ちを思いだして私も同じ気持ちに寄り添って温められてるかはどうか分からないけど、
昨日までのコンビニ店員さんがハロウィーンコスプレをしていて、
それには一応ツッコんであげた方がいいのかしら?って迷うほど温めたいわけ。
で、その美味しくないお総菜は温かくないから美味しくないと思って温めても美味しくなかったという残念しかお皿に残らないから
やっぱりもともとそもそもとして残念だったのかも知れないわ。
なんかやっぱり、
美味しそう!って感じない時点で他店舗とは負けているのかも知れないわ。
よその店舗に行くとお総菜売り場がワクワクが止まらないロマンティックなほどなんだけど、
ここのお店のお総菜は全部捨てられてしまう羽目になってしまうから、
やっぱり可愛そうなので、
一応はこれでもまともに買えそうな美味しい私の大好きな海苔巻きとかは買うのよ。
でもやっぱりお客さんもよく知っていて、
まともに食べられる美味しいものが先に一番に真っ先に猫まっしぐらに売り切れてしまうのよ。
だから
閉店間際の試合終了間際の残っているお総菜は一瞬半額以上のパワーを持ち合わせて強まった感じがしているけど、
実は美味しくないというタダそれだけの理由で売り残っているドナドナなわけなのよ。
だからといってあの歌のドナドナの牛が売れ残っている最後の一頭の仔牛というわけでは無いから
話しがややこしくなるのよ。
スーパーのマーケットによって買ってはいけないモノ買っていいモノのベテランこそが知っている
お総菜選定師という、
ヒヨコ鑑別師にも勝るとも劣らない資格があってもいいかもしれないわね。
これ以上閉店間際の試合終了間際の悲しくて残念なお総菜を手にして美味しくなかったなって悲しい思いをする人を生みたくないのよ。
だから一概に割引シールに騙されて買うのはナンセンスだって事に気付いただけでも
人は日々成長ってことで
ご清聴ありがとうございましたって
無理矢理にでも締めたいところよ。
閉店間際って意味で。
もはやよく分からないわ。
うふふ。
飽きないけど。
近所に美味しいパン屋さんが出来たので
行ってみたい矢先なんだけど
いつかタイミングがあったら寄ってみたいモノよ。
沸騰した手の湯冷ましの粗熱があら取れたのね?って
気が付いたら飲み頃になっていた感じの温度よ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
住人(特に持ち家をもっている人)にとって、洪水は水がひいてからが真の戦いになる。
うちは避難所ではなく自宅2階に避難した。周囲が3mの水深、床上1.5mの浸水。今回は自宅避難メインで災害後にやったことを記録しておく。
被災後は呆然としてしまう。頭がまっしろになって、なにから手を付けたらいいかわからなくなる。だから結構細かく書いた。全部つめこんだから長いけど、読み飛ばしてもらって構わない。もしもの事態に遭ってしまったときに、この記事を思い出してもらえたらとても嬉しい。
被害にあった場合、まずはとにかく写真を撮る。撮りまくる。可能なら水深が一番あるときの室内の写真も撮っておきたい。また、床下浸水であったとしても写真をとっておくこと。床下浸水でも中規模半壊に認定されて保障がもらえる可能性はあるし、家の補修(消毒作業)は必要。
写真を撮るポイントはウェザーニュースのサイトがわかりやすい。https://weathernews.jp/s/topics/202007/050075/
①建物の全景を撮る
あと新宿区のやつがわかりやすい https://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000291807.pdf
この写真が、これから申請するあらゆる支援金や保険のベンチマークになる。というのもこの写真(プラス客観的な情報)で罹災証明書の内容が決まるからだ。罹災証明というのは災害被害にあったこと、その被害の程度を証明する書類で、保険適用するとき、支援金の受給対象かどうか、支援金の額、税金の免除、会社に特別休暇を申請するとき、ありとあらゆる後処理にこの書類が関わってくる。
床上浸水になると、棚は倒れ、畳は泥水に浮き、ひどい有様になる。正直目も当てられないので一刻も早く掃除したい、元にに戻したい気持ちになると思う。が、やけにならず、落ち着いて、写真を撮ってほしい。
これがすべてうまくいけば、1階床上浸水でも大体1カ月程度で元の生活に戻ることができる。ただ自治体の動きの速さや、情報収集能力の差がでてくるのでかなりばらつく。うちの場合は3カ月で8割片付いた感じ。
もちろん全壊の場合は元の家には戻れない。今も仮設住宅に住んでいる人がたくさんいるのが現実である。
これは洪水中に避難所に行っていて、片付けのために帰宅した人向け。ガス漏れしていないか、ブレーカーは落ちているかを確認する。火花が散っているとか、ガスの臭いがするとかあれば、近づかずに最寄りの消防署とか役所とかに相談する。断水状況も確認する。水と電気が使えると片付け作業が楽になるので、つながっていたら天に感謝したいところ。
増水して家が沈んでいく速度に比べて水が引いていく速度は遅い。増水していくときは、家が河川に飲まれていく感じなので流れも早いが、水が引いていくときは次第に流れがゆるやかになり徐々に水かさが減っていくという感じ。これが厄介で、押し流されてきた漂流物や泥が様々な場所に堆積していく。室内ももちろん例外ではない。めちゃくちゃ粒子の細かい泥がヘドロになって室内にも積もる。うちの場合は5cmくらい積もった。
最初に直面する敵にして、最大の敵が泥。この泥がまじ厄介ということを書きたくてこの記事を書いているといっても過言じゃない。
臭い。とにかく臭い。洪水によって流されてきた泥はいわゆる川底の泥ではない。ヘドロだ。これを吸うと病気になりそう、と本能に訴える臭いをしている。
実際洪水の後は感染症のリスクが高まる。サンダルで作業してて落ちているガラスを踏みケガして破傷風になるとか。土埃と一緒にレジオネラ菌を吸引して肺炎になるとか。無知だったので素手で作業して手がかゆくなったりもした(おそらくなんらかの虫が泥の中にいて嚙まれたんだと思う)。
可能なら片付けを本格的に始める前に、衛生面で気を付けるべきポイントをまとめてるサイト、例えば下記サイトとかを一読しておくことをおすすめする。ほんとはゴーグル、長袖・長ズボン、長靴、ゴム手袋とか徹底しないといけないわけだが夏のクソ暑い中、外で作業するのは普通に無理げーなので、ポイントを押さえつつ自己責任でうまいことやってください。
泥の話に戻るが、流れてきたそのへんの板でいいのでとにかく泥を屋内から掻き出す。ある程度掻き出せたら、ホースまたはバケツリレーで水を流す。
高圧洗浄機があると非常にはかどる。これがあるとないとでは天と地ほどの差がある。思い切って購入するか、借りるかしてなんとしてでも確保したい。
掻き出したらいったん気安めにアルコールスプレーをかけまくるのがおすすめ。なければハイターを薄めたものでもいい。臭いがだいぶましになる。どんだけ水を流しても壁紙や床にこびりついているので、家の補修をするまで根本的な解決はない。とはいえ避難所に行かず家に残る選択をした場合は、都度戦うことになる。避難所に行く場合も、次に家の片付けに来た時のカビの進行を少しは遅らせられるんじゃないかなと思う。
なお当然ながら庭や道路、屋外にもヘドロが堆積している。洪水が起こる時期は大抵夏なので、晴れるとそのヘドロは一気に乾燥する。そして風に巻き上げられる。部屋の窓を開けていようものなら部屋に砂がつもる。数時間置きに掃除をする必要があるし、外にでるときはメガネやマスクを推奨する。
この掻き出した泥だが、そのまま捨てることはできない。用水路が詰まるので。
いったん積んでおいて、ホームセンターが営業を始めたら土のう袋を調達してそれに入れておく。被災後数週間後には、自治体の手筈が整い回収にきてくれるようになるはず。
床上浸水した家の車はほぼおじゃんになる。エンジンもかからないので動かすこともできない。室内のゴミと化した畳や家財道具を運ぶにあたり非常に邪魔なので早めに回収してもらう。
その車を購入した販売店に連絡がついて、車の回収と代車の申請が早めにできると一番良い。とはいえ難しい。早いもの勝ちになるし、なにより通信がしんでいる。
そんなときはJAFに連絡するという手がある。電話がだめでも、アプリをDLすればアプリから呼べる。JAFは水害で動かなくなった車も対応していて、代車の手配こそできないが、回収には来てくれる。
一昨年新車を買ったのでなんとなく入ったJAFだったが、まさかここで効いてくるとは思わなかった。なお新車泥まみれになりJAFにドナドナされていくのを見るのはつらかった。
気が動転していると思うが、車が回収される前に、免許証・めがね・保証書系・ETCカードの置き忘れがないかチェックすること。
浸水にあった家財道具は基本すべて災害ゴミ。陶器や金属類は丁寧に消毒して使い続けることもできるかもしれない。タンスや机などの木製のものや、畳などはどうしようもない。もう捨てるしかない。
上の階に運び損ねた食べ物ももちろんアウト。うちの場合、米俵が1俵まるまる1階にあり、なんとか洗って食えないか試みたけど、数日後には全部発芽しました。水に漬かったし暖かいし当然だね。。。すごい発酵臭を放ちだしたためあきらめて捨てた。
捨てるものは全部いったん室内から出す。自治体が被災ゴミ捨て場を整備してくれるはずなので、それをまって捨てに行く。このとき、謎のゴミ収集屋が出現し、親切な言葉をかけてきますが無視推奨。あとで高額請求をふっかけられる恐れがあるので。焦らず行政のゴミ捨て場を使う。
床上浸水した場合、浸水した箇所はすべていったん破壊しなければならない。床はもちろん壁も。いったん家の柱スケスケ状態にしてがっつり乾燥させる必要がある。
なぜなら、洪水によって持ち込まれた大量の雑菌がすでに家じゅうに浸透していて、カビだらけになるからだ。乾いたからいいやとか、泥を洗い流したからいいやとか、アルコールで拭いたからいいや、壊したら後が大変だしやりたくない、という気持ちになると思う。だれだって面倒なことはしたくないし、家は壊したくない。でもその家にこの先も長く住むつもりなら、これを避けては通れない。アルコールやハイターで表面を拭いた程度ではどうにもならないくらいカビてくる。まじでカビる。ちょっと雨が降って湿度があがると一日と経たずに室内に腐海が形成される。たぶんナウシカもびっくりする侵食速度だと思う。ふき取りと消毒で乗り切ろうとした家がうち含め何件かあったが、カビにやられてしまい結局みんな取り壊すことになった。
もし大工が確保できるなら、それがベスト。大工と併せてシロアリ対応業者も手配できると最高。壁と床をぶちぬいて専用の熱風おくる器具で一気に完全乾燥させるので1日で乾燥が完了する。さすがプロ。
大工いない場合は、自分たちでやる必要がある。壁と床をぶち抜いて、柱用の消毒剤を塗ったり、地面用の消毒剤を撒く。自然乾燥の場合、柱スケスケのまま最低1カ月は乾燥させたほうがいいらしい。プロ向け工具店の店員曰く、可能なら2カ月くらいは乾燥させたいところらしい。ここで湿ったまま進むと、カビはもちろんシロアリの格好の餌にもなる。うちの場合は、1カ月待てなかったので2週間くらい乾かした後、乾燥剤を買ってきて床下にばらまいて床を貼りました。自己責任。
大工の数は限られているので、ツテがないと大工をすぐ確保するのは現実問題として厳しい。見積はとったものの2-3カ月たっても来てくれないから結局自前でやったという人は結構多い。
自前でやることに決めた場合でも、見積だけはとることをおすすめする。というのも大工の見積があれば、その後大工が来てくれなかったとしても見積分のお金を自治体が負担してくれるからだ(自治体にもよるが、そういうケースがある)。
ちなみにうちは見積すらとれず、自前修理に使った資材のレシートを保管・整理し記録をつけて役所に申請したが、びた一文もお金はもらえませんでした。かなしい。これ以上かなしむ人が増えないよう、みんなはなんとか見積まではとってほしい。
なお自前修理の際はDIY系Youtubeを片っ端にみました。プロからアマチュアの方まで。全DIY系Youtuberに感謝。
罹災証明書の取得は自治体によって細部違うが大まかにこんな感じ。被害状況の申し出をする→自治体の担当者が家を訪ねてきて実際の被害状況を確認する→被害状況が判定されその内容が記載された紙(罹災証明書)が渡される。
行政から支給されるメインの支援金は、「被災者生活再建支援制度」だ。全壊・大規模半壊・中規模半壊など被害の程度によって額がきまる。基礎支援金と加算支援金の2段構えになっているが、合計すると全壊なら150-300万、大規模半壊なら100-250万、中規模半壊なら25-100万支援がある。
大規模半壊と中規模半壊の差が非常に大きい。大規模半壊以上じゃないと保険の対象にならない、等。床上浸水なら大抵の場合大規模半壊がとれるはずなので、しっかり写真をとって、大規模半壊の判定をもらいたい。
全国からのあたたかい支援により、自治体に集まった寄付金を住民に分配してくれる場合もある。このときの分配額も罹災証明書の被害状況に応じて判断される。
ただしく罹災証明書を発行してもらえるよう、繰り返しになるが被害後の写真はしっかり撮っておきたい。
申請できるものはすべて申請する。もらえるお金は1円でも多くもらう。これが鉄則。
古い持ち家の場合、火災保険に入っていないこともあると思う。もしくは期限が切れたまま放置してしまっているとか。ハザードマップ確認してやばかったら至急確認してほしい。被災後に受け取れるお金は1円でも多いほうがいい。切実に。
多くの場合、火災保険に水災も含まれている。また家財保険もセットでついていたりあする。ただし、保険によっては水災は射程外だったり、家財に対してしか保障しない場合もあるため、読み直しておくのがおすすめ。
保険とか共済とかなにかしら入っているはず。書類を探し出して申請する。新車ならほぼ全額かえってくる。
自営業で店舗をもっている場合、店舗に対しても保険がかかっている可能性がある。水災も保障対象になっているか、どこまで保障対象になっているか(建物も含むか、商材のみか、など)もみておくとよい。
そのほか、自営業用とか特定の業種向けとかいろいろ自治体によって支援金がでる可能性があるので、情報はしっかり収集する。
もし洪水を自宅避難で乗り切っていた場合、1階の被害状況によっては避難所に行ったほうがいいと思う。
浸水により室外機が故障するので、エアコンはつかない。浄水場が浸水した場合、きれいな水は出ないし地域によっては断水している。ガスもつかない(プロパンガスを交換してもらう必要がある)。1階に台所や風呂、トイレなどの水回りがある場合、床上浸水後は流れてきたヘドロが堆積するので使えない。漂流物で窓などが壊れている場合、侵入者の可能性もある(残念ながら)。備蓄があればいいが食料がないかもしれない。
熱中症のリスクや衛生面の問題、安全性、食料確保の観点から、貴重品をもちこんで避難所で寝泊まりするのは良い選択のはず。1階が主要な生活スペースだった場合、家に残るより避難所のほうが生活環境が良い可能性が高いし。洪水の翌日には災害用の中継車がきて無料インターネットが解放されたし、洪水から数日後には自衛隊が避難所に風呂を設置してくれていた。1週間くらい後にはコインランドリー車(トラック型のやつがある。このとき初めて知った)も来てくれて洗濯ができた。また、食料については支給があるため心配の必要はないし、衣服についても支援いただいたものをいただけるチャンスがある(着の身着のままか、数日分しかもってこないので、衣服はすぐ足りなくなる)。
加えて、避難所にいると自治体の支援情報がすぐ入ってくる。テレビは哀しい哉、災害から1週間もたてば全く取り上げてくれなくなるので、自治体の情報は自分でなんとかして取りに行かなければいけない。その点避難所は掲示板などで支援情報がまとまっているので便利である。
そして家の片付け・補修が終わるまでは、昼間は家に帰って泥の処理、夜は避難所で休む、という生活がしばらく続く。友達とか親戚とか避難所生活した(そしていまも仮設住宅に住んでいる)ので、避難所のこともそのうち書けたらいいなと思う。
日替わりでCPUトレーナーが「スピード”E"以上の殿堂入りウマが欲しい」「中距離”B”以上で重賞で勝ったことがあるウマ娘がほしい」といった条件を出してくる。
その指定したウマ娘を「移籍(要するに売却である)」すると通常よりもずっと多くの報酬が得られるというものだ。
モチーフとしては現実の「競り」なのだが、「競り」の場合はこれから伸びるウマを売りに出すのに対して、こちらはある意味で「使用済み」のウマを売りに出す形になる。
見方によっては「因子」を売っていると見ることも出来るのだが……相手の出す条件に「因子」が含まれていないこともありこちらはまさに使い道のない殿堂入りウマを売りに出すことになる。
その上、そのウマは他プレイヤーに渡るでもなく単純に「データ消滅」するだけである。
これから結果を出してくれることを期待する「競り」や「種付」と比べるとあまりにも未来がなく、ドナドナと表現するほかない
ちなみにこのイベントは殿堂入りウマを移籍させまくったばかりのプレイヤーでなければ既存の殿堂入りから要らないのを投げていくだけで完走できる。
ゲーム開始時にやっていたスタートダッシュミッションの無期限版と考えればいい。
40個のミッションを全て達成すれば☆3チケットが貰えるのでかなり美味しい。
内容は普通に育成しても手に入るものや金特取得だけで終わるものもあるが、プレイヤーの壁となるのは各種のGIレース勝利二つ名の収集(トリプルティアラ等)である。
・サポカ5枚トレ
が全て廃止されている点だ。
単なる改善ではあるのだが、綺麗サッパリ消えているのは流石に面白すぎる。
あれらの要素に対してどれほど多くの苦情が来たかが物語られている。
今回のイベントは二つ名がN枚抜き出来ないのが厄介ではあるものの、チャンピオンミーティングでグレードクラスに出ているプレイヤーであれば10周~20周で終わらせることが可能な難易度だ。
運ゲーが絡まないこともあり淡々とプレイしていればアッサリ達成できる条件ながら期間無制限である。
確かに「始めたばかりのプレイヤーのため」という見方もあるのだが、実際のところは「プレイヤーがスタミナを全く使い切らなくなってきた」という事実を運営がデータとして把握していると捉えるべきだろう。
開始時は寝不足のトレーナーが続出したウマ娘も、もはや土日しか育成しないトレーナーが増えてきており、土日にもスタミナを使い切ってないトレーナーも多くいるのが現状と思われる。
そうでないのならば、今まで通りに2週間程度の期間を設けて早くプレイしろと煽ってくるはずだ。
だが今それをやるとプレッシャーによってかえってプレイヤーが離れると運営が理解していることがこの無期限イベントからは伺える。
今までと比べると圧倒的にカロリーが低い。
殿様商売を続け、ウマネストを繰り出してきたウマ娘陣営にも、ようやく反省の色が出てきたのだろうか?
面白すぎるぞ~~