はてなキーワード: 焼け野原とは
30分アニメを見てた
どんなアニメかというと、
タイトル忘れた
南の孤島に村があった
村の真ん中には丘があって家が一軒立っていた
だから少女は一生懸命に少年に話しかけるけど少年は少女を無視する
たまに泣いたりもしてる
ある日の朝、少年が目覚めると、村が海賊に襲われて焼け野原になっていた
実は少年はこうなることをしってた
少女はそれを知ってたから少年になんとかしてほしかったけど、少年はあれは悪い夢だったんだと思って普通に過ごしてしまったのだ
そのせいで結局襲撃をそのまま許してしまった
煙が立ち上る壊れた家から、それとは対照的な青くて白い雲がある空にカメラがパンして、青空を背景に、
1話のタイトルが、一人と一人と一羽の物語、ってのがバーンって出た
2話も見るか迷ったけど、見はじめた
2話はもっかい過去に戻って、海賊を防ぐために先に船で海賊をやっつけにいこうみたいな話だった
今度はなぜか自分もその船に乗ってた
途中で海賊とすれ違った
その海賊が島に向かってるところだったからどうにかしないといけなかったのに、怖いからってことですれ違うだけでスルーしてしまった
海賊船はめっちゃ幅寄せみたいな感じで至近距離を脅かすみたいにすれ違っていった
たぶん寝る前の風呂に入りながらパプワ君のOPをyoutubeで聞いたせいで南の島ってのを見たんだと思う
雰囲気的にはワンピのうそっぷが仲間になる話+今そこにいる僕の一話みたいな印象だった
あとは中学校のバスケットコートでハンドボールする夢もみたなあ・・・
なんか疲れる夢だった・・・
通常ミサイルで破壊できるのは数十メートル四方、つまり1ブロックから4ブロック程度
核ミサイルでも2から5キロ四方が壊滅するのみなので、2,3駅分が飛ぶ程度
北朝鮮が撃てるミサイルは300程度で、韓国と日本のどこかに最大それくらい撃たれる可能性がある
なんか、戦争って、教科書に載ってた太平洋戦争の写真みたいに、日本中が焼け野原になるイメージになってないか?
ある瞬間に、どこかの街の、駅前が壊滅する程度の話だ
ある程度迎撃できるとして、最大限多く見積もって10発着弾くらいとするなら、起きる被害は、日韓合わせてどこかの10駅程度の街が壊滅する程度だろう
ただ、それがどこかで起きると日本中混乱するし、起きた場所が東京だと政治経済が停滞する可能性がある
自分に直撃なら、対処のしようもないのは事実なので諦めるしかないがな
そうでないなら、本当にアホくさくて、本当に今すべきことはないか、よく考えてみるといい
考えた末に、やっぱりアホくさいと思うなら、その判断でいいと思うが
元増田ですよ。
元で書いたのは煽りでも期待でもなんでもない。
俺には2歳の娘がいる。
戦争なんか起きて欲しくない。
しかし、戦争 (呼び方が不適なら、半島の爆撃と日韓でのテロ、ミサイルテロ) があるかもしれないのは事実なので、じゃあ我々に何ができるか?
まず、テロやミサイルがあっても、日本が滅びることはないし、国家が占領されたり、着弾地点以外は焼け野原になったりすることはないと思う。
つまり、1か月程度しのげば、復旧する可能性が高いと言う前提。
それで考えると、言えることは災害対策と犯罪対策マニュアルにしかならないが、以下の通り。
1. 水、食料の備蓄
2. 非常用持ち出し袋の用意。薬や防寒具等も含む。
4. 不用意に人混みに行かない。通勤ラッシュはできるだけ時間をずらす。1時間早めに出るとか。
6. ミサイル警報が出て着弾までおそらく3、4分なので、その間の動きをイメトレ。津波来たらどう動くかイメトレみたいなもん。家や職場の方が安全かも?直撃は諦めるしかない。
8. 核、化学兵器、応急処置、サバイバル術に関して正しい知識を持つ。可能なら持ち出し袋にそんな本でも入れておく
そんなもんかな?
ではみなさん、生き抜きましょう。
幸運を祈る。
2chより
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308 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2017/03/20(月) 15:10:14.99 ID:WqfS25g8 [15/18]
FGOに突っ込んだ奴勝ち組だわ…混んでる
311 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2017/03/20(月) 15:10:50.90 ID:RtWZOP2+
FGOまじか
しかしそうなるとゲームにも廃課金しつつ本も作らないといけないっていう
313 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2017/03/20(月) 15:12:08.31 ID:4Zdr0WuJ [1/7]
とりあえず次の流行り来て良かったなww
314 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2017/03/20(月) 15:12:31.98 ID:Vx6OdBjk [14/18]
316 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2017/03/20(月) 15:13:44.04 ID:JfeWspan [2/7]
むしろ露骨な腐サービスは苦手という層に人気が集中してるんじゃないか?
FGOは無料のストーリーとイベント参加していればキャラのストーリーや関係性はわかるし
ガチャが渋いので有名だから欲しくても出てくれないと言えば仕方ないよね、って感じで
許されやすい土壌だからソシャゲでもどうにかなるのかもしれない
320 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2017/03/20(月) 15:15:49.18 ID:/MxI+y3s [3/11]
ノマ描ける人羨ましいわ
322 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2017/03/20(月) 15:17:04.63 ID:Pnae89q3 [1/7]
鉄血のシノヤマ島が激戦区
FGOが激混雑
ユーリ・おそ松が盛況
こんなとこか
じっさい、虎の3月上旬の予約時点でもスケ、湖南、松、刀に続いてFGO、鉄血が多かったから
納得は納得かな
鉄血参入はもう無理だけどFGOはいけそう
324 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2017/03/20(月) 15:17:51.10 ID:Pnae89q3 [2/7]
ソシャゲ同人ジャンルが同人の勢い弱いっつーより女向けの雌臭いアイドルものが同人弱いってだけだなつまり
325 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2017/03/20(月) 15:19:53.55 ID:WqfS25g8 [16/18]
雌男アイドルものは別に同人求めなくても公式で同人臭い事やるからなぁ
FGOは基本男性向けで「もっと男キャラのこういうの見たいのに!」って欲?が同人を求めるのかもしれん
まぁどのジャンルも完売報告多いから今時の在庫恥ずかしい精神で全体的に数絞ってるだけかもだけど
326 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2017/03/20(月) 15:20:02.66 ID:Vx6OdBjk [17/18]
持ち込み少ないだけじゃねっていう疑惑がFGOにも鉄血にもつきまとうんだよな
書店の売れ行き見てるととくに
ユーリ・コナン・おそ松・刀剣>>【壁】>>FGO、鉄血>その他って感じで高い壁がはっきり存在してる
327 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2017/03/20(月) 15:20:13.70 ID:JfeWspan [3/7]
だからFGOは来るって教えてやってただろw
ユーリも当てたしFGOも当てたし
ツイまわりがFGOだらけで焦ってゲームやり始めて大正解だったわw
329 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2017/03/20(月) 15:25:29.26 ID:HCsukS92
fgo見てきたけど並んでたのはぐだとかより槍弓が多かった気がする
331 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2017/03/20(月) 15:26:37.00 ID:Vx6OdBjk [18/18]
先々週 スケ56 松19 コ11 刀5 FGO 3 進撃 2
先週 スケ65 松15 コ8 刀7 FGO 1 鉄血 1
デイリーだとわりと毎日3冊とか5冊見かけるFGOだけど週欄になると壁にぶつかる
ここに部数の天井を感じるんだよね
これがせめて刀みたいに毎週5種以上入れば人気ジャンルの仲間入りできそうなんだが
今が参入のチャンスかもしれない
333 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2017/03/20(月) 15:28:58.75 ID:dbKXjbcw [2/3]
337 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2017/03/20(月) 15:33:28.15 ID:4Zdr0WuJ [4/7]
公式グッズとか声優俳優の搾取も無いしfgo良物件だったんだな
338 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2017/03/20(月) 15:34:07.07 ID:WqfS25g8 [17/18]
それにFGOは最新ストーリーまでプレイしてる人ならわかると思うけど
バブル芸人とやらが人気である。80年生まれの私は、当時のことを懐かしむ思いを感じつつも、微妙な気分で眺めている。何故?バブル経済は悪だったからである。続く「失われた20年」生み出した元凶。(ちなみに「失われた20年」は英語で”lost two decade”であり、「負けた」という意味もある。)彼女なんかはあの時代を茶化してやってるんだろうからいい。でも、ここのところ、なんか素晴らしい時代だったかのような受け取られ方をされてる雰囲気を感じてしまって、イヤなのだ。
そんな雰囲気を感じてるんだろう、金融関連ではバブル史本の出版がラッシュである。どうせ当時の銀行員か何かが自己正当化の文言を並べてて、こんなことが今後あってはならない、みたいなまとめられ方をしてるんだろう。読んでないから分からないけど。
バブル経済の後遺症が長引いた原因は、バブル崩壊当時、窮地に立たされた銀行を国が救ってしまったことにある。バブル期に後先考えず融資した金が焦げ付き、国全体の金の流れを止めた。いわゆる不良債権問題である。あの時、銀行をじゃんじゃん潰してしまって、焼け野原からスタートした方が良かった。20年を失ってしまったあとでは、そう思える。ちなみに私が大学を卒業したのが2003年、就職率がワーストを記録した年である。バブル崩壊から10年以上過ぎた当時ですら、不良債権問題はくすぶっていた。
今となってはバブル期という一面的な捉え方しかされないが、私が幼少の頃を過ごした80年代は、冷戦の時代でもあった。幼心に最初に覚えている政治家は、中曽根、レーガン、そしてゴルバチョフだ。まだ、ロシアがソ連と呼ばれていた時代、スポーツの国際大会なんかでは「西ドイツ」代表が良く出てたのを思い出す。なんてったって核兵器の量がハンパじゃない。その当時は40何億人くらいだったと思うけど、全人類を殺しても余るくらいの核兵器があった。いわゆるオーバーキルというやつ。
その頃、こういった状況を反映して、人類滅亡後の世界を描くようなマンガや映画が作られていた。私がいちばん思い出すのは、「北斗の拳」と「ターミネーター」だ。「ターミネーター」の方は、スカイネットというコンピューターが暴走して世界を壊滅させてしまうって設定だったと思うが、今、キューバ危機なんかのことも合わせて考えてると、もの凄くリアルだ。ちょっとしたボタンの掛け違いで、全面核戦争に突入してしまう危険性があったのだ。
「北斗の拳」の方は表面的には、格闘技マンガで、私もそのように楽しんでいた部分もある。しかし設定が怖かった。なんといっても「199X年」である。現実に起こりうる未来、世界が滅亡してしまうかもしれない未来。今となっては笑いものではあるが、こんな設定が、時代の中でリアリティーを持ったのである。そして幼い私は、そんな小さな恐怖を受け取ってしまったのである。
80年代から90年代にかけて、バブル経済は崩壊、またソ連が崩壊して冷戦は終結した。この2つの重大な出来事が同時期に起きてしまったことが、日本人にとっては不幸なことだったと思う。冷戦が終わり全面核戦争の危機は去ったにも関わらず、経済的な壊滅状態がやってきてしまい、安心を感じれなかった。「世界は滅亡しない」という安心を。
そんな不安感の中、オウム真理教が登場し、信者を集め、凶行に走った。彼らが持ってた終末思想は麻原個人によるものも大きいが、多くの日本人が心のどこかで持っていた疑念と共振していた。世界は何か別の形で滅亡してしまうんじゃないだろうか?と。阪神大震災がダメ押しになったのも無理はない。95年だ。
ちょっと違うかもしれないけど、90年代末に登場したエヴァンゲリオンにも触れておきたい。エヴァンゲリオンのメインのテーマは親子関係であるとか、成長であるとか、そういったことになるのかも知れない。しかし、設定として「サードインパクト」なる壊滅的な何かが起こった後の世界が舞台となっている。ここでも世界が滅ばない訳では無いのである。いずれにせよ、私達に「世界は滅ばない」と安心させてくれるものではなかった。
そして、21世紀の現在、新たな「終わり」を予感させる出来事が次々と起こっている。それはやはり、2016年のイギリスEU離脱、そしてトランプ大統領の誕生である。世界が大きく動いている。何かこれまでとは違ったことが、起きているし、これからも起きるだろう。もしかしてこれは、「終わりの始まり」なのか・・・。書店に行った。「たとえ世界が終わっても」という新書が並んでいた。
そんな中、話題の「けものフレンズ」を見た。なんでも、「疲れたオッサンを癒やしてくれる」らしい。私も36のいいオッサンで、程よく疲れている。癒やされるか。そして見てみたところ、なかなか楽しくはあるが、いまいちピンと来ない。「すごーい」や「たのしーい」で微笑ませてくれるんじゃないのか。それとも自分には合わないだけなのか。
でも、ふとした時に気がついた。あの世界、「ジャパリパーク」は冷戦の終結と、バブルの崩壊の2つを同時に表現していると。バブル期に日本では、アミューズメントパークが雨後の筍の如く建設され、そしてバブル崩壊と同時に多くが破綻し、そして廃墟化していった。「ジャパリパーク」はそんな廃墟化したアミューズメントパークそのものだ。人間が出てこないし、話題になっているように人類滅亡後の世界に思えなくもないが、アミューズメントパークが倒産しただけだ。冷戦は終わった。世界は終わらない。そう思うと涙が出てきた。
確かにオッサンを癒やす作品だ。でも、私の場合はそのほのぼのとした雰囲気にそのまま癒やされるのでは無かった。自分が幼い頃から育んできてしまった小さな恐怖、心に刺さってしまっていた小さなトゲを、取り去ってくれるという形で、癒やされた。すごーい!
終盤唐突に差し挟まれる、被爆したとおぼしき、右手がずたずたになって、左手を少女と繋いで焼け野原を歩く女性。
これは、すずだ、と。
これは、本当の、すずだ。
普通に、当然のように、そう思った。
始めに言っておくんだけど、多分こういう解釈はあちこちで出てて、多分「原作読めば分かるけど、それはこうだよ」って否定されてると思う。実際、原作を読めばそれだけで氷解する、阿呆みたいな、とんちんかんな、暴走妄想なのだと思う。
別にそれでいい。
ただの、原作未読で、映画も一回しか見てない僕のモウソウだ。「トトロで、サツキとメイは実は死んでました」のたぐいの話だ。
ただ、僕には、そう見えてしまった、ということをメモっておきたかった。
終盤に唐突に現れる、焼け野原を歩く女性は、すずだ、と思った。
本当のすず。
現実のすず。
今、そうであるすず。
じゃあ今までのは全部夢だったのかな。すずの妄想だったのかな。彼女はとても夢見がちで、どこかぼんやりしているのだ。
でも、思い返すと、すずが妊娠したんじゃないか?ってなった時、医者から出てくる様子が映されたのみで、どうなったかの結論が何も出てこない。
勘違いだったのか?
食べ過ぎとかか?
生理不順か?
それとも……流産した?
それは、劇中では語られてない。まるで、触れてはいけないことのように、一切触れられない。
無事に月を重ね、広島に帰って出産し、育て、そして……そして原爆に遭い、子供をかばい、右手を失い、ほどなく死に、ウジに、ハエにたかられる世界と。
たとえば、お義父さんがすずと晴美を米軍機の銃撃からかばったあとに、ばったり倒れたまま起き上がらないシーンがある。直後、徹夜してたために爆睡しちゃったのだ、と笑い話になる。
たとえば、すずが海と軍艦を絵に描いてると、憲兵に目をつけられ、手帳は取り上げられ、家まで押しかけられて家族皆が詰問される。直後、このすずさんが間諜って、そんなあほな!と笑い話になる。
本当の未来は違ったのではないか。あの時、お義父さんは米軍機の銃撃で死んでいたのではないか。憲兵に目をつけられたすずは、そのまま連行、拷問の末、獄死したのではないか。
そうなった未来をすずは、棄却し、そうでない未来に選択し直していたのではないか。
どうやって?
そりゃあ、右手で。
だから、晴美の事故を、やり直せなかった。一緒に右手を失ったから。もう、左手でいがんだ世界しか描けなくなったから。
でも、じゃあ、あれは、一体なんなのか。原爆の焼け野原で、「本当のすず」が連れていた少女は。その子と「すず」が出会い、引き取るのは。
どうともしようがない。合理的な上手い説明など思いつかない。ただ、いくつか思うのは、もう世界線というか、時空は入り乱れてるように思う。原爆のエネルギーなのか、なんなのか。
すずは幻想の右手を取り戻して、いがんだ左手の風景は消えて、そして鬼いちゃんは南方で毛むくじゃらの化物になり、ワニの嫁さんをもらって、過去の人さらいとなって、すずと周作を出会わせる。
貧しい生家から裕福な家に奉公に出され、奉公先から出奔し、草津の家で座敷童になり、遊郭に拾われ、遊女となった、(そして「今」は空襲で死んでしまった)ひとりぼっちのりんの隣に、すずの幻想の右手は、自分の姿を描き入れる。
ならば、もうひとつの世界の流れの、原爆の惨禍に遭ったすずは、そうならなかった世界の流れのすずに、自分の娘を託すぐらいの事は出来たのではないだろうか、と僕は思うんだ。
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20161020/1476918294
NYに住んでる者だが、日本で話題だったので先週末日曜日にタイムズスクエアのAMCで観てきた。
別に会場は終始いたってずっと静かだった。ゴジラが下に火を吐いたシーンは迫力があったが、それ以外はだれも興奮していなかった。アメリカ人は普通ちょっとでもアガるシーンがあればオーディエンスがすぐに反応する。手を叩いたり、大笑いしたり、Hooo!と叫んだり。特に公開初週の週末ではなおさらだ。それがほとんどなかった。最後申し訳程度に拍手がパチパチあったくらいだ。
後ろに座っていたアメリカ人二人組は明らかに終始失笑していたし、トイレに立った際に出会ったアメリカ人は「ゴジラ(第一形態)がなんだかweirdだね」くらいの感想だった。子供は「ママ、ゴジラが全然出てこなかったね」と言っていた。
個人的な感想としては「よくこんな3流の映画で日本全体盛り上がれるな」ということだった。まあ日本にしてはマシな作品を作ったということなんだろうが、それでもあの盛り上がり、持ち上げは異常だ。
まず演技が下手すぎる。最初のだらだら続いた閣僚内の会議のシーンは学芸会かと思った。あの防衛大臣みたいな女性の間抜けなしゃべり方や、菅直人チックな首相役のおっさんの過剰な決断力のなさの演出、こういうキャラがいた方が面白いんだろと言わんばかりの半沢直樹に出てたへこへこするおじさんのキャラ作り。ギャグ映画としてみていいのかシリアスな展開を表現したいのかさっぱりわからなかった。アニメキャラにしゃべらせらば違和感はないのだろうが、「そんなこと普通言わねーだろ」というセリフと大げさな演技オンパレードで、小難しい単語を連呼すれば緊迫感がでると思っている演出と相まって、チープさがすごかった。なんか映画観た後で批評を調べたらあのあたりの前半の会議のシーンを「リアリティのあるポリティカルサスペンス」などと形容しているようだが、失笑ものだ。。24やHouse of Cardsの政府内のやりとりなどと比べて欲しい。
そもそも、「国にとって重大事が起きた時の政治の決定力のなさ」を描きたいのかもしれないが、そんなの東日本大震災の時に見たばかりなのでなんの新しいメッセージもないし、見ていてちっとも面白くない。あれだけ前半時間を使って視聴者にストレスをためさせたくせに、全然それを映画後半のシナリオで解決させていない。閣僚たちが死ぬシーンももっとちゃんと描くべきだし、いっそ国会を木っ端微塵にすべきだった。主人公の矢口の立ち位置も中途半端で、これまでの決断力のない日本の政治システムを変えていく毅然とした態度があったかというとそうでもない。むしろ、矢口チームがギリギリまで粘ったが結局国連に核爆弾を落とされてしまった、東京は再び焼け野原になった、これを機に本当に日本は変わらなければいけない、という展開の方が、中途半端にゴジラを停止させてしまうよりメッセージ性が際立って良かっただろう。
あとCGがひどかった。第一形態のゴジラは敵の雑魚キャラかと思ったし、笑えた。街が壊されていくシーンのCGも、ボートとかCG感丸出しでチープさがすごかった。予算がないのだろうが、それならもっと夜のシーンを増やすとか、工夫できる余地があったはずだ。最終形態になって夜に大暴れするシーンは格好良かったから、もっとああいうシーンを増やすべきだった。血液凝固剤を使ってゴジラを止めるシーンでは、絶対にゴジラがまた振り切って動き出すと思ったが、なぜか米軍ミサイルなんかよりよっぽど威力のないであろう電車爆弾で都合よく倒れ、倒れたところに都合よく潰されず待ち構えていたポンプ車で放水開始し、それを都合よく口を開けたゴジラが都合よくチューチュー吸い続けて、結果止まってしまった。劇場全体が「えっ止まっちゃったよ」感でいっぱいだった。
あとなにより全体的なプロットの未完成感がすごかった。例えば今年DisneyのZootopiaを見たが、最初から最後までの1シーンも無駄がない。最初に出てきたなんでもないシーンも、実は伏線で、映画の最後の方にきちんと回収され、いささか伝統工芸品かのような緻密な構成美を感じさせてくれる。対してシン・ゴジラは、「今のやり取り必要あった?」と思う部分だらけだ。教授の調査を記者みたいな人に依頼するシーンとか、必要か?そもそも教授の動機や背景など最後までよくわからずじまいだし、石原さとみ役の人物の背景の説明が弱いから感情移入できず、最初から最後まで終始全ての言動が突飛で違和感しかなかった。
リジェのファンが現在進行形で黒歴史歩んでてやばい。何がやばいって、黒歴史を歩んでる自覚がないのがやばい。
黒歴史作ってるのはまだ10代の若い子も居るだろうし、成人済みの人も居るだろう。つまり大人も子供も関係なく思考がひん曲がってるってことだ。
過剰な続編への期待と絵師・スタッフへの配慮の無さについては既に文句かましたから此処では言わない。ただ、その思考もファンとしてどうなのって思うし今でも怒ってる。でも今回言いたいことはこんな内容ではない。作品潰しの話。
さて、回りくどい事は書かない。単刀直入に言うと、ディア❤︎ヴォーカリストのファンが過激になってきた。過剰なファンはディアラバ→マジフォーと戦地を動いてきてマジフォーで落ち着いてるのかと思ったら全くそんなことはなかった。2015年のリジェフェスではあんなに穏やかすぎるラブメだったのに、今ではツイッターがファンの間で常に焼け野原。私はディアヴォの続編が欲しいなら円盤積めとは言ったが焼け野原にしろとは言ってないぞ。
ここで出てくるのが「同担拒否」の話題である。私は同担拒否なんて興味ないし寧ろ好きにやってくださいってスタンスなんだが「同担拒否だから同担を潰す」という謎の理念については断固反対だ。同担拒否なら自分でシャッターを閉めろ。潰し合った結果、どちらかがリタイアしたらどうする。売り上げが下がるだろ。潰した方がその分の金を積んでくれるなら全く文句は言わないが、これで売り上げが下がったらただでさえ赤字なのにもっと赤字になるだろ。察して。これで赤字が深刻化して次が無くても文句は言えないぞ。こういう行動と言葉が矛盾してるから何にも考えてないファンは嫌いなんだ。だいたい、誰が何をツイートしようがその人の勝手だろ。裏でぐちぐち文句言う暇があったら大喜利に勝てるようにネタ作れよ。
ツイート拾われなかった→病む は本当にどうぞご勝手にという感じなのだが、中の人がうんたらと文句垂れるのはやめてくれ。拾われなかったのはあなたが大喜利に勝てなかっただけだ。座布団貰えなかっただけだ。彼等もサバイバルをしているように、我等もサバイバルをしているのである。誰がどのバンド担当であろうがリプ送るのもその人の自由だ。拾われた!ずるい!羨ましい!を妬みに変えるあたり流石女という印象。かくいう私も女なので気持ちは分かる。私だって推しにリプ送りまくってようやく拾われたのはラストのノーミートファンミだった。他の人を羨ましい!と何度も思った。でもここで文句言ったところで仕方がない。あなたがリプ送らなければ倍率がー、とか言う奴はチケット戦争に難癖つけてるのと同じである。リプの内容や推しが違うのにという理由で難癖つけてる奴のリプに赤字で採点して送ってやりてぇ。何度でも言うがツイッターは大喜利だ。みんな平等で、面白い人が勝者なのである。タダでこんだけ楽しめてる世界にまずは感謝をしようじゃないか、という考えには至らないのだろうか。恩恵に気付かぬのは悲しきことよ。
次。グッズ。聞いたところによるとwarmsとシュヴェスターはグッズ回収厨が希少らしく、枠に入らないかとスカウトが沢山来るらしい。それで派閥があるとかどうとかなんとか。派閥って何?ジャニーズかよ。6人で固まって愚痴とか言うの?暇かよ。こういうくだらない話題がスレで話題になってるとか「は?」としか言えないし、マジで作品潰すの好きだな。どの作品にも大抵過激な思考の人はいるが、ここまでのぶっ潰しあいはディアラバ以来の酷さだし、マジで引く。ファンが減ったら売り上げが減って作品が死ぬってのが分からないのか。ディアヴォが黒字だったらこんなこと言わないけどね。赤字だから言わざるを得ないと思ってこの記事書いてるんだが、そもそも赤字という自覚はファンにあるのか?
こういうことを大人もやってるってのが信じられない。ストレートに書くけど馬鹿なの?他に噛み付くんじゃなくて自分でシャッター閉めて自衛して見えない状態にするとかできないの?側から見たわけじゃないが、そんな事が起きてるという事実が恥ずかしくて堪らない。どの目線から言ってんだよと言われそうだから書いておくが、仲間の尻拭いは仲間がしなければならないのだ。不祥事が起きたらそれは連帯責任。私達は個名で向こうに把握をされているわけではなく、ファンという大きな団体名で把握されている。だから誰のケツでも拭くのが当然だと思ってるし、不祥事が起きる前に何とか平和な世界に戻ってほしいのだ。しかし、この事を自分の名前を出して言ったところでそれはフェアじゃない。どうせスレに持ってかれるだろうし(叩かれたらどうしようと胃を痛めてるとは言えない)、それなら匿名で愚痴っぽく書くしかないなと思った。
私はスレを見たわけではないし、見たいとも思わないし、見ようともしない。見たらスマホぶん投げると思うから。見てない奴がー、とか言う人に言いたいのは「見てない奴がこんだけ事情把握してるんだから相当燃え上がってるんだよ」ということ。ファンが過激だから、と疎遠になる人がいたらその分の売り上げなんとかしてほしい。私は作品の格が落ちようがファンの質が落ちようが、ぶっちゃけ恥ずかしいだけで然程興味ない。此処で売り上げが減って予算確保できなくて続編できません!ってなった時のファンの怒りが嫌なだけ。おめーーーーらのせいだから!!!って私が噴火するのが嫌なだけ。そうです、自己中です。それで攻撃されるスタッフさんが一番しんどいし心配だし私はスタッフさん&会社クソクソ贔屓厨なのでこのスタンスは一生曲げません。贔屓だけど、なるべく中立な立場から全体を見てるようにしてるし、つまらなかったら「つまらない」ってちゃんと言ってる。
余談ではあるが、私は所謂箱推しに近い形で彼等を追っている。友達が「ジュダ先生めっちゃ余る」と嘆いていて「おう、ごめんな…」という気分になる。何を隠そう私は虫螻だ。私はグッズ厨ではない。グッズは1個あれば十分だし、痛バは年に1度しか持ち歩かない。グッズ交換大変そうだな、まぁ頑張れというスタンス。グッズを沢山持ってるから愛が〜、とかほざく人は好きではないが、グッズを集めることに対して否定的ではないし、応援の仕方は人それぞれという考えである。
しかし!CD買わずにグッズだけ買う人は「理解はできるけど納得はできない」ってやつである。まぁね、CD買わなくてもアプリで聞けるもんね。
馬鹿野郎。
缶バッジ300円のやつ10個買ったら3000円だろ!? 1 枚 買 え る じ ゃ ん
なんでそこを躊躇うの?なんなの?円盤つむつむするのが続編への一番の近道だって知らないの?知らなかったなら仕方ないけど今覚えたよねさぁ円盤買って。「お金がない」は言い訳。稼いで。お金がないなら我慢して。お金を支払って作品を聴くんだから。なんでタダで作品提供しなきゃいけねーーーーんだ。慈善家か。話が逸れたから此処までにしておくけど、もうちょっと利益とかそういうこと考えてほしい。
長くグダグダ書いてきたけど言いたいことは8割くらい書けた気がする。最初は「ぢあぼファン怖くなってきた近寄らんとこ」って気分だったけど最近は「ヒェェァwwwwこあいwwwwww」と笑い飛ばすことしかできなくなったし、この状態がスタッフさんに知られたら…と思うと恐怖でちびりそうになった。ジュダ先生こんな女がファンやっててごめん。
とにかく黒歴史を作りすぎである。もっと周りをよく見て。あと若いからって許される話ではない。若いからこそ此処から大人が根性で矯正しなきゃいけないのだ。その役目を担うはずの大人がドヤ顔で若い子を攻撃してるんだから呆れるばかり。どちらも黒歴史量産機ですか。もうディアヴォは一回全部焼き払って無の地に還したいと願うくらいには手がつけられない状態になってます。みんな頼むから落ち着いてくれ。昔のディアヴォを返してくれ。こんなことになるくらいなら人気にならなければよかったのに。こんなことになるくらいなら続編やらなくてよかったのに。ヴォーカリスト達が悪いわけではないから、此処が更に私の感情を捻らせる。どうしてこうなってしまったんだ。
今はヴォーカリスト達にリプを送るのも躊躇ってる。この炎上に巻き込まれるのは御免だからだ。だから、この事に関して愚痴るのはこれが最初で最後になる。長い文章を読んでくれてありがとう。平和なCR69で会おう。
映画の続きとして、シンゴジラ2があるとして、監督は庵野で、庵野ならどうするか。で妄想。
1・巨神兵現る的展開。
凍結したゴジラの処理を巡り、各国で議論が交わされる。凍結したゴジラが再び蘇るとともに、尻尾からいろいろゴジラ亜種がたくさん出てきて街はさらに壊滅へ。
最後まで核攻撃を阻止しようとする日本チームだが、国連の判断によって、核攻撃へ。東京都完全壊滅。焼け野原。攻撃によってさらに進化したゴジラによって世界は破滅に向かう。全世界が徹底的に破壊されて終わり。人類は、恐竜が主役だった哺乳類のように陰で隠れながら暮らす日々を過ごすことになる。
2.VSシリーズ的展開。
別の怪獣によって、人類側大混乱。その隙にゴジラが凍結から復活。そして戦う。尻尾からゴジラ亜種らしきものが次々現れ、それと別の怪獣との総力戦を展開。ちなみにこの時に、ゴジラの腕が異様に伸びて怪獣を攻める。
被害が拡大するのを恐れた人類側は、核攻撃で怪獣ゴジラ共々まとめて倒すことを議論の間もなく決定。でかいキノコ雲がドカンドカン上がる。東京にセカンドインパクト並の穴が空く。壊滅。しかし、その攻撃も効かず、、さらに進化し、ますます異形になるゴジラと怪獣。めちゃくちゃに破壊された都市で2体が神々の戦いの如く暴れまくり、人類はただそれを見守るだけとなり、終わる。
3、エヴァ的展開。
ゴジラ凍結後、その処理を巡り議論される。そのなかで、ゴジラの核融合、エネルギー機構、未知の元素に目をつけたアメリカが、ゴジラを人類の新しいエネルギーとするため、利用しようとする、が、それはあまりに危険すぎるとした日本側のチームが反対。いろいろ工作攻防を繰り返す。
と同時に、ゴジラの尻尾から新しいさらに強く凍結も効かないゴジラみたいな怪獣が誕生。成長し海に戻り身をひそめる。
ゴジラが暴れる前から、研究していたアメリカは、ゴジラのエネルギー源の活用をすでに解明。ゴジラを改造し、メカゴジラ的な兵器に無理やり改造し、エヴァゴジラとなった対ゴジラ兵器で上陸した怪獣とガチンコ対決する展開。
シン・ゴジラ観た。おもしろい作品だと思うけど、ちょっと不満もある。
展開が素直すぎるというか、もうひと山あった方がいいような気がするんだよね。
そこで、なんらかの形で困難を克服しゴジラを倒すってのもありだけど、個人的には、タイムアウトで核ミサイルドッカーン東京焼け野原THE ENDがよかったのではないかと思う。
この作品はわりとリアルというか現実の日本に寄せてるし、明らかに原発事故を意識した作りになっていて、誰もが作中の日本と現実の日本を二重写しにする。
比較すると、彼らはゴジラを倒したけど、我々は原発事故をまだ終息させることができてない。現実VS虚構で現実は負けてるわけですよ。
という風刺というか政治・社会批判的な側面を持ち合わせいて、それはそれで悪くはないんだけど俺はあんま好きではないんだよなあ。
むしろ、そういった批判的側面をゴジラと虚構世界の東京もろとも爆発四散させる方が、ラストに快感があったのではないかと思うんだよね。
ここは2020年夏の東京、新国立競技場では観客たちがこれから始まるスポーツの祭典に期待に胸を膨らませていた…
「変態、凡人、年を取れ…シニタイヤツハシネ…シニタイヤツハシネ……」
最初に登場したのはグラミー賞など名だたる賞を総舐めにした国民的バンド、Theピーズだ。この突然のサプライズには会場も大歓声を上げた。スクリーンには様々な言語で映し出された「増え続ける若年層の自殺率」「止まらない少子高齢化」凶悪犯罪…ブラック企業…テロの脅威…国の借金などの文字が映し出されては消えてゆき、最後に「この国はもうお終いだ!!!!」と赤文字で大きく映し出され、会場は拍手喝采だ。それに合わせステージを取り囲むように垂らされたロープで大槻ケンヂ、五十嵐隆、鬼束ちひろ、木下理樹等、錚々たる鬱ミュージシャン達が首を吊って次々と自殺してゆく。やがて彼らは動かなくなり、日本の情念を映し出すエキゾチックな演出に誰もが息を飲んだ。
演奏が終わり大木温之が遺書を書きはじめると「Neko Mimi Mode」が爆音で流れ出す。七色の光線やLEDライトが目まぐるしく点滅し、新国立競技場はダンスホールと化した。なんとなく呼ばれたDJのTeddyroidは投石で死亡、会場のボルテージはマックスに達した。全方位に設置されたハイビジョン4Kスクリーンには日本が誇るサブカルチャーであるアニメが映し出される。作品は勿論『鬼父~小生意気なホットパンツ』だ。
煙幕が白い光とに照らされ、入場門からは会田誠に四肢を切断された千体を超える幼女たちがワラワラと這って登場、その中から遂に選手団が入場する。セーラー服の少女達が会場を囲い、日本刀で自ら腹を掻っ捌き鮮血が噴き出す。内臓もボロボロ飛び出している。(この際会田は町田ひらくとキングオブコメディ高橋をエグゼクティブマネージャーとして招集、全国から人材を手配した)
「HARAKIRI女子校生だああああああああああ!!!!!!」
日本のカルチャーを愛する台湾の文系大学生とロンドンのゴス少女が抱き合って喜びを爆発させた。台湾の大学生は初めての女子との接触に勃起が止まらない!まさにCOOLJAPAN。
しばらくして対向から巨大なローラー車で騒音をまき散らしながら登場したのは山塚アイだ。国旗を笑顔で振っている選手団を「ブチブチブチブチブチ!!!」と踏みつぶしていく。会場は血の海と化し、観客席は闘牛のように湧きたち、山塚は爆死した。続いて、桜井誠率いるネトウヨ、ほなみん率いるSEALs、薄ら笑いを浮かべるアルファツイッタラー、打倒シンゴジラを掲げる増田、中田考率いるアル・カイーダ、又吉直樹を十字架で磔にし燃やす文学賞ワナビ、Hikikomori、ゆ虐絵師、モバゲーの掲示板に入り浸る派遣社員などがそれぞれプラカードを持って入場し、また我々を感動させた。最後には酒鬼薔薇聖斗氏、ネオ麦茶氏、加藤智弘氏、片山ゆうすけ氏が登場、奇跡の世代が共演を果たした。彼らが手を繋ぎ国際社会に世界平和の実現をアピールしたことは歴史に残る名場面となるだろう。
選手入場(九割が死亡)が終わると暗転し、スポットライトに照らされて松任谷由実が「ひこうき雲」を歌い、上空から二機の飛行機が登場。そこには手を広げた庵野秀明と宮崎駿が吊るされていた。思わぬ大物ゲストに会場は大盛り上がり。しかし「空をおおお、かっけぇえええっ↑てぇっ↑↑」に合わせ二人は落下するもパラシュートが開かず地面に激突、冷笑的な雰囲気が会場を覆い駿と庵野は無駄死にとなった。
開会式もとうとうクライマックス。緊張感に包まれる中、遂に最後の聖火ランナー折部やすなさんが到着した。バラード『キルミーのベイベー!』がしっとりと流れる中、あぎりさんがガソリンを頭からかぶせ、燃え盛る炎の中「助けてソーニャちゃあぁあぁぁぁ!!!いやだあああぁぁあぁ!!!」と絶叫しのた打ち回るやすなをソーニャが斬り、生首は聖火台まで飛び見事点火、会場は感動の涙に包まれた。
小澤征爾指揮するNHK交響楽団に合わせ背後の床が開き、原寸大の福島第二原発オブジェが登場する。サビを迎え登場した、世界的映画監督である北野武扮する火薬田ドンはこの日最大の割れんばかりの拍手と歓声に迎えられた。フガフガと手を振って応え、不敵な笑みを漏らしレバーを押す。原発は核爆発を起こし競技場の7割が焼け野原となり、火薬田は突如クレーン車で吊るされ触手プールに落下し一人よがり狂った。少しブラックなジョークに生き残った数少ない観客は最後の盛り上がりを見せた。嬌声が響きわたる中中継は終わり、フジテレビのスタジオでは肉塊となった岡村隆史が弾け飛び、大盛況のうちに開会式は終了した……
――――ちょうどその頃、精神病棟のテレビでこれを見ていたtehuくん。
車椅子から立ち上がり、「これ僕が作ったんだ!ほんとだよ!全部僕が作ったんだ!」と叫び、裸になって踊りだした。彼が言葉を発したのは3年ぶりの事だった。彼を心配し、これまで暖かく見守っていた看護師さんたちは歓声を上げながら抱き合い、喜び合った。涙を流している者もいる。他の患者もみんなニコニコと楽しそうだ。男性器がペチペチする音が病院中に響き渡った。
「今日はケーキを買ってお祝いしなきゃね。だって、tehuくんの演出した開会式が大成功した日なのですから」
僕たち、よかったね、うれしいねって、言われたかっただけなんだ。ただそれだけなのに、何故こうも人の運命は分かれていくのだろう。何故闇に飲まれるかもしれないと分かっていながら何かを求め、苦しみ、そして死んでいくのだろう…
だけど今は、ただtehuくんの回復を喜ぼう。だってそれは、僕らが生まれてきた意味を知る数少ないチャンスなのかもしれないのだから。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
かつては田中角栄を「金権政治」と批判していた石原慎太郎が、田中角栄の本を書いて、「角栄がいかに素晴らしい政治家だったか」を吹聴して歩いている。
そのこと自体にそれほど関心はなかったのだが、先日たまたま慎太郎が
「角栄は素晴らしい政治家だったのに、アメリカに逆らったから、ロッキード事件で人格まで否定された」といった趣旨のことを新聞紙上でのたまっていた。
アメリカに逆らったからかどうかは置くとしても、田中角栄はロッキード事件で政治生命を絶たれた、というような、雑な理解をしている人は多い。
酷いのになると、ロッキード事件のせいで首相を辞めたのだと思っている奴までいる始末だ。
ちょっと当時のことを調べれば、事はそんな単純な話ではないこと位、すぐわかるのに。
まず、「ロッキード事件のせいで首相を辞めた」は完全な間違い。
今太閤と呼ばれたの田中角栄が総理に就任したのが1972年7月。その時の支持率70はパーセントを超えたという。
その後、日中国交回復を成し遂げたあたりまでは良かったが、その後支持率は降下しはじめる。
なぜなら、自らの主導した「列島改造計画」による地価高騰やオイルショックによって引き起こったインフレ(当時「狂乱物価」といわれたらしい)に
そこに追い打ちをかけたのが、文芸春秋に掲載された立花隆の「田中角栄研究」と児玉隆也の「悲しき越山会の女王」という論文だ。
いわば「文春砲」のルーツである。まあ、こちらは「週刊文春」じゃなくて、月刊の「文芸春秋」だけれど。
ちなみに、そのひと月前には、石原慎太郎の田中角栄批判論文ものっていたらしい。
もともと金権政治家との評判が高かったところへ、事前の期待ほどの成果を上げず、国民の失望を買いつつあった田中角栄は、
「外国人記者クラブ」の会見で袋叩きにあい、その後、辞任を表明する。
アメリカ上院でロッキード事件が発覚したのは、そのあとの話である。
田中角栄という人は、多分、焼け野原になった日本の復興を推し進め、同時にその利益を
雪に閉ざされた故郷新潟に力づくで誘導することで、首相に上り詰めた人なのだろう。
自由主義経済第2位の経済大国を率いていくためのプログラムは、組み込まれてはいなかったんじゃなかろうか。
ロッキード事件があってもなくても、早番行き詰っていたのだろう。
慎太郎は、ロッキード事件で角栄の人格まで否定されたというが、
別にロッキード事件で政界から石もて追われたとか、そんなことがあったわけではない。
ロッキード事件後も、「闇将軍」として自民党で一番結束の固さを誇る派閥を率いていたし、
中曽根康弘なんかは、その内閣があまりにも田中角栄の影響力が強すぎて、「田中曽根内閣」などと揶揄されていた。
以下、個人的な思い出になるが、田中角栄がロッキード事件の第一審で有罪判決を受けたころのことは
幼心になんとなく覚えている。
「元総理の現職国会議員が有罪判決を受ける」という、日本憲政史上初めてのニュースにテレビは沸き立っていた。
一方で、田中角栄という人は、選挙で絶大な強さを誇り、新潟三区でトップ当選し、選挙民が万歳する様子も
必ずニュースで放映されていた。
自分の父親は、朝日新聞を信奉して世の中をみる昭和のインテリ気取りだったから、
こうしたニュースを苦々しくながめ、
「ああいうのが日本を悪くする」「新潟は田舎だから、あんな奴がいつまでもトップ当選するのだ」などと言っていた。
田中角栄にとどめを刺したのは、ロッキード事件でもアメリカでも文春でもなく、
闇将軍の下についていては、何時までたっても総理大臣になれないことに不満を持った竹下は、
配下の裏切りに心乱れ、毎晩オールドパーを浴びるほど飲んでいた田中角栄は、創政会立ち上げの20日後、
脳梗塞に倒れる。
脳梗塞で言語障害が残った彼に、その力を再び発揮するのは不可能だった。
石原慎太郎という人は、まさに同時代を政治家として生きていたのだから、こうした経緯を知らないはずはないのだが、
意図的なのか、都合のいい忘却体質なのか、こういうことを全て無視して適当なことを言う。
本人が言うだけならいいのだが、それをありがたがって拝聴するバカがいるからタチが悪い。
歴史のねつ造、というのは、主に第二次大戦以前のことについてよく言われるワードだが、
石原慎太郎の角栄に関する発言を見ていると、「ああ、こうして日々新たな歴史がねつ造されていくのだな」というのが良くわかる。